「薔薇」の使い方、ほかの品詞の結びつき

薔薇が最初の黄色い蕾をつけた　　薔薇の香に包まれて　　薔薇が花弁を追ふに　　薔薇のつぼみのやうなお前のやはらかい　　薔薇の花もえあがる　　薔薇のもののけ　　薔薇はまよなかの手をわたしへのばさうとして　　薔薇の誘惑ただひとつのにほ　　薔薇をあらはにする　　薔薇の葉二枚でもって覆い　　薔薇が咲いていら　　薔薇だと思う　　薔薇が咲いてゐ　　薔薇だと思ふ　　薔薇に刺あるごとく　　薔薇の息は風に送られて匂って来る　　薔薇はあの水の音に誘はれて散　　薔薇から眼を離して　　薔薇を見つめて　　薔薇の花を見つめて　　薔薇と藤とが咲いているかと思うと　　薔薇が何重にもからみあっていた　　薔薇の花が陽に輝いた　　薔薇のようにすんなりとなつて谷村さんの前に立つていました　　薔薇やほたるかずらなどが　　薔薇が暗きを洩れて　　薔薇の香に酔える　　薔薇の花の紅なるが　　薔薇を輪に貫ぬきて　　薔薇の花をつけた　　薔薇が活けてある　　薔薇ははやもしぼめり　　薔薇や百合夏菊などの鉢物に時ならぬ　　薔薇におとす　　薔薇が匂ふ　　薔薇の藪にたかつてゐる　　薔薇の藪の柔かい嫩枝に木虱がついたばかりの　　薔薇の藪から木虱がゐなく　　薔薇の木の一番安全に見える　　薔薇や接骨木の藪で無数の滅亡の機会に自分の体をおいてゐる　　薔薇や百合や其他いろんな花を咲かせる　　薔薇の木虱を食べる　　薔薇やぜにあふひの蕾を見て　　薔薇で掩ふ　　薔薇を植えたとして　　薔薇の木には葉の繁つた強い枝がありますが　　薔薇の花が挿してあった　　薔薇の花で飾った　　薔薇がある　　薔薇は半ばしぼんでいる　　薔薇の花を買い　　薔薇の蕾のような口をあいて　　薔薇の花びらを振りかけた　　薔薇の花でも咲き出した　　薔薇の花のように赤く残っている　　薔薇の花も見えた　　薔薇の木が押潰され　　薔薇いろになってしまって　　薔薇はまだ出ないし　　薔薇の花びらを寄せあつめて持つてかへりました　　薔薇はその後うす紅の花をさかせる　　薔薇を挿して呉れるに　　薔薇は蘇生した　　薔薇を摘み　　薔薇ああはるかよるの　　薔薇の香にもなみだする　　薔薇すがれたる薔薇をまきておくるこそ　　薔薇よさはにほ　　薔薇を以てまきちらされた　　薔薇が咲いている　　薔薇の花簪を手のなかで弄びながら　　薔薇の花片を撒きちらした　　薔薇をつけて　　薔薇やポプラや紫丁香花の匂いは庭から漂って来る　　薔薇の匂いが馥郁と香っていた　　薔薇の匂い　　薔薇やダリヤの手入れをしていると　　薔薇を一つさしている　　薔薇をaffectすると書いてある　　薔薇の花を見て居る　　薔薇が在る　　薔薇を拝見しましょうね　　薔薇を買った　　薔薇を植え　　薔薇に夢中になった　　薔薇に眼をつけ　　薔薇に就いては　　薔薇を植えている　　薔薇の生きて在る　　薔薇の薫ほのかにして　　薔薇の蔓が枯れ残っていた　　薔薇とを組合せた　　薔薇は生きてる　　薔薇などがきれいな花瓶にさしてありまして　　薔薇や紫陽花と誰が区別をつけたろう　　薔薇か菫かと思ふ　　薔薇の唇がわたしのを捜す　　薔薇の花をむしると　　薔薇はむしられた　　薔薇の花を投げた　　薔薇の花を渡る　　薔薇の息吹とでも申しましょうか　　薔薇の鉢植が行儀よく幾つも並んでゐる　　薔薇や百合の花を踏みながら　　薔薇にうめられて　　薔薇とマートルの花を自分で描いた　　薔薇のやうに輝かしく開きました　　薔薇の花の咲き乱れている　　薔薇の茂みに二人座をしめて瑠璃に似た　　薔薇の花を唇につけて吹く　　薔薇の花を吾が耳のあたりに抛つ　　薔薇の花に似た　　薔薇や山茶花は毎年のように花が絶えない　　薔薇にからみ　　薔薇の花で埋ずまっているので　　薔薇の葉の匂のする　　薔薇の花さへ食つてゐたと　　薔薇の花の赤いのを見る　　薔薇よりも派手にかつ重苦しく見えた　　薔薇の香のする　　薔薇のかさねの　　薔薇でその食卓の上を飾って見せた　　薔薇を花瓶のまま持って　　薔薇の花弁が彼女の口唇を思わせる　　薔薇の香りが風の具合でほんのりとにおって来たりした　　薔薇の花園はさびしい廃園の姿を目の前に広げていた　　薔薇の花園であるのを葉子から聞かされると　　薔薇も咲き出すでしょう　　薔薇の花が夕闇の中にもちらほらと見えていた　　薔薇の木の名前でも搜す　　薔薇の咲き乱れた　　薔薇をぼんやり見ていると　　薔薇を八本植えられてしまいました　　薔薇が植えられて在るでしょう　　薔薇が生えていて　　薔薇の花にとってもこの調和に優る　　薔薇から目を放し　　薔薇の下のところへ来た　　薔薇が花をつけていた　　薔薇を剪る剪らぬと云い縺れている　　薔薇は露に濡れ　　薔薇を摘んだ　　薔薇を植えていた　　薔薇の棘が彼の手を傷つけた　　薔薇の美しさとを説いていた　　薔薇の一つに刺されて死んで行った　　薔薇にくちづけをした　　薔薇は彼の胸の上でしづかに萎れてゐるだらう　　薔薇の匂がしだすだらう　　薔薇の花を摘んででもゐるかの　　薔薇の花で飾られて　　薔薇の花の中に噴水が上っている　　薔薇を吹いている　　薔薇の花を模様に崩した　　薔薇とが薄紅色をしているばかりである　　薔薇の花を挿して　　薔薇の花が挿してないばかりである　　薔薇が三輪盛られてあった　　薔薇とミモザの花束をいだき　　薔薇と珍種の蘭をもって作りたる　　薔薇の模様の着物を着た　　薔薇の木の花棚の下で待っていると　　薔薇の花弁に胸を頬を掌を焼きこがされて　　薔薇をからませた　　薔薇の花を摘んでゐる　　薔薇の花はそれらの人々には美しいとともにひっきょう植物学の教科書中の薔薇科の植物に見える　　薔薇の花を折っている　　薔薇の花の咲いた　　薔薇の打顫ふいみ　　薔薇の花などが咲乱れていた　　薔薇の木にいる　　薔薇の芯に寄生すると　　薔薇にいる　　薔薇を見ているにしても　　薔薇にじっと目をやって　　薔薇との間にいかなる神霊の交通があるか　　薔薇と睨めっ　　薔薇の花床のほうへ長謙さんをひっぱって行って　　薔薇はいるが　　薔薇の花憲兵隊事件のむしかえしでもやっている　　薔薇の大枝が飾ってあって　　薔薇の花事件のときは四代目クラブが冷静だったので助かったが　　薔薇と沈丁花の匂いがする　　薔薇などを石垣の外までも這わせて　　薔薇の花壇の中を旋回すると　　薔薇の上をうろついているが　　薔薇が咲き出した　　薔薇は呟いた　　薔薇の花ふむも　　薔薇の花片を置いた　　薔薇を喜んで　　薔薇に埋もれた　　薔薇の花弁の中ででも眠っている　　薔薇の花弁に包まれている　　薔薇の花なぞを持って上がって来た　　薔薇の簪を挿したり　　薔薇と宮城野萩の鉢植とが七八並んで　　薔薇いろの靄さとけぶる　　薔薇が鮮かな色に映えてゐた　　薔薇と三鞭酒と血潮に飾られた　　薔薇の木の下で止る　　薔薇の花を思い出し　　薔薇の花を思い出しながら　　薔薇の花を思ひ出し　　薔薇の花を思ひ出しながら　　薔薇が咲きそろっていました　　薔薇の花のように艶やかに響く　　薔薇の花など手がけた　　薔薇の簪でも挿さしたら　　薔薇の花が咲かう　　薔薇の花冠を戴き　　薔薇の花や薫の花で賦香すると　　薔薇を賞美した　　薔薇の花びらで敷きつめたり　　薔薇を楽しんだ　　薔薇いろの霞が流れこみ　　薔薇の虫と同種と思われる　　薔薇を見ていたら　　薔薇のみならず　　薔薇が植わっていたが　　薔薇を見に行った　　薔薇の枝の冠の上に土色をした　　薔薇の上に何物かを物色していた　　薔薇の反対の側へ廻ってみると　　薔薇で同じような蜂が大きな毛虫を捕える　　薔薇の上をしばらくあさっていたが　　薔薇は朝毎に水に濡れた　　薔薇の花壇の間を朗かに笑いながら　　薔薇を描いた　　薔薇の花の匂ふ　　薔薇の埋みつ　　薔薇や他の草花やの茎にとかくつきたがる　　薔薇の花壇とに差してゐる　　薔薇が目に留ま　　薔薇を持つて　　薔薇を上げなくては　　薔薇を持つて来た　　薔薇の枝をお插しよ　　薔薇を切つてゐる　　薔薇を持つて来させる　　薔薇に埋まつてしまふ　　薔薇の枝を三本插した　　薔薇の枝を一掴み取つて　　薔薇の中にもぐ　　薔薇を控鈕の穴にお插し　　薔薇で飾つて置く　　薔薇の中に埋ま　　薔薇を切つて参りませう　　薔薇を切つて参りませうか　　薔薇を切りに花壇へ出た　　薔薇の花壇を蹂躪して走つて来たさうだ　　薔薇の花輪が三層に覆つた　　薔薇の花が一輪留めてあった　　薔薇の新芽が出ている　　薔薇がポオの椿に笑ひかける　　薔薇の這つた門や陶器の大きい植木鉢に植ゑられた一丈位の柘榴や櫻の木の竝べられてある　　薔薇をつけ　　薔薇が一束挿してあった　　薔薇が真黒な薔薇に見えると　　薔薇のやうに美しくそだつて来た　　薔薇や蘭の花が並んでゐるが　　薔薇の一束を部屋から持ち出すと　　薔薇をつんで　　薔薇と百合とで掩はなければならぬ　　薔薇と百合とをとりに返　　薔薇は燦めく　　薔薇と百合とを両腕に抱へきれぬほど集めた　　薔薇と百合との花粉に掩はれてゐる　　薔薇をさして　　薔薇と思へど　　薔薇の薄いピンクの花びらを見てゐると　　薔薇がざくりと床の間の花瓶に差されてゐる　　薔薇の匂ひが　　薔薇の花も飾り　　薔薇の花よりも見　　薔薇の花は頭に咲て活人は絵となる　　薔薇の花掻頭を挿して　　薔薇がほろりとその花瓣を落す　　薔薇がほろりとその花弁を落す　　薔薇いろの頬を永久に失ったまでの　　薔薇にフツト・ライトの光を受けた思ひ　　薔薇の蔓を図案化した　　薔薇が沢山ある　　薔薇の枝に毛虫を一匹発見した　　薔薇の咲く　　薔薇にはほのかに薄く菫よりやや濃きあはひ　　薔薇が咲きました　　薔薇の事など報告して　　薔薇の花で飾つた陶器の馬車に乗り移つた　　薔薇の木の小箱がある　　薔薇の花を摘み取り　　薔薇の蕾など数へたまふ　　薔薇が買え　　薔薇の花の熱を病んだ　　薔薇を挿した　　薔薇が咲きだしたかの如き　　薔薇の花が落ちて居る　　薔薇の花も銅製の鍵も置いて行った　　薔薇の花を描いている　　薔薇が這いかかって　　薔薇は高く這い上って行く　　薔薇の蔓の届かぬ　　薔薇の花弁が二三片散っていた　　薔薇の花のようなその花を摘んで　　薔薇をボタンの穴にさして　　薔薇の薫のある　　薔薇の響をきき　　薔薇の葉とでつくられた　　薔薇の花を素早くもぎ取り　　薔薇の花束から出来ていた　　薔薇を取り上げてみると　　薔薇は自分たちの名前を知つてゐませんからね　　薔薇たり芍藥たるを問はずして　　薔薇の花が壜にさしてあって　　薔薇の香こめし　　薔薇の花でとりまかれた　　薔薇のブケエを買って　　薔薇の花に過ぎないじゃないか　　薔薇の花園の付いた　　薔薇が巻き込まれてる　　薔薇とのからまってる　　薔薇が懶げにたれ下がっていた　　薔薇が散り去った　　薔薇の花が少し咲きかけた　　薔薇の花を造りながら　　薔薇の木から一輪の花が咲き出す　　薔薇の香りをもたらしていた　　薔薇の青葉棚の下にすわった　　薔薇を抽くと　　薔薇や白菜が匂いを立てて揺れていた　　薔薇の花を折って来て　　薔薇の大枝を一と抱えほども投げ　　薔薇の花に映りあるは　　薔薇の花のはいつた支那のお茶を淹れませう　　薔薇の谷と云ふ　　薔薇はうろ覺えの記憶をにほはしてゆく　　薔薇の花の色と大空の色とを一つにした　　薔薇の花のついた　　薔薇には恐るべき　　薔薇もゆる　　薔薇つまざりし罪とひまさば山の湯や懸想びとめく髪ながの夜姿をわかき師にかしこみぬ　　薔薇の花みたいによい匂がしますよ　　薔薇の花を黒髪にさし　　薔薇の亢奮が感じられない　　薔薇の花を咲かせる　　薔薇とがなんと殘酷に私を突き刺す　　薔薇とがなんと残酷に私を突き刺す　　薔薇の花束を手にして　　薔薇の花を一寸自分で嗅いで見て　　薔薇の間を縫ひながら　　薔薇の棘のある　　薔薇の花の露もとけてしまひ　　薔薇の鞭をならしました　　薔薇のひとつひとつの棘をていねいに磨かなければなりませんでした　　薔薇の花園を追ひ出してし　　薔薇よ冬の夜のばらよ開か　　薔薇よ悲しみと共に歩めかし　　薔薇の紅ゐも病めるがごとし　　薔薇を踏ま　　薔薇をむしばむ　　薔薇の散りぬ　　薔薇のあるに驚きぬ　　薔薇と鈴振　　薔薇も鈴振　　薔薇白き薔薇咲き満ちて　　薔薇が植えてありました　　薔薇の藪から藪へと飛び廻って　　薔薇の一つがありました　　薔薇の何処が気に入らなくて泣く　　薔薇を摘もうと思って　　薔薇を持ってれば　　薔薇の藪の上にふりかけました　　薔薇におおわれてしまいました　　薔薇の冠を載せ　　薔薇の花を盛りました　　薔薇の花を愛する　　薔薇の花が写真の前に置かれている　　薔薇の葉などは隠れて見えないくらいであるが　　薔薇の小枝から煤けた　　薔薇は咲き匂う　　薔薇いろの靄に息づき　　薔薇の枝が窓硝子に爪を立てます　　薔薇の花のかたちをした　　薔薇の莟めるごとき唇に流れぬ　　薔薇の花半ばは落ちて　　薔薇の花を映した　　薔薇の花に譬える　　薔薇の花が咲き　　薔薇の葩のような頬をして　　薔薇の花を一つ頭にかぶっていました　　薔薇の蔓欄にからまり　　薔薇のように生々した　　薔薇の植込みがあり　　薔薇の木が見たい　　薔薇の木のところまで引返してゐた　　薔薇を見つめながら立つてゐる　　薔薇のエピソオドについては何も質問をしなかつた　　薔薇の木の前に立ち止つた　　薔薇と百合と三種類になっている　　薔薇の花を刺繍して置いた　　薔薇の花が四つ咲いている　　薔薇の傍に立っている　　薔薇の花の刺繍のある　　薔薇にきれいなキスして　　薔薇の花びらで吸口を巻いた　　薔薇をつくっている　　薔薇を背景に私たちをスナップしてもらう　　薔薇と百合の花束をりぼんでしばった　　薔薇をさした　　薔薇の花びらを一枚採って挟みながら　　薔薇のサンドウィッチを口へ入れようとした　　薔薇をトルキスタンの花崗岩帯で発見された　　薔薇がそのまま声になって　　薔薇の色香をたたえつつ　　薔薇の散る　　薔薇の花片の落る音が耳に入り　　薔薇をば嗅ぎて　　薔薇を嗅いで　　薔薇の花を手で振つて見る　　薔薇ではないかと云ふ　　薔薇を蹴　　薔薇の咲き亂れた　　薔薇を植ゑる事を忘れなかつた　　薔薇を根こそぎ棄てて　　薔薇のごとわれをつつみぬ　　薔薇の中から香水を取って　　薔薇があると云った　　薔薇のなかに香水があると云った　　薔薇の臭いがしたという　　薔薇の花の弁に障る　　薔薇の花へ下りた　　薔薇の花の底から動き出した　　薔薇に返って来た　　薔薇の花も太陽も蜂の翅音も忘れた　　薔薇の綱をわたくしの体に巻いて引き入れようとしたとて　　薔薇の綱をわたくしの体に巻いて引入れようとしたとて　　薔薇の花模様の結び目をゆるめると　　薔薇の花が夢を見てゐた　　薔薇の花の香かそれとも桑の葉の匂ひか　　薔薇の花が見えた　　薔薇の花束を手にしながら　　薔薇の花をさした　　薔薇いろの光りに照らし出されると　　薔薇いろの光りは　　薔薇いろの光が透け　　薔薇いろの光りが　　薔薇いろの唇には屈託のない微笑が浮かび　　薔薇いろの光りを受けて　　薔薇の描いてある　　薔薇も匂いそめ　　薔薇が自然を表現するといわれる　　薔薇は自然から生れた　　薔薇も蘭も馨りあふる　　薔薇の花咲く　　薔薇であつたやうに思はれる　　薔薇より淡く菫より濃き色をいだして　　薔薇の如く赤からざれども菫よりは赤勝てる　　薔薇の帽が上り口の石段を駆け　　薔薇の二の花圈はわれらの周圍をめぐり　　薔薇の花をいた　　薔薇を伸べて　　薔薇の黄なる　　薔薇の形となりて　　薔薇を傳ひて下るにつれ　　薔薇を見る　　薔薇の花と見なせば　　薔薇を見　　薔薇の中にある　　薔薇のいと低き處よりそのいと高き列に日を移すをたとへて　　薔薇の上部を指す　　薔薇における諸聖徒着座のさまをダンテに示教し　　薔薇の最低き處に下る　　薔薇の如く紅きを見のがさなかつた　　薔薇の黄いろい花がよくにおっていた　　薔薇もチュウリップもまちがえて造り　　薔薇が咲き乱れている　　薔薇を植えた　　薔薇いろの掌を差出して　　薔薇いろの手を子供の眼の前に近づけ　　薔薇いろの手をぱんぱんと子供の前で気もちよさそうにはたいた　　薔薇の花の模様のついた　　薔薇のそばにあんまり長く居過ぎた　　薔薇を開かせる　　

花園の薔薇を　　晩花園の薔薇を　　露台で薔薇の　　輪飾りを薔薇の　　ざめた僧形の薔薇の　　はりにうごいてゐる薔薇の　　死人の薔薇を　　勤行の薔薇の　　霧色の薔薇の　　真珠色の薔薇の　　法体の薔薇の　　雨の薔薇の　　色の薔薇の　　黒耀石の薔薇の　　窗の薔薇の　　未生の薔薇の　　朝化粧する薔薇の　　風にあふれる薔薇の　　紅玉色の薔薇の　　黄金の薔薇の　　月色の薔薇の　　底にひそめる薔薇の　　うちならす薔薇の　　くしをされた薔薇の　　水に濡れた薔薇の　　あれは薔薇じゃ　　何でも薔薇　　ような薔薇の　　庭に咲きこぼれたる薔薇の　　可憐なる薔薇の　　時に薔薇の　　光に映えて散つてゐる薔薇の　　肉にさく薔薇　　しんに薔薇を　　天上の薔薇や　　黄なる薔薇の　　胸に薔薇の　　室咲きの薔薇は　　一面に並べた薔薇や　　一つこもり居る薔薇の　　室の薔薇に　　愛執の薔薇に　　銅色の薔薇の　　化粧した薔薇の　　頬の薔薇の　　色をみせた薔薇の　　純金色の薔薇の　　銀色の薔薇の　　譬ふべき薔薇の　　眼付の薔薇の　　額の薔薇の　　唇の薔薇の　　さうな薔薇の　　肉色の薔薇の　　やうな薔薇の　　菫色の薔薇の　　黄色の薔薇の　　淡紅色の薔薇の　　紙細工の薔薇の　　曙色の薔薇の　　暗色の薔薇の　　紫陽花色の薔薇の　　基督教風の薔薇の　　佛桑花色の薔薇の　　亞麻色の薔薇の　　杏色の薔薇の　　盃形の薔薇の　　眞白な薔薇の　　藁色の薔薇の　　麥色の薔薇の　　藤色の薔薇の　　惡い藤色の薔薇の　　大理石色の薔薇の　　唐金色の薔薇の　　乙女心の薔薇の　　夕暮色の薔薇の　　水色の薔薇の　　虹色の薔薇の　　草色の薔薇の　　額に咲く薔薇の　　墓場の薔薇の　　褐色の薔薇の　　雛罌粟色の薔薇の　　矜つて物隱しする薔薇の　　罌粟色の薔薇の　　瓦色の薔薇の　　夕方の薔薇の　　牡丹色の薔薇の　　玻璃色の薔薇の　　黄玉色の薔薇の　　蛋白石色の薔薇の　　紫水晶色の薔薇の　　紅色の薔薇の　　散らし給ふ薔薇の　　キヤベツや薔薇の　　地中に埋もれば薔薇や　　虫は薔薇の　　地面一杯を薔薇で　　やうに薔薇を　　空中に咲いた薔薇は　　髪には薔薇の　　スカーレットという薔薇が　　あいだにある薔薇は　　ペルシャの薔薇の　　あなたの薔薇の　　手に薔薇の　　上にゆらめいてゐる薔薇の　　押潰された薔薇の　　投入れて置いた薔薇の　　谷のやぶ薔薇は　　入用な薔薇の　　地におちたやぶ薔薇の　　真紅な薔薇を　　末起は病む薔薇の　　夜の薔薇　　ばかばかりに薔薇の　　薔薇すがれたる薔薇を　　秋は来にけむ薔薇　　人生は薔薇を以て　　冬の薔薇が　　真紅の薔薇の　　君に離れてわしゃ薔薇の　　ピンクの薔薇を　　紫丁香花や薔薇の　　まっ白な薔薇を　　ローマ人は薔薇を　　庭にも薔薇が　　八本の薔薇を　　八本の薔薇に　　優秀の薔薇　　五十本の薔薇を　　彼方に薔薇の　　カーネーションと薔薇とを　　朝露で洗われた薔薇の　　殊に咲き始めた薔薇の　　径ばたの薔薇の　　老人は薔薇の　　月桂や薔薇の　　花園の薔薇の　　百合や薔薇の　　鉢植の薔薇や　　上に薔薇に　　今は薔薇の　　彩どる薔薇の　　紅の薔薇の　　手に持てる薔薇の　　四ツ目垣の薔薇に　　鍵孔には薔薇の　　一杯に薔薇の　　彼は薔薇の　　着物を通す薔薇の　　隅に咲いた薔薇の　　香のする薔薇で　　黄な薔薇は　　菊や薔薇　　苔香園から薔薇の　　十二月の薔薇の　　そこが薔薇の　　隣の薔薇も　　側に薔薇の　　まま涸れた薔薇を　　あいだも薔薇を　　楓や薔薇が　　秋の薔薇の　　木いっぱいに薔薇が　　庭に出て薔薇を　　百株ばかりの薔薇を　　偉大さと薔薇の　　ために摘んだ薔薇の　　手植の薔薇が　　ひとつも薔薇が　　ぢきに薔薇の　　目には見えない薔薇の　　婦人の薔薇の　　一輪の薔薇とが　　一輪の薔薇の　　只胸に薔薇の　　胸に薔薇と　　上に薔薇を　　タヌが薔薇の　　ように降りしきる薔薇の　　それは薔薇の　　つまり一本の薔薇の　　中に薔薇の　　可憐な薔薇の　　一本の薔薇の　　昆虫の薔薇に　　一茎の薔薇に　　我等と薔薇との　　モネの薔薇を　　見事な薔薇　　アメリカの薔薇　　いつかの薔薇の　　木蓮と薔薇と　　萩や薔薇などを　　彼女達は薔薇の　　二つの薔薇が　　頬の薔薇は　　ツたらかしてある薔薇と　　頬のうへに薔薇　　髪の毛に薔薇　　色をした薔薇の　　いずれも薔薇の　　紙屑の薔薇の　　秋の薔薇が　　まっかな薔薇の　　束髪にして薔薇の　　枯木に薔薇の　　飲料等迄も薔薇の　　ローマ市民が薔薇を　　食堂を薔薇の　　光は薔薇　　のは薔薇　　六階で薔薇を　　これが薔薇のみ　　垣根いっぱいに薔薇が　　多くついた薔薇を　　蜂が飛んで来て薔薇の　　彼女たちは薔薇の　　花壇と薔薇の　　油絵で薔薇を　　蝶飛んで薔薇の　　人をも薔薇の　　花壇の薔薇が　　ばさんに薔薇を　　両手に握り切れない程薔薇を　　家来は薔薇を　　あそこへ薔薇の　　一ぱい咲いてゐる薔薇の　　上を薔薇で　　テエブルに載せる薔薇を　　上を薔薇の　　ニイスの薔薇が　　造花の薔薇を　　真黒な薔薇に　　百合らしくも薔薇でも　　温室咲きの薔薇の　　百合や薔薇を　　僧人たちの薔薇と　　少年の集めてゐる薔薇は　　少年は薔薇と　　老人は薔薇と　　それが薔薇と　　山吹や薔薇や　　真紅の薔薇を　　朝の薔薇の　　群生した薔薇の　　私の薔薇　　酒注台に薔薇の　　角月桂や薔薇に　　蓋には薔薇の　　裏庭には薔薇が　　さし出た薔薇の　　私なら薔薇が　　庭に移し植えて下さった薔薇　　庭の薔薇の　　庭に咲き残ってる薔薇の　　先に薔薇の　　見事な薔薇が　　半ば凋んだ薔薇の　　花瓶にいけた薔薇と　　ギタアや薔薇の　　一輪ずつ薔薇の　　ボア・ド・ブウロニュ街の薔薇　　一本の薔薇が　　壁は薔薇の　　一輪の薔薇を　　人造の薔薇のといふ　　小鳥等は崩れる薔薇の　　象牙と薔薇の　　それに薔薇の　　眼をつけてる薔薇の　　一輪の薔薇を　　数輪の薔薇の　　西風が薔薇の　　ための薔薇の　　葡萄蔓や薔薇が　　葡萄蔓と薔薇との　　一蔓の薔薇が　　一輪の薔薇が　　階前の薔薇の　　デュウゼは薔薇の　　パラチーノ丘の薔薇の　　花をつけた薔薇の　　門ラムプがあるは薔薇の　　キユウル・アネエとは薔薇の　　眞白にしをれた薔薇は　　バルコンにさく薔薇も　　女タイピストが薔薇の　　会ひにけり薔薇も　　女は薔薇の　　太陽だとか薔薇　　太陽と薔薇とが　　黄色な薔薇の　　土産の薔薇を　　姉から薔薇の　　そこには薔薇の　　のは薔薇の　　ひとつ残らず薔薇の　　いままでしぼみかけた薔薇の　　紅ゐの薔薇よ　　血の如き薔薇よ　　靜けさに薔薇の　　枝葉の薔薇を　　息を吹けば薔薇の　　身近に薔薇の　　一生けんめいに薔薇の　　今しがた金にしたばかりの薔薇の　　金の薔薇の　　父さまは薔薇が　　金の薔薇を　　ただの薔薇と　　五千以上の薔薇の　　上には薔薇の　　一朶の薔薇の　　一輪の薔薇の　　凋れて行く薔薇との　　母上にとて贈られた薔薇の　　風がそよぎ薔薇は　　身をひたしていきり立つ薔薇　　風が出たと見えて薔薇の　　中央に薔薇の　　微笑は薔薇の　　芝生に咲き残れる薔薇の　　窓の薔薇の　　世界が輝き渡って薔薇の　　花園の薔薇よりも　　太陽や薔薇の　　ベンガルの薔薇の　　マルセルは薔薇の　　菊と薔薇と　　隅の薔薇の　　下着の薔薇に　　いま心しずかに薔薇を　　デエジイと薔薇と　　只一輪真赤な薔薇を　　花挿しから薔薇の　　角砂糖と薔薇の　　消化された薔薇が　　白の薔薇の　　例の薔薇の　　園にして薔薇の　　幽かな薔薇の　　ときは薔薇をば　　時は薔薇を　　其れから薔薇の　　色を見せた薔薇の　　のを待つ薔薇では　　冠も薔薇の　　背景は薔薇の　　前の薔薇を　　うちに薔薇が　　考えでは薔薇の　　身体に薔薇の　　ように薔薇の　　天使が薔薇の　　華美な薔薇の　　土手には薔薇の　　上の薔薇の　　束髪に薔薇の　　部屋ぢゆうが薔薇　　姿をとほして薔薇　　やうな薔薇　　一茎の薔薇　　ぼんやり鏡や薔薇の　　一茎の薔薇が　　百合花も薔薇も　　曠野を化して薔薇の　　小花の薔薇で　　うして薔薇　　黒猫よ薔薇の　　やうに薔薇の　　不朽の薔薇の　　梢に薔薇の　　光が薔薇を　　無窮の薔薇の　　純白の薔薇の　　花片と薔薇を　　天上の薔薇を　　光景を薔薇の　　天上の薔薇の　　山に因みて薔薇の　　三十二曲聖ベルナルドゥス天上の薔薇における　　噴水だの薔薇の　　飯粒のついた薔薇　　髪飾りの薔薇　　ネクタイとか薔薇とか　　眠つてゐた薔薇を　　

つめたく薔薇　　ない薔薇　　美しき薔薇　　白き薔薇　　赤き薔薇　　赤い薔薇　　黒い薔薇　　長い薔薇　　大きな薔薇　　黄色い薔薇　　すっかり薔薇　　あの薔薇　　楽し薔薇　　まるで薔薇　　この薔薇　　その薔薇　　どの薔薇　　どうして薔薇　　熱い薔薇　　暗い薔薇　　寧ろ薔薇　　紅い薔薇　　むりやり薔薇　　小さな薔薇　　同じく薔薇　　なんとなく薔薇　　たしかに薔薇　　美しく薔薇　　高き薔薇　　あまりに薔薇　　同じ薔薇　　まだ薔薇　　あかい薔薇　　再び薔薇　　黄いろい薔薇　　何時の間にか薔薇　　なつかしい薔薇　　高い薔薇　　黒き薔薇　　紅き薔薇　　なく薔薇　　とうとう薔薇　　なんだか薔薇　　美しい薔薇　　あたかも薔薇　　はげしく薔薇　　いい薔薇　　どんな薔薇　　こんな薔薇　　吾が薔薇　　つと薔薇　　白い薔薇　　そういう薔薇　　丁度薔薇　　淡い薔薇　　やがて薔薇　　奇しき薔薇　　

蔓薔薇　　白薔薇一枝　　薔薇手　　薔薇はる　　の薔薇　　こゑのないことばをわたしのむねにのこしていつた白薔薇　　薔薇ばら　　白薔薇　　白薔薇の　　づまりかへる薔薇　　黒薔薇栽培　　薔薇ぢ　　角卯薔薇　　汝薔薇　　觸手薔薇　　曲ぐる薔薇　　薔薇１　　薔薇連　　つた薔薇　　塗つた薔薇　　拔けた薔薇　　薔薇藪　　薔薇香水　　冬薔薇　　文字通り薔薇　　15白薔薇　　部屋中薔薇　　薔薇花　　月薔薇羽　　づめてさく薔薇　　いつか薔薇　　薔薇液　　卯薔薇　　躑躅牡丹薔薇藤その他　　薔薇根　　紅薔薇　　赤薔薇　　暁風白薔薇　　薔薇さ　　黄薔薇　　紅毬薔薇　　薔薇専門　　薔薇飾り　　薔薇いろは一時間　　薔薇科　　薔薇園　　将軍兼薔薇作り　　かしこ薔薇　　難波薔薇香　　日薔薇　　薔薇あまり　　薔薇の　　薔薇みち　　薔薇水　　薔薇気狂ひで　　浜薔薇　　薔薇窓　　薔薇数輪　　醉ふらん薔薇　　むかし薔薇園　　一ぱい薔薇　　透明薔薇　　薔薇赤いち　　薔薇輝石　　匂つた白薔薇　　づつ薔薇　　一薔薇　　二薔薇　　三薔薇　　薔薇紀　　薔薇紅色　　薔薇花かをる籬　　薔薇釵　　薔薇一族　　薔薇カット　　白薔薇香　　薔薇新　　薔薇座事件　　全身薔薇　　蒼ざめた薔薇　　だまつて薔薇　　むとする薔薇　　いま薔薇　　薔薇悲しみ　　ため薔薇　　もの薔薇　　先づ薔薇　　薔薇晝　　麗容薔薇　　たる薔薇　　薔薇咲き　　薔薇一鉢　　薔薇花将　　薔薇壇　　チ薔薇　　薔薇合戦　　薔薇材　　薔薇窓式　　花薔薇　　高根薔薇　　高山薔薇　　植ゑた薔薇　　一四七薔薇　　焼餅薔薇　　薔薇戦争　　薔薇孤独　　四季咲き薔薇　　自ら薔薇