「まつ」の使い方、ほかの品詞の結びつき

日本語コロケーション辞典 テストバージョンです。
青空文庫 約12,000作品を対象に、品詞単位で分別し、ほかの品詞との結びつきを一覧で表示できます。
分析対象が50年以上前の作品であるため、用例にも古さを感じます。これを解決するため、今後新しい文章を追加、もしくは入れ替る予定です。
プログラムを用いて生成しているため、不適切なキーワードが含まれる場合があります。
ご了承ください。(これについても精度を上げていきます)
名詞

まつ[名詞] [絞込み: の~は~が~を~すべて ]
まつたやうに美智子と艶子さんは答えました  まつたのだから仕方がありません  まつて何も言はず下を向いてゐる  まつてゐた  まつた私には友がなつかしくてならない  まつたのだらう位に想像してゐた  まつしぐらに凩をついて  まつたやうな惜しい気持ちがしますね  まつたやうな気がする  まつしろなテエブルのまはりにすわつてゐてくれ  まつかに焼けた  まつしろなすきとほる  まつしろい皿のうへにうつくしくもられて  まつかなけしの花がとびだしてくる  まつしろいほ  まつしろい卵をうむ  まつしろい卵のはだのなめらかなかがやき  まつた葉かげのしげりにひそんでゐる  まつてゐる  まつたくうるさい世の中ではある  まつすぐに見え  まつたといふことも思ひだした  まつたんですテーブルの酒の上に真紅な口を開いて  まつはつてじやれてゐた  まつたやうな因の島の細い町並に油で汚れた  まつたしうどんもぐつぐつ煮へて来たし  まつた私は支那料理が食ひたくな  まつたりする  まつた此の頃では場所が開いても  まつしぐらに青白い路を駆けて居ります  まつたやうに見えたと申す  まつたく地主に追付く  まつたやうに見えた  まつてうなつた  まつしろな山々がくつきりと見え出してきた  まつしろな花を簇がらせてゐる  まつ暗なので姿はみえません  まつの枝池の水人の心に似たりけり  まつしろになり  まつしろな肉体を思ひだす  まつしろな肉体になるので  まつしろに見えた  まつしろな脚と腕とに小さな斑点をさがしもとめた  まつたやうな気もする  まつたでせうな  まつてゐて  まつて終ひまで読みたいと思ふ  まつはりつく蜘蛛の巣のやうなものを透して  まつたのでせうね  まつすぐ富士山の方に向かひ  まつたやうな慰安と寂寞とを感ずる  まつたとか云ふ  まつたかも知れなかつた  まつより仕方がないものかと思はれます  まつと長太郎とは附いてしや  まつと長太郎とが背後に續いた  まつと長太郎も一しよに  まつの外には誰にも相談はいたさぬの  まつは呼ばれたのに  まつは始めて  まつがそれを聞きつけた  まつが言った  まつが寝入ったので  まつが姉に言った  まつと長太郎とはついてしゃがんだ  まつと長太郎とが後ろに続いた  まつと長太郎ともいっしょにうずくまって  まつのほかにはだれにも相談はいたさぬ  まつたことであらう  まつたのであらうか  まつたといふ話を思ひ出した  まつたといふ話を聞いて  まつすぐに白状して  まつてゐるんで  まつた彼の天才的ジヤアナリズムは勿論敵を招いたであらう  まつすぐを向いて  まつたやうに感じて居るが  まつたやうなけばけばしい着物を着て  まつたことをおゆるし下さい  まつたといふ風な妄想に走らせられたりする  まつた父親の胸に顔を伏せて  まつた所為だと思ふ  まつたかおみよ娘も十七か八九位になつたらうおれが家の裏の畑の榧の木に今も鶫が来て啼くか  まつた蟻は其処に二匹の手伝ひを連れて  まつたものが錫被せだ  まつたその残りの仕事を待つ  まつてその重々しい大荒れの  まつてゐたら  まつて了ふ  まつた忘れな草の声をきく  まつたろうと思われる  まつたのであらう  まつたかも知れないぞ  まつた一振の  まつたものもあれば  まつたと云ふ  まつ暗い中に一人の女が蹲つてゐる  まつたことをした  まつて居る  まつて湖を見おろしてゐた  まつたく風に乗つた  まつたのでせうか  まつたことを告白する  まつしている  まつ黒いパイプを口にして  まつたので滝本のところまでは言葉は達しなかつたが  まつたからパンを取りに行く  まつたやうに愕然として砂に突ツ伏してし  まつたと見へて  まつたものと見へる  まつてゐねばならなかつた  まつたべと思ふほど  まつたといはれてゐる  まつたのだと言ひますと  まつたことも考へました  まつたくすまない  まつた處を見たり  まつたであらう  まつたと言ふ  まつたくと言つてい  まつてあつたりして  まつしぐらに飛び去つて行く  まつすぐに立つて  まつたものであらう  まつひこひこほのに  まつを伴ふ  まつの雌を買いに行き  まつをして  まつしぐらに僕の上に飛びか  まつにこまる  まつがつかない  まつたことがある  まつ暗な夜空にけむりを吹きあげてゐる  まつたたうとう風の死んでる  まつた馬車はごろごろと遠くをはしり  まつた家具は一隅に投げ倒され  まつ暗な自然の中で動物は恐れにふるへ  マツは稍狼狽して  まつた気がして  まつすぐに眼を向けて  まつた戦争の事を思へば  まつたくしてゐないから  まつてみた  まつて呉れといふ  まつたことなどを思ひ出した  まつにうつくしきころもかかれり  まつた事を言つてゐる  まつたものと見える  まつを話してきかせると  まつ黒いものをひつ掴んで  まつ暗なぬるぬるしてゐる  まつかだまつかなりんごりんごをじつとみてゐると  まつたつて云ふわけ  まつた意見を政黨を通して政府に實行せしめる  まつまでもなく起つた  まつたせゐか  まつはしている  まつたことでせうが  まつたく面白い対照だといふ  まつたく反対な立場に思ひ至ると  まつたことに由来する  まつしぐらに駈け出させたい  まつしぐらに走り去つてしまふ  まつたせいであらうか  まつたことがあるので  まつはりつく一ヶ年の垢を眺めて見る  まつたと思はれる  まつはつて離れなかつた  まつた世界のことだけを考へて  まつたところがないとは云はれない  まつたのだと云ふ  まつた慈はしき婆さんの笑ひ  まつのきがある  まつたような気がする  まつたやうな気がした  まつたものと思はれる  まつかの顏をしながら  まつたくさうでもしたいよ  まつたためにほかならぬ  まつて来た  まつしぐらに駛つて行く  まつて静に見て居る  まつ黒い衣をきて  まつたやうに出る  まついてしまった  まつた寂寥をあなたに告げるばかりです  まつしていると  まつたく丸裸で暮してゐる  まつたことは良好の結果を来した  まつてゐると  まつた怖ろしい  まつた方に足を投げ出し  まつまでもなくかなえられるだろう  まつた職業も持たず  まつた紅庵の広く深い精神生活を考へてみると  まつたやうな気がするのよ  まつたやうに海胆と一緒に棲んで居る  まつはりついて吸ひ付かれては  まつすぐな道でさみしいだまつて今日の草鞋穿く  まつた枯山飲むほどの  まつたく雲がない笠をぬぎ  まつたといふ風になりき  まつたらしく次から次へ逞しい債権者がおし寄せて  まつたくさうした間にも様々な債権者が出入して  まつたやうにはかなくなつてきて  まつたとみえて  まつたといふ風に考へられ  まつすぐに立ちました  まつをしてしまった  まつたことを私は痛烈に思ひ  まつた退屈な平和な日々がくる  まつた先生の姿を見てゐると  まつたうしろめたさを胡魔化さうとして  まつたものと思つてゐたのに  まつたと見える  まつた樽野を見て  まつた浅間しい  まつしぐらに逃げ出して  まつて四方へ拡が  まつた人間になると  まつ直に向うから近づいて来た  まつたと云ふことは  まつた方がお互ひの  まつた方がい  まつた樣な悲しみがそこに映  まつはつて懷かしい思ひの  まつたその書きかけなので  まつたそうして頭腦のない録子に手古摺  まつた俳優たちの後を見送つた  まつた生活をしてゐるといふ  まつはりついてゐたとはいへ  まつたく院長の考へはわからねえ  まつをしてやらねばならなかった  まつた性格の中核的内面世界の核心を表徴する  まつた声が快くみんなの耳に流れ込んだ  まつ暗になつてゐて  まつかな柿もろたしぐるるほどは波の音たかく大魚籠さかさまにしぐれてゐる  まつかにもみ  まつに砂原よ砂原は月夜になれば  まつは起きてる  まつは薄目を明けた  まつが寝た  まつの前でも与平は千穂子に泣く  まつが眼を覚ましていようといまいと  まつは食事をしていた  まつはものうそうに首を振っている  まつの耳もとでささやくと  まつたやうな気がしてゐた  まつの内はあわただしく過ぎて  まつた方がいいと思ひます  まつたかも知れねえてば  まつた下宿料を届けてよこした  まつたかも知れない  まつた一日の激しい疲労を恰も夢の出来事のやうに忘れる  まつて來たやうに見えた  まつたりして  まつて来る  まつて来たので  まつたといふ憾みを覺える  まつた上に櫂を一本折つてし  まつたやうな觀を呈しました  まつた星の宿りだ最初の星がかがやき出す  まつ暗き海の面に怒れる  まつたきひかりの日にわが往きて  まつた少年もありました  まつて貰はなければならん  まつたやうな寂しさを感じた  まつた機関車のある  まつたく長すぎる  まつたやうに見える有りふれた  まつた同じ話を繰返しながら  まつてゐるので  まつのみとり  まつたところなども到る  まつたといふので  まつまでもなく取りも直さず  まつすぐな字を綴つてゆく  まつたくエンジンの音が聽えるので  まつた古い黄金の綱にかすかな昔の回想を編んで  まつたといふ事をいつ  まつた機関車にでも乗つてゐるかの  まつしぐらにかけて来ます  まつても見物に行かれぬ  まつた事がある  まつた漕手よ船路を遠くかへつてくる  まつた時のやうな一種の影がさした  まつて老母の様子を見  まつたものがある  まつた些末主義だと思います  まつて來たやうに感じます  まつた事實に關する  まつて居らぬ  まつをしている  まつかな焔が噴き出た  まつかな角が生えてゐる  まつかな角があるか  まつて了ひ  まつたことやら涯しもつかぬ  まつた時に書かれた  まつしぐらに人間の存在を薙ぎ倒してゆく  まつと灌木の林があるだけであった  まつがみずから痛みをうったえる  まつの落ち葉がたまっていた  まつは愁いとみな仰  まつたりした  まつてるやうな氣がした  まつたのに當惑して  まつて山かせぎする  まつたものといふ意味をも含めて  まつた藝術慾とおとろ  まつてゐました  まつてゆく  まつたのも居り  まつた夢をさ  まつかな髪を振り乱して  まつた気がした  まつたなり雀はぢいつと  まつができたら  まつたことも想像できる  まつた古い石碑の面を恐る  まつしろにおりてゐる  まつたので困  まつはつて居る  まつたやうにさへ感じた  まつたくさういふ  まつたであらうから  まつたと感づくと  まつてはゐられず  まつたやうな氣がした  まつを中にして  まつた言葉の破片が殘りなく拾はれた  まつたのだと思はれます  まつについて相談した  まつも安心されない  まつた人間にもなほ一つ殘された  まつしぐらに一つの目的に突進した  まつすぐその方に進んだ  まつた見方にあてはまる  まつた神主の一隊もどうにか元気がついた  まつた金をふところに持つてゐた  まつがつかん  まつたくさうでない月々の俸給だけで暮しを立て  まつすぐに部屋のまんなかに進み  まつたくと云つてい  まつといて  まつたと言う  まつた均整のとれた  まつたように歡待している  まつたような感じもしました  まつたと言いますか  まつた青年に對して抱いている  まつたなどと思つていた  まつたりは出  まつた自分自身の藝人としての若さに對する  まつたものについての怨みのようなものも深いのだろうと思われました  まつたハダカ女優が藝術なんて言うと  まつたような後悔の氣もちでいた  まつたように見えます  まつたようにグタリとしや  まつという女の師匠で荒物屋を営んでいる  まつたれも出来ようと  まつすぐに立つてゐました  まつて暫く一人で待たされる  まつた少年ジジのことを忘れずにゐたら  まつた方がいいと思ふ  まつたことに気づき  まつた事に鬱陶しさを覚ゆるので  まつて居るから憂ふべき  まつた番の家へ豆腐一丁と餅とを運ぶ  まつたつてなんにもならない  まつのの去  まつたかあいさうに  まつたくひどいかぜだたふれてしまひ  まつたち  まつた四角な背嚢ばかりのこりた  まつすぐな火山灰のみちの分だけ行つたのだあすこはちやうどまがり  まつの芽はネクタイピンにほし  まつの小さな芽をあつめ  まつに似て居ります  まつしぐらに東京へ着いた  まつたやうに思へました  まつかな太陽がいま沈んでいく  まつの列がめいめいにみなうごいてゐる  まつが荒さんで青く塚のうしろに立ってゐる  まつたとは思はれないばかりでなく  まつた幻滅をふと感じた  まつて行く  まつたやうなお前をぢつと見詰めてゐると  まつたやうに緊張してし  まつたお前をぢつと見詰めてゐた  まつたやうに思はれた  まつ白く見えた  まつた女の黒い編上靴がおづおづと動いて行く  まつたらしい女は陰欝な表情を浮べた  まつたけれど出して来る  まつのこのまより月さやかにみゆると  まつた生活は考へてもぞ  まつたとして見ても  まつをしたので  まつすぐにすきつと立つた  まつすぐに銀河の青光の中へ通つてゐました  まつすぐに立つてゐて  まつたやうな心地がした  まつのためにそんな相談をしかけてみる  まつた口元などを見てゐると  まつた湯のおもてには  まつたことをおぼえてゐる  まつて見えたが  まつたことに氣づいてゐた  まつはりついてゐるだらう  まつはりついてゐたとしても  まつてゐるだけの  まつたといふことには気がつかないだけの  まつたくもう泊つてやらうか  まつたせゐで  まつたことも忘れて  まつたとなると  まつたく雜誌の經營はわたしたちの時代に起つた  まつて咽を鳴らしてゐた  まつた渦巻のやうな回旋状の運動を為始めた  まつて参ります  まつたもののやうにそこから繰れる  まつを始めている  まつたので姫は驚き  まつたらしいのを見とどけて  まつさきかけて進みましたといふ  まつさきかけて進みました  まつしぐらに飛んでゐる  まつ白い雲をお空でをどる  まつかな顏して  まつ白い雲のおもてに  まつ黒い羊羹を入れなさい  まつしかありません  まつた自分を見出して  まつた自分を見た  まつたでせう  まつたのでせう  まつ逆樣におれを吹き落さうとする  まつたのだらうと母も祖母もうらめしさうに云ひました  まつすぐ荻窪へは行かず  まつすぐ二階へあがろうとすると  まつた上着を着てゐるせゐか  まつたと彼はドキリとして気がついたが  まつの葉ごしの月い  まつた街道を歩いてゐて  マッ殺するようにならなければならぬ  まつたく屋根うらの  まつたのだと思つたでせう  まつはつてゐた  まつたきり道に迷つてもう再びと歸つて來ないやうに自分も信じてをるがごとくに  まつた正午頃になつておちついてくるが  まつた遺族をたづねあるいて聽き取つたりする  まつすぐに海へそそぐ  まつたと推測される  まつたところから誕生した  まつしぐらに野を越え  まつしぐらに凧を追つてゐた  まつたぢやありませんか  まつたかも知れん  まつ青く太つてゐた  まつたので径のへりに  まつた初秋の香りを運んだ  まつしやろ  まつた無数の哀しい生命にくらべれば  まつすぐに幟町の方へ歩いて  まつたとさつぱり見極めをつける  まつた一條を聞かされた  まつしぐらに帝都を襲ふす  まつた現在ではもはや館以外で映画を見る  まつたからあたしを送りながら  まつているが  まつ直にラフアエル前派の峰を登り  まつ暗にした  まつたから別のところへ引きあげようといふ  まつが食事のことで物を尋ねに来た  まつ黒い影で二三人づつ歩いてゆく  まつた青年と舗道で擦れちが  まつたことが不思議のやうに思はれた  まつて來るのを感じながら  まつた主人のことを私は百合に頼んだ  まつた右側通行を守つていない  まつたのだということに気がつく  まつたやうな顔をしてゐるからです  まつすぐを見つめた  まつ暗い長い廊下に十いくつもの部屋がならび  まつくらい部屋で寝ながら話した  まつたフイリスチン流の議論も左の事実を説明する  まつた悴に注意した  まつてくると  まつ黒いものが立つてゐた  まつ黒いものがすーつと飛んで  まつ暗で分りません  まつ黒いものがいきなりとびだしてきて  まつたと嘆いた  まつすぐに黒く飛んでいきましたが  まつたからいやだといつて  まつたらしい武井さんの靜かな息の音を聞きながら  まつた窓を見詰めながら  まつた唇のあたりには如何にも抗し  まつたくもうそんな心の余猶なんてある  まつこそ宿のしるしなりけれ  まつに引かれて経る  まつとお言いになった  まつたラランはゾグゾクしながら  まつた事実に気がつけば  まつたのみならず  まつたかして後姿も見えなく  まつたものであらうが  まつたので火のそばのこどもらはわあと泣き出しました  まつに等しいといふことを断言する  まつたものなら爲方が無いと云ふ  まつたりなどする  まつしろい睡蓮の花に似てゐた  まつすぐに歩いた  まつまでもなく名目だけのものとなった  まつたあとの思ひ  まつをしておかなければなりません  まつた肉づきの  まつたりしてゐる  まつた当てのある  まつたとは言えない  まつた加茂が関はず声を挙げて  まつたらしい雨樋からはぽとりぽとりと絶え絶えに落つる  まつ白い舟の進水式は出来ません  まつ白いはつかね  まつすぐこつちへ向つて来た  まつたやうにぢつとしてゐる  まつた盛り場の明りを見ている  まつすぐに流れてゐる  まつて上申せられた  まつができない  まつまでの見物人のことまで考えるに至るから  まつて来ました  まつたといふやうなこともあるが  まつたく明けはなれた  まつたく明けはなれるまで  まつすぐに走りだした  まつてゐたが  まつたといふ  まつてあつたりする  まつたから山の土石が崩れる  まつたのを悦んだ  まつたころを見  まつたことよりも怖ろしい  まつたことを感じた  まつたやうに少しも口を利かない  まつ青き麦ははや後悔の糧にと収穫れられぬ  まつて東京から日本海の荒波の音の絶えぬ  まつしぐらにお城へ飛んで  まつて来  まつたことが窺はれる  まつたりすると  まつしぐらに丘を駈け  まつたるい重くるしい夜のくさむらで白い蛇が二匹こんがらかつてくる  まつた月夜いるみねーしよんの  まつたそのかけ  まつた七ああすべて地上を歩む  まつた九男は女の瞳を桃色の暖色にかはらす  まつしぐらに沖に向つてはしるではないか  まつたか知れぬ  まつたからと説く  まつしぐらに眼下の風景を突破し去つた  まつて沢庵に終る  まつた飯の事を考へてゐる  まつしろさくら咲いて  まつてゐる捨てる  まつ白く立つて  まつたので見舞がてら  まつたのだとわかつた  まつに話しかけた  まつたであらうでも  まつたことだ結局あなたは階級闘争は知つてゐても  まつはつてゐるので  まつたかもしれない  まつかな果物が実つてゐたり  まつ白い体をしてね  まつ暗な墓地で喰べた赤児はどうしたのでせう  まつた僅かばかりの涙が顔の中にながれました  まつしろな花の中にたつた  まつたものに限ると  まつたく身體または心を働かせた  まつたく若葉のころの山にはいろ  まつたと見ると  まつよりも自我の本心を見つめる  まつた状態を言うのでありまして  まつやかのにはたたき  まつすぐに浮いたが  まつて踏み  まつたりするので  まつた自分ながら頼もしい皮膚の表面へ肉体をいた  まつて病的に輝やき  まつた頭の中で物語のあとをまた色々に辿りながら  まつはりついてゐる  まつた女のひとへ激しく報いる  まつにしくはない  まつすぐ傲岸な眼の正面へ進んできて立ち止まつた  まつに来て貰い  まつたといふ話を思ひ出させた  まつたあの狂奔する  まつた智恵子のうしろ姿がぽつんと見える  まつたあなたの一生の序列をこの松庵寺の物置御堂の仏の前で又も食ひ入る  まつた時間の区劃が無ければどうする  まつたく根かぎりに働いた  まつかな柿の実へ俺の魂を忘れて  まつた歌の起源を説明すると  まつすぐにうつりますからね  まつたどこを見ても  まつしぐらに走り去つた  まつてゐなければならない  まつたと心に叫んだ  まつまでもありません  まつたやうな罪人の卑屈な悔ひに悩む  まつしろなシャツに血がにぢみ  まつはりついてくるや  まつたらしいと思つてみたりするので  まつたくさうかも知れない  まつたやうに羞恥も感傷も持たない冷めたい  まつたやうな明るい気持になりうるとでもいふ  まつたらうと思はれた  まつた思想を思ひつく  まつたやうな賑やかな相貌に変る  まつたのだと思ふ  まつたことを卓一は悔いた  まつた経験を彼は殆んど持たなかつた  まつてあつたのか美味しい煎餅の馳走をしてくれたりした  まつたやうな観を呈した  まつたこと等が禍ひしてゐる  まつたと考へる  まつたくさう思へます  まつてゐるからね  まつたのに違ひない  まつたと白状してゐる  まつすぐに歩いて行きたい  マツへ対して書くべき  マツには書くべき  マツはマツで押し通すより  まつて其の場に立つてゐた  まつたことを考へると  まつ暗だつた台所は何時の間にかぼんやり明るみ始めた  まつた原稿紙の屑を見詰めながら  まつた心持になるので  まつて一定季節のもとに降り出し  まつたらうとおもふ  まつた男が病院へ診てもらひに行き  まつの林に入りて  まつをしみじみと見き  まつたくもうお取次ぎの  まつかにして  まつた時のことを思ひ出してゐた  まつはる足を運びけり  まつたのだつたから仔細は判別出来なかつたが  まつたことは一月号でお話しましたね  まつたものではありません  まつたのに氣付いて  まつたのだらうと私は涙ぐんだ  まつた時の失望にもさうで  まつたことに気付いた  まつたものに価値を与へる  まつやまほのぼのと波にはなるる  まつた国家としての大理想があります  まつたことを示す  まつくろく立つて  まつたのだと考へた  まつ白なお皿にのせる  まつてゐない  まつた人々だけに詩人の名を与へるとすれば  まつて来るに  まつたときに限つてゐた  まつたことを思ひ出した  まつたので呆気にとられた  まつたのだと思つてゐる  まつて西森のお父さんは家と僅かな財産を相続する  まつた草場に昆蟲のひ  まつた砂地にまみれ  まつてゐるに  まつてゐると思ふ  まつた僕に引裂かれる  まつたことは僕の父に知られてし  まつてゐると聞いた  まつた時にある  まつ白くするりと脱け出して  まつた奴さへある  まつた失禮もある  まつた程だつたといふ  まつた話があります  まつた大人の表情なのかも知れない  まつた程に驚きました  まつすぐ運動会を見ながら  まつたのかと私は密かに驚きましたが  まつたと気づいたが  マツ縫いなおす  マツは二日ばかりここへ来て  マツに云って  まつたことはお幸の為めに少なからぬ打撃と云はねばなりません  まつすぐに飛上りまた飛下りる  まつたとして見ろ  まつたらうと思はれます  まつた孤独の思ひや  まつたネクタイのことを考へると  まつの悪い二本の不細工な手を卓子の上にパタッとなげつけた  まつた程なのだから無論此方のことなどを思ひ出す  まつたので一層ぼんやりして居た  まつたやうに道子はいつもの通りになつてし  まつた事を殘念に思へば思ふ  まつたやうに思はれて  まつしぐらに敵艦目がけて  まつたやうな寂しさを感じます  まつたのだからいひ  まつた後で樽野達はそんな話をとり交した  まつて釣れない  まつたやうな気がするて  まつすぐにパツュークの口の中へ飛びこんだ  まつたのだとしたら  まつすぐに乗り込んで来た  まつすぐにクリミヤの韃靼人の許へ赴かうと志した  まつてゐるの  まつた顛末を話した  まつすぐに東京へ帰ると  まつた燈火をともして  まつたことが持ち  まつがお嫁にゆく  まつたやうに書いたけれど  まつたく箱を見とほすのでせうか  まつてしまひました  まつすぐに進んでいきます  まつてゐるが  まつて乃ち淘汰が出  まつて居るに  まつたといふ話があるが  まつた上は師と称ばねばなるまいぞと  まつた以上は努めて  まつてゐなければならなかつた  まつたことを話した  まつをとめの  まつすることも終り  まつたのは俳人の詠に殘された  まつすぐに見つめた  まつよりほかはどうする  まつてねちねちとしながら  まつ黒くなつてゐた  まつをつけて  まつかうから押しつぶし  まつたことを話しますと  まつて居た  まつて来ると  まつた慰み事に過ぎない  まつしぐらに自己の貫徹擴張へと突進する  まつた基礎の上に立ち  まつしぐらに相衝突し  まつた頃になつてひよつくり  まつてある  まつたといふことがあるといふだけさ  まつしぐらに電車が走  まつたと見えるな  まつすぐに白状しなければ  まつた頃から私の健康もとかく優れなかつた  まつすぐに進んでいくと  まつたうに画象を通じて自然から引かれた  まつすぐ下に落ちて  まつたはずの平次の二つの眼がはつきり見えてゐました  まつすぐいけば  まつすぐ自分の村へ帰らう  まつたと思ふと  まつたのか皆目見当がつかないし  まつたことが悔いられた  まつたくヤマが窺はれなければ  まつたく僕の面目が潰れてしまふ  まつたのか知ら  まつた答を受け取つた  まつた世の中は救ふ  まつて居られぬ  まつて居ぬ  まつた程に腫れ  まつくろくろ蟻がきいたらば  まつしろおひ  まつすぐに首をのばして  まつかな空と眞白な頂との境を見せて  まつに弱らで  まつの林になり  まつの幹にあたりピシリとくだけて散  まつたくわけは解らなかつたが  まつたからたぶん一人の仕事と思はれるが  まつたやうに思はれてならない  

~ まつ[名詞]1
東中野まで来てしまつ  真似をしてしまつ  突ツ伏してしまつ  化つてしまつ  七時頃起きてしまつ  つてしまつ  だまつてしまつ  力が抜けてしまつ  皆眠つてしまつ  孔雀を忘れてしまつ  艶子さんをなくしてしまつ  ことをしてしまつ  大変に疲れてしまつ  行つてしまつ  夕方を思ひ出してしまつ  表紙だけは破いてしまつ  すつかり暮れてしまつ  どこかへ飛んでいつてしまつ  うばはれてしまつ  似合はず酔ひつぶれてしまつ  みんな食べてしまつ  大根みんなぬかれてしまつ  のも忘れてしまつ  しんみりとしてしまつ  自分は噴き出してしまつ  免職されてしまつ  病ひにとりつかれてしまつ  相手をしてしまつ  首をうなだれてしまつ  欺してしまつ  ことを忘れて来てしまつ  絶縁してしまつ  冬はいつてしまつ  経過してしまつ  みんな抜けてしまつ  父を殺してしまつ  みんな枯れてしまつ  攪乱してしまつ  体力もなくしてしまつ  中に埋もれてしまつ  面白半分食べてしまつ  つて書いてしまつ  夜が明けてしまつ  どちらへいつてしまつ  徹夜してしまつ  転覆して焼けてしまつ  眠つてしまつ  刈つてしまつ  押流されてしまつ  默つて行つてしまつ  みんな笑つてしまつ  気持ちを傾けてしまつ  虜にされてしまつ  買つてしまつ  冷汗を流してしまつ  自分をなくしてしまつ  泊つてしまつ  影をひそめてしまつ  今日も暮れてしまつ  覚悟はきまつ  中に消えてしまつ  しまつてしまつ  手持無沙汰にすつかり疲れてしまつ  罪になすりつけてしまつ  闘志とで引きしまつて  相談がまとまつ  半日遅れてしまつ  失つてしまつ  天気もきまつ  ことに引きしまつて  本名で通してしまつ  マンネリズムに堕してしまつ  小郡で飲んで飲んで飲みつぶれてしまつ  粉砕してしまつ  箱にしてしまつ  上つてしまつ  任かせてしまつ  先きに降りてしまつ  僕は呆れてしまつ  度胆をぬかれてしまつ  のだから驚いてしまつ  復讐されてしまつ  体を崩してしまつ  型にはまつ  生理を堰きとめてしまつ  癖を覚えてしまつ  閉ぢてしまつ  酒をぶちまけてしまつ  男も逃げて行きましたまつくらい  裾にまつは  蓋を閉じてしまつ  中へ消えてしまつ  曲つてしまつ  水はかみからしもへ流れるにきまつ  登つてしまつ  もんですからはげてしまつ  十月號まで延してしまつ  編輯後記をおくらせてしまつ  つてしまつたり  散歩にでかけてしまつ  肚をきめてしまつ  ぢてしまつ  べつてしまつ  事を書いてしまつ  水泡に帰してしまつ  勉強してしまつ  辭めさせられてしまつ  笑ひ出してしまつ  日はくれてしまつ  店へ出てしまつ  ため四散してしまつ  眼鏡は屠られてしまつ  丁寧にしまつ  それをしまつ  解消してしまつ  醜態で消えてしまつ  行つて寝てしまつ  顔までかぶつてしまつ  門に立ちきはまつ  ことにしてしまつ  姿を消してしまつ  折つてしまつ  虚をつかれてしまつ  損つてしまつ  終つてしまつ  來てしまつ  感興から失せてしまつ  どこへ消えてしまつ  一寸だまつ  力まかせにとりあげてしまつ  音で包まれてしまつ  足にまつ  棒に消えてしまつ  びつくりしてしまつ  心にかぶりついてしまつ  ちり消えてしまつ  疊につけてしまつ  外へ出てしまつ  身體を抱きしめてしまつ  一つ殘らず持つて行かれてしまつ  醉拂つてしまつ  寢てしまつ  會つてしまつ  横を向いてだまつ  表へ出てしまつ  手はずがきめられてしまつ  平野に出てしまつ  皆ポカーンとしてしまつ  小走りに走り出してしまつ  二人ともだまつ  默つてしまつ  木曾のまつ  山の端にまつ  話し相手をなくしてしまつ  逝つてしまつ  君助は思はず訊いてしまつ  上にこぼしてしまつ  ふるたかまつの  いつか六月は暮れてしまつ  勞れてしまつ  其處を閉ざしてしまつ  ぐつすりと眠つてしまつ  間瀬がずり落ちてしまつ  肉体に憑かれてしまつ  顔色がまつ  キミ子のまつ  それはまつ  水面に垂れたまつ  前後してしまつ  帰つて来てしまつ  窮乏してしまつ  薪に伐られてしまつ  壽司を平らげてしまつ  話がまとまつ  唇はひきしまつて  切つてしまつ  忠告をまつまでも  ムカついてしまつ  印象を濁してしまつ  餘してしまつ  毛布をかぶつてしまつ  一時に消えてしまつ  變つてしまつ  夢に見つくしてしまつ  眞二つに折れてしまつ  ぷり減つてしまつ  ぼつてしまつ  顏にまつ  つて落着いてしまつ  使つてしまつ  壺をひつくり返してしまつ  吸ひとられてしまつ  きりで消えてしまつ  私はもうすつかり慣れてしまつ  卵が割れてしまつ  所でやめてしまつ  窓掛を下してしまつ  臥床にはいつてしまつ  姿をくらましてしまつ  狂つてしまつ  払はれてしまつ  承諾してしまつ  廃止してしまつ  生活に馴れてしまつ  方へ外れてしまつ  お姫様を殺してしまつ  光ばかりにしてしまつ  上に過してしまつ  云つてしまつ  襖子を閉めてしまつ  中へかくれてしまつ  どこかへ隠れてしまつ  吃驚してしまつ  言はずにしまつ  言葉づかひをしてしまつ  度肝をぬかれてしまつ  マドゥムアゼル・イヴォンヌに話してしまつ  さに落ちてしまつ  そこを離れてしまつ  後代をまつより  過失を犯してしまつ  渡つた金高までを探り出してしまつ  窓を締めてしまつ  微笑が消えてしまつ  文明と堕してしまつ  横を向いてしまつ  中へしまつ  謹厳にしてしまつ  つてポケツトへしまつ  意気投合してしまつ  喋つてしまつ  いつか慣れてしまつ  燃殼を振り捨ててしまつ  現実へ戻してしまつ  至つてしまつ  縊死してしまつ  暗澹としてしまつ  ぱな気持にされてしまつ  底へ消えてしまつ  なかに隠れてしまつ  風呂もすましてしまつ  ペタルから離れてしまつ  ほうにしまつ  らへと掃いていつてしまつ  人間がかくれてしまつ  文章を書いてしまつ  敵に廻してしまつ  蒲団かぶつて寝てしまつ  やうにしてしまつ  滅茶滅茶にされてしまつ  たくさんたまつ  つて瞑目してしまつ  野原と化してしまつ  サイパンを睨めつけてしまつ  互して作りあげてしまつ  横町へ外れてしまつ  下落してしまつ  苦勞で過ごしてしまつ  花も咲かずにしまつ  事は忘れてしまつ  シイツで被せてしまつ  確かに食べてしまつ  網も破れてしまつ  十五分位だまつて  中へしまつて  みんな吐き出してしまつ  全部妻君に持たせて返してしまつ  筋がしまつ  なつてしまつ  庭に消えてしまつ  退職してしまつ  決心してしまつ  こちてしまつ  男に縛られてしまつ  僕も泣いてしまつ  消息は絶えてしまつ  意識は消え失せてしまつ  暗示を受けてしまつ  鞘にはまつ  身にせまつ  茫然としてしまつ  内に得てしまつ  一時気絶してしまつ  者と見倣してしまつ  狂人にされてしまつ  独り語ばかり書いてしまつ  移転させてしまつ  くろうとになりすぎてしまつ  枕元へ置いていつてしまつ  島に化してしまつ  失策をしてしまつ  壞されてしまつ  方言だか忘れてしまつ  変つてしまつ  横へそれてしまつ  消滅してしまつ  すべて燒いてしまつ  やうに置かれてしまつ  当分延期だと流れてしまつ  母さまをなくしてしまつ  一しよにつれていつてしまつ  人はきまつ  つて行つてしまつ  サギノミヤとかへ越してしまつ  讓つてしまつ  ものにされてしまつ  云つたらまつ  ことを忘れてしまつ  今し方しまつ  凭せてしまつ  五指とも開いてしまつ  南京虫を恐れて引越さずにしまつ  靴を燃やしてしまつ  いつか眠つてしまつ  彼は来てしまつ  隊長アムンセンと離れてしまつ  永遠に旅立つてしまつ  精神を鈍らせてしまつ  座を起てずにしまつ  菊のしまつ  声を潜めてしまつ  失敗をしてしまつ  喧嘩をしてしまつ  卒業してしまつ  覚へてしまつ  笑つてしまつ  漁師を怒らせてしまつ  お腹が空いてしまつ  帰つてしまつ  勝手に決めてしまつ  それで泣いてしまつ  紛かしてしまつ  女をもとめさせてしまつ  病はされはじめてしまつ  夢を見てしまつ  ものを見てしまつ  もとのうづくまつ  隱れてしまつ  斷念してしまつ  發作的に破いてしまつ  破壊されてしまつ  テレてしまつ  なに痩せてしまつ  廃つてしまつ  変に考へ込んだりしてしまつ  ところに着いてしまつ  やうに掃き出されてしまつ  興奮してしまつ  顔をしかめてしまつ  杜絶してしまつ  東京に出て来てしまつ  帰つて行つてしまつ  気持でうづくまつて  余も飛んじまつ  気に打たれてしまつ  わきに来てしまつ  中に納めてしまつ  途中ではぐれてしまつ  俯伏してしまつ  帰朝後を待つてといひ残して訣れてしまつ  我儘三昧に暮さうと決めてしまつ  千切つてしまつ  笑ひだしてしまつ  尻もちをついてしまつ  きり減つてしまつ  凧と化してしまつ  慈愛をまつだけ  犯人にされてしまつ  わりよりもずつと老いぼけてしまつ  わしを殺してしまつ  出のとまつ  戦死してしまつ  広瀬も焼けてしまつ  気絶してしまつ  滅してしまつ  思つて飲み干してしまつ  医者にもかからずにしまつ  家を通り過ぎてしまつ  ところとなってしまつ  わたしまで叱られてしまつ  供出してしまつ  倦きてしまつ  休息が死にたえてしまつ  崩壞消失してしまつ  中にしまつ  格子を閉めてしまつ  今は離れてしまつ  叩き落してしまつ  還元してしまつ  惨殺してしまつ  窓越しに見届けてしまつ  立ち現れてしまつ  僕を蹴つ飛ばしてしまつ  クシャクシャに踏み潰されてしまつ  紙屑みたいにのしてしまつ  納屋にしまつ  出発してしまつ  中止してしまつ  みんな失つてしまつ  男は出掛けてしまつ  それきり夢は醒めてしまつ  買はずにしまつ  どちらも読まずにしまつ  それぎり夢はさめてしまつ  ノビてしまつ  渋滞してしまつ  後退してしまつ  勝名乘を擧げてしまつ  發作に進んでしまつ  じゅうしまつの  箱のしまつを  襲はれてしまつ  身を投げてしまつ  逮捕されてしまつ  羽根を残らず落してしまつ  詐偽師を突き殺してしまつ  突き殺してしまつ  露と消えてしまつ  所で明かしてしまつ  彼は生きつづけてしまつ  仮構してしまつ  毬栗頭にしてしまつ  默つて宿屋へ着いてしまつ  すつかり忘れてしまつ  時火中に投じてしまつ  先に来てしまつ  云ひながら寝てしまつ  幻を見てしまつ  違つてしまつ  稀薄にしてしまつ  びしよびしよに濡れてしまつ  相貌をみたまつ  やうに溶けてしまつ  くつがへしてしまつ  廢つてしまつ  閑却されてしまつ  獨立してしまつ  蟄伏されてしまつ  やうにして消えてしまつ  三号だかで潰れてしまつ  視野から消えてしまつ  波に呑まれてしまつ  こともやめてしまつ  ちやんとしまつ  はしをしてしまつ  やうに嫁いてしまつ  落第してしまつ  方をしてしまつ  絡らみついてしまつ  結婚してしまつ  勤め先きの大阪へ向けて立つてしまつ  信子を忘れてしまつ  急にきまつてしまつ  行つて溺死してしまつ  発見せられては消されてしまつ  うちに消えてしまつ  衰へてしまつ  やうにやつれてしまつ  手があいてしまつ  いふ注意をまつ  迎へて縛られてしまつ  清々としてしまつ  笑ひを浮べてしまつ  これなるまつに  感心させられてしまつ  沈黙してしまつ  構へて引き返してしまつ  名前を付けてしまつ  悶絶してしまつ  丸坊主にされてしまつ  彼等に譲り渡してしまつ  彼の痩せてしまつ  滿腹を感じてしまつ  參つてしまつ  笑つて投げ棄ててしまつ  やうにされてしまつ  赧らめたりしてしまつ  歯が浮いてしまつ  悪魔を捕へてしまつ  癒つてしまつ  事を覚えてしまつ  穴が開いてしまつ  神経衰弱に侵されてしまつ  変へられてしまつ  間違へてしまつ  込むとそのまゝ其処に倒れてしまつ  腕にどたり倒れてしまつ  食つてしまつ  時間をまつより  日をまつより  説明をまつまでも  ことを口走ったてんまつを  東北地方から離れてしまつ  事も忘れてしまつ  林檎はまつか  自然忘れてしまつ  恥をかいてしまつ  混入してしまつ  神経痛で寝ついてしまつ  砂が乾いてしまつ  払つてしまつ  自業自得といつてしまつ  停止してしまつ  煽動をまつまでも  奴が殺されてしまつ  投合してしまつ  觀してしまつ  戸を閉めてしまつ  つて消えてしまつ  草鞋まで穿いてしまつ  身のしまつは  今夜はなまけてしまつ  迷宮入りにしてしまつ  釘を打つてしまつ  ことをさせてしまつ  身につけてしまつ  鈍つてしまつ  膝を打つてしまつ  日本とのまつ  今では忘れてしまつ  眼をそらしてしまつ  あれは焼けてしまつ  風穴があいてしまつ  逆上してしまつ  家を逃げてしまつ  瘋癲院へ送られてしまつ  無軌道にしてしまつ  殆ど灰燼に帰してしまつ  六番地に引越してしまつ  滅亡してしまつ  夢が醒めてしまつたり  自ら涵つてしまつ  泥酔してしまつ  畳に転げてしまつ  ことで過してしまつ  ぢろいでしまつ  性格さへもなくしてしまつ  肉体にまつ  みな消え失せてしまつ  やうに引いてしまつ  莊園にしてしまつ  占領してしまつ  皆廢してしまつ  のを止めてしまつ  皆使つてしまつ  梯子段を降りてしまつ  前に立つてしまつ  一もみにもみ潰されてしまつ  村を出てしまつ  戸がしまつ  使ひ切らしてしまつ  整理してしまつ  身體にまつは  成就してしまつ  顏を伏せてしまつ  頭で起きてしまつ  二本取り上げてしまつ  粉々にむしつてしまつ  つたかすつかり忘れてしまつ  Oderにしてしまつ  立場におかれてしまつ  汽車を見ずにしまつ  判断にまつより  面前では消え失せてしまつ  告白してしまつ  氣分に融けてしまつ  沈默してしまつ  上にまつの  裸にしてしまつ  つて外へでてしまつ  掩ひ隠してしまつ  蔽ひ尽してしまつ  板の間に転げてしまつ  渡つてしまつ  自然交渉が絶えてしまつ  拒絶してしまつ  昇天してしまつ  さうに眼を伏せてしまつ  巧みに逃げてしまつ  逗留してしまつ  メツキが剥げてしまつ  ことを書いてしまつ  全焼してしまつ  寄されてしまつ  胸で泣いてしまつ  方にもでてしまつ  文学の現れずにしまつ  永劫に亡びてしまつ  ぱいになつて巣をかけてしまつ  憔悴してしまつ  退屈してしまつ  羞恥でまつかの  偉人崇拜體に化してしまつ  谷底へ投げこまれてしまつ  浪費してしまつ  未来永劫忘れてしまつ  妻は止してしまつ  ちやくちやに掻き乱されてしまつ  とりこはされてしまつ  状態に追い込まれてしまつ  言つてしまつ  どこかへ消えてしまつ  獺に飲ませてしまつ  国へ転げ落ちてしまつ  海辺まで来てしまつ  一つ破られてしまつ  グレシア人に騙されてしまつ  いつかどこかへ流れ出してしまつ  今日事実上に亡びてしまつ  ことか見ずにしまつ  感服してしまつ  つてだまつて  記するに足ると退けてしまつ  草なかに放してなくなしてしまつ  ゼームスをまつまでも  はやまつてしまつ  張つてしまつ  仇名をつけてしまつ  搏してしまつ  誌してしまつ  加へてしまつ  ことをさらけだしてしまつ  亭主にされてしまつ  燈が消えてしまつ  眠気がさめてしまつ  ぱつたり姿を隠してしまつ  五本もなくしてしまつ  うちに食べてしまつ  香奠をしまつ  自然と止まつてしまつ  創作してしまつ  推服してしまつ  毛利に就いてしまつ  前後不覚にねてしまつ  つて泣きだしてしまつ  根を絶やしてしまつ  きり差出口を控えてしまつ  とき生れてしまつ  断絶せしめてしまつ  答へてしまつ  撃退されてしまつ  前進を認めてしまつ  沈惟敬はむくれてしまつ  宋応昌に蹴られてしまつ  ポケットへ入れて無くしてしまつ  ぱつたり水が絶えてしまつ  会はずにしまつ  為につぶされてしまつ  何処かへなくしてしまつ  うちに揉み消してしまつ  なかに埋れてしまつ  萎縮してしまつ  朝寝をしてしまつ  村にもらはれてしまつ  違へてしまつ  ウネツテたまつ  舌にならされてしまつ  山猫に惚れてしまつ  同棲してしまつ  叫喚をあげて泣きだしてしまつ  なつてひきしまつ  一瞬ひきしまつ  やうに泣きだしてしまつ  はればれしてしまつ  顔はひきしまつ  心が失はれてしまつ  子をおこしてしまつ  方へ向けてしまつ  後から掴まへられてしまつ  意志をまつまでも  ほかへ引越してしまつ  内攻に疲れてしまつ  店がしまつ  感じを裏切られてしまつ  發車してしまつ  ちよろまかしてしまつ  家が潰れてしまつ  皆写してしまつ  一週間とこたへられないで引き上げてしまつ  巧く隠されてしまつ  退屈をしてしまつ  訓練してしまつ  接吻をしてしまつ  室中めちやめちやにしてしまつ  ぷつりと切れてしまつ  前へのめつてしまつ  感心してしまつ  皆を引きつけてしまつ  立皺を刻んで点頭いてしまつ  栄螺はきまつ  腕にまつ  彼岸花咲きつづけるまつ  とんぼとまつ  飯であるまつ  紛失してしまつ  笑戯にしてしまつ  どん底を見つめてしまつ  ものにしてしまつたり  口頭にすら途絶えてしまつ  気が抜けてしまつ  発狂状態を演じてしまつ  懐ろに入れてしまつ  ことまで忘れてしまつ  ふじ子はがつかりしてしまつ  遠くへ消えてしまつ  景色にもなれてしまつ  家を飛び出してしまつ  手順だけ外してしまつ  みんな燒けてしまつ  床に落ちてしまつ  裁断をまつより  活動をまつより  人間にしてしまつ  雨外套を忘れて来てしまつ  壇されてしまつ  誤解されてしまつ  腹を立ててしまつ  混亂してしまつ  我知らず騷ぎ立ててしまつ  滿を高めてしまつ  中に薄れてしまつ  内部をすつかり耕してしまつ  放棄してしまつ  夢現にさせてしまつ  流行せずにしまつ  すつかり醒めてしまつ  彼等は覚えてしまつ  すつかり覚えてしまつ  頭を抱えてしまつ  頭を転がしてしまつ  殘つてしまつ  上に腰かけてしまつ  氷つた窓から消えてしまつ  格子も破れてしまつ  前を通り過ぎてしまつ  一笑に付せられてしまつ  薄紫に咲いてしまつ  通つてしまつ  發つてしまつ  上が消えてしまつ  溟心共に消えてしまつ  切腹してしまつ  話題を転じてしまつ  勧誘に応じてしまつ  若木の枯れてしまつ  運が向かずにしまつ  しりがのぞいてるしまつ  七十七番が出るってしまつ  内に別れてしまつ  暫時だまつ  それよりや別れてしまつ  成つてしまつ  迫つてしまつ  筆を投げてしまつ  前半を取り上げてしまつ  執着からはなしてしまつ  芝居に馴らされてしまつ  録子に負けてしまつ  歸つて來てしまつ  事に定めてしまつ  隱されてしまつ  方から見えてしまつ  元気にしてしまつ  混つてしまつ  食はずにしまつ  白状してしまつ  つま駅を出てしまつ  彼は消えてしまつ  言つた拍子にふいと消えてしまつ  東京へ出てしまつ  子まで産まされてしまつ  意識がまつ  余裕を失うてしまつ  移つてしまつ  彼を泣かせてしまつ  声を発してしまつ  挫折してしまつ  三人はしまつを  影に紛れてしまつ  とつぼにはまつ  直接郵送してしまつ  餌を食べてしまつ  何時かまつ  しぼつてはゆくしぐれてぬれてまつかな  滑らかさに溺れてしまつ  詩にしてしまつ  月夜をまつに  米も枯れてしまつ  押流されていつてしまつ  実現してしまつ  舌縮まつてしまつ  姑のまつは  姑のまつが  眼を開いているまつの  千穂子がまつの  ものを書いてしまつ  板戸を閉めてしまつ  ことを止めてしまつ  永遠に失はれてしまつ  喜びをまつの  ことを見てしまつ  きり傷ついてしまつ  目で見てしまつ  日が来てしまつ  声をかけられてしまつ  下から見上げてしまつ  つて永遠に失はれてしまつ  うたつてしまつ  舌打ちをして寝てしまつ  男を忘れてしまつ  顔を顰めてしまつ  ことを感じてしまつ  玄二郎に見せてしまつ  おれにせられてしまつ  心を奪うてしまつ  詞に感じてしまつ  お湯を済ましてしまつ  山門をはいつてしまつ  行つてしまつたり  通りにほぐされてしまつ  誘惑されてしまつ  乍ら過してしまつ  想念がまとまつ  先から零れてしまつ  まま破いてしまつ  成人してしまつ  声に出してしまつ  石にしてしまつ  悄気てしまつ  ヒツソリしてしまつ  投書をやめてしまつ  會はずにしまつ  井戸が涸れてしまつ  散々に破してしまつ  一本折つてしまつ  あんとしてしまつ  此処まで来てしまつ  女と思はれてしまつ  おれを忘れてしまつ  緘黙をとり戻してしまつ  日が暮れてしまつ  あなたを忘れてしまつ  自分に引き寄せてしまつ  男にしてしまつ  さだまつ  つて顏を蔽うてしまつ  暗記してしまつ  一つ書いてしまつ  壓伏してしまつ  とき家は潰れてしまつ  沒されてしまつ  浚はれてしまつ  全部潰れてしまつ  噴出一時に止まつてしまつ  震へてしまつ  路上へうつちやらかして消えてしまつ  喝破してしまつ  歸つてしまつ  筆をまつまでも  傷けてしまつ  実験にきまつ  警察で取りしまつて  与太新聞も出てくるというしまつ  突つ伏してしまつ  停留場まで来てしまつ  上へ逃げてしまつ  ほんとうに脅かされてしまつ  そこを立つてしまつ  患者にされてしまつ  害ねてしまつ  皆な切れてしまつ  手紙を書いただけで疲れてしまつ  汗をかいてしまつ  肚がたつてしまつ  癖が出来てしまつ  関係を見抜いてしまつ  背を向けてしまつ  消耗してしまつ  毎日きまつ  日々きまつ  結婚させてしまつ  外を通り過ぎてしまつ  轉じてしまつ  伏してしまつ  ヘーゲルをまつまでも  汽車は動き出してしまつ  皆と分れてしまつ  後にしてしまつ  ホームを出外れてしまつ  粉々に砕かれてしまつ  つて寝てしまつ  母に知れてしまつ  あんた皆なが食べてしまつ  落胆してしまつ  逢つてしまつ  完成を見ずにしまつ  顔を並べてしまつ  大分醉つてしまつ  言葉をかけてしまつ  大分酔つてしまつ  乘つてしまつ  奧平家へ預けてしまつ  醉つてしまつ  治つてしまつ  下船しちまつ  花をひろげるよねぼけてしまつ  悪太郎共を押さへつけてしまつ  狂はせてしまつ  返事してしまつ  運転手が滑り落ちてしまつ  話頭を転じてしまつ  酔つてしまつ  遁走してしまつ  途中で吹き飛ばされてしまつ  何処かへ出かけてしまつ  膝を突いてしまつ  涙なんか忘れてしまつ  声をあげて泣いてしまつ  近くとまつ  なかへはいつてしまつ  ペンを投げ出してしまつ  うに今日はがつかりしてしまつ  歌もやめてしまつ  久助君は忘れてしまつ  呆然としてしまつ  者が負けてしまつ  集合時間におくれてしまつ  鑑定をまつまでも  総て達してしまつ  爆発してしまつ  わたし驚いてしまつ  どこかへ退けてしまつ  うちに失はれてしまつ  井戸へ投げ込んで逃げてしまつ  門内へはいつてしまつ  暗礁に乗り上げてしまつ  つまつてしまつ  彼は呼び止められてしまつ  ぱつて行つてしまつ  二時を打つてしまつ  ぱりとかう出てしまつ  恐縮してしまつ  世智に引きしまつ  それは出さずにしまつ  寺は焼けてしまつ  画室に降りてしまつ  實にがつかりしてしまつ  崩壊と共に消えてしまつ  面喰つてしまつ  移転してしまつ  店はつぶれてしまつ  足を踏み入れずにしまつ  後しまつを  やつてしまつ  一句を忘れてしまつ  不用意につけてしまつ  拔けてしまつ  我慢とを失はせてしまつ  列を正して出てしまつ  眼からまつかな  隣村にまで行きつゐてしまつ  何もやらずに通りすぎてしまつ  迷つてしまつ  すつかり驚いてしまつ  喫つて全滅してしまつ  晉國を分けてしまつ  人情もどつかへ置き忘れて来てしまつ  気のどくなまつが  そこにはまつの  十二枚たまつ  ものにならないで止めてしまつたり  旋囘をしてしまつ  皆逃げてしまつ  うちに賣り切れてしまつ  麻痺させてしまつ  列車は停まつてしまつ  人たちに見はぐれてしまつ  やうに消えてしまつ  ポルトガルへ立つてしまつ  掲示は剥がされてしまつ  言つて護摩化してしまつ  ズボンのしまつを  ときまつてしまつ  一味をせまつ  変へてしまつ  立消えてしまつ  最前面へ押しだされてしまつ  零点がついてしまつ  私を入れてしまつ  床を敷いてしまつ  力任せに踏み潰してしまつ  澁川へ着いてしまつ  超越してしまつ  充填してしまつ  格にはまつ  障子が抜けてしまつ  何処かへ出掛けてしまつ  孔があいてしまつ  フオークをおいてしまつ  つて消滅してしまつ  氣にしなかつたのでわすれてしまつ  仕事をやめてしまつ  胸がせまつ  胡麻化してしまつ  慘殺してしまつ  川原におりて行かずにしまつ  面をしてしまつ  鰐に食べられてしまつ  方を押してしまつ  昇つて行つてしまつ  應急手當をしてしまつ  一本駄目にしてしまつ  事務所を閉めてしまつ  家に入れてしまつ  名乗つて女郎に出てしまつ  なほつてしまつ  ものばかりにそだつてしまつ  さに押しつぶしてしまつ  そいつのしまつが  断定を下してしまつ  言葉を濁してしまつ  魅力を封じてしまつ  手をつけずにしまつ  眼にはまつたく触れずにしまつ  上でも亡びてしまつ  肩をすぼめてしまつ  窓を蔽うてしまつ  絶滅してしまつ  出入りを禁じられてしまつ  一變してしまつ  土とに埋れてしまつ  廃滅に帰してしまつ  断滅してしまつ  頭を垂れてしまつ  ぐつすりと寝てしまつ  食慾をなくされてしまつ  征服されてしまつ  極楽気分で寝てしまつ  霜がまつ  酔ふてしまつ  音をあげてしまつ  後ろ指を差されてしまつ  きり味はされてしまつ  あしらはれてしまつ  参つてしまつ  魂を蕩かせてしまつ  自分自身をも忘れてしまつ  まともにまつ  やうにまつは  ちり引きしまつ  疳癪を起してしまつ  感心してしまつたり  六日遅れてしまつ  ために死んでしまつ  天候もきまつ  自殺してしまつ  表紙を舐めて剥がしてしまつ  油虫が食べてしまつ  ひれのしまつを  消散してしまつ  控へてしまつ  おれもまつたく魂消てしまつ  おれに取りあげられてしまつ  一目散に駈け出してしまつ  ずたずたに引き裂いてしまつ  マッソンにきまつ  ため出そびれてしまつ  粉微塵にしてしまつ  ずたずたに切りこまざいてしまつ  隱してしまつ  それぎり切れてしまつ  前へ出てしまつ  破産してしまつ  やうにとまつてしまつ  ひつてしまつ  文学から締め出してしまつ  内にしまつ  笑殺してしまつ  これに打たれてしまつ  笑つて誤魔化してしまつ  縁を断つてしまつ  小説を書いてしまつ  名前なども覚えてしまつ  ここまですすんで来てしまつ  ようなしまつ  ために埋れてしまつ  全部焼けてしまつ  伴れ戻されてしまつ  スキ透つてしまつ  手から落ちてしまつ  観察してしまつ  皆行つてしまつ  後を止めてしまつ  朝遲いにきまつて  笑はれてしまつ  眼から消えてしまつ  文句は忘れてしまつ  夜だちしてしまつ  面もちでうなだれてしまつ  話はせずにしまつ  他界してしまつ  男のしまつについて  癖がついてしまつ  子のしまつも  陷穽にはまつ  同意して引返してしまつ  つて嘔き出してしまつ  姿を隠してしまつ  それをとり外してしまつ  なつたから取外してしまつ  ためか閉めてしまつ  のは止めてしまつ  背後にかくれてしまつ  興味は消えてしまつ  時間がたつてしまつ  中へさしこんでしまつ  とこはしてしまつ  結着をつけてしまつ  一変してしまつ  前後を忘れてしまつ  さり片づけられてしまつ  刀目利まで頼まれるしまつ  片隅に押し上げてしまつ  壓しつけられてしまつ  拔け出してしまつ  こはれてしまつ  姓は忘れてしまつ  役を罷められてしまつ  かまとまつ  ひだされてしまつ  病院通ひもやめてしまつ  ことにはしまつが  家を出てしまつ  肚はきまつ  史説をまつまでも  勅をまつまでも  闘いはしまつが  經つてしまつ  燈火を消してしまつ  つてしまつと  まま乾いてしまつ  ツイ言いそびれてしまつ  會話は打ち切られてしまつ  アグネてしまつ  おと言つてしまつ  やつちまつ  スリ眠つてしまつ  事が起きてしまつ  殘されてしまつ  行方をくらましてしまつ  全部しつくしてしまつ  完全に忘れてしまつ  度胸をすえてしまつ  内容がぶちこわされてしまつ  變えてしまつたりは  變つてしまつたり  ふうにしてしまつ  出征してしまつ  零落してしまつ  僕は出かけてしまつ  水路を作りなおしてしまつ  行つてしまつて殺してしまつ  きれいに落ちてしまつ  拂つてしまつ  動てんしてしまつ  スッカリ話してしまつ  買ふことは止してしまつ  底にかくれてしまつ  海につつまれてしまつ  雲につつまれてしまつ  すつかり改められてしまつ  其一本は枯れてしまつ  池を潰してしまつ  いつか逕つてしまつ  寢そけてしまつ  俯向いてしまつ  半分は信じてもちこしてしまつ  排撃してしまつ  却してしまつ  元金の借に差引かれてしまつ  表紙は黴びてしまつ  種が尽きてしまつ  囈語を喚いてしまつたり  出会つてしまつ  うたた寝をしてしまつ  習慣がついてしまつ  合はせてしまつ  完成されてしまつ  面上に凍りついてしまつ  縛つてしまつ  彼は考へてしまつ  メートルをあげてしまつ  記憶から消えてしまつ  何十本か焼けてしまつ  言つて布団をかぶつてねてしまつ  これも握りつぶしてしまつ  引きはなしてしまつ  状態に押しつけられてしまつ  耄碌してしまつ  知つてしまつ  腕を引つ込ませてしまつ  顏を覆うてしまつ  其婦人は降りてしまつ  美術展覽會をとりしまつ  赤坂見付まで歩いてしまつ  とき燒けてしまつ  安心してしまつ  奥へでもはいつてしまつ  仕度をしてしまつ  吸ひこまれてしまつ  げてしまつ  つてしまつたひからびてしまつ  これらのからまつの  思つて拒絶してしまつ  感動して泣いてしまつ  信者達は泣きだしてしまつ  盲ひてしまつ  眼を覆ふてしまつ  断念してしまつ  顔を見せてしまつ  二度まで吹き戻されてしまつ  敬服してしまつ  くたくたに疲れてしまつ  一つ消えてしまつ  やうなしまつ  黝んだからまつの  二人を離れてしまつ  熟睡してしまつ  靜かに引きしまつ  捉へてしまつ  さを消してしまつ  どこかにかくれてしまつ  苦笑してしまつ  静物と暮らしてしまつ  沈黙つてしまつ  我慢をしてしまつ  つて遁げてしまつ  關係が結ばれてしまつ  掛つてしまつ  ぼんやりとしてしまつ  來ずにしまつ  詞に脅かされてしまつ  すべてを毀してしまつ  瞬間も忘れてしまつ  支配してしまつ  斷たれてしまつ  緊張してしまつ  化してしまつ  鎭まつてしまつ  粉微塵に碎かれてしまつ  眠りに落ちてしまつ  腦貧血を起してしまつ  否定してしまつ  姿から忘れられてしまつ  藤子に送られずにしまつ  葬つてしまつ  口へ入れてしまつ  顔を伏せてしまつ  顏をそむけてしまつ  夜眼にもまつ  眼を伏せてしまつ  らはせてしまつ  氣附かなかつたまつ  喪つてしまつ  めらつてしまつ  さめきつてしまつ  心としてしまつ  ドギマギしてしまつ  男から離れてしまつ  折を見て手放してしまつ  鳥越に犯されてしまつ  失望してしまつ  寄附してしまつ  連鎖を断つてしまつ  思潮には触れずにしまつ  麦のしまつを  清興を妨げてしまつ  遲れてしまつ  中に落ちてしまつ  あとしまつの  胸に焼けついてしまつ  鬼と化してしまつ  沮喪してしまつ  遮断されてしまつ  腰を下してしまつ  終ひまで聞いてしまつ  山村にすつかり怒られてしまつ  淋巴腺が腫れてしまつ  つて首垂れてしまつ  弱味を握られてしまつ  減つてしまつ  剪りとられてしまつ  さへつけてしまつ  一切とりあげられてしまつ  心持蒼白に引きしまつて  いつか自然と除かれてしまつ  焼死してしまつ  ものがまつ  少年等は驚いてしまつ  のだと片付けてしまつ  之で片付けてしまつ  天火明命に決めてしまつ  露路を出てしまつ  大概落葉してしまつ  顔を隠してしまつ  退院してしまつ  風にされてしまつ  臭がまつ  混乱してしまつ  禁止されてしまつ  部屋に消えてしまつ  機会を逸してしまつ  隠蔽してしまつ  夕飯をしまつ  箸をしまつ  用意してしまつ  押へつけてしまつ  二人にまつは  働手にしてしまつ  獅噛み付いてしまつ  草雙紙を返してしまつ  探偵物語で填められてしまつ  十軒ばかり焼けてしまつ  ちょとまつ  名は忘れてしまつ  同化して育つてしまつ  目ができてしまつ  ワッと泣きふしてしまつ  質に入れてしまつ  一蹴されてしまつ  プイと消えてしまつ  ところへ来てしまつ  娘はうつむいてしまつ  外へでてしまつ  肌にまつ  やうに瘠せてしまつ  隅つこにうずくまつて  活劇を演じてしまつ  手紙を出さずにしまつ  夏は経つてしまつ  歌を作らずにしまつ  海へつきぬけてしまつ  盡してしまつ  わしアびつくりしてしまつ  処まで逃げていつてしまつ  拔かれてしまつ  終焉つてしまつ  糸底に落ちてしまつ  私は待ちくたびれてしまつ  荷物のしまつを  弁当籠にいれて返してしまつ  灰にしてしまつ  心のきまつ  密談がまとまつ  皆殺しにしてしまつ  すつかり食べてしまつ  習慣さへついてしまつ  空でをどるまつ  ぼくはだいじにしまつ  焦土に変らせてしまつ  中に運ばれてしまつ  笑ひ転げてしまつ  江州弁も覚えてしまつ  噴出してしまつ  次の間へ出てしまつ  研究にまつしか  者さえでてくるしまつ  火事にやけてしまつ  幻影に悩まされて明かしてしまつ  ぼんやりしてしまつ  落胆それ自身が老いてしまつ  来着いてしまつ  町はまつ  中にはまつて  寫眞熱もさめてしまつ  すゝつてしまつ  繪具箱を片付けてしまつ  一枚ざつとどうにか書き上げてしまつ  此周圍に見とれてしまつ  つて首を垂れてしまつ  泣出してしまつ  一緒に泣いてしまつ  壺にはまつ  しんとしてしまつ  やうに思はれてしまつ  水あげしてしまいまつ  向うに隠れてしまつ  ぱつたり囀りが途絶えてしまつ  答へずにしまつ  空にしてしまつ  私も泣いてしまつ  ひつそりしてしまつ  叙述にさせてしまつ  喉が渇いてしまつ  うつとりと酔うてしまつ  事を忘れてしまつ  見事に忘れてしまつ  みんな消えてしまつ  一頓挫を来してしまつ  夜をあかしてしまつ  さつてしまつ  弟にきまつ  会つてしまつ  約束をしてしまつ  そこへ泣き伏してしまつ  侵入してしまつ  養成してしまつ  舌を出してごまかしてしまつ  拂はれてしまつ  一切忘れてしまつ  麓迄かけ下りてしまつ  贅肉がついてしまつ  柿色の引きしまつ  ヒルムを忘れて来てしまつ  汽車に忘れてしまつ  盛りはいつとまつの  言葉はマッ  私も別れてしまつ  いつか私も憶えてしまつ  傲然と消えてしまつ  心を捕へてしまつ  附着してしまつ  何処かへ消えてしまつ  眼から隠されてしまつ  永久に失はれてしまつ  翻つて行つてしまつ  それを移してしまつ  のをまつより  挫かれてしまつ  いつぺんに咲いてしまつ  からだなりにまつは  云はずにしまつ  用立たずにしまつ  ぴつしやりと合つてしまつ  窮乏離散してしまつ  手を離してしまつ  顏をかくしてしまつ  一日を過してしまつ  破損してしまつ  混血してしまつ  彼以下六名が捕へられてしまつ  魅惑してしまつ  描寫してしまつ  土下座してしまつ  自殺を企ててしまつたり  其処に打ち倒れてしまつ  店を畳んで立退いてしまつ  そこぎりで蔓先をとめてしまつ  中作りかたを知らず腐らしてしまつ  棄つてしまつ  それを作り得ずにしまつ  つて笑ひ崩れてしまつ  旅に出掛けてしまつ  泌みこませてしまつ  中絶してしまつ  消失してしまつ  なつてねてしまつ  一つ残さず平らげてしまつ  物腰でやり過してしまつ  通過してしまつ  拱ぬいてしまつ  分配してしまつ  為つてしまつ  移住してしまつ  名前までおぼえてしまつ  印象を焼きつけてしまつ  肌を荒してしまつ  削除してしまつ  餌食として与へてしまつ  発達を遂げてしまつ  間に焼けてしまつ  監獄に放りこまれてしまつ  素裸にしてしまつ  東京生活で慣れてしまつ  気がして控えてしまつ  ことなどは忘れてしまつ  ことを考へてしまつ  一冬を過してしまつ  大道はまつ  免しまつ  二人ともまつ  非常に疲れてしまつ  それを書いてしまつ  大川へ流してしまつ  後忘れてしまつ  失敗を演じてしまつ  ほんとうに驚いてしまつ  皆な疲れてしまつ  私は振られてしまつ  つてやめてしまつ  思つてやめてしまつ  歸國してしまつ  蟲が飛出してしまつ  一廻りして消えてしまつ  昇つてしまつ  つて倒れてしまつ  狼狽ててしまつ  変形してしまつ  僕は見てしまつ  顔を見憶えてしまつ  声を覚えてしまつ  押拉がれてしまつ  ひそかに驚かされてしまつ  つて旅に出掛けてしまつ  そこへ住みついてしまつ  頭を叩き割つてしまつ  すり減つてしまつ  虐殺してしまつ  落着いてしまつ  混同させてしまつ  混乱させてしまつ  最初に片付けてしまつ  思つてしまつ  混亂させてしまつ  莊之助に呼びかけてしまつ  さを出してしまつ  なつて来たので止めてしまつ  何を書かうといふきまつ  振りをしてしまつ  腰を降してしまつ  競馬場へ来てしまつ  損けてしまつ  欺して来てしまつ  さうに眠つた振りをしてしまつ  生活難にとらはれてしまつ  近ごろきまつ  ひざが出てしまつ  記憶が色あせてしまつ  初発は出てしまつ  席をたつてしまつ  間へしまつ  つぶつてしまつ  喋べつてしまつ  殆ど半日を費してしまつ  生活をしてゐたか忘れてしまつ  滅茶苦茶にされてしまつ  談に引張りこまれてしまつ  手を止めてしまつ  払つて消えてしまつ  食はれてしまつ  姿をかくしてしまつ  仕事をすませてしまつ  寢をしてしまつ  自分は驚いてしまつ  水車を書いてしまつ  四五年經つてしまつ  蒐集に飽きてしまつ  儘眠つてしまつ  山羊だけを盗んでいつてしまつ  百姓は泣きだしてしまつ  丙種に堕ちてしまつ  兵隊なみにひきしまつ  一時に冷えてしまつ  ずたずたに引裂いてしまつ  職工にしてしまつ  目が覚めてしまつ  すべて燒かせてしまつ  先へと流れていつてしまつ  つて往つてしまつ  埃がついてしまつ  田舎にでもゆこうかといい出すしまつ  忘られてしまつ  寢入つてしまつ  カアテンの降されてしまつ  失はされてしまつ  目に付かずにしまつ  訳者は除けてしまつ  胸を冷してうつ向いてしまつ  嶮しく引きしまつ  口を利いてしまつ  見えつるはまつこそ  年月をまつに  スペキユレイシヨンを引いてしまつ  迷惑を与へてしまつ  失神して倒れてしまつ  跡を残さず消えてしまつ  完全に隠れてしまつ  数を減らしてしまつ  言ひ出してしまつ  どこかへ逃げてしまつ  三千メートルのまつ  眼玉をたべてしまつ  宙返りしてしまつ  物は見せてしまつ  物は聞かせてしまつ  様式化されてしまつ  閣下を立たせてしまつ  信用してしまつ  どん底へ来てしまつ  採用してしまつ  向う向いてしまつ  返事をしてしまつ  素戔嗚を抜いてしまつ  一しよに消えてしまつ  顔のまつかな  おん出てしまつ  勤めはきまつ  就職きまつ  ケナルウなりまつ  中でも行かはりまつ  秋になりまつ  言葉にすつかり呆れてしまつ  話はきまつ  顏を引つこめてしまつ  百年河清をまつに  開きができてしまつ  一きは引きしまつ  すつかり融けてしまつ  塞つてしまつ  佚亡してしまつ  ジツとしてしまつ  太平洋へ流してしまつ  舌を打ち鳴らしてしまつ  馬鹿を見てしまつ  みんな窓を封じてしまつ  態で逃げ出してしまつ  執筆を約してしまつ  云つてしまつたりなど  冬木立に化してしまつ  廃藩をまつまでも  発見されてしまつ  いまは燃え尽きてしまつ  モウ買つてしまつ  上に倒してしまつ  來上つてしまつ  出家してしまつ  餌をとられてしまつ  あとのしまつを  目的を達してしまつ  夜更しをしてしまつ  気がするので止めてしまつ  主人公だつたので呆れてしまつ  たかて起きて呉れはらへんにきまつ  硝子が割れまつ  了はるにきまつ  先へ出てしまつ  自分のにされてしまつ  銃殺してしまつ  脱線してしまつ  何処かに隠れてしまつ  脚色をしてしまつ  程を忘れてしまつ  そつと忍んで来てしまつ  陶然としてしまつ  歡びに溢れてしまつ  往昔に死んでしまつ  衝突してしまつ  陰に消えてしまつ  云つて横を向かれてしまつ  ぢいつとしてしまつ  呆んやりしてしまつ  それもあきらめてしまつ  すべつてしまつ  やつにきまつ  獅噛みついてしまつ  論をまつまでも  ぐつすり寝てしまつ  一つ小鳥のとまつ  別居してしまつ  拭はれてしまつ  成長してしまつ  生長してしまつ  言はずに通りすぎてしまつ  燒けてしまつ  ものにしてしまつ  限定してしまつ  堕落をしてしまつ  去勢されてしまつ  展開してしまつ  限定し低めてしまつ  限定されてしまつ  二人を遠ざからしめてしまつ  引取つてしまつ  背反してしまつ  斃れてしまつ  がらんとしてしまつ  泊まつてしまつ  同勢は知らずにしまつ  船が出てしまつ  海に飽いてしまつ  とらへてしまつ  中に暮れてしまつ  当惑しててれてしまつ  拵へ上げてしまつ  笑ひ崩れてしまつ  友を埋めてしまつ  下へ埋めてしまつ  泌みてしまつ  生活へまで堕ちてしまつ  陰に隠れてしまつ  つた呟きを浴せてしまつ  一日は暮れてしまつ  ものに思はれてしまつ  男女は消えてしまつ  布団を被るとねてしまつ  やうに途切れてしまつ  了つてしまつ  退散してしまつ  目を逸らしてしまつ  見込さへ失はれてしまつ  物音も絶えてしまつ  あとしまつが  逆もどりをしてしまつ  心にはまつ  判断してしまつ  ようにしまつ  飛散してしまつ  すつかり冷えてしまつ  歿してしまつ  言つた洞窟に隠れてしまつ  開幕をまつまでの  当惑してしまつ  うつかり忘れてしまつ  すつかり腐らせられてしまつ  喰ひ殺してしまつ  振りをつけてしまつ  上塗りをしてしまつ  放心してしまつ  夜のまつ  藁をかぶつて寝てしまつ  刑場に送られて焼き殺されてしまつ  ほうがまいつてしまつ  冷蔵庫にしまつ  根負けしてしまつ  宙を踏む思ひに打たれてしまつ  是を伐つてしまつ  跡を絶つてしまつ  停留場迄来てしまつ  それを倒してしまつ  コロリともげてしまつ  首垂れてしまつ  失策を演じてしまつ  余り白けてしまつ  四月のまつ  中絶させてしまつ  云つて許してしまつ  愴慌と引きあげてしまつ  間になくしてしまつ  行つて消してしまつ  一緒にしまつ  のには驚いてしまつ  クツツケてしまつ  なつて分つてしまつたり  外出してしまつたり  言つて出掛けてしまつ  悲鳴を挙げてしまつ  つてムシヤクシヤしてしまつ  ぼんやりしてしてしまつ  二匹こんがらかつてくるまつて  つてきえてしまつ  瞳をしてしまつ  醗酵してしまつ  中にさつとかくれてしまつ  埋葬してしまつ  路とも別れてしまつ  出帆をしてしまつ  土を隠してしまつ  ふきになるしまつ  金を下してしまつ  仏倒しに倒れてしまつ  云つて江戸川をなまつ  声をあげて泣き出してしまつ  さはまつ  富士がまつ  ちよいちよい富士がのぞいてまつ  ように倒れてしまつ  瞬間水煙がまつ  茫然とさせてしまつ  のですつかり驚いてしまつ  一晩で書いてしまつ  つて寝ついてしまつ  二人ともやめてしまつ  バスのとまつ  窓は閉されてしまつ  枕もとに伏せてしまつ  上つて來てしまつ  ぴたんと閉めてしまつ  寢ついてしまつ  私たちは歩いてしまつ  道で落してしまつ  みんな離れ離れに旅立つてしまつ  まれてしまつ  お前を吹き飛ばしてしまつ  発見けられてしまつ  舌をはさまれてしまつ  散歩をしてしまつ  中に置き忘れてきてしまつ  何処へ隠してしまつ  扉がしまつ  ところへ出てしまつ  まま来てしまつ  蹴込みにうずくまつて  きれいに寫しとられてしまつ  級友ともすつかり別れてしまつ  三四ヶ月でやめてしまつ  ことにきめてしまつ  支へてしまつ  七月は暮れてしまつ  兩人ともがつくり倒れてしまつ  歌をもやめてしまつ  轉賣せられてしまつ  町に出てしまつ  うちに飽いてしまつ  はたき落してしまつ  やうなまつ  其儘眠つてしまつ  横倒しに倒れてしまつ  松原から出てしまつ  磯端を歩いてしまつ  涙を落してしまつ  総て失つてしまつ  戸を締めてしまつ  一都始終を話してしまつ  証明にまつよりも  根柢は動いてしまつ  消息もたえてしまつ  つた壜を落して壊してしまつ  旅に出てしまつ  ふつつり交渉が絶えてしまつ  ことも忘れてしまつ  兵隊にしばられてしまつ  中に埋めてしまつ  土をかけられてしまつ  ばつたりと止してしまつ  看破されてしまつ  プツリときれてしまつ  みんな起き出させてしまつ  呆きれてしまつ  こはされてしまつ  無意識に飛び出してしまつ  喰べてしまつ  鶏二十数羽を殺してしまつ  三杯酢ができてしまつ  詰つてしまつ  ことは忘れてしまつ  別荘へ来てしまつ  仕事を投げ出してしまつ  やうに出ていつてしまつ  きれいに忘れてしまつ  ぐうぐう寝てしまつ  移つて行つてしまつ  櫛のしまつを  癖が付いてしまつ  エハガキをしまつ  洗らはずにしまつ  消息を絶つてしまつたり  肉附のひきしまつ  砲声も消え失せてしまつ  つていつてしまつ  三角形になるほど引きしまつて  變に冴えてしまつ  酒を空けてしまつ  簡単に片づけてしまつ  子供に馴れてしまつ  結城ひろ子にばかりまつ  心裏に焼きつけられてしまつ  一生を終らせてしまつ  行政部へ転じてしまつ  まとまりをつけてしまつ  孤立してしまつ  例証を挙げてしまつ  ことを覚えてしまつ  諷刺化してしまつ  人工説に傾いてしまつ  降伏してしまつ  ことは分からずにしまつ  坊主にされてしまつ  思つてうつかり引きうけてしまつ  人形はこはれてしまつ  皆焼いてしまつ  生埋めにしちまつ  早変りしてしまつ  陶工にはいつてしまつ  袂へ入れてしまつ  信一を捨てていつてしまつ  秋をまつに  狐にとられてしまつ  臆させてしまつ  涌につくらせてしまつ  永久に溺れてしまつ  それがきまつ  先年帰国してしまつ  んに遠ざかつて来てしまつ  町からまつに  ため品川で降ろされてしまつ  真黒に溢れてしまつ  しんみりしてしまつ  他所へ立退いてしまつ  往つてしまつ  ために燃えてしまつ  仆れてしまつ  胃をやられてしまつ  お辞儀ばかりしてごまかしてしまつ  眼が覚めてしまつ  渦に包まれてしまつ  混がらがせてしまつ  反吐を吐きくだしてしまつ  田舎にあいてしまつ  軸がくされて落ちてしまつ  減退してしまつ  止つてしまつ  様に腐らしておいたので切れてしまつ  方言研究をひつくりかへしてしまつ  痛みはとまつ  専門語を覚えてしまつ  お父さんが隠れてしまつ  夢をみてしまつ  ようになりましたしまつは  ことばかりで費してしまつ  爆音のるつぼと化してしまつ  なかに消えてしまつ  含み笑ひに融けてしまつ  ぢりをやめてしまつ  膝をついてしまつ  つて断つてしまつ  誤信してしまつ  根づけてしまつ  畜生道に陥ちてしまつ  そりやつれてしまつ  誘つてしまつ  襞にまつ  大損をしてしまつ  余地をつくりあげてしまつ  たび歩いてしまつ  背負つてしまつ  突きはなされてしまつ  ただ日が暮れてしまつ  家を越してしまつ  孤独を押しつけられてしまつ  不安が育ちはじめてしまつ  うねりをつくりあげてしまつ  心は離れてしまつ  言をまつまでも  結局自分にまつ  声をきかされてしまつ  悪事をはたらいてしまつ  香気がまつ  すべて計られてしまつ  決定されてしまつ  顔に浮かべてしまつ  ために凍てついてしまつ  さとまつ  理知を与えてしまつ  意志で押し倒されてしまつ  やうに押し倒されてしまつ  全部許るされてしまつ  みんな考へてしまつ  うにきまつ  一箱吸つてしまつ  女を帰してしまつ  なかへ置き残されてしまつ  呆気にとられてしまつ  芥川はまとまつ  自信をもつてしまつ  酔をあつめてしまつ  やうに寝てしまつ  電話をかけてしまつ  顔を掠めてしまつ  騷ぎに驚いてしまつ  菓子を食べてしまつ  やうに慣れてしまつ  愛にあきあきしてしまつ  まま天井を見つめてしまつ  表象から忘れてしまつ  ひとりで済してしまつ  日記帳をしまつ  区別を忘れてしまつ  ことを思ひ出して行きそびれてしまつ  仕事がまとまつ  冷却してしまつ  沈黙させてしまつ  殆ど一手でこなしてしまつ  急にしまつ  やつぱり白がつぶれてしまつ  感心してまつ  程変つてしまつ  何処にしまつ  腹痛を覚えずにしまつ  洗つてしまつ  そこで途絶えてしまつ  床に就いてしまつ  寢通してしまつ  桃は済んでしまつ  片附けられてしまつ  片附いてしまつ  記入してしまつ  笑ひこけてしまつ  成失望をしてしまつ  封をしてしまつ  中へ飛び込まれてしまつ  下向にのめつてしまつ  恩知らずだと言って責めるしまつ  無数に出てくるしまつ  国に来てしまつ  みんな嘗めてしまつ  のがなまつ  引浚つて行つてしまつ  侠気を出しすぎてしまつ  外方をむいてしまつ  外へ飛び出してしまつ  やうに握られてしまつ  時ですつかり懲りてしまつ  私はがつかりしてしまつ  うち乘り越してしまつ  のを忘れてしまつ  誰だか思ひつかないで寝てしまつ  七册ばかり讀み通してしまつ  ぺつたりそれを着けてしまつ  ことなど忘れてしまつ  此処に来てしまつ  散乱してしまつ  奥にうずくまつて  鼾をかいて寝てしまつ  鼾を掻いて寝てしまつ  舌を抜かれてしまつ  むしつてしまつ  日本のマツの  日本のマツへ  日本のマツには  マツはマツで  日本のマツは  奧にうずくまつて  程顔を近づけてしまつ  儘だまつて  大通へ出てしまつ  接吻してしまつ  筋書を忘れてしまつ  直に着いてしまつ  行つて頂いてしまつ  云つてしまつたり  歌劇をみてしまつ  一度で懲りてしまつ  みんな隠してしまつ  皆んなを呆れさせてしまつ  松子は泣いてしまつ  手にはしまつが  あとは棄ててしまつ  みんな忘れてしまつ  すべてが燃えてしまつ  膝に伏せてしまつ  眼界から消えてしまつ  異常に引きしまつ  うちきまつて  貼付いてしまつ  手にまつより  のはまつ  隙ができてしまつ  神経を苛立たせてしまつ  宿命づけられてしまつ  いつかすつかり消えてしまつ  懇願されてしまつ  空へ消えてしまつ  闘を演じてしまつ  遁走をしてしまつ  陽炎のまつ  中に踊り出てしまつ  ところまで転げ出てしまつ  それぞれに崩れてしまつ  切符まで持つてきてしまつ  置き去りにしてしまつ  逢へずにしまつ  變へてしまつ  評判が立つてしまつ  手から逸してしまつ  時に破れてしまつ  忘却してしまつ  顔と化してしまつ  つて外れてしまつ  成つていつか眠つてしまつ  化石してしまつ  大詰まで見通してしまつ  女を食べてしまつ  鬼に殺されてしまつ  早合点してしまつ  紙数がつきてしまつ  服用してしまつ  すつかり焼けてしまつ  末のまつや  俳諧をせずにしまつ  隅へうずくまつて  硝子を割つてしまつ  四五册もたまつ  やうにまつ  ことを起してしまつ  平坦にしてしまつ  簡単にすかされてしまつ  完敗してしまつ  文壇を動かさずにしまつ  発狂してしまつ  作つてしまつ  一筆でもつて描いてしまつ  枯渇してしまつ  独占してしまつ  飽和してしまつ  中へ没してしまつ  失踪してしまつ  先生を怒らせてしまつ  つて失踪してしまつ  帰つてきてしまつ  何まで流してしまつ  財産にしてしまつて  非常線は張られてしまつ  奴はまつ  勝手に負けてしまつ  五目勝つてしまつ  荷物ごしらへをしてしまつ  遲らしてしまつ  額いてしまつ  氣絶してしまつ  皆中央に集められてしまつ  歸してしまつ  転覆してしまつ  父に知られてしまつ  ライターが毀れてしまつ  地球は割れてしまつ  拡つてしまつ  蹲つてしまつ  やつぱし地球は裂けて割れてしまつ  時ちやんと焼けてしまつ  つて銀座に出てしまつ  籠絡してしまつ  余り注意を惹かずにしまつ  急に消えてしまつ  詠嘆的になり過ぎてしまつ  表に出ていつてしまつ  相場がきまつてしまつ  うつかり吹いてしまつ  宿題を片づけてしまつ  丁稚奉公に出されてしまつ  名も忘れてしまつ  人まで忘れてしまつ  燒いてしまつ  暗然としてしまつ  通りに書いてしまつ  都合でよしてしまつ  中途でやめてしまつ  みな掻ツ拂つて逃げてしまつ  花形にまでしてしまつ  缺いてしまつ  命を落してしまつ  三年を越してしまつ  蔽つてしまつ  ひつそりうずくまつて  見事にそむいてしまつ  克服してしまつ  つて泣きべそをかいてしまつ  尻を上げさせてしまつ  ひとりでさつさと寝てしまつ  びりりと破れてしまつ  ために打消されてしまつ  蒲団をひいてしまつ  うつとりしてしまつ  小泊港まで来てしまつ  月を忘れてしまつ  きょうはマツ  一ぺんになぐり殺されてしまつ  いつか理に落ちてしまつ  底を叩いてあけてしまつ  墓は立てずにしまつ  譯してしまつ  彼に渡してしまつ  イツシヨに投げこまれてしまつ  相談してしまつ  ひだしてしまつ  谷底へ落ちてしまつ  スツカリ變つてしまつ  見合してだまつ  真意を聞き逃してしまつ  生活からもはぐれてしまつ  漂はしてしまつ  訳載しだしてしまつ  ポケツトにしまつ  壁におしつけてしまつ  廊下へ飛び出してしまつ  声を挙げてしまつ  事を云ってしまつの  ぱりと行つてしまつ  想ひをかけてしまつ  珈琲とばかりで暮してしまつ  下に敗けてしまつ  平然としてしまつ  全部切つてしまつ  出は消えてしまつ  中へ捨てさせてしまつ  電車を動かしてしまつ  旅館を出てしまつ  斷されてしまつ  記者だつたか忘れてしまつ  世界に引入れられてしまつ  のか忘れてしまつ  前篇を讀んだだけで止めてしまつ  鮮明に出てしまつ  さへされてしまつ  つくりあてはまつ  抽出にしまはれてしまつ  事にきめてしまつ  潛めてしまつ  分別も無くなさしてしまつ  つたのか忘れてしまつ  態度を執らせてしまつ  息をひそめてしまつ  拒けてしまつ  作者だと思はれてしまつ  雷同してしまつ  自分を振放してしまつ  地べたに叩きつけて泣かしてしまつ  押つけてしまつ  殘念には思ひながらもあきらめてしまつ  のかは忘れてしまつ  女にしてしまつ  危機迄行きながら逃がしてしまつ  くじつてしまつ  敵艦を沈めてしまつ  弾薬が尽きてしまつ  一人置きすてられてしまつ  勘弁願ひますと逃げてしまつ  釣つた苦心を話してしまつ  つて其処を通り過ぎてしまつ  大阪も燃えてしまつ  墮落してしまつ  みんな出てしまつ  三十六番に落ちてしまつ  捉つてしまつ  其時失墜してしまつ  見習士官に憎まれてしまつ  急に解けてしまつ  其場は紛らしてしまつ  與へられずにしまつ  其儘うつぶしてしまつ  此間みんな燒いてしまつ  がいなや寝てしまつ  廢してしまつ  仕事が遅れてしまつ  それにきめてしまつ  ことを思ひとまつ  真白にされてしまつ  僅かにしてしまつ  咽喉がこごえてしまつ  処へすうと通してしまつ  言ひきつてしまつ  彼は思ひとまつ  家へ置いて来てしまつ  袋を見つけてしまつ  外へ逃げ出してしまつ  つくばつてしまつ  驚ろいてしまつ  帽子を取り落してしまつ  ちやに入り乱れてしまつ  すべてが消え失せてしまつ  霞と逃げ去せてしまつ  聖書を取り落してしまつ  足を停めてしまつ  爺さん辛抱を切らしてしまつ  鋤を取り落してしまつ  べりこけてしまつ  みんな恐怖に打たれてしまつ  ぶつ倒れてしまつ  たん出来てしまつ  音も跡絶えてしまつ  ばつたり倒れてしまつ  胸とざされてしまつ  眼にみこまれてしまつ  前に忘れてしまつ  眼も泣き枯らしてしまつ  居を移してしまつ  姿を掻き消してしまつ  魂を滅ぼしてしまつ  ひとりに化けてしまつ  すべてを取りしまつて  ぱたんと扉を閉めてしまつ  合つてしまつ  釘づけにされてしまつ  仰天してしまつ  祖父はがつかりしてしまつ  面喰らつてしまつ  胡魔化してしまつ  製本されて出てしまつ  等閑に附してしまつ  牆に涸れてしまつ  ぜんまいがとまつてしまつ  幻覺も消えてしまつ  時計はこはれてしまつ  ぐだらくに解けてしまつ  一瞬間唖然としてしまつ  我慢してしまつ  吹聴してしまつ  酢に化してしまつ  飛してしまつ  すつかり諦めてしまつ  夜逃げをしてしまつ  電報を打ちとほしてしまつ  猫とまつ  ぢこめられてしまつ  いつしよに殺されてしまつ  海賊がだいじにしまつ  壺にはまつてしまつ  占領されてしまつ  脱走してしまつ  鉄砲は亡びてしまつ  星を見つけてしまつ  んと折れてしまつ  弟子と決められてしまつ  クサつてしまつ  言はせてしまつ  無意義にしてしまつ  影をおとしてしまつ  所有物一切を卷き上げられてしまつ  完全に掴み取られてしまつ  どん底へ叩きのめされてしまつ  つけに取られてしまつ  金を貸してしまつ  背負はされてしまつ  轉げ落ちてしまつ  彼女は咽び出してしまつ  告白させられてしまつ  留置場へぶち込まれてしまつ  ぺしよりとなつて默つてしまつ  折つて默つてしまつ  昏倒してしまつ  側へ外してしまつ  油が燃え尽きてしまつ  引ツたくられてしまつ  陸に上げてしまつ  人としてしまつ  烏のとまつ  私は驚いてしまつ  嘔吐を吐いてしまつ  戦争さわぎで切られてしまつ  産をなしてしまつ  湾外へ逃げ出してしまつ  葉藏を見てしまつ  國人あつかひにしてしまつ  失敗してしまつ  うつかり吐いてしまつ  獨斷してしまつ  今かとまつより  今日は引つ張り出されてしまつ  馬鹿と見限られてしまつ  永引かせてしまつ  秘密でも洩してしまつ  冗談に紛らせてしまつ  慄然としてしまつ  顔を圧しつけてしまつ  つて転げてしまつ  すつかり遮られてしまつ  電燈は消されてしまつ  余裕をなくしてしまつ  吸ひついてしまつ  門がしまつ  途中だけで疲れてしまつ  お菓子やまんじうなぞは売りきれてしまつ  人のしまつを  夢やを忘れてしまつ  いのちをまつ  最初はきまつ  事をしてしまつ  影が薄れてしまつ  衝突しまつ  體とまつ  やつぱり逃げてしまつ  突らせてしまつ  停車場へ来てしまつ  縊つてしまつ  別れを告げてしまつ  ひつかかりを忘れてしまつ  作品をとり逃してしまつ  結果が生じてしまつ  しんそこから冷えてしまつ  そこらに投げ捨ててしまつ  ぐつすり寝ついてしまつ  立ちとまつ  山を下りてしまつ  息が絶えてしまつ  墓地に埋めてしまつ  すつかりくたびれてしまつ  何処かへ置き忘れて来てしまつ  没収されてしまつ  うちに忘れてしまつ  喰つてしまつ  誓約を忘れてしまつ  復籍してしまつ  すつかり魂消てしまつ  さらはれてしまつ  世界に離されてしまつ  皆片附けてしまつ  発熱して寝ついてしまつ  方向に絶ち切られてしまつ  蒔が寝ついてしまつ  あてはまつ  名前を忘れてしまつ  地びたへ落ちてしまつ  鳥右さんが射つぶしてしまつ  わしは潰してしまつ  音につきまつ  吸はれてしまつ  気嫌を損じてしまつ  雲がくれをしてしまつ  なつたりしてしまつ  内攻させてしまつ  堂忘れしてしまつ  妙に見惚れてしまつ  後ろを向いてしまつ  大方はとり落してしまつ  賛成してしまつ  喰つてしまつたり  衝突させてしまつ  それぢやまつ  つて遁走してしまつ  口をつけてしまつ  ぼつとしてしまつ  つて神の怒は忘れられてしまつ  分裂してしまつ  生活から離れてしまつ  其処へ脱ぎ捨ててしまつ  のに怯えてしまつ  張らしてしまつ  右半身が切られてしまつ  気がして止してしまつ  急にがつくりと項垂れてしまつ  位酔つてしまつ  同情させられてしまつ  一度に食べてしまつ  ぶつてしまつ  神経を尖らしてしまつ  破裂してしまつ  上に出てしまつ  ぢ登つてしまつ  抛棄してしまつ  一つ一つくつきりとまつかな  宣告してしまつ  一緒に片づけてしまつ  無駄話ばかりしてしまつ  兩側はからまつの  畫室からいつてしまつ  花を散らせてしまつ  あてかて持つてまつ  曲直をきめてしまつ  食つただけでよしてしまつ  自分は抱きとめてしまつ  和歌浦までいつてしまつ  自分が帰してしまつ  彼は退けてしまつ  蔭に消えてしまつ  凡て焼けてしまつ  引上げてしまつ  洞穴からにげてしまつ  掏られてしまつ  彼は逃げてしまつ  車から降りてしまつ  まま歸つてしまつ  肩を引いてしまつ  そこへ飛び降りてしまつ  遠くに離れてしまつ  

~ まつ[名詞]2
このまつ  そのまつ  からきまつ  なくまつ  さびしいまつ  黄いろいまつ  大きなまつ  深まつ  早まつ  甘くまつ  固まつ  なんとまつ  うきまつ  いつもまつ  とどまつ  うときまつ  くろまつ  よくまつ  かたきまつ  わがまつ  猶まつ  

複合名詞
靜まつ  まつ青  暖まつ  新道まつ  集まつ  まつたく  引締まつ  ときまつ  まつたん  改まつ  さくらまつさかり  立留まつ  まつ黒  てんまつ  しづくに妹まつ  ひでかたまつ  まつ赤  奥まつ  まつぷたつに  鎭まつ  まつさき  纒まつ  奧まつ  匿まつ  まつ毎  いちまつ  三臺もとまつ  納まつ  語根まつ  まつてつッ  まつたけ  まつ便  留まつ  静まつ  蔦まつ  親まつ鳰  ぢまつ  二女まつ  まつさん  妹まつ  がきまつ  まつだれ  拡まつ  まつ先  はいちめんまつくら  まつ人  まつぴら  塊まつ  マヅ真  立止まつ  まつたら余  緊まつ  まつ白  引き緊まつ  まつ屋  まつ正面  勤まつ  テンマツ  始まつ  廣まつ  まつたく別  まつ最中  そまつ  まつ比嘉  纏まつ  がんぢまつちやいかん  ゑ君まつ家  杜鵑まつ  人まつただひとり  まつばやし  まつ紅  まつてる  そまつなみ  まつぴるまの太陽  まつくら  くだものまつ赤  タイマツ  萃まつ  確まつ  まつらく  まつちく指  擴まつ  止まつ  まつちや何ん  まつたま  シマツ  当選ときまつ  たかまつ  まつまつ主  マツカニ  ろまつ  まつのりと  弘まつ  捉まつ  アハヽヽ驚いちまつ  立ち留まつ  はさまつ  はじまつ  金成マツ婆さん  二三時間まつ  凝りかたまつ  插まつ  出汐まつ舟  マツリス  分りまつ  一杯集まつ  詰まつ  まつ落葉  椿まつ  唐辛まつ  ぴつたと靜まつ  さきまつくら  まつ枝  一まつ  まつ二つ  つてまつ  角集まつ  定まつ  マツラウ  五日ときまつ  稍奥まつ  まつぱだかになつて虱  唯疊まつ  まつら  畳まつ  行つてまつ赤  收まつ  マッ先  まつぴらだわ  まつちや  はつきりときまつ  荷物纏まつ  凸凹騒動てんまつ  まつぱだかです  つまつた丸まつちい  ことし落第ときまつ  まつぴらだな  まつたんぢ  まつただ  空いちまつ  枝まつはりたる  締まつたま  自動車まつ  海まつ  赤まつ鯛  ミマツ曲馬団  われわれミマツ曲馬団  房枝たちミマツ曲馬団員  新興ミマツ曲馬団  新興ミマツ  けさミマツ曲馬団  ミマツ  あたしたちミマツ曲馬団  ミマツ団員  まつたて  潔まつ  稍収まつ  マッ蒼  てんまつ大略  まつ昼間  円まつちい顔  円まつちく  円まつちい体躯  まつ直ぐ  かたまつ  進退谷まつ  寢靜まつ  集まつたんぢ  燒けちまつ  丸まつちい身體  まつ間  締まつ  偶然集まつ  くつまつ  妻まつ  まつたち  まつくらくら  今朝盜まつたん  はつきり何月何日ときまつ  はりまつ  籠城ときまつ  あかまつ  斂まつ  女子ときまつ  まつぴらごめん  笑つてまつ赤  まつむし草  紀州那賀郡ツギマツ  ツギマツ  冬まつ窓  ぢまつたん  つて立留まつ  影まつ  まつぼつくり山  おみやげまつぼつくりぼつくり  さうにまつ赤  まつぴらだ  沿つてまつ  丸まつ  まつ黒ぢ  まつたかたち  日本橋亀島町紅梅新道まつ  儘埋まつ  マツケラー  驚いちまつ  けちまつ  ばりまつ  おいでまつ  まつらげ  此通り弘まつ  大分弘まつ  至急ヘンマツ  マツヤニ  そうときまつ  一つ松まつ  まつらむ  秋まつ虫  花まつ  まつ晝間  蹌まつ  踏留まつ  最初まつ  見えまつ  障子締めまつ  がんぢまつ  成つて休まつ  堅まつ  蹲まつ  ら集まつ  まつぴるまの空  馬鹿みちまつ  ハジマツタラ  まつ黄色  五月まつ間  時鳥まつ  まつ心  いつか静まつ  まつざき  細まつ  其内靜まつ  騷ぎは靜まつ  押しかたまつ  マッ裸  つつじまつ  電車満員まつ  馬酔木まつ  まつたわい  マツセ  ソマツ  まつぴるま  祕まつ  通りぎつしり詰まつ  寄り集まつ  昂まつ  まつ等  まつ黄  谷まつ  まつめろ  まつぴらごめんだ  まつ黄いろ  ひつそり静まつ  みな一まつ  遭難てんまつ  正直マツトウ  限りまつ  まつぴらなんだ  まつ白ぢ  一段高まつ  シナマツ  マツ科  まつらむつき  心まつさま  まつむし  なじみまつ  まつたくら  まつくらやみ  人生まつくら  マツクロオナベモ  マツクロフライパンモフライパンモ  びるにばらいろのべにをぬつてまつ  マットウ仁  自身まつさき  マツペ  外マツペ  まつたより他  ハママツ  まつどの  マツトウ  マツ毛  まつらむ九五  稍改まつ  今始まつたこ  九八ししまつ  まつとり  九一まつ  まつしま  まつひつぎ  国ときまつ  まつかさ  まつちよ  太まり強まつ  まつ笠小笠  まつがさ集  いつかまつ  まつ林  



前後の言葉をピックアップ
まっ殺  まっ白  まっ青  まっ黒  松三郎  まっ  松五郎    松太郎  


動詞をランダムでピックアップ
下り立つしたしむかすめとら記せよほごすむこ繁っ詰寄らゆきあたる流行ら包み隠さ結わえる開け放し書きなぐ捩れる拾い上げんふてくされつのるねりあるき警めん
形容詞をランダムでピックアップ
卑しい拙し荒々しかっむず痒くっ可笑しい濃から有難しこちたいうやうやしかっ堅苦しい美味い執念深くっこわくっ永いあやい恋しゅう恥ずかしからやすくっ疎く手荒き