「艶」の使い方、ほかの品詞の結びつき

日本語コロケーション辞典 テストバージョンです。
青空文庫 約12,000作品を対象に、品詞単位で分別し、ほかの品詞との結びつきを一覧で表示できます。
分析対象が50年以上前の作品であるため、用例にも古さを感じます。これを解決するため、今後新しい文章を追加、もしくは入れ替る予定です。
プログラムを用いて生成しているため、不適切なキーワードが含まれる場合があります。
ご了承ください。(これについても精度を上げていきます)
名詞

[名詞] [絞込み: の~は~が~を~すべて ]
艶のない頬を撫でてやった  艶の好い顔を光らせて  艶かしいことを知つてるな  艶をだした  艶だちぬ  艶なる時も過ぎにける  艶のある  艶しい身の投げ  艶が出てる  艶を失わない  艶かしかった  艶は濡れた  艶も失せ  艶の趣きを充分に添えた  艶きと媚びとを持っていた  艶っぽくもなれば  艶とを失って  艶なところで危く八重咲きの乱れ咲きに咲き止まつてゐた  艶が増して来る  艶っぽいものとは限らない  艶めかしい  艶を湛へてゐた  艶を湛えていた  艶をきわ立たせて  艶な姿がズルズルと引きずり上げられる  艶を増していた  艶かなる  艶のないぼやけた  艶にみえたが  艶をふくむ  艶なお綱の顔を見たであろう  艶な顔がむきだされて  艶に笑って  艶と云ふ  艶の優美なのを指してみた  艶な光をたたえて  艶な絵をかいたか  艶しい長襦袢の片袖がだらりと下るや  艶しい様子になる  艶めかしいと言う  艶なるになほも笛吹く  艶消の金の光を映しつつ  艶を出させる  艶は彼の心を狂わせるが  艶やかだった眼差しやひきのばした  艶のいい桜色の顔を窓の方へ向けて  艶かしい  艶を見せて  艶の流れている  艶な女と合羽をかぶった  艶にむきだされた  艶めかしそうに笑った  艶な女になっていて  艶めいた香を漾わせる  艶かしい緋の襦袢がチラとのぞいている  艶とはいえないがすきとおる  艶を持った  艶かな鬢を支えた  艶に映った  艶かしい感じを起させる  艶の光る  艶も萎れていた  艶に色めく  艶が映った  艶と奇異がある  艶つぽい柔らかな惨忍なやうな美しさが私をよく喜ばしめました  艶を出している  艶の可い  艶やかに且つ黒きその一点の秘密であろうと思う  艶を増す  艶が映す  艶っぽいことなんか身に覚えはありませんから  艶のない顔色を忙しそうに靴や下駄で歩いている  艶のない顔を平手でこすって  艶のいいマダマをみて  艶然とした  艶やかなる  艶とも何とも譬え  艶なる褄がばらりと乱れて  艶も絶え  艶が出てきた  艶やかに包まれた  艶かしい女が俯向けになって  艶めかしき生命をかなでようとする  艶を含んだ  艶かに笑い  艶の出ないという  艶に読む  艶にとあらはされ  艶めく肉づきと  艶やかに灯かげに照らして  艶あるに似たり  艶のない白っぽい眉毛の生えた  艶を引きたてる  艶も抜けた  艶やかな様子で訪ねて来て  艶やかに靡いて  艶やかな歯でニヤリと笑む  艶かしい囁きを囁きあったが  艶がなくなり  艶に笑った  艶をます  艶をうかせながら  艶やかな髪をあげ  艶もいよいよ若やいでまいるにちがいありません  艶やかに塗られてある  艶もうけつけまいと思われる  艶やかなしし  艶も困るし  艶やかに邪しまな眼を輝かせます  艶っぽいような声が想い出された  艶やかに莞爾する  艶っぽいことも書かなきゃならないし  艶なるある  艶があった  艶かしい塑像のように見せた  艶な模様を描いているではないか  艶な美しい空気が深くたたまれてはいるけれどもわ  艶めいた悩みが萌したかの  艶めかしき媚態を示して  艶が着いて  艶いた女の笑ひ  艶なる境地に達しようと目ざした  艶との岐れ  艶のない眼差を漁夫の上にじっと置いて  艶のない両足だけが見えた  艶のない黄色くむくんだ  艶っぽいところを隣から指を食わえて聞かされちゃ  艶を浮べて  艶めかしさに充ちてゐました  艶かしい装いをした  艶かしい紅桃と妍を競い  艶つぽい声で店員に註文を発すると  艶を失わず  艶を失って行った  艶かしい女の声が聞えて来た  艶を投げかけていた  艶というより  艶のよい肉が見える  艶然たる睨みを一つ呉れて置いて  艶然と笑って  艶が出ている  艶を放つて  艶を増して  艶やかに動き出す  艶かしい肩を叩いた  艶が褪せていた  艶を失い  艶っぽい言葉を使わなかった  艶なる頸にきらきらと片割月のきらめく  艶ある小節の歌の文句の腸を断つばかりなる  艶もなく胡粉のやうに眞つ白に塗りつけた  艶然と笑っていた  艶に見せていた  艶めかしいと思はれる  艶っぽく見えました  艶を嬉しがらす  艶の軽くうなづくを受けて  艶の顔を見る  艶の指図に入れ  艶の機嫌とりとり  艶がお待ちといひたる  艶はジロリとそなたを見たるのみ  艶と我との間に坐らせ  艶はこらへかねて  艶が切に請ふて止まざるにぞ  艶は得たりと  艶の方に在るにぞ  艶の新宅躰裁よく調ひたる  艶はここらが見切り  艶の家に在りても  艶の養ひ  艶の心搆へ聞き知りてよりは  艶よりはお秋を見習ひ  艶の方へ引取られてよりは  艶に金三の事聞き  艶に詫びして帰させ  艶にや疑はれ  艶の方へ送り返しぬ  艶の遺  艶に見えるだろう  艶になまめかしく颯と流してくれて  艶やかに微笑っていた  艶な死顔がありありと眼に見えてきた  艶やかな紅い唇に出てゐた  艶な色っぽさがあり  艶を一そう美しく磨き出してくる  艶ふ紅芙蓉とこそさはいへど  艶を消した  艶やかなこの少女二人を妹に持つ  艶を失って  艶が見えていた  艶やかな皮をむいて  艶かしい駒下駄の音が来て留つた  艶かしい足音がやつて来たので  艶やかさとが残つてゐて  艶やかな黒髪に挿された  艶つぽい笑い方をした  艶いた眼を後へ投げた  艶な唄の文句が酔ふた心をそれとなく唆かす  艶な唄の文句が醉ふた心をそれとなく唆かす  艶ある葉をゆるがして吹いた  艶ある濃い臙脂の繊い  艶や芽のふくらみが  艶かしいところのある  艶な長目な顔が浮きあがった  艶かしい笑を見せていた  艶なる人の眉をあつめたるは  艶を競うを見るのみ  艶やかに照り出してくれるまで  艶をぬり  艶やかだつた夜の繪はほんのりおまへの額に消えかかり  艶な黄金と黒との佛像ををがみ建物の幽麗な古いかをりに悲しくされて  艶も悪くなり  艶やかに赤くのぼせた  艶な浴衣が裾の方から消えて  艶があり  艶やかな女の肢体や脂粉の香さへも一瞬に聯想される  艶かしい忍び笑いをする  艶を失っており  艶も無くなっちゃったけれど  艶の出ている  艶で赤や青やくさぐさの色を連想する  艶やかな影が気勢に映って  艶なる方に詠み  艶に富み  艶に媚かしい  艶を帯びて  艶なる戀もしらでやは垣間み見ゆる  艶も光もない渋紙色した  艶な感じに見せる  艶なる御寺ごもり  艶かなるまで  艶を帯った  艶を湛えて  艶なおつくりしていた  艶やかな笑みを見せました  艶やかな眼に涙ぐんで  艶な声がして  艶なる女優の心を得た  艶が光っている  艶がういていた  艶と言う  艶と申します  艶は何喰わぬ  艶のスゴ腕に丸め込まれた  艶を取つて  艶を消しながら  艶ぶきんをかけている  艶やかな桃割に結った  艶をおびた  艶をもった  艶な容姿の婦がやつて来て  艶かにある  艶だちたる  艶のいい  艶なるに迷うて  艶やかな御新造が追蒐けて来るにきまっている  艶めいた笑い  艶かしさを見せていた  艶かしい笑い声が聞こえたが  艶やかに響く  艶やかな赤星ジュリアの歌を聴いている  艶然と笑っている  艶かしい水干衣立烏帽子という粧い  艶めかして書こうぞ  艶光りして見えた  艶な色香が萌え立っていました  艶かしい衣の香を立てながら  艶やかな髪の毛の分け目を額際から左へ撫でました  艶やかな髪の毛を片はずしに結うて  艶をつけたりして  艶を帯びてゐた  艶かしい衣の端が光った  艶かなるに  艶やかな若入道の頭から額へかけて  艶めきが漂うなども  艶なべつな美を見つけ出していた  艶な美女に転化している  艶やかであったらしくも考えられる  艶というに  艶やかでおわそうが  艶な笑い声を聞いたとおもうと  艶なる居ずまいとなる  艶というのと恋仲になり  艶が住んでいた  艶に他ならない  艶の美しさには勝てなかった  艶の部屋まで行って見た  艶と造酒一室に会す  艶は飛び上がったが  艶は気が付いて  艶と申す  艶が咽ぶ  艶は微笑を含んだが  艶はニコヤカに微笑したが  艶は手を上げて  艶がいた  艶の声が聞こえて来た  艶に粧った  艶めく文字は知らぬ  艶めかしさでむらだち流れてくるので  艶なところがあって  艶なる声とのする  艶な黒いつやの毛を垂らしている  艶が出る  艶めくというので  艶のよいその赫ら顔を傾けて  艶なんかバカバカしいくらいどう見ても  艶を出す  艶になまめいた  艶で無器用だがらがら蛇でもない癖にしっぽをざらざら鳴らす  艶があって  艶っぽいこと天下無類の浮世絵師も出ているし  艶は緋牡丹色で牛肉の霜降りのように脂肪の層が薄く出ている  艶やかな頬を輝かして  艶に判然して  艶をうしない  艶のない卵白色の物の眼窩を気味わるそうに手に覗いて  艶かしい意味においてしん橋の名を思出す  艶めいて来た  艶やかな小さな手の爪を見つめた  艶やかに光ってる  艶も工夫して居る  艶やかなお振袖を取って  艶はありませんがね  艶な美はどこにも褪せていなかった  艶しく女性らしく成る  艶お艶が風呂にはいつてゐると  艶がざぶり湯をかけてやると  艶やかな髷に結って  艶のよくない曇った  艶を含んで  艶っぽいお話がある  艶を以て消し去らるる  艶が添って  艶のいい顔色で帰って来た  艶ある彼の聲の如き心をもたむとぞ思ふ  艶やかな白い頬はほんのりと染められていた  艶ではあるが  艶なるに語を疊みかけて  艶を失ひ  艶な顔をして出て来た  艶から出て  艶は今も夜の巷を行く  艶の名はその唄う  艶の後を尾けつけしたが  艶の姿が掻き消す  艶という女は眷属様のお一人がかりに人体をとって  艶の姿を見ない  艶の頬に紅も上れば道行く  艶の唄う  艶は誰彼の差別なく行人の袂を押えては  艶の話に出て来る  艶の影を認め  艶をして  艶のまたとない取組となった  艶は後を濁して  艶の狂気ぶりへそれとなく眼を光らせる  艶の肉体を物にしようと企んでいる  艶とどういう関係にある  艶のほうからぶらりと因業御殿へ舞い込んだというだけの  艶を引き入れて  艶は近江屋のことを頼む  艶の身元については二つの論があった  艶は唄う  艶はなおも近江屋一件を頼み込んで帰る  艶へ七百両やるから  艶にその金を握らせて  艶っぽく洩れて来ていた  艶かしい姿で坐っていた  艶のいい白い額とを現わしていた  艶を帯びた  艶に光を帯びて  艶でもあり  艶が褪せなかった  艶をみせていた  艶やかな葉をのぞかせ  艶をふくんで見えた  艶なる清楚を引き立てていた  艶にういういしさを増したくらいでありました  艶いた女の匂がどんなものだか知らない  艶なお歯ぐろ染めて  艶羨だのというに似た  艶な下町女らしい名まえばかりでした  艶しい膝を崩した  艶やかに受ける  艶がある  艶やかに兀げた前頭からは光りが走った  艶のいい金髪を束ねていた  艶のない顔色をし  艶な夢を見た  艶を消して  艶しといはんよりはあたかも入相の鐘に賤心なく散る  艶を失はしめ  艶と張りとを見せはじめた  艶ともいうべき  艶を失っていた  艶めいて見える  艶の度を加えていた  艶な姿態をそれに思い比べて  艶の失せた  艶のない色をしていた  艶な歌も詠んで置かず  艶な恋人を持つ  艶に見えた  艶な風采を備えていて  艶な情趣を味わいながら  艶な趣の添った  艶なものであるという感じを与えた  艶なお顔ではあるが  艶愛すべしといへども  艶なる画にその拙劣なる句の賛あるに  艶な趣をよう見せないよ  艶な風流男とお見えになる  艶な所も見え  艶な所があった  艶な宮様姿をした  艶めく紅のごむ風船群集の上を飛び行けり  艶めく情熱になやみたり  艶に匂へる  艶な趣が見えた  艶な品のよさがあった  艶なものに見えた  艶な女らしいところが添っていた  艶な分子がいくぶん加わった  艶に上品に見えない  艶な姿になった  艶な東宮時代の御兄陛下のお姿が思われ  艶な姿で源氏ははいって来た  艶に美しい帝が別れを惜しんで  艶な姿ももう宮のお目にはうとましいものにばかり見えた  艶な源氏の姿が雪の光でよく見える  艶しい  艶な所の混じっていない  艶な感じのする  艶な世界へ踏み入る  艶な所が源氏によく似て  艶な装束をして  艶な姿に見えた  艶な気がして  艶に思われる  艶な容姿を持っていて  艶な深夜に上品な風采の若い殿上人の歩いて行く  艶なところのある  艶にできていますね  艶で優美であると宮はお言いになった  艶な気持ちに酔っていった  艶に上って  艶のない聲に諄々と喋り  艶のない声に諄々と喋り続ける  艶に薫香の香をしませた  艶な貴女としてなお若やかな尚侍を院は御覧になる  艶な空からは小鳥の声がうららかに聞こえてきた  艶な姿の盛りと見えた  艶にきれいな顔をしていて  艶な姿になっていた  艶なこの人は十分身の取りなしに  艶かな瞳をもって  艶から言っても  艶を籠めて凝と視ると  艶なお顔をして  艶に聞こえた  艶な姿に今一段光る  艶な趣は備わって  艶なところがなお残って  艶な感じを持っている  艶な姿を大将は持っていた  艶な気分を味わった  艶な所などはよく柏木に似ていると思われた  艶っぽい話もこしらえたが  艶なところを十分に備えて  艶な気分をつくる  艶な姿の備わっている  艶な気のする  艶な趣のある  艶な響きは女の弾き手のみが現わしうるもので  艶やかに見えた  艶な姿のある  艶に澄み切った  艶なるを見給え  艶なお姿にもお見えになった  艶な音も絶え絶えに混じって聞こえる  艶に御簾のあちらから見えた  艶な趣の見える  艶なところもすぐれていた  艶なところが多くあった  艶を持つほど  艶のあるを  艶なのを見ると  艶やかにさしながら  艶なにおいを携えて  艶な趣を添えたと見える  艶に作って  艶なのを宮は御覧になり  艶な感じが覚えられる  艶なふうを見せようとする  艶な高雅な風采を備えた  艶な工女がひとり参木の方を睨んでいた  艶な秋蘭の笑顔が無くなると  艶な娘がほしければたやすく得られる  艶なお姿はしてい  艶で上品な美しさを持っていて  艶な夜明けに急いで出て行った  艶な風采の人からしんみりと愛をささやかれる  艶に見える  艶なところの多かったことの思い出される  艶な額髪の所などが総角の姫君をよく思い出させ  艶なところはあちらがまさっていた  艶な趣を覚えしめる  艶な容姿が添って  艶な恰好の手紙などを渡す  艶な人であろうと思い  艶が甦っている  艶がなくなっていただろう  艶なのと違って  艶に光っていました  艶を競ったの  艶めいて見えた  艶なものだろうと思っている  艶なる人界の色を彩る  艶やかな鬢をかしげて見せた  艶はその光なり  艶かしさをたたえていて  艶ある陶器について一席弁じている  艶にして  艶ならむか  艶すぎるって仰し  艶なところがある  艶やかな媚笑を作った  艶のない髪を照し  艶に光る  艶を放って  艶なきは荒野の空に嘆け  艶のいい長い髪の毛とに拘らず  艶かしい花柳情緒などは薬にしたくも  艶で脹らんで現れる  艶も出た  艶きたるランプ・シエエドなどを見れば  艶めいた雑踏の中を掻き分けながら歩いていた  艶っぽい芸者や雛妓等があの肩摩轂撃的の人出の中を掻き分けながら  艶めいた気分とをかもし出し  艶めいた情景に一変する  艶な肉体をわずかに包み  艶な姿を画面一面に振り散らしていた  艶やかな上臈の立ち姿がまぼろしのように浮き出て来た  艶のない貧相な白髯を片手でしごいて  艶めく情熱になやみたりいかりて  艶かしい笑いを見せた  艶めかしうそうどき立ちたり  艶やかなおくれ毛を透いて  艶をうしなった  艶をたたえている  艶やかにふきこんだ  艶のない顔が見えていた  艶に燃えている  艶のいい朴の葉をながめてゐた  艶めいてみせる  艶めき匂う  艶かしい春の夜となった  艶とも何とも形容の出来ない  艶かしい空想を強ひられる  艶っぽい歌を詠み  艶やかな声がする  艶を持つた  艶やかな眼を見て  艶に美しい紫といえよう  艶っぽい噺もこしらえたが  艶に過ぎたり  艶がぬけ  艶めかし過ぎて  艶かしい立膝ながらに手水鉢の柄杓から水を汲んで  艶なる女性の声がして  艶然と笑って出迎えた  艶やかな処女を見付けたらしく  艶を御覧になり  艶を持って来た  艶やかな煙霞の気が長い睫毛を連ねて  艶をはっきりたてた  艶やかに黒くてふさふさしており  艶めいた女の声がして  艶めいた眼でながしめに見た  艶があってとけ  艶のないむくんだ  艶が失せて  艶な感じが起った  艶かしさが見えるので  艶を庇ったので  艶やかに感ずる  艶かなものがあって  艶がよいのかと云われ  艶な扮装の夫人から想像する  艶もない雪の山と平野との無人境同樣の景色を見れば  艶を放して  艶が光り  艶めいてさえ見えたが  艶なきらびやかさが刹那の私から観察の自由を剥奪した  艶とかいうものも一役買うであろうから  艶にも哀れにも聞ゆる  艶きはまりぬれば  艶と云ひ  艶っぽさが出て来るという  艶のないくすんだ  艶やかに光らせている  艶やかに綺麗な女のひとも住む  艶が光って  艶光りして  艶やかさを増して  艶っぽい気は起こらない  艶然とわらうと  艶があるかね  艶やかにそっと微笑ませながら  艶かしさを裏切っている  艶なる女優が瀧に臨んで  艶しい影は雲のように大きく薄くなった  艶しく情を含んだ  艶めかしいわだかまりが出来ている  艶やかな愛嬌に溢れている  艶とピチピチした  艶かしい鼠鳴きが聞える  艶を有った  艶しい家が取払われた  艶かなるを  艶かなりし  艶めかしさに富んだ  艶をもつて  艶も拔けずに  艶めいた静けさを保っていた  艶を持つてゐた  艶と可憐さとを含んでゐた  艶を一層凄艶にして居た  艶ないろを見せてゐた  艶ある物に臨むがごとく  艶な怒りの影が見える  艶が出るだよ  艶っぽい問題になると  艶をもつた  艶のないゴミゴミした  艶ある髪の毛の一ト綜二綜後れ乱れて  艶の字を書いて  艶にとぼしかったといえるかも知れなかったが  艶もあった  艶な浮名を好まない  艶めいてゐる  艶いてゐる  艶がよす  艶なマダムとも令嬢とも判別し  艶に干しあがる  艶ぶきをかけて笑いかける  艶のない髪を耳かくしに結って  艶な顔を起して叫んだ  艶やかに笑った  艶やかな笑顔で受けた  艶な女の姿が省三の眼前にあった  艶といって  艶めきがほのめかされている  艶が籠っていた  艶が加わった  艶の桜の枝の下を歩いている  艶拭きのかかった  艶かしい恋の歌を唱った  艶が浮かび出し  艶をもって  

~ 艶[名詞]1
湯あがりらしく艶の  素晴しく艶  堅油に艶を  雲悲みて艶  例の艶の  やうな艶  微かな艶を  顔が艶か  毛の艶は  つた顏の艶も  色と艶とを  色と艶を  唇に艶が  ような艶  廿代の艶を  二十代の艶を  いつ見ても艶か  間から艶  闇にも艶  頃の艶を  円髷の艶か  胴抜の艶  芸者も及ばぬ艶  空の艶  つねよりも艶  のが艶を  肌理の艶や  鉄漿の艶を  手拭をかぶった艶や  一方の艶  ところの艶  女は艶  眼もいろ艶の  底光りがして艶を  柱の艶に  莞爾ともしない艶  冷かに艶  色も艶も  前髪の艶  様な艶が  ように艶が  大量な艶の  不思議な艶  陶器に似た艶の  君の艶  墨絵に艶  なかで艶の  ような艶の  灯の艶  油の艶も  皮膚は艶  皮膚には艶が  毛で艶  壮い艶  ふしぎにして艶  限りなく艶  音韻の艶  体全体の艶を  菊は艶かに  砂が入って来て艶の  経を艶に  皮のいろも艶や  そりあとを艶や  白玉の艶  彼の艶の  昨日よりも艶や  小店に艶  頬に艶  藁を分けた艶  斑点が出来て艶が  こまやかな艶を  立ての艶や  毛並みの艶が  法善寺横丁の艶  光も艶も  叔母の艶  ときだけ艶や  四方へ艶  薙刀姿が艶か  かにも艶  ように艶  ふっくりした艶  声には艶が  紫の艶  昔の艶  引掛けた艶  何処かで艶  幽玄と艶との  鉛色を帯びて艶が  生々した艶を  白木蓮は艶  ころの艶を  顔の艶を  女の艶  形をした艶の  いづみは艶  皮膚の艶も  霧に艶を  漆の如く艶や  一段の艶を  真黒な艶が  あとまでが艶  毛並の艶  さも艶を  黒塗の艶  腰に廻して艶  不釣合なほど艶  此女には艶  変つた艶  長襦袢の艶  彼女の艶や  眼が艶  作のいろ艶を  蒼に艶を  砂糖黍の艶や  さと艶や  椿の艶  仄かな艶や  種類の艶  どこか艶  往って艶  渋みのかかった艶の  女自身も艶  秋花の艶を  朝風が艶  風が艶を  やうにぬけ出て行かうよ艶  相応しからぬ艶  毛の艶も  顔は艶や  媚いた艶  一種独特の艶が  裾を引いた艶や  滝が艶  音域に艶の  ばんでは居るが目立つて艶  葉の艶も  真っ黒に艶の  伊達巻一つの艶  題を艶  滑らかげな艶に  滑らか気な艶に  声の艶に  ものは艶を  柔かな艶を  夾竹桃を指さしながら艶の  花中の艶  願ふは艶  尼そぎ艶  ように艶の  糸子の艶  露に艶か  暗紫色がかった艶の  顔は艶  鳴物師などが住んでいる艶  妙に艶  中に艶の  薄紫に黒ずんでいて冴えた艶が  金色燦然たる艶が  暗紫色の艶が  白熱に爛れ艶  エロチシズムへの艶  やうに艶を  長火鉢に艶  ように艶や  柔かに艶かに  享けとれぬ艶や  色香の艶  いま舞台で舞っている艶  大胆に艶  大胆な艶  チュッチュッという艶  顔色は艶  感じで艶が  舞台から艶  髪をくしけずりながら艶  どこやら艶  娘は艶  平生赤みかかった艶の  色をつけたり艶を  皮膚の艶や  一様に落ちついた艶を  所は艶が  あとの艶  羞みの色を含んだ艶の  黒髪の艶か  歌口とは思われないほどに艶の  臙脂の艶  肌の艶  馬場で艶  下にある艶や  文に艶  御髪の艶に  花笄も艶  濃やかな艶の  らん紅筆の艶  姿と艶  毛に艶が  頬の艶なんか  ふきんで拭いて艶を  ッて艶が  めの艶や  喜多川歌麿という艶  肉の艶は  黄金色の艶が  上気した艶や  ことのできない艶  姿も艶に  一塩焼きにしても艶が  全身は艶を  自分は艶  真珠色に艶  そうな艶  先の艶の  彼女の艶  潤も艶も  顔には艶が  衣桁にかけてある艶  お話に艶は  蠱惑ともいえる艶  常さえ艶や  少いが艶が  入道は艶  髪を艶や  お松は艶の  大衆向の艶を  件の艶  形も艶  報酬の艶を以て  両性を絡みつける艶  侍の艶や  節には艶が  白娘子の艶か  不自然な艶を  机に艶  女房が艶  首筋と艶の  冷やかに艶  天鵞絨の艶を  青光りに艶の  糸の艶に  ような艶を  萌黄色の艶や  やうな艶を  わしは艶  肉附きを見せてゐる艶  いやに艶  ほど髪の艶が  面に浮く艶  紫の艶という  ような艶が  優とか艶とかいふ  酒席の艶かな  唯美し艶  つくばはせたる艶  面の艶よりも  桜花をして艶を  柱の艶を  油断ならぬ艶  小枝に艶と  瑤珞の艶を  肌の艶が  上に艶を  陽に艶  後ろに引きつめられた艶の  頬は艶の  非常に艶に  腰つきが艶  右近は艶  髪よりも艶  上品な艶  空も艶  無邪気な艶  形などに艶  空に轟き艶  日は艶  君はかぐはしく阿艶に  時も艶  もので艶  様子には艶  確かに艶  非常に艶  それへ艶  戸口から艶  においを染ませた艶  忍び歩きの思い出される艶  様子などが艶  風について吹き通う艶  なりの艶  人と見えながらも艶  それが艶  形は艶  のも艶  風采の艶  舎人までが艶  源中将は目だって艶  ことなども艶  様子は艶  平生よりも艶に  全体に艶  製作がすぐれて艶で  光の艶  階段を艶に  派手でない艶  以前に変わらず艶に  朝ぼらけの艶  様子が艶  顔色の艶から  瞳に艶を  上品に艶  さと艶  匂いなどの艶  柳橋に艶  僧形ではあるが艶  姿であるとも艶に  眼眸をして艶  あたりの艶  非常に艶で  貴女らしい艶  音も入り混じって艶  りっぱで艶  時の艶  貴人らしい艶  しめやかな艶  寝巻姿の艶  十三絃の艶  薫の脱いで行った艶  透き影は艶に  薄化粧の艶  色着きて艶  二人とも艶  のも艶に  今日は艶  宮は艶  多く人に愛されようと艶に  清楚で艶  家の艶  美男で艶  気品があって艶  相手に艶  恋人の艶  人に艶  精気のこもった艶が  真赤で艶が  紅梅白梅が艶を  目は艶では  八十いくつとは思はれぬほど艶の  今宵の艶や  唇の艶や  腰に艶  仏間も艶  優雅にして艶  清純な艶  一蝶の艶の  ふくよかな艶  姿の艶  真白な艶の  婦人もし艶に  美にして艶  無理に艶や  乙女の艶の  寝不足の艶の  青銀色の艶に  紫色に光る艶を  鬣の艶  色も艶に  彼も艶  にべも艶も  生き物の艶で  代りに艶  華やかに艶  座敷著姿の艶  空気と艶  女給らしい艶  色街らしい艶  肥つた黒毛で艶の  仇めいて艶  ひとりの艶や  金元結の艶  庭の艶や  高は艶  ような艶か  空のいろも艶を  不思議な艶の  何処かに艶が  色と艶と  雨あがりの艶の  十分の艶や  鮮紅を艶  座ぶとんなどの艶  稍ともすれば飛んだ艶  言葉は艶  斜に坐った艶や  黄金造であるかと思わるる艶を  黄金造であるかと思はるる艶を  やうな艶や  若木は艶  健康らしい艶が  クッキリと艶に  ひとつが艶  姿は艶に  紅蓮が艶  例の艶  眼の艶を  皮膚に艶が  間に艶や  本然の艶  糸目の艶を  肉体の艶や  幸の艶や  髪の毛は艶や  唇など艶が  福は艶の  遊郭妓樓の艶  一種の艶  目を牽く艶  髪の艶を  黄色の艶を  のを艶  闇に艶かな  新鮮な艶を  女の子よりも艶か  思慕の艶が  中から艶  色とか艶とかいう  絵があったり艶  何という艶や  顔色の艶  言葉にも艶  香の艶  云ひ艶と  生地の艶が  肢体を艶  紫色の艶が  色はくすんだが艶の  日増に艶や  ミサコは艶  光を艶  露骨な艶  胸もはだけた艶  眼にも驚くほどの艶が  色や艶や  綺麗な艶を  辺の艶  光が艶を  流行色の粧いが艶  光をあびてる艶や  何処かに艶  女の如く艶  夜に適しい艶  女のごとく艶  白瑪瑙の如き艶を  甘味と艶と  美女のいろ艶を  光線の艶  顔の艶が  それで洗うと艶が  烏黒にて艶  香も艶も  あたりゆたかに艶  ンにと艶の  ンにには艶  夜の艶  色よりは艶が  常よりも艶に  テラテラまがいものの艶  赤茶色の艶の  女達の艶か  耳には艶  それを艶や  女は艶や  平らかさを語る艶が  春らしい艶の  彼を抱きながら艶  

~ 艶[名詞]2
その艶  ひどく艶  凄艶  女らしい艶  若い艶  まだ艶  黄色い艶  濃艶  必ずしも艶  喜ばしい艶  ぽく艶  もの凄い艶  美しい艶  美しく艶  やがて艶  こんな艶  なく艶  重々しく艶  青白き艶  黒く艶  この艶  珍しく艶  世にも艶  あの艶  飽くまで艶  余り艶  若々しい艶  かえって艶  いくらか艶  悩ましい艶  依然として艶  新しく艶  時に艶  てらてら艶  蒼白い艶  白い艶  赤く艶  ほとんど艶  えがらっぽい艶  一層艶  低い艶  幽艶  軽い艶  一入艶  青く艶  若く艶  いつも艶  気味悪い艶  正しく艶  白く艶  いい艶  ときどき艶  やはり艶  青い艶  とかく艶  はなはだ艶  優に艶  ちょっと艶  冷たい艶  太く艶  淋しく艶  こういう艶  とても艶  とある艶  いかにも艶  いっそう艶  なまめかしく艶  濃い艶  其の艶  大きな艶  そのまま艶  ない艶  特に艶  いかに艶  赤い艶  なんとなく艶  まあ艶  ことさら艶  きわめて艶  少し艶  気高い艶  ただただ艶  よく艶  最も艶  なつかしく艶  女らしく艶  やや艶  極めて艶  暗く艶  あくまで艶  わざわざ艶  もっと艶  いよいよ艶  必ず艶  よい艶  重苦しく艶  ひとりでに艶  いと艶  清い艶  さっと艶  長い艶  とにかく艶  実に艶  紅い艶  黒い艶  ねばっこく艶  どす黒く艶  紅く艶  そんなに艶  軟らかく艶  且つ艶  深い艶  何となく艶  めっきり艶  すこしも艶  同時に艶  時々艶  うつくしく艶  そういう艶  浅黒い艶  水っぽい艶  

複合名詞
艶無類  艶消し  優艶  艶ちやん  艶容  艶めかしく  情艶  艶麗  艶歌師  艶書  是等艶冶  艶飾  艶福  艶名  一生艶美  麗艶  艶ツ氣  色艶  艶かしく  艶さ  艶雑巾  艶透  艶艶  肉艶  艶史小説  艶裝  艶布巾  艶拭巾  毛艶  艶め  清艶  艶麗優雅さ  艶冶  艶材  艶ッ  処々艶  艶めかしく横坐り  肌艶  艶出し油  艶氣  艶殺し  艶あざやか  艶めいてい  冷艶雪  艶めかしく居  豊艶  艶罪  二郎艶書  艶麗さ  艶話  艶美さ  艶書合せ  艶書一件  近代艶隠者  艶隠者  擬自伝体艶史  艶色  華麗豪艶  艶夢  艶気  絢爛艶美  日頃艶  艶美  華艶  艶様  艶さん  三面艶書  艶陽  艶語  艶秋山千葉之彩時額田王以歌判之歌冬ごもり春  艶味  美艶  艶麗憂愁  艶種  財福艶福  艶妻  艶出液  優美豊艶  青艶四月  艶情  蒼艶  艶女  女艶  艶麗豪華  艶痛切  乾枯らびた色艶  艶出し  艶拭  艶文  艶比類  艶女等  艶婆  艶黒  艶魔  江戸生艶気樺焼  艶陽三月  酒艶  一番艶  艶名艶罪  厚艶  艶無比  艶消し瓦斯入り  メシ歴史風俗画ニ於テハ艶逸比スベキモノナク  影艶  艶態  艶ナルヲ求メテ糖ヲ用ユルハ可ナリ  艶史  柔艶  艶しき月  艶原稿  艶清雅  艶華麗  艶麗双びなきもの  艶説  艶様さま  黒髪艶  艶分  艶分無し  艶体  艶麗無比  艶みと壮絶みと  大変艶めかしく  艶歌師アルベール  顔艶  優艶天地  髪艶  艶異  艶物  艶しき女三人袖  健全豊艶  柔和艶麗  艶めかしく風流  艶装  艶事  人間艶消し  ほか艶福  三階艶  ほど艶  恵陽居艶話  艶かしく全身  嬌紅艶紫  艶物語  豊艶爛熟  艶辞  艶容匹  艶道  艶色無類  情艶場面  艶豊志賀  艶谷  艶かしく年ごろ  艶色落語講談鑑賞  艶彩  鬢艶  ん艶  冷艶  艶文学  真実籠めし艶書  眉目艶麗  艶名一世  艶出し雑巾  艶虜人一  アンナ艶ッ  艶かしく榻  艶顔  艶沢  艶乎  艶書二重封  艶書代筆  いふ艶  比喩艶絶  艶かな人  艶妖  さ艶  艶淡彩とり  艶ら  艶ら写真  艶媚  静艶  華麗優艶  夜中艶  艶つけ  艶かしく横膝  円髷艶  艶運  春艶鳥  所謂艶麗  一段艶  紅艶酒  橋がかり艶  暢艶  艶妾  艶姐  艶婦  爪紅艶  鷹美艶  二人優艶  艶ちゃん  艶気蒲焼  浮気屋艶次郎みたい  艶次郎  



前後の言葉をピックアップ
積もる  つもる  積もれ  つもれ  ツャツ  津屋  ツヤ    通夜  艶香


動詞をランダムでピックアップ
指せすさみ始めろ動き出させせら笑わ掻き消える飲みほすうわずっ託けもち裁たおかすまがらぶったくり酔っ降りかかる吹き飛ばす冷えこみ舞い戻ら植えん
形容詞をランダムでピックアップ
卑しかっひもじゅう自慢たらしい深くっかん高くあたらき汚らしいねがわし覚束無し険しくくろ馴れなれし何気無い清い不味かっくちいままならないしちくどくかたくるしく思わしくない