「芒」の使い方、ほかの品詞の結びつき

芒の葉で切りました,　　芒の穂も茅の穂ももう枯れた,　　芒の匂をかいでゐる,　　芒の根へ草鞋を踏んがけて行く,　　芒の中をのぼる,　　芒の穗を蓙ですつて行く,　　芒の穗の上に海洋が表はれて,　　芒の穗を分けながら,　　芒の葉で切ったほどな,　　芒の中に一本の楢の木が立っている,　　芒の穂山から風吹きや,　　芒の根につまずいて,　　芒の中に転がされた,　　芒の茎にたかると,　　芒の穂の上に連っていた,　　芒の穂波の上に明るく降り注いだ,　　芒の原に掩われた,　　芒の原の空中からは一斉に矢の根が鳴った,　　芒の中に立ち停ると,　　芒の原の上から静にだんだんと訶和郎の周囲へ流れて来た,　　芒の中で夜営の準備にとりかかった,　　芒の原がざわめき立った,　　芒の穂の中で輝き出した,　　芒の中に伏せて鎮まった,　　芒の波を蹴破って,　　芒の中に腰を下して,　　芒の中では小さな斥候戦が方々で行われた,　　芒の中へ投げ込んだ,　　芒の原に燃え移った,　　芒の中から現れた,　　芒の原を突き破って現れた,　　芒の中から押し返した,　　芒の茂つた中に休んだ,　　芒の中に銀紙ではつた月の形を出しておいた,　　芒の穂がなびき,　　芒の葉が垂れて,　　芒の向うに浅間の鮮やかな山肌をのぞかせながら,　　芒の間から一人の土地の者らしくない身なりをした,　　芒の穂の縞目がはっきり見える,　　芒の叢に眼をやっていた,　　芒の繁みの方へ往き,　　芒の中へ入った,　　芒の繁りの,　　芒の線を延して,　　芒の白い花がゆう,　　芒の穗が靡き,　　芒の浪を分けて,　　芒の中の嶮しい,　　芒の中に半ば隠れている,　　芒の青い葉は旅人の袖にからんで引き止めようとします,　　芒の繁りや,　　芒の軟かな穂が女の子の手のように見える,　　芒の中に姿を消す,　　芒の生えた,　　芒のかげに,　　芒の穂につつまれた,　　芒の穂はすでに静秋の気をほのめかす,　　芒のあとは義貞の茵と千寿王のすわる,　　芒の穂のような光のにぶい腫れぼったい眼で微かに加奈子を見た,　　芒の葉を二本ちぎって,　　芒の根をつかみながら,　　芒の穂の枯れた,　　芒の穂が白くそよいでいた,　　芒の奥で幾匹かの野良犬が吠えたけっている,　　芒の葉に妨げられて,　　芒の邪魔を利用して,　　芒の根につまずいて倒れた,　　芒の葉に切られて,　　芒のあいだを付いてゆくと,　　芒のお見舞を受けた,　　芒の木兎などの土産物を売る,　　芒のあいだに野菊などが白く咲いていた,　　芒の乱れている,　　芒の穂をわけて,　　芒の穂があり,　　芒の穂の出た,　　芒の穂や雑木の枝に動いていた,　　芒の穂を出した,　　芒の中を指さして置いてから,　　芒の中に分け,　　芒の穂を眺めて,　　芒の穗がゆるかに搖れて,　　芒の中を掻き分けて,　　芒の生えていた,　　芒のようにチョンビリと白髪が残っている,　　芒の穂なども伸びて,　　芒の穂は細い沢山の手を一ぱいのばして,　　芒のようなものをたくさんにたばねて,　　芒の茂っている,　　芒の穂が其処にも此処にもあった,　　芒の穂のやうにゆらめく,　　芒の葉が友摺れして,　　芒の議論が出た,　　芒の穂もただ薄白く見えるばかりであった,　　芒の根から爽かな虫の音が聞え出した,　　芒の簇りを眼も及ばない,　　芒の穂のように揃え,　　芒の穂に触れる,　　芒の茂り,　　芒の中に淋しげなる,　　芒の根もとに男女二人が腰を下して,　　芒の蔭迷ひ,　　芒の蔭から啼く,　　芒の葉に夜の露がしっとりと降りているらしい,　　芒の向うに浅間の鮮な山肌をのぞかせながら,　　芒の穗みえそむ,　　芒のおどろもゆらに,　　芒の多い堤の上はもう薄暗く暮れかかっている,　　芒の葉がくれに,　　芒のかげに忍んでいて,　　芒のなかに小さい提灯をつけている,　　芒のなかをぶらぶら歩いていると,　　芒のかげにかくれて,　　芒のかげから顔を出すと,　　芒のあいだから洩れて来る,　　芒の葉で自分の笛を丁寧に押しぬぐって,　　

蕭蕭とした芒や　　周囲の芒や　　路傍の芒を　　岸の芒の　　薊でも芒でも　　とつて芒の　　手で押し分けた芒は　　余は芒が　　茫々たる芒　　徑を埋めて傾いた芒の　　頂を行くと芒の　　ざわざわと芒を　　穂山の芒の　　ホウイ里の芒の　　松や芒の　　膝を埋めた芒の　　通りに芒や　　真菰と芒の　　ような芒の　　背を曲げる芒の　　彼は芒の　　河原の芒の　　対岸の芒の　　鋒尖が芒の　　武器を芒の　　一緒に芒の　　砂地や芒の　　火口を芒の　　焔は芒の　　中に挾んで芒の　　火の消えた芒の　　川ぞひの芒と　　ところどころに芒が　　萩や芒が　　桔梗と芒と　　波系は芒の　　萱だの芒だの　　三度目に芒の　　昔からきまつて芒を　　昔程芒の　　上に芒と　　山曲では芒の　　銀穂の芒を　　穂の芒は　　穂を出した芒の　　切れ目の芒の　　萩が繁り芒が　　それに芒や　　方は芒の　　萩と芒の　　稲麦の芒を　　一たび秋の芒の　　すべて枯れほうけた芒ばかり　　一面に枯れほうけた芒の　　それが芒の　　岸に生えている芒も　　蘆も芒も　　両側には芒や　　中には芒の　　周囲には芒や　　穴の芒かな　　艾や芒を　　交た芒を　　麦こなしは芒が　　辺は芒の　　路傍の芒が　　ような芒や　　茨や芒や　　岸の芒を　　野面の芒を　　物は芒の　　そこは芒の　　ものを芒と　　襖に芒と　　ふちへ芒を　　晩に芒を　　日が暮れてから芒を　　顔を拝んでから芒を　　それは芒を　　幾株の芒や　　片手に芒の　　蒲や芒の　　岸には芒の　　町に芒を　　行く手からも芒を　　何分にも芒が　　そこには芒が　　ように芒の　　真田股野くらがりの芒　　栗や芒の　　草や芒が　　男が芒を　　うしろの枯れ芒が　　蘆か芒が　　福井附近などで芒の　　ここも芒が　　麦の芒の　　庭に芒などは　　岸には芒や　　蘆や芒が　　そこには芒の　　夕陽が芒の　　僕等は芒の　　あたりは芒が　　きわには芒が　　秋は芒の　　野笹や芒に　　四五本の芒の　　狐は芒の　　野の芒しか　　秋の芒の　　庭のかれ芒が　　野道一杯に芒や　　所々に芒が　　岸には芒が　　疎らな芒に　　路傍の芒の　　下草には芒が　　萩や芒の　　上で芒の　　裾野とほく靡いて波うち芒　　門端の芒の　　武蔵野の芒を　　増穂の芒　　穂の芒の　　ます穂の芒の　　枯芦や芒が　　そこらになびく芒の　　萩や芒を　　花には芒が　　花に芒が　　一面の芒の　　抜き身を芒の　　雑木や芒の　　萩や芒に　　そこらの芒の　　西へ向いて靡いてる芒の　　それと共に芒の　　灌木や芒の　　記号標の芒の　　崖には芒が　　崖ぶちの芒の　　子は帰らない芒の　　裾には芒や　　穂の出た芒が　　姿は芒に　　篠も芒も　　かたより芒を　　堤に芒が　　今でも芒が　　堤の芒を　　市野は芒を　　堤の芒に　　女も芒の　　下に芒や　　河しもに茂る芒の　　叢しげる芒を　　そこらに生えている芒の　　芦や芒が　　

青い芒　　細い芒　　共に芒　　かの芒　　その芒　　ふかい芒　　高き芒　　高い芒　　まったく芒　　再び芒　　長い芒　　あの芒　　ない芒　　とても芒　　よんどころなく芒　　そっと芒　　

芒尾花　　芒ア穂　　芒種五月　　芒明り　　芒原　　一もと芒　　芒野　　五芒星形　　青芒　　カンカラカンカラカン芒　　芒むら　　桔梗芒女郎花　　芒さん　　剣芒　　大体芒　　芒ッ　　小笹芒　　芋芒　　芒花　　ぎた芒　　マルクス主義的鋒芒　　ちまた芒　　芒売り　　麻裏草履芒　　百合芒　　芒果　　芒鞋布韈路三千　　萩青芒　　花芒　　ネバリ芒蘭　　鋒芒　　芒きの唄　　縞芒　　芒村　　萩芒　　芒花風　　花芒君　　芒刺　　芒穗　　穗芒　　芒野ゆ　　芒その他　　芒叢　　裾野芒