「靜」の使い方、ほかの品詞の結びつき

日本語コロケーション辞典 テストバージョンです。
青空文庫 約12,000作品を対象に、品詞単位で分別し、ほかの品詞との結びつきを一覧で表示できます。
分析対象が50年以上前の作品であるため、用例にも古さを感じます。これを解決するため、今後新しい文章を追加、もしくは入れ替る予定です。
プログラムを用いて生成しているため、不適切なキーワードが含まれる場合があります。
ご了承ください。(これについても精度を上げていきます)
名詞

[名詞] [絞込み: の~は~が~を~すべて ]
靜かに魂をとり還さうとする  靜かな姿のそれと共に見えない  靜けき  靜かなる  靜かに養つてゐて  靜かになる  靜かな濁水を提灯の明りに見れば  靜かに穩かにもみ合つてゐる  靜かに考へる  靜坐を勸めてくれました  靜かな別離の宴を催してくれました  靜かに櫓を漕いで居る  靜かにして下さい  靜かにいふと  靜かにさびた  靜かな聲で囁いた  靜まつてきた  靜かに立ちあがると  靜かな場面をすぐ私の目にいれた  靜かな暮しをしていらつしやる  靜かに内部まで沁み込んでゆく  靜かにおしづさんの生長を見守る  靜かな朗らかなクラリオネットの音の中に發育した  靜かなるに  靜かにほの  靜かな空氣を一部分掻き濁してゐる  靜かな心になつてゆくので  靜かな音いろはともすると  靜の弟子で株式取引所の書記をして居る  靜と鏡子が渋谷で新世帯を持つた  靜の机の上も鏡子のも綺麗に片附いて居て  靜の恩家への遠慮で実行する  靜かに座を離れた  靜かな物音がすると  靜かな尊い物の種がこの年頃になつて生成を遂げ  靜におもひ  靜かに勞作に向ふを見ては  靜かに流れるは  靜かな水の中へつづく  靜かな水底に冠の光を探しても  靜と立つてると  靜かな昨日の浦を前にして  靜とが悠長に應答をする  靜が板の間の中央に蹲ると  靜が去  靜かに待ちて  靜にさせながら  靜に差した  靜な私の周圍を掻き  靜に息づいてゐる  靜かに撫でおろす  靜慮を專修し  靜慮せよ  靜慮と慧とある  靜慮する  靜にぢつとつぐまつて浮んでゐる  靜かに奏でてゐる  靜かな入江のやうな趣を見せてゐた  靜かな鐘の音を聞きつけた  靜止した位置から美保の關の港を後方に動き出して行くと  靜かに立ち登る  靜かに見せてゐた  靜かに隱れてゐる  靜かにどこかの家蔭から現はれ  靜かに爪彈か何かで三味線を彈いてゐる  靜に聽耳を立ててゐた  靜かな笑ひを洩らしながら語る  靜かに靈魂の影をながれる  靜かな町筋の路上に空しく立ち止まらなければならなかつた  靜かに開けてくれました  靜かに月花をたのしんで  靜かに諭して  靜かに立つて  靜もり妹は合歡の木の下にカムバスを立つ  靜かに石を撫で  靜もりて立てり  靜かにその目をとぢて一切を忘れねばならぬ  靜におもへ海はただ轟轟と吼えてゐるばかりだ  靜にとぢるのだ此のうつくしさは生きてゐる  靜かさよ而もどつ  靜かに縫つてゐる  靜かな片道を歩いた  靜かに襲つて來た病魔の仕業であつたかもしれない  靜かに夢のやうな死を考へて浸つてゐるので  靜かな空は象眼細工のやうに細い月がかかつてゐた  靜かなお湯の面に指を觸れながら  靜かなオルガンの音を耳にしながら  靜かに切り取  靜かにマッチをすつて  靜かな音をたてて燃え出し  靜かに瓦斯の火を見つめてゐたが  靜かに水のたれる  靜かに見上げながら  靜かに由松を抱いて  靜かに前の方へ出て  靜かにその解職願を校長の卓から取り上げた  靜はのこる  靜に煙草を燻らす  靜はまだ平次の女房になつて居ず  靜を犧牲にする  靜は一向そんな事を構ひません  靜はソツと店中に眼を走らせました  靜が入れてある  靜の命が絶たれては  靜の囚はれの  靜の前に近づきました  靜の清らかさを救ふ  靜を中心にして  靜の上に加へられる  靜の命は一たまりもありません  靜を匿した  靜を助けて見せる  靜の愛を確り掴んだ  靜と諜し合せて  靜と一緒に庭や門の外まで遊びに出て居た  靜の外に勇吉を附けてやりましたが  靜の行方は更にわかりません  靜を吊してありますが  靜の淺ましい  靜をこんな目に會せて  靜からいろ  靜が平次の爲に喜んで  靜は平次を迎へてイソイソと立ち上がりました  靜い坊も一緒に聞いておくれ  靜を振返つて  靜は顏を上げて  靜と祝言の盃をあげる  靜が強つて斷るのも聞かず  靜を遠卷にして  靜の姿が見えません  靜にいろ  靜に言ひ附けた  靜が居るに  靜の智惠だつたことは言ふ迄もありません  靜かな光がある  靜かに受けて  靜の汲んでくれた  靜は心得て  靜かにしろ  靜かに説き進む  靜かにもとの座に還りました  靜かではあるが  靜まるのを待つてをりました  靜かながら屹とした  靜かに聽いて下さい  靜かに眉を垂れる  靜を走らせて  靜かに深い客觀性を缺いた  靜かに爽かなる  靜に獨り往か  靜に自己の生活を經營する  靜かに讀書し  靜かに晴れ渡る  靜かに本を讀み  靜かな四圍に不吉な鍵の音をさして  靜かにしてゐる  靜かに清らかな光との錯綜を見る  靜かな心を以つて自然に對する  靜かに他人との愛に眠りたいと  靜止してゐて  靜かな心持になつてゐたので  靜かに閉ぢた表紙の上にその儘手を載せて  靜かに飮料の茶碗の方へ差延べる  靜かな夜の中に唯一人とり  靜かな興奮に導く  靜まる頃には他の刺戟が來て又彼の頭を攪した  靜かに搖りあげて  靜かにうたへる  靜かなのが却つて氣安く感じられたので  靜かに詩作を續けようとしてゐる  靜に改正をしたい  靜かに寢臺車で搬ばれた  靜かにしてゐなければいけませんのよ  靜けきま  靜かに云ふ  靜なる林下の砂道を歩みながら  靜なる横町に庭ひろき藥湯ありて  靜かな生活をかき  靜にしよう  靜かに門内に足を入れた  靜かに起きて  靜かに深呼吸をし  靜といひ  靜坐にあらずして動くべき  靜として動かなかつたのに  靜坐するに堪へなく  靜かに先生の顏に視線を集中した  靜かな繪の前だけに一層目立つて見えた  靜かな小徑があり  靜かに歩き出した  靜かにきこえて  靜まつてゆくだらう  靜かに出  靜に絡み付いてくる  靜に遠く幻影の世界に導いてゆく  靜な體を備へてぢつとしてゐた  靜にしろと  靜に眼で尋ねました  靜かにこれに點火して見たが  靜まつて居る  靜かな思ひの充ちて  靜か過ぎるではないか  靜かに充ち  靜かな心踊りを感じて居たので  靜かな考へ  靜な心の境だつたでせう  靜に眠らうとする  靜な田舍に養ひながら  靜かに縫ひ  靜に聞いて  靜かに往復振動する  靜に考へて見ると  靜かに靜かに音を立てるせ  靜かな態度の中に何處かに生れついて持つた  靜かに押移つて行く  靜かに過ごした  靜かなその胸をかき  靜かな一間で憂鬱に暮した  靜かに鷹揚に一人二人の供を伴れて  靜かな川ぞひの  靜かなところに行ける  靜かな足音がした  靜かな生活の邪魔をしなかつた  靜かに落附いて話した  靜かに歩いた  靜かに踵をあとにめぐらした  靜かな學問にのみ精進して  靜かに靜かにきこえてゐた  靜かに住んでゐたら  靜かに珠數をつまさぐる  靜かなむつまじい心持になる  靜かな落附いた  靜かなところの方へとつれて  靜かに聞える  靜かにテントの外へと出て行く  靜かにあやつり  靜かに燈りを消した  靜かに鎭座してゐる  靜かなおちついた  靜かにして居れば  靜かな深みとなり  靜かに水の上に浮んでゐた  靜かな姿に見入つた  靜かなるかも  靜かに海中へ沈んでいく  靜かなはなやかさうす紫の影を吹きわけいづる  靜かにあゆむ  靜かな汝の眉の上に畫のやうに懸かる  靜かな朝のはれゆく  靜かな狂氣に氣がもつれてゆく  靜かな恐怖の智慧のやうに身にかんじる  靜かな自然の女王の屍とつれ立つて歩く  靜かな影を愛さうではないか  靜かに月の前にたつた  靜かに吹かせようと  靜かな形をあをあをと身に印刷する  靜かにうなづいた  靜かに寢てゐた  靜に起き  靜かに僕を待て居る  靜に渦を卷て流れて居る  靜に法世を棄てようとの  靜かな町に見えた  靜かに浮んでゐた  靜かにならう  靜かな淵かと思はれた  靜かに法界秘密心の殿中に自適せねばならぬ  靜かな夜を想像して  靜かに轅を青山内科の玄關先に下した  靜かに眠れる  靜かに南の窓にもたれ  靜かに這ふを眺めて  靜かに野がへりの  靜かにしたたりつ  靜かに瞑る  靜かに横たはつてゐた  靜な邸町に住はうと  靜に聞えた  靜かでい  靜かな村里を照らして  靜かにさう  靜かに流れ出てゐた  靜かに世間の悲しむべき  靜に搖つて動く  靜かに開演を待つ  靜かに打つてゐる  靜に打ち頷きながらも  靜かにその間から現して  靜かな光りが  靜かに音も無く列り過ぎる  靜かに笑ふ  靜かに笑つて二人の話を聞いてゐる  靜かだ皆んな何處かへ行つて仕舞つたのでは無いか亂雜に家々ばかりが蜘蛛の居ない  靜かに念を入れて  靜かな黒い木の間からは忽然として  靜かに暖い  靜かに露骨に立つた  靜かに光を放つて  靜かに泣いたり  靜かに大きな樹は沈んでゆく  靜かにすみ  靜かに光つて光りぬく  靜に降り出した  靜かに窓の向ふにいつまでも  靜かに歩み去つた  靜かに空氣を動かす  靜に運んで  靜に心を落着け  靜に眸を澄すと三浦半島の長嘴は淡藍色の影を遠く雲煙漂渺の境に曳き  靜に搖曳してゐる  靜かな心持ちにならしめる  靜に暮色に包まれてゆく  靜かに暮れていつた  靜に讀書などして  靜に濕つてゐながら  靜かな心持ちになつて香ばしい番茶を啜つてゐると  靜かに山に反響してゐる  靜かな山の夕暮れの中に瞬いてゐる  靜かにしておかない  靜かな氣持のよい宿屋へ案内してくれと頼んだ  靜かにそこに坐つた  靜かにして  靜かなるは  靜かな室内に時々ポタンポタンと音がするので  靜かな動作でカスリの上衣をパラリと脱ぎます  靜かな山の温泉宿が雨に煙つてすべての物音を消しています  靜かに食べて  靜かに笑つてくれている  靜かな田舍家に住まつてゐられる  靜かに身を起して  靜なり筑波も暮れぬ  靜かに岫に歸る見て  靜にうつる  靜かな清清した  靜かな場所に坐  靜かな高遠町は見渡される  靜かに物語られる  靜止してゐました  靜に湖を見降しながら  靜に霧の底からしつづける  靜かに引きし  靜かな表面を見せて  靜かな相模灘の紺青がほのかな伊豆の嶋を浮かべて  靜に省みて  靜に歩調を取  靜に頷いた  靜かな空氣を高く貫いた  靜かにお前に近づいて  靜に聞えてゐるばかりだつた  靜かな病室の中にはまだ昏睡から覺めないお前の寢息が幽に流れてゐた  靜にして下さいね  靜に取りのぞけながら  靜に搖れてゐる  靜にあいて  靜に顏を上げた  靜に訊ねかけた  靜かな歩みを運びながら  靜かにうしろの襖をしめ  靜かにまはつて彼の脊をもたせてゐる  靜かにそこまでからだをずりうごかして  靜かにその暗さのなかに沒入して  靜まつて後竊に其の葢を押開けて  靜かに立つ  靜かに眺める  靜かな園内を逍遙する  靜かに照らして居る  靜かな初秋の夜の空に瞭然と示して居る  靜かな自然の中に立つて居ると  靜かに歩み寄  靜かに寢支度をして  靜におごそかに行はれて行く  靜かに歩いてゐた  靜かに侘びしい  靜かに悔ゐる  靜かなところを探し  靜かな穩かな清らかな感じのする  靜かに暮らす  靜かに眺めた  靜かに此庭を眺めた  靜にさわやかなるを喜び  靜に眠りて  靜に膝行寄りてさしのぞくに  靜かに草を食つてゐます  靜かに兩腕を組むと  靜かに拜ましてくれというた  靜かに押し並んで  靜かな樣子で聞いてゐる  靜かな心も落ちついた  靜けきにかかりて響く  靜かに鳴き澄ましてゐる  靜かな悲しさにも拘らず  靜なことはこほろぎも鳴かぬ  靜であるから帽子に落つる  靜かに歩みを地獄の門に向けた  靜に然りと答へて微笑しつ  靜かに始まる  靜にケビンへ寢に下りて  靜かな裏通りにある  靜に煙草をふかし  靜かに寒く默りかへつてゐる  靜かな部屋の中を見廻しながら  靜かにされた  靜かに落したので  靜に流れる  靜な髏を納めた  靜に寂しく生きて行く  靜かに扉を閉めた  靜かな雨脚を眺め暮してゐるので  靜に降りて  靜に身を飜して  靜かな息の音を聞きながら  靜かな足音と囁き聲が遠くの廊下から近づいて  靜に搖れてゐるだけだつた  靜かに心を顧みて  靜かに海を眺めて居る  靜けく  靜に斯くまでにして  靜に合掌した  靜に足を撫でて上げた  靜かに流れ  靜かにおごそかに彼れを壓倒しようと試みるらし  靜かにしてゐられない  靜かに本を讀んでゐる  靜かにおだやかになつてゐる  靜かに思ふ  靜かな涙と追憶にした  靜かに函館の舊棧橋を離れた  靜かな修道院の中に自分の一生を過すと  靜かに草を食んでゐる  靜かな穩かな周圍の中に生きて行く  靜かな空氣の中にしんしんと沁み  靜かに立ち上つた  靜かに開いた  靜かに眼を頁の上に落した  靜かに廊下を往き  靜かな秋の夜にポプラのわくら葉がかさこそと散る  靜かに輝いてゐた  靜止してゐる  靜かに泣いてゐた  靜かで落ちついてゐるからでせう  靜かに金庫の間へ立ちしが  靜かに差し  靜かにふりかへつて見ても  靜かな線路の上を足早に横切る  靜かに顧みて  靜に未來を考へて  靜かな紫の影が掠めた  靜かに閉めた  靜かに私の方を振り向いた  靜かに染めた  靜かに夕暮が滿たして  靜かに明らんだ  靜かに降りだしてゐる  靜かに話しかける  靜かな生活のなかに幸子を産んだ  靜かに起き  靜かに眼を閉ぢて眠りに入らうとしたが  靜かに部屋のなかに流れ込んだ  靜かにふき初めると  靜かに流れてゐる  靜かにいま薔薇の花びらに來ていこへる  靜かでないばらが水を吸ひやめた  靜かな場所に身を置いた  靜かな島を辭した  靜かな朝夕の裡に一生を終へようと思ふ  靜かな境地はないものかと考へて  靜かな生活といふ事よりも先づ身にしみた  靜かであるかを見てゐながら  靜かな生活に入つてゆける  靜かな寂しさを宿して咲いてゐる  靜かにあたりを見てゐる  靜かにこもれよと思ふめぐらせる  靜かに居るといふ  靜けかりけり  靜かに空に輝いてゐる  靜かな傾斜を引いて  靜かに横はつて見えて居る  靜かな花に向ふ  靜かな寂しい温かい聲を聞いてゐると  靜もり岡を掩ひ  靜まつてゐる  靜かな興味を覺えながら幾度となくその戲れを繰返した  靜かに飮むべかりけり  靜かなのが身に沁みる  靜けく枯れた  靜かな庭に咲き出でた  靜かに沈んで  靜かなものに見せてゐる  靜かな境地を思ひ浮べながら  靜かに思ひを  靜かな海岸沿ひの  靜かに影を投げて居る  靜けく明るく眺められます  靜かな入江の海を見て  靜かにさせながら  靜かにしてくれた  靜かに水を堪へてをる  靜かに浸つてゐると  靜かにしてゐねばならぬのであらう  靜かに立つてゐる  靜かにしてゐたら  靜かに私の方へ歩いて  靜かにしてゐるに拘はらず  靜かに翼の工合を驗べると  靜かな室内に火鉢を擁して老いたる  靜かな微笑を唇に浮べた  靜かなやはら  靜かに股にはさんだ  靜かな光りにみちて  靜かな曇り  靜かな町を見下してゐる  靜な水の面が見えて  靜かにその山村生活に入るべきで  靜かな感興を放肆にしてゐたに  靜かに窺き込んで居る  靜かな湖面に石を投げた  靜かに無言で左右に散る  靜かにお酒とお肴を持ち運んで  靜かな雪降りは一と季節にもさう  靜かな世界へ逃れてきては  靜かに一生を終へる  靜かに横臥し  靜かに横臥して  靜かな景色を夢中で眺めてゐたが  靜かに雜誌から切り離してゐたら  靜かな幾多の溝渠はかうして  靜かに暮れゆく  靜かに蠶室の桑の葉のあひだに坐つて  靜かにさしてくる  靜止して足もとにはちんちろりんが鳴きはじめる  靜かに瞑想し  靜かに送られて  靜こころなくつく  靜かにほのかにも香たちのぼる  靜こころなく凝視めつつあり  靜まらぬとどろき  靜かに釣臺に載せられて  靜かな思ひ  靜かな月影哀傷の雲間にうつる  靜に身心を淨めて自適してゐた  靜かに描いてゐるだけであるが  靜かなカフエーかレストランドに入らなければならなかつた  靜な人影がぞろぞろ行く  靜に居たいですな  靜かどうかは分らない  靜に澄みきれる  靜はある  靜な坐り腰が見えた  靜だつたと云へるであらう  靜かに居たいなあ  靜かに考へたい  靜に金波銀波の上を行く  靜かに注げ  靜なること林の如きものの後には波瀾幾千丈といつた  靜かに我が亂暴を看守りて  靜まる迄一睡もなし能はざりし其の夜わが腦裡に成りし  靜に坐つてゐる  靜かな物音を聞いてゐると  靜かな夕波の曲節を崩す  靜かに眠つて居るし  靜かな郷愁に耽りながら  靜なるものは絶無であつて靜と見える  靜なる實在があるとは  靜まつてゐた  靜かに顏だけあげた  靜かに忍ぶ  靜かに立ち上つたが  靜かな渡し船は幾度くりかへしても  靜かにこんな書物を讀んで居る  靜なる空より震ひゆらめく  靜かに靜かに除行する  靜かになさいとずゐ  靜かになりぬ  靜かに滑つてゆく  靜かな山の裾に平和に棲息してゐると思はれて  靜かな小波が寄せてゐる  靜かに息ひつつ  靜なることの燃ゆる  靜にて遲しと思はれ  靜になりし  靜止し諸天及びその内なる一切の被造物は運行す  靜かだから呼聲でも聞こえるか知れないけれども  靜かな四邊の景色も活きる  靜に言つてお呉れよ  靜かに開いて  靜かにシットリとした  靜かな麥畑の彼方から水の音がする  靜かな村で感ずる  靜かな廣い  靜は那方へ行け  靜かな光とは密室の中の燈の光の如くなる  靜かな光と動く  靜かなのと動いて居る  靜かに定まつて居られぬ  靜なるに就て之を謂へば物といひ  靜かになればと思ふ  靜まつて居るので  靜に歩む  靜かな流れに沿うた  靜かに眠る  靜かに流れてゆく  靜かな樣でも明石の瀬戸は潮時が惡いと千石積でも動きがとれぬ  靜に足を運んだ  靜にして  靜に呼び  

~ 靜[名詞]1
君の靜かな  あなたの靜け  我家で靜かに  跡は靜かに  一つ動かぬ靜かな  階子段を靜かに  弄せず靜かに  理性で靜かに  心が靜  暫時の靜  唄ひながら靜かに  森として靜か  病人は靜かな  聲で靜かに  腕ぐみしながら靜かに  銀貨が靜かに  言葉が靜  私は靜かに  やうな靜かな  あなたがかうして靜かな  やうに靜かに  傍觀的態度で靜かに  聲あるばかり靜か  湖畔の靜かな  もとの靜か  非常に靜かで  伸びやかな靜かな  良人の靜の  十年余り前に靜と  書斎の靜の  云ふので靜の  後の靜の  間に置くと靜かに  和泉式部の靜かな  その間を靜かに  一方から靜かに  幔幕がまくれて出た靜とが  烏帽子をつけた靜が  空の如く靜か  ぴつたり靜かに  む古里のごとく靜かに  敏樹を靜に  それは靜に  あたりが靜か  うして靜  髯を靜かに  彼等は靜  淵は澄みて靜  賢人は靜  人に靜  處して靜  ヴァイオリンを靜かに  邊で靜かな  日本海の靜かな  島二つほどある靜かな  家を靜かに  割合に靜かな  時間に靜かに  妓が靜かに  彼らしい靜かな  づんだ息が靜  令孃は靜かに  上はひたに靜も  叟は靜かに  石碑は靜も  時だ靜かに  於て靜に  眼瞼を靜にと  此の靜かさよ  餘り靜か  矢來垣の靜かな  何物もない靜かな  上に靜かな  冬の靜かな  母子は靜かに  葉は靜かに  聲が靜かに  先生は靜かに  肥つた手で靜かに  續くものあらず靜は  來る靜かな  平次は靜かに  暫らく四方の靜  壓迫を避けて靜に  煩されずして靜に  構内は靜かに  身體が靜かに  來る靜かに  自分は靜かな  自分は靜  手だけを靜かに  巷の靜かな  心を靜かな  刺戟が靜  樣に靜かで  夕暮室内にありて靜かに  今日の靜かな  陰氣で靜かな  彼は靜かに  狸春晝の靜け  戸を明けて靜かに  水は靜に  沿へる靜  三崎町の靜  夫人の靜かな  些と靜に  廣く靜  自分は靜かに  地位は靜  尾花は靜として  やうに靜かで  部屋が靜かに  やうに靜かな  やうに見える靜かな  縱に貫いて通じてゐる靜かな  中よりも靜かに  やうに靜か  心を靜に  やうな靜  誰ですと靜に  とりとして靜  味ひが靜かに  それが靜  上での靜かな  何といふ靜  ほんとに落ち着いた靜  微笑が靜に  私は靜に  身を靜  經過を靜に  一糎程を靜かに  靜かに靜かに  心持で靜かに  噂なども靜かな  そこに靜かに  田舍の靜かなと  音が靜かに  等の靜かな  違つて登子は靜かに  等は靜かに  心はずつと靜  生活をかうした靜かな  來て靜かに  別な靜かなと  聲などの靜かに  白帆が靜かに  樣な靜かな  尾を引いて靜かに  羽根をつらねて靜かに  さなかに浮びゐて靜か  鏡の如く靜かに  海は靜かに  ぱいの靜か  口笛にうつして靜かに  孤獨が靜かな  所有權村村の靜かな  得もいはれぬ靜かな  僕は靜かな  空間にしばりからげられてゐる靜かな  われわれの靜かな  子供らみんなして靜かに  影つた私自身を靜かに  靈と靜かな  順吉は靜かに  水枕をして靜かに  寢床から靜に  眠り世は靜か  若鮎が靜  物各々所を得て靜かに  澱が靜に  時に靜に  氣賀町は寂びて靜かな  影も靜かに  上に靜か  永久に靜かな  千年百年ものいはぬ靜かな  うして靜かな  俥は靜かに  兒の如く靜かに  光の靜かに  守りて靜かに  鳥はけはひ靜かに  小ぎれいな靜かな  パリは靜かに  どこを見ても靜かで  別館が靜かで  此の靜かな  中田氏は靜かに  醫師は靜かに  うして靜かに  餘り靜かな  中あたりの靜かなと  動悸は靜  顏を靜かに  三四臺續いて靜かに  實に靜か  膝を跪き靜かに  庭園の靜かな  觸れて靜かに  眼に靜かに  ところに靜かに  兒は靜かに  空に靜かに  雨が靜に  空は靜かに  中は靜かに  それが靜かに  痩躯を靜に  佐治君は靜には  中腹を靜に  氣が澄んで靜かな  山は靜かに  夜遲くまで靜に  あとで靜に  私は靜かな  花が靜かな  間も靜かに  私たちしか知らない靜かな  近くの靜かな  氏の靜か  ように靜かな  四邊が靜かな  そうに靜かに  煙の如く靜かに  御身が靜  少女は靜かに  浪は靜なり  雲の靜かに  東京にも見られない程靜かな  古風に靜かな  先生が靜かに  安心して靜  空に向けて靜  青年が靜に  水は靜かな  小腰をかがめて靜かに  眼界には靜かな  安堵に似た靜かな  庭に向いた靜かな  聲の消えた靜かな  水島は靜に  手術室の靜かな  水島は靜かに  息が靜に  肩掛を靜に  カアテンが靜に  扉が靜に  おんみが靜け  街に靜かな  日は靜かに  驅り立てようとはしないで靜かに  夜中人の靜  うちに靜かに  通つた舞臺を靜かに  光が靜かに  輪郭を靜かな  米が靜かに  私達は靜かに  廊下を靜かに  上草履の靜かに  彼女は靜かに  棧橋が靜かに  湖畔の靜かなと  なかの靜かな  ただ二人きりで靜かに  外を靜かに  頭を持て靜かに  唯四邊の靜に  兄といへるは靜に  盜人は靜かに  何處も靜か  唯だ靜かに  やうにして靜かな  際の靜かな  來て居る靜かな  山の靜け  ときは靜かに  それら小宇宙の靜かな  何時とはなく靜  へんに靜  無言で進む靜  非常に靜  みたいに靜かに  ひつそりと靜  山の手のある靜かな  青木さんは靜に  姿で靜かに  首をもたげて靜かな  あたりが靜かに  涙を靜かに  弘一さんの靜  渠は靜かに  一人寢臺を靜に  女は靜に  武井さんの靜かな  三四人の靜かな  西日に染まつて靜に  點いた靜かな  夕べの靜か  かくも靜か  とこ世に靜け  佛壇を見上げながら靜に  實に靜かな  氣分が靜かに  時計を靜かに  非常に靜かに  底まで靜かに  世界を靜かな  船は靜かに  世を離れた靜かな  群が靜かに  小道を靜かに  あたりの靜かな  扉を靜かに  やうに靜  姫は靜かに  父は靜かに  一ぱいに浴びた靜かな  思や靜に  襖を靜かに  眼で靜かに  軒に立つ靜かな  室を靜かに  中を靜かに  彼女は靜かな  風が靜かに  こちらが靜か  さよ靜かに  樣に靜か  特別にも靜かな  燈臺守の靜かな  空想してゐた靜かな  まなこ置きてひたに靜かに  耳に感じながら靜かに  日の靜け  一絲亂れぬ靜かな  間に靜かに  奧の靜かな  樣に靜  酒は靜かに  音の靜かな  心は靜かに  凭せて靜かに  上に靜かに  上にならび靜け  老人とかですから靜かな  煙つて居る靜かな  飮ませて靜かに  心を靜かに  めて靜かに  其處に靜かに  獨り靜かに  今度は靜かな  街は靜かで  廊下の靜かに  彼は靜かな  手のしたに靜かな  あたりは靜か  水が靜かなと  廣い靜かな  駒は靜かに  それを靜かに  不幸は靜かな  鈴さんは靜かに  恁んな靜かな  こちらの靜かな  身動きもならず靜かに  庭の靜かな  盜まうと考へて靜かに  みよは靜かな  男が靜かに  汐の靜かに  墓場へ靜かに  さに靜  眞晝ものの靜かに  幼兒は靜  汗の靜  場所より靜かに  ただよふ靜かな  庭石へ靜かに  義經と靜との  いふ型の靜  ほりな靜に  ふしぎなほど靜  眠りも靜  船は靜に  らむ雨は靜かに  曉風の靜  此處は靜  中に靜に  通ふ靜かな  自然との靜か  生活が靜かな  悠悠と靜  貨車が靜かに  眞の靜  唯一の靜  幾何ぞ靜け  波絶て靜け  夜は靜  旅人を靜け  形をして靜かに  言つて千代松は靜かに  眞面目な靜かな  我を靜  詩歌は靜か  空はや靜かに  煙を吐いて靜かに  汀に靜かな  純なる靜か  體は靜かに  もの單に靜か  地上に靜  火の靜  地球は靜  周圍が靜か  障子が靜かに  四邊は靜か  眞箇に靜か  月明かに靜かな  らが靜  光に靜かな  併し靜か  併し靜かに  凝然と靜かに  雨が靜かに  恐怖のふるへも靜  世間は靜か  今は落ちついて靜に  堀かの靜かな  殘して靜に  言ひながら靜かに  方へ靜かに  積りで成るべく靜に  

~ 靜[名詞]2
少し靜  なく靜  只靜  優しい靜  決して靜  一寸靜  次第に靜  常に靜  全く靜  その靜  暫く靜  いと靜  永く靜  淋しく靜  この靜  寂しく靜  く靜  あまり靜  無い靜  極めて靜  柔かく靜  更に靜  つと靜  明るい靜  恐ろしく靜  わかわかしい靜  黒く靜  絶えず靜  深く靜  やがて靜  極靜  かる靜  甚だ靜  夜もすがら靜  唯靜  最も靜  ひとり靜  時時靜  あんまり靜  淋しい靜  たいへん靜  あの靜  幼い靜  明るく靜  ひどく靜  要は靜  如何にも靜  いかにも靜  黒い靜  再び靜  はたと靜  つねに靜  たまに靜  あんなに靜  薄暗く靜  ともに靜  あまりに靜  よく靜  

複合名詞
靜まつ  靜けさ  其年靜岡  靜岡藩士  靜岡  靜寂  靜心  靜寧  皆冷靜  靜かさ  靜まり  物靜  冷靜  夜陰人靜まり  靜觀  平靜  面壁靜  足音靜  靜肅  位靜肅  夜靜カニ水寒ウシテ魚喰ハズ  國靜内郡有良村マブタ山  日高國靜内郡下下方  靜座法  絶對安靜  動靜脈  靜脈  寂然靜  皆靜  願はず靜  靜め  靜穩  靜かな所  寂靜  意寂靜  具慧靜  心寂靜  靜處  寂靜者  靜止  寂靜行  靜かに  靜物  靜かな時  靜かな中  動靜露  寂靜主義  靜修庵  平靜さ  靜謐  二人靜  靜かに三十三  靜かな家  靜坊  靜ちやん  先づお靜  靜さん  靜さん始め七人  靜自身の  天下靜謐  ひつそり靜  靜かに一面  安靜  靜思  靜的  靜かな生  西大寺靜  動靜  行つて靜養  却つて安靜  靜養期  靜まり水  風靜  家内靜  ぴつたと靜まつ  高等靜論  靜性  靜肅さ  古代的靜けさ  靜さ  至つて靜  つて靜  靜かに筆  添つて靜  ば靜  ほり靜  靜けし  ぎには靜脈瘤  後一時平靜  靜陰儀  横斷的靜的  土地靜閑  靜聽  寧靜  靜こころ  靜歌  靜夜  もも絡み靜  ところ冷靜  靜かに明け  靜的方法  靜的測定  客觀的靜的測定  靜的樣式  靜的線  平生默坐靜思  トシレ靜ヲ立ツ二人極  靜寂さ  舞靜め  靜流  庭内境靜  風靜叉江  夕靜  ぐらむ靜  浪靜  靜けささ  靜止的  靜かに三十有餘年  造つて靜  冷靜さ  靜かに目  靜岡灣  靜岡灣一帶  靜養所  心靜かに時  當時病後靜養  靜さうに轉  靜觀默想  靜海亭  靜かに家  靜かな心地  靜岡縣  州戸塚靜海  心靜  動靜直書  波靜  もの靜  靜養  大分靜かに  靜乎  帳靜  里靜  峯靜  詩人竹山靜雨  以前靜岡在  此平靜  十分安靜  虚靜謙柔  其虚靜謙柔  所謂虚靜謙柔  靜岡縣周智郡長  靜養出來  靜かな街  靜かな色  程靜  靜かに林  まま靜  夜靜  其内靜まつ  騷ぎは靜まつ  僞つた平靜  靜かな物蔭  存シ記念ト爲スニ足ル顧フニ漱石深沈ニシテ苟合セズ靜觀シテ自適  一人靜  靜座  專ら靜  朝靜  靜かな力  頃靜  靜けさ匂  ごと靜  靜かに四邊  靜浦沼津  そ靜岡  靜岡驛  靜寂無上  牛臥靜浦  靜浦  靜浦江  靜浦牛臥沼津  靜物靜物  靜養者  時靜かに人  惡るい靜けさ  少い靜  違つた靜  變つた靜  浦靜  斯ンナ靜カナ海邊  靜まれ  靜脈色  靜かな下  都心靜寂  靜人  靜所  靜かなり筑波  靜かな人たち  もの靜かな通り  靜寂至純  靜かに二人  靜的實在  凡て靜止的眞理  以つて靜的實在  所謂靜的實在  靜かに面  櫻春靜  夏夜靜  流靜  靜めむと  靜夜吟夢皆  輪車靜  上靜  げきとき聖者靜  物靜かに  二つ靜  物靜かさ  彼靜智  靜智  從つて冷靜  とき靜寂  一二靜  亂鎭靜  樋志都歌靜歌  返し靜貝  差向ひで靜  其肩近く靜  靜かな日  ひとり靜  靜光動光  靜定  靜かに一處  湖靜かなり遠山  冷頭靜  



前後の言葉をピックアップ
しする  死する  死すれ  しず    倭文  歯髄  静浦  閑枝  シズエ


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くもり買わ掛か立どまりおもむくおくりこんひきのばさはみださませさまよい役するのたうちまわる困りきっ攻め落し当てつけるふりかかる突っ放す混ぜ返し思い出せいきん
形容詞をランダムでピックアップ
気疎くたらしいいじらしき悪がしこかっ浅ましくっおもくるしかっ軟らかい遠き畏多い重々しく吝き快い思しく正しけれうれしくかぼそ旧い速う見易きみぐるしい