「風」の使い方、ほかの品詞の結びつき

風のように鳴った　　風に御する　　風な心地に駆られ出してゐた　　風に書かれてある　　風のかげろへば　　風の惡い　　風に言いふらす　　風乾かし耳目啓き手足動きて　　風が吹き込んで　　風の訪れだと言ふ　　風の訪れにまぎれもないと　　風に勘定したら　　風に書く　　風に言葉を用ひて　　風に読んだ　　風に読む　　風に見る　　風なんだろうと思う　　風と波とにさそわれて　　風と波とにだまされて　　風か見てこようか　　風が出ていた　　風が出ていて　　風が段々風脚が強くなった　　風が静まっている　　風が吹く　　風とにさそわれて　　風が吹きこんで　　風に展開して行く　　風の歌が大部分を占めてゐる　　風が吹き回せば回すほど　　風に前髪をなぶらせている　　風に吹かれて　　風が吹いて　　風の中を急いで歩いたので　　風のまにまに漂う　　風をしてゐなければ　　風を切つて挙げるでせうが　　風に終るか　　風に吹かれている　　風に生活の中に突き出されているか　　風なものを蒐集して　　風に美しくものを使ってゆくかという　　風にだけ頭が向けられていて　　風に思う　　風にして　　風には自身の伝説を話さなかった　　風に返事をして　　風にする　　風にふきまくられてゐる　　風がふく　　風が出て　　風がある　　風をききつつ　　風に最後のマツチをすらうとする　　風の前のともし　　風にもまれて　　風に二三本ずつ切って　　風さえ加わって来た　　風に死んでいたか　　風が一しきり窓ガラスをばたばたといわせて通った　　風はまだやまない　　風はますます強く雪はいよいよ降りつのる　　風もやんだけれども　　風に吹かれると　　風が吹くと　　風に暮している　　風にこの二十何年間のうつり　　風はよそのここまで床しい匂をはなして　　風が吹き初めると　　風になった　　風に臨んで　　風に乗　　風に順うて放つた　　風をして帰って来たぞ　　風にくくらねば　　風になる　　風をしてゐた　　風に云ふ　　風がザワザワと桑畑をゆすぶった　　風に切りだした　　風を呼んで　　風がきて　　風を聴く　　風が吹かう　　風が出た　　風がでて　　風がでてきて　　風を聴きつ　　風にならべて置く　　風に飾りたて　　風に軽蔑的な眼を放つ　　風であつたかと云ふことは　　風に衒学的な装飾を施しておかないと　　風に眼の前にチラついてゐたら　　風な問題が出た　　風をして　　風のやうに飛び込んで　　風で對岸の方を向いた　　風に長火鉢の横手へベタリと坐つた　　風に傳はつて聞えて　　風に云い出された　　風の中に感情を抛棄し　　風がふいて　　風がさわいで　　風が吹くし　　風のある　　風の鴉の家ちかく来ては啼く　　風がふきだした　　風に木の葉のさわがしいさうろうとしてゆく　　風をあるいてきて　　風が出てきて　　風がはいつてくる　　風がふくからでもあらう　　風が吹いた　　風はつめたいが春がきてゐる　　風はまだ寒い大福餅をならべ　　風が吹きだした　　風が明けてくる　　風で・日がのぼれば見わたせば　　風が吹いても　　風よふくな　　風のなか酔うて寝てゐる　　風は吹いてもさびしう　　風が吹きだした病めば寝　　風吹く人間はなやむ　　風が吹いて落ちつけない　　風は落ちた　　風の夜の虫がきて逃げない　　風の吹いてくる　　風が落ちると　　風のふくにしいろい　　風の中の蟻の道どこまでつづく　　風ふいて永い日が暮れた　　風を聴いてゐる　　風をおきあがる　　風に感じた　　風や筍はし　　風がうら　　風のきりぎりすがないてとびます　　風がふきぬける　　風の雀がとまらうとする　　風によみがへり　　風が出てきた　　風に遇った　　風の吹廻しであんな綺麗な殿御が此処へ来た　　風をひきますよ　　風を入れないでは寝られない　　風にあおられている　　風の夜も毎晩来ては　　風がよく入りますからいらっしゃいまし　　風をしましょう　　風でも引いて　　風の吹く　　風がすゞしく吹きぬけるので　　風も秋めいてきた　　風をみてゐるか　　風で倒された　　風の日を犬とゐて　　風がふくのでやめる　　風のいろ　　風がふいては　　風が秋ふかうなる　　風を聴くなり　　風がふいて晴れてくる　　風がとおり　　風はある　　風にあおられてなびいた　　風になびき　　風が吹いて来た　　風を受けとめつつ　　風に髪があおられ　　風を胸に入れてこよう　　風が邦子の顔に当たり　　風に邦子は安堵感を覚えた　　風になびいていた　　風にあおられて　　風に舞っていた　　風の方向を確認した　　風に舞った　　風の吹き　　風に流れる　　風は彼女の正面から吹いていた　　風をつかまえた　　風の重みを感じつつ　　風が強く吹いた　　風のよく通る　　風に吹かれたり　　風が吹き出します　　風が吹き出す　　風がなく蒸し暑くて海面が油を流した　　風を感じる　　風が神の被創造物の生氣のある　　風のし　　風が胸にこたえるので　　風がほどよく春めいた　　風の枯葦のおちつかうともしない　　風も春めいて　　風を聴き　　風は既に頭上をよぎらうとしてゐた　　風が流れてゐた　　風は既に頭上をよぎろうとしていた　　風があって　　風が流れていた　　風はおさまったけれど　　風は強く頬を撃って　　風に変った　　風がそよそよ吹いている　　風はひ　　風が吹いている　　風は吹きすぎて　　風ある雄健の筆を振ひ　　風にもめげぬ　　風の通路ひらけたり　　風に揺いでいる　　風が吹いて通る　　風を截って来て　　風を切って飛ぶ　　風も出来ぬから　　風をしているの　　風に一寸垢脱のした　　風を避けようが　　風と夕汐とに流れ寄る　　風の這入って来る　　風がバタリと窓の簾を動すと　　風でも引かないかな　　風も吹かず　　風にゆれて　　風もふかず　　風に始末をつけたかは　　風じゃ出世しないぞ　　風が庭の若葉をふいてす　　風が電線にうなっていた　　風がひ　　風に鳴った　　風にこの町の呼び物になった　　風にふかれゆくと　　風に歴史が前進しました　　風に勤労者の生活感情に複雑に影響してくる　　風にルポルタージュは案外むずかしいということによります　　風はさむいが大気はあた　　風に靡く　　風な世界の事実を偽った　　風にひるがえる　　風が殊に親の目を引く　　風の凪いだ　　風に面白気に翻訳して　　風な傾向でもある　　風に思はれて　　風に彼の姿はその儘次第に遠のいて行く　　風を吹かせて　　風に酔つ払つてゐると　　風が出て来た　　風が吹き　　風は暖かさを送り　　風がふき　　風が去来する　　風は雪をまじえて　　風にたをされ　　風は荒びし　　風はとだえて　　風のために倒壊し　　風がいふ　　風のたびに緑の色をうごかすばかりであった　　風が渡って　　風にもたえない　　風にゆらめく　　風も出た　　風がうそ寒くなつて蚊も蠅もすつかり　　風は多少野分めいてゐた　　風もあるし　　風の苦痛にすぎなく　　風に追はれて　　風は輝く　　風と雨との自由をもつ　　風を布いつ　　風にふるへて　　風のなかにたつて　　風はとしをとり　　風のなかに巣をくふ　　風がゆく　　風のやうにおまへはわたしをとほりすぎた　　風のやうにとほりすぎた　　風のながれの　　風にさそはれて　　風にあふれる　　風にもまれる　　風に妥協しなかつたか　　風に肉づけし　　風でこしらえる　　風の感がある　　風がふいても　　風なことを思いながら　　風に吹きとばされて　　風で家を出た　　風につれて　　風を持っていた　　風と使ひ　　風の歌に屬する　　風が秋をさ　　風が吹きぬける　　風に順つて一方に靡く　　風の吹いて　　風に吹かれて落ち　　風が来て　　風の前に来たので　　風に見える　　風も眠っていた　　風を示し　　風の打撃が来る　　風が出来たと説いてゐる　　風の西に吹くを　　風の東に転ずるを　　風に御して　　風を袋に蓄はへて　　風が鳴つてゐる　　風に髪の毛をむしつた　　風のまにまに涼やかに鳴つてゐる　　風に作者がし　　風に変ったり　　風が新聞紙を運ぶ　　風を運ぶ　　風と新聞紙はほいと柳の若い葉の下をぬけて　　風に吹かれていたら　　風の如く駈け込んでいった　　風の声をきいたろうかと言う　　風は大鳥のように翼をたたんだ　　風のゆく　　風のように乱れた　　風のように彼の頭にはしり入った　　風を望む　　風が早く凪いで　　風に吹き上げられる　　風に思います　　風な関係にすると思われます　　風の落ちた　　風にまかせ　　風は吹き　　風を示してゐる　　風にその葉をそよがせる　　風を感ずる　　風は忍ぶ　　風に戦いでいる　　風のすさまじく吹く　　風に吹きなやまされる　　風に吹き靡かされて　　風を見て　　風に言つたかと思ふと　　風のやうな息のみを洩して　　風にたなびかしているばかりであった　　風を装った　　風に改築された　　風なさしみ皿買つて來て下さい　　風な古來の形式主義が當然作り出す　　風な相違はあるが　　風やや強きも難航の程度にあらず　　風に吹きとばされた　　風にのってきた　　風が障子の破れ目にあたる　　風に考える　　風に吹かれて飛ぶ　　風は幾日吹いただろ　　風が吹く見れば見るほど　　風は鳴り鳴り吹いて来る　　風が当たって　　風に散ってしまいました　　風のない空気の緩んだ　　風となつて東の方からは師の肺腑に迫り　　風をおくるも　　風な意味の七五調の唄を口吟みながら　　風を装って　　風な人間だろうかと思うと　　風を切る　　風に吹き飛ばされずに　　風に吹かれながら飛ぶ　　風にもひるまぬ　　風に邪推を廻しては怒る　　風な妄言を吐かんでもの　　風に誘われて　　風に乗せられて　　風に吹き除けられて　　風をする　　風にふかれ　　風にもたへぬ　　風なりとこそ聞けれ　　風にも見えた　　風にさへ見えた　　風に見えた　　風が冷たく彼の襟元をめぐると　　風でせう　　風にふき上げられまいと　　風も黒い土の吐息も二十五の女心を濡らすかな　　風が吹けば　　風よ叩け　　風よ早く赤いマリの私を叩いてくれ　　風が吹くから　　風が吹き消して行くよ　　風のやうに爽やかに郊外の花畑を吹く　　風の唸る　　風をいつ　　風が寒むそうだが　　風にゆすつてゐる　　風ではござらぬか　　風に染まった　　風が肌に染み　　風を引かない　　風を引いて　　風にそよげども　　風に送られて匂って来る　　風をしている　　風に光っていたり　　風が吹いてきて　　風になびく　　風にまぎれて　　風を通す　　風と一緒に先生の言葉も通過させてしまう　　風をひいたりする　　風に言う　　風に考えていて　　風に思っていたから　　風に騙していた　　風に吹かれて飛び　　風に掻きまわされ　　風に吹きちぎられた　　風に考へてゐた　　風に叫びたく　　風をしながら　　風が吹いてゐた　　風が吹いてゐる　　風を見た　　風の吹き当る　　風につながれた　　風をひく　　風をはらんで　　風が薫る　　風が光つてゐた　　風に両手を軽く重ねて　　風に軽くたたいて　　風に女を弄ぶ　　風にしているだろう　　風に都を落ちて　　風にいうだろう　　風でやって行けるかと考えて苦しんでいるので　　風な汚ならしい赤鬼青鬼のゴチャゴチャした　　風が強く頬をうつ　　風が吹きつけて波立ちさわぎ出す　　風にしゃべる　　風に荒されたと考えてみた　　風にひろがるか　　風がさわぐ　　風が立って　　風に昔者は今も感じている　　風吹け雨降れという　　風のない晩秋の黄昏に町をあるいて　　風は九州にもあるが　　風でゆすられて　　風を見せるだけに　　風に喉の下などを任せている　　風が無くて気温が高く雪の結晶が零度に近い温度にあると　　風の無い夕方から小形の牡丹雪が降り始める　　風が来ると　　風が強くていわゆる風雪となると　　風で吹き上げられた　　風の機械力の作用がいかに雪の結晶を変形させるかという　　風なドンチヤン騒ぎを演じてゐたら　　風に忍び込まずには居られない　　風なことをいつも祖母から教へられてゐた　　風にも云われている　　風でも吹きつけない　　風でも吹けば　　風は彼の顔へまともに吹きつけて　　風に揉みちぎられながら澄みきって響いてくる　　風にも揉まれる　　風に動いていった　　風でガンベは聞き返した　　風で高笑いなどをしながら　　風に靡いて拡がれば拡がった　　風がなくなって垂れれば垂れた　　風にいいながら　　風がもの凄く吹きすさんでいたが　　風になったねえ　　風は死んだ　　風のためにひどい音を立てて　　風に気持が動いているかを　　風があったら　　風で火鉢の炭をせせっていた　　風に園はむちゃくちゃに停車場の方に向って歩きながら　　風にはっきりしていなければいけません　　風に考えた　　風な関係かと思いました　　風に心を持ち直して　　風に変にこじれた　　風がぱったりと止んだ　　風にゆられた　　風にノートへ役割からシナリオから何から何まで書き入れる　　風に吹き曝されてゐる　　風のように家を出て行きました　　風の中のふかやさめがつきあたってる　　風を入れる　　風がどうっと吹いて行って　　風の中のふかやさめがつきあたり　　風が青ぞらを吼えて行けば　　風にパタパタパタパタ鳴っていました　　風がどっと吹いて折れた　　風が吹きますから　　風に乗っていらした　　風とか火とか空気とかに似た　　風ともない通り魔のしはぶきの　　風に切れて　　風に千切れて　　風が煤を吹きまくる　　風とともに舞ひあがる　　風に捲かれた　　風や光の鳴り響く　　風に荒れて　　風のいやはてに絶えんとして　　風の日なりこの日絶え間なく震撼せるは　　風の流れて　　風にするか　　風にするかを　　風にするかの　　風に考えられて来　　風な完全な法典を現在与へられてを　　風に結合されてゐる　　風に吹かせながら　　風を孕んで　　風に藍子がくすりと笑った　　風な完全な法典を現在與えられておらぬし　　風に結合されている　　風を改めて人心の変化したるは　　風をなし　　風となって　　風に神秘化して来た　　風に吹かるる　　風でも吹いている　　風も出ている　　風に第一線で詞戦をする　　風に乱れる　　風に乗つて　　風に吹かれる　　風にあふられる　　風の聯想が起つたのであらう　　風尚気質を帯びて　　風が吹きつけぬ　　風にゆさゆさ揺れている　　風に吹きたおされ　　風に吹きさらされる　　風は吹きさらしに吹いて　　風の鳴るべき　　風に嬌態化された　　風に煽らせながら　　風にはためかせ　　風に顰する　　風烈しく吹きて　　風にとかく移り行くほどに　　風に堪へず吹き切られたるほ　　風になびかせながら駈けて来た　　風でもある　　風のないむせむせする　　風になり　　風は沈静して　　風というよりも　　風が吹いてきました　　風が吹いていました　　風を装い　　風吹くごとに閃めき飛ぶ　　風の吹き過ぎる　　風吹くとも霜降るとも　　風が強く吹きつけた　　風をしてますけど　　風な男ぢやないと思つてゐたが　　風が吹いたくらいで曲る　　風のため盛りあがって　　風にやれば　　風も弱くて砂をとばさず　　風にからから笑い　　風に動かす　　風をとおす　　風に傷をおってしまった　　風の流れる　　風にあおられ　　風にもぎとられ　　風とにたたかれ　　風とにたたきつけられ　　風を入れました　　風をうけた　　風に笑い　　風が起っていました　　風がすうっと吹いて来る　　風がふきこんできました　　風にひるがえり　　風を切って　　風をうけて　　風が少し強くなつてきた　　風が當つてゐる　　風にゆすつて　　風に動かして　　風に働く　　風に踊つてゐた　　風にふきまくられた　　風にだけはなりたくない　　風をした　　風はやんでゐなかつた　　風にみえる　　風の工合でまるつきり聞えない　　風と雨とにさらされ　　風に乗って来ない　　風が吹いていた　　風は吹きつけ　　風のなかに立ち　　風の影響も加わり　　風にしなう　　風に吹かれ　　風に揺れ　　風に乗って　　風にはためいた　　風にあおられて逆立った　　風がいったん止まり　　風はいちだんと強くなっていた　　風に吹きちぎられ　　風によろめきながら　　風に叩かれ　　風がひとかたまりになって飛びこんだ　　風がおさまったら　　風に確実に感じた　　風で波はその頂上を削り取られ　　風にボードごとあおられつつ　　風に吹き飛ばされ　　風にひきはがされては噴きあげつつ　　風に逆立った濡れた　　風の香りや肌ざわりが変わった　　風のなかにふっと聞こえる　　風に揺れて触れあう　　風になってしまい　　風がテラスを吹き渡った　　風に吹かれながら　　風に向かって　　風を正面から受けて　　風に押し戻される　　風に吹き乱れた　　風にあおられて舞いあがる　　風に鳴っていた　　風に乗って聞こえた　　風に乗っていた　　風で煙が吹きおろされ　　風が強くなっていた　　風のなかに軽く持ちあげられた　　風はオフ・ショアに変わっていた　　風は平らにならし　　風にあおられて逆立ち　　風に押されてくぼんだ　　風で平らにならされた　　風に揺れると　　風になびかせ　　風になびいた　　風は動き続ける　　風の日に強く感じる　　風に揺れ続ける　　風に揺れる　　風を受けて　　風を受け　　風に吹きとばされ　　風にあおられた　　風に椰子の葉が鳴り　　風が少し吹いて来る　　風が強くなった　　風にその飛沫をうしろになびかせ　　風に鳴り　　風が山の頂を通っている　　風があっちへ行くな行くなと思いながら　　風が烈しくて木もかきねも倒れたろうと思って　　風にギラギラ光っていたし　　風に何気なく帽子を取りましたが　　風に吹かれていました　　風があった　　風が遠くの街道からカチューシャのうたをのせて来た　　風に鳴　　風に伝わって　　風には一度だって触れた　　風に考えれば　　風に考えて来ると　　風に見物の腹にはひれば　　風が固定して　　風も行はれた　　風の信仰が出て来た　　風までも出来たらしい　　風を助成したであらう　　風な言ひ　　風が行はれた　　風をしてやって来て　　風にでも小手先で流用し得る　　風に笑って　　風にきよときよととそこい　　風にちらちらと葉裏を見せてる　　風が加わると　　風を巻き起す　　風がございますよ　　風で花を瞶めて居りました　　風なところで納めていた　　風に指先で分けて取る　　風に把手を下げる　　風なこと吐かしやがって　　風にあふられた　　風がふいて来て　　風は立つても　　風にゆられて飛んで　　風にあふられて　　風にすらすら話して行けば　　風をして問うた　　風が目に立たない　　風に向って吹き　　風に行く　　風には考えていない　　風に説きすすめて行く　　風に見ると　　風な話がちょいちょい聞えて来る　　風な科学がもし出来たら　　風に描かれてある　　風にしたい　　風と雨と水沫とでめちゃめちゃとなってしまった　　風も吹き込まず　　風とで陰鬱を極めるので　　風の雑件をどしどし持ち込みます　　風を切って翔けた　　風を呑んだ　　風を引くと　　風の異るを示す　　風が落ちて　　風はいくらか凪いだ　　風は獅子の吼ゆる　　風がすーっと吹き込む　　風がすさまじく吹いている　　風が地面に沿って流るる　　風が吹き募って　　風を見ながら　　風にひ　　風のやまなかった　　風に展開して来ると　　風にあるべき　　風に意義が転化して　　風になるだらうと言うた　　風が行はれて来る　　風に考へられ　　風に裏書をしてくれたのみならず　　風にトンチンカンに見える　　風に疑って来ると　　風に散らばって　　風を切って歩けた　　風に人の神経をゆすぶっているかという　　風がバラック以来東京の全市に拡がっただけが　　風をしてあるける　　風にばかりゆすぶっていれば　　風にカブレてしまった　　風に尊重されるか　　風に荒っぽい犯罪が減った　　風にはためき　　風にこはされて　　風がなくてもにげてしまふから　　風に送つたか　　風になつたのだと噂してゐる　　風に工場の人たちは言った　　風にも言った　　風に作り替えて　　風に言ったりした　　風にしている　　風に訊いた　　風に言った　　風に世の中を見ようと　　風に映そうと　　風に映しとっていた　　風に言いながら　　風に兼子は彼に云った　　風で二人の顔を見比べた　　風に取引されて　　風に話がこじれるといけませんから　　風に彼女を眺めた　　風をして立っていた　　風になると　　風ではだんだんいけなくなるばかりだ　　風がなくて雪の降る　　風に遣って行こう　　風がひどく吹いていました　　風寒く北向きにて日あたり悪しくまたあまりに寂寞なる　　風がひどく吹いて　　風をふせぎ　　風をしては　　風を装う　　風の気持好く吹いて来る　　風がさっと吹いて　　風に軋む　　風を厭ってか　　風のごとく駆下りた　　風はものともせねど　　風を裝ふつもりで　　風の氣持好く吹いて　　風が来たので　　風のように走って行きます　　風のように走って行きました　　風に揺れていた　　風が身に沁みて　　風になるだろうかと　　風をくれつつ　　風な暮し　　風の音響けば　　風のかげ　　風は朴の葉の炎を洗ふごとくなり　　風はそよげり　　風を祭る　　風は緑に煙り　　風は光をそよがする　　風よけの蔭からかけ出した　　風が袂をふき飛ばした　　風がやはり吹いた　　風に自分を語る　　風に散り　　風に考えていた　　風で甲吉の野郎はとうとうストライキに加わらなかった　　風はすっかり止んでいたし　　風にごく上等な品物をごく長い間使い慣らしていた　　風はすつかり止んでいたし　　風にごく上等な品物をごく長い間使ひ慣らしてゐた　　風の脈に触れてみてから　　風の抜ける　　風に吹き払われ　　風のないしんとした　　風の加った　　風もあります　　風な観かたに止れば　　風のない午前にはヴェランダに出る　　風にひらめく　　風が流れてゐる　　風がふたたび流れはじめる　　風に搖れる　　風の流れの欲しいのが自然だろうと思う　　風に批評した　　風も生じている　　風に犯人推定を行うかと　　風にやつて御覧なさい　　風に煽られて　　風にもみえた　　風がふとなつかしい記憶のにほひを　　風を粧ふ　　風な手紙が東京の友人から久振りに正三の手許に届いた　　風にやって　　風になったので　　風がふとなつかしい記憶のにおいを齎らしたりした　　風を粧う　　風な手紙が東京の友人から久し振りに正三の手許に届いた　　風がこのような地方的の風に干渉して　　風の弛張が認められない　　風の変わり目の無風が著しく現われる　　風が吹くので　　風の一日じゅうの変化を調べてみると　　風の周期的変化があるが　　風の週期的変化として現われる　　風の日々変化する　　風の弛張がかなり著しく認められるが　　風の日々変化の習性に通じていれば　　風の反対する　　風で喋っていた　　風がつよいと見えて　　風に分けた　　風に観てあき足りないでいる　　風吹いてる　　風に話すの　　風に喋る　　風に焦点がずって来た　　風にさからい　　風にさからっていて　　風は益々迅く　　風や砂塵と闘いながら歩いて行った　　風にさからいながら　　風が落ちた　　風な余つ程深い瞑想に沈んでゐるといふ　　風なきに動く　　風の誘いてか　　風に打たれて　　風渡る梢もなければ馬の沓の地を鳴らす　　風の限りは知らず　　風にも砕くる　　風のようになり　　風に粋をこらして　　風を薫らせて坐った　　風を食らって逃げ失せぬとも限らぬ　　風のごとく寄ってきた　　風を切ってきた　　風にそそられて　　風を送るやら　　風を貰っても　　風に舞わされて　　風に吹き別れて　　風を孕んだ　　風の騒がしい竹林をうねっていて　　風にたばこをくゆらしている　　風に鳴る　　風をはらませて　　風が起り　　風を切らせてのめりこんだが　　風に歯向いながら黙った　　風に従ってなびいた　　風にこきおろされた　　風の脚が意趣に砂を捲き上げた　　風の這入る　　風が吹き込むでねえか　　風は吹き募っていた　　風に吹きちぎられて　　風は激しい音で募っていた　　風だけが吹きすさんだ　　風は刃のように鋭く切り込んで来ていた　　風はしていたが　　風は吹き落ちていなかった　　風は地面にばかり吹いている　　風にたわみながら光っていた　　風のこもる　　風の幾日も吹きぬいた　　風も見せずに　　風が木でも草でも萎まし　　風が息気のつまるほどふきかかる　　風にこう怒鳴った　　風が吹きおろしたと思うと　　風に向った　　風が蚊帳の裾を吹く　　風のように細い手を振りながら　　風が通りますよ　　風にあれて　　風が海を叩いて　　風にさからって　　風をまじえて　　風でいっぱいふくらんだ　　風までが高慢にふくらんではいって来る　　風に膨らんでいる　　風を呼びながら　　風を切って走っている　　風があんなに動いている　　風に義理立てしないで　　風を引いたので　　風をいっぱい孕んだ　　風にキラキラ光っていた　　風に吹かれていた　　風が絹のようにしゅうしゅう流れている　　風に吹かせて　　風は痛すぎる　　風に当る　　風の唄をうたった　　風のビンビン吹きまくる　　風をよそおって　　風になるかも知れない　　風が入つて来た　　風の塩分で腐蝕して　　風に顔が変つて来た　　風で畑尾はだしぬけにかう　　風に戦いでゐる　　風が吹いてゐました　　風になつてしまふと　　風におつしやつて下さいますんで　　風なものがある　　風の死んだ　　風の入り　　風な口を利くねえ　　風が吹きはじめている　　風な流行が生じ　　風に問題を出した　　風の傾向を生じる　　風のものだったと記憶しているが　　風に考えて　　風な論がリアリズムについてなされた　　風に言われている　　風なものの発達のスピードに合わせては　　風に寒く当っていた　　風に見せたかった　　風にされる　　風に首席に箔をつけたがるので　　風だから豹一はもう完全にクラスの者から憎まれてしまった　　風にうつるだろうかと考えて見た　　風に三月続いた　　風にされると　　風を頬に感じた　　風に黙っていた　　風に歌っては　　風に批評される　　風に書きましょう　　風に洋服に拘泥っていた　　風になってしまった　　風に早く提出してしまった　　風のなかに残して　　風が走っていた　　風に一人ぽつりと離れて　　風な失望を感じた　　風にはためいている　　風な質問をして　　風がさっと来た　　風に弁解する　　風に心配されている　　風に言われたので　　風にけちをつけたがる　　風にされた　　風に頭のなかで鞭をふるっていた　　風なお交際はしませんわ　　風に喜んでいる　　風に質問されて　　風に口のなかで呟いた　　風も当らぬ　　風に孤独な考えに耽った　　風にいきなり立ち去ろうとした　　風が日のかげった　　風に思われたと知れば　　風に病人扱いにされる　　風に蓮っ葉に言って　　風に嫉妬に苦しみながらも　　風な下手な思わせぶりなことしか出来ない　　風に言ったか　　風に叱りつけていたが　　風に書かれましたら　　風に金を借りられる　　風なことを話しあった　　風にうけとられ　　風をふき起す　　風に誇張せられ　　風に問題がおこされた　　風に分けられると思う　　風に言葉がツマってしまう　　風に言えない　　風な考え方が有り得るという　　風に限定されてしまう　　風があり　　風に用いている　　風に動いていた　　風が続いた　　風に吹きつけた　　風が変って　　風の中に餌ものを嗅ぎつけた　　風吹きて其家を撞たれども倒れざりき　　風吹きて其家に当りたれば　　風吹けば倒れ　　風の物をお書きになつていらつしやると　　風に書き　　風までひ　　風が常に吹いていた　　風にさまざまにはためいた　　風がドレスを彼女の体に張りつけるから　　風をやりすごして　　風がよくとおる　　風に動く　　風にしてゐて　　風に遊びたかつた　　風に送られてくる　　風に煽られて掛かる　　風が起つて居る　　風に各国共に非常に困　　風に考へて　　風にされている　　風に扱うて居るが　　風に考へられたであらうが　　風のあつた暗示を含んで居る　　風に挨拶をした　　風はいつもしずかに一定方向に吹いていると云う　　風が吹いているし　　風が吹きこんで来る　　風は守りおおせた　　風のあった　　風が身に染むので　　風でいった　　風なんですから堪りませんや　　風に漂う　　風のひ　　風の笑い声にも似て　　風にでも誘われて　　風があると　　風が森や山腹の冷たい処に触れる　　風を引いた　　風に吹れて飛んで来た　　風にどの人をも先々代時分の人だと看做して　　風に名を言つてゐた　　風に泣いている　　風を入れては　　風をなめている　　風はいよいよ吹き荒んで　　風にそよがせ　　風が東南風とみえて　　風が耳に痛くなってきたので　　風に吹かせて出ていった　　風を縫って　　風が吹いてき　　風のために一昼夜上陸が遅れ　　風がありありと窺はれた　　風が見え　　風になつてゐるかを見に来ました　　風を装ふも　　風に撰択するより　　風に事柄が運んで行ったと云う　　風といっしょに太陽の光が強くこのぼうっとかすんだ　　風が残っていた　　風を送って　　風な事をもう少ししゃべった　　風に自ら慰めて見て　　風が障子の穴から忍び込むが　　風に云ふなら　　風に送られて来る　　風で口籠る如く　　風で揺れてる　　風も出て来た　　風と闇とに抵抗して　　風で曲つてゐる　　風との中を浦上の方へ向つて走り出した　　風や旗の中にも多少の聖霊を感じるであらう　　風を波の音と聞き　　風もなく楢林と枯芒で満ちている　　風があるので　　風にぱたぱた云はせてゐた　　風は乾いて　　風の夜は月は冬でもまつ　　風より早くかけ出した　　風が胸の中に流れ込んで来る　　風の渦が起つて　　風に凍つて　　風はしきりに吹いて来る　　風に散りうせてしまふ　　風な条件で約束しても　　風な困難な状態も焼け出されの僕にとつては止むを得ない　　風な弱々しい子供の僕は今でも僕のすぐ手の届く　　風は冷めたい　　風となつて打ちむかひ　　風をして近寄　　風が赤旗のやうにゆるがせてゐる　　風に吹き消されぬ　　風に考えると　　風にいう　　風にまるでほどけて行く　　風が沁みて行ったが　　風をして走り出す　　風に砥がれていた　　風が吹いてくる　　風でも吹き去った　　風を流して　　風の悟徹の底から生まれているだけに　　風をくらわせて　　風に独りで随分遅く迄散歩した　　風で答える　　風に新らしい社会が形成されるか　　風が私の見すぼらしい　　風は海の青い暗い波の上に行っていて　　風は親切にまた叫ぶ　　風がみんな一語ずつ切れ切れに持って行ってしまいました　　風のきれ　　風が私にはなした　　風にはなした　　風や波といっしょに次から次と移って消えて行く　　風や草穂のいい性質があなたがたのこころにうつって見えるなら　　風をひくよ　　風にやるかと　　風は有っても　　風に扱われていた　　風は急に吹荒んで来た　　風にチラバッておった　　風に身体をかくそうとした　　風は遠慮無くピンピンと空をつんざく　　風に書きはしないだろうと考え　　風に社会に生き　　風に自分の人生と文学との関係を生きているという　　風な一ひねりした　　風吹けばそよぎ　　風に見られている　　風ひようひようと吹きにけり　　風にかつ散りにけん　　風に吹れてゐるわいな　　風に喧伝されてゐます　　風がありました　　風な口調に響いて来る　　風なものだと信じます　　風に物語の結末をつけたら　　風に属して　　風がぱったり歇んで日の暮の暑さが又むし返されて来た　　風をしていれば　　風を切り　　風ばかり時にはいかにも秋らしい響を立てながら　　風のない初冬の午後庭の落葉を焚く　　風さえもせず　　風は路地の奥とはちがって　　風に吹きつけられたと思うと　　風が凪いで　　風をも待たで　　風ありて小屋いっぱいに烟まわれり　　風嘯いて黄紅葉が苔踏んで行く　　風よ刺せ　　風も力のなき如く見　　風に靡かぬ　　風に信じてゐる　　風に僕は我田引水し　　風も吹いていないのに　　風に吹きつけられた　　風が吹きまくつた　　風に陣立を変更しなければ　　風な単なる華美の様子は見あたらなかつた　　風に狼狽するだらうかと考へる　　風に腹の中では呟いていました　　風がないのにゴウゴウ風が鳴っている　　風の中につつまれていました　　風に似ている　　風をもぎとって　　風がどんなものだか知りません　　風がはりつめているからだよ　　風には判断せずに　　風に吹きさらされて　　風はゴウゴウと吹き　　風だけがはりつめている　　風をきり　　風に違うのよ　　風に違う　　風に吹かれた　　風が花の下の四方の涯から吹きよせていました　　風もありません　　風なところを見せようと考えていた　　風に叱られていたかね　　風が吹いたほどにも　　風に食べている　　風かとでも聞けるが　　風なものに溺れている　　風に面白気に風を切つて銀座通りを押し歩いてゐる　　風に思ひ　　風に翻しながら　　風な妄想に走らせられたりする　　風のやうに飛び降りて　　風に点頭きつ　　風に時々彼女の方へ点頭いて見せながら　　風に誇張をなすつ　　風の中に掠はれてゆく　　風の如く御不浄に走り行き　　風は小歇みになり　　風はすっかり止んで　　風をしながら笑って　　風を入れた　　風に荷馬車にのっけて　　風のやうに三角山のてっぺんから小屋をめがけてかけおりた　　風のやうにうごいて　　風にふうっと漂って来た　　風を麓の方へ送ってきた　　風に見えるのに　　風に自然が見えればこそ　　風は地球を一周し　　風な流行がありすぎると思う　　風が今日も吹く　　風が田の中に吹いてる忘れてる　　風は南風青島沖の離れ　　風に吹かれてた　　風も静に吹き　　風だと思はりよか　　風よ惜しめ　　風も吹きやみぬ　　風の聲がいふ　　風はその雲を大西洋上の埒へと追ひたてる　　風荒るる天上のいづ　　風のまにまにふはふはと　　風は脣に夏の夜の味を傳ふ　　風は盃の冷き縁に似たり　　風に播く　　風と花とを遮らうとして張りつめた　　風がその薄色の髮に戲れると　　風を数える　　風を生ずる　　風を示すに至った　　風を巻き起して　　風になって　　風に極められてゐました　　風が云ひました　　風を通さないなんて　　風は雲を吹き飛ばしてしまふし　　風に使へるだらう　　風もなしに続けました　　風にそれが害の原因になる　　風に吹かれて来る　　風に役に立つてゐました　　風はそれに先立つて　　風が吹いて来ると　　風が吹いて来て　　風が別な方角に吹いてゐるからね　　風か雨がやつて来る　　風に出来てゐる　　風の吹くに任せて　　風に吹き上げられた　　風が運んで来る　　風のない日だと約一哩も空高く上る　　風で運ばれて行く　　風に考へてゐたの　　風が吹いて揺り動かしてゐます　　風と昆虫とが雄蕋から柱頭へ花粉を運ぶ　　風が花を動かし　　風や昆虫に柱頭のところへ持つて　　風になつてゐるが　　風ないろんな話がありました　　風に又支那や印度や日本から来た　　風なのでせう　　風は大洋の表面を擾す　　風に遂ひまくられる　　風に鞭打たれた　　風に海から戻つて来る　　風に逐ひ立てられて　　風に幾つもの切れ切れがひつつき合つて出来てゐる　　風に手軽にやらない　　風が少しあった　　風に使用され得る　　風に時代を意識しているだろう　　風にはっきりとは分っていなかったと　　風が不意に吹き込んで来た　　風に強調されている　　風な形で同時にいく　　風がすこし出て来た　　風は非常に激しく吹いて　　風も雪も身に沁みなかった　　風で或は一日や二日位早くやつて来るかも知れぬと　　風の如く来り　　風の如く去る　　風の通路にあたりて　　風のごとき運動は徐じょにわがかたへも延長し来たれるなり　　風なきに乱れ騒ぎて　　風のようにリンゴ園から駈け降りて　　風に解釈して　　風に呑み込んでいる　　風な事を考へて　　風で部屋の外で躊躇してる　　風の影響もあるだろうが　　風に流されて行く　　風の構造を示す　　風に靡いていた　　風な場所か分かりませんでした　　風と雲によつて天候を予知する　　風にも使はれる　　風に奢らない　　風に吹かれてゐたであらう　　風にだけ理解された　　風のように疾く走りました　　風にならぶ　　風にすわる　　風に位置をとる　　風に坐る　　風に腰かけるか　　風が身に沁みわたった　　風にうなる　　風と電線との音が実際怪しくきこえる　　風や電線が長い悲しい唸り声を立てていた　　風に分類され　　風の如く飛び去つてしまふ　　風に考えて行く　　風に相手の名前を呼び棄てに出来る　　風にゆらいで　　風でぶらりと現れ　　風で女中に物を命じたりしている　　風に動かされる　　風のうなりとの　　風が北から吹こうが　　風は東寄りの方向に吹きまわしてはいるが　　風は南にむかって吹き廻っている　　風でも北さえ吹けば　　風は解けかかった　　風は吹きまわしている　　風は夜の間に北に吹き変わって　　風は新たになり　　風が都合よく吹きつづくならば　　風が吹きつづけさえすれば　　風が吹いて来たら　　風の吹いた　　風に騷ぐ状が見られた　　風に騒ぐ　　風も吹いてゐた　　風と共に人を嘲ける　　風がふけば　　風が砂を吹きこんできた　　風がそよそよと吹いていた　　風に散らかっていた　　風がさっと吹き込むと　　風がまたさっと吹いてきた　　風が吹き出してゐる　　風だと言へば大抵の惡事までゆるされます　　風に吹かれていても　　風が流れてくる　　風が変っているが　　風を切って行った　　風の味が感じられる　　風が強くなってきた　　風が空を吹き廻っている　　風のようにはいってきた　　風のごとく出て行った　　風が消してゆくので　　風に飛んで　　風をはらみきった　　風は狂わしく吠えたける　　風に理解されている　　風に処理される　　風に出来上るかという　　風に考えて済む　　風にでも説明され得るだろう　　風な云い　　風と砂埃とで眼も開けられない　　風を引いてしまひました　　風を冐して　　風と雪とに堪へかねて　　風の中で息をする　　風の來ない日向に來れば反動として温かく感ずると　　風がこの荒野を吹きまくって　　風に訊ねられた　　風の波は背中へまでも吹き込んで来た　　風が起こって来たが　　風にこみ入った　　風がカーテンを揺すった　　風に狂ひながら流れてゐる　　風に狂いながら流れている　　風の流れに送られて　　風を真向きに顔へ当てる　　風に意識して　　風を歓ぶ　　風に見やって　　風で白くふくらんだ　　風は村なかの青桐の茂った　　風にざわめいている　　風な状態になつてゐた　　風が出たらしく　　風に漂うて　　風に替つて　　風に判ぜられる　　風に固定した　　風を洗骨に由来する　　風に吹きとばされるであろうし　　風に押し　　風が寒いのを感じるなんて　　風に仕組んだまでに過ぎません　　風に怒鳴りちらした　　風を食らってしまうでしょう　　風がだんだん強くなる　　風を切って入る　　風がきた　　風のようにすりぬけて　　風をつらぬいた　　風にひだ打つ　　風も無ければ動きもせず　　風が誘って　　風していた　　風で居る　　風のない燈火に描かれる　　風の繞るごとくに響くと聞く　　風を誘って　　風にぬっ　　風を泳いで下りるが　　風に母と手をつないで死ぬ　　風に吹き消されてしまった　　風にもまれて散る　　風にさらされながら　　風のよく吹く　　風に考えてみると　　風が渡る　　風が見える　　風を引て噴嚔する　　風を第一の手頼とする　　風な大掴みな分け　　風な差等を設けている　　風を聴くとり落した　　風に私はこの町ではぢめて出　　風は私の魂までも粉々にして　　風の吹き荒む　　風のいきほ　　風のくるめきに　　風がひどくてあたしの言葉がはつきりと通じなかつた　　風は相かはらず　　風はあらゆるものを吹きとばして　　風に向つて慨嘆するなんて　　風に似た　　風はますます巨大な翼を縦横に羽ばたいて　　風に乗つた　　風をつかまへて　　風を追ひかけてゐる　　風を映す　　風が凪いだ　　風の日に先生を訪れた　　風も強くて露営には適せぬ　　風は当らない　　風は起らず　　風にしゃあしゃあと出て行く　　風とともに聴えて　　風が静かに漂うて居りました　　風が吹かなきや帰られぬ　　風な関係に思った　　風がさざ波を立てている　　風に萩の枝を離れて　　風のように出ていった　　風のごとく消え去った　　風を食らって逃げだしやがった　　風にさらわれた　　風を泳いできた　　風にかすらせる　　風な工合に描いてあるね　　風な気持にはなれた　　風に言って見ると　　風の考え方をした　　風清き甲板上に暮す　　風なぎて船脚きわめて遅くなりし　　風は猛り　　風さえ余を吹飛ばさんとす　　風の檣と闘う　　風も何時か吹きやみて　　風が運んで来た　　風に訂正した　　風で吹き飛ぶ　　風にゆれているだけだった　　風と馬尿の匂いが複雑に混淆して　　風のない日の沼のように静まりかえっていて　　風が吹いているとみえ　　風に飛ばされ　　風のように消滅した　　風のように走って行った　　風もないかして　　風が征矢のように吹き過ぎる　　風が窃かに渡ったと見えて　　風を遮るので　　風吹けば黄塵が渦巻く　　風に寂しくもあるか　　風がたいへん強くなりました　　風のために常に動いてゐまして　　風と雪のためにまた埋められてしまふ　　風で名を知って　　風を切つて進んだ　　風は冷し　　風だから手拭きに出してくれる　　風の戦ぐ　　風の死したる　　風の弱き樹に於けるが如し　　風の巍然たる山に於けるが如し　　風に逆つて薫らず　　風に逆つて薫ず　　風に搖がざるが如く　　風に逆つて微塵を散　　風かいのう　　風のたよりにただありとのみ聞えつつ　　風に書いてある　　風のすぎた　　風で捕手どもの眼を眩しとっ走る　　風よ心して照れ心して吹け　　風は吹くし　　風に赴く　　風も改まりて　　風に倣わざるを得んや　　風に靡き　　風に慣れ　　風はもって　　風を一変し　　風を互いに相倣い　　風に逆らい　　風を慕うて　　風に倣わんとして　　風を擬する　　風を存するによりて　　風なりとて無理に了簡を取り直して　　風を示すは　　風の極醜なる　　風の若者に遭遇して　　風の者を見出したぞ　　風がはいった　　風に馴れなかった　　風をくらって　　風にひるがえしながら　　風をくらって逃げた　　風をくらう　　風をくらった　　風が耳の処でひ　　風を殊にする　　風も文弱に流れずして　　風をかくの如くして　　風を生じ　　風をいれている　　風に呼び慣れている　　風に通りをみていた　　風を爺さんは優しく内儀さんの方へ送った　　風がみえる　　風に話し出す　　風で梯子段をのぼっていく　　風に胸毛を白く割られた　　風とともにひらひら机上へ舞い来って　　風の便りを受けとった　　風の便りにしよう　　風の便りを受けとったとしたなら　　風の便りはここで終らぬ　　風の便りをも書かせると　　風を落している　　風に考えました　　風までがぱったり止んでしまって　　風にゆらいでゐるだけでした　　風に消されて　　風とともにひらひら机上へ舞ひ　　風の便りを受け　　風の便りを受けと　　風にもたれ　　風が吹き出した　　風な事をぬかす　　風が芭蕉の葉を動かして　　風に吹かしては見　　風に揺られて　　風に調子が合わない　　風に私語合っては　　風なものを書いて　　風は島をめぐる　　風が小舟をゆるがせ　　風があるから聞えるだらう　　風に感違ひして　　風を装ふ　　風を装つてゐた　　風な癇癪持ちだから河の中へでも棄て　　風に説明したりした　　風を装ひ　　風吹きさそふに　　風の吹いてゐる　　風だとか云ひあてるが　　風はなかなかやまない　　風がふきこみ　　風に頭を下方に近づけるので　　風のような寒さを感じた　　風に送られて漂うて　　風颯と吹きどよめきて　　風に夢を薫らせて痩せ　　風吹きこぼす　　風で弱々しく答えた　　風をまき起す　　風なやり　　風に濃くなって行った　　風のない日に照る　　風を存した　　風に首をかしげてゐた　　風もあたらないのに　　風に撥ねかへし　　風に享けいれるか　　風をしていた　　風にいつになく腹を立てた　　風がひどく吹いていた　　風にゆらぐ　　風のあたらない　　風をすずろかせる　　風にとばされる　　風の通つてくる　　風に甲板に集まつて　　風があれば　　風の涼しいところで話した　　風の來るところにゐて　　風に揺られつつ　　風にしぶいて　　風の生暖い　　風のない晴れた　　風のない暖い　　風に枯草を積んだ　　風にやぶれたり　　風を孕んだか　　風の染む　　風が擲つがごとく　　風を引き込んだ　　風が鳴り出して　　風をひくといけませんよ　　風に私は事々物々総てに親愛を見出す　　風に汗がでてくる　　風なことは言わない　　風が当るともいった　　風もおさまり　　風が出はじめました　　風の脱け切らぬ　　風に渦巻く　　風の鳴りひ　　風に見えてゐる　　風を伝へた　　風もある　　風にはかない暮しをしている　　風にときどき思い出された　　風が吹きはじめたかと思うと　　風に段々短くなつて来て居るが　　風も見えなかつた　　風におもはれる　　風に話をつけた　　風に胸に触れてくる　　風にとりつくろいました　　風に愛してゐる　　風にその人は呼んでいた　　風にのって来た　　風は思ったより　　風をホームの柱によってふせぐ　　風に散らされている　　風の勢はちっともおちず　　風にさからってうつむきながら　　風に吹きさらされながら　　風の中へとんだ　　風にきこえる　　風で揺れている　　風に煽られながら　　風にして過ごされる　　風に自分を見ないで云った　　風で烏口をいじりはじめた　　風にも胸が跳って迚も寝入られる　　風を切つて落ちてきた　　風のように湧き起っていった　　風に隠れてる　　風に隠れたかと云う　　風にざわめき　　風も無いのに竹が折れる　　風は悉くそこから流れて来る　　風を待つので　　風を待つ　　風などは解らぬ　　風を装つてゐたが　　風を切つて雲に泳ぐほどの　　風が吹きそめる　　風が冷く　　風になるよ　　風は止んだが　　風は雑草を揺がして泣く　　風と共に霧さえ吹込んで来るので　　風になつて此樣な事を思ふ　　風の透く　　風になりたれば　　風になっております　　風は大津へ聞えて　　風が彼の小鬢を吹いた　　風は茅屋根の軒を時どきにざらざらなでて通って　　風が吹いて通った　　風で馴れなれしく話しかけたが　　風にだらしなく金をつかっていたら　　風に無駄な金をつかっていては　　風を突っ切って　　風が兄妹のそそけた　　風はいつしか凪いで　　風は暁け方から吹きやんで　　風のままに吹き飛ばしてしまう　　風も吹けば　　風で門をはいり　　風で近づく　　風を偲ばせて居る　　風をあそばしますの　　風の見える　　風のひどい時は枕元まで浪が来る　　風は吹く　　風にはっきりと書いてあった　　風の吹いて来る　　風のそよぐ　　風に出来ている　　風に区分される　　風が順に吹いてゐました　　風が冷たいせいかも知れない　　風よりも早く森の方へ走って行きました　　風が霧をふっと払いましたので　　風が来ましたので　　風のきしり　　風のほめ　　風もないのに浪が立つたり　　風は何んと云つて吹いた　　風はどこから吹いた　　風にて戸の方を見る　　風のおかげだったような気がする　　風の如くに退出したが　　風に吹き飛ばされて　　風が凪ぎ　　風にふかれて　　風のやうな変な声をだして　　風のような変な声をだして　　風がそつと耳をかすめて通る　　風を切って行く　　風のものではないだらうかと思はれる　　風が通ると　　風の遊仲間を集める　　風が面白そうな歌をうたいながら　　風とふざけながら　　風が吹いてきたので　　風やい　　風はそう言いながら　　風をして居た　　風になってるかの　　風の強くあたる　　風を引き　　風多くして　　風が全軍にひろまって　　風にも怖れる　　風を断てば　　風にふかれて行く　　風が黒い物となって飛んで行く　　風さえうかがえるので　　風はあるが　　風を負って歩いた　　風が吹きまくる　　風を備えている　　風のように馬を飛ばして来ては　　風の中を葛籠笠を傾けて　　風が横ざまに渦巻いて　　風が吹いて渡る　　風に捲かれる　　風の便りに聞けば　　風が橋を撫でて　　風となって吹き込んで来る　　風に修整された　　風がぴゅうぴゅう吹きだした　　風は烈しさを増し　　風が一段と烈しさを加えた　　風がぴたりと停った　　風に色々の迷信の中に埋める　　風に胡麻化した　　風にヒラヒラと動いている　　風に老人の柳仙が頭からダラダラ血を流して拝む　　風に手真似をする　　風のように渦巻き　　風が少し出て来ましたので　　風も出て来て　　風がザアッとやって来ました　　風を通さないと　　風に考えて見ても　　風が街上の塵埃を小さな波に吹き上げて　　風が渡るかと　　風が渡つて揺れる　　風に煽るに過ぎぬも知れないと　　風にも聞え　　風で外へ出て行くが　　風で上機嫌になって　　風に吹かれながら歩き廻った　　風して言ったが　　風の如く逃げてきた　　風を黙然と聴いていた　　風を切って飛んだ投げ　　風を起し　　風に伏す　　風を巻いて　　風を巻いた　　風に従って雲か虹のように見えた　　風が止んだ　　風をきつて　　風の身に沁みる　　風を望んで参りましょう　　風に慣わされて来た　　風も哭く　　風の夜を待った　　風に乗せて　　風をついて　　風のように逃げてしまった　　風に考へ　　風に解する　　風に説いて来たが　　風な感覚を抱いた　　風が認められるが　　風の存在した　　風に解しても　　風の現れてゐた　　風に言ひかへる　　風にも説ける　　風に飜訳せられてゐるが　　風になつて来た　　風に観じてもわかる　　風に感じるが　　風に表現せられて　　風に富の字を以て意を示してゐる　　風で体をねじり　　風にそれが外で食べる　　風が青葉を渡る　　風が私の髪を通して耳たぼをくすぐったり　　風では自分でもたまるまいと思う　　風があおって行く　　風がひどいのでやめる　　風に押しつけられて　　風が少し強いので落着かないようでもあるが　　風がしずまったので　　風な発表はしたくない　　風に統一されてしまった　　風に描いた　　風な人はいかほど世界中には沢山居る　　風が出たので　　風を引いたりして　　風がかすかによごれた　　風がひどく吹き　　風が強く吹く　　風で理屈を云われる　　風に親しみ　　風にまたたいて　　風のなかで云っていた　　風は容易に示さない　　風に泣きおとされる　　風が盛に吹きまくる　　風のまにまに揺れて居る　　風にやって見て　　風を模し　　風に感情が素直に流露しない　　風にも見えない　　風なものを書き　　風に調和させて受取っている　　風にもあてさせたくないと　　風だったと思うわ　　風は凄じく鳴つた　　風にのって響く　　風に少からず酔わされる　　風といふ友人の句のみ口に浮びて　　風に吹きとばされて来た　　風に感じて　　風には見えなかった　　風にプログラム的に編成されているが　　風が窓からサッと吹き流れてきた　　風が来る　　風に弁明した　　風が吹きこんできて　　風に遊ぶ　　風に相好を崩してのけぞり返　　風に明暗の順序を追つて眼を慣らしながら　　風に書き並べてみると　　風でじやれてゐる　　風が開け放たれた　　風を呼び　　風と渺々の草原をぬう　　風の如く関外へ走り去った　　風におわれた　　風をよび　　風を喰らって　　風に当りたればにや　　風に弄ばる　　風かな灯に遠きうすいろぞめのあえかさの落花に似るを　　風よ海より来るか　　風のたび解けて　　風きたる十方玲瓏に空と山野と人と水とに川ぞひの　　風あつき日の流に姉と髪あらひなでしこさして夕を待ちぬ　　風が首筋を撫でまわす　　風に変な名前がいくらでもあった　　風に率直にワルワーラを嫁に求めたかという　　風な別れ　　風に受けとられた　　風にのって流れる　　風で私は捉えられた　　風に蝶のような花は揺れ　　風に杯の酒をぐうっと飲み乾し　　風も徒らにその案山子たちの襤褸をはたはたと振り動かすだけであった　　風にきょろきょろして　　風がそれをさらさら音を立てさせるかの　　風の強い三月のある　　風にやられたかね　　風や寒さに当てない　　風がどんなに吹く　　風で彼に向って　　風にやって来たかね　　風にやっているかね　　風に言ってる　　風に金に変えてやるぞと嚇しつけてでもいるかの　　風をして恐しい　　風に掴んでいた　　風が例の白髪雑りの道路工夫に伝えた　　風をし　　風がふいてきました　　風に見た　　風の飛んで行く　　風に逆らう　　風もだんだん強くなる　　風で飛ぶと　　風と雨と煙りは　　風に吹き浚われた　　風をそなえ　　風に騒いで　　風がつのりだして　　風もなく垂れ　　風にまかせて　　風が汲みとられる　　風の吹き起る　　風を測って暮していた　　風が吹いてきた　　風のオレの文字に再入力を求めてきた　　風を感じて　　風や冷たい風が吹く　　風が吹き始めた　　風を読んで　　風が共有すべき　　風が渡るでしょう　　風が染みこんでくると　　風がふきゃ　　風がやみゃ　　風をふるはし　　風が下から吹きあげて　　風が沿道の森林の梢を氣味惡く　　風を起して廻る　　風が鳴る　　風が鳴る死ねよと　　風もう子供等はねている　　風に住んでゐる　　風に綴らなければならないであらうか　　風に呼び棄てにした　　風の日には如何かといふ心でもあれば　　風に誌して　　風は吹かずとも　　風に軽蔑的な言葉を投げつけてやらずには居られなかつた　　風にふかれる　　風が草を吹いてる　　風に吹かれてゐる　　風に飛びされ　　風の死んでる　　風にふきながされ　　風に吹かれてさわさわと　　風の聲をみた　　風が吹きながれる　　風にながれ　　風に首を振って　　風に顔をしかめながら　　風に静かに揺らいだ　　風に笑った　　風に懐しい音をたてて　　風に吹かせている　　風がさっと吹く　　風にひたひたゆすられました　　風にひたひたさせてゐました　　風が當つてはいけないからと　　風がすう　　風をして帰って来た　　風になよなよと吹かれている　　風が襟もとや首すぢにあたる　　風のかげんで厠臭がひどくて堪へられぬ　　風も俄に冷たくなつて来たし　　風が吹くとともに　　風のやまぬ　　風の声ともつかない　　風を慕って　　風も知らぬ　　風が叫んで　　風のようにかけて行きます　　風に働かなければならないかという　　風におしゃべりをされると　　風のいう　　風に問いました　　風をしかりました　　風に命じました　　風は遠くへ去ってしまった　　風のまにまにそれらの葉が散りはじめました　　風の吹いている　　風な云ひ　　風に映　　風な薄気味悪い笑ひを浮べる　　風を装うてゐたが　　風に訊ねた　　風に気が附くと　　風に胡蝶のやうにちらちらと散つた　　風のために踊つてゐた　　風の爽やかさは忘れられなかつた　　風に吹かれよう　　風の無い蒸し暑い日で松の葉が真つ直ぐに立つてゐた　　風一しきり颯と降くるは　　風がサアーッと吹くと　　風の来る　　風にあふられながら　　風にそよいでゐる　　風くれなゐの　　風になりはしないかと　　風に一二本の毛が上の方へ踊り上ったり靡いたりして居る　　風に作つて見たら　　風にとかれるが　　風にこじつけて見るより　　風にも解せられる　　風の冷たくなりにけるかな　　風が冷い　　風が吹き込む　　風なのであらうと　　風ちらば恨みむ情の歌御手か君ゆるせ　　風も有らねば　　風は長い吹矢の管をわたしの髪にそおつとさし向ける　　風のよに苦いかをりを立てる　　風に散る　　風猶雪を散らせり　　風は勝れた　　風がさわやかに吹いていた　　風が強くなっていたらしい　　風に捲きあげられて　　風のように早く動いて　　風な人物もゐる　　風に考へた　　風が鎮まると　　風が吹き渡ると　　風を肌に感じている　　風が忍び込んで来た　　風に吹き倒された　　風が少し強く吹き出した　　風に靡いている　　風が当らない　　風が西に変って　　風のまにまに吹き散らされる　　風は馬のたてがみを吹き　　風が飛んで来る　　風もすつかり落ちて　　風にもまれなかつた　　風に傍から哀れまれると　　風な声を出して　　風にふざけた　　風に詰めよせる　　風に冷笑したさうだが　　風に聖者ぶつた感想を浮べたりした　　風に白々しくムツとしてゐる　　風にしても　　風な区別がある　　風に己れの気持を誇張して　　風に白々しく口笛を続けた　　風がそのあたりを吹いて渡り　　風の通う　　風が雨戸を敲いた　　風に育てられている　　風に慰めるべきか　　風が山も川も木々の差別もなく吹き荒む　　風に梳り　　風が鳴ったと思うと　　風のごとく引返してきた　　風のように先へ走りだした　　風を聞いては按じ　　風にも震えり　　風涼しきところに居並び　　風は隠　　風に揺られ　　風が吹き込んで来て　　風が出たとみえて　　風に煽られた　　風のような人影がある　　風を送った　　風は街頭を吹きまくって　　風を避けているらしい　　風を避けた　　風が遠慮がなさすぎるほど　　風な考えになって　　風に一通り教訓されたが　　風がそよそよと吹いて　　風の涼しさと云ったら　　風の他に懐中へ風を扇ぎ入れる　　風に白帆を張って　　風でも船を走らして　　風が吹きすぎる　　風に六つの孫娘をじろりと見た　　風になつてゐる　　風なことばかりぬかしやが　　風な立場が辛抱しきれさうもない　　風を煽りながら　　風にけし飛んだ　　風と光りが　　風のように雪崩れて来る　　風が掠める　　風もさそわず　　風に取られた　　風も吹く　　風に揉まれた　　風そよそよと呼吸する　　風に耳を洗うて　　風には考へなかつた　　風のわれにふく　　風のない麗かな日が好く続いてゐたが　　風にでもしなければ　　風のある乾いた　　風が其処を吹いてゐる　　風にも音をたて　　風に聞える　　風に形を変えていったか　　風よけ眼鏡をつけた　　風が出て来る　　風に鳴らせば　　風に首をふりながら　　風に自席を立ち　　風に聞えた　　風のように行きすぎた　　風にしばりあげてしまった　　風に思われて来る　　風にゆれる　　風に死んでいくか　　風に変って行くか　　風がはいって来たので　　風に考えながら　　風な身振で　　風に屈みながら　　風が吹き通っていた　　風が流れてきた　　風のようなものが走る　　風に近づかねば　　風や誘ひけん　　風もがな蝴蝶の睡り　　風は恨まぬ　　風を与えて　　風をはらみ　　風を待て　　風が波浪を捲くだろう　　風に従って焼き払え　　風が立った　　風に節子の家を訪れると　　風が吹いていたが　　風が向うの生墻の間から抑えつけられていた　　風に思われて　　風がときどき戸をばたつかせた　　風にお互に分たれない　　風に冗談でも言い合う　　風に愛し合った　　風を引くわ　　風が少し出たと見えて　　風にお前の側にいる　　風に感じさせるに過ぎないであろうか　　風がバルコンの上をなんの音も立てずに掠め過ぎた　　風に抗っている　　風に煽られつつ　　風の強そうなしかし冬らしく明るい空を眺めていた　　風におれがいかにも何気なさそうに生きていられる　　風がしきりにざわめいている　　風がざわめいているというのに　　風のために枯れ切った　　風にさまたげられて　　風に向かって叫んだ　　風に向かっていいました　　風をも我慢をして　　風に変わると　　風光る清明の季に入らうとしてゐる　　風が頻りに裾を奪うとするからである　　風は害虫を攘ひ　　風を咎め立ても出来ないし　　風を愛する　　風にゆすらせながら　　風なたわいもない楽天家に屡々めぐりあった　　風に子供にお説教などはできない　　風に乗じ　　風の為めに其基部の柄がちぎれると　　風で撒布せられ　　風の如くおとづれて人を傷す　　風に拾収されるかという　　風に道徳問題へ持って行く　　風に云う　　風には到底考えられまい　　風に仕向けられているか　　風に考えられて　　風に風紀をやかましく云って見せる　　風にチャンとお膳立てをしている　　風に説明している　　風な影響を受け取ったろうか　　風に漱石文化の特色を展開して来ると　　風にばかりは考えられない　　風に問題を持ち出す　　風に云っている　　風に云われるが　　風に曖昧な触るべからざる祟り　　風にばかりは云え　　風に痩せた　　風に舞ひながら　　風にほおけ立たせ　　風に揺れている　　風がいつも同じ方向から吹いていたなんて　　風に乗せる　　風になぶられ　　風に靡かすどころか　　風で何年か立った　　風の体附きである　　風で休暇は立ってしまった　　風がどうと鳴り　　風がまたどうと吹いて来て　　風がまた吹いて来て　　風も吹いているらしく　　風吹いてくるぞ　　風吹いでるぞ　　風が出て来て　　風が吹いて来ました　　風がどんどんどんどん吹いている　　風を悪く思っちゃいない　　風を悪く思っていない　　風はどっこどっこ　　風がつめたい雨の粒といっし　　風が胸の底までしみ込んだ　　風と雨とで今洗濯をするとでもいう　　風に着物をもって行かれ　　風をみていますと　　風と雨にぐしょぬれになりながら　　風はまだやまず　　風と藤波の弁舌を聞き流していたが　　風にふかれた　　風にはためいているばかり　　風に役立てる　　風に考えているらしいが　　風に有の根柢にはいつも人間関係が潜んでいるという　　風に考えられる　　風な現実的な物質的プロセスを通って　　風にも考えられるかも知れない　　風に事実考えられ　　風に要点だけを抽出した　　風に考えられてくる　　風に自己分解すれば　　風には云え　　風に通念される　　風に考えられないでもあるまい　　風に文学者の文化的リベラーレンは主張し出す　　風に区分する　　風に教育しているという　　風に概括出来るだろう　　風もなくやっぱりじっと座っています　　風でまたこっちを向いて　　風のように教室を出ました　　風のようにかけ上りました　　風の又三郎は又笑い出して　　風になるた　　風の又三郎はよろこんだの　　風がねむると云う　　風吹いて落ちた　　風どうと吹いて来　　風の又三郎は顔をまっ赤に熱らせて　　風のかげになる　　風の又三郎のすきとおる　　風がやって来て　　風にこわされて開いた　　風で二人の前を知らない　　風がつめたい雨のつぶと一緒にどうっと入って来ました　　風が胸の底まで滲み込んだ　　風と雨とで今洗濯をするとでも云う　　風にきものも取って行かれ　　風が吹くといった　　風がでてきました　　風が吹いてるからいけない　　風にまけてなる　　風もどなりました　　風が吹いてくると　　風に向って　　風にさからってもつまらない　　風がちょっと息をする　　風と云へばその中には斯んな個所があります　　風と聞き　　風となった　　風となったか　　風が吹いたが　　風に揺れているばかり　　風も吹きつけない　　風な方法に依　　風に大体三つに分けますが　　風な所に重点を置いてゐるか　　風な歌舞伎の形式は欧羅巴の新らしい芝居の中にも模倣或は影響が見られる　　風になつて来たかと　　風を喰らって逃げてしまった　　風に最後の解決を語った　　風に飄へり　　風と聞き流し　　風のように出て行くなどという　　風に弄らせ　　風をいれながら　　風のはげしい此處の曲りくねつた　　風でランプはきえ　　風ではない風ではないそれは餓ゑた人間の聲聲だどこから來て何處へ行く　　風にも落ちないで　　風の方向がかはつたどこからともなくとんできた　　風の方向がすつかりかは　　風の方向ばかりではない妻よながい冬ぢうあれてゐた　　風に搖られてゐた　　風よ都會の空をみろ　　風はそよそよと麥穗に何をささやく　　風に搖らすな　　風の日はいまも其の木木骨のやうになつた梢の嗄れ　　風の鋭い爪もなにもわすれてむかふの　　風に遭つたどこかで見た　　風だそうだいつか田圃で子どもの紙鳶をうばつて逃げた　　風に枯草が鳴る　　風だ穀物畠の畝からぬけでてきた　　風はしめやかだたかいあの青空をわたる　　風にまかせて流して歩き　　風にゆらいでいるばかり　　風に煽られる　　風にもあたらぬ　　風もないのに木の葉のすれあう　　風吹け早く吹け　　風よ吹け　　風吹くなお庭にお屋根に青空に羽根つきするから　　風が吹いても休まない　　風に思われますが　　風の戦ぎにあおられて　　風のために池へ飛んでしまう　　風のひびきを持つ　　風の歌を弾く　　風に飛んで来た　　風もなくすべての物音が死に絶えていた　　風が吹きあつめる　　風のままに動いた　　風が吹き集める　　風が水の上に吹いていた　　風にはためく　　風とおしだっていいし　　風のきつい夜なんかはおちおち眠っていられない　　風にひるがえしていた　　風になってしまいます　　風に外科でも何でも兼ねさせる　　風もありといわれ　　風になぶらせながら　　風のごとく去　　風に遊んで　　風のごとく物見が出入りした　　風の如く漢中へ去ってしまい　　風の如く馳けてきた　　風は麦の穂を波立てていた　　風を装っているが　　風を見せると　　風があるし　　風はいかなる悲愁を調べていたろうか　　風が朝から吹いた　　風が土の上を渡る　　風のために吹き上げられる　　風に攫われて行く　　風に寝てゐた　　風にもつてゆかれて　　風のなかにある　　風が吹き抜けている　　風であるということになった　　風でも巻き　　風にとんぼは敏感に反応して　　風に面する　　風に頭を向けている　　風がちょうど偶然太陽の方向に流れていたであろう　　風を測るに適した　　風の方向を知覚し　　風のやうに起つた　　風が吹き荒れ　　風にして起った　　風が唸ってきて　　風はいよいよはげしくなって行ったが　　風は依然として吹きつづけ　　風が肋骨の間を吹きぬけてゆく　　風が猛烈に吹きとおっているばかりで　　風に始末した　　風がでてきたので　　風に光る　　風とがある　　風に散らされ　　風とで荒々しく濁った　　風と海のざわめきとの間にも微かなキューキューいう　　風の中にはあっちにもこっちにも微かな音を立てて　　風に吹きとばされまいとして　　風にもかかわらず　　風は海坊主の柱のような黒い間を吹き荒れた　　風にも消え　　風で飛んで来て　　風が薄ら温かく吹いてゐた　　風に倒れましたか　　風に語りました　　風が吹き初めました　　風な癖をお持ちではありませんでしたでしょうか　　風に見えました　　風に考えてみては　　風にさせるわね　　風に言うの　　風になったの　　風に舞い　　風になりたくなるからね　　風になるらしいや　　風になるよりも　　風に言うのよ　　風にうなずいた　　風が見うけられなかった　　風になっている　　風にしていられなくなった　　風に乗ぜられ　　風に負け　　風の又三郎と同じような童話ができると思うけどね　　風にいわれると　　風に思うかね　　風に扱われている　　風にだんだん早くなります　　風になるか　　風を呼吸し　　風によって上下左右に動かされて立てる　　風によってただ前後にだけ動かされて立てる　　風すさび樹鳴り物凄き心地せられて　　風に遊びて　　風がふいていた　　風のおさまるまで　　風をだきしめた　　風な事を申上げる　　風が白く走り　　風のように風の中へ出て行った　　風はなお吹きやまず　　風に首をすくめながら　　風に解決している　　風が強くなって来たらしい　　風が敲くにしては　　風に心細いことを言っていたが　　風の描いた　　風に発足して　　風も通しますまい　　風に大様に揺れてゐる　　風に行はれ得るかと　　風には見えない　　風で吹寄せられてゐる　　風はあったが　　風に話しだして　　風に受け取っていた　　風を成している　　風に疑わしめる　　風が尚ほ　　風の吹込む　　風を戒める　　風の変え　　風が這入って　　風が生じて来た　　風も凪ぎ　　風のような呼吸が洩れて行って　　風見たいな回り　　風のように去ってしまった　　風がビュビュと耳を過ぎる　　風のなかに聞いた　　風の唸りが消え　　風が唸って過ぎた　　風を起した　　風が砥ぎ澄まして行った　　風に吹き落された　　風が附き添って攀じ上り　　風は吹き荒ぶ　　風に思いなされる　　風が惡いんだよ　　風を交えた　　風がかわって　　風は荒海に斉しく　　風と反対の方へ真俯向けになって防ぐ　　風を恵まれた　　風は荒海に齊しく　　風と反對の方へ眞俯向けに成つて防ぐ　　風に倒れながら　　風が根こそぎに其の吹く　　風の一息死ぬ　　風もさらさらと鳴りましたっけ　　風に倒れながら思った　　風が根こそぎにその吹く　　風に醉を吹かれて居た　　風のやうに吹き入ります　　風にハタハタと吹かれていた　　風になってしまって　　風は向うの家の埃ふかい廂間から動いて来た　　風をいろいろ話して聞かした　　風がすいすい吹き通った　　風も大抵呑み込めた　　風で立っていた　　風が流れた　　風の吹き通す　　風がお庄にもおかしく思われた　　風をして蒸れる　　風であっちゆき　　風をさせた　　風で帰って行った　　風が当って　　風さえ吹き添って来た　　風がざわざわと吹き渡った　　風も見えなかつたので　　風に晒すといふ　　風に冷やす　　風に吹きとばされようが　　風もあらで　　風を裝つて話を一切そつちに移す　　風に表現されているだろうか　　風な対話だと私は覚えている　　風が起るばかりで　　風ばかりにしろ　　風は願うても吹いては居ぬ　　風に黄金色の髪が一二本かるそうに散って居る　　風に見えて居る　　風に変化った　　風に撓められて　　風は烈しく吹掛けて　　風もありや　　風も大きになぎました　　風な解釈さえあると思う　　風が吹いたり　　風のひかりて　　風のように外へ遁げ出してしまいました　　風がごうごうっと吹き出し　　風のためにすぐに消えてしまいました　　風のように中へはいってゆきました　　風で見ている　　風が少し出てきたらしい　　風はやんだ　　風が吹いてをりましたが　　風でズイと入りました　　風な所論を望む　　風は根づよいものと見え　　風なねら　　風なものを指す　　風が昔からある　　風に教へてゐる　　風はみえたが　　風に云ひ出す　　風はみえるけれども　　風にはとれないからである　　風がみえるけれども　　風な楔を打たなければならない　　風に点頭いた　　風に媚びたり甘えたりしてゐるに　　風に歌ひながら　　風に飾らうと　　風でそつと口のうちで呟いた　　風が吹き渡る　　風のように鳴っています　　風にあわてだして　　風で巻たばこを一本だして　　風のように萱のなかを走って行く　　風でぱっと飛びたちました　　風を吸っていましたが　　風に対してもその力を弱めて　　風にそよぐ　　風に思はれて来たので　　風がザワザワと吹く　　風のように一人の男が走って来た　　風に戦いて　　風に送られて　　風が戦いでいた　　風も吹いていたので　　風の強い叢のなかに帽子を捜したが　　風を遮　　風が庸三の外套の翼に吹いていた　　風にも堪えない　　風に見えるによっても察せられる　　風が古く我が国に存したという　　風を認めて　　風は我が石器時代からも存していて　　風のかなり行われていた　　風は草木の香を吹き込んで　　風を送る　　風に飛ぶ　　風に称んで決して屋号は知らぬ　　風に大きく振りあげた　　風が窓の戸をガタガタ音をさして　　風と鬪はむ　　風は依然して　　風に向つて上體を屈して歩くに　　風が強くあたって　　風に逆らってなげた　　風を入れるさ　　風に乗る　　風が女を包んだ　　風が隣へ越した　　風の力が激しいと見えて　　風が遠くから吹いてくる　　風が持って来て捨てて行った　　風がしきりに吹く　　風はだいぶ落ちている　　風の鳴る　　風は死に尽した　　風が枝を鳴らす　　風にあたらない　　風が夜の木立を揺すっている　　風でとうとう十日ばかりの間どっちともはっきりしませんでしたよ　　風にして来るだろうとも思ったが　　風で答えた　　風の野蛮人見たいな　　風も顔も少し違っていた　　風に頭の毛を長く延ばして　　風もその辺で見る　　風の写真をはりつけた　　風をひいて　　風でろくに食べずにいたが　　風を成したる　　風を成し　　風に多妻多男を嫌忌して　　風にたえ　　風な言葉を交した　　風に報告し合う　　風に脅かされた　　風に堪へず吹き切られたる　　風が変った　　風に理解すると　　風なものを持ってはいないだろうか　　風に評価された　　風にポーズされ　　風でいっている　　風に切りはなして　　風を傳ふる　　風が出たらしいじゃあないか　　風とともに空はすっかり霽れ上った　　風もしずまり　　風に總て奴隷を基礎として經濟を立て　　風に奴隷にも田を呉れる　　風に莊園が出　　風から見ると　　風に苦しんだ　　風にあり　　風に日本ではいわれているが　　風に空想した　　風に使われている　　風のようにモミヂ旅館へ姿を現した　　風で有名な土地へ越してきて　　風もないのに自然に消えてしまう　　風に考えてるらしい　　風に考えられていた　　風をひいた　　風をしていらつしやるの　　風にして連れて行かれてから　　風に單純に算えてしまふ　　風を脱して　　風ひどく吹く　　風にあらわれる　　風も吹き　　風の昔が少しく耳立ち　　風な口がきけやす　　風にはまいらぬ　　風を作られた　　風で中でも最近に出た　　風でもあった　　風に考えだした　　風のごとく兄弟の身辺を包んで流れる　　風が遠慮なく方々から入り込んで　　風がわたる　　風は野の中から寒駅の柱をそよそよとかすめてゐた　　風に政治を見くびっているから　　風にかむり　　風かとばかりにうけ流して　　風に呼びかけたりした　　風な歌とか浪花節とか云つたやうな下品なものばかしが一杯蔵つてありますのよ　　風にぼんやり考へたりした　　風を聽く　　風でなければならないでしょうか　　風な返事をしない　　風なものとして考え直して来た　　風に脅迫して　　風を臨んで　　風で行かうか　　風に右ねじりを　　風に理屈づけるけれども　　風がなくなった　　風に活かされるかと　　風にとり扱わるべきであったろう　　風に勘違いをしたとすれば　　風に扱い　　風に鑑賞されている　　風に扱われる　　風の強い日で空にはちぎれた　　風の中を泳いで行きました　　風で帽子は着ていられぬ　　風の行方を見送つたのであらう　　風に農民から牛乳を集めるか　　風に臭わしている　　風をひくと　　風と来た　　風っと思い付き　　風の便りに聞いて　　風も態もなく無闇に仕付けられた　　風を入れながら　　風に話の口を切った　　風に思われた　　風がだんだんにやんで　　風に変って来た　　風をしています　　風な処から望んでゐると　　風をなしている　　風に云われている　　風にするならば　　風にばかり云って　　風な断りがきはしてゐるが　　風な猛々しい放浪思想が窺はれる　　風な階級的な分け　　風のものを想像してゐる　　風に考へると　　風の見習ひの　　風はほえたけって　　風のことを思い出す　　風の息吹きに触れてみたくなる　　風に自分たちの枝をそよがせ　　風もありますわ　　風の吹きすさぶ　　風に飲んだ　　風は上野つづきだけに　　風に扉を叩くので　　風にさえ考えられる　　風に説明した　　風に一つの節となって　　風に一面は驚き　　風にされなければならないかという　　風にしくんである　　風に変つてきます　　風な小唄もあります　　風に変化した　　風に花の道の人の心を推察する　　風につけ加へて説く　　風な体製を見る　　風がきますと　　風にしぶきながら　　風に古い物語を書いたりしたたった　　風にこの短篇をかいた　　風も吹かぬ　　風を引いて死にたりと　　風ありしも夭折する　　風をなせるが　　風な考へが出て来た　　風に考へてはならぬ　　風に訓むのがよいのではないかと思ふ　　風に語った　　風に育ったかなどという　　風に二度まで新聞に書かれた　　風が海手からまともに吹きあてるので　　風立って来たから　　風も静に川波の声も聞えず　　風にふかれてゐる　　風に動いた　　風が吹き渡って　　風とが宵からいよいよ烈しくなって　　風はいっそう強く吹きあてて　　風もだんだん鎮まって　　風が渡ると　　風は吹いては過ぎた　　風を切つて行きちがふ　　風の吹荒れた　　風の肌ざわりで推察せられる　　風で気の毒に思えた　　風に吹かれてひろがる　　風が盛んになつて来た　　風になつて来る　　風に誇張せられてゐた　　風でいて　　風に見てくれれば　　風な順序を經て日本文化といふものまで到達して　　風にも見られる　　風に諭す　　風にこれを会得し　　風なことが平然と行はれる　　風に推移して来たかを　　風とともに去りぬ　　風に破壊されるか　　風に進んだ　　風に見て取る　　風に私は考へる　　風に從來は言ひ　　風に相傳の學問をする　　風が起つて居つたと考へられます　　風を統一した如く　　風にしたのであらうと思ひます　　風に文句を言はれようといふ　　風に手紙なども書いて居つた　　風の詞を幾つも並べて　　風に述べて行く　　風に叙述してゐる　　風に見えるが　　風に誤解した　　風にして居た　　風にとれる　　風が起つた　　風の変化した　　風を生じた　　風に考へる　　風にした　　風が吹くやら　　風も吹かなかつた　　風を養ふ　　風でひょいとその頸を縮めたが　　風も入れな　　風を操るがごとく　　風にさえ腰も据らないほど場打のしている　　風にも眉を顰めて　　風でそよそよして　　風も渡らぬのに　　風を払って伸しましたわ　　風はあり　　風はさらさらと軒を渡って　　風に柳の靡く　　風をいたします　　風に預けたの　　風にばかり感じて　　風にズボラに考えていたが　　風などがそう入る　　風が暗い室へ入って来る　　風に云わずにはいられなかった　　風に聞いて見ずにはいられなかった　　風に始末していた　　風を装って這入って行った　　風に思い込ませて　　風に話を結んだ　　風に動いたらなあ　　風に云いながら　　風に聞き返す　　風が爽やかに車窓を吹き　　風に暮してゆく　　風に行われたかという　　風に普通話して居ります　　風は白くなつて来ると　　風にモロに吹きつけられた　　風の今日此頃となりましては　　風を知り　　風を聯想しますし　　風もないのに梧桐の一葉はハラリと地に落ちた　　風すら追うて来なかつた　　風に乗りて響き来る　　風もひどくなつてゐる　　風に吹かせた　　風はまことに君が身にまこと　　風に啼き交し　　風のそよ吹けば　　風に目を移していった　　風が出て来たらしいね　　風に取引し　　風に約束したかは　　風に患者をいたわる　　風にもあてず　　風になれば　　風に逆立つ　　風に觀察すると　　風に言へるかと思ひます　　風に言語のことを觀察するが　　風に排斥せられると　　風に考へないで　　風をしているが　　風に説教をしてやっても　　風を半日ぐらい前に予知する　　風なぞいう　　風に習い　　風に状勢が進んで来ると　　風に書いてみると　　風に研究が進んで来ると　　風には言ってみるものの　　風に唱和態を採る　　風が起つてゐた　　風に傾いて　　風とか問ふたり聞ひたりしてこそ　　風を切つて雄叫びを挙げてゐた　　風な悲歌を吟じた　　風にあたっている　　風のために話をする　　風に吹き払われてしまった　　風と埃とが舞っていて　　風の当らない　　風に衣服を着ていた　　風にして見過ごしにしていた　　風吹き荒ぶ北国は彼等の故郷スコットランドをさす　　風を巌陰に避けて　　風が動かすにも　　風に翻り　　風が落ち　　風が身にしみる　　風に吹き散らされて　　風が変ったらしく　　風に吹きまわされ　　風に吹き飛ばされながら　　風の中を歩きまわる　　風に飛ばされながら　　風にはっきり理解して行く　　風が冷たくなつて来た　　風なあしらひほど　　風が光る　　風の工合で煙が波とすれ　　風がマストに当ると　　風は益々強くなってくるばかりだった　　風の工合で遠くなったり　　風が急にマストを鳴らして吹いて行った　　風にすぐちぎり取られて　　風に頭をふって　　風の工合でズボンにひっかかった　　風に仕事をさせたら　　風が出てきていた　　風にやらなければならなかった　　風も少し吹き出したとみえて　　風に一せいに寝かされた　　風にとられるのでさされませぬ　　風に見ていたか　　風にそういう声がした　　風の向も変って　　風がふいた　　風になっているかと云うと　　風の寒い往来へ出た　　風が吹きだすので　　風でそのなかにおさまっている　　風の吹きとおす　　風に労働と分裂して行われる　　風にどよめき　　風が裾をあおって行こうと　　風が吹き上げて来た　　風な人別手帳で何でも買う　　風に直観していた　　風に高飛車に出ました　　風で頭をひやしました　　風な公共の食事場で食事をしている　　風に個人の特殊な才能が現れる　　風に助けて働くかという　　風に循環して　　風に建設して行くか　　風な全然子供自身が大人から聞かなければ知らない　　風に導いて行くかというと　　風な倶楽部の絵画研究部で作る　　風に使っている　　風な画面と一緒に行く　　風に発展するか　　風に一年の生産計画を立て　　風にしなければならぬかという　　風に要点を撮んで話した　　風に本当を二つに見る　　風な職業らしい愛想のいい微笑や言葉つきで挨拶した　　風に簡単に思いなしてしまうには　　風に僕はそれこそ本当にその場で狂気でもし兼ねない迄の　　風が桃の花片とともに吹くなどという　　風を吸って　　風に流す　　風の如く駈けつけて　　風に吹き流れてゐるではないか　　風になぶらせて　　風もして　　風にまかれる　　風をはらんでゐる　　風がかなた田端辺の高台から吹いてくる　　風に云った　　風に竹山父子を対面させようかと思いあぐんで　　風がきゅうになくなるの　　風のように飛んでいってしまいました　　風はやみ　　風に吹かれていると　　風に誰の目にもはっきりそうと見える　　風に突然こちらへ来た　　風に再び目を閉じた　　風なきに風あるがごとく　　風になったと　　風に推し立てられると　　風にアイデンチファイされる　　風に世の中を見るかと云う　　風に評価が変って行く　　風に簡単になる　　風に飛ばされて　　風に申した　　風に茶化して　　風が当った　　風を剪って美女の胸のあたりを襲った　　風をくらつて逃走した　　風に鍵の頭の孔に上から刺しておく　　風の無い日に木葉が揺らぐ　　風で一日は暮れた　　風がもそりもそりと動いて来た　　風が激しくなり　　風が上野の森の若葉を渡って　　風の吹き過ぎた　　風なものを思わせた　　風だか分りゃしない　　風の中を吹き過ぎる　　風なのか知ら　　風の調理法を説かなかった　　風の事を調べる　　風の事をいう　　風の名称を捧げている　　風のものは一気に答にまで迫る　　風の事を企てる　　風のものも政府の力で保護しない　　風を浴びて　　風にはなしながら歩いてゐると　　風が出たのう　　風のためにバタンバタンと鳴りつづけ　　風が収まりゃ　　風が収まればと云った　　風が収まると　　風という字を除って御覧なさいまし　　風のように現われた　　風の為に悩まされたと　　風のなぶる　　風になびいている　　風に旗を吹きなびかせながら　　風でふくれて　　風になびかしてはいませんでした　　風をあたしたちはもっていきます　　風に煽情的に書きたて　　風に額に絡はる　　風に乘つたやうに地盤を空ざまに颯と坂へ辷つて　　風のやうに吹亂れた　　風な玄人特有の髮に結ひ上げて　　風を益助長した　　風に名乗りをあげたが　　風が急に変った　　風にゆらゆら動いていた　　風が真西から吹いていますから　　風をふせぎながら　　風のすつかり落ちた　　風のしらべを　　風に翻るを見る　　風は方より吹けば　　風に私の噂をしていようとは　　風に解決した　　風に別れたか　　風に案内を乞うたか　　風にして食って　　風を受けてゐる　　風に吹かれるよりは　　風な一作として居られる　　風もないのに鈴が鳴る　　風につくり　　風な返事をした　　風に迎えられて　　風かと笑ってみせ　　風に思ってる　　風に割り切れる　　風がザワザワ葉を鳴らし出すと　　風がパラパラパラと雨を葉に散らす　　風に檜葉がゆれてゐた　　風は夜になつて消えて　　風が吹いてゐない　　風がでてゐる　　風がどうつと吹きつけて　　風がどうっと吹きつけて　　風の渡って来る　　風でもあったが　　風に靡かせながら　　風のさけびより　　風に吹きなびく　　風に吹きあおられて　　風のように激しく高く嘶いて　　風もない凪ぎの　　風を打ちまわった　　風にもいます　　風にイデオロギーを先にたてて　　風に文学を愛する　　風が羽根の裏側にヒッソリと沁み渡った　　風をしていました　　風に感じ　　風が集まって来ていた　　風も認められない　　風に考えてる　　風に硬ばって　　風に俺は考える　　風に息を凝らした　　風に吹かれてる　　風が流れ込むし　　風にだんだんと尖端の方にゆくにつれて　　風を送りながら訊いた　　風に平気で安全でいられますよ　　風に建設しようとして　　風にやれるだろう　　風に思つて空想して居ると　　風な意味かと思はれる　　風はすばやい忍び足をして　　風とともに狂おしくひしめき合っている　　風を見たが　　風の心持から病が重りて　　風な事を言うな　　風なことを云うな　　風でなければなりません　　風で吹散らしてしまう　　風で吹払った　　風にも当らねえで　　風に歩き出した　　風にでもあたったかの　　風な考え方をなさる　　風で云ってみた　　風がまつ　　風が吹きつけて来た　　風が雄二の頬を掠めた　　風に読めるね　　風の小料理がいろ　　風がうごかない　　風の評判の一トしきり　　風も起らず　　風の具合がいいので船は少し左舷に傾ぎながら　　風はそよそよと吹き　　風にきらめき　　風にひるがえった　　風もみえた　　風が渡るらしい　　風も止んだ　　風にそよいでいる　　風にどつちにしようかなと考へながら　　風がそよそよと吹いています　　風にも日本語では用いられている　　風を入れるという　　風に二つの事件をひ　　風に申上げると　　風に仲間に引入れる　　風に進んで行かなければならないと　　風に優しい方法で思い出して誘ってくれた　　風にして唄う　　風で息をひいていたが　　風な事を言っている　　風なことをいうな　　風に呟いた　　風に刑事を撒いた　　風にいうが　　風にして開ける　　風にお答えしたんでさ　　風が吹き込んでいる　　風があまり露骨には吹きつけぬ　　風にして抑えつけておく　　風に事情が切迫しているなら　　風に誘導けて見る　　風に室内捜査ばかりしている　　風に捌かれたと思うと　　風な真似をするな　　風になっているとは見えない　　風に敷き込まれた　　風で巣から落ちた　　風の具合でその煤がこの屋根の上へ落ちるからである　　風に吹かれているわいな　　風なことをブツブツ呟いていたが　　風を喰って　　風に舌打ちをして　　風に考えつめて行くと　　風にして行なわれたという　　風で絶えず羽毛をそよがしている　　風の枝の間からスーッとぬけ出した　　風に戦く　　風に戦いている　　風のあおりに乗って　　風にいきまいた　　風に綿々とからみ始めると　　風にもきれ　　風に揺られている　　風に翻る　　風に變身せしめられ　　風で耳が遠くなる　　風の工合もよく解ってくるとなると　　風な面構えをもって　　風をはらんだ　　風の吹きこんで来た　　風なども吹きこんで来ない　　風のように帰ってきて　　風のように出て行った　　風のように廊下に飛び出して　　風のように深谷の後を追った　　風のように早い深谷を見失わない　　風のように飛んでゆく　　風に揺れてゐる　　風に彼女が苦しむ　　風や雪にいためつけられていた　　風なまま放っておかれた　　風と戦い　　風の振　　風に描かせたい　　風は北極に流れて　　風に吹かれてみ　　風が起って　　風をあるいてきた　　風がすずしく吹きぬけるので　　風の中ゆく　　風となつて吹く　　風わたる空のとほくとほく　　風は何よりさみしいとおもふす　　風の中からかあかあ鴉葉の落ちて落ちる　　風のなか米もらひに行く　　風は海から吹きぬける　　風にも音を立てる　　風にふるえています　　風をなす　　風にふるえつ　　風のまにまに柳がなびくにつれて　　風に準備哲学のことと見　　風に理解され　　風に言えば　　風に呼んだ　　風に使うかという　　風を装いながら　　風が南からあばれて来て　　風が出来てゐた　　風に遭はせず　　風に解釈したがる　　風のやうに現れた　　風に一往は誰も考へるが　　風に連用形につかず　　風になりき　　風のなかを驀進する　　風が襟首を撫でる　　風な回想をしてゐると　　風でもひけば　　風に吹飛ばされた　　風に八方油断にふけつてゐる　　風をよそうていようとした　　風がひえひえいたします　　風が颯と吹通す　　風が吹きあげてきました　　風に身を揉ませて居る　　風に解せられた　　風を憎む　　風に似たる　　風によつては今夜にも眞白に成ります　　風に向つた蓑よりも擴く　　風な顔つきで二人が役者の顔を改めて覗くと　　風を浴びた　　風な者は柔弱臆病とは限らない　　風に袂を吹かるる　　風には捲込まれて　　風が簾を吹いて　　風で停車場へ迎いに行って　　風にもお当りなさらない　　風が入って　　風が面を打って　　風が走る　　風で宙に振　　風に叫ぶので　　風に自ら吹聴してゐる　　風な浅間しい　　風に記述すると　　風に進捗し　　風がにわかに出てきて　　風してきた　　風をしていない　　風をおく　　風であふられる　　風にいつも吹かれていた　　風におどかしている　　風に吹かれただけで　　風に凡てを未来に突き放しておく　　風に和らげて　　風に応対して　　風が喉元へ吹き込んでくる　　風を捲き起して　　風に消されてしまう　　風のおかみさんらしいのもある　　風をして寝られるだろうと思って　　風で逃げ出しても　　風をひかない　　風に一度に吹かれた　　風吹かぬ昔に返すは　　風に喰い留められた　　風も渡らぬ　　風の度らぬ梢から黄な葉がはらはらと赤き衣にかかりて　　風な意見が擡頭しはじめた　　風になつてしまつてます　　風に書いてございます　　風に沢山ある　　風にはつきりきまつてはゐない　　風に簡単に解釈してをり　　風にとつてゐる　　風に説いてゐる　　風なことを言う　　風は止んでも　　風に吹き曝されていた　　風に落付くと　　風にさえなると　　風な詭計を用いて奪った　　風な区別をつけられていないだけ　　風に吹き寄せられた　　風に焼けやつれた　　風に吹れながら　　風にやけて　　風が吹きはじめていた　　風にふるえている　　風にもなってやしませんよ　　風の悪い田舎の奴等が無法だといって怒りだした　　風にゆられる　　風の向で時々耳に立つ　　風に父親に話しているかと思うと　　風の吹通しな水辺の一品料理屋でアイスクリームや水菓子を食べながら　　風の応答ばかりして笑っている　　風に染ましたくない　　風に料理するかだ　　風が寒くなりました　　風の夜の波音に目が醒めて　　風のしきりに闇に響く　　風の力で底無き大洋をあおって　　風に乗り　　風に会うていては　　風をしました　　風に自覚症状の所在とその原因の所在とがちがう　　風の弱い日の火事の拡がる　　風がふくかといった　　風にはなしかけた　　風にまたくべ出したりする　　風のない夜は紫の煙が真直に空にのぼってゆきますけれど　　風の強いときは軒端にまつわりついて　　風の中を弾の矢が乱れ走り　　風に可愛がつたり可愛がられたりしてゐる　　風な終り　　風にはおつしやらないわ　　風も岩の隙間から吹き込む　　風の夜のように底鳴りしたりしないので　　風の方向が一息に変る　　風に坐って　　風にして始めたら　　風を切てまわりながら　　風が毎日この子の通う　　風をしのいでやった　　風から習った　　風を呼ぶ　　風を孕んである　　風な殺され　　風がふっと通って　　風に半分とられながら叫ぶ　　風を切りながら　　風に吸ひ込まれる　　風がサツと来たと　　風に思つてゐるな　　風に思てゐるか考へた　　風にして行けば　　風がやけにざつと吹きまくつて　　風にや吹かれ　　風な御託を並べやがる　　風に動いてゐる　　風の所へ出かけていきました　　風もないのに眼先に揺いで　　風の交情が続く　　風も見えた　　風に逢って来たので　　風でジロジロと見ていた　　風も静まったと見えて　　風で挨拶した　　風に書いて　　風が単衣の重ね着の肌に入みた　　風にそれを排擠する　　風に同人から同情を得なかったという　　風に直接さらされる　　風な大主題を扱おうとすると　　風にして騒いでゐたら　　風もあり　　風に乱れている　　風が裏山をめぐっていた　　風がやむと　　風がまたいつのまにか吹きはじめてゐる　　風が見つからない　　風に没頭するであらう　　風に簡単に述べると　　風にありとあらゆるものがそれを語り　　風に語り　　風で出来た　　風をして来て　　風に生きて行くかという　　風に鄙びている　　風に反響をもたらすだろうかという　　風に都合よく置かれる　　風の逼った　　風が時々鉢植の九花蘭の長い葉を動かしにきた　　風がぴったりとしずまって　　風が吹き出すと　　風のためにぼろぼろにちぎられて　　風をきっています　　風に汀に向って　　風は渦巻きを起こして　　風などはどこを吹いているか　　風は止んだ　　風に陣取っているだけだ　　風に無造作には行かなくなるかも知れぬ　　風が遠慮なく吹き込んで来る　　風はむせる　　風のやうに這入　　風にしてみれば　　風に手をうって　　風に廻ると　　風が鳴　　風の中で雀を手にとつて愛してゐた　　風の如くはたなびく　　風にまじりてと　　風も少しはあるでせう　　風に乱れ散り　　風にや縒れたら　　風に送られて来ると　　風の男にこんな容貌があり　　風で見れば　　風が吠えて　　風に空を見てゐる　　風に待ち　　風にざわ付いたりする　　風が強いのでまだ帰らなかつた　　風にして歩いて　　風に詞を交して　　風に口汚なく言はれながら　　風も次第にやんで　　風に吹かる　　風に吹き折られる　　風だまりへ集まる　　風が頬被りした　　風な人間並の芸当は出来ない　　風な怪しげな連中が群がり　　風の中に或新らしい停車場のプラツトフオオムを歩いてゐた　　風は工夫の唄や彼の感情を吹きちぎつた　　風の中に蝶が一羽ひらめいてゐた　　風に舞ひたるすげ　　風の態度がありあり見える　　風に始末したろう　　風に失職させた　　風にあたつて来るよ　　風に暗く思はれる　　風の中で私は幾度もマッチをすつて　　風に盗られて消えた　　風が消すと　　風に生きていくかという　　風に生きていったら　　風になってくるから　　風に生きてゆくか　　風に予想されるだろう　　風なことが実在するとすれば　　風で勝手にあがって来て　　風もなくジャッキを動している　　風が触って　　風は落葉を誘う　　風で吹き散ったれ　　風のたよりに聞きましたが　　風が颯と添って　　風ではとても駄目だと思って　　風に尋ねかけてみた　　風にはぐらかしてしまった　　風で置いて貰い　　風が流れ込んできた　　風に溯ってまで考える　　風な奔放な女だったとしたら　　風にぐれ出した　　風に終って　　風に説明し　　風に私は云った　　風に実際めちゃになっていった　　風を装ったりした　　風に倒されて　　風かにやられるにきまってる　　風が強くて太っちょの電柱に聞こえない　　風でいっこう聞こえない　　風でのどがぜいぜいする　　風がまるで熊のように吼え　　風のために何を言っても　　風はますます吹きつのり　　風のなごりがヒュウと鳴って通りました　　風に働くか知らねえが　　風な結婚をさせたいと思ひます　　風に吹かれて飛び散つた　　風で見てゐた　　風に働いていられるか　　風にどぼりと浸った　　風の力で吹き寄せた　　風が出ると　　風でも吹いたら　　風に変化しているには驚いた　　風な美徳を帯びて　　風と絡んでゐる　　風が盛んになる　　風を学んだらしい　　風も生じた　　風が出来て居た　　風な皇后の御歌がある　　風を移した　　風に表現してゐます　　風の試みをすれば　　風に飛び散る如く　　風に真中へ盛り上げて　　風の強い日に少し遠い蕎麦屋から出前を取ると　　風の雨戸に鳴る　　風に気を張る　　風もなく突立っている　　風は強い家々の暖簾が刎ねている　　風の加はると共に雨が降　　風なきに落つる　　風が凪いだので　　風もやむし　　風と波にもまれ　　風を送ってくれます　　風に吹き飛ばされるか　　風の中の看板のようにひどく揺れだしました　　風で動く　　風と戯れていた　　風になぶらるる　　風を受けてまくれて　　風に吹きやられて　　風でタンプル大通り一帯にさっと広がる　　風に浴している　　風に飛ばされてきて　　風が吹き込んできました　　風が吹きぬけて行った　　風が衣服を吹き通さない　　風のように進んだ　　風が鳴っていた　　風に雪の上で死ぬ　　風に搖られた　　風はしまいといふ　　風が少しも通つてこなかつた　　風をしてゐる　　風の吹きまわしで世間に形を表しかけたと　　風に使うと　　風が吹きまくるが　　風が中国地方その他にある　　風に説明したりしている　　風を伴なって　　風の出る　　風の名でもあった　　風の方角は必ずしも問わなかったろうが　　風にして始まったろうか　　風が吹くという　　風という言葉を使わせられた　　風に考えている　　風が一般化して来た　　風も処々にある　　風と関係があった　　風といっても　　風はまだ残っている　　風が昔あったと　　風も岡山地方にはあるから　　風に少なくとも活きた　　風も絶えていた　　風にある　　風で自然に鳴る　　風にまかせていてはいられない　　風が東京からごく近い関東の田舎にもある　　風に悔いながら　　風は二人の肌に迫るので有った　　風にしばらく口を閉じて　　風に裏がへる　　風の工合があやしくなつてきてた　　風が何ともいへぬ　　風を引いてしまうからいけない　　風に考えて来たので　　風が吹いて来るばかり　　風を装ったが　　風も吹かなくなるという　　風に直感した　　風立った路を歩いて行った　　風が大分吹いて　　風ぞ吹く　　風に考へねばならぬ　　風が灰皿や花瓶や英国製の純白の磁器を冷たく撫でて　　風に話をしだしました　　風と波の声が残るであらう　　風が坂道の砂を吹き払って凍て乾いた　　風の工合で混りながら耳元へ掴んで投げつけられる　　風はあつても澱んでゐるからである　　風のごとくに現れ　　風のごとくに去　　風を見せたが　　風は落ち　　風をきって飛んでき　　風のように現われて　　風はやみましたが　　風に解し　　風はやんだが　　風は東にそよそよと朝の香深き岡なれば　　風で非常に信心深い村もあるが　　風が北からザーッと一吹き吹くと　　風は日一日とすさんで　　風にあらいざらい吹きさられて　　風につけての　　風に描く　　風のしむ　　風の贅沢をせざる　　風のながれる　　風の工合いで　　風が素足にひえびえと感じられる　　風がそよそよと鬢の毛をそよがして通る　　風の前のてっせ　　風が吹き始めていた　　風はなぎた　　風の吹き始めた　　風が凪いでから　　風もないのに海面は色濃く波打ち騒いだ　　風にしなって　　風のまにまに少しずつ方向を変えながら　　風のない池か沼の面のようにただどんよりとよどんでいた　　風が吹き乱した　　風に能の根本精神に触れた　　風に一定した　　風に色々の標題の彫刻を作って死ぬ　　風に組み合わせられているか　　風に集まり合って　　風に果されつつあるか　　風になっているかを見たい　　風に微笑した　　風に意味を取って貰っては困る　　風に感じるじゃないですか　　風にポケットから出して　　風を示した　　風な証言が要る　　風におとりになった　　風にひとり言をいって　　風が襟元を撫でて　　風に送られて来るかの　　風の変つた処へ遊び場をさがしにあるいてた　　風まじりの雪のなかを停車場の方へ一足ぬきに辿って行った　　風にしてゆする　　風でゆき過ぎたので　　風に青く乱れている　　風にその話をした　　風がふき出して　　風でお金の店へ出かけてゆくと　　風の方向の変る　　風に取扱い　　風に今日画壇で女性として第一流の画家になるには　　風に本技の絵となると　　風に使われる　　風に吹捲かれるであろう　　風のよろよろあるく　　風の葉がちるしぐれてぬれて　　風が強く吹きだした　　風で笠を吹きとばされ　　風ますますすさぶ　　風が吹こう　　風に任せる　　風が出て来たが　　風が吹き出して　　風に改つたと覚えてゐる　　風に象徴派と自然派とが対立すると　　風で急いで通り過ぎて　　風にもつれつつ　　風が吹いたら溢れるかと思うほど　　風を懐へ入れ　　風を装うて　　風で夜のせいか顔色も青白く見えた　　風はしていても　　風をすると　　風でいた　　風に言われたから　　風も見せなかったです　　風が寒くて梅の木さへも花が咲いたり咲かんだり　　風のまにまに寺院の鐘の音がつたわって来たりすると　　風の吹きまわしでいらしたの　　風にしか受け取られていない　　風にわれわれの理会力を逆立て　　風に改ったと覚えている　　風に象徴派と自然派とが対立すると言った　　風を孕むや　　風をしてはいない　　風にあおられながら　　風寒く且つ鋭くして　　風がスースーと吹きはじめまして　　風な重々しい表情を稍暫し保つ　　風に変化したか　　風に解釈され　　風に夢中になっている　　風に受取れるかもしれない　　風に取りつくろった　　風を除けながら　　風なものを感じた　　風のように飛んで帰ってきました　　風のように進んで　　風から聞いた　　風のやうに飛んで　　風のやうに進んで　　風に吹き荒れていた　　風は荒れ狂い　　風で声がとどかない　　風が弱まり　　風のむきで河の音がきこえる　　風にもつれてしまって　　風にきいてゐる　　風に取り乱した　　風が土蔵の後の畑からひや　　風を装ひながら　　風に彼方の崖を越えて　　風にデレデレして　　風が寒くなった　　風なことを召さると得て　　風の強い日をさえ除けば　　風さえあれば　　風時々に悪戯をなす　　風がしだいに異臭をうすめてゆきました　　風の吹きだまりになつてゐるらしく　　風が本堂の両側からこの谷間へ吹きおろす　　風に傘をうばはれまいとする　　風に傘をながされて　　風で向う向きに立っていた　　風に早口で云い進んだ　　風になってるの　　風に云い出したら　　風に二三度口の中でくり返してみ給い　　風に解してゐる　　風に考へて来た　　風に声を掛ける　　風に独立している　　風に解釈できなくもないかと思ったまでである　　風を避け　　風にも直ぐ吹き流される　　風にして言う　　風に言葉を挿し入れた　　風の向のかわるにつれ　　風が乾いた　　風も身に沁みる　　風に舞つてゐる　　風にはかなひませんね　　風に銀杏返しの鬢の毛を戦がせながら　　風が吹き始めました　　風に考えれば考えられぬ　　風がとおっていく　　風はそっとばらにむかってささやきました　　風は本のページをめくりながら　　風がやぶや　　風が吹きだして　　風がぴったりとまると　　風は鉄格子の窓からぴゅうぴゅう吹き込みました　　風に言って　　風でも立たねば　　風に散　　風が砂糖黍の青い葉さきに流れて　　風が出てゐた　　風に流れて　　風のせゐか　　風にしてゐる　　風に怯れ　　風をしていても　　風が強くなり　　風が一吹二吹衝突的に起って　　風に一日本を読んだり　　風が其所から吹いて来る　　風が吹き込んで来た　　風が家の棟に当る　　風が朗らかな天を吹いて　　風の道徳を教授している　　風に時を過したか　　風は急に落ちた　　風を恐れて　　風を襟から頭へ送っていた　　風の往来を渡る　　風が袂を吹いた　　風に吹かした　　風に話を切り出そうかと　　風を代助から賞められた　　風が微かに吹いた　　風の極めて通俗的なあれだと読者はきめて　　風のみが荒れ　　風に静寂な水の響を流す　　風に顔をまっかにして　　風が唸って過ぎたと思うと　　風が行われて居た　　風に感染けて　　風を伝えなかった　　風に貯って来ると　　風にもいつたら　　風だからあと戻りしても　　風と水と砂丘の世界へ封じようとした　　風にしますの　　風もないのに花びらがチラチラと散っているばかりで　　風が唸つて過ぎたと思ふと　　風が行はれて居た　　風も死んで　　風に漂い　　風に漂ひ　　風がシャツの汗ばんだ　　風はなくとも夕されば　　風に僕は推理を進めた　　風に笑ふ　　風な考へが真弓の機嫌を悪くしたので　　風に思はれた　　風に自分が想像できる　　風は落ちてしまつて　　風に真弓は思つて見るので　　風にも見　　風にも見ゆる　　風に他人の感情などを憶測する　　風に叱つた　　風が走った　　風が通る　　風に思われる　　風に簡単に汚されながら　　風のようにはいって来て　　風なことを漠然と考えていた　　風に宮子を見ると　　風を伝へなかつた　　風には誰も見えない　　風に誰かと腹を合せてした　　風が無いのでヒソリともしない　　風にひっぱられるなら　　風に受け取ってしまった　　風な議論であったように憶えている　　風を吹き　　風が解脱の障　　風の修飾を置くからと見ると　　風から見れば　　風になるです　　風にわなりつけられた　　風がすつかり　　風な論旨に取られかねない　　風と見えて　　風のざわめきの樣な微妙な音が起る　　風しばしかの子が髪に吹かざれ　　風見るゆあみして　　風の西よ二尺に足らぬ　　風なつかしむ小扇のかなめあやふくなりにけるかな　　風に春ときめきぬ　　風のゆるぎ　　風に校長も言つて聞かせた　　風は黒く渡り　　風に毎夜おそく帰って来る　　風に帰って来た　　風は姫の髪を吹き乱した　　風がざはつき出した　　風が唸つて過ぎたかと思ふと　　風の性向の人のまざまざとした　　風の一切行はれて居なかつた　　風にしかつめらしい説明をする　　風に貯つて来ると　　風が次第に君子士人の間に擴つて流弊はかり　　風のことが書いてある　　風にして死んで　　風にして始まった　　風に私を感じ易くした　　風のすずしき流れをなしてありしかば　　風がすっかり呼吸を停めた　　風のざわめきのような微妙な音が起る　　風となり　　風のない空気の中にあざやかにならんでいた　　風さえ吹き出している　　風は裾前をあおって　　風になぶられる　　風にも思う　　風に抵抗しながら　　風の寒さと共に冷えて行った　　風で車のよろめく　　風に吹きちぎられながら聞こえて来た　　風はまた一しきりうなりを立てて　　風のために吹き乱された　　風の具合でほんのりとにおって来たりした　　風が吹き出たらしく　　風のない夕暮れなどには苔香園の表門を抜けて　　風は身を切る　　風に向いた　　風の寒さを感じました　　風はないけれども月の白さでひどく冷え込んだ　　風さえ吹けば　　風でくずれ落ちる　　風にしたら　　風起れば楊花人を愁殺す　　風起らば楊花人を愁殺せん　　風に苦心する　　風に観　　風に聴き　　風に観た　　風の外に出て　　風が黄色くなりかけた　　風に言ったが　　風に嬲られていた　　風にばかり話して来たが　　風が必要になつたやうな氣がいたします　　風に執拗く　　風に実行に移した　　風にあっさり引き受けてしまった　　風に扱われては　　風に同じ垣根のうちに住はせる　　風で起される　　風が窓から流れ入る　　風が小川にかかった　　風の中の歌のやうに消える　　風に漠然と感ぜられる　　風の設計にはじめから出来ている　　風のごとくどこかへ行ってしまった　　風を望んで降ったので　　風が黒く渡る　　風に堪えていたが　　風にいうならば　　風にあらず　　風が消える　　風の流線の大勢を認定す　　風の調べは遠き島根に寄せては返す　　風に制定された　　風がときどき通りから吹いてきたりして　　風はすこし寒さをかんじた　　風に其一葉をだもふるひ落さる　　風の理論其の他に関するカントの仕事を数え尽す　　風にゆられている　　風を知つて善作さんも強ひては止めなかつた　　風をひかねえ　　風のごとく乗りまわして　　風に舞い上げられた　　風にお考えになりますか　　風にも考えて見ました　　風に残りますか　　風があたるから　　風をしてかれは　　風が凄じく吹いて来て　　風に吹き消され　　風をしていたよ　　風に話をしたら　　風であったかわかるだろう　　風な予想からあの雑誌の順調な発展を祈らないではいられませんでした　　風な声はいつも私のなかで唸りつ　　風にあたると　　風に吹かれてくる　　風に身をまかせて　　風の香をなつかしんでゐた　　風が辷りこむ　　風に薄く切れないし　　風にはならないよ　　風にでもなりますわ　　風に吹き飛ばされて聞えて来る　　風して行ったけれど　　風がぶうぶう鳴った　　風と雨とを自分の前へ呼び寄せました　　風に考えられますわ　　風に承諾させた　　風を引いたと云って　　風の合い　　風に所置なさろうと　　風に今までは思つてゐた　　風に頭をさげるであろうか　　風がひとりでにしみ込んで　　風は譲られてない　　風に吹き散らされる　　風にお話をしましょうか　　風に催促でもしなければ　　風に見て来ると　　風に困るかという　　風に行われているかを　　風な文句を並べていると　　風に解釈したい　　風がさーっさ　　風の方はなお勢を得て　　風の方でばかーと怒鳴る　　風に飛び込んでこないとも限らない　　風のように見えた　　風は冷たいけれども学校へ上り口の公園の桜は咲いた　　風のかほる景色に見惚れて　　風に閑さへあれば　　風に漣をうつてゐる　　風の顔付をした　　風の口調でこういった　　風の通らない湿気た　　風に靡いた　　風の気分で何時までも押し通していた　　風の横着さが潜んでいた　　風にふるまった　　風に凝と坐っていろと　　風が吹こうが　　風の苦しい境遇に置かれた　　風に熨斗を動かしていた　　風な相手の口気を快よく思わなかった　　風が少し静まった　　風にだって良く見えるから　　風な夢や錯覚の中でなぐさめられようとつとめました　　風にいった　　風に拍子をとつて痛みました　　風に痛みます　　風に深切な言葉を掛けられると　　風に頭を振った　　風に仄めかし　　風な愉快でない性質を持つてゐる　　風な冷かな眼で眺めてゐた　　風を装うてゐた　　風に書いてやらうかな　　風に話しをしてゐる　　風がしみて　　風がしみないにしても　　風の木を吹くより　　風が向うの森の方から静かに吹いてきた　　風が彼の顔に当った　　風にいい出そうかと迷っている　　風をしなかった　　風に眼を覚ました　　風を装おっていたが　　風がみえた　　風で紹介した　　風は見せないで　　風で聞きだしてみてくださらない　　風はいった　　風に役立てたい　　風に織り込む　　風なものじゃないかと思う　　風を粧って　　風な冗談をいいあったが　　風もあまり吹かない　　風がヒユウと吹いて　　風を匂はせる　　風は野の涯に来て　　風に解釋する　　風に進んでゐるか　　風な信仰を集める　　風は野の涯に來て自ら死ぬ　　風になつたのだらうと思ふ　　風をやる　　風に彼等をなだめなければならぬ破　　風に益々しん身になつて行つたことを覺えてゐる　　風に呉葉はその感情をそこに露骨に打出す　　風が北山から雪を齎して　　風に思はれてゐるのに　　風に呉葉に話しかけた　　風に思ふにつけても　　風が物凄く樹を鳴らした　　風や雨や樹木の葉ずれや竹の葉のなびきに埋められて　　風もありはしないと思はれるのに　　風にすら思はれた　　風に何處かで考へはじめた　　風に報酬的に考へる　　風にガサガサと動いてゐた　　風は面に表はさずに　　風に人を喰っていた　　風薫る初夏の時候に応じた　　風やや起こりて　　風で吹倒された　　風に泣いて飛び出したりした　　風には終ひまで弓を引かう　　風に病勢をずるずる引伸して行く　　風な想像から彼女は好んで　　風も見えない　　風で応待している　　風が吹き過ぎる　　風にして生きている　　風が荒々しく市街を吹きまくった　　風に吹かれながら歩いていた　　風な佃の答えが伸子に好奇心を起させた　　風も来る　　風にこの世を送ってしまう　　風もないしっとりした　　風に自分の心を打ち明けようとは思っていなかった　　風に云われては　　風に話す　　風に答えた　　風がまた渡った　　風が入る　　風で坐っていたが　　風もよく通ると見え　　風に切り出した　　風に説明しているらしかった　　風な笑いを含んだ　　風に電話かけた　　風に振りながら云った　　風な身じろぎをした　　風があるから　　風に感じられた　　風に伸子を上下に眺めた　　風も動かぬ　　風が入るくらい　　風が幾里も先の山脈からその一筋道に吹き下した　　風に吹き散らされ　　風に異る　　風に安易に考えられてはならぬ　　風には考えないという　　風に広く都合よくでも使おうと思えば使えるだろうが　　風にだけ分析する　　風に言い表わされている　　風に問題を出すから　　風な心の風の吹き回しとは違う　　風にでも勝手に用いられ　　風に考えてくると　　風に僕は思いなやんで　　風に思ってくれ給え　　風を感じた　　風に吹かれて飛んだ　　風と払われて　　風に大きな脣をぐっと曲げた　　風な電話のかかって来　　風に二重の秘密防禦を試みています　　風にがらりと変ってしまう　　風にして送ってくる　　風に考えたか　　風に８をかけて　　風に７となる　　風を志して　　風を備へてゐた　　風のかよい　　風が北海に吹き抜けるので　　風に一杯聞こし召されよう　　風に書いたかは　　風が矢を射る　　風の荒狂ふ　　風に説かれている　　風にお考えになりましたか　　風に突進していかなくちゃ　　風に二人きりで差し　　風に人の顔を見る　　風に娘をいじめる　　風にやっと二人が打ち解けて話し合いだした　　風に差し　　風に悲しそうにしている　　風とこの雨と微りせば　　風を起こし　　風の向かう　　風に空中に煽り揚げられ　　風のようなすげない声がしました　　風のようにすげない　　風にでも吹かれる　　風も当たらないし　　風して側を通りながら顧みたが　　風であつてみれば　　風をみせ　　風の力で猛烈に下へ叩きつけられた　　風の如くに去来していたにすぎない　　風の如くに去来する　　風にタカルかというと　　風も及ばず　　風に歩かないわよ　　風に生長してしまうと　　風がひし　　風で消えた　　風も無いのに散つてゐる　　風吹きたちてはらはらと紅葉は散り　　風かも知れないから　　風な處に出　　風で其處に立ち留つた　　風の寒い山腹をひた　　風に流れてうかびたる　　風たてば沼の隈囘のかたよりに寄りてあそべり　　風は落ちて　　風に舞う　　風にイデオロギー化す　　風に見られただけの　　風につかむ　　風に特殊化され　　風になったからって　　風に信仰し　　風を膝元に近づけたくないという　　風が少し出て　　風が生温かくぽかぽかして　　風が凉しい　　風が絶えず首筋を冷やす　　風が舳先から吹いてゐる　　風が變つて船の後から吹くと　　風があまり吹かない　　風の変った　　風に私が侮辱されても　　風にコチコチにかたまり　　風は必ず好きほどに吹くべし　　風の向き好くなりぬ　　風に船を送らせながら　　風に首を振りました　　風なこともあるだろう　　風に解しております　　風が加わって　　風に圧せられてよろけかかっている　　風のように彼の全身を通り過ぎた　　風がカーテンを翻し　　風に悪く解釈もできるけれども　　風と云い　　風に往来を見ている　　風に余裕がある　　風でも引くといけない　　風も受けずに　　風なき折々行人の肩にかかる　　風に誘われて行く　　風に任せて　　風にめぐる　　風を動かしてくる　　風さえ出た　　風だと慰め　　風の鋭どきも知る　　風がすうと吹く　　風がくる　　風が吹いて来る　　風ははたとやんだ　　風に連れて　　風を厭うて　　風は通う　　風が枯芭蕉を吹き倒すほど鳴る　　風のなかを帰ってくる　　風が吹くのに　　風の中に消えた　　風の中に開かれる　　風の中を襟巻に顔を包んで　　風にどうして出て来たろう　　風の中を金釘のごとく直立して来た　　風に吹き曝されたる　　風のなかをここまで来た　　風に落ち着いた　　風だから私は真実の孤独の生活で友達といっても　　風に自問自答している　　風に電燈を真正面から垂直に照しかけても見えない　　風にして寝てしまう　　風に跼んで　　風に夜通し窓を明け放ってあります　　風に活躍したかという　　風に苦心をする　　風に正反対に引っくり返って来るとなれば　　風で閉まる　　風がないと来ているので　　風に軽い単純な吃驚し　　風に羞恥んでおずおずと出て行く　　風に頷いた　　風に私が動き出して行く　　風に落ち着いて　　風に幾度も幾度もうなずかせられた　　風に椅子に背を凭たして　　風に軽く唇を噛んだ　　風と月の鑑賞の権利を一人占めにした　　風をはらむ　　風は一転して　　風を送り　　風なく樹もなくにる　　風も流る　　風ぞこひしき　　風の流行せるを知る　　風は船の煙を吹き払って　　風もないのに落ちて　　風が暑熱を吹き送る　　風は冷たいこと氷を思わせるからだ　　風もおさまって　　風と濤は汽笛にあう　　風走する　　風を追う　　風をつきて　　風は海をまきあげ　　風には解さない　　風に呟いてもみる　　風に言われて　　風がその落葉をつかまえて　　風なことはとても云えない　　風もなく発表した　　風のわたる　　風はいきながら　　風のいろは午前の黄金とあたらしい影をはつきりとはなち　　風と寂寥とに思ふさ　　風その大きいあざやかな色と重みをもちたい　　風に洗はれる　　風にちらし　　風に身をふれよう　　風の點景をわたしは青い西洋紙の手帳にうつして　　風のふるる　　風が艶をぬり　　風の盃をゆすり　　風吹く午後の鬱血をそそぎ　　風のなか日のなかにときほごし　　風と大氣と精神を木木がしつ　　風にゆられ　　風は熱い思想を洗ふ　　風にすりつけては仰ぐ　　風のなかに漁船の祭りの旗から魚賣の　　風のまま何の木とも知れない　　風に濕り晝の月影の空氣に吹かれちるを眺めつほ　　風との放電的な濤の聲をもつてふれよう　　風をはらひ　　風と熱とをつけて　　風にうつり　　風に見て頂けば　　風にさへ　　風に享けるであらうか　　風に吹かれてゆらいでいた　　風だって防げる　　風のごとく爽やかに疾駆する　　風も妙に湿って　　風はやや湿っているが　　風をして逃げたって　　風と共に雲が奔騰して来て　　風は涼しいが藪が繁っているので　　風に雲はぱっと吹き払われた　　風光るニースに至る　　風に菩提心を起した　　風に見えなかった　　風をもたない　　風に木立の騷ぐ音が遠く水の流れのやうに聞えた　　風の吹き落つる　　風の騷ぎは今ゐる　　風のなかにふるへてゐたが　　風に飛ばす　　風のない空に二つ三つかかっていた　　風が吹き出して来た　　風がだいぶ吹き出したらしい　　風がよほど強くなったと見えて　　風が仲の町を走る　　風におどろいた　　風もやんだが　　風も少しまじって来たと見えて　　風に身ぶるいをして　　風は水の上に渡って　　風に思い違いをされては困る　　風をそよそよと男に送った　　風によぶ　　風が出て来たと見えて　　風のすさまじさ劇し　　風が吹きまわる　　風の方向も一定していて　　風も日本の風も仙台的にゆがんで黒ずんで吹いてるだけさ　　風に受取られた　　風はどこにもありませんでした　　風がすっかり消えてしまった　　風が恐ろしく荒くなって　　風に結論して居た　　風が空を吹いています　　風で半ば独言のように云った　　風の立つ　　風に私の邪魔をするとは　　風もなく天気のよい午後の空を破る　　風なく日光いつもよりほがらなり　　風にうちまかせ　　風のものに就ては私は已にいくらか発表してある　　風に見えたが　　風にして出来上った　　風に話した　　風に釈った　　風にきれ　　風には思えない　　風に出てくる　　風を真面に受けながら　　風が私達を待っていた　　風も静まって　　風で飜つて居つたから　　風がその焔を煽って吹きつけていた　　風が火のほとぼりと灰とを吹いた　　風は正面から吹いていた　　風を宿していた　　風に吹きつけられる　　風に努力してゐると　　風を見せたのに　　風に舞ひ　　風に掻きまぜられた　　風が枝葉に音をさして吹いてきた　　風にお考え下さる　　風な題目によってとりあげられはじめた　　風に主情的に語るだけでは　　風に口や心臓を持っている　　風がありますが　　風に自分の意思を抑制する　　風で山籠の人のゐる　　風に考へてゐる　　風で長い間セルギウスは横になつてゐた　　風にして暮してゐる　　風な色彩的な雰囲気では書けないであろう　　風に分析して考えていないかもしれない　　風にたっていました　　風にのたうち廻って　　風に吠え　　風のように走りまわっていた　　風にゆらゆらゆらいでいる　　風におっぱらう　　風に察した　　風に捕虜になっていて　　風におろされる　　風なことを聞かれて　　風が鵝毛の樣な雪片を運んで　　風のない夕方のことで夕陽が微赤い光をそのあたりに投げていた　　風のない蒸し蒸しする　　風が吹いてる　　風は全然吹いていません　　風の中に私がとけて　　風だけが知り合っている　　風は油断ができません　　風を封じ　　風にじっとしていた　　風のあまり吹かない　　風のにおいにひたっていた　　風にぶつかりながら　　風な経済状態にある　　風がヒューッと吹いてきて　　風がうなって流れる　　風にふかせながら　　風が吹いて来たらしい　　風は彼女を追いかける　　風が吹いています　　風が寒いから火におあたんなさい　　風が吹きました　　風を帯びている　　風にほやかなる　　風にさ　　風のやうに出て　　風を切つて登館する　　風をおそれて　　風な気がしはじめてゐた　　風で仕事は絶えず傍道へそれて　　風のためか日光のせゐか　　風に丸田に盃をさした　　風を受けていた　　風を体で受けとめたくなった　　風を頭のうしろに受けながら　　風が出てきたわ　　風が吹いて来るわ　　風に同情し　　風に交際し馴れてゐた　　風なことなどがある　　風が吹きこんで来た　　風が踊ッ子をさらいますと　　風の中に彼あり　　風が吹いてゐるといふ　　風が来るですな　　風がおもてで呼んでゐる　　風が瑠璃のそらから崩れて来るし　　風をしただけな　　風に時が経つ　　風を見せない　　風な顔はもう見　　風が募って来た　　風は母屋の表戸を烈しく揺すぶった　　風は仮借なく隙間から飛込んで来　　風が添った　　風の荒ぶる　　風に軽く吹かれながら　　風は雪を散らし　　風が募　　風はひどい雨を伴ひ　　風は母屋の表戸を烈しく揺すぶつた　　風の画材に取りか　　風にちがう　　風に消された　　風の味もきのうとちがう　　風を衝いて走　　風のように武蔵の顔を吹いた　　風の相となっている　　風をそなえているし　　風にお考えになるんでしたら　　風にお考えになる　　風なセンチメンタリズムの愚劣さかげんをハッキリと認識してだな　　風にならないでいれば　　風になっちゃってる　　風になっちまってる　　風にしているの　　風な事していたの　　風に考えているか　　風に痩せこけてしまった　　風になり果てた　　風にお父さんが言う　　風に成っちまった　　風に言ってみた　　風に妻に尋ねてみた　　風に胸を突いて湧き上って来る　　風や束髪で分りますわ　　風の為に静かに動いた　　風に成ろうとは思わなかった　　風に送られて聞えて来る　　風で有った　　風の為に消えた　　風に伝わって来れば　　風の寒いプラットフォムの上を歩いてみた　　風に言合った　　風に言出した　　風に思われるか　　風に送られて通る　　風が真北に変わって　　風によって凋落する　　風に弁護された　　風に外見上は見える　　風に規定されているが　　風にふわふわ動く　　風なことばかりが重なり　　風の意味のことを始終考えておられた　　風の商人がたくさんあった　　風にいろいろの遊び道具をわれわれに与えてくれた　　風が吹きまくって　　風が薄寒い秋風に変って　　風まじりの細雨の飛ぶ　　風に軽くそよいでいる　　風はみせなかった　　風が見えて　　風はまだ吹きやまないで　　風が吹きおろして来ました　　風にも驚いた　　風に青く揺らめいている　　風や日光のもとにその惨状を晒している　　風すらも死んでいると見えて　　風は梢をさわがして　　風に強さを比較する　　風なのもある　　風が吹くだろう　　風というくらいの意に用いる　　風の名となすにしかず　　風の薫る　　風にも物思わし　　風でも引いた　　風のひや　　風な絵を沢山に入れて　　風に文字どほりに煽られた　　風にはなされてみると　　風にばかり吹聴して　　風に仰天すると　　風なカラス天狗じみた　　風に左右に動き　　風にして取入れるか　　風にみている　　風にお考えになつていますか　　風にすれば　　風に猫の眼を返へす如く　　風に支那日本の事を研究して居る　　風では共存共榮もないと思はれます　　風にはなされて見ると　　風なカラス天狗沁みた　　風に葉が光って　　風をひくといけないから　　風に吹かれているばかりであります　　風にムクーッと柔かくいってる　　風にしてやられた　　風もこんな風も描き　　風に見え過ぎます　　風も多少遺　　風を承けて　　風の沿革地圖が多く出　　風が白く走る　　風に強調した　　風だと今に私共は種子を撒く　　風な演目でこんな風な芝居をしたい　　風になってしまっても　　風にお考えになれるし　　風におやれになるでしょうが　　風に変えれば　　風な考へ　　風に教へられる　　風を見せぬだけである　　風にやつたら宜からうかと云ふ　　風に觀て居る　　風に分けて居ります　　風が盛に行はれて居つた　　風が行はれて居つた　　風に吹廻されて　　風が出ました　　風のように去来する　　風が木のすぐそばをとおって流れていきました　　風に木の花のにおいがふんわりのっていきました　　風が走　　風は木の梢にはげしく突つ掛つてゐた　　風に見ているかという　　風に選び出されて来る　　風にして増して来るかというと　　風に泣く　　風に是正しなければならないか　　風にして起って来たか　　風にいうと　　風に俳優の芸術というものをみれば　　風に理屈はつけていない　　風に一つの哲学的立場から俳優の仕事というものを非難し　　風にみる　　風に俳優の社会的地位は出来なかったか　　風に是正したら　　風に働くかというと　　風にぴたっと当てないでも　　風に云いますけれども　　風な精神的な特徴を示す　　風にして出るかという　　風に声と人間の感情を結びつける　　風な考え方もある　　風になっていただきたいと思います　　風でなければならないかという　　風にどっちかに偏った　　風につとめなければならないと思う　　風が舞込むので　　風がサッと吹きだした　　風のために横なぐりに落ちて　　風もどこかへ行ってしまった　　風を傳へて宦官を置いた　　風に吹きちぎられる　　風がドッとばかりに吹きこんできた　　風が強くなって　　風を吸いこんで　　風を入れはじめた　　風に吹かれながら聞いていると　　風が吹きこみ　　風の吹き通る　　風に乗せられる　　風が換気孔を通る　　風だけがソヨソヨと吹きとおっていた　　風はコトゴトク英国の戦勝の快報をもたらした　　風が吹きあげている　　風はなげく　　風は落つ　　風に見えますか　　風にゆらめいていました　　風に別々に進んだ　　風に見ているかを知りたかった　　風のような早さで出て行った　　風で楽々と演こなしている　　風が吹き出すといふ　　風の方向が略一定して居る　　風の利用が開けて　　風を利用すべきと思ふが　　風に遇ひ　　風が吹くとも　　風に問題をこんぐらかし　　風のように彼方へ向って逃げ出した　　風で燃え出した　　風を切っていれば　　風を起して　　風から身を交わした　　風がふきこむと　　風はたえまもなく彼の背へ小石を浴びせた　　風にしたが　　風に考ふべきであらうか　　風が大きな階段の口から彼の熱した　　風に遞減する　　風にきめました　　風に書き足した　　風にひるがえっていた　　風とが妙に混り合って　　風にして歩いちゃ　　風に掛けて　　風に取ったらしかった　　風に妹のことを言って見た　　風に彼の思想は変って行った　　風に考えるネ　　風に具わって来る　　風も通って来た　　風な形で表わされた　　風で十年二十年の後牢屋を出て　　風が吹きぬけていた　　風にひるがえっている　　風が出かけていた　　風があつたのと同じ考が行はれて居りました　　風に非常に差別がある　　風に家族制度を重じて居ります　　風に支那では師匠を大變尊ぶ　　風で吹き飛ばします　　風に日本の民法が改正されては　　風になつて居ます　　風に扱つて居るかと　　風に呼んで居つて　　風に自ら勝手に娶る　　風になつて居る　　風に元々義を以て合する　　風に分類して行くなら　　風にでも分類ができる　　風な延長は許されるべきであろう　　風の小説が書かれたとしたら　　風のように暴れている　　風に解釈すべきな　　風に改造され　　風を喰う　　風が冷たくなって来ましたね　　風が荒れ狂っていた　　風とおしのいい夏座敷へ通すと　　風がたえず吹きこんで来て　　風に吹きあげられている　　風だっていうのよ　　風は無かったようだけど星がギラギラしていてね　　風をさせとけ　　風も追い　　風に暴れまわったか　　風がスースーと這入って来て　　風が冷たくなったり　　風が冷たくなりましたね　　風がヒュウヒュウいうでしょう　　風が吹きこんでくる　　風に分れて居る　　風に解釈して来て居るが　　風を真似て　　風に変つて来た　　風をしてやる　　風に曲げて　　風が入って来ますから　　風に分ける　　風の誘ひの　　風に眼をほそめて　　風に消えるであろうし　　風がぱッと赤い細かい霧を持って来て　　風の落ちてくる　　風の中へ撒いていた　　風を帯びた　　風はこの人に靡こう　　風に叩きつけられて死んでいる　　風を起したほどにも足りない　　風に見舞われた　　風を裂いて　　風に考へて居ります　　風に部分的にひきのばし　　風にかわきし　　風ながら衣にそめたき　　風のつよさをも説明ぬきの刹那的写生で活かしている　　風をあびつづけて　　風もないのにばらばらと降りかかりました　　風に使われた　　風に吹き倒されて　　風にきらめきて　　風にわななく　　風のぬるみに　　風をあらみ　　風にのりて　　風は疾渡り駈けめぐり　　風に搖ゆる　　風に犯人をいい気持にしてやって　　風に大きく肯き　　風に下っていた　　風に言訳をして　　風がスーッと入ってきた　　風に当って　　風を切って落ちてきた　　風に扱った　　風でおます　　風に構えていた　　風が出てきたらしい　　風は目に見える　　風さえ出て　　風にも堪えられない　　風に呑気に浴場に入って　　風にニヤニヤと笑っている　　風に考へてしまふと　　風に考へられる　　風を吹きつけて来る　　風に行きや　　風な口を利く　　風な口を叩く　　風になつてゐるし　　風な頤を叩く　　風になつちまつた　　風な点を生かし　　風なことがテーマになつてゐる　　風に変る　　風をなさりながら　　風でも引いちゃ　　風に吹かれて咲くという　　風に髪を嬲らせながら　　風の衣裳をつけて居りました　　風や磁気に交叉する　　風にはあはあ息をつきながら　　風なこまかな仕事をしてゐる　　風のき　　風やずうっと　　風のなかを川千鳥が啼いてのぼってゐる　　風の火も燃える　　風のなかから胸うつ雲の下底はくらく氷凍された　　風と春耕節の鳥の声土の塊りはいちいちに影三れつ青らむクリスマスツリーと青ぞらひかれば　　風が吹いてきてくる　　風に逆って山の鉛が溶けて来た　　風じぶんだけせいぜいはうたうをして　　風の狗が吠え　　風が東にかはれば　　風がさむく陽もいちにち　　風の雲にとぶ　　風にふきたわめられたやせ　　風のまにまに波のようにうねっていた　　風がぬかるみをかわかしてくれた　　風にばたばた言わせながらおし合い　　風がふくと　　風に打ち落とされていた　　風が傷口からふきこむと　　風もふいてはいなかった　　風でふかれるか　　風を防ぐ　　風で船が岸にふきつけられていたので　　風は北に変わった　　風がえん　　風がやんで　　風はいくらか静まったが　　風が骨までこおる　　風がゴーッと吹いて来て　　風で言った　　風であちらの別館の方の船室の書斎へ籠りまして　　風にエナメルで着色して　　風を装いながらも　　風がなくなってしまった　　風のようなものが身を掠め　　風になびかして　　風は正雅にして　　風は俚賤にして　　風に移り　　風を進めたる　　風を真似たる　　風のない蔵座敷のなかに寝せつけられて　　風になったら　　風に竹がサラサラ鳴る　　風にとられもしたが　　風におばあさんはよく私を連れて　　風にくしゃみをすると　　風にかんた　　風がすっと通ってゆき　　風とで日本の梅雨を思わせ　　風が心もち赤味を帯びた　　風が訪れる　　風で動くといえば　　風が私の顔を撫で　　風を衿まきで防ぎつつ　　風の温かい日がくると　　風は時に冷たく油汗を撫でる　　風のために空と海を黄色にしてしまった　　風もふかなくなった　　風が吹かぬので　　風が無くなったが　　風は吹かず　　風がそのカーテンの裾をなぶって　　風に晒されて　　風が頬を撫でて　　風が梢を颯々と鳴らして　　風にまたどう繋争したかという　　風が出てくると　　風な姉ぶつた言振をする　　風に打たれた　　風をふんで　　風のふき上がる　　風と聞いて　　風の落ちて来る　　風もよく通る　　風のように去った　　風の中を歩いている　　風に吹かれて駈けて来た　　風が座に起って　　風に声をかけられた　　風に云ふも　　風にひらひらする　　風に関係が有ったろうかといいますと　　風のくる　　風のないうち晴れた　　風のようにすっとはいって来た　　風に云い出されて　　風に水掛論に終って　　風な泣言を並べながら　　風に私は考えて　　風に導いていたでしょう　　風が行われる　　風で寛容的精神が発達して来た　　風に或程度まで芸術と倫理と相離るる部分はあるけれども　　風は父母の心を以て成る　　風の任意漂い行く　　風に伴うが如く　　風に国民の自発的要求に支持されてこそ　　風も囁かず　　風の如くに響くが　　風にまばたきながら　　風が着物をからだに巻きつけた　　風はえんり　　風のうなる　　風に向かう　　風と争いながら歩み続けた　　風の勢いは強くなるばかりであった　　風が往来のさくの根かたにふきつけていた　　風を防ごう　　風はわらのたばを　　風にふくれていた　　風に当たると　　風が出たら　　風がうちのフレームをこわしたら　　風が下からはいって引っくり返す　　風に雲のふきはらわれた　　風や太陽の話をしていた　　風が耳がちぎれる　　風がふきこんだ　　風とその音にすぎなければ　　風な細工が自信満々でつちあげられる　　風な見透しなどといふ　　風に教育しているかというと　　風があるけれども　　風がいくらか存している　　風も見えるが　　風を為すと　　風が戸に当つて気味の悪い音を立て　　風の吹き廻る　　風のごとくに響くが　　風に旅衣を吹かれつ　　風に教育して居るかと　　風が幾らか存して居る　　風に美女が皎い　　風にまで発達した　　風を呼んでゐる　　風を切つて乗り込む　　風をもつて　　風に靡いて　　風に剥がれて落ち　　風が吹出した　　風の高い浪の向うへ落ちた　　風を形づくつた　　風に誤解してはならぬ　　風に忠告している　　風をうけながら　　風か知ら　　風に感嘆する　　風に吟味してゐる　　風な字が巧いのね　　風とし揺りそよぐ　　風と蝶蝶を追ふ光る　　風は追ふ　　風は薄を吹いてゐる　　風に国際的な資本主義経済の自己撞着と戦争の矛盾を発見し　　風りんのチリリンと鳴る　　風は出たし　　風とともに舗道に走っていた　　風が大豆の葉を渡つて吹く　　風に日あびて語らまし　　風ぞ冷えたる　　風さらにひ　　風も紫の身がくれに　　風も霞みて　　風の散　　風に考えては　　風に考へては　　風に浮かれて　　風が薄寒く身にしみた　　風な表情を見せられた　　風の叫びをわずかに押えて　　風だけに送られて　　風を装うた　　風に決行された　　風を見せず　　風で蚊帳が凄じい程煽られて居る　　風の強さの程度は不明であるが海嘯を伴った　　風にいたんでいる　　風で倒れた　　風の流線がこの谷に集約され　　風の速度とを間違えて　　風を受けて乱れ　　風を含んで　　風を受けた　　風に吹きなびかして　　風の中で粉になってしまった　　風がふいて居りました　　風の勁い　　風は未だにかなり勁く　　風に吹かれて歩いていた　　風を切って歩いた　　風に邪推して　　風を肴に飲み明かそうじゃないか　　風が凪いだら　　風に爆弾漁業が大仕掛になって　　風に吾輩の弁力のあらん　　風の便りに聞いたので　　風にまで広茫とひろげて行ったら　　風があるのに　　風がありながら　　風に吹かれて歩いている　　風に響いていて　　風を切つて歩く　　風に破裂させた　　風を食らって逃げた　　風に探偵するであろうかと　　風の中を上野へ遁がし　　風はさわぐ　　風に吹き　　風とが横なぐりに　　風ですれて　　風は冷く　　風に樹のゆれて　　風もないのか枝影はくっきりと染みついた　　風に吹きさらされてる　　風のように立去ってゆきました　　風の襟元に冷やかなる頃のそぞろあるき　　風の言葉は慶長ごろの俗語に足利ごろの俗語とを交ぜた　　風がわれわれを送る　　風もやんで　　風のように走り過ぎ　　風強く秋声野にみつ　　風清く気澄めり　　風の音遠く聞こ　　風小高い丘を襲えば　　風のかよふなりけりというがあれど　　風にざわつき　　風がそよそよと吹く　　風が今にも梢から月を吹き落とし　　風に流動して　　風をしてやらうと　　風の伝へになつて居る　　風にもなつて居る　　風に想像して見ると　　風に信ぜられてゐた　　風のようなものが彼の背後で揺れた　　風をともなって　　風のような心地がした　　風のようなもののそよぎを感じた　　風に死を軽んずるという　　風が吹きつける　　風に激しくはためいてゐた　　風が庇に吹いてゐた　　風になつたンでせうけど　　風に向けて拡げ　　風にかぶりをふり　　風がながれこんできた　　風にさらわれてゆき　　風にさからわない　　風にふりおとされまいとして　　風が呻りだしたね　　風のない蒸し暑いある日の夕方私はいちばん末の女の子をつれて　　風が吹きつけるので　　風に思おうと努める　　風の気とてない　　風を念頭に置いていない　　風は卒塔婆を吹き飛ばし　　風の絶え間にこおろぎの声きれ　　風な地形となる　　風や降る　　風もあたたかくなって　　風が真西に変って　　風がいつとも　　風もそよがず　　風が木の葉をちらす　　風だということに気が附きました　　風が通う　　風が頻と　　風に忠告してくれた　　風と一緒に渦巻いている　　風を納れて　　風を見せた　　風な西洋人の仕事が段々と殖えて来まして　　風に自分の意見を吹き込むので　　風に吹かれをり　　風が法衣を吹いて通る　　風に焼ける　　風も秋風だか春風だか分らないほどの　　風まで吹く　　風で晴れた　　風の中を急ぐ　　風の中声はりあげて　　風の街の毛皮売れない　　風の道を辿る　　風の黄ろい　　風も吹くにまかさう　　風な可成り　　風にばかり装ふて　　風を耳にする　　風を吹かすに任せた　　風を切つてはおし歩き　　風に進んでいる　　風に風潮が動いているか　　風の広告人形がよろめく　　風はこの部屋をいかにも佗住居らしくする　　風をこらへて　　風は地の底から涼しく吹いて　　風はよろ　　風で現はれ　　風と火の業にあれ　　風にさらされ　　風は空中に滿ち　　風も無いのに落葉の音は一齊に起る　　風も無いのに小供が少し色のついた　　風が魔術を吹き消す　　風に作られた　　風がひらひらと持って行って　　風に構えている　　風になったか　　風に松尾儀助が若井氏をいいなだめたかというと　　風にもあたるまい　　風のように姿をかくしてしまった　　風が交って　　風とが一緒になって　　風の辷りが　　風なことを云ひ出した　　風に振り上げられた　　風に考えて下すって　　風に話されるので　　風にしたらという　　風ではないかと恐れ出した　　風が私の家の中を吹き始めた　　風が梵語であらうが　　風が気になり出した　　風に吹きつけられると　　風は日本の地貌ではどのあたりから吹いて来る　　風の中では人はさう　　風は太陽のコロナと多大の関係を持つてゐる　　風の密度によつて非常に相違して行く　　風のやうに地貌とまた密接な関係を持つてゐる　　風と光線とが気にかかる　　風と光線とは人間の意志と感情の発生及び発展に重大な必然的影響があると思ふ　　風に出来たかという　　風にめさめて　　風があた　　風がでた　　風のために揺れて　　風で動いたので　　風のために飛んだりなどしては　　風の性格の人であったから無理ならぬ　　風とを入れ　　風は少し向うへ吹いて行く　　風も少しずつ加わってくる　　風が当つたのを感じた　　風を切つて矢のやうに走つた　　風が地面に沿って　　風がないから大したことはありますまい　　風にまかす　　風がまた吹きだした　　風も相変らず吹いた　　風がてふてふをとまらせない　　風では田植も出来ないと　　風がかはつた晴れた　　風がすが　　風のよい水をよばれた　　風がふきおろす　　風にうつりきて　　風のために本まで動く　　風はふくし　　風のてふてふのゆくへを見おくる　　風いそがしい蜘蛛のいとなみがはじまる　　風が畳をふきぬける　　風を身心に感じた　　風の枯木をひらふては　　風が吹きとほす　　風の暮れると観てゐる　　風の風車の水車水をくみあげる　　風のなか買へるだけの　　風の日ねもす　　風が雨をよんで　　風を観てゐると　　風よ汝はいづ　　風の子供はかけ　　風はす　　風が尾花のゆる　　風の蘭竹のおちつかない　　風が強く雨がふりだした　　風が吹くまで眠れなかつた　　風が鳴りだした　　風が触れてゆく　　風となるか　　風の吹きつけた　　風がしゅうしゅうとして梁を渡り　　風を帆にうけて　　風をうけて走るより　　風や海流にかまわず　　風を働かせて　　風とを乗りきって　　風がふいている　　風のつごうにもよるが　　風に帆をいっぱいにふくらませて　　風がまったくなくなってしまった　　風で走る　　風がふいてはこないかと　　風がやんでから　　風はふきだし　　風のようすを見て　　風がふきだしたら　　風よけにした　　風に消されない　　風がどくだ　　風も手つだって　　風よけにし　　風よけなどにしようという　　風といっしょに島におしよせて　　風よけ帆布をゆすぶると　　風はすこし強すぎたが　　風に帆をはって　　風さえ加わって　　風が出はじめて　　風に思って　　風な矯激の思想を持っているかも知れぬ　　風を切って通ります　　風のようにしていたが　　風は颯と吹いて来た　　風が吹くといふ　　風に九等官に見えてゐるだけかも知れない　　風に揺らめく　　風に仕事をするか見てやろう　　風の寒いプラットホオムへ下り　　風の為に徐ろに空中に動いていた　　風も出て来たと見ゆるわ　　風の騒ぐ　　風もザワザワと吹いている　　風も歇みはしないのに　　風に形勢が変りかけている　　風は全く凪いでいる　　風で村の入口まで一緒に来たが　　風の寒いプラツトフオオムへ下り　　風の為に徐ろに空中に動いてゐた　　風がくるですな　　風の涼しくもある　　風がすこし寒くなって来た　　風に微動する　　風を連理の枝に憤りつ　　風の便りにこれを聞きし　　風を備えて　　風を引いてゐたと見えて　　風もあらざるにぞ　　風も静まったらしく　　風は北から吹く　　風に当らねばならぬ　　風がひやり　　風があるが　　風などにしても　　風にうたって　　風の特異な垂直分布による音響の異常伝播と関係のある　　風に思える　　風をしていて　　風であおぐという　　風がもっともっと強くなれば　　風となっている　　風が発火後その方向を持続しながら　　風の転向のために火流の針路が五稜郭の方面に向けられ　　風は涼しいといふよりも寒いほどの雨氣を含んでゐた　　風に搖れながら　　風が山の背を渡る　　風が荒れてゐた　　風が強過ぎる　　風に搖れてゐる　　風があるので止めた　　風は心地よく汗ばんだ　　風にキャッチ・ボオルなどをしてゐた　　風だつていふ　　風吹けば動的美を表す　　風を切って飛んで来た　　風もないから木も動かぬ　　風が神前浜の方から吹いて来て　　風が吹き上げて来る　　風のようにそのまま宙を飛んでしまっていた　　風にとっていた　　風をしているなあ　　風と来り　　風を起す　　風に転げてゐる　　風に私は乘合馬車の出發を待ち　　風に振り向いて見る　　風に考へて居た　　風に敍して　　風にしていたかね　　風に敬二郎は考えた　　風にして育ってきたか　　風にしてくれりゃ　　風に思っているの　　風に叫んでいる　　風を切つて飛んできて　　風に恐怖をもつて　　風寒く梅の盛に万歳来らん　　風な奇観も珍しくはないという　　風にうごく　　風とみゆる　　風もないのに鳴った　　風もあって　　風に変っていた　　風のように走った　　風と共に聞えた　　風に言はせる　　風に考へざる　　風でなくてはならない　　風でない飜譯といふものが隨分あるが　　風にレサアレクシヨンを遣られた　　風を切って上って行く　　風を切って飛んで来る　　風もいやと歌い　　風が誘う　　風をしていたが　　風になびいて　　風にホロホロと散る　　風な愉快を覚えさせられた　　風をして居ますの　　風はローズの金黄色の毛と笛を吹きすます　　風を引かせてはと思って　　風に曝して居る　　風にずぼらに考えていました　　風も少し吹いていたから　　風のように来て　　風に彼をみつめたが　　風と雨を伴なって　　風がうめく　　風に煙草を吹かした　　風には考えない　　風もしみない　　風な作品は書きませんと言った　　風の口実の一切を一蹴して　　風に吹きまくられて　　風に話し合われているであろうか　　風にも吹かれてみて　　風のかげんで甲府の空を冷たくする　　風でと言えるほど　　風でをどりました　　風に呼ばれる　　風に皆なで　　風になつてゐるかといふ　　風に籠居してゐる　　風を喰つて部屋から飛び出した　　風に勘定すると　　風にはなつてゐたが　　風に自分の知つてゐる　　風に現して　　風が出来たらしい　　風に見　　風が滑ってる　　風で二つ三つ腰をまげた　　風など毛程も見せない　　風にも見えなかった　　風をみずからゆるしているかの　　風をふくみ　　風をくらッて逃げてしまった　　風に悩む　　風ではあったが　　風が吹き落ちて来たか　　風さえある　　風で言っているが　　風でもあり　　風で歩いて　　風は下々にまで見えてはおるが　　風な反骨はどこかにあり　　風な山荘の灯を見た　　風がうかがわれ　　風にもたれる　　風が身にしみて　　風をきる　　風も次第に歇み　　風のように受け流している　　風が冷たく身にしむ　　風が吹きわたって　　風なことを云う　　風にうつりました　　風が出るでござろう　　風もないのに向うから開いて　　風に戦利品が陳列してある　　風が終日海から吹きあげ　　風があたたかくなって来た　　風を胸に入れて　　風に吹き折れて枯れた　　風が吹き荒れて来た　　風が横なぐりにふきつけた　　風に吹きはらわれた　　風は野の草や木をちりちりと慄ませていた　　風に申しわけのような波を立て　　風が隙間から降っていた　　風が陽のかげをうすめる　　風をさえぎる　　風の吹きぬける　　風のざわめきを聞いていた　　風にまかせた　　風に目の前に並ぶと　　風が彼らの半顔をなぶり　　風に気をくばっていた　　風は波をおこし　　風を冷たくし　　風に彼らはその声の方をのぞきこんだ　　風に腰をかがめて去った　　風もなく少年は隅の方に控えていた　　風はそよとも動かぬ　　風に揉まれる　　風に云われると　　風になびかせた　　風にしなっていた　　風の便りにも耳にした　　風が千里を走る　　風が海から吹きつけていた　　風が立ち　　風があれて　　風に乗って伝わって来る　　風もないのにときどき燭火が揺れる　　風にぼんやりした　　風が通った　　風がすべて死んで　　風に云われとった　　風を吹きつけた　　風じゃと申しとります　　風もないのに真正面に吹きつけた　　風がごッと吹きつけた　　風に殴られて　　風を受ける　　風に揉まれて　　風はますます猛々しくなった　　風が平手打ちのようにたたきつける　　風の下をかい潜って　　風を防いでくれる　　風が粉雪をあびせかけた　　風によちよちしながら　　風の侵入を防ぐ　　風の勢いはずっと落ちていた　　風はふ　　風の吹きあれた　　風とともにひやりとはいって来た　　風を送って来た　　風に慄へもしない　　風で遲れるので　　風で見てゐたが　　風の強さに驚いた　　風ならしょっちゅうだと言う　　風でまた冬に逆もどりした　　風のしずまった　　風を避ける　　風に捻られ揉みたてられた　　風のきついのにびっくりした　　風が出てきたので　　風がたえ　　風に流されていくか　　風があばれこんでくる　　風がぴゅうぴゅうと吹きつける　　風と雨とにたたかれ怒　　風が残っていたので　　風はまともに島へむけて吹いている　　風が吹き起った　　風が通っていく　　風になりたくない　　風がふいて来る　　風の向きが変らねえと　　風がかわったぞ　　風がふいて来た　　風になっていたやら　　風のようにすっ飛んでいきました　　風にあおられていました　　風に親しくする　　風から防ぐ　　風をふさいでいるばかりでなく　　風に暮してい　　風にみてらして　　風に解釈するか　　風に感づいて　　風があったが　　風を装っていたが　　風に牛に突き殺された　　風に行われた　　風が目にとまった　　風で胸いっぱいに満したかった　　風のものがあって　　風にしか語れない　　風に考えるかしら　　風のたよりにきけば　　風に見られる　　風が吹き上げて来ました　　風の声かと思いました　　風をして行くが　　風をなさったり　　風をしたり　　風をしたりして　　風に喰い違った　　風を嗅ぎとって　　風と共にどッと燃えあがった　　風が落ちてみれば　　風の方向を予知して　　風の便りにきいた　　風が吹くかという　　風が意地わるく自分を迫害する　　風がまたひどく吹いた　　風じゃアありませんよ　　風が奥まで流れこんで来る　　風はいつか吹きやんで　　風ではあるが　　風を伝えているという　　風に定助が考えた　　風に倒れて　　風には植物鉱物動物どもの雑な呼吸がこもっているから吸う　　風に感じているらしい　　風に会話を交す　　風かと気遣われる　　風が出たなと思った　　風にかこまれてゐるので　　風に深くうなづいた　　風に云つてゐる　　風になつてゐるか　　風に話を切り出した　　風に廻つたのかしれないが　　風に描いてゐた　　風にゆらいでゐた　　風にこちらを眺めながら降りて来た　　風が頬をかすめた　　風に所々でいろんな名がある　　風に水が船縁りをた　　風に頭を下げて　　風な家もあるし　　風に見てゐるかが　　風に名を呼びはじめた　　風なものになつてゐた　　風のやうな響きを帯びてゐた　　風にあふられてさ　　風はもう終つたかと思ふと　　風に善かれ悪しかれ人に取沙汰される　　風に聞え　　風の工合で河原の方からやつて来た　　風に小谷を眺めた　　風なものを現して　　風に脚を丸出しにして　　風で男の様子に目をつけてゐた　　風を持してゐた　　風なものをも漠然と現はしてゐた　　風に別れる　　風にだらしなくはならなかつた　　風に変な人間ができた　　風に彼を認めてやれ　　風に彼自らだらしないと　　風はすつかり途絶えてゐた　　風に照りつけてゐた　　風におぼえてゐてくれるとは思ひ　　風ではなく季節の通り過ぎる　　風にため　　風に示してゐるとも　　風にまくれ　　風に自分が元通りに恢復し　　風に頭を振り　　風に盛子に擽つた　　風に目立たせながら　　風になつてはゐたが　　風なものを思はせる　　風な一種秘密げな顔をしてゐた　　風に一寸黙　　風に怒鳴られる　　風なものを感じてゐた　　風に歩いて　　風でさえあった　　風を示す　　風に舞いかける描きかけの　　風の空に鳴りはためかせる　　風を切らせて　　風の中に出来ていて　　風はやまず　　風に考へたので　　風が世間を吹き靡かせていた　　風になびくとかいう　　風が惡いと云ふところからして　　風の中にふるさとの愛を感じてゐた　　風の中にふるさとの母をよんでゐた　　風であつて見えないだけの　　風もなけれど感冒を恐れて　　風に数えて来ると　　風がはひる　　風だけならい　　風のように飛出して来た　　風のように逃げ出して行く　　風のように右手へ消える　　風なことをいいます　　風を引かしたわ　　風が職員室のすみまで流れていた　　風に全事情が理解され　　風に心が生きて　　風が吹いて来ようとは思いませんからな　　風が吹こうとは思いませんからね　　風が銀杏の木の葉をひらひらと落して来ました　　風が頬を撫でた　　風は刺す　　風の寒い甲板の上をあちこちと歩いて　　風が吹くか　　風が吹いたって　　風が波を捲いて　　風が穏かでないのみならず　　風がひどく吹募るじゃねえか　　風は昔も今も変りませんからね　　風が静まるというじゃありませんか　　風の名残りはまだありましたけれど　　風があったという　　風に首をち　　風に是非とも話をつけよう　　風がはひるから　　風で階下の一室に寝起きし　　風に唇をゆがめた　　風に灯取　　風に家を建てようかなどと　　風の柳の糸にこそ堪忍袋縫ふべかりけれ　　風と云う　　風を引かん　　風の事を鳥渡聞きました　　風の兄の小林氏とはこれが兄弟かと疑われる　　風が頬を硬張らせる　　風に隠まう　　風に遮った　　風に吹き捲くられて　　風に曝されて　　風が通り過ぎて行く　　風に書いてあったが　　風に何か罪名をつけて　　風こそ吹かね　　風に妻子の事は心配しなくても　　風に転回するだろうか　　風に彼女を引廻したかと云う　　風に訴えている　　風が身に触れたので　　風が出たと見え　　風な嫌がらせの手紙で金品を強請された　　風に気分の上で描かれている　　風な自堕落なものでもないと思う　　風が吹き起つたと思ふほどに　　風は黒雲を巻き　　風だとて寄る　　風なものに作り上げようといふ　　風ありと謂ふべくして　　風の如く立ち去った　　風のごとく襲っては　　風な仲にすぎない　　風にのって　　風になりまして　　風に称讃する　　風な交際が二箇月ばかりも続いた　　風に見えるですな　　風が何処を吹く　　風がもり　　風吹くくだらない小説を書きてよろこべる　　風のあと見えずかも　　風吹くがかなしと日記に残れり　　風が電車のなかに吹き入れし　　風吹く売り売りて　　風吹く大海のその片隅につらなれる　　風吹くうるみたる　　風が流れると　　風の中に歌声がある　　風なお前が可愛いいんだ　　風が吹き過ぎていた　　風に云ってみた　　風にばかり感じられて　　風にざわざわ鳴りました　　風にでもあり　　風の行方にぢつと耳を傾ける　　風が遠くへ落ちて行く　　風にはたはたと音をさせてゐる　　風が吹き荒んでゐた　　風が音を立てて流れてゐた　　風に考えてはいけない　　風に言われていた　　風に吹き飛びもせず　　風に導いてゆくか　　風もよく通ったから　　風を食って　　風は朝にも吹き　　風のように通り抜けた　　風はそよとも吹かず　　風が颯と吹き渡ると　　風の過ぎ去る　　風もこのていどなら　　風をのぞんで　　風を持った　　風な酒言も弄して　　風に唇を噛んだ　　風の如く来ては　　風の如く伊賀の外へ去っている　　風もみえなかった　　風にもてあそばれて　　風もハタとやみ　　風にちぎられて飛び　　風に戦われたか　　風にも恐れずして　　風に吹き晒されてみればわかる　　風でも余程自信のある　　風に七分の帆を張れば　　風のない島影の海岸近くをスルスルと辷る　　風で船が出なくなって　　風と玄海丸の船腹では積切れまいし　　風を見てから　　風を間切って　　風かと思う　　風もないのに動いて見えます　　風でも吹き起った　　風も漂い　　風はしているが　　風を切って打ちこんで来た　　風のように姿を闇に隠してしまいました　　風のようにやって来て　　風といって　　風に疲れた　　風は四国の犬神に似ておる　　風に送られて聞こえた　　風の触るると覚　　風のように歸つてし　　風に追いかけると　　風なものを感じたもん　　風にこんぐらかつたね　　風な人にあなたは思えます　　風に言つてよいのかわからないらしい　　風な女が此處へたずねて　　風のように走り出し　　風に動いて変って行く　　風な卑屈さに向けないで　　風はどこから来て　　風に色々あるけれども　　風を輸入する　　風も吹かないのに　　風をなこ　　風が中へ吹きこんで来てはいけないぞといって立てた　　風に落葉が送られ　　風にも化する　　風はかくべつに思った　　風が掠　　風に腰へ差した　　風で単刀直入に言って返した　　風の便りがきこえていた　　風が吹いて来たとでもいう　　風を望んで　　風を満帆に孕んで　　風のごとく小屋をたたみ　　風に物語る　　風に語り合った　　風が吹き込んでいたので　　風に引牽して来た　　風に梳る　　風を存していて　　風を欠く　　風をも備えていた　　風と自分が稽古に精を出す　　風に見とれていた　　風でにっこりして　　風に波立ッている　　風に自分たちの虚弱い体の重みでもって　　風に見つめても　　風にして過したかを　　風は木々の葉なみをそよがせ　　風に暮すか　　風に起った　　風が強く吹き出し　　風の方向を考え　　風が強くなるに乗じて　　風をしているのに　　風が冷たいからそれには及ぶまい　　風が入るといけません　　風がないのみならず　　風に揉まれるという　　風に寐たり起きたりしておれば　　風の吹廻しか親切に救助され　　風に竹の葉が鳴っている　　風が出たと見えて　　風も湯あがりの上気した　　風にこちらの賑かさを見てゐる　　風に二人だけゐて　　風がそよがし　　風が颯と来て吹き散らす　　風誘うたびに戸袋をすって　　風に私は問いかけざるを得なかった　　風にくねらせ　　風に公孫樹を大事にしていたに　　風に頭を向け変えてみたが　　風に試してみた　　風にでもつけてみて下さい　　風の前の塵にひとし　　風にも堪へぬ　　風に流されて　　風が毎日さう云ったわ　　風がゴーッと吹いて来ました　　風がゴーッとふいてきました　　風に問題をおこし　　風に攫われて消えて行った　　風を切って打ち込んだ　　風は次第に勢いを強め　　風さえ止む　　風があたっていた　　風がなくても駛ることが出来た　　風のない時には港へ寄って　　風もやみ　　風が烈しくぶつかって来た　　風にも搖れず　　風をして居る　　風で烈しく子供を叱るといふ　　風に微笑を含んで　　風に兩人をゆつくりと見比べる　　風に友を見詰めて居る　　風に一語をも發せずに居る　　風が窓から流れて　　風に言いますと　　風にも受け取れる　　風の中より屋の棟に下立つ　　風が強く吹いたり　　風のまにまに吹き流されて　　風の如くに現われて住みついた　　風が古来から定まっているだけの　　風に作品のなかに書き生かされているかは　　風もなく髻を堅く結んで　　風になったと思われますから　　風と受けつ流しつ　　風にこち　　風が吹かうではないか　　風のうごき　　風の方向を知らせる　　風の力の大きい事は云うまでも　　風の力を電気の力に変じて蓄え　　風のまにまに帆かけて走る　　風が多く沖の方へ吹く　　風が潮流を陸近くへ吹き送れば　　風が烈しくてスピツバーゲンに吹き戻された　　風には逆らって　　風に逆らって進んだが　　風がそよそよと吹いて来る　　風に歩き出す　　風で窓から外を見ていたが　　風でそっちへ目をやりながら　　風にみた　　風に従う　　風のように聞えて来た　　風も怖ろしくはありませんでした　　風に委せて　　風がドス黒い海面を渡って吹き寄せて来た　　風が吹いても出てゆきました　　風がいかにも颯爽としているので　　風にあなたがたに云えた　　風に聞えてますかね　　風にせよ　　風でちりを吹きためる　　風に規定する　　風にしか考えないかも知れないが　　風に使う　　風に発達して来た　　風に観察して参りますと　　風が吹いているという　　風に呪われながら　　風に任する　　風に吼えて　　風に見え出した　　風の中からおりて来た　　風を起すほどの　　風と雲とに存分に吹きなぶらせて　　風のように来ては　　風のような大息をつきながら　　風でも吹いて　　風も苦にはなりませんわい　　風をよそおっている　　風にはどうしても感じられない　　風の如くアトリエを飛び出し　　風に篇翻と飄り兩岸の厦樓高閣は大江に臨み　　風が流れる　　風の烈しい日には骨を焼く　　風のないけむった　　風が絶えて　　風に戦ぎ　　風にしていましたから　　風にこれまで相手にした　　風をさけ　　風に隔てられ　　風吹きて露より霜と結ぶ　　風吹きて地に動くは　　風吹く中空に迷へる　　風に乘り森を越え　　風の通へる　　風は胡蝶の羽翼を裂き　　風に亂れなむせめてはかくせ　　風のつらきかな菱取　　風荒ぶ土橋の爪の枯柳人は旅路に出る　　風に唐突に知りあう　　風にして歩きませんよ　　風にしか考えられなくなる　　風に仰有るの　　風が食後に散歩する　　風が突然吹き下りて　　風に何時から降出したとも　　風もないのに扇骨木の生垣からは赤くなつた去年の古葉が雨の雫と共に頻と落ちる　　風に激しく私は興奮して　　風がそこへ流れ込んでいた　　風に流暢に語り　　風が朝から家のぐるりをさらさらと廻っていた　　風が時折過ぎて行った　　風が流行りますの　　風になって来た　　風に道徳化して語った　　風にだけ解釈した　　風にむきになる　　風もないのに風車はくるくる廻り　　風はみじん見あたらない　　風のごとく急いで　　風のごとく海道にひろまり　　風を加え　　風にはなんともいえぬ　　風がそろそろ葛西ヶ谷にも冷たくなり出していた　　風の傷みに胸を吹かれ　　風に使ふ　　風にお互ひの　　風に何時でも云っていた　　風に考えての　　風となつて走りたい　　風を吹いたり入れたりしてゐる　　風をひいたかも知れない　　風にちがうかという　　風に話している　　風に吹きとばされる　　風に吹き飛ばされる　　風吹きに屋根板の散らぬ　　風の道がとおり　　風がつよいからとも言われていたが　　風は見かけない　　風に考えて見給え　　風が汽車の窓からひゅっとはいってきました　　風のように一散にかけてゆきました　　風は和いだ　　風が変ってか　　風はして居らぬ　　風をしていねばならぬ　　風でもひいてる　　風に見せ　　風で大叔父の方を見ながら　　風で姉の顏を見つめてゐた　　風の顏をして　　風に見せようとして　　風で姉の顔を見つめてゐた　　風でキヨロキヨロして　　風の顔をして　　風してはりますけど　　風がはりな性格と生活の方がをもしろさうに書かれてゐる　　風がはりなところなど殆んどなささうに見えた　　風に言ふといふ　　風がなくて淵のやうにひそまり　　風に逆ろうて海老のように身体を曲げて　　風にも春の呼吸が感ぜられる　　風が磯の香を運んで来る　　風が出たか　　風の力では廻らないが　　風を切って飛んで来て　　風のいい日和を見計らって　　風が吹き込んで吹き消した　　風で水の中へ吹ッ飛んでしまわ　　風に合はぬと畜生同様に取扱はんとせば　　風の吹廻しか七言絶句を三つばかり作って　　風こそしているが　　風に嫉まれるから　　風のない夕にほろほろ散っていた　　風は吹いて来て　　風に摧かれ　　風に私の方を向いて　　風を喰つて一目散に逃走した　　風を交へやがては雷鳴を加へて疾走して来た　　風が来て撫でた　　風が吹いたりした　　風にふるえて　　風出でて　　風にあがる　　風がおりおり吹いて通って　　風が川から来て　　風が吹きわたった　　風はヒュウヒュウと肌を刺す　　風がおりおり　　風吹きて終日寒ければやむ　　風ひかぬやう御用心くだされたく　　風を引かぬ　　風がはいる　　風が吹き通す　　風になびきわたった　　風になるかわからぬ　　風とおしのよい一殿のすだれを捲かせて　　風に酔面を吹かれつつ　　風に書いた　　風の抜けきらない　　風はいつもどこやらに吹いている　　風を交じえた　　風がぬり　　風には抗して　　風のごとき者を夢中で追いかけ転んでいた　　風の筋通りにざわめきを見せて行く　　風にリサから話し込まれたか知らないが　　風に動かしていたりする　　風の吹き曝しに向って唄い出す　　風だからフランスはあんな負け　　風に自分を苦しめてゐた　　風がそれかと思はれる　　風でも引いては成らないから　　風のように幽かに音を立てて吹き過ぎる　　風の支那人やが皆私の姿を訝し相に見て居た　　風が出て来たらしいな　　風が一層美しさを添えた　　風にも飛び出す　　風はばつたり止んで　　風の吹き止んだ　　風は凪いでも　　風に討死した　　風の向きでよほど得失があったが　　風の向きのみで勝敗が決するという　　風になっていた　　風で投げ首で休んでいた　　風の悪い時は航海を休む　　風を見計って　　風が全く横から吹く　　風が悪くて港に長く止まる　　風に過ぎない　　風が見えたので　　風にしただけで　　風も違って来る　　風で聊かでも儀式張った　　風で私の藩地等でも日本国内が多事になると共に　　風で余り言葉も交わしてくれず　　風なのが何でも半夜さばかり掛った　　風を見せる　　風として同年輩の者は皆或る年数を経た　　風だから風邪の伝染し　　風に置いている　　風で袴は穿かず　　風としていかに年を取っていても　　風もあるので　　風が強く砂が眼に入るので　　風で周囲の他の人々は呆れ　　風故法科大学を卒業すると共に　　風を主張し　　風にやらるる　　風に初めて口を利きあった　　風になっていった　　風が額の汗を吹いて　　風が流れ来り流れ去ってゆく　　風に彼は感ずる　　風を切るふうな　　風に初めてこの犬に附けられた　　風であったがその国に一人の男があって　　風にして建てられて行った　　風に舞っていました　　風に吹き廻される　　風で私を見ると　　風のように空から舞い下って　　風のように舞い上ってしまいました　　風がまき起りますと　　風の中に何かいて　　風が吹き起って　　風が吹いて来たと思いますと　　風の中に声がして　　風が渡るや　　風の中にも声があって　　風はびゅうびゅう唸りながら　　風にぶらぶら歩いた　　風なのんびりした　　風が面を吹いて廻ると　　風に眼を遣りながら　　風にすべて生命ある　　風に挨拶しました　　風には傷み　　風が少し静まると　　風もすっかり凪いでしまったが　　風も相当にある　　風のために山が根から崩れ　　風に向ってあげている　　風のあたらぬ　　風が思ったほど　　風を受けて出かけ　　風がぱったり落ちて　　風のために平らにおさえつけられて泡立っていた　　風のやんだ　　風は私どものいる　　風と飛沫とが一緒になって　　風はとっくに落ち　　風な我々の理解力ではうけがい　　風な二元的な対位法を使い　　風に主観化されうすめられた　　風も通らず　　風が肌寒くなると　　風が起こって　　風に考へるとは　　風に鋭く截りとられて来た　　風が行き　　風が吹くし　　風が来てく　　風は青い喪神をふき　　風の中からせきばらひ　　風がふいてゐる　　風にあるきながら　　風やときどきぱつとたつ雪とどんなによくつりあつてゐた　　風を截る雨をおとす　　風をあてめざましく雨を飛んでゐる　　風が通ればさえ　　風吹けば鹿踊りだぢやい　　風にとられるぞ　　風とひかりにさ　　風とを焦慮し　　風とをまつれ　　風としづけさ　　風が駒ヶ岳にぶつつ　　風にけずられても　　風をみせたが　　風の海蛇がもう幾脈も幾脈も野ばらの藪をすり抜けて　　風も酸っぱいし穂麦も青くひかって　　風にふり向けば　　風や陽ざしの混合物熱く酸っぱい阿片のために二時間半がたちまち過ぎる　　風と睡　　風のきもの着て　　風の品種が鳴ってゐる　　風があやしい匂ひをもってふるへてゐる　　風の底稔った　　風が刻んだ　　風や五輪峠や泣きだしたい　　風のなかを川千鳥が啼いて溯ってゐる　　風やそらはいっぱいの鳥の声で一万のまた千億の新におこした　　風がきみのかつぎをひるがへしまたあの人の頬を吹き　　風は下流から吹いて吹いて　　風は白い砂を吹いて吹いて　　風に逆って山の鉛が溶けて来る　　風はつめたい西にまはった　　風が行ってしまった　　風に日夜死を考え　　風に尾田が反問すると　　風にだけ考える　　風がきふに　　風に説く　　風に暫く黙　　風な形式で書いた　　風なことになつてくれ　　風な気がして　　風に思はせる　　風な計算で買ふも　　風に彩描して行く　　風な描き　　風に一きれ　　風の合間からひばりの声も聞えてくるし　　風を無数の光の点が浮き沈み乱積雲の群像はいまゆるやかに北へながれる　　風がすきとほって吹いてゐる　　風がどんどん通って行けば　　風に消されたり　　風はうしろの巨きな杉やわたくしの黄いろな仕事着のえりをつぎつぎ狼の牙にして過ぎるけれども　　風のやうに峡流も鳴る　　風かれ草が変にくらくて水銀いろの　　風に溶けてしまはう　　風のモナドがひしめき　　風を恋ひ　　風はなだらのくさをすべって行けば　　風がきれ　　風のけじろい　　風がはやしの　　風が洗はれる　　風は続けて枯れた　　風のあたりでは草の実を啄む　　風にこごった　　風はかんばしいかをりを持ってくると　　風のながれとねむりによって　　風だといふシャツも手帳も染まるといふ　　風はすなはち　　風にさまざまになびく　　風がかたまりになったり　　風が蛙をからかって　　風をよろこんで　　風の一列は射手のこっちで一つの邪気をそらにはく　　風に溶される　　風にあらびるやなぎのなかを淫蕩に青くまた冴え冴えと蛍の群がとびめぐる　　風がひっきりなしに樹をゆするので　　風もう電動機も電線も鳴る　　風にゆれながら　　風にみだれる　　風がにはかに吹きだすと　　風にゆすれる　　風や夕陽の遠くへ行ってしまった　　風がいっさん溯ってくる　　風がまた来れば　　風に膨れた　　風の向ふにけむりを吐けば　　風を見送る　　風がさびしくいりまじり　　風をま喰ふ　　風に目を瞑り　　風を集積する　　風が翔ければ　　風の高みに叫んでゐた　　風は中世騎士風の道徳をはこんでゐた　　風のなかへ消えてしまひたい　　風のなかからちぎって投げてよこしても　　風の擦過の向ふではにせ　　風との奏鳴　　風の脚まばゆくまぶしい光のなかをスキップといふかたちをなして　　風や川をわたり　　風がごうごう吹いてゐる　　風の朝頭の上にも曲った　　風といっしょにむさぼりたべる　　風にひなびた　　風が吹き吹き吹き　　風が吹きかへりみられず棄てられた　　風はそらで吹き　　風の流れとまっしろにゆれる　　風がながれる　　風が苗代の緑の氈とはんの木の葉にささやけば　　風に流れ　　風がなにかあやしいかをりを運び　　風にとられ　　風の中に分散してかけた　　風に揺られてゐる　　風の間に間に湖いつ　　風がはやり出した　　風に羽を吹かれながら　　風に解けて　　風に戦げる　　風うすく匐ひくねれる　　風に消えて　　風に戦ぐ　　風はそよとも吹かぬが　　風を引きはせぬかと気遣われる　　風を引くよ　　風に散った　　風のやうに走り出した　　風にもてあそばれ　　風を負って行く　　風にも吹かれ　　風でもあるな　　風を失わない　　風のことを考える　　風にのっていたい　　風がちょっと吹いた　　風に乗ってみた　　風が当る　　風の女性の散歩を見る　　風を受けながら　　風な趣きにもよく似通っている　　風は下腹をしくしくと悩ます　　風に翻える　　風の不思議に滑らかな心が昔から発達している　　風にひるがへる　　風のたよりに聞くと　　風が先吹きをしてい　　風も吹かさず　　風がうら淋しく吹いてくる　　風が帝都の煙塵を吹き払うの　　風がしみ込んで　　風に襲われてきた　　風が烈しくなる　　風がどっと吹いてきて　　風にはじっとりと潮気があった　　風が吹き抜ける　　風の中に流れてゐる　　風な事には関心してゐなかつた　　風のようにさっと通りすぎ　　風吹き起り　　風に短歌の匂に親しみたい　　風より迅き雲あり　　風に吹飛されませぬ　　風が日となく夜となく根氣よくいひ　　風で卵屋が業を煮やす　　風と商魂と浮き沈みを生きぬく　　風がひやひやと肌にしみるので　　風に吹かれて漂っている　　風も烈しくなって来た　　風が騷いでゐる　　風が冷たく湖上を亙　　風に吹かれて思ふ　　風はあの山の向ふから吹いて来るに　　風が烈しく吹いて　　風に背を向けながら　　風に向かつては　　風を避け避けして　　風は稍弱つて来たが　　風に吹きまくられて乾いた　　風は止まない　　風に背を向けて　　風と争つて一日の旅は頭を重くしてし　　風が冷たく吹いてゐる　　風は次第に吹き止んで　　風が激しいので得物も多いかして　　風な調子の手紙を三枚四枚五枚と書いてゆく　　風に揺れてる　　風を防ごうとするかの　　風のまにまにとばしておく　　風の吹きまわしで入れない　　風を引きこんで出た　　風に思われます　　風が貴方の気に入った　　風をしたって　　風はしないでしょう　　風で来るんかしら　　風をして歩いて行く　　風に酔わされた　　風に云いかえたり　　風にして苦しんでゐる　　風に女の身を想像してゐた　　風ほどにも感じない　　風も容易に止まなかった　　風は西から東へ流れているらしく　　風はねずみ色の厚みのある　　風が空中に描き出した　　風が揺れているのに　　風にひったくられ　　風をさけて集った　　風に感ぜられて　　風に話して　　風にして成り上った　　風のように消え去っていた　　風が遠くで鳴り　　風にしていると考えますと　　風にひるがえるらしく　　風か水やがらんとした　　風のように走れた　　風にして下りてくる　　風になりました　　風に吹かれているけやきの　　風や凍りつく　　風につれて流れて来る　　風にゆらぎ　　風もなくなり　　風ではきはき談している　　風にポケットに手を入れて立ちながら云いました　　風に川の中から立ってかがやき　　風がいっぱいに吹き込みました　　風は死んだのに　　風を装つてみたく　　風をするという　　風がちがって来る　　風がちがえば　　風に手を動す癖がある　　風もせず　　風なイワンを時々叱る　　風な事云はれる程　　風に漂ふ　　風にはじめる　　風がきついので張り　　風を防いだ　　風ものさびしく地上を送られ行く　　風にさそわれて　　風に持ってくるなら　　風に暮しをごちゃごちゃにこわしたくない　　風にしてゐると考へますと　　風のやうに走れた　　風に吹かれてゐるけやきの　　風につれて流れて　　風ではきはき話してゐる　　風に川の中から立つてかがやき　　風がいつ　　風だらうと思つてゐた　　風のやうにたあいもなく青年の勘に伝はつてしまふ　　風に考へたりしました　　風のやうに後ろの方へ消へて　　風に照子はすましてゐた　　風な訊ね　　風に正面から動いてゐるにも　　風に飽までも不当な観察を施した　　風な嘘を信じさせてゐた　　風に出来るだけ　　風に揶揄されてゐた　　風に黙つて　　風の少ない日などはその揺れる　　風であったかは知らぬ　　風も邪慳に吹きつける　　風が吹きはじめます　　風は肩に乱れた　　風と草穂との底に倒れていた　　風の中に白く倒れている　　風な気がすると云う　　風な大切なことを訊いてる　　風がさかんになった　　風でがす　　風に考へられて居ります　　風に變つてしまふ　　風のことを言つて居る　　風に飛ばされてしまった　　風になって流れ出た　　風に九番坑に這入った　　風がまき起った　　風に凡そ速力や能率の逆のことに専念してゐる　　風ふせぎを立て　　風が強くなって来たな　　風に攫われた　　風を聞き　　風さえ加わり　　風を入れつつ　　風には動かない　　風に書いてあった　　風で立ち止まる　　風か鼠のように思って　　風や鼠のように思われなくなったので　　風に顫えてる　　風に揺らぐと　　風を除けて　　風がそよそよと彼を吹いた　　風の狼藉の跡に踏みしだかれていた　　風のまにまに遠くになったり　　風に帽子を取られ　　風の鎮る時刻になった　　風をするな　　風をせよ　　風な事を思った　　風にして遊んでも　　風に古賀は面白い小僧だを連発する　　風で二週間程立った　　風が変っている　　風に走るかという　　風に暗くなった　　風が寒いから止しだ　　風にほろほろと散って落ちるばかりでありました　　風のように立ち去ったりなんかして　　風にされてし　　風に若葉が揺れてゐたが　　風が吹きつけて　　風に揺れてゐた　　風は忽ち起りぬ　　風が吹き迷っていたのに　　風が吹きますのよ　　風にいい出して　　風はもう吹きやんで　　風だから三年目には家を潰して　　風を遮る　　風に死んでゆく　　風に顫える　　風が可なり強くなっていた　　風に吹飛され　　風を避けながら　　風に揺ぐ　　風がさっと頬を撫でて　　風が月の光を運んできた　　風に想像したかった　　風に保子は尋ねかけてきた　　風に云われてくると　　風に彼は云い進んだ　　風に問題に触れてきた　　風に保子から眺められる　　風に意地っ張りになる　　風に眺めた　　風が何処ともなく流れてきて　　風が吹過ぎた　　風に彼は周平を迎えて　　風に尋ねかけてきた　　風が何処からともなく流れ寄ってきて　　風に自分との関係を竹内に伝えられた　　風にとった　　風とも云えない風をなして　　風が寄せて来た　　風があるとみえて　　風に私の心を悩ましてきました　　風に少しく紙片を押し　　風を示してかう　　風はまだ人の肌になじまぬ　　風さえ流れ込んだ　　風にさびしく戦慄いていた　　風に倣い　　風を学ばざるの　　風に反すとの　　風に陶化せざるべからず　　風に陶化せん　　風にも見えたので　　風にゆらゆらとなびいて　　風が秩父の方からだんだんに吹きおろして来た　　風もまじっていた　　風に何でもするので　　風が涼しく吹き込んで　　風のなかを突っ切って歩いた　　風を受けとめる　　風をしたにはした　　風に返辞をした　　風に色々違う　　風にこじつけるかが　　風に片付けるかという　　風にそれを道徳上にも応用が出来ます　　風になるから　　風な深い背景を有っていなければならないかというと　　風の寒い一夜を死人のふところに抱かれていた　　風は夜通し吹きつづけたので　　風に枕を揺られて　　風でこのくらいで済めば　　風は凄気を孕み出す　　風ふせぎの工夫をしては　　風を示されていたが　　風に二つの事件をむすび付けて　　風に脱艦した　　風に考えでいる　　風に電話をした　　風にうなずいて　　風に顔をしかめる　　風がつのってきたらしく　　風が下からどっと吹きあげ　　風は雨を含んで　　風のように立ち去ってしまった　　風にあおられて流れる　　風に大胆にやってくる　　風に流れてゆく　　風にとれているか　　風が依然として治らない　　風はしきりに吹き募り　　風の間に聞えた　　風のように通りすぎた　　風とにたたかれていた　　風に吹きよせられた　　風が梢からどっと吹きおろして来たかと思うと　　風は再びどっと吹きすぎると　　風と火に追いやられて　　風に会って　　風が俄かにどっと吹き出して　　風が突然に天から吹きおとして来た　　風がごうごうと暴れ狂って　　風と闘いながら叫びまわった　　風を伴わなかったが　　風が出ましたね　　風はひとしきり吹き過ぎて　　風のない夜ではあるが凍り付く　　風にだんだん宿送りになって行く　　風がほろよいの顔をなでた　　風がながれて来た　　風があるという　　風を悦び　　風がこの頃はできたが　　風は年を追うて進み　　風は今でも田舎にはなお残っている　　風はまだ島には入っておらぬ　　風を誘うに至った　　風に逆推しただけで　　風に変ったかは　　風が弘く行き渡り　　風は今でも正式の饗宴には伝わっている　　風は永く続く　　風にその葉をふるい尽くして　　風になだめたか知りませんが　　風に稼ぐ　　風にして稼ぐ　　風に人生を理づめに解した　　風にも当てやしませんわよ　　風な無理をした　　風の如くに消え去　　風に巧く云い　　風をして来たそうだが　　風には染り　　風をしているらしい　　風をして見ても　　風をして見て　　風にグットのした　　風を御誹謗遊ばすが　　風も穏かで塵も起たず　　風に腰を屈めて　　風をしているけれども　　風が宜ければ　　風が悪いので尚お一層腹が立つ　　風をして見落し　　風聴かたがたその娘を伴れて　　風も雨も晴れし　　風は彼の肌にまつはりついた　　風が冷たく吹き出した　　風が吹き募った　　風の揺れて居る　　風に吹き流されて居た　　風がけたたましく唸るかと思ふと　　風のふく宵に半七老人を訪問すると　　風に吹きさらされながら戻って来ると　　風がなかなか冷えます　　風が吹いたので　　風もきょうは忘れた　　風が吹かね　　風に考へてゐるか　　風もなく木の葉はすべて動かなかったが　　風が最高潮に達して吹きまくっているから　　風というのは地域的に毎日のように吹く　　風が吹きこんでくるばかりで　　風を冐いた　　風がやはり吹いている　　風は湿りを帯びて　　風吹き入り　　風に書けたら　　風がこんなに人を沈默させる　　風に語られるといふ　　風や扇にのせて　　風に芭蕉はまことの詩人らしい眼を開いて　　風であつたと思ふ　　風にのみ考へてゐる　　風に考へなくも　　風に想つて見た　　風に地方の世話をしてゐたかは　　風に想像した　　風は吹いても　　風にわたしや口惜い　　風よ行こよ　　風を匂わせたので　　風にこれを取り扱い　　風に夢みた　　風も遮られて　　風がまだあった　　風とうけ流され　　風のごとく駈け去ってしまっていた　　風に掻きまわされて　　風もなかったという　　風の上に立つ　　風に汁掛飯を音立てて　　風を起こして　　風にふるえ　　風にまだ見ぬ　　風をしてる　　風を見せてきら　　風はお雪を楽しませはしたが　　風が吹きつづいて　　風はいよいよ吹き募って　　風のなかを又あるき出した　　風が又吹き出した　　風にこぐらかって来ると　　風が吹き出したと云っている　　風は宵に止んだが　　風に荒んだ　　風が吹きすさんで居った　　風に動きつつある　　風が身にしみた　　風におどろかされて　　風に書かれてゐて　　風なことをいう　　風に考えたら　　風に突いた　　風は殊に寒いというので　　風も凪いで　　風を衝いて　　風に見えましたが　　風次第に靡くが見えたし　　風が静まると　　風はその背後から煽っている　　風がありますからですが　　風に驚く　　風も吹か　　風に頭をふり　　風で歩いたであらうか　　風に話し続けた　　風に悖　　風な名が一々付いてゐる　　風に説明してゐる　　風に話し出した　　風が好いと見込んで致した　　風にお話を申しましても　　風の止んでゐる　　風が足りなくて　　風が吹くといふ　　風がわたくし共の船を押し流して　　風の勢ひを　　風の勢ひで平らに押し付けられて　　風があたつて　　風に兄きと入り代る　　風にあなたに自分で自分のことをお話し申す　　風は凪いで参ります　　風の中になげく　　風にかけて言う　　風のように消えるであろう　　風に分けます　　風にはつきりと分けられると　　風にひらひらひるがえった　　風に思っていた　　風に先生特有の笑い　　風に印象されたという　　風に考えて来てから　　風をひくといふ　　風となりて消えたるにや　　風にしてゆくかという　　風なところがある　　風な事を云った　　風にして見られた　　風に云うと　　風な声で云う　　風に遠慮なんかする　　風に太陽の光線の中へ消えおったかを見る　　風に横たわっておった　　風にならべられておった　　風に勝ってしまって　　風の前に置かれたものの　　風が吹きつづけた　　風がちっと凪ぎましたね　　風の止んだ　　風が又吹き出して来た　　風にポツリと云ふ　　風に云って見ずにゐられなかった　　風で途切れ　　風のように襲ってきました　　風には吹き倒され　　風の老婆と見たので　　風がなくって静かなせいか夜気の肌触りは身を切る　　風と受け流してばかりいて　　風を顔色に出さない　　風で笑った　　風に一歩一歩と先へ進んで行っている　　風に作っている　　風の変った入れ　　風や地震でさえ自由に制御する　　風に取られまい　　風で腕組みした　　風が抜けた　　風を持って来て　　風の中を俯向いて行く　　風立つので燈を置かない　　風のなぐれで　　風だから寝苦しがって　　風は轟々と当る　　風でぱっと耳に当ると　　風は凪ぐ　　風ははらはらと人びとの衣の裾を吹きかえした　　風のなかを低く舞って行く　　風に圧される　　風は夜のうちに止んでいたが　　風が吹き出したらしく　　風が枕もとの行燈の火を時々に揺らめかしていた　　風に吹き消された　　風はなかなか吹き止まないで　　風のなかに徘徊している　　風が意地悪く毎日吹きつづけていた　　風も吹きやんで　　風はいよいよ強くなった　　風に吹き消される　　風が強いので吹き飛ばされたかな　　風があたるので　　風が往来の砂をまいて　　風のなかで何を見付けた　　風に吹き揚げられた　　風が又吹き付けたので　　風のために空中へ吹き揚げられた　　風に吹きあげられて　　風の吹きまわしで川のなかへ落ちてしまったが　　風のない日でもよくあがる　　風を鼓吹し　　風に向っていななく　　風のたよりに名古屋に於ける　　風を奨励した　　風にぐずつく　　風に化けているが　　風が吹きとおる　　風がふきこんできた　　風にでも言わなければ　　風に苦笑しながら　　風にしてはいってきた　　風にふくれていろ　　風に言わなくたって　　風にしていた　　風にすましてると　　風に向っ　　風にも考えられるねえ　　風ですこしずつ翳がさしかけてきた　　風にかんがえる　　風にさせる　　風になってるか　　風に関西へ陣地をしいたら　　風に笑いだしながら　　風に刷られてあった　　風に分けて考へられてをります　　風に綜合的に見て　　風に影響して　　風に吹きつけられて　　風に母親のその祕密を解釋し　　風につけ足して　　風に生れついて来た　　風が吹いたりすると　　風さえあった　　風に淋しく睦まじく暮らして来た　　風が見えた　　風に裏を返している　　風が北に変った　　風も染みた　　風に洗われた　　風もなくひとしきり日も照ったが　　風に抵抗して　　風が毎日吹いた　　風もして見せた　　風な粧をして　　風は夜に入っても起らなかった　　風に受取られるので　　風が容赦なく吹き込み　　風が吹き荒んで　　風は洋袴の股を冷たくして過ぎた　　風は日と共に落ちた　　風が無くなって　　風を恐れる　　風もした　　風は朝から枝を吹かなかった　　風に始終ここにおいでにならないでも済みますから　　風で払った　　風に鳴るかな　　風冷たくありぬ　　風に千々にされながら　　風も吹いてゐる　　風が私に云ふ　　風はリボンを空に送り　　風が低く打ち　　風が私の額を洗ひ思ひは　　風か波の音にしか聞こえない　　風を孕む　　風になっています　　風な区別があります　　風になりましょう　　風にしなければなりません　　風にお料理なすった　　風にゼラチンで寄せた　　風に世界各国の菓物が我邦の版図内で出来る　　風に人の心が段々進歩するだろうと存じます　　風な合い　　風に伺ってみると　　風に致します　　風に自宅からサンドウィッチを拵えて　　風に少しずつ幾度にも入れては混ぜて　　風に都合サラダ油を三杯酢を二杯の割で幾度にもよく混ぜます　　風が吹きつけてゐた　　風に伝えている　　風に演じた　　風が不思議でなくなって　　風も清々しい薬の香がして　　風なき野となんぬ　　風に唸っていた　　風が彼女の寝ている　　風のまにまに消えた　　風にしますが　　風で女の子に料理法を充分に仕込むが　　風に料理したか　　風だから大概な赤児は立つ　　風な話をし　　風に話をするといつた　　風に言つて起きた　　風が大分吹いて来さうだし　　風の吹かぬ　　風になつてもまだ生きて居なければならぬか　　風を待つばかりにな　　風も斂まつて林の中は森として居た　　風が起つて　　風な物凄い陰気な話を誰れ憚らず大きな声で笑ひ興ずる　　風が吹き通して　　風がさつと起つて　　風のない夏の夜空をすき　　風な噂で活況を呈した　　風に重い傘を煽られまいとして　　風には扱われてはいなかった　　風に畑をやっていられる　　風にすぐ気がまわるほど　　風にきこえた　　風に吹きたてられて　　風にされていた　　風に響く　　風にものごとが運ばれる　　風で葉のそよぐ　　風に運ばれて来た　　風にそよぎ　　風にききかえした　　風にお思いにならないで　　風をなつかしみ　　風のたよりに聞き及んで居ります　　風なことで女から攻められる　　風にして下さいと願った　　風に出来るに任せて遣っている　　風が起った　　風にお転婆だったろうと想像し　　風にガッツいていない　　風に酔った　　風のやうな拍手を浴せ　　風に様々な人々に依　　風な極めて感傷的な合唱章をさしはさんだ　　風に人の運命が変化するかも分らん　　風に決定したね　　風に事の極まった　　風に色々の材料を取合せて　　風に拵えます　　風にお煮なさいます　　風にしますと　　風が起り雨が降って　　風も起り　　風に遭い　　風も出れば　　風もなく波もなく一年中盥の水のように穏でそこへ乗出して　　風に択ってみると　　風の悪い西洋食品屋では好き自由な事をしています　　風に消化されるか　　風な事を委しく教える　　風になさいますか　　風にお打なさいます　　風にお拵えなさいます　　風に木鉢の中へメリケン粉を三斤取ります　　風に長く帯のように展せたらば　　風に出来た　　風に一旦煮た　　風に論じて行くと　　風や引き玉はむ　　風に払はれて落つるを見るのみ　　風がゆるく吹く　　風と繪本だあれもゐない　　風がぱたぱた繪本をめくる　　風だ遊ばうと　　風が來てあんなに誘つてゐるけれど　　風ともつれて遊ぶ　　風こそは秋風よ山から吹いて　　風にそよそよ風にさくらの花はあら氣の毒なちらちら散つた　　風を似せ　　風にふるえる　　風がそよそよと彼女のくだけた　　風にでも考え替える　　風もないのに硝子戸がガチャーンと割れて　　風がふきつけて　　風にバラバラ事件が起るが　　風で打つけませんね　　風に半幅を絞った　　風が少し出ましてね　　風の吹まわしで　　風はあるのに　　風に困る　　風のように難波の闇市へ現れた　　風のように出て行くだけである　　風がさっと冬の風のように吹き渡り　　風のように現れた　　風と風とはささやきかはしてゐた　　風は澄んでゐた　　風はささやいて過ぎる　　風も吹かなかったのに　　風に詠まずとも　　風で茶筒から茶をこぼし　　風に表裝までさした　　風に安住の地を求めて　　風が唸ったり　　風なりは少しも文字の上へ浮ばなかった　　風が街を幾度も吹きすぎる　　風の凪ぎ　　風に飛んできた　　風の日のそのビラの撒布者をも憎んだ　　風が強く吹いて　　風でも引かせると　　風を引かせぬ　　風に云つて何とも思はぬ　　風な事を思つてゐる　　風にてあらん　　風を維持する　　風翻りて海頭に満つ　　風ならぬ白雪に勿来の関は埋もれて　　風にまげ　　風に散って　　風にのべると　　風にも見えず　　風に緑色になるよ　　風に軽く肯いていた　　風でも吹くと　　風にして口ずさまれるかなどの　　風があったからと思う　　風にお見込みをなすっていらっしゃる　　風を孕みつつ　　風にゆられて　　風に解釈すれば　　風がオレよ雨よ山の風の中を走るなよ　　風よ何も見えないよ　　風な事実を見せられると　　風なものに常に感激を受けながら働く　　風は再び西に吹き来る　　風立つた空に時々光を洩らしてゐた　　風のわたしを送る　　風な表情で私を見てゐた　　風も穏やかに感ぜられた　　風なところまで漕ぎつける　　風の大きな木の札の懸つてゐる　　風が立つらしく　　風を吐き棄てる　　風になっておれば　　風を截って　　風に想像する　　風が非常に盛んになった　　風に聴きなす　　風に黄金の穂が波うつ　　風に解しなければ　　風は九州にはもう絶えてしまったらしく　　風では眺めている　　風に啼いていたよと　　風の出来た　　風に固定しない　　風が索具を鳴らし　　風が鎖から抜け出す　　風が鎖を抜け出すと言われれば　　風を残して行くので　　風は吹き荒れ　　風にゆれ　　風に解釈されねばならぬという　　風に考えて行くと　　風のまにまによろめく　　風に自分たちで作って行ける　　風になるかといえば　　風に発見して　　風に革命の歴史がつみ重ねられても　　風に発展させて行くか　　風に飜して　　風の吹き出した　　風も落ちて　　風にゆさぶられて居る　　風な一種の敬意を以て眺めた　　風にしてなしく　　風を防いで居る　　風のない市の上空には鉛色の煙が物凄く棚引いて居た　　風に染みて　　風に送られてきた　　風を防いでいる　　風のない市の上空には鉛色の煙が物すごくたなびいていた　　風に酒にほてった　　風の静まる　　風の中を平気で乗切って来て　　風が吹きだしたから　　風との生成に関する次の数行だけはここに掲げても　　風の軍勢はかしこに氷の息吹きと飛び行く　　風とその出発点に関する記述があって　　風に帆を張る　　風にかとにかく自身の軸のまわりに二四時間に一回転する　　風に取られては困る　　風に話していた　　風に感じられます　　風に蜂を使ってみたい　　風がかなりはげしく吹きだして　　風が吹いていようが　　風は相変らずひ　　風に流されつつ　　風のまにまに流れるだけな　　風や雨と闘う　　風のまにまに漂流しつづける　　風にお変えになってしまった　　風もないのにぽたぽたと散りこぼれています　　風に思い出に導かれる　　風に彼等と一緒に峠を下りて行く　　風に私が自分の視線のなかに自分自身を集中させてしまってからと言う　　風に私の視線を自分自身の内側に向け出して　　風にサナトリウムの前まで行って　　風に私のジャケツを噛み破ったかの　　風に歩きながら　　風に子供らしく言い合いながら　　風に私たちの歩いている　　風に自分の周囲を見廻わしていた　　風にあてていると　　風も吻と爽やかになる　　風がうっとりと何か現在を追憶させていた　　風の感触は消えていた　　風の感覚が彼のなかに残っていた　　風の感触に思い惑いながら　　風が濛々とこみ上げてきました　　風を起信論では薫習と申している　　風に表現されていたと思います　　風になって行くしか　　風にやるべきではないでしょうか　　風に思えたでしょうか　　風を背にして　　風に音する　　風になびかせている　　風と受け流していた　　風が吹き出しました　　風が吹き出していた　　風は夜になって　　風はいくぶんおさまり　　風に生きてゆくべきかという　　風な歌い　　風は静かに榛の枝をそよがしていた　　風に聞いた　　風と生暖い　　風に乾いて総毛立った　　風が問屋物を運搬する　　風に吹かれつつ　　風をしているから行きませんて　　風をしていたって　　風で降りて来て　　風の口をきいた　　風は見えません　　風に手に入れられる　　風に混って粉雪の踊る　　風のようにおりんの姿が立ち現れて　　風に声を掛けながら　　風に言っている　　風にやっとの努力で渡って行った　　風のために二つとも斜めに靡いている　　風にでも煽られた　　風と雨と神鳴りとが三拍子揃って狂う　　風にくれてやった　　風の当りを弱めながら　　風をしてたが　　風もないのにホロホロホロホロと紅葉が庭へ降って来る　　風に揺れなびく　　風に連れて降って来た　　風が植え込みに当たり　　風のように走って来る　　風に吹き立つ　　風に木の葉が翻る　　風が雨を横なぐりにふきつけて　　風に吹かれて散らかっていた　　風に吹かれて歩きながら　　風を食いやがった　　風にやる　　風にもいろいろあってな　　風といっしょに久住希十郎がはいってきて　　風のうなりに　　風に抗らってかえって行った　　風なことを言っても　　風を払って　　風のように聞き込んだ　　風にひらひらして　　風が飛び込んで来て　　風をいましめんとて　　風を迎ふれば　　風を避けんとす　　風に吹かれて歩く　　風も暁風のように考えられるし　　風に突き飛ばされる　　風の強い日ほど恐しい　　風が家の中から根こそぎ無くなっている　　風が雪に閉ざされた　　風の生み出す　　風に逆らって　　風の向きと早さに応じて　　風にちぎられながら　　風の怒りをいどむ　　風に半分がた消されながら　　風も波も君たちを考えにいれてはいないのに　　風の強弱に応じて　　風の追う　　風と波とに押しやられて　　風になびかして暴れる　　風が東に回るにつれて　　風もなく晴れ渡った　　風のために乱れ　　風が落ちたので　　風にもめげずにやって来る　　風がそよそよ吹いて来た　　風に吹き送られ　　風でなければいけないと　　風の吹廻しではファッショイとなり　　風を変えて　　風に訪れた　　風を切ると　　風なはにかみを　　風な大川が流れててな　　風は池の面を渡つて岸の雜木に吹いて居る　　風がざわざわ吹いてきました　　風が東から吹く　　風に動いてる　　風がもたらしては　　風が吹き込んでいた　　風に揺られてる　　風の激しい晩に窓が鳴つたりすると　　風に僕がミツキイに伝へると　　風な森の中であのやうな生活を続けてゐる　　風にながされる　　風を入れてもらいたいな　　風を入れないと　　風を入れてもらひたいな　　風に鳴らし　　風な看板をあげておいて　　風なことをするから　　風にいく　　風に世間の目をくらまして　　風を切つて追ひかけて来る　　風に花びらは散った　　風に首を振った　　風に出来ない　　風にやらんといかん　　風には今の私には出来ない　　風に苦笑いして　　風の熱情を思い見る　　風に計画して書いて行くと　　風に出来ていた　　風の考え方があった　　風に続く　　風と見なされる　　風の熱情を思ひ見る　　風に出来てゐた　　風の考へ　　風に計畫して書いて行くと　　風に出　　風にさらした　　風と雨と電光とに眼も眩み　　風を通した　　風も冬の風のように冷たくなってきた　　風のために裂かれている　　風に足をすくわれて　　風が女から吹く　　風に動かなくっちゃ　　風にさえ動いていれば　　風に石段をのそりのそりと登って行くと　　風にあたる面積の多いのをもって　　風のごとく動かした　　風にも取られる　　風の臭いも知らぬ　　風に歩いていたが　　風でぶつかる　　風のために枝のねじれた　　風にき　　風が向いてきたな　　風にふかれながら　　風が起こる　　風が時々音をたてる　　風が物凄く吹きだした　　風がさつと屋根や窓にそこらぢゆうの枯葉を夕立のやうにぶつつけてゐる　　風が西山から来ると　　風が頭の上を吹いて通って　　風には考えられない　　風な素朴な内容で言う　　風をも生み出した　　風の騒ぎにのみ苦労をして来た　　風の吹廻しやら　　風に靡かせ　　風をやめさせる　　風が生温く顔に吹きつけていた　　風の如くに去り行くであろう　　風に逆らって立っている　　風に千切られて飛んで行った　　風に僕を酷い目に合す　　風は殆ど無かつたにも関はらず　　風に手紙を書いてい　　風にして見ない　　風が絶えぬ　　風に揺り起され　　風が吹きますと　　風も通したなれど　　風のまにまに打靡く　　風もねえに芋の葉が宙を歩行く　　風が吹いて来るだ　　風の又三郎ぁ云ったか　　風の又三郎などぁ偽こぎ　　風が来ました　　風がすぎたので　　風がやって来ました　　風が一そうはげしくなりました　　風がまたやって来ました　　風がもうまるできちがひの　　風が持って行ってしまひました　　風で死んでしまふ　　風でうしろへなびいてゐる　　風のやうに又匂のやうに一郎に感じました　　風のたよりに時折東京の事を耳にする　　風の響をききつつ　　風の吹き通う　　風に眺められて　　風に二人は鼬ごつこをして褒めちぎる　　風に禍を遁れる　　風の寒きをも厭はずして　　風に私を呼んでくれた　　風もひどくなり　　風の中に山田春雄が竦然として立っていた　　風にも吹かれる　　風や北より吹くか　　風に歯のいたみ　　風のまにまに吹き散らされている　　風はどこから来た　　風も中庭から吹き込まなかった　　風が強すぎる　　風が吹き送ってくる酔わす　　風まで加わった　　風が樅の梢を揺すっていた　　風に中尾に歩分けした　　風に素早く去った　　風は飄忽として起り　　風のように廊下先から消えてしまった　　風が千丈の枯葉を捲いて　　風が吹きすさんで来た　　風を防ぎながら　　風が早くやむ　　風をきって　　風をきって飛び出した　　風もすっかりやみましたよ　　風を食らった　　風が思い出した　　風に白い雲の飛んでゐる　　風に握つて　　風と浪とで速力がまるで出なかった　　風の方向から転換しない　　風が波に打っつかり　　風に流されようとして　　風とに到底打ち克つ　　風のように左舷の方へ消え去った　　風はしびれる　　風が波をつき刺した　　風は頬を透して　　風のために彼らをつるしている　　風がヒューヒューうなっていた　　風は鋭く頬を削った　　風がシュッシュッと吹き込んだ　　風の絶え間にどこからか聞こえてくる　　風が何べんも吹いて来て　　風にゆらゆら波をたてる　　風の程度に従います　　風のためにもよりますが　　風の吹き上げる　　風がどうっと吹いて行きました　　風にまじって　　風が騒ぎ　　風のために容易に巻煙草に移らなかった　　風の運んで来る　　風が吹きつのって　　風が一度吹き　　風は鳴れど　　風をも吹起てたしとの　　風のように飛んで来ました　　風が叫びました　　風は止みましたけれど　　風をうけて鳴ります　　風に窓硝子が壊れる　　風にも見えました　　風に歓待をせられる　　風の如くに行方不明になる　　風にあてるという　　風が懸る　　風に読まなくてはいけない　　風に吹かれて揺れている　　風に吹かせ　　風に思いはじめると　　風の奥様めいた　　風で客間の真中に立ち尽して　　風になりかねない　　風にわかれた　　風が森の中から出て　　風にあるいた　　風の騒がしい秋の日になると　　風に顛末を語ったか　　風があったというが　　風は夙に衰えたけれども　　風に目に見えたかは　　風にしているか知らぬが　　風に列記してみると　　風が惡くて　　風のたよりに彼地で妻を迎へて居ると　　風が勢いを得て来た　　風が飛び込み雪が吹き込んだ　　風もないのに散り尽す　　風が日に日に吹きつのり　　風の渡る　　風はいとど堪えがたく悲哀を誘う　　風の沁む　　風がそよそよと吹いてきました　　風のことをわざとらしい高聲で話してゐる　　風の樣なその響に包まれながら　　風が渦卷いてゐる　　風がつよいと雪をまきあげて　　風がふきつけると　　風がじかにあたらないから助かっている　　風を守っている　　風に老先生の頭が枕の上で二三度縦に緩やかに動いたと思うと　　風に一々号令して教え込んだ　　風だったから翁が恐れられて　　風であったから筆者は小謡とか仕舞とか囃子とかいうものが存在している　　風が出たなあ　　風に一段と引っ立てて　　風をなさしめた　　風に他人を嘲弄してゐる見たいな　　風な烈しい名称から想像すると　　風な抒情歌を思ひ出しながら　　風に提灯見たいに　　風で味よくしてた　　風の川がある　　風も見えなかった　　風のために巣の破ける　　風は反対の方から吹き　　風の吹き廻し　　風をみせていた　　風が見えますよ　　風だけはしてね　　風にしてる　　風な戯談にまぎらして　　風にゆらいでいる　　風の勢いを弱める　　風にみて　　風にしてもらいたい　　風にあなたの耳にひ　　風が肌をかすめた　　風をみてとると　　風に切り出したの　　風におつしやると　　風に愛していてくれる　　風はしていられない　　風のようにすうと　　風は水のほとばしる　　風が止んで　　風がまともにおろして　　風が吹くかといいたげに　　風が吹いたなら　　風に自分の心持に名称を与へて見たりした　　風に飛ばされて来てひっかかりました　　風少しある　　風に乗りて　　風を含みたりと覚しく　　風にちるありなし　　風に散ると　　風吹くと聞きたれど　　風まづいとひて　　風寒き二月半ば梅見て来　　風吹いてあぶなしといふ　　風のようにお次の間のふす　　風にさらしていると　　風の夜は大きな黒い影が道一杯にゆれる　　風は店の灯を吹き　　風が私たちの顔を吹き始めた　　風に吹きさらしになっている　　風ばかり吹きすさぶ　　風に狂ふ　　風で默つて下を見た　　風の如く此職員室に立ち　　風で黙　　風を入れていた　　風に碌々としてゐるには　　風のひのきはみだるるみ　　風のあたる　　風に印形を川に沈めた　　風にゆれています　　風は神樣に違いないと思い始めました　　風で吹きたおされて　　風は眼には見えないので　　風を見ました　　風の乘物は雲なのかも知れないと思いました　　風のように飛びあがって　　風でふくらんで　　風は木内先生の袴の中にも住んでいる　　風は涼しい氣配をたてて　　風を入れています　　風がいっぱいこもっていました　　風が頭の上を吹いてゆきます　　風に吹かれて飛んでゆく　　風とうけ流していたのに　　風も加りて乾坤いよいよ暗澹たりしが　　風の観測の結果を統計的に調べて　　風の日変化の特徴を検査してみた　　風は大体二つの因子の組合せによって成り立っていると見る　　風でいわゆる海陸軟風に相当する　　風はこの二つの因子を代表する　　風を吹かせるらしい　　風になったりする　　風が吹き出すか　　風が起れば　　風じゃ心配になって　　風に当たる　　風はだんだん吹きつける　　風が次第に吹きつのってくる　　風は一層はげしさを加えた　　風が出てきたぞ　　風もあらしも寄せつけまいぞ　　風もない初春の夜の川瀬に流れ伝わってきた　　風に乗ってでもいるかのごとく　　風に乗ってでもいたかの　　風でもお吸いなさいましよ　　風がお吹きあそばす　　風をはらみながら飛びだしました　　風ときき流しながら　　風に乗っていって　　風のように走っていって　　風と受け流しながら　　風を身の周りに持っていると云う　　風の翼に乗ってよ　　風をしてやって来た　　風にも萎んでしまい　　風に思っては居ない　　風に考えたくは　　風にせねばならぬかと云う　　風から生れたかとも想われる　　風の呻きに　　風を防いでいた　　風の部屋であるか知りたいと思う　　風に送られながら伝わりました　　風にでも使えるので　　風のまにまに落ち散る　　風にほつれた　　風に揺らめいている　　風と聞き流しながら　　風よたとん　　風が失せねえ　　風が失せねえから　　風を持って来る　　風を孕ませて　　風でげすから　　風に何時ものところへ持って行った　　風に見せずに　　風に話し合った　　風に考えざるを得なくなって来た　　風がヒューヒューといって　　風のためにびくともいたしませんでした　　風は叫び声をあげて　　風が募って　　風も吹いた　　風に來らしめた　　風でもつて　　風のようにあっちへ抜け　　風のように抜けてゆく　　風を身に覚える　　風が柳の新緑を吹いている　　風召すといけ　　風と腹だたしげに争っていた　　風とわからないくらいの　　風が吹き起こる　　風に吹き消されなければいけない　　風を物ともしない　　風は己がままに吹く　　風はその方へ吹かなかった　　風になでられて　　風に運ばれて　　風のままに放浪しながら　　風にはたはたとはためきながら　　風が吹かねえのでね　　風までがぬくやかでした　　風のように八丁堀へ帰っていくと　　風に搖いでゐる　　風に探してる　　風にむかふむきにな　　風に説いてある　　風を孕んではしつてゐる　　風にやつてきたか　　風鳴りぬ漢子は蕈を山と負ひ　　風だから女房がよその男と心中する　　風のように飛んでいって　　風に相談をもちかけた　　風に云い　　風に顔をそむけて　　風な申込に対して苦笑せずにいられるだろうか　　風をして洗いさった　　風をひいているといってことわりました　　風に空々し気な眼を輝かせてゐた　　風の享け具合で糸の長い方は反つて下に見ゆる　　風についてゐる　　風に翻つてゐやがる　　風と共に私達の眼前を通過すると　　風にでもしたら　　風に円らに光つてゐる　　風に取り　　風を切つて駿馬を飛ばしてゐた　　風はますます烈しくなって　　風によつて惹起された　　風になつたと思つているの　　風な頤をたたく　　風は実に何とも云い　　風で而も極めて穏かにお浦に振り向き　　風を喰って逃げたとは　　風の吹くまい　　風で進み出た　　風が吹罷で更に此の後へ大きな暴風が来はせぬか　　風で両手を自分の背へ廻す　　風を示して居た　　風も出て居る　　風が温かに余の頬に触　　風に手を下す　　風で顔に一方ならぬ　　風を喰って逃げ出す　　風で一語を発せぬ　　風に一色では片附けられる　　風な考へ事に没頭してゐれば　　風な結論に私は絶対に入りたくなかつた　　風なことを考へてゐる　　風を示していた　　風の如く姫さまを抱いて　　風が冷やかに流れてくる　　風を送っている　　風に捲き落された　　風が千切れる程　　風が助長されていたという　　風に信じて　　風に見えるよ　　風にまっ蒼に入り込んでいました　　風で少し微笑いながら　　風で演説し始めました　　風で大股に祭壇に上って行きました　　風は死んでゐたが　　風な空想をたしかその時めぐらした　　風にならんでいて　　風に美しくばかり考へる　　風な動物が今はこの街に親しんできたのであらうか　　風の便りに聞いたが　　風で近づいて行って　　風で近づいて行った　　風に私達の前をうろつき廻ったり　　風が無いので助かりますね　　風に追われながら　　風を食って逃げちゃった　　風のやうに走って来ました　　風に美しくばかり考える　　風な動物が今はこの街に親しんできた　　風がなくなりましたから　　風が起らなかった　　風を有しなかった　　風に早口になって笑った　　風の人達が何といふことなしに着てゐる　　風を送ってよこして　　風が吹ゐて　　風も見えず　　風は物すごく鳴　　風に吹き散るには　　風に戻り　　風な俗説を産んでいる　　風のように飛ぶと　　風の瀬が通った　　風に鳴らずに　　風に吹かれて行く　　風に違つてゐるといふ　　風を吹くが　　風のように走っていた　　風な笑顔は決して持たない　　風な話はこの本の中には出て来ない　　風が日本へ向って吹いて来る　　風はそこの水蒸気を運び　　風によって異る　　風で吹き上げられて　　風のない夕方から小形の牡丹雪が降り始める　　風がなく気温が零下十五度位になった　　風に度重って行くと　　風な結晶の基本的原子配列の模様の研究に比しては　　風な記録があるが　　風のない昼など牡丹雪が真直に静かに降っている　　風のない静かな夜のうちに出来　　風に呼んでいる　　風にして作った　　風のようにかすれた　　風や戸にあたる雪のたえない　　風が戸を吹きとばした　　風を備え　　風か知らないが　　風が吹雪と共に狭い土間へ流れ込んで来たので　　風に吹きやられる　　風にもてあそばれてゐる　　風に言葉のうけ　　風に考へれば　　風に数値で簡単にあらわされる　　風が無いので堪らなく　　風が時折吹いて来るので　　風が河上から撫でる　　風にサッサと歩き出す　　風に捲かれて　　風の名で呼ぶ　　風が寒いのでじきに胴慄いが始まる　　風にのみ撫でられ晒されて　　風にふと目が覚める　　風が石垣の岩角を掠めて　　風が爽に吹き下ろして来ると　　風と共に谷の空は曇って　　風も亦少し凪ぎたとはいえ　　風に棚引いて　　風になっていますか　　風に軽くきき流していた　　風に考えなければ　　風に述べた　　風が吹き込んできて　　風を受ければ　　風を巻き　　風のない小春日の温かさを貪る　　風も少し吹き　　風が吹きまくっていて　　風に焚火にあたっていた　　風にかき消されて　　風もない濁った　　風が高い建物に当って　　風に体質や性格が変化して行く　　風が少し出た　　風に断れ　　風な物語であつたのであらう　　風に大抵平和に話し　　風に取り卷かれてゐる　　風が北から吹いて来て　　風のようにとんでいきました　　風がごうごううなって　　風がはこんでくる　　風にゆられながら　　風をつなぐ　　風がふきます　　風を愛し　　風と一緒に宇宙に淋しくさまよう　　風が胸を吹き通ります　　風に読んで　　風に搏たれて　　風に誘れて　　風をさけた　　風が私の頬をなぶる　　風なら柔かになでる　　風に横目で眺めてゐる　　風は凪いだ　　風がヒューヒュー吹きはじめました　　風にゆれてゐる　　風はやみ体はとまる　　風はかよつてゐた　　風の当らぬ　　風がもたらす　　風に付けても　　風の便りを聞けば　　風は傘を奪はうとし　　風も来ず　　風は傘を奪おうとし　　風が相当吹いていたから　　風のように部屋を出ていってしまった　　風よけ眼鏡をつけている　　風を聞く　　風が渡って居　　風がヒュウヒュウ吹き出したので　　風に吹き散らされて行くかの　　風の少い打晴れた　　風はのみ込まぬ　　風に育てようという　　風の吹き募ります折りなどは　　風の吹き荒れる　　風の向きでも変ったなら　　風は南に変ったとみえ　　風に一時は桃花坊のあたりも煙をかぶる　　風はいつの間にかやんでいる　　風が吹き荒れておりましたが　　風は先刻よりは余程ないで来た　　風にちぎられて　　風と聞き流した　　風のように丘を下りて行かれた　　風として初立の家には其家族中の最も老いた　　風が行はれたといふ　　風があたって　　風の便にお聞きなさいよ　　風な女を見当りはしなかったかい　　風に花片が散る　　風で一時間がたちました　　風をしなさいました　　風はいつの間にかやんでゐる　　風が吹き荒れてをりましたが　　風のやうに丘を下りて行かれた　　風が一としきり　　風はピッタリやんでしまって　　風との間に猥りがましい　　風が玉蜀黍の枯葉に戦いで　　風の和いだ　　風にでも勝手にきめられる　　風に書き出されているだろう　　風にさきに書いといて　　風が北東から吹いていたので　　風が北に向けて吹いて来たので　　風なものをつく　　風がひどく身にしみる　　風に曝された　　風が吹きつけた　　風は冷いというより　　風に見て　　風にぼくに話さねばならなかった　　風にぼくに言った　　風に思わねばならぬ　　風に思えば　　風に書いたら　　風と一緒に小雨が降り出して　　風に一人で坐っている　　風に足踏をしてよ　　風が吹き込むでしょう　　風でキスをする　　風にチョコレエトを飲ませられている　　風にせられていた　　風でいるのね　　風が身にしみて来た　　風のない夜ではあるが　　風はもう初秋の涼しさを送っていた　　風など通しはしなかつた　　風が吹きぬく　　風に言うてゐる　　風に泣き声に叫んでいる　　風に思ひつかれる　　風のやうに消息を断つて　　風にしか思ひ出す　　風が留んで　　風はそのまま留んでいる　　風に毛氈を捲いて　　風と見る　　風に表す　　風に飛ばしてしまう　　風な態度を憎んで　　風に翻っているばかりであった　　風くるごとに足小刻むは　　風で二人きりでお妙ちゃんとする　　風の動く　　風は自由に吹きすぎます　　風が一そうはげしくなって　　風はてんから相手にせず　　風を吸いました　　風に頭髪を翻しながら　　風のようなものは通りすぎていたのに　　風に云うに　　風に主人公の顔が鼠に似ているという　　風にそのところを書く　　風のなかに素裸に剥がれてしまった　　風に頭髪を飜へしながら　　風のやうなものは通りすぎてゐたのに　　風を成したらば　　風があるからな　　風がそよいでゐた　　風を生んだ　　風もあたらない　　風が温かく吹いて　　風で煽る　　風に端のない絲をたぐる　　風に解釈した　　風の様に逃げ帰って行きます　　風な日本的生活に在る　　風に運ばれてくる　　風が四方から寄せてきて　　風のために遠くからときどき吹き送られる　　風少しそふ　　風が入って来た　　風にばっかり語る　　風よけむしろをかき分けて　　風もないのに不意に大木ががらがらどっ　　風を夫にする　　風もないのに小刻みに揺れている　　風には考へてゐない　　風なものでなければならないかといふ　　風に吹かせる　　風に扱い出したか　　風が盛んに行われたらしい　　風に理屈っぽく詠んではいかぬ　　風をしていると　　風が身に染みる　　風の障るさえ　　風が吹けば消え　　風を煽って　　風が引いたり寄せたりして聞えまする　　風にふと寒々と吹かれて　　風を納れながら　　風が横吹きに吹きまくり　　風で尻ごみをする　　風に食を需めて流れ歩いた　　風が銀座通りを行き交う　　風もないのに動いている　　風にも諦めて居た　　風な事にはあまり興味を持たなかつた　　風と共に烟のやうにあたりに散る　　風に書いて行くと　　風に草花はゆら　　風が下の方から吹いて　　風に一つ二つと勘定して行く　　風が草の葉を靡かすと　　風に説明して行けるであらう　　風に理会せられる　　風に今の語に飜して　　風ものどには吹かず　　風も母穂には吹かず　　風に感じる　　風に説ける　　風に感じられ　　風に行われる　　風ならご近所へもそう聞えやしないだろう　　風に訪ねて来る　　風に夢を迷信的に尊重する　　風な美術的技量のいる　　風にそれほど故郷を慕う　　風に散りかけてゐた　　風にさらはれた　　風に分離して　　風に散りかけていた　　風に松蘿の搖ぐ下に立つ　　風に拂はれる　　風に晒して　　風が出たらしい　　風に時勢への目はしが利くらしい　　風が出て来たわねえ　　風な字をかいた　　風にソフトを無雑作に頭からもぎとって　　風に誘われる　　風を切るというけれども　　風の切り　　風を切って立去った　　風を切って出かけて行った　　風に伝うて来る有るか　　風をして立って　　風が身に沁みるという　　風よけと見ては違う　　風の走る　　風のようにひっそりと入って来て　　風こそしていらっしゃるが　　風と波とに弄ばれる　　風を送るという　　風が吹くと動く　　風でゆつたりして　　風に俯向いてるから　　風でゆったりして　　風に吹かれ通した　　風にかすれ行く　　風に吹上げられし　　風に襲はれて　　風を戒め　　風で博士に問いかけたり　　風なものの見　　風にしゃべった　　風に画いたら　　風に分類して悦に入つた　　風に望遠鏡の筒先を動かさうとしてゐる　　風にばかり扱はれた　　風に独語して　　風に朝の光りを浴びながら歩いてゐると　　風で呟いてゐる　　風にゆれてゐた　　風が渡った　　風の通る　　風があの枝を揺する　　風に吹かれもせず　　風のために楽譜の数枚が下の庭に飛ばされた　　風にさっと吹かれますと　　風が荒くて遠くから吹いて来ます　　風のように通りすぎていった　　風にいひ　　風でこの為事をした　　風にして始められた　　風に述べて行った　　風に特異な考察をめぐらした　　風に思ってみて　　風にたしなめられて　　風な考にはまり込む　　風に長々と標榜した　　風に流れている　　風に見せかけて　　風に経験した　　風に伝承している　　風にもさそわれて散ってゆかぬでも　　風にわれわれ二人が訓えられたか　　風にからまった　　風に描いてみた　　風に逆いながら　　風が波しぶきといっしょに吹きつける　　風に叫んだかは　　風の特殊な贅肉があって　　風や神秘の気が吹きつけて来た　　風でごそごそ這い廻る　　風が吹き起こった　　風が室内へ吹き　　風も著しく鎮まりはじめた　　風に細眼を開けて　　風に彼女自身の内に返答を求めた　　風があるという　　風があったなどは　　風の工合で遠い櫓の音が聞えたり　　風に感じたりする　　風との音がざあーと雨戸にぶつかってきた　　風はいつのまにか止んで　　風の夜などは疳癪も起る　　風もあらぬ　　風なくて散る　　風なことホザきやがる　　風に成つて来ましてネ　　風と聞き流しつ　　風に当てない　　風に身を慄はしつ　　風又た吹き　　風も寝ね　　風にして行われ　　風のまぎれに　　風で消したけれども　　風にもつて　　風にて礼もいわぬが　　風なく波音聞こえず　　風に當てると　　風に描かれて　　風に世間へ伝へられて　　風な感じを与へて　　風が吹きまく　　風に煽られて開け放れ　　風に解するならば　　風にも思へない　　風のかげんがだんだん寒くなつてきたし　　風に取扱って　　風に事もなげに答えてしまう　　風の四からなりたっていると考えたが　　風にしたいと思う　　風に煽おられて　　風に運ばれてきた　　風にしていようとは　　風にあばれるでな　　風が睡り　　風が起こりかけていて　　風がさっとその片影を吹き送って来た　　風に運ばれ　　風とが猛りたっていた　　風は灌木の枝をそよがしている　　風の調子で変わってしまう　　風がそれに柔らかい波を打たせていた　　風になつてゆく　　風も見える　　風に云って　　風を装って教えている　　風がドコからともなく吹き渡って来て　　風を切ってやって来た　　風を聞いて　　風の行く　　風を切って進みましたが　　風が吹いても揺がないでしょう　　風はちっとも見えなかった　　風に似ようとは　　風をするが　　風にしてやったかが　　風に斬られてるかを　　風に斬りつけられてあった　　風に美佐子は言った　　風のようにピムキンの顔へ向っていった　　風がそこへ吹くと　　風にも立たぬ　　風のごとく去って行った　　風をなびかせて　　風を学んで　　風をまねて　　風が起る　　風の報せと知れ　　風に揺らめいた　　風の話を聞いた　　風は暴風の様相を帯びてきた　　風切る紳士らの常ならぬ　　風に逆らいながら　　風のごとく消えた　　風に平板に人間の利便だけを標準として軽く浅くなるという　　風が吹いて来るから　　風がその匂いを送って　　風の送る　　風が渡り　　風には決して言えない　　風に或る作家の個性的なものによって誤解されるかという　　風や水のまにまに吹き流されまいとする　　風にでも吹かせてやろうと　　風にでも吹かれて来よう　　風に誘われて散る　　風が喉から胸に吹き込んで　　風のものを出された　　風にしてある定まった　　風に置き替へて見られる　　風に吹かれてゐた　　風が強くて干し物がいくつか砂利の上に落ちている　　風であるかと云ふ　　風にしたか　　風に撒きまして　　風に考えを展開させてゆく　　風に考えてゆく　　風に互の一致を裂く　　風に言うと　　風に死骸を煖炉の中にねぢ込むと　　風に考へるだらう　　風に考へるだらうと思ふよ　　風でいっそう邸内が荒れた　　風防ぎし蔭の枯れし　　風は多くの不正の反響を空中に運び回っていた　　風の方向を示す　　風の方向を変え　　風の方向が変わっていた　　風にてもあれ　　風と従者とから退却を許される　　風と従者との捕虜となっていたから　　風に吹きなびかせられてる　　風は彼の身に触れて　　風にふくらんで　　風に任された　　風に投げ捨てられた　　風が森の奥に起こっていた　　風が吹き込んだ　　風の波が通っていった　　風にもたらされる　　風はひつきりなしに電線や枯れた　　風のとばしてよこした　　風で紅葉がたくさん降ってくる　　風が通るから　　風に云えば　　風に唯一無二にこれまで生きてきた　　風に考えたいなら　　風に動くかと　　風だつたんでせうか　　風に変つてゐた　　風に碁盤飛び　　風が少し吹いている　　風がさっきより強くなってきて　　風が通っていた　　風につけても　　風が私の忘れる　　風の少し吹きやんだ　　風になりたるとおぼし　　風の薄にでも恐れたかと思ふ　　風に折れ　　風でつけられてゐる　　風はほんとうの深山おろしの　　風のために葉数の少なくなった　　風が吹き通って　　風を引きかえしてはいけないと思って　　風もこそ吹け　　風が鳴り叫んで居る　　風にもこの交通の要路を引き受け　　風も立ち　　風にもまれて来た　　風の日も長い道中を一緒にして　　風のために漂着したと言っては　　風に吹き立てられて　　風からして違う　　風は静まったが　　風のために吹きつぶされた　　風もすこし吹いて　　風がいたる　　風引くといけないよ　　風も柔らいで　　風に攻められて　　風の舌がペロリと舐めて　　風も吹いていた　　風の力によって遠洋を渡って来る　　風をたよりに運転せねばならない　　風の中に雪も混じって散る　　風吹けば先づぞ乱るる色かはる　　風がはげしく吹いて　　風に送られて来て　　風や吹く　　風は何も何も吹き散らす　　風は夜も吹いていた　　風も時々吹き出すという　　風が穏やかになり　　風でこちらへ着きましたが　　風が涼しくなった　　風が強かった年以来廊などは倒れた　　風の便りででも自分の哀れな生活が源氏の耳にはいれば　　風といっしょにその香がなつかしく送られてくる　　風かな泣けば　　風について吹き通う　　風に追ってもらった　　風にならねば　　風に飜っている　　風に打捨てられた　　風に凉みて　　風にやぶれ　　風のように伝わってきた　　風に碌な挨拶さえ返さない　　風の通さぬ　　風のつてにだに見よ　　風にして殺された　　風にぎゅッと尻尾を押えた　　風吹けば浪の花さへ色見えてこや名に立てる　　風に枝を動かす　　風に鳴っている　　風に馴らしてあるからだ　　風なことを囁いた　　風はよく吹き通す　　風も吹いてくるでしょう　　風が涼しく吹いて　　風は例年よりも強い勢いで空の色も変わるほどに吹き出した　　風のはげしいために皆畳み寄せてあったから　　風は巌も動かすという　　風のために端へ出ておられて　　風に眠りえない　　風の中でした隙見ではじめて知るを得た　　風が少し湿気を帯びた　　風が揉み抜いている　　風のあとの築山の木が被害を受けて　　風のきついころはどうしておいでになりましたか　　風もお防ぎくださいますでしょうと　　風の見舞いだけを言って　　風が恐ろしくて明け方まで眠れなくて　　風もここでは恋を告げる　　風に吹かれて行ってしまいたく思いました　　風のけしきに女郎花萎れしぬべき　　風が吹き出してしまってはね　　風をおこわがりになって　　風の叫びをしり　　風が青く吹き通している　　風にお書きになるでしょう　　風に経済の保障が確立している　　風に頽廃した　　風にいわれましたが　　風にまでいわれました　　風に一定の時間を労働者夫婦に許している　　風がだんだん倦きられて　　風が少し吹いて　　風のよぐめる花の木にとりあへぬまで吹きやよるべき　　風にふきながされる　　風が強いのでちよつとのうちに市中に拡がりまして　　風が強く吹いてきて　　風も吹いて　　風も立たず　　風に打たれ　　風が平野の上を吹いていた　　風に従ってあるいは張りあるいはたたむ　　風に吹き散らしていた　　風の吹き込む締まりの　　風で足りた　　風のまにまに漂っていた　　風と戦う　　風を避けられる　　風になびかしてる　　風を吹き通らせ　　風も吹いて来ず　　風に動きの領域がひろがった　　風が吹いていますから　　風も出ない　　風が自然と積上つて来てゐる　　風にみてくると　　風にも堪えざる　　風のふせぎとしても　　風でも引かせてはとの　　風は半蔵の身にもしみて来た　　風の吹き回しから人心うたた浮薄に流れて来たとの　　風を入れに行った　　風に吹かれては　　風な意味に解するとすれば　　風に扱っているだけ　　風が吹き入っていて　　風が木木の枝を振り乱し　　風の中で立ち騒いでいる　　風が忽ち吹き飛ばす　　風が微かに流れ入る　　風に手を離し　　風の唸りが起つてきたので　　風が土間から吹き上げて　　風にしや　　風に戦時景気に便乗して　　風に見えて　　風な男でせう　　風に亂れる　　風がよく入りますよ　　風に開く　　風の通り通う　　風がぬるくていけない　　風立ってきた曇り　　風な家に多く入るかとか　　風の身にしむ　　風のごとならば末の世長き音に伝へなん　　風にも思った　　風はひいやりと　　風を送られながら　　風が人を心細くさせる　　風にも負けないと思ったからです　　風にいじめられていた　　風と霜とに傷んでいます　　風がすごく吹く　　風が野分ふうに吹く　　風も寄って来ないだろうと思う　　風に付いておりおりはいってきた　　風の吹き始める　　風の動きに庭の梅の香がさっと家の中へはいってきて　　風の匂はす園の梅にまづ鶯の訪はずやあるべき　　風の便りに聞くと　　風を引かざる　　風を引かずという　　風を引きて　　風を引くう　　風を帯び　　風のためにすれ合って　　風か何かのぐあいでそんな音がするだろう　　風を防いでやりました　　風の荒く吹き出した　　風に散れども　　風は惡魔の吐息だと考へたのであらう　　風に吹かれて来ると　　風を吸いに行く　　風に処していた　　風に行っていない　　風が胸をふきとおす　　風に類別するといふ　　風を滲み込ませ　　風は涼し橋下の流　　風を切っている　　風を切って現われた　　風さえかけつけている　　風が吹き散らす　　風の吹き通った　　風起こるかをたずぬるも　　風で問うた　　風さえ荒い音をして吹けば　　風が隣室とその前の室との間の御簾を吹き上げ　　風に種類分けをすると　　風に正座して　　風に直ぐにも始め　　風立ったのが未だに止まぬ　　風より群集が狂う　　風にするりと離れた　　風に浮立つ　　風の透る　　風にも雨にも悩まされて　　風な環境に置かれ　　風な教育を受けた　　風に談ずるが　　風が運んでくる　　風の吹き立つ　　風がひどくなり　　風が乱暴に吹き上げる　　風がはげしくなったので　　風も吹き出し　　風にさらさら鳴って　　風はいつも若葉の匂いをまぜて吹いていた　　風を通していて　　風が沁みて　　風が轟々と鳴る　　風さえ加わり出した　　風に押し通してしまった　　風に渦を巻いている　　風が動いたと思うと　　風が落ちる　　風にまわる　　風が吹き立って　　風の日もかならず欠かさずに買いに来るので　　風に吹き巻かれて　　風の中へしょんぼり出て行ったが　　風に扱はれる　　風に取る　　風にこじれて受取る　　風に確信がグラつきかけて来て　　風な位置を与へられるか　　風にして立つてゐる　　風になつて何か書かうにも書けなくな　　風に言ふのよ　　風に言ふんだ　　風に考へてゐるの　　風をしてゐるけど　　風に思つてゐる　　風には絶対に考へられない　　風に言はなくつてもい　　風になつて来たんで　　風に言ふ　　風に言ふよりも　　風に思つてゐるとは知らなかつたよ　　風に彼女に誤つて聞かれる　　風に自分を否定してはいけないと　　風をまなびて　　風になびかし　　風のような支那人に恐怖を感じて睨んでいた　　風の中でオルガの身体を受けとめると　　風のように中心を無くし出した　　風を跳ね上げながら　　風がだんだん増えて来ましたが　　風の中で闘っていた　　風を吸い込んだ　　風を立てた　　風のようにのっていった　　風のまにまにふわりふわりと道路の上を漂った　　風の断面の中へ落ち込んだ　　風なものとは違いまして　　風がぬるぬるしよる　　風な事をよく話しだした　　風を立てて　　風も身も動かなく成つた　　風に自分自身に無責任な態度をとる　　風がからまつてくるので　　風に鍛えられてきた　　風を切つて颯々と歩き　　風が流れていて　　風は冷ややかに室の中へ吹き入る　　風にも考へられるが　　風に云ってしまって　　風なことが誌されております　　風に弥次郎にたずねました　　風に答えております　　風に帝都の空気に影響するか　　風に別れて来ていた　　風の形を取ったら　　風に実例を眼前に見て　　風の事業をやろうと云う　　風になじまぬ　　風にも考へてみた　　風が横手の竹薮を吹いて　　風の前の糠く　　風にあの三十弗を今度の旅費明細書に割り込めて　　風もはげしく出てきたので　　風を特に防ぐ　　風の靡き　　風に蜘蛛の糸が引張られている　　風に曝されてる　　風のやうにおうちへ帰りました　　風に馴らされてきた　　風に秩序をはみだす　　風にそれほど深い幻滅を発見したという　　風に南の縁側の日向を眺めながら云った　　風に時々立ったりする　　風に気をせいて　　風にひろ子のわきに立って　　風におだやかに云っていらっしゃれたと　　風にやって行って　　風では代々落ち目になるばかりだ　　風にコキおろされては　　風に着る　　風に難かしく吊りあげてゐる　　風を介して　　風に見られたか　　風が強く吹いていて　　風がひどく吹いていて　　風が御簾を吹き上げた　　風になびくな　　風の吹き寄せる　　風は嵐山の霞をなぐって　　風吹き荒み　　風が洩れて　　風を其身体にもあてさせぬ　　風の持来る数え　　風がどうと吹いてぶなの　　風を防いでゐる　　風をしてゐるので　　風な大望を眞額にふりかざして　　風の処へ来ると　　風にしているらしい　　風に書いている　　風になるし　　風が何処から吹いて来るとも　　風の流通もおのづか　　風を得た　　風に為つたのだと言ふけれど　　風で潮の如く漲つて来る　　風に西へ西へと吹寄せられて　　風に伴れて　　風にその人としての世論もその方向に組織され　　風が立つて　　風を装つて連日の散歩をやめなかつた　　風を具えている　　風に戦ぎ渡った　　風な運命にたちいた　　風にかき消されて逝く　　風も吹かない　　風のない空中へと真直に立昇っている　　風のようにすうっと前へ移動し　　風に聞えたからである　　風で課長と肩を並べ　　風にはおっしゃらないでしょう　　風に話しかけられた　　風に吹きとばされてしまった　　風も死んでいた　　風に感じるでしょうか　　風に二次元世界では感ずる　　風に書ける　　風に現われているか　　風に考えたり感じたり　　風に口を利き　　風に理解し　　風に触れた　　風が疲れた　　風に取扱う　　風に程度の差をつけて書き並べてみると　　風に異なるかを見るには　　風に種々の事情をつみ重ね　　風に人を殺す　　風であるかも知れない　　風に恋愛する　　風もさへぎられて　　風な物の考方を僕がするなら　　風は颯々の音を立てて　　風に見ていた　　風の日には道も案じられるので　　風を引いて出ませんかった　　風も引くまいとの　　風しつこくこまり　　風もないのにこぼれておりました　　風の冷い　　風ではなかったかと思った　　風のものも求めましたが　　風で吹溜った　　風が颯と吹いた　　風にもつれて来て　　風が比喩の様にもきこえ　　風なげひろげたる　　風が吹きおろせば　　風というものを如実にうつし出している　　風にもうごかぬ　　風に叩く　　風とほしが　　風からしてちがふだらう　　風をよけて母にすえてもらった　　風が突然ないだかのように世の中が静寂になり　　風のために顏をしかめてゐる　　風で浪の上をすらすらと走って　　風にほんのすこしゆれ　　風に客席の方にまで聞こえてきた　　風も浪もないでしまった　　風な考へをもつてゐるのでせうか　　風にも見られますが　　風にハツキリそれを出さないといけない　　風にレツテルを貼つてしまふ　　風が盛んに吹きまくっている　　風を切って翔ける　　風に飛ばされたり　　風を後にしているから　　風は始終向が変って　　風が中空をかすめて　　風をたよりにすすんでいかなければならない　　風のたよりにきいた　　風に用ゐられる　　風に続いてゐる　　風に吹きとられた　　風が吹募る　　風は尋常ならず乱れて　　風に分けて　　風は尋常ならず　　風に云っていました　　風が海から吹いて来て　　風に己達の青春は過ぎた　　風を截つて　　風に自分の平生の活計と慣熟した　　風で殆ど一年ばかり立つた　　風が静かに木々の頂をゆすつてゐる　　風に話しだした　　風なことを言うな　　風が吹きこむ　　風を見せているが　　風の吹き渡る　　風に死ぬ　　風に終る　　風には考えられぬでしょうか　　風に三ツの出来事をバラバラにして　　風が一しきりスースーと流れ込んで来た　　風をわが国に適用すべからず　　風に伏し　　風を西洋に伝うるに至る　　風を模取し　　風さえ出て来た　　風は兵たいの方へ向けてふいていました　　風に様々な危ない旅をした　　風に誤解しないとも限らない　　風に発見されて　　風に秘策をめぐらしてゐるけれども　　風な気持で一ぱいになつて居たので　　風に話して居るだらうかとも　　風に私は疑つた　　風にひよろつとして居た　　風な戯談を平気で大きな声で言ひ　　風に子供をあやす　　風にあたつたりして居たので　　風に邪推した　　風に著しく活用されるという　　風に受け取らねばならない　　風が見えたに拘はらず　　風もみえない　　風に見あげ見おろした　　風なお座なりな警察礼讃をひとくさりやつてのけた　　風に廻りのものが注意する　　風に大分外国の文化にかぶれた　　風に吹かれでもすれば　　風をしたら　　風が吹きこ　　風が山から吹いた　　風に吹かれてゐたぞ　　風になつてしまつてゐるので　　風を呑む　　風に負ぶっていて　　風に家の中をウロウロしていた　　風が渡るらしく　　風で揺れた　　風が出てきたらしく　　風で案外これア敵かたきでないかと思ってネ　　風に変ったか　　風が強いと危いので　　風に合わせて　　風に進んでいるか　　風に読むであろうか　　風にもがれているけれども　　風ほどの力しかないのを如何する　　風を入れて　　風の当りさわりを本位にして　　風に吹かれに出た　　風によせもの細工のような芝居を作ろうなんて　　風なそのくせ上すべりのした　　風のことを思いだした　　風を卷きたててゐた　　風のやうなあるか　　風が出はじめた　　風は身をきるばかり　　風が更に砂を捲いて　　風が全国の志士を吹き靡かした　　風に人形の名前を呼んだ　　風と来たら　　風を巻き起し　　風に追はれて散された　　風と一緒に鳴り　　風は泣き　　風には果がない私の追憶は何時の間にか白い餌魚を沈めてゐる　　風はとどまらず　　風に逆うてゆく　　風は蕭々と一日じゅう吹き続けた　　風が吹くと触れ合って　　風がまた亙る　　風ばかりの前兆とした　　風に取り澄ましている　　風になっちゃった　　風に話しあった　　風のたよりに我ぞ問ふ　　風の中にも春の日は花の匂のほのかなるかな　　風の宣言めいたものの　　風を切って迫るな　　風にひら　　風にゆれてゐます　　風なことを教へてもらひたいと思ふ　　風な顔をしたり　　風に父に説明して　　風にお考えなすったらしい　　風に甘えて　　風と雨との圧力が大地に押っ被さり　　風に立ち直るか　　風の息吹きが長くなった　　風の方向から察すれば　　風が見えだした　　風なことを云ってみたって　　風に金と時間を費す　　風に変つて来てゐる　　風に鳴らして　　風にあへいでゐる　　風になつたと思ひたかつたし　　風なバラックの家々を眺めて　　風でその町では一週置きに　　風に吹き飛ばされた　　風に乗ってきました　　風もない程沈んだ　　風に思ったが　　風のまにまに波の上を漂って　　風のために思わぬ　　風にそよいでいるだけで　　風は左側の断崖から吹きあげてくる　　風が存した　　風は我が吹かした　　風吹いて海面荒れ光る　　風を祈れと教えて　　風吹いて七人を本国へ送る　　風を入れ　　風にも小説は解釈が出来る　　風な趣味を指す　　風と水とに借るべきであると　　風に動力を借りる　　風でゆっくり歩いて来る　　風もないのにたくさん一時に落ちる　　風があっても　　風というほどの　　風らしい風はなくて落葉は少しばかり横になびくくらいであった　　風も行はれてゐたらしい　　風にお使いになったりして　　風に殺されている　　風に灼けている　　風が吹けば飛び上るし　　風な話を聴いた　　風の方向に走つてゆく　　風に聞いていた　　風にこじれてしまった　　風にお前を問いつめていったか　　風をしてると　　風に僕はごまかして読んでいったが　　風に僕は感じて　　風に話し合ったか　　風にしてみたの　　風を制するを以て　　風を誇りしに　　風に作れといって　　風にいって　　風かなと思う　　風に背を向け　　風に吹き込んでいた　　風に擦り落されずに済んだ　　風だけだと擦れあい　　風で近よって来る　　風がぴたりと停　　風が騒ぐ　　風が吹かず　　風に面を打たれて漂う　　風に揺れた　　風に木の葉が飛び廻り　　風がまだ残っているので　　風も激しくあたる　　風によんだ　　風の音信るともあらず　　風につかわれているかといえば　　風に自分に言いきかせる　　風に答えられる　　風に自分は女たらしだとおっしゃらないわ　　風に一切のものを出来るだけ　　風にばかり見る　　風には持って行かない　　風に個人を中心として考えるべき　　風の足蹈みで　　風を採るべき　　風大いに発達して　　風に一疋の馬を数人に売り　　風を心得ず　　風を含み膨れる　　風にふらふらしてゐた　　風は強く吹きあげる　　風をおくっていた　　風に動かしてみせた　　風にふかれていたが　　風で切り出した　　風のない暖かい陽氣が二三日續いた　　風に久江は電話の聲から空想した　　風に清治を抱いて　　風な画風をやられますか　　風もないのに花は地面に落ちた　　風もないのに木の葉がハラハラとこぼれて来た　　風を満帆に姙ませつつこの新らしい潮流に進水した　　風に猴の字を得手と読み居る　　風に居眠る　　風強からずば外套内を少し脹らせ　　風が移った　　風わが邦にも移り　　風に富めるを知るべし　　風にあたッてくるぜ　　風の女としか見えない　　風も見られ　　風の便りも断っていた　　風のふく　　風が電線をぴゅうぴゅうと云わせて居る　　風でも腹をたてていました　　風で振返りながら　　風をして行過ぎようと思ったら　　風の如くスットンで出て行った　　風がぬけてる　　風を切って走り　　風に見たりしている　　風の中に青い松かさを実のらせてゐた　　風のままに再び語られた　　風が家全体を揺り動かし　　風を十分に孕み出し　　風を孕んでいた　　風にしてだったに　　風はその時はまったく凪いでいたけれども　　風にまた私を抓った　　風の吹き寄せた砂に埋められたりしていた　　風に服務しておられた　　風を呼んでくれ　　風が私の体にあたって来た　　風は南からむらなくそよそよと吹いていたので　　風に揺れ動いている　　風の方へ向く　　風を受けて膨らんでいたので　　風を受けて膨らんでいる　　風に眼瞼を伏せていた　　風は揺れ動いている　　風に何とか言って　　風にしゃべり続けた　　風に絶えず変るのに　　風に悪くは解釈しておらぬ　　風に身を落してこそ　　風に相談が多端に亙った　　風になれる　　風な自己評価から出発しているとすれば　　風に習慣づけられるとしたら　　風に説いて行く　　風に筆記したと見えまして　　風に加上した　　風は町人の學問としては全く此の仲基によつて創められた　　風にまえがきしなければ　　風に飲まれる　　風や何處と聞き流さん　　風に散りゆく　　風に時ならぬ　　風をいのちの身にし　　風がやみましたので　　風よりも速く丘をかけおりて　　風のように光のように逃げました　　風をはらんでいる　　風を伝えた　　風に随うて　　風の方角を示すと信ぜられ　　風が立ちはじめると　　風もないのに波立って　　風は夕方から雨をよんで　　風をなしてゐる　　風にも見ている　　風が強いと何の為にさしている　　風が大阪中へ拡がって　　風を切って行くし　　風に利用しないか　　風を固守する　　風に吹きたわむ　　風がして見たい　　風引かうぞと呼立てられるに　　風に私のことを書いてくれた　　風に手分けして　　風に觸接すればするほど　　風に速記というもの昔日のものといえども　　風が盛んに吹き捲っている　　風に所謂お家騒動に仕立てられているが　　風をよく呑み込んで　　風に聞かされると　　風に演っていたかもしれない　　風に吹かれて来た　　風を見るてふ　　風の方向を仔細に見分くる　　風の運動が件の両人の立ち廻りと現われ　　風を見るという　　風が折々吹くので　　風が当つたやうに感じただけで　　風を移して　　風が支那経由で日本に伝わり　　風に不幸な家庭生活の終りをきたした　　風が水氣をふくんで　　風が心に沁みた　　風のやうに吹き　　風を送らせている　　風は美しきざえある人をさそひいにける　　風ひゆう　　風の寒さに夢を忘れぬ　　風の寒きに寢てお出なされませ　　風引かぬやうに小抱卷何くれと枕まで宛がひて　　風に外部の矩を踰ゆると　　風がわく　　風のシャワーが三人の頭上に落ちてきた　　風のシャワーを浴びせかけた　　風に倒れる　　風に吹かれて揺れて　　風が送られてきて　　風に歩いてゐた　　風を喰つて飛び込んでしまつた　　風の冷たさよ鋭さよ打ち拉がるる　　風に持て　　風を喰つて戸外の嵐へ紛れてしまへ　　風に殴られ　　風のうねりが寄せる　　風に白々しい気抜けを味はひ　　風にその時は思ひつかれた　　風に吹き延したり　　風に吹き鳴らしてゐたが　　風に色をつけて　　風が良く通るからね　　風な何か勝手な導き出しを　　風に物自体という観念を把握する　　風にあるという　　風に互に並列的におかれて　　風に片づけ得られる　　風に取り上げるか　　風に考えないならば　　風に関係するか　　風には考えないというだけだ　　風に考えない　　風に慌てて　　風が好晴のおだやかさの中に動いている　　風まかせに落ちる　　風には決っていない　　風の吹きさらしにヤタ一の客よりわるいかっこうをして釣る　　風を嫌うとか　　風の声とにこれを聞く　　風に由て掃除され　　風に訴えながら　　風もないのに柳の若葉がそよいでいる　　風でくるりくるりと引っくり返る　　風の弱い時でも実によく揚り　　風にも太宰をあてまいとする　　風も家のなかの煙に射す　　風で口をもぐもぐしながら云った　　風と青い寒天でごちゃごちゃにされた　　風に見てゐた　　風に当時も呼ばれてゐた　　風に世間から受け入れられたらう　　風がサッと吹きおろすと　　風な形から音を落して　　風ではととうとう三条半を書いてやる　　風のさむいのもかまわず　　風が裏庭の花木へ当たると見えて　　風が真っ向から二人へ吹き付けて来た　　風を齎した　　風を厭うと　　風が起りましたし　　風にせんたく　　風のなかを出かけていきました　　風にふき靡かせつつ　　風のやうに押しこんで来た　　風のやうに走り去つた　　風にたとへますな　　風にむかはむ　　風にやつれし　　風に殿の火を百の牡丹のゆらぎぬと見る　　風ぬるしこの夕暮よ琴柱はづさむ春さむし紅き蕾の枝づたひ病むうぐひすの戸にきより啼く　　風と恋をいどめる　　風はねがはじ雨に幸あらむ飛ぶ　　風にことづてむ母恋ふる　　風に声ありて　　風する夜かな蓮きると　　風をなさる　　風に見られていないかという　　風な話がはずんだ　　風で首を傾げつ　　風の顏をした　　風で太政官に近づいた　　風で背伸びをした　　風に音もなく扉が明滅する　　風ではないかどいう　　風に口をとがらして云った　　風に骨壺をよごれた　　風を見せていたが　　風がスケッチブックをぱらぱらめくって　　風に考えられて来ました　　風に考えられました　　風に話をしてゐたら　　風が凉しくなる　　風な口説き方がお気に召す　　風にさらされてみたい　　風に僕を見つめる　　風に強制される　　風と闘う　　風がスケツチブツクをぱらぱらめく　　風に誤解されようとは　　風に説明したり　　風かということを知らせられる　　風に考えてきて　　風にはゆかない　　風に変に気持が喰い違っているので　　風に身を屈めて　　風なことを君は云ってくれたろう　　風をひかなく　　風に孔乙己はいつも人を愉快ならしめているが　　風に感じられる　　風をするに限る　　風の如くに飄然長崎へ舞ひ戻つてきた　　風に面を吹かせ　　風に彼は道を急いでゐたが　　風な精神状態の場合には在り得べき　　風に翻し　　風に吹かれても　　風にふるわせながら　　風といっしょに吹き飛ばされたり　　風に送られて聞こえてきたり　　風にたわんで　　風に吹き倒されまいと歩きました　　風が強くて起き上がる　　風は静まりました　　風のためにわずかばかりが迷って　　風の来て弾く　　風にさそはれ鳴くごとく　　風のきたると知られけり　　風の行衛を誰か知る　　風となるされば　　風のしらべにさそはれてみれどもあかぬ　　風に擦れ　　風吹けば野はさびしくも変りけりかな　　風のないのに軽く動いた　　風なことを言つてゐる　　風にフラリと家を出ては　　風が横さまに吹きつけると　　風のそよぎが　　風がおのずと気分をのびのびさせる　　風は吹いてゐる　　風に世の中を考え　　風に生きたかを考えれば判る　　風に出て来る　　風に思われるかも知れませんが　　風に言わないで下さい　　風も無くなった　　風が稲田の面を吹いていた　　風をして寄っていった　　風に平気を装ったが　　風に文章が軽く書きこなされる　　風にだんだんに人数が減って行き　　風が走り　　風に君枝が働きだした　　風に死んだ　　風に述べていったか　　風に考え込んでしまった　　風が闇の中から流れて来た　　風をつたえて　　風に見られていた　　風に云われた　　風に打破すれば　　風と河と樹とみんな秋の種子流れて　　風な表現に転じた　　風に謙遜でなくなって　　風に自覚し　　風に装う　　風な概括でしか表現していない　　風な戦時的センセーションを背景として発表された　　風に今日動いている　　風に作品活動をして行くべきかを　　風で改札口の方へのぞきに行ったりする　　風に感動して生きた　　風に扱われて来たか　　風に小説を書いて来たか　　風に扱われて来たかと考えて見ると　　風に支配者は吹聴しておりました　　風に紹介したかといえば　　風に出された　　風に変えて来たか　　風に本当の民族の宝を歴史の段階に応じて掘り出して　　風な一つの境地をもった　　風に見られております　　風に婦人の文学的活動は生活を立てて行く　　風にジャーナリズムの関係では利用されたか　　風な全体の仕組みのために作家は辛い状態におかれました　　風にしてやって来た　　風な評論家たちはやはり一葉なんかの文学に対していろいろ疑問を持っていたけれども　　風な才能を押出すということはその人が社会的に本当に独立していなければ成り立たない　　風な素直なあるが　　風に生きて来たかという　　風に申したか　　風にいいました　　風がひろまりつつあるとすれば　　風に生れついている　　風が出来た　　風から出た　　風をなすと　　風なことを書いたといふ　　風にして写すでせう　　風に彼を呼んだりした　　風にからかはれても　　風に真面目くさつてゐる　　風に空とぼけられると思はず　　風なので彼は冗談として忘れ　　風に相手をからかつたりする　　風にばかり思つて軽蔑してゐたが　　風に手配りをするでせうさ　　風なことを口ぎたなく話し　　風にばかりしてゐると　　風に問いかけられました　　風に教えられて来ています　　風もなく麗かな晩秋の日光を一ぱいに浴びた　　風のすきとおった　　風がどんどん空を吹いてるだろう　　風があっていけませんね　　風はもう南から吹いていました　　風が僕たちを連れて行くか　　風がやって参りました　　風がしみていたから　　風が通って　　風が一戦ぎもしなかった　　風に揺られる　　風が陽気な店の明り先に白い砂を吹き立てていた　　風の吹き荒れた　　風に吹き落されてしまう　　風に観察してる　　風に吹き起された　　風に習うて　　風に考へられてゐる　　風で出て来て　　風の面で表さねばならぬ程　　風さえなければムッとして蒸し　　風吹きて霙降る　　風な女が私と生活をともにしだした　　風に変わったものの　　風な気性であると多少は他からもほめられてきていた　　風に売文の瀬踏みにちょいちょい上京していた　　風を防ぎ　　風吹く終夜物のささやく　　風の力とに変わりゆく　　風ありとも覚えぬに　　風なきにひるがえる　　風の枝より枝にわたる　　風起こりて木の葉あらあらしく鳴りつ　　風は北よりそよぎて　　風にもまるる　　風にとられる　　風に言つてゐる　　風に印象したのであらう　　風がふきますわね　　風の音信に聞けば　　風に空とぼけて　　風をしないで　　風をしていてやれ　　風を見せまいと　　風で一緒になる　　風揉めの為に立ち枯れた　　風が汗ばんだ　　風にくさぐさ御馳走になった　　風がないのと草いきれがひどいのとで暑いこと甚しい　　風でも起っているらしく　　風なきに散る　　風にサッサと登って　　風に青年は考え深い眼をしました　　風を生じて来た　　風に彼は私に説きたてる　　風さえ見えなかった　　風が肌にあわない　　風がしずまった　　風を引くといけないと　　風に楽しんでゐる　　風が募ってきました　　風と緑の葉に被われています　　風がもて来る　　風のやうにスイスイ流れて　　風な思ひで　　風を吹かせるといふ　　風に記載する　　風にばかり考えていらっしゃる　　風にグズグズしていると　　風になって来たんで　　風な仕事を馬鹿にしていながら　　風には考えきれない　　風になって来ると　　風な気分で貫かれていると言う　　風に人民戦線と言った　　風な時代が有るにゃ有った　　風にばかり物事を考える　　風にしか考えられない　　風で座敷の方へ入って行き　　風で奥歯をグッと噛み　　風に言われても　　風と共に去りぬ　　風に吹かれていましたから　　風が出たから　　風のように時々心に当たって来て　　風も冷たすぎ　　風の方角が変って　　風が幾日も吹きつづくと　　風に乗って来る　　風がすこし凪いだので　　風が吹きつづけたが　　風に乗って来なかった　　風のような早さで大空高く飛び去った　　風にとんでしまふ　　風のやうにすばやく軽装し　　風の扇だらう黒い眼鏡は妖婦のやうにくまどられ　　風のやうにすばやくこんやも　　風の色よみな眼にしみる　　風が小児のやうに馳ける　　風に生きて　　風に讀んだかが　　風に吹かれて舞うて落ちている　　風が大分強くなって　　風が広い武蔵野を荒れに荒れて　　風のないよく晴れた　　風のもつれあ　　風が木の葉を播き散らす　　風に吹かれ吹かれて　　風にさやさやと揺めくと　　風に吹き靡けられて　　風が死んで　　風はゴーッと唸って　　風が山腹を吹き靡けて　　風で空を仰いでおり　　風が過ぎてゆく　　風や湿気のお定まりのぶっつかり　　風が紐のやうにどこからか流れては来ましたが　　風が出て来て刈られない　　風だって一体吹いてゐたのでせうか　　風にさらさら鳴ります　　風が紐のようにどこからか流れては来ましたが　　風だって一体吹いていた　　風が行ってしまいましたので　　風でもつぶやく　　風に低く自分の歯ブラシや手拭を風呂場へぶら下げとく　　風何ぞ爽き　　風に変ったかという　　風な軽い気分で出て来るらしい　　風な呑ん　　風に面目を改められるか知らないが　　風で学生や家族連れの客でいつも賑っている　　風なこわい気風もあった　　風に話された　　風をなすった　　風に揺れながら灯りつづけた　　風の日も雨の日もまた晴れた　　風で首を傾げていたが　　風ですぐに立ち上った　　風に身を吹かせて　　風が来ますね　　風が荒れ狂っている　　風の声にも心許さず　　風を装ったので　　風でも吹きやしまいかと　　風が吹かうが　　風は荒くなる　　風に染まぬ　　風のものに固定した　　風でふきとんでいる　　風のはいる　　風であしのようにくなくなにまがりました　　風に喧伝して　　風に組織を進めてゆくか　　風を切った　　風の当った　　風に一つに集まると　　風に育てた　　風に押す　　風が吹いてゐるか　　風に子が三人ある　　風を吹く　　風しもに立つべき　　風にさらさらと鳴っていた　　風のように飛んで行く　　風が染まると見えて　　風が天晴武者振である　　風を交へた沛雨にありかも見えぬ　　風を装われては　　風にも見えたが　　風に生きていたかといえば　　風に規定された　　風がふきまくる　　風にふかれつ　　風の閼迦流山く　　風がふくま　　風がふくだらう　　風は萩の若葉をそよがせて　　風に今の私を言ひ著せ　　風に傾く　　風に労れた　　風が面を払う　　風に説明する　　風をそよがせ　　風を吹かせよう　　風のなか咲いてむらさき　　風のてふてふいつ消えた　　風吹きつのる　　風がさわがしくて歩いてはゐられない　　風のなか野糞する　　風がさわがしい木の芽草の芽おちつけない　　風をあるいて来て　　風の中うごいて　　風が重い足で行く　　風にやったら　　風が身にしみるわ　　風のように海に帰って行きました　　風にさえも風は烈しい痛みを持っている　　風も吹かぬから　　風の作った　　風にふるえていた　　風に人生を建立する　　風のささやきに　　風が田の面を渡っていた　　風は急に雨は暗く海は怪しく叫ぶ　　風は砂を立てぬほどに吹き　　風は死し　　風にも揉れ　　風がひやりと頬をなで　　風を見　　風をされると　　風に思いかえして下されば　　風が止むと　　風に分れて行くであろうし　　風なことをしやがって　　風に可愛がってくれたわ　　風にかたい粉雪は渦を巻きながら　　風に持ちさられて　　風に吹かれ吹かれして立って居る　　風であったかは知らないが　　風に自分もまた吹雪と共に吹かれて行こうという　　風を送られた　　風が通つて来た　　風で旦那さんに代つて訪ねなければ成らない　　風は絶え　　風もないのに急に波だってきた　　風なのでもって　　風な戯曲のスタイルを創造した　　風に顕著な発展をみせてゐる　　風のたよりにきいている　　風のなかに立っていた　　風に冷やされて　　風に思案したのに　　風にふるへた　　風に取扱はれるとは　　風があまりに強いために他の乗客は皆登山を断念して引返したので　　風は小豆大の砂粒を交えて　　風に紛れて　　風の硝子窓のぶるぶると震う　　風が揺って　　風なんか薬にしたくも　　風に吹攫われて　　風にもめげずに　　風で飛ばい　　風に響くや　　風をも踏固めて通る　　風にさわぐ　　風に舞ひたつ　　風が葉をうごかしてゐる　　風にながして　　風に頬ぺたの可愛らしく赤いことはマトンのボタンの穴から覗きました　　風にして居りまして　　風が靜かにふき初めると　　風に露が散る　　風と縒れ合いながら　　風にすると　　風にお話してまいりますと　　風は見えませんでした　　風に舞つて飛んでいくではありませんか　　風に舞ひあがつて　　風にひるがへしながら　　風にでも冷やしたなら　　風がふいてをりました　　風のやうに鳴らして　　風を防いでやり　　風に厭世的になる　　風にアゼを幾重にもつきやして　　風に舞い散りくる　　風さそう花の波二人の歌は次第に近づいて来て　　風に乗って流れて来る　　風ふけて陣雲くらし五丈原零露の文はしげくして　　風泣いて暗に迷うか　　風の向きがスッと変って　　風に暮していて　　風をののしって　　風にのって流れて来る　　風にして逃げ廻っている　　風になってたよって来た　　風に彼方此方に活け直して　　風にしか理解できなかつた　　風が見えないといふ　　風には考へられない　　風に顔をそむけてゐる　　風に扱われはじめた　　風が生じ　　風が行われて　　風に眉を顰めるので　　風にも考へる　　風にさすられて　　風で上から婆さんを見下す　　風の強く吹く　　風もないのにはらはらと落ちてくる　　風に落ちついたので　　風の豫定を作つておいて　　風の歌を作つてゐるので　　風をはらみて　　風をして訪ねて　　風の手紙を二三度も私の所によこしてゐたので　　風にしろ　　風が一番よく通るので　　風が流れて　　風の寄るなり　　風は吹くなりう　　風の言葉を幼い時に聞いた　　風が輝く　　風の底に居りて啼く　　風さわぐなり苫蔭にひそみつつ見る　　風の冴えた　　風に酒びたりになつてゐる　　風であつたかを明瞭に覺えてゐない　　風に啼くとしてある　　風がかすかな東風にかはらうとする　　風をよろしみ窓あけて見てをれば　　風な事が細字で認められて　　風の問答を交しながら　　風では恐らく二度とこの山に登る　　風の小綺麗な海濱を豫想し　　風に当ると伸びてしまう　　風に傳へられ　　風のところへ私はよく出かけてゆく　　風のところがある　　風のことをいふ人のある　　風をして言った　　風とに押しひしがれてそいだ　　風に言わねばならぬ　　風に言ってみないと　　風に言ってみるので　　風な形で熱情をうちかけたからと云って　　風は吹きつのった　　風にながれて　　風な思想を持つてゐると　　風に勤める　　風にするが　　風のない秋の日は静かに暮れて　　風にまき上げられる　　風が吹きおろして来て　　風に染みて来た　　風をみせて　　風に傷め　　風もないのにふっと消えた　　風のない壇の上に五色の幣はそよりとも動かなかった　　風が壇の四隅の笹竹を撓にゆすって　　風がそよそよと吹きおろしてきた　　風に軽くゆれて　　風がどっと吹き出して　　風にたたき起されて　　風に荷物の積み　　風に洗濯をしている　　風にして入る　　風がわたつて　　風が通り過ぎて　　風に感じただけの　　風に唇をギュッと噛んで　　風を思ひだす　　風のやうにけし飛んで　　風にさらし　　風のために枝を裸にされて　　風にふき飛ばされない　　風に帽子をぬいだり　　風を避けるかの　　風はすぐ積つた雪をふりはらつて　　風を感じながら　　風がかすかに吹き渡る　　風に自分を慰める　　風をみせておかうといふ　　風がみえない　　風な眼つきさえも見える　　風にインテリゲンツィアと民主主義の関係を真面目に理解すれば　　風が送　　風に吹き崩されて　　風はさっと起って　　風に衣手さむき秋は來にけり　　風吹くと思ひぬ　　風にそよぎ泣く　　風に当ると　　風に撫でまわされた　　風のために裏葉をかえしている　　風に掻きまわされていた　　風を入れない　　風はますます吹きつのって　　風はますます強く雲も濃くなって　　風のために時どき帽子を持って往かれ　　風に藻掻こうと　　風になって居る　　風に出ちゃ　　風が離れない　　風ぞ吹きけるなどが　　風を守つてゐた　　風のものに用ゐられたが　　風が理論化せられて　　風にさへ見える　　風のよい方面を示してゐる　　風でも引いたかやと案じられ　　風も引かねど　　風を装えるなり　　風の日も雨の日も厭う　　風で忍冬の蔓に絡んだ　　風をあげありしかの　　風に伝わる　　風にでも動くかと覚えて　　風に言つて見た　　風に書くから　　風が立つと　　風やまずと来た　　風でいる　　風にも乗らず　　風がふくといった　　風にしてだ　　風のない曇った　　風なくせがついていた　　風もみじめにふきこむ　　風のそよぎにつれて　　風がふと顔をなでた　　風のやうに出ていつてし　　風が吹き入って　　風が正面から吹きつける　　風に吹きつれて　　風はげしく吹き出でぬ　　風は萩のために方角や悪かりけん　　風に多計代はそういう話をきかされる　　風で日向に流れている　　風なものとしてだけ母の感情の波を見ている　　風に短く笑った　　風も立っていない　　風に互に一寸顔を見合わせた　　風に応待している　　風に並んでいる　　風なあの雰囲気をつくって行った　　風に不快を示している　　風にやっている　　風でそよぐ　　風な礼儀の窮屈さも加っている　　風に分析したりして話しているだろう　　風に生きて来たろう　　風に毎日を生きている　　風にして来た　　風につくりたいという　　風に展開した　　風なちがいがあった　　風に自分の心の奥にうけとっている　　風で葡萄酒をすすった　　風が加わって来て　　風な意地わるさにとらわれる　　風に彼の一生を閉じなければならなかったという　　風にきいたり　　風に友達からおくられる　　風を送っていた　　風に結末しても　　風にしておこるだろう　　風におこる　　風に計画を立てた　　風に生きた　　風に出来たら　　風な紹介者があると　　風に念をおした　　風の鋭利な刃がしつこい霧の幕をズタズタに引き裂いて　　風が狭い谷の中を吹き過ぎる　　風になぎられる　　風や霧の通り道だけでなく北国の鉛色の冬足に追われた　　風に判斷をするが　　風と雨との音に交じって　　風と雨とが吹き込んで来たかと思う　　風で後に東京へ飛び出して　　風が土砂を運んできて　　風が横ざまに吹き流した　　風と狂う　　風がお高のほうへも吹いてきて　　風をも分け合っている　　風にあおられる　　風を持てあまして　　風に押されて　　風にさからって走り出した　　風をのんで　　風を引きこんだ　　風にさらされて歩み　　風のように立ってくる　　風に追われて　　風にまかせている　　風にきしんで　　風が袷の裾をなぶる　　風のする　　風のために面白いけしきになっている　　風のぐあいで二人の話し声が聞こえてきた　　風に乗って流れてくる　　風のようなお高のにおいを感じて　　風のためにその止め金が外れ　　風に交って　　風のためらしく破れていた　　風に言ってみる　　風も身にしみない　　風に用いる　　風な文章になっただけの　　風でも引きやしなかったかしらん　　風が雨戸に音を立てた　　風が誘うと　　風で魅せられた　　風に乗って聞こえてくる　　風に乗ってくる　　風のようにスッ飛ぶ　　風が吹きますなあ　　風じゃとてもやりきれませんよ　　風の便りに伺ひまして　　風が残っている　　風が吹いていたにも係らず　　風を反省し　　風で暮す　　風にあなたが私の前にいられる　　風に彼は私へ云いました　　風にゆきたい　　風がないような気がしていても　　風に歩く　　風に云い出しました　　風にしてるか知らして　　風なことをぽつりぽつり云った　　風に呼んでおこうと思う　　風にちょっと眼を痛めたりする　　風がいきおいよく吹いて来て　　風に間に合わせているかを　　風にまごついてしまいました　　風に答えました　　風にうつっている　　風にどんどん出来て来る　　風に出来ているか　　風に始終この一つ事ばかりを考えなくともすむ　　風にからみ合せてあったか　　風にして信じさせたら　　風でも来い　　風にいろいろといさめられて　　風にどんとやると　　風が巨人の顔の前から雲を吹きのけたので　　風に口をききました　　風が少し出て来て　　風がもっと強くなって来ると　　風のような速さで駆ける　　風に現れてくる　　風に翻つて煙りの　　風な声を送り　　風烈しく庭樹の鳴り動く　　風烈しく薄暮雹降り　　風烈しく遽に薄暑を催す　　風になびけるを見たり　　風烈しく終日困　　風との前には五十歩百歩であるように思えて　　風に立ち上り　　風な住ひを　　風烈しく寒気甚し　　風ありしが寒気甚しからず　　風吹き出で夜に入りあらし　　風次第に加はる　　風烈しく雨窗を撲つ　　風烈しくして　　風にふきおとされて　　風吹き狂ひて　　風寒き日多かりし　　風を迎ふ　　風を得たり　　風あたたく　　風なく新寒窓紗を侵す　　風を恐る　　風もよそよそしい姿になつてゐた　　風の大部分が何もない空を吹き過ぎる　　風に歩いてゐる　　風に感じていた　　風に不器用な云い　　風よりほかに訪ふ　　風にもみぢて人知れずうき言の葉のつもる　　風は昔の秋ながらありしにも似ぬ　　風のように現れると起ち上がる　　風を現わさなかった　　風を喰って逃げ出した　　風で飛ばされて参りましたでしょうて　　風で云いました　　風で飛ばされて参りましたでせうて　　風で云ひました　　風にして作られる　　風でゐながら　　風が波しぶきといっしょに顔をうった　　風に托して　　風にいつておく　　風なものができあがる　　風にはできず　　風に応じるより　　風のところが多分にある　　風でいくらか揺れてゐる　　風にとれてるか知ら　　風が容赦なく砂を捲きあげた　　風に見ていく　　風を露骨に示し　　風にはできない　　風をみせてゐる　　風な印象を受けてゐた　　風に当りたくなかった　　風が庭の植木の枝を吹いていた　　風に吹き寄せられる　　風の寒い武蔵野の暮れ行く　　風で紅梅が大分吹き散らされた　　風が雨戸を打った　　風や悪くベソを掻いている　　風は並木の桜の若葉に戦いで　　風もないのに飜えったかと思うと　　風な概念からも遠ざかる　　風に対立を絶対化さず　　風にも評された　　風にあつさり片づけたいであらうが　　風に描かないか　　風に画題の選択に於いて　　風に解されてゐたら　　風に最近では新しい方向のものに手をつけてゐて　　風に解したい　　風に批難してしまふから　　風な簡単な印象批評をもつて　　風に薄笑いを含みながら　　風に肩を一つユスリ上げた　　風に本性があらわれている　　風にでも考えを付けて　　風な話を平気で進めながら　　風に人の名誉に拘わる　　風に考えているらしい　　風に考えて行けば　　風にどこどこまでも浅ましい世間の様子がわかって参ります　　風になさる　　風は涼しいのを通り越して　　風が少しはそよそよと吹きますね　　風は出ませんよ　　風が止まった　　風がすうと吹き込んで来た　　風が水のように流れ込んで来て　　風がそよそよと流れて　　風とが宵からいよいよはげしくなって　　風はいよいよ身にしみて来た　　風に自分の村の信仰がだんだん剥落して来たので　　風に解釈したらしく　　風は吹けどとこしへに　　風は吹け　　風がはいったり　　風な育て　　風は焔火を翻へして　　風のやうなざわめく　　風に打たなければならない　　風に黄ばんだ　　風が添うて　　風が酒に火照った　　風に身体をゆすってて　　風に冷たさのある　　風になびかせながら　　風にからめ取られて　　風と澄んだ　　風もどこかへ消えた　　風がほどよく吹き　　風のままに漂っていた　　風をよけてくれるの　　風に油をしぼってやろうかと　　風で通していた　　風になるだろうと　　風で自分の顔へ飛んで来た　　風に動いていたり　　風は全く落ちた　　風に書こうかな　　風だと自己を守って閉じ籠るほどの　　風なら安心していられる　　風にこすられて　　風なことも決心して参りました　　風が裏の森を鳴らして　　風に見えていた　　風が歴々として顔と態度とに顕われた　　風の盛に吹く　　風が吹暴れていた　　風をしているので　　風がつめたく吹いて来ました　　風がはいってくるかとおもった　　風すかしに細く開いた　　風に算盤を弾きます　　風に文学を読む　　風に生きたかという　　風にしてはいけない　　風に行われているかと申しますと　　風にしなければならないかという　　風に説明したら　　風にはじめたものの　　風が雪と混って吹いた　　風な歩きっ　　風に送られて流れて行った　　風にして死ぬ　　風に行かないだろう　　風に作るべき　　風に珍重して　　風をしてゐたが　　風を巻き起こして　　風にがたつく　　風は高まり　　風はあたりました　　風との戦いであったといえるでありましょう　　風が吹いても倒れはしないという　　風に向かって戦おう　　風が渦巻いて　　風が冷たくなった　　風の当る　　風はとみに失せて　　風のような気勢がすると思うと　　風が南へ吹いたが　　風も吹くぞよ　　風が唸っている　　風が強くてこれ以上は吹き飛ばされる　　風もつよく危険である等と種々話された　　風が吹いたと　　風も引かず　　風が両側の谷から吹いてきますが　　風もなかなか吹いている　　風が強く合羽を取られ　　風も強く雪も少しずつ降っているらしい　　風もだんだん弱くなってきました　　風は吹かぬし　　風と戦いの真最中で凄い音をたてている　　風が強いので昨日登った　　風の強く吹いてきた　　風は止んで　　風のためよく締っていた　　風さえ強くなってきたので　　風で雪が締っていて思ったより　　風が強いので雪がよく締っていて　　風が強いので一番よく出ていた　　風の強いのには驚いた　　風がすぐ槍沢へ吹き下ろすので　　風が少し出てきて　　風が吹き下ろしだした　　風が吹いていて　　風にうなずかれたと思います　　風のため土台まで出ていて　　風が強いから駄目だと言われました　　風のため締っていて　　風の特に強いときはその辺を巻いて行ったら　　風は相変らず　　風のため土台まで露出していた　　風ではっきりしない　　風がよく当るので　　風のために雪も殆んど吹き飛ばされた　　風のために少し雪の窪みができていた　　風で雪がとてもかたくなっていて　　風と雪をさけながら　　風にあおられていた　　風に少し作用を受けた　　風を防いでいるが　　風の入らない　　風と一緒に始終ザーザーと流れ込んできて瞬く　　風はなく暖かで山ははっきり見える　　風が吹き出し　　風が良く当るので　　風が強いとみえて　　風は西から吹き上げてくるので　　風で夏道の出ている　　風が良く当る　　風が吹き始めたかと思うと　　風でもひどくない限り余り雪崩は起らない　　風にも取れた　　風の力が過大になって　　風の來るのを選び　　風が冷たくなつた理由を会得する　　風は頓に失せて　　風のやうな気勢がすると思ふと　　風はかすかに肌に感じるほどの　　風のように飛びこんで来て　　風のように飛び出していった　　風で帰るまで　　風の留つた影燈籠のやうに近づいて　　風が荒んだ　　風にみんな話をしてをる　　風とかいう言葉には関西のアクセントそのままのものが残っている　　風に唄われるので　　風に前進しているだろう　　風に吹き倒されまいとした　　風に答えている　　風のびゅうびゅうと吹く　　風にそよがせながら憂えていました　　風は吹けども　　風が吹いてるかも知れないな　　風が山のパサパサした　　風が水蒸氣をもってゐて　　風行けども行けども思う　　風にハタハタと飜つてゐる　　風が絶えず窓から吹込み　　風が青葉を揺り煽　　風もない炎天の下に死んだ　　風が恋しい頃になると　　風に感ぜられたか　　風であったが間もなくすやすや寝入ってしまった　　風がぞッとするほど　　風に考へたかつたのであらう　　風に媚るやうに微笑してみせた　　風が重苦しくうごいてゐた　　風の去つた　　風に目で前のお膳を指された　　風に目を閉じてしまったが　　風が吹きだしたらしく　　風に歩いていったか分らなかった　　風な何ともつかない　　風が忍び入ってきて　　風が吹いてきたとて　　風に当つたら気がつくから　　風に見るかという　　風に人生を見ているかという　　風がそよぎ　　風が酷くなつてゐる　　風に当らざれば　　風が収まると共に　　風な変異がある　　風に解釈すると　　風な滑稽な口を利いた　　風になびいてゐます　　風が道路にある　　風に九十九里の浜はけむる　　風は見られなかつた　　風は見られなかった　　風にだけ理解していない　　風に私は考え　　風の吹きまわしに吹きまわされる　　風にばかりことさらに解釈しようと努めた　　風にきわめて感傷的に書きだした　　風になってくる　　風にばかり事更に解釈しようと努めた　　風に極めて感傷的に書き出した　　風に吹きとばしながら　　風に計画的に製作したら　　風に大衆的に批評したかという　　風に様式化した　　風に新しいソヴェト同盟の誕生が行われているかを　　風の行えを　　風が驀地に道の砂を捲いて　　風がひどく身に沁みて　　風の音のする　　風がひどいから帰って来たというと　　風の強い夕方などは早く御飯にしてしまおうと云い　　風も出　　風寒くして　　風もいよ　　風が止んだと見ると　　風にきいた　　風にしてゐた　　風のサヤサヤにガサツな音を雑へる　　風に耳を傾けた　　風の吹きまくる　　風の吹いてる　　風に消え　　風が船室に吹き込んで　　風な考へをもつ　　風にも聞えた　　風に疑われても　　風がどこからともなく吹いてきて　　風のない朝凪夕凪があって　　風が西に変りて　　風に考えて見ると　　風に決めておけば　　風に六桁まで測り得る　　風に呼ぶ　　風に考えられていたが　　風な人の動かし　　風な項目を書き並べた　　風な表情と恰好をして　　風に扱う　　風なモメントを経て　　風に利用しているのよ　　風に見られ　　風に考へて戴かなければなりません　　風に解釈してをります　　風に言ひ抜けをする　　風に意味が変つて行く　　風に万葉集で訳してをる　　風に訳しては足りないと　　風に考へて行きますと　　風に思つてゐた　　風に言つてをられますけれども　　風に舞台を廻して居つた　　風に嵌　　風に言はれてをりますが　　風な処があると考へてゐた　　風に考へられますけれども　　風な性質を持つてゐる　　風に書いてあります　　風に分れて来る　　風に出てゐる　　風に考へ出したが　　風になつてし　　風に皆話をしてをりますけれども　　風に自然に解釈して行くと　　風に思ふ　　風にやつてゐたのでせう　　風な形で出来たか　　風よ吹け吹け　　風に吹き飛ばされない　　風の移入とのみいう　　風の移った　　風に吹かれて居る　　風を送ったりして居た　　風がよく通る　　風に吹かれて居た　　風な商売をして居ては　　風も出来た　　風も通せば　　風など警戒のいで候節は実に実に気にかかり参らせ　　風はありやせん　　風を一新したしと思えるなり　　風さえ強く吹きいで　　風いよいよ吹き募りて　　風に向かいつつあり　　風なき時をえらみて　　風吹き出でけるなり　　風に乱るる鬢かき上げて　　風がひどいのでよくは聞こえない　　風は時々焙炉の香を送りて　　風はそよ吹きて　　風に誘はる　　風は山々の木をゆるがせた　　風に思うらしいわ　　風を襟元にうけて　　風よけの硝子の方へ近づけると　　風が一先ず鎮まる　　風に唇を甜めて　　風な屁理窟を楯にする　　風に考えまわしてくる　　風にヒラリヒラリと動いているばかりであった　　風に特別な素振をする　　風なものを挙げてゐる　　風にも訓まれて来てゐる　　風に語りひろげる　　風にも堪えぬ　　風がさらさらと音するかと思う　　風を待っているだけの　　風で毎晩毎晩幾つぴちぴちとやっつけるか知れない　　風の中に黄ばんだ　　風がソヨリと吹く　　風がよく通すので　　風に思い　　風に出来るか　　風に組み合わせましょうね　　風に化ける　　風にも考えられる　　風なんかに吹かれてはいない　　風を装っている　　風の如く鉄扉を越えて　　風でがたつく　　風におう　　風で十三日の朝七時頃すっかり七十二枚かき上げました　　風にふらふらやって来て　　風はガラス戸を鳴らし　　風が不時に吹き込んで来た　　風のごとく襲いかかり　　風が岡の麓から吹きあげて来た　　風が広野をゆすって　　風に吹き消されるかとばかりに瞬いていたが　　風のないうららかに晴れた　　風が天から吹きおろして来て　　風な感じかたでこの一ヵ年は暮した　　風にふかせ　　風をこの封筒に入れて　　風に心持が動いている　　風にあの夕焼空の下をヨタヨタ歩いているでしょうか　　風に感じただけを　　風とに揉まれ　　風が麦畠を渡って来ると　　風を楽んでいる　　風に話の中に書いた　　風の勁さも思いやられる　　風が騒しく　　風を背後にした　　風に向って行く　　風に吹かれては舞い揚った　　風をうけるから　　風の為に穂の擦れ落ちる　　風は身に染みて　　風は遽然私の身にしみて来た　　風に送られる　　風に推定した　　風に見えましたね　　風が首すじに吹きつけたので　　風をよそおっていたのに　　風はあって　　風に遇って　　風に追われて来て　　風が一陣さっと為吉の顔をなでました　　風かと思へども　　風に笑い話の出来る　　風があつたと言ふ　　風の冷めた　　風をしかけたが　　風に騒がせてゐる　　風も見せず　　風を装ふて　　風の中に立つてゐる　　風に冷めたく　　風の悲鳴が走る　　風に追はれて歩く　　風に逆らつて歩く　　風にならうとは　　風にまかれて　　風の悲鳴が耳を掠めて　　風になるの　　風が大望に生きる　　風にはつきりとその泥濘を生きぬいてはゐなかつた　　風に言ひ　　風に見たい　　風をして通りすぎて　　風をしてみたり　　風もいくらか死んでゐた　　風の便りで由子にひびいてゐた　　風なものを考えて　　風に考えますからネ　　風に段々安心して　　風で街道を漫歩し　　風な話題ばかりを求めて話したが　　風な自由が今夜は阻害されるであらうと　　風に自己に第三者の眼を與へて觀察すると　　風な態度を見て　　風で父が此の句に感心して　　風に絵が描ける　　風ひらひらと吹靡かしたり　　風もまどろむ　　風にあなたは母様に尽した　　風とが音を立てて居る　　風とは林檎の枝に音を立てて居た　　風は林檎の枝に歌い　　風は帆綱に鳴り　　風に髪をなぶらせつつ　　風は月見草の花に歌をうたってきかせて居ましたよ　　風に送　　風に言つて聞かせました　　風にしません　　風には成つて居ませんでした　　風の來るところへ御櫃を持出して　　風にゆらめきて　　風ひらひらと吹きなびかしたり　　風の向きの変る　　風にも当てず　　風まかせ人の知らない　　風も津島へ吹きたがる　　風吹いて来る　　風に歪めて　　風な考え方をしながら　　風もなくそう云って　　風に持たなくちゃ　　風に変わるか　　風な経過をとっていたかという　　風にしてしまった　　風のことが知りたい　　風も僕の顔へ薄い塵を吹きつけて来る　　風な臆測も行われ　　風も静かに気にかからぬまでに吹いて居る　　風さえうたう　　風荒んでくる　　風のような音が起こった　　風に私たちの家があってはならないし　　風が出て来ました　　風には思えず　　風なところが私にあって　　風に感情が押される　　風に考えずにいるのに　　風なものになっている　　風に概括出来る　　風にやってゆきたい　　風にふかれていたら　　風は通るが　　風に折々やると　　風に吹き折られもせず　　風に一緒にふかれたい　　風に吹かせてあげたい　　風よ我らを共に吹けで　　風をいなす　　風がヴェランダの方から吹いて来ている　　風に病気をし　　風にだけ感じる　　風に間違って覚えて来てしまった　　風でこちらが困る　　風に読んでいただいて　　風に真正面から顔を吹かせながら歩いた　　風がいかにも師走風になりました　　風にやりたい　　風にかさかさ身を震わす　　風を揺りおろして来た　　風が枯葉を掃ってしまった　　風に云はれる　　風に荒唐無稽な不平を洩らしてゐると　　風に机に坐る　　風に吹きまくられてゐる　　風に千両箱を積んで　　風にいっただけでは　　風に颯爽と反抗する　　風にはふるまえない　　風に昔の名前を云っておられました　　風にして泣かされているにはおりましたものの　　風が吹いておりました　　風に思い込みまして　　風に振り向きもせず　　風にあしらわれると　　風に評判した　　風にも聞えない　　風をなすって　　風はその梢をざわざわと揺すって　　風がまじって来たらしく　　風には馴れている　　風のために船がくつがえる　　風に吹きたわめられて　　風に対する抵抗力が減じ　　風はやまぬ　　風は引き潮とあいうって　　風に張った　　風が吹きつづいていたので　　風なき日には湖畔を散歩し　　風あたたかに空は晴れて　　風におくられて　　風に流れた　　風そよそよと吹いて　　風ようやく小やみになって　　風まったくなくなった　　風が身をひきしめて　　風は刻一刻はげしく吹き加わり　　風におののいている　　風にさいなまれながらも　　風のなかに遠くほえる　　風がなくなったら　　風が変わって　　風はまったく死にたえて　　風にさいなまれ　　風に送られてきこえる　　風がおこり　　風はしずかな波にたわむれて　　風にお前が私と没交渉な愚かなことをしている　　風が吹けば震える　　風な仲間と云って　　風をまじえた　　風な経済記事が扱われ　　風にやっていた　　風を送りにかかった　　風に喋らなければならない　　風が吹き出していましたが　　風に申します　　風に坐つて居ると　　風は見えなかつた　　風は露ほども見えなかつた　　風な調子で押し出された　　風が萌した　　風に人及び作家として展開してゆくかという　　風に生きる　　風がはいって来ました　　風をよそおう　　風をまき起しながら　　風は荒れ　　風はいよいよひどくなって　　風がごうごうとほえているばかりで　　風はほえる　　風はごうごうと吠え立てる　　風にゆれている　　風にその文学的生命を展開するかという　　風に批評をうけ入れるべきでは　　風に揺られながら　　風は息ほどに静かになって　　風な桜並木がある　　風や雨にも堪えて　　風はしないでですよ　　風になりきった　　風にじっと見守っている　　風に大きくしゃくりあげてすすり泣いた　　風に兄の心を引き立てもする　　風があわねばはせもどうる　　風の淀んだ　　風な好意は失せて　　風に歩いたか　　風に微笑んだ　　風な青年に遭った　　風な資格で論説などを書いて　　風な死の思想を抱いている　　風に顔を見合わした　　風に分析した　　風にこの一篇に影響しているかという　　風にして出しておけと云った　　風にえがいた　　風に遠方を見て感じているが　　風のように捕え　　風が遠い便を持って来る　　風の伝える　　風というものが実は誰かの昔吐いた　　風にこの地図に記入されてあるかを知りたくてし　　風は静かに打ち　　風は粉膩を撲って　　風で世間を押し通す　　風にうかがった　　風に陰の後援を自然にやってくれて　　風に生活している　　風に私を利用した　　風だったと伝えられている　　風に話が付いた　　風な教養は外から与えられない　　風にも現れるという　　風にできている　　風が逆に吹きだしたので　　風の吹いていた　　風に焚きつけられて　　風から庇い　　風に追いつこうとしたり　　風のまにまに流され　　風さえも甘ったるい口調でささやき　　風ですばやく正気にかえった　　風が入ってきはしたものの　　風を凌ぐ　　風がたちまち地面を乾かし　　風が火を煽り　　風で水の渦巻ができて　　風に乱される　　風のまにまに流されるしか　　風が衰えて　　風にかすかにそよぐ　　風にも解釈される　　風も死んだ　　風じゃアありませんわね　　風で揺れてもいた　　風もなく直ぐに続けた　　風に庭をみやったが　　風にとつおいつしていた　　風に語つて聞かせた　　風に看做してしまうし　　風で涼しくなった　　風そよぐ運河の岸の叢に並んでねころぶ　　風のようにぬけ出しました　　風だけが街燈の高い鉄柱につきあたって　　風の音楽をきくし　　風に吹かれていたという　　風が吹いてるやら　　風に絡んでゐたか　　風にして坐つた　　風なぞして　　風に生れ合せた　　風も見せなかつた　　風も出て吹き込むので　　風に云ひ　　風に云つてゐた　　風がありませんでしたらうか　　風は見えませんでしたよ　　風に次々と手を拡げ　　風に聞えたので　　風が強く吹いてゐた　　風がさつと山の方から吹き下して来て　　風なお藤さんの言ひ　　風にヒラヒラして居た　　風を絶えず一室に送つて来る　　風にもすぐ埃が立ち　　風は極めて清々しく吹き渡り　　風は冴え瀬は光つてゐたけれども　　風が搖いで居る　　風になつてゆくのでね　　風にオオケストラ・ボックスの中をのぞきこんでゐる　　風をしてゐて　　風に彼の作品に與へてゐるか　　風にでも構はずに表現してしまふ　　風に運ばれてゐます　　風に説明してゐます　　風にけしかけた　　風な状態で周子達と共々此処に引寵つてゐる　　風に彼等から片づけられてゐたが　　風に鞭打つて見ても　　風のみをぞなつかしきものにはおぼえける　　風に吹かれたる　　風の声々の乱れては合い　　風も通わざるべきあり　　風で看板など吹飛ばされた　　風に吹き叩かれ　　風が一同の横面をいやというほど殴った　　風が上ってくる　　風にお顔を撫でられる　　風が耳朶をなぶる　　風が浦島の耳朶をくすぐつてゐるだけである　　風と桶屋くらゐの　　風が自分の耳元にそのやうにひそひそ囁き　　風の囁きと合致する　　風にうっかりと出かけて来た　　風にしてあざむかれてしまったかを語った　　風に斯う繰り返したが　　風と共に盂蘭盆が訪れると　　風に終った　　風に引金をひいてと　　風に吹き送られて　　風で棟が禿げ　　風が飛ばしたか　　風の棟を破るを防ぐ　　風のために転々としてあたかも車のように広い砂漠原を転がり飛び行く　　風のイタズラで一方を指しているにすぎなく　　風が東から来れば　　風が北から来れば　　風のために片葉の蘆が出来るという　　風を孕んでも　　風もないのに松葉が降る　　風に巻かれて　　風に表現されて来る　　風が岡にもふもとにも吹き渡りました　　風にお顏を撫でられる　　風に相対的にものを考える　　風が当たると　　風にも当てない　　風に蕭々と鳴りはじめて来た　　風の声も聞こえない　　風に動いて　　風のふく方角がどこかとながめまわした　　風に霧雨舞い込みて　　風より救い出さば　　風と波とに命を託す　　風をして来て見たまえ　　風に打扮ち　　風にだけもち出して語っている　　風が吹きあれた　　風に信じてゐた　　風に吹き散らされてでもいる　　風に二三度肯いた　　風に織った　　風が町の雑音を吹き靡けている　　風が窓硝子に砂ほこりを吹き当てる　　風が浚い取った　　風な形式で捨て　　風な敗亡に陥らせる　　風に曝されてゐない　　風が雨を吹きつけていて　　風にものを書くという　　風に十三日ごろ熱川で感じました　　風が出たが　　風にやって行ったら　　風にゆけたら　　風に居直って　　風だの雨だのがある　　風というと　　風が荒く曇り出し　　風にしていらっしゃれば　　風に帆のようにふくらみます　　風のゆとりが欠けて　　風に抑制して　　風に焦点をおいて云われると　　風なものであったとはどうしても思われない　　風に云われて　　風も吹いているけれども　　風にはじまる　　風になってさえいる　　風に話されました　　風になるらしい　　風にとって何か仰　　風な表現の曲線をもたないだろうという　　風にして書くと　　風に描かなかった　　風にふかれたりしてね　　風にきめたりしていて　　風に全面にふれている　　風に自分から解釈しているが　　風な表現で云われ　　風が屋根を包んで過ぎると　　風に鳴って　　風に思はれ　　風が固定した　　風の文句を謡うた　　風が出来て来た　　風なことを漠然と話した　　風と光とを受け入れてゐた　　風のやうに走つた　　風で吹込む　　風は少しも発生していない　　風がありますけれど　　風の強い日にはお堀端を通らぬ　　風が吹き込んできた　　風に色の悪い顔をのび上らせ　　風もふせぐ　　風が当ると　　風のやうにうたひながら　　風にいためられた　　風に砥がれて光る　　風もなき白昼あらし来る前さらさらと秋はながれゆく　　風にえらくなってやって行きたい　　風にやって見たに過ぎない　　風で今日迄やって来た　　風に神話が形作られてある　　風に言われながら　　風は馬のために出来るだけ　　風がピウピウ吹いてる　　風に向け　　風のやうな音を立てて　　風の轟々と鳴る　　風の沿う　　風に銘々の好む　　風が吹きましても　　風にむかって　　風がわたり　　風な庶民的諷刺とにとどまっていたと思える　　風な会話をする　　風をして通って　　風も少し吹いていた　　風が庭の落葉樹の葉を落した　　風に一人の彫刻家は人生をまでも観る　　風と時間の汚点が狂的な壁画を習作していた　　風に海の香いがする　　風が北部西欧へ侵入してこようとするを　　風と受け流し　　風に煽られたかの　　風が吹くからであったが　　風にでも吹かれ　　風が吹きあたるからであろう　　風でしまいには姑も良人も笑い出してしまう　　風のあがらない　　風の盛大な絵壁掛けを一つ作り上げてみたい　　風は死んで　　風に云って呉れるが　　風に鞠のようになって　　風のない静かな夕暮なぞには妄想の深みへ入って　　風にすすめた　　風が窺われた　　風に叫んだ　　風に話は再び当の問題へ戻って行って　　風に彼の女へ謝罪す　　風に教員へ弁解す　　風に云い表わそう　　風で揺れ廻る　　風は凪ぎ　　風が北極から露西亜と波蘭土の野原を吹き抜けて　　風に考えていてもらいたいな　　風に考えていたが　　風が蕭々と吹き渡っていた　　風の如く動かせる　　風もさばさばと感じられる　　風に揺られて浮かれ　　風に身を任せて　　風を為せる　　風の方向の通りに小波状に光ってる　　風に思っている　　風で手を洗っている　　風にして走っていた　　風は西から東へ吹いており　　風を吸う　　風の歌が出来る　　風の薄寒い港内を一まわりすると　　風との中にさびしくわびしく続いている　　風と雨とがまた激しく音を立て初めた　　風に転化されて　　風に楊が葉裏を飜していた　　風は風を吹き落して　　風に吹かしていて　　風の涼しさを見せている　　風と光と色と音とをもまた十分に新鮮に食らい過ぎるくらいに食らった　　風に染みまして　　風に藤吉の気嫌を取った　　風の中に立って　　風で同情道徳の色彩も変ってしまった　　風に頬髯を生やすと　　風に話をしてゐる　　風を見せたので　　風を示さうとでもする　　風に花のことはちつとも知らない　　風に規定して　　風と起重機の唸りの本船から脱出して来たらしい　　風も沙もますます激しくなって　　風のように表のかたへ立ち去ってしまったので　　風が吹き起り　　風も雷もまたやんだ　　風にも曝された　　風が汗くさく思えるほど　　風がそよそよ吹く　　風がさっと入った　　風や日にさらす　　風に思われている　　風に出て来た　　風に画然と別れてゐない　　風で小首を傾げたりしていたが　　風なことを何処かで云っていた　　風のやうにかけて行きます　　風もないのに梢の上の方にはコーッという森の音がこもっていた　　風が始まって　　風が盛んになっては　　風に軽蔑してゐるかの　　風なんだからかなやしない　　風に考へたいと思ひます　　風に逢いまして　　風もいつか鎮まって　　風であっても好いと思います　　風は周囲の丘に行手をさへぎられて　　風に飛ばしてしまふ　　風を装はうとして　　風が出て来さうではないか　　風の為に夜番を雇ふなど　　風に翻弄されて　　風でも吹き出したらと思ふと　　風もないのに吹雪男が現れたといふ　　風に思われて居ました　　風に幾時間を費した　　風ははいらないし　　風にふきとばされて　　風の態度をもっている　　風に直ちに答える　　風が後れ毛を眼の上へ叩きつける　　風が入り　　風に書かれているか　　風に事実と一致している　　風の小女が双頭の牡丹燈をかかげて　　風にどこにも落ちつか　　風があります　　風なことについて口巾つたい　　風なことをいきなり国民の下層階級までそれを徹底させるといふ　　風に自他共に許してゐた　　風に改良すべきかといふ　　風が発生した　　風でいったん帰りは帰ったものの　　風が墓のあいだから吹き出して　　風も鎮まって　　風が門を揺すった　　風にあたるや　　風のようにすいすいとその傍を通り過ぎるだけであった　　風に男を反撥してゆかなければならない　　風が花のいい香りを送ってきますので　　風なので気が附いたと　　風に青ざめた　　風な生活をしても　　風に感じとられ　　風に解釈されている　　風な作品をかいて　　風にたずねられた　　風に箇条書にしてよこした　　風が相変らず　　風には受け取らぬ　　風に開き　　風の唸りが聴こえて　　風が裳裾の周りを激しく吹き上げるので　　風な境遇におかれている　　風のお話にはならなかつた　　風な批評を加えた　　風に私は彼女を感じた　　風に抽象的に見た　　風に遠廻しに云われた　　風な時もあった　　風に一人で云った　　風が吹きこんだ　　風もないのに海岸に打寄せる　　風はなしするから　　風の吹きわたる　　風となって現われて来ている　　風な激情を身内に覚えて　　風をひいたりして　　風の良く吹き渡る　　風の良く吹き通る　　風に遊離した　　風にその場合見えただろう　　風に遇う　　風が一しきり渦巻き起って　　風とを室一パイに流れ込ませた　　風と波とに送られて　　風に繰り返し　　風も絶えて　　風に忽ち空の黒雲が裂けて　　風に考へたでもあらう　　風に縛りつけてゐた　　風になりたい　　風は峡間にどこからともなく漲って来て　　風に折れて　　風で種子を飛ばされたと見える　　風と霧があるのみだ　　風の声を聞くと　　風が吹きつけて来る　　風の中心になった　　風に動いている　　風に私の味方をして　　風に吹かせなければ　　風と雨に打ち消されて　　風と話をするごとくに纏まらない　　風に聞け　　風の当り悪い安全な地に移って来た　　風にほかから圧しつけられた　　風にひるがへして　　風をひかれるがな　　風もひかない　　風に花の散るかな　　風に置き換えて読んでいると　　風のものになってきておった　　風だといって　　風もながれぬ　　風のまに垣根すずしき夕顔の花などいう　　風すぎて山ほと　　風すぎて山時鳥くもに鳴く　　風の上なる夕月夜あたる　　風に思われたらしい　　風ぞふく　　風にかをるなり軒端の梅の春のはつはな秋たちて幾日もあらねば　　風を帆にふくらませて　　風は盛んに行われた　　風は決して改まらぬ　　風あることをまぬがれぬ　　風の行われた　　風が渡っています　　風にも見えますが　　風な常識が通用してゐるかに見えます　　風な植民地的享楽気分が土台になつてゐる　　風にもふるへをの　　風にはたはたと吹かれながら　　風がどんどんはひつて來て書物のペエジがいつもぱらぱらとそよいでゐる　　風に使はれて来たと思ひます　　風のようにさりげなく通ってしまう　　風のないこずえにあつめている　　風のように空へあがり始めた　　風もさえぎられて　　風には私は考えたくない　　風に鑑賞すれば　　風が高い建物に当たつて　　風に大都市の往来を浮かび出させてゐます　　風を肌に感ぜざるを得ない　　風に解するか　　風に少々鼻下を赤うして　　風は颯々と冷く吹いて　　風はますます吹きすさぶ　　風こそ荒べ　　風がどうと吹いてきて　　風がどうっと室の中に入ってきました　　風がどうつと室の中に入つてきました　　風を従へて北に旅する　　風の中へ出かけて行くは　　風をたべ　　風を従えて　　風がないのを見て　　風に言い合いました　　風な口をきく　　風がどんどん吹き　　風より軽く幾本の木は険しい崖からからだを曲げて　　風で動いている　　風に靱っている　　風に連想したに　　風に同じ電信柱をかき抱き　　風の光に鷄頭の黄なるが　　風のなよびも　　風もにほへど　　風の來て合歡の木をば吹く　　風な本の間にはさまれていては　　風な英雄像に彫り上げられた　　風の商人が沢山あった　　風になつてしもた将棋だす　　風が又如何にも恐ろしくてならぬ　　風をして云ってたでしょう　　風で参りますのでございます　　風ですから奉公人も厭がって参りません　　風に朝子はぽっかり枕の上で目をあけた　　風で執っている　　風に娘の手をとって　　風をするのに　　風にきいてゐた　　風が枝を曲げ　　風の倫理観や徳育がどんな影響を個人に与え　　風な模範的な間然する　　風に違って来たかと云うと　　風に道徳と交渉しているかを　　風には行かないけれども　　風を見せて　　風で挨拶一つすると立ち上がった　　風に吹かれたりすると　　風に印象を構成する　　風に広告する　　風に標準は始終変って居るが　　風とひかりにちかひ　　風はのぼりをはためかし　　風はみそらに遠くして　　風はとどろきて　　風をみまもりぬ　　風なき窓を往く　　風に萎むなり　　風の襖子着て　　風のなかにてなかんなど　　風鳴りて松のさざめき　　風に息づきぬ　　風ふきて広場広場のたまり　　風ふきてぬかり　　風はあをあを崩れ来て　　風な事を云うな　　風に思い込んでしまうと　　風のぐあいで木の葉が動く　　風の具合で木の葉が動く　　風が吹いてゐたが　　風な物語りである　　風に帆をあげて行く　　風は全景にながれてゐる　　風なき野道に遊戲をすてよ　　風には行きませんわ　　風に答えますと　　風にきりだしましたが　　風もないのに乱れ落ちて　　風にあたつても　　風に蔑しろに考へて　　風がわいては　　風を待つて　　風にさばいてゐたはうが　　風はひく　　風にお考へ下されば　　風のなかに揺らぐ　　風がアスフアルトの上をザザザと走り　　風にくるくる舞つてゐる　　風の電車の吊革にぶらさがりながら　　風が吹きまくった　　風がアスファルトの上をザザザと走りまわった　　風にくるくる舞っている　　風が出て来ましたね　　風に翻って居りました　　風吹きすさび手足の血も凍り　　風に木の葉の散る如く　　風待たで消ゆるばかりにほそりゐし　　風にふきつけられてくる　　風に現れていた　　風に枝葉をゆうらりゆらりと動かす　　風が凪いでしまって　　風も間もなく止んで　　風であおられると　　風に穿鑿をすると　　風に述べると　　風立った柳や芦を後ろに長い釣竿を手にしていた　　風が切る　　風にきたなくなって仕舞わなけりゃ　　風に書いても　　風も死したり　　風でも捕まえなされ　　風で何の返事もしなかった　　風を追っかけるも　　風に戸があふられて　　風にもそよぐ　　風のように走って参りました　　風がその布をふくらませた　　風が身を切らんばかりに吹き抜けていく　　風が上衣のすそをそんなにもまくり上げる　　風のように無心そうに働いている　　風から守る　　風ではためき　　風と夜の不安とが彼を興奮させている　　風が裾に入りますと　　風のように働きかけていたからである　　風に鳴ると　　風に鼻をしかめた　　風にのろのろ自分の席に戻った　　風に注目される　　風に使丁は明らかに冷笑を浮べて　　風が目立って冷めたくなる　　風に吹さらわれる　　風がぼつぼつ点いた　　風をして立った　　風に徹しさせるには　　風にばかり書かれてゐる　　風に云へるだらう　　風に唾されたり　　風にならす　　風に聞かされている　　風に頼んます　　風にしやすかい　　風に上手へ歩き出す　　風に見えるべな　　風に当ててふるう　　風で麦をふるい分ける　　風に席巻されようとは思はれぬ　　風も弱くなり　　風かはり恙なく松前の地に渡り　　風もをさ　　風に藤波さわぐ　　風も南風に変り　　風をいふ　　風のまにまに匂ひ　　風にあへなく花吹雪となる　　風吹きて水うごく　　風にこんこんと悟すので　　風に吹かしてみても　　風な気持に私はなって　　風をしたが　　風を送ってやりながら　　風に肩をよじって笑い出した　　風に微かな葉ずれの音を立てている　　風に向かっても　　風は行く先を急ぎながらも顧みて　　風は言い残して　　風はどうしたろう　　風のことも気にかけずにはいられませんでした　　風は吹いていました　　風が二たび自分を吹く　　風に向かって問いかけた　　風は答えました　　風に遇うか　　風と戦って　　風のたよりを待ち　　風のないひる　　風のひどいのに辟易していた　　風に見ている　　風はなかなかつめとうございますね　　風なことわりがきが書かれた　　風まかせにフラフラ暮していて　　風に見られていたのに　　風にしんから身をなげかけて書いている　　風のそよぎにもふるえる　　風が吹かなければ　　風がややしずまって　　風が吹いているでしょうか　　風に風化作用的にも浸み込む　　風にしか書かなかった　　風にきめて考えていた　　風な読書力がつけば　　風に対比させて考えたり数えたりしている　　風での自身のみかたや扱いかたで自分にかかずらう　　風にうけています　　風で焦慮して　　風がじかに吹く　　風な敬語をつかって　　風には決して話さない　　風の悧巧さが加味された　　風をとおしているので　　風がひるがえして吹く　　風にすこしは私の体について動けるぐらい馴れて来た　　風にやるか　　風で頁がめくれます　　風で風鐸は鳴っているし　　風に考えるに到って来ているという　　風が私の皮膚の上に青くうつる　　風には考えても居りません　　風が通るし　　風をあなたの横になっていらっしゃる　　風にもまれている　　風にふかれています　　風に送るかという　　風の意味と思いました　　風か職業的ということなのか分らないが　　風があってしのぎ　　風が気がしました　　風で手拭をかけたりなすった　　風に云って居ります　　風には秋がおとずれています　　風にして暮す　　風に今を生きたくはない　　風な内のしくみに出来ている　　風に云々と笑っていらした　　風に見えます　　風に現在は考えない　　風の耽溺に導く　　風なはっきりした　　風に心持が変ってゆくか　　風を起すの　　風にゆらめいている　　風な事をわたくしにおっしゃる　　風に吹かれつ　　風が髪をなぶるのに　　風をしていますが　　風に楽しい空想を描いている　　風に言われると　　風に読みかえて　　風に流れきこえてきました　　風にふかれて舞い上がる　　風に身悶えして　　風に書いてありました　　風に煽られ　　風に装い　　風で滅多に人を怒らせたり　　風にゆすっていました　　風にそのぼろぼろの髪毛を両手で掻きむしっていました　　風に光り　　風のように走って　　風にゆすってゐました　　風にそのぼろぼろの髪毛を両手で掻きむしってゐました　　風のやうに走って　　風が陰にこもつて　　風だつたい　　風の気味と云ふので　　風を引いたる　　風に鼻毛を抜く　　風に照子と語る　　風を装ってる　　風に音楽には生かされてゆく　　風は示さなかった　　風を綿密に研究している　　風の吹きつけてくる　　風の無い晴れきった　　風で二人は全く打ち解けて話し込んだ　　風が夜のうちに止んで　　風に物を考えるからいけない　　風になんです　　風が吹いたなあ　　風に乱れてゆれてゐる　　風に人の開けた　　風にその薄のような草のすきとおった　　風に先へ先へと手を廻して　　風に繰り返して　　風に勧める　　風が流れこんできて　　風に暗誦した　　風に言葉をかけようかと迷った　　風に兄へ頼んだら　　風にもまれたりする　　風に揉れたる者にして　　風に伝えられてる　　風にしてると　　風に吹かせたかっただけの　　風に僕は考えて　　風に吹かして　　風にまで発展して　　風な交際に退屈し　　風に賑やかににこにこしていると　　風であるから黙って　　風を受けて囁き始めた　　風が伊呂波ずしと染め抜いた　　風とともに吹き込む　　風となる　　風のように流れ込んだ　　風さえ加わったらしい　　風が吹いて来たぜ　　風にでも根が砂を離れて　　風がさっと流れこんで　　風のない国の家屋は大抵少しの風にも吹き飛ばされる　　風が急に北の方から起こってきて　　風に裝ひながら　　風にいえば　　風に表現する　　風に吹かれて鳴っている　　風が吹きはじめました　　風に行動してゆく　　風に身につけつつあるだろうか　　風に吹かれていないから　　風に見て来て　　風に送る　　風の助けで首をふりながら　　風にひるがえって　　風の中にひとり立っておいででした　　風をさけられたからであった　　風にはねかえった　　風は夕暮の色をはらんで　　風でひらひらと躍　　風で別段厭きた　　風を切って廻る　　風にして置けよう　　風が呻きはじめ　　風と雪で縮み上がって　　風が叫び　　風なところがあったらしい　　風は彼の額に凉しかった　　風のたよりにも艪の声にのみ耳を澄ませば　　風に向いたる　　風に委しく記した　　風を通しながらの　　風に巻込まれて　　風を利用して　　風がそれて行って　　風を通していた　　風にピカソをつまらないと思っている　　風も無いのに眞白に咲き　　風をして歩いてゐる　　風のものを配するとか　　風は寒かりけん　　風荒れてすさまじく浪の高まりしが　　風が吹くといつた　　風をして出たら　　風に飛散り　　風もあらう　　風には青くさい椎の花と野草の匂が含まれ　　風の涼しさと堀端のさびしさを好い事に戯れながら歩いて　　風の声は近いところに水の流でもある　　風はひやりとするほど　　風にしましょう　　風できいて見た　　風にさらす　　風が窓から流れ入って　　風にもまれ　　風が寒いような気がするのよ　　風の類いに異なりません　　風の涼しさはまさしく桜の森林に花びらを吹く　　風が吹きつけてきて　　風にしたと思っている　　風はソヨともしない　　風のように動力所の方へ去った　　風が甲板を吹いていたが　　風に卑下して考えていました　　風に文化主義の理想を目標として考察しなければ　　風に帰つて来た　　風に樽野の細君に説明したりした　　風に地肌の露はな一日のうちでさへ光線の具合でいく　　風は向きを変えて　　風と潮との渦に巻かれた　　風が彼等の船をスザランドの岬にまっすぐに吹きつけた　　風の先きに立って進むより　　風が東にまわった　　風が新しく吹き出した　　風で靄がぬぐい去られた　　風に理想化して　　風にくわえていたら　　風もしないで踊る　　風な事を思ひ出しながら　　風に飛び出して行った　　風に過している　　風に現れているので　　風に自分の若い時の頭の下地が出来ていた　　風のタヨリに聞いたので　　風に私は思わされた　　風は知らざる　　風にオクサーナが切り出した　　風が正面から吹きつけ始めると　　風が項へ吹きつけるばかりで　　風もそよがぬの　　風が髻の解けた　　風に仰つしやる　　風に吹かれているかの　　風が鳴っている　　風が吹きこんできた　　風に吹きまくられる　　風のような快いひびきをもつ　　風を通したり搗いたりするの　　風にやあ踊らねえだ　　風に首を傾げた　　風に解釋されて居る　　風が一方に勢力を張つて居ます　　風に五年が経過した　　風に揺らるる　　風になって来ていた　　風に板をとりつければ　　風に曲りません　　風で生徒の為によかったろうと思う　　風の肉があって　　風なことは確に出来る　　風な違う　　風に出来る　　風な文学的な意図のものでなければ承知出来なかった　　風で文学的なことが彫刻の上にも表現したくて　　風に映っていたらしい　　風に考えながら拵えたら　　風にこなすと　　風に紹介した　　風に使い廻されるかわからない　　風に頬をなぶらせ　　風を遮ってくれる　　風が吹き降して来た　　風で一斉にかしいだと見ると　　風に吹き折られ　　風とに叩き潰されていた　　風に考えられてでもいる　　風に気持が転換できると　　風が爽かに膚を撫でて行く　　風が草を吹いてゐる　　風に自分の感情や慾望を押えつける　　風に書けば　　風な心持の上に変な癖が出来てし　　風に切つてゐる　　風に自認した　　風に云ひ廻して　　風があちらの元旦とちがいますってね　　風に思いました　　風立っているけれども　　風に云ってくれませんでした　　風の中にあって　　風はつめたいけれども日光は暖い　　風にふかれて居りました　　風にして動いている　　風がスースーと体にしみてしみて　　風だしくたびれるのよ　　風にまとめてかいた　　風というものはこんなにしみる　　風にめのつまった　　風がさっきみたいにゴーゴー云って吹いているよりは　　風だからけさ二階の雨戸しめた　　風に吹きちぎられて途切れ途切れに　　風が欅の若葉をふきつけていて　　風に出ます　　風はしっ　　風がひいやりとする　　風のようになっている　　風にやっていらっしゃいます　　風に生活的に充実して　　風になりましたね　　風が通っている　　風なのも面白いし一寸した　　風のとおる　　風が体に当ると　　風が通ってもかける　　風立っていて　　風がふいていて　　風で漣立って　　風の方向にふきなびかせられている　　風にふかれつつ光る　　風に気をつけ　　風に片づけるとすれば　　風に果して　　風にも出る　　風にも見える　　風に偶像化されている　　風に歩かないのね　　風に扱われて来ています　　風に古典にずっぷりと手をつっこめる　　風にお思いになり　　風にも在り得るかと思った　　風なのもいいということになりました　　風に血路を求めず　　風に判断するとすれば　　風にくり合わせなさいますかしら　　風にかいてありました　　風が吹くけれど　　風の吹きまわしかおくり　　風にしか題材主義が土台妙なところから出発している　　風に消えてしまふて　　風が吹いてゐます　　風が寒いとマントを引かけた　　風にして参りました　　風をひいたので　　風で折れてしまひました　　風に折れなかったら　　風にからだが悪くなっちゃ　　風にも豊かに満ちてゐます　　風のやうに消えてし　　風がそちらにも通っている　　風が入るでしょうか　　風にとびとびに読みましたが　　風に映り　　風に行けば　　風の動きと合った　　風に生きつづけ　　風が外で吹き荒れて　　風を昔の人は野分の風と呼んだ　　風が吹きこみます　　風になります　　風に吹き当てられる　　風にのそのそしている　　風が吹きぬけて行く　　風がないためにかえってきびしく感じられた　　風に思えるね　　風を作ってしまった　　風のように吹きぬけていた　　風が麥の軟い　　風はそよそよと吹く　　風を吹かして通ると思せ　　風はありませんでしたね　　風はちっともありませんでしたが　　風をくぐって　　風を割って落した　　風の如くどよめく　　風にヒネクレていた　　風の当たる　　風がすこし吹いて　　風のない夜で涼みかたがた見物に来る　　風がひらひらと裾を巻いて　　風にこぼるる　　風の様に外へ飛び出して行った　　風の聲を聞く　　風が行われております　　風を加味した　　風に作られている　　風さえあります　　風を守る　　風を止め　　風が残って　　風に挙げてくると　　風がかえって雅致を誘います　　風が残り　　風こそはどの世界においても尊ばれて　　風を充分に咀嚼して　　風に腹をたてると　　風にクスグッテあげると　　風が吹かないし　　風に乗って驚くべき　　風に複雑して居るかといわれると　　風と記したるは　　風が吹くとかという　　風にドドを観察なさるか　　風をおこして　　風に解釈している　　風をして見せる　　風は七十メートルを越え　　風が腐　　風や雷にきざまれた　　風は隊列を薙いで　　風のなかは往けぬよ　　風はげしく吹きければ　　風と見るかな　　風を浴びながら　　風に考えられてきた　　風のごとくに現われた　　風に深い沈黙に陥ってしまった　　風の問題はあるよ　　風の問題といえば　　風がのぼってくる　　風なく安んじてその所を得ている　　風に響くと思うか　　風な法則について工夫をめぐらした　　風に迎へられる　　風な空気を胸一杯す　　風でへし折られてしまふ　　風か水の音を聞きあやまった　　風の無言の脅迫をくりかえした　　風に意地の悪い人たちから言われても　　風に何段にもして　　風に揺れて　　風にも堪えじと見えたまうが　　風の凪ぎたる　　風には考えたくなかった　　風な虫のよいことを考えてついて行った　　風に考えたかった　　風に心を決めて　　風がありますから　　風があるからと　　風に金貸したろかと言いふらし　　風には出来ぬ　　風に言うけれど　　風に厳重にしたので　　風にしたくなる　　風に眠ってしまう　　風にして眠ってしまった　　風をはらんで揚がる　　風にガラスの点を播き　　風にもまれる枯れ　　風はだんだんに冷たくなって　　風のふくまえにたてた　　風のために消されてしまいました　　風が吹いてくるので　　風が軽やかに流れる　　風がほこりの渦を卷き上げる　　風に飛ばされてしまっても　　風も毎秒六十メートルの風もやはり結果においてほぼ同等であったろうと想像される　　風や雪がちょっとばかりつよく触れれば　　風の息の偽週期的衝撃に堪えない　　風がぱったりと止んで　　風に動かし　　風をしといて　　風に嘯いて　　風な話をしながら歩いてる　　風で人影を素早くくぐりぬけ　　風が吹かなかったら　　風に見えぬ　　風が騒ぐと　　風になったよ　　風の吹き開きたり　　風にあたってピーピーと泣いておりました　　風の如く処を得顔に勢づいて吹き廻っている　　風を帶び光を掩ふてかけり行く　　風の袂を振　　風に呼び　　風を匂はして笑むは　　風たてば行衞や迷ふ　　風をのへの霞くれなゐの　　風吹きて名殘の露は拂はれぬ　　風のねは神のかなづる玉琴に觸れてやひ　　風てりて百重の綾も織りぬべく　　風は朝波に替は　　風は凉しく　　風に嘯き呼ぶが　　風のねに命の汀眺むれば　　風の恨に誘はれて　　風を匂はする　　風清しきのふの非とは誰れかいふ　　風の聲むかしの修羅のをたけ　　風は吹絶て恨はつくる　　風更けて陣雲暗し五丈原零露の文は繁くして　　風泣いて暗に迷ふかかりがねは　　風に嘯ぶく　　風の枯葉を掃ふ　　風が吹きこんで来て　　風が強くなつて来ると　　風になってきている　　風がありましたね　　風に誕生日を祝ってもらったと　　風に書かれて居りますか　　風で女が昼間散歩するという　　風かは知れず　　風に考えて行って　　風で一層ふかく身をおどらして行った　　風もふき　　風に仕事出来るかわかったし　　風に作者の腹と紙とが同一水平でとけなければ　　風に思うの　　風で円くているから　　風に変ってゆきます　　風に感傷する　　風や水しぶきの芳しさを好ちゃんは満喫して　　風に微かにゆらめく　　風にゆれます　　風でもあります　　風は通しても　　風でも送ってあげようという　　風が通りましょうか　　風はとおり　　風も光も熱もその花のいのちにおのれのいのちを吸いよせられたかの　　風にカタカタと小障子の鳴る　　風が吹きとおします　　風が一ふき吹きわたりました　　風も精神の葉裏をひるがえすという　　風に自身を導くか　　風にはもち上げなかったでしょう　　風なことを云わせています　　風に描き出されて　　風が吹いたとも　　風にしか明察も明敏も作用しない　　風はどこから吹いて来る　　風がわたって来ます　　風とも云えないほどの大気のうごきです　　風が雪のおもてを過ぎる　　風は渡って来ました　　風がどこから吹く　　風もその息づきをききました　　風が渡って来る　　風はゆすって　　風に仏蘭西の思想界の一部に食ひ入りつ　　風に灰や埃が吹き飛んでいた　　風にもあります　　風を切つて駈け出した　　風にしながら　　風してる　　風で其の後に隨いた　　風に顏を撫でられ　　風が残つてゐて　　風に理解した　　風の境界線があり　　風がこの境界線から地面を離れて　　風が流れこんできた　　風がまだやまなかった　　風は闇の中に烈しく音を立てていた　　風が歇んだと思った　　風の中に震えてきこえた　　風の中を帰って行った　　風にたまには語り合う　　風という許六の句にある　　風を吹きつける　　風をとほしたりしてゐる　　風に呼ばれ　　風がうなつて通る　　風をすて　　風は生前の日の遺言状の秘密のごとくに刺草の間に沈み　　風にささやく　　風は紅の光をひらめかして　　風に攻められ　　風にかく　　風に乘るに似たり　　風にはらめる　　風にはこばる　　風をその身にあつめき　　風によらでは　　風になやめる　　風のためなる誓ひも祈りも彼等に用なきにいたらしむべし　　風を降らす　　風のめぐらす　　風をいとへどもほかに避くべき　　風荒き時は舟子等神に誓願かけ航路の安全を求むるを　　風あるをあやしめる　　風を輸入して　　風になり切っている　　風に渡りをつけるか　　風に受け持ちがあって　　風に職業婦人を紹介する　　風も求心的な深みや味を主意とした　　風を日本へ移入された　　風を引いてしまったよ　　風が相模灘の方から吹いて来て　　風に追い落され　　風にもあてずつくつてゐる　　風に涙ぐみたいという　　風に割りあてようかと考えた　　風がさっと来て　　風であたふたと出て　　風に世界に知られて居つたかといふ　　風が行はれてゐた　　風であらうに　　風であらう　　風にのませてあるから　　風にかわるかも知れないとも云った　　風もすこし寒いし泣くから　　風にそれをべつべつに考え違っている　　風にしていたら　　風に論じていた　　風にその姿を克明に描くが　　風に酒盃を重ねてはいたものの　　風なコンプレックスをもって　　風が歌ったり　　風に総毛だちつつ　　風でフラリと出かけました　　風に早春をうけとる　　風な面で考えられませんでした　　風の角度に対し自身の活動のリズムの複雑さをみたすのに　　風が立ちます　　風がきらいだからこう吹くと　　風にゆかず　　風が荒いけれどもそれも春らしいという　　風に行ってしまったかが　　風をついていますし　　風に慰める　　風に暮してみて分りましたが　　風にありとうございますね　　風にゆきません　　風で落ちている　　風にまとまる　　風でつんとしていて　　風な話しでした　　風に行動する　　風に散りぬ　　風がいくらか通るのでしのげます　　風に散りぬの　　風吹きとおしにあけはなされ　　風が吹きわたると　　風が囁く　　風は軽く吹いているだけですよ　　風は埃を運んで　　風にさえ鳴る　　風にしててね　　風がやわらかく流れて　　風な精神の流動がなくなって　　風に散るの　　風にやっていてね　　風が当るな　　風にこちらの草はちょいとはためいて見たりする　　風によまれるべきです　　風に修業してゆく　　風になっては困ると　　風なものではありません　　風にやりたいの　　風とともに散り去ってしまった　　風に二人ともやる　　風に一人減り　　風に怯えながら　　風が吹こうとも生き返っては来ない　　風な了簡で覗きに来る　　風に能を本当に見得る　　風に四囲を見廻　　風な信頼は普段からかち得て置かなければならない　　風に話が決まると　　風にとりあげて　　風を喰らって逃げた　　風にやろうとしている　　風に策略している　　風にしか考えられなかった　　風に数少なくなって行った　　風にも堪へ　　風さえ妾を嬲っているよ　　風を蹴　　風の中の歌のように消える　　風に立ち上ったと思います　　風に横わりました　　風に死んだかを　　風に吹かれて翻りつ　　風に積極的に人間と自然との結びつきを謳っても　　風の中のこぼれ米拾ひあつめては　　風が出て晴れ　　風をまともに吹きとばされまいぞ　　風に横木を細かく打った　　風に落付いてやろうか　　風に快い返事をしてくれましたと　　風に私は笑いながら　　風のように裁き　　風のたよりにきいていた　　風な家長がいない　　風に考えられて来た　　風に追い出す　　風の裾に吹かれている　　風が豆腐を慄わせる　　風の重みを受けて　　風が冷え冷えと肌に感じられる　　風が疲れきった　　風が吹き飛ばしてしまうから　　風に生れた　　風にぶらつき初めた　　風とが次第に勢を増して　　風が二三日ほど続いて　　風吹くとも頂搖がざるつよき櫓の如く立つべし　　風とを動かせり　　風の一息に外ならず　　風にあひて　　風のために震ひ動ける　　風を上におくりて　　風に滿たすの　　風に吹寄せられて　　風またはヤルバの國より吹く　　風かりそめの夢にひとしく三度その手をはなれたり　　風起りてこの火炎を追返し　　風あり河あるをみて　　風あるの理を示す　　風の散らせし　　風はアフリカ地方より吹く　　風をいひ　　風即ち北の方ヨーロッパより吹く　　風に對せしむ　　風に捲いて　　風な機銃の集注をうけない　　風な危険に善処して　　風にも鳴ります　　風かという風に色のすべてをきらめかせ　　風が変っていますね　　風が北だからこっちは安心だから行くと　　風にしゃんときれいに表札がのこっていたりすると焼けても　　風の中に囀って居り　　風になるかしれませんから　　風なところがあって　　風よけをいたせます　　風がなくて火はおとなしくやがて吹き出した　　風はあつくなりました　　風に体でも言葉でも表すから　　風なブランカのひとり笑いに交って　　風にしか或モティーヴをもち得ません　　風だから猶更わたしは飽きたのね　　風のたたずまいにも感じが動かされる　　風に話せるでしょう　　風に痛かったのだろうと思いました　　風が吹わたって　　風の感傷の形は生じず　　風に届く　　風が通って居りましょうか　　風はありません　　風に当らず育った　　風になりたいという　　風に東洋を知っていたかという　　風に感じます　　風にさやさやと鳴っている　　風に衆議一決いたしました　　風にしんみりと彼のことを話す　　風に私に話して聞かした　　風に云い出していた　　風な応対をしてる　　風に私は考えていた　　風にこんがらかっていった　　風をしながらも　　風に使用されたかは　　風で木の枝がゆれているばかりで　　風のように街路をかけぬけ　　風にのってきこえてきた　　風よけをふかくおろして　　風よけ眼鏡をかけた　　風の調子でまるで考えが違っている　　風のために妨げられる　　風に自分で人の厄介にならずに　　風から測　　風のあつたのがありありと見られる　　風に考へられた　　風とにいるとの　　風凪ぎを祈るのに　　風の本據と見て居る　　風に替　　風の傾きを生じかけて居る　　風で來り臨んだらうと　　風が神話化した　　風は大陸文明によつて解放せられた　　風から擴つたものと見る　　風に思うた　　風が成長して　　風にも考へられた　　風に吹き荒まれ　　風に曝されてゐた　　風に生きている　　風に場の空気が和いで来たにも拘らず　　風を粧って聞いた　　風にも感じられる　　風や水に関係した　　風の文句が強く表され　　風らしく考へられる　　風に考へられて居る　　風がそっと水面を渡って　　風がすっとはいってくる　　風吹き酔いて　　風の吹き渡るに心づきて見れば　　風の烈しく吹く　　風ある月にはフーフーと音をたてて　　風に吹かれながら縫いなおしの　　風が雨になって　　風なつまらない事柄にばかり懸っている　　風な規則も面白いかも知れない　　風なものにしてしまう　　風にミヤ子自身も考えている　　風に心得ている　　風のようについて来る　　風に感ぜられる　　風にたぶらかされている　　風が少しあって　　風が当らなくて　　風の通ひ　　風を導いた　　風になつて居たからで　　風を寺にも移して　　風と俤とを残してゐる　　風なことしかできない　　風を免れじ　　風も吹かなかった　　風が枯れた　　風は途切れ途切れて　　風に蝕ばまれ変化して行ったかと云う　　風にガラン胴になって　　風が途切れ途切れに吹きまくって　　風の中を舞いまわった　　風が突然ピッタリと止んで　　風にあたれば　　風はおのずから他種族にも波及し　　風も少しく趣を変じて　　風に自惚れる　　風に僅かな自家の同人の数を算へたりした　　風に技巧的に考へて見ると　　風な疑ひを　　風になるとね　　風な私にとつては少し迷惑な態度を何時の頃からか執つてゐるらし　　風に認めて　　風に思つたりする　　風に良子を振り返　　風に扱はれると　　風に云はれてゐる　　風な癖がある　　風に自分の妻をのけ者にするといふ　　風な色気を全然抜きにする　　風にまで伝えております　　風にして読んでゐる　　風に験められたりすると　　風に聞こえましたか　　風も見えなかったので　　風は段々向を南へ更えて行った　　風に吹かれて落ちた　　風の通らない　　風の人ばかり揃っていた　　風のない空気のなかにだらりと下がった　　風に打たれたり　　風が田舎の隅まで吹いて来て　　風に機嫌が直った　　風の口吻を洩らした　　風に物を解きほどいてみたり　　風に両方の間を往き来していたか知りません　　風な話をしたという　　風の家がぽつぽつ建てられた　　風に取り扱ってくれた　　風に取り扱われた　　風にして歩いていると　　風のために帽子を海に吹き飛ばされた　　風にお互いが仕切一枚を間に置いて黙り合っている　　風に自分を往来の真中に見出した　　風の日ばかり続いて　　風に問題を切り出した　　風にゆる　　風な高邁な気風に立って　　風にそれを扱おうとはしないだろう　　風に戦いで　　風が南に変って　　風が強く吹いていると　　風に奉公先を取り替えて　　風のまにまに響いて　　風によりて　　風即ち最後の威力を生みたるかの　　風にも動く　　風や見えざる　　風またこれを得るごとく　　風を食ひて　　風に散り失するも　　風として船を進むる　　風を生ずるにいたると　　風の燃燒によりて見ゆるにいたる　　風が孔の開閉によりて篳篥の音に曲節を與ふる如く　　風となると　　風にこうこうと梢を鳴らしていた　　風は依然として雪を捲いて吹きつけるから　　風はひどくなった　　風と雪とが後から吹くと　　風がひどいから帰りましょうといったので　　風がうなっている　　風がなぐ　　風がそよそよと流れ込んで来た　　風をして怒らしめよ　　風な生活を送つてゐるので　　風を袋一杯溜め込んで　　風を後ろに受けながら　　風なものがあり得るとすれば　　風を大いに助長し　　風に呼んで見た　　風にジャーナリズムずれする　　風に関係させる　　風に人間生活を規定した　　風にライフが死によって条件づけられている　　風に日本に影響したかという　　風に大体にハイデッガーの根本思想とでも言う　　風に必要な数が得られるまで　　風に曖昧にされない　　風が変る　　風で大分の間過ぎた　　風を煽って閉まると　　風に教えます　　風にその不相応に大きな尻を振つてゐる　　風に戯れる　　風に撒き散らしてゐた　　風が吹きよせると　　風が生まれると　　風にでも吹かれて飛んで来たらしい　　風に踊る　　風にもすぐ寝返りをうつて　　風がつよく吹いて　　風のようにこの土地を去った　　風が木々の葉の上を渡る　　風に反覆されて止まぬであろう　　風にぽつぽつ家があるばかりで　　風にも思って　　風に考えたかれは　　風にも考えられた　　風に思われていると　　風にかき　　風に考へて居る　　風のある如きは　　風を守られなく　　風を変改するに到るまで　　風も吹きぬべし　　風に吹きならさせて　　風吹けばえ出でた　　風と浪とは思ふどちにやある　　風による浪のいそにはう　　風ぞよせつ　　風吹き浪あらければ船いださず　　風だと言われている　　風は一般にひろまってしまった　　風はよろしくないといって　　風もはやった　　風に相違ないということになる　　風を現わしたものはそうでなくてはならなかったであろう　　風を好み　　風たる浮図としての意義を獲得した　　風はギリシアの伝統をうけついだ　　風に人間が寄集まって　　風がぴゅうぴゅう吹き荒んでいる　　風が吹き起つて　　風がぴゆうぴゆう吹き荒んでゐる　　風がぼうぼうと吹く　　風がまだ方々に残っている　　風にも感じる　　風に化りて異な　　風より疾く駆け去れば　　風に吹かれて紛れ込んだ　　風の眼で面窶れた弱々しい顔をいくらか紅潮させて　　風に当てた　　風にしていたかは　　風に自白するか　　風を仰いで寄り来る　　風を誇り顔の寄生木は十兵衛の虫が好かぬ　　風のそよ吹ける　　風の言語挙動に見えながら　　風のあろう　　風のごとくにその座を去り　　風の突っかけ来たり　　風に基礎狭くて丈のみ高きこの塔の堪えん　　風を止むる　　風に奪られて見るさえ　　風をも正面に受けて揺れるわ揺れるわ　　風が吹いたとて騒ぐには及ばぬ　　風が吹いたからとて　　風の夜も楽々としておりまする　　風の強ければとて頼みきったる　　風のそよと吹けば　　風も地打つ　　風で舞い戻って来た　　風になびくが　　風に消えていく　　風の洩るほどの　　風もないのにゆらりと動いた　　風になつて居ると　　風に亂れて居る　　風に往く　　風に人民が云ふ　　風に見せました　　風に利益が多いかと云へば前の政府が四百年の間丹精を込めて積み立つた　　風に吹かれるぐらいにしか感じなくなりました　　風に寝床についたか　　風に大きくなればなる　　風は梢に渡りつつ　　風を得　　風に浮かずに　　風漏りて夢さめ　　風に説明すると　　風の如くに現れた　　風がうねり渡って　　風でも孕んだ　　風の通ふ　　風があふり上げて来るので　　風と日光とが好く通れば　　風の上から下まで見つめて　　風はたしかに人目にとまる　　風で稲は東へ向いてるから　　風になびいていました　　風を胸に入れていました　　風に言語の違うによって　　風の違いがある　　風にちゃんときまっている　　風にちゃんとその音の観念が出来ていて　　風に日本語にない音が入って来ても　　風に日本語を書いた　　風に音を写した　　風に発音しておったかという　　風に区別しているだけで　　風に促った　　風に発音が同じでありながらも仮名としては違っている　　風に調べたかというと　　風の区別があるとすれば　　風に皆考えておった　　風な調べをした　　風の調査をあらゆる万葉仮名についてした　　風に二つに分れているという　　風に三つに分けてあるので　　風に考えておったかというに　　風にも考えられます　　風にして見て行くと　　風に解釈すべきかについては　　風にして覚えて　　風に勘違いしていたに　　風な圧迫される　　風の髭のある　　風に釈かれてゐるが　　風もありました　　風を装つてゐる　　風におなんなす　　風な物の見方を知らなかつた　　風に仕事の分け　　風に幾に示すので　　風に一人一人の子供の片をつけて置く　　風な肩つきを見せた　　風に言はれてみると　　風に底冷い　　風な後肩を見せてゐる　　風凪ぎを祈　　風に即座にタップのステップでも踏んでしまう　　風を装おって出る　　風になっていたか知らないが　　風に乗つたか　　風に歩いた　　風も無いのに海がにわかに荒れ出して　　風もねえのに大波が起って　　風の日も一日も休む　　風はただならぬ匂いを吹き送り　　風に吹き飛んだという　　風が雨戸をゆり動かす　　風に訓んで了ふ　　風に訓み　　風に返り　　風に見て来る　　風なことが感ぜられて来る　　風に解きたい　　風に解釈して居る　　風で何時しか秋の半となった　　風で十日ばかり経った　　風も見えるだ　　風であるから無論富岡を訪ねる　　風が御座いませんで　　風に考へてゐるが　　風にでも訳すれば　　風には焼くな　　風にとる　　風を生じたのであらう　　風に割に整った　　風に機関庫の人々は片附けて　　風に一致しておりますからな　　風に顔だけ覗かしていた　　風に観破ったかと言う　　風は平原の涯からうなりを立てて吹きつけ　　風を失い　　風ありしを知るに足れり　　風がごうと鳴って　　風にあおられて鳴る　　風のように陽子の耳には判った　　風に木崎は思いたかった　　風のように下って行った　　風が廻って来た　　風のようにふわりと一人の男がはいって来た　　風から良い手のつき出した　　風には出来ていないが　　風にひたすら思い込んでしまう　　風には握り合わない　　風に何の感激も何の感慨もない握り方はしない　　風が吹くよ　　風が時々樹梢を鳴らす　　風が去るにつれて　　風のものがあらわれた　　風だから老猫は化けると伝え　　風に考えようとなさるからではないでしょうか　　風につぶしてる　　風がどこからかまぎれ込む　　風と一緒に月の光が部屋の中へ射し込んでいる　　風が当ったが　　風のように走り過ぎた　　風はぼうぼうと吹いていたが　　風のため月の曇るは　　風もないのにもう散りそめていた　　風で落ちた　　風に少し声を高めた　　風が煽る　　風が心地よく窓に入る　　風が立つて居る　　風にはらめかせて　　風に隨つて飛ぶ　　風を喰つた樣に逆まに川原に逃げる　　風に自分の室へ呼んで　　風なき空に漂うてゆく　　風もなく笑つてゐる　　風と共に流れ込んで　　風と声放て　　風と雨呼ばひ　　風すでに矢羽根切りて響きわたり　　風を思ふ　　風を吸ひ込んだ　　風には私には響かなかつた　　風にしてゐるので　　風に彼女は熱心に追求した　　風な調子で述べたて　　風を装つて呉れと　　風な唄ばかりを口吟んでゐた　　風にりら子に心を動かせてゐるからは　　風が始終に吹きとほしてゐて　　風な芝居気にも手つだはれてゐたと　　風に生真面目に芸術論を吹きかける　　風に対しては戸を造り　　風の過ぎ去る如くである　　風なものと直接結びつかず　　風にみれば　　風な少女なのでしょうと訊いてみました　　風のことを教誨師の方が云っていましたけれど　　風に云える　　風な気持ちなのかとおもいます　　風に解釈されていただけであろう　　風と共に入つて来る　　風が立つてゐる　　風にハラめかせて　　風に随つて飛ぶ　　風を喰つた様に逆まに川原に逃げる　　風だにあらず　　風とはますます暴れて　　風にするらしい　　風にマリ子に話しかけている　　風に話しかけた　　風にやった　　風が吹きはじめたが　　風にこわせとは　　風が横合からサッと吹いてきた　　風に動くかという　　風にいいふらされたが　　風を切って走りいく　　風と雑沓とで行って見ようという　　風に作者は主人公の女に對する　　風の侍が通らなかったか　　風に解せられてゐるが　　風な発想語が見えてゐる　　風に考へられて来てをりますが　　風な形には見えてゐますけれども　　風にも考へてゐる　　風として来客に食物を無理強いに強いる　　風に舞って落ちてきた　　風は吹いたけれど　　風に遇ふのに　　風はおのづか　　風の利不利を口にせず　　風には本來福と定まり福ならずと　　風は即ち福なりとせらる　　風に遇つて居る　　風と同一の風であるからといふ理が有ればとて　　風は豫測し　　風を得べき　　風であるといふ一見解は姑く　　風吹く野邊の焚火の光の如くなる　　風の曝す　　風の之に加はるのに甚だ酷く似て居る　　風を誘ひもすまいが　　風を潮風と云ひ　　風に逆つても舟を行り得る　　風がなかったのですが空には吹いていたと見えて　　風がどうっとやって来ました　　風の残っていた　　風を孕ませながら　　風が道端の草をざわつかせた　　風のない日は縁側の日向へ出て来て　　風がざあっと吹くと　　風にざわざわ鳴り　　風をからだに入れながら　　風にばたばた鳴りました　　風のたよりに宮本がひどく病気であるという噂のある　　風に考えているという　　風がふくた　　風のたよりをまちわびて　　風のまにまにするけれど　　風は白帆の夢をのせいつか　　風を身にしめて　　風に男は歩みののろくなった　　風な太鼓をたたいているから　　風に扱われているか　　風をはらんで待っている　　風と受け流すが　　風のように逃げちゃった　　風が木々の香りを翻りながら　　風が絶えず木々の葉をいい匂をさせたり　　風な抜きさしならない　　風に揺れて光っている　　風が烈しくなって　　風はその外側の硝子へときどき思い出した　　風のために其処へたたきつけられた　　風と共にプラットフォームに散らばっていた　　風に髪をなぶられながら行った　　風にしているか　　風な想念を眼ざしに　　風に吹き飛ばされて来たりすると　　風のためにちぎれちぎれになっていた　　風と共にひとしきり冷い　　風の去ると共に　　風に塩梅されていた　　風と一緒に横なぐりにかかる　　風がいきなり鼻の奥へ突込んできて　　風がいきなり鼻の奥へ突っ込んできて　　風を入れて休んでいた　　風がそうそうと空に鳴っていた　　風に押されては　　風とのため軍需工場を狙った　　風といふ題にて襟を吹く　　風わたる見ゆ垣の上の梅の木末をゆるがして　　風吹けば萩の若葉の右になびき　　風多き草か日を一日なびきかたよりいと　　風の川下ゆ吹く　　風のわたれば　　風寒ければ網ほせる　　風吹けば風にゆられ　　風かもおぼ　　風に手早く相場をつける　　風に羽翼を附けて　　風に矯める　　風に運んだ　　風が吹きつけてきた　　風が吹いてくるが　　風が吹いて行く　　風に磨いた　　風ですさまじく鳴っている　　風に義理立てをしないで　　風にゆれていた　　風までがすずやかにふくらんではいって来る　　風が絹のように音をたてて流れてくる　　風が蚊帳の裾を吹いた　　風が飄々と吹く　　風が通りますのよ　　風に吹かれていて　　風よ叩け燃える　　風が吹き荒れる　　風でふくらました　　風をよそおい　　風になるかも知れないと思う　　風な群に落ちれば　　風が静かになる　　風な事を云う　　風でも聞いている　　風を力いっぱい吸った　　風の唄をうたっていた　　風が筒抜けで馬鹿のように悲しくなるだけだ　　風の夢肺が歌う　　風がすぐ乾かしてくれる　　風が吹いているのに　　風に吹かれただけで　　風まかせになって来る　　風に蒼ずんで来ている　　風の中を仕事さがしに歩く　　風の中を走ってゆく　　風はますますひどくなって来た　　風に狂う　　風もしずかになり　　風が吹きぬけて来る　　風ああ無情の風と歎く　　風に追いこむなんてつれないではございませんか　　風に独りは歩く　　風のなかへぺっぺっとつばきを吐いた　　風が唸る　　風に申込みの　　風小さき詩人よ所在なくさまよう　　風におし　　風がはいって来る　　風が少しく強まったらしい　　風が吹かないからだ　　風など吹いて来ない　　風だって吹く　　風を孕んで懸かっている　　風を孕んで靡いたが　　風に煽られて靡いている　　風に保障と激励とを寄せられるならば　　風に特配したとする　　風は渓の中へ吹きおりて　　風に響き　　風に従ひて　　風に逃げない　　風な表情をした　　風に目顔で返事をしながら　　風に煽られて通りすぎた　　風のまにまにユラユラと動いている　　風に顔の広いため奉られた　　風に温和しくなり　　風を装って引返し　　風に当るから　　風が街頭の木々を揺すっておりましたけれど　　風に捜索の歩をすすめてゆく　　風をしていましたか　　風に乗ずるは　　風に出来ているから　　風に心靈は傳へる　　風にジッコンを重ねた　　風の吹雪になった　　風が颯と通った　　風に傘をさして　　風に述べれば　　風が虫の声と共に流れて来た　　風に骨が折れた　　風に挿入はしてゐるが　　風の吹き荒んでゐる　　風に全生命を傾けてしまふ　　風に吹かれて来るごとし　　風があつて青葉がアーク燈の面を撫でてゐる　　風さわぐ見ゆ沼とざす　　風を引きかけてゐる　　風は水面を静に渡ってゆく　　風の間に間に人の耳語き　　風を装っていましたので　　風の様にサッと来て　　風がひどいなと思っている　　風のように象の形の丘にのぼりました　　風で介殻のようなかたがつき　　風はだんだん強くなり　　風はまるで引き裂く　　風とのなかで渦になりました　　風にけされて泣いている　　風や雪の声の間からすきとおる　　風にかこまれて　　風の中で叫びました　　風がそれをけむりの　　風のやうに象の形の丘にのぼりました　　風で介殻のやうなかたがつき　　風にけされて泣いてゐる　　風や雪の声の間からすきとほる　　風の会はこれ迄この会以外には見られない　　風に見てゐる　　風に思うて　　風な概念がまじつて來てゐる　　風に攫われかける　　風を起こすの　　風に奇異な眼をぼくらの方へあつめていた　　風に註をしてきたが　　風に耐える　　風の中へ捨てて帰った　　風のまにまについて歩いた　　風を切らせ　　風の快味がわからない　　風に聴くしか　　風に吹かせてゆく　　風に飲んだであろうか　　風をなして来た　　風を慕っていたといわれる如く　　風を尊ぶ　　風が興ると共に　　風のみあれて　　風として措いても　　風のことが書いてあった　　風がそれに添うて来た　　風は次第に強くなるばかりであった　　風も止んで来たが　　風を吹きおくる　　風さえも加って来た　　風が強く吹き出したと思うと　　風なところがあるでしょう　　風が出ている　　風に無視したり　　風でうしろへ生々と吹きなびかせながら　　風に思わないで　　風にふかせていく　　風をしていられた　　風をしても　　風なものあんな柄のものと頻りに註文していられました　　風のように消えてしまったという　　風のように起ったり止んだりした　　風の断えた　　風も横なぐりに落して来ては　　風もない梢へ昇って行った　　風の凪ぎ尽した　　風に慄える　　風に稻葉のそよぐ　　風に流れて来る　　風にかいた　　風にあらはれるか　　風の涼しくなりぬるか　　風は袂涼しもなどあり　　風の涼しきは一夜をこめて　　風なれと秋たつ日こそ涼しかりけれの　　風の便りに聞いた　　風に感心されてゐた　　風に数学の問題に頭を突込んで　　風のような列車の轟音を遣り過した　　風に細々とすっぽんの割烹について語った　　風もたえた　　風が出ていた振返ると　　風と共に俺は歩いた　　風か何か引いていた　　風にパーマネントの髪をなびかしている　　風をたてて走つてゆく　　風に書き出すと　　風に思ひ出される　　風のたよりには聞いてゐたけれど　　風は叡山おろし　　風を引く　　風にかいてある　　風がネルのキモノの袖口をふく　　風なことを爲たり言つたりした　　風な夢を絶へず見てゐたが　　風に此方ばかりの手前勝手な自尊心を目安にした　　風に断定して　　風に立つてゐると　　風に不遜な考へ　　風に誇張して　　風にコムミュニスト作家がなると　　風の響が夜なぞは折々雨かと誤たれた　　風に心持よく流れている　　風が突然に吹き起って　　風やこの雨には一種特別の底深い力が含まれていて　　風で一時間もたつかたたない　　風の吹き通うにもかかわらず　　風に追いやられた　　風が出て乾ききった　　風と共に寒さは日にまし強くなって　　風や雨の日にはかえって面白く飛び歩いた　　風がなくて冬の日が往来の窓一面にさしている　　風をよける　　風で足許危く歩み出る　　風が大きな波を打せる　　風が吹き出したと見えて　　風が屋根の上の電線をヒューヒュー鳴す　　風はまだ吹き止まない　　風に船をまかせて　　風がし　　風がすこしやみかけたと　　風に発展するかは　　風に考えられていたかという　　風で時々動く　　風が藻の香を送る　　風が木の葉を鳴かせる　　風が吹くかといふ　　風がとおる　　風に精密に我ものにした　　風でヌーと立ってやがる　　風でブラブラ行って　　風の女もいる　　風の翼に乗っている　　風の強い日に彼が丘の背を大股で歩き　　風になびかせてゆく　　風と戦っている　　風はそよりともせず　　風がその枯れた　　風にそよいでこすれる　　風の翼に乗る　　風が荒れ立つても　　風が胸を吹く　　風のように消えてしまった　　風に吹きまくられた　　風に飛ばしてしまった　　風に飛ばして　　風の息でその胸の上にそよいで　　風まじりの雨が暗く降りしきっているので　　風が吹きますね　　風もだんだんに吹きやんで　　風がまじって来たとみえて　　風や浪の音はいよいよ高くきこえます　　風に解釈していた　　風で一寸言葉を切ったが　　風を伴った　　風にやらなければ　　風に狂喜する　　風があるな　　風をしようとした　　風が気味わるく持ち上げている　　風に私たちから遠ざからせてしまったのに　　風にあの人を遠ざからせてしまった　　風にこんぐらかった　　風に二通りの微笑を使ひ分ける　　風に笑つたのは實にひさしぶりであるやうな氣がした　　風が氣味わるく持ち上げてゐる　　風にあの人を遠ざからせて　　風にこんぐらか　　風でもきびしくあたってこない　　

声は風の　　憑り風に　　なだれの風　　どてら着て立つ風の　　歯に風を　　葉が散込むにしては風も　　此處では風が　　木乃伊を眺めただけで祟りを受けるという風に　　日照し風　　板の間から風が　　先から逃げたがる風で　　闇を吹く風の　　深夜の風の　　言ふ風に　　ような風　　原稿を風と　　路地には風が　　戸外の風が　　波と風とに　　其儘歌つたといふ風の　　不景気の風が　　雲が風に　　幾ら威張っても風の　　宛も風の　　やうな風を　　のではないかといふ風に　　水面をふるはす風の　　もんですよという風に　　実用には使われていないという風　　式日という風にだけ　　事件という風に　　借金の風に　　林の風に　　夜来の風の　　身にしみる風　　午後は風が　　運も風の　　雪も風も　　九十五度の風が　　国の風は　　月更け風　　秋の風が　　覗き穴から風は　　当時雨降りて風　　此幡が風に　　馬鹿に洒落た風を　　一糸乱れずといふ風に　　噂もしてゐられぬといふ風　　明日の風が　　そよとの風も　　矛盾を風が　　送電塔に風が　　霽れるより風が　　夜ふけの風が　　感傷的だといふ風に　　何んな風で　　鼻に掛けるといふ風　　添ふ風に　　音が風に　　辺は風も　　勝を占めるという風　　水と風の　　いちにち風　　水音に風が　　草に風が　　葉に風の　　眼白が啼いても風が　　#蓑虫の風に　　竹をきる風が　　葉が鳴る風がは　　今日は風が　　からだへ吹きつける風の　　どちらへ行かう風の　　海から風は　　夜明けの風が　　雪がとけて風が　　やつてきた風で　　雨となり風と　　空の晴れて風　　いやな風が　　ふきつのる風を　　ゆふ風や　　雑草の風が　　すゞしい風の　　ゆふ風に　　草にも風が　　木の葉の風に　　夜も風の　　此方は風が　　息子の風を　　ポプラに風も　　ひとりで風を　　柿のうれたる風の　　空が風が　　木の葉を散らす風が　　郵便も来ない風が　　胸もとに風が　　体験する風　　日でも風は　　プールを越えて風が　　スカートが風に　　海からの風は　　海からの風を　　うしろからの風に　　香りのする風を　　海の風に　　それぞれが風に　　上で風に　　盛んに風に　　少年は風の　　どこにもからまず風に　　凧は風を　　手に風の　　俺は風の　　頂上の風に　　源は風　　逆の風が　　沖から寄せて来る風の　　夜あけの風の　　酒をたべ風を　　上は風が　　朝の風が　　北東の風に　　上を風は　　臺閣の風　　三月の風にも　　四阿屋に風の　　芋畠を吹く風も　　二張ハタハタと風に　　ブンと風を　　ような風を　　政治界に投ぜんとする風　　車は風を　　如何な風を　　質樸な風を　　金の有る風を　　岸へと吹き付けて来る風を　　屍が風と　　のどかに風に　　師走の風が　　火が風に　　枯れ草が風に　　復讐戦をやるという風に　　かんなくずがつまだちをして風に　　文学へかえるという風　　台閣の風　　冬らしく風が　　軍国主義者であるという風　　奈々子の風が　　何んな風に　　情熱を感じられるといふ風　　無神経みたいな風に　　何んな風　　得意の風を　　斯んな風に　　空は曇って風も　　同情を表する風　　チベットラマの風　　海の風は　　旧習を重んずる風　　清らかな風が　　暑熱を送る風が　　天曇り風　　遠くより吹きよせる風は　　火に焼かれ風に　　一夜にして風の　　規律を守らざる風　　枝が風の　　微かに風が　　腰は風にも　　雲が出て風が　　雲が出て風も　　夜中の風は　　鉤を産む風は　　耳は風に　　水仙の風の　　さわやかな風の　　びらをたたく風の　　さな風が　　お前は風の　　枝にからまる風の　　真夜中をねむる風の　　なかを風の　　水にたはむれる風の　　そよともしない風の　　ろの風よ　　足も風に　　気にも止めぬ風で　　夜に入ると共に風は　　夜の風　　家の風で　　ふつても風が　　東南の風　　朝霧が風に　　何事かを考えている風　　宿をとるという風も　　學校へ行く風で　　紐が断れて風に　　才気煥発の風を　　猛烈な風の　　荒菰を敷く風が　　時ならぬ風が　　言ふ風の　　つてゐる風に　　やうに風の　　読者にいきもつかせないといった風の　　中の風の　　ペーブメントへ風が　　新聞紙が風を　　#のか風と　　きのうの風の　　中を風の　　松をゆする風の　　洞穴にふき込む風の　　空気や風に　　ことばかりだと云う風に　　Ｂ×Ａという風　　私は風の　　頭を風に　　長者の風を　　のは風を　　ッて風の　　巣は風に　　暖簾を風に　　ふらんす風に　　名人上手とかいふ風　　ラテン語といふ風　　非常にためらう風が　　海上は風　　外は風　　下総の風の　　山の風は　　ぼんやりしてる風の　　沼に風が　　風が吹く見れば見るほど風が　　方から風が　　砂利石に風は　　釣瓶に風が　　口に風といふ　　乾からびた風と　　気な風を　　雨にも風にも　　疾き風に　　ままあっけに取られたと云う風を　　雨にうたれ風に　　姿は風に　　そうな風も　　爽やかな風の　　気を取られてゐるといふ風にも　　秋の風を　　視線をまかせてゐる風に　　使ふ風が　　下から煽る風に　　黍畑の風も　　つて朱船は風の　　元気に風を　　オーイ寒冷な風の　　外は風が　　マントを風に　　一番じゃという風では　　都会の風に　　小馬鹿にしてゐる風　　上はそよ吹く風　　燈火は風に　　息は風に　　火は風に　　木の葉が風に　　旗の風に　　数日後には風に　　間が風を　　鼻唄うたったりしながら風を　　先生も及ばないという風が　　ものではないかという風に　　ものだという風に　　私は風が　　光が風に　　ような風が　　うそだといふ風に　　蕭々と吹く風で　　西からきた風でも　　南からきた風でも　　蕭々と風が　　清新な風が　　柳には風が　　急に風が　　相手が打ち解けた風を　　さそうな風を　　いつまでもいつまでもという風に　　一陣の風が　　雪が風で　　さにかてて加えて風も　　氷点下でも風が　　斯んな風　　暖い風に　　一陣の風でも　　ささやかな風にも　　合点がいかない風で　　躇らった風　　のんきな風で　　旗が風に　　雪もまじえない風が　　ガラス窓が風の　　ような風で　　仲間入りしてる風を　　暗示だという風に　　夕方から風が　　涙をさそはれるといふ風で　　空つ風に　　俄かにあわてだして風の　　西南の風が　　これを風とか　　天末線の風も　　のだ風とも　　草々には風に　　渇きは風とともに　　硝煙は風の　　意志なり風の　　いまぞ鳴る風の　　敵のかくるや風の　　西南の風に　　手段であるという風に　　下位にたつといふ風に　　身にしみては聴いていない風　　完全に吸い込んでいる風　　毛を風に　　先刻から吹き始めた風を　　下位にたつという風に　　教育の風を　　政治教育の風を　　西北の風が　　あたりで風でも　　批判は風に　　言ふ風　　戸が風に　　民族の風　　港の風に　　鍔を風に　　北吹く風の　　牽制これ努めるという風で　　一端を風に　　初夏の風の　　襟をつくろっておるという風に　　岩見の風を　　山谷の風を　　上を風の　　云ふ風に　　乞食見たいな風　　砂が風の　　昨日は風も　　そこへ風が　　体は風に　　雨と風とに　　丸刈頭に風を　　袖が風に　　間髪を入れず風を　　雨と風を　　何かに風が　　それが風を　　考へこむ風を　　鈴は風の　　それに風も　　季節の風の　　太陽と風と　　花粉が風に　　条件の風に　　樹に風は　　香りと風の　　強烈な風に　　葉が風に　　うしろから風に　　なかで風が　　さを増していく風の　　雨と風が　　朝の風に　　陸からの風に　　北海岸の風に　　花が風に　　幕を風に　　谷間の風　　谷間の風に　　夜の風の　　月光や風の　　月光や風に　　オフ・ショアの風を　　髪が風に　　頬が風に　　金髪を風に　　雨や風は　　雨や風の　　雨に濡れて風に　　顔に風を　　オフ・ショアの風に　　波と風の　　おだやかな風に　　オフ・ショアの風が　　星と風だけを　　音は風に　　陽が射して風が　　方で風が　　水石という風に　　ピアノを聞いたりと云う風　　凉しい風に　　梢が風に　　人を見ない風　　浮世の風には　　外は風や　　ウブ毛の風に　　穂を召した風が　　一夜を眠らぬ風も　　言ふ風までも　　衣配りの風が　　気にとめるという風も　　肥料売込みの風を　　びっくりした風を　　凉しい風が　　それに気付かぬ風を　　質素な風を　　私をだましたが風は　　つた毛蟲が風に　　西吹く風に　　街の風に　　当時ははいから風で　　伊達な風を　　もとへ収め込むという風に　　仙酔島も風と　　雨も風も　　湿気と風とで　　余興に出てくれといった風の　　やうな風　　のぼりや風や　　こいつらは風を　　七重宝樹の風の　　唇飾を着くる風は　　地方の風の　　ように風が　　隙間から風が　　妙な風に　　僧という風に　　現象を示す風で　　比喩にする風の　　誓ひをする風が　　意を得たりといった風に　　のだという風に　　昔に忘れたという風　　上機嫌で寝るという風　　請負師といった風　　糞かといった風　　肩で風を　　さりげない風を　　昔からさうよびなれてゐる風　　催促に行く風も　　変な風に　　母親を探し求める風も　　街は風が　　山の上には風　　数日は風が　　香りや風の　　警戒する風も　　気になって堪らぬと云った風を　　夜更けの風の　　雨を含んだ風が　　骨が風に　　吹抜けの風を　　云ふ風　　狐が風の　　のを待つという風　　柳が風に　　霜月末の風の　　鶏さわさわと起つ風の　　水に揺れあふ風の　　山峡流らふ風は　　こずゑにも風は　　風を祭る風を　　二人は急いで風よけの　　格式にかかわるという風に　　局部的な風　　掌を差し出して風の　　ごみを風に　　甲羅干の風を　　五月の風が　　雨もあれば風も　　ものを知らないという風　　私は晴れた風の　　屋根へと風が　　夕暮の風が　　呼びすてにするという風も　　土砂が風に　　つてゐる風にも　　窓から吹き込む風が　　心組に気負っている風にも　　吹込む風が　　ルンドフンクといった風　　陸へ向けて風が　　影響として現われる風が　　地方的の風に　　相応する風の　　南がかった風が　　東京の風の　　ところの風の　　相当する風の　　南がかった風の　　今そと風　　いいかげんな風に　　正面から風に　　方へ風や　　顔をそむけて風に　　瞑想に沈んでゐるといふ風　　帳の風　　夏野の風の　　斜めに風を　　のが風に　　団扇の風を　　笠が風に　　雨と風に　　尊王皇学の風が　　坂刃に風を　　前にこごめて風に　　尻尾だけが風に従って　　煙筒からは風に　　方向を変えさせられた風の　　濶葉樹林に風の　　開けっぱなしにしくさって風が　　びゅうびゅうと風は　　跡は風だけが　　隙間もる風は　　昨夜の風は　　ために風は　　殻が風に　　幹が風に　　音をたてて風の　　世辞をいって怒った風も　　湿気を含んだ風が　　埃を含んだ風が　　堪忍袋を切らしたという風に　　ひやひやとした風が　　冷い風が　　肌に風が　　ひさし髪が風に　　冷い風を　　雨気を含んだ風が　　夜になると風を　　日傘で風を　　颯々と風を　　どこを吹いている風　　窓の風が　　お母さんが風を　　朱船は風の　　二月の風に　　ビョウと風に　　瞳を風に　　公園の風は　　奇妙な風の　　そうな風が　　海路の風の　　晩で風が　　秋の風　　わたくしでなければといふ風に　　感情せよという風　　列挙するという風の　　認識という風に　　プロレタリア文学であるという風に　　ものであるという風　　さという風に　　利用という風　　必然であるという風　　どこ吹いた風かといった　　世間の風に　　家庭的に恵まれている風に　　暖い風を　　印象を風の　　貼紙が風に　　発露という風に　　文学という風に　　新鮮活溌な風を　　游離という風に　　講談本を読んでいるではないかという風に　　別な風に　　韜晦された風が　　僕とは違った風に　　主人に云う風を　　ソヨとの風も　　中やすみの風が　　一陣の風の　　頃物語り風の　　整理して物語り風に　　伝授もの風の　　感触の風　　下から風に　　師走の風に　　真面目な風が　　通り雨だという風に　　神に仕へる風が　　ような風に　　中に風が　　家に残るという風の　　神に仕える風が　　ような風では　　思切った風で　　疼み出すという風　　夕の風に　　なかに風の　　中に笑う風の　　それだから風の　　礼拝堂で風を　　手持無沙汰な風を　　枯葉が風に　　時という風　　寒々と風に　　総髪を風に　　どこ吹く風かという　　竹に吹く風が　　湯上がり姿を風に　　小馬鹿にしてゐる風が　　忠実に果すといふ風が　　止つてゐるといふ風　　これといふ風に　　暖かな風が　　新鮮な風と　　外を風が　　通人的気品を重んずる風が　　風洞で風を　　異臭が風に　　やうな風で　　のが風で　　やうに風で　　それに風が　　冬らしい風が　　闇と風との　　我々は風や　　松の風を　　着手する風も　　空ばかり風は　　南の風の　　砂漠で風の　　中を吹き出して来る風が　　一ふきの風に　　一陣の風と　　焔を風が　　感にたえたという風に　　涙を楽しんでいる風　　若葉が風に　　愛を感じてゐるといつた風の　　気にとめる風も　　太刀に風を　　扱つてゐる風　　別の風が　　方を見ていましたら風は　　匂を送って来る風の　　それも風が　　私が風に　　そこから風や　　ままであったが風は　　みち早春の風　　雪洞が風に　　急務といふ風に　　値打をきめるといふ風が　　慎重に考へるといふ風　　のを怪しむ風も　　簾を撲つ風ばかり　　身をちぢめて風をよけ　　夕暮の風をも　　紅葉散り来る風　　幽谷に風　　一人雪よ飛べ風よ　　喪旗を吹く風も　　歓迎するといふ風　　典型を重んずる風が　　周囲が風に　　肌のきめに匂っているという風　　理不尽なる風が　　主張もとほるといふ風　　何時までも囁いてゐるといふ風で　　娘といふ風　　下では風が　　都の風が　　都の風を　　下は冷めたい風が　　四方の風は　　爽快に風を　　ッという冷めたい風が　　涯から吹きよせる冷めたい風も　　思いきり立腹している風　　灰色になるほど風が　　義理立てと云った風　　作つたといふ風の　　気に風を　　冠を風に　　まつたといふ風　　蔭に風の　　道化た風に　　羽が風の　　歯へ風を　　昼飯さへ忘れる風　　税務署長は風の　　ろもじのにほひが風に　　東の風が　　東の風は　　前から描くという風　　異国船南の風が　　一夜草南の風が　　南の風よ　　わしや知らないが風は　　楮も風に　　暁の風も　　女空吹く風　　研究しあうという風　　邊の風の　　負傷者の風　　夜の風は　　種子を風に　　金髮を風の　　雨が降って風が　　空に立って風を　　ほうが風を　　団扇で風を　　乱痴気騒ぎの風を　　速やかな風に　　やうな風に　　金縁のまであるといふ風　　こんどは風が　　お前と風は　　枕木とかいふ風　　やうな風も　　のが続くといふ風に　　足といふ風に　　前方から吹いて来る風の　　後では風か　　お前達は風の　　雲は風に　　此の風が　　処へ風で　　蘆が風に　　枝葉には風が　　森の風で　　花粉を風や　　いろいろな風に　　隙もる風が　　外部的判断と闘うという風に　　理解し得ないという風に　　それは風の　　燕麦は風　　中平は風の　　意味とちがった風に　　ものであるという風に　　來たといふ風で　　南の風が　　塊が風に　　上層の風の　　南の風に　　恰度漁師が風と　　女からやっつけるという風にだけ　　クレオパトラの風が　　電信線が風に　　品物を眺める風で　　電光のひらめきと風の　　あしたに風が　　今夜の風は　　南の風は　　アラビア砂漠の風か　　円材にあたる風の　　竹が風に　　蘆荻の風に　　あっちの風が　　こっちの風が　　云ふ風にもの　　爽かな風が　　そこへ残しておいたといった風に　　臭いのする風が　　土地の風　　東京の風　　そこの風に　　廊下へ風が　　スススと風の　　爽やかな風が　　ソヨソヨと吹く風が　　東京は風と　　冬支度でないので風を　　山から風を　　日には風は　　合ふ風も　　結局荒野の風の　　岩石という風に　　隙間を洩る風が　　烟は風に　　子は風に　　振りをしたがるという風　　山羊が風を　　微かな風に　　女親だという風に　　背が風で　　声々をのせて吹いて来る風は　　闊達らしい風も　　瀧子の気に入らなかったかと思いかえしている風　　一緒に風に　　花をたむける風に　　殯の風を　　娑婆の風は　　自動車が風を　　うちに風が　　後ろを風の　　稲田より風　　御殿女中の風を　　声に風　　疲切った風　　ぼんやりと風の　　阿鼻叫喚が風の　　ひだも風を　　旅商人らしい風　　時分に風が　　身にしみる風に　　北西の風は　　男性女性という風　　第二義という風　　旅まくら熱になやみて風を　　ことも出来ない風の　　中にかすむでゐる風に　　伴れて風は　　まつたく風に　　一にぎりの風を　　土地には風が　　顔つきからして風の　　ものの風の　　僕は風を　　いつかの風の　　穂山から風　　さへ風が　　者という風　　柔かな風に　　初秋の風が　　才気煥発の風が　　そこから風の　　激音と風の　　りゅうッと風を　　冬の風より　　声を風に　　多くを風　　肌に当る風の　　窓掛が風に　　冷湿な風と　　音楽も風の　　彼も風の　　原始林が風を　　萩原吹く風に　　哀調を好むといふ風にな　　潮流や風の　　一つは風で　　午後に至りて風　　歌ひながら風を　　あいあいと頷く風　　宵には風が　　香は風に　　磐石は風に　　けりや風か　　肉体は風に　　人さへ風の　　野を吹く風よ　　天狗倒しの風の　　文明の風に　　裁判所の風も　　軽蔑するの風に　　商売の風を　　披露するの風　　西洋の風を　　先生の風を　　手を洗うの風　　用うるの風　　温厚の風を　　婦人を重んずるの風は　　西洋人の風なりとて　　穴から風が　　下界の風に　　下界の風という　　肩で切った風に　　残念にも風を　　者が風を　　男が風を　　士族と歯するを許さざるの風　　書画の風を　　学校教育の風も　　学問の風を　　質素勤倹の風を　　稼ぎ高をあげようと努める風が　　是非ひきうけるという風　　手伝いまでするという風　　ところから風とともに　　胸のときめく風の　　異様な風の　　ほんとうに風とともに　　ような風の　　三の風の　　つて海から吹いてくる風が　　聲でいひましたが風に　　樣な風の　　やうな風の　　借金して来た風　　手紙だから風に　　奴が風に　　哲学談に話しを合わせるという風　　試合に赴く風を　　何んな風と　　雨そぼち風　　冷い風の　　三日めから風が　　ならいの風　　滑稽な風に　　そこから風が　　何ごとかといふ風に　　椰子の風が　　透間の風は　　編輯室から風に　　日も風の　　花子夫人が風に　　衣服が風に　　短冊が風に　　若葉の風に　　馬の背や風　　筒井づつのむかしふりわけ髪を風に　　都会の風を　　バッタリ途切れてしまうという風　　袂で風を　　古武士の風を　　諾かぬ風に　　小雨が降ると風も　　当惑してる風　　私を避けてる風　　怪訝に思ふ風も　　香ひが風を　　夏帽子までが風に　　間を置いては響けてくるといふ風　　湖水から吹き入る風の　　渡つて來る風も　　今夜は風の　　ことはあるが考え出せないという風　　冷い風に　　藤も風に　　鉾杉に風が　　升落しの風を　　目指を風の　　真暗で風が　　夜ふけの風の　　精霊が来るといふ風に　　標山の風を　　墓前に懸けて戻る風も　　なつた風も　　名は風の　　外へ出てみると風は　　照し出したが風の　　一行は風に　　東京の風に　　声も風の　　姐ちゃんという風に　　裾を風に　　今夜はそよとの風も　　そよとの風にも　　足とで働きつづけてきたという風　　大袈裟な風に　　岩石が風を　　正月の風は　　わたしには風などは　　飾りものを悦んでゐる風を　　凩の風が　　目を洩る風が　　二番鶏時分から風に　　入口は風と共に　　帶まきつけて風の　　ゆんべ吹いた風は　　田圃の風を　　ゆうべの風の　　蔓を這わす風が　　躊ふ風で　　よそ行きの風を　　華奢な風を　　しなやかな風を　　枝には風の　　内容を掴むという風　　問題でないといった風　　二章という風に　　木精は風が　　幸にも風が　　中を風よりも　　春の風より　　湖の風は　　ようなる風にて　　大阪の風の　　説明すると風の　　紙幣を風に　　夕方になると風が　　木どもは風の　　やうに風が　　言つて何か探す風を　　車で風を　　そうな風を　　様な風の　　方へ風が　　陋なりとする風が　　家の風　　様にたのんで居ると云う風　　フランネル一枚では風を　　世間の風にも　　貴公子の風が　　士とする風が　　大器の風さえ　　才を誇る風は　　大人の風を　　まっ黒な風が　　みどりの風が　　頭髪は風に　　火星人たちの送って来る風が　　リズムを楽しむ風　　開運様といった風に　　ここを開けよという風に　　一瞬間笹原を渡る風の　　兄弟三人分一人で聴かうといふ風　　兄弟三人分一人で聴こうという風　　小笹を風が　　糸に風が　　空吹く風にも　　傍から離れたい風　　それで想いだしたがといった風で　　一安心したという風　　米屋さんといった風じゃ　　躊躇してる風　　南へと風の　　夜空の風を　　二つに分かれて風を　　矛に風を　　必死の風を　　歴代遷都の風が　　唐獅子といつた風　　女に甜められきっているという風　　曹操は風を　　戦い疲れた風も　　天子へ奏するという風に　　蕭々と風も　　台に立っていられないほど風も　　頁をめくり上げる風　　傍丘といふ風に　　喪あがりだといふ風に　　喪葬といふ風　　洗骨の風が　　神といふ風に　　下に廻る風の　　彦といふ風の　　言ふ風にも　　看護するといふ風にな　　世持富といふ風に　　程の風に　　これほどの風が　　すてきに風が　　頭のきくと云う風の　　午前中は風が　　夜になって風が　　さかりと云う風に　　河水をわたる風は　　意にかける風も　　民土の風に　　相貌にそなわってきた風が　　口々に風の　　ような風は　　大江の風を　　方向に風が　　辛棒し切れない風が　　ローマの風を　　ざらいを掻き攫う風にも　　キョトキョトした風で　　裸でゐるといふ風　　様子を見ると叱られている風でも　　日は風の　　末へ風に　　世なれた風に　　泥仕合という風に　　どこからか風に　　どこから風が　　中でといふ風に　　落着いた風　　海から吹いて来る風が　　蕭々の風と　　しきにおいて養っておく風が　　のも厭う風　　火は風を　　高士の風を　　大学の風に　　秋の風かな　　遠山はしる風の　　初夏の風　　學の風に　　面を風に　　氷の風で　　天気が持ちまして風が　　捨鉢らしい風に　　人には気がつかぬ風を　　父を風や　　外へ出ますと風が　　役人らしい風に　　奇蹟を行う風を　　流行的思想という風に　　雨と風の　　方が風が　　二百十日の風と　　二百十日の風に　　温良博学な風を　　柳桃は風に　　眉をひらく風も　　頃から風が　　楊柳は風も　　一帆の風に　　東南の風の　　朝夕の風を　　江上は風も　　ミミズのたくり風の　　時代の風を　　標準化に向かう風が　　標準に向かう風を　　標準に向かって風の　　標準に向かって吹く風が　　文化の風が　　風がふきゃ風が　　散財しているという風　　雨氣をふくんだ風が　　鯨幕が風を　　蓋が風を　　窶らしい風を　　厭がる風　　重吉よといくどでもはなしかけるだろう風が　　#とうもろこしに風が　　腕に抱かる風に　　柳は風に　　闇夜であるがうがうといふ風が　　草叢の風に　　それは風でも　　夜露の風に　　夕月が風に　　葉は風に　　僕等は風の　　あなたの思ひは風に　　しようがないという風に　　夕方の風に　　曖昧な風に　　裾に風が　　つた信號機を風に　　目に風が　　まばらな風が　　寢た風を　　觸れる風も　　あれで風を　　日は風も　　冷いやりとした風が　　それに風の　　東南の風が　　異様な風　　波も風も　　雨と風と　　拘泥してゐるといふ風　　太陽は風に　　おまえを苦しめた風は　　黄色になって風の　　ろしい風の　　つて吹いて来る風に　　葉を動かした風の　　かすかな風を　　汽車の風に　　一本二本かすかに風に　　西づける風　　部屋へ帰っているという風　　先づこんな風に　　雲のはびこりて風の　　湖畔の風が　　川から風が　　燭を吹く風も　　霜夜の風は　　五月の風に　　薬局で嗅ぐ風の　　梢より風に　　五月の風　　手は風の　　単刀直入だけは心得てゐるといふ風　　誰でもさうではあるまいかといふ風に　　東南の風に　　為に風が　　夜更けは風が　　秋の風は　　草木のけはひが風に　　静かな風が　　ことでも考へてゐるといふ風に　　下等といふ風　　どこにも風の　　不吉な風が　　長者の風の　　皆南方の風にも　　裏縁の風　　ヒヤヒヤと吹き来る風は　　楊柳は風に　　着衣の風に　　廊下を渡って来た風の　　扇子の風を　　ところに跼って風を　　妙な風　　暖かで風が　　海から来る風の　　海からの風の　　懐中へ風を　　後から風が　　早手の風が　　逆の風でも　　階下で風に　　塩梅に風が　　弟といふ風に　　験べる風に　　香水の風を　　疲労の風の　　春の風が　　葉末を風の　　山から風が　　中から風も　　松吹く風に　　雨気をふくんだ風が　　吹聴しようといふ風には　　麝香の風の　　大概斯んな風　　がてんがいかないという風に　　首という風に　　先生に飛びかかろうという風では　　安心しましたという風に　　手を延ばして直す風を　　浮世の風に　　櫻に風は　　髯に風を　　声とも風の　　密雲も風を　　心を動かされた風　　工作を運ぶという風　　江上に出て風を　　気になってならないと云った風を　　軟らかな風が　　それが風に　　南から吹く風に　　季節の風　　雨とか風が　　一概に風を　　颯々たる風を　　袂を風に　　甲府は風が　　麦畑を渡る風と　　之れが吹き来る風の　　種子も風で　　特色によって蔽うて行きつつあるという風に　　組織出来るという風には　　動植物や風の　　のだという風にばかりは　　ジャーナリズムという風に　　末に走るという風に　　調子を下しているという風にばかりは　　穴でもあったら入りたいという風に　　十月の風に　　西南の風は　　西北の風は　　これが風を　　ヒョイと風に　　らで風が　　あいつは風の　　ほうでは風も　　がらだが風　　なみだいな風など　　風車なら風を　　一郎は風が　　どこ吹く風と　　幟が風に　　武士団だという風に　　復興したという風には　　マルクス主義的だという風に　　左翼という風に　　おらも風に　　縁側へ吊して置いたら風　　子を風の　　そいつは風の　　潜りをあけましたら風が　　粒を投げつけられ風に　　遠くの風の　　烈で風　　どこを風が　　空脛を風に　　横から吹いてくる風の　　マサちゃんは風に　　ーっと風が　　ばかな風　　博士は風と　　風である風　　批判が織り込んであるといふ風　　空吹く風と　　北西の風が　　お上の風も　　云ふ風にな　　挿もうという風でも　　輕く風に　　開閉もせずに風の　　毛脛を風に　　脇の下へ風を　　のは風の　　のか風の　　此の風で　　ひつそりと風では　　麥ぼが風に　　やうだ風は　　かげを風に　　惡い風に　　ぱ冷い風に　　梢をわたる風　　畝からぬけでてきた風　　青空をわたる風　　熊笹が風に　　さいわいに風の　　二階で風に　　声が出ないといふ風　　凧あげするから風よ　　#羽根つきするから風　　羽根つきするから風　　つても休まない風が　　一様な風を　　これだと思った風を　　心の現われからという風に　　気紛れな風の　　間に風の　　仙界の風の　　西から風が　　かなりの風が　　空中には風も　　距離でもちこたえているという風　　紙を風に　　朝の風の　　時だという風に　　大儒の風も　　彼の風を　　髯を風に　　墓場の風の　　苟安は風を　　軍馬が風の　　深夜の風は　　何喰わぬ風を　　醇朴な風が　　彼も風に　　さり気ない風で　　あちこちに吹く風　　一因子は風　　程度の風でも　　程度の風に　　場所の風に　　微弱な風が　　不意の風の　　沖から風が　　ひき明けごろから風が　　風器の風の　　目で凝っと風に　　太陽と風とが　　曇天と風とで　　山国から風で　　妹が死ぬといった風　　瞑想に耽っているという風　　口にくわえるといった風　　習との風も　　知りあいという風　　小馬鹿にした風　　賤なる風　　誰も風の　　綺麗な風に　　自分が風に　　せつ子は風の　　海軍大臣として受けて来た風の　　海から吹き揚げる風が　　五十キロという風に　　万斛の風を　　人だという風に　　私は風を　　南の風で　　師走の風　　防空頭巾を被って風の　　隙間からはいる風が　　山から吹きおろす風の　　そこなら風も　　云ふ風には　　方に風で　　敬遠される風　　泰然自若としてる風に　　間に風を　　朴素の風が　　位明けて置いても風の　　結婚を避ける風を　　中には風の　　家は風が　　同様に見る風が　　囁きを風の　　鼓翼の風を　　汽車が風を　　昨夜の風が　　私が風が　　チヨツ利いた風　　雪を吹きつけた風の　　哄と吹く風が　　小判は風を　　家光は動ずる風も　　劇しい風に　　叔父は取り澄ました風を　　堅気な風を　　料理屋みたいな風に　　家の風を　　客の風も　　外の風に　　庄の風を　　お前の風を　　表から風の　　ことを怒っている風が　　田舎にしては洒落た風を　　叔父を見に行く風を　　用心籠や風を　　一回はにやけた風を　　誰も知らない風に　　真昼の風が　　ろしがる風も　　頬を風に　　情熱を風に　　手拭が風に　　一掴みの風　　外から風の　　應援する風を　　命中しても風が　　のは風ばかりに　　歯にしみる風は　　かすかな風に　　様な風に　　建設性がこもっているという風　　花を散らす風　　寝床で風を　　風あれば風に　　ランプは風の　　整へられた風も　　効き目があらはれるといふ風　　官尊民卑の風は　　まひだといふ風　　得意とする風が　　倦きてきた風は　　外を眺める風を　　民主的たらんと努めてゐる風は　　役柄といふ風には　　合つてゐるといふ風　　つて入れてあるといふ風　　人々がとるといふ風に　　かに迷つてゐる風が　　大丈夫だといふ風に　　声など聞えぬ風で　　綺麗な風が　　朦朧とした風で　　二いろ風の　　失敗をしたという風に　　猫が風の　　力をこめた風で　　ガラスからはいってくる風を　　ことだといふ風に　　初夏の風が　　行手から風の　　四月の風の　　声が風に　　車を止めて風の　　余寒の風が　　日暮れの風も　　袖で風を　　場合という風に　　洗骨の風を　　古来遺骨を散ずるの風の　　香料の風を　　屋号は知らぬ風に　　外へ出て風を　　与次郎以上の風　　二階屋が風の　　晩春の風が　　ような風や　　人間とは風も　　芸術家といった風に　　着のみ着のままの風の　　気のきいた風を　　顔も風も　　畜うの風を　　政治社会一般の風を　　西洋文明の風に　　文明の風を　　日暮ごろから風が　　北風になった風に　　軽蔑する風が　　出処進退という風に　　意欲という風　　不十分さという風に　　女房という風　　#東からの風に　　肖像畫の風を　　肖像畫を掛くる風　　西北の風とともに　　其他は風の　　立木という風に　　尻ごみするという風に　　一員になりたいという風に　　のではないかという風に　　燈明が風も　　坊主という風に　　上にねて風を　　新聞を読んでゐる風を　　遠くからといふ風に　　關東素撲の風を　　小鳥と風の　　小春日和の風も　　窪地は風も　　葉にそよぐ風の　　ときいた風　　これでもかといった風で　　我慢専一という風に　　ヒガミが起るらしい風でも　　稍あみだ風に　　何処吹く風かとばかりに　　変な風にばかし　　ものが風を　　最後屁を放つて風を　　山頂は風に　　発展だという風に　　突撃であるという風に　　統一とかいう風に　　ことという風に　　渦巻の風の　　騎士の風を　　ここは風が　　毛孔が開いて風を　　翌年になって風と　　事を風の　　雨戸を繰って風を　　身の上咄を訴えているという風に　　小児が風を　　山んぼ風　　珍らしくないといふ風　　検討が風を　　決定したという風に　　下層といふ風　　聖女テレジアといった風の　　太陽も風も　　谷中の風は　　大学教授だという風にさえ　　像をたてるといふ風に　　一粒おちたという風に　　老成の風　　記録を早めたといふ風に　　迷惑な風　　吹通しの風　　墓石が風に　　草むらが風に　　雨と風とが　　東南の風は　　五分の魂を風に　　時に風が　　八尋屋といふ風に　　歴史と結びつけて表す風が　　僕達に話しかけたいという風で　　仏かも知れないという風に　　加速度によって風を　　ら保たれて来たといふ風にも　　用ふるといふ風　　掟といふ風に　　如く読み棄てるといふ風　　云々という風　　発見という風に　　混乱という風に　　結合という風に　　來たといふ風に　　不確かであるといふ風に　　菅家とかいふ風に　　解釋をするといふ風が　　和歌の風を　　神皇正統記といふ風に　　のだといふ風に　　國に諭すといふ風に　　行つたといふ風に　　瓜を択ぶ風が　　顔を書いて流す風も　　山籠りをさせる風の　　舞はせる風を　　幸ひ風も　　読書の風を　　三下という風　　我を忘れた風で　　今まで風も　　奇代な風　　舌をなどという風では　　高慢な風じゃあ　　快活な風が　　小松原氏平田氏という風　　屈げても従うと言う風　　嵐氣を含んだ風が　　海の風が　　朝晩の風は　　やつて来る風に　　巣居して風を　　のをこらへてゐるといふ風で　　不思議なといふ風で　　無情の風は　　一束が風に　　憶した風も　　挨拶に近づいてくる風も　　雨や風を　　土や風なぞ　　肉食の風に　　引用する風が　　様なこけおどし風　　如何の風とか　　平気な風を　　音が風を　　それを揺がす風も　　顔付きで風に　　月が風に　　一面に風と　　彼らは風の　　ヒースの生い茂り風　　プラカートが風に　　通りを吹き通る風の　　芳夫は風に　　感情だという風に　　青葉に風が　　信用しない風　　給仕が風の　　波と風に　　ものを見てしまったという風に　　鼻汁が風に　　それが風の　　小便は風が　　煙が風の　　ハタハタと風に　　一緒になったという風に　　きょうは風も　　海からの風に　　雨と風　　謎をといたという風に　　季節と共に風の　　同情に堪えないという風　　やつと風の　　やうに見せかける風が　　満足するといふ風が　　沙漠に風が　　そばを通っても気づいた風も　　悪臭の風が　　権威さえもってるらしい風で　　澎湃として風に　　農民という風　　変だという風に　　歯牙にもかけていないといった風に　　すきでたまらん風　　表現するという風に　　それが物語り風に　　南風気の風の　　嶽の風の　　貝寄の風が　　胸毛を風に　　熟慮の風も　　朝鮮軍は風に　　戦乱の風を　　スコットであると云う風に　　人と云った風に　　傘は風に　　喚起している風に　　道を踏み出さずには居られないといふ風　　気圧が来て風が　　方を覗きこむ風を　　波だか風　　木を眺める風を　　時間を過して居るといふ風　　心構えといった風の　　絵が描けなくなるといった風の　　アカデミックという風の　　ヴラマンクの如き風の　　一週間速成油絵講習会といった風の　　主んじる風が　　日の光る風を　　雨があり風が　　衝撃をうけて風の　　床板を洩れる風の　　髪の毛を風の　　そよとも風が　　帆は風で　　硝子窓の風に　　薫が風の　　言ふ風を　　#月光を砕き風に　　北の風が　　僅かに風を　　内海は風　　君もきけ風の　　色紙片々として風に　　菱湖の風を　　觸れる風の　　中といふ風　　気障な風　　何食わぬ風を　　散歩の風を　　どこ吹いた風かと　　気持が落ちつくという風　　不機嫌な風が　　蝉が啼いてゐる風が　　何処からか風の　　庭に風が　　自転車が風に　　陰をまといながら風に　　緑が褪せて風が　　長髪を風に　　わたしは風と　　世界から吹いて来る風に　　暴風の風の　　すべては風　　縦横に風を　　花を渡る風にも　　男へといふ風に　　湿度を含んだ風が　　事を嫌う風が　　沈思している風　　精神異常の風も　　何か考えてる風　　袖に入れているという風　　ドギマギした風に　　冷かな風は　　屏風代りで風を　　江戸の風を　　角右衞門は風の　　亭主振った利いた風　　智慧という風　　智慧という風で　　雲を風で　　松が枝に渡る風の　　雪が降っても風が　　霜や風が　　日南を渡る風が　　のといった風の　　梅雨どきの風が　　光に映してそよ吹く風に　　躊躇の風も　　宵の風が　　新鮮な風を　　金を流すという風　　胸にこたえた風で　　一歩も譲らぬ風　　そこから湿った風が　　浮世の風が　　黒髯を風に　　空には風が　　胡麻竹が風に　　音と風で　　潮と風の　　横綱玉錦といった風　　瞑想者の風　　上を風が　　床の間の風なども　　忍び入る風の　　こんどは風の　　ドアから風の　　姿が風の　　街道を風の　　静かな風に　　言ふ風にな　　腑に落ちない風　　頭でもふってみようかといった風の　　蓬髪を風に　　雷鳴が消え風が　　いちにち風を　　花草にも風が　　豆腐も冷えただろ風が　　酒屋ですわれば風が　　どちらへ行かう風が　　青空何を求める風の　　きりぎりす木かげは風が　　傷が癒えゆく秋めいた風と　　葉のおちるおちる風は　　灯の風の　　灰を風　　渥美半島まがると風が　　浮薄が風を　　精神という風に　　遊びの風を　　同格に見る風が　　ものといふ風に　　まつたといふ風に　　僕は風の　　秋のある風の　　筋道の立たない風に　　乾の風　　光ある風に　　貧乏人という風に　　捉ふべからざる風に　　空澄んで風の　　連中は風に　　つてゐる風　　彼女は光りと風を　　半身を風に　　国侍の風が　　医家で風という　　身体から風を　　秋の風に　　春の風には　　時代の風には　　青田の風が　　底を吹き荒れる風の　　緑の風を　　のかと考へる風で　　好意であるといふ風に　　小言を呟いてゐる風　　ハイカラな風　　冷やかな風が　　冷え冷えした風が　　團扇の風を　　團扇の風で　　團扇で風を　　逼塞してゐる風　　方をみに行く風を　　何て風　　滅多に風を　　嘲笑の風の　　春夏秋冬の風に　　#海へ吹く風と　　鳥も鳴かぬ風も　　天が下の風は　　音の風　　ことだといふ風　　唖然とした風で　　問者答者二人分に分けたといふ風にな　　島へ流されたといふ風に　　色々な風に　　祖先だといふ風に　　べつにおどろいた風でも　　暁の風に　　夏の風に　　身すぼらしい風を　　牽着けておく風の　　冷かな風が　　渡職人の風に　　耳に馴れぬ風の　　隙間もなく下がって風に　　声が風の　　魂が風に　　夜店出しを嫌う風　　言葉がのみこめないという風　　日本中の風の　　白をそよがす風も　　木に風が　　帆だけ風を　　仏颪のからつ風が　　何処を風が　　大通りの風に　　河岸の風に　　柳の風に　　月がさえて風の　　只の風　　金を溜めたいという風　　意気な風　　ざわざわと風に　　孑孑が驚いたという風に　　秋風らしい風が　　のかという風に　　ソヴェト生活という風　　一日中斯んな風に　　薄曇りの風の　　厭味も利いた風も　　木がらしめいた風が　　何処吹く風と　　何か堪らなくあせり抜いてゐるといふ風　　私利を貪らうといふ風　　商人の風を　　尼さんの風を　　一つと云った風に　　むやみに近寄れないと云った風の　　帆は風の　　ぴゅーんと風を　　間を風は　　東京駅にぶっつかった風は　　一人という風に　　零下十度の風が　　ゆるやかな風は　　方からもって来られた風　　急に思いついたという風に　　外吹く風は　　夕べの風の　　上の風に　　煙は風に　　紐秋の風にや　　菜の花畑で風に　　三時石鹸箱には風が　　臣屋臨御の風を　　不断用心してゐなくてはならないといふ風の　　云つて手を出すといふ風　　木が風に　　それを風が　　産小屋の風も　　飄々として風に　　何も聞いていない風　　沙漠を渡る風の　　花を吹き開く風の　　火屋を風に　　落葉の風　　天の風が　　雨上りの風の　　雨上りの風は　　匂の満ちた風の　　ために議するという風の　　微塵も高ぶる風が　　下を風に　　娑婆の風に　　それは風が　　朝も風の　　ことがあるという風　　遠慮もとれた風で　　自堕落の風の　　心着いた風　　戸外は風で　　折から風が　　自ら意識してる風も　　女学生といった風　　何かを思い耽ってるという風では　　私変な風に　　家庭教師みたいな風で　　会社へ行く風を　　一冊披いて読み耽ってる風を　　新聞を見てる風を　　洪水か風かに　　今は風が　　のか風で　　空では風が　　刑でないといふ風に　　氣がかりな風で　　時夜明けの風が　　草木の風に　　鍔が風に　　平気な風に　　方から風の　　柘榴を潰して叩きつけた風に　　十軒十色とも云うべき風に　　何かにとまどひしてゐる風　　家集進上の風と　　相聞唱和の風が　　山柿の風を　　憚る風も　　言ふ風が　　迎へて祀る風が　　豪族の風を　　花弁が風に　　面倒といった風に　　げんなりした風も　　雨に打たれ風に　　木の葉の朽ちて風　　船は荒れ狂う風と　　扇で風を　　それが風で　　光を浴びながら風と　　中庭で風に　　拍子に風を　　北東の風で　　鞭が風を　　あとを残しつつ風の　　さきで風が　　やうな冷めたい風が　　窄らしい風は　　何所も開け放してありながら風が　　樣な風を　　髮を吹く風にばかり　　一端が風の　　大切にする風が　　日の風の　　晴れの風　　日の風に　　八日吹きの風に　　日も風が　　祝い事をする風が　　神事にという風に　　切餅に作る風が　　雄物川流域などの風　　上に飾る風が　　大根などと共に煮て食う風も　　飽食の風と　　插んでおく風も　　田舎の風と　　そばに立てる風が　　仏壇に立てる風が　　天候を卜する風も　　巻餅をこしらえる風は　　海岸へ舁いで出る風が　　雑草が茂り風が　　水とか風とかの　　地を打って祝う風が　　幾つか掛けておく風が　　不思議に慌てる風は　　肩に風を　　何かを思い出したという風に　　平穏な風を　　谿合にかかると風の　　此ミイラを風の　　ように風　　気まぐれな風が　　永劫に吹く風と　　松に吹き来る風も　　払ふ風の　　らふ風を　　気味わるがる風も　　弾丸が風を　　自動車が風の　　時は風は　　外は風は　　曙の風は　　村の風で　　山からすべり落ちて来る風に　　心に風の　　通人ぶりや利いた風の　　春の風　　煙を風の　　線を風の　　砂ほこりが立つらしく風が　　けさから吹き出していた風は　　きのうの風が　　格別の風も　　類が風に　　絵島丸は風の　　心は風の　　それらを風が　　狂女という風に　　ところから吹きだした風に　　今思い出したという風に　　云ふ風を　　心とせよ風と　　時期や風の　　平和親睦の風に　　落葉吹きまくる風の　　トンネル吹きぬける風の　　今日の風に　　様な風で　　様な風　　野菊の風　　尾花にゆらぐ風も　　民子の風を　　そうな風で　　一度不足らしい風も　　風が吹く風は　　言ふことは風が　　九端帆の風を　　さきを動かすほどな風も　　空は曇って風が　　般若心経を読んだ風に　　マントに風を　　鹿どもの風に　　秋の風から　　囂々と風が　　水の風だけは　　夜は風に　　つても風が　　何喰はぬ風に　　ことなどは忘れた風に　　陽が落ちて風が　　日と風の　　蕾は誘う風さえ　　谷間は風の　　あたりから吹きおろしてくる風に　　横なぐりに吹きつけた風に　　我慢出来ないという風に　　ちやうどこんな風　　必死に堪えている風　　噴水が風の　　落葉が風に　　闇を吹く風に　　空気はすみきって風も　　今日も風が　　片々が風に　　男女が恐しい風を　　群れ鳩が風に　　霜を吹く風が　　人と云う風　　巽から吹く風が　　様な風を　　陽気な風が　　一時に風に　　昔し風に　　助は風が　　日は乾いた風が　　昔し風の　　夕暮の風に　　あたりへ風を　　日は風が　　戸外の風は　　助は風を　　朗かに風の　　髪の風を　　そうな風じゃ　　つてゐても目立たない風の　　星夜で風の　　ことなどは忘れてしまったという風に　　加って来た風の　　影を逐うて歩く風が　　村の風に　　求婚の風を　　幾たまと言う風に　　空を通る風の　　雨に風に　　曉の風の　　湖から吹く風　　外には風も　　天狗に憑かれた風の　　加つて來た風の　　午後になると風も　　白雲の風に　　真夏の風に　　通つてくる風は　　加つて来た風の　　やうな風には　　かすかに揺れ動いた風の　　進歩させるとかいう風　　鼻孔は風を　　俗世の風が　　高級神女を示す風から　　皆此様な風に　　やうな風にな　　ままはいる風が　　太平洋の風に　　行政事務を任せては置けないといふ風　　地方の風と　　枝にからむ風の　　けりかたみぞと風　　たみ闇くる風に　　神草には見えぬ風の　　行政事務を任せては置けないという風　　私が風と　　充分に含んだ風は　　幌にのしかかって来る風に　　中に吹きこむ風の　　車を出ると風に　　灌木が風の　　香りが風の　　特有な風が　　湖地方から渡って来る風は　　皮膚にしみとおる風の　　一陣の風さえ　　蝋燭が風に　　事実を認めさせようとする風が　　印象を受けるという風　　側に話し込むという風　　微かな風が　　ユックリ朝顔を眺められないという風に　　頃の風に　　言葉は風の　　カーテンが風を　　トラックに乗込み風の　　小城は風を　　意に介する風が　　くらしの風に　　若者であるといふ風に　　樹に風が　　喬は風に　　賢君の風に　　梢を揺り動かして行く風が　　かくのごとき風　　思想だという風に　　水分をふくんだ風は　　地上の風に　　冬空と風に　　賤しめる風は　　つて尊敬する風　　窮屈がつてる風を　　速力で風の　　折からの風に　　つて言ふ風　　嗅廻る風を　　山の風に　　初秋の風に　　高原の風が　　ネリなどは見ない風　　さといったら風の　　巫女とでもいった風に　　翌日は風を　　雨に風が　　のが風の　　まひだといふ風に　　人とかいふ風に　　証言をさせようといふ風で　　番頭の風が　　国士の風が　　おまけに風に　　それは風に　　重厚さを失わないという風　　冒険という風　　ハイといって聴かない風が　　茶目ッ気もあるという風　　いやな風　　朝の風は　　長閑なる風の　　惑つてゐる風で　　はずだといった風の　　ただで貸す風でも　　青草が風に　　義理でもあるまいといった風の　　承知してもらわなくっちゃ困るといった風の　　勝手にしろという風を　　事ならといった風を　　融通が付けば付いただけ助かるといった風の　　事じゃないといった風に　　ような風も　　金を出せといった風　　情に訴えるという風でも　　纏りつけたという風　　中に風の　　自慢にするといふ風　　取扱つてゐるといふ風　　監視してゐるといふ風　　眠つてゐる風を　　ところに風が　　天地は風の　　かすかな風が　　一陣の冷めたい風が　　洞穴を吹いてくる風に　　話が終るといつた風　　十分それを楽しんでゐる風が　　やうな風は　　高笑ひをするといふ風　　目もくれぬ風が　　夢から覚めた風を　　空に風が　　柔かな風を　　自ら死ぬ風の　　肩で風　　捨つるを風と　　所謂文明開化の風の　　母へ風を　　君ばかりといふ風に　　當る風すらも　　サツと風が　　結び燈臺は風も　　のではないかといふ風にすら　　輕くおどけた風に　　話を持ち出すといふ風　　もろこしが風に　　きのうの風で　　みほ子がたよられているという風　　実家の風には　　手袋をとりあげる風も　　義務という風で　　心を風が　　気難かしい風が　　髪を風に　　のだと云った風　　紐育の風は　　台所の風も　　活溌な拗ねた風で　　ことだという風に　　手につかない風で　　九月の風が　　いやに心得ているという風　　心持で風に　　ように風を　　空気を嗅いだという風に　　一ふきの風も　　今日一日壁から風が　　八方を吹き廻す風の　　集中だという風に　　風刺文学という風に　　心の風の　　ところに風を　　一日といふ風に　　水と流され風と　　さいわいに風も　　心外でたまらぬという風に　　787878という風に　　美術の風を　　背後より吹く風　　人もあるといふ風　　孤独感を楽しむ風が　　つて行くといふ風　　耳が風に　　物的生産力水準という風に　　薔薇を吹いている風の　　朝は風も　　前にも記した如く怒風を　　微塵が怒風に　　谷から捲き起こる風の　　きらいな風も　　これくらいの風に　　沙漠の風が　　気にかけぬ風で　　ドギマギした風を　　外を吹く風も　　逃ぐるや風も　　闇を吹く風が　　みな疲れた風を　　樣に風も　　折からや風　　土地の風かも　　ハツとした風で　　安心した風に　　よそに風に　　花弁の風に　　温かな風が　　アロハは風を　　女の子がきいた風　　外蛮の風を　　甲板へ出て見ると風が　　襟元を過ぎる風が　　ぴゆうぴゆうと凉しい風が　　甲板にゐても風が　　余生を楽しむらしい風を　　婚家の風に　　ダメだという風に　　あなたが帰ったという風に　　午過ぎからは風が　　茄子を好む風が　　春秋の風が　　供述を行ったという風に　　二三本靡くべき風も　　病葉は風　　まま吹く風に　　今は風さえ　　事を云う風　　どこから来るか知らぬ風が　　ところへ風が　　間に風は　　扇に麾く風を　　南海の風は　　道也先生は風の　　姿は風の　　昨日も風が　　半分顔を包んでから風の　　正直な風を　　おまけに風が　　至極という風に　　駄目だという風に　　波静かなるも風　　春をしのばん吹く風よ　　広東全市の風と　　暑気の風を　　扇風器が風を　　故郷の風ぞ　　風あれども風　　赤道の風が　　水と風と　　鬚髭を剃去する風の　　炎熱の風が　　彼方よりくる風の　　木の葉が風も　　あらふる風に　　ばしょうの風が　　大海の風が　　インド洋を風　　海鳥は風を　　上空からの風は　　ものだという風には　　処置などきいた風　　ことを恐れる風も　　春百合のやはらかに風の　　匂やかなる風は　　來る風と　　眺めからくる風　　從妹よ風に　　一つの思ひを風に　　さやかなる風に　　畫く風の　　水がしたたり風が　　自分を風の　　君達の風と　　眞晝の風の　　匂やかな風の　　香氣ある風に　　夏の風を　　やうな風が　　清らかな風との　　さと風を　　全身にすつかり風と　　濕つてゐる風に　　鉛筆畫といふ風に　　三木は聞えぬ風を　　夕方の風が　　平気な風も　　香わしい風に　　雨だって風だって　　坊様の風を　　雷鳥が風に　　谷からの風に　　仕事を知っているぞという風に　　中性人の風を　　音や風の　　聲や風の　　ことをおそれる風でも　　壓迫されるといふ風で　　空つ風の　　お札を風に　　浮気な風が　　凧が風の　　外にも風が　　方から風も　　夕暮れの風の　　滅したとかいう風に　　母子世帯という風に　　#日本の風が　　東京の風も　　青木は考え込む風を　　ものという風に　　音楽が風や　　男を見ると風の　　動きを制しかねた風で　　杜に風の　　雙葉を風に　　客なぞ断るという風　　注意するという風に　　ところだという風に　　興奮が風を　　引繰返るという風に　　砂埃を含んだ風に　　信用してゐない風を　　悲運という風に　　のを喜ぶ風が　　意味しているという風に　　有耶無耶の風に　　お正月に風が　　馬にのって風の　　出羽に風が　　綱は風に　　なあにこれしきの風が　　傘を受け取る風を　　ワケのわからん風が　　マーケットの風は　　土地に吹く風だけが　　旦那の風すらも　　雲と風の　　北っ風に　　翩翻と風に　　気にかけている風も　　俊爽の風を　　颯爽と風を　　雨を含んだ風に　　考へ込む風を　　承知した風　　正面から風を　　一部分が風を　　扇風機の風を　　扇風機からの風を　　一種の風が　　雨だの風だの　　群落にも風が　　きれいな風が　　すきとほった風ばかり　　今宵南の風　　四月の風が　　一列の風　　重荷に感ずる風を　　上を飛散る風の　　夕暮とともに風が　　好々爺の風が　　肌にさわる風の　　顔が風を　　解脱した風の　　機嫌をも損ねまいとする風　　いか解らないという風　　羞ずるという風　　奔走するという風　　読書するという風　　衣服の風や　　吹通る風の　　客をもてなしたいという風で　　涙が流れるという風　　房を抱いてみたいという風　　ものに見せまいとする風　　雪国を思わせる風が　　ニューズであるという風に　　窓掛けが風に　　恋愛にも破れたといふ風　　不可能であるとは思えないという風の　　文明開化の風が　　此の世の風に　　柳の風　　是れ風　　わたしは風も　　自由行動を執るという風が　　わたしは風を　　真昼の風に　　雨や風や　　町には風すらも　　花をさそう風は　　夏の風というくらいの　　一種の風の　　水田の風に　　松杉をほめてや風の　　幸福の風に　　ッと風を　　空呆けている風　　非常に驚いたという風に　　ことでも考えているとでもいう風　　人を疑るとでもいう風に　　反省するという風　　考證するといふ風が　　云ふ風では　　ツと風を　　知つて空呆けてゐる風　　云つてゐたぞといふ風にばかり　　非常に驚いたといふ風に　　ことでも考へてゐるとでもいふ風　　人を疑るとでもいふ風に　　夜の風に　　夜寒を風や　　ためだという風に　　贊成するといふ風で　　家學とする風も　　參考として書く風が　　元の風を　　どっちかというとこけおどし風に　　吹込む風も　　のだといふ風　　結果が生じたといふ風に　　恩を着てゐる風を　　食人肉の風が　　ニューヨークという風　　さだという風に　　立派だという風　　ものをいうという風で　　冷な風が　　窓も明いている風に　　支那の風を　　上を通る風の　　言葉が風に　　裾に風を　　小雨まじりの風が　　礼服に風を　　籐椅子をもちだして風に　　さわやかな風が　　さわやかに風が　　四方より吹く風は　　足元から風が　　ように風に　　映画と言う風に　　きり出すという風　　覗っている風　　手に入った風で　　海上に吹く風の　　多く西南の風が　　多く東北の風が　　つて吹く風の　　当惑している風　　夕ぐれの風は　　どこへ吹く風かという　　脚に風を　　峠へくる風は　　山顛の風は　　祭祖の風は　　杖八十といふ風に　　羞じるという風　　それを言い得ないでいるという風　　憚るという風　　半ば啜泣くという風　　制えかねるという風に　　感慨に堪えないという風　　客の戯れという風に　　変遷に驚くという風　　ところへ来てくれたという風に　　沈着いていられないという風　　ジッとして坐っていられないという風　　種は眠られない風　　生涯を聞いて貰いたいという風　　硝子窓を風が　　切腹せしめるといふ風が　　何ういう風にでも　　討死すると云った風の　　何ういう風に　　庭に向いた風と　　紙きれが風に　　亜米利加の風だって　　候補生の風を　　尅上の風も　　本家といつた風に　　其神事の風を　　位な風に　　滑稽な風を　　何家何家といふ風に　　夏草の風が　　殺伐な風を　　天下の風は　　水音と風　　排斥するといふ風で　　目という風に　　みさ子芥子まくや風に　　云ふ風が　　夜どおし火の風を　　間に風に　　智慧ある風に　　がちにする風　　葉の風の　　香碎く風を　　下枝の風に　　天飛ぶ風も　　ゆげに風に　　北西の風　　ここだという風に　　のにも気がつかない風　　金具が外れて落ちていたといった風　　全身は風に　　ブーンと風を　　こっちへ出てくる風で　　隙間を漏るる風にも　　すべてを呑みこんでいるという風に　　根本的変革といふ風に　　出世をしようといふ風に　　んだといふ風　　議員だといふ風に　　ものを戦がすほどの風も　　毛一筋動かす風も　　水田を渡ってくる風は　　慈悲に拝ませて遣るという風を　　軟な風に　　青麦を渡る風に　　蜂雀といふ風の　　感量〇・〇〇〇二といふ風　　野原の風の　　みのすきとほってくらい風の　　夜に云ってゐた風が　　剣舞の風　　雪融の風の　　朝日と風と　　東からぬるんだ風が　　誤差で済む風が　　仕事をしたら風が　　氷河の風の　　南の風とで　　やうにかつぎを風に　　夜中のから風が　　旗を風に　　こずえまで風に　　上には風を　　雪が降りだせば風が　　戸口からはいって来る風が　　真面目な風で　　陰で風も　　不思議に風が　　吹き溜りには風が　　真黒な風の　　賤しき商工の風　　家教育の風を　　上士の風は　　下士の風は　　華美軽薄の風に　　懶惰不行儀の風を　　上等士族の風を　　婚姻するの風を　　竹の風の　　雨と風とで　　初秋の風の　　葉が風で　　春になって風の　　内地に居るよりも風が　　ムンスーンの風の　　ソヨソヨと風が　　雨が降らずに風でも　　早々雨と風と　　一月頃には風が　　フランスは風が　　方が風は　　柔らかな風が　　妹に任せている風　　羽根つきながら風が　　首を傾げて考へる風を　　武蔵は戦ぐ風を　　杖から風を　　重厚な風が　　松吹く風と　　雨まじりの風の　　当惑していたりしているといった風　　みたいに風に　　軽薄の風が　　五日目に風が　　胸から抜け出して風に　　便所に行く風を　　静子は風の　　皆一家族の風　　方を怠る風が　　一家の風は　　世才ある風の　　間を吹く風に　　すきから風は　　今度は風に　　わたしたちは風と　　たくさんにして風を　　かおりが風に　　雲や風や　　平げやうなどといふ利いた風　　家康には利いた風　　鄭重にする風が　　彼等は風に　　机にもたれて風の　　内証歩行という風　　静かになった風　　こちらを怪しむ風も　　拂ふ風に　　すゝめたがるといふ風　　飄々と風を　　私には風を　　千年の風に　　ヤンワリと風が　　娘の風は　　ッてゐるといふ風で　　ツた風を　　本であるという風に　　ことはやめねばならぬという風に　　影は風と　　縁に風　　鮮血の風が　　枯葉が風とともに　　旗が並んで風に　　香の風に　　青みを風　　海岸の風を　　海辺のゆう風が　　潮流と風だけに　　殺害された風を　　それらしい風が　　隙間から吹き込む風で　　今度の風で　　松本平へ吹き抜ける風の　　無気味な風を　　断髪を風に　　土塊は風の　　辛棒して居られないと云う風　　私も負けずに風に　　話を風の　　商売しているという風　　家路へ急ぐとでもいふ風で　　私にまかすといふ風が　　飄々と風に　　何食わぬ風に　　静かに動く風の　　白帆は風を　　火の風の　　戸障子をゆする風が　　軽薄な風も　　灯は風に　　娘に頼りきってる風　　下行く風の　　野分の風が　　頃には風も　　自動車は風の　　空曇り風　　梢をわたる風の　　月に風に　　一陣の風　　しのひに風の　　光は風に　　尾花野菊が風に　　林が風に　　野は風が　　月冴えて風　　ふり落してしまふといつた風に　　併し知らぬ風を　　言ふ風にもな　　何か風の　　地上には風も　　身に沁みる風や　　中から吹いて来る風の　　何も変らんという風が　　十二月の風に　　唸りをこめた風が　　一二度羽根を風に　　しゅうしゅうと風が　　とき急に風が　　嘴で風を　　唸り声を立てて風が　　それにも気がつかない風　　祭りという風　　夜すがら鳴る風や　　雪も降らず風も　　雨にもならず風も　　來る風が　　一流になれという風に　　雨気を含んだ風と　　大河から吹く風を　　高原らしい風が　　熱がある風の　　眼が見えない風の　　十二月の風も　　厳粛であるといふ風にばかり　　木枯の風を　　大将の風を　　隙洩る風は　　行乞途上旅法衣ふきまくる風に　　大波を蹴ちらして居る風は　　火をさます風が　　火の風は　　異形な風で　　清淨な風と　　一月二月頃の風の　　目に見えぬ風は　　やうに風も　　腰を下ろす風も　　一陣の風が　　奥さんにするとかいう風　　主が風の　　手から離れて風が　　人もおらぬといった風に　　義理立てだけといつた風に　　家に待つてゐるといふ風の　　不思議な風を　　学校へ移したという風に　　無常の風が　　無常の風では　　つて無常の風が　　無常の風に　　淫風は風の　　#所には起らない風　　無常の風は　　あたりから吹いて来る風かと　　乾燥した風　　乾燥した風は　　塩分を含んだ風の　　此の風の　　主義は風の　　此の風と　　雨はやんだが風が　　大人の風が　　根が締まっていないので風で　　剣が風の　　そうな風の　　日光と風とを　　あんばいに風は　　得心した風　　あたりから吹き上る風が　　巷の風を　　適度に酔ってる風を　　法衣は吹きまくる風に　　関門地方通有の風が　　例の風が　　山も風も　　すゞしい風に　　深切空は晴れてゆく風の　　后晴れて風が　　らから風も　　風の如く来り風の　　ゆふ風　　水ばかりのむ風の　　穂も風が　　雑草に風が　　ばつたり風が　　蚊帳をふきまくる風の　　きりぎりすも更けたらしい風が　　とんぼつるんで風の　　きり秋めいた風が　　青田おだやかな風が　　月が風が　　暁の風が　　雨となるか風と　　追手の風を　　追手に風を　　帆にふくむ風の　　げを風に　　夜の風が　　帆布をさげて風よけに　　小屋の風よけなどに　　小屋の風よけ　　追風の風に　　部うは風に　　実在するという風に　　戸外には風が　　彼は風の　　眼中に置かないという風　　ところを風を　　よそを吹く風の　　何處を風が　　方角から風に　　旅の風を　　サーッと風の　　北が晴れると風が　　ままに風が　　水路を見渡すと風は　　意外だという風に　　斯んな風で　　満足したという風　　一つだって風に　　無常の風を　　児女子の風を　　舞妓は風を　　隙間もる風も　　森の風が　　白玉のそよ吹く風に　　のを喜んでる風が　　女の風などに　　気温や風の　　形而的法則であるという風に　　町娘の風を　　間ともいった風　　相応な風の　　電扇の風で　　西の風と　　西の風が　　西へ回った風の　　山だけに風が　　楓は風に　　二百二十日前の風が　　今日は風に　　木々の風に　　山の上はずつと風が　　山の上の風は　　ヒューと風を　　塩気を帯びた風が　　ままに風と　　活動が風を　　風らしい風も　　一つだといふ風に　　列車が風を　　今の風　　山里は風　　ろに風の　　路傍にひざまずくといった風　　物をいう風　　酒の風が　　何といっても風は　　田楽饗応に溶け入った風　　のが風と　　自分を待っている風　　旅の風は　　鈴が風も　　のを忘れないといった風　　眉に思い沈める風　　予期していた風でも　　容な風が　　耳を傾ける風も　　ともする風では　　清洒を誇っている風に　　太守に狎れるなどの風は　　口を濁す風　　これもすっすと風を　　方から風を　　甲州の風も　　振り袖が風に　　ほうから風の　　身をもつて感ずるといふ風　　夕暮の風は　　人に風を　　雨が降って風も　　ように来て風の　　奥様かという風を　　物も言えぬといった風に　　ように吹きつける風と　　雨や風も　　不景気の風に　　下界の風にも　　唐箕の風の　　星の光りが風でを　　久留米開墾という風に　　樽野は風を　　何うといふ風に　　初穂を進める風を　　行ふ風が　　億劫な風など　　看護に帰って来たという風に　　何かに脅えてでもいる風　　盟主の風を　　うちに嘲風を　　歯牙にかけられない風　　謝罪りに来たなどという風でも　　辱じる風は　　みな忍び出して行った風　　驕りに酔っていた風　　藤夜叉は消えも入りたい風　　気がねする風では　　魔の風が　　固執しているらしい風さえ　　歯牙にもかけない風で　　飄として去るといった風　　尼御前に付いているといった風　　何かに迷う風でも　　彼女は気づかぬ風で　　遊女めかした風は　　顔見合せている風　　聞き耳すましていた風　　俊基がゆるしている風　　世直しを望む風は　　決断には迷う風　　門といった風　　都会の風が　　午過ぎから風も　　柳に風の　　衾を洩れる風が　　空に風の　　口だけは利いた風　　大木が風に　　外で風の　　暁方にならば風が　　扉が風も　　予期していた風　　空は晴れたが風は　　野の風を　　空想している風　　潮と風に　　川面を吹きぬけて来る湿った風が　　手は風に　　波は風を　　使丁はおそれ入ったという風に　　臆した風も　　頭髪を風に　　げが風に　　数年前までには風の　　原野の風が　　上に風が　　海は風が　　洞穴にも風が　　うわさは風に　　ーッと風が　　ーと風の　　明日にもしめ殺さねばならんという風に　　無常の風じゃと　　一かたまりの風が　　それは風を　　幾らかでも風の　　深夜の風とともに　　南の風を　　意外に思ふ風で　　暫らく考へてゐる風で　　急用でもある風を　　ツと風の　　廊下を躍る風に　　ならいの風を　　あたりでは風が　　面を打つ風の　　海からの風が　　軽蔑している風に　　次から風が　　気にかけない風　　横合から風が　　どこからか風が　　ように思っている風　　ばさりばさりと風に　　病毒ある風から　　浮世の風を　　話をしたがらない風が　　お喋りをしたがらぬ風が　　昨夕から風が　　同化する風が　　同化させようと努める風が　　この世の風が　　爽かな風で　　予感といった風の　　蔭口をきいたといった風　　代用物という風に　　米友も風の　　中から風を　　武士の風を　　女の風を　　男の風を　　左右の風を　　一陣の風と共に　　夜になると風が　　一物という風　　番頭の風では　　祭りの風を　　小屋が風に　　小屋が風で　　空を吹く風には　　伍は隠す風も　　座談会という風　　雨か風かと　　労働者の風を　　ことを知っていながら知らない風を　　一種長者の風が　　馬をも包み打つて来る風の　　得心した風に　　ぢつとして居れない風　　目に見えない風の　　形で風に　　半ば信じない風に　　ことを思ひ出した風　　莫迦にした風に　　役にも立たない風　　つたしもたや風　　確信といつた風　　さといふ風　　ーんといふ風に　　さといつた風　　構へといつた風を　　関焉といつた風が　　信条といつた風　　逆もどりした風で　　目に入らない風を　　一寸色目をつかつた風に　　それは風と　　それは風では　　夢といつた風　　かしな風に　　何かむき出した風に　　ために突きとがらせた風にな　　ことを喜んでゐる風　　練吉といつた風　　稍ひるんだ風に　　考へこんだ風に　　高士の風でも　　眼問いしている風　　顔をうごかした風　　草鞋など探して来た風　　酸味を好んでいた風でも　　諦観している風　　涙につき上げられた風でも　　領主であろうとする風　　痙攣の風を　　信頼している風　　翼を風の　　体に風を　　外の風も　　未練をきらう風　　気がねの風でも　　後生を祈る風　　吟味するといふ風で　　それを思ひ返してゐる風　　本でも読んでいる風　　やうに見える風の　　空と風の　　姿が風で　　裾から風がは　　右手から風の　　花道へ風の　　口に風を　　民主の風が　　方から吹き荒れて来る風が　　雨が降ったって風が　　日が暮れて風が　　東南から煽った風が　　よけいな風を　　吼ゆる風と　　試みに風　　小石は風を　　結果を楽しんでゐる風で　　落葉を捲き上げる風も　　本音を吐かうかといふ風　　手伝ともつかぬ風で　　気がとがめてゐる風を　　役人という風　　とりに行く風　　南から風の　　一迅吹いて来ます風が　　夕立や風から　　吹込む風に　　処の風と　　梃でも動かぬと云う風　　仙骨を帯びたと云った風の　　こっちも気がつかない風を　　静子は堪えかねたと云う風に　　東北の風に　　だらしない風を　　半信半疑と云う風に　　折柄満々たる風を　　事はしていられないと云う風に　　所謂哀訴嘆願と云う風　　程にか風が　　趣があるとでもいう風に　　便宜としているという風　　夜は風が　　苦心を要せずとするの風　　英国政治家の風　　披きになる風は　　のを待ち澄ましておられる風　　合流して来る風も　　味を嗅いでいる風でも　　ムダ矢を嫌う風　　風のごとく襲っては風の　　ひとり疑っていた風でも　　同情の風は　　ネジをさえ恐れている風が　　噪ぎ合う風　　大笑いするといった風　　あいだの風に　　こぼれも交じっている風　　幾多の風の　　梅でも見ている風　　世間の風が　　障子は風が　　ぢへと吹きゆく風の　　かなしみ秋の風　　横取りは風が　　束縛という風にばかり　　拔ける風の　　屋上をわたる風が　　彩つたポスターが風に　　御用聞の風を　　あいつらは風を　　傍らを風の　　前夜から風も　　眼をこらした風　　人目に曝し歩いている風　　不逞な風すら　　ッた風の　　初めから知っていた風　　人声をしいて紛らしていた風　　外洋の風は　　予想してみる風は　　彼女は風に　　奇瑞をよろこぶ風　　のを知った風　　苛税を徴する風も　　声は風に　　英國政治家の風　　雨が降っても風が　　追手の風でも　　軽視して顧みない風が　　寄宿舎の風かと　　旅人の風を　　不意に風でも　　浦吹く風も　　旅人の風は　　百蔵が風の　　事を行わんとするの風が　　大人の風　　都の風と　　耳目を引かんとする風　　ことを嫌う風が　　もとより風に　　身体に風の　　ジャマにする風も　　通りに片づいているという風　　言つている風は　　食つたりする風も　　ザザッと風の　　歡迎すると言う風は　　芒を吹く風は　　凩らしい風が　　帆村は知らぬ風を　　工夫するといった風　　土の風にも　　大月あたりの風は　　寒気を加えた風が　　隙もる風の　　軽視の風が　　一面の風でしか　　心もゆるして来た風　　ゆうべ荒磯の風の　　ご存知な風　　お腰をすえてしまった風　　迷いの風でも　　時運の風を　　駒をつないでいる風　　意に介した風が　　そうな風に　　床下の風が　　ドウいう風に　　沐し風に　　温良貞淑の風を　　恥かしからぬ風で　　一種たおやかな風を　　雄壮な風と　　賞めそうな風で　　皆の風が　　蒼海が風に　　耳に吹きつける風の　　さっきの風を　　上はそよとの風も　　ふらんす風の　　らいの風を　　ここから風が　　ざわざわと風が　　最初から怒るの風が　　木は風に　　かつは風が　　今日は風も　　気にかけないと云う風を　　げな風に　　芒を風が　　雨を帯びた風が　　去就は風の　　かけらが風に　　透きとほった風が　　ようにつめたいすきとおった風が　　山の風より　　丑満には風さえ　　木立ちに風が　　プーッと風が　　ピューッという風を　　信州の風も　　信州の風を　　若葉が風にも　　虚心した風を　　氣附かぬ風　　發見したといふ風に　　不思議だといふ風に　　追貝に風の　　友とする風が　　柳に風と　　釈明しぬく風　　んじられる風　　公然な風　　酒がからんでいる風でも　　どっちも下る風では　　容な風も　　驚愕に打たれた風でも　　昨日の風が　　今日の風が　　時々刻々の風の　　水面に浮んで風の　　これに反して風が　　吹雪の風が　　三千四百個ほど組合せて風を　　商売を心得た風に　　うっかりした風で　　気落ちのした風で　　証拠だといふ風に　　音が風の　　廊下を吹きぬける風が　　つきものの風が　　野外の風に　　気分の風が　　曲りかどで風が　　海の風の　　ように来ては風の　　さも風も　　字は風と　　幟は風に　　陰りて風　　音かすかに鳴りて風の　　花は風に　　草は風に　　夕の風を　　百里の風に　　野にして風に　　野にも風　　穴に落されぬ風の　　び此に在り風は　　黒髮は解かば風に　　觸れて渡らふ風の　　ものは風　　殆ど方向の定まらぬ風が　　意識しているという風に　　俥で通わせられるという風　　母という風に　　ものという風にだけ　　それらしき風は　　悲報も風の　　雨は風を　　晩涼の風が　　狂噪の風も　　蕭殺たる風の　　奇妙な風に　　きくに堪えないといふ風でも　　ことになったという風に　　板の風に　　屋根板の風に　　冬分の風が　　上にいただく風は　　様な風は　　更平気な風を　　家だといふ風に　　氣にも止めぬといふ風に　　氣になる風で　　感心する風で　　感心した風の　　気にも止めぬといふ風に　　気になる風で　　人みたいな風　　おりから風さえ　　なんでも風の　　自分達の風に　　武士の風こそ　　喬木は風に　　桜が風の　　喬木挺生して風に　　谷あいの風は　　突風を巻き起しながら風を　　雲を巻き起し風を　　雨が降ったり風が　　広葉は風に　　ガサガサと風に　　金木犀は風に　　穂が風に　　昼より風　　土手を渡る風は　　夕暮れの風は　　新聞が飛ぶほど風が　　雨になるか風に　　妻の風が　　宮廷人の風では　　うちは落ちつき得ない風　　五条大橋の風に　　歯牙にもかけぬ風　　田舎武者の風の　　沈剛の風を　　不気味な風は　　間をこころえている風　　根をかんでいる風が　　迷いの風は　　サヤサヤ裳を曳いて行く風　　何かがいわれつくしていない風　　河上から風が　　河下まで風の　　それに動ぜぬ風を　　ビラじりを風に　　一人連れて風の　　梢を渡る風が　　下の風の　　コサツク兵や疲れた風の　　かすかに風が　　決断な風が　　下界の風は　　戦には風の　　寄宿舎といった風に　　力を落した風で　　のに疲れた風を　　汐合や風を　　十分に風を　　非常に風が　　航海は風の　　人を選んで出る風　　多くは聞いた風に　　修行を怠る風が　　当時の風に　　髪の風も　　殺伐な風が　　奴が入って来たという風で　　出船するか分らぬという風を　　天気も好く風も　　頃の風として　　上に突っ立てた風に　　張り番しているかという風　　頃の風で　　昔の風として　　難局にも当りたいという風　　懐柔しようという風　　誇りという風　　遊び散らしているという風　　指揮するという風　　公私混合という風　　盃を賜わるという風　　人を叱り付ける風　　気の済まぬ風　　自分で書く風　　主人も作るという風で　　万葉以前の風を　　闘すという風　　夜となりて風　　軽やかな風が　　心もち肩で風を　　たわわに風に　　犬を愛する風　　犬を愛する風が　　いずれもとりいそいだ風に　　二人とも驚いた風で　　折から吹いて来た風に　　紅塵を上げて走る風に　　如何という風に　　みなさんこれにならえという風　　岩をまわって風の　　ときに風が　　さわやかな風を　　峰越しに吹きおろす風の　　向い風であった風が　　いま吹きつけている風の　　いままで風の　　献身という風　　部屋は風も　　どこかの風に　　聖玻璃の風が　　せいせいするな風が　　ふしぎに風が　　咀嚼するといふ風に　　セレナーデが風や　　粘膜に風を　　たけの風の　　配下帽子が風に　　高原の風と　　雹雲と風とを　　水蒸気を含んだ風が　　圧えられても風に　　表面了解した風を　　それ以上答へたがらぬ風　　南の風も　　推進力と風や　　洋燈から風と　　ころ鬼げし風の　　乱積雲の風の　　実から風が　　たび初冬の風に　　東は縮れた風や　　雪融の風や　　牛糞を捧げて来れば風は　　苗はわづかに萎れ風は　　さや風に　　暈ができ風は　　貌を見合わせて頷き合う風　　瞬間解せぬという風に　　灼熱した風が　　問題という風にだけ　　日ぐれの風が　　いふ敬虔な風に　　なかを風が　　雲なら風に　　遠くでは風の　　荒さんでゐて風がを　　落しだまって風に　　がたになり風の　　丘の風を　　ぐはしい南の風は　　こんどは風　　稲光りからわづかに風が　　西の風も　　季節の風は　　季節の風に　　遠くの崩れる風の　　いたやもあって風の　　ラクムス青の風　　蛙が風を　　高みの風の　　投下され風に　　オゾンの風　　まぶたをうなり風が　　通り思ひ出しては風が　　力士といふ風　　液を孕んで風が　　一群が風の　　ぼんやりとして風を　　湿気と風が　　ところなんぞにうかびあがって風を　　ぼんやりと風を　　ゃばしゃ飛び風は　　ものを風の　　光と風との　　丘いちめんに風が　　すきとほった風と　　挨拶をしに出掛けるとでもいふ風　　匝る風に　　風が吹き風が　　雪にも風が　　神学士にも風が　　鉛筆にも風が　　憤懣にも風が　　東北東の風が　　枯草をわたる風の　　蘿をまとふもの風が　　遷る風の　　十月の風　　大阪からも見に行く風が　　暖かな風に　　花冷めたき風に　　日光をうけて風に　　空気冷やかに風　　ヒマラヤ杉ひとり早春の風に　　昨夜の風に　　程の風も　　蔵人たちが風に　　ような風でも　　都の風にも　　ことばを抑えている風　　奮ッている風　　平気でなされる風も　　梟将直義の風を　　すみにもある風では　　のんきな風に　　カルメンといった風の　　モンテカルロといった風　　浮世絵に見る如く風に　　事とかいう風　　円満にといった風の　　農夫らしい風を　　廣葉が風に　　雨氣を含んだ風が　　肩の風が　　頭へ風が　　火事場は風の　　一時に襲い来った風の　　どこかで風に　　ここの風には　　中を風が　　街を吹く風の　　中へ風に　　空を渡って流れこむ風が　　ものが風に　　つて老人を棄て風も　　左と書く風　　沖には風が　　北から吹く風が　　私は風に　　私達は風に　　砂塵を巻き上げる風の　　野は風に　　しまつたが風は　　光や風を　　勝手でした風が　　通りの風は　　いやな風を　　隙間から這入って来た風ほどにも　　吹雪の風に　　上層の風は　　影響で吹き上がる風は　　高層の風が　　枯っ風に　　枯っ風を　　すすきの風に　　すすきが風に　　横に倒れて潰れたという風に　　一ぱいに風に　　振子は風も　　いま眼がさめたという風で　　いまどこに居るか忘れたという風に　　木という風に　　さっきよりは熱したという風　　ぐつすり寝込んでいる風を　　店の風が　　ポスターは風が　　外套をひろげて風を　　萩のうら風　　片雲の風に　　さつきよりは熱したという風　　横に倒れて潰れたといふ風にな　　やうに風に　　いま眼がさめたといふ風で　　木といふ風に　　眼力が風の　　何と云う風　　方から吹く風は　　胡沙吹く風は　　草穂と風の　　技術を誇りあう風が　　地だといふ風に　　轉といふ風　　線路工夫してる風で　　加茂御影社といふ風に　　のだといふ風の　　速力のある風に　　左へ戻るといふ風に　　答えも持てない風　　蕭々たる風だけ　　心へ着込んだ風　　死の風が　　者へ語りつたえる風　　こっちも出てゆく風は　　尊氏東上の風を　　サルフェトカで風を　　モスクワ河から風が　　はじめは風か　　太藺が風の　　横から吹きつける風に　　芸者も風が　　中に狂う風と　　まま飲んで風の　　あたり鬱蒼と風に　　光とねばつこい風が　　それがさわさわと風に　　東北の風を　　嫩葉の風に　　後ろを向いて風を　　彼は立ち上る風を　　気乗りのしない風を　　何処にも疲れた風は　　火を見る風を　　召使らしい風を　　些つとも風の　　外からは風さえ　　文明国の風に　　英国の風を　　仏国米国の風に　　西洋の風に　　人々みな仏国の風に　　ような風にも　　シャツは風を　　時は風の　　ものには見せたくないといふ風を　　師走の風の　　たかをくくっていた風　　去来しぬいていた風　　武門を見くだしている風が　　どこよりも風が　　山上の風　　あかりに風　　抗拒の風を　　質問だという風に　　うちに風は　　音響もろとも風を　　声もでないという風　　話がのみこめたという風　　昨日にひきつづき風が　　ゆうべの風に　　昨夜の風の　　顔をして追っ払うという風に　　眼に見えない風が　　らは暴い風と　　何分にも風が　　幸いに風を　　引掛ける風が　　軽佻の風を　　足の風　　神武天皇以来の風では　　固有の風では　　客人を押し上げて坐らせる風が　　精白にして食う風は　　ことを戒めたりする風も　　白餅をもらって食う風が　　餅とする風は　　小鍋立ての風を　　煙草を持って行って供える風が　　貯蔵の風が　　霜や風に　　人間だといふ風に　　カントクして風にも　　放火したという風に　　堅気の風を　　粋を通して見て見ぬ風を　　月に観惚れる風を　　ッた風を　　ト熱気とした風を　　仕合の風に　　尊大の風を　　磬折という風に　　言懸ければ聞えぬ風を　　謎々が解けても解けない風を　　母親は見ぬ風を　　それを風　　心附かぬ風を　　枝に風の　　ヒューッと風が　　草が風に　　骨が折れる風で　　ように吹く風　　昼も風が　　処へ風を　　暖い風が　　暖い風は　　千太が風を　　破れより風　　殘りをなつかしむといふ風　　當るといふ風の　　富士の風や　　自ら筆を執るといふ風で　　云ふ風にのみ　　愛から始まるといふ風に　　言つたかといふ風に　　山にや風は　　国吹く風よ　　山吹く風は　　風に吹かれて風に　　御用の風を　　勢いは風より　　健児の風が　　秋の風だけ　　一団は風の　　海からとの風に　　驚愕を受けとった風でも　　慳貪の風が　　ドアは風を　　これも風の　　目に見えぬ風に　　男好きのする風　　む相な風を　　涙を流してゐる風で　　野の風は　　春早々から風が　　北から吹く風に　　昼からの風は　　就職難の風が　　彼はあやまった風に　　愚劣な風に　　この世の風に　　海辺の風は　　輩は風を　　捫著でもしているらしい風に　　吹乱す風　　実で風に　　そ知らぬ風で　　詩人でありといふ風に　　思つたより風が　　わたくし共は風に　　角今まで風の　　日にかけて風にかけて　　草に消える風の　　清代とかいふ風に　　古代といふ風には　　裾が風に　　中へとびこむと風を　　もとという風　　ものと云う風　　横通りを吹き抜ける風に　　中を風に　　へんな風に　　珠は変った風に　　町人の風を　　事もみつからぬといふ風で　　飛脚の風を　　百姓の風を　　横へ外れて出ようとする風の　　冬でも風が　　新たにする風　　抵抗や風の　　断念めた風に　　兄哥は照れた風で　　洞穴から風が　　拍子に風の　　ッどと吹く風の　　枯れ葉が風に　　途中から風は　　裸蝋燭では風に　　正面は風が　　蝶が風に　　ゆうべの風は　　菅糸だから風の　　死骸は風の　　尚武の風を　　ことをさえ許すの風　　ここに風の　　華奢惰弱の風を　　ガールみたいな風を　　なにもいえない風　　手首へ風を　　笑いがとまらない風　　ことが出来ない風　　なにものも惜しまぬ風　　娯楽といふ風に　　要素といふ風に　　水準を高めたいといふ風　　これを忌むといふ風　　乱れ髪を風に　　言葉を味わっている風に　　勇気が挫ける風に　　回避する風さえ　　窮屈だと云う風が　　葛の葉の風に　　息をすると風も　　身だと云う風も　　そうに風に　　外から帰って来たと云う風　　傚している風に　　毒のある風が　　朝からから風が　　たびに風の　　本意らしい風も　　空気を風で　　戸にあたる風と　　ヴェールを風に　　さやかに風も　　麦田には風が　　心象松の木に風が　　塀乾きたり風の　　哲人じみた風の　　着流しで出るといった風　　長兄を嫌っている風さえ　　英国の風は　　肉桂という風な　　一杯入れるという風に　　半杯という風に　　世話物をするという風　　出陳する風が　　月に風　　火焔と風と　　声をして風に　　深林によりつどう風の　　ひと吹きの風が　　息が風の　　南京豆和えという風に　　長崎辺の風で　　消化物を食べさせる風　　気乗のしない風に　　空は晴れて居たが風は　　ただ所謂無常の風を　　誇張した風に　　流れや風の　　編隊となって風の　　下界から吹き上げる風に　　自然と云う風　　ものだと云う風に　　溜息でもついている風　　しのぎという風に　　工務所出張所と云った風の　　かすかな風で　　京都の風を　　萱野の風に　　愛嬌でといふ風に　　アンチックと云う風に　　渠成ると云う風に　　宣告の風が　　船に乗りたがっている風　　空吹く風で　　天色沈々として風　　彼等は風の　　処へ風が　　時あって風も　　ものと思っているから風に　　途中で風が　　海といったら風も　　西洋食品に慣れませんから風の　　亜米利加にいるという風に　　処には風　　客人も風や　　露の風に　　報道員という風　　部屋で風が　　子供の風　　ちやな風を　　病氣で風が　　穗は風に　　五日の風に　　傾城の風が　　女郎の風を　　中心が出来て来るといった風の　　ような風にでも　　意を得たという風に　　豹吉は風の　　中へ風の　　#冬の風の　　きく人もゐないのに風と　　無頓着な風で　　マストに風が　　浪なり風なりは　　うちに風でも　　やうにして風を　　會計などをしようといふ風では　　事物今日の風にて　　後世士人の風を　　東海道の風にゃ　　気にする風にも　　とおりだという風に　　肩に担ぐ風が　　首に掛ける風が　　新緑の風を　　枝から風に　　山の風が　　山の風の　　東に吹く風は　　月も風　　梅雨晴れのから風の　　可哀想なといふ風　　襟首に吹きつける風も　　後から吹きつけて来る風の　　出しも兼ねまじき風　　何か考えている風　　烏を祭る風は　　人間に親しみたい風に　　付与する風が　　人形を玩ぶ風の　　闇も風も　　世帯の風を　　蒼生の風の　　箱を担いで出かけるという風　　落花の風に　　変花曇りの風に　　葉に渡る風の　　木の葉ちらし吹き荒みたる風も　　冷やき風の　　水がだぶりだぶりと風に　　杓子もやるといふ風　　元祖だといふ風　　落ち付かぬ風を　　背負つて西北の風を　　殺伐の風に　　西北の風を　　恁ふした風は　　岸に立って風の　　物思いにでも沈んでいるという風　　部分は風に　　ただ星と風との　　各種の風と　　船夫は風に　　雪まじりの風は　　時をわすれてはなしこまれる風　　眼を反らす風が　　南よりの風が　　気球は風の　　貴様一人で風や　　それが信じられないと言った風に　　吹込んでくる風も　　冷気を含んだ風が　　冷気を含んだ風の　　さきほどの風の　　追憶を吹き起す風が　　悲しみの風が　　生活という風に　　私たちが風に　　改善してゆくという風に　　皆柳に風と　　あれで風が　　クリストフに取りあわない風を　　仏を背負って風　　冷い風と　　朝涼の風に　　ままの風で　　こっちでも拗ねた風に　　相談を持ちかけるという風でも　　雨に風さえ　　冥途の風が　　窓からはいる風の　　窓は流れ風にでも　　空に風　　斜に風の　　松吹く風は　　牡丹雪が風に　　そこから風に　　深夜の風が　　冬は風が　　壁下に風に　　野郎が風を　　三十五反を風に　　火を渡り風を　　気が進まないといふ風で　　ように風の　　経帷子が風に　　奢侈の風を　　憩ひ風を　　巷を風に　　雨戸を鳴らす風も　　初太郎は風に　　持ち主という風が　　羽音を立てて風を　　空の風　　巓が風に　　鬣を風に　　戸外には風の　　朝から風も　　アア開けた風　　木地師に風を　　飜へして風を　　影を宿して風に　　頭が風に　　上に風に　　質問したりするといふ風　　数へぬといふ風　　襲はれた風で　　花簪を風に　　後ろから風を　　節約の風が　　役という風に　　思いも寄らぬという風に　　海ばたで風に　　顔をいがめずに生きて行くぞという風には　　お話しにならないという風に　　納得するという風に　　明を失ったと言う風の　　宝楼観と言う風に　　以前からの風　　四天王寺専有の風と　　納得するといふ風に　　以前からの風で　　四天王寺專有の風と　　限り微かな風も　　身体を風に　　家に風を　　冬の風の　　一筋ごとに風に　　時わたる風に　　余は知らぬ風を　　情けの風が　　空行く風の　　浮世の風にあたる　　手を風の　　人を待ち合せる風にも　　野に吹く風の　　枯枝とが風で　　こっちに風が　　初夏の風に　　野分めいた風が　　ススキをゆする風が　　ためという風には　　ためという風　　花笠などを剥ぎ取る風をも　　音と風の　　巡礼の風を　　飾り毛を風に　　首狩の風を　　松の風に　　そよらと風　　ヒィウと鳴って風が　　雪と風で　　俄かに風が　　布が風で　　かすかな風の　　テレスの風の　　外の風にも　　どこにいても風が　　仕事を頼みこむという風　　気軽な風が　　箸を出さないという風　　二銭という風に　　時ならぬ風は　　障子を締め切って風を　　手もとから風を　　筒袖とを風に　　作用されて起る風とは　　期間には風と　　それと聞いて風を　　船首を風の　　むやみに風に　　波を削る風は　　北海道の風は　　声を揚げて風が　　立派な風を　　灰は風の　　傾きは風の　　下から風の　　上層の風に　　髪に風が　　海から荒れ狂う風は　　つて喜んでゐるといふ風　　家の風をも　　中から風の　　梢が風を　　のを抜いてゆくという風　　唇に遺って風が　　のに適している風　　柔い風が　　そこから落ちて来る風に　　花魁の風では　　奴隷に過ぎないといった風　　ところへ持込むという風　　愛好する風を　　評判にする風は　　中止する風も　　音を立てる風が　　今でも風の　　献上する風が　　斎女の風は　　依頼する風の　　壁板が割れて風が　　贔負幟が風に　　花は風も　　防風林にもつれない風が　　草土手を吹く風は　　冷え冷えと風の　　さうにして風が　　昼間でも風が　　遠くから風の　　山があるので風が　　温泉場で暮すと言う風を　　面目とする風を　　もろこしは風で　　ぢの風の　　別に弱った風も　　方向の定まらぬ風の　　無関心な風を　　自ら慰めるという風で　　仲たがいをしとる風　　話題がいつ終るかを待つているという風　　尻眼にかけているという風が　　あたり前の風を　　都会そのものにあこがれている風が　　灯が風に　　耳を傾ける風が　　制約するという風に　　意にとめぬ風で　　気にせぬ風を　　それを言わずにはいられないという風で　　われ関せずという風は　　百合撫子萩桔梗紫苑女郎花を吹く風の　　吹下す風が　　十一月の風に　　其中に風を　　方より風　　花に吹かぬ風　　アベコベな風に　　小雨交りの風が　　雨や風に　　木枯しの風ばかり　　生徒昇降口から風に　　迷惑といふ風で　　飄然として風の　　髪の毛束を風に　　白扇の風を　　雑草が生えて風に　　笹藪に風の　　頬へ風で　　上へ逃げて行った風を　　身輕るな風の　　圓く風で　　むつの吐く風は　　羽根で風を　　中にはしめった風が　　無心に風に　　雨には風も　　毎日毎時の風の　　各地における風の　　各地の風は　　変化する風で　　南東がかった風を　　凪になったり風に　　洋上に風は　　洋上をふきまくる風は　　娑婆の風でも　　あたりに風を　　矢が風を　　江戸の風が　　そでに風を　　ときに吹く風　　地獄の風を　　一と吹きの風にも　　ほつれ毛を風に　　眼がついたら風に　　松の風よ　　野蛮の風が　　空から風を　　中へ風を　　旦那らしい風は　　威厳を傷つけられた風に　　唄を聞いて居る風　　ゆるやかな風で　　ヒューヒューと風を　　裳衣に吹き込む風と　　一陣の風も　　熱火の風が　　時の風に　　背をかがめて風を　　心の風は　　柔らかな風に　　堀から吹きつける風に　　あの世の風が　　浮き世の風が　　覺にうつらぬといつた風の　　火口に風　　心中して生き返っても風の　　荒海の吹きすさぶ風を　　枝が風に　　冷水浴をやる風を　　んぢやないかといふ風に　　如何な風について　　頃合ひの風が　　斯んな風にでも　　如何な風に　　栗鼠が風の　　全部は入らないといふ風　　丁度一陣の風によ　　合点の行かぬと云う風で　　茲ぞと云う風で　　否と云う風で　　呼吸の風が　　何うか云う風に　　人を待って居たとでもいう風　　言葉を聞く迄はと云う風で　　海辺らしい風が　　夢に見るといふ風　　身分が釣合わないと言った風に　　尊重する風が　　何かに追われるといった風　　人は落ち着いた風で　　激昂した風で　　怒髪天を衝くという風で　　彫刻もやるという風　　時の風が　　どこ吹く風といった　　住替えたとも風の　　注意してる風にも　　感付いて風を　　赤狐が風の　　帆は風　　剥皮食肉の風を　　宿屋の風が　　何時出る風も　　此少女ばかりといふ風　　草原をわたる風は　　元の風に　　一に現われる風の　　草を吹く風の　　松蔭に風の　　尾上の風に　　枝も風に　　平原の風を　　ライオンと風に　　上を風に　　野麦峠を風の　　関係とかいう風　　附加されるという風に　　粉雪が風で　　三回という風に　　角板になるという風に　　軸晶系とかいう風　　結晶になったという風　　六〇とかいう風に　　方が風の　　彼は風が　　青年の風を　　どちらから吹いて来る風か　　砂地に風に　　量とかいう風に　　南東の風に　　気にも懸けないといった風に　　知子不知といった風の　　山上の風にのみ　　東の風に　　時折西北の風が　　南東の風が　　北の風に　　一大活劇を語り聴かしているという風　　臭いが風に　　麓では風は　　北の風を　　万里の風に　　時を得て風を　　跡も風に　　割に風も　　病者遺棄の風に　　月旦せんとする風　　木から風が　　世界中の風を　　空吹く風を　　山かげに風を　　方に風は　　幸に風が　　向うを風に　　草木が風に　　穏かに風は　　やうに風は　　木がらしの風に　　故郷の風の　　うえを風に　　阻塞気球は風に　　少年で風よけ　　オート三輪車で風を　　是れ風に　　伯夷の風を　　曰く柳下恵の風を　　夜更けの風に　　課外講演といった風の　　和画にも似ぬ風は　　おろそかにする風の　　夜ふけて風の　　夜に入って風は　　障子を明け放して風を　　当夜は風も　　古代よりの風として　　夫に殉ずる風が　　事が始まったら風の　　折柄荒増る風に　　斉眉く風　　前から風が　　頭上の風に　　御用という風を　　上衣を脱いで風を　　雨と風との　　黒煙が風の　　朝夕の風が　　海から風が　　地図を出して確かめては楽しんでいる風　　透間から風が　　不為合せだろうが構わないという風で　　奥山のゆう風が　　骸骨も風に　　葉を吹き分ける風は　　夜は風も　　教養とかいう風に　　恁んな風に　　斑猫先生は風の　　みんな夢であるといふ風にしか　　部分支那から移された風と　　一枚一枚海の風に　　兼の利いた風　　ような冷めたい風の　　毛布にくるまりて風　　雨まじりの風が　　のですが風は　　大変あわてた風を　　颯爽と風に　　尊敬するの風を　　実用を重んずるの風を　　生れつき王女の風が　　薫の風を　　日もささない風も　　火を風で　　樹木が風に　　彼らからは風の　　遠くから風に　　牧場の風が　　山中で風も　　東の風を　　連絡が求められるといふ風　　中までを風に　　算額奉納の風の　　算額奉納の風が　　茫然して風が　　ものは風を　　戻りという風　　嫩葉にも風が　　商売という風　　如く扱うという風は　　寺田を責める風も　　昧爽の風の　　雷鳴を伴って風が　　妙に怯えた風で　　葉が風も　　手拭がひらしやらと風に　　來る風に　　それへ風に　　用ゐられてゐる風に　　捕縛られた風　　順応するつていう風が　　自分でてれている風で　　浮彫石膏細工をつくるという風　　つて登場するといふ風が　　絖を風に　　暮と共に風が　　暮れとともに風が　　筆を投ずれば風を　　花びらが風に　　車廻しや風よけと　　野暮な風こそ　　窓から風が　　横なぐれに風を　　落着いた風で　　旅の風に　　旅僧は風に　　背後より風に　　物を恐れる風が　　足音さえ立てないという風　　柳に風も　　墓場であるという風　　知らといふ風に　　碌々としてゐる風　　背中に風を　　意識しない風で　　のがふはふは風に　　松並木に風が　　庭にいて風に　　樹木を揺り起こす風の　　行動の風が　　殺害的狂乱の風が　　贋金を作るという風で　　主張の風を　　天空が風に　　冗談だという風に　　煙が風に　　話をそらすといふ風で　　酷薄粗暴の風を　　マッチをとる風を　　肉腫といった風の　　北東の風が　　唾を付ける風が　　姉は怒った風を　　霙降る風の　　塵吹き起す風も　　只だ風　　酔つたから風に　　星影まばらに風　　一生娑婆の風に　　來る風の　　素見山の手の風が　　戸外を吹すさぶ風の　　今宵は風　　むといふ冷笑の風が　　颯っと風に　　どちらも知って知らぬ風といふ　　犯罪文学という風に　　來てゐる風にも　　ことがあるだろうと思いますといった風に　　御覧なさいといった風に　　研究を待っているという風に　　皿までといふ風　　寒気や風や　　さも思いすてようという風に　　当りまえの風を　　そこへ風を　　さを抱いているといった風　　躊ふ風を　　葉っぱを味わって食っている風　　目を止めない風　　礫をのせ風にも　　初夏の風を　　酒井藩の風を　　客間兼書斎といふ風に　　生意気な風が　　享受していると云う風の　　頓着せぬと云う風を　　責任という風には　　ように風や　　さわやかな風に　　夜の風にでも　　葉などが風に　　念を入れて聞く風でも　　暖かな風の　　凉しい風の　　古人の風を　　三度といふ風に　　それぞれの風を　　性質とを調べるという風　　親子は風に　　野分ふうに風が　　野分の風で　　自分が風の　　彼らは風と　　舵を失い風に　　空費されて風に　　これが風の　　冷ややかな風が　　時窓外雨やみて風に　　馬が風の　　松の風は　　紅葉が風の　　冷ややかに風が　　窓をあけたが風を　　原に風もこそ　　氷島の風が　　笹の風に　　翌日は風も　　ものが風の　　籐椅子が風の　　海から吹いて来る風から　　荒町には風の　　排外の風が　　左から風に　　航海中は風を　　においが風に　　方より風や　　ここの風の　　中に風も　　浜の風が　　松の風かな　　香が風について　　皆科戸の風に　　時などは風に　　みどりになびく風に　　蔵王越しに吹きくる風の　　松に風　　珠の風に　　身分がちがうという風に　　夕方に風の　　紅葉を風の　　船出して風に　　気楽な風で　　ころの風が　　不思議な風が　　身にしむ風も　　野分の風は　　屏風なども風の　　格子も風に　　貴女も風の　　途中も吹きまくる風が　　明け方に風が　　昨晩の風の　　野分の風も　　乱る風の　　扇の風でも　　藤が風に　　夏の風が　　努力しないかという風に　　ハイカラな風が　　のちの風が　　心ありて風のよ　　光に風も　　熱情の風が　　蔵書全部を風に　　四方から風の　　死の風に　　雷鳴と風との　　清凉な風を　　浄化するという風に　　外には風の　　上の空にぞ消えぬべき風に　　競技に適して風も　　隠忍自重の風が　　一脈の風の　　からだに風でも　　明けやらで風に　　文明開化の風の　　勁い風に　　もの文明開化の風の　　粋な風に　　流れという風に　　清涼な風が　　改った風に　　努力の風　　哀な風に　　垂れ絹の風に　　ゆるやかな風の　　冷ややかさが風に　　これは風が　　冷ややかな風の　　笛竹に吹きよる風の　　日の風が　　感心した風に　　満足を感じた風でも　　動揺した風　　撫子が風に　　切れを垂れておいたら風も　　薫りも風に　　のに添って吹き出した風の　　秋風らしい風の　　時の風の　　心ありて風の　　渦いた風に　　野蛮の風を　　北からの風を　　急に風の　　大空の風に　　來る風は　　涙を出すという風　　海の風を　　叡智があるという風に　　人間を観るという風に　　一ふきの風が　　斯様な風に　　ことを忌む風が　　今晩は風も　　天地に風を　　猛然として風を　　芳香を風が　　香の混じった風の　　何時何分に風　　今日では風さえ　　隠居所といった風の　　田舎ものの風を　　夢想してる風　　夜明けの風を　　几帳などを風が　　初夏の風は　　上を渡る風に　　川から吹く風が　　さをもった風が　　私を知らない風に　　釣荵が風に　　神慮に叶わない風を　　薄ほのめく風に　　夕も風の　　思いのほかに風は　　今夜も風の　　理智的みたいな風を　　変な風にな　　米国の風に　　ハンケチを丸めて入れ込む風　　植民地の風を　　襤褸だけが風に　　無謀な風の　　二つの風の　　結婚する風が　　奇怪な風を　　紙屑が風に　　ひそかな風の　　窓を開けると風を　　巻き上る風の　　風琴が風に　　ここにもあると云う風　　雨らしい風が　　偶と風も　　帆に風を　　手もとに風がから　　大股に風を　　目に見えない風が　　小雨が降っていて風は　　痙攣を起したといふ風にも　　三つという風に　　外来の風に　　のだといふ風にも　　膩を吹き荒す風で　　云ふ風で　　気球広告が風に　　それを持って風の　　大事であるといふ風に　　ものだといふ風に　　裏切りであるといふ風　　それにつけても思いおこすという風で　　颯っと風を　　アパートという風　　筆をふるったという風　　横光といふ風　　つた歌といふ風の　　だし野の風に　　ほとりで風の　　春是より風は　　所から風が　　御法の風に　　矢羽の風を　　何物か探す風を　　旅を続けてゐる風を　　木の葉をゆする風に　　休み場と言った風の　　前進するという風に　　幸ひに風が　　幸ひ風が　　彼様な風に　　殆ど情に堪へないといふ風で　　東から吹く風に　　火の風に　　寛厚の風を　　当惑の風を　　雨交りの風に　　海から吹いてくる風に　　市中は風も　　愚かにもさわぎたてているという風に　　気にとめない風で　　しずかにねむっていて風も　　吹雪は風の　　汽笛が風の　　梢を渡る風は　　冬は風も　　その後に風を　　此度の風　　人の思わくなどは顧みない風　　人を容れないという風が　　ヒヤリとして風が　　雨を持った風が　　花の風が　　花の風　　花の風という　　反対に風にも　　背中の風をよけて　　今まで吹き荒れていた風が　　氣づかない風を　　追手の風で　　朧月夜に風　　国民的自己完成といふ風に　　思想をもつてゐるとかいふ風に　　読み物に限るという風に　　どこまでも風に　　気味の風の　　うわさは風の　　庇を風に　　留守には風が　　持分といふ風に　　院が持てゐるといふ風に　　潮気のある風が　　翼で風を　　さりげない風に　　カサカサと風に　　満足の風では　　説相伝えて風を　　受くるの風　　待遇するの風　　設くるの風　　敵視するの風　　考うるの風　　宗教家なりと信ずるの風　　同一視するの風　　宗教の風に　　西洋人の風を　　昔時の風　　インドの風を　　有名の風の　　城下へ辿りつくという風に　　気配のする風　　今夜の風が　　事を思ひついたといふ風に　　腹が立つて堪らぬといつた風に　　一大陶器店といつた風　　言ひ出せないといつた風で　　遠慮勝に頼むといふ風で　　寄与するという風　　協力をも惜しまぬ風が　　訴へる風は　　悸える風も　　意外千万だといふ風に　　日本人がといふ風に　　支那という風に　　千里に風が　　ゼーロンを信じてゐるといふ風にな　　水面に浮いて風を　　谷底に風が　　火勢や風で　　そよと吹く風も　　実を風に　　一戦ぎの風ほどの　　鳥渡捨てかねる風でも　　心配は風　　小人島の風の　　方へ風に　　衣裳をといふ風に　　彼処の風と　　翻つて地に風を　　前に風に　　鐘は風と　　ひとつ叫ぶは風の　　猫夜は叫ぶや風の　　水音に風は　　梢の繁りすすり泣きながら消えてゆく風には　　十一月吹きわたる風は　　永遠に吹きつのる風に　　花房が風に　　けさがたからの風は　　初冬の風が　　満山の風が　　場合は風ばかりの　　よそにても風の　　羽搏きの音が風を　　つばさで風を　　竹の風も　　扇子で風を　　当り前だという風　　一任した風が　　何も考えていない風　　づつ妙な風に　　梢を風に　　のしもたや風　　梢に風の　　帽子が風に　　匂いが風に　　色を見せるという風　　ぷして泣いているという風　　木の下は風が　　ときは風の　　暮方から風が　　暮れ方から風が　　茂みが風に　　伴れ行く風が　　熊田宮に風を　　むると俄かに風　　ぱたぱたと袖口より風を　　動力を風と　　うちに風も　　風というほどの風も　　風らしい風は　　のりとが宣せられる風も　　帽子は風の　　素樸勇悍の風に　　豪奢の風を　　日を送って行くという風　　蔭口を利く風が　　者であるという風に　　思い出を辿る風　　かすかに風に　　朝から迷っている風　　唸りをあげて通る風に　　雨が風に　　実が風に　　これが風だけ　　去年は風ばかし　　雨になり風に　　海からの風も　　音を聞く風　　興味をそそった風　　過労している風　　木枯しの風の　　反感からという風にばかり　　改革熱を惹き起こしたという風に　　後世髪を結う風　　某という風に　　沢歩きをするといつた風で　　プログラムで風を　　腰をかけて風に　　折にという風で　　ハイカラな風を　　彼岸の風を　　蟹という風に　　インドの風が　　教和雍寛洪の風に　　妻らしくさえしている風に　　戸外の風に　　奥さんという風の　　底波をしずめてはいない風　　謹直な風も　　灯は風の　　ーとなる風の　　北から吹いてくる風　　一番先に風の　　ヘソに風が　　戦備をととのえた風が　　幣束が風を　　分裂という風に　　秋らしい風の　　昔の風の　　帆が風を　　二ポイントだけ風の　　口笛を吹いて風を　　左舷に風を　　舷に風を　　衰弱しているとでもいった風に　　方向不定の風が　　講演といふ風に　　成佛といふ風に　　佛性があるといふ風に　　富永といふ風に　　解釋して行かうといふ風に　　批評的に考へるといふ風は　　秋ならぬ風に　　木霊は風よりも　　ムーラン・ルージュが風を　　頭巾に巻き付ける風に　　板が風に　　屍が風の　　子池は風も　　午後から吹きだした風は　　一家の風を　　浪費癖という風にも　　博物館国になっているという風な　　魚売りの風を　　彼んな風が　　やうに風　　行幸をする風に　　千人といふ風に　　憚る風が　　待ち兼た風に　　月冴えて風は　　美味さをよろこぶ風が　　先輩を以て居るといふ風は　　世話に砕けて下りていくといった風　　仇討ちがあったりという風に　　光琳の風を　　砂漠の風に　　豕能く風を　　豕が風を　　家内で殺す風と　　正月三日後に風を　　方角の極まらぬ風が　　只顔に風が　　此外輪山は風が　　海邊の風が　　空のから風　　中から風が　　通へと風が　　さわやかなる風の　　稲束が風に　　日の暮れるまで風に　　長閑な風が　　狂ふ風で　　ワッとばかりに風を　　渡世人といつた風　　様々な風に　　畑の風が　　所与にすぎぬという風には　　出世するという風には　　水を嫌うとか風を　　紙鳶は風の　　賢主の風　　とうもろこしを吹く風も　　こっちへ廻れといった風で　　ようでからだが風と　　言文一致は適してゐるがといふ風に　　彊盃を傾けて酔った風も　　充分であるという風が　　蔓といふ風　　脇明から入って来る風の　　早春の風が　　秋らしい風を　　彼は風を　　髪の毛を風に　　廊下からの風に　　いくらか風に　　娑婆界の風に　　海といふ風の　　芙蓉の風に　　しき髪ときさばき風に　　百合を見よ風に　　扇の風に　　日の風　　入日と風と　　蝶のいひぬ風　　毛とりて風に　　高吹く風に　　天の川しろうも見えて風　　感心したといふ風で　　づニコリとしてゐる風で　　智慧を絞る風で　　講釋をする風に　　のだといつた風の　　フト思ひ出した風で　　詰め寄せる風で　　夜半になると風が　　山が唸るほどの風が　　退屈氣な風で　　公園から吹き来る風に　　のを切る風を　　よそを吹く風では　　さがわかったという風に　　残念という風に　　何か捜している風を　　イヤだという風に　　私事という風に　　責任という風に　　それを外して吹きつける風に　　湖面を風が　　豪傑が風と　　苛ら立った風も　　薄着をしても風を　　猟人の風を　　お喋りといふ風　　気配が近づくと風の　　次兵衛のみは風で　　立上り爽な風に　　煙つてゐるといふ風　　東の風の　　烟が風に　　世界じゅうが風の　　街頭から風に　　今日は風　　先刻から風の　　翌日になると風は　　私たちは風の　　蟋蟀の風に　　飄る風の　　雨の風と　　身をなして風に　　音をきけば風の　　霑ひ風に　　四月の風は　　気がすまないという風　　高さえ忘れて居るという風　　封建の風を　　関係を離れるという風に　　しがらみという風に　　運動という風に　　空と風と　　一部分だという風　　蛇におじず風に　　虹を立て風に　　芸術的情熱という風に　　思いあがりという風　　世の中になって行くだろうかという風　　国だという風に　　作家という風に　　一風変った風に　　厄介だという風に　　内田魯庵という風　　共産党だという風に　　読書の風が　　二つに分ける風が　　川下りの風から　　一切気に留めぬ風で　　ことを信じないといふ風　　箸をつけるといふ風　　今ごろの風の　　いとこは風が　　口をあくと風が　　ほんとうに風は　　今度の風　　奇麗なすきとおった風が　　野の風に　　遊里の風が　　お金をよけておくという風でも　　余寒の風に　　商人らしい風を　　湿気を含める風が　　さに達すると風に　　誓ふ風から　　子孫とせられた風に　　存在を信じた風の　　天氣で風も　　暗夜の風に　　下駄といった風に　　笑顔に包んでゐるといふ風が　　光と風の　　木の葉の風　　音せぬほどの風に　　謂ふ風に　　言ふ風で　　徳は風　　これに風を　　一つ寝入った風を　　何様な風を　　悄気た風を　　種々な風で　　西北の風に　　勁い風でも　　流石に風が　　故郷に還るといふ風を　　興味を持ってる風さえ　　それが直らないといふ風　　兄さんには知らせたくない風　　それが直らないという風　　荒けた東の風が　　姫たちを風に　　午前の風が　　かをりを風が　　雲が風の　　平和の風を　　海では風の　　投げやりな風　　思い決した風で　　爽やかな風に　　ベランダへ出て風に　　大陸の風に　　朝夕は風の　　隙洩る風の　　余寒の風の　　赤城おろしの風も　　幸いにも風の　　頃は風が　　荒鷲は風に　　唆られて風の　　焔をまぎらす風の　　情念は風の　　なつのうみの風の　　輪を重ねた風が　　へた草せんさいな風に　　お前の風に　　のは風が　　日曜日には風も　　ブレイキを握りながら風を　　紙が風に　　雨滴が風に　　障子が風に　　霙まじりの風が　　頂は風が　　浮雲と風の　　水引草に風が　　日とかはらずに風に　　しづかな風が　　冬がめぐらう風が　　そこが風の　　頭をもたげとぼけた風で　　深味へ風が　　方からとの風や　　遠くで風でも　　ことも好まない風で　　朝の風　　車止めにもなるといった風　　和菓子も食べさせるといった風で　　草花屋があるといった風　　大学街といった風　　間に風が　　燭が風に　　ことを云ったという風で　　風器の風に　　じい音を立てて風が　　都の風に　　戸外はそよとの風も　　白マントは風に　　職工が聞いていられないという風に　　シリンダアーで風を　　出ろという風に　　のに堪えられないという風　　粱稈の風よけの　　竹三郎は風を　　わしの風しもに　　青葉が風に　　墮落の風が　　折から風を　　買物の風を　　自ら捲きおこした風に　　千数百カロリーで済むという風に　　めば風　　今日も晴れて風が　　殺風景な風は　　痛棒であると云う風に　　ふくよかな風を　　香気との風を　　原書のみを使っているという風　　秋のゆう風が　　ゆふ風が　　風にさえも風は　　みぎわにも風の　　木蔭を渡る風の　　自分の進まぬ風を　　雨にも打たれ風にも　　末に風　　心も溶けたと云う風を　　自然に出ないと云う風に　　者という風に　　夜は風を　　上から吹き下す風に　　繩で結わかれて風に　　冬の風に　　今朝は風が　　そうな風　　笑へぬといふ風　　交響楽といふ風　　土地の風とか　　ことは風の　　考慮の風も　　平野へわたる風の　　穴から通う風に　　逆様に撫で上げる風は　　羅馬数字も風の　　閉込んでおいても風が　　井戸側が風で　　戸外の風の　　烟は風よりも　　こればかりは風をも　　寺院は風に　　柔毛が風に　　知つてゐる風が　　松原サラサラと風に　　吾家の風　　通りすがりの風の　　何時まで経つても帰る風は　　袖を風に　　抱へて風を　　方から風に　　月影吹く風　　祁山悲秋の風　　関山の風　　これは風を　　類といふ風にしか　　卑屈の風が　　日本人ばなれがするといふ風には　　時局の風に　　尊敬せられる風が　　選択する風が　　運命があるという風に　　春の風に　　遼東の風に　　紛失物が見当ったと云う風で　　二十六日は風の　　塊りが風も　　一陣の風　　我に帰った風に　　銀杏は風　　墓のありかを確かめて行きたいと云う風に　　何處に出るといふ風の　　ばらばらに立つてゐるといふ風　　云ふ風の　　一帆裂くるばかり風を　　當る風に　　家中で風が　　窓に風の　　土用なかばの風は　　垂りつつ風に　　ぐる溪間の風の　　しげみに風　　秋の風の　　醉つた身體を休めて風に　　風西の風が　　音を立てながら風が　　一生懸命だといふ風　　斯んな風では　　須磨の浦とかいふ風の　　斷崖絶壁といつた風の　　主業としてゐる風に　　段をつけても風に　　最初沼津地方激震死傷數千云々といふ風に　　甲州信州上州といふ風の　　冬枯れて風に　　雪と風とに　　五日吹き続いた風の　　林に風が　　賭博は風に　　横さびでも風　　冬らしい尖った風が　　華美の風に　　酔いをたすける風を　　火は風も　　秋らしい風が　　昼の風に　　ろしい風が　　煙をひきちぎる風　　気のりもしない風に　　のを喜んでいるという風　　省略する風　　河内の風を　　気持は風の　　髪の毛が風に　　香気は風に　　呻吟してゐる風で　　樹は風の　　ことが喜ばない風　　シグナルも風に　　つてゐるといふ風　　虚脱の風と　　晩方の風が　　損つてゐはせぬかといふ風　　融通無礙の風が　　言ひたげな風　　峰は風に　　一陣の風は　　もろこし畑吹く風に　　嫩葉は風に　　樹木も風に　　奸智に長けた風に　　お前見たいな風に　　夜明け方の風が　　歌だけを献じる風を　　舞が献ぜられる風が　　自叙伝と感じる風が　　あはれに書く風が　　討論の風が　　確言を避ける風　　うち流し渦まく風を　　無常も知り抜いた風に　　静かに風に　　話は成るべく避けてしない風の　　行つてゐる風　　木静まらんと欲すれども風や　　葉を吹く風が　　吃驚した風で　　あくる日まで持越すといった風　　微かな風の　　孔から風の　　天井裏に風が　　さの風が　　上に風わたり　　一吹き風に　　夜野分の風　　今年の風は　　残念という風　　それを吹き動かす風も　　程がしれているという風に　　そこへ出来たという風に　　大袈裟にさわぎ立てているという風に　　樹が風で　　長幼の序とでもいう風　　嫉妬だという風に　　縞をきるという風　　毅然としたという風　　知的焦躁とでもいう風　　画帖という風　　計代のよこてから風を　　ところという風　　ようを考えている風　　我知らずそこまで動いて来たという風　　ましという風　　隠蔽して湿った風が　　叫びは風に　　袋に風を　　僞作だといふ風に　　史といふ風に　　朝からそよとの風も　　戸外は風が　　何でも風の　　当節の風　　雨をも風をも　　口をあけて風を　　無情の風を　　そこにも風が　　表面しずかに風に　　面を風が　　若葉の風が　　水の上は風が　　高は風の　　下から吹き上げる風の　　向こうから風に　　大木は風に　　ひとつには風の　　都の風も　　いやな風も　　写生で風でも　　二月前に刈ったと云う風　　説明する風が　　そうに残って風に　　啓介は眠った風を　　恍惚とした風で　　くらな風に　　東海道を風の　　はなやかな風の　　ことを風の　　多年苛斂誅求に苦しめられた風が　　定跡を学んでいる風が　　薬を貰う風を　　悲観した風も　　感心しているという風　　一体に風の　　時には風が　　のを楽しむという風　　狼狽した風　　バタカップという風に　　石塀で風をよけ　　ように吹く風でも　　遠慮してあるという風　　抜きにするという風　　ようにのたくるという風に　　私は忘れた風を　　スカートは風に　　西北の風　　西南の風　　糸の風に　　月明かに風　　雨晴れしが風　　浪と風との　　ボンボンを出してやるという風　　何か落ちつかない風　　カアマイクル氏も落ちつかない風に　　昨日より風　　空晴れて風　　夕方より風　　秋雨降りしきりて風　　空くもりて風　　終日東北の風　　雨ふり出して風　　車を命ぜしが風　　山茶花落ちて風　　笑いを抑えられない風　　見当がつきかねる風　　入にて風　　雨ふりて風　　春酣にして風　　天気定まらず風　　窗をあけ放ちて風を　　夜に入りて風　　夜に至るも風　　夜に入り風を　　午後一天俄に晴れ風　　空晴れしが風　　夜深更の風を　　庭も風も　　猟坊がといふ風に　　旗を吹く風も　　ゆふぐれは風より　　木枯の風に　　あはれとも見よ吹きむすぶ風は　　物陰から風の　　朝は風が　　美術批評家という風に　　しゅうしゅうと吹き来る風に　　どっから来たろうって云ったら風で　　まじめな風で　　どっちから来たらうって云ったら風で　　円に近づこうとするといった風　　嵐の風の　　十四組評判記といふ風　　嫌ふ風が　　恰好がつかぬといふ風　　つて買つて来るといふ風には　　外の風で　　瞬間を見出さない風で　　ことがある風を　　耳を傾ける風では　　怪訝なといふ風を　　眼に触れないといふ風には　　紐は風に　　持物に風を　　東から風が　　雹やら風が　　敗戦ずれの風や　　明日の風とばかり　　日本画家といふ風に　　力量だといふ風に　　ものだといふ風にも　　通俗性といつた風に　　それを認めないといつた風　　智略群を抜いてゐるといふ風に　　希望氏はたださうした風に　　美人画といふ風に　　愛情といふ風に　　主張してゐる風　　追求者であるといつた風に　　大作といふ風　　徒らに吹き過ぎる風の　　ひやひやする風が　　日本らしい風が　　どこへでも出ていくという風　　那須ヶ獄から吹きおろして来る風は　　づめし山に風は　　山に風は　　中でなく風の　　丸呑みにさせるという風　　波を吹く風　　旋律の風に　　焔が風に　　冬の風が　　方向から風が　　カヌーは風の　　雨や風をよけて　　下女同様な風を　　僕は知らない風を　　汽車の風で　　暖簾が風に　　暁にはと言った風　　旅行に疲れたという風　　権利を持っているという風に　　呆るるという風　　いつごろの風を　　素知らない風を　　茂みを吹く風の　　一刻一刻と風は　　歎きなげき風に　　奥に風が　　林へ風の　　手を風で　　世話らしい打解けた風は　　高家の風が　　木の葉を捲いて風が　　眉を開けば風も　　山は風も　　雨が降り風も　　屋根が飛んでしまうかと思うほど風が　　霧が巻いて風も　　霧や風と　　鞍部では風の　　雪は風の　　河原に出てからは風で　　小屋は風が　　槍肩から吹き下ろす風の　　西から吹き上げた風が　　ズッと風が　　尾根も風が　　下は風の　　小屋は風の　　新雪と風で　　尾根は風が　　一歩雷鳥沢へ入ると風で　　西斜面は風が　　雪は風に　　谷は風が　　飛騨側からの風を　　身体に巻き付け風の　　雪が風と　　朝になって風は　　附近は風が　　普通降雪後は風が　　日には風でも　　これに当たる風の　　新城和一君が風の　　つて誇ででもある風に　　愕いた風でも　　花とか風とかいう　　生は驚いて風に　　方から吹いてくる風に　　上から吹いてくる風が　　あすこだけ風が　　蘆の風　　狂ふ風が　　戦と風も　　雨気を帯びた風の　　落付いた風を　　神妙に聞いてゐる風を　　穂が風の　　問答無益という風に　　名残りは尽きじという風に　　いつか太平の風が　　凧に風が　　武蔵野名物のから風が　　近くなったという風に　　番頭といった風の　　自由とに生きねばならない風の　　五月晴の風に　　軽佻な風は　　無責任であるという風に　　奨励といふ風　　何篇という風に　　家を動かして過ぎ去る風の　　程の風の　　物に風が　　木枯の風　　まひて風に　　宙を飛んで風に　　魂さへも失してゐる風の　　星空には風が　　緑をわたる風の　　隙間からの風で　　木々に鳴る風に　　気兼する風に　　自我像を画いた風の　　枯草が風に　　躊躇している風　　思案にあぐんでいる風　　夕方には風の　　海へ向って風が　　805という風に　　数を減じたという風に　　ところへ入ったと云う風　　方に歩み寄つてゐる風　　正確にすすめられてゆくという風に　　異国の風の　　先で風を　　二魂を別けて祀る風も　　ほかと知りながら風など　　武士らしい風は　　海軍部内の風を　　艦橋の風に　　温かに風　　顔を風よけの　　調査団室の風が　　海底地震があったという風　　ドレゴは待ってましたという風に　　主張する如きは聞いた風　　漂浪する風に　　僕は風にも　　どこからとも知れず吹く風に　　ただ次の風を　　風をひくと風に　　光の澄んだ風の　　家に風が　　園遊会を開いたという風に　　カラマゾフという風に　　きょうも風が　　原稿をもってゆくという風で　　きょうは風の　　新鮮な風が　　時に風や　　街路を風の　　夕暮れの風が　　安心していらっしゃるという風　　微温い風が　　碌に払わずに着ているという風　　群は風に　　気が晴れるという風　　冬季に吹く風の　　光を送る風が　　温熱が取れるという風　　東西の風を　　留守に風が　　活動を忘れないでいるという風　　旅費を持たせて立たせるという風　　一杯上げるという風　　相談に来るという風　　何者であるかをたしかめたという風　　折から吹きこんできた風の　　小金をためているという風に　　重病人の風を　　こちらへ風に　　松吹く風かと　　誰が使うかという風に　　時間を持ちたがる風　　ときの風の　　除け者にする風が　　呆気にとられた風でも　　湖面を走る風の　　衣嚢を探す風を　　枝を風に　　呆気にとられた風も　　街には風の　　海を吹く風は　　巨大な風　　頃は風の　　狂ふ風に　　膚を刺す風の　　剛毅の風　　無気力の風が　　すべてだといふ風に　　それが見えない風を　　代りに風も　　恋が風の　　巨大な冷めたい風で　　厭味を持ち出すといふ風で　　結局自分も悦ばうといふ風　　微かな風も　　結婚という風　　以上書かなければならないという風に　　外であると思ふらしい風　　蜂と風とが　　蜂と風とは　　枝は風に　　時に風は　　承知しないといふ風　　斯樣な風で　　眼につくといふ風　　奈何な風に　　斯樣な風に　　其樣な風に　　つて寄して呉れるといふ風には　　恋の風の　　暮れにや風に　　秋風夕となれば風は　　津島へ吹きたがる風に　　袖に吹く風　　汐風よ風に　　シキタリみたいな風は　　いつか立ち出した風も　　ものではないかという風　　ドタンと風の　　さぶ風の　　ものは風ばかり　　後ろから風の　　私は風より　　栄さんと風の　　小説的な風に　　体という風に　　安易であるという風に　　評論をかくという風に　　合歓木が風に　　前で風に　　きょうの風の　　インテリ性という風にだけ　　心のこりの風で　　出版屋につとめていられるらしい風　　右往左往的心痛をするだろうという風　　体にさわる風　　きょうあたりから吹く風が　　小説という風に　　欅が風に　　凜烈な風の　　気兼ねでもしてゐるといふ風　　横つ飛びに風を　　夢中の風に　　宙の風を　　転向の風に　　ような風には　　相手はきこえぬ風に　　雪には風が　　雪や風には　　帆にうける風の　　帆の風に　　帆は風に　　船は風に対する　　霧が風に　　とき煙霧は風に　　春らしい風が　　サービスは風を　　しずかな風に　　南西の風　　十時前後から風　　正午には風　　勢いのおとろえない風の　　明けがたから風が　　帆は風を　　南西の風が　　雷鳴がおさまるとともに風が　　さわやかな風は　　みごとに風に　　春にしては風の　　二人に風を　　折から吹く風に　　超俗といふ風に　　芸術性という風　　長篇流行の風が　　当時の風　　父様は食べないでも食べた風を　　音無の風は　　一陣の風を　　春の風は　　髪の毛で風に　　枝に揺るる風に　　根にひかれ風に　　香の満ちてゐる風　　西北の風よ　　相当の風や　　忍耐できないという風に　　野面をわたる風は　　衣で蔽って来たという風の　　米子は知っていますよという風に　　客員という風　　三人共助かったという風に　　お世話という風に　　人といふ風に　　幸福は風の　　夜吹く風が　　君は風の　　上葉の風は　　ぐでぐでに酔った風を　　何か考えているという風　　表現するという風　　日にも風の　　前兆の風に　　帆をかけて風の　　雪や風を　　松林が風で　　浜へ出ると風が　　縦皺へたたみこんでいるという風　　あてにしている風も　　稽古を休むという風　　介添いしているという風　　月々飯尾さんに与えていた風　　姉には洩していた風　　口を洩れたという風　　意見だという風に　　娑婆の風が　　気がかりな風　　外では風が　　心に詫びてゐる風　　咽せた風を　　客も引くといふ風で　　底でも覗く風に　　父はまくし立てる風に　　ことを忘れてゐたといふ風を　　抱へ込む風に　　改った風なぞ　　考へ込んだ風　　宿屋といふ風に　　冬の風　　のを喜ばない風　　微かな風にも　　峽間の風は　　冷やかに風が　　うつとりと見入る風に　　枕に通う風も　　世の風に　　声も風も　　横なぐりの風に　　耳元の風の　　名前を聞いたといふ風に　　初秋の風と共に　　氷の風　　気をのむ風の　　花粉は風に　　夕べの風で　　イチハツどこへ風が　　云花草をうえて風の　　朔北の風に　　それへ吹き当てる風の　　一方から吹き来る風の　　物を云うという風に　　シベリヤの風を　　女性とかいう風に　　何知らぬ風を　　さが風に　　ざわざわと鳴る風の　　浮世の風より　　家となし風と　　夜は風　　悲げな風を　　目科は驚きたる風を　　商人の風に　　ことという風にだけ　　不気味な風が　　飛行機が風に　　不逞の風が　　此世の風に　　きょうは風が　　蔭という風に　　ものにうちこむという風に　　花に風と　　ようにと云ったりしている風　　夕刻から風が　　肥料という風に　　カラリとして風が　　カーテンが風に　　悄気て風の　　一族という風に　　友を呼ぶ風　　アナーキスティックな風に　　表現している風　　ものでないという風に　　ことを思い出すという風にとって　　糸が流れ出るという風に　　灯を見ながら風に　　散文であるという風に　　成長という風に　　事情がわかっていないらしい風　　色彩的な風が　　沃野の風が　　風姿をうつす風が　　謡はれる風が　　賓客歓待の風に　　殆どすけつち風の　　季節の風と　　くぐつて風の　　結婚を厭う風の　　結婚を嫌う風は　　押附けようとする風が　　そよとの風の　　事情を考え合わせる風　　混乱にまかせている風　　潮どきという風に　　素足光らし風に　　微かにうごき風も　　海から吹き流れてくる風も　　子であるといふ風に　　ほん国では風も　　窓外の風に　　遠方の風の　　ヤケを起している風が　　宿などはかさない風　　東京ではかうだといふ風に　　松に風の　　恋愛という風　　気持をとらえているという風の　　飛行場へ行ってみると風が　　麦に光る風が　　打抜き綴じという風が　　あれは風　　うえで風が　　ソヴィエットの風が　　機会の風に　　巴里街上の風に　　毎朝つづくという風で　　尊敬する風　　私を恐れ嫌っている風でも　　女は風の　　私は風で　　氷の風が　　断髪が風に　　気がつく風も　　どこか風も　　収縮した風　　列子とともに風に　　躁狂卑俗蕩々として風を　　精神偏重の風　　ことを好まぬという風が　　ことを好まぬといふ風が　　反対の風が　　南がかった風に　　真犯人が取乱した風で　　地球上層の風は　　頃という風の　　王国といった風　　素朴な風を　　信玄といった風　　はたはたと風に　　相撲甚句にもなるという風　　潮のながれを留めて見なという風に　　落葉松といった風の　　風は風を　　三枚は風に　　根といった風　　初秋らしい風の　　気にしてゐない風　　不審に考へてる風でも　　顔に近寄つて来さうな風を　　気の利いた風を　　インテリゲンツィアという風に　　石炭の風と　　颯々という風が　　女性尊重の風の　　平野を吹く風が　　青田一万石を越えてくる風が　　うちに風や　　プロレタリアといふ風に　　相手にしないという風　　腑に落ちない風で　　箱に入れる風が　　決定する風が　　買ひ入れた風の　　理由であるといふ風に　　絵ばかり描いているという風　　ゼブラの風に　　気合ひの風を　　腕を風に　　仕事をしてゐる風を　　隙間から忍び込む風に　　夜という風に　　げは風に　　時計という風に　　窓から吹き入る風が　　風といふほどの風も　　浪や風が　　召仕い風の　　これを受け入れるといふ風が　　純化統一といふ風　　匂などが風に　　弱小のみを持つて回すといふ風　　拾円札が風に　　並木が風に　　大通りに風が　　蔓を伸して行く風　　雌鶏四五羽という風　　よみかたに似た風に　　実感という風に　　南洋へという風に　　気をとられている風　　外ばかりを眺めてゐるといふ風で　　傳へる風の　　颯々たる風の　　出現であるという風　　それを避けたがってる風　　物に躓いた風を　　どこかへ行く風でも　　波が風も　　そこに風の　　昨今の風と　　呼吸をすれば風と　　窓に吹き込む風の　　雨も止み風も　　存在権をもつといふ風に　　秋の風でも　　谷間に吹き荒ぶ風の　　谷底の風の　　我らは吹き込む風の　　げに風に　　これも風に　　渉る風は　　透間から吹き込む風は　　微かにのこっているという風　　一歩浮世の風の　　雨がふっても風が　　幟を風に　　和歌がはじまるという風に　　尾の上の風に　　桜花かをるぞ風の　　学問とかいった風の　　行使させるという風に　　今日ぞたちはじめけるさよふけて風や　　幽玄の風　　のへの風に　　ぐ花橘に風　　絵画的といった風　　花たちばたに風　　夕ぐれ冴えとほる風の　　決着という風に　　山にはる風ぞ　　朝明の風に　　さけの風は　　支那算書から伝わった風では　　絵馬にあげる風は　　文字を記す風が　　通術を求めるという風　　採用するの風が　　出版される風の　　意とせざるの風　　他を顧みないという風が　　発達しております風の　　ものやら風の　　勢で風を　　本質があるといふ風に　　利用したといふ風にも　　赤瓦青ペンキといふ風　　渡つてくるいい風に　　團扇の風の　　文化性があるとかいふ風に　　葉を動かそうという風は　　颯然と風を　　月も風も　　稲妻形の風に　　場所だといふ風に　　中で風の　　必要であるという風に　　探偵もの風　　空吹く風の　　循環の風を　　田園の風と　　きれいにすきとおった風を　　聞き耳をたてる風が　　今度は風が　　処で風が　　水は風より　　息をはき風が　　花は風で　　柄が風に　　散歩にでかけるという風　　女を抱くといふ風　　表紙もちぎれて風の　　髪なぶる風のな　　笛まじり風もに　　手を置くという風に　　人にでも遇ったと云う風で　　ハイカラな風は　　目がさまされたという風に　　懇ろな風で　　規則的といふ風には　　広葉が風も　　矢部はたじろぐ風も　　いやだという風で　　議論もされてゆくという風　　はずだがと云う風に　　瓜食みくれば風　　松は畳めり風の　　よそひ風と　　あしたの風は　　鬼げし風の　　西の風　　無色の風と　　みなみの風に　　自然があり風は　　空虚のみつべきありや風　　年よりじみた風を　　注意をむけてる風　　鳳仙花が風も　　のだからといふ風に　　逸の風が　　風吹かば風も　　裳を風に　　粧の風が　　百姓輕侮の風と　　月見の風の　　小説といふ風に　　徳川時代といふ風に　　粗野とかいふ風に　　浦戸といふ風に　　君は風　　よそから風に　　それが吹きあげる風に　　枝には風が　　南西の風も　　偶然社会主義退治の風で　　星条旗が風に　　野原で風を　　手紙を風から　　はじが風で　　親切らしい風を　　魔法の風の　　へんという風に　　ものかという風に　　はしは風に　　総子は風が　　行はれる風が　　老成を模す風が　　貫ぬくといふ風に　　血煙をたてるといふ風にばかり　　つたといふ風　　唄声が風に　　追求すると言う風でも　　小便でもしに行く風に　　日は風もを　　新緑の風に　　香そよと吹きくる風の　　始末がつかないといった風　　向うを向いて怒った風を　　方へ風を　　帽で風を　　機会とでもいう風に　　考えにこもって歩いている風　　前を過ぎる風に　　雪は風と　　何かに縋りつきたい風　　浮世の風は　　塩梅に風も　　手紙も書いたという風　　波をつくるという風に　　親切という風に　　雪が凍っているので風は　　枝さえ風が　　頃日向は風が　　一つという風に　　短所とかいう風での　　ものであったという風に　　百合子はんという風　　一つ挽回してやろうという風で　　作用しているという風には　　何という風　　限りがあるという風に　　病み上りという風　　窓をあけて風を　　若葉を風が　　青葉の風が　　あっちこっちらしい風　　自分がことわられているなどという風には　　ところに出てくるという風　　手摺で風に　　左様なら風の　　時代の風か　　いくらかはちがうらしい風　　きのうは風が　　対手へなげかけてひっぱるという風　　お嬢さん性であるという風に　　運命的という風に　　古典もよんだりしたらしい風　　阻害する風の　　心持を与えているらしい風　　グループに属している風　　気をまぎらそうとばかり考えている風　　気らしい風　　貯金するという風　　霧を起し風を　　方に風が　　娘らしい風を　　上つて窓に吹き込む風に　　娘さんといった風　　軽蔑した風を　　空中で風を　　可憐な風が　　のも感じないほど酔っている風に　　上品な風で　　葉を風に　　穂を出して風に　　口もまがり風の　　通常な風を　　我輩が風を　　解つたといふ風に　　驚愕の風は　　大騒ぎをしている風　　前日からの風が　　コスモスが風に　　処を風が　　ひのきが風に　　言明をさける風が　　笑いになってこみあげてくるという風　　草履を揃えておくという風　　芸者へ凝るという風　　言葉を探す風　　種が風に　　斯んな風にまで　　展べるといふ風　　葉に風を　　たき火へ風を　　ひがし曇れば風と　　梢に風が　　群をなして風に　　そとの風が　　寢てゐる風に　　浅薄だという風に　　労をとる風が　　かおりを風に　　葦が風の　　リボンやが風に　　特殊地帯であらい風を　　地上を流れる風に　　履行されてゐる風が　　桂樹という風が　　迅き風が　　風機の風に　　風機の風で　　耳で風を　　雪が舞い風が　　自慢に感じてゐるといふ風　　水を渡って吹いて来る風は　　磯吹く風に　　若葉の風の　　おくれ毛を風に　　同情はしないよといふ風に　　引戸開けて風を　　陣の風の　　それに風を　　漢魏六朝の風を　　一般の風と　　尻を描くといった風の　　波瀾幾千丈といつた風の　　俤を偲ぶといふ風に　　韓の風は　　一夜俄に風　　身にしみて冷めたい風が　　たんぽぽは風に　　樣な風も　　感に堪へたといふ風を　　烟にむせた風を　　静な風の　　間から流れて来る風は　　小降りで風も　　敷居に掛けて風に　　狭間の風が　　新樹は風に　　洗髪を風に　　花びらを吹く風に　　花びらを吹く風の　　夜涼みであるが風は　　腑に落ちぬといふ風で　　ことにも気づいてゐない風　　三時間ほどして風は　　北から吹き出した風で　　書きという風に　　存在という風に　　徒らに風に　　夕方すぎに風も　　颯爽として風を　　天下の風を　　初秋らしい風が　　うちは風が　　微笑一つ浮べぬといふ風　　籠めて風　　夕凪で風が　　一陣の風も　　錬成の風が　　穀物に風を　　雨がふればぬれるし風が　　峻烈に責められる風が　　逆におちて風に　　見学するという風で　　刀痕が揃ってゆくという風に　　牙彫風の　　木で彫らせるという風に　　坊ちゃんという風に　　モデリングという風　　楊柳の風といった　　香りのする風が　　梢は風に　　通ふ風の　　厚味があるとかいう風に　　瞠目せしめる風　　活といふ風に　　希望のそよぎは風の　　そこをわたって来る風は　　かいようで風は　　んが干されて風に　　たよりよこすと云った風　　若葉の風という　　自転車やらを見ていたら風が　　家の風は　　お家の風の　　なかにある風の　　梢がふかれる風が　　水の頂きを風の　　問題という風に　　先ぶれの風が　　小道という風に　　リアリズム対ロマンティシズムという風に　　人間という風に　　つもりでいるという風に　　何の風の　　声も吹く風に　　銀色に風に　　様な風が　　外で風に　　好きな風に　　上に風を　　木の葉を揺りうごかす風にも　　色と風の　　四巻と云う風に　　拝見してという風に　　野分の風と　　上に戴くといった風　　自由の風が　　農村青年らしい風は　　下剋上の風を　　あとはとぼけているといった風　　そとには風も　　浪の風　　晩は風は　　外套は風に　　笹原を渡る風の　　木に風の　　海からあがって来た風は　　一筋の風が　　薄に風が　　港の風の　　霊を祀る風が　　西洋の風　　瀬戸の風を　　伝授しない風さえ　　大時代の風が　　昔の風を　　稚拙な風が　　名誉にかけて作る風が　　朝鮮の風を　　沖縄の風が　　帆一ぱいに風を　　存分には出せないと云う風に　　ちょッとの風の　　不作法な風が　　不断に吹いている風に　　疏外の風を　　事始めて成るの風　　用を達するの風　　鄙陋不品行の風　　鄙陋不品行の風と　　妨ぐるの風　　水が流れるとか風が　　崩壊が風を　　ジャングルの風が　　払ふ風　　音づる軒の風の　　追究しなければ止まない風が　　一点に追込んで置くという風　　夕暮の風を　　内部から風を　　草原の風の　　感慨無量という風に　　いまタマニーに風を　　刃の風と　　憎悪の風に　　計画だとしたら風の　　今でも風を　　一ふきの風で　　上は風も　　雨か風か　　無事には帰さないぞという風の　　砂を入れるという風に　　燈大通より吹きつくる風に　　冷き風に　　謡は風　　充分に風を　　生気を失って風に　　甲斐があるといふ風　　空つ風が　　二十メートルの風も　　#六十メートルの風も　　吹きさらしで風や　　手を添えてやる風を　　生意気な風を　　彼は怒った風を　　南のから風が　　立小便をしている風に　　追手の風の　　昼牟子を風の　　おれは風に　　真実無常を誘う風の　　幾千里あらしを孕み風を　　雲を震はせ風に　　あしたの風の　　ろあたりの風を　　春の風を　　夕しづかに風　　拂はれぬ風の　　すゞしくそよぐ風のねは　　あらし耀き風　　夕づゝにそよふく風は　　めば風は　　驅り風に　　幾代浮世の風のねに　　樂土の風を　　廣し風　　月江上の風の　　みそらの風は　　影さえて風　　關山の風　　閑雲野鶴空濶く風に　　心は勇む風の　　すき間から風が　　いやと云う風に　　あなたに似た風に　　晩は風が　　土地の風で　　ことを感じなおしている風　　きのうきょうの風の　　さにひき入れられた風で　　日よりで風も　　見当のついた風　　結構という風で　　ことになるらしい風　　覚醒という風に　　曲線や風や　　蚊帖が風に　　大体今年は風の　　青桐の風を　　団扇の風でも　　箪笥と云った風の　　心を決めたらしい風　　あたりにそよふく風も　　大童らしい風　　一寸した風も　　のは風ばかり　　ためにかげを知らない風　　リディキュラスという風に　　奸策という風にしか　　何か風が　　それは風とも　　何の風　　切先を避ける風に　　憚るといふ風も　　千代松が取り成す風に　　時も周章てた風で　　植物といふ風に　　從つて四月の風も　　河原蓬の風に　　勝手が違って書けないという風に　　並行して風の　　二人は風が　　喇叭が風の　　秋の風という　　灰色の風を　　それを乾したり風をと　　メダルをぶら下げていると云った風　　浮世の風の　　沈黙したる風は　　嫋やかなる風は　　足をもて風を　　フォカーラの風の　　目が風を　　焔の風に　　難所にて風　　底に風　　上等の風を　　飾り物といった風　　万年筆部といった風に　　芸の風も　　さはやかな風の　　日本固有の風では　　イタリヤ・アカデミーの風を　　職人らしい風を　　さかんに風が　　華を風にも　　決斷した風に　　氣がついた風で　　買物をした風で　　立役が附いても喜ばぬ風　　武藏野の風で　　ふるさとも風で　　ものをして滅ばしめよという風に　　灰色の風に　　小説では風が　　ひとらしい風　　圧力や風の　　方という風に　　そうだからやめるという風の　　遊廓はのこされるらしい風　　勢という風に　　旦那さんの風を　　御覧という風　　シャベルもって出かけるという風に　　ネマキが風で　　ぐちという風に　　のかナという風　　麻うらという風　　君は風が　　さがつきないという風　　山は風が　　雨も上ったし風も　　枝もそよがぬ風に　　春のあった風が　　ことになるだろうという風　　其っきりという風に　　ッて風に　　人であるという風　　自発的に出てきたという風に　　犠牲であるという風にしか　　一度という風に　　形態の風にも　　サラサラサラサラと風が　　雨になり風にな　　それを風の　　精華という風に　　竹藪は風が　　羽根をひろげて風の　　話は風が　　手にして読んでる風を　　洗はれ風に　　霧と風とを　　變ふる風の　　汝等些の風に　　縁は風を　　性を風に　　八四スキアヴォーニアの風に　　本土の風　　國より吹く風に　　輕き風　　縁よりは風　　樂園に風　　應じて風の　　香が風に　　右端に風に　　二発ずつという風　　ときは渡る風にも　　光か風かという　　きょうの風は　　主張したという風　　カナリアが風の　　こっち側から書いているという風　　工合に風が　　火でさえ風は　　そこをぞ去りにけるという風　　生活という風にしか　　才能という風には　　始末するという風　　人ごみらしい風　　徴候という風　　南北の風が　　智的すぎるという風　　機会も見出そうと思う風　　安積山の風に　　雲になり風に　　そや風を　　身も傾けてという風では　　ところの風が　　身体ケンサしているらしい風　　原形をとどめずという風に　　冷い風との　　清は怒った風を　　筆を洗う風を　　葬式は風の　　宴會の風から　　樣の風の　　おとづれ人を待つ風が　　其目的を達する風に　　訪問する風が　　神の風が　　娯しむ風は　　飮料とする風から　　夫婦として配する風が　　毎夜の風に　　波や風に　　かきという風に　　動物を苦しめる風の　　唐櫃めいた風　　人形を弄ぶ風の　　垂幕が風に　　日は傾きて風　　魂を招く風　　ところの風　　東国の風　　朝からの風が　　黄昏の風に　　一人だという風に　　気配だけが風の　　誰かが風の　　繁栄させる風を　　古来の風を　　虐使せられる風が　　山伏し風の　　女歌舞妓以来の風　　時代の風と　　隔離せられた風が　　歌へ風も　　夜明けの風は　　竪坑の風は　　仏の風に　　儒の風に　　開進の風に　　忠義の風も　　すべて相依るの風に　　かつたといふ風に　　帰つたのだといふ風に　　私に処してゐる風　　良子に走つてゐるといふ風に　　享け容れない風　　改善するという風に　　様な風にまで　　支那人の風を　　フラツペは風を　　共同着換所といった風　　散歩を切り離そうとする風に　　ものだという風も　　悲痛な風が　　度胸ができたという風に　　人間に限るといった風の　　書画骨董といった風の　　高等下宿といった風の　　性質を帯びる風に　　割合に風の　　邪魔をするといった風の　　思いも寄らないという風を　　清らかな風の　　こともあるという風　　西北の風の　　旅に出て風を　　柔い草葉の風に　　聲が風の　　雪が降り風が　　二の風に　　三の風　　一八見ゆる風や　　入來る風　　上にて風に　　徳を風として　　一の風は　　三の風は　　亂し風を　　單に風の　　これを撃つ風　　北西の風と　　北東の風と　　北東の風は　　皆いつか起り出した風に　　さきに行っても風が　　猛烈な風　　日本は風が　　日本は風の　　恥としない風が　　自然の風を　　教へる風を　　居を定めぬといふ風　　やうな風と　　同一であるという風　　罪悪の風を　　文化的自由主義者という風に　　宗教的生活態度に帰って行かねばならぬという風に　　三日目には風が　　金を溜めようなどという風の　　室に風を　　折柄の風に　　瓠は風に　　外にも風は　　烏瓜は風の　　一軒という風に　　運が開いて来たという風にも　　用事のある風は　　迎へる風の　　代表させる風が　　来臨を仰ぐ風を　　花かと吹く風ぞ　　東洋の風　　東洋の風を　　惰弱な風は　　男女混浴の風も　　早く用をすませてしまいたいという風を　　シナかの風に　　西方の風を　　インドの風　　偶像礼讃の風は　　一団という風に　　りうりうと風を　　二人づれで行う風が　　汗に褪め風に　　後も見ず風より　　厚葬の風の　　勤儉の風が　　塞外殺伐の風が　　漢族文弱の風が　　山に風　　水面を吹いてくる風は　　難儀を楽しんでる風　　徳を慕い風を　　鷲の風に　　玉動ぎ立葉に風　　侠気の風の　　地震か風の　　岩をも転ばすべき風の　　曽有の風に　　方角から吹く風をも　　何ほど風の　　嵐の風　　空吹く風も　　絹糸の風に　　ただ日にあたり風に　　ことが出来ないといふ風　　先づ草画家の風を　　人の風は　　戸は風　　半ば枯れて風に　　幌へ風でも　　頂上は風が　　さんの風の　　はまの風は　　西の風で　　ガードを通ってくる風の　　言語では使わないという風の　　語であるという風に　　音という風に　　文字で写されているという風に　　仮名であるとかという風に　　のではないかという風にも　　のであるという風に　　語に使うという風に　　区別がなくなったろうという風に　　手紙で知らせてあるという風に　　芸能人の風が　　頑丈な風の　　宮廷の風が　　物語といふ風に　　鉄漿をつける風も　　あはれな風　　気のつかない風を　　控へてゐる風が　　尻ごみしてゐる風が　　何まで見透してゐると思はれる風　　下に押し着けてゐる風　　押へつけてゐる風　　雪は降らなかつたが風が　　気に留めてる風も　　二日初夢などの風が　　本島でも風　　推定して誇る風が　　三丁さきから風を　　ように鳴って風も　　一陣の風は　　小判が風に　　決つた詞句をつけるといふ風に　　言葉といふ風　　思つたであらう風に　　美顔を風に　　松吹く風の　　安らかといふ風に　　言ふ風にでも　　様な風には　　神となる風で　　纏はれる風を　　淳樸の風を　　謹慎優雅の風　　火を重んずる風　　之も風に　　お花畑で風の　　雰囲気をたのしむという風には　　石鹸を売りながら生きのびているという風の　　ゴビ砂漠に風が　　表情の和らぎといった風の　　竹藪と共に風に　　とたん冷りと風が　　それは教えるという風では　　談話するという風　　前も風の　　暁の風　　裾野には風が　　暖い風　　桜は風も　　硝子は風で　　水蒸氣が風　　釦を脱して風を　　青葉が風も　　蒸香が風と共に　　木の葉にそよとの風も　　樣に風に　　構へてゐたといふ風に　　興を催した風も　　左程驚いた風も　　科戸の風と　　息嘯の風と　　肩黝きに風　　空を風も　　輪廓を描いてゐるといふ風で　　胸一杯に風を　　迎へるといふ風　　のかといふ風に　　ざるといふ風　　勉強をしてゐる風を　　恥に似た風が　　不気味な風に　　効果を努めようといふ風　　山径は風が　　間男なんて聞いた風　　野面を吹く風の　　不満という風　　物かはという風　　水蒸気が風　　鈕を脱して風を　　様に風に　　一髪を動かすべき風だに　　波と風とは　　五つ入れるといふ風に　　爆弾は風を　　怪談という風に　　花を散らす風が　　新芽が風に　　塵埃と風と　　五月鯉の風に　　日が風の　　尊信を続けられて来たといふ風　　魂を産むといふ風に　　祖先といふ風にも　　祖先といふ風に　　祖先であるといふ風に　　具へてゐるといふ風　　田舎の風として　　落着いた風を　　船を出して風に　　多くの風の　　於て風には　　遇つて居る風　　福とする風は　　福とする風と　　如何となれば風は　　つて福利なる風を　　ものも風の　　光とは風　　日の炙り風の　　潮が風を　　潮頭には風が　　此の風を　　野原には風が　　食人の風の　　感謝している風も　　暮の風を　　羽織に風を　　何かが引っ掛かって風の　　陣羽織が風に　　躊躇する風　　梢を風が　　添臥しの風は　　草袂の風を　　畑を風が　　春の風の　　芽がのびて風に　　其処では風が　　煙は風の　　それが風と共に　　他の風が　　稽古をうけている風を　　塵と化すといった風の　　雨が風と　　雲と風との　　庭前の風といふ　　末葉に風　　風吹きわたる風　　眞萩はも風　　氷西ふくや風　　風吹けば風に　　秋の風かも　　黒といった風に　　電線が風で　　瞼を風に　　烏よ風よ　　扇風器の風で　　当分私は風の　　好都合ですと云った風　　帆船は風の　　寒冷な風の　　束髪に風を　　山の風でも　　上野の風は　　荒野の風の　　何処から吹く風　　昼から風の　　旗を立てて風の　　罌粟は風に　　夜が更けて来るにつれて風も　　そばを吹く風なり　　巷の風　　#無情の風と　　あきらめの風が　　巷の風に　　前ぶれの風が　　新宿十二社何家と云う風に　　路地にもしめった風が　　捉われる風　　草いきれのこもった風が　　中へすうすうと風が　　ザワザワと風に　　なにさ風だって　　行動が風の　　切り下げ髪を風に　　腰衣を風に　　自然の風　　匂ひぞ風に　　オヤッという風　　光宅してもて風に　　優雅な風　　殺人どこ吹く風という　　綴つたといふ風　　大川の風に　　さうに水蒸氣を含んだ風が　　滋く風も　　繁みに風　　散歩する風を　　仲間の風を　　事か解らない風を　　雪には風で　　雪と風との　　一日を過ごすといった風の　　傑作選といふ風　　雲を呼び風を　　短命短気な風が　　のかといった風に　　英雄視しすぎている風が　　希求してやまない風が　　兄弟という風に　　荒磯の風に　　紐が風に　　窓から風の　　運転手君に風を　　走破してゆく風の　　虚空の風に　　様が物慣れぬ風に　　一つの風を　　牧谿の風を　　格熟達の風を　　筆の風も　　武者修行の風が　　庵の風のみ　　山の風として　　冷冷する風が　　大雨になって風が　　雨と風は　　雨は止んでしまったが風は　　それとともに風も　　精神の風を　　下界に風が　　世界がちがっているという風に　　手紙をよんでいる風　　躯がおこす風で　　罪悪という風に　　ネクタイを風に　　素戔嗚は風と　　空に風を　　薄紙が風に　　初秋の風　　かにも風の　　みきはに風の　　夕くれの風　　自信がある風　　クマ笹を交え風が　　チビリチビリ味わうといった風　　中を風を　　いきさつも風の　　江戸の風も　　畠に吹き渡る風の　　投遣った風に　　方向の定まらない風が　　身に帯びているといった風で　　外の風が　　方から吹いて来る風は　　海から来る風で　　山から吹く風は　　ビーイだと云った風の　　ばくばくと風に　　勇敢に風と　　大枝が風に　　それは消えてゆく風の　　方に風に　　枝に起る風の　　四方の風に　　交り合った風の　　かたまりが風の　　外には風　　雨には風が　　両手で風を　　夜半頃に風が　　横殴りの風を　　裏がえしにしたという風が　　んだと言った風　　罪人と云った風が　　裏がへしにしたといふ風が　　雨か風でも　　段階という風に　　

あんな風　　さびしく風　　極めて風　　そんな風　　どういう風　　そういう風　　どんな風　　小さな風　　柔かい風　　ずっと風　　寒い風　　よく風　　きつい風　　こんな風　　強い風　　涼しい風　　激しく風　　つめたく風　　去る風　　すこし風　　暗い風　　わるい風　　こい風　　うそ寒い風　　その風　　冷たい風　　たいてい風　　この風　　まだ風　　さびしい風　　烈しい風　　それだけ風　　すごい風　　やっぱり風　　弱い風　　つれなき風　　荒い風　　颯と風　　好い風　　うすう風　　あらい風　　すずしい風　　こういう風　　ヒラヒラ風　　寒く風　　難き風　　熱く風　　ない風　　うとう風　　生温い風　　大きな風　　臭い風　　なまぬるい風　　素知らぬ風　　少しく風　　はげしく風　　まるで風　　淋し風　　しみじみ風　　何気ない風　　あの風　　力強い風　　少々風　　悲しい風　　ものうい風　　ひどい風　　そういった風　　つめたい風　　白々しい風　　凄まじき風　　無い風　　夜もすがら風　　悪い風　　ちょっとした風　　フワフワ風　　珍しく風　　もはや風　　おそろしい風　　しきりに風　　はげしい風　　つよい風　　同時に風　　さうな風　　さらに風　　とたんに風　　甘い風　　すでに風　　良い風　　あんまり風　　軽い風　　鋭く風　　ある風　　幅広い風　　近い風　　もう風　　ふと風　　規則正しい風　　著しい風　　美しい風　　やや風　　如何なる風　　へたへた風　　凄風　　そんなに風　　なく風　　汚い風　　重たい風　　ヘラヘラ風　　新しい風　　白い風　　よい風　　強く風　　温かい風　　惨風　　だいぶ風　　小さい風　　肌寒い風　　少し風　　可笑しい風　　きびしい風　　いかなる風　　いい風　　まもなく風　　うすら寒い風　　脆い風　　遂に風　　激しい風　　早く風　　白く風　　ちっとも風　　再び風　　薄寒い風　　サッと風　　こころよい風　　むごたらしい風　　たちまち風　　やはり風　　まさしく風　　遠く風　　激し風　　多き風　　渋き風　　いっそ風　　大きく風　　ヒタヒタ風　　時々風　　早い風　　又風　　遠い風　　腥き風　　おかしな風　　血腥い風　　いかにも風　　色濃く風　　到底風　　あやしき風　　よそよそしい風　　むしあつい風　　やがて風　　ちょうど風　　どっと風　　後で風　　なまぐさい風　　もう一度風　　おぼつかなき風　　徒に風　　黄色い風　　同じ風　　かるい風　　生ぬるい風　　やさしき風　　どの風　　どうせ風　　暖かい風　　清々しい風　　ひとしきり風　　憂き風　　そそっかしい風　　恐ろしい風　　どんなに風　　さっと風　　いつの間にか風　　淋しい風　　むごたらしく風　　慌ただしく風　　ぶんぶん風　　高い風　　最も風　　やさしい風　　今や風　　きっと風　　ひどく風　　がりがり風　　果して風　　たかい風　　にわかに風　　空しき風　　ほんとに風　　重い風　　懶い風　　いろんな風　　いつも風　　なるべく風　　きたない風　　先ず風　　カラッ風　　なき風　　とうとう風　　折しも風　　殊に風　　湿っぽい風　　必ず風　　むなしく風　　すずしき風　　冷たき風　　或風　　なんとなく風　　すっと風　　亦風　　薄気味悪い風　　忽ち風　　く風　　多い風　　しどけない風　　逸早く風　　温い風　　ぽたぽた風　　しろく風　　悪しく風　　烈しく風　　大した風　　くさい風　　よしんば風　　ときおり風　　快い風　　大きい風　　心地よく風　　折々風　　芳しく風　　すぐ風　　痛い風　　いさぎよく風　　そのうち風　　今にも風　　みすぼらしい風　　黒い風　　あさ風　　よほど風　　ちょっと風　　たびたび風　　つと風　　えらい風　　うら寂しい風　　物狂おしい風　　生暖かい風　　物足りない風　　悪く風　　ぽい風　　おなじ風　　そうした風　　あまき風　　はや風　　直に風　　時どき風　　一しきり風　　重々しき風　　ともすると風　　何だか風　　奥ゆかしい風　　っぽい風　　暗風　　悠々風　　快き風　　こんなに風　　うすい風　　やわらかい風　　しめっぽい風　　硬い風　　鋭い風　　あかるく風　　よく風　　時たま風　　ゆるい風　　恋しい風　　かかる風　　やさしく風　　かぐわしい風　　絶えず風　　清すがしい風　　何時の間にか風　　どうやら風　　青い風　　ほとんど風　　いつのまにか風　　がさがさ風　　くるしい風　　そう風　　凄まじい風　　ちらちら風　　まったく風　　単なる風　　一旦風　　其の風　　腥い風　　小気味よい風　　すこしも風　　青く風　　まさか風　　なかなか風　　たいした風　　ええ風　　却って風　　あくまでも風　　ひらひら風　　さむい風　　きまって風　　たかく風　　何より風　　ようやく風　　たしかに風　　生あたたかい風　　漸く風　　赤い風　　たまに風　　暗く風　　全く風　　そのまま風　　可愛らしい風　　香ばしい風　　高く風　　蒸し暑い風　　なまめかしい風　　軽く風　　いくらか風　　怪しい風　　余りに風　　あやうい風　　ぶうぶう風　　青じろい風　　どんどん風　　あたらしい風　　あまずっぱい風　　もちろん風　　いよいよ風　　別に風　　幽風　　さやさや風　　たしか風　　かび臭い風　　かく風　　どうしても風　　寒き風　　腥風　　紅い風　　あまりに風　　すさまじい風　　なまあたたかい風　　さして風　　暖かく風　　な風　　かの風　　いろいろ風　　はかない風　　白き風　　慌しい風　　間もなく風　　そよそよ風　　ひろい風　　虚しい風　　甘き風　　荒き風　　しばらく風　　小気味よく風　　さながら風　　たえず風　　常に風　　明るい風　　土臭い風　　やっと風　　ますます風　　るる風　　ついに風　　ふっと風　　疾く風　　ふわふわ風　　血なまぐさい風　　はらりと風　　暑い風　　これから風　　さっさと風　　超然たる風　　細かく風　　えて風　　特に風　　次第に風　　おおかた風　　まず風　　もし風　　あいにく風　　見知らぬ風　　うそさむい風　　ときどき風　　たまらない風　　力いっぱい風　　熱い風　　あわただしい風　　突然風　　宛ら風　　もっと風　　果たして風　　荒々しい風　　おもしろ風　　随分風　　くるくる風　　ひやりと風　　蒸し暑く風　　堅い風　　初めて風　　ぬるい風　　逐一風　　いつしか風　　正しく風　　たった風　　悲しき風　　すがすがしい風　　物凄い風　　ふわっと風　　忙しい風　　たとえ風　　段々風　　涼しき風　　蒸暑い風　　鬱陶しい風　　なまぬるく風　　それとなく風　　かなしい風　　すずしく風　　全然風　　速い風　　酷い風　　ぶらぶら風　　多少風　　いきなり風　　こう風　　薄寒き風　　だんだん風　　どうも風　　ぽ風　　等しく風　　荒く風　　力強く風　　物凄く風　　とても風　　ところどころ風　　まことに風　　重く風　　正しき風　　面白い風　　無く風　　深く風　　些か風　　荒っぽい風　　なかれ風　　暫く風　　何と風　　たって風　　寂しい風　　甘ずっぱい風　　あんなに風　　柔らかい風　　のんびり風　　生臭い風　　心地よい風　　つねに風　　物寂しい風　　速風　　優しい風　　又もや風　　びく風　　長く風　　つめたき風　　パタパタ風　　忽ちに風　　まあ風　　時おり風　　だる風　　そろそろ風　　こうした風　　醜風　　騒々しい風　　凄い風　　寒し風　　黒き風　　わが風　　さむ風　　淋しき風　　奇しき風　　本当に風　　だいぶん風　　軟かき風　　快く風　　何気無い風　　稚風　　ほし風　　冷っこい風　　りゅうと風　　定めし風　　二つながら風　　恰も風　　さみしい風　　みずみずしい風　　薄い風　　そのうえ風　　真っ黒い風　　あたかも風　　

夜風　　奏風氏　　松野奏風氏　　松野奏風君　　神品風　　風葱嶺　　柏原風　　火風　　風きらら　　風桜風　　風機　　伊曾保物語風　　風變　　女学生風　　バラック風　　天風　　今朝風　　いふ風　　學風　　其學風　　藪風　　つて風　　河風　　十二月二十日風　　あめ風　　風ふき来　　日本風　　夕風　　風清百畝田　　西洋風　　近代風　　外国風　　後世風　　支那風模倣　　支那風　　幟風　　つまつてひとり風ふく　　雪風　　かく風　　風ふく餅　　風ふくサイレン　　麦田風　　風ふく　　退屈風　　市民風　　ドーッ・ドーッ風　　工風　　風音　　苗代風　　風ふき仕事　　青田風　　風ふくゆ　　風ふく日　　風ふく西日　　づねあてた風　　風ふく春　　真実風　　青葉風ふく　　風ふくてふてふ　　風ふく山　　風ひかる　　風ふくとんぼ　　風はうら　　青田風ふく　　上方風　　ば風　　大方風　　つけ風　　風ふき誰　　風ふく草　　風もろとも　　時津風　　風凌ぎ獵男　　テオドル・ストルム水無月子守歌風　　辻風　　町人風　　空風　　如く風　　昔風　　風騷　　熱帯風　　川風　　パナマ風　　髪毛風　　職人風　　風楼　　ゅうひゅう風　　茶室風　　塾風　　上杉風　　風凌ぎ猟男　　テオドル・ストルム子守歌風　　詩風　　西欧風　　曇つて風　　ヨーロッパ風　　霜風　　食時扇風　　すべてチベット風　　尼連河上風　　風ふき　　守旧風　　風旅　　風穏やか　　去来風　　風寒人影　　風静か　　講堂一夜為風頽　　巣居知風　　風あし　　風来　　ぴつたりとその詩風　　風露　　國風　　身辺雑記風　　風来居　　花すすき風　　幻想風　　言つた風　　黒本風　　惣太風　　風枝抹疎　　ミケエロ・アンヂエロ風　　三段論法風　　扇風器　　風みたい　　奥さん風　　野道風　　道風　　貿易風　　廻わる風　　壱岐風本　　日記風　　而非風流人　　烏風　　風切つて南　　風枝　　風汝　　ゴシック風　　一たび風　　守殿風　　一人旅風　　毎日毎日風　　藩風　　古代ロシア風　　城砦風　　やつぱりこんな風　　詩人風　　風来山人　　小説風　　回顧風　　風かほる頃　　ブルジョア風　　プロレタリア風　　風馬耳　　エジプト風　　つて西洋風　　風態　　亜米利加風　　盗風　　當つた職人風　　土方風　　黒イモノダ風ニハ沿海州　　ヤガテ霙トナル冷タイ風ニ晒サレテアラユル地点カラ標的ニサレタオレダアノ強暴　　レイタンナ風ガ渡リミダレタ髪毛ニ苦シク眠ル人ガアリシバラク太陽　　レイタンナ風ガ渡リオレ　　ソレスラモナホ季節ハ残シテユクウルトラマリンノ風ガ堕チウルトラマリンノ激シイ熱　　風ニ靡ヒテ何処　　ル風ニ　　リキレタ風　　熾ンナル風陣　　校倉風　　ざざといふ風　　欲情せり風　　風芝　　風たち　　風沈み　　表現派風　　フロイド風　　砧うつ声風　　亭風雨夜連明　　東北風　　京都風　　籠つた風　　ぱつく風　　東京風うなぎ蒲焼　　英風　　卷レ地黒風來二海角一　　風體也　　風ひつじさる　　水火風　　雪ふり風　　行商風　　風さ　　一歩一歩風　　女給風　　風博士　　弁解風　　風もろ　　ゅうっばらばらと風　　アラビア風　　異国風　　風はめつたやたら　　云つた風　　風通り　　ぐんなりした風　　ルナアル風　　宮廷風　　妖怪風　　商人風　　畸形児風　　東京風　　毬風　　自然科学風　　黒田重太郎君風　　浮世絵風　　洋画風　　築地小劇場風　　田舎風　　風病　　その他風　　徳風　　教風　　ロシヤ風　　内儀風　　謂つた風　　此歌常識風　　羅王風の　　対照風　　近世風　　叙事風　　風付き　　人風　　腰弁風の　　風笛　　案内記風　　一夜風　　磯風　　風來　　一面風　　官僚風　　一度夜風　　風来もの　　大分日記風　　風並　　蝶風　　風筋　　風端　　風器　　役者風　　フランス風　　海陸風　　夕方風　　店者風　　色あい風都合　　ッぱいに風　　日風　　貧乏風　　風才　　ぱい風　　さ風　　ビュウビュウ風　　女中風　　夜会巻き風　　砂ッ風　　風がわり　　サロン風　　ヴィラ風　　素人風　　現代風　　砂風　　官僚統制風　　婆さん風　　風来人　　生態描写風　　ディレッタント風　　役人風　　戯作者風　　東洋風　　小役人風　　しもた屋風　　帰りぎわの風　　荷風　　作者荷風　　反映論風　　庶民風　　時局風　　風ッ　　風受け　　風濤　　ぴゅうぴゅう風　　此かほる風心　　老子風　　董其昌風　　魔風恋風　　風ッつき　　風立ち　　庭訓風　　空ッ風　　蔵前風　　かなり風　　魔風　　いくら風　　いつか風　　東南風　　軍記風　　待合風　　ふから給仕風　　事務所風　　官庁風　　支那語風　　インテリ風　　居酒屋風　　別荘風　　談林風　　檀那風　　書生風　　紳士風　　丁度風交　　南画風　　梅花風　　知つた風　　風薬　　毒風肌　　風しづか　　関西風　　憶いが風　　大名風　　外交風　　臆病風　　土俗風　　手代風　　剣風一陣　　左風剣　　右風　　剣風　　風ども　　桃山風　　令嬢風　　松ふく風　　奇風　　階段風　　ゴウゴウ風　　くせ風　　唐草風　　風ぢ　　探偵風　　半官半民風　　鳴り風　　風派　　逢はず風　　プラグマチズム風　　風冷やか　　トリスタン・コルビエェル蟾蜍風　　風ふかむ　　濱風　　汐風　　基督教風　　オダリスク風　　ロココ風　　風さん　　坊ちゃん風　　会社員風　　かし風　　黒髪風　　時津風枝　　貴族風　　すべて風　　スコットランド風　　スペイン風　　一見学者風　　醍醐風　　黒風　　テキスト風　　ホメロス風　　大陸風　　教科書風　　風當　　はる代はる風　　越後風　　佐渡風　　古典派風　　希臘神話風　　アパート風　　英国風　　演劇風　　易風社　　易風社店　　川風凉しき夏　　風姉崎博士　　地水火風　　谷町醇風会理事　　一寸風　　時折風　　衣風　　風つき　　白髯風　　風ごと　　学生風　　ただ風　　風除葛籠　　西南風　　あまり風　　くら風　　コロニアル風　　ひと風　　黄風　　風態見当　　オオ風　　古代風　　遊び人風　　ベニス風　　コレンコ風　　維納風　　サロニカ風　　帝政時代風　　糞風　　桃風　　顛狂スルノ柳絮ハ風ニ随ツテ舞ヒ　　貴公子風　　米国風　　古今風　　歌風　　風冴　　晴れ風　　土地風　　僧侶風　　一人商人風　　學者風　　皆鹿児島風　　中世風　　宿場風　　なごやかな風　　香具師風　　神主風　　坊主風　　庭師風　　政風　　の風　　発明工風　　寒む風　　袖夕風　　うに風　　芸人風　　ゅうと風　　風ばん　　教室的英会話風　　風なかたち　　民謡風　　ぐる風　　労働者風　　風爽やか　　感想風　　鳴き叫び風　　丁度風　　風付　　ぁんにそんな風　　山出し風　　３風　　關西風　　バラツク風　　かな風　　東屋風　　學則風　　講武所風　　染風　　みんなむかし風　　乾ツ風　　一見養子風　　野道風苅茅道心　　習字風　　つた風　　象徴風　　祈年祭風　　祖師花風　　風體　　奴風　　マーケット風　　姉さま風　　日本人風　　西北風　　都風　　下郎風　　農家風　　ブルターニュ風　　京風　　スケッチ風　　教授風　　請負師風　　ずっこけ風　　長者風　　好き風　　誰か風みたい　　とき風　　鼻風　　落架風　　時風五代　　ミルトン風　　童歌風　　橋畔風談一　　醇風良俗　　風雷　　風魔　　小姓風　　江戸風　　風過ぎ雁　　役風　　分離派風　　バンガロー風　　職工風　　かに風　　風セン　　風死　　都会風　　沙風　　風一吼　　矢風　　上代風　　時時風　　姿風秀麗　　無月黒風　　活字風　　ドイツ風　　つた葬風　　後代風　　語根風　　接尾語風　　もろ風　　大変風　　風強　　土佐絵風　　此那風　　大雪風　　義風　　霧風一　　一つ頭風　　めいつた風　　八風　　ヨオロツパ風　　成金風　　小品風　　道化役者風　　巴里風　　私風　　黒風濁流　　コレ池中ノ物ナランヤ臥シテ風雷　　霧風　　風ふく朝　　風め　　むとしら蓮風　　風人怨　　物語風　　アジア風　　テルソン銀行風　　テルソン風　　夕立風　　理髪屋風　　自伝的回想風　　卸ろす風　　風悲雨　　地上げ風　　文化フュージョン風　　タイプライター風　　大人風　　ビジネス手帳風　　お絵書きソフト風　　電子手帳風　　ふけ風　　一六風　　空ら風　　木枯風　　墓場風　　タタール風　　暖風　　歌風ハ空シク筑　　いつか山伏風　　あまり風態　　一つづつがその風　　風竹　　町風　　あたり風　　スケツチ風裸絵　　春の風　　箱根風朝　　箱根風　　つた様だし風　　帯風　　風ふか　　風来人め　　江風　　黒風白沫　　雲体風身　　世風　　戦国風　　荒剣一風　　欧米風　　若殿風　　風次第　　時廻り河風　　風一時　　帆風　　記録風　　たる風騒　　談論風發　　風我　　浦風　　旅人古寺雨風　　風息　　偏頭風　　風涎　　風癲　　風しだい　　光琳風　　通り風　　鎌風　　つて鎌風　　文学者風　　ギルド風　　舎監風　　哲学青年風　　カント派風　　イギリス風　　ジイド風　　新聞記者風　　法科風　　其國風　　風沙　　時風　　ひで風　　ぱりあいづは風　　よっぽど風むき　　カント哲学風　　経験主義風　　リード風　　ケンブリッジ・プラトニスト風　　イギリス貴族風　　それ自身イギリス貴族風　　常識学派風　　儒学者風　　哲学風　　淳風美俗　　倫理道徳風　　とおり風　　風野　　豆呉ら風　　風信器　　ぎれに風　　なか一杯風　　これ風以外　　風博士自体　　風窓　　風それ　　聲風　　風街角　　ぱつてぴゆぴゆ風　　羽根つき風　　春の風みんな　　生徒さん風　　風強か　　セセッション風　　一枚風　　旗風　　暁風あざやか　　激箭風　　陰風　　春日荘風　　浪風　　風損　　風損霜害　　勘察加風　　近東風　　韃靼風　　壮士風　　奥様風　　隱す風　　温泉風　　ソヨ風　　大阪風　　鱗甲風　　風松が枝　　耐震的工風　　六朝風　　其学風　　娘風　　回教風　　大尽風　　モザイク風　　風戯　　院体風　　書斎風　　風通　　町屋風　　お茶屋風　　風鳴り　　風一陣　　百姓風乍ら高　　風奴　　何分風　　かい風　　べり風　　デカルト風　　づれもさういふ風　　ぱいだといふ風　　醇風美俗　　風汚俗　　醇風　　対話風　　問答風　　南洋風　　ぱいといふ風　　コッテイジ風　　アパアト風　　江戸ッ児風　　所謂風火水土　　風上海付近　　ヒットラー風　　浪人風　　ゴロン棒風　　鳶風　　留守居風　　上海風　　充分支那風　　ニイチェ風　　腰元風　　女房風　　町女房風　　植木師風　　宋風　　土佐風　　坊間風　　漫談風　　怪風　　ツムジ風　　ゲリラ風　　風冷かな中　　エティケット風　　実説風　　自然主義風　　志賀直哉風　　教育風　　アメリカ風　　ソンナ風　　北西風　　プロテスト風　　腹癒せ風　　松園風　　箱入り風　　どっか東洋風　　風外　　風祭　　山の神さん風　　雑庭風　　南方風　　銀行員風　　祝福風　　写生風　　農村風　　風ガヒドクテ三匹ハ　　ニュース風　　所謂祝詞風　　ごと風　　印度風　　戦史物語風　　問答唱和風　　トルコ風　　コリント風　　西洋紳士淑女風　　ざとさうしてゐるのだといふ風　　支那料理風　　料理屋風　　家庭風　　和洋折衷風　　セセツシヨン風　　ゴシク風　　風村　　末風村　　其書風　　近頃宋朝風　　世尊寺風　　模様風　　長風　　北国風　　女風　　一体風　　イタリア風　　時代風　　風無し　　カラツ風　　砂漠劫風絶　　段々風　　断篇風　　世間風　　俊成風　　古今集風　　至尊歌風　　至尊風　　貫之風　　稍旧貴族風　　此歌風　　文学史風　　した風　　描写風　　却つて至尊風　　此作風　　法帖風　　曾丹風　　公卿風　　至上風　　殿上風　　地下風　　ぴつたりしてゐるらしい歌風　　源氏物語風　　却つて女房風　　古今歌風　　西行風　　堂上風　　風蕭々　　屋敷風　　風来娘　　粋紳士風　　鬼面毒笑風　　間風　　隠居風　　構成派風　　天風一陣氣如レ秋　　ムジーク風　　風強み岩　　暁風　　風人　　伊太利風　　知識人風　　ドストイェフスキイ風　　風気味　　自叙伝風　　露西亜風　　内儀さん風　　図案風　　羅馬風　　日本風美人画　　ぎれにして風　　開墾地風　　師風　　印象派風　　油絵風　　末期的浮世絵風　　帝展風　　所謂風　　和蘭風　　風云々　　風来者　　風鐸　　埃風　　随風　　南西風　　風甚　　風暖　　風靜　　所謂インテリ風　　徹宵風歇　　風歇　　風冷　　風いく　　風甚冷　　風凉　　風俄　　風秋　　晩風歇　　風すゞ　　郷土風　　口寄せ風　　いふ回想風　　さしゑ風　　鬩ぐ風　　絵画史風　　ゑ風　　唐人風　　浄瑠璃風　　人夫風　　何山彼山春の風　　夕やけ風　　雨ニモマケズ風ニモマケズ雪ニモ夏　　つて河風　　風陰　　風がさつ　　青葉風　　ほこり風　　アクロバット風　　ドンナ風　　商取引風　　一つ台湾風　　龍風　　モラル風　　店風　　支那人風　　アンナ風　　山賊風　　スケツチ風　　リップス風　　モツァルト風　　コルビジェ風　　スウスウ風　　厚紙風　　風検　　一人壮士風　　黒髯風　　カロオ風　　今暁五時二十分の風検　　モダン風　　風白髭　　一種異国風　　歐米風　　私小説風　　一見私小説風　　トンネル風　　レヲパルディ風　　木造西洋風　　幟旗風　　五月幟風　　菊綴ぢ風　　唐土風　　張風　　盆栽風　　月あかり風　　風みんなたつ　　風風鈴　　自責酔ざめの風　　ちの風　　風風　　明け暮れ風　　穂風　　ヘーゲル風　　カント風　　俗流唯物論風　　コント風　　情史風　　漢風移植者　　自然豪族風　　教祖風　　口語風　　飄遊者風　　近代方言風　　商人風の　　暮風　　バルコン風　　頭風　　風僧　　木の下風　　ボツクス風　　豪傑風　　軍人風　　年中風　　風一つ　　烟諸共風　　聖風学園　　つていふ風　　パリー風　　画帖風　　清水晴風さん　　ロシア風　　エッセイ風　　いちめん風　　流行風　　十八世紀風　　ハタハタ風　　風君　　日比野雷風式　　ある時風　　下宿風　　学者風　　メゾン風　　感傷風　　純情風　　暁風白薔薇　　風信機　　二日間風　　風壊　　風行　　煽り風　　都風なとり　　せん風　　神社風　　漢風万葉集　　懐風藻　　加はる風　　能相風　　漢風　　宮廷詞風　　此古風　　瞑想風　　特殊風　　芸術風　　風熱　　異郷風　　直情風　　しの風　　童話風　　人道風　　小間使い風　　風あれども地　　風工合　　民風　　恵比須風　　寺風　　風ナク　　秋岡陣風斎　　恩師秋岡陣風斎先生　　陣風斎　　庭園風　　つた北国風　　づれた風　　軍艦風　　格風　　青年風　　儒者風　　掛詞風　　外光派風　　門風　　寄す風　　印象風　　一見紳士風　　天才風　　清教徒風　　五十三次風　　ら風　　蘆手絵風　　コンナ風　　黄風荘　　春寒むの風　　かぎり風　　筑波井風　　象徴派風　　風わたし　　ゅうずやぶぃなすをそういう風　　蘆荻風　　疾如レ風徐如レ林侵略如レ火　　こと風　　ぴよぴよと風　　商店員風　　ッ風納豆　　ッ風　　住宅風　　台詞風　　仕舞屋風　　官吏風　　役所風　　余風　　天竺風　　風表　　少女風　　ゴチック風　　風来船　　才子風　　漫画風　　大流風　　序歌風　　語漢風習合以前　　道教風　　漢風習合以前　　其師風　　薄暮風　　一寸インテリ風　　枯野ふく風道　　袂風　　廻廊風　　風顔　　頓風おの　　茶席風　　御殿女中風　　ヒステリー風　　香風閣　　風起楊花愁殺人　　恰度風　　漢詩風　　士族屋敷風　　隠士風　　病室風　　手工風　　病院風　　ちようど風　　風詠　　人足風　　風ニモマケズ　　のり風　　雄風館書房　　欧州風　　當世風　　強き風　　風晴　　風勁　　劫風とも　　風氏　　竹風君　　早春風　　翼風　　風和　　劫風　　飄遊風　　専門風　　毎日風　　ヒュッテ風　　二十世紀風　　唯風　　農園住宅風　　空ツ風　　ギニョール風　　科学者風　　つて言つた風　　郊外風　　風かほる　　追憶風　　風彩　　自伝風　　所謂フランス風　　所謂イギリス風　　落梅風　　酔つた風　　社長風　　官衙風　　醉つた風　　彼方風　　大津絵風　　研鑽工風　　伏見人形風　　パノラマ風　　これ風　　揚ぐる川風　　講壇風　　トゥイード風　　勤め人風　　八文字舎風　　北国人風　　む風　　ダッチ風　　ぐさい風　　数日来風　　一陣風　　幸い風　　藻風　　風詩　　ドビラン風　　アリストテレス風　　英国経験論風　　森田さん風　　山人風　　文様風　　丹絵風　　初期浮世絵風　　十竹斎風　　岸田劉生風　　銭舜挙風　　南画風ツケタテ　　批評風　　唐画風　　すゞ風　　玄風　　自然論者風　　解釈論哲学風　　アングロサクソン風　　風p　　兵隊風　　風騷ぎつつ山かげ　　荒涼風　　一ト風異　　一見風　　日本娘風　　ヤミ屋風　　ハハハハ風　　ノート風　　丁稚風　　風嘆独行　　帆三伏風　　風転晩涼従　　レ風使二夢醒一　　日落涼風起　　レ風双熱　　赤日炎風涼何在　　風払二煤煙一船　　晴風　　海上風　　風冷南洲五月秋　　風冷ややか　　終日斜風細雨　　狂浪巻レ船鯤海風　　風収檣影落二波間一　　風濤和二汽声一　　游鳥追レ風　　風村村　　はり風　　素描風　　お伽噺風　　童謡風　　風暖か　　田舎大尽風　　サラリーマン風　　風摩　　英風一世　　風ふく原　　天下風　　風徒　　吉田晴風氏　　晴風氏　　風何れ心　　風颯々　　梵妻風　　土地風稼方相覚　　モノスゴイ風付き　　書院風　　渡つた風　　二風　　蓮葉風　　ごろつき風　　ところダラニ風　　開化風　　国士風　　工員風　　西班牙風　　辻風典馬　　辻風黄平　　行成風　　雨ざらし風ざら　　京阪風　　風あたり　　ハンガリヤ風　　逢つた風　　乾風　　洒落風浮世風　　西川派風　　ぐさに風　　繰り返し風　　一もみ風　　東洋豪傑風　　風枯菊　　惜むという風　　手紙風　　一つ東京風　　ナロードニキ風　　シェリング風　　一哲学風　　医師風　　チュードル風　　馬丁風　　めった風　　月評擔當者風　　風来ギャング　　風春水　　観魚亭夕風　　花香風　　門夕風　　風陽炎　　ドミエ風　　風氣　　颪す風一陣　　天狗風　　一陣風　　たちょうちょうは風　　主人風　　音づるゝ風　　ウィンナ風　　ツィガーヌ風　　アンペリアル風　　女子大風　　思想風　　胡馬嘶北風　　写実風　　狂言風　　ヒッパルス風　　恆信風　　恆信風利用　　恆信風以外　　羅風　　風尚　　浪士風人間　　風宮の前　　風宮　　淳風良俗　　深川風　　木曾風　　冒険小説風　　李淳風　　独逸風　　原始風　　他動風　　鍛錬風　　一寸合理風　　厭世風　　みやびたる公卿風　　衞風　　王風　　魏風　　陳風　　広重風　　久女風　　風香ぐはしき春　　夕風髮　　艮風　　ら風そ　　風おとな　　華族風　　風好　　小諸風　　ぎの風　　悪魔風　　むげにつぶやくひるま風　　それら関西風　　関西風すき焼　　東京風牛鍋　　軍隊風　　一見米国風　　船室風　　大分風　　語風　　寺小屋風　　遊人風　　風躰　　江戸風軽口　　山の手風　　レヴュー風　　シュールリアリズム風　　下男風　　雄風凜　　竜胆風　　室町風　　風入れ　　透間風　　詩風一變　　散文詩風　　扇風戦車失敗　　風裝　　風聲鶴唳　　茶庭風　　パリ風　　工風作為　　仏蘭西風　　村田清風　　へちま小歌風黄　　サルマン風　　蒸し焼き風　　風顫　　軟ら風ゆら　　風いま　　南ふく風静　　じい風　　手記風　　暴雨風　　乱風　　勲何等風　　北東風　　友吉風友吉風　　客観風　　社会風規　　絵画風　　現世的瞑想風　　朦朧詩風　　国粋的戯作風　　元来旅館風　　あれ風　　風體ぢ　　人相風體　　ぎられたる風　　色風　　独り風　　月傾き風きゅう　　固有名詞風　　頃風　　風懐　　風雷神　　風先生　　不景気風　　同病相憐むといつた風　　風どころぢ　　風来リテ珠翠香シ　　晴天風　　武家風　　御殿風　　冬風　　風来商売　　馬琴風　　置き物風　　風合羽　　入母屋風　　風天　　風夜　　風人形　　ざめ風　　風ふくふるさと　　八月三日風　　青田風よう　　八月三十日風　　歩み風　　つて風模様　　風ふく身　　ころぐさいぬころぐさと風ふく　　風そのもの　　はる風　　やみ風　　風ふく鴉　　風模様　　三風居　　北東貿易風　　大西風　　ふく風　　同工風　　芭蕉風　　上風　　新体風　　すべて薩州風　　ルンペン風　　ほり民風　　みんなアンナ風　　高山風　　旅人風　　奧樣風　　風一陣身　　老人技師風　　風一陣吹出　　京風芸者　　提馬風　　風鎌　　奥女中風　　印袢天風　　冠木門風　　喜歌劇オルフィウス風　　クラリオネット風　　北西気候風　　濕つた風　　風露草　　自ら風羅坊　　髭風　　風あか　　杉風　　今時風　　俗風　　志士的風懷　　町家風　　二挺風　　たい風　　黄表紙風　　ナロウドニキ風　　ものフィリスチン風　　マキアヴェリ風　　貴族的ディレッタント風　　スコラ哲学風　　ドストイェフスキイ作中人物風　　対位法風　　雅風　　仲居風　　地方風　　友待風　　広島風　　ルネサンス風　　荘院風　　武風　　風折烏帽子　　禅風　　地侍風　　ア風　　気ッ風　　風あおり　　野風　　ッぱが風　　空近く風　　王羲之風　　なり風　　蕭々風雨夜　　珍簟涼風　　風守さま　　風守　　多久風守　　後嗣風守さま　　人物風守さま　　破落戸風　　追記風　　芸者風　　奥方風　　侍風　　風来犬　　小間使風　　河原風　　馬小屋風　　高原的風望　　百姓風　　六波羅風　　雨情風心　　黒風白雨　　郷武者風　　迫い風　　風騒　　檀風　　檀風城　　筋書風　　正本風　　鳥居風　　拵古風　　西鶴風　　風蔭　　爭つて風除　　猟小屋風　　応接間風　　田園風　　宣教師風　　遺書風　　九州風　　詮索風　　香風　　雑色風　　折ふし風　　風今日　　風夜昼　　イツカ風来　　ぱは風　　山小屋風　　灯籠風　　らい風　　英國風　　飛風　　元禄風　　洋菓子風　　雲助風　　むる風　　オソメ風　　雷風　　人相風態　　ざん切り風　　タイ風　　懐古風　　竜之介風　　巽風　　恩人風　　バイロン風　　バルビエ風　　張つたまま風　　亜欧堂風　　風大　　子風　　といつた風　　夕風さ　　博徒風　　阿蘭陀風　　棟梁風　　与力風　　いふ風ぢ　　悟つた風　　盤台風　　徴風　　ワンステップ風　　オタフク風　　重役風　　懐風藻等　　韓風　　ドイツ民族風　　予言者風　　社会学者風　　ガリレイ風　　カトリック風　　ハイカラ風　　聖者風　　人鉄風諏訪昌允未納須貝一川　　コテージ風　　風相鬼　　風靜叉江　　江風涼風水　　理想主義風　　多分風　　風橋　　風鏡　　風小霧　　亜刺此亜風　　今度風　　血ぐさい風　　風火　　悲劇風　　闇屋風　　教員風　　アトリエ風　　江戸前風　　格別醉つた風　　格別酔つた風　　伝法風　　旦那風　　ニッポン風　　ゾプラン風　　雲風　　朝風夕風　　めッきり風　　合わん風　　武田孫五郎時風　　自嘲風　　カステラ風　　ヴェネチア風　　ぶん廻し風　　此樣風　　風以外　　サラセン風円屋根つき　　暁風残月　　一番東京風　　福沢風　　子規風　　風朝拝　　風三日月　　若旦那風　　ぢ風　　明治時代風　　吹き抜け風　　茶屋風　　西洋錦風　　なか風　　焼け野原風　　新開地風　　シベリヤ風　　芝生風　　dahh夜風　　マドロス風　　婦女子風　　い風　　声風　　東邦風　　教会風　　水風輪　　エヂプト風　　ゃうのかをりがそれだ風　　サラーブレッド風　　東方風　　舶来風　　風跡　　風ぐら　　風がち　　冽たい風　　風一九二四　　らぎ風　　づまく風　　風童一九二四　　サファイア風　　中世騎士風　　世紀末風　　はしぎどもがつめたい風　　旭川植民地風　　殖民地風　　風微か　　みな風　　オランダ風　　風むき　　セルロイド風　　エナメル風　　殿様風　　西洋風建築　　武芸者風　　一曲風飄　　孤風　　南国風　　風つて　　近代ギリシヤ風　　古典風　　年寄風　　者風　　風せん　　書記風　　キリコ風　　上流末風村　　すすきの風　　兄貴風　　忽江戸風　　評論風　　伊勢物語風　　懐古欽英風　　四条風　　やつぱりすすきが風　　カトリツク風　　植ゑられてさやさや風　　風待　　イタリー風　　かみさん風　　夜中風　　韮山風　　喬木風　　かす風　　СССР風　　夜風朝風　　別風　　植民地風　　エリザベス時代風　　めし屋風　　風一妓楼　　風中　　もっとも風中　　ルマン風　　江戸っ子風　　風節　　民風卑屈自立　　泰西風　　百事日本風　　彼ドイツ風　　とも風　　中間風　　英吉利風　　料理人風　　寺小姓風　　禅風練達　　ピューピュー風　　昔風論者　　妾宅風　　カポネ風　　風孔　　風改良　　和気香風　　風変　　ト風　　風聴申　　チト風　　歩風身体　　官員風　　風興發句　　所謂アンフィシヤタア風　　歐羅巴風　　候端書十五枚もより風　　風砂　　草堂風　　一ツ風　　危む風　　鳥籠風　　若党風　　矢風筒三百挺　　風容　　むかし風　　私たち風来　　松風空風遊び　　社会劇風　　祭典劇風　　アメリカ人風　　定期風　　浪士風　　道中師風　　刃風　　風切羽　　折助風　　持風の　　仲間風　　吟風梅　　風附　　朗詠風　　ボーイ風　　風碧落　　秋風　　繪高麗風　　唐三彩風　　家庭料理風　　西洋料理風　　野蛮風　　一つ印度風　　支那風の　　西京風　　東南風模様　　露ノヤドリヲ吹ク風ニコボレテ匂フヤマブキノ花　　風静　　天晴風静　　午剋大風　　終日風　　清談風話　　重み風　　丹前風　　時西洋風　　日本風五十種西洋風五十種　　代り風　　多く英国風　　風村雲　　目次小鳥風　　手風　　ペーヂ風　　白百合風　　三河風　　はやり風　　月並風　　茂吉風　　文明風　　宗匠風　　類型風　　コッテエジ風　　一本風　　風帆船　　風旅行　　拔けた風　　レムブラント風　　煤煙風　　専制治風　　洋間風　　誘導訊問風　　永徳風　　口説風　　船員風　　飄々風　　家庭的淳風　　弥次馬風　　竹風　　流れ風　　軟ら風もの　　気候風　　民族主義風　　むるような筆風　　魔風ニ苦シメラルルコトアリ　　風血雨　　番頭風　　長屋風　　風入り　　ひがし風　　倒屏風　　もの風ほこり　　宮風　　材木屋風　　渦巻風　　荒風　　じい風音　　吊橋風　　夕風裏窓　　毎日ノヨウニツメタイ風ガ吹イテイマス　　シカシタイテイハ風トイッショニ雨ガバラバラヤッテ来テ道　　ざめきだけがとぎれとぎれに風　　塩風　　ア貫之風　　帶びた風　　フラマン人風　　漢学者風　　明治風　　女大学風　　木村岳風　　尾道風　　碁風　　私塾風　　官学風　　感覚風　　風猛山一帯　　大和絵風　　浄土曼陀羅風　　感覺風　　寫實風　　風猛山一帶　　大和繪風　　淨土曼陀羅風　　拜む風　　ごとくに風　　Idyll風　　事務員風　　田舎武士風　　アラビヤ人風　　巡邏兵風　　ざわざわ風　　七日風　　なあに風　　風ぐさ　　裸男知つた風　　日本名風　　濁り風　　ゲルマン風　　手代風の　　遠く風　　風号び雲　　ソヴィエト風　　アナキズム風　　風蕭々易水寒シ　　風蕭々易水寒シ壮士一度　　実歴風　　風音EOS　　風なほ　　民間風　　やご風　　神楽風　　ギリシヤ風　　べろ風　　談論風生　　都合風　　風ざわ　　声夜風　　凡て上方風　　モダーン植民地風　　至つて風彩　　モンテーニュ風　　南東風　　ゅうひゅうとからッ風　　その他昔風　　旗本風　　ゃばの風　　兄分風　　幽霊風　　たなばた風　　宵風　　風しだい舵しだい　　ょうだいふたりゃ風　　ロック風　　土工風　　通人風来山人平賀源内　　関東風　　正月風　　密画風　　佃煮風　　風万里　　大紋風折烏帽子　　ギリシャ風　　さき風　　庶民的風體　　イタリツク風　　小文字及イタリア風小文字　　木活字風　　水兵風　　柔風　　なみ風　　燈影風　　直観的象徴風　　瓔珞風　　左義長風　　花風病　　男子風　　トラピスト風　　ろ風　　教育材料風　　修身風　　科学映画風　　文人風　　風鐸蕎麦　　風鐸どころ　　散々大尽風　　一ふき風　　シナリオ風　　活劇風　　所謂芸術写真風　　途中風　　モンペ風　　無産階級風　　学校風　　現実風　　出し風　　一ト風　　枝ごと風　　傭兵風　　屋風　　ベルギー風　　ミケランジェロ風　　ゴール風　　コルネイユ風　　ヴァン・ダイク風　　風つた　　風絶　　風來坊　　風來物腰　　吹降す風　　淡島風　　フランダース風　　めいめい風　　一つ風並　　風三郎　　ラブレー風　　内なみ風　　ドイル風　　ルブラン風　　風歟　　此寒風　　ぐはしい夜風　　バンガロオ風　　風ゆゑ　　終止形風　　訓む風　　ビルマ風　　変つた風　　倉庫風　　風抜き窓　　大学生風　　ニーブール風　　聖経風　　長脇差風の　　二才風　　思つて向風　　春信風　　書体風　　石燕風　　歌川風　　庵行風　　折ふし夕風　　享保年代西川風　　つけ西洋近世風　　ローマ風　　アフオリスメン風　　世紀風　　何かしら弁解風　　ヴァンサン・ド・ポール風　　シナ風　　シャルダン風　　一見印象派風　　家長風　　自然派風　　風留むで肅殺　　風変つた連中　　矢張り日本風　　上ぐる川風　　清しき風　　備忘録風　　びゆうと風　　欧羅巴風　　チロル風　　雨降り風　　みずから風　　風落ち　　懐紙風　　鷹峯風清月白　　独逸人風　　芝居風　　ただ中風　　風入口　　香風墨　　生憎風　　沐雨櫛風　　一刹那風　　風俗小説風　　様式上形容動詞風　　君子風　　マルセイユ風　　風病重き　　読みもの風　　ワルツ風　　字風　　蔀風　　座敷風　　山ざくら風　　夜通し風　　現代人風　　風心持　　草木茂み風ふき　　むとし風　　山家風　　漢学び風　　街道風　　堅気風　　水戸風　　十七世紀風　　皆風　　現代西洋風　　肌ふく風　　夏風　　手習い風　　応挙風　　旅店風　　村雨風　　昨日風　　家司風　　風騒ぎむら雲迷　　雑感風　　唯事風　　戯談風　　薄様風　　オセロ風　　小中流人風　　シェイクスピア風　　バロック風　　立体派風　　エスペラント風　　美人風　　お河童風　　英語風　　茶筅風　　風颯然　　曲風　　風帯　　話風　　日大風　　田楽風　　桜ゆゑ風　　封建風　　絵巻風　　小使風　　憂日暖堤頭草風涼橋下流人　　風客　　雄風　　求婚者風　　風これ　　ぴゅうと風　　一枚一枚風　　ところどころ風　　不変風　　風甚熾　　風甚しき　　風折烏帽子紫　　倫敦風　　烈士風　　希風殊俗　　ロビンソン風　　シーソー風　　戦記風　　道学者風　　物怪風　　風煙　　所謂啓蒙風　　ジゴロ風　　稍暫らく風　　柏城尽日風蕭瑟　　鷹風　　風誰為　　威張つた風　　風悲シミテ浮雲　　風悲浮雲　　その後風　　求風　　ト風入れ　　花風　　風乍ら　　より江桜花風　　目次風　　舎馬風　　馬風　　暴びた風　　シチリア風　　風おと　　枕詞風　　芸談風　　城風　　教師風　　講話風　　ニュートン風　　学校教師風　　series風　　本来文学青年風　　随筆風　　風聽　　無頼漢風の　　髯むじゃの浪士風　　御殿屋敷風　　万事京都風　　処風　　夕日風　　極熱風　　パンシーオン風　　南支那風都市　　すべて支那風　　ところセン風　　ざつとこんな風　　大抵風　　風今　　風聴　　日本語風　　風大和　　上帝風　　ところがら風　　まま風　　風さら　　風よしと　　ジュリアン風　　風災害　　ナチス風　　痴けた風　　風盛ん　　風ゆえ　　会堂風　　バンガロー風の　　夢物語風　　りく風盛ん　　御用風　　霰もつ風　　医者風　　疾強風　　酷風　　風毎　　インテリ会社員風　　雨夜風日熱心　　向う風　　江戸風料理　　東京風の　　有職風　　椅子風　　風大黒傘　　風ふき花　　樂曲風　　切りすて御免風　　男女平等論風　　後はやり風俄　　残つた風　　エピソード風　　物活論風　　プラトン風　　プロシア風　　ハイデッガー風　　エレア風　　プラグマティズム風　　波動力学風　　ホッブズ風　　二元論風　　風候水色　　先生風　　水彩風の　　容斎風　　這麼風　　須磨の浦風　　用言風　　文章風　　ホイッスラー風　　フランス王朝風　　支那宮女風　　カルメン風　　歌麿風　　幸阿弥風　　秋ふく風　　夕風黄　　風ふくあけぼの染　　風簪ふく街　　スパルタ風　　琵琶師風　　乞食風　　伝説風　　告白録風　　風頬　　風日　　きの風　　風影　　末風山福徳寺　　きた風　　バラッド風　　風死ニ皆僕ヨリ先ニ死ンデシマッタ　　風即興秧鶏　　風私　　年代記風　　物理学者風　　原価基準風　　いま風　　すべてフラッシュ風　　リアリズム風　　啓蒙風　　アマチュア風　　武士風　　エレン・ケイ風　　虚無風　　バーナード・ショウ風　　感覚派風　　人道主義風　　習作風　　報告風　　名所図絵風　　藍風　　近代都市風　　貴婦人風　　神さん風　　風ニ化シタルナリト云フモ　　和学者風　　仏教風　　唱門師風　　通訳風　　絵巻物風　　英雄風　　殿人風　　橋本景岳風　　抽象風　　歴史風真実　　常識風　　又新風　　ギリシア風　　抒情詩風　　子路風　　見え風　　雪風凛々　　たる風　　風来的　　人民戦線風　　道行風　　朝風　　繻子風　　焼鳥風　　歌劇風　　ゴスケ風　　パウリスタ風　　セン風機　　風ボウ　　哲学者風　　風かをるしの　　風かをる信濃　　文化史風　　ルイ風　　いま北東貿易風　　いま南東貿易風圏内　　南東貿易風　　カッテージ風　　気分劇風　　一家風　　美俗醇風　　文化風　　諸国商人宿風　　風ひとつ　　館風　　行進曲風　　アカデミシャン風　　黒み風來　　風門口　　詠風　　隈風　　風西　　群風　　ょうはそよりとも風　　船のり風　　風がま　　男帯綴織風　　共同購買組合風　　び風　　雪風このごろ　　扉風　　高踏的詩風　　つていふ風ぢ　　セレナアデ風　　けり風　　風吉原　　風歌舞伎座の　　短歌風　　浪爺風　　店員風　　音曲風　　戯作風　　律語風　　概念風　　三人称風　　歌風古今　　赤人風　　代表歌風　　采風歌　　鉢巻風　　塵風　　ざつとそんな風　　サイレン風　　いねむりをしている風　　ミニェチュア風　　坊っちゃん風　　百科辞典風　　風かほる彌生二十日　　去就風　　男伊達風　　埼玉風　　風冷雨　　晩風蕭索　　午後風　　亭主風労　　毎日風冷　　風肌　　日暮風歇　　芒花風　　日風冷　　余風労　　江戸ッ子風　　風卻　　清元香風会　　清元香風会さら　　風甚冷かなり　　晩風　　日暮風　　一年風　　革命党風　　深更風　　風忽　　帰途風冷　　風湿りがち　　連日風冷　　晩風残暑　　風労　　久米氏風労　　晩風冷　　高樹風　　此夜風暖　　夜風暖　　風穂　　町奴風　　むといふ風　　饑ゑてゐるといふ風　　レ地風來枯葉　　堅山南風論５　　シャガアル風　　堅山南風論　　堅山南風氏　　タオル風　　手拭風　　風筆　　洋画批評風　　セピア風　　装飾風　　関雪風　　逸話風　　ゴシップ風　　大森風　　今後美術協会風　　錦絵風　　ルオー風　　堅山南風小論　　堅山南風　　絵物語風　　そんげ風　　風日暖　　風はさ　　中華風チキン　　発明工風中　　野風雑　　ホルシュタイン風　　ため風陰　　風等　　いちばん風　　落付き払つた風　　いつか雪風　　若旦那風の　　裾風　　しまつて風谷龍吉君　　袖輝き風薫つて　　昭和一〇・一風　　静物風　　風逆　　短篇風　　未来派風　　喜劇風オペレット　　むらさき風　　年じゅう汐風　　方言風　　ワッショイ風　　東国風　　風通御召　　風鬢　　威海衛港外風　　風頭上　　へた風　　牢屋風　　風恰好　　大体風　　ナポレオン三世風　　贅沢風　　サラセン風　　パロディー風　　評伝風　　アーチ風　　差揚げ風　　中国風　　矢張り南東風　　行つた風　　北風海風川風　　玄人風　　十九世紀風　　ぺりした日本風　　容貌風彩　　勿體振つた風　　十分風　　廂風　　名古屋風　　御店風　　がち風　　五風　　磯原生れ風　　松並ア風ざら　　風報　　風籟　　沢山評論風　　細君風　　插絵風　　師走風　　へたロココ風　　元々風来居士　　傷心風　　王朝風　　ゴティック風　　毒風　　パストラール風　　懺悔風　　漢詩朗吟風　　合名會社風　　姐さん風　　邸宅風　　連作風　　空ふく風　　食堂風　　若様風　　風鬟霧鬢　　スイス風　　まれ風　　売卜者風　　無頼漢風　　小娘風　　四風　　際昔風　　光つた風　　南欧風　　學生風　　あい風　　一筋風　　レヴィウ風　　万才風　　防ギトス風イラカヲ不破　　ニ風ニ遇テ輙チ抜ケテ旋グル　　シュヴァリエ風　　廻国風　　聚楽風　　羅馬風十字架　　光淋屏風　　風木立ち　　風斜め　　ユダヤ風　　バジリカ風　　山荘風　　古城風　　松江風　　高原風　　インテリゲンツィア無用風　　恵風園　　都々逸風　　主風　　まぜこぜ風　　社交風　　記述風　　カソリック風　　殉教風　　ウィーン風　　風ホロシ　　所謂人物論風　　太風　　ざなみのように風　　尻とり文句風　　譬喩風　　直会風　　懐風藻類似　　温風　　砂山風　　風ア眼サ　　ソヨソヨ風　　ボンネット風　　風ひきめまい　　雑書風　　千風万雲　　アウチ風　　儒教風　　ポンチ絵風　　釈姓谷響了風　　それぞれ自国風　　びや風　　伊達風　　伝記風　　仙人風　　異人風　　ハムレット風　　ブダペスト風　　びざんてん風　　北極風　　ファシスト風　　壮年必ズ八表ニ仁風　　われらみずから風　　其美風　　此美風　　山谷風　　坊さん風　　三木羅風君　　羅風君　　学閥風　　八丈風　　竜宮風　　貸座敷風　　土蔵風　　女郎花風の　　校倉風の　　農民風　　ベンチ風　　羅風さん　　女郎花風　　酌婦風　　親方風　　風心地　　アラビヤ風　　日常的唱歌風　　能筆風　　今日所謂六朝風　　講座風　　きく風態　　洋書風　　竹光柳風軒　　院風　　一種宮廷風　　紀行文風　　按配風　　京風髷　　自然児風　　あまり風懐　　辮髪風　　オペラ風　　漢文読下し風　　俳句風　　天降り風　　バルザック風　　ア・ラ・モード風　　片言風　　風音波音　　折柄風　　北欧風個人主義劇　　下世話風　　昭和二十二年九月一日風巻景次郎目次一　　語り物風　　和歌風　　写生歌風　　詞花風　　千載風　　月風　　御子左風　　はつ風　　八谷風　　はつ風ゆ　　ノルマンディー風　　職漁師風　　卓越風　　柳風　　至つて風態　　ファッショ風　　親分子分風　　だに風　　風重き　　万事日本風　　とき韃靼風　　前日風　　風底　　風くま　　みなみ風　　風底雪けむり閃　　ボーボー風　　ゴーリキイ風　　絵風　　すず風　　光悦風　　國芳風　　ゴシツプ風　　松花堂風　　狩野風　　実話風　　稍強風　　書置き風の　　西洋人風　　バルコニー風　　欧米風建築　　位風　　潰瘍風　　風てい　　なほ夜風　　トツパー風　　宗達風　　風癲病　　龜天正風　　叉杖風　　神人村風　　北原白秋風　　太宰風　　風祈り　　其頃風　　風悪　　春先きの風　　侠客風　　山背風ア七日　　山背風　　樓上風　　雲独り風　　毒霧風　　レンブラント風　　余り風　　もの的頭でっち上げ風　　中学生風　　マスコット風　　家じゅう風　　神がかり風　　世話女房風　　点滴風　　風さん月　　アカデミー風　　近頃風　　サラリイマン風　　張り風　　印度頭巾風　　其国風其他　　風来僧　　本場風　　おでん屋風　　称ぶといふ風　　水茶屋風　　野郎風　　風幕　　刀風　　一あたり風　　山伏風　　文選風　　鄭板橋風　　事風　　曉風　　藝風　　ピュローン風　　遊魂巽風　　夫人風　　三人女学生風　　平安朝風　　風かげ　　英米人風　　英国風紳士道教程　　脚本風　　哥薩克風　　唯今風　　ドナテルロ風　　万事外国風　　市街鳥瞰図風　　評論対評論風　　夕刻風　　この間うち余り風　　能才風　　マイナス風　　文学史クロニクル風　　クロニクル風　　行雲流水的風懐　　歌人風　　風引　　此の間風　　風ハ吹もの　　風帆船横笛　　冒険者風　　塾風樹立　　塾風教育　　奉行所風　　国定教科書風　　風通小紋　　処女風　　楷書風　　女性風　　楽焼風　　赤楽風　　大和風　　太織風　　柿右衛門風　　其作風　　婬風　　其家風　　思い付き風　　嶽風　　軟微風　　邪風モンスーン　　ゅうひゅう上層風　　妾風　　風向キガ東南ニ變リ風ガ強クナツタ　　風モ治マリ　　風ハ其後一度東風ニ變リヤガテ西風ニ變リ　　探偵小説風　　風場　　土間桟敷風　　シェクスピヤ風　　大層風　　半分西洋風　　斷片風　　びに風　　風迷　　櫻風　　螢飛びかふ夕まぐれすゞ風　　フリードランド風　　月照り風　　星落秋風五丈原　　恩羽扇綸巾風輕　　あとひとつ夕波騷ぎ風　　夕まぐれ劫風とも　　習慣風　　一寸絵画風　　病人風　　東洋人風　　ディオニソス風　　旧約風　　ブロンズ・エイジ風　　外交員風　　匹馬風　　風気球　　茶店風　　そはと風　　地風　　風惡靈　　七八風彼等　　風かく我等　　風聲　　人中風　　風彼　　風旋風　　趣味詩風　　もの風　　職業婦人風　　福岡風　　千束町風　　公園風　　尊む風　　むの風　　浦風身　　構造風　　歴史風　　矢張東京風　　毎日抒情風　　伝奇風　　曲芸風　　なほ正月七日風空　　ゴヤ風　　所謂スペイン風　　暇青年風　　亭主風　　舞台風　　南方土民風　　桃太郎風　　白浪風　　風山田　　町娘風　　抒事詩風　　枯野風ふくお日様　　はな川風　　自然発生風　　アパッシュ風　　鷲風　　しき風　　風その後　　アンデルセン風　　青葉風肌爽やか　　ドーミエ風　　チエホフ風　　気ざやなりけりという風　　滑走風スピード　　セザンヌ風プラス明日　　生物キノコ風　　読物風　　混血児風　　おく病風　　びゅっと風　　敍事風　　佛教風　　つた國風　　東國風　　陰陽道風　　蕃風　　歌垣風　　二帝政時代風　　猿楽風　　鸚鵡返し風　　散文風　　寿詞風　　猫足風　　抒情部分風　　垂跡風　　大陸風渡来以前　　飜訳風　　ひとり風　　十五夜風　　一晩風　　日月闇風　　宣命風　　漢文風　　変生男子風　　幸若風　　ばさら風　　鴎風　　風ざら　　みんなアクドイ印度風　　所謂紳士風　　ローマンス風　　ショウ風　　風ろ敷包　　露風　　炭風　　うつ風　　風とい　　すべて詩風詩體　　臣風木津別　　君風　　比禮風の神風　　不良少年風　　演芸会式余興風　　抒情風　　雑録風　　生物学者風　　便覧風　　学校教育者風　　人物批評風　　所謂歴史論風　　杉山平助風　　解説風　　シュライエルマッハー風　　騎士倶楽部風　　ルネサン風　　ペエル・ゴリオ風　　ランチ風　　ポスター風　　今日戸棚風　　陳列風　　其遺風　　日ひと日風　　風なみ　　切妻風　　風濤洪水　　ヴィナス風　　西域風　　インド風　　ペルシア風　　ギリシア風宗教　　西洋竈風　　密教風　　天平風　　平安時代風衣冠束帯　　樹下美人風　　ギリシア風の　　朝鮮風　　ゴーゴリ風　　西蔵風　　三分の二ぐらゐ風　　風氣開發　　此弊風　　凉しき風　　上野風　　さし風　　象徴装飾風　　的写実風　　欧洲風　　壁画風　　学究風　　漢学風　　戯曲風　　乍ら昔風　　大竹藪風　　いふ日本風　　文学風　　万葉集風　　るい風　　作つた風　　銀座風　　疾如レ風　　武者修行風　　一所風　　日なた風　　詩風以外　　小曲風　　風さき　　此臆病風　　隨者風　　内務省風　　白拍子風　　合理風　　方便風　　ば風中　　丁度風中　　すべて斯樣いふ風　　風悲　　地水風火　　作家風　　翌日風　　徐かに風　　ゴシック風天蓋　　南欧風洋館　　支那風石橋　　明風建築　　いそふく風　　すゞしき風　　風垣　　夕風すゞ　　河風家　　月夜風　　風ふく霧　　韃靼人風　　風来アパート　　ビラビラ風　　コック風　　ぴゅうぴゅうと風　　茶座敷風　　モザイック風　　余り役人風　　電光影裏截春風　　大かた風　　湖風　　女工風　　一ぺん風　　變質風　　一般時風　　風滅　　社会小説風　　風老　　砕花風人　　酒風　　風良俗　　茶がけ風　　渾南田風　　筆風　　禅風みな　　敗風　　勤人風　　元来京風　　貫之川風　　たて風そすゝしき泉　　水風暮涼とい　　源俊頼朝臣風ふけ　　風娘　　小紋風　　外國風　　風和ら　　オランダ田園風　　オランダ風ドーナツ　　風そ　　支那風画