「夜半」の使い方、ほかの品詞の結びつき

夜半の夢に入れど,　　夜半のねざめに清見寺の鐘聲またきくべからず,　　夜半の世界から犬の遠吠を引き去ると動いている,　　夜半の鐘を聴いた,　　夜半の鐘声について次の如き註が加へてある,　　夜半の鐘声客船に到る,　　夜半の是非を論ずる,　　夜半の事だから誰れも知っている,　　夜半の鐘の音を聞いた,　　夜半の月光に海の底から現れ出る,　　夜半の凄さも狐火に溶けて,　　夜半の一時頃に一つの提灯がぼんやりとあらわれた,　　夜半の汽車で逆戻りしてゐた,　　夜半の天候を気づか,　　夜半の春戸まで具して,　　夜半の頃に及ぶや,　　夜半の灯に透かして見た,　　夜半の汽車で奉天へ着く,　　夜半の汽車でなかったら泊めて貰おうと云う,　　夜半の鐘声を聞いた,　　夜半の小雨はあえて利害を感ぜざるべきも,　　夜半の暗さの中に漲っている,　　夜半の門夕風や水青鷺の脛を打つ,　　夜半の秋いで,　　夜半の祈祷の鐘が鳴りだすと,　　夜半のそらだき薄らひ,　　夜半の誘惑からのがれてきた,　　夜半のまま照り映えている,　　夜半のそのたのしさも長くわすれぬ,　　夜半の火桶に炭添へにけり,　　夜半の物音にもすぐ眼がさめる,　　夜半の野評定をひらいていた,　　夜半の暗い雨となっていた,　　夜半の霙で竹の葉が真白になっている,　　夜半の騒ぎに乗じて這入った,　　夜半のミサに信者達は感動して泣いてし,　　夜半の雹雷知り,　　夜半の二時頃から起きて,　　夜半のことをおもっていました,　　夜半の馬力が暑いあいだ最も多く通行する,　　夜半の薄着に寒さが身にしみて,　　夜半の雲を破りて,　　夜半のかざしかな春の夜の雲に濡らすや,　　夜半の嵐に散らされた,　　夜半の例を以てしても,　　夜半の雨を聴く,　　夜半の落月を見るが如き,　　夜半の十二時後になり,　　夜半の嵐に散り失せぬべきほどの,　　夜半の丑刻に勢揃いして,　　夜半の勢揃いに遅れた,　　夜半の悪夢と共になつかしきゆめもあとなく消えにけるかな,　　夜半の月いづれの,　　夜半の寝,　　夜半のしんとした,　　夜半の嵐に吹き,　　夜半の満汐に人知れず結びし,　　夜半の一時頃に僕はすっかり疲れ切って,　　夜半の空気に誘はれ立てた,　　夜半の十二時までには落命していた,　　夜半の女の背中に機関銃の弾で穴だらけになった,　　夜半の土蔵に這入つた,　　夜半の頃おい神鳴り雨過ぎて,　　夜半の町へ出て買って来て呉れた,　　夜半の街衢を千束町の電車停留所を左に曲し,　　夜半の都会が同盟罷業のような閑寂さを感じさせた,　　夜半の事だというし,　　夜半の途上で後ろから突然切りかけられても,　　夜半の足音は夢にてはあらざりけり,　　夜半の嵐に諫誡あり,　　夜半の大空にほのめき出,　　夜半のこがらし,　　夜半の空流れ流る,　　夜半の空遠き蛙の歌聽けば,　　夜半の月よみの光をほの見せて,　　夜半の空の望月よりもはるかにまされり,　　夜半の隅田川は何度見ても,　　夜半の鐘の音の曇って,　　夜半の十二時までしかいられない,　　夜半の中なる,　　夜半の句が幾つもあるが,　　夜半の一輪挿しの寒椿の紅さといったら,　　夜半の疾風のように速くこの窪地を通り去る,　　夜半のことはちっとも知らなかったが,　　

光をかくす夜半　　私も夜半まで　　富士山麓の夜半の　　家へまかり出て夜半まで　　結願の夜半に　　喜平次が夜半に　　詩人が夜半の　　あたりが夜半に　　ことで夜半に　　町中で夜半　　五日の夜半に　　五の夜半には　　秋の夜半で　　女は夜半に　　間から夜半の　　時刻は夜半の　　於て夜半まで　　一つにしながら夜半　　六時から夜半まで　　呉軍が夜半に　　絶対に夜半　　玉の夜半の　　母戀しの夜半の　　二度も夜半に　　晩の夜半に　　静さは夜半にも　　児は夜半に　　のは夜半　　出勤前から夜半は　　大藤が夜半に　　僧が夜半に　　私は夜半を　　隙間漏る夜半の　　一会を催して別れたるは夜半　　夜半から夜半まで　　帰りには夜半の　　日の夜半に　　ソレハソノ日ノ夜半デ　　寝床から夜半に　　島を夜半に　　野分の夜半こそ　　寒山寺の夜半の　　早朝から夜半まで　　すべてが夜半の　　一日目の夜半において　　六月の夜半に　　九月十四日の夜半から　　らで過ぎ行く夜半の　　さよ夜半の　　賭や夜半の　　質屋鎖しぬ夜半の　　内儀さんが夜半に　　のも夜半か　　兄は夜半に　　春雷や夜半　　願ひ夜半の　　堺筋へ出て夜半と　　時は夜半を　　お寺で夜半の　　連弾く夜半の　　雪の夜半の　　時を知らせる夜半の　　闇より吠えて夜半の　　質屋とざしぬ夜半の　　七々日にあたる夜半　　昨夜は夜半に　　今日の夜半には　　宵から夜半まで　　二階へ夜半に　　夜の夜半から　　激闘は夜半に　　買ひ来て読む夜半の　　月光を浴びた夜半の　　三日は夜半の　　不気味なほどの夜半　　祭日の夜半から　　おとといの夜半から　　信一の心づかひや夜半の　　男性の夜半に　　彼は夜半まで　　処士会同の夜半　　当夜の夜半　　雪の夜半に　　市平は夜半の　　冬の夜半の　　時刻は夜半　　真冬の夜半に　　鎮り返った夜半の　　水凍る夜半に　　燻製にほふ夜半は　　島の夜半に　　夕刻から夜半までの　　ものは夜半から　　紫だつ夜半の　　星を落して夜半の　　電気は夜半も　　伐木坊は夜半に　　三七日の夜半に　　それも夜半を　　そつと夜半に　　闇の夜半の　　杯を分け持つ夜半　　毎日のごとく夜半から　　廂を打つ夜半の　　死は夜半の　　正午と夜半と　　時計が夜半を　　古城市の夜半に　　時とすると夜半に　　闃とした夜半の　　雲の上の住みかを捨てて夜半の　　なほ吹き通せ夜半の　　夕暮吉原の夜半を　　袖や夜半に　　血相変る夜半も　　数うる夜半の　　磔場の夜半の　　味気ない夜半の　　よに似たる夜半の　　皮肉と共に夜半の　　秋の夜半を　　根かたには夜半の　　茅ら家で夜半　　蕭々たる夜半の　　來て夜半を　　疲れ果て眠りかねつつ夜半に　　用事があって夜半まで　　禾原先生渡洋日誌を写して夜半に　　ゆうべの夜半の　　刻限も夜半に　　無言の領する夜半　　雲かくれにし夜半の　　授賞式も夜半に　　前の夜半に　　裸体の夜半の　　部屋には夜半に　　二人は夜半　　余は夜半に　　のは夜半の　　十二時過ぎの夜半の　　さし入る夜半に　　のは夜半に　　ものは夜半に　　夜床に入ると夜半　　ことを感じる夜半の　　銀色の夜半の　　物は夜半に　　それは夜半の　　達人が夜半の　　泰子が夜半から　　十六夜の夜半　　日の夜半　　夕も夜半も　　いかづち何をつげ夜半の　　螢飛びかふ夕まぐれすゞ風そよぐ夜半の　　夏の夜半の　　すゞしく澄める夜半の　　黒雲に吐かれて出でし夜半の　　瀘水の夜半の　　臥帳掲げて立ちいづる夜半の　　影冴て結ぶに似たり夜半の　　魏軍の夜半の　　城の夜半の　　こと澄みわたれる夜半の　　午後六時より夜半までを　　イタリアの夜半にあたる　　間の夜半　　忍びやかな夜半の　　晩は夜半から　　舞踏会には夜半の　　櫟林はいろづきにけり夜半　　木枯らしや夜半の　　亡霊が夜半の　　下男は夜半に　　つぎが夜半に　　ゆうべの夜半から　　前夜の夜半から　　

あかき夜半　　なく夜半　　ぬくとき夜半　　この夜半　　まだ夜半　　折々夜半　　時々夜半　　その夜半　　悲しい夜半　　たしかに夜半　　もう夜半　　苦しい夜半　　そう夜半　　くらき夜半　　突然夜半　　もし夜半　　切なき夜半　　るる夜半　　とにかく夜半　　さらに夜半　　はや夜半　　やがて夜半　　果たして夜半　　どうか夜半　　きまって夜半　　さびしき夜半　　既に夜半　　丁度夜半　　冷たい夜半　　時には夜半　　宛ら夜半　　あたら夜半　　うき夜半　　なき夜半　　寒き夜半　　いつの間にか夜半　　つらき夜半　　少い夜半　　そんな夜半　　ぼとぼと夜半　　かえって夜半　　恋しき夜半　　いかに夜半　　或夜半　　恐らく夜半　　

二十二日夜半　　夜半ごろ　　夜半すぎ　　時夜半　　夜半鐘声　　夜半翁　　夜半颱風帝都　　天智天皇九年庚午四月三十日夜半　　庚午四月卅日夜半　　夜半人　　ゆうべ夜半　　此夜半　　夜半過ぎ　　夜半比　　夜半近く　　夜半直　　夜半来テ天明　　三月九日夜半　　夜半頃　　夜半独り　　夜半以来急速ニ発達シテ野氷　　夜半何事　　重き夜半　　夜半ごろパウロ　　夜半住宅燒亡　　夜半風雨　　夜半雨　　閑話淺酌夜半　　夜半下痢一囘　　僕夜半夢　　毎夜夜半　　みんな夜半　　予定通夜半着　　夜半夫婦　　夜半以後　　昨朝夜半　　夜半入港　　十一月十六日夜半　　毎晩夜半　　皆夜半　　夜半ぢかく　　夜半ぢ　　夜半十二時　　夜半夢　　五月二日夜半　　夜半みたい　　二十七日夜半　　夜半堂　　昨夜夜半　　夜半時分　　夜半放火　　三代目夜半亭　　夜半亭　　夜半人跡　　夜半彼　　夜半二時　　丁度夜半　　夜半潜　　夜半ひそか　　四月三日夜半　　灌ぐ夜半　　夜半青山　　とき夜半　　三昼夜半　　三章夜半　　夜半空腹　　夜半乳　　夜半寝巻　　十六日夜半　　夜半輪　　夜半華氏九十度　　執筆夜半　　夜半厠　　放歌夜半　　雪夜半　　夜半八重福　　加朱夜半　　款語夜半　　夜半大雨　　風雨夜半　　夜半家　　夜半雨声淋鈴　　夜半地震　　ア夜半　　鐘声夜半録　　夜半ひとり眼覺め　　昨夕夜半　　夜半一二時頃　　夜半外出　　十七日夜半　　づまぬ夜半　　夜半あらし　　七五夜半近く　　夜半ダンテ　　夜半鶏鳴以前とき　　夜半ニ筆　　夜半鶏鳴以前　　夜半火勢　　夜半天主堂　　夜半一時頃聖アレキセイ寺院