「まま」の使い方、ほかの品詞の結びつき

日本語コロケーション辞典 テストバージョンです。
青空文庫 約12,000作品を対象に、品詞単位で分別し、ほかの品詞との結びつきを一覧で表示できます。
分析対象が50年以上前の作品であるため、用例にも古さを感じます。これを解決するため、今後新しい文章を追加、もしくは入れ替る予定です。
プログラムを用いて生成しているため、不適切なキーワードが含まれる場合があります。
ご了承ください。(これについても精度を上げていきます)
副詞

まま[副詞] ~ 1
まま母が  ままその他の  まま親なんて  ままこれ  まま子供の  まま世に  まま利用  まま自身筆を  まま掠奪も  まま彼は  まま遠くの  まま板屋の  まま命知らずを  まま娘  ままここへも  まま母の  まま母  まま母に  まま母は  まま敵がたの  まま染物小屋を  まま天の  まま切断  まま邪軍と  まま収載  まま打首に  ままのぶきみ  まま母を  まま何かの  まま驕慢  まま母のし  まま事  まま至極  まま開戸の  まま母まま子の  まま露呈  まま彼の  

まま[副詞] ~ 2
まま乗り出したこっ  ままならぬ  まま歩みつづける  ままある  まま食べ  まま許せ  まま受けいれ  ままあった  まま出る  まま見られる  ままむす  ままございました  ままございます  まま見かけられ  まま訪れ  まま見かけた  まま起る  まま飛ん  まま辷る  まま通る  まま受け容れ  まま聞かれた  ままあります  まま出  ままうごく  まま聞かされる  まま見よう  ままなる  ままあるらしい  ままあるならひなり  ままおけ  まま捧げ  まま摘ん  まま見かけます  ままきかれる  ままやった  まま行われた  ままあろう  

( ~ )まま( ~ )
ままよ  そっくりそのまま  ままかっと  まま多い  まま何せ  すぐまま  

名詞

まま[名詞] [絞込み: の~は~が~を~すべて ]
ままに東京から恋人を呼び寄せる  ままを直接描いた  まま長らく留り  まま黙っている  ままで色んなひとりごとを言っている  まますすりたい鼻もようすすらないでいる  ままぽつぽつ歩いた  ままで一間のカーテンを開けた  まま引きずられて  まま出て行かなかった  ままほつほつ  ままでまた深い眠りにおちたが  まま打棄らかされてある  ままで如来であるということを気づいた  ままに許されて  ままに自分が生きてゆこうとする  ままという状態が現われるより  ままの世界が現われた  ままになる  ままというのはそこに現われてくる  ままがそこに現われてくる  ままをいろいろな飾りけをなくして  ままのほかに隔てをおいている  ままの姿が現われてくる  ままで受けようという  ままということになると思う  ままの世界の生まれてくる  ままで開いたり屈めたりする  まま動かうとしなかつた  まま抛つて置けば  ままにして置けば散り  まま残されていると思う  ままで言った  まま落ちていたので  ままでいたら  まま死んで居る  ままですこしも動きません  ままに早分りがすれば  ままでワシントンへ出かけた  ままになって居れば  ままにうらやませながら  ままに終った  ままではないのだと思う  ママとよばれつつ  ままに昼月のある  ままに伸びる  ままに流れよう  ままに受入ける  ままに住みなれた  ままでいた  ままに洋介は呼びとめた  ままにしている  ままにしておいた  ままにした  ままでいてくれと  まま気づかずにいた  ままを答えた  ままにしておく  まま歩いていたら  まま浮かび続けている  ままに落ち着いている  ままでいると  まま描いて見せながら  まま芽ぶきはじめた  ままに在らしめ  ままに成らしめる  ままで焼け  ままだんだん持ちこたへて行くので  ままで焼け残っている  ままだんだん持ちこたえて行く  ままで両手を挙げ  ままを言ったら  まま乗って行っても  ままになし給え  ままにならぬ  まま見渡す水神の森の彼方に浮んでいるという  ままでよく真砂座の立見をした  ままに隅田川を見よという  ままの乱れた  ままごろごろ寝転んでいた  まま載っている  ままで外へでた  ままでかけた  ままで押し通すであろうか  ままこの場を逃げだしたいと思った  まましばらく妹の後ろ姿を見送ったが  まま走りだした  ままで玄関へ飛びだしてきた  ままじゃかえって悪い結果になるかもしれないからね  ままだったからまさかおぼえてはいまい  ままにうたへる  ままの資本主義にもこりたと迷って  ままに放置されていたり  ままにしておきまして  ままで差し出すが  ままに三児のあとから表にある  ままわが目にとどめ置く  ままに自分は提灯を照らして  まま咲いて散つて行く  ままで残して置いて  ままに恒河のほとりにあり  ままのことをはなした  ままの暖かさでお前はよろよろする  ままでわづかに  ままにまかせてゐる  ママよと凝と  ままに活かそうというので  ままに口を開けて  ままに暴力を振って  ままに異常な果断を猛々しく現す  ままの御仕えを致すでございましょう  ままに少しずつ動かす  ままに觴を母親の前へ捧げた  ままで何も言えなかった  ままにあらゆる方向へ逆立って  ままに振舞った  ままになっていた  ままにいつも明らかに生き生きと僕のこころに生きている  まま置きつぱなしにしておいた熬し  ままにしてゐる  まま御納戸に留めおかれます  ままに見る  ままの人生を愛する  ままで尋ねた  ままで思いきり大袈裟に背伸びした  まま消さずに置いた  ままに掬いとって  ままを書きしるす  まま大暴れに暴れます  まま治って呉れれば  ままはぐれて終って  ままその空家のまわりを一巡して見た  ままその空家のまはりを一巡して見た  ままにやってのけようとおもう  ままの潜戸から煙りの  まま帰っては弓師左衛門や忠蔵へ対して  ままに任意の側から観る  ままに導かれる  ままで善後策を考える  ままでいくと  ままになっている  ままはなす  ままではまさか爆撃する  ままころげまわる  ままに書ける  ままにして  ままで話せば  ままにすかして見ると  ままにしようと  ままに管理人が真先に破れ目に眼を当てたが  ままでゆられながら  まま立つてゐる  ままに一日の残りを費そう  ままに舟を出た  ままでは夏にはみんな盗まれてしまいます  ままに立っていました  まま投げ出してある  ままの懐中電燈をしずかにピアノのキーの上に置き  まま放っといて  ままならねエもんだな  まま近よった  まま黙ってしまった  まま座っているので  ままの傲慢さを持ち続けている  ままにしておいて  ままおいた方がいいということになった  ままに一つの食卓についたが  ままにふりかけるじゃないか  ままばたりと落ちた  ままに動く  ままでいて  ままに残されていなければならない  ままの姿で安楽椅子にもたれて  ままではいられなかった  ままで自分の席でうたた寝している  ままに売台のうしろであちこちかけ廻っている  まま立ちつづけていた  ままにまかせられた  ままの姿で出てきた  ままで出てきた  ままにまかせていた  ままで別段に汚れてはいなかった  まま喚き続けた  ままになったからは  ままに突っ立ち上がって  ままに蒲團にぶつたふれて  ままで清逸は首だけを腰高窓の方に少しふり向けてみた  ままに厠に立った  ままかかっている  まま伏せてあったが  ままに星野の手紙を読まねばならなかった  まま貼りつけてある  ままで大声に情婦を呼びたてる  まま躍り上がりながら顔をめちゃくちゃにした  ままで行くと  まま残っていた  ままで夜の明ける  ままでいっているらしく  ままでぬかるみの中をかまわず歩いてゆく  ままの純次の口からおめきだされた  ままじっと涙腺を押えていた  まま深々とうなずいた  まま見送っている  ままのが言ったんで  ままで唇が無性に震えた  ままで残っている  ままな姿で明かに思いだされたばかりだった  ままの姿で園の眼の前に髣髴と現われでた  ままで深くうなずいてみせた  ままで互いの眼から離れて  ままで立ち上って  ままになった  まま放っておく  ままにしてゐた  ままに送る  まま居睡りをしている  ままを考察する  ままに止まっていて  ままさうしてばらばらと頁を繰る  ままに愴然と大河のいとなみ過ぎ来たり  ままに感じられる  ままの現実に面して  まま再び注意を自分の頭の上に向けた  ままでこの本能慾が取り残されている  ままにして見  ままでは彼女も偶像を相手の夢の美しさにいつまでも  ままに任せ  ままに驀地に故郷へ帰った  まま生きていれば  ままに任せるの  ままの一画をのこし  ままにする  まま考え続けていた  ままにお任せする  まま生き抜くことは並々ならず  ままに与えれば  ままに勝手な教育をおしつける  ままにさすっている  まま落ちていて輝いている  ままに十一月三日の記から読みだした  ままに動かして  ままとぼとぼと浜づたいに向こうへいってしまいました  ままに壁にうつる  ままに積みかさねてありました  まま眠っている  ままでいろ  ままでロケット内にたくわえる  ままではどうしても小浜兵曹長の胸を射ぬき  ままでいようか  ままでいたが  ままで考え込んだ  ままで走った  ままでひた走った  ままで悲鳴を上げて  ままで睨み合っていた  ままで推移したならば  ままになっているではないか  ままほとんど改造したり  ままにまかせてある  まま舞い続けるほどの  ままの村を訪ねた  ままの室内にひびいた  ままに不気味に笑っている  ままさらにのぼっていくと  まま聴き入っていた  ままである新聞に大きく報道された  ままに作りなおした  ままに完璧に復元された  ままでいました  ままぴたりと動かなかった  ままの部屋のソファに僕はひっくりかえった  ままに印刷された  まましまってあるし  ままお帰りになって  ままにさした  ままで元のところに横たわっていた  ママは私をだましたが  ままで載せられた  まま置いてお貰い申しましょう  まま帰ってもよいのだと心の中に思った  まま再び引退した  まま舞いもどります  まま巻きこんでしまって  ままでこの辺から走って行く  まま冷めて行く  まま又土の中にうずもれるか  ままで往生を遂げさせられた  ままの閉め切った  ままで居ては  ままじりじりと凡てが迫ってゆく  ままじっとしている  まま固っているでしょう  まま残されている  ままをあたりまへの事と心得ておりました  ままにはなり  まま不活溌な状態にとどまっている  ままに述べ立てた  ままにしておくと  ままの形をした  ままの掘  ままを前後お構いなしに左に掲げて見る  ままで行ったならば  まま単に通り越されたのみだった  まま何とも云い出さなかった  ままに遺されているかの如き  ままとするの  ままに物が片付いた  ままに再建する  ままのものだったと主張しようとも  ままのものであるとする  ままの礎石と交えて  ままに肯定しようとする  ままな温泉宿にある  ままな荒々しさや働きのない懶惰な気分のなかに住む  ままに連るならばそのよきものでなければなりません  ままを肯定する  ままな健康の消耗を生ずるごとき  ままに助け取る  ままの社会に不調和がある  ままに放擲しておいて  まま振り捨てた後で私の心を責められる  まま動かれず  ままで身勝手をいたします  ままで少しも外出しません  ままぴょんと野原へ飛び出しました  まま逃げて行ってしまいました  まま暫く蒲團のそばに放つてある  ままうろうろした  まま黙々とたべ終り  ままよとはいり  ままの恰好で順平がかけつけた  ままに小鈴はそこで女中に雇われ  まま暫くは動けなかった  ままはなれません  ママを呼んで  まま坐っていた  ままでは戦えぬ  ままで射撃していた  ままに茂っていた  まま死んで行く  まま並んで砂の上に寝そべった  ままの生活乃至仕事を続けて  ままに自身の購買力に従っているという  まま飛び出して見たら  ままで入口の隅に置いてある  ままに感情を鈍化させられて行くとしたら  ままに感じられていた  まま悠々と歩き出した  まま落ちていたという  まま向うから来かかった  ままスーッと辷って行った  まま動かなくなった  まま動けなくなった  ままに郷里の景色を見て歩いた  まま残される  ままにして来たものの  ままでゐる  ままにされてゐる  ままでいる  ままにされている  ままの瞬きをして  ままに萎んだ  ままにほぐれた  ままの写真へ宏子は暗い眼差を落した  まま立って縁側から下の往来を見た  まままたちょっとあぐらの片膝をゆすった  まま慌てて口のうちで呟いた  ままにていう  ままにて迷う  ままに運びし  ままになるなら  ままバラバラとそこを離れて  ままに泣かしておいて下さいまし  ままな舞躍の  ままにうっ  ままで黒ずんで行く  まま黙っていた  ままで本気に争った  ままに何時の間にか寝入っていた  ままで黙っていた  ままに彼れをいたわる  ままで唾をはき捨てながら  ままよと思っていた  ままでまたぶらりと小屋を出た  ままに積重ねておいた  ままに大きな声で戯談口をきいた  ままに彼れの膝に倚りかかって  まま泣き出した  ままで何もせずに  ままで時々頬に来る  ままで深い眠りに落ちてしまった  まま暮すような日が幾日も続いた  ままに妻は小屋の中を片付けはじめた  ままでつまごをはいた  まま小さい鼾をたてて眠り始めました  ままでいますので  まま睡っていました  まま動かなくなってしまった  ままじいっとこっちをねめつけてつったっている  ままではよほど相手がうぶでなければいっそう敵し  ままに一軒の店へあがり込むには上り込んだが  ままの顔というものはどんなに醜くても醜いなりの調和がある  ままとならず  ままの叢林に掩われている  ままで前進するし  ままに生い育って  ままで眠むり落ちていた  ままひねこびさせた  ままに日本音楽の伝統を生かそうとする  ままの感受性をもち  ままで見る  ママがお気の毒で見ていられはしなかったわ  ままにもそれを云おうとする  ままに描き徹する  ままの内容で作家は大衆を取上げている  ままに伸したが  ままの形での認容であると誤って  ままに記録して  ままに記述した  ままを書く  ままで科学という声をきえば  ままでは触れてゆけない  ままでい  まま物語っている  ままに放られていて  ままで一人のひとの中に持たれているという  ままにただそれを並べてくっつけて云って  ままふんふんと聴いていたが  ままじっとこらえていた  ままでお茶と菓子を盆にのせて  ままでは進級も危いような  まま出て来て  ままに渡して来た  ままの失業者に過ぎなかった  まま帰らす  ままになるより  ままで済ませぬと思った  ままでは済まぬという  ままに乱暴に手を握ったりすれば  まま死んでしまった  ままにずるずると遠のいて  ままを描きさえすれば  ままにのこされている  ままに行為せんとする  ままの生活に何等ふれる  ままの姿を描こうとしている  ままに衰滅してしまった  ままで残されている  ままの有様で農民が暮す  まま近づいてくる  まま暫く分銅の廻転を見ていたが  ままに横ぎりて爺は去りたり  ままに人が現実にぶつかり  ままに朝鮮の話などをし  ままによみがえらせてみたい  まま続いていきます  ままの顔をぼくにむけて  まま忘れて来た  まま過ごしているワ  ままにワラスが正確に語るから  ままで筆にし  ままにして行った  ままに生を肯定し  まま生きてゐられない  ままでいつまでも独立統一した  ままゆったりと葬って貰いたい  ままで馬車へ乗り降りする  ままで縮刷本が出来る  まままとめて出版した  まま流しめに二人の方を見おろしていた  まま並んで門へ立って見ております  まま置いてあった  まま淋しい趣を見せるという  ままの流れかたを自身の生活として承認出来ない  まま歩いて来ると  ままとなり得た  ままにならねえ  まま飛び上がって後から追いかぶさった  まま坐ってしまった  ままの駕や人数が休んでいた  ままにし得るに至ったならば  ままに飲んで  ままに歩いて  ままもどかしさうに見てゐた  まま少しも膝をくずさないで  ままの姿で収集され  ままになすつて下さい  ままにはならずと見えたり  ままにて往き  ままを食う  ままで見くらべている  ままの重苦しいそして静かな一日が続いた  まますやすやと眠った  ままじっと私の顔を見つめた  ままで居た  まま起き上った  まま帰らねばならない  ままになつてゐました  ままに陶器を好く  ままで暮す  ままに任して  ままの掛けの大金をゴマの蠅に強奪されてしまった  ままに起きたり寝たり  ままの彼女にキスしてやった  ままで入って来た  ままで腐り  ままではいられなくなって来た  ままにしかし  ままであったが風は遠慮無くピンピンと空をつんざく  ままに実行した  ままにして置いては  ままで語っているという  ママは五階に部屋をとっていてね  ママが可哀そうになって  ママの頭を抱いて  ママはそれからいつも甘ったれて  ママが買ってくれたの  ママに言っとかなくちゃいけないわ  ママに通じたらばねえ  ままに行く  ままで帽子のありかを探している  ままで遠い肉親の記憶の中から薄れかけようとしている  ままに八月に入った  ままにひねくれていた  ままに四方八方に移住した  ままに小浜村のほうへ往った  ままに厩の小者として召仕ひ  ままで咲く  ままに身を投げ出して  ままでやられた  ままとして残る  ままに作家の内的世界も肯定された  ままで育てようと努めていた  ままにひっぱりまわして  まま止っていた  ままに今日いろんな小説を片はじから読んでいる  ままで寝台へのぼって  ままに把握しうる  ままに理解せず  まま通りすぎている  ままに手紙を書き  ままに気を失った  ままの頭を素肌の胸のあたりに垂れて坐っていた  ままに彼の欲する  ままで乗って行った  ままの空想図を組み立てて見る  ままに委ねられる  ままに凡てを委ねる  ままに育ち  ままに二十日あまり経ちぬ  ままに置かれ  ままに誘われて  ままで働く  ままに生活していた  ままに委せていましたが  ままに眺めていると  ままを治安判事に伝えた  ままホッと溜息をした  まま暫くの間突っ立っていた  まま又もフラフラと店を出た  ままの事をしたのに過ぎません  ままにただ機械的に窓から首を突き出して見たが  ままに高く這いあがっていた  ままに恋を語る  ままに任せておいたので  ままに荒れ果てた  ままで頭の上に鞭を振り廻しているではないか  ままでいったら  ままでは自然に喰い入ってくる  ままに断然その邸をあとにして  ままでも教会へゆく  ままを書いてみる  ままにショタ・シムラの方角へむかった  ままでなんにもしなかったら  ままで行ってしまった  まま帰ってもいいと思った  ままにさせてしまった  ままこの阿波へお米は帰ってこない  ままに任せている  まま跳び上がって  ままに任せまいとは思ったが  まま放してやる  ままにしておきますか  まま帰らなかった万吉の姿をたずねてきた  ままにあるいてみた  まま広い空地へさまよいだした  まま取り出して見たいと  ままに把握する  ままに捉えるという  まま坐って動かず  ままに捉え得なかった  ままに任せていたので  ままに石の上に坐ると  ままに引っ返そうかと  ままで腐っていて  ままになっていました  ままの机から三包みの手紙を早そうに引っつかんで  ままで帰ってこないという  ままの水田や竹藪や古池などが残っていたので  ままの花の咲いていた  ままに生かして  ままにうつすのみで  ままで無遊病者のような足どりで部屋から歩み去った  ままを直接に自分の前に現出させてみせ  ままで炉のほとりに倒れてしまった  まま帰すことはなりません  ままでひねこびた  まま驀地に行くかの  まま眠って仕舞いました  ママにぶら下がって泣き出したね  ままに再び博文館より出版せし  ままおそるおそる取出して  ままに聊か答ふる  ままに過ぎて来ていた  まま坐った膝におき  ままその様子を見て  ままとすれば  ままで持ち出した  ままおゆるしを願いたいとつけ足した  ままを取次いだ  ままうつむいている  ままでいられる  ままで掻消す  ままにこのはがきをした  ままでまだ動けなかつた  ままでその顔を見つめた  ままに施された  ままで湖と停  ままなる高熱の床に倒れる  ままの姿で置きたい  ままのくりかえしではなく  ままに表現する  まま食いつくように石川を見る  ままずかずか縁側に上った  ままに思索し  ままの設備を具えた  まま少なくも二日以上を過せる  ままに凍え死なん  ままにてなお十分間を過さば  まま帰ろうとしなかった  まま軽い朝飯をしたためた  まましばらくじっと市長夫人は黙っていた  まま放抛って置いたら  ままその声の後を追っていた  ままに祠に向かって  ままで船の中に二つ置いてある  まま倒れている  まま倒れていたが  ままに例の埋もれた  ままずんずん先へ進んで行く  まま近寄る賊船を見ていた  まま倒れたなら猛獣毒蛇の恐ろしい牙がすぐにも噛みつくと思いながら  まま考えることさえ出来なかった  ままに体を委かせて  ままその笑い声を聞き澄ました  ままに魔性の獣の猩々は空に向かって  ままこの地にとどまり  ままなる神仙境へ足を踏み入れた  ままヨチヨチ歩いている  ままじっと祠を眺めていた  ままなお熱心に眺めやった  ままいまだに帰って来ないらしい  ままの夢を孕んで  まま余りに水勢が劇し  ままに終わった  まま帰ってこなかった  ままの通りでいてくれた  ままに訪ふ  ままの野辺の秋風寂しさはみ山の秋の朝ぐもり霧にしを  ままの宿ながら猶聞きわぶる  ままにもなり  ままで話している  ままに死んでしまうと思うかと聞いた  まま其の場を立ち去らない  ままでは惜しいといふ気持も可なりあるにはある  まま買ってきてくれる  ままの姿で置いては  ままに世間話をした  ままで寝ておいでなさる  ままお寝になる  まま考えている  ままで辞儀をした  ままひた走る  ままにてその腕を用い  ままに行なわるる  ままに看病をもなし得ざる  ままの黒い体が高く頭をもたげて  まま暗い顔で考えこんでいる  まま押し進んで行けば  ままなる華美姿名は実の賓のお夏が涼しい眼元に俊雄はちくと気を留めしも小春ある  ままになるが  ままの皮どうなる  まま出て行った  ままに済ましては  ままにしたりと書いて  まま暗い方へ通り過ぎた  ままで言いました  ままでは怪談の種をまいて  ままに身体を任した  ままかうしてゐて  まま曳かれていった  まま怒った片肩をなお張り上げて  ままでは自分から折れない  ままの姿で押しこめられていた  まま通していた  ままの傾向で惰力して  ままになつてしまふ  ままで対い合っていた  ままにさせていた  まま立ち上がって往かれた  まま立ち寄りもせずに  ままもっと苦しめられる  ままにさせながら  ままに書く  ままで倒れていた  ままでだんだんに進んで行く  ままを備忘までに書いてみた  ままの感じを言明しても  ままの雑感を書いてみる  ままではすぐ行き詰りになり  ままに思わぬ  まま死んでは私の罪が一層重なる  ままで小さく終わってしまう  ままに任せておいた  ままにさせている  ままに書いて見ると  まま向き合っていた  ままを口の中で繰り返し繰り返ししていた  ままになって出て来た  まま立ちまじっている  ままこうしても居られない  ままに任せ出していた  ままに他の木の幹にからみついた  ままそのつもりでゆうべ買って来ておいた  まま帰る気はしない  ままの手でこちらへ向け直して見ると  ままむこうへ行ってしまった  ままに青年が乗ると  ままで歩きだした  ままに酒を飲み  ままに肴を口にした  ままで滅多に外へ出た  まま死んで了った  ままを筆に上せて  ままにまかされ  ままの山の生物と同じやうに天真爛漫な残虐性を持つて生れた  ままのパジャマを着た  ままに答えて行った  ままで体操や散歩をする  ままによく見れば  ままで踏んで通った  ままにそこへ蹲みながら  ままで浮きあがって来た  ままのものとは幾らか精しくなっております  ままに放任して  ままで覗いているのに  ままには済まされない  ままで声も出なかった  ままに流れて往く  ままに吹き飛ばしてしまう  ままぐるぐる走りまわったり  ままほえ始めた  まましばらくがちょうを見て言った  ままでやさしいこえを出して  まま只頭をふって居る  ままで居るので  ままをとったので  ままややしばらく立ったが  ままに悲しむ  ままを女君に云った  まましっかりおさえてはなさない  ままにされて居る  まま美しく化粧した  ままたおれてしまった  ままだまって目をつぶって居る  まま御すて下さいませ  ままになって居た  ままでうるさそうにぼくをはらいのけておいて  ままで飛び出して来た  ままでぼくの方に頭を寄せかけて来た  まま忘れるともなしに忘れ去っていた  ままうろうろしている  ままで故郷へ現われる  ままに深夜出掛けて行った  ままの形で残念そうに横眼で清作を見送りました  ままで直らなかったら  ままで帰らないという  ままに引出されていたが  ままに働かして  ままお果てなされてはいるけれど  ままで口もきけなかった  ままにしておるとの  ままにし給え  まま見過すという法があろうか  まましるし残し  まま置くわけにはゆかず  ままではいつまで経っても睨み合いが続くだけで  ままでいなければならぬ  まま飛んで火星まで行ってくれば  ままで宇宙をとんでいるなんて  ままの服装では出られない  ままで行けば  ままについて行くと  まま深い深いふるえた  ままの白いエプロンの端を弄び弄び  まま物凄い冷笑を浮かべて  まま依然として笑いながら  まま一心に真紅の幕を凝視していた  ままじっと耳をすまして  ままで出て来た  ままにてあがりこみ  まま立っていって捜しに出かけた  ままで後ずさりして  ままにいれば  ままな暴虐を加えて行った  ままお歩きになるしか  ままにしておいては  ままうつ向いていると  まま抱えて立ち退いた  ままにならないので  まま踏み止まっていたら  ままじっと立っていた  ままに子や孫を評した  ままとなっていた  まま使っています  ままでいます  ままに時間が過ぎていきました  ままに電話番号を伝えておくと  ままの自分にできる  ままの自分に戻った  ままの自分が書き  ままに育ちはじめていた  まま進めば教師になる  ままの一年が過ぎて  ままで扱い  ままのめり込んでいけば  ままに絞っていった  まま残されました  まま買われていく  ままの人間の存在を先ず肯定的にとらえ  ままに書き連ねていった  まま使っている  まま動くことが出来なかった  ままに下らなかった  まま長羅の顔から美女の顔へ眼を流した  まま倒れた訶和郎の前に坐っていた  ままに抱きかかえた  まま横たわっていた  まま猛然と反耶の方へ迫って来た  まま泣き伏していた  ままその山に埋められた  ままに宮のうえを吹き流れた  ままに長羅の部屋の杉戸の方へ歩いていった  ままにまだ一矢の音をも立ててはいなかった  ままに輝き出した  ままその紅の一点を目がけて  ままにあがった  ままでなお書いていたら  まま抱えて中腰になって  ままに自分の一生をまかせて居る  ままにやってやる  ままを持ってくれない  ままなのがおどろかれた  ままろくに見る  まま動かぬ侯成の背に向って  まま大廟の石段を上がられて行った  まましばし面もあげ得なかった  まま打捨てておいた  まま行われた  ままには捨ておき  ままでありすぎると  まま御返し申します  ままで居る  まま押さえる為に特別にお拵えになったので  ままに我意を通す  ままに書き下す  ままじっと北の空を見つめていた  まま見のがそうとはしなかった  ままではありませんか  まま其の根本に腰をかけた  ままで手足をばたばたと動かしてくるしんでいた  まま立っていると  まま泊ることになって  ままで左右を見た  ままに人間を見る  まま寝込んでしまった  ままにしておいてあった  まま放って来た  まま降りて行った  まま働く手を休めている  まま全くじっと腰掛けていて  まま眺めていた  まま立っていたが  ままにしていた  ままで身を投げかけ  ままに振舞っている  ままの姿で描いた  ままふふんと云った  まま引っ組んで  まま逃げ走ろうとした  ままに書いた  まま走って深みと味が加わったら  ままのペースで坂道を転げ落ちるだろう  ままではちっとも活かせないではないか  ままではマイクロコンピューターのあふれる  ままに残されている  ままにとり出して並べてみる  ままにすくすくと伸びていった  ままな自己的な想像に過ぎない  ままにどこまでも引き摺られる  まま進んだら僕は苦しくって一緒にはいられない  ままで羽織も着ず  ままに任せました  ままで何もいう  ままにして行く  まま激しくシューラを小突いた  ままそろりと箱のふちへずりのぼった  まままだなかなか起き  まま少し顔を赧くして背を欄干につけた  まま泣いていた  ままで女の案内を待っていた  ままであったことを思った  ままに見捨て行っては  ままに見捨てていっては  まま只じっと四辺を見てる  ままに声を掛ける  ままで散乱するもある  まま走って行った  ままなる贅沢を与え  ままになっているので  ままころがしてある  ままの手をうごかして  ままこの国に朽ちてしまって  ままで分らなくな  ままに燃えしめよ  ままの色彩で生々と生育する  ままでつっ立たせる  まま相変らず  ままたがいに譲らず  ままにしておいたら  まま総退  ままに肌を脱いで示した  まま持ってこられよう  ままに決心したり  ままに再縁すべし  ままにさし出し  ままに死にて置かれてありしなり  ままには済まされぬ  まま身構えていた  まま飛び出して来た  まま押しつけて終わなければならない  ままに生涯を捧げる  ままでくると  ままに連綿としていたならば  ままで御座席まで出たとおぼえている  ままのマリーナ・イワーノヴナが茶色のスウェタアに包まれ  ままなど飲まない  まま悲しいことに読めません  ままいそがしく記憶の裡をかき  ままこっそりと肉飯屋へ入った  ままになって  まま黙っていました  ままこのぴりぴりが続いたら  ままの二つの柱時計とを見くらべた  まますぐ山を下ろうか  ままで話をはじめた  まま引っこんでしまう  ままにしています  まま眺めつくした  ままで放置しておいて  ままではすまない  まま死に得たら  ままで年を取っていったら  ままを拭き込まれて  ままどんよりと湛えてる  まま飛出した中年の婦人が黒い塊に飛びついて  ままを詠みたるが  まま取り捨ててある  ままにしていると  ままにならない  まま黙っていたら  ままついに落命していた  ままのお前でいるが  ままでは見られない  まままんじりともしないで  ままではいって行った  ままの姿でそれを終らせる  まま立っていた  まま動こうともしないでいる  ままにして置いてある  ままにさせて置く  ままかえって私に挑みでもする  ままもう少しそっとして置いて呉れたら  ままその娘を帰してしまったが  ままに任せていた  ままの景色でいるに  ままに流れて  まま飛びだして来る  まま血走った眼をキョトキョトと裏木戸のほうへ走らせながら  ままにしてあって  まま買う気になる  ままになっているといったな  ままに放ってはおけまい  ままで釜が淵のほうへぶらぶら何気なさそうに歩いて行きました  まま黙ってそらを見ています  ままご死亡になり  まま捨ておいては  ままの形では通用しなくなった  ままにものを見るからだろうて  ままのあり  ままにしてくれと言ってひっくりかえれば  まま引きとって差しつかえないという  ままにその次の節からまた姿勢を持ちなほして  ままの百姓の手まるで地べたの中からでも掘りだした  ままにまかせた  ままジロジロと顎十郎の顔を眺めていたが  ままで行くか  まま戻ることにしましょう  ままで持って行ける  ままじゃア駕籠を持ちあげる  ままで寝た  ままで寝ているのに  ままに足袋を脱いだ  ままに北に向いてゆくか  ままに南に向いて行くか  ままに動いた  ままにこの演壇に立ちました  ままころがり落ちて  ままの部屋部屋にぼんやりした  ままに捨てて置いたので  ままで自動車に乗って駈けつけて来た  ままで上昇する  ままでは帰らん  まま返すも戒めとならぬ  まま書きすすめた  ままに厳然と残っている  まま泣いてしまった  まましばらく黙っていて  ままに動いてゐた  ままで貪り喰った  まま死んでいた  ままどのような人を馬鹿にした  ままに歩かない  ままのヤエ子がモックリ首をもたげて  ままのフトンが敷き  ままその上へひ  ままに放っておく  ままにまかせようと  ママヨと思えば  ままを聞いてみる  ままぼんやり点っている  まま帰らないといっていましたが  ままで廊下にこごみ  ままなので風邪をひかせてはいけないと  ままで巧妙に出来上った  ままで表へふらりと出て行った  ままで死んでいる  ままガツガツと食べはじめた  ままの現実で示されていない  ままになるほど  ままに彼はそれを携えていた  ままに白く立っていました  ままの兵が跨がって  ままに柔かく黝んでいた  ままに飲んだり食ったりした  まま出てしまうにしろ  まま起きて出て  まま帯しろ裸で裏へ飛び出して行った  ままに袂別をしようとする  ままで相すみませんでございますけれ  まま暫くお待ちしていた  ままでは処置のない存在に過ぎない  ままぽかんと坐っていると  ままに任せた  ままに話す  ままに涼みがてらの  ままその隙間から中を覗いてみました  ままで眠っていた  ままにほっとく  まま出して見せました  ままに睡りに落ちて  ままで終る  まますたすたとその室を出ていった  まましばらく身動きもしませんでした  まま待ち構えて居りますと  ままどうもわからないという  ままうとうとしていますと  ままぶるぶるぶるぶるふるえていましたが  ままで摂取する  ままを呟いて  ままに暮らして来た  ままに硬化しかけていた  ままに廊下をわたって  ままの小夜子と同乗して  まま出さないのもあったが  ままというわけにも行かない  ままで結構じゃありませんか  まま隣りの空地まで捜しに出ていた  まま歩いて行った  まま折り畳まれた  ママはほかへまわる  ままだと確信している  ままでは並び切れぬという  ままに収められてあったとは  ままで夜を明かしてしまおうかとも思った  ままじっとして動かなかった  まま消えてなくなった  ままにたれた  ままに進行して  ままにふるまっていれば  ままの目を静かに三四郎の方に向けた  ままでこの一言を繰り返した  ままの一ページを逆に三四郎の方へ向けた  ままにしておこう  まま同じ方角へ曲がった  まま近寄ってきた  ままに成るとのみ  ままにほうっておけば  ままで仕上げていけば  まま急いで図書館へはいってしまった  ままの上へ袴をはいて  まま走っている  ままで立っていた  まままだ封も切ってなかった  ままちょっと引っこんだかと思うと  ままくれたりもした  ままで僕の手にはいった  まま立ち続ける  ママとだけそっと何気なしのパパのうわさをしていた  まま動こうともしない  まま恐らく年を見送るだろう  ままに捨て置くに若かず  ままもっている  まま何ともいえない  ままに示す  ままの知識人であることに疑いを抱かせ  まま腐木のように地に仆れた  ままに彼女は書いた  ままで地に坐っていた  ままで顔を上げて見た  まま凄じい静かさに包まれていた  ままの自然の中でねころび  ままに保存されている  まま握ってきなこやなんかでまぶした  ままのさしずや命令を与えられなかった  ままに買って貰えぬ  ままに足でしらべてみたりしたが  まま消えない人間の影が実在しているし  ままに実在している  ままそっくり今も姿を伝えているというので  ままでは相手の顔が見えない  ままといって  ままと信ずべき  ままだった世田ヶ谷で小学校の代用教員をやってた  ままの調度があって  ままの女の仕事を男が代ってしてやる  ままの労力のひどい台所仕事をそのまま男もやってやるという  ままの条文を適用される  ままになりましたし  ままにしようという  まま悠々と出てきたが  まま起き上がることもできませんでした  ままの状態で今日まで取り残されてしまった  まましばらくはふらふらしていましたが  ままを唄う  ままの前妻の姿があった  まま動き得ないでいる  ままグングンとその死骸の山の間に進み入った  まま立っている  ままの農業精神を主とし  ままに見て  ままの心で女の女らしさが社会の感情の中に流動していた  ままに行動した  まま考えています  ままの夏期のたわむれ  ままに生活した  ままの女を旅先の気まぐれな玩具にしないでくれ  ままになり  ままの姿で坐っていた  ままにピクピクと動く  まま生き返らなかったらどうなる  ままでは絞首台の縄が近づいてくるばかりで  ままで成長したら  ままで韓山の頭を蹴飛ばしたといいます  ままにこの世に映し出す  ままの身辺事を空しくとりあげては  ままの部屋に関することを附け  まま泣いてゐる  ままに行って  ままでいって  ままにすてておかれた  ままでにくらしいにわとりめとうしろ姿をにらめつけた  まま起きることも出来ない  ままで済んでしまえば  まま再び案内人を伝さんのほうへ押しやりながら  ままの橋寄りの大きな店はある  ままの大きな蒲鉾屋がただ一軒そこに残っていたりなどした  ままの家屋を依然として保持しているという  ままのバラックの連っている  ままの状態において益々搾りつづけよう  ままに少しばかり書いてみる  ままで伝わっている  ままに手ごろな本を読んでいただけの  ままにていかにして  ままに難語を解釈したるまでにて  ままに委していました  ままにキョトンとしていると  ままの長いのを一銭に売りました  ままでゐるからである  ままじっとして  ままで居なくなった  ままを手に取る  ままの素つ裸で地上に立つた  ままに捨てて置かれる  ままに父はすぐに持ち出したが  まま立ちすくんでしまいました  ままなる日本固有の風景に接して  まま浮んでいる  ままに事務室へ這入って行った  ままでは納まり  まま止まるは危険な旨を具申している  ままでは国民の血が流れれば流れるほど  ままで戦争をつづける  ままに金をつかってみたい  ままに一人前の近世的偉容を有った  ままで終っても  ままでぴたぴたと行く  まま湿れて行く  ままで女学生と何かしら問答している  ままに案出してみた  ままのあなたとしてのこっている  まま拡げた胸に斜にかかってる  ままに引寄せて  ままですたすたと歩く  ままを使い  ままに主張する  ままに事実として信ずるには限らず  ままに把握し  ままの淡い日々が続く  ままで居れば  まま堅く閉した  ままがくりと頸を枕に押しつけて  ままに人生を見て来た  ままに遺  まま懸けておく  ままに成れと  ままにて怎かなる  まま残しておいて  ままにすんでしまった  ままで暮れてしまい  ままに二階に上っていってみますと  ままにやわらかく窪みを持った  ままに存続する  ままでこの世を去った  ままに私達はおしむ  まま立って居る  ままに忘れて  ままよいところを買ってよまれ  まま暫くぼんやりしていたが  まま忘れていた  まま見下している  まま固くなって  まま睨み付けている  ままに駆使せられたと云う  ままをつがしめ  ままに肉食の風習を伝えている  ままに極楽へ引き取って下さるという  ままじっと寝ていた  まま戦ことった云う  まま高須聨隊長が倒れとった  ままに幾度も寝返りをする  まま歩いていった  ままにして行ったりする  ままにうっちゃっておく  ままにしていて  ままで彼らはあの横町をよぎった  まま掛けていて  まま少し開かれて  ままに残しておいて上げよう  ままで死ぬであろう  ままの道を行く  ままで自分の寝室まで行こうと  ままに振舞う  ままちょっとうとうとしてさえ  ままに肯定している  ままで死ぬまで  ままに待たしておきて  ままじっと聞いていた  ままにこき使われ  ままにほうってある  ままになっていますが  ままの状態にしておきたいなどという  ままに発達をとめた  ままにしておきたい  ママの部屋へはいりこんで  ママの墓参りに来てくれた  ママの部屋へはいったり  ママが生きていた  ママの生きていた  ママのものにさわらない  ママの部屋へはいって  ママの部屋へはいりたがる  ママの部屋へ入れたがらない  ママの古い日記を隠してあるなんて  ママになる  ままで姿が見えなかった  まま逃げんとす  ままに娘は渡されまい  ままに踏みこたえていた  ままで水のなかに落ちてしまった  ままで飛び込んで  ままを正直に申立てた  ままでまた考えていると  ままに打っちゃっては置かれまい  ままで息が絶えた  ままをしるした  ままにつづく  まま持って帰りました  ままになっているだろう  ママにはもっと書くべき  ママがママの手を動かして  ママに急迫する  ママも年とったら  ママの抒情的世界を描けって  ママの抒情的世界を描きなさいって書いて来てあるでしょう  ままに言って  ままでベッドの中へもぐりこんでしまいました  ままでずかずかと枕元の方へ歩いてゆきました  ままにさせて逆らった  ままでまだ眠っているらしい  ままの吸いがらをいきなり檻の中へ投げ込んだ  ままで吸いがらを地面にこすりつけて  ままお台所の方へ走って行きました  まま働いて行けば  ままに委せて  ままの地金を使って  ままに甍が見えます  ままになっていましたから  ままに日来の宿欝を述すといへども  ままを述べさせて戴きましょう  ままに延びた  ままに消費する  ままの手を捕えて  まま続いていた  ままに良一はあがっていくと  まま飛ぶほどの力はありません  ままに暮していた  ままに私どものいる  ままになっていられた  まま見ていると  ままでお前の背後を通り抜けようとすると  ままに書きはじめている  ままにさせてあると云った  ままこうして私の傍でお前がいらいらしながら暮していたら  ままのお前に見え出した  まま開かれてあった  まま暗い空に交錯してのび出ている  ままで抛っておいて  ままを御参考に供します  ままを叙述する  ままの評価を与えて  ままで絶対評価をもって叙述すると  ままにそっと寝かして置くが  まま黙って許しておけると思うか  ままでそれから先を別々に進行していった  ままグルグル巻きの自縛の縄に悶えて  ままで出かけて来た  まま掛けられてあったり  ままで毛布の上に胡坐を掻いた  まま見交すことが出来た  ままであるような気がするが  ままによみがえって来る  ままで保つ  ままで流れなかった  まま思ったままに出来る  ままの色彩をそのままに現して行く  まま飛び出して手軽な大作を乱造せんとする  ままにそのよきものを眺めて楽しんでいるだけである  ままに生い茂っていたならば  ままに工費を支出し得なかった  ままに工費を支出して  ままの実相あやまたず  ままに受けずに  ままに夏草しげり  まま凝っと戸板の上を見詰めていた  ままの聖母像を取り  まま大きく右旋回した  ままで投げ  ままにさせていますと  ままにまかせました  まま死んで塩からい海のあわになる  ままの脇差を逆手に持って  ままには済まんぞ  ままで申上げますと  ままで立つてゐる  ままで碌に談話も交えなかった  ままで枕元の痰吐きに沢山咯血をしていた  ままに連立って  ままに私はそれを朗読した  ままに暇さえあれば  ままのこされた  ままにおかれざるを得ない  ままで唸った  ままに飯を食わせてもらう  ままに男爵になり  ままに往ってみたさ  ままに言わせておくという  ままに筆をふるっていた  ままの薄あばたのある  ままの相対性理論がどこまで保存されるかという  ままでは将来のことも案じられる  ままに杯をあけながら  ままに致すより  ままで出し  まま黙ってはいない  ままじろじろと観察した  ままいれてしまった  ままの方が野趣があって  まま空しく過ぎ去るに止まっていた  ままに大いなる不動の静寂を宿してゐる  まま坐っている  ママのために云わないでね  ママは結婚したって  ママのためにこのことを云わないでね  まま考えて居る  ままでそう言いました  ままの表現に努力した  ままぴったりとしまっています  まま帰るのも残念だから久々に一夜温泉につかって  ままぼんやり歩き続けて  ままにしておけ  ままの白い帖簿が映った  まま押し流されている  ままに鯨波とともに総立になった  ままでしかも顔を隠し合いながら  ままに顔を蔽わずに  ままふらりと通りぬけて  ままで子供が出来ずに  ままでやたらに子供が殖えていったら  ままぶらぶら歩いてる  まま迷っていると  ままに手を出した  ままにし  まま凭れかかって  ままかしこまっている  ままに奇しい  ままに沈黙してゐる  ままのあさましいその肌を日にさらし  ママという通称の売笑婦があった  ママであるママを否定します  ママが生きなければならないという  ままに任せておきながら  ままにスルリと出  ままに徒らに拡大された  ままで死んでしまった  ままに並べてみても  ままに描けと命ずる  ままで絵の具をつけ始めた  ままの日本を代表する  ままで終ってしまえば  ままに朱し  ままに赤坂山王台なるアパート有明荘に赴き  ままに銀座裏を酔遊なさろうという  まま眠っていた  ままつれない素振で  まま泣き出し  ままに悲しげに開かれ  ままジロジロとそれを眺めていたが  ままに凝り固まっている  ままに立ち上ると  ままに捨て置く  ままに跳梁跋扈しているかに感じられてならぬので  ままに跳梁跋扈している  ままに皺だらけの夜会服を着ている  ままになっているから  ままスラスラと二人の側に寄って来て  ままに跳梁跋扈する  ままに変幻自在に行動をする  ままもう少し走らせて置いて  ままに置かれるとしても  ままで差しつおさえつしながら探り合う  ままのタキシードを着ていられるから  まま消えてしまいたいという  ままで低い口笛のような音を立てはじめた  ままブルブル身体を顫わせながら総監を睨みつけている  ままに嬉戯する  ままではすまないから  ままでジロジロと一同を見下していたが  ままの原稿用紙を二十枚ばかり封筒に入れると  ままの寝息で眠りこけている  まま放っておかれた  ままでころがっている  ままに背を伸ばし  ままな心を失わない  ままに楽み  ままで食べられ  ままつくねんとしていたが  ままに致しておく  ままに出入の若い女優にくれてしまっていたから  まま飛んでつたとうたつた  ままでピンとはねあがつたりする  ままの両眼は何うしても閉ぢることは出来なかつた  ままにやつと咲いて  まま死んでゐるかよ  ままなる草の咲く  ままのてふてふ藪から鍋へ筍いつ  ママをキスして  ままに反映する  ままの面小手をつけ袋竹刀で試合する  ままの道場も現存し  まますてて置かれていたので  まま考へてゐる  まま凝と雲のなかにゐる  まま同じ景色のなかにゐた  ままになったろう  ままにされた  ままに結んだ  ままにもさせず振舞うので  ままに吐いたが  ままに差上げる  ままに読み  ままに有るのみな  ままで寝ると  ままで出は出たが  ままに見え  ままの言葉が在りの  ママが出て来はしまいかと案じる  ままに任免する  まま待っていた  まま放り出されていた  ままぐるぐると廻った  ままに身を任せた  ままで忘れられてしまっていた  ままの関係を続けてゆこうという  ままでペンを擱こう  まま話していた  ままだらりだらりと書いて行く  ままついている  ままでうなずきました  ままの新しさをもって  ままじぶんはこちらに長ながとねころんで  ままかがまって  ままに繁っている  ままにある  ままでもう何年そうやってうっちゃらかされているだろう  ままで何年かを経た  まま放りこんである  ままぐったりのびてしまった  ままではやがて切羽つまる  まま死んでいる  ままに素直について往った  まま黙っていたが  まま重ねられてあったりした  ままで立消えになったり  まましっかとその手をにぎった  ままぐずぐずしていれば  まま放っておいては  まますてておけば  ままの杉の葉をいぶして  ままに食って  ままの事実がそのままにあった  ままなのが堪らなく  ままの母を見ると  まま怒っている  まますわってしまう  ままの鼠のやうな生活を續けてゐた  ままの石膏のヴイナスが出  ままで駈け出した  ままで蚊帳から抜け出した  ままなものは花卉盆栽を並べた  ままで十分以上も動かないでいた  ままでヒョコヒョコと出かけた  ままぽつねんと坐っていた  まま帰って来ない  ままで収まり  まま死ぬのじゃないかと思った  まま突っ立って  ままで棚に上ろうとすると  ままに取扱いたいと考えた  ままぶらぶらと鶯横町に来る  ままにて地下に葬らるる  ままに望を遂げたりともそは  ままに行動しつつある  ままちっとも動かれぬ  ままで音もなく眠って居た  ままで隣家に行かれた  ままに語ろう  ままのように見える  ままに干上がって  ままで可愛い首を動かして  ままの空想を臆面もなく書付けて見ただけである  まま湿っぽく四折に畳んであった  ままのお気もちでいらっしゃる  ままになつてゐる  ままもはや一歩も先きへ進まうとしない  ままで立尽くゐた  まま考えていた  ままで残っていたりした  ままに一同の中に加わった  ままにして置く  ままでゐた  まま抛って置く  ままに与えたまでは  ままにするが  ままを電話で一応本署のほうへ報告しておいて  ままにならなければなりませんでした  まま揺られて行った  ままその電報をひらいて読むと  ままの膝で店へあがって  ままで河野さんと光子との間が終る  ままでは済ませないと思っていましたが  ままお歸りになる  ママをふんづけてしまふ  まますたすた敷台から教場の中へ這入って来た  ままにさせて放っておいた  ままにガヤガヤとはじまってしまって  ままの状態でいるとしますと  ままにおさえつけ  ままの事をいってくれよ  ままで行ったら  ままでズーッと行くと  ままで蕎麦を味わうという  まま置いてある  ままに残して  ままにまかした  ままに与えられた  ままにさしておいて  ままに自分をまかせた  ままの姿勢をした  まま捨てておかれた  ママはあたしに字を読ませるの  ままのことを話しあっていた  まま動こうとはしなかった  ままにすべての部下を威嚇した  ままを伝えようとしていた  ままのものが最古の形だなどと速断したがらぬ  まま高い空に飛んで行った  まま焼けずにゐた  ままで堅くなって死んでおる  ままでは済むまいな  ままによく見ると  ままでゐられたら  ままにして置けば  まま並べて居たが  ままでにらみ合った  まま黙っては死ねぬと思った  ままに進まぬながら  ままにみじめな生活をさせられて  ままで落ちた  ままお喜びをのべ  ままにころがって居ると思って居る  ままでは堪らないと感じた  ままにおとなしく北方へなびかせている  まま微笑んでかるく頭をさげた  ままで六畳間のほうを頸かしげて覗くと  ままで素早く着込んだ  ままてのひ  まま青い切符を渡した  ままあわてたように追いかけて来て  ままで荒っぽく二人を不思議そうに女中は見比べる  ままに増長さして  ままの女であらせようとする  ままかもしれない  まま小さい袖でその涙をぬぐい始めた  ままこびりついている  ままに自分の年を五つも上にしたり  ままでお通しになる  ままで薄笑いをもらしながら  まま引きさがって見ている  ままの美しい好意と欲念との命ずる  ままでうつむいて  まましゃんと胸をそらして  まま黙ってすわり続けていた  ままにかけてあった  まま軽くうなずいた  ままうなずいてその大きな名刺を手に受けた  ままの口ごもりのする  ままで前の鏡に自分の顔を近づけて見た  まま投げ捨てて置いた  ままに灰色はしているが  ままでスープをすすっていた  まま重い呼吸をしながら  ままな侮辱を加えられると  ままで取り散らした  ままに身を斜めにして  ままにそのあとに続こうとして驚いた  まま引き返して来た  ままにからまりあって  ままで指さしはしない  まま見ている  ままに任せて置いて  ままのひとみを蔽って行った  ままに機敏にそれを送り迎えようと身構えた  ままこういった  ままで出て行く  まま黙って答えないでいた  ままにそこにあった  ままを事務長にいってやる  ままに勝手な字を書いたり  ままはいって行った  ままこの船でお帰りなさるが  ままになっているかを見せつけようとする  ままに包まず  ままあやつってまた元の鞘に納めて見せよう  ままに任せて置いた  まましばらく思案に暮れていたが  まま深々と嘆息した  ままで何かよほどせわしそうに見えた  まままじまじと木村の顔を見やりながら聞いていたが  ままだった生活からいきなり不自由な浮世のどん底にほうり出されながら  ままでしばらく葉子を見やっていたが  ままで流れずにいる  ままでほっと深いため息をついた  まま持って帰ったらと思っている  ままでふと木村を思いやった  ままにしみ込む  まま代って勤める  ままの処が残っている  ままに色々と試みては行き詰まり  ままに相似ていて  まま動かなくなっていた  ままにして置きますから  ままゆっくりと戸口の方へ歩いていった  ままに窓枠のところに載っている  まま出て居られる  まま這入ることが出来た  ままで床の間に飾って置いた  ままに棄ておく  まま持ち帰ったのかも知れません  まま擦って前に出し  ままよとばかり濡れ鼠のようになって歩きつづける  ままのひ  ままに行乞しつづけた  まま青く茹で上げ  ままお叩頭した  ままのシャンデリヤの灯影をサフラン色に透き返させ  ままに染め上げられて仕舞い  ままにそこにぼんやりして居った  ままに早々に飯をすまして  ままで寝ていた  ままお暇願います  ママの顔をおもひ出す  ままをうけいれろ  ままに変わらない  まま置かれてあったので  ままで置くに  ままじっと眺めた  ままにして帰る  まま飛んで往った  ままに買いとる  ままに看板だけで通している  ままに味われる  ままに咬え楊枝で朝風呂に出かけ  ままをあらわし  ままに申しあげて  ままに帰られじとならば  まま帰って来た  ままに置かれている  ままに在った  ままでいたならば  ままの隣家の庭がそこから見下せた  ままの瞼をひくひくと微動させた  まま凍り付いてしまい  まま死んでしまうが  ままに殺された  まま殺して復讐になるでしょうか  ままに楽しんでゐた  ままにのびただけでは  ままでいるだけでした  まま下がっていました  ままを生海苔で食べるという  ままで家へ戻ってみると  ままにしてはいられないと云って  ままにしていては済まぬと云う  ままこう云った  ままの着物を着て  ままぶらりと下がった  ままにしてある  ままで往く  まましばらくの間並んで歩いて行った  まま出て来る  ままで受け取る  ままに振舞いさえすれば  ままになれと  ままじっと動かずにいた  ままでちらばって居る  ままの家を持って居て  まま啜り泣きをはじめた  ままにはしておきませんでした  まま放っておこうとすれば  ままでは済むまいと思い  まますこし身体を下の方に動かせば  ままにはして置けぬと思ったので  ままその方に耳を傾ける  ままに老僧の真似をして  ままで暫く黙って居たが  まま眠って居るらしい  ままで終らなければならなかつた  まま破いてし  まま流れてくるが  ままの姿で深い感銘を与えている  ままに流されて行き  ままの唇へ紅を塗りながら  ままに二階へ上って行った  まま帰ってしまえば  まま使うという奇妙な計画を樹てていた  ままにキチンと計算ができながら  ままに田園の露天温泉に浴する  まま黙つてし  まま死んだものの様に動かなかつた  まま薄眼を開いてゐた  ままに追い立てられた  ままの奔出を防ぎかける  ままでやめられてしまった  ままあるいは拗  まま繰返され  ままはいる  ままを出している  ままを客觀描寫風に太くたくましく押し進むといふ  ままのこの思ひを書いておくるに  ままにて終りし  まま取除けられてしまったので  ままならぬかな四とせまへ鼓うつ手にそそがせし  ままにもえしめよ  まま持って夫に勧めた  ままに腐りたる  ままに任せながら  ままでゐて  ままにきた  ままですすけていた  ままに寄り添う  ままに重い縮緬の羽織を脱ぎ捨てて  ままでしばらく考えていたが  まましばらく二人を見くらべていたが  まま細かく震えていた  ままにしておったが  ままでややしばらくの時が過ぎた  ままをいってやります  ままに親しみを込めて  ままで突然六畳の間にはいって来た  まま少し伏し目になってひかえていた  ままにその注意に従おうとした  ままで古藤を玄関まで送り出した  ままにさせた  まま打たせながら  ままで黙って  ままの倉地に葉子は吸いつけられる  ままでさめざめと泣き出した  ままさしずがましい  ままに引き裂いてしまった  ままで永遠は過ぎよ  ままで眠りのような死の淵に陥れよ  ままにその日倉地の下宿から届けて来た  ままをかわいらしく語って聞かせたり  ままきっぱりと矢継ぎ早にいい放った  ままの営みをしていた  ままで目を開くと  ままで尋ねてみた  まますわっていた  まま両腕からすらりとたれる  ままの取り乱し  ままに伸ばした  ままに振る舞った  ままで日がたつに従って  ままおろおろしていた  ままでできようが  ままな男性の力はいかな  まましばらくながめていたが  まま飛び上がらんばかりに突っ立ったが  まま続いたらまた例の発作で倉地に愛想を尽かさせる  ままの隣の部屋に愛子たちがいる  ままで通り魔にでも魅いられて死んでいる  まま突っ立っていた  まま黙ってうなずいた  ままおいおいと泣いていた  ままでうとうとと居睡りしながら過ごして来た  ままでいては  まま残っている  ままに火のような一心を倉地の身の上に集めた  ままでいつまでも輪郭を見せない  ままの振る舞いをした  ママのマの字もおっしゃらなかった  ままを少し述べて見よう  ままで打ち留め  まま逃げ出してしまった  ままでなくなってきた  ままいきなり上に飛び上って  ままに任した  ままで素直に肯定したい  ままの鉱泉が淀んでいた  ままの刺激を見つけた  ままな裸体を投げ出している  まま逃げてしまい  ままで俺と何時までも旨い酒を飲もう  ままの姿勢でいつまでも炉の火を見つめている  まま朽ちかかっている  まま涸れた薔薇をぼんやり見ていると  ままに立って居ました  ままで終ったならば  ママはいけないという  まま包みこまれてしまう  ままのすがたで現れだした  ままを無秩序に書き並べるに過ぎない  ままで現れた  ままにドストイェフスキイの例を引こう  まま喘いでいた  まま別れるつておつしやる  まま死んでしまふの  ままで起きないので  まま消え入ってしまえば  ままで清潔なお洗濯が出来る  ままに今まで何やら下手な小説を書き続けなければならない  ままじっと見つめて立っていた  まま上って来なぞすると  ままに筆を進めた  まま歩き出した  ままに床を延べた  ままに買ってくれた  まま永く東京の地を踏まなかった  ままでしまいには胡坐さえ掻いた  ままに買ってくれる  まままた書斎へ入った  ままで暮した  まま黙ってすぐ書斎へ入った  ままで互に手を出し合った  ままにして放って置いたら  ままでまた細君の枕元に坐った  ままになって居たが  ままで日向に浴した  ままになって引き下がる  ままに放置されていた  ままで私の寝台の傍に立っていた  ままに話が出来る  まま残されてゐたといふ  ままの関係でいたんじゃ  まま軽く茶碗のふちへ当てて  ままあるのを見て  ままに発揮した  ままに荒され  ままに直ちに芸術的価値を定める  ままにその車を道ばたに棄てて  ままに侮辱して駈け去りぬ  ままに車を下れば  ままに進み寄りぬ  ままにならぬが  ままに撒き散らせり  ままにこの鉄拐を振り舞わして  まま投げるように出した  ままその力をゆるめず  ままの生活をつづけていて  まま困ったように立っている  まま軽く首を傾け  まましゃべっている  ままに行動して  ままの両手を強く強く振り動かした  まま通り過ぎようとした  ままの髪の先を指に巻きつけながら  ままに外套の襟を開いて  まま寝ている  ままの建築で遺っている  ままお暇すると云った  まま見ていたが  ままにかえす  ままでいなかった  まま下っていた  ままではできなくなった  まま行ったってかまわない  まま訊きかえした  ままの服装で彼が靴をはく後に立って見送りつつ  ままの自分をみた  ままに随った  ままに歩み出す  ままの一般的抽象にいつまでも止まる  ままの一般的抽象性をそのまま発展させる  ままにしておくが  ままに時代を征服した  まま行ってしまった  まま置きっ放しになっていたわ  ままに營營と書いた  ままにグングン筆を走らせた  ままで公園から出ていった  ままにしました  ままにさせて置いて  ままのこして  ままにさらけ出してしまいましょう  ままのこっている  ままになっていたので  まま消えてもしまいたい  まま貧しい母親の手をひっぱっていた  ままの汚点がついていました  まま書くことを全く忘れている  ままに書いてしまった  ままで続く  ままに自己批判せざるを得ない  まま逃げこんで  ままお別れすれば  ままサッと胸のポケットに手をさしいれて引きぬいて  まま再び姿を見せなかった  ままだの良くても掘  ままいずこともなく逃げてしまった  ままの裸体を舞台へそのまま上げたって  まま近寄ってきました  ままの肉やロースにした  ままの洋服に籐のステッキ一本と云う  ままで亡くなっている  ままの老婆が大きな眼鏡を見せていた  ままでは今日の資本主義社会の行き詰りと  ままで火の中に入れてくださる  ままに握手をして  ママがあった  ママは死んだ  ママが出来たら  ママになってもらったら  ママにするさ  ママとはちがうよ  ままにくり  ままであらわれる  ままにひろげるには  ままな空想をややもすれば独占しようとする  ままふらふらと起き上った  ままにまかせておく  ままの波を岸に寄せているらしかった  まま食う者があるが  ままに世論を作り出す  まま捨てて行く  ままの米をすてて逃げた  ままで遣り切る  まま吹く風に誘われて行く  ままに発展し得る  ままの金包を取り出して  まま黙って突立っていた  まま受け取ろうともしなかった  まま恭しく帽子を脱った  まま呼びかけている  ままでいるのに  ままに無雑作に抱え出して  まままだ掃除しないと見えて  ままの窓の方を睨んでいる  ままに乱文の程お許し下さいませ  まま立ち去る事が出来ましょう  まま睡っておりました  ままに各人種の情婦を持っておるのみならず  まま近付いて来たが  まま立ち止まって二三秒の間じっと考えているらしかったが  まま何気なくその包みを受取った  まま恨めしそうに振り返った  まま一気に東宮離宮横の坂を飛び上った  ままの剥げ  まま暴れ出すように仕組んでおられましたので  まま続いてバルコンに登り  ままピッタリと動かなくなった  ままの咽喉がひくりひくりと動き出し  まま長くなっている  まま撫で付けにしてあったが  まま思いきった御処置を志村さんにお願いする  ままの顔で微笑した  ままがっくりとうなだれた  ままにて床を張らず  ままをここに録するのみ  ままの人形になってみせなければ生きられない  ままかろうじて胸へ呼吸を送っていた  ままにさせておくと  ままほとんど手当をする  ままに放置すれば  ままにすててある  ままに山をめぐる  ままで下の口から出てまいった  まま放りあげられ  ままではいられない  まま一気に太平洋を乗切って  ままでサラド畑の中へ投げ出された  まま休んでいると  ままずんずん行ってしまう  ままのめのめとあの人物の招待に応じていたら  まましばし額をおさえていた  ままに使用したじゃないか  まま帰って了ったが  ままで無暗に振りまわしながら  ままで身動きもしなかった  ままで竦んでいた  ままで再び顔をあげなかった  ままに歩かせては  まま出て見ると  まましばらくは立てなかつた  まま進むことで二度と起てない  ままと思ひ諦めてゐるのであらう  ままに沈んでいる  ままには捨てて置かれない  ままで縁に腰をおろそうともしなかった  ままで肩をゆすって泣いていた  ままでこの雷に撃たれて死んだら  まま亡ぼしてしまっては  ままで済もうとは思われなかった  ままでじっと見入っている  ままで休憩しました  ままじっとしていました  ままに任したという  ままで帰っていかれる  ままで泣出しました  ままで永く後に遺るという  まま引きかえそうかと考えている  まま連れ戻ろうとす  ままで置かれてあった  まま黙り込んでいた  ままで性格が固定し切っているかと思えば  ままを残していた  ままピタリと止まり  ままの姿を見せていた  ままでそれに薄縁が処まばらに敷いてあった  ままで筆を執って  ままの画を描かして渡した  ままに走った  ままでは夜叉に追っつかれるので  ままの文化部落を作らせよう  まま立ち竦んでいた  まま起き上って  ままに握った  まま来ていた  まま思ったままを直ぐ歌にして  ままでいて呉れ  ままの話相手になって貰いたい  ままと聞いたが  ままに映してゐる  まま其の慘めな姿を眺めてゐた  ままぶらぶら歩くに限る  まま歩いてゐた  ままですこしも変った  ままに任していた  ままでいけば  ままにしたがい  ままでブランクなどがかなりあるからだ  ままにあはれるなり  ままならぬためしがある  まま消えなくなった  ママも嘘おっしゃったの  ママはおうちに居ないの  ままに急にかなしくなって  ままにうすらさむい夕刻まで気づかずにいた  ままにかえって強くなった  ままに通して来た  ままで行動した  ままぼんやり考える  ままで遺書だけ取り除いてあった  ままに歩き回り見て回る  ままに生き  ままじっと考えこみました  ママの膝にもたれて  ママは是非今日発たうと  まま捕まるのも能がないと思って  ままでやがて世を去った  ままに古びて  ままむしゃむしゃと食べて歩いていた  ままに歩いた  ままに現し  ままで席を立つて  ままになつてゐるので  ままのイリリヤの立姿がくろぐろと浮び  ままに放つて置かなけりやならん  ままで脇へおろして  ママと呼んだ  ままの状態で引っ越しをしたら  まま引き継いでくれる  ままに残し  ままでいるが  ままでとおした  ままにコントロールする  ままに彼女も彼を抱いた  ままに保った  ままでもちろん子供はいない  ままに引き継いでくれる  まま続けていく  ままぽんと投げ出して  ままに筆を走らせる  ままに満ち足って  ままの枝振に  まま考えてみた  まま運ばれていた  ままの道芝を行く  ままでと彼の僧が言う  ままに二時いたら  まま考へてみた  まま運ばれてゐた  ままの姿で口をあけ投げ出されているだけにとどまった  ままに博士の室を出ると  まま生かして帰す  ままながめていた  まま冷えている  ままの眼をしている  ままその額を壁に押しつけて  ままにならないであろうと考えられる  ままをしるしてみた  ままで聞いた  ままで母の枕頭に遊んでいた  ままに発揮する  まま寝かしておきましょう  ままで女軍の傍をからくも通り抜ける  ままにならぬは  ままに札を掴んで  ままにびちゃびちゃと歩いていた  ままで横に倒れた  ままで雨に晒されている  ままを何でもまっすぐに書く  ままで凍え死んでいた  ままに運ばれて行くばかりで  ままで光っている  ままで行く  ままに到頭発病せられた  ままでよろこんだり  ままに譯するが  ままの事として否定している  ままの性格を持ちつづけて行った  ままに擬らえ候え  ままにそこにあり  ままでなくなつてゐるせゐであらう  ままに溜つてゐた  ままの俳優の姿というものは非常に歪められた  ままの姿を完全に伝えている  ままに舞台の上で表現してくれる  ままでいれば  ままにして寝たが  まま悠然と流されているではないか  ままで冷びえした赭土を踏んで  ままにと彼は思った  ままでは部屋の内に充満するに  ママのおつきあいをして  ママがたずねた  ママが姿勢を崩さずに  ママがいった  ママのいう  ママなんかの知らない  ママはなにもいわずにだまって  ママの日常はつかまえ  ママは庭へ顔を向けた  ママもあたしもとうとうまんじりともしなかった  ママもただの一日も人間らしい寝  ママが居間の長椅子で泰然とご読書をしていられた  ママにいった  ママが防空壕へ入ったら  ママに一枚やって  ママにこんなことをいっている  ママの話だとパパは二・二六事件に腹をたて  ママなどは覚悟していたらしかった  ママが起しにきた  ママがしずかな声でいった  ママはぐっすり眠っている  ママは先に発ち  ママのお腹をポンポン蹴っとばすので  ママがあたしのほうを見ながらいった  ママがむずかしい顔でいった  ママがまたいった  ママが立って行ったが  ママはうなずいただけで  ママにたずねた  ママは満寿子さんを誤解し  ママまでがへんにクラブへ行かせたがらない  ママの小さな大理石の墓があって  ママが食堂の脇間で終戦連絡事務局の田川さんと話していた  ママがあたしのほうへふりかえっていった  ママがあたしの顔を見ながらいった  ママが同情深くいった  ママを相手にして  ママのところへ行った  ママはなにかいいかけたが  ママが広縁からいった  ママがなんともいえない  ママにやっつけられている  ママはなにも聞かなかった  ママが立っていって  ママが肩をもつ  ママはまだ満寿子さんを誤解している  ママは品のいいモオニングを着た  ママは急にいそがしくなった  ママはかんがえこんだ  ママがほんとうに怒りだす  ママは出ますから  ママは大いそぎで  ママの居間へ行ってみると  ママは隠している  ママが顔をしかめた  ママがいきなり大きな声をだした  ママがこんなにひどく怒った  ママにいいなさい  ママなどもむかしは誤解していた  ママとあたしとお君の名を書き  ママがぼんやりした  ママがなだめる  ママが落着いた  ママが葡萄酒をついだ  ママの顔を見てから  ママのほうへむいていった  ママがあたしにいった  ママのほうがうまいにきまってる  ママのほうをみると  ママが笑いながら  ママが上手にマズルカを踊りだした  ママが居間で待っていた  ママのモンタントはいかめしすぎて  ママはよほど前からこんなものがきらいになっている  ママもなにか避けられない  ママがむずかしい声をだした  ママがあたしの腕にさわった  ママやT刀自やママ薯などと話していらした  ママのほうへむいておっしゃった  ママは困った  ママは交通権だのお別れのパァティだのとごまかしていたが  ママがさっきからさがしていらしたわ  ママがみなさんといっしょに帰る  ママが呆れた  ママがパパと眼を見あわせながらいった  ママの肩ごしにのぞいてみると  ママが悠然といった  ママが湿っぽい声でいった  ママが立って行った  ママがあたしのそばへやってきた  ママに見てもらいに行くと  ママが生理の心配をした  ママも亡くなられた  ママはあとでわかって  ママでも二人の正体は見ぬけ  ママのところへ電話をかけておいて  ママにそういっておこうと思って  ママが出てきた  ママは伺っていませんでしたよ  ママのほうはすんだが  ママに慰霊祭の真相をうちあけたら  ママがゾッとした  ママに見てもらいに行ったが  ママがれいの賢夫人の声でなにかいっている  ママは邪魔だからあたしと二人っきりで話したいなんていいきる  ママが呼びにくる  ママはやって来ない  ママにノサれてしまった  ママは猛烈に怒りだす  ママがようやくものをいいだした  ママがゆったりとした  ママや先任参謀を青蛙だなどといっている  ママがこたえた  ママがきっぱりした  ママの声が急に低くなった  ママはあたしの受売りをやっているらしい  ママがへどもどしながら  ままで散会した  ままぶつぶついった  まましんねりとおっ立っていく  ままでいった  ままの恰好で焼け死んでいられた  ままで話をしたり  まま駆けておりて  ままで置きざりを食う  ままでやっつける  ままの恰好で夜卓の上に載っている  まま追駈けて行って返した  まま引込んでしまう  ままでものをいう  ままの姿で横たわる  ままで行って  ままに振り動かしている  ままではすまされませんし  ままに包まず話してくれました  ままであったら自分で始末がつきましたけれども  まますぐ腐っていく  ままの貨幣を掴みだした  ままで殺す  ままで申しあげます  ままにならないらしい  ままじっと俯ッ伏していた  ままに身を寄せた  まま朽ちているし  ままに答案を書けまいと  ママに御用があるなら  ママにそんな話をする  ママに話せるわね  ママも聞かなかった  ママの考えていらっしゃる  ママがきっといいようにしてあげますから  ママを撲って  ままでそれを読み出した  ままにして置きたい  ママにでもなるという  ままお雪に尋ねてみた  ままで棺に納まりましょう  ままで復た叔父の側へ来た  ままで未だ咲いていた  まま掛っている  まま放って置けない  ままの肌衣と靴下をはぎとりにかかった  ままにして置いてください  ままにしておいてください  ままに於て定義を下すなら  ままに探偵小説をもその中に含め  ままに定義して  ままに発揮されて  ままでも大衆物はなお永続性をもっているに  ままで甲板へ飛び出して来たが  ママが生きている  ママが病気になって寝込んでしまったという  ママのねがいだった  ママのねがいにかけて  まま片づけるのも芸のねえ話だかんナ  ままゆらゆらと不気味にゆれていた  ままだまってボクさんを連れてゆく  ママは女中やを置く  ママを向うへ連れてゆきますから  ママがそういいました  ママと仲なおりをしにゆくと  まま忘れていたが  ままのようすで  ままのようすでそこに住んでいる  ままひき返す  ままに出来た  まま退がって行った  ままにはしておけまい  まま行ったと思うと  ままで林町に来た  ままに切り取り来って  ままなる願ひに  まま抛っといたら  ままで保存する  まま忘れていった  ままおおきく肯くと  ままに二枚の紙にうつし出された  まま飛び出してきた  まま見送っていた  まま残されていたが  ままの臙脂が点いていた  まま黙っていると  ままで行きや  ままどうしても動けない  ままにやりと笑う  ままの道を辿り  ままの館の前に立った  ままで庭へ下り  まま大音を上げた  ままこの村にいた  ままにわたしたちはす  ままじっとわたしを見ていた  まま捨てられた  ままに任せるという  ままかれの前につっ立った  まま聴いていました  ままを記したるのみ  ままで畳の上へ上っていった  ままであろうかも知れない  まま悠々と立ち去ったという  ままねている  ままの而も綺麗なよそ行きな部面だけを照し合わせていき合って行かなければならない  ままぬくのを試している  ままに昨日雲仙を出て  ままお別れ  ままのからだにはしておけなかったに  ままに残っていましたが  まま一先ず山を下る  まま猛然と駈けだした  まま起つのも忘れている  ままでも絵図をさす  ままに寛ぎを示して  まましばし声をのんで  まま見送っていたが  ままにもいたし  ままに済まされましょう  まま忘れてしまった  ままで座敷へ飛込みかねない  ままを台所でやる  ままに流れて行くかも知れない  ままでいましたが  まま何故腐敗しない  まままた日本へ歸るといふ人が七名も乘つてゐた  ままに従わなければならなかった  ままでは受用していず  ままかれはとぼとぼとわたしたちに追い着いて来た  ままの方角へわたしは向かって行く  ままいなければならないと言った  ままに答えた  ままに西に東にただよって  ままに制度が続くなら  ママヨとふてくされて齧りつくと  ままに揺動いて  ままに捨てて置かれるという  ままにやにやしているばかりだった  ままずるずるとこの空虚で役にも立たない  ママを愛して  ママを悲しい目に逢わせはしない  ママの傍に坐っていらっしゃる  ママのお願いにわたくしも加勢をいたします  まま大きく両方の掌をうちあわせて  まま立て掛けてありました  ままそっとしておいて下さい  ままではいけない  ままで云った  まま溜っていたし  ままに来合わせました  まま赤くなり  ままの半三郎の眼から又も涙がハラハラと落ちた  ままにして置いた  ままばったりと倒れた  ままでなくてはなりますまい  まま見逃すことはできない  ままに何時しかうとうととすると  ままに味わってみたい  まま飛んでいた  ままそっくり取上げるち  まま歩きはじめました  ままごろりと寝こんでしまった  まま帰るのはどうしても嫌だと申しました  まま轢かれてしまいたいと思った  まま帰れないと私は云いました  ままにまかせて  まま坐って死んでゆきたいと  ままの顔して出て来られて  ままになりながら  ままの母であることを信じていられたから  ままの吾輩を中心にして  まま漕ぎ戻して  ままの母であることを信じて居られたから  ままの自然を描け  ままで使用されてる  ままで発展したら  まま追払われる  ままに滞在した  ままに二人の適当な俳優を雇ってくれました  まま仰向きになつて血溜りの中に倒れてゐた  ままをその耳元に囁いた  ままの熱情をむきだしにして  ままで冷淡な眼つきで見おろしていたが  ままよと切りだしてみると  ままで流してしまった  ままに賞与などは使いはたし  ままに葬った  ままに終っております  ままになお蘆荻の茂っている  ままでややしばらくの間忍藻は全く無言に支配されていたが  まま尋ねに飛び出す  ままに承諾の返事をして置きました  ままで又話しかけました  ままで残り  ままに床のなかに横わっている  ままに生きている  ままで押し上がった  まま出ち  ままに任せて  ままに任せてゐた  ままほうっておけば  まままっくらな海中にひきずりこまれて  まますーと立ち上った  ままに倍率をあげる  ままみるみるかたむいた  ままひきかえすわけにもいかない  ままにお進み下さい  ままに直立している  ままの鋏の刃はさわって見ると  まま離れなくなってしまった  ママがこんなものを結えつけた  ママが勘弁してやるって言ったら  ままにしておけば  ままに我々の生き方を生き  まま済んでしまう  まま焼けてしまう  ままにゆさぶられている  ままに生きれば  ままでどうやらやって行けるから  ままに堀田原へ全部移転した  ままで茶舟に搭せられ  ままの御姿にしてしまいました  まま打っちゃって置いては  ままにはならない  ままにどうともなろうという  ままで済ましてしまう  ままにて里へ帰され  ままで悠々としている  ままのこされている  まま死んでしまつた  ままで置けば  ままで雨被いを冠っておりました  ままで出てゆくと  ままに馬上に跨がります  まま添うていたら  ままに駕籠舁風情の命を取る  ままに聞き書きして行った  ままで来襲があったら  ままに放棄するという  ままに残り  ままで言う  ままでお辞儀をする  ままで蜘蛛の巣に包まれてござるほどの  ママで抑へつけた  ままの草鞋をはく  ままでかへる  ままで青眼にとった  ままに行ってみたら  ままに任せておいて  ままで紅をさした  ままで辛抱してくれ  まま残しておいてもらって  ままに慰めてやりたいという  ままになって居りまして  ままついに頭をあげなかった  ままこの山の中に埋めておくは  まま立っています  ままで一目散に逃げてしまった  ままで金蔵はここに立っている  ままぐんぐん登りつめて  ままをあらまし答えて行った  ままにこじ開けた  ままでは濟まされない  ままに滅ぼす  ままに何ほどか妹の肉を食わない  ままお酒を飲んで寝ている  ままで無事に済んで下さればなあ  ままお見のがしを願いまする  ままで発表する  ままに任せて敗けない  ままに風が吹いて来て  ままその冷むるを待てり  ままにしておきながら  ままに委しおけば  ままで売られているので  ままに残っている  ままの形で残っているだけの  ままに高く低く鼓動した  ままに描いてみようと思う  ままにしたかについては  ままで取り残されている  ままで死んでゆける  ままもつとこのあたりをぶらぶらしてゐたら  まま走り下りた  ままの十八の少女の姿をした  ままを天性の才能で唄っている  ままでは手がつけられねえ  ままで立っています  ママにかくれて  ままに風と来り  ままに筆を動かせば  ままずつとこの温泉宿に泊つて居たい  まま答えようとはしなかった  ままで隅のほうにそーっと腰を下ろした  ままに伐り残されていて  ままに引き剥ぐべく  ままに終わってしまう  ままに続きだすと  ままかけてある  ままで起きて  ままで部屋の中に雪崩れ込んだ  ままで露台へ上がっていった  まま帰ってきた  ままに動いて  ままで露台の上を飛び回った  ままでひと息に飲んだ  ままで彼の芸術にふれてゆく  ままの世でいる  まま控えてしまった  ままお引留め申した  ままには運ばれて行かない  まま離したくもない気もちがどこかで切々としていた  ままにもしておけまい  まま照り映えている  ままにして死なせて下さい  ままで引込む  まま持って行って  ままをお目にかけてお願い致してみましょうでございます  ままじゃ引込めねえ  ままそっくりお連れ申して  ままで亡くなっておられたという  まま深い眠りに落ちてしまっては  ままにしておいて下さい  ままとおっしゃって  ままで彼等の部屋の中へ入ってしまいました  ままにしてから  ままに草鞋を取って  ままにはすて置けぬ  ままで歩調正しく歩いて来る  ままで静止して  ままに引かれて  ままに立ち上がって  ままで行こう  ままで歩きつづけた  ままで迷わしていたが  まままたつづいた  ままそのあとにつきました  ままだまってしまいます  まま身じろぎもしませんでした  まま淋しい深い森の中にまよっている  まま深い夢に誘われてしまいました  ままになって居ると  ままにまかせて居ます  まま思い思いに彼方此方を向いて居る  ままにされると云う  ままに置くは  ままじゃあ済まされねえ  ままのシュミーズ一つで飛びだして行くと  ままじゃ済まねえから  ままにします  ままに執着し  まま置かれてある  ままで放って置けば  ままで話を進める  ままの姿で正視する  ままに捨て置いて  ままでオボコ娘に恋をしたら  まま捨てて置けば  ままに事実をまげている  まま搾られと  ままのものではありえない  ままであることもあります  ままお免しなすって下さいまし  ままを襲用して  ままで暫く渓流に臨んで  ままでゴロリとそこに転がっている  ままに残しておいて  ままであちらへ行ってしまいました  ままで次へ渡してしまいました  ままに受取られて  ままに打ち捨てられていたのに  ままに光る  ままで蓄積されていた  ままに立てかけて  ままの夜具が乱れ重なって  まま振向いた  まま離れ座敷を出ると  まま泣き沈んでいた  まま出ていった  ままあの覆面を許しておくという  まま逃げてゆく  ままの生活をつづけていられるという  ままになって取りかたづけもしてない  ままで見せなかったが  ままに任かせていましたが  ままに誓約してしまった  ままでは発狂するか  ままでいましょうぞ  ままの我慢のお哀しそうな迸りが  ままの顔を上げた  ままで行きたい  ままで言いつづけた  ままで待っていた  ままに任されている  ままで治まろう  ままに引かれて走  ままにふるまっている  ままに下河原の旅館の方にいって  ままの真新しい名札が出ていたが  ままに済ます  ままではいっても  ままの全速力で白浪をたてて走った  ままノコノコ戻ってくる  まま帰って来ないという  ままで放って置かれてありました  ままに人を斬らねば  ままで槍を構えた  まま立っているばかりであります  ままこう言いました  ままでおりました  ままでその蘭書をながめていました  ままで逃げ  まま太い声で云った  ままの草葺小屋も雑居していた  ままに放りだされた  ままでも船の姿は見えなくなる  まま引きさがられませぬ  ままにして置くが  ままの現状をどこまで維持しても  ままに消える  ままにいよいよ明瞭に音たてて響いて来る  ままの仕来りがそのうす暗いところに遺っていた  ままの恰好をして  ままにやって来た  ままにして置かれた  ままに運んでいた  ままうんうんとうなずいた  ままじりじりと退って  ままになるか  ままの灰色がかった  ままに今夜泊るべき  まま寝こんだ  ままよと思い  ままやはり左右にゆるく揺れていたが  ままの草地で蔽われた  ままの新聞紙に気が付くと  ままに来てみると  ままに伊豆北山を掘らせると  ままで潮にのってみよう  ままで夜明けまでまとう  まましゃがみ込んでしまった  ままに再び山にのぼり  まま過したいと思っていたが  ままにして立退き申そう  ままで一歩も中へは入って来ませんでした  ままお逃がし下さいまし  ままで辛抱される  ままにして置きましょう  ままに兵馬を監視しているらしい  ままで同類が加勢すると  まま見捨て難いものにする  ままゾッと立ちすくんで  ままにザワメキを起した  ままふるえる以外にはどうしようもないように見えていた  ままの無礼を謝しつつ  ままの自身を語る  ままに語って聞かせて居た  ままに書いて行きたいと思う  ままで振返ると  ままで聞き捨てにはならないから  ままに行われるかと思えば  ままに彼等を打ち倒し  ままに従うより  ままに子供たちに食事を与えた  まま寝ることにした  ままにては不本意に存じまする  ままお別れ申してはいつ  まま青くなった  まま開けてはならぬ  ままの姿をそっくり今にとどめていた  ままに邸をでて  ままにそれを背負う  ままにズルズルとお世話になって  ままお帰りにならない  ままで決して御遠慮なさるには及びませんから  ままで御遠慮をなさるには及ばないから出て来いという  ままで庭へ飛び下りました  ままでは捨てておけないから  ままであの女をどうする  ままで物にする  ままでこいつの皮を剥いてみろとおっしゃる  ままで皮を剥いて  まま只走りに走って  ままで寝込んでしまいました  ままで酒を飲ませてもらい  ままで語って聞かすには  ままでつく  ままに浮き出ていました  ままにあらゆる有様を再現する  ままにそこから直角に曲って  ままの荒川沿いの景色がこうしたモダーンな道路をドライヴしながら見ると  ままにはなっていなかった  まま飛び出して来て  ままな武力がしぼり出せず  まま離せるものではないと思った  まま聞くままをそれからそれへと語り続けた  ままで自ら進んで出て  ままに足の上に白毛布一枚を掩ひて着  ままある人の貸しくれたるなり  ままで入浴に出かける  ままもうガックリなっている  ままをお話してみるが  ままに映し来り映し去って行きたいと思っています  ままあっけなく別れるという  ままにゾロゾロ川へ落ちる  ままジリジリと後すざりする  ままに歌っている  ままの片足をかけて  ままの戸口から無言で音も立てずに入って来た  ままの戸口へ向って  まま考えながら井上と仙太の去った  まま振り返りもしないで  まま白け渡る  ままのくぐり  ままになっているくぐり  ままがりがりかじりながら  ままジリジリ仙太郎の方へ寄って行っている  ままの軽業や力持でお茶を濁している  まま寝かしておく  ままを兵馬の手に渡しながら  ままで御免下さいまし  ままでほしいままに寝ていると  ままで帰れない  ままにしておけますか  ままでこう言いかけた  ままには捨てて置けない  ままでお帰りを迎えては  ままでドシドシと梯子を上って行くから  ままには見過ごし  ままにてお見逃し下されたい  ままお見のがし下さいませ  ままでお見逃し下さいませ  ママによろこんでいた  ままで日暮しをしているかという  ままに天神の裏手にある  まま寝てしまったら  まま死んだ子もいるし  まま仰いで留る  まま打棄った  ままで隠れている  ままに書いて見る  まま書いている  ままには出来  ままをうごきもしない  ままでいたい  まま帰るにはいい機だとも考えた  ままにできる  ままな唇も風雪に抵抗する  ままでここに在る  ままの自然で満足していた  まま潜ってみせるわ  ままであるに過ぎない  ままに印税の前渡しをした  ままで改削  ままに草し  ままに睨み合いをしていました  ままには置けない  ままで自由になっている  ままにこの座敷へ通ったけれども  ままに落ちつけば  ままの肌を持った  ままに廻す  ままずるずると泥沼のやうな眠りのなかに身を落してしまひたかつた  ままにゆがむので  ままで繰返してきこえる  ままではそこへ現われて来ませんでした  ままにそれを吹き鳴らして楽しもうとしたが  ままにその酒乱と逆上とを発揮する  ままで小首を捻りました  まま別れるに忍び  ままに挙げて行った  ままで低声で話された  ままで教会に行き  ままに持参し  ままで行おうとして  ままに行い来たった  ままを疑いもせず行おうとした  ままでも三百円の増加を見る  ままに仕事をして迷わなかった  ままに女の心中立てを受けている  ままに語って退けました  ままにいい気になって  ままで解せない  ままで微かに呼吸を引いています  まま朽ち果てるとも限るまいから  ままでは置かない  ままに推戴いて  まま取り込むことを忘れたれば  ままにて渡る  ままに肯定して  まま乾いてし  ままでいたらしい  ままに私の方からもそれに觸れずに  ままにしてうつ  ままチラリと私を見たが  ままこの人と別れる  ままに委せていました  ままで不意にグタッとなりました  ままで出征する  ままである者はすくないのではないかと思われた  まま捨てておけば  まま坐つていた  ままでいれば殺されるかも知れないからと  ままで居ると  ままに僕がまだ女を知らない  ままで連れて歩かれている  ままの頬にタラタラと涙が流れて  ままにブツブツ何か言いながら  まま住みついてしまい  ままで入つて行ける  ままで置いとけば  まま見ていました  ままでこの年は暮れるであろう  ままにそういう風に動いて変って行く  ままに正札をつけてある  まま寝てゐた  まま身じろぎもしなかつた  ままのバナナがどこの果物屋にもつるされて  ままに黒く立って動かず  まま死んだふりをしていたかった  ままで柳の枝でぶらんこをしたり  ままな消極策は士気にかかわると観た  ままに記録していた  ままよ親分だから言ッちまいますがね  ままこの場所でミイラになろうと考えた  ママ諳んずるものもあるが  まま御退席を願います  ままにあやつっていた  まま別れてしまうに忍び  ままちらと父を見ると  ままじつと立竦んでゐた  ままで肱枕をしましたが  ままにやってのけられる  ままでは置けないという  まま起ちあがった  まままだ開いてみなかった  ままいってしまう  ままに懸崖に寄り添って  ままに西黒沢へと下って行った  ままおそい夕飯を食べてゐると  ままに委せた  ままにて動く  ままの黒髪を肩に流して  ままで飛びまわろうとしたが  ままの古い精神であることは絶対にあり得ない  ままでお別れ致しとう存じます  ままでは帰されない  ままでは持ち耐えられない  まま見遁がしてやるほどに  ままよ話しっち  ままに戸を閉じた  ままのかわだ  ままで住んでいた  ままで一礼した  ままでまだ郷里の方にはこちらに轉居した  ままに転がっている  ままでは鬢の白くなるまで稼ぎ  ままで正体もなく寝入ってしまった  ままにしようとしても  まま怯まない敵もある  ままさせておいて  ままで内裏へはいつお還りになるともみえぬ  ままな空間に高時の眼だけがあった  ままでさけんでいた  ままではある  ままで伺ったが  ままでそれを見送っている  ままになどいる  ままで食う  ままいそいで懐に入れた  まま揺れて来た  ままに細かく揺れている  ままではやってゆけない  まま押し潰され  ままに繋ぎとめられている  まま行っちゃって  ままになっているが  まま置いてかつえ死にに死なれでもしたら  ままにその家に住みました  ままにとりかえしのつかないほど歪み萎えさせられた  ままに躍っては消える  ままの姿に於て捉える  まま捉えようとする  ままについ引込思案になる  まますっかり落ち着いた  ままにこの世が心細くわびしく思われて来て  ままの態度を取り  ままに放任されているかの  ままに見せた  ままに天上にかがやき  ままで安んずる  ままにおさめて  ままを用いた  ままにこしらえて  ままに一枚をかいて見せると  ままに動かしているという  ままにしているといったではありませんか  ままに残っておりますが  ままで泣き出した  まま帰ろうかと思った  ままで姿を消した  ままの生の木枝で鞭打きながら往く  ままで荒れ地になっていた  ままをとどめて  ままで大きくならぬ  ままにしずくに打たれている  ままじっとこっちを見ていた  ままで少しも変らずにいてくれれば  ままにさせていました  ままの言葉にしても  ままにそのあたりをなでまわるが  ままといえば  ままみずみずしい美しさで残っていた  ままにしながら  ままのみづみづしい美しさで殘つてゐた  ままにタンクを据えつけて  ままにかつてはことさらに眺めるという  ままにそれを一々原稿紙に書きつけた  ままに打ち捨てられてあった  ままに思わず大声あげて  ままで走って行った  ままにさせていたが  まま置かれていた  まま湿ったようなハンカチを顔へあてて  ままになってる  ままで堂々とお詣りをなさい  まま従いては行けぬぞ  ままでいたにすぎず  ままで山野の闇へあてなく落ちてゆく  ままならぬ身でさえあるに  ままにさせておいた  ままなお人としか見えない  ままの性をただ振舞っているだけにすぎない  ままになり了せた  ままの指を襟にかける  ママと一緒に出かけて  ママは外国の此の恐ろしい戦闘準備を見ないから  ママよく考えて置いてね  ママは先ず第一にあなたの旅先からの手紙をどんなに重大に読み続けて居るかを言わねばなりません  ママは旅先きで娘がどんな刺戟や感銘を受けるかを  ママとあなたは他人のようになってしまうとも知れません  ママが賛成して呉れぬ  ママは何故イリデ叔母様のように胸の悲しみを私に打ち明けて下さいませんでしたの  ママの苦しかったことを察する  ママの心の中に融け込む  ままで参る  ままになお持ちつづけてこられた  まま一心に道糸を見つめる  ままでは終らせませんでした  まま長い街を走る  まま死なせて下さい  ままじっとして動かないでいる  ままで継続している  まま去って終った  ままぐっすり寝入って  ママだのと偉さうな顔をせずに  ママが行つたんでせう  ママにお説教して下す  ままはいつて来る  ままで前を過ぎた  まましばらくそこにへたばっていたが  ままよとどっかりそこへ胡坐をかくと  ままで填め込み  ままの唄い  ままで抜からぬ  ままに料理ができる  ままあの観音へ納額してみたらば  ままで進めば  まま突き出してしまえば  ままで引出した  まま浸っていると  ままに任せるより  ままで挨拶しました  まませなかにしょい  まま立ってる  ままに送り迎えた  まま黄いろくにごっていた  まま別れるのが物足らなかった  ままその知れる  まま出してあった  ままにて今日まで捨てられ  ままよ二年三年はかくてありとも  ままよ万事かからんのみ  ままこの係蹄に終われ  ままそのままにしてあった  ままを引いた  ままに叡慮余す  ままにはして  ままでいろと申す  ままにはしておけぬ  ままとなっている  まま掲げてみよう  ままではならぬとしたら  ままに蔀も扉も見わたす  ままにし放して  ままつい言った  まま再び味方の中へ帰って来なかった  ままで手を縛られて  まま散らばっている  ままかけ上って  ままワーッと泣き出した  ままの死体になって  まま残らず平らげた  まま放り出してある  ままの女を一人匿まっている  まま放してしまう  ままで筒を持った  ままでは風邪を引くから  ままで駕籠ぐるみに台にのせて渡すので  まま通ることが出来た  ままで漸次と年を取って  ままの前髪と共に髷へ結い込んで  ままに任せてあったから  ままの道を歩かねばならぬ  ままで幾日か経て  ままで居間の入口から膝行して  まま捨ておかれぬから  ままで私の宅へ来て  まま返されず  まま捨て置かれぬといって  ままで控えている  ままでは居たくないので  ままで居たけれど  ままの茸を山中の池の堤で石の竈で煮たり焼いたりして  ままの大刀を左手に提げ  ままで顔を上げて  まま大きな声を出して  ままで勤務している  まま青白い顔を痙攣らせて  まま見まわすと  ままの姿を存するであろうかと  ままの姿でお連れ下さいまし  ままにこりともしなかったが  まま入り乱れて席を譲り合いながら  ままお別れする  ままでいなければならない  ままに描写していれば  ままの本質で一貫させなければならなかった  ままで階下に降りると  ままになりません  ままになってたまるか  ままでいたりする  ままで机に向い  ままを書いてみないではいられません  ままにしても  ままでは打ち殺されると思ったから  ままに任せてしまった  ままで半眼を開いて  ままに任せていると  まま寝るだけ寝かしておけ  ままに肯定した  ままもちこされた  まま鈍い頭の中で渦を巻いてゐた  まま送りとどけられて来た  まま降りていつた  ままぴたりと停止してゐる  まま死んでどうする  ままに踏み  まま泣いて泣いて泣く  ままふかくつつしんでいると申す  まま黙って廊へ出て行った  まま切れてしまう  ままやぶれ去って行く  ままで二人はつい涙ぐんでしまっていた  ままでは世はどう成りゆく  ままでは二人の仲もついに論争の物別れになりかねん  ままにし出してくる  ままになろうや  ままにうごかし奉るなどの  まま行き倒れてしまう  ままそっと宝物の如く大切に保存されてある  ままに出来得ない  ままの姿で見物人は私の父と同じ真似をしていた  ままで出ている  ままで見せている  ままでパリやベルリンを歩いていたに  ままの姿で一軒残っている  まま寝ころんでいたりして  ままな顔がしていたい  ままなら何処へでも行けるが  ままの姿をどんなに羨んだか知れない  ままで水に浸され  ままで保護存養して行きたい  ままにして置いて  ままに蘆管を吹き鳴らしていると  ままに風呂敷に包まれた  まま捨ててしまおうと思っていたくらいな  まま動こうとはしません  ままスラスラと火の海を渡って  ままのせられた  まま打っ捨りを喰えば  まま落ちていくよ  まま飛びこんだと思うよ  まま腐って行くだけな  ままのこころを挙げて  ままの芸人や競技士をよんで楽しむ  ままで帰らない  ままに座敷へ通して  ままに書きまくる  ままで死にたい  ままじっとしていたら  まま殺さないで置いたなら  ままに構えて  まま出て日の暮れ方になって  ままに信じる  ままで鳥のやうに空を飛ぶ  ままに放置されて  ままに凡てを受け容れたい  ままで別れた  まま多少悪意のある  ままにされなくっちゃあならない  ままじっと考えていた  ままに暮れ落ちた  まままた歎願する  まま追ひ  まままた啜り泣き始めた  ままの新聞を見て  ままの人の顔を見いだすならば  ままこのあたりにいるであろうが  ままやはり答えができませんでした  まままたききました  ままこうして一日中曇ってしまい  ままになっていたりした  ままの姿をとどめている  ままを申し上げます  まままた俯向く  ままを書き留めて置く  ままじゃ餓え死んでしまいます  まま飛び出して対面してやる  ままに置けば  ままじゃやって行けない  ままやはり答へができませんでした  まままた水の中へくぐつて行く  ままではならぬ  ままの同じ場所へそつくり残してありました  ままだが二階だけはどうにか住める  ままうるんだ眼をして  まままた水の中へくぐって行く  ままにやれるだろう  ままでいいのかもしれない  まままた十万を与へしに  まま仰向きに横たわっていた  ままそうっとしといて呉れる  ままになっているという  ままにさせて眺めていた  まま短いチャイコフスキーのバラッドを一つひいた  ままぼんやり歩いていた  まま出てこなかった  まま出て来なかった  ままに飲み下しておいていただきましょう  ままで錨を卸している  ままには打捨ておかれません  ままな人間が躍  ままただ喊声をからして  ままにさせてなろうか  まませわしく話し  まま帰って来ませんので  まま軽く目礼した  ままで叫んだ  まま寝ていた  ままに失われていった  ままにァならなかつたの  まま顧みられない  ままの資本主義の社会では人民の幸福がないことをさとっています  ままの大小をさした  ままになっていて  ままで栄螺の蓋のように窓を締められた  ままで泣きじゃくっている  まま踏みとどまっている  ままにへどもどと答えていった  ままで神の裁断にまかせる  ままの誠を歌い  ままで失礼します  まま飲んで風のように立ち去ったりなんかして  まま残された  ままなくなっていました  ままにさせられ  ままにふける  ままで譲るという  ままの感覚で取残されてゐる  ままに遊び散らし  まま伸びて行くと  ままで残されてゐるではないか  ままに保存されてあるから  ままの方向に捻じれば  まま話してきかした  まま黙っていて  ままに操られた  ままに動き廻らせた  ままに任せたい  ままでは治りがつき  ままにあらせるが  まま泣いてしまうと  ままに何の気もなく立ち上った  ままでは済み  ままにしておかなかった  ままでは済まされなかった  ままでは済ませない  ままで失敬するよ  まま黙っては居られない  ままでいたいと  ままにたいした憤慨もせずに平伏してゐざりよる  ままに任せて居る  ままになって残っているじゃありませんか  ままになっていますので  ままでいて儲ける  ままの道芝を叩いたりした  ままほったらかしてもおけまい  まま残しておいてあげるから  ままで二階へあがると  ままで何も口を利かなかった  まま送って来て  ままで力まかせに幾たびか小突きまわした  ままに動いているより  ままで唯今お渡し申します  ままで残されていた  ままに葬ってしまう  ままには捨て置かれないので  まま放して置いても差し支えは  ままで済めば  ままで元の川へ飛び込んだから  ままで木偶のように黙っていた  ままの状態に保ち  ままにしばらく歩いてから  ままに彼は自分のことについて語った  ままに見守った  ままということは充分にあり得る  ままのあの絵を抜き出した  ままの絵を深町に返した  ままで江利子の言葉を彼は受けとめた  ままにいくと  まま重なっていた  ままとなった  ままでは横這いが確定されていくだけ  ママが眠っちゃった  ままの気持で日頃から思っている  ままで俯向いていたが  ままで表へ飛び出して  ままで突っ立っていた  ままで蚊帳をくぐって出て  ままでじっと睨んでいるので  ままに名主の家をたずねて  ままに承知して  ままでお鷹にやる  ままに飛びかかる  ままで眼を据えていた  まますべって転んで  ままでしばらく眺めていると  ままで姿を見せない  ままで溜池のふちまで連れて行かれた  ままで池の中へころげ落ちていた  ままで出て見ると  ままに進行したが  ままで町内の銭湯へ出て行った  ままで頽れ落ちて  ままで焼け残っていた  ままで鎌倉河岸にぶっ倒れて  ままに彼も笑っていた  ままにさらしていた  ままで清水寺へ納められた  ままと今日も聞いた  ままにして来た  ままに出た  ままにおまかせ申しておけば  ままで家を飛び出して来たらしかった  ままで慌てて引っ返そうとしましたが  ままに打っちゃって置く  ままで早縄にかかってしまった  まま打っちゃっても置かれ  ままにおめおめ服従して  ままに免してやる  ままにお紺がおとなしく立ち去ってしまえば  ままにおけば  ままに静かに手足を伸ばした  ままでは早かれ晩かれ  ままにしてあるではありませんか  ままの連合艦隊にぶつかる  ままに届け出て  ままで少しうつむいていた  まま再び戻って来ない  ままに二百両の金をつかんで帰った  ままで倒れてしまった  ままの家財道具が店いっぱいに積み重ねられて  まま埋められていたが  ままに放任しておいたら  ままオロオロしている  ままに馬に乗ったら  ままお台場の突角に立って  まま到翁の足下にひれ伏して  まま始終切味が変らんじゃった  まま悠々と一升徳利を傾けている  ままに窓の前に席を取ると  ままその鰤の半身をクフンクフンと嗅いでみた  まま黙って引込んだ  まま仲よく交際していた  まま苦々しい顔になった  ままで無言にうなずくと  まま見逃がしてくれと  ままに枕もとの水を飲んで  ままで船端に坐り込んで  ままに飯をあたえると  ままに千倉屋の厄介になる  ままで容易に動き  ままに千倉屋の客となった  ままで何処へか行ってしまいました  ままで逆さに懸かっていた  ままでは済ませまい  ままで返事もしなかった  ままでまた駈け出した  ままで岸から飛び込んだ  ままで蚊帳の外へくぐって出ると  ままで油紙のうえに据えられている  ままでよろしいという道理は有り得ない  ままで働こうという  ままのものもなお用いられているので  ままですぐに折敷の上に取る  ままで粉にはたく  ままで食べていた  ままの時に限るので  ままに百両の違約金を出しても  まま寝たり起きたりして  まま暫くは起きる  ままで暫く考えていると  ままに一々説明した  ままにまかせていたが  ままで声をかけた  ままで台所の揚げ板の下に隠してある  ままで藤吉はまだ帰っていなかった  まま起きて出た  ままで黙っていると  ままそっと帰って来てしまいました  ままで仕舞って置く  ままで飛び込んだ  ままに申し述べて  まま未だ帰宅せず  ままで鉛筆を玩弄にしながら  ままで人影が射している  ままに過去将来を思い回らせば回らすほど  ままで返答をしない  ままに文三がチト読書でもしたら紛れようかと  ままで黙然として考えている  ままで阿  ままに辱められていて  ままには措けん  ままで打捨てて有る  ままにして捨置けば  ままには済まされん  ままにも置かれない  ままで重ねて  ままにしては置けん  ままに出してやった  ままに動かされていたが  まま打っちゃって置いたら  まま引っ抱えて帰って  ままで田のなかに転げ込んでしまいました  ままで表へ駈け出した  まま引き揚げることにして  ままで声も出さなかった  ままで釧路丸が来なかったとしたら  ままにふらふら歩き出して  ままに頭を俛れた  ままわかれて  ままで原宿の弥兵衛の家へ出かけると  ままで押し掛けて来た  まま死んでいたので  ままに描くという  ままを振舞った  ままに燃える  ままだまっているだろうか  ままかに見えた  ままをつたえ  ままで噛っていた  ままだともいわれたが  ままにどんな毀誉褒貶もあの薄らあばたを幻として地下に笑っておいであるに  ままの死骸がそこにはいっているに  ままに人間を襲撃して  ままで顔も出さなかった  ままに續いてゐて  ままに買いこんでは抱えた  ままにならなかった  ままで大川へほうり込まれた  ままで何処へか出て行ってしまいました  ままで神奈川の家へ帰りました  まま追っ放す  まま売って利のある  ままで通過すれば  ままこの恋は終った  ままにならなかったし  ままにまかせられている  ままには済まされないと云っています  ままにゆくと  ままで写真を撮って来た  ままの意味で使つてゐるが  まま放ってあった  ままに物置のような形で保存され  ままに詩神の国をかけめぐつて  まま忘れて出て来た  まま話しはじめた  ままに俊乗に引き合わせると  ままに済もうとは思われません  ままに捨て置きましたが  ままに残っています  ままかってなことを要求する  ままの眼をもって  まま置いたのでは学問になり  ままになつてし  ままにして置きました  ままに目をつぶって唄って見た  ままでいらっしゃいます  ままで失礼を致します  ままをさせていましたが  ままに歌うもあれば騒ぐもある  ままに一浴を試みていたが  ままで立ちはだかって  ままで任せておいてみろ  ままにさせて置いたけれど  ままではあきらめられません  ままで永久に残して置きたいと  ままにして置け  ままにして置きますか  ままで酔倒の夢がさめない  ままだとか聞きました  ままを信ずると  ままで宿屋の貸下駄をはいて行く  ままで引返して  ままに次の室へ往った  ままには棄てておかないぞ  ままにしているかも知れぬ  ままのっそりと入って来た  ままには致し  ままにはしまへんというています  ままにそちらに通ると  ままに尽してやってさえいれば  まま振向いて  ままにしなよ  ままに別れ  ままで横に払うと  ままで立ち去ったが  ままで帰らないと云う  ままで済む  ままで男の手さきをしっかりと握った  ままに引き摺られて行くの  まま睨んでいると  ままで荒莚を着せてあった  ままで立ち去ってしまった  ままで答えなかった  ままで土の上に坐った  ままに振舞っていたらしい  ままに故郷にて朽つる我にてはよもあらじ  ままに生きて行ける  ままのことをしながら  ままじゃあおけねえ  ままじゃいられねえ  ままで停  まま眠られ  ままポイと廊下に投げだすと  ままで立ちあがると  ままで葵のまえへ立ちはだかって怒鳴った  ままで残る  ままを申しますと  ままでずかずかと板土間へあがりこむと  まままた裁縫を始めた  ままにして放ってある  ままにしてあった  まままた障子を閉てて元の座へ戻った  ままただ頭を下げた  ままに無為の月日を駆ったなら  まま浸けてあった  ままがらんと立っている  ままを宗助に話した  まま直左りへ切れた  ママって云うのよ  まま吐き出されている  ままで逝った  ままに言いきって  ままに静もりを保ち  ままで動いている  ままとは思われなかった  まま入れて塩をホンの少し加えて  ままこの衣で揚げても  まま高くなって  ままで既に獲  ままにすると  まま引留められた  ままで送ってよこす  まま炒ってあるでありませんか  ままに引下がれん  ままを妻君に渡す  まま小枝が縁側に出て  ままむっとした  ままの列車とすれ違った  ままになってしまった  ままのようにあった  ままいきなり訊く  まま濡れて微かに筋肉が震えている  まま持ち出された  ままにされていた  まま並べられている  ままの赭い  まま流されていた  ままもっと高く手をあげて  ままの心もちを披瀝し  ままにきつぱりおつしやつただけのことと私は固く信じて居ります  ままにならず  ままにさらさらと事もなげにお作りなさるといふ  まま低くおつしやいました  ままになつて居られましたが  ままで御ところへおわびに参りました  ままにお話申し上げた  ままに選択して  ままを書くに過ぎない  まま別れるようなら首を縊って死んでしまうという  ままよく蒸して  まま蒸してそれから皮を剥いて  まま細かく切って  ままよく塩水で洗って  ままにて答ふれど  ままの二つの目三年三月ねてしもた  ままでうやむやの中に済んでしまったらしい  ままに済んでも  ままに捨てて置かれて  ままにすこやかであるらしく見えた  ままに分解した  まま守られて来た  ままに用いられる  ままに理解する  ままに何の休憩もなしに心と手とを続け  ままの互の唇がぶるぶると震えた  ままで起きて来て  ままにさせてもらいてえのよ  ままこれから始めようとしていた  まま動こうともしなかった  ままでベッドの上にごろ寝をしている  まま両腕を大きく振りまわした  まま黙って立っている  まま呑み込んでしまった  ままに出帆する  まま差し上げる事にしました  ままを口に出して言う  ままそっくりしておく  ままで柩の前に差し出す  ままに終つてゐる  まま遊ぶべしと定まれば  ままみつめていた  ままに裂けよと申し含めてある  ままに引抱えた  ままで薪を積んで  ままゴソゴソやっていたが  ままゾロゾロと駈けだしてきた  まま一々調印し  ままで走って  まま残されています  まま信じない人もある  ままで人事不省におちいっていた  ままを髪の垂れた  ままのこともあった  ままで地球へ連れ込む  ままに調べて見ようと思ったが  ままに年を経た  ままよだれを垂らしてゐる  まままだ笛を吹きつづけていた  ままでは海底にドシンと衝突かるばかりだと思われた  ママになりますわ  ままにのびた  ままで寝台の上へ倒れてしまおうが  ままに履歴書を認め  ままに側へ寄って  ままの息吹きが籠っていなければいけない  ままをいふと  ままで吹き飛んで  ままで入学試験準備を廃止するには  ママと女中とが育てると云った  まま忘れてしまっていた  まま固くなっている  まま帰ろうかとも思うて  ままに再現する  ままにそのほうへ行ってみる  ままに引きずられて  ままの九月分を見出した  ままに開かせてきた  ままにならざりき  ままに溢れ漲り  ままに振舞いて  まま歩くことを許され  ままに記載するよりも  ままの輻射エネルギーを放出し続ける  ままで減少する  ままに伺っては  まま畏る畏る  ままにどこにでもついて行くという  ままに曲げて  まま美しい線を空間に画いて立っている  ままに切支丹伴天連の秘法で加持祈祷を執り行い  ままおいおい泣いている  ままに動くより  ままに袂に石を詰めた  ままでは地面を三階五階にしても  ままでは結局姑息な改造で何の役にも立たぬ  ままの醜い人間の姿で新しい共産国家を造った  まま叩きつけられた  ままその場にどっと転がった  ままではあるけれど  まま尚も航空をつづけた  まま落ちていますが  ままに生い茂っている  ままに半ば開かれていた  ままにお返事を遅らせておって  ままに受け入れる  ままに繁った  ままで動けない  まま出しそびれていた  ままで人を泊めるに  ままに反対の方角へ足を向けて来ました  ままに任せているより  ままで置く  まま引返すわけにはゆかない  ままで夜色に浸ってゆく  ままを口につけて  ままで土間に突立っていて  ままの位置で駕籠の中に納まりきってしまいました  まま御無礼を致します  ままで置きましたら  まま見とれていた  まま帰りかけた  ままにお召の上下を脱ぎ与えて  まま立ちすくんでおしまいになった  ままでお家から飛び出て来られた  ままおのずから腐って行く  ままお食事をすまし  ままだけれども哀れに赤茶けて  まま細長い首をのばして  ままで衰弱している  ままでお床へはいった  ままをはっきり言いますが  ママにはかなわねえ  ママには無類のよさがある  ママにだけは気附かれたくない  ママの知らぬ  ママの傍にいる  ママやあなたを悲しませ  ままその隠  まままた黙り込んでしまった  ままにコートを買ってやるなんて  ままにうっちゃらかして  ままその手紙を書きながら  ままにお前の噂ばなしなどをしたりして  ままの風で降りて来て  ままで行くわ  まま置いておかえんなさいました  まま何とも口を利かないので  ままに脱いだ  ままでむしゃむしゃと食べてしまった  ままで食べるとは  ままで食べてしまった  ままに顫えて明かし  ままに信じた  ままあやうく薄く積っていて  ままでは汽車に乗れない  まま蒸すような陽の光を首筋へ受けて  まま悠然と振り返った  ままに受けたとも  ままただ耳を凝らした  まま半破れの寮を飛び出して  ままぶらりと海老床の店を立ち出でた  ままに縁側を左の方へ往った  ままに真福寺橋を渡り切って  ままにしておいておくれ  ままに戦った  ままに彼の胸の上に顔を埋ず  ままこの山におるとしても  ままで動こうともしない  まま現われなければならない  ままじっと水面を窺った  まま飛び込んだが忽ち武右衛門を担ぎ上げる  ままで置いてある  まますぐに引き取り養い育てるという  ままうっちゃって置いたら死ぬより  ままに座敷へ上がった  まま転げ廻る  まま佇んでいた  まま転がり落ちた  まま行っちまったんで  ままに不自然なる既往の生活を根本的に改造すべき  まま寒そうに貧乏揺ぎをしながら  ままにおのが身の古疵かたり出でて  ままの形して  ままにこれを後に伝えた  まままじまじと目を光らせながら  ままで向かい合ってすわりつづけた  ままの君の面影を心いっぱいに描きながら  ままを書きなぐった  ままに海をひっぱたくので  ままに船を走らせた  ままでしばらく過ぎた  ままのように立ち列なっていた  ままで聞きながら歩く  ままの姿でそそり立っている  まま立って見ていた  ままのひざの上でそれを開いた  ままに外に出  ままにして置いてはいけないという  ままにして馳せつけた  ままで受入れられるべくもありません  ままに駄賃馬に乗せられてしまいました  まま全く自分勝手の自由行動をとって  ままでは気がせいて  ままでもかまいません  ままに行って見ましたけれど  まま話しているので  ままで着て居る  ままで寝て居る  ままにして置かれないと思った  ままになってはいけない  ままにみずからもうとうとしてるかと思われる  ままに放っておかれる  ままもどって来た  ままのような気がした  ままで消えてしまう  ままな蹂躙にまかせて  ままいったらどうなる  ままに這入っていった  ままの姉に逢える  ままに自分のエレメントを発露出来る  ままの内親王様がいよいよ伊勢へ御出発になる  ままの野山を馳けまわる  ままにならないらしかった  ままにさしておいたが  ままの心を率直にさらけ出していた  ままになろう  ままたがいに近寄っていた  まま佇んでいる  ままの趣を添えて  ままで蜜柑畠を見下している  まま止まる決心をする  まますうっとその物語の中にはいってゆけ  まま預けておいて  まま残っていますが  まますこし気が遠くなってゆき  ままこうしてごとんごとんと揺られながら  ままよ一夜を明かしてやれ  ママにならない  ままにたずねると  ままでは立去れ  ままでは引けない  ままで人の座敷へ侵入して来て  まま逃げ出して行った  ままにせし  ままに余を遇するであろう  ままに寄って見ると  ままの扇を取って  ままの輪に残して  ままでも飲み食いができる  ままに議決をすれば  ままにできあがった  まま寝そべっていた  まま寝ついている  ままじっと彼女を見守った  ままで出さない  ままにただに生きゆく  ままの現実を見る  ままに現実を堪え忍ぶ  ままに打捨てておく  ままはびこっていたので  ままで室の中をうろうろしたり  ままに歯ぎしりをしながら  まま通りすぎようとした  ままで去っていった  まま相並んで  まま相抱いた  まままた眠った  ままで満足していたなら  ままにあきらめ  ままではもう生きておれないと  ままにしてる  ままで喪うて  ままでいますと  ままに致そうとの  ままで置ける  ままに供給して上げますよ  ままにして置くならば  ままへたばって眠った  ままの問題との方へばかり向いていた  ままで過ぎるなら  ままに出たり  ままで漁師の家の方へ指をさした  ままに在らせて  ままになっていたが  ままいつのまにか涙を流していた  ままに床の中に身を横たえた  ままこうしている  ままに文字を当てた  ままにしてありました  まま曲っています  ままに放置するより  ままにして置くと  まま押しかえされてゆきます  ままの形態をとる  ままで卒業した  ままに間違った  ままに従って行ったら  ままで踊る  まま返って来ないよ  ままにはならなかった  ままに彼女は半ば無意識にその言葉を紙に写した  まま絶えず車窓を覗き込んで  ままで食卓を立った  まままた静かに歩き出した  まま見遁せば  ままに下駄はいた  まま赤いランプの光におびえてか  ままで力をこめて  ままに始めは虫を捕って喰っていたが  ままを抄出する  ままで行方不明になった  まま還って来ず  ままで立ちすくんでいた  ままに食う  ままに粢餅と呼んでいた  ままを次に抄録する  ままで食っている  ままに乳母には隠れて  ままに遊び廻っている  ままに日ごとにその群れに加わった  まま顧みられなくなる  ままに町へも出られない  ままこの宿を去る  まま舞い続けたという  まま謡い出し  まま向うから睨み付けていた  まま引返して舞台に入り  ままに喜んで  ままに翁と雑談をしながら  ままに大事な口伝や秘伝を不用意に洩らす  まま睨むがごとく見詰めつつ  ままで興味に見ている  ままでしばらく考えていましたが  ままで万端のしたくをととのえてしまうと  まま切りとられて来ていて  ママとどっちがいいと聞かれたので  ままずいと茶店の中へはいっていきました  ままの伝六の喜ぶ  ままの伝六となりました  ままでその女のことばかりを考えていました  ままで帰って来ない  ままで尋ねました  ままにいくらでも飲み干し  ままに女へも返杯しました  ままに浮動して  ままで無心に華車な浴衣の後姿から白い衿頸を見上げた  ままに貼り付いていた  ままほっておく  ままたきなぞをてつだってみないか  ままの長いやつをおとし  ままでもよりの自身番へしょっぴいていくと  ままで現われる  ままに名筆を振って  まま話しをして  ままの降りみ降らず  ままで右門がうけとろうともしなかった  ままで引き揚げた  まま当屋敷に起き  ままで這入って来て  ままで会衆を見下ろしていた  ままで坐っていた  ままのフランシスの爪先きに  ままで満足だと思っている  ままにまかせながら促しました  ままで門前に行き倒れとなっていたので  ままでは許さぬぞ  ままにしておきましょうよ  ままに上がっていくと  ままの姿勢でたずねた  ままにして置こう  ままに保存しようと  まま過ぎてしまえば  ままこと切れていられる  ままで白状いたしましたら  ままで姿をかくしながら  ままで姿を見せると  ままでにこやかにうち笑ってさえいた  ままで江戸の町を道中するなんて  ままで玄関先にのけぞっている  ままで湯づけの  ままの大きなからだをがばとそこへ折り曲げると  ままにしたという  ままの手裏剣がふところにあった  ままならぬかごの鳥となっておられまする  ままになっていたという  ままにむさぼりながら  まま捨てておいたら行く  まますごすごけえった  ままでせっせと顔におしろいを塗っているさ  ままにならぬので  まま倒れているならば  ままで切られたと見えて  ままで名人が静かにはいっていった  ままに開いて  ままの樅板の腰掛と机とが幾筋にも並んでいる  まま再び言葉を続けた  ままに烟を吐き出してでもいる  ままに隠れた  ままにどこへでも流れ拡がっていた  まま腰掛けていた  まましつこく尾行されたら  ままにまかせながら  まますんなりと解散する  ままこの土地にいつかれる  ままに攪乱せしめた  ままを強行しようとしますと  まま凍りついてしまった  ままに殖やし  ままに産ませて置けば  ままになって続いて行った  ままに内庭さきへはいってみると  まま同時に進行してゆく  ままに見迎えて  ままで行つて来る  まま急がせて  まま死なせると  ままこの城に長くいる  ままにしてをる  ままに眼の行く  ままお長屋門の外へ追いかけてきた  ままにさしておいた  ままに放棄ってしまう  ままの姿で静かに立って来た  まま休んでいた  ままの人がおすさかい  まま埋もれてる  ままで現われてきた  ままに見るを得ない  ままに任している  ままを従順にながめ  まますぐに行く  ままにわかに言いやめた  ままに吹く  ままで構わない  まま居眠っていた  ままに従った  ままに放浪しながら  ままではいけないと  ままのことを語っていた  ままに放っておいた  ままにしておいてやった  ままにながめ  まま冷たくなって  ままで二人は別れる  ままにならないで取り落してしまった  ままにうっとりとして  ままなぐりつけられていた  ままにさせ  ままでおろおろしながら出てきた  まま帰ってまいりましょうし  ままお手元におく  ままで出てきて  ままで出てくると  ままに荒れ果てて  ままの手をふるはせながら  ままにうなづいてみせると  ままにたつてゐると  ままでゆけば  ままさう稱んだのであらう  ままに闇と光の交錯する  ままに街の女の家へあがる  ままにしてくれ  まま立ち停った  ままに運転せざるを得なかった  ままで強く払いのけると  ままで商売を始めている  ままにさかひ  まま消えて行く  ままに手錠をかけますと  まま寝てしまった  まま軽く頭を揮った  ままその指針を見つめていた  ままで店を開けている  ままになつてゐた  まま下つてゐる  まま分れるは  まま置けばアノ女に釣り込まれて  まま睨んで居たが  まま睨み合って居る  まま立って居るは  まま去って幽霊塔まで行ったが  まま帰らぬ事に成った  まま連れて去ったが  まま再び寝て  まま再び寝床の許へ帰り  まま起きて了った  まま立ち去り掛けて居ると  ままで少しの身動きさえも出来ぬ  ままで丸部さんをお置き申せば  まま繰り返して耳に入れた  ままを知る  まま呟き呟き  まま立って犬の居る  まま立ち去る積りであるとの旨を答えた  まま立ち去り度いと思います  ままで婆に振り向き  まま帰したかと問わるれば  ままに置くが  まま居眠った  まま落して見ると  まま居れば遠からず人違いと云う  ままに成って居るし  ままで叔父の病室へ入った  ままの顔では世に出る  まま重ねて持ち  ままの姿では一歩も外へ出る  ままは帰さぬ  まま引き返して村の方へ来ると  まま置いては何の様な事に成ろうとも知れぬ  まますぐご本城へ上る  ままの者と思召し下さい  ままに機略を振う  ままを引延して予想した  まま投げだされてゐるにすぎない  ままに催眠剤を取った  まま時々銚子を取り上げた  ままの安らかな心地で対せられる  ままの安らかな心地で接する  ままに突進する  ままその思惟を一時に中絶してし  まま長い坂道を傾きながら歩いた  まま明るい空を見つめてゐた  ままに行動したのにすぎない  ままに依然として肉食を嫌わなかった  ままに世襲せられた  ままで逃げ出す  ままで忘れて居た  ままで進んでいったら  ままでは帰らねえぞ  まま泣いたりし始めた  まま重ねられてある  ままに夜間撮影をやり  ままに肉を喰ったというだけの  まま散りもせぬ  ままには動けぬ  ままで静かに飲みほした  ままでも立体的な効果を生じ得ない  まま振返って  ままなる狼の牙のように見えた  ままに腰を据えるが  ままを云って見なされえ  ままに一応は召抱え  ままの物質では長い時間を持ち越す  ままで通ってきた  ままで心の隅にわだかまっており  ままに顔を見ると  ままで地表へ達する  ままを巧い  ままに抜かした  ままに灯の下で自ら筮竹を取った  ままで雪のなかへ追って出ると  ままに灯の下で自ら筮竹を取つた  まま少しも先へ動かない  まま同じ路を幾度往ったり来たりしても  まま果して動けなくなる  ままを無責任に記して置く  ままに山女魚や岩魚が戯れている  まま暫く憮然としていた  ままに中へ入った  ままに女は答えた  ままに済ませたは  ままに見ては居れませぬ  ままに致しまする  ままに差出  まま捲きついている  ままの着物がだいぶ汚れて  まま固くなってしまった  まま引っかかっている  まま出て行かれたりしている  ままの扉を小楯に取るかの  まま剥き出された  ままに終れば  ままになって居る  ままに膳について食べてしまうと  まま死んでしまう  ままでとびだしました  ままお城にとどまっていて  ままつながれている  ままついにうとうととした  ままつっ立っていた  ままに指導して  ままに濫費されていた  ままを返してもらえるという  まま放って置けば  ままを書きつらねて行った  まましばらくは私からと云う  ままでなやまなければならない  まま駆けつけて来た  ままずるずると居  ままをお話しするまででございます  ままでおりますと  ままを述べたる  ままには詠まれぬ  ままを詠みたれば  ままに詠みたるからに  まま真仰向けに榎を仰いだ  ままうとうとと居眠ったのに  ママにも買って下さいと願う  まま死んでしまいたい  ままの人間では間にあわぬ  ままうずくまっていた  まま踊って行った  まま通りすぎようとしたらしいが  ままに随分ものも買ってやった  ままでは食い込むばかりだと  まま突っ立っていたが  まま終始黙々としていたが  まま空しく別れてしまう  ままに忘れていた  ままで倒れた  ままだといふので  ままちょっと立ち止まった  ままに放っておかれた  ままになっていたり  まま見下していた  ままちょっとの間ピクッピクッと動いていた  ままに漂うて  まま並んで引っかかっている  まま寒そうに震えている  まま残して置く  ままに続けさせておけば  ままその帷を開いた  ままに話は進む  ままに操作配列さす  ままの井戸に近寄つて  まま笑おうとしなかった  まま入っている  ままの方向に進みたら  まま遂に戻つて来なかつた  ままの手帳が一冊はふられてある  まま穢れたピストルをシッカリと握って  ままの手帳が一册はふられてある  ままにいたされよ  ままで居られますか  ままの指尖が  ままそっと歌いました  まままっ赤になってしまいました  ままの小さい両足を寝台の外にたれたり  ままで我れを忘れてる  まま怒らして泣かせかけると  ままに放任しておいて  ままに打ち捨てて  ままで顔を見合った  ままに書き直した  ままながらも私の感情を表現する  ままに放置する  ままにいては  ままに何か与えると  まま決して姿を見せない  ままに床に就いてはみたものの  ままに単なる模倣として受けていた  ままに遺された  ままで飛下りる  ままに快楽を忘れる  まま引出して煙草入のかますへ押し込んだ  ままで突っ立っている  ままに任せておく  ままに引っ返す  ままの庭園を拓かせようという  ままでとび出して来た  ままで応対する  まま捨て置けば幾人人間があやめられるか分からぬ  ままではいけぬ  ままじゃ済まされないなあ  まま別れてしまう  ままに弔されて居た  ままで固まつてゐる  ままで逃げ出しました  ままゆっくり流れている  まま消えて行った  ままに椅子にかけました  まま考えていたが  ままに賞翫している  ままに作画してゆく  ままにしておいたが  ままになるという  ままの高い階子段を薄暗がりにがたがた云わせながら上って  ままで手術をなさいと申すのに  まま溶けてしまひたいほど  ままですすめば  ままに恋愛のない結婚に盲従してしまう  ママとか呼ばせている  ママというのも決して忌むべき  まま溶けてしまいたいほど  ままで袴を脱いで  まま廃れてしまっては  まま悠然と体の方向を変え  ままの自分たちでわかれるという  ままで連れ出して来た  ままに縛られて引き立てられた  ままでは閑却しきれないと見えて  ままにして逆らうの  ままで倒れて  ままの通行は許し  ままで堂内室内を見て歩くという  まま動こうともしなければ  ままで男が少し居直りの  ままで番台の方へ行きましたが  ままで御修行をなさいましたので  ままその玄関に倒れると共に  ままでは済まされない  ままの継橋というのがございまして  ままでは目的の竹生島へは行けないのみか  ままの姿で首低れて考え込んでいましたが  ままに占有する  ままで手を引く  ままでさし置く  まま振向きもしないで  まままた行き  ままで見過ごして置く  ままで見過ごさないとすれば  ままで晒して置いて  ままに任せて置き  まま見過ごしにゃできねえよ  ままでやると  ままでは済まされません  ままに駆使する  ままに筆を執るに似たり  ままに吹乱さしめたる  ままなる市民の群れ集りて  ままなる芝居として観ん  ままに演ずれば  ままでは病気になって  ままだったという  ままの状態で進めば  ままで声をあげて泣いた  ままの観念との結びつけ  まま息苦しくおかれていた  まま御辛抱なすって下さいまし  まま平然と敵の仕掛けを待つが  ままになってるじゃないか  ままにさしておくが  まま言いかわしていた  ままに任して黙っている  ままに任せる  ままであることはできなかった  ままでいつまでつづく  ままに語った  ままに作っていれば  ままに泡鳴に説明した  まま黙りつづけている  ままに置かれてある  ままに捉えねばならない  ままに伸していた  ままに村の小供を呼び寄せる  ままのものがある  ままに繻子の襟がかかっている  まま写っている  ままの方が落ちつきがあって  ままの享楽も為尽して  ままに奥へ通った  まま死んでゆく  ままに合さっている  ままになれという  ままに場内に入って  まましげしげと横から見つめていた  ままで街を歩く  ままで長靴を穿こうと  まま考え込んでしまった  ままじゃいかんよ  ままで残して置こう  ままお帰しする  まま逃げようとさせぬ  ままじっと私の顔をながめました  ままで怒っている  ままの千円の札束を投げ出した  ままに語れり  ままに翁のものまで食いつくしぬ  まま残れるを見出しぬ  ままの面になるから  まま仰向きに寝ている  ままに新聞を見ると  まま進んで行けば  ままで過ぎる  ままに見ていた  ままよくも閉めずに  ままに国王をもこしらえたり  ままになるらしかった  まま撫でてくれた  ままの生活をつづける  ままじっとしていた  ままに演奏する  ままを率直に出演して  ままでいたかった  ままじっとしているならば  まま苦い涙を流した  ままじっと腰をおろして  ままにしていては  ままうとうととしながら  まま腹いっぱい食わせられて過ごす  まま放っておきます  ままのほうがよろしいと思いますわ  ままに行ってみると  ままの上り下りによごされた  ままのような表情で乙女が云い終ると  ままの方向を取  まま軽く眼をつぶっていて  ままおわかれしたい  ままで来れば  ままでは済まされますまい  ままに運転をしておりました  まま消えてなくなります  ままおゆるしを願いたい  ままで暇乞いをします  ままの人気をすっかり青嵐親分に話して聞かせろ  まま詳しく話してもらいたい  ままに足を洗って  ままに大手を振って  ままの不作法をさらしている  ままずっと大阪へ行ってしまいたいと存じます  まま軽々と持ち上げて  ままで読む  ままで口をつけない  ままで押通したならば  ままで横たわっていた  まま流し眼で絵を見た  まま立ち上ると一二歩ずつ外の連中ものろのろ動く  ままでは父が困る  まま深く胸を射透されて  ままよけて通る  ままに狩り出す  ままの方向に国政のために傾けうるという  ままに砂のように崩れ落ちた  ままのおん美しさに拝せられ  ままで残った  ままに動かせ  ままになさるべく  まま死にそうな容態に陥っているという  ままに従う  ままに発揮しながら  ままに号泣した  ままの古びた  ままが先入主となって  まま坐ってい  ままの繭紬の陰紋附に袴を穿いて  ままよ嗅いでみてやれ  まま畳まれる  ままわざわざ立って来  ままの廃園として之をながめたい  ままあらわれている  まま追って出て来た  ままで歩いていた  ままで放れなかった  まま流れて行く  ままにしや  ままお妻は笑い  ままに刀を構えた  ままになっていなければならぬよ  ままで帰ってしまう  ままに涙を流す  ままのあゆがはいり得なかったまでの  まま白いショールで口を蔽うて  ままの姿そのものに語らしめようという  ままの様式で最高の能率をあげ得る  ままで生活はどうなって行く  ままで御寝室へはいって  ままのことに順応していた  ままを受け取った  ままに任しておいた  ままのものをひいた  ままじっとしていたい  まま眠って進みつづける  ままをすぐ口に上せた  まま逃げ出してきて  ままに従っていた  ままに働いていた  まま低い声で言った  ままであることを深く感ずる  ままにしておけば死んでしまうぞ  ままで何も言わぬ  ままになすっては  ままではいれる  ままで別れたら  ままに忍んで  ままのこころと云っても  ままに中央の母屋の几帳の垂絹をはねて  ままにいろいろな事を考えた  ままの裸体にかえりかけた  ままで籠の中に植え  ままで車を入れる  ままの姿で寝ていて  ままに従って歩いた  ままのふうで夕顔が寝ていた  ままで父の任地へでも伴って行ってしまった  ままで薄物の袋に包んだ  ままでまだ打ち解けてはいなかった  ままでまだ横になっていた  ままで物思いを続けている  ままに皆きちんとかかっていた  ままに眠つたらこれが絶筆であるといはぬばかりの  まま逃げる後ろ姿を思ってみると  ままで寝台に移され  ままで宿直所へはいる  ままこの女と別れる  ままに漂泊して  ままに明山を跋渉して  ままでまた夫のそばへ来た  ままに譲って行きたかった  ままで弊政を改革する  ままでやる  ままで茶を飲んだ  ままにするやら  ままに終わる  ままに父帝のもとにとどまって  ままを三十一字にした  ままで姿を変えてしまう  ままで置かれた  ままおろさせないで  ままで往来する  ままになっては  まま帰らないでもいいような気がして  ままのお姿が幻に見えた  まま続いて行く  ままで本官に復した  ままで夜明けになった  ままで親が死ねば  ままで月日がたち  ままで京へ行ってしまいたい  ままに侍しているが  ままで死別をせねばならぬかと  ままいられる  ままでおいでになるか  ままに独身でいる  ままに飾りつけのそろっている  ままを長く保っていく  ままに別荘などもそのままに荒廃させてある  ままで非常に明石は泣いた  ままで済んだなら  ままお別れしてしまって  ままなる石地蔵には今もって  ままに雑草も除かず  ままに任せてある  ままに猥にこれを移し植える  ままに繋がれていた  ままの渡船のあらん  ままに写生して置いた  まま崩れた石垣の残っている  ままながらなお当時の面影を留めていたが  まま暫くの間唯一人この観潮楼の上に取残された  ままでは定太郎に渡さねえ  ままに進んでまいり  ままいるほうが生活の楽な点があって  まま死んでは後世の障りになると思いましてね  ままで同時に宿坊を出た  ままに贈り物を作っている  まま行ってしまうから  ままに行動する  ままに自分の手もとへ置いて  ままに出来る  ままを誤解され  ままに止め  ままに自分の寛大さを大臣に知らしめようと  ままになってしまう  ままに肯定し  ままに放擲して置いて  ままで境遇を変えずにいる  ままに従って置くとして  ままにしてあっては  ままで行ける  ままで子は皆悲しがって泣く  ままで行ってしまう  ままに思い出される  ままの行動をする  ままで亡くなられたが  まま向きあっていたが  ままで押し通した  ままで驚愕の表情までやってのけようとするからだ  ままの音を朱雀院は珍しくお聞きになり  ままですぐに変形させられています  まままた椅子に腰をおろした  まま飛び出していた  ままでそのページが一枚皺くちゃになっていた  ままにその周囲に集めたかった  ままに理解しようとして来た  ままなことができないで  ままで病気になり  ままのようだと申す  ままになりましても  ままの若々しい心が改められない  ままでそちらへ行っておりますが  ままに青葉の山もうつろひにけり  ままでお別れしてしまった  まま暗く複雑な光をもって  ままの表現にもどされている  ままに山中を跋渉して  ままで相対していた  まましばらく動かずにいる  ままお粂の様子を見に行く  ままに放任すべき  ままに身を任せていた  ままの仮寓を続ける  ままに芸曲をなすべし  ままに自己を発揮しようとすると  ままに下り行かしむ  ままなるが人に優れて見  ままに左大将に移り  ままでいるだけな  ままの歌をもってした  まま亡くなって心の残る  ままのようにして  ままで終わった  ままで二月も終わった  ままにあいてある  ままで長く病んでおられた  ままほうむり去ってしまった  ままで梯子段を上っていくと  まま引き下がってしまえる  まままた帰って来ようとは思われない  ままで良人を死なせて  ままで若君は近づいて行き  ままに男の子は鉄槌を取り上げると  ままにそれをもらって  ままを語り終えた  ままで落ち  ままに自分をまかせなければならなくなる  ままで心をひるがえす  ままでこちらへ帰って来て  ままで押通した  ままで暗くなってまいりますのに  ままに宮はなって  ままでは辛抱ができない  ままお書きになり  ままで臨終に立ち会えた  ままで忍ぶ  ままなようなお気持ちがされる  ままで御家族に動揺をお与えあそばさない  ままに書かれてある  ままで心に残っているが  ままに三条の母宮の所へ女房勤めに集まって来る  ままで亡くなった  ままでおいた  まま送ってやったらしいと  ままを発揚し  ままに歴史を描いて来た  ままの内容形式で生きている  ままに公開している  ままに捨てて置けば  まま認めてやっただけの  まま見つめていると  ままに登楼した  ままでどの席へでも通る  ままにここへ遊びに来たが  まま遊ぶのは遊ばれる  ままで寝るが  まま行けば身が立たない  ままに政を一新せしめて行こうという  まま見捨てるには忍びないものがある  まま捨てても置けまい  ままで置けないという  まま聞いていたく薫は思う  まま帰らねばならぬ  ままで結婚を許そう  ままでこうなった  ままのような暗い月日もたって  ままでいらせられる  ままに結婚もして  ままでいるよりも見る  まま唸っている  まま軽い風に浮立つ  ままなのを屹と見遣った  ままに手もとで作らせる  ままな力を加える  ままで一人いようと  ままの関係でよいとも思っている  ままで別れて行く  ままで話させていただきましょう  ままで入れ  ままにも取りまとめる  ままもう一度山荘へ引き返したいと  ままでお出かけになった  まま帰る気などにはおなりになれなかった  ままで病死をしてしまいたいと  ままで終わる  ままでは帰れぬ  まま悪くなっていく  ままで死んで行く  ままで日が暮れた  ままで深更になった  ままになりましては  ままでは自然に遠い仲になっていくかもしれぬ  まま泊まっていく  まま居残ってい  まますぐ別れる  ままに漂って  ままの荒れ果てた  ままに立並んだ  ままお敏の顔を見返しました  ままに折りて見ましを  ままになるよりも  まま揚げ戸も上げた  まま繕われていない  ままにできない  ままに思い明かした  ままな行為はしなかった  ままの境遇を認めて  ままにしていても  まま使うことにして  ままのことを言いえよう  ままで寺にしては  ままで微かに息をついている  ままで雪のなかに坐り込んでしまった  ままでは引合わない  ままに家出して  ままズルズルして居て  ままの右手を額の所へ持つて行くが  ままにて出入し得るなり  ままじろりと女たちを見廻した  まま死ねたらとそう思うと  まま行かれちゃ  まま泣き続けた  ままに首を廻わしている  まま停っていた  ままの姿勢になって踊るべしっていわれてる  ままばったりと横に倒れた  まま起きて来なかった  まままた降りた  まま蹲んでいた  ままになってくれる  ままじっと煙草を吸っていたが  まま乾いた蹄を鍋の中から出していた  ままに廻転した  ままにぼうぼうと流れていた  まま吸いつき合った  まま枯れている  ままで疾走した  まま倒れていた  ままぶるぶると慄え出した  まま錆びを落した  ままじゃいられぬさ  ままで飛び歩いた  ままに溜っていた  まま帰らせていただきますわ  ままにさせといて下さい  まま駈け違う  ままに自殺を決行しようとしている  ままに車に乗った  ままじっと二人を眺めていた  まま唸り始めた  まままだ揺れ続けている  まま出て来ると  ままにやにやした  ままでなお反り出すと  ままの方向へ車を走らせていてから  まましばらく黙って縮んでいた  まま黙ってしまうと  まま開いていた  まま錆びついていた  まま押し冠さって来た  ままへたばっていた  ままに戸をくぐると  まま黙って浴衣を一枚手渡した  ままいてくれたって  まま休ませて貰ったってかまわないかね  まま死んだ方がまし  まま到頭起き上がろうとしなかった  ままを見ていた  ままでその話はしなくなった  ままで情けないことにするであろう  ままで恋を成立させようとは  まま隠しておこうと思う  ままにこまやかに将来を誓いなどして  ままに来て逢う  ままにはなっていないで  ままで年も暮れた  ままをここまで来させた  ままのようなうるさい人がおそばにいないで  ままにあそばした  ままでおいでになる  ままで御自身の室のほうへ行って  ままが娘の産でしばらくほかへ行っていた  ままに命じた  ままでは自分の醜聞が広がってしまうに  まま出かけてしまった  まま思い沈んでいると  ままは今でも恋しがって泣いております  ままが殿様のほうへおいでになる  ままがかわいそうにも思われます  ままのことにして  ままにしておける  ままでは帰りようがありません  ままでも事は済むでしょうがあとでほんとうのことがお耳にはいった  ままではまだ物足らず思われ  ままにこまごまと見た  ままによくおいでになっては  ままで外に立って  ままに恋しい悲しいとお言いになる  まま目立っていた  ままを云った  ままのこころもちで見まもった  ままの実在を絵で闡明しようという  ままで京へまで伴っては  まま置けば死にましょう  まま死なせたくないと惜しんで  ままで起き上がれ  ままに中将は出かけようとする  ままの姿で浮舟はいた  ままに出て来た  ままに次々に思い出される  ままの自身を見せないで終わる  ままにしていましては  ままおけば今まで生きている  ままで人格の高い弟に言いだす  ままの身じろぎの  まま死んだ人と思う  ままに逢いうる  まま持ってお帰しください  ままで尼君のほうへ押しやった  ままに気稟の側から全幕を演じ  まま黙つて縮こま  ままウトウトしていた  ままの一つとしてのみこんで  ままの社会各層の民衆の意見をあらわす  ままに思ふ  ままもう冷たくなってた  ままお光は座に就いて  まままだ帯も結ばず  ままに自分を待っている  ままその場に立ちすくんだ  ままに調剤室の中をのぞきこんでみると  ままに歩いて行くと  ままの堀割が残っているが  ままに自由な態度をとってる  ままを描写すれば  ままに筆を走らせようという  ままにやたらにペンを走らしてみた  ままに描こうとするに当って  まま押し合ひ  ままで外へ出た  ままで置き  ままに品物を送る  ままになっていたから  ままで足許を見ていられます  ままに彫刻した  ままに振舞おうとする  ままを有体にいうと  まま持って出て  ままにして置いたが  ままで奥さんに話しかけた  ままに言い放った  まま漕ぎ出てしまったという  ままに一点でも二点でも作品を持ち寄つて  ままあわてて外へ飛び出したとおっしゃる  ままに前の口述を繰り返した  ままで矍鑠としていた  ままで今日に至っている  ままではどうにもただあわただしく筋書を読んでいる  ままの親密な氣持を彼等に再び感じながら  ままの姿をとったに  ままの人間的情熱の歴史的課題そのものの中へひらき得る  ままに前進しようとし  まま長く上海に留って  ままになるものの如く  ままを収録した  ままに義経を殺し  ままに持って来た  ままにいたしましょう  ままでおわってしまう  ままとびおきて  ままにあばれさせて  ままの新宿に遡りたい  ままで伊右衛門は帰っていなかった  ままにしておいてはいけない  ままどうする  ままに放ったらかしておいた  ままの散弾の薬莢が二発とも残っていた  まま跪いて脈を取った  まま噛み砕きて食す  ままではいていた  ままで倉庫にぶち込んでいた  ままで置いている  ままお部屋に坐っている  ままのゴバン縞のキモノで遊びに来たと  ままその手を外套のポケットに突込んだ  ままの生き生きした  ままに黙  ままに店を譲つたので  ままに連れられて  ままに水に向って  まま残されねばならぬ  ままに之を把握せねばならぬという  ままで懐手をしていては  ままもじもじ体を動かした  ままどさんと勢よく倒れたが  ままよと観念してとぼけていると  ままに空間に形を描き  ままでも食えないのに  まま上ってきた  ままに深く沈んで  まま見上げ見下ろしただけで  ままに歌わせ  ままに躍らせて  ままのことをして  ままお帰りあそばしては  まま死なせて下さいと  ままにしつつのさばっている  まま置けばフケてしまう  ままにしようと思いついて  ままに見てみました  ままで生涯をうずめる  ままなる広長舌を弄する  ままで砂ッパに寝ころんで  ままで二人は椰子林の中を歩き  まま暮れて行く  ままに当時の上司の命を受けて  ままにこの男と融け合ったなら  ままグングン陸の上へ引きあげ  ままの形では色々不満もあるが  ままを挙げてみよう  ままではあの家はあの虫に食いつぶされるだろう  ままに放置されてるからです  ままでは困る  ままの子供の姿のリイが刀と鉄砲を持って立っておりました  ままに乾干  ままには捨て置かれじと  ままで咲いていた  ままでお気に入らずば  ままと申す  ままなるを区別せし  ままに放任しています  ままに少々書いて見る  ままに身を伸ばして  ままに待って居る  ままの躯と蹼の大きさを比べ記しある  まま入れて封じ  ままの真は偽せよりも  まま跳ね上る  まま納めることにした  ままの柿の実が樹に成っている  ままごくりと一口に飲んだ  まま死んだという  ままの国旗の小さいのをとり脱した  ままの電灯にたかった  まま行くさき分らぬ  ままあの青年たちを腐らせたくは  ままのとき先ず最初に用いる  ままの扉の外から拝した  ままに現象反映の文学に止まっている  ままの筆力で描き出して  まま烈しく噴出している  ままにつかって  ままの状態に妥協をなして  ままの人力車が一台あとから駈け抜けて行った  ままに器械の如く働けば  まましょぼんと坐ってるだけだった  ままでいなければならないなんて  ままの状態を改めなかった  ままに放置して置く  ままに仕払って買い取るを  ままに進行すると  ままに備わる  まま残るといった  ままに行えと言って  ままにこれを改良す  ままに諸方に廻り駈け  ままに追い得るがごとし  ままの姿勢で遠ざかってゆく  まま放っておいてある  ままになっています  ままに暮れた  ままを尽くいおうとすれば  まま煮え沸く  ままに懸け  ままでは大いにその睿智と模倣力を揮うべき  ままその瓦猴の旧像の図を出した  まましばしば書きいる  ままの膳を見て  ままになれだが  まま泣き泣き歩いた  まま送って死ぬより  ままに使用できるし  ままに再び語られた  まま置いたりする  まま置いてあって  ままに話し合ったが  ままに任せていたなら  ままで見ていた  ままに出来るかも知れない  まま恐しそうに前を見つめていた  ままで四月か半年も頑張ったならば  ままに開放されながら  ままに模倣して  ままで離縁にはなっていないが  ままの姿で行く  まま御近所の世話になっていてもらいたい  ままに認めた  ままにはしておかれぬぞ  まま引ったてて  ままに一つ二つと盃を重ねた  まま御主君の妄執も晴らさずにおいては  まま考えこんでしまった  ままふたたび出て行った  まましおしおとして言った  ままに小平太はふたたびなよなよと下に坐った  ままに描かれやしつらん  ままに生涯を流転した  ままに素姓の秘密を限りなく掘り広げている  ままでは三人が餓え死ぬより  まま出てこなかったという  まま深い考えに沈んだ  ままの白髪の老女にすすめた  ままの形で実現されないと知ると  ままと諦めるべく教える  まま並べてある  ままをうたっている  ままで圓朝の舌をとおして聴かされる  ままに語りし  ままにこれも家猪に適用して置く  まま眠り居る  ままである頃から見立て買ひをして  ままをお話しなさる  ままのノートが幾冊か重ねられてあったという  ままに身を処し  まま歩いてゐたが  ままに読みつぶしては歩いてゐたが  ままに何気なく耳を澄してゐたら  まま唯グッタリと項垂れて  まま項垂れがちに何かと指先をクネクネと爪繰らせてゐたが  まま鋭く戸口を窺つてゐたら  まま尚ほも  ままで残される  ままの直観空間に過ぎなかった  ままには決してならない  ままに写す  ままで別にそれを発表しようとも思わず  ままで庭の土に挿し込んでおくに過ぎなかった  ままで捨て置かれた  まま落ちるのもあるし  ままにいろいろな事を話して見よう  ママヨと云って  まま生きていた  ままを一羽求めて来さして  ままに立ち働く  ままでやつてゐるといふ  ままで公けにされるといふ  ままで写した  ままにしろというから  ままの月日を重ねて  ままよく見れば  まま見過ごし置く  ままに膝行し寝ている  まま久しくお蔵になっていた  ままに訊いて見た  ままねてはならぬと  ままのからだで辰馬の許へ帰れる  ままに取り出して  ままに泣いた  ままの形で降った  まま放してやったら  ままなしうる  ままでかかって来たから  ままで婆やを睨みつけてやった  ままで八っちゃ  ままで保存させうる  ままその前に坐って  まま思わずも笑いかけ  ままを押しと  まま行っちまう  ままお帰ししては  まま堅くその眼を閉じていた  まま大きい碾茶の茶碗でたいぎそうに甘酒をすすりながら  ままで暫くもじもじしていたが  ままでゐると  ママが乳癌と診断されて  まま大きい碾茶の茶碗でたいぎさうに  ままで年末と正月とを迎えねばならなかった  ままに泊り込んだ  ままであると答えると  ままの洋封筒を差出した  まま居睡りをし始めた  まま軽く優雅に頭を下げる  ままに買い与えた  ままその家から程遠からぬこの病院にかつぎ込まれてから  ままその場に昏倒した  ままに飲む  ままの草葺の朽ちた  ままの竹が伸びていた  ままに溢れていた  ままに酒食に耽り  ままに手刃するばかりでなく  まま濡れかかりますが  ままでぐしよ  ままで一心不乱にやれば  ままではすむまい  ままで見えない  ままで手を附けずにあった  ままで生と死の境目の敷居を踏み越えて  ままに両手の指先を眼の前に持って来て  ままにしとく  ままで死骸の臭いを立てはじめた  ままスーッと下へ落ちて行き  まま歩いていくと  まま乾ききらないでいる  ままぼんやり考えこんだ  まま小さく頷いた  まま喋りだして行った  まま居睡りを始めた  まま蒼くなって立っていたが  ままに乾燥していて開けられた  ままに湘煙の心に映っていた  ままに来た  ままをかくになん  ままの男世帯の有様を見せる  ままに筆とるべき  ままに自身のロマンティシズムを立てていた  ままに止まった  ままに云い  ままの真実を恐れず  ままに女に向って  ままに見れば  ままの運命に入って行く  ままに暮している  ままで進んで来た  ままの人間一人の生きる  ままに終っている  ままにポーズして行っていて  ままにふるまって来て  まま終っている  ままで反り曲っている  ままもじもじしていた  ままで子供をつれて  ままに思い浮べながら  ままに散らかった  ままの状態を示していた  ままに漣波状をして  ままの肉体を運んできた  ままに残ってる  まますぐま近になって  まま考えていると  まま云ったりした  ままをそっと袂に入れ換えて  まま何とも答えず  ままお膳を下げて  ままの男性に迫り  ままなる道をたどったに  ままに導かれて  ままで行って見た  ままで縁側に出た  ままじゃ持って行けませんね  ままで出て来ちまう  ままの銀子を料亭の庭の松の蔭に立たせて  ままに大増の女中に住みこむなど  ままに大空をかけめぐる  ままで問うた  ままじっと耳を傾けて  ままにしたりしていたが  ままで耳を傾けて  まま唄っている  まま立退きを命じられた  まま通りすぎてしまった  ままに不安な空気がざわついていた  ままの心で空と地との静けさを呼吸した  ままに急いで  ままの茶をぐっと飲み干した  ままに庭下駄をつっかけて下りて来た  ままのそりのそり歩いていった  まま黙って父の後姿を見つめていた  ままに相乱れて戦った  まま置いてありました  ままにしておいても  ままその遺書を受取ったが  まま消えいり  ままの顔の上へ乗せる  ままに自分達の感情を伝え合わずにはいられないという  ままに来ていて  まま伝えられたと  ままに生命をすてさせるについて  まま絶えざる封建性との闘いのうちに今日まで来た  ままよ今までの贅沢を償ふ  ままにあふれて  ままに濡れる  ままに勇気をもって  ままで翌年を迎えた  まま述べて見よう  まま見ておりました  まま怒鳴り立てました  ままの野蛮人見た  まま飛んでは走り飛んでは走りします  まま高い屋根の上に立って  ままだんだん町外れの方へ来ましたが  ままの無茶先生は豚吉とヒョロ子を連れて  まま重なり合って気絶してしまいました  ままを書いてくれたならば  ままを表白して  ままを書けば  ままをジョン・バンヤンがやった  ままに自分勝手にそれをハイネ好みの甘美な詩に仕上げて  ままに任かす  ままの革包を隠す  ままの理解よりも却って狭く作られた  ままで示されている  ままに自分勝手にそれをハイネ好みの甘美な詩に仕上げてしまっていた  ままに行けば  ままに臥し  ままよと濡れながら行けば  ままに苦しめられながら  ままひからびた様子は淋しい気持がする  ままに得られるだろ  まま突っ立っている  ままにては何時果てるやもしれず  まま逃れようと決心した  ままで生活する  まま寝かして貰うより  ままで順次に同じ浴槽の中に入り込んで来た  まま慌ただしい新春を迎えた  まま長く露出した  ママを喜ばす  まま動けなかったのを覚えている  ままで十数年過ぎてしまいました  ままなるものになってしまう  ままに引いて見ますと  ままに少し金の使い道ということについて言ってみたい  まま来てし  ままに行つてしまひました  ままに知らず知らず  ままに獣があばれる  ままで低く笑って  ままに金吾は歌い続ける  ままで進んでいったならば  ままにやらなかった  ままに女子を選んだ  まま吾が子に引き摺られて行く  ままに伸びて張れる  ままを考へなほして見  ままの自分を見詰めて  ままに泊まろうとすると  ままに塗った  ままの樹を肩にして  ままで暮している  ままの生活の感情を認めて  ままでしばらくいて  ままでわしの館を蹂躪した  ままにさせて置くが  ままに捨て置いたら  ままに藻という名を呼ばせていたが  ままにしようとする  ままに今夜もうろうろと屋形をぬけ出して来た  ままで突っ立っていると  ままに日を重ねたらば  ままにひでりが打ち続いたならば  ままに手をつかねて  ままでまだ執念ぶ  ままで誇る  ままにこちらへ徐かにきしって来た  まま小さくうずくまっていた  ままで終らせたいという  ままで終らせたいなどと希う  ままでおいたからな  まま向い合った  ままの暗黒を閉め切ってあるらしい  ままの勝手口まで来ると  ままニコニコと見上げ見下した  まま駈着けて来た  まま見向きもしなかった  まま永病いの床に就いてしまった  ままやはり地べたに氷りついており  ままに保存されていた  ままに畳の上へ四ん這いになった  ままに仙公の室に通った  まま起きあがらないのを見て  ままに挙げて見ます  まま躍り出している  ままニコニコしていた  まま駈け上って  ままぼんやり見送り  まま連れていって逃げて下さい  ままを誌してみた  ままでお鶴を見た  まま葬り去られようとしてゐる  ままに近づけて  ままで死ぬ  ままで焼いてくださいといったので  まま読んでいる  ままにしておきたいという  ままだという  ままに永く膝下に侍せしめ給え  ままに従うべければ  ままに言い罵り  ままに持ち  ままに死なば死ね  ままに従うに如かずと  ままで立ちもせんので  ままをするだろうと  ままの大な銀貨とを互に見較べ  ままの自己をひっさげて出て来さえすれば  ままの厚さで凍てついてゐた  まま死んでしまったって構わない  ままこうどこへも廻らずに帰ります  まま白くたっている  ままおいてあった  ままのバラの花をそこへつけた  まま多計代は娘と息子とが待っている  まま降りかけて  ままの調子でたたきへ下駄をぬぎすてる  ままおいてある  ままつい話しこみかけている  ままの顔を横に向けて  ままで離別する  まま多計代を促した  ままかくされていて  ままで多計代の生活を貫いて来ている  ままのうす赤い指さきで  ままその場を動かず  ままの恐怖でよむ  ままにかかれていて  まま冷えかたまって  ままふるい支配階級とともに歴史のなかに消耗されてゆくしか  まま新しいタバコに火をつけ  まま思い沈んだ  ままついて出た  まますぐたべたりしないで  ままの高さからのぞきこむ  まま出て行っては  まま眠ってしまいました  まますましたほうがいいと思った  まま逃がしてやる  まま答えようとしないので  まま追われている  ままに脚をあらわして泣き出したい  ままでいいと思っていた  ままにやってみたい  まま出て来てすわった  ままの相良寛十郎が出て来た  ままに暮らす  ままで裏山に掘立て小屋を作って入れてあるとの  まま歩きつづけていたが  ままに行動しなければならないとすると  ままの現在のうちに口を開いていた  ままなら危険というほどでもありますまい  ままの状態でいる  ままで押しだせ  ままおめおめ江戸へ引っかえせば  ままさがってゆく  ままに残っていた  ままに気位なくあちこちと浮れ廻る  ままに放任した  ままそっくり持参いたしました  ままに残っていました  ままだということが分ったので  ままの草が残っていた  ままに家の方を見ました  ままにして置くさ  まま干からびている  ままに静かに読書研究するをも許されない  ままを発揮したから  ままにもし済ましたなら  まま縦令露西亜の土となろうとも生きて  まま紅いショオルにくるまって  ママはきっといけないなんて仰し  ママにそれが解らないって仰し  ママだってことを忘れたの  ままに織った  まま置かれてあった  まま眠てしまう  ままで人心に来り迫る  まま近よってきた  まま笑いかけていた  ままに一同で観覧車に乗り高い杉の梢の夜風に吹かれた  ままの拳を握りしめて  まま動く事が出来ません  ままの花やとんぼの羽根を歌ふ  ままの花やとんぼの羽根を彼らしく歌つてゐるからではないか  ままの新鮮さをもって  まま解いている  ままに去らせておいて  ままの形を崩さず  まま小さく坐り  ままの障子が開いていた  ままじりじりと詰め寄った  ままで進めて  まま押すすめて  まま帰るのも心残りという気もしていた  まま立ち辣んでいる  ままお庭に出て  ままで死んでしまえば  ままであるとそれは敵軍の士卒の首であることが判るので  ままがいいということになったら  ままにして置いたというので  まま必ず仏になれる  ままで流れて行きます  ままに信仰に入られる  まま眠つちまつ  ままで芸妓と一緒に沖へ乗り出すと  ままに別れる  ままで今に帰って来ない  ままに再びもとの座敷へ引っ返して来ると  ままで縁側へ出ると  ままに手紙をしっかり握って  ままにかの尼を置き去りにして行く  ままで立ち  まま到頭宿坊に帰って来  ままに裸の自然に対面して  ままで実験していると溶けた  ままで無惨にもぎ取られる  ままを誌して  まま帰って往った  ままを僕は書きました  ままに漂っていた  ままにぼやっとした  まま生きてるの  ままずっと続く  ままであった家のなかにむけて  ままに現在も保存されている  ママの大きなお腹を指で押え  ママもちょうどお家へ帰る  ママに教えて  ママは買い物にいくわ  ままになっているくらいなら  ままでからだを横にひねった  ままの事実を並べて  ままでしばらく僕の膝の上につッ伏していたが  ままを言った  ままに少しばかり小遣いを貸し与え  ままに出発する  ままなことをした  ままに奈落の淵にまでも追従せんとする  ままの顔をして  ままに叙したなら  ままで押し通して来た  ままに記すだけである  ままで続いたら  ままにして抛って置いたなら  ままくらい夜にささげてしまうが  ままでソと置いた  まま黙つてゐる  まま遊んでゐてくれた  ままで起伏し  まま引き上げられたり  ままずつと帰らない  ままで勉強して行く  ままに過ぎて行く  ままに過ぎてしまって  まま円くなって  ままではあるけれども  ままに草履を穿いた  ままで私参りやする  ままはッという呼吸で変ずるわ  まま見向きもしないで  ままその夜疲れ寝たり  ままを追った  ままにしてあるので  まま登っても常念の小屋に入れるか  まま歩いても苦しくなかったからスキーはかつぐ  ままいい加減に下って行ったが  まま歩いても楽に違いないと信じていた  まま眠り込んで凍死する  まま倒れていて  まま進むことはスキーを折ったりする  ままの状態でいられるか  ままこれから先のことについて吉田君と相談する  ままなので直滑降をしたが  ままちょくちょく来る  まま一心に自分を見ていた  ままの断片的印象を書き綴ってみる  ままむなしく帰らせる  ままにポーズを作った  ままで窓前にそびゆるガスアンシュタルトの円塔をながめながら  ママを永久に失ってしまった  まましくしくと泣き出してしまう  ままに見渡せたが  ままそっとしておこうと思っている  ままに幾日も経った  ままで玄関を飛び降りると  ままではいかん  ままこの者にこうしたコツコツと身体を動かさずやる  ままに馬道の噺はお白洲の大岡さまお裁きまでいってしまって  ままでいたろうか  まま小圓太はお辞儀をした  ままいよいよ深きを加え  ままで萬朝はいた  ままの小糸の家は圓朝の住居のもう少し河上にあって  まま溶けてなくなっていってしまい  ままにすらすらと書いて見るが  ままの環境に置き  ままこの様に声を掛けられ  ままにどうにでも動いてくれた  ままに駆使した  ままにしてみた  ままに武者修行して  ままにこれを喰ひぬ  ままに打ち過ぎんには  ままに働けず  ままに憂苦を見せん  ままになるなんて  ままにはね  ままその前に坐っている  ままの家庭を持った  ままいくら呼んでも揺っても眠っていた  ままを認容した  ままにふっきらせ切らない  ままにそれ等を書いた  まま辛うじてかがんだ  まま寝ち  まましばらくは外を吹く  まま別れてゆく  ままに配し  ままに広げた  ままうつちやつて置いて  ままにして行きますから  ままに置いて行かうかと  まま明いている  まま逃がしてはならない  ままの質問をした  ままに音読して  ままなので段々気がおちつき  ままで人前には出せない  ままの腕組みで凝っと  ままになるしか  ままのイギリスの古い家が並んでおる  ままに話をした  ままに放置されている  ままをあてがって  ままごろりと横になり  ままにやり通す  ままならぬをひそかにかこてるおりおりは  ままにとく咲きて  まま黙って見ていられない  ままになすっちゃ  ままに用意をば整えつ  ままに永別となるならば  ままに鵜呑みとなれど  ままに二人が間を裂きたるぞ  ままあわただしく千鶴子はその母を呼びたり  ままに身は土と朽ち果て候うとも  ままに罪名と刑期とだけを掲げて置く  まままずあたりを見廻した  ままに引かれて来た  ままに生えさせている  ままの形で首を下げた  ままを受け売りした  ままである上に袴もはかないと云う  まま更けて行った  まま馳せ下るが  ままで引下がる  ままじっとしていれば  ままに従わなければならない  ままに時刻が過ぎて行ったので  ままで公に現はれて  ままの節附を拾出す  ままにかけて行く  ままに小説を書いて  ままであったかも知れない  ままの私の顔を見比べた  ままに私を的確な犯人と睨んでいる  まま猛然とスピードをかけて来る  まま一気に駆け抜けようとしたが  ままかと二様の考えを持っていた  まま仰向きになって  ままにやるだけの  まま帰さないことにしよう  まま沈ませて  ままでボーイにたずねた  まま忘れたふりして  ままで忘れてゐた  ままのろのろと歩いていって  ママにお話ししちゃ  ママに話したら  ままに飛翔して  ままの貧書生の姿で呉王廟の廊下に寝ている  ままに眼を軽くつぶると  ままにそれを着ると  ままで榻の上に眠っていた  ままの筆すさび  ままでやはりにやにやと笑っていた  ままの婿を得らるるは知れてあるが  ままで暫しその返事を考えていた  ままに免してやっては  ままに五人の家来に送られて  ままで暫く黙っていた  ままには戻れませぬ  ままにひと口呑んだ  ままに任かしてあるが  ままに掠め奪って  ままに啖うがわれらの教えじゃ  ままに屠って  ままに捨ててある  ままに取り残されていた  ままの手紙を書きませんでしたね  ままでぐるぐると廻る  ままに成っている  ままでそこに集りながら  ままで炉辺に寛いだ  ままの方向で飛びつづけると  ままでは殺される  まま小さい十銭銀貨三つを擲げてその裏面と表面で陰と陽を区別し  ままには置かないから  ままに下駄をはいた  ままに容るされてゐた  まま放つとくと魘されて眠れないから  ままに再現される  ままの現実にとりかこまれて  ままかへりみる  ままでは受取りかねる思ひも  まま死んでしまひたい  ままの姿以上に見せかけ  ままに誕生する  ままではあるが  ままにならないけれど  ままに委せてをくほど  ままに任してくれたし  ままにせっせと原稿を書き  ままに生きていたい  ままの生を愛して生きています  ままの社会生活で女との関係を考えている  ままに直立したる  ままに着けたる  ままにてえもめぐらさず  ままに揺れた  ままで寝る  まま死んでしまいました  ままに遊ぶという  ままにおじいさんの前へいって坐ったが  まま笑い出した  まま住んでいるという  ままの表情がある  ままで無能でとても一家の主人たるだけの資格のない人間になってしまった  ままに荒らしている  ままに放置されてあった  ままで長い螺釘を調べる  ままむくみ上つてゐる  まま置くと侘びた  ままで日が暮れてしまってはと  まますこしも酔っていなかった  ままを細かく書くと  ままになって居り  ままのワクに積年の塵があった  ままでは引合わないという  ままが躍動したら  ままの弛緩し切った  まま忽ち帝国主義に発達する  ままに幾重にもおゆるし下さいませ  ままにこの秘密を胸に秘めて  ままに悩み悶えております  ままにお手紙を書いておりましたならば  ままの杉の垣根に囲まれて  ままに譬え  ままお茶の間の四方に並んでおりましたので  ままお台所の方へ逃げて  ままに遊ばしませ  ままになると思いますから  ままに次から次へと恐ろしい思いに迷いつづけていた  ままにフイとほかの町すじへ外れて行きました  ままに遂げられなければならぬ  ままに熟視すると  ままにしたがう  ままにうちすてておくと  ままにしておいて休もう  ままに破壊する  ままに受け入れねばならぬ  ままの私の中にそれを実現しようとする  ままの姿では認められない  ままをあるが  まま長いこと考え込んだ  ママはじきに帰って来ますよ  ママに時計を買って貰うの  ママの写真が入れたる  ママに言わない  ママに言わないでね  ママに知れたら  ママがいないと  ママの家へお客様に行っても  ママが別々に住んで  ママが病気だって言うと  ママの言う  ママは知らないの  ママが不幸せになった  ママを駄目にした  ママを叱った  ママを駄目にしたって言う  ままに伸びて  ままに曝していたが  ままに血みどろになっている  まま動かなくなって並んでいます  まま渡してしまえば  ままに先例によって祭っているというぐらいの  ままに日本民族に仲間入りして  まま坐っていれば  ままその男の背をみた  ままにしといた  ままの現実を描き出してゆけば  ままのものとして追随されざるを得ない  ままの延長であったことは我々を深く考えさせる  ままの民衆の習俗常識の中へ己を埋没させてゆく  まま現れている  まま抛って置けば  ままいさせた  ままに筆をとっている  ままにあげたに過ぎない  ままでよいと思う  ままに居れ  まま考え込むというよりも  ままに放って置かねばならない  ままではぼくはやりきれません  まま暮して来た  ままのわたしを小母さんに見せているだけでは  ままにふところにしまった  ままだってわたし小母さんにしょっちゅうすまない  ままがっかりしてしまった  ままに倒れてしまった  まま動かずに垂れていた  ままで居りますわ  まま同じように広大な深い夜の空を仰いでいた  まま放って置くという  ままに花弁を一枚一枚揃えていた  ままゆらりゆらり波をうねらせていた  ままに生きて来たが  ままで女の声に答えた  ままに過ぎている  ままにおれましょう  ままこの嵐に捲き込まれて  ままで思い切る  ままで渦巻いていた  ままで学校へ行く  まま過ぎて元通りになり  ままで正坐して  まま久しい間沈黙していた  まま寝てしまわねばならぬ  まま聞えていて  まま死んでしもうても  まま迎えもせず  ままに蜘蛛の糸を吐きかけて  ままに滞り  ままに浮んでいた  まま黙っていたという  ママが泣いちゃう  まま働かねばならない  ままの気位で育てたのに  まま起き上って来て  ままに叔母はその折れた  まま還すわけにはゆかぬとか  まま飛び降りて母になぐりかかってきた  ままに任しておくと  ままに記録しようと  ままで満足させた  ままにしたり  ままに歩きまわり  ままで祝儀に臨む  ままに定めた  ままにこれから詳しくお話しする  ままグッスリ眠ってしまって  ままで居縮んでしまう  ままの手を敷居へついて  ままなのを気にしながら  まま起っている  ままに歌はれてゐます  まま立っていました  ままで行きますと  ままに止る  まま持ち上げられた  ままくやみ一つつぶやこうとはしませんでした  ままみむきもしない  ままんなっていて  ままで葬りました  ままに正直に書く  ままで行った  まま暗い石段を駈け下り  ままでやっちまおうじゃないか  ままだってかまやしませんよ  ままの軒庇しを出した  ままに変って来た  ままに思ひ  ままに思い出を語ってみました  ままで彼女は自分の顏をスワンから離す  ままに勝手に幾日でもここで遊んでいらつしやる  ままの単純な形で残して置きたい  ままに息は絶えていた  ままに流されていったら  ままうまく地上にでられる  ままに次第にその大きさを増しつつ  ままを残した  ままで駈け上る  ままで永く別れてしまう  ままで黙っている  まま差し上げなされ  ままにどこまでさわり  ままになったと云う  ままの單純な形で殘して置きたい  ままこの花を辞し去って  ままに幹を伸ばし  ままに舳先に腰をおろしてい  ままでしばらく立止っていた  まますんなりと避けて  ままに従って行った  ままに別れて来た  ままに思い起されない  ままに止める  ままにわが友宮本二郎が上を誌せし  まま深き思いに沈み  まま聞こえなくなったら  ままに多少の好奇心に促されて見に行った  ままにて帆村の面に動く  ままで大きくなった  まま捨置くことなら檜垣の家は後嗣絶える  ままを見詰めていた  ままではやって来ない  ままを話し合っていた  ままを云わせて下さいまし  ままで五分保っていなければならない  ままの場所からちっとも動かし得ずに  ままに暮して行く  ままで一日の半分は居られる  ままの人生を人生と眺めている  ままの空気枕をつかんで  まま出さずにいた  ままで終ったでしょう  ままの形であると云える  まま行かれない  ままでは文明の婦人とはいわれない  ままに殘つてゐると  まま積んであった  ままの右手で口を抑える  まま突刺さっていた  ままに質問が出来ないので  まま笑っている  ままの役者に掴まって  ままで鏡台のまえに坐る  まま突然言い出したので  ままでは署名がないじゃないかとお婆さんが承知しないにきまっているから  ままに一生を送らねばならなかった  まま之れを与へんと  ままの標字が残っている  ままの写真を濡れた  まま浮かんで行ったり  ままおもてを歩き  ままで燃えている  ままで動かなかった  ままで凝結ったからであった  まま経って行った  ままの同じ姿勢でいた  まま戻ってきたりする  まま引っ込んで行った  ままにしておいてもらいたいと言った  ままの母親を一人残してある  ままに許している  ままがあの人の芸術と同じ高さの心で現れる  ままの突っ伏し  ままの味で煮出している  ままの駅逓が或る林中に幽かに薄紫の炊煙を立てている  ままに咲き乱れて  ままに歌って  ままに話した  ままにするという  ままに味い  ママが奥から出て来て  ママまで腹をかかえた  ママは開けすけだ  ママは左右を眺め眺め  ママが呼んだ  ママは何か大声で呼び続けた  ママやイフェミヤは眼を輝やかして  まま落ちてきた  ままであると思ってもらいたい  まま久しく出て来ないので  ままで一夜を明かすと  ままに鬼を使う  ままに山を登り  ままで穴の外へ跳り出した  ままではずかしそうに青い顔の頬のあたりをうすくれ  ままで包を開くと  まま遠く町のむ  ままに歓を尽して  ままを無神経にくり返してただ手際よく毛孔の無いような字を書いている  ままで東の部屋へ転げ込んで  ままで路を避けようともしないので  ままに甘い窒息を与えた  ままで住む  ままに誘われてゆくと  ままに彼は池にはいっていると  ままに李の首を渡すと  まま出して居る  ままに起き出でて  ままで奔り避けた  ままで動かない  ままでしばしば食っても  ままに行かせている  ままで逃げようともしません  ままで動かなくなりました  ままに付いてゆくと  ままえいえいと歩いている  ままで退却しろ  ままで再び生きなかった  ままのやうな姿勢でよちよちと現はれた  まま生遺物だといつておく  ままにしていたら  まま動かずにいる  ままで返さないばかりか  ままで客間へ出て行った  ままに帰す  ままのがあるでしょうか  ままのそばの実を壺に入れて  ままの実がある  ままで握っていた  ままこうして居りましょう  ままながめていました  ままに箒を持って来て  ままにさせると  ままに答へてゐた  ままにはいない  ままでは主観的に愛情の内容がいろいろにたかめられ  まま動いて来ている  ままに踊らせたと云う  ままを書きました  まま坐っていたが  まま少しずつ深い方にはいってゆきました  ままでは追付きません  ままで体を横にして泳ぎはじめました  ままで泣きじゃくりをしながら  ままの現れにしたがって  ままに自らを流し従ってゆく  ままに揉み拉がれて  まま考えているよりは  ままを素直に感受する  ままをいえば  ままの生活感で日本の現代文学をより豊富なものにしてゆく  まま見ていた  ままその場限りで綺麗に忘れて  まま寝ています  まま止めて引っ返しては  まま行けるだけ行って見よう  ままじっと門の前の銀杏の樹を見上げました  まま立ち竦んでいる  ままこの場の様子を冷やかに笑って見ておりました  ままじっと濃紅姫の死体を見ていましたが  ままドンドン走って行って  まま帰ったら俺は一体どうなる  まま帰ったら俺あ型なしになる  ままに唄を軽く切りあげて  ままの里はある  ままで語る  ままの面影を保っていました  まま打ち捨てられて  ままよく俳句を作っては  まま必ず動いた  ままただ視線だけをその方に移すと  まま動くことができなくなりました  ままに止めた  ままに月をやど  ままにというわけには行かず  ままで模倣のみしていた  ままに生え  ままで番小屋へ出掛け  まま出て来ない  ままお輿を据えては  ままの障子の中から仕切った  ままぼんやり身動もしないでいる  ままのがあった  ままで置いて寝に行った  ままに引受けてしまった  ままにヒラヒラと顫へてゐた  まま書きつづけるとすれば  ままで地べたに倒れていた  ままを冷然見つめる  ままにぶちまける  ままきちんと囲炉裡の横座にすわった  まま鋭く眼を光らした  まま続けられている  ままの足を炉ばたから抜いて  ままの姿で行う  まま伸びている  ままの運転台に飛乗った  ままに活き得たら  ままに行われているであろう  ままに活きる  ままにはしておけないよ  ままにしちゃおけないよ  ままにはしておけんぞ  ままの姿にかえった  ままのこった灰のため息をつきながらくずれて行く  ままにって云った  ままになつている  ままふとんのまんなかに坐ってる  まま埋らせてしまう  まま並んで光っている  ままに仕事をつづけて居る  ままこの歳暮を送り  ままを抄出しておく  ままよく書いてやる  ままに抱擁しようとした  まま見送つてくれた  まま見送ってくれた  ままよとあきらめにけり  まま引き籠っていとうございます  ままにその上へ仕事着を着  まま倒れた亜太郎の傍らに描き残された  ままの調色板の油壺から零れ落ちた  ままで沈没したに決まってる  ままに伸展せし  ままに世の多くの出来事に遭遇する  ままに自分自身を表わして居る  まま物語って居る  ままに世界を作り  ままに慎しんで居る  まませわしそうに走って行った  ままにしてしまったけれど  ままの状態で残されているだけであった  ままでいるに  ままでいなかったろう  まま歩いていくなら  ままでいないで  ままの彼を受け入れて  ままになっているより  ままでよりかかる  ままでもってきていた  ままに従ったのに  ままの状態でクラムに見られない  ままやっている  ままに跳び廻る  ままにしておくべきだった  ままにわたしにクラムのことを忘れさせまいと  ままにうろつきまわり  ままその人たちが探す  ままにほっておく  ままに受け取られる  ままにやらせておくよりも  ままにしていった  ままになるならば  まま硬ばっていた  ままで終るかと思われていた  ままぐいと脇の下にひきよせて  ままじっと腰かけていた  ままの煮た  ままに逢初橋まで往くと  ままになっておりますが  まま欲するままに陶磁が窯出し得る  ままに今日の成功を見られたと見るべき  まま乞うままには諾する  まま書いて僞りや挾雜を交じへ  ままに贈られない  まま行けば両方とも首くくりもんだ  ままの麦を掻き集める  ままはいっていた  ままの姿で小さい軒を並べ  ままの香り高い涼しげな水菓子みたいな体裁にして  ままで精米所へのこのこはひるほど  ままで塩焼きにしてもらつて  ままで焼いてもらつて  ままでたけに逢ひたい  ままに摘録して見る  ままの拳をつき出したが  ままの閃きの  まま乾きあがっている  ままのなりで傍に立っている  ままの煙草の吸殼を河の面へ向って放ったりしている  まま連れてゆくか  ままにしてあげてよね  ままは住めないし  ままつけて書いている  ままの姿に安住する  ままのところを撮らせました  ままの男の水準で魅力と思われる  ままにしておきましょう  ままには扱いませんでした  ままの女をどこからどこまでその女としてうけ入れる  ままでいらっしゃらないで下さい  まま呑んでしまつたとよ  ままじっと次郎を睨めつけていた  ままに縁側から上って来た  まま永いこと見つめていた  まま帰ってしまってはすまないが  まま放って置かれる  ままでこの村にいたんでは  ままに次郎には何となく頼もしく思えた  まま霞んでいます  ままに大声はりあげ  ままになれと思う  まま逃げだしたい衝動にかられました  ままその大石に一著を補って  ままその上を歩いてみたい  ままで街頭に飛び出し  ままに急いで来た  ままに日を暮し  ままに京都の種々な話をした  ままになっていますから  ままに彼は身を任せて  ままにトランプを又はじめた  まま白い眼で三好をかえりみた  まま悠々と出て行こうとした  ままで居たいたって  ままにウトウトしながら  ままシンシンと夜半に近づいて行った  ままその光の大集団を凝視した  ままに装束して  ままではどうにもならないわ  ままに年があけてしまった  ままに立っていった  ままで楽しくなれない  まま息づまるように言った  ままで彼に挨拶をかえし  まま放っとくと  まま放っとくと危いぜ  ままにくっつけている  ままで死んだ  ままに進んで参って  ままで死のうと思いました  ままで女がいった  ままうなされている  ままになってころがっており  ままで死なせてやれ  まま泣いていました  まま読み通せる  まま静まり返っている  ままひょいとお辞儀をした  まま話しだした  ままにのこっている  ままに自分の気持を萎えさせて  ままで黄色く枯れてしまいますけれども  ままにあちこちと飛び回って  ままでこれもしくしく泣きだしました  ままで下を向いて聞いていらっしゃいます  ままうすら寒い風の中にひとり立っておいででした  まま投げ出されてあった  ままの統制もできて  まま残して来た  ままの両眼から涙がタラタラ流れてゐる  ままのオヤヂが酔つてユデダコの様に赤い顔に手拭ひ  ままにはしておかない  ままに素直に返事をした  ままではいけないね  ままにして放って置かれる  ままのことを書いて  ままではおさまりますまい  ままご挨拶に困っていますと  ままにそれに従っている  ままにみんな帰っていってしまった  ままにしてふれないでおき  ままに成り  ままには許し置かれぬ  ままに考えると  ままに丁と打った  ままに任しておいたが  ままに任されたれば  ままに描き出せる  ままに跋扈してゐる  ままになってやった  まま立去ろうと考え  まま登って行くと  ままになり出した  ままになっても  ままもう二度と顔は見まいと思った  ままに案外無造作に白状してしまうかも知れない  まま長く向い合って  まままだ湯にさえ入らぬ  ままの方がよくはないか知らと  ままにして置いたら  まま上って来た  まま黙って膝の上にハンケチを弄んでいる  ままに電燈のついている  まま両腕をひろげ  ままその辺の小さなカッフェーに小憩みして  まま知らない顔をしていれば  ままひろげて見ると  まま何とも言う  ままにはせぬよ  ままで垂らしている  ままで肩に散らばしている  ままに与える  ままに残った  ままに放っておかれ  まま転がっていたり  ままの生人形に化していた  まま聞き惚れている  まま面倒臭そうに上り框を降りた  まま逃げるように潜戸の外へ辷り出てしまった  まま一心にその様子を見ていた  まま寝かされていた  まま固くなっていたが  ままだつた私の開墾も畑もすつかり  ままに見過す  まま立ちすくんでしまつた  ままになっておる  ままで鶴の方を見ていた  ままにしてはおられん  ままになし  ままの山々が覆ひかぶさつて  ままで埋められたの  ままほってはおけんよ  ままで終ってしまった  ままぐずぐずしている  ままじっと動かないでいた  ままでいたのに  ままじっとその声の主を見つめた  ままほとんど動かなかった  まま残して置いて  ままの勢いでおし進むならば  ままに少佐と向きあって  ままちっとも手をつけられず  ままで突きすすんでさえもらえば  まままどろんでゐる  ままの娘を家から追ひ出してし  ままに開放されて  ままの事実を隠して  ままに投げだされていると  ままに放任されているからです  まま其の事をここにしるした  ままで食卓の上に置いてありました  ままで行われていた  ままで来ている  ままで實現されるでせうか  ままで實踐しようとすれば  ままの服装でお許しねがいます  まま見のがしておく  ままに残している  ままの彼よりもずっと積極的な人間になった  ままのカフカで終った  ままのものを見出す  ままで書ける  ままにおかれた  ままの素直さで語られ  まま少し厳しい目付きで立上りかけた  ままで腰をおろした  まま帰って来なかった  ままに委せていた  ままで机の前に坐った  まま去ってしまう  ママのところへ行って  ママがパパにそう云った  ママが本字を教えてくれた  ママが余計なこという  ママにそう云ったよ  ママの部屋に来る  ママの云う  ままに放任して屠りに付し給うた  ままピタリと階段の上に停ってしまった  まま並んでいた  ままに殺して  ままの乱暴をしました  まましばらく玄関の前に立っていた  ままゴチャゴチャになってしまうといけませんから  まま正題にします  ままによんで  ままこの月の仕事をしている  まま描いている  ままにして出て  ままに流露していて  ままでかためてゆく  ままで進んだ  ままにしてしまっては  ままと云ったのよ  ままの駅前の通りにかーっと残暑の日光が照っています  ままに行われる  ままにそれに添うて  ままに書けば  ままにせよ  ままに進行させ  まま書いて行ったかと思うほど  ままのところを更にゴタついた  ままに抜けているしかありません  まま黙々としてすわっており  ままぼんやり塾生名簿を見たり  ままでは入塾ができないとすれば  ままで無造作に言った  ままに来賓席の上座につき  ままでは決していい結果をもたらさないだろう  ままを朝倉先生に報告した  ままでいいとは思っていない  ままよと覚悟して  ままで焼きすてようかと  ままながいこと迷った  ままに私の胸にさして  ままに胸にさして  ままに放っとく  ままその第五部を終わる  ままで歩ける  ままに舞台に立ちます  まま降りようともせず  ままの白銀だということが分りますから  ままの姿で出場させた  ままの手でいきなりしっかりと女の児を抱きしめて  まま散ってしまって  ままうつ伏せに落ちておりました  ままでそのままにしてあった  ままに米をつく  まま美しく死んだ  ままですと手仕事は段々衰えて  まますぎてゆく  ままに残された  ままで据えつけてあり  まま立ちあがったものがある  ままに振舞って  まま逃げてしまおうたって  ままくるりと差向けて  ままであったかというに  ままに六階へ降りた  まま歩いて行く  ままで裁判の日を待っている  ままの姿でいくらでも後から後からとわれわれの前に並べられた  ままで続けられて  ままにも折れ曲り  まま未だものいわざるに  ままの姿で残っている  ままに横たわっている  ままに見た  ままで立ち退いては  まま殺されていた  ままに伝三を疲らせつつ  ままたおれている  ままじっとしていられましょう  ままに肩を上下に振っている  まま呆然と案山子のように突っ立っている  ままに梯子を昇って行ってみた  ままの句を作るべきだ  ままに表現すべきであった  ままで箒も入れてない  ままで恥じて帰って来た  ままじゃあ承知しないぞ  まま黙っていれば  ままで済せる  まま見過しては治安を害する  まま動き出しかけた  まま帰っても可い  ままに残されていた  ままに荒れ果て  ままなる賓頭盧尊者の像を撫ぜ  ままと仮定して  ままに止って  ままに動かされて  ままにいやがらせ  ままになっていたのね  ままの形で生活されていず  ままに官能が老境に入る  まま出掛けてしまった  まま尚も不貞腐れた  ままに眠りをとった  まま喚きたてていた  まま聞いていた  ままじっと息をころした  ままにそれをまさぐっていたかと思うと  ままにぐるぐると筋を引いているので  ままに取上げたのに過ぎない  ままにさせてをり  ままだんだん小さくなって行く  まま読んでゐた  まま置かれて来た  まま脆くも板囲いの根もとに押し倒され  ままに過ぎゆく  ままで救ったとばかり思っていた  ままで寝台車に乗せられ  まま捨てて置く  ママならぬ奴といふ御年輩の人々が続々押しかけて行くから  ままで流れてきたりした  まま茂らしたら  ままの帽子を慌てて  ままでいいと思う  ままで行っても  ままに大盃を五つ六つばかり飲み乾すと  まま腐ったりしている  まま出てゆく  ままに表現出来ない  まま通ることからの自信にうたれました  ままではのこされていない  ままに中僧となり  まま受けて飲み乾す  まま泣き伏してしまう  ままかけ上って来た  まま生きよう生きようとする  ままに車を急がせ  ままを告げたるに  ままにかくぞとのみ思ひ込みて  ままに打沈めり  ままに聞き耳立てにしに  ままになっていたらしい  まま竦んでしまって  ままの樹がどこかの山にあり  ままの古家で薪炭を商なっていた  まま空いている  ままで待っているという  ままに馴らされ  まま再び熊笹の中へ身を横たえた  ままに私も彼と並んで  ままに思われた  ままでしたから九時頃大いそぎで  ままかもしれませんが  ままをさせようと思いなさる  ままにあの哀愁をこめて  ままで人生に送りこまれてしまいます  ままその営みを営んでいる  ままのような気がします  ままになってるので  ままお清が上半身を見せた  まま近づいていった  ままの姿で台所におりていった  ままをやる  ままぶじにつづける  ままでパンをたべるとするね  まま逃がしておいたら  まますぐ二階の自分の部屋にあがってしまった  ままこの光景を見下した  ままポツポツ話し出した  ままで出してしまう  ままそのままを持っているから  ままに秋も過ぎ  ままの歴史さえも手に入れる  ままずっと居れば  ままいたって僕がなくなってしまう  ままで表現した  ままで空虚になる  まま黙って地図を見ていた  ままに聴き  まま枯れた莖もその中に絶える  まま動こうともせぬ  ままでその人を制したが  ままを書きたり  まま帰り来たらず  まま後ずさりして  まま飛びかかり手を掛けたりと思うや  ままに三番まで取りたり  ままにてありき  ままになし置きたり  ままに耕作中の畑の一隅を分割していた  ままじゃ置けねえ  ままに足を早めて  ままに操られ  ままで眠る  ままに薄情きわまる  ままで来た  ままなる斷片的なる結局無意味なる状態に留まる  ままもはや呼び返へす  ままに置去りにする  ままの姿でかなたの實在者即ち實在的他者に歸屬せしめられるとともに成立つ  まま遡つて生の根源を究めるを怠る  ままに身を任かせるより  ままに止まる  ままで行はれるとすれば  ままでは滅びる  ままでいながら  ままにまかして  ままで特殊に親しむべく  ままで生活しておった  ままの時計を出して見ると  ままをその通り口にする  ままを書いた  まましばらく病人の様子を見詰めていた  ままの姿に立ち帰って生きて見たいという  まま急いで学校へ出た  ままに仏壇の前に坐って  ままでいろいろ見せてくれた  ままで三右衛門の墓に参った  ままで出た  ままにして改めません  ままに治められる  ままに採  ままの形で接續している  ままの恥しい姿で横たわっている  ままの姿で今日盛んにしようといふ  ままだとしたら  ままで仰向けに寝ている  ままで呶鳴った  ままに生命を存続する  ままとなっており  ままに委ねられていたら  ままに委ねられた  ままに従うならば  ままの生産物を得て  ままで与えられる  ままであると云われているが  ままに徴集する  ままに分割し得るばかりでなく  ままに放棄され  ままに真直に伸びて往く  ままの蔓と一緒に棚にしがみついてゐて  ままの経籍とは違つたところのある  ままのそれよりも一層引き立たしめるが  ままにかへす  ままに残してゐるのみで  ままその足に会釈しました  ままに作る  ままに思想の沃野を逍遥し得るであろう  ままに思想の沃野を逍遥し得る  ままに思想の沃野を逍遥し得るという  ままに決定し得る  ままのところに栄えている  ままでは看  ままな神話の痕跡も認められる  ままに夫を変える  まま黙々として仕事をしている  まま立ちすくんでいる  まま動かして行こうとする  ままの姿で横たわっていた  まま読まれるしか  まま入れられる  ままの恰好でいるので  ままでいるか  まま思わずそこへ坐りこんでしまった  ままに金をやると  ままでのみほした  ままにいろいろに考え耽りました  まま黙って彼を見た  まま向き合って居る  まま押し潰される  ままにてはなくなりし  ままで家の中へはいらない  ままで書きまくった  ままといっても  ままにしておきゃ  まま枯れかかっていた  ままに手で執らえようとするにも似た  まま眠り続け  まま睡っている  ままに身につける  まま突然彼女の方に顔を向けた  まま同じく首を垂れている  まま喰い尽しけるに  ままに前進せしめたい  ままに身を委せ  ままに澄んでいる  ままの姿勢でいたが  まま打つ伏せになってもがいている  まま仰向きにふんぞり返って  ままに省作は風呂場へゆく  まますっと身をかわして  ままにおどおどしていた  ままになっていたけれど  ままにしたので  まま揺られつづけている  ままにそれを告げて  ままにねている  ままで立つて居た  まま眠っているとすれば  ままに見捨てられ  ままの姿を御眼の前に眺めて  ままで立派に育て上げる  まま捨て置いて発足しようかと思った  ままよと観念して  まま生き延びる工夫もつかず  まま捨て置くわけにも行くまい  ままで頓死でもなさったならば  まま運ばす  ままを梅子に打明けんかとも思い  ままに来  ままで残っておりました  ままで線路まで連れて来て  ままでそれとなく店中を眺め廻していた  ままで家を飛び出して  ままぶっ倒れる  ままに自由ならず  ままこの寺にかつぎ込みしという  ままの放  ままをそっくりここに書こうと思う  まま逃げ出して来た  ままのパイに変えてみせるという  まま別れてしまって  ままズキズキと膿み出している  ママの旦那が来る  ママの娘のチマ子よりほかにはいない  ママをあてにして  ママも一緒に行かない  ママに無心すれば  ママのことが今は田村と共に虫酸が走り  まま生きた心地もなくぶるぶる顫えていたという  まま暫く揉み合っている  ままに懶惰な生活をして  まま立ち上って壜とグラスとを持って来た  ままの気分で長く其処に立ちつくしていた  まま澄みきった暗い空が蔽うていた  まま大きく見開いた  まま放っといてくれ  まま身じろぎもしない  ままの姿勢で立つてゐました  ままに元の円座へ庄三郎は座を組んだが  ままに進み行かれず  まま赤い帆の小船は駛ってゆく  ままに見開かれていた  ままに開いていた  ままに仕組むという  ままに彼について行った  ままに起きてやったら  まま老いこむ  ままでほぐれなかった  ままに仲居をここへ呼んで来た  ままに自分の生命を投げ出してしまった  ままに床に置いてあった  ままにまかされようとしてゐる  ままに生きる  ままの自己に執しつつ  まま御発駕になる  ままいつの間にかぐっすり熟睡してしまった  ままではマリ子は病気になって死んでしまうに  まま出ていっては  ままゆるしておける  まま放っておいて  まま泳いでいました  まま巻いて入っていた  ままの城門があったので  まましめた格子と門を一寸ばかりずつしめのこした  まま行きすぎた  ままにしておかれない  ままを呟いた  まま倒れかかつてゐる  ままにしておくより  ままに直して取り繕った  まま立っていて  ままにして置くより  まま立つてゐて  ままにしているし  ままに働いている  ままに上流へなり  ままに曳かれて  ままに振る舞わせてやろう  ままきいていた  まま持たしてくれた  まま忘れて仕舞った  ままにしては置けません  ままに暮らしていた  ままで足早に歩いていた  ままのよそよそしい生活に堪えていようという  ままの生活に何か不満そうにし出している  ままの景色に比べて  まま帰るのを忘れた  ままの太い木材から来る  ままの恰好でふわりと吹き飛ばされた  まま飛ばされていった  まま焼かれつつある  ままおいといてくれといった  ままに米国機の跳梁に委ねるのみ  ままに碑文を作る  まま死ぬであらうと  まま死ぬであろうと言っていたが  ままに事を行う  ままに解釋し  ままの家はできか  ままに据えておいて  ままにしたが  ままに呆然としてまかせていたが  ままになって行ったが  ままで扉のところへ現われ  ままの姿勢をとり  ままひろがっており  ままぐるりと向きを変え  ままで進んでゆく  ままを描かれた  ままに上級各裁判所に送りこまれ  ままに突き落す  ままにすわった  ままで何も問題にしてはいないからであろうが  まま歩み続け  ままにさせておいてくれた  ままにしてくれる  まま待ちかまえている  ままでいくら支店長代理に対抗しようとも  ままで門を出てしまった  ままこの家を出てしまいたい  まま泣き出していた  ままこさせなくする  ままの顔をゆるめて眠っている  ままであの海辺で死なせる  ままな姿で生きていられる  まま消えてなくなりたい  まま建っている  まま消えてしまったならば  まま動かない人を見ては  ままでは何も出来やしない  まま散らかっている  ままで終ってしまう  ままでまた消えてゆくに  ままで必死に小説を書いてみようと思う  ままでは死にきれぬ  ままな無頓着ではいられない  ままに立ち上がり  ままで済んだろうか  ままに廻わっている  まま読み始めたら  まま濡れている  ままお出しになり  まま分らないそのときは浅間氏の始末については君の手なんか借りないです  まま恐ろしそうに獅噛みついている  ままで口を切った  まま上るものもあれば  ままずっと仮死の状態になっていたよ  ままわかれては  ままに放りだす  まま力いっぱい突く  ままの荷物がありますが  ままに犯人は誰かということについて考えてみた  まま泣きべそを掻く  ままに捨てて置いては  まま又もやそっと縁にあがりて  ままをしるして  ままその方を見ると  ままで誰も読んだ  ままに避難し得た  ままに隠しもせず  まま死んでしまったら  まま涙ぐんでいると  まま死んぢまひさうな気がしたから  ままの湖の縁で飛とびに生えた  まま崩れるように室の外へ出て  ままである駒下駄を履いて  ままでその川尻の海岸にあがって  まま崩れるやうに室の外へ出て  ままである駒下駄を急いで履いて  まま紅い西瓜をむさぼり  ままの門内へズカズカと入った  まま大いに興奮して  まま深讐仇敵のごとくに猛烈に睨み合った  ままに翻弄され尽して  ままつねに不気味な不安のナゾとなっているからだ  ままに私はいとことして書いた  まま疑っていない  ままにしているが  ままよと自分も八方破れを取  ままで家へ帰った  ままでその日の接客と晩の放送局の用に暮れてしまった  ままに委せる  ままに焼きた  ままの巴を書いた  ままではお目にかけられない  ままに深まる  ままにしていたが  ままよとばかり旧作の歌を思い出したので  ままつい見落されて来た  ままに感じるしか  ままの水の方円にしたがうの  ままで今日まで手入れをした  まま忘れ果てていると  ままではあったが  ままでいまだに患いついてしまっている  ままでいるという  まま立って行った  ままその周囲を廻っている  まま歩いていた  ままに琴子をバスまで送って行って  ままきき入っていた  ままの帛紗包を毬子の前へのばした  まま坐席にのこっている  ままを使っている  ままのめり倒れて死んでも関わないとさえ思う  ままの奴がころがってゐて  ままの奴を見たので  まま飲んで眠った  ままの泥靴をそのまま穿いて  ままキリキリと廻転しかけた  ままに又もうとうとしかけた  まま死んで終わっし  まま忘れかけている  ままに起き上がろうとする  ままに細君を相手に朝飯を御馳走になり  ままになにも見えない  ままで小半日ぐらいのあいだ坊主頭を日に照らしていた  ママだというのは英語の本を読む  ママと云ってしまったり  ママに混乱を起してしまった  ママとよんで  ママと云い直してみたりの  ままに味わいつくす  まま思い切り行為して  ままに見返ると  ままの木葉が絶え間なく落ちる  ままに大川端の方へと歩いて行った  まま黙っているより  ままに立見の鉄格子から舞台の方を眺めた  ままの格子戸から家の内へと知らせる  ままなる枯草は水にひたされて腐っている  ままに旧版を校訂し併せて  ままに木づくりの姿をとどめた  ままのズボンで列の後にくっついて  ままに餌を食べながら  ままについばんでいた  まま投げだされ  まま帰るとしましょう  ままにて走り出で  ままで唸っている  ままに突然立上って逃げようとするを  ままに打ち捨ててある  ままで身体をねじむけて  ままで一緒に倒れた  ままに残しておこうと言って  ままで蛇よりも早くするすると引下がって  ままで内へはいった  ままで井戸のなかへ落ちて行った  ままに見捨ててゆく  ままに救われるかとも思っていた  ままに手習の師匠を始めると  ままに人間の血汐をお冬にねぶらせた  ままの愛くるしさが残っていた  ままに明るい通りを人込みに交って流れていった  ままの安らかな生命がそのうちに在った  ままに取られる  ままの座敷倉へはいる  ままに筆を揮うてはばかる  まま帰ってしまった  ままに初めて本郷の古本屋というものに入ってみたという  ままに初めて本郷の古本屋といふものに入つてみたといふ  ままだ四時が打つと  

~ まま[名詞]1
甥のすすめるままに  経験したままを  一本足のまま  畳を眺めたまま  母親に抱かれたままで  勘三も黙ったまま  髪のままで  衿首をつかまれたまま  泥靴のまま  ランドセールを背負ったまま  薄目のままで  壞れたまま  さまざまのあるがままの  そこにあるがままに  自分の思うがままの  自分を生かすままに  そこにあるがままという  信仰はあるがままに  自分のあるがままの  そこにあるがままの  ものもあるがままの  指をそろえたままで  以前のままの  押へたまま  型としてはまりこんだまま  下をむいたままで  栓の抜けたまま  ベッドにねたまま  形のままで  望みのままに  冬服のままで  浄海が云うままに  姿を思うままに  解決のままに  雪はかぶるままの  心のままでは  水のあふれるままの  ものを与へられるままに  パパとママと  シューズのまま  約束をしないままで  笑顔のまま  話を抑えたままに  ボタンははずしたままに  視線をとどめたままに  サドルにまたがったままの  状態のままで  目を伏せたままで  どこかにかくされたまま  あいだ気持ちは沈んだままに  灰色に曇ったまま  そこにほうり出されたまま  神戸から帰って来たままの  昨夜彼女がかたづけたまま  自然のままに  生地のまま  雑草あるがまま  重態のまま  湯に浸されたまま  裸のままで  僕が思ったままを  御意のままに  現在のままの  反映に染められたまま  水着のままで  現在あるがままに  起のままの  細帯したまま  寢間着のまま  私は聞いたままを  天井に向けたまま  本がひらいたまま  はだしのままで  らっぱをかけたままで  風呂敷包みを持ったまま  千三は座ったまま  手に持ったまま  バスケットを下げたまま  浴衣のままで  帽子をきたまま  心のままに  もとのままの  三十分間障子を明け放したままに  自然のままが  父は引かるるままに  妻のいうままに  春風の吹くまま  侵略されたままの  黒土のままで  昔のままに  自分の見たままの  あま皮に包まれたまま  大和路だママよと  自然にあるままに  言葉のままに  意志のままに  論理のままに  慄えたまま  御意のままの  意のままに  趙はいわれるままに  顔をして立ったままで  思いのままに  天性のままに  人々がもてなすがままに  姿のままに  とつたまま  心のまま  人生をあるがままに  美濃は立ったままで  美濃は寝たままで  はんらんのままに  這になったまま  赤ン坊を受取ったまま  ト頭をうなだれたままで  二人は黙ったまま  默つたまま  足で開いたままの  今のまま  今のままでは  指導されるままに  おしあてたまま  籠城したままで  なすがままに  鉄水母にしがみついたまま  感じかたのままで  俊夫君の命ずるままに  教授方以下いずれも立ったままで  朝着のまま  ピストルを握り締めたまま  インキをつけたまま  人生はまま  如くにまま  心持瞳を伏せたまま  昔のままの  青木のなすままに  案内されるままに  太古のままの  下にしたままばたりと  完全に思うままに  窓ぎわに立ったままで  今のままに  以前のままに  みんなもとのままに  寝巻のままの  びっくりしたままでは  なかに残されたままに  制服を着たままで  命令のままに  晩に閉ざされたまま  ドアは開いたまま  身体をよせたまま  彼自身のやるがままに  ときのままで  掃除して行ったままで  玄関で立ったまま  かみさんのいうままに  子猫をくわえたままに  #群像をこしらえかけたままに  雌雄決せぬままに  木地のままの  白紙のままの  額が古ぼけたまま  本が開いたまま  ぬいさんのいうままに  皺くちゃのまま  浴漕に浸っているままで  胡坐のまま  そこにも濡れたまま  机に向いたままで  泥靴のままで  俯向いたまま  確信をもって黙ったまま  コップを持ったまま  帽子を被ったままのが  あとが濡れたままで  普段のまま  時に見たままの  夏見たままの  無言のままで  荷物を運び込んだままの  投り出されたままに  丸のままの  袴姿のまま  天井を見つめたまま  自然のまま  今井は黙ってされるままに  素地のまま  下で立ったまま  赤裸のままを  翳に伏したままさ  転移のままに  原形のままに  語尾を引っぱったまま  原始人のままで  機会の操るままに  心の赴くままに  彼の言うままに  白地のまま  占領日本のまま  私は寝たまま  摂理のままに  公職についたまま  職員の思うままに  戦場のまま  群れを見つめたまま  思し召しのままに  空白のまま  手で思うままに  糸につながれたまま  小山の求めるままに  点頭のままに  肩にかついだままと  いくつも壊れたままに  組立中のまま  目をあけたまま  手をあげたままで  ガス状のままで  巻にされたまま  浪人のままで  弦四郎は立ったままで  気絶したままで  集合したままで  血を流したままで  仆れたままで  構えをつけたままで  盲いたままに  フロアにすわりこんだままの  廃村になったままの  イグニションに差しこんだまま  表情を崩さないままに  ギターをかかえたまま  ハング・ファイヴしたまま  静止したまま  意のまま  椅子にすわったままの  彼は見つめたままで  サーフをとらえたまま  発見されないまま  僕が書いたままに  台石とは掘り返されたままで  毬風がゆすれば落ちるよとママは  胸に衝き挿したままで  無言のまま  トワールを提げたまま  絵はぬれたまま  海水着のままで  テンプラは積まれたまま  偶然思い出しましたまま  端坐のままで  朝のままの  眼を見張ったまま  アルミニュームが流れ出したまま  解決のまま  仕来りのままを  元のままには  自分でもわからないままに  不便なままの  遠国に逃げ去ったままの  震災当時のままの  眼に止まったままを  上に乗せられたままに  太子建立のままと  謳歌せられたままに  焼失後本のままに  太子建立のままの  当初のままの  平石のままの  不平のままに  聖旨のままに  私は創られたるままを  それはあるがままの  病床に臥したまま  室に閉じこもったままで  函を置いたまま  杉枝は立つたまま  かまぼこをつまみあげたまま  下をむいたまま  雑魚場から帰ったままの  女給たちのたかるままに  宿賃も嵩んで来たままに  腰を下ろしたまま  首にまきついたままは  日一日中頭痛がするといって寝たままで  うしろを通して立ったまま  着流しのまま  #眼をあけたままで  雑草が茂るがままに  もうこのまま  水着のまま  今のままの  区別を知らないままに  ピジャマのまま  完成されないままで  無心なままに  そのものとして在るままに  腕を組んだまま  無疵のまま  両手を拝み合わせたまま  下に並んだまま  棒立ちになったまま  足の赴くままに  靴のままで  突立ったままで  亢ぶりが現れたままの  さのままに  斜かいにおかれたままの  万年筆を持ったまま  幕押し分けたるままにて  騎士に向けたるままにて  手綱の思うままに  顔を抑えたまま  居崩れたままに  一角の引き戻すまま  二人は黙ったままで  赤坊は泣きづかれに疲れてほっぽり出されたままに  空気は動かないままに  彼は黙ったままで  びしょぬれな着物のまま  彼れは酔うままに  女まで引張られるままに  妻はしゃがんだままで  仁右衛門のいうままに  箱を持ったまま  呆んやりつくばったままで  胸に組んで座ったまま  ノブにひっついたまま  硬直したまま  意のままと  冬枯れのままの  地表につけたままで  跳梁するまま  腹這ったままで  発育のまま  古典的なままに  門傍に出したまま  心のままの  生のままの  赤裸々のままで  気をとられて腰かけたままで  もとのままに  笑いとをあるがままに  元のまま  才能を思うままに  インテリゲンツィア性のあるがままの  ここに有りのままに  筋道を有りのままに  曖昧にうけいれられたままに  分離対立をおいたままで  感情のままでは  自身気づかないままで  筋のまま  乱雑なままに  切りはなされたままで  二つに分けられたままに  上に拡げたまま  簾を下したまま  下腹を押えたまま  寝巻のままで  和服のまま  失業したままで  安二郎の言うままに  昨日のままの  中腰のまま  多鶴子の言うままに  風にされたままでは  頭をくっつけたまま  市民的要素のあるがままの  作家が見たままを  曖昧のままに  本来あるがままの  現実のあるままの  今日のままの  舌をだしたまま  事実のまま  木刀をぶらさげたまま  大刀をぬいてぶらさげたまま  吉村から聞かれるままに  あいだ停めたまま  当時のままに  ぼくを見たまま  手を持ったまま  乱雑にしたまま  正面の開け放たれたままの  一九四〇年代のまま  微笑を浮かべたままの  駐車場に停めたまま  何時間もすわったままで  ドアが開いたままに  内側へ開いたままに  自分にもどったまま  成行のままに  中塗のまま  媼は蹲ったままで  英語のままに  生活力のままに  智にされているままの  仰向けに寝かしたまま  統監服のままで  紙型のままで  公表せず書き下しのまま  跣足のまま  のを積んだまま  梢に枯れたまま  風の吹くままの  並木のまま  眉をしわめたまま  素のままの  草鞋ばきのまま  土足のまま  原にいたままの  修業中にもママ  孫文時代のままでは  彼は勧められるままに  足の向くままに  突立つたまま  四角に坐ったまま  当時のままの  なほ思ふままには  腰につけたるままにて  それを生きているまま  ところを生きているまま  塩をふって生きているままを  凡てが澱んだままの  手に握ったまま  芳子が寝たまま  堯を寝かしたまま  露出したままで  さんのするままにな  唇は開いたままで  数字のままに  顔を見つめたまま  一点をみつめたままで  涙を流れるままに  腰帯にくるんだままの  気の向くままに  眼鏡のままの  首にかけたままで  もとのままでは  アングリさせたまま  ズンズン想いのままに  先を持たれたままの  題材のままで  わたし急にママが  それがママに  窓はあけたまま  立談をしたまま  ところがあれば誘われるままに  手に持ったままで  女体のままで  裸のままの  孤独のままに  集団は思うままに  瓶のまま  云ふがままに  昔のままで  生死不明のままに  それらはなまのままとして  水準のままに  生のままで  区別をもったまま  選択も定まらないままに  着物のままで  関係のままに  急所をはずしたまま  感情の湧くがままに  うしろへそり返ったままに  髪飾りを付けたままの  指先でつまんだままで  焼跡のまま  自分の好むままの  凡てが流れるままに  一つ開きしままに  時間立ったままで  無邪気のままに  寝巻のままでは  上に置いたままに  物語を聞いたままを  看板を見上げたまま  記憶しないまま  婦人の言うがままに  燃ゆるがままに  爆発するがままに  原稿紙のまま  目を落したまま  明治三十何年かに買ったままの  突立ったまま  指図するがままに  眼をつぶったままでも  思出のままを  家にいたままで  言葉を残したままで  扉は開いたままに  僕がけさしめたままに  呆然のままに  境遇の導くままに  らのするままに  水の行くままに  姿のまま  饅頭笠を持ったまま  物そのものを有りのままに  ひかりを浴びたまま  日の光りを思うがままに  抽斗をあけたままの  外出したままで  むかしのままの  赤のままの  泡立ッたまま  部屋をあるがままに  眼をとじたままで  姿のままを  無意識のままで  感情のまま  椅子によりかかったまま  矢庭にママに  請はるるままに  懐中にせしまま  好奇心も起させなかったままに  外套のまま  窓際にもたれたまま  体内に入ったままと  裸のまま  秘密のままに  頭巾のまま  孫兵衛のいうままを  眼を落したまま  丞はなすままに  雨戸が外れたまま  縞を着たまま  少い女は這ったままで  塩原行きを想い出すままに  便あればあるままに  甥は寝たままで  秀夫は黙ったままで  みんな乞われるままに  心は飛び散るがままの  元のままの  香気のままに  世間で云うままの  裏のまま  意志するままに  自分で思うままの  気絶せるまま  身動きもせず立ちしまま  夜のまま  ジッと見詰めたまま  肘掛椅子に腰かけたまま  椅子に寄ったまま  ように佇んだまま  私は云われるままに  空のままで  気絶したまま  紅玉は問われるままに  綱を引っかけたまま  甲板へ立ったまま  乙女のやるままに  私は立ったまま  彼女の命ずるままに  太古のまま  利用して立ったまま  ダンチョンとは佇んだまま  先刻はいって行ったまま  言葉の命ずるままに  社を保ったまま  どこかへ出かけたまま  年ふるままに  さも住みこしままの  さびしさは思ひしままの  思いのままにも  頭をたれたままで  引傾けたまま  珊が思うまま  彩あるままに  涙に濡れたまま  ぼくの望むまま  無聊なままに  後手に縛ったまま  弁才坊は寝たまま  窓をあけたままで  庭師が坐ったままで  口へあてたままで  針に刺されたままの  口をつけたまま  腕ぐみをしたまま  色にはままに  信用を剥いで除けたままの  革鞄を抛り出したまま  横を向いたまま  元のままでも  ズボンのまま  下から見上げたまま  警官等の引立てるがままに  焼付いたまま  腰から垂らしたまま  安次は蹲んだまま  上を見詰めたまま  昼のままの  櫛をくわえたまま  腰をずりこましてかけたまま  旧姓のまま  自然のままの  それを揺らぐがままに  ように聞くがままに  下に差し入れられたままに  散らし書きをしたまま  一ぱいにするがままに  軍服を着たままで  絵に対して思ったままの  絵を見たままの  閉ったまま  偶然の導くままに  ボンヤリしたまま  帰りになるがままに  口を衝いて出たままを  木も茂るがままに  挿まれたままに  大かた花も散ったまま  伏したまま  幹にからみついたままで  方のなさるがままに  雑踏に向けたままで  懐手のまま  箸を持ったままの  顔をしたまま  ところにひっくりかえったままに  嫗の言うままに  手を握ったままで  奨めらるるままに  閉籠ったままで  パッタリ倒れたまま  有のままを  荒廃のままに  昨夜のままの  曲りなりにも問わるるままに  土足のままで  女の云うままに  艪に掴まったままで  不明のままに  放送のままの  彼らの為すままに  障子を開けたままで  時引外したままの  謡のままの  ぎはひにも触れず臥したまま  浪のままに  風のままに  綱で引っぱられたまま  上に乗ったまま  気のままに  手をつかえたままで  光君はだまったまま  わきを向いたまま  心配そうにうつむいたままで  自然のままを  光君もだまったまま  心のままを  女はさからおうともしないでなすままに  人形を抱いたまま  女をだいたまま  目をねむったまま  ところに置いたままに  巻きのままで  目をつぶったままで  レッテルをつけたまま  状態のまま  昨日のままに  お金がままに  服装のままで  みんな踊のままの  身支度をして出たままで  延津弥の言うがままに  中に埋もれたまま  土塀は崩れたまま  誰も呻いたままで  大刀を差したまま  こころの急くまま  抜刀をぶら下げたまま  俯伏したまま  まま五千年間立ったままで  不発のまま  故障のままで  普通のままの  背中へ抜け通ったままに  眼を伏せたまま  紅茶を入れかけたままの  外に立ったまま  身動き一つしないまま  椅子に腰かけたまま  ワイシャツのままで  草鞋のままにて  雑誌もったまま  われ籐椅子に寝ころんだまま  通り閉したまま  あいだ無言のままで  一岬要塞を攻められたまま  裸足のまま  裸足のままの  弦を懸けたままに  籠のまま  呂布は立ったままで  両手をかさねたまま  中で途絶えたままと  上に合ったまま  だに紙のまま  スペースをとらせたままで  言葉にはならないままに  返事をしないままで  副作用は抱え込んだまま  英語版のまま  にらめっこしたままの  空きのまま  製本のまま  素のままに  同意を得ないまま  若者を包んだまま  振り上ったままに  剣を握ったまま  格子に区切られたまま  肩にひっかけたまま  毛皮のままに  土に咬みついたまま  上に倒れたまま  空間に擡げたまま  秋風のままに  部屋に横たわったまま  香取は命ぜられるままに  弓弦は張られたままに  雨戸をしめたままで  ものをのっけたまま  期待を抱いたまま  雪のまま  昔のまま  拝跪したまま  傍にうつ向いたまま  彼を伴ったまま  俯し拝んだまま  支度にまぎれたまま  思いのまま  コオトのままで  あれを広げたまま  禍いされなくて思うままに  北面したまま  噂のまま  剣をさげたまま  幾日でも転がったままで  服のままでは  仰向けになったままで  兵衛がかけたまま  床にころげたまま  突込まれたままに  時に残されたままに  鋸を差したまま  上に載せたまま  手に掴まえられたまま  シャツのままで  両手を載せたまま  片手を通したままに  衣服のままで  矛盾のままの  腕組をしたまま  野生のまま  返事をしたまま  馬上のまま  児を抱いたまま  手に委ねられたまま  四〇〇に張り付いたままで  解像度にすえられたまま  空位のままに  一つずつ想い出すままに  ふだん着のままで  私のするがままに  俯向いたままで  一日じゅう貨車は動かないままで  上にうつ向いたまま  うしろ手のまま  背を向けたまま  二つ並んだまま  婦人を見上げたまま  凋れたまま  眼を閉じたまま  くつのしたいままに  皆さっきのままの  道家は立ったままで  ようすそのまま  片隅に佇んだまま  赤裸のままで  袖でおおったまま  戸があいたままに  何処からともなく戻つたまま  駅から着いたまま  風呂に入りに来たまま  耳に入れたままで  頤にしたまま  腕組をしたままの  涙のたまったままの  めたまま  悪戦苦闘のまま  自ら謹慎したまま  素足のまま  主命のままに  松江から活けるまま  気質のごとく焦るままに  柄杓のままに  衣のままに  ふところ手のまま  前に別れたままの  寝巻のまま  縁で揉み合ったまま  不動のまま  昔日のまま  扮装のままで  衣裳のままで  コップにさしたままなど  手紙を受けとったまま  耳に当てたまま  一団に包まれたまま  実験装置がやりかけたままに  風に揉まれたままの  行方不明のまま  垣などはこわれたまま  振子のとまったままの  冬のままの  もとのまま  死体のままで  昨日から曇ったままの  天を仰いだまま  体のままに  根元に坐ったまま  私にとられるがままに  彼女のするがままに  素足のままでは  頬を伝うがままに  上を這うがままに  現在のあるがままの  それが死ぬままに  九月のままに  枝に移ったまま  気分のまま  口を衝いて出るがままに  心に浮んで来るがままに  雪が解けるままに  駒を握ったまま  匕首を下げたまま  中に漬けたままに  一冊のまま  今朝のままに  街燈が消えたまま  スリッパのままで  顔を見合わせたまま  失気したまま  形のままに  元来のままの  葉巻をくわえたまま  わに縛りつけられたままに  手生れたままの  人人のするがままに  昨夜のままに  丸一疋のままで  二重廻しを着たままで  足袋をはいているままで  私は言われるままに  血のうたうままに  心の叫ぶままに  要請されるままに  パイプをくわえたまま  ドアをあけたままの  野良着のままで  剃刀を持ったまま  腰掛に腰かけたままで  黙然たるまま  蹲まったまま  原書のまま  こたつにもぐったまま  調子のままに  眼をあいたまま  ポケットにさしこまれたまま  皮をつけたまま  味のままに  納屋に放ったままに  ぼくの思うままに  無言で寝たままの  男を送りだしたままの  服のまま  長平はされるままに  記代子を立ち去るままに  キッピイは立ったまま  病気はなるがままに  御意のまま  空っぽのまま  口に出たままを  火屋の燻ったまま  探検に出かけたまま  扮装をしたままで  何時までも立ったまま  現実ではママ  浴衣を着たままで  下腹部を斬り取られたままで  男のされるがままに  コハゼを外したままの  背中をまるめたまま  姿勢のまま  何事によらず言うがままに  今のままじゃ  ゆうべのままに  背中にかぶったままの  武装のまま  雪が消えたままに  縁台を上げたままの  衣のまま  髪も取り乱したまま  処も知らぬままに  想像するがままに  うろ覚えのままに  家にとりのこされたまま  人事不省のままで  封のまま  室は開け放しのまま  気持のままに  下へ落ちたまま  コップをもったまま  床へ座ったまま  楽譜をもったまま  眼をつぶったまま  自然のままで  彼は感じたままを  趣くままに  庸三は言わるるままに  不断着のままの  心のままという  手にしたまま  植木が片寄せられたままに  今のままで  スリッパのまま  草履ばきのまま  半分開いたまま  好奇心も働いたので黙ってするままに  当初からのまま  宝当時のままの  屍体のままでは  壁を向いたまま  灯をかざしたまま  中に差し出したまま  唐紙に持たしたまま  さきのいうがままに  三四郎を見たままで  雑誌を出してあけたままの  所で立ったまま  ぜんのままに  抜身を下げたまま  ブラッとしたままで  昼来たまま  旅券を受取ったまま  箱のまま  手紙は封じたままで  開き封のまま  夜になるとママとだけ  曲線は跳ね上ったまま  初めのままに  右手にすぼめたまま  体は動かせないまま  選択のまま  生活をあるがままに  現在あるがままの  主税は寝たままで  死骸を抱いたまま  野性のままの  飯のまま  人に思うままの  旨を有りのまま  石に映ったまま  昔日のままに  小百姓のまま  正面を向いたままでは  悲劇のままの  往時のままと  昔のままと  武蔵野のまま  大将が住んでたままの  中にのこったまま  今日あるがままの  今あるままの  現状のままでは  戦争中のままでは  中断されたままに  そこへ突き放したまま  白黒させたまま  そこにすわったまま  前夜後妻の見たままの  ものをひきずったままでの  停滞したまま  遥かに投出されたままに  肩にかけたまま  真正面を向いたまま  戦争中のままの  古来のままの  牝鹿らしいと見るままの  命のままに  肱掛椅子にもたれたまま  頬杖をついたまま  我等のまま  本能の走るがままの  本能の走るがままに  今日有るがままの  医師のするままに  上下左右思うままに  木履をはいたままで  幻のままに  独りで呟いたままの  あいだ朽ちるがままに  蹲つたまま  心の命ずるがままに  四散したままに  ぼんやりしたままで  床についたまま  それもいわずに笑ったまま  時のままの  不幸なままの  ことを思い出すままに  写本のままで  気のむくままに  心の動いてゆくままに  国語国字のままにて  教科書のままに  子供たちのするままに  わけの判らぬままに  背中を向けたままで  蓋を引いたまま  内に脱いだままで  縫は見たままを  私は生れたままの  空屋敷となって荒れるがままに  心のせくままに  むかしのまま  田舟の朽ちたまま  軍服のまま  整理のまま  現在のままでは  現在のままで  チャックのするままに  まま小なるままの  いまのままの  併し後れたままに  理解されないままで  チヤツクのするままにな  跣足のままで  矢はり俯向きしまま  泥鼈のままの  手にもったままで  葉をつけたまま  ばりかんを持ったままで  懐にしたまま  身のまま  素足のままで  料理屋から学んだままの  以前のままを  ところを信ずるままに  すべて文字のままに  具体的なままに  足下に落したまま  何もかも元のまま  世の中はあるがままにて  椅子に腰かけさせたまま  わけの分からないままに  事件が起きたままで  彼の云うままに  空席のままに  赤子のままで  前方の迎えるままに  時の立つままに  杖をついたまま  首を引っかけたまま  以前に読みさしたまま  正体不明のままに  突込んだままに  突込んだまま  唇を噛んだまま  南京錠をかけたままに  欲するままに  文字のままに  従前のままを  習慣のままに  願いのままに  眼を開いたまま  負傷したまま  敵陣を指したまま  上に置いたまま  鎖のついたまま  傍らに開けたままに  前のままに  私は信じられぬままで  自分の欲するままの  姿のままで  椅子にかけたまま  人夫は望むがままに  鳥打帽をかぶったままの  主人がこきつかうままに  別荘はあいたままに  登記したまま  荒地のままの  ときのままに  ときのままの  七回忌をやったまま  子供のままに  あなたのママの  あたしをママの  あたしのママの  愛一郎さんのママに  タラップは降ろされたままに  漁夫達は立ちどまったままで  処へ浸したままで  葉をかぶりしまま  元のままに  鷹は掴んだままで  装束のままで  自分の見たままを  大原はうなずいたまま  余白を借りて思いついたままを  上ぞうりのまま  かごに入れたまま  砂浜に引きあげられたままに  滝つぼに落ちたまま  僕自身としてのママへの  主人公にママは  ママがママの  ようにつったったまま  何もかくさないで有りのままに  靴のまま  私のするままに  火のついているままの  手のひらを広げたままで  沈滞のままに  ゆうべから開けたままに  落葉のままに  障子が開いたままに  有のままに  私の思ったままを  まま清純のまま  無疵のままの  凧をつけたまま  お前たちに撮られるがままに  家に閉じこもったままで  考えのままに  巻きのままの  枯枝のまま  元のままで  私の思いついたままを  附着したままの  在来のままで  ちがいのあるままで  釘づけのまま  柱につながれたまま  手をつけたままで  夏衣袴のままで  藁を布いたままに  鬼の思うまま  あてながらされるままに  お母さんは立ったまま  ように浮かんだままで  空腹のまま  ようにして為すがままに  日光へは思うがままに  様を見て立ったまま  おまえの見たままの  むかしのままに  腕に支えたまま  額ぶちに入ったままの  安楽椅子に坐ったまま  何もしないままで  #すべてされるままに  手を休めないままで  ずくまったまま  風のなぶるままに  所へはこぶままに  目はとじたまま  顔をそむけたままで  血のついたままの  不満足なままで  問答を乗せたまま  寄掛けられしまま  言ふがままに  衣のままで  夕刊をひろげたまま  病床に寝たままで  氏の誘うがままに  要求するままに  四行明けたままに  要望するままに  完成のまま  金兵衛は倒れたままで  景雲はすすめられるままに  白紙のままで  気のすすまぬまま  原形のままの  瞰下ろしたまま  うねりのままに  レイン・コートをひっかけたまま  口調で坐ったまま  三左衛門の云うままに  ことを寝たまま  底から浮んで来たままに  襤褸のまま  着物のまま  艀のまま  立ち悩むままに  腕を拱いたまま  気がして立ったまま  気がしてすすめられるままに  旅行服のまま  劫火に焦げたままの  ようなママ  母親であるママが  事實のままでは  眼を見開いたままで  いま私が思いつくままに  芸術とは見たままに  生まれのままに  気になっていわれるままに  勧誘されるままに  タキシードを着たまま  首を垂れたまま  無言のままに  居据ったまま  時のままに  藁屑がのったままに  懐手をしたまま  穴をあけたまま  疑問のままに  あまり絶句したまま  相模寅造は立ったままで  風なまま  欲するがままに  巣から這い出したままの  皆生のままで  素床のままに  完結のまま  のを着たまま  頭を転がせたまま  視開いたままの  秋風の吹きぬけるままに  穂産んだまま  草は咲くがままの  おかあさんはだまったまま  戸は開いたままに  実戦から生れて育ったままの  位のまま  はつたまま  総監の思うままに  白紙のままに  二の思うがままにも  需められるままに  千古ただ有るがままに  窓を開けたままで  平常着のままで  無表情のまま  手をいれたまま  ものが在るがままに  言葉が在りのままに  部屋からママが  座禅を組んだまま  縫いかけのまま  据ったまま  流れのままに  顔を伏せたまま  素顔のままで  彼を見つめたまま  顔つきのまま  呑気至極な思い出すまま  一片がはさまって濡れたまま  蘭は黙ったままで  はしをつかんだまま  間にもったままかが  孵卵器が放りこんだままに  布が挾まれているままで  中塗りのままで  モミがこぼれるまま  腹匍いのまま  懐ろにしたまま  俛いたまま  償却のままに  帯をときかけたままの  蔭に畳みかけたまま  とき搬びこんで来たままに  通りのままの  処女のままの  説明をふきこまれたまま  まきのままで  以前のまま  背中合わせにぶら下がったままで  自分の思うままに  不断着のままで  #雨は洩るままと  下駄を穿いたままで  体でありながら思うままに  世間大望を抱きたるままにて  於て思うままに  感情の赴くままに  南向きになったまま  姿勢を取ったままで  方は痩せたまま  刈株を残したままに  ついでに思い付くままの  それのするがままに  そこに立ちすくんだまま  姿勢のままで  戸は閉まったまま  昔しのままの  入牢したまま  為上京したまま  カーテンが下りたままに  頽廃したままで  われ等が促すままに  無残に欠け落ちたままに  矢張り広野のままに  静止したままで  セメントで固めたまま  眼までをも請うがままに  何なりと思いつくままに  変黄ばんだまま  合掌したまま  人夫から聞き取ったままを  人間からされるままに  中に刻み込まれたまま  封建のままの  軍服のままの  目を凝したまま  店先に立ったまま  地下足袋をはいたままの  低頭したままで  顱巻をさしたまま  引きつったままの  下駄を穿いたまま  下駄のまま  それに誘われるままに  草履のまま  ワケもわからないままに  自分たちの思うままに  なんでも思いついたままの  修繕のゆきとどかないで破れたままに  金網に載せたまま  評議してるままに  私はされるままに  十五世紀に建てたままの  頭文字のままに  半開きのままに  空虚な打ち開いたままに  ほうを話すままに  なりと行くままに  彼のするままに  目を閉じたまま  夢のままに  それを信じて言われるままの  孤立のまま  ピゴー・ルブランがこしらえあげたままの  自分の思うままの  上に坐ったまま  近松少佐は思うままに  古代のままを  煙にこげたまま  人間が坐ったままで  近附くままに  姉にあてて書いたまま  ことだといったまま  不器用なまま  分譲地のままで  事実を有りのままに  全部立てたまま  俺とはつっ立ったままで  父の云うままに  なり行きのままに  地主の思うがままに  荒壁のままで  記憶のままの  入口に立ったまま  此のままでは  風のながれるままに  箒をかついだまま  玄関に立ったままで  ゆかたを坐ったままで  指先にはさんだままての  性質を思うままに  元のままかも  上に踏みにじられたまま  葉子は思うままに  一昨日あたり結ったままの  口をあけたままで  先刻から黙ったままで  貞世を抱いたまま  片手をかけたまま  葉子は黙ったまま  葉巻をくわえたままの  興録から受け取ったまま  帽子かけにかかったままに  下を向いたままで  手欄によりかかったまま  前で思うまま  トランクを開いたままで  さっきのままの  事務長のいうままに  夫人のするがままに  寄せ来るままに  ほうを向いたまま  くちびるをかみしめたまま  鍵をかけたまま  筆の動くままに  思いのままを  上に思い出すままに  手をかけたままは  木村が問うままに  それを思うまま  木村のいうままに  下を向いたまま  仕事着のままで  腕組みをしたまま  万事思いのまま  のもはばかって黙ったままで  げに黙ったままで  目にたまったままで  前のままの  あれをまとまったまま  礼服のまま  元始のままの  名は知らないままに  無意味なままに  顔をつきだしたまま  指先に吊り下げたまま  先刻のままに  何も預けたまま  窓につかまったまま  手を入れたまま  部屋までつけたまま  水平にしたまま  老木倒れたるままの  形のまま  彩りのままに  涙の出るがままに  海のままに  ケースを持ったまま  地に落ちたまま  般若心経が開いたまま  林のまま  向うを向いたままで  薄目を明けたまま  万年床のままで  五郎はつっ立ったまま  他のいうがままに  趣致は思うままに  昔のままを  処女のまま  本館に寝たままで  腕を出したまま  不断着を着流したまま  勤め帰りのままの  影をひきながら在るままに  閉ったままの  きものを着たまま  お婆さんは閉じたままの  一声うめいたまま  残りは投げ散らしたままに  世世にうけついで来たまま  おしのままで  くさりかたびらが出来かけのままで  首筋にみだれたまま  白魚なら生きたままを  それを聞き流したままで  うぶ毛のままの  格子に掛けたまま  感情の入り乱れたままの  璞のまま  爺いさんは据わったまま  籠に挿し込んだまま  延金のまま  有のままで  所謂有のままの  職業もなるがままに  手で支えたままの  手を伸べたままで  娘を抱いたまま  杯をからのままには  杯を満たしたまま  冷えたるままを  膚ぬいだまま  頭をよせかけたまま  寝顔をみつめたまま  温かのまま  むき出しのままの  環境のままに  手を握られたまま  女中にせかれるままに  樹になったままの  みんな土足のまま  土足のままなんて  実在のまま  云つたまま  明石河岸にへたばり着いたまま  仰向けに抱きかかへられたまま  すきなままに  大流風の思ふがままの  中途半端のままで  固定のまま  意義不明のまま  感じのままを  實のままを  未成のままにて  震災に砕かれたまま  袂のまま  花瓶のまま  海風のなびくがままに  つて凝つとしたままで  間記録しないままに  五体を思うまま  間にはさんだままに  時のままで  さを感ずるままに  女将は立ったまま  中を見入ったまま  和服のままで  わけはわからないままに  風にも思うまま  そこに立ったままの  葉子は突っ伏したままで  封のままに  ちゃぶ台にあてがったまま  きのうのままの  朝生きたままで  葉子は立ったままで  執拗に黙ったまま  袂が延びたまま  生のまま  妹たちだけがはいったままに  手をかけたまま  写真を持ったまま  明け開いたままの  ぼんやりしたまま  紅らめたまま  顔にあてたまま  羽織を羽織ったまま  徒然なままに  まっ黒なままで  涙をためながら思うままの  定子のママより  名詞のままで  幻のまま  世紀のままで  底から涌いて来たままの  彼女を眺めたままで  六本折れ重なって倒れたまま  乱軍のまま  此のままで  完結しないままでも  素っ裸のまま  二人とも黙ったまま  現象のままの  天然のまま  以下に思いつくままを  舞台姿のままで  さによりかえられたまま  私は思いついたままに  方へ組み合ったまま  汚濁されたまま  引戸を開けられたままで  角さんは倒れたままで  台所に座ったままで  空家のまま  咽喉をつかんだまま  泥足のまま  著者の思いつくままに  生地のままの  彼のいうがままに  胸は開いたまま  脱け出したまま  着流しのままで  客間へ放り出したまま  背中合せのままで  後影を見送ったまま  距離を保ったままで  洋服のまま  少時無言のままで  呆然とされるままに  上に仰向いたまま  主人の云うがままに  邪魔になるままに  仕度のままで  心残りのまま  リズムのまま  ボール箱に入ったまま  奇を思うままに  跋扈するままに  鑑賞力の認めるままに  危篤のまま  それと言うまま  応と言うがままに  渠の言うがままに  渠は思うままに  重吉が包んだまま  ケースに向けたまま  部屋着のままの  一台電車が乗りすてられたままに  下で組み合せたまま  自由に信ずるままに  額を圧しつけたまま  自分を認めないまま  編み下げのままの  伸子のすすめるままに  紙片を持ったまま  外套にくるまったままで  心持のまま  異分子のままに  八畳にいたまま  上を向いたまま  友達のままで  そっちを向いたままでは  腕組みしたまま  暮頃のままの  ように思い悩んでいるままの  筆の赴くままに  気分のままに  ドイツ語のままに  理解せられざるままに  茶菓をおいたまま  力のままに  筆力のあふれるままに  顔付のままで  くまのいうままに  未定稿のまま  ものを起るがままに  少年にされるがままに  一ぱい花を咲かせながら茂るがままに  顔中涙に濡らしたまま  俗のまま  自分の思うまま  混雑したままに  不発のままで  トップのまま  蔭で立ったまま  娘を連れたまま  はだしのまま  宵に寝たままで  宵に見たままの  宵に置いたまま  宵のままの  女は寝たまま  従前のままの  封のままで  オーバーを着たままで  南さんは云われるままに  次のママが  人にママに  それをママに  目を通じて思ひ出すままに  分裂したりしたままで  ことはママ  千古のままの  米をつめたまま  袋につめたままの  袂へ入れたままで  暖炉は塞いだままの  皿をもらったまま  思のままに  懐から受取ったままの  少年と向い合ったまま  顔を見向きもしないまま  #窓も明け放したまま  凝視したまま  インキの切れかかったままの  泥だらけになったままで  女が命ずるままに  昨夜のまま  覆いも汚れたまま  処に張り込んだまま  窓を開いたままに  お金を預けたままに  どこかわからないまま  言語の通じないままに  大手を拡げたまま  私を抱えたまま  札を握ったまま  投り込まれたままに  女はうなだれたまま  中に繋がれたまま  鮮血に染みたるまま  口を開いたままの  両手を投げ出したまま  化粧したままの  腰をかけたまま  土間のままにて  伝聞のままを  意のままの  それを出るままに  病気が重ったまま  狂つてゐるままに  #血のあたたまるままに  馬の廻るままに  皿のまま  濶のままでは  空荷のまま  裸形のまま  林務官は言い捨てたまま  瞑目したまま  三日間思うままに  薪のたばにつつこんだまま  火のついたままで  俯伏したままで  心のおもむくままに  寢卷姿のまま  腰をおとしたまま  成行きのままと  冬枯れのままに  二人が抱き合ったままで  鞘のままで  眼付を見据えたまま  水害の起るがままという  膝をついたまま  場に坐ったままで  釣りざおを握ったまま  翌日徹夜のままで  頭へのっけたままで  一ところに澱んだままに  じいッとしたまま  戸もたて切ったままに  収容したままに  発見当時のままで  ハンドをしたまま  無数に押し着けられたままの  矛盾のままで  元のままを  一列のまま  簷を破られて傾きかけたままの  根太板のままで  露店へ立ったままで  下画のままの  気持のおもむくままに  発見されないままに  囚人服を着たまま  顔を見交したまま  遠くから眺めたまま  夢うつつのまま  ものをもったまま  まま思ったままを  美女のままで  私の望むままの  正体のままと  両手を入れたまま  茫つとしたまま  足の向くまま  つて足の向くまま  宵のままで  母のするままに  肩に垂らしたまま  門に立ったままで  荒壁のまま  表情をして眠ったまま  人に勧められるままに  草稿のままで  斯の如きまま  いっぱいに映ったまま  わけがわからぬままに  判断つかぬままに  解釈をつけないままに  気分のままで  倚ったまま  気に向くままに  我知らず性格のままに  ひと通りはといふママの  人のままで  生れながらのままの  万象を抱いたまま  寂としたままの  ふだんのまま  沢庵の行くままに  滅亡を遂げたまま  反応も示さずにうつ向いたままで  両手を垂らしたままの  本を開いたままで  木膚のままに  外套を着たままの  外套を着たまま  本を開けたままで  教授がママと  いまも受けとめたままで  男はいないままで  欠落したままの  名札もつけたまま  手をつないだまま  独身のまま  舞子が残したままに  独身のままで  喫茶店のままに  裕美子にはつかみきれないまま  本名なんて知らないままの  風呂敷のまま  吸着いたまま  夜具のまま  シイツにくるまれたまま  下駄のままでと  死因不明のままに  故郷元へ捨てたままの  誇りを持たせたまま  清十郎は腰かけたまま  瞠ったままの  燃ゆるままを  直写したまま  心のおもむくままを  種は腰掛けたままで  無抵抗のまま  存在と考えられて来た在りのままの  自然の命ずるままの  曲乗のままで  幌のままで  雨戸を閉めたまま  自分が感じたままを  懐ろにしたままで  自動車の行くままに  鉄条網も絡み合ったままで  運命の指すままに  帝政時代のままの  足踏のままに  俗語のままに  目に見える在りのままの  毬のままのが  購入して来たままに  取付いたまま  裸足のままで  すべて天意のままにと  恰好になったまま  沈黙したまま  すんでからママの  顔でママが  これでもママなんかの  パパもママも  声でママに  眼もはなさずにママが  のをママに  ロッキングに掛けてママに  のだろうとママなどは  パパとママは  あたしがママの  あたしがママに  満寿子さんがママに  パパとママの  パパとママが  ほうを見ながらママに  顔でママに  パパとママを  だいこんのママが  茶話会らしいのにママは  ことにママが  あたしはママに  用ならママに  チラとママの  パパがママの  パパやママの  肩ごしにママの  パパがママに  妃殿下がママや  それがママの  着換えをしてママに  悧巧なママでも  パパとママに  椅子に掛けママが  結論がでないままで  ロッキングに掛けたまま  くりかえったままで  お辞儀をしたままの  完成のままで  びっくりして坐ったままで  みな立ったままで  芝をくっつけたまま  足袋はだしのまま  胴にはめたまま  原作のままで  私の問うままに  考えのまま  愚鈍のままで  仰向けに寝たままで  笠を捨てたまま  ようにままに  目をつぶったまま  樹は裂かれたまま  盲目のままに  そこに立ったまま  門まで閉めたままに  色の褪めたままで  色の褪せたまま  腰もおろさずに立ったままで  現在のままに  字義のままに  作者の思うままに  現在のままでも  ときのママとの  ことがママの  俯伏せになったまま  印象を受けたまま  絵のままの  扉口に立ったままに  家人の導くままに  いつまで知らぬままには  勢いのまま  みきのままで  事実を有るがままに  中から出したまま  尻は走ったままの  下にも塗ったままの  頭を押えたまま  雨に打たれながら倒れたままで  ッ立ったまま  逃げもせず立ったまま  戸口に立ちはだかったままで  むき出しのまま  前にすわったまま  独りぼっち首をうなだれたまま  わたしは言われるままに  初めはかれもむくれたままで  みじめなまま  着物がこおりついたまま  運命のままに  組みをしたまま  ロープで止められたままに  草は敷き倒されたまま  わたしは黙ったまま  望観のままを  変色しつつも懸ったまま  シャツのまま  国交のままに  二人に勧められるまま  上へ座ったままで  彼女を乗せたまま  顔をふり仰いだまま  ここに立ったままでも  恐縮がるままに  さし俯向いたまま  折のままに  縁端に畏まったままで  姿のままの  気に取られたまま  下駄もはいたままで  腹這いのまま  乘降口に置いたままに  此のまま  半分伏せたまま  投り出したままに  古文のままでは  三分だまったまま  下でからみ回るままに  自分の行きたいままの  検査するままに  顔を見合ったまま  女に問われるままに  運命のもてあそぶままに  一弗のまま  身もだえするままに  錦木が立ち並んだままに  眼をみはったまま  猫ちゃんはママを  パパやママを  それが済むとママの  外套は着たまま  陳列されたまま  枠張のまま  裾を重ねしまま  併行したままで  破れ服のままでは  ト俯向いたままで  開封のまま  まま母のままに  頭を下げたままの  コッソリ里子に遣ったままに  包みを抱えたまま  伏ったままの  処に佇んだまま  扮装のまま  こないだ見たまま  いまのまま  シッカリ抱いたまま  ヘタリ込んだまま  気持のまま  写真のままの  お前のするがままに  現官のままの  水舟のまま  存在のままに  原意のままで  不可解のままに  現状のままに  真相になんか触れさせないまま  薬棚から取出したまま  家は閉されたままに  家人に留められるままに  俊夫君の言うままに  靴をはいたまま  詞のままを  さまを立ったままで  腕組んだまま  首傾けたまま  ものが脱ぎ捨てたまま  少額のままで  惰性の赴くままに  扉は閉されたまま  ッたまま  山岸の言うがままに  膝をしたままで  野原のままで  妻はなされるがままに  彼もなされるがままに  一枚あけたまま  吉のなすままに  鍵がつきこんだままに  理由不明のまま  お気のままに  襦袢のままで  密生したままに  日向にさらされたままの  眼が注がれたまま  漆で塗ったまま  出でたるまま  氣のままに  ものの命ずるままに  山と積まれたまま  動揺のままに  傾向のままに  軟らかなまま  商人のいうままには  商人のいうままに  身のままにて  ように坐り込んだまま  曖昧のまま  鍋を下げたまま  丸太のままで  木が転がったままで  立木のままで  袴のままで  紙包を見詰めたままで  口語のままに  姿態のままで  面をかぶったままで  表装のままで  アルコール虫をママで  ときのまま  彼等の為すがままに  化粧のままで  刀のまま  鞘のまま  水夫部屋へさがってもぬれたまま  二流以下のまま  和書が開かれたままに  鍋がかかったままに  椅子にもたれたまま  胸にむけたまま  顔をおおったまま  望みのままの  鞘までも落したままで  パジャマのままの  事の起ったままを  逆さのままに  わたしは知らぬままに  素ッ裸体のまま  口に含んだままに  未定稿のままで  午後になると晴れたままに  沸れるまま  浮世はままに  好なままに  そがなすままに  それが汚れたままで  粗末に置いてあるまま  皆昔のまま  半ば緑葉のままに  研究のままで  これだけでもままに  少女のままで  シイカを抱いたまま  節のままを  絹を眺めたままで  顔を伏せたままで  馬車も停まったまま  顔を見詰めたまま  肉づきのままに  沈黙のままに  不気味のままに  弾丸を込めたまま  ドアは開いたままに  長靴のままで  物別れのまま  二人は組み付いたままで  無表情のままで  心のままで  面ふくらませたまま  土岐が申すまま  意のままには  庄で生れたままの  ペタとひれ伏したまま  原型のまま  夜半のまま  そこがままに  王の言うままに  男のままに  正のまま  正のままを  乗りなすったまま  座禅とやらを組んだままで  徳のなすままに  槍を携えたままで  鎖につながれたままで  眼をつけたままで  宙に舁かれたままで  酒が満ちたまま  正面を睨んだままで  気持でだまったまま  手を組み合ったまま  一つのかたまりになったまま  たまをおしつけたまま  思いを抱いたまま  頭を埋めたまま  気持になってされるままに  心をさっしてするままに  位置のまま  何でもをひきずりおろしてきままに  カテリーナ・リヴォーヴナは寝ていたままの  椅子に坐りこんだまま  信条のままに  時のまま  引き戸を閉じたまま  何をしているか知らないままに  それを言わないままで  物事をあるがままの  物事をあるがままに  陥没のままに  大通のままで  中にうつしとられたままの  欠員のまま  いっさい信玄の為し置かれたままを  浴衣を引っかけたままで  電灯はついたまま  枝を持ったままで  利平の云うままに  教養のままに  生後二十余年間未開のままで  足袋跣のまま  横目で睨んだまま  学生を残したまま  矢走千鳥を乗せたまま  空襲のままに  ポケットに入れたままで  鍵がかかったまま  まき姿のまま  拘禁されたまま  彼女は濡れたままの  気心のままで  みな掌のまま  閨に並んだまま  息のままで  誇張のまま  馬上のままで  野原のままに  幹に腰かけたままで  手に引かれるままに  まともに向いたまま  我意のままに  女のいうままに  白木のままの  人間がたったままでは  浮上したままの  油買いに出たまま  水を浴びせられたままで  江戸へ出て思うままに  下段へ取ったままの  前へ立ったままで  片手を翳したままで  あちら向きのまま  原始のままに  帆柱は立てたままでも  彼は導かれるままに  婆アさんは云われるまま  空のままに  視線を据えたまま  原始のままの  肱掛椅子に腰かけたまま  男は立ちはだかったまま  片手に掴んだままの  言のままに  カヌーがひっくりかえったままに  腕をくんだまま  ラウダに云われるままに  傍へ抛り出されたままの  こっちを向いたままで  目玉がとびだしたまま  ッたらかしたまま  顔を見合せたまま  そッくり入れたまま  服装のまま  腹這いのままの  雪女について問われるがままに  自伝を覚えたままに  嫌いなまま  箕を抱えたままで  時は汚れたままで  金剛杖で思うままに  チヨはせがまれるままに  錠のおろされたまま  さっきおろしたまま  一口飲んだまま  ムクレたまま  事も出来ないまま  雪駄穿のまま  カギをかけたまま  卓上に置かれたまま  親切にひきとめてくれるままに  正のままで  見事に生きたままで  縄を引張ったまま  手錠をはめられたままで  手錠のままで  手錠のまま  生地のままで  通り手錠のままで  色のままに  荒廃したまま  人影もまま  勘当のままの  まま聞くままを  竹馬に乗ったままで  暖かなるままに  器を入れたるまま  頬杖のまま  押当られたまま  去来のままに  後から押されて押されるままに  旅装束のまま  土足のままの  束を抜いて開いたままの  寝起きのまま  長襦袢のままの  緊張したまま  瞬間五人は開いたままの  喰込んだままに  柱に打込んだままに  舞台空虚のまま  前を見詰めたまま  土間に立ったまま  横身のまま  水を飲もうとしたまま  悲劇的矛盾のまま  紙入れに入れたままを  頬かぶりをしたままで  ひとり別室へ取残されたままで  もとのままで  暴風雨に打たれたままの  面を見つめたままで  濡手拭をさげたままで  つてもママに  糞をつけたままで  内容のままで  僧侶の教えるままに  フト楫を持ったまま  肩ごしに見遣たまま  見聞のまま  机のままを  燃え殻のままで  髪も伸びるまま  扱いをままに  ッと結んだまま  うちに納めたままで  鍵穴にさしこんだままに  鼻をつまんだまま  彼のまま  ネダルがままに  価のまま  原文のままで  これを思うままに  女の導くままに  一枚開け放したまま  橋本のままに  掃除をしたままの  声のままで  口に浮び出したまま  そこへ突き立てたまま  正のままでは  神尾主膳は思うままに  槍を持ったまま  後ろを見送ったままで  内のまま  宿所に籠ったままとは  土倉へ抛りこんだままに  旅のまま  刃のまま  記憶のままに  机に坐ったままで  間を立ったまま  片足かけたまま  汽車から降りたままで  煩さいので求められるままに  国情の異なるままを  高祖頭巾をかぶったまま  縁先に坐ったまま  傍に立ったままで  手紙を持ったままで  跣足のままにて  ボンヤリと見開いたままの  全部をあるがままに  手もあげないまま  分解したまま  椅子にかけたままで  それを言い出さないままに  顏のまま  僕のするままに  僕に抱えられたままで  學生のままで  顏を見合せたまま  筆を加えないままに  つて生れたままで  さんから聞かれるままに  氣持のままで  靴したのまま  半分やりかけたままの  食いかけのままの  突つ立つたまま  命令されるままに  氣が立つままに  はき物のままで  ポカンと開けて立つたまま  力のからみ合いのままで  推移のままに  位置におかれたままの  虫がついたままに  がんだまま  枝のままの  叢も枯れたままに  濡れ身のままで  囚われのまま  囚衣のまま  障子をへだてたまま  社会事件を聞くままに  中にはママ  稽古着のままで  こと坐ったままで  こはばらしたまま  再現されたまま  横になったままで  そこへころがったままで  雪を乗せたままの  それを振りかぶったまま  青眼に構えたまま  どこかへ出かけていったまま  露わのまま  鎖のまま  十字架のまま  牢屋のまま  そぼるままに  道の導くままに  九時すぎ料理場で立つたまま  彼のなすままに  影のままにて  女は洗えるままの  床についたままで  時一度知らしたままで  気狂女の言うままに  酒樽を投げ出したままで  ッついたまま  なすがまま  そこにおかれたままで  こともまま  外に控えたままで  ときのままでは  陣装のままで  今日まで氷ったまま  粉のままで  散々眺めたまま  水に濡れたまま  彼を見詰めたまま  蝋燭の光りのままに  頷紐をかけたまま  羊公歿後に立てられたままでは  低劣なままに  素直にされるままに  重厚のままに  運動のままの  運動のまま  目星をつけないままに  動物的であるままに  心理状態を有りのままに  獣のまま  最初からわからないまま  脚絆をくっつけたまま  能狂言のままを  拙者がいわれるままに  たか子は眠ったまま  ものがはいったままに  手を差し出したままで  節子は立ったままで  右手に握ったままで  傘を抱いたまま  葉のついたままの  所属になったままで  芽を出しかけたままで  竹柄杓が浮いたままに  足を投げ出したまま  妾のするままに  地のままの  ツルがいうままに  目に触れるがままに  そつくり元のままのみ  たくさんに出るままに  びっくりしたままに  彼のするがままに  娘さんは黙ったまま  ふだん着のまま  焼跡のままに  腕ぐみのままで  一同をなだめたままで  武装のままで  落人のまま  彼方のまま  帰国のままでは  具足のまま  人間同士が信じられぬままでは  疲れのまま  生れついたままの  中においたままの  面に浮べたまま  冥目したまま  一人旅に送り出したママは  今こそママの  私はママの  手に持ってぬれたままで  三角にとがったままで  悲劇のままでは  二人はだまったまま  一部に集まったまま  そこに置いたまま  パパだのママ  外套を着たままは  血泥を掴んだまま  三次は坐ったまま  抜身のままで  寝床は敷かれたままに  包みのままで  中に心ゆくまま  今朝出たまま  裾を引いたままで  締革をぶらさげたまま  一部分に壊れたまま  車の進むままに  ことを聞かれるまま  皮にはいったまま  あたりに散らばったままに  てこのまま  四円ほど借りたままに  紙に張ったまま  上に載せて片づけられたままに  時置いたままに  感激のままに  門を閉じたままで  ほこりのまま  いまのままには  荒廃のままと  彼は仰向いたままで  以下原文のまま  方へ向けたまま  権門にまま  空間のまま  釘付けのままに  口のうごくまま  闇戦に駈け入ったまま  囚人服のままで  苦惱に引きずられるがままに  野良着のまま  飯粒にまみれたまま  胸倉を取ったまま  素裸体のまま  糠だらけのまま  床に就いたままの  面喰ったまま  起きぬけのままの  部屋に坐ったまま  平常着のままでも  大小を差したままで  駕籠に乗ったままで  突袖のまま  産髪のままで  歩かされるままの  襖を外したままで  刀のままで  夜白衣のままで  没収されたまま  今までのままでは  現状のままで  鞘のままの  太郎さんはねむったまま  学生服のままで  肩に縋り付いたまま  膝を突いたまま  身はおかれたまま  時代のまま  彼女は坐ったまま  顔をそらしたままで  一晩じゅう錨を下ろしたままで  今のままでの  世界をあるがままに  登場したままの  所望されるままに  壁にしがみついたまま  すべて脱け落ちたまま  わらじを取ったままで  眼に触れたまま  洗い髪のままで  姉のするままに  兵馬は寝たままで  女は寝るままに  頸を載せたまま  眼を閉じたままで  関係をあるがままに  封建制度のまま  形にならないまま  なつたまま  手紙類をかかへたまま  浮き上つたまま  眞白なまま  箪笥にもたれたまま  土足のままに  膝にしがみついたまま  手を見つめたまま  浄光明寺に入ったまま  自然そそがれたまま  そこへおいたまま  蝦夷地のままと  ッてまま  汚名を着たまま  装備のまま  外側にむかい合っていたまま  何も知らぬままが  低能児を抱えたまま  散乱したまま  靴のままの  へとへとのままに  昂奮のままで  常のまま  常のままの  うしろに残したまま  巨樹の立つてゐるままで  押据えらるるままに  川から引き上げられたままの  ところに坐り込んだまま  鐵板のまま  書物を開いたまま  本が開いたままに  両手をひろげたまま  自宅に好むがままの  親類まで使いに行ったままで  謎のままで  普請のまま  俯伏のまま  昼飯を食ったまま  生身のままで  片恋のままで  顔を眺めたまま  前にひざまずいて思うままに  目礼したまま  曇つたままに  封のままの  日覆いが下りたままに  時計を握ったまま  無残に折られたままに  小屋が閉されたまま  一つ昔のままの  手を触ったまま  瞠ったまま  もうこのままじゃ  ぢ立ち上つたまま  日覆ひが下りたままにな  わしにはわからないままに  ころものままで  向のまま  日覆いがおりたままに  写実も思うままに  兄はいふまま  全裸のまま  初夏景色を見下したまま  金魚は沈んだまま  先刻の沈んだまま  分明のままに  脱出になったままの  黒煙を吐いたままで  対峙のまま  つて潰走のまま  初志のまま  あっち向きのまま  虫とりに行ったまま  彼らの為すがまま  胸を反らしたまま  蕾のままに  放棄せられたまま  これまでのままの  蓋を開けたままに  さっきのままで  解決のままで  臼のまま  居抜きのままで  胴に触らないで痺れたままの  業風の吹くままに  みんな生殺しのままで  住居のまま  綱は捻じれたままの  頭に浮ぶまま  気分の赴くままに  紙上へ落ちたままの  周平はされるままに  凡てをあるがままに  周平は云われるままに  かすかに震わしたまま  朝野村から借りてきたままの  彼女の導くままに  女のするがままに  下駄が脱いだままに  座敷に座ったままで  肌に引っ掛けたままで  方に坐ったままで  みんな泥だらけのまま  胸倉を掴んだままで  疑問のままで  頸にかけたままで  眼を見はったままで  停止させたままの  なにも答えないままに  直子に問われるままに  椅子にすわったまま  独身のままに  苦笑のままに  小夜子のまま  母親は抜け落ちたまま  彼は知らないまま  三年は喋らないまま  指先につまんだままの  あいだにはさんだままの  順子は伏せたままの  曲線のままに  コンパルサへいかないまま  自分では見届けないままと  ふだんのままの  日頃から思っているままの  膝に突いたままで  皮草履をはいたままで  口をあいたままで  黐の付いているままで  畳に突いたままで  手桶をさげたまま  駕籠によりかかったままで  身をすくめたままで  戸をあけ放したままで  焼けのままで  七分通りは毀れたままで  白紙のままと  凝視のまま  犠牲のままとな  夕陽が射るままに  秘封のままで  お立ち恟みのまま  尊氏の驕るがままに  仰せのままに  叡慮のままに  そこに置いたままで  匕首を握ったままで  菓子を指さしたままで  彼等のなすままに  彼はいわれるままに  時光寺からは有りのままに  口唇をむすんだままで  路寄りすると云って別れたまま  式部は思うがままに  ゆうべ持ち出したままの  叩っ切ったままで  汗を握ったまま  宿屋からすすめられるままに  制服のまま  ズブ濡れのまま  一度も研がないまま  虱に埋まったまま  返事をしないまま  仰臥したまま  頬かむりのままで  喉が渇くままに  潮水に濡れたままで  切髪を持ったままで  袋に入れたままで  素裸のまま  鮮血に染みたままで  手控えのまま  以前のままで  とく生のままで  こま結びにしたまま  小石につまずいて倒れたまま  七は立ちどまったままで  七に問われるままに  錠はおろしたまま  盥に入れたままで  行灯を消したままで  地金のままで  忠告など思いつくままに  差俯向いたままで  障子のままで  落着かれぬままに  洗い懸けたままで  筆のあやつるがままに  掏り換えたままに  風呂敷包みのまま  二人は抱き合ったままで  襷がけのままで  金造は倒れたままで  用意されたままに  角を掴んだままで  ウヤムヤのままに  様子のまま  空店になったまま  筒袖のまま  唐人衣裳を着たままで  唐人のままで  敵をにらみつけたまま  私に見られるがままに  門を閉じたままでしか  閉門謹慎のままかに  口吻のままを  素袴のままで  床几のままで  石見に隠れたまま  旧態のまま  お松のするままに  裸体のままの  空地のままに  奥に隠れたままで  坂のままに  女は思うままに  錠前にさしたままに  中に放したままに  早桶へ入れたままで  それを持ったままで  廊下へ立ったままで  廃頽するままに  此のままには  黙坐したまま  さっきのまま  旧来のままの  軒場に乗りつけたまま  大体昔のままに  中を見たままで  方へ向いたまま  そこにつつ立つたままにな  老婆もすすめられるままに  かみさんのするままを  裸体のままで  彼等の為すままに  勘違いのままで  タカをくくって為すがままに  現物のままで  神代のまま  昔のままじゃ  釵を持ったままで  詞のままに  潜戸を開けたままに  結びにしたまま  案内せられるままに  事実有りのまま  風呂敷包のまま  会釈したままで  医者を迎えに行ったままで  姿を隠したままで  地に坐ったままで  下へ引き揚げたままで  理右衛門に抱かれたままで  屋敷内では思うがままに  火のついたままの  片足をあげたままで  戸をあけはなしたまま  ころのままに  火のついたまま  懐手のままで  私の感じたままを  葉隠れになったまま  障子を開けたまま  間昔のままに  後向のまま  障子を開け放したまま  塗椀が洗わないまま  空のまま  弟に聞いたままを  屋根を仰いだまま  給のままで  母さまだからママって  言葉もなまのまま  病床のままで  若気なままに  蹌踉めくままに  丸のまま  肉のまま  いなりのままで  後姿のまま  厚皮のまま  ハイと包みたるままを  健吉を抱いたまま  出征したまま  手紙をひろげたまま  土間に立ったままで  座席にかけたまま  泥をぬたくったままの  若者が立ったまま  足が痺れて立ち上ったまま  そうに立ったまま  何年もなげやりのままの  仏壇も崩れかけたまま  突出たままに  雨ざらしのまま  伐採したままの  形を保ったまま  大体もとのまま  箱が出したまま  御霊感のままに  興の湧くままに  お歌のままの  拾てられたままに  好みのままに  口に上ったままを  ここにおいたまま  疎開のままに  ジッと抱き合ったまま  皮のまま  皮付のままにても  最初生のまま  庭も荒れるがままに  手さばきのまま  熟のままに  それがあるがままに  水脚のまま  感興の赴くままに  革鞄のまま  二時ばかりままに  冷のままの  夢のままにな  寝巻を着たままで  ベッドに寝たまま  心に思うままを  包紙に包んだままで  露出のままに  午後半日は思うまま  手が触れたままに  天幕をかぶったままで  ところ謎のまま  紙のまま  形のままを  真暗のまま  扉はしまったまま  頁を開いたままの  これを生きたままで  上に取残されたまま  自然のあるがままの  呪のままに  ブラインドを下したままの  附近を思うままに  中にしまい込んだままに  やうに歪んだままよ  靴を履いたまま  窓にしがみついたまま  闇のまま  空屋のまま  馬が思うままに  私はいわれるままに  私が感じたままを  解決されないままで  ジットしたままで  お嬢さんはママと  仕事をしかけたまま  突伏したまま  切れ切れのまま  何の光りか解らないまま  中腰になったまま  みんな泥水をかむったままに  煙突なども倒れかかったままに  水門がくずれたままに  赤脚のまま  皆さんのするままに  方の思うままに  #分を見出したまま  勢いのままに  サンダルを履いたまま  以上現在のままの  未来永劫今のままで  頬を歪めたまま  興のままに  京都御所以来のまま  裸体のまま  魔神の導くままに  市吏員の言うがままに  沈黙のまま  柱に倒れかかったまま  運命の導くがままに  屍の言うがままに  逆さにしたまま  砲えたまま  間に落ちたままに  底に寝たままでは  遺骸を載せたまま  ように巻かれたまま  半ば開かれたままに  草木が生い茂るがままに  釘づけにされたまま  気もちも落ちつかないままに  女性をあるがままに  まわりに繁るままに  用意したまま  顔を見たままで  気随のままに  子供らの遊ぶがままに  一方だけはあけ放されたまま  みんなが閉されたまま  内から抑えたまま  舌を吐いたままの  柄杓のままを  天を仰いで立ち尽したまま  草鞋ばきのままで  最初置据えられたままの  一本子供のままに  天井を見上げたまま  ように崩れたままに  手をとったまま  坐りのまま  ひとは坐ったまま  長火鉢に寄りかかったままで  芽のままで  絣を着て出たまま  女の言うがままに  母さんのいうがままに  さに寝つかれぬまま  先のままの  包みのまま  面と向っても黙ったまま  鰻を生きたまま  夜は眠られぬままに  雪は溶けかけたまま  社員のままで  一局と差し向うままに  隻頬を見せたままで  年増の導くままに  甚右衛門の導くがままに  白刃を抜き合わせ思うままに  彼に引かるるままに  牀几に掛けたまま  茫然と坐ったままで  石棺のまま  衣裳のまま  大胆者ではあり云われるままに  旅装束のままの  良心の命ずるままに  墓へ埋めたままの  古来語り来ったままに  そうにはずしたままに  君は黙ったまま  二十分ほど黙ったままで  少年のままの  下に向いたまま  風の追うままに  つり押し黙ったままで  椅子に腰かけたままの  米友の為すままに  道庵の為すがままに  衣桁に掛けたまま  袋のままで  外套も引っかけたままで  子供の言うままに  響きのままに  一人で出かけるままに  髯を伸ばしたままで  数か月も寝たままの  子供のままで  午前中閉められたまま  半ば開け放したままに  腕力の思うまま  身のままの  欄干にすがったまま  着物を着たまま  熱に浮かされたまま  弁解するままに  握手をされるままに  君の言うままに  空から落ちたまま  盆に乗せたまま  首を向けたまま  両方共無言のままで  原形を留めたまま  オレがママに  人に教えられたままに  方を見つめたまま  手元に見入ったまま  たくさん置いたまま  沈没したままに  首を抱いたまま  一時暗礁に乗上げたままに  腰をかけたままでも  俺達の思うままに  李は立ったまま  卑劣を背負い込んだまま  半ば開いたまま  私は黙ったまま  ひつ理りのままに  彼女はあるがままの  彼女はなされるままに  草木が思うまま  つけ素足のままで  おしゃべりのままに  彼女はされるままに  会釈をしたまま  識られないままで  向う向いたまま  腕に抱かれるままに  エルンストはされるままに  仲違いしたままでは  心が急き立てられるまま  嬰児のままで  座に居ついたままの  ところに立ちつくしたままで  爪さきかけたままの  僕らをしようと思うままに  解決のままの  口をあけたまま  心のままとの  間戸がしまったままに  顔を押し当てたまま  父は云わるるままに  呼び声のままに  上に寝かしたままに  噛りついたまま  思いのままの  通り一遍のままで  稽古は閃くままに  情勢のままに  彼女のままには  夫がいうがままに  盃を持ったまま  空腹のままで  蜻蛉を持ったまま  不断著のままに  後足で立ち上がったまま  宙にぶらさがったままで  飢を感ずるままに  原文のままを  下駄を脱ぎ棄てたままで  便所に出たまま  山に入ったまま  鉄砲を揚げたままで  古風のままに  本文のままを  藤次郎の言うままに  うちには投げ出されたまま  今朝からのままでは  血だらけにしたまま  顔色蒼然たるまま  眉を逆立てたまま  凝視したままで  景清を睨み据えたまま  用事やらわからないままに  時素足のまま  上機嫌なままに  うしろ向のまま  後ろ向きになったまま  瞼を閉じたまま  疑惑のまま  右門は押し黙ったままで  黙殺したまま  小田切殿持参されたままの  持参のままの  灯のついたままの  天蓋のまま  虚無僧姿のままの  ほうに傾けられたまま  糸を買いに行くといって出たままで  ほこりにまみれたまま  時流のままに  硝子戸のまま  足と投出したままで  そこに倒れたままで  うちのまま  腕を取ったままでもよりの  ころがしたままの  そばにころがしたまま  ことばを残したままで  裸形のままで  素足のままの  中央に置いて黙ったまま  歯ぎしりしたままの  空気草履を穿いたまま  時に落ちたままに  私をみつめたまま  口をとじたまま  そこにちぢこまったまま  上にしがみついたまま  顔をむけたままの  すべて原型のままに  瞳を落したままで  前に仰向きに倒れたまま  ふところ手をしたままで  懐中にしたままで  かぎがかけられたまま  お湯に浸ったままで  おまじないをされたままで  旅装束をつけたままで  うしろ手にいましめられたままの  舞台から持って帰ったままの  島田に結ったままの  廓でまま  錠はおりたままに  床にはいったまま  中にはいったまま  うち沈んだまま  混乱のままで  腹を見せたままで  さすったまま  戸のまま  茶わんが置かれたまま  沈吟したまま  質屋に置いたままで  中に置いたまま  一文たりとままに  中に寝かされたまま  そこにたたずんだまま  愁嘆させたまま  ように向き合うたまま  とおり専介どのは握りしめたままで  端座したまま  端座されたまま  組屋敷にとじこもったまま  雪ずきんのままで  うち考えたまま  引き出しが開いたままに  口に出し掛けたまま  二人の押すがままに  顔をそむけたまま  心の行くままに  マーサは云われるままに  人には知らないままで  戸を開け放したまま  ように黙り込んだまま  つばをのんだまま  中を見すくめたまま  ようにすわったまま  あごをもてあそんだまま  炉端へ坐ったまま  いふたりを見守ったまま  げにさし控えたまま  しずくを散るがままに  微笑を浮かべたまま  瞳を凝したまま  調度を思うままに  屹と見上げたまま  自分の信ずるままを  穴を見つめたまま  手白のするがままに  手文庫のままの  案内するままに  分裂したまま  火口ふさいだままに  鳴りをひそめたまま  端座したままで  鼻をつままれたままで  うち乗ったまま  気を失ったままで  自分は見たままに  囚へたままに  意の赴くままに  首を巻いたまま  仕着せ着のままで  たびはだしのまま  つきのまま  両刀たばさんだままの  不断のまま  そこへ坐ったまま  女のいうがままに  家にいたまま  それこそ着たままの  孤独のまま  事物をあるがままに  生涯子供のままで  彼らのなすままに  自分たちのなすままに  彼らのなすままを  音楽のまま  紹介されるままに  口を開いたまま  己がままに  両手を掘ったまま  彼を叫ぶままに  新聞を広げたまま  クリストフは言われるままに  詩人らは思うままの  ピアノは開いたまま  彼を言い渋るままに  彼を話すままに  満足のままに  手が思うままに  男どもはなされるままに  百姓らから思うまま  魂の落ちつくまで荒れるがままに  すそ前を押えたままで  目隠しのまま  生娘のまま  娘のまま  品を持ったままで  そこへ立ちすくんだまま  名刺をもつたままの  私がわからぬままに  山にかくれたままの  稱のままさ  行衞不明のまま  源氏屋に誘われるままに  源氏屋に誘はれるままに  君の欲するままに  そこに黙ったまま  これをつかんだままで  普請のままで  仰向けのまま  前方を向いたまま  虎に向ったまま  倫敦へ行ったまま  余は思うままを  色を浮かべたままで  此のままに  凭ったまま  落胆したままで  此のままは  馬のまま  ように湛えたままで  官兵衛をとり巻いたまま  主命のままの  背中に背負ったままの  現状のままを  両手を握り合せたまま  夜は眠れないままに  彼女も黙ったまま  呆然としたまま  跣にしたまま  窓際に立つたまま  心の命ずるままに  風習のままに  祖先のままに  棚にあげたままで  皆一つ所に集ったまま  台所にたったまま  防寒靴をはいたまま  #外套も着たまま  会社の命ずるままに  旧慣のままに  紅葉したまま  栖方は黙ったまま  栖方の云うままには  外方を向いたまま  瓶のままで  肉眼のままの  繩にしばられたまま  先刻衝突したままの  引しめたままの  外套を抱えたまま  血のまま  御身の見たままを  風を吹くがままに  偽装のままで  以上思いつくままに  結晶のままで  滴のままに  落下するままを  附着したまま  指環を抜くがままに  悲劇のまま  気になるままに  ピストルを持ったままで  氣になるままに  膚へ吸い付いたまま  足を懸けたまま  唯に感じたままを  荒削りのままの  流を見詰めたまま  赤裸のままに  男は引かるるままに  見当ぐらいも着かぬままに  此方の申すままに  お気の向くままに  真紅になったまま  不断着のまま  抽斗が明けたままに  時計を持ったまま  日本を出たままの  苔は膨れたまま  頂辺を見たまま  棚を見上げたまま  夜具を畳んだままの  うしろ手を突いたまま  帯を重なったまま  疵口に刺し込んだまま  ヒレ伏したままの  真赤に血走ったまま  かなしみのままに  目下に見られてされるままに  王がいうままに  なかにすわったままで  びわをはめたまま  壁を見つめたまま  ただ一人すわったままで  官学派の導くままに  馬鹿者どもの言うままに  香りがこもったままを  子どものまま  支配されるままに  半ば眼を閉じたまま  目をとじたまま  只心に浮ぶままを  封書を持ったまま  頭のままで  パラシュートを背負ったまま  俗体のままの  中を燃えさかったままの  候へども思ひ出すままに  思のままを  思のままには  歌は思ふままを  姉さん被のまま  パパにもママにも  先生に抱かれたまま  犠牲は生きたままの  朝出かけたまま  菰を被ったまま  毛を生えるままに  襟巻をしたまま  物も言わず向きあったまま  ことになったまま  日和下駄のまま  年を経るままに  娘をかかえたままで  手をつっこんだまま  引出しが開けられたままに  恰好のままで  源吉は倒れたまま  時は流されるままに  実弾を頬張ったまま  カラも附けないまま  らるるまま  位置のままの  休刊したまま  旅に出たまま  傍に拡げたままの  引被ったまま  擴げたままの  女のままの  うしろにかくれたまま  おりされるままに  彼らからなぐられるままに  机に向かったままで  生成するままに  訳文のままながらも  制限のままに  とおり地下にひそんだまま  一直線になったまま  刀を突き刺されたまま  方へなびいたままに  師授のままに  未成品のままに  衣のままの  ものを渇きるままに  山路のするままに  相手のするままに  自分のままに  趣味のままの  一枚着たままで  一枚素肌にひっかけたままで  雨に濡れたままに  ちょん切られたままで  戸が閉ざされたまま  停止したまま  書込んだまま  方は壊れたまま  口から放したまま  石碑は折れたままに  亢奮したままに  歌詞を分からないままに  人の思うままに  卵のまま  話は分らないままに  素裸のままの  いまのままで  パパとかママとか  ようにたまったままに  完成のままに  下段に付けたまま  放置されたまま  刀を差させたままで  羽二重紋服のままに  目籠を抱えたままで  姿を見せたまま  咽喉からはみ出したままで  頭巾のままの  覆面のままで  机に向ったまま  裸一つのままで  上へ立ったままで  ぺたを抑えたまま  窓から見たまま  三日間を生きたままで  まま興の動くがままに  河風の吹くがままに  チョン髷のまま  従来のまま  かぎり昔のままに  瓦斯ストーブはつけたまま  埋没したまま  漁師はつったったままで  観念のままの  現実以前のままの  二分したまま  いつまでも倒れたままにな  圧迫されるままに  蹂躙されるままに  完全なままでは  世界をして死ぬがままに  口を結んだまま  奴らをなすままに  利用されるままに  毒されるままに  未知のままで  人からされるままに  クリストフはなされるままに  詩だけを思うままに  ことを想いだすままに  痺びらされたままに  実相をあるがままに  興味だけは伸びるままに  風呂敷を持ったまま  印材のままの  風俗のままに  未亡人として思うままの  指揮するままに  默ったまま  脚を踏み拡げたまま  清らかなままで  直立させたまま  向うを向いたまま  いつまで経ってもふくれあがったままで  心解しかねたれど問わるるままに  翁のいうがままに  なかば砕けしまま  つめのまま  借用したままに  終日発熱したままで  目に写るがままに  扉を押しやったまま  頤使のままに  口をつぐんだまま  もうこのままの  三人とも黙ったまま  平和のままで  半ば裸のまま  自然からこしらえられたままの  友だちのままで  ページが開かれてるまま  そこで教えられたままに  眼を見開いたままの  大道具のままに  面をあげないままで  足を投げ出したままの  椅子に坐らしたまま  下に向けたまま  時は立ったままで  香をかいだままで  武人のままで  大体昨夜のままで  血の滴り流れるままに  横んなったまま  帽子をもったまま  二人を通わしたままで  矢は番えたまま  方に乗り出したまま  そばをだまったままよけて  指の動くままに  宙にぶら下がったまま  監禁されたまま  強要されるままに  世界を思うままに  女王のなさるままに  温良性を思うがままに  発作のままに  指をくわえたまま  文字のままが  コートを着たまま  織地のままの  色がこすりついたまま  プロレタリア文学運動として欠けたままで  分裂のまま  眼をとじたまま  源女を乗せたまま  どこのまま  江戸に出たまま  煙管をくわえたまま  中に投げ込んで思うままに  東京にはらわたがついたままの  現代のあるがままの  カネーはされるままに  今あるがままの  できあいのままを  彼女のするままに  気分のおもむくままに  指が動くままの  オリヴィエはされるままに  泉が流れ出すままに  頭に浮かんでくるままを  窓は開かれたままに  気分とのままに  目を閉じたままで  男から言えばあるがままの  車のままでは  格子が上げたままに  本能のおもむくままに  源氏の言うままに  こころのまま  子供のままの  源氏は導かれるままに  もとの生れたままの  生木のままで  女が言うままに  意のままに従って  お立ちになったままで  閨にいたままの  身の上を隠したままで  消息も聞けないままに  人たちも起きたままで  箱に入れたままで  気持ちのままで  着物にくるまったままで  話をかけたままに  無口なままで  昔作られたままに  冠をゆがめたまま  毛布を敷いたままで  潮流のままに  人のするままに  脚絆をつけたまま  茎のままの  方を望んだまま  手にしたままで  この世をあるがままに  今日のままで  顔に当てたまま  彼らは言われるままに  感情のままに  これも思ったままを  現官のままで  宵のまま  存在を知られないままで  免職になったままで  結婚をさせないままで  賛成をあそばさないままで  馬に乗ったままで  ことができないままで  年以来廊などは倒れたままに  親のしたままを  後夜に起きたままで  手紙はひろがったまま  自分が知らないままで  瓦は落ちたるままに  破壊するがままに  人意のままに  立腐れのままに  その頃見たままに  閑地のままに  野蔦に蔽われたまま  二棟ほど荒れたまま  明治当初のまま  半ば崩れかかったままながら  原のまま  足の行くがままに  案内されたまま  里春を生きたままでは  手紙で誘い出されたまま  源氏の命じるままに  手傷を負ったまま  背を押しつけたまま  夢をこわしたままに  節倹は思うままに  玉鬘は思ったままを  かたなりのままに  こともできないままに  人は引き込んだままに  現状のままの  常識的発言のままに従って  意味はわからないままで  父に逢わないままで  時がたつままに  活くままの  突込んだままで  口を結んだままで  そこに出たままに  汽車は止まったまま  クリストフはするままに  彼らはたがいに離れたままで  彷徨するままに  狂乱するままに  指呼のままに  感情のおもむくまま  悲観をしたままで  らん見るままに  朝子は黙ったまま  ころ書かれたままの  顔を向けたまま  沈黙のままで  袴も着けたまま  借り着のまま  彼も言われるままに  亭主がするままに  教へのままに  われを思ひのままに  短めに苅りたるまま  順序のままに  家にいるままの  隔てのあるままで  官も兼ねたまま  さしたままの  重態のままで  音立てて挾まれたままで  ことができないままに  目にかかれないまま  おできにならないままで  何であるともわからぬままで  用件も聞かされないままで  新三郎は云われるままに  己の信ずるままを  立ちのまま  格子もおろさぬままで  襖子はしめたまま  御殿へ伺ったままで  何処もかも明け放したままに  解決はつかないまま  関係のままで  返事もおもらいになれないままで  実感のまま  帰りにならぬままで  女王が作らせたままに  実感のままに  不可解のままで  薫の誘うままに  思いをしたままで  それは閉めたままで  矛盾のままを  形式をもなしているままに  散歩を思うままに  安閑として成るがままに  雪洞を上げたまま  室内を見つめたままで  帯刀のままに  帯刀のままで  わしは招かれるままに  現状維持のままに  拙者が坐ったままで  突立ったままの  世話はやかないままで  何事も思うままに  夜のままの  他から勧められるままに  解からぬまま  太古のままに  注意するままに  運命のままで  感情の動くままに  話ばかりしたままで  隔てを置いたままで  いろいろを巻いたままで  処女を保ったままで  慰めも得られないままで  自分の思うままには  目にかかれないままで  日のままの  ことを覚えないままで  手に引っ張って行かれるがままに  水をかけられるままに  ことをするがままに  泣き顔をしたまま  廊下に立ったままで  鉛筆を握ったまま  殆ど昔のままの  空家のままに  船から挙げたまま  #戸も上げたままに  ことを知りつつ寝たままで  のであるからなどと眠れぬままに  身に添ったままで  うちはあるがままの  邸のままで  中に坐ったままで  刀を持ったままで  裸のままは  荒木に誘われるままに  堅気のままで  絵筆を握つたままの  処杖を持ちたるままにて  女と並んで坐ったまま  ソファーに沈み込んだまま  顎を乗せたまま  眼を瞑ったまま  参木に向けたまま  山口にいわれたまま  視線のままに  後からつけてったまま  積ったまま  帆を上げたまま  男のするままの  放心したまま  参木は横たわったまま  欄干を掴んだまま  歯をむき出したまま  蝋燭を取り巻いたまま  僕のいうままに  表情のまま  酔漢を乗せたまま  乱毛をつけたまま  体積のままに  思考のまま  上衣に掴まったまま  秋蘭のいうままに  花瓶にへし折れたまま  ようにたかったまま  さのままで  指令のままに  支那人が殺されたまま  片端を握ったまま  ように挟まったまま  方を眺めたまま  言葉のままで  血は流れたままに  もうこのままに  抜剣したまま  本能のままに  甲谷に誘われるままに  塊ったまま  壁にひっついたまま  欄干からぶら下ったまま  上長衣をひっかけたまま  参木は倒れたまま  赧さのままで  彼は乗ったままの  恰好をつけたまま  オルガはいったまま  首にくっつけたまま  焦点を失ったまま  泥を銜えたまま  ねばねばしたまま  阿片患者が並んだまま  参木も黙って曳かれるままに  手探りのまま  柳のするままに  底に坐ったまま  父親がするままを  歎息をしたままで  何とも言わないままで  愛着の覚えられるままに  旅姿のままで  心にきめたままには  こともできませんままで  裳を締めたまま  乳母のままが  母のままが  入院したまま  引寄せられるままに  訳のわからぬままに  事情がわからぬままでは  口にしたままでは  用を思いついてあけたままで  馬のままで  思召すままに  原形のまま  ガラス棒のつっこまれたままの  重吉が感じたままを  字のままの  自然なままの  いつまでも寝たままで  声のままに  横になったままの  心の惹かれるままに  ことが眠れないままに  こともできないままで  激情のままの  風の吹き寄せるままに  手紙は拡げたままで  子供らの集まるままに  天稟のままに  後ろを向いたまま  正札が貼られたまま  以前は乱れたままに  自然にあるままの  情意のままに  捉まったまま  請ぜられるまま  不断着を被ったまま  一巻が開かれたままに  後姿を見つめたまま  謎のまま  道の行くがままに  思念の赴くままに  現実のあるがままを  思想の動くままに  嘘をつかず見たままの  着物のままは  不断著のままで  皮のままで  註文のままに  下すったまま  隅に置いたままに  傘は拡げたままで  朝書斎に這入ったまま  私の思うままを  上包みのまま  棹で堰きとめ残したまま  自分の好いたままに  体制のまま  玄関にすてたまま  質問のままに  おばあさんのままで  入れ歯をはめたままで  施政はありしがままの  否定せぬままに  往時のまま  宿場のままの  家は閉まったままで  笑顔が押してくるままの  発射したままの  詰め換えないままに  凝視めたまま  倉庫に寝かせたままで  荒壁のままの  つねのままの  上代のままの  他のするままに  居抜のままに  自分の書きたいままを  のだろうと曳かれるままに  慶四郎の望むままに  決定のまま  存在するままに  あまり生のまま  綿のはいったままの  二人は組合ったままど  片方はき外したまま  雨に濡らしたまま  今のままでも  物差しをさしたままの  健もだまったまま  歯をしめたままの  ッとしたままで  恵はだまったまま  思考がとりとめないままに  おのおのの思うままの  裃をつけたままで  高麗縁がしきつめたまま  生活のままで  慄ふままに  一日じゅう吹き続けたまま  荷物ものせたまま  目をふさいだまま  幾通りあるか思ひつくままを  あちらを向いたまま  眼を伏せたままで  三人はつっ立ったままで  信仰のままに  あやふやなままでは  呆けたまま  過去のままに  下向いたままで  なにひとつ自分の思うままに  半分あいたまま  小島のまま  望みのまま  心のままと  実を結んだままの  憲一はすすめられるままに  上に抛り出されたまま  生蕃のまま  学校の為すがままに  蛇教えのままに  蛙が生きたままの  蝮一疋活きたまま  どこかへ突き刺さったまま  一つ傾いたまま  冠ったまま  膝に喰っついたまま  よう厳封のまま  歳月のままの  実家の云うままに  天作は云ったまま  仆れたまま  竿に縛りつけたままの  つけ放したままの  穂のついたままの  頬杖ついたまま  腹の中へ置き忘れたまま  方向を見出せないままに  さのままの  時間を好むままに  幌をかけたままの  二人は絡み合ったまま  複雑のまま  処女のままで  抱擁したままの  答うるままに  馬の往くままに  飲食思いのままに  構造のまま  汝ら思うままに  注意して思うままに  東西思いのままに  餓死人が倒れたまま  学校の為すままに  憶浮べるままを  羽生えたまま  人間万事思うままに  野生のままでは  予記臆のまま  伝聞のまま  蝿除けをかけたままの  気を失ったままの  戸閉したまま  調べもせずに待たせたままに  命のまま  覚悟のまま  うのみにのみこんだまま  ナプキンを持ったまま  抜身のまま  蓋を開けたまま  私たちは思うままに  間無言のままで  半分跨ぎかけたまま  自分たちに思うままに  陣のままで  寸断されるままに  籍は入ったままで  相手の言うままに  眼を見返したまま  上に起きなおったまま  頸垂れたまま  小平太は立ったまま  掠奪のままに  間にひっこんだまま  想像のままに  なかにはいったまま  高祖頭巾をかぶったままの  自由が利かず寝たままの  前でとまったまま  背に負ったまま  一室に寝たままの  人のままの  心が描いているままの  思し召しのままと  口を開けたまま  布団を被ってるまま  平日着のまま  感応するままに  原文のまま  世俗のままに  下女は睡ったまま  口辺に付けたまま  具足をつけたままの  世人の望むがままに  それ等は流れるままに  足の行くままに  一字づつ在るがままに  吸はれるままに  右脇に差し入れたまま  ヂッと黙つたまま  壁に凭れたまま  二年越空家のままで  もののままで  自由意志のままには  所見とを書き捨てたままで  花束のままで  破損のままで  殼のままの  下敷きのまま  丸のままを  すべて言われるままに  夜着が畳んだままに  月光を聴きいったまま  膝のまま  習慣のままで  実行に移されないままで  髪をあらったままで  秋と思うがままの  連詞を述べたまま  着のまま  さしずのままに  鍋にしかけたままに  一夜眠られぬままに  中に隠れたまま  僕は黙ったままで  側に来て立ったままで  原始のままで  おんぶったまま  飯もたけないままを  柄を握ったまま  頭を垂れたまま  あぐらをかいて坐ったまま  うしろに立ったままで  空返事をしたままで  あぐらをかいて坐つたまま  無一文のままで  眉根をしかめたまま  私は勧められるままに  河野が置いていったままの  私は坐ったまま  受とりに立ったままの  そこに腰かけたままで  苦悶のまま  隅へ積み重ねたまま  ポカンと開いたままで  大穴のあいたままの  気が附かないままで  間に埋めたまま  先程のままの  横になったまま  小雨に濡れたまま  男とに任したまま  場に坐り込んだまま  乱雑に置かれたままに  ドスを持ったまま  粘土は塗られたままに  生活のままに  発展させないままに  題のつかないまま  所のままを  家にとりちらしたままの  まま心のおもむくままに  文学がきりはなされたままの  分裂矛盾のままに  状態をあるがままに  現実をあるがままに  兄の導くままの  偶然にとらわれたまま  無知のままに  軛をひいたままで  体温とを失ったままで  追求されないままに  程度まで思うままに  何年か掛けたまま  素直なあるがままの  比重を狂わせているかをさえ心づかぬままの  櫛巻きのまま  傘を持ったまま  今見て来たままに  そこに散らかったまま  停止したままの  風の吹き荒れたままに  空虚のままに  彼をみつめたまま  真直を向いたまま  むきのまま  櫛二板紙に包んだままを  二人の游ぐを見つめたるまま  襲名したまま  彼等はいわるるままに  巡査が組みあったままで  自分も立ったまま  据置のままに  女は勧められるままに  純情のままに  火鉢に寄っかかったままで  原稿を見つめたまま  噴煙をながめたままで  うたつてゐたままに  肩にもたれたまま  手を伏せたまま  底にしみ込んでくる在るがままの  静かなままに  みよ子は云わるるままに  先刻出されたままの  良助は云わるるままに  先刻開け放したままの  片手を取られたままの  其処に立ったまま  さだかでないままに  ふたをあけたまま  ぶんのしたいままに  木戸をしめたまま  手にさげたまま  現今のままに  障子も開けたままで  彼女の為すままに  ポケットへ入れたまま  帽子をかむったままの  制度のまま  封建的のままに  成功し得ないまま  水はあふれるままに  小雨だから濡れるままに  ごぶさたしたままで  下駄を履いたまま  ポカンと開いたまま  腕を掴んだまま  豚吉を背負ったまま  われわれの思うままを  意味が分らないままに  妻の為すがままに  二百円を入れたままの  独自のあるがままの  枠やとりまきにかこまれたままで  時代のままの  手をおいたまま  ノッブを握ったまま  たるがままよ  労れたるままに  状態のままの  稲の刈り取られたまま  切り身のままで  装いのままで  上り口に腰かけたまま  煙管を持ったまま  時行方不明になったままで  生死も分らないままで  火にかけたまま  果物を置いたままに  熱のままに  涙声のままで  耳に入らぬままに  性質のままで  がれきあるがままを  字のままに  引はなされたままで  地についたままで  武者草鞋のままで  彼が誘うままに  手足をひろげたまま  二間さがったままで  家来は立ちはだかったままで  牛のひくままに  頭をたれたまま  恋は満たされないままに  秘密のままで  半分開いたままの  青膨れのまま  むられぬままに  血の気を喪ったまま  涙のまま  ところに踏みにじられたまま  坊やにせがまれるままに  招じられるがままに  床へついたまま  二十重に縛られたままの  流行節を唄い唄い座ったまま  和服姿が乾涸びたまま  勝手口に立ったまま  音蔵は這ったまま  半ちゃんは立ったまま  瓶子のままで  盃を持ったままで  中途半端のまま  宗教のままで  役当時のままでは  林泉のまま  夜半寝巻のままに  彼の言うがままに  裡からあるがままの  長柄へうつされたままで  きれいにいかったまま  たみのまま  ハトロン紙につつまれているままの  遠くから立ったまま  乱れのまま  スリッパをはいたまま  ことを話していたままの  本がひろげたまま  挨拶したまま  こに立ったままで  パイプをくわえたままの  ようなままで  手を握ったまま  可能のまま  麦畑のまま  水を拭かないままの  風呂に入らないでよごれたままの  顔のまま  菓子鉢がとりちらされたまま  一方へ引きよせたままに  矛盾したまま  忘られたまま  発展を阻まれたまま  素子は黙ったまま  自動車から降りて来たままの  前かけをかけたまま  金をうけとったまま  顔を腰かけたままの  前かけ姿のまま  そこに倒れたまま  頭を押しつけたまま  顔をみつめたまま  すべていうがままに  風のするままに  舞台着のままの  気がふれたままで  都踊りへ出たままの  ただ在るがままの  彼はされるままに  子の思うままに  なに今のまま  考えこんだまま  懐中にのんだまま  ことやらわからぬままでは  腕を上げたままの  何もついたまま  間父を見つめたまま  紫のまま  緑のままの  彼等は言われるままに  以前に倒れたままの  好きなままに  蛙が突き刺されたまま  糞をくわえたまま  自由に思うままを  間立ったまま  あたいのママ  一人のママには  あなたのママだって  書籍が開いたまま  無形のままで  眼をつけたまま  眼が濡れたまま  姪の望むままに  外套のかくしに入れたままの  手をあげたまま  故のまま  二十年前のままの  ガニマール氏の言うがままに  結び目を立ったまま  世津子を去るままに  膝にのせたまま  お盆のまま  書生が開けたままの  手を掛けたまま  正確さのままで  白鷹氏に会わないまま  三分間睨み合ったまま  一言も言わないまま  田舎から出て来たままの  ビッショリ濡れたまま  白布に包まれたるまま  寝間着のまま  白歯のまま  落ち散るままに  落葉のままが  誤解され放しのまま  人間のまま  教えのままに  成行きのままに  ステッキを持ったままで  好子を残して出たままで  空き屋敷となって荒れるがままに  どてらのままで  破損のままに  無住のままで  提灯をつけたまま  水を汲んだままで  蕾のままで  躄車を置いたまま  ボートに乗ったまま  現実のままを  トモがあおむけに横たわったままの  草に接したまま  ことだかわからないままに  色白のまま  私のまま  女の思うままに  三味をのせたままで  片手をまかせたままで  吉称の求めるままに  不安のままに  指導者の導くがままに  自分ばかり好むままの  用を足したままの  意気込のままに  腰を掛けたまま  空脛のままで  事実のままに  襷掛のまま  鑿を持ったまま  どてらを着たまま  為めに言うがままに  夜番が死んだまま  ぐつは相変らずはいたまま  はえのたかるままに  膝に置いたまま  一人で寝転んだまま  つぶつたままの  股を開いたままの  死のまま  経緯度板をつけたままの  お嬢さん育ちのままで  留学に出たままずつと  時期も定まらぬままに  未決のままに  嬢様が思うままは  鯉を提げたまま  観測所に置いたまま  夢のままを  障子のままに  方角もわからないまま  張りシールのまま  男は坐ったまま  毎朝寝巻のままで  一人のママを  膝によりかかったまま  戸袋に立てかけられたままに  夏シヤツのまま  ジーッと立ちはだかったまま  濡れ鼠のまま  青のまま  雨足上げて転がったままで  死別れたままの  づその思ふがままに  それをあるがままの  手腕を思ふがままに  手のままに  事實のまま  嘴も開いたまま  こころのままに  君の動くがままに  仕事着のまま  二十一二ヵ月以前のままでは  未熟なままに  笑いを浮べたまま  杖にすがったまま  宙づるしにブラ下つたまま  バッタリと立ち竦んだまま  五時間ほど立ったまま  みんな昔のまま  庭庭を荒れたまま  危難のままに  字音のままに  当時発表せられたままの  帯もしめたまま  現実のままで  指に挾んだままの  去年のままを  激情の赴くがままに  靴ばきのまま  日光のさすままに  わが思うままに  ことのまま  新聞を持ちたるまま  去年のまま  一歩一歩引かれるままに  剃刀を当てさせないで生えるがままに  手を置いたままの  成馬のまま  相手は倒れたまま  攻撃が起らないままに  跣足のままに  最初感情の動くがままに  それは生きたまま  手袋のままの  冠ったままの  不十分なままに  ライトを消したまま  ライトを消さないまま  茣蓙を被せたまま  旧のままかと  先のまま  全部意のままに  眼をはなさないままで  すみに押し込んだままに  上に載せられたままで  ことのできないままで  袴を穿いたまま  あんたがママに  魚容は言われるままに  魚は言われるままに  赤足のままで  珠数を持ったままで  何事も思うがままに  采女のなすままに  顔を見あわせたままで  すべて生けるがままに  手入れをせずに荒れ朽ちるがままに  未完のまま  響きのままの  小牛は繋がれたままで  脚絆のままで  中におしこめられたままに  教へられたまま  現はれるままを  男は云ったまま  彼は黙っていわるるままに  問はれるままに  つて在るがままに  大半倒れたままか  意味のままでは  己れのあるがままの  現実のままでは  心の思ひのままに  思念の走るままに  自分の在るがままの  現在あるままの  場合にでも描かれようとして描かれぬまま  扇を持ちたるままに  梢のままに  胸にたたみたるままにて  あなたの夢みるままに  事実のあるがままの  霧にまかれたままで  ランプを持ったまま  旧習のまま  苔のまま  花も枯れたまま  心は沈んだまま  中断されたまま  今私の感じているままを  人が住まぬままに  糸をかけたままの  部分などぬけたままに  真情のままが  鼻を突っ込んだまま  ように見られていたままの  封建のまま  形のままの  真赤になったまま  身動きすら出来ないままに  一つもわからないまま  気が咎めますままに  顔容を入れ違えたままに  手をつかんだまま  行つてるままで  ドノバンのいうがままに  統合のままに  内部にあって働くままの  ままをあるがままに  赤裸のまま  女のするままに  景色を見つめたまま  僕のママは  とこにはママの  お願いですからママに  これがママに  日にママの  こともママの  一度だってママを  小父さんがママを  それが生えるがままに  前方を見つめたまま  荒壁は崩れるままに  約束は伐り払ったままに  わたくしの見検めるままに  境地のままに  蛙で埋まったまま  昔からあるままに  土着のままに  下に落ちたままに  煙草をくわえたままは  知識人はあるがままの  作家はあるがままの  波に押されるままの  色調のままに  恋愛行動のままの  ものとしてのまま  コスモスが枯れたまま  どっちつかずのまま  細帯のままの  今のままだって  彼は言われるままに  二つ並んだままに  夕方洗ったままの  縁側に来て立ったまま  先に寝かしたまま  落着いたままに  綾子の言うままに  ように浮べたまま  生命のままに  尾沢は寝転がったままで  洋服のままで  二人は立ったまま  皆其方の思うまま  部屋にゐたままの  焼跡のままの  悄然座りたるまま  辰弥は思うがままに  事は思いしままに  先っきのままに  立止ったまま  面をみつめたまま  何時間も立ったまま  舟をゆくままに  ことばのままに  昂奮したままで  地平線を見つめたまま  身を屈めたままで  思い浮んだままに  浮世のままで  羊羹をのせたままの  父をみたままで  井桁に重なり合ったまま  寝台へ寝たまま  パトラッシュは蹴こまれたままで  扉があいたままに  眉をよせたまま  前に頑張ったまま  半分開けたままん  方にむけたままの  主従抱き合ったままで  のこぎりを持ったまま  なんでも思うままに  電報を握ったまま  ふだんのままで  時分のまま  電燈をつけたまま  短刀は隠されたままに  窓さきに置かれたままで  上にしたまま  日を経るままに  足袋のまま  起立したまま  良雄のいうままに  多面のままに  吸引されるままに  氣の向くままに  花粉をつけたまま  さっきのままに  汗をかいたままで  吉見のままに  ために倒れたまま  振動を思うままに  天秤を立掛けたままの  嬢が乞わるるままに  帆綱に腰かけしまま  書物をして出ていつたままの  氏から勧められるままに  春部カズ子も黙したままにて  うつろのままに  戸を閉めたまま  童女のままで  彼のなすままを  傾向の赴くままに  それを拡げたままで  ゲラのまま  親のいうがままの  ふくらがしたままの  #樹木もかしいだまま  夜更けに書いたまま  ものをもったままで  裸体のままでは  書物を伏せたままに  殻を干したまま  上にうつむけたままで  ペンを持ったまま  ペンをもったままの  乱暴にころがり落ちたまま  びしょ濡れのまま  扮装のままの  彼をして働くままに  権力のままに  三方折り放しのままが  うちに濡れたままの  脚を拡げたまま  上履きのまま  顔を包んだままで  廊下にころがったままで  栞に縋られたままの  袖カバーをはめたまま  騎士を乗せたまま  不孝を重ねたままの  無視するままに  Rが腰かけたままの  小舎のまま  濡鼠のまま  露領時代のままの  野生のままに  饗応されるままに  唄をせがまれるままに  話などを訊かれるままに  ベェリヴェヤワのママは  三宝へのせたまま  とぐろを巻いたまま  者を遠ざけたまま  下に転がったままで  犬の導くままに  彼をかかえたままで  包をさげたまま  娘はだまったままで  男を乗せたまま  情欲の赴くままに  師伝のままを  先に立ったままで  情熱の迸るままに  戸が閉まっているまま  釜底にくっついたまま  寺は荒れるままに  憤怒に堪えぬままに  彼を乗せたままで  地面を踏んだままで  仕事に行きたいというままに  とぐろを巻いたままで  大地に坐ったままで  四つ這いのままで  夫人から預ったままの  態度のまま  躾のまま  身をかがめたまま  ランプをつけたまま  洋書が開いたままに  それを取り上げたままで  肉へ突き刺したままで  手を垂れたままで  世界観がふくまれているという生きたままの  静かに座ったまま  劉のいうがままに  褞袍のまま  問はるるままに  対立としてのこったままには  社会のままでは  ものを喪ったまま  内容にまで高められ切れぬまま  マントを着たまま  三人は黙ったままで  ずぶ濡れになったままで  今日あるままの  事情のままに  本を持ったまま  事は聞いたまま  襤褸を着たまま  矢張り腕を組んだまま  血の気が無くなったまま  死骸を見つめたまま  間気絶したままで  寝台に倒れかかったまま  上に寝たまま  外套に包んだまま  梶棒に引っかけたまま  寢たまま  信二の云うままに  室に立ったままで  鉢に植わったまま  茫然としたまま  向に寝たまま  肩を並べたまま  手を加えないでもとのままに  従四位上になったまま  歌会なども思うままにという  兩手をつつ込んだまま  ことねばりついたままで  枕元へ置き忘れたままで  足をとめたまま  血に染まったまま  野生のままで  身体のまま  閉ぢ籠めたまま  夢で見たままの  先刻から立ったまま  筋糸のついたまま  刎橋の架ったままのが  鍋をかけたまま  先刻欽之助が脱いだままで  病臥のまま  風の吹くままに  身體ぢやまま  壁にかけられたままにな  浮気心のあるがままを  ことを思うままに  開墾当時のまま  草鞋のままの  足のむくままに  時代におけるがままの  頬を押えたまま  エンジンをかけたままの  人情のままに  矛盾のままに  もうこのままには  からだのまま  お座敷着のまま  塵に蔽われたまま  征土にあるまま  素材のままを  乞はれるまま  らるるままに  つて来て黙つたまま  とき駅までやって来て黙ったまま  旅装も解かぬままに  絵筆を握ったまま  左手に持ったままの  主人の言うままに  伸展するがままに  年の立つままに  事実を有りのまま  様にと云われるままに  部屋を指さしたまま  口を開けたままに  頭を垂れたままで  ゆうべ置き去りにされたままの  目に見えないままで  そこに坐ったままで  二人が黙ったまま  目標に向ったままで  視線を伏せたままで  意志のまま  彼女を抱いたままで  解決のつかぬままで  アイロンをかけないままで  助手たちにしたいままに  気持が求めるままに  あいだ無言のまま  何も知らないままに  ハンスにわからぬまま  おかみのいうままに  夜分眠れぬままに  わたしのいうままに  腰かけ台に坐ったままで  陰謀を思うままに  服のままで  潔白のまま  校庭から冷えきって帰ってきたまま  自分たちが立ったままで  のいうままに  いっさいを思うままに  ように動かないままで  あいだじゅう閉ざされたまま  眼に見えているまま  ほうに曲ったまま  生涯謎のままで  先刻のまま  柏原は動かされるままに  皿に盛られたままの  犬を抱いたまま  作業服のままの  方をむいたまま  まま欲するままに  使者の命ずるまま  意慾を欲するまま  眼をやったまま  穂のままに  穂のままの  ジッと立ったままで  四つ折のままは  保持したままの  下駄のままで  ここで腰かけたまま  一枚のままで  原形のままで  ジヤンパー姿のままで  いつそこのまま  往年のまま  気持のままで  地方語のままに  破片のままの  破片をぶちこんで埋めたまま  昼間のままの  インクを入れてないまま  雑草といら草とが茂っているまま  新聞をしいて坐っているままの  もとのままという  かけのまま  帯しめたまま  そっぽ向いたままで  四人乘せたまま  竹箒を持ったまま  耳朶をつかんだまま  眼付をしたまま  真ん中に置かれたまま  ように転がったままで  縁側に坐ったままで  顔を浸したまま  次郎を預けたまま  彼は立ったまま  半ば引き出されたままの  無愛想なままに  原稿のまま  興がわくままに  下着のままで  幕は下りたまま  期を得ざるままに  叔父は問われるままに  誘いのままに  葉子がすすめるままに  婆さんの話したままを  舌打をしたまま  別杯さめやらぬままに  突出されたままに  一続きのまま  顔面をこわばらせたまま  呆んやりと眺めたまま  伏眼になったまま  解決がつかないままに  一尺ほど開いたままに  土饅頭のまま  なさぬ仲のままで  寝巻一枚のまま  電燈はつけたまま  二人ともつっ伏したまま  顔をかくしたまま  俊亮は坐ったままで  岩にはさまれたまま  狐を見つめたまま  羽の生えたままで  着物を着たままで  真っ直ぐに立ったままで  二つに折れて倒れたままに  賢夫人のままで  波打ちぎわに立ったまま  誤植のまま  硝子戸のままに  立上りもせず腰掛けたまま  歪みのままに  王子のおおせのままに  つぶいたままで  王子はだまったままで  お下げなすったまま  茫々去来するままに  頬杖をしたまま  広範囲に思うままの  聯隊旗を握つたまま  前を向いたままの  野良着のままの  生地のままには  天性のまま  首をたれたまま  手にもったまま  眼を見つめたまま  店戸をおろしたままに  どちらともきまらないままに  みじめさのままに  観念して云うがままに  袋のままに  積るままに  われ等が思ひのままに  勸められるままに  結局わからなかつたままに  廻転椅子のまま  男のいうままに  羽織をきたまま  男の言うままに  昨夜泊ったまま  二重廻を着たまま  臥たまま  行衛を見送ったまま  上に載せたままに  僕の命ずるがままに  胸に擬したまま  僕の為すままに  横えられたまま  人間を生かしたままには  毛のままで  ように乱れたままで  支配せらるるままに  飛躍もしないままに  それからは荒れるままに  謎は解けないままに  工作機械がさびたまま  頤を突きあげているままの  浴衣のまま  巻のまま  ツラリと見渡したまま  不在のまま  袋を担いだまま  瞠つたまま  銃を握りしめたままで  昔から崩れたままの  彼は生きたままで  眼をすえたまま  結末がつかないままで  上にひろげたままに  ペンナイフを握ったまま  たすきがけのまま  わしづかみにしたまま  一直線に注がれたまま  ささえ眼をつぶったまま  頬杖をついたままの  俊亮に注いだまま  いじめにしたままで  群にそそがれたまま  左手ににぎったままで  次郎は言われるままに  心境のままで  両手で持つたまま  素地のままで  鎧扉を閉したまま  つたかといふ有りのままの  整理のままに  不調和のままに  状袋に入れたままで  朝へとかけられたままに  変化させられないままで  社會制度のままで  解釋のままで  解決されぬままに  カフカはあるがままの  ほんとうにあるがままの  内容のままの  手紙を持ったまま  半壊のまま  椅子にだまったままで  方へ行ったまま  相手のなすままに  灯を消したままで  姉の思うままに  先生にママの  彼等を為すがままに  気がしたがうなずいたままで  彼はしたいままの  傘を突いたまま  がくがつかないまま  横溢のままが  生のままに  十分自分でわからないまま  雨戸しめたままに  感受性のままに  何にもつけないままに  展開されていないままに  分離のままに  思出すままに  進行のままに  ゴタついたままの  運送屋から届けられたままの  ぼろを着たまま  真正面に向けたまま  窓によりかかったまま  現職のままでは  荒田老がすすめられるままに  言葉をかわさないまま  上に開いたままに  八畝は荒すともままよと  封を切らないままで  前にしたまま  決心がつかないままに  問題を残したまま  重のままで  空を見つめたまま  花はしおれ返ったまま  一二度利あげをしたままで  身動きのならないままに  顔をかくしたままの  幌は掛けたまま  傷を受けたまま  等閑にされたまま  完成されたまま  真理とはあるがままの  白圏のままに  原始地球のまま  直立したまま  土まみれのままの  水をかぶったまま  大判のまま  あいだ未踏のまま  弁が開いたままに  喬介の命ずるままに  入牢のままで  平地のままにも  収入思うまま  横をむいたままで  道を教えられるままに  興奮に引っぱり込まれたままで  #戸のあいたままに  晴着をつけたまま  つばさをひろげたまま  見世物小屋からさらわれたままの  垢摺りを持ったまま  赤羽主任は云われるままに  野暮のままの  中は散らかしたままで  私はママが  敬礼したままで  棒立になったまま  車掌をのこしたまま  黒焦げになったまま  今は荒れるがままに  爺さんは逃げ後れたまま  組立てのままと  もうこのままで  ことは知らないままに  動きのままに  ナポレオンを思うままに  衣裳が行ったままに  現在のまま  年齢のままに  大晦日に帰って来ると答えたまま  仰向けになったまま  四五時間も心ゆくままに  田中を掴まえたまま  やおやと引きずられるままに  洋服着のまま  戸を開いたままに  水のままで  手をあてたまま  陽蔭に汚れたまま  日が分らないまま  明治以来不具のまま  懐手したまま  ピカドルを乗せたまま  微風の吹くままに  情慾の誘ふままに  古昔のままの  無垢のままで  蒲団のままで  枝をつけたままで  雑草を生えるまま  雑草を生えるままに  釦がとれたままに  埃のついたままの  乱脈のままに  茶の間にみこしを据えたまま  粗雑なまま  年経るままに  無知無学なまま  案じらるるままに  権臣のいうままに  椿の落ちたまま  真裸のままで  全身無気力に投げ出されたまま  故意と閉めたままに  実力のあるがままの  地震で曲ったままの  一ぱい散らかったまま  ひとりのままで  向こうがするままに  一昨夜眠り不足のまま  昔のままかも  原型のままを  車室につけたまま  解明出来ないままに  無邪気のまま  問題以前のままで  地下道丈もとのまま  東京からぬけきらないままの  不明のまま  閉ったままに  カフェーから帰ってきたままの  片手に持ったまま  顔をふくらましたまま  チョッキをぬいだままの  ぼくがはだかのままで  動物を抱いたまま  紐が結ばれたまま  身の上のままに  プロレタリア文学のあるままの  秋のままの  自然性のままで  我々のままに  種がはじけたまま  馬車を立てたまま  私は坐ったままで  加減せず感じたるままを  山に入りたるまま  底に入るままに  力自慢のまま  石にもたれたるままにて  要求のままに  障子があいたまま  腐敗のままに  中に葬り去られたるまま  體を去つたままの  現在に浸つたまま  まま斷片的のままに  傾向に任せたままで  形のままでは  外観は出来るだけ荒れ果てたままに  一名称のままで  特殊部落のままで  奴婢のままで  一本立ちのままの  時代に分れたままの  間へ包んだままの  胸に浮かんだままを  心に浮ぶままを  父の為すがままに  鞘に納められたまま  日本服のまま  そこへ立ち留まったまま  平常着のまま  庄太郎がするままに  自分でも命ぜられるままに  材料のままで  草鞋のままで  旅支度のままで  それぞれ命ぜられたままに  わけで申されたままに  興味が寄せられるままに  融合しないままの  迷宮に入ったまま  全裸のままで  佐伯は寝ころんだままで  病気は治らぬままに  血管が破れたまま  形のままと  自由に働くがままに  自然から与えられるままの  年齢を問わず望むがままに  何人にでも思うがままに  半ば耕作されたままに  各自の思ふがままに  莟のまま  在来のままの  持味をあるがままの  端を残されたままで  もとのままにか  裸のままに  二時を指したまま  ヤリウスがやったままの  意識をうしなったままでは  以来とまったままの  彼はうなだれたまま  人力で思うがままに  種類でも望むがままに  一人として思うがままに  自然的水準を見出すままに  みな昔のままの  親和力の向かうままに  親和力の向かうがままに  人がつくばったまま  天平のまま  雲に乗せたまま  一台停まったまま  歪曲されたまま  受刑者が生きたまま  五歳のままで  岩についたまま  一杯生のままで  たてにかぶりをふったまま  手をかざしたまま  生活を有りのままに  流れのまま  旧のままにては  俯伏いたまま  土足のままとまで  土足のままと  坐禅を組んだまま  結跏趺坐したまま  側に立ったまま  胸を押えたまま  両氏の請うがままに  透明なままに  二三分元のままの  枕へ当てたまま  お袋がいうままに  大概もとのままに  病人の請うままに  睡眠状態のまま  姿勢のままに  行軍のままの  肌のままで  気附きなさらぬままで  我情のままを  先生の言うがままに  切れ端が着けられたままで  画筆を握ったまま  金銭は思うままに  佐藤継信負傷のまま  岡目八目で言いたいままの  お金が話したままを  章三は傷ついたまま  田村のママの  嫌いだったママの  佩刀を抜いて身構えたまま  砂場に取組み合って倒れたまま  閑散なるままに  富子は黙ったまま  彼は張りつめたままの  空間を見つめたまま  ようにつっ立ったまま  頬杖をついたままで  正夫は突っ伏したまま  さつきのままの  穴をおさへたまま  高坂甚太郎を乗せたまま  気絶をしたまま  去年のままの  私は云うがままに  世の中はママ  そうに結ばれたままで  染は言われたままに  九郎は寝ころんだままで  運命の導くままに  情念の動くままに  却つて自然のままに  ことはあるがままの  乳房をふくませたまま  話のままに  其処に閉じたままの  帰り際後手のまま  しめのこしたまま  固定させたまま  半ば飲み残したまま  臭気に腐れたまま  間隙のままに  寢卷のまま  密林のままに  鮎が行くままに  囮鮎の動くままに  娘が思うがままに  時計などを思うまま  何かで立ったまま  中もあらためぬまま  時一寸覚えで居たまま  真直を見たままで  空は曇ったままで  明治十七八年頃渡来したまま  二十六聖徒殉教図などに描かれているまま  目を見開いたまま  下敷きとなったまま  びゅうびゅう火花の噴くまま  廃墟から出てきたままの  人の請うがままに  昏睡のまま  寝床が敷いたままに  ところへ立ったまま  そこまで連れてゆかれるままに  接吻するままに  男に引かれるままに  全員黙ったまま  ズボンだけははいたままで  身体をささえたままの  襞取りのまま  のかを知らぬままで  椅子にすわっているままを  要求されるままに  これもしまったまま  ポケットに突っこんだまま  ほうを向いたままで  静かなまま  ことをつぶやくままに  弱点を持ったままで  結局ようりょうを得ないままで  居残りのまま  胸に抱いたまま  男は汚れたままの  学校から帰ったままの  上に古びたまま  私の置いたままの  心の浮かんだままが  灰皿は破れたまま  何事もおぼしめしのまま  幸福のままで  廻わされるままに  桔梗様は廻わされるままに  水が廻ったまま  バラのまま  顔をつけたまま  懐手をしたままで  総監は寝たままで  人を立ったまま  二個荷造りしたままの  九太夫はねられぬままに  買物籠さげて立ったまま  槌を持ちたるまま  背後向きのままで  ここに思うままを  底に押し込まれたままで  牛は思うままに  ずるがままに  今夜眠ったまま  ピンを刺したまま  さっき己が脱ぎ捨てたまま  死体と抱きあったままで  ピンを刺されたまま  つて行つて先つき自分が脱ぎ捨てたまま  屹立したまま  ために思うがままに  偶像化されたまま  今もかがめたままで  行きずりのまま  佩用したままで  妻にあずけたままで  欲情の赴くままに  脳裡にあるままの  原話のままの  古典のままでは  ナマのまま  人からもまま  帆立貝のまま  みな外套のまま  暮れ迫るままに  資もままに  無名のまま  眼のままに  座禅したまま  自然なるままの  仕立のままで  いつか突っ込んだまま  地金のままでは  口碑のままか  喇叭を吹かせたままで  喇叭を握りしめたままで  ポケットテリヤを抱いたまま  ブランクをおいたまま  茶をひえたままの  手首にとおしたままの  対象に向ってあるがままの  頬を脹らせたまま  住宅のままを  赤裸のままの  赤身のままの  冷のまま  ブラ下がったまま  研究しかけたまま  俺はすすめられるままに  チリと開いたままに  いつまでもじっとしたままで  心の向くまま  母がママ  ことをママと  私をママと  心の動くままに  長吉はいわれるままに  道の行くままに  長吉は驚いたまま  立上ったままに  のくっついたままの  腰かけ両手をつっぱったまま  ご馳走を思うままに  仕事着のままにて  二は倒れたままで  男は縛られたるままに  光の消えたるままに  からだを抱えたままで  後ろ向きのままで  手を引合ったままで  蝶は重なり合ったままで  人の勧めるがままに  雑草に埋められたまま  壮助は誘わるるままに  ただあるがままの  机にもたれたまま  中に突っ込まれたままに  学校友だちに誘われるままに  學校友だちに誘はれるままに  

~ まま[名詞]2
このまま  ないまま  ほしいまま  同じまま  なきまま  薄いまま  あのまま  そうしたまま  白いまま  暗いまま  わがまま  小さいまま  堅いまま  おなじまま  真白いまま  かなしきまま  ええまま  こうしたまま  弱きまま  心もとなきまま  其のまま  なんでまま  かかるまま  欲しいまま  弱いまま  大きなママ  我がまま  あるまま  寝苦しいまま  古いまま  やっぱりママ  無いまま  こわいママ  ずるまま  きたるまま  このママ  そういったまま  そういうまま  よきまま  清きまま  青いまま  冷たいまま  よくママ  貧しきまま  どうしてもまま  新しいまま  広いまま  明るいまま  すかさずママ  すぐママ  どうやらママ  あまりママ  そっとママ  うまくママ  ええママ  好いまま  そうまま  悪いまま  なつかしきまま  懶いまま  そのまま  幼いまま  いつもママ  白きまま  若いまま  きびしいまま  いいママ  高いまま  とてもママ  なんともまま  がたいまま  恥ずかしいまま  旧いまま  憂きまま  恋しいまま  どうしてまま  心安いまま  悲しいまま  まるまま  よいまま  わるいまま  強いまま  黒いまま  空しいまま  いいまま  真黒いまま  ゆるまま  せいぜいママ  小さきまま  美しいまま  なかなかまま  赤まま  遠いまま  小さなまま  なぜママ  暗きまま  ほっとママ  丸いまま  はてはまま  苦しいまま  大きいまま  浅いまま  忙しいまま  長いまま  ひどいまま  面白きまま  卑しいまま  低いまま  にくいまま  どうせママ  ふさわしいまま  

複合名詞
まま二人  ままディアレクティクマン  まま手の甲  まま手の平  まま縁側  まま留り木  まま知らぬ顔  まま対峙  まま呆  まま井戸端  ままさっき  まま声  ままどこ  まま手紙  まま扉  まま妹達  まま不動  まま裏門  まま途方  ままみんな  まま青山  ままそれ  まま新聞  まま煙草  まま煖炉  まま文学  ままピストル  まま彼  まま額  まま鉄砲  まま発育  まま今度  まま沖  まま水  まま一日じゅう  ままフロア  まま炎天  へたまま  まま硬直  まま出家遁世  まま部屋  まま仏壇  まま死  まま舟  まま平気  まま動き  ままほか  まま病院  まま天井  まま球  まま大盤石  まま本塁  まま覚平  まま家  まま小川  まま長駆  まま四十間以上  まま上野  ままルイザ  まま大理石  まま後  まま足袋  まま屋外  まま熱  まま店先  まま余り  まま歸  ままなにごと  まま鉄水母  まま砲撃  上つたまま  まま息  まま津田君  ままあっけ  まま布団  まま前後左右  まま横目  まま手  まますすり泣き  まま先  まま退場  まま握手  まま終戦  まま百米  我まま一ぱい  我まま  まま永遠  まま虚脱  まま商売  まま大学  まま身体  まま窓  まま前  まま聞き耳  ままお辞儀  門まま  まま押し入れ  まま学問  まま十日  ままっ子  まま人気  まま三和土  まま受太刀  まま針  まま含嗽  まま停止  まま爪  ままお辞儀一つ  まま室  まま身動き  まま凝然  まま私  まままっ黒  まま地べた  まま畳  まま火  ままスランプ  まま頭  まま切腹  まま熱弁  まま数年  まま子  まま発車  まま朝  まま病室  ママさん  まま階段  まま帆村荘六おじさん  ままガス  まま白布  まま白骨島  まま僕  ままボトム  ままサーファー  まま単行本  ままいつ  まま経営  まま団  まま畦  まま知らん振り  まま夫  まま跣足  まま神経  まま素敵  まま化石  まま真直  まま満悦  まま身  まま兼子  まま退院  まま一生満足  まま傍  まま日  まま何  まま自分  ままヴェランダ  ままヴエランダ  まま隅田川  其まま  まま木工場  まま百米突  まま上  まま今日  まま容易  まま上座  まま腰  まま父娘  まま肩  まま体  まま鮮明  まま弦  まま唐草銀五郎  まま肩口柘榴  まま突  まま一切無頓着  まま立  まま仁右衛門  まま囲炉裡  まま瞬き  まま穢  まま安座  まま米  ままお母さん  まま微動  まま即死  まま日向さん  まま自覚  ままペタペタ  まま返事  まま別  まま編輯長  まま通過  まま悪意  ままヌッ  まま不良無頼  まま今  まま苔  まま三十分  まま身構え  ままコーヒー  まま喉  まま膝  まま殿様  まま固唾  まま楽屋  まま演ら  まま老い  まま方々釘付け  まま消息  まま土まみれ  まま無人  まま江戸  まま来意  まま言葉  まま渓流  まま車  まま口  まま吸収  まま芳子  まま顔  まま保存  まま発掘  まま一二歩  まま墓場  まま引っこみ  まま障子  まま彼女  まま着流し  まま摺り  まま旦那様  まま愛人  まま前後不覚  まま惧  わたしママ  ままわたくし  まま折目  まま道路  まま言問橋  まま長火鉢  まま薬鑵  其まま感興  まま三四冊一度  まま大正道路  しき移り候まま  まま直立  まま喰  まま調査部  まま眼  まま一言  ままそこ  ままただ  まま顎  まま藪  まま犬  まま櫺子  まま自堕落  ままハッタ  まま感情  まま妙  ママン  二三日ママ  まま公  まま不在  候まま明日  候まま  まま蜂  まま襟巻  まま入院  まま行方不明  まま黄風島  まま木乃伊  まま暁  まま日蔭者  まま蓮葉  ままここ  まま無理  まま夢中  まま浴室  まま芝生  まま合点合点  まま花壇  まま邪宗  まま喜平おやじ  まま帰府  まま二十何年ぶり  まま他界  まま行方  まま竜太郎  まま首  まま後退り  まま苦力  まま北  まま彼ら  まま張教仁  まま獲物  まま種々  ままヒラリ  ままダンチョン  まま元来  まま蒼  まま虹  まま寺  まま水底  まま沼田  まま耳  まま一礼  まま鉄扇  まま下  まま灰  まま返辞  まま気違  まま蚊帳  まま腕まくり  まま宿直部屋  まま本堂  まま中  まま俯向  まま微か  ママサン  まま往  まま其処  まま心配そう  まま丁寧  まま殿  まま無言  まま只今  まま炬燵  ままチョッキ  まま無駄  まま御供  ままサイ  まま筆記  まま二言  まま庖丁  まま底  向つたまま  まま省吾叔父  まま宿屋  まま主人  ままほこり  ままら  まま被衣  まま袴  まま兄君  まま人形  まま形  まま光君  まま柱  まま劇  まま遠心的  まま劉備  まま錫  まま大陸  まま数百歩駒  まま盧将軍  まま唄  まま大次郎  ままいま  まま五千年間  まま停車  まま濃厚  まま床  まま火星  まま今回  まま貴方  まま応接間  ままグッタリ  まま脳貧血  まま唇  まま大森署  まま芝居  ままソッ  まま頬  まま神  まま正面  まま瞬一つ  まま能  まま大地  まま孫堅  まま射殺  まま寂  まま午後一時  まま帝  まま詔書  まま蒼ざめている厳  まま一ヵ月  まま席  まま言い訳  まま歩  まま品切れ扱い  まま日本語版  まま放置  まま何日  まま各地  まま片手  まま真菰  まま松明  まま二つ  まま宿禰  まま酒盞  まま卑弥呼  まま草  まま蜜柑  まま乾草  まま戸外  まま急  まま砂地  まま砂  まま夜  まま百間  まま覇道  まま唖  まま参内  まま落付き仕合わせ  まま仰向け  ままヅカヅカ  まま故主  まま慇懃  まま侍立  まま馬  まま冀州  まま声高らか  まま安泰  まま気絶  まま姿  まま忘  まま何分間  まま宿駅  まま庭  まま父  まま軍  まま主君  うたまま  ままトイレ  ままオレ  まま現在  まま僕たち  まま胸  まま無作法  まま寝台  まま茶  まま受難週間  氣まま  まま四辺  まま静か  まま暫時  まま天下  まま一週間  まま息絶  まま彼等  まま手許  まま座席  まま瞳  まま城中  まま銀盤  まま喬  まま袂  まま駕籠  まま呶  ママお気  まま展開  まま椅子  まま年増  まま石  ままナイル河  まま宙  まま水中  まま山  まま人間  まま人類  まま側  まま汽車  まま無事  まま外  まま塩  まま殿階  まま政務  まま彼方  まま熱心  まま何ん  ままバルコン  まま一塊  まま阿古十郎  ままわたし  まま不得要領  まましずか  まま臆面  まま草履  まま正直  まま糞  まま理論  まま帰つて  まま鼾  まま発達  まま閾ぎわ  まま人ッ子ひとり姿  掩うたまま  まま寢  ままぐつすり寢  まま横柄  まま大急ぎ  ままぼんやり  まま意地  まま庭づたいに裏木戸  まま日本  ままサヨ  まま半月  まま秋  まま以後  ママ先生  まま質素  まま眼下  ままあふれ  まま自由自在  まま京都  まま地球  まま安置  まま浮草  まま奥  まま闘  眠つたまま  まま祖母  まま黙然  まま電燈  まま午睡  まま氷袋  まま一閑張  ままシリンクス  まま元  まま故意  ままベッド  まま自滅  まま女  まま孟宗藪  まま目  まま砂だらけ  まま二  まま外面  まま男  まま三四郎  まま連れ  まま関係  まま梯子段  まま相手  ままフランス  まま飯  まま突進  まま伸び  まま爆発  まま一しょく  まま女中  まま畑  ままコップ  ママコス  まま未来  ままおばあさん  ままおっかさん  まま全速力  まま底冷え  まま空虚  ままシッカリ  まま半身  まま切口上  ままいつか女自身  まま横  ままあたり  まま川  まま荷  まま空襲  まま本能的  まま紙ばさみ  ままリアル  まま飄然  まま世  ままソ連  まま戦争  まま放任  まま小  まま投  まま氷結  まま背向  まま哄然  まま懐  まま意識  まま陸  まま殆  まま半日  まま媼  まま奇妙  まま叔父  まま彫像  まま俺  ままテーブル  まま十字路  まま鷹揚  ままサト子  まま雑夫  まま腹  まま跳ね  まま仕事  赤まま草  まま足  まま事  まま自動車  まま単純  まま清純  まま良一  まま一人  まま座敷  ままそれぎり幾年  まま行き当りバッタリ  まま緊張  まま行き倒れ  まま岩  まま長考一番  ままざんぷりと水  まま机  ままボート  ママ子  まま気  まま何時  まま後ろ  まま向う  まま此  まま居  まま誰  まま屹  ままぢ  ことママ  まま近く  まま検査場  まま点呼場  ままグランド  まま点呼  まま検事  まま地下室  まま死人  まま二十分余り  まま封鎖  まま想い  まま入口  まま傘  まま頸  まま枕元  まま次  まま小田さん  ままコクリコクリ  まま毛布  まま注射  まま引  まま松  ままグウグウ  通称ママ  ソノママ  まま盗人  まま銀座裏  まま碌々  まま玄関  まま棒立ち  まま眉  まま池  まま赤坂山王台  まま色  まま敷居  まま安楽椅子  まま保管  まま小切手  まま幸田  ままノソノソ  まま茫然  泛べたまま静か  まま以前格闘  まま先刻  まま服  まま気死  まま唐突  まま尻餅  まま穴  まま苦痛  まま日向ぼっこ  まま撤回  まま口笛  まま雑草  ままわたしひとり  ママ今日私  ママのど  ママお腹  ままヤットオ  まま遠島申附  まま居眠り  まま表口寄り  まま母  まま落着  まま盾  まま背後  ままビクッ  まま仰向けさま  ままワッ  まま中林先生  まま外洋  まま罫紙  まま蜘蛛  まま正一  まま俛  まま引取  まま呼  まま梁  ままあご  まま舷  まま先生  ままあそこ  まま直ぐ  まま傲然  まま台所  まま何月  まま不思議  まま小刻み  ままいくすじ  まま眠つて  まま垣根  まま帽子  まま双方  まま先方  まま一秒  此まま引  まま小便  まま医局  まま出家  ままいっき  まま爺  まま中途  まま中西  まま表通  まま路傍  まま光子  まま河野さん  まま奧さん  まま日本人  まま枠  まま雨露  まま脛  背負つたまま  まま執念  まま憲兵  まま籠  まま雪  ままゴロリ  まま紋太夫  ままオンコッコ酋長  まま矢弾  まま住民  ままチブロン島  まま暫時茫然  まま起訴  まま巣鴨拘置所  まま執拗  まま棟木  まま黙読  ソノママ昏倒シテシマッタノデス  ママ一息ニ  まま運動  まま用向  まま正月  まま脱衣場  まま青年  まま立ち上がりざま  まま放心  まま新橋  まま末座  恣まま  まま左  まま当惑そう  まま事務長  まま羽根枕  まま葉子  まま痙攣的  まま陰鬱  まま盆  まま木村  まま意味  まま上目  まま上陸  まま幕  まま謡  まま錠  ママ子扱い  まま素朴  まま寝息ひとつ  まま突立  ままワナワナ  まま舌  まま妻女山  まま与平  まま札  まま自然  まま鳥  ままゆ  ままこれ  候まま何事  まま用  まま新鮮  まま博士  まま三杯  まま五百円  まま力まかせ  まま崖  まま開封  まま残つて  まま物  まま蓋  まま窓板  まま門  まま閉  まま右  まま宅  まま卒倒  まま洋卓  其まま此処  其まま石  まま人  まま卓子  まま四角  まま座  我まま娘  まま視線  ままカウンター  まま不機嫌  まま人生  ままゆか  まま拔  まま旗  ままどてら  まま倉地  まま涙  まま火鉢  まままじめ  まま柄  まま柔順  まま一茎  まま短銃  まま昏睡  まま不安  まま夕闇  まま右後ろ  まま衣紋  定ちゃんママ  ママちゃん  毎日毎日ママ  ままアメリカ遊学  まま客間  まま躊躇  まま慄  まま全身あけ  まま昼夜草鞋  ままダラリ  まま夕陽  まま手拍子  まま盆槍  まま茶の間  まま健三  まま棒  まま硯箱  まま健三  まま絶望  まま手荷物  まま露子さん  まま遁れん  まま手水口  まま亢奮  我まま者  まま背  まま拒絶  まま腕組み  まま理論体系  まま会得  まま思案  まま寝床  まま三年  ままくら  まま葬式  まま船  ままフラリ  まま弄  まま眠り  まま肘  まま壇上  ままポケット  まま電文  まま横臥  まま線  まま助け  まま門口  まま裏階段  まま青草  まま悲鳴  まま塵埃  まま双眼鏡  まま曲馬場  まま莞爾  まま盛ん  まま両脚  まま挿入  まま何事  まま全身  まま化粧  まま手渡し  まま不審そう  まま狭山さん  まま一斉  まま志免警視  まま脳溢血  まま名  まま一生  まま寢床  まま世話  まま遠乗り  まま夕方  まま塞  ままじいッ  まま逃走  まま人々  まま遊び  まま野  まま落下傘  まま氷上  まま一つ  まま皮  まま天流斎  まま歸農  ママ様  ママパパ  まま食事  まま土  まま筆  まま会社  まま人心地  まま裏庭  憑まま  まま千年杉  まま放免  ままそつ  ままスカート  まま抱  まま四肢  まま日蔭  まま泣声  まませい子  ままキクン  まま眼前  まま食卓  まま泣出  まま教壇  まま奈落  まま手ぶら  まま文化面  まま農婦  ママ薯  黒田悦子師範ことママ薯  ころママ薯  ママ一流  さっきママ  三時ごろママ  あいだママ薯  ママたち  いまママ  ままスヤスヤ  ままコク  まま国交回復  まま一晩じゅう首相官邸  まま曖昧  まま淑女  まま一まわり  まま真直こっち  まま頂上  まま方々  まま聲  まま一同  まま春  まま月  まま広場  まま甲板  ままひとこと  ままズンズン二階  ままあんぐり  まま踊り  ままドキン  ままビックリ  まま小径  まま何処  まま灰燼  まま季夫チッ息  まま裏口  ままプール  まま監禁  まま薦  まま浮島  まま固着  まま稍  まま向こう  ままわたしたち  ままの  まま歩るい  まま海水  まま引摺り  まま空  まま行衛不明  まま味噌汁  まま朗らか  まま東京  まま牛  まま地  まま破れ笠  路傍まま  まま土中  まま一目散  まま指  ままパリ  ままスエズ  ままお上さん  まま十歩  まま戸  まま神様  ままスッ  まま鳥居  まま引上げ  まま右手  まま脇  ままメラメラ  まま石甃  まま和尚  まま立辣ん  まま威儀  まま真青  まま両手  まま夢  ままソックリ風呂敷  縄付まま威丈高  まま順風  まま船橋  ままブラ  まま一度デングリ返し  まま自分達  ままずる  まま料理臺  まま詞  まま二三週間生死  まま半時  まま挨拶一つ  まま真直二階  まま横倒し  まま金鏈  ままマニラ  まま亡霊  まま歯  チラツクまま  まま晩食  まま職業  まま不縁  まま仏間  まま手箪笥  まま蒲団  まま章魚  まま咳一つ  まま失神  まま立ち枯れ  まま地味  まま辛抱  まま天幕  ままちょぼん  まま兄  まま滅多  ままバック  まま出発  つたまま  縦まま  まま世の中  まま一散  まま戸棚  まま兵馬  まま馬車  まま一生不幸  まま熊笹藪  まま紀久ちゃん  まま猛火  まま十年  身まま  まま頂戴  まま進上  まま詩人  まま詩  まま雨  まま皿  ままカテリーナ・リヴォーヴナ  まま午後三時頃  ママ母  まま諸君  まま入党  まま逃亡  まま厩  まま長持  まま忠之  まま西村家裏手  まま走り  まま一太刀毎  まま昌秋  まま延寿国資  まま金剛兵衛  まま思い切り声  まま背戸山  まま実家方  身まま気まま  まま宿  まま紙取り  まま表情  まま陸軍中佐  まま夜明け  まま茫々  まま海上  まま砂浜  ままピョン  まま闇  まま拵え  まま御免  まま風呂場  ままコモ包み  まま五分  まま行きずり  まま頓首  まま下宿  まま一月  ままその後  まま私たち  まま衆人環視  まま二階  まま湯気  まま背中  まま一柳斎  ままションボリ  まま急ぎ足  まま宮中  まま七十余日  まま虫の息  まま息急  まま岩魚  まま身もだえ  炊あて握りまま  まま岩蔭  まま非常  ままヒョコヒョコ  まま不安そう  まま仙太  まま軍夫  まま板の間  まま目まい  まま土間  ままジッ  まま多く  まま捨て子  ままはるか須弥壇  まま転び寝  まま功名  まま夜卓  まま帯留  ままあと  まま失礼  まま居間  まま夢心地  まま街道  まま輿  まま時期  まま押合  まま金七百円  まま絶命  ままブロンズ  まま拂  まま歸つてしまつて  まま外國人  ままつぎ  まま算出  まま女讐  ままミイラ  まま滝  ままぐつ  張つたまま風  まま時  まま不服  まま合掌  まま石油缶  まま平八  まま対抗  まま須田房吉  まま伊吹  まま次の間  まま呆然  まま皎  まま薔薇色  まま淑  まま幣  まま尾  ままあなた  まま往来  まま感応  まま千変万化  まま船中  まま置  まま効果  まま足腰  ままイソダン  ままたくさん土  ままいつか心持  まま伏目  まま覚醒  ままこっち  まま述懐  まま課税  まま鎌倉  ママ私  ママ一面  ままフラ  まま有耶無耶  まま安らか  まま世界  言つてパパママ  まま染物小屋  まま公表  まま一声名  まま公家一統  まま縁  まま法廷  續けたまま  まま別別  ままガタガタ  ままツカツカ  まま食道鏡  まま裏木戸  ままベタリ  まま本署  まま巡査  まま根気  まま進退  まま鼻緒  まま防戦  まま明教館  まま三勝半七  まま一坪  まま一団  ままこちら  まま加奈子  まま鞘  ままメソメソ泣出  まま一歩背後  ままドタリ  ままスタスタ  ままベット  まま金  まま一点  まま海  まま両替  ままマドロス君  まま森  まま穴倉  まま陽  まま電車  まま吉里  まま世捨て人  まま義貞  まま居住居  まま拝受  まま平和  まま推移  まま鋸  まま手術臺  まま君  ままアタフタ  まま例  まま斜  まま涯  ままペン  まま行倒おれ  ままマトモ  まま二三日何処  まま洗つて  まま異郷  まま道  ままうち  まま水際  まま二つ三つピアノ  ままブラリ  まま梅三爺  ままよう主君  まま府中  まま長椅子  まま平らか  まま復一  まま再開店  まま電気  まま素直  まま途中  まま細君  背負つたまま十数度  まま河岸  まま学業  まま通し  まま自分一人  美人ママ  まま塔  まま飛行島  まま祖国  まま大衆  まま弓  まま明治政府  まま石垣  まま捕虜  ままブツ切り  ままニンガリ  まま唖然  まま二三町無我夢中  まま神田  まま文三  まま暫らく無言  まま暫らく  まま一句  まま腕  まま一語  まま紙燭  まま空廻いし  まま框  まま樫  まま飾り  まま白  ままひつ  まま出世  まま方針  まま城  まま車上  まま葵  まま拘引  まま大気  まま含嗽剤  まま宗助  まま働ら  まま二人共  まま麦藁帽  まま壁  まま鋏  まま二ツ割  まま臓腑  まま肉挽器械  まま中骨  まま仁王立  まま熨斗  まま影  まま昆布  まま大根卸  まま碾臼  まま窃  まま疾走  まま顛覆  まま直次  ままころり  まま空屋  ままプラタナス  まま工事中止  ままきょう  まま中止  其まま貴族  まま漂流  まま元通りポケット  まま枯木  まま砂糖  まま三分位  まま四時間湯  ままテンピ  まま葛粉  まま用ゆ  ままララララララ  まま真黒  まま小沢  まま針助  まま汽船  まま小声  まま西瓜  筆走り候まま失礼  存候まま  まま召  まま他  まま燃  まま満足げ  まま廃人  まま室内  まま突き  ままヤミ  まま成功  ままコート  まま日光  ままちび  まま芸術  ままぐうんと  パパママ論  まま五日十日  まま逆行  まま真赤  まま茶碗  まま稍暫らく  まま黙祷  まま演壇  ままノロリノロリ  まま泥  まま一度庭  まま汗  まま妻  ままうめき声  まま差  ままおわび  まま深夜  まま沈黙  まま口づけ  まま上衣  まま女房  まま裏  まま勘次  まま口元  ままお母さま  僕ひとりママ  まま頭部  まま屍体  まま藤吉  まま瓦町  まま白法師  まま無心  まま百石  まま湖水  まま葉  まま強飯みたい  まま彦兵衛  まま絵  まま案内  まま矢  まま胴の間  まま懐中  ままあなた一人  まま会津征伐  まま整然  ままキレー  まま雨戸  まま晩飯  気まま身まま  まま風呂  まま棚  まま槽  まま枝  ままホテル  まま出来かけ  まま店  まま房州  まま三日月  まま呪  まま足元  まま羨望  ままお前  まま褄さき  まま女史たち  まま餅菓子  まま道庵  まま田舎  まま保名  まま家業  ままひた走り  まま人事不省  ままヒョイ  ままあぐら  まま立消え  まま就職口  まま中腰  まま抄出  まま一枚  まま足音  まま眉根  まま大体  まま藩主斉清公  まま残念  まま夜具  まま筆者  まま翁  まま他人  まま一  まま一曲  まま一分  まま権内  まま話  まま翌日  当分まま  まま耕作  まま卵  まま籐椅子  まま四ツ谷見付  届け候まま  ままお越し  まま遁げ  まま戸口  まま一緒  まま片隅  ままごらん  まま烱  まま仲間  まま白山羊  まま投身  ままたる  まま二日  まま自動的  まま流浪  まま子根性  まま二枚  まま行衞不明  まま繼續  まま鍵  此まま便  まま挫折  ままシク  ままアノ室  まま盡  まま戸表  まま修繕  まま医学士  まま茲  まま余  まま父上  まま監獄  まま実物  まま権田  まま夫人  まま眸  まま命令  まま論語  まま約束  まま斯ん  まま叔母  まま乱れ  まま転  まま進行  ままクリーニング  まま栖方  まま堀割  まま香  まま中庭  まま其後  まま浅葱色  まま危く  ママヨ  心まま  眠つたまま息  まま硝子  ままフォルマリン液  ままソロソロ  まま胴震い  まま考え  まま痛み  まま霧  まま聖書  まま少年  まま手首  まま真  まま東  まま十字街頭  まま小走り  まま薬局  まま角燈  まま村役場  まま行  まま六尺豊か  まま生命辛  まま小僧  まま無造作  まま十八倍  まま大声  まま蒼白  ままひそか  まま密輸入  まま笑  まま虚空  まま観念  ままギューギュー  まま反り身  まま一人ぽっち  まま裾  まま入口土間  まま静脈  まま遁  まま一時間  まま変り  まま伯爵夫人  まま火葬  まま囚人  まま後退  まま荒廃  まま胆吹  まま天窓  まま人混み  まま興  まま宙返り  まま其處  まま俯伏せ  まま草むら  まま引廻  まま杜松子  まま間  まま晴れやか  まま歌  まま鍋  まま文選工場  まま左手  まま未亡人  まま嫣然  まま何度  まま十年余  まま起出  まま群  まま馳  まま空二  ままお許し  まま橋  まま嫁入り  まま偉大  ままスペイン  まま食膳  ままオッ  まま往生とげ  まま掌  まま坐り  まま屋敷  まま山形  まま歸朝  まま製糸工場  まま成り行き  まま帰途  ままこの世  まま茶屋  まま双方得心  まま取り調べ  まま半蔵ら  まま京  まま無限  まま利七  ままごろん  まま学校  ままでたらめ  まま感光  まま淡白  まま身売り  まま湖  まま山林規則  まま寝返り  まま店座敷  まま村夫子  まま商業  まま都  まま帰国  ままんごと  まま幾日  まま院  まま病気  まま小野  まま宮  まま危篤  まま明石夫人  まま財  まま枕  まま表替え  ままお座敷  ままあちら  まま甲某  まま年月  ままよそ  まま新年  まま其処辺  赤まま  まま与兵衛  まま泥んこ  まま緊  まま蒸気  まま甲谷  まま宮子  まま煙管  まま渦  まま静  ままいくつ  まま支那人  まま露路  まま街  まま逆流  まま参木  ままトラック  まま屋根  まま居候  ままさん  まま浴槽  まま見事  まま二条  まま大股  ままホール  ままスケッチ  まま線路  まま衰弱  まま俗  まま額縁  まま辞  ままいずれ  晴候まま  まま休息  まま日々江戸城内  まま半顔  まま消息不明  まま産褥熱  まま倚  まま突伏  まま仁王立ち  まま編成  まま発表  まま無責任  まま格子  まま友人  まま木  まま馬鹿  まま裁断  住まま  まま旅  まま円盤  まま猪口  まま檜山  まま足早  まま靜  まま光  まま国  まま維持  まま風  まま灌木の間  まま引用  まま完成  まま操縦  まま赤出し  まま歔欷  まま書き  肆まま  聞まま  まま下駄  まま日射  まま沈思  まま緩やか  ままヂッ  まま咄嗟  まま生気  紙屋町デハバスノ行列ガ立ツタママ死ン  昇リカケタママ  我まま申  まま千  まま題  まま紋太郎  まま写山楼  まま三津五郎  まま廊下  其夜其まま  まま平手  まま復元  まま一年以上  まま君臨  まま裏返し  まま小祝  ままミツ子  まま浪  まま女中部屋  まま珍  まま安静  まま屋内  まま永久  まま言葉一つ  まま仏頂  まま一歩  まま十時間  まま天盤  まま鳩尾  まま足止め  まま生  まま心  まま芸者遊び  まま朝湯  まま紹介  まま櫛二枚  ままだれ  まま背嚢  まま凍み  まま刀  まま平静  まま本田  ままボンヤリそれ  まま文庫本  まま富士見  まま蟇口  まま庭前  まま鼓村さん  まま踊  まま帰つてしま  まま永住  まま毘沙門様  まま門内  まま徳蔵  まま良助  まま隣室  ままチョコレエト  ままドシン  まま封建社会  まま踏襲  まま一日中母親  まま据置  まま四方  まま表  まま鞄  ままパイプ  ままチヨコレエト  まま面目分明  まま半年  まま拱手  まま転寝  まま初孫  まま氷  まま駅前  ままたより  まま身柄  まま抹殺  まま勉強  我まま一杯  まま笑顔  まま佗びしい色  まま春子さま  まま徳利  まま日記  まま大隈侯  まま初代書記長  ままウンコ  まま岩頭  まま愛  まま惣之助氏  まま娘  まま引戸  まま靴  まま質問  まま両親  まま町  まま真ん中  まま一幕もの  まま叫び  まま冷然  まま繁昌  カンジキ著けたまま太股  ままッ児  ままひと  まま松江喬吉  まま脚  まま伸子  まま素子  ままつや  まま丘  まま宙乗り  まま磯五  ままふところ  まま舞台  まま受付  まま灰皿  ままむちゃくちゃ  まま身動  まま呻  まま滞留  ままセエラ  まま外套  まま鶴代  まま昭和十七年  まま一年半  まま仆  ままサッサ  まま紫檀  まま姫草さん  まま幻滅  ままプイッ  ままおしまい  ままシクシク  まま二十年三十年  まま七転八倒  まま桟橋  ままドア  まま青木  まま握り拳  候まま今日  まま東通  ままほうぼう  まま最後  まま葎  まま羽二重  まま白紙  まま信一  まま子供  まま唇辺  まま蝙蝠  まま音信不通  まま小児  まま項  まま夕食  まま楽  まま本沢温泉  まま夏道  まま独り  まま退去  ままルックザック  まま五色ヶ原  まま私達  ママちゃん御機嫌よう  まま母上  まま解決  まま心臓  まま義兄  まま鯉かんさん  まま八月九月十月十一月  まま放棄  まま板縁  まま天  まま金木  まま挨拶  まま苦悶  まま遠く  まま機上  まま金網  パパ樣ママ樣  ママ樣  まま酒  まま腰掛け  まま一座  まま宇品  まま中将  候まま一筆  まま四  まま家隆  まま派手  ままスピード  まま鏡  まま二十米突  まま一昨日  まま岩礁  まま四谷南寺町七番地  まま南瓜  まま炉辺  まま細帯  まま籾  まま廂  まま帰  まま変化  ままランプ  まま木小屋  まま埃  まま階級的移行  まま口紅  まま紺飛白  ままチャン  まま数哩  まま地上  ときママ  ままオイオイ  まま流星  まま出勤  まま回復  まま嵐  まま滅亡  まま勝手  まま便所  まま路  まま内分  まま夜霧  まま大正末  まま通学  まま二重廻し  まま無残  まま三箇月  ままぢゃ仕方  まま活動小屋  まま那処  ままあくび  まま引下  まま亀  まま引き  ままいねむりをはじめた  まま海底  まま龜  まま珠数  まま徒歩  まま鉢  まま生涯  まま予審終結  ままボックス  まま固化  まま一口  まま徘徊  まま帯  まま見物  まま交代  まま機  まま未曾有  まま売台  まま悠くり  ままあとあと  ままこころ  まま丸蒸し  まま式台  ままわれわれ  まま丸呑み  まま滑走  ままフイ  まま置き去り  まま存在  まま把握  まま糠  ままナフタリン  まませり  まま戦時中手当  ままどっち  まま飛魚  ままこちん  まま矢張り我々  まま大勢  ままスックリ  まま軒下  まま一生ここ  まま睡魔  まま顫  まま母さん  まま日附  まま寢言  ままその間  まま羽織つて  まま墮落  まま倦怠  まま土藏づくり  まま眞蒼  ママさん私  ママさんママさん  まま勉強部屋  まま呼吸  ままひとり角力  まま往生  まま茣蓙  まま藻  まま横断歩道  まま無理やり  まま死刑  まま千世子  まま思想  まま明日  まま空間  まま卒然  まま夕  まま玄能  まま何物  まま食堂  ままクラム  まま馭者台  まま会釈  まま全部  ままさし  ままあちこち  まま強直  まま狂人  まま湯  まま一束  まま鶏卵  まま塩焼き  まま寝言  まま改札口  ままおなか  まま消滅  まま植込  まま次郎  まま病人  まま色々  ままぐんにゃりと土神  まま現場  ままメチャクチャ  ままギリギリ  まま中野学士  まま腰かけ  まま敷布団  まま恭一  まま次郎  まま抑留  まま足先  まま里好  まま財布  まま一寸上体  まま空色  まま啣  まま沈默  まま松子  まま女給  まま洋服  まま気まり  まま上框  まま綺麗  まま老婆  まま桐花家  まま銀座通  まま薄化粧  まま内  まま昼寝  まま数時間  まま防腐剤  まま油断  まま縄  まま恍惚  ままチューブ  まま残留  まま俊亮  まま傍若無人  ままビク  まま恭  まま真っすぐ  ままメモ  まま本艇  まま市ヶ谷刑務所  まま高波  まま子供達  まま固定  まま本  ソノママ足ヲフミハズシテ  まま塾長室  ままスリッパ  ままシムソン  まま峻  まま玩具  まま感電  まま閾  ままポカン  まま陥没地  まま無電  まま時計  まま白痴  まま橇  まま容赦  まま沈滞  ままハタ  我ままもの  まま父親  まま手帖  まま力  ままロボー  まま緑金色  まま歳月  まま人垣  まま桃  まま踵  まま皆  まま狂気  まま炉端  まま実家  まま表現  まま葱  候ツルママ  まま退職手当  まま歯かけ  まま早老  まま先達  候ままかく  まま決意  まま利用  まま伯林  まま朧げ  まま七歳  まま十時ごろ  其ままホンヤク  まま乞食  ままボンヤリ  まま万平  まま押し花  ままひとり  ままお送り  まま宗兵衛  まま妾  向つたまま前後左右  まま斷片的  此まま  まま烟草  まま書見  まま恨  まま千日前  まま上演  まま通用  まま三人一緒  まま思い  まま五時間  まま咯  まま土塊  まま冷  ママ諸子  ままラッサ  まま機械  まま岸  まま随  まま五体  まま朗  まま玄關前  ままジグビー  ままわき目  まま滞京  まま五郎八茶碗  まま炉傍  まま富岡先生  まま研究  まま腹ばい  ままバー  ママみたい  まま之  まま躄  まま富子  まま止度  ままつね  まま解脱  まま草叢  ままありのまま  まま自転車  まま天秤  まま塩水  まま溜息  まま一瞬  まま永眠  まま監督  まま一直線  まま工場  まま逢初橋  まま郊外  ままぼんやり駅  まま潮  まま露  まま煙  まま解剖  まま恐怖  まま木もれびの下  まま今朝  まま江戸入り  まま輪切り  まま我が家  まま闖入  まま金庫  まま苦  まま白壁  ままウットリ  ままドーブレク  母まま子  まま国文学的  まま自嘲的  まま暮れ  まま拝借  まま記載  ままグーッ  まま頭蓋骨  まま夜明し  まま心理的  まま年  まま五六年  まま二三度頭  一つ一つ我まま  まま膝小僧  まま殘つた  結局パパママ  パパママ  まま路地口  まま空手  まま上半身  まま歸つて  



前後の言葉をピックアップ
マホー  マホービン  馬堀海岸    マボロシノゴトクナル  間間  間々  真間  まま  間々


動詞をランダムでピックアップ
連出すやり直せる訊くたわんたびかさなっ契れ撃ち抜い追返す達すつもっおもだち受けとれ支い躍りかかいつわれ黒ずめ突き放さ平伏しおわり生かせよ
形容詞をランダムでピックアップ
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