「奥」の使い方、ほかの品詞の結びつき

日本語コロケーション辞典 テストバージョンです。
青空文庫 約12,000作品を対象に、品詞単位で分別し、ほかの品詞との結びつきを一覧で表示できます。
分析対象が50年以上前の作品であるため、用例にも古さを感じます。これを解決するため、今後新しい文章を追加、もしくは入れ替る予定です。
プログラムを用いて生成しているため、不適切なキーワードが含まれる場合があります。
ご了承ください。(これについても精度を上げていきます)
名詞

[名詞] [絞込み: の~は~が~を~すべて ]
奥へ知らず  奥から走って来た  奥へ這入って行ったが  奥には二つばかりの軒燈が暗い中に微な明りを見せていた  奥の方へ眼をやった  奥から虫があつまつてくる  奥が鳴る  奥ふかくみほとけを見る  奥に入る  奥より玉虫は以前とかわりし  奥に入り  奥も暗がりでよくは見えぬ  奥よりいず  奥より玉虫は三方と土器を持ちていず  奥から戸口に匍いだしてくる  奥の間で愛染の声が聞えるまでのや  奥を渡って  奥の往生院に住んで  奥をたづぬれば仏も元は凡夫なり  奥の山里に念仏して  奥に這入りました  奥にはぱったり首打つ  奥に姿をみせている  奥の一軒家におたつの遺児の清司と二人住んでゐた  奥の座敷へ通ふ  奥から迫りくる  奥から重い荷を負うて  奥の方で啼く  奥も守ります  奥へ盗賊が這入り  奥へ入る  奥へ通り  奥の六畳へ行って  奥へ通りお褥の上にお坐りなされたから  奥から出てまいり  奥へ這入り  奥へ参り  奥へ駈戻り  奥の騒ぎを聞きつけて  奥ももう寝たか  奥へ通る  奥の間へ案内をして  奥までと云う  奥へお通りくださいまし  奥へ取次ぎますると  奥へ通りますると  奥より乳児を抱いて参る  奥の事を知っている  奥がまだある  奥まで歩いて来た  奥にある  奥の壁にある  奥でこちらに入口をむけていた  奥にならんでいた  奥のスペースに簡素なテーブルと椅子がいくつか置いてあった  奥にいる  奥にむけて  奥の壁に寄せて  奥へのびている  奥の食卓へ歩きながら  奥へ誘はれてゐた  奥へ匐つて行く  奥へ匐って行く  奥へ来て  奥で呼んでいた  奥の部屋へはいって行って  奥が稽古場になっている  奥へひっこんだ  奥へ行ったが  奥から返事の紙を持って来た  奥から出て来て  奥の知れぬ  奥へ行って見ると  奥へ引込んだ  奥へ引込んで  奥で馳走になった  奥へ行くと  奥と玄関脇と離れていても  奥へ行くわ  奥に別に紙に包んで入れて置いた  奥の方から勢よく長唄の三味線の響いて来る  奥の話声に注意していると  奥の話がとぎれたが  奥へはいって行った  奥に川の水音が寒々しく流れて  奥の密談を聞かせ  奥には母が一生懸命に着物を縫うている  奥に回廊紆曲して  奥にはまだ人の声がする  奥で碁石をくずす  奥へあがりこんだ  奥ではやはり囲碁の音が聞こえていた  奥より漏るる  奥にや今は眠る  奥より落つる  奥に透入れば  奥からおかしそうに笑う  奥に建てられた  奥へ通った  奥へ床を移さねばならぬといって  奥の間でお通夜してくれる  奥の六畳の屏風の中に引つ込み  奥へ奥へと包んだ  奥から輝いていた  奥に朽ちかかった  奥へ入ってしまって  奥へ入つて了つて久しく出て来なかつた  奥を照覧されて  奥なる甘い栗を取り出す  奥へはいる  奥に忘れられてゐた  奥へ入りましたが  奥の六畳の書斎へはいり  奥の奥にしまっている  奥のほうへ呼びかけた  奥の方へ席を占めた  奥のささやかな家に世帯を持っている  奥の茶の間へドッカと坐つて  奥の八畳で寝ていた  奥の座敷で一緒に酒をのんでゐた  奥の方から沈黙を破って聞こえたかと思うと  奥へ飛んで行ったが  奥へ案内した  奥に隠れた  奥に秘めてる  奥が知れないほどであり  奥から一ちょうの軽機関銃をとりだして  奥をさして姿を消した  奥ふかくへおしこめられた  奥にうつして  奥の方で祝詞をあげる  奥まで帰る  奥に写った  奥から駆け出して来た  奥に寝ている  奥の方に話し声がある  奥の六畳へ往った  奥の窓から額際に落ちる  奥から出て来た  奥の物音にこういった  奥より望めば  奥にあった  奥の方へ行く  奥の孤独の鬼と闘い  奥で行きどまりとなっていた  奥まで行って  奥を指して歩きだした  奥に大食堂があって  奥へ通ずる  奥へぞろぞろ入って行く  奥の方へ行くと  奥のすばらしい美室へ誘拐される  奥に突き当たらない  奥へ通されると  奥のほうに小さな傷あとのようになって残っている  奥に四匹をくわえ込んだ  奥の喜びを心の奥に葬ってしまった  奥のあり  奥から出るだけだった  奥にと薄気味悪く流れ下った  奥まで塞がっていた  奥の路地をこちらに近寄ってくる  奥から手の出  奥にはいっていった  奥に何かなしに淋しいほほ笑みを感じた  奥にさわる  奥に積み重なっている  奥に運んできた  奥の方だけを動く  奥に暖かく移っていった  奥の方にこう声をかけた  奥から出てくる  奥の室の隅っこへ行って  奥の室へはいっていった  奥の室を顧みた  奥の室の娘の方へ呼びかけた  奥の室から薄暗い台所の方を覗き込んだばかりで  奥の室にはいっていった  奥の重から澄子が出て来た  奥の室の隅に投げやり  奥の室に逃げ込みかけた  奥の室から流れ寄る  奥の室に投げやって  奥の室に逃げ込んでいった  奥の室の隅に黙り込んで  奥に人を喚んでゐる  奥に女が関係している  奥から顔をもたげた  奥に感じられた  奥へ消えてゆく  奥に威張り  奥から鋭い眼玉を光らし  奥なんかに引きこもってはいない  奥に山とつまれた  奥の間をみると  奥の間へ這入り  奥の間から出て来たが  奥から音もなく走り出で  奥に没する  奥に座して  奥の間にある  奥の山腹にどさりと  奥へ通じない  奥の方までつづいていましたが  奥へ行ってたしかめよう  奥の幕に白い霧がうごいている  奥にとびこめる  奥の隅っこにある  奥は一面の砂原つづきでありまして  奥の部屋にいる  奥から応ずる  奥におわす  奥へ消え込んでしまった  奥へ消え込んだ  奥の間へ案内されて  奥の部屋へ通って行った  奥に一つの部屋があったが  奥へ通って行った  奥へ参る  奥へ進んで参る  奥へ向かって歩いた  奥の神殿の前に佇んでいる  奥にとじこもって  奥へと流れ去る  奥にいた  奥を示した  奥めがけて突進していく  奥からこちらに向けて  奥に向かって進んで来た  奥を襲った  奥へ突き進む  奥のすべてを僕は見渡す  奥に向けて  奥へいくにしたがって  奥に向かって進んでいく  奥に僕はいる  奥の暗黒から聞こえて来る  奥に向かって  奥にひとりで椅子にすわり  奥にひそむ  奥を見た  奥に聞きながら  奥の部屋からラリーが叫んだ  奥の部屋からラリーが訊いた  奥の部屋へ僕は歩いた  奥に聞いた  奥の部屋へ歩いた  奥の部屋に引き返した  奥へ引き込まれる  奥の部屋の壁に作ってある  奥の方で琵琶を掻きならし  奥ふかく進んで行くと  奥へ封じ込められてゐた  奥にまで達した  奥から変な冷気が込み上って来る  奥の方の関白の耳に入って  奥を極め  奥に至っているという  奥に蹲んでいる  奥の箪笥のある  奥から一枚の法衣を持って来て  奥の眼に見えない  奥の円い卓子にきまっていた  奥の円い卓子の処へ行った  奥に薄い膜がある  奥に訪ね登って来る迄に  奥の方から一々持ち出す  奥の感情はキミ子をめぐり  奥で疲れていた  奥から三田まで俥を走らせるのに  奥のベンチに坐った  奥に想っている  奥へはいり込んでいた  奥の六畳に床が敷いてあった  奥の六畳へ忍び寄っていた  奥に在った  奥の奥まで反省し合って見  奥に一貫して  奥の奥から流れ出す  奥へはいって行きたい  奥に聖地を築きたい  奥の方へと深まっている  奥には詩人としてのすぐれた  奥がじーんと鳴り  奥に目あり霞めり  奥へ行けば行くほど  奥につつましく流されてゐるだけだ  奥へ流し込んだ  奥の二階でひとり朝寝をしてゐる  奥の二階でひとり朝寝をしている  奥なる長崎に着いた  奥に織り込める  奥には歯さえ喰い  奥に押し入らんとするを  奥に消えたり  奥で後悔する  奥にいるの  奥へおける  奥のものを持ちだした  奥には蚊帳が釣ってある  奥へ入ろうとすると  奥の部屋へ隠れてしまった  奥でたくましゅうする  奥の客間をさし覗く  奥をうかがいながら  奥の居間に入った  奥の部屋へ入って  奥へ掠れてしまう  奥でも隠れたかな  奥へ奥へと入ってゆく  奥に隠れ  奥の方で樹木が揺れた  奥仕えの女の内にその廻し者が潜んでいる  奥へ匍い進んで  奥で叫んだ  奥へ退座してしまったらしい  奥の掘  奥をすかして見た  奥や森の中に姿を隠す  奥に案内されて行った  奥をつんつん刺戟した  奥で三度三度御飯を食べると  奥から出て来ると  奥では弄花が始った  奥にそのうちがあった  奥へ走つて  奥には行つちやあ厭と云ふ  奥ぶかくいれ  奥の部屋から出て来て  奥へ消えると  奥へあがる  奥の渓に干俣という部落がある  奥へ分け入って  奥へ戻ってしまった  奥に坐している  奥の女の人も吠え出す  奥から心から送り出す  奥から山椒喰のかすかな啼き  奥で山椒喰のかすかに啼いている  奥から起ったりして  奥の方へ下って行った  奥の間にぺたりに坐り込んで  奥へはいって行く  奥へひっこんで  奥へ入ったかと思うと  奥にぎょろりと光らせながら  奥で眼をパチパチさせて  奥の座敷があるらしかった  奥からでっぷり肥えた  奥の座敷で針仕事をしながら  奥へ体をずらした  奥からじろりと見たさげすむ  奥へはいった  奥へすっこんで  奥の方へむかって叫んでいる  奥の方で賑かな女の人の笑声がした  奥にむけて歩いていくと  奥にむけて歩いていった  奥に建っていた  奥に停めてあるわ  奥へ歩いた  奥に置いた  奥のキチンへいった  奥にひとつある  奥に仕えていた  奥を下って  奥に南向に附いていて  奥へ吸いこまれてゆく  奥へ姿を消した  奥へ姿を消したが  奥の方から大旦那がこちらを見ている  奥へでも一所にといいたい  奥の炉のふちに立膝をして  奥に押しこめてある  奥で呟いた  奥で陶酔している  奥で叫びをあげた  奥の一間へ入って  奥の火を消そうとした  奥の焔が燃えぬけ  奥から持ってきて  奥まで駈けこんで行った  奥でも借りて  奥のほうへ隠れてしまった  奥から洩れる  奥の座敷でチビチビ飲んで  奥にでも隠れている  奥の一室を密閉し  奥へ連れられてゆく  奥へ入った  奥へ入って行った  奥を見てくれ  奥の卓子の向ふで  奥には苛立たしい  奥をのぞいたりなんかするから  奥で見る  奥の奥にあるなり  奥から巣を掘り出さなければならない  奥へ吹き込んだ  奥では幽かな燈火の下でオカミサンがスルメを焼いて  奥に中介をいた  奥から小型の厚い帳簿を取出して  奥からの悪戯の萌しかけた  奥へ這入る  奥の間に床をとって  奥の奥よりか空とほ  奥でしたかと思うと  奥から冷たい風が吹いてくる  奥へ来た  奥の目付屋敷へ入って行った  奥の部屋へ隠れて  奥の廊下へバタバタと走りこんでしまった  奥へ引込んでしまった  奥の間へはいって行くと  奥に住んでいた  奥のある  奥にいつ  奥より見えて来る  奥へはしりこみました  奥とはちがって  奥の壁に天井から垂れ  奥に楽しい思いも悲しい思いもマセた思いも一度にゴッちゃに隠されている  奥が見えませんでした  奥に逃げて行く  奥の室へ入った  奥の方には二十石入の酒樽が十五本ばかりずらっとならび  奥の室の中に入れられてゐる  奥から引いてきた  奥に板戸の大きな押入のついた  奥へ奥へと踏み込んで  奥から語り出す  奥の深くの方にまではいつて行く  奥の方へはいつて  奥から聞えて来る  奥に一点の神秘な火が燃えてる  奥にともっていた  奥に奏楽者の席のある  奥の方から遥かに響いて来る  奥へ立って  奥に少しずつ色々の菓子の欠けらが散らばっていた  奥にひびく  奥に横たわっている  奥にたくわえてあったかの  奥の方へ行った  奥でかみころしながらの  奥へ引こもった  奥とでは東洋と西洋との違いがあり  奥から希望の溜め息があふれ出してきた  奥の部屋の壁に耳を当てて  奥の部屋へ案内して  奥の草花園で見た  奥では酒となっているらしいが  奥へ入って  奥に燃えさかっている  奥を割ってみれば  奥や小川の汀を見廻した  奥にいるでしょうという  奥を覗いた  奥を覗いて見ると  奥に身をひそめている  奥へ知らせる  奥へ姿をかき消す  奥へ入ったというか  奥に張り込んでいる  奥に見えた  奥のほうへ這いこみ  奥までぐずぐずに頽れてしまう  奥の場所から不安が頭を擡げて来て  奥の一間こそ客間を兼ねたる  奥の間に通されぬ  奥を見ると  奥ふかくしきつめてある  奥をすかす  奥へ奥へと歩みつづける  奥に陽のめも見ず  奥を覗きこむ  奥へスルスルと這い進んで行った  奥へ言った  奥から走り出ようとしたが  奥のほうからガアーンと返ってくる  奥の見晴しに通って  奥を覗いていました  奥のほうに隠れている  奥であのやうに光るの  奥の秘宮の門を鎖して  奥の秘宮開かれて  奥の秘宮を重んずべし  奥にあり  奥に遠かってしまう  奥ともいわるる  奥の方へ歩いていた  奥にいらして  奥にあるらしい  奥の方へ伴れて  奥で殿様をお待ちになっておりまする  奥から出てきて  奥の浜座敷へふたりを案内した  奥へ立つと  奥に身を匿ってもらっている  奥から出てきた  奥から呼び寄せられ  奥に押しこまれていた  奥に居りますが  奥の人影は朦朧と影のようにゆらめいていた  奥の奥の方をちょっとでも君が覗いたら  奥へ奥へと歩いて行った  奥を目がけて  奥へ奥へ既に一月も進み進んで  奥へ歩いて行った  奥の小部屋は寝室と見えて  奥へ逃げ込んで  奥を訪う  奥まで持ち運ぶ  奥へ入ってゆきましたが  奥でオルガンの音と子供の歌う  奥の一間に案内してくれました  奥の間へ行き  奥の方に隠れ  奥の習はしに  奥へ馳けて行った  奥に居りましたし  奥もなく云うて退けたが  奥へ山女魚釣りに行った  奥をかき  奥へ奥へを続いている  奥へ走り込み  奥の奥で生れた  奥の虫歯がいたんで来た  奥から来たらしい  奥へ行ってしまった  奥へ声をかける  奥の六畳へ入っていく  奥を叩き割って  奥へ向って  奥へ行けず  奥の方が急に騒々しくなり  奥の小座敷へ俊雄を引き入れ  奥に巣くってきました  奥の小暗いなかからおりて来ていた  奥の方に行くと  奥に流れ込んで  奥から五十ぐらいな年寄が古風な紙燭をつけて  奥へ引き込んだ  奥でもう万歳ですよと云う  奥の方からおれの顔を眺めたが  奥へ案内するので  奥にはいる  奥へはいるが  奥の間へ立っていった  奥の間へ這入っていった  奥は暗くひんやりして見える  奥へ投げ棄てた  奥ぶかくに自分と一しょにいた  奥の方にいる  奥に輝やいた  奥へ通って  奥にあるらしく思われたので  奥へ消えて行きます  奥がはっきりしない  奥まで出かけると  奥にこもる  奥へさっさとはいってしまいました  奥に触れてきて  奥からは母のお由も女中のおかんも駈出して来て  奥へ行け  奥へ這入つたが  奥に閉籠つてゐた  奥には四畳半の離屋があるので  奥の間には二本の蝋燭が点つてゐた  奥の間にばかり閉籠つてゐる  奥にゐますよ  奥から来た  奥で唸りながら  奥へ案内して  奥の間の最上等の座敷へ案内されて  奥の一室へ案内する  奥に蔵つてある  奥へ大きな力で引かれる  奥の方へ二三歩逃げる  奥に呻いた  奥をすぎたので  奥へ消えていつた  奥へ奥へと這入  奥へ駈け  奥へ這入った  奥へ行く  奥までも吹き込んで  奥の方までも参りまして  奥まで行かねば  奥まで掃除が届く  奥の鼠小僧の墓に同情しない  奥にゐる  奥へ通されて  奥にいつまでも忍んでいた  奥のお使いで門跡さまの方まで参りましたから  奥には暁けの灯の影が微かにゆらめいていた  奥に導く  奥の部屋へ眼をうつすと  奥へはいると  奥の部屋へ引つこむと  奥へはいる  奥へ案内する  奥の座敷に案内した  奥がある  奥には厚い厚い闇がある  奥の方へはいって行きました  奥の壁は全く窓にて占領せられおる  奥でただ愛しあうという  奥の八畳へ手ばやく寝床をのべた  奥の八畳へ行って  奥へ消え落ちて  奥にあって  奥の間へ飛び込んで来た  奥にきこえて  奥へ引っ張り込まれて  奥に逃げ込まずに  奥から飛出して  奥の家の扉をたたいた  奥へかくれた  奥へ行って  奥に陣取っている  奥へ消えている  奥をすかし見送っている  奥から覗いている  奥の居間へはいっていく  奥に眼を凝らして  奥からとびだしてきた  奥にひしめき合って  奥に封殺された  奥には本物もあつたかも知れぬ  奥とは障子で仕切てある  奥で嗄た声がして  奥に何かが力ある  奥の方にはいり込んだらしく  奥の方に入って見ると  奥で館が召しますつさ  奥に真暗な四畳の寝間があった  奥へ引っこんでしまった  奥をうかがうと  奥の鳳儀亭で待っていてください  奥へ捜しに来た  奥へよびかけた  奥へ告げに行ったが  奥にひそんで  奥まで見せた  奥では少し得意になって続けていた  奥で何かが変わりはじめた  奥に秘めている  奥に潜む  奥にまだ夜の香りがうせない  奥にひそみ居る  奥へ行っこんで居た  奥からの喜びにみちて  奥から日の色のうつる  奥で一生懸命に勉強して居る  奥へはいって  奥へかくれ去った  奥で遊んでいた  奥にいらっしゃいますけれど  奥の閣に誘い  奥の小閣にしよう  奥にも玄徳が見えなかった  奥に軟禁してしまうと  奥に来ていた  奥の穴が光つてゐる  奥で唄う  奥から機関車のヘッドライトが突進して来る  奥の中門も開いている  奥の閣からは二夫人が楚々たる蓮歩を運んで出迎える  奥を指さした  奥の閣へかくれてしまった  奥のほうに望まれ  奥へつないでおきましたよ  奥に凝り固まりて  奥を読み取る  奥の方にある  奥の間にいた  奥で冴えて鳴る  奥へ走って  奥へ行った  奥へ案内して行った  奥へかくれてしまったと  奥なる私室へ急ぎ足にかくれた  奥の底にはもう一つあった  奥の方をぐっと掴まれた  奥の奥まで見透せる  奥の方でちらちらする  奥から覗いて  奥にしずかな響がある  奥ぶかく見て行くほど  奥がたがかぎを出した  奥の室に隠れていた  奥から何時ものとはまるで異う泪が湧きあふれて来る  奥の方へはいって  奥を散歩した  奥にはいつも黒いぐしゃぐしゃした  奥が見えた  奥ぶかい森のなかへ踊っていってしまいました  奥の座敷で酒を呑んでいた  奥からお菊が云った  奥へ駈け入り  奥へ向った  奥へかくれてしまった  奥へはいったが  奥の箪笥の前にふき子が例の緑色椅子にいる  奥の大きい厩か納屋だったらしい建物があって  奥の六畳の薄暗い電灯の下に寝ている  奥の方が変に痛くなって来る  奥でひとりうめいた  奥の方へとっとと歩いて行った  奥に軽く生暖かい疼きを感じながら  奥で渦巻いた  奥の何処かの洞穴に隠れて  奥を覗いて見たが  奥の壁を背に立つた  奥と台所をいったり来たり  奥へ通ろうとした  奥をすかし見る  奥をはじめ子供達は部屋へはいり  奥に渡した  奥の方はシンと静まり返っているから  奥の廊下を渡って来た  奥の書院に端坐して  奥へ通って行く  奥へはいったので  奥の間へ通ずる  奥へ斬尖を揃えながら  奥のほうから聞えて来る  奥の間さして駈け  奥の部屋部屋を探し廻って  奥を覗き込んで  奥からは誰も出て来ない  奥からスッ飛んで来た  奥の床の間の前に首が飾ってあります  奥へ駈け込んで行く  奥にその女の住う格子戸を眺める  奥に行って見た  奥に伝わった  奥の部屋まで行き  奥へはいられてたまる  奥へはひられてたまる  奥から秘かにこれを取り出して  奥に仕舞い込んで御座ったんでげしょう  奥で顔をあらっていた  奥の部屋をあけている  奥へ前進して行った  奥の総監室に姿を消した  奥の方へ歩いて行く  奥の方に寝ていた  奥の部屋から新田先生をよぶ  奥から千二の方を見て  奥で叫んでゐた  奥へ逃げてしまった  奥へ隠れて  奥の一閣へかくれてしまった  奥でさかんに荒れていると見え  奥へ奥へとはいって行って見た  奥からバタバタと駈けだして来た  奥へ持って行く  奥で花世から聞いたので  奥の囚人墓地という木立にかこまれた  奥や木の繁みの上や丘の土肌の上に見る  奥で飯を喰う  奥から小走りに走り出して来た  奥が勝手になって  奥まで見える  奥に畳が二枚敷かれていて  奥から先生が出てきましたが  奥の壁ぎわに香華を飾り  奥へ開かれると  奥の部屋に屏風を引きまわして  奥に数寄屋ふうな離れ座敷がありますから  奥から手代が飛んで出てきて  奥へ入らなかった  奥へ運びますどころか  奥へは入ってはいなかった  奥へ通される  奥から頼まれた  奥の女中が店の間で待っていて  奥の古い汚い茅葺家に来て  奥の万盛庵は藪系統の蕎麦をくはせる  奥から息をつく  奥のあぶなっかしい長屋の黒さが鋭い対照をなして浮立って来て  奥はいきなり横丁に沿って  奥ひろがりの路地へ入ると  奥に貼った  奥の方で紅い友禅の布が動いている  奥に人間がものを食う  奥にドアがいくつか並んでいて  奥に真新しい造幣局が出来て  奥の行き  奥の居室に戻った  奥へはひる  奥にしまっておかなければならなくなったかと思うと  奥の居間で顔を視  奥から声をひびかせて  奥のお眼は油断なく四方を睥睨し  奥から幻像の映写幕の上に引き出された  奥の入口一杯にはだかって  奥はやや広い洞になっているので  奥へ入って行くと  奥のほうへひきさがって行った  奥まで見えるほど  奥に家族の寝台がある  奥へもどなった  奥に濃色のカーテンが垂れている  奥へ押しこんだ  奥へ走りこんだ  奥へ消えた  奥は住宅になっていた  奥の方までかなりたくさんの部屋がつながっている  奥へと来た  奥の住居の二階へといった  奥へ通ると  奥の間で寝ていた  奥の方をすかしてみる  奥に横わっている  奥の方には日もささず  奥から眼玉を光らせながら  奥よりあやしくも鳴るや  奥に蔵し  奥から声を掛けまして  奥に往きますると  奥に庭が有りまして  奥からいでてくる  奥の方へいって  奥が深くなっているぞ  奥にこぼれてた  奥でさぐっている  奥へ進んだ  奥に暗い穴があいた  奥に穴がつづいている  奥へ足を踏み入れた  奥がくずれる  奥から怪しい灰色の人ともけだものともつかぬ  奥から現われた  奥を探してみようか  奥に大きくはありませんが  奥の納戸でゴツゴツした  奥に閉じ籠って  奥の方へも聞えた  奥へしまい込んで  奥の方へ上って行った  奥の暗い部屋で差しで弄花が始まった  奥の明るみへ出て  奥へ引っ込んで  奥でいろいろのものを始末していた  奥へ取り次ぐ  奥から下って来ると  奥へ気を配り  奥の方へは下谷の叔母の家に行くと言って  奥からの洗濯物のなかに汚い物のついた  奥へは黙っていて下さいね  奥へ返辞もしないで  奥はもうひっそりしていた  奥へもよく解っていた  奥の方を勤める  奥の方へ入って行った  奥の方では叔母の爪弾きの音などが聞えて  奥の方へ叔母に挨拶に行った  奥で叔母に床を延べさせて  奥から持って来た  奥の方へ逃げ込んで行った  奥の室へ立て籠って  奥から声かけた  奥へ駈け込んだ  奥へ呼んで  奥で腹痛を訴える  奥から取り出して来て  奥ではもう湯灌もすんで  奥へ呼び込まれて行った  奥から引っ張り出された  奥へ引っ込んで行った  奥では磯野が叔父と碁を打っていた  奥の箪笥のうえに置かれた  奥の方を覗き込んだが  奥で叔父や母親に調子を合わせて  奥の方へ伯母が声をかけた  奥で臥せっていた  奥で寝ている  奥の方へ入って行ったが  奥で寝ていたし  奥へ引っ込んで寝てしまった  奥の部屋へ導かれた  奥から駈けつけて来てもらえ  奥の押入れへ隠されたが  奥から誰も答えてくれませんので  奥の間を覗いて見た  奥を八重河内というし  奥にも年代やあると  奥へ通し  奥の離れ  奥に二人を隠して置くので  奥では待構えて居た  奥まで運んで行きました  奥へ通りました  奥の間の縁へほうり出して  奥の間から祭壇を持って来て  奥の間へ行くと  奥へしまつておくだけである  奥へはいつてください  奥から眼ばかり光らせ  奥の離れの次ぎの  奥へ目をやって見た  奥を覗きこんだ  奥の方を切り開いて  奥の静かな部屋へ担ぎこまれて  奥へ通すと  奥にしっかりした  奥の座敷にいた  奥の方にぼやけている  奥の座敷で莨をふかしていた  奥を若い人たちのサロンにして  奥の叫び声ですつかり  奥の罵り  奥へ駆け込まうと  奥の一隅を注意すると  奥をながめていた  奥へ引っ込んでいる  奥にたくさんあり  奥に住んでいる  奥に潜んでおるべき  奥にいて  奥を少し赤くした  奥の方へ駆け込んで行った  奥の方をのぞいて  奥の方へゆくと  奥の方でバイオリンの音がした  奥で訴えている  奥からいろいろ持ってきた  奥からじっと眸を凝らした  奥へ入ったという  奥へ通された  奥の間へ通し  奥へお連れ申せ  奥にいると言う  奥の広い室にはいると  奥の監房の中へ押しこんでしまった  奥に座敷があって  奥から二十人三十人と束にして  奥で鉛筆を永い間かかって運びながら  奥に深々と見えている  奥の方へ分け入った  奥に取り計らわせよう  奥へ運んで  奥の燃える  奥の部屋へ毬のように飛び込んで来たので  奥の部屋を境している  奥の方に然るべき住み  奥の台所まで土間つづきと云いたいが  奥へひ  奥へ土着した  奥にひっこんで  奥に牛の鳴く  奥の方で思っている  奥の部屋で主人に紹介を終っても  奥にはかかる  奥で修業をしたと云う  奥の部屋で古い蓄音機が甲高い声を張りあげたので  奥の方から強力な携帯電燈の光りが  奥の方では寄宿の窓のガラスも光る  奥のほうの卓を囲んで  奥へ進出した  奥へころがる  奥に泊って居る  奥の方に腰を掛けて居た  奥の間へ這入ると  奥の間で按摩取を呼んで  奥に居た  奥へ遁込もうと云うので  奥へ逃込もうとする  奥へ逃げる  奥から貞雄がノコノコ出て来て云った  奥にはいって行くと  奥に来て  奥の深いところかもわからぬ  奥へ消え去つたり  奥へ入れば入るほど  奥から発して来る  奥へはいると共に  奥には幽眇不測なものがある  奥のひっそりした  奥へ逃げ込んで来た  奥へかけ込んで  奥の倉につづく  奥の部屋から出て来た  奥や小倉山の墓地の奥まで当もなく踏みめぐったが  奥にそれだけの因子をちゃんとしまっている  奥から引返して出た  奥で衰えた  奥の方に手をついた  奥に姿を消す  奥に通ると  奥の室には小さいくすんだ  奥へ隠して  奥を眺めた  奥の方へ行つてし  奥から吐き出した  奥に痰がからまってぜ  奥にうごめいて居る  奥の居間へ帰ろうとすると  奥へひっこめて  奥の座敷へ運びこみ  奥からは皿小鉢の日本的な物音がする  奥からむっとするほど  奥の奥から伝わる  奥の方に空いていた  奥にはひる  奥に去る  奥へ注意してから  奥でくすッと笑う  奥のドアの方を振り向いた  奥をのぞき込んだ  奥をそこまで考へてみた  奥へはいって涼んだ  奥へ隠れこんだ  奥までひと目に見とおされる  奥で死にかけている  奥のほうをのぞきこんでみたが  奥へ泳いで行く  奥のけはいをさぐる  奥へ青年の生死をたしかめに行った  奥へもぐりこんで行った  奥へ連れて行ってくれた  奥にしずまって  奥で清浄野菜をやっている  奥につづく  奥に隠れこんだりする  奥へ逃げて行った  奥の郷里に落着いた  奥にいますけど  奥の三人のほうへ振り返って  奥で一人で暮していられる  奥のグリルの丸椅子に掛けると  奥に白堊の大きな西洋館が見えた  奥に食堂がある  奥の客間へ連れて行った  奥の間には古き簾を垂れたり  奥の簾をかかげて  奥へ走り入る  奥よりあらわる  奥にて凄まじき物音きこ  奥を窺う  奥より蛇は髪をふり乱して走りいず  奥には棚ものといって  奥まで吹かれて  奥で鼠のやうに啼いた  奥の家々は森の中にまぎれこみ  奥は深く続いている  奥をつきとめた  奥へもどって  奥の沢に昔から地獄穴があると伝えられ  奥にひろい演壇がある  奥までたっぷり太陽の光を吸っている  奥へ二人は来て居た  奥にまだまだそれとはまるで違った  奥に住んでゐる  奥にはファナチスムの火に似た  奥に仕えて  奥の軽い召使になった  奥へ入ろうと歩行きました  奥の細道を辿る  奥へ忍ぶと  奥の幽なる  奥の一間が産室にあてられているらしい  奥へ魂は納めました  奥の間に入り  奥の方に蔵ってしまった  奥で人ごえのする  奥から取り出してきた  奥の間で火鉢をかかえて坐って  奥で大火事が始まったかと思うと  奥の方では博士を宛にしていながら  奥の便所へ誰かが行き  奥へ入っていった  奥へ奥へと入っていった  奥へ差入れた  奥からとび出して来た  奥に没入し得る  奥に這入った  奥に於て無限に広く大きい永遠の世界に直接つながっている  奥から持ってきましたが  奥から笑っており  奥に引込んでいたが  奥の一つだけを残して  奥の室の病人の方へ行った  奥に頻繁に蘇ってきた  奥のような座敷で夕飯の準備をしていた  奥まで追いつめた  奥へ通り抜けた  奥の方に入つて行きしばらくすると  奥には漾虚碧堂蔵書という隷書の印が捺してある  奥へ這入って行った  奥にもきこえて  奥の六畳へ通されると  奥の六畳の間で咽喉を突いて  奥から花色の麻布に短刀を佩いて  奥の室に陣取りまして  奥に引張ってきました  奥の間にぺたりと坐りこんで  奥を突抜けると  奥の方にゐて  奥へすくすくと立ち並んでいる  奥で落葉松を見ると  奥から現れて来  奥の部屋にぺたりと坐り切りで縫物をしていたが  奥から湧いて  奥の小間の唐紙を締め切り  奥の国にまで吹かれている  奥には甚だ真剣な激しいものが漲りかけてゐて  奥を辿つてみると  奥なる教祖に礼拝をささげて引返した  奥の部屋へ立った  奥ではやっぱり心配していた  奥の行当りのドアを抜けると  奥の浅い十段ばかりに仕切った  奥へ奥へと踏み込んでいる  奥のほうへ急ぐ  奥へかけて  奥へ隠棲して  奥まですーっと風が流れ込むし  奥に四郎さんが来ていますよ  奥に四郎が居ると聞かされて  奥の方へ進んでいった  奥へ三里入ると  奥より出て来る  奥へ往って様子を聞くと  奥からおえいが  奥より角右衞門が出てまいり  奥へ引入れ  奥を貸しておくれ  奥へ連れてまいり  奥へ通そうと申しても  奥の六畳の座敷へ通りました  奥から和尚様が出て来まして  奥にしまい込んだ  奥に秘めて  奥から座布団を持って来て  奥の一室の新しい畳を踏むと  奥までほのめき入った  奥の一室に請じ入れました  奥には寄せて来  奥から出て参られ  奥の茶の間にすわって  奥へ走って行った  奥から出て来ました  奥の座敷で何か話をしてござった  奥に生れて  奥の座敷へは聴えまいと思ふほどの  奥へ引つ込んで  奥へ廊下がのび  奥に声をかけた  奥に印象づける  奥の部屋へ姿を消した  奥へひっ込んだまでに  奥に燈火がともっている  奥にこびりついた  奥へ入って行ってしまった  奥の小使部屋の扉を割れよとばかりに  奥の浴室へでも隠れ込んでしまった  奥に茶室を建てて  奥の書机の方へ行き  奥まで澄んでいる  奥に細格子の玄関が見える  奥から走り出し  奥の部屋から睨んだ  奥を覗き込む  奥の方で賑やかに送り出す  奥に刑事どもを引きつけ  奥まで見え  奥の方へ這って行くと  奥のテーブルへ坐ると  奥につづいている  奥へすっ込んでいて  奥を鳴らし  奥を探ると  奥は房のやうになつてゐる  奥で普請がやられている  奥に巣くっている  奥で癖の笑ひ  奥には沢山居るらし  奥の方を覗いて見ると  奥から繭負うて来た  奥ふかく御仏を観る  奥へなほ径があつて墓それもよからう草が咲いてゐる  奥が叫ぶ  奥から生れださうとする  奥へ引込んでしまふ  奥の間にお一人でいらした  奥へ突きあたるまで  奥に寝床がのべてありました  奥へと進んだので  奥なる奥州出羽の辺鄙に在りては  奥で起直って  奥の長火鉢の端が見えた  奥へ入ろうとする  奥で鳴る  奥の室の庭向きのところへ座蒲団を直して  奥に吉野谷という仙境があるだろう  奥の方の四畳半の窓の下へ机をすえれば  奥の間へみちびかれる  奥のほうへ走って  奥で微笑んでいた  奥の十畳の座敷に行きました  奥に何者かほのめいて消え  奥には又一双の眼があって重なり合っている  奥に閉じられて  奥に嵌め込まれたる如き  奥の座敷から出て来ましたが  奥の方に逃げ込んでしまって  奥にひそまり返っていた  奥に堅くなってしまう  奥に入っている  奥にはいっていきました  奥が広くなって  奥の村の小地主の爺さんがみじめたらしく見えるには  奥へ向って呼んだ  奥へ通して  奥の間へ入って  奥で父親とその話をしている  奥で寝転んでいた  奥へ入ってみる  奥の方の帳場に坐っている  奥へ引込んで行った  奥の方にあると聞いている  奥へも通らず  奥の工場で彼女の噂などをしながら  奥の三畳一室を借りる  奥へ引込めておく  奥の間へ行って  奥から火を消すばかり  奥にいつも燃えつづけてゐる  奥のどん底の奥へ逃げこんで  奥に琴の音がするので  奥の方へ頭を突込んで横になった  奥も覗かれた  奥からは折々面白げに外を見ている  奥へ消えて行った  奥へ来てくれ  奥の八畳に寝ていた  奥へ連れて行かれる  奥はすぐに台所へ続く  奥に粟稈に半分埋まって  奥のほうで二匹の子を育てていた  奥の間に逃げ込む  奥から聞こえて来る  奥の間へ連れて行くと  奥へさしいれて見て  奥を見込み  奥でおん襤褸でも綴く  奥の六畳の箪笥の前に坐り込んで  奥を窺きに来る  奥へ声をかけた  奥のことは一切取り仕切って  奥もようやくひっそりとして来た  奥に入ると  奥へお連れ申して  奥へ入って来ると  奥へ入って来ても  奥から子供を愛している  奥へ引っ込んだ  奥の方でも何だかごてついているらしい  奥の押入れの  奥に植わっていた  奥のほうにじっとうずくまっていた  奥ぶかくなどにじっとしていると  奥に入りました  奥の狭い部屋に入りました  奥の部屋に入つて行きました  奥に抱き締めていたがった  奥に潜んでいる  奥でする  奥まで煎餅の袋などを手土産に持って  奥から玄関まで出張って来る  奥の方へ歩いて行きました  奥で寝てしまって  奥暗く茂っていて  奥に蟻の一族が棲んでいて  奥のグニャリとする  奥から目玉をぎょろりと光らせて云った  奥に葬らせた  奥へ踏み込んで行くと  奥の方へ進んで行った  奥の奥まで進んで行く  奥へ忍んで行った  奥まで踏み込もうという  奥の方に抜け道がある  奥では彼を愛して居たと云って  奥を見通す  奥から山林の恋しさが頭をもたげる  奥に引つ込んで  奥の奥では袖にしている  奥の眼ぶちを  奥まで言葉を出しかけた  奥に消え去つてしまふ  奥ふかい社会的本質までを描こうと欲しられており  奥まで開け  奥に立って  奥がないようになる  奥に巣くっていた  奥を見渡した  奥に同じく白い色の大きな棟が見える  奥へ詰め込んだ  奥の方から大連へ出て来る  奥に高座ができていて  奥から急に強い光が射した  奥でしきりに吠える  奥を覗いて見たら  奥から締めつけられて  奥へ差し込んだが  奥の座敷には立派な掛物がかかっていた  奥へ奥へと下りて行った  奥の方の意味があり  奥を見る  奥からのサンビ歌のメロディに合流して  奥の方へ呼びかける  奥の方へ行きかける  奥を二度三度と振返りながら  奥を振返る  奥のテーブルの上に置き  奥へ去る  奥では木山が二つ三つのイスをテーブルのわきに持って行き  奥を見ている  奥へ向って動き出す  奥の方を指差す  奥へ奥へと登り降つて  奥へ引きこまうとした  奥に植込が茂っている  奥に住んでおります  奥の暗くなつて居る  奥の方へ歩きだしました  奥へ進む  奥がぎくりと揺らいできた  奥に眼をやり  奥をのぞき  奥に聞えたらと  奥よりこもった  奥のマロニエの木の下にいた  奥で何をしていた  奥の部屋で妻いく  奥へこようとしませんでした  奥からピアノの音がひ  奥の池に仙女が沐浴している  奥の方にはゆつくり  奥の奥が竜宮まで届いて居るといつて  奥から飛んで来たが  奥から鈴が鳴る  奥からカラカラカラカラと鈴の音がした  奥の方から一点の赤い火の光が見えて来た  奥から聞こえて来た  奥を指して走り出した  奥へ走って行く  奥へ遠ざかって行く  奥まで引っ張り寄せ  奥から湧き起こり  奥へ奥へと進んで行った  奥へ引っ込んでいようぞ  奥へ身を引いたが  奥へ走り抜けようとした  奥の方へ走り出した  奥へ駈けて行った  奥で一羽の烏を発見した  奥の窟の中にございます  奥の方へ歩いて行った  奥の部屋まで帰つて来て  奥の広間のラヂオの前にあつまる  奥へ知らせた  奥の座敷に落ついてから  奥に寝てゐる  奥へ拡がり  奥の方に小窓が在るので  奥で睫毛の疎い眼を学徒らしく瞑目していた  奥のガラス戸の向うへ消えた  奥の間に座布団をならべて  奥の子供部屋の寝床にもぐりこんでからも  奥の子供部屋でやる  奥の棚へ行つて書類の出し入れをする  奥の四畳半にはいった  奥の苦い渋い色が見抜かれはしないかと  奥にとじこめられて  奥から小さく光る  奥を網膜まで見とおすほど  奥には事務長の打ち勝ち  奥には何かいい出してみたい  奥に能楽独得の芸的高貴さが光らない  奥に吸いこんだ  奥から隙見して居りますと  奥から警官が急いで入って来た  奥の書斎へ導いた  奥につけられてある  奥へきこえたらしい  奥からその喜路太夫が出て来て  奥の床几を起って  奥へ這入ってしまいました  奥へ見と  奥の座敷はひっそりとしているらしいので  奥へお入りになって  奥には一種の春色が漲って来ました  奥から五六人の子供が出て来ました  奥へずん  奥へ取次ぎにゆく  奥で手なぐさみをしている  奥へまいりますと  奥へ連れて行くんでよ  奥に封じ  奥の室に通った  奥の室へと彼についてきた  奥の室を飛出して  奥の芸術的なロココ式私室へアンガスを通した  奥の間へ突進して  奥の部屋へよびいれて  奥と申します  奥へ呼ばれますと  奥の方へ跳りこまうと致しました  奥へ抜けている  奥の河沿いの部屋へ連れて行った  奥に燃え燻ってしまった  奥に爪哇があります  奥の一間がいつも母の病褥となって居た  奥には二人共に無量の思いを包んで  奥から起きてきた  奥へ集りお祖母さんが話し出した  奥で鳴りだした  奥の方へ進み入りますと  奥へ這入るにつれて  奥の深い陰影があり  奥でどんなことが行われても  奥へ持って行くと  奥の間へ行った  奥の間へ上った  奥の座敷でひそ  奥の仏壇の間に静かに臥つてゐた  奥に通ずる  奥から太鼓の音の聞えぬはなく  奥へ逃げこんだ  奥の室から達子が出て来た  奥の方を冷やかに見遣りて  奥から祖父が出て来た  奥から逆光線を受けて出て来た  奥の方にも同じ形のものが見えた  奥からも聞えて来る  奥に池があった  奥へ煙管をさして  奥に映ってる  奥の家では廐らしいのに何か黒いものが面を出してゐる  奥から親爺が顔を出して  奥へ引き上げて行く  奥の方に残る  奥の奥にはいっていきました  奥には横浜あり  奥に引込んで  奥の居間へ行ってみると  奥の方へは震災以後一度も踏み込んだ  奥で犬の声がきこえる  奥はひっそりしていた  奥に何物かが潜んでい  奥の方に幾段にも積み  奥の二重瞼を赤くしながら聞いていた  奥で鳴いている  奥まで赤くなった  奥から飛び出して来て  奥の方から三千代が裾を鳴らして出て来た  奥へ来て見ると  奥を覗き込むと  奥にいると聞いたが  奥へ知らせに行く  奥までいらっしゃる  奥へ這入って行く  奥から梅子が出て来るまでには  奥まで這入って来た  奥から大きな眼を代助の上に据えた  奥が山のかぶさった  奥へ入ると  奥では最初たわむれて言った  奥からでてきた  奥でめし上がらなかった  奥にしっかと腰を据えました  奥に湧いてきました  奥の腰掛に仁木は腰をおろし  奥に嚥みこんだ  奥を指した  奥の方へ入っていった  奥から火勢があおる  奥から湧いてくる  奥へ駈けこんだ  奥を指さして  奥にみちびいた  奥の方から英子の声がした  奥ぶかく進めてゆく  奥で電話を掛けている  奥の間の方を見た  奥へ行きつめた  奥へ行くほど  奥に置きすてられた  奥の方に這入  奥の方を覗きながら  奥から一人二人づゝ帰つて来た  奥にずっと存在を続けていた  奥へ消え去つた  奥へ入り込み  奥には家はないものと誤解して  奥の室のうらめ  奥の座敷へ通う  奥から木皿を持って来た  奥が透けて見える  奥の稽古を見物していた  奥に残された  奥が暖かくふさがって来た  奥の奥に小さく潜んでいる澄みとおった  奥の築山と大きな何かの石碑とに行き当ると  奥には一種の慴えが残っていながら  奥では彼に魅惑されていた  奥の室へ駆け込んだ  奥の室へ連れて行かれた  奥の高原地がそこから望まれた  奥の方まで見て廻った  奥の部屋に小さなチャブ台を控えて  奥を開きて隠す  奥にちょっとした神社があって  奥でひとしきりゴオと風の音がすると  奥へ引退いた  奥の方の物置きの  奥にはいりこんだり  奥にまで食い込む  奥に活躍している  奥を究める  奥で笑う  奥の方へ酒をとりに行った  奥までしみ亘った  奥で笑った  奥の奥なる  奥まで吸ひぬ  奥の居間へ通ずる開け放された  奥より廻り縁づたいに半七いず  奥へ行っていろ  奥に向いて  奥より亀吉いず  奥にお揃いでございます  奥の四畳半に臥せって居ります  奥の小座敷に寝かしてございます  奥へはいろうとする  奥よりも若い者四人いず  奥へ御案内申せ  奥へゆく  奥の苔の蒸した  奥に寂然として端座してゐる  奥からきこえた  奥から五分刈位に髪の毛を延した  奥に何かこんがらかつた  奥の自分の居間に坐  奥へ秘した  奥の産室へはいる  奥の方から明がさして人声が微かにしてゐる  奥に世帯を持った  奥に果してどの位な真実が潜んでいるだろうかと  奥に働らいた  奥の六畳に手枕をしたなり  奥は一面の高藪で蔽われていた  奥には石で囲んだ  奥には健三に対する一種の不安が常に潜んでいた  奥の間で細君の唸る  奥は寂としていた  奥の間の障子二枚だけが灯に映って  奥へ立った  奥に住居を構えた  奥の戸棚の中に入っています  奥で子供が泣き出した  奥にでも必ずぽっちりはある  奥から聞えてくる  奥の方には枠入の見事な絵が四個掛っていた  奥の小部居で両人を一緒にしてくれる  奥から叫んだ  奥に向いあって坐って  奥をのぞくと  奥へと誘った  奥から立って来た  奥でクンクンというような音をさせながら  奥へもたれこんだなり  奥の間で描いてゐた  奥の方へ追ひ込められて  奥が冴えて痛むだけだつた  奥に重いカーテンで人目を遮った開け放しの  奥に深く腰を落してもたれ  奥の方で拡がっている  奥へ歩きながら  奥から閃く  奥を区切り  奥によりかかる  奥をわるくしたのよ  奥の座敷へ入って来た  奥の茶室に通された  奥に何か祭ってあった  奥の情熱がそれで燃え尽き  奥の方へすっとんでいった  奥の間に寝かされた  奥の間に呻吟している  奥へ引っ込んでいった  奥で一人で荒れているらしく  奥へ通れない  奥へ来ました  奥の座敷に招じ入れ  奥の座敷の襖をあけて見ると  奥の門から更に寺の境内に侵入して  奥に誰かが居る  奥の八畳の間を一人で占領して  奥からくっきりとその白い顔の浮び出ている  奥にたった一人坐っていた  奥に隠れる  奥にちやんとしまつてゐる  奥まで死ににくる  奥に残して  奥へつれこみ  奥には恐らくパンパンが待っていたに  奥のクラヤミをうかがっている  奥のパンパン街を散歩した  奥の食堂の方へ行き  奥の室に行ってみた  奥を見つめた  奥に眼の光を沈めて  奥の室に通ずる  奥の室との仕切が払われて  奥に引込むと  奥に行って  奥の梯子段を昇つて来る  奥へ突出して  奥から開いて  奥から覗く  奥へ向いて  奥との間を出たり  奥へ立去る  奥の廊下に出て  奥の部屋のヒキダシへ入れて  奥ふかいうまみを持つてゐて  奥から本郷の雑誌社まで歩いた  奥の方にこんな事実がある  奥の方から足音が近づいてくる  奥の方に柿ばかりがあかるく見える  奥に婚礼用の松が真青に景気を添える  奥はおやじや何かだいぶいるから  奥には赤い毛氈を敷いた  奥の方に天幕が小さく映って  奥から云う  奥を台所に宛てている  奥に飛び込んで  奥へ転がり込むと  奥から出た  奥の室から椅子を持って来たりし  奥の鋭い眼で笑はれたり  奥に身をすくめ  奥に埋めてしまった  奥へ奥へと盲進していなければ生きていられない  奥の奥からほのめき出る  奥からじろじろ二人の様子を見ていたが  奥の闇の中におぼろに白い姿をさらし  奥の方をキョトキョトと偸視しながら  奥ふかく分入ると  奥に久しく住んでいた  奥に引っ込んでいるので  奥から走り出てきたが  奥に走り込んで行った  奥を測りかねていた  奥に四畳半の納戸がある  奥に封じ込めておいた  奥の人の耳に入れる  奥を憚ってはらはらしていた  奥にひそんでいる  奥に畳み込んで  奥からささやかれて  奥にまつわっていた  奥へ蚊帳を吊りに行った  奥から女を奪い出そうとする  奥ににじませていました  奥のお花畑には羊の群が草を喰み  奥から眼を光らして  奥へ行きました  奥にいらっしゃいよ  奥から沁み出す  奥の千本へ行くにも  奥の方へ引き返して行った  奥へ引き込んでしまった  奥からぶらさげて来て  奥の方で音がしました  奥の寝台の上で寝ている  奥を支配する  奥の深さが五間ぐらいもある  奥らしいと思ったので  奥の方から出て来た  奥からつづらを二つ持ってきました  奥からつづらを二つ出してきました  奥はひつそりしてゐる  奥に立つて  奥から声がした  奥も痛んで困った  奥の方の咽喉の感覚で謂わば  奥の方ではひっくりかえる  奥の室へ寝かして  奥の室へ老婆を寝かせた  奥の室へも行灯を点けて  奥の室へ帰って寝たが睡られなかった  奥の襖の間から覗いていた  奥の室へ寝床を並べて  奥へ寝ます  奥の室へとり  奥の間に寝る  奥の間へ寝て  奥の室へ往こうとした  奥にまだ残っている  奥がはかり知られない  奥と見られて  奥へと持って行って  奥に大きな話し声とともに正面のドアがあいて  奥の方を心がけ  奥へ隠れてしまった  奥までつっこんで行こうとはしなかった  奥に第二室のある  奥の深みに隠れた  奥のほうへ消えた  奥とはいえ  奥の一室に縫い物をしていた  奥へもどって来ると  奥を覗いて  奥へいう  奥の寝小屋を貸しておいた  奥に臥床を借りて横たわるまでの  奥へかくれる  奥のはうから  奥へ行けば  奥へ歩みを返して  奥に静かに消え  奥の方で聞えてゐる  奥へ駈け込んでしまつた  奥の方の母親の膝もとへ逃げて  奥ではしてゐた  奥に探り当てて  奥に浴室と洗面そしてトイレットがあった  奥のなにごとかに反応し  奥の遠いところで思いつつ  奥の席にすわっている  奥に玄関のドアがあった  奥の寝室に入った  奥の席に入った  奥から百貨店の紙袋を取り出した  奥の方迄侵入してゐる  奥の方にはもっと重傷者がいるらしく  奥ふかく居給ひて  奥が暗くなるに従って  奥の方にはもつと  奥へ通う  奥で手当てしていた  奥の部屋で傷負いの  奥へ入って来た  奥に待たせてある  奥に待っている  奥で木賃の親爺がいう  奥を覗くと  奥へ入ったが  奥の小やかな山荘にかくれ  奥まで見きわめる  奥の林を抜け  奥の壁に立てかけた  奥の窓から半焼けになった  奥の出入口から清水八郎が出て来る  奥の出入口と上手の扉の方をかわるがわる見やりながら  奥の出入口から去る  奥の出入口からノッソリ入って来る  奥の戸外のかなり難れた  奥の出入口から室に入ったばかりの  奥の鼠入らずのようになった  奥の出入口から入って来て  奥へ行っている  奥の方をフラフラ歩いていた  奥の部屋の方へ行った  奥の床の間を見給え  奥の洋燈を点けて出て来た  奥の方の庭までも掃除を済ました  奥の部屋へ呼んで  奥の部屋では楽しい笑声が起った  奥の庭の見える  奥の庭には古い林檎の樹があって  奥の部屋に洋燈を囲んで  奥の蚊帳の内に横に成りながら  奥の庭を眺めた  奥を守りさえすれば  奥の方へ声を掛けた  奥の部屋へ案内された  奥の部屋へ行った  奥の部屋では客と主人の混り合った  奥から浸潤み出る  奥の住居ではたいてい行燈をとぼしていた  奥で柝の音がきこえる  奥にも無名の詩人が住んでいて  奥のあき  奥の土蔵付きの家へ新しく越して来た  奥では懸  奥の箱淵という所へ行くと  奥に分け登って  奥には黄いろい蝋燭が点っています  奥にふみ迷って  奥の便所へ行く  奥の客便所へゆく  奥の便所へ通っていると  奥へひっこみ  奥で常々は小さく丸く光っているが  奥で常々は小さく丸く光つてゐるが  奥がじーんと熱くなり  奥におぶる  奥へひつこんでしまつた  奥へ姿を消して  奥へ姿を消してしまふ  奥の新坊に風呂へ行つて来いとか  奥ではうんと一言返辞があるだけだつたが  奥まで入って行けるが  奥へ呼ばれた  奥の二階の十畳間に寝ていた  奥へおくりこむ  奥のテントへラムネをもらいに行く  奥のほうへひっこみ  奥に押しかえし  奥へ吸い込まれたが  奥から番号札を押し出した  奥の方から来る  奥は部屋のある  奥の炉のある  奥につかえていたという  奥へ走って行って  奥の方の手も届かない  奥をのぞいた  奥のテーブルのほうへ行ってしまった  奥のところに固いかたまりのようなものができて  奥のほうがクラクラして  奥に住んでた  奥の部屋の方へ運んだ  奥の方まで入って行った  奥に机を控えていた  奥に眠っている  奥で眼を細くして笑いながら  奥を締めつけたりする  奥へ送り込んだ  奥のほうが霞でもかかった  奥がからからになって  奥からやって来る  奥からキラキラ輝く  奥に坐って  奥を見上げていた  奥へ首を入れ  奥へ刺を通じた  奥に見える  奥でぎらぎらと何か思慮を焦いている  奥へ挨拶をすると  奥から飛んで出てきた  奥の方の扉を開いて  奥に入っていった  奥の階段をドンドンドンと荒々しく踏みならして駈け下りてくる  奥の方へ歩いてゆく  奥の間に匍いこむなり  奥へよった  奥の室では女房と女が向き合って  奥の隠居部屋から出て来て  奥のほうからこれが出よう出ようとする  奥の室及び裏口へ通ず  奥から出て来る  奥への入口から消える  奥を気にして  奥へ立つて行く  奥を見おろし  奥から聞えました  奥の方へと御進みなさる  奥の間へ来て佇んだ  奥へ行くに従って  奥の小さな池の岸にアセチリン・ランプを置き  奥に至れば  奥の方へ並べておく  奥へ教場の平屋を建てました  奥のものは徹宵する  奥の植木師の庭つづきの  奥の壁の隅に島田髷が小さく後向きに寐ている  奥でふき出したばかりといって  奥の人たちも自慢そうに簾のかげで団扇づかいをしながら語りあっている  奥へ奥へと逃げ込んで  奥に住んで  奥がいくらかだらだら下りになって  奥の丸の中庭に立って  奥のほうばかり窺って  奥へ通りながら  奥の者とかお客とかいうと  奥へ通ってしまった  奥で馳走になったらしく  奥のほうでお休みくださいまし  奥に引込んでしまった  奥へはいりこんで  奥へ逃げこむ  奥や裏の方は森閑としていた  奥に納める  奥にきらきら光った  奥で考えていた  奥に人が居て住む  奥に起臥して居た  奥を打ち出して来る  奥があって  奥に人が居て住むかさえ  奥から折々銃声が響き  奥の三畳間を借りて  奥の三畳間を借りる  奥の方に障子に映した  奥に抛込むだ  奥へ入りすぎていた  奥へは手を出さない  奥のほうに一ヵ所かすかに明るいところがある  奥からブーンブーンと綿から糸をひく  奥より母親出で来り  奥へ這入らんとするを  奥の男世帯へ出先から帰った  奥に仏壇のある  奥へもぐり  奥へピクニックと洒落て  奥のせまい室にはいっていきますと  奥から男衆たちがどんどん蒲団を担ぎ出す  奥にうづく  奥に寝おびれて倦める  奥の方を覗いてみたりしていた  奥の暗がりを振返った  奥のガラクタ小舎とは不釣合いな  奥の深い事情が一つも判然らんけに困っとる  奥の奥の暮し向きまで包み隠しの  奥の暗がりへ呼出しまして  奥に仕舞い込んだ  奥の方まで火が通らぬ  奥の座敷へ通されて  奥にわだかまっているので  奥から頭を下げております  奥の瞳を見上げた  奥にモウ一つ深い心理的な理由がある  奥の細道三千里の旅を歩いた  奥を指してゐる  奥に貯えられてあった  奥の間へ入ってゆくと  奥の間に寝ころんでおりました  奥の方へと彼らの間を縫って往くと  奥に一劃だけ分離している  奥の室に馳けていって  奥は皆さんおやすみになったという  奥に御挨拶をしてきたいが  奥に秘蔵してる  奥から視線をじっと汪紹生に注いでいいました  奥に物の音のしたる  奥へ注進する  奥で時雨を聞くという  奥にすだく  奥で物の落ちた  奥の林を訪うて  奥の古い墓地で苔むす  奥まで見すかされ  奥に雲が隠れ  奥をのぞいたり  奥に納まらなかった  奥へ奥へと進んで行くと  奥の方では静かに温かいものがまだ彼を支えている  奥へとんでいった  奥にふみこんだ  奥へふみこんでいった  奥へいって  奥ふかくしまわれてあって  奥で何かが起っている  奥と代え高村と致し  奥に寝ていますという  奥に寝ているという  奥をそれからそれへと探しあるいたが  奥のひと間に唸りながら  奥の方から師匠の自分を呼ばれる  奥の方では皆が附き  奥のことにまで立ち入って行く  奥の人たちと往復して  奥の人たちが勧められた  奥の婦人たちに向って  奥の人たちのいう  奥の人たちは今さら隠す  奥の人たちはただ泣くばかりで  奥の人たちにも私が念のためにそのことを断わって置いたから  奥と金銭のことで相談も入るまいから  奥の人たちが師匠歿後早々取り出し調べて見ると  奥にて牛が啼いてるよ  奥へとんでいつて  奥に家がある  奥のことも走り  奥で話していられる  奥に移り住んだ  奥の間へ立ってしまいます  奥の宮道の方へブラリと出かけました  奥の宮七代の滝へ出る  奥に鳴くという  奥の方へ行きました  奥へ行きましたが  奥へ逃げて行き  奥の十畳間を貸していただく  奥には阿弥陀様か何かが煤けた  奥の鐘が鳴る  奥からもらつてきた  奥へ奥へと分け  奥の座敷に火がかっかとおきて居るから  奥に寝かせてあるが  奥をしらべてみると  奥からあらわれて  奥はくらくてわからないが  奥へ姿を消したからであった  奥へひっこんだが  奥とを一人で掛け持って  奥に文四郎流の火縄があります  奥の避暑地から自動車を飛ばした  奥のバラックに避難していた  奥の或避暑地へ自動車を飛ばした  奥の押入の中に在る  奥に沁み込んで来る  奥の秘密境に在る  奥をめざして行こうとして  奥の森の方まで行ってみようと思います  奥の間の方から猫がニャンと泣いてのそ  奥のバラツクに避難してゐた  奥に大きな虎杖を見付けて  奥の五畳との二間に住居いて  奥に談話をしていた  奥の室に寝ていた  奥の室まで見透しだし  奥に料峭たる星の影がきらりと光を放った  奥を探る  奥が透いて見える  奥の奥まで見透ける  奥に残されてる  奥の至る  奥へ沙汰をすると  奥には何となく魚のような背骨をひそめていて  奥より秋の日のような清く温かき光が照らして  奥に向つて呼んだ  奥暗くなっていった  奥のほうへでも引っ込んでいろよ  奥にはいつもさう云ふ  奥へまいれ  奥へ伺い直した  奥の御一室を昨日から清めおかれ  奥の廊へ向って行った  奥に怖ろしい  奥へおいでなさる  奥の方を気遣う  奥の洞窟の方へ取って返して  奥では引続いて  奥を見込んで  奥までも響いて  奥の間で本を読んでいる  奥に奈良田というところがある  奥の方で呼ぶ  奥から飛んで来る  奥へ行ってしまいました  奥に感ぜられて  奥へと下がって行く  奥へ流れて行く  奥の朽ちた  奥に代官松の住居があった  奥の部屋のほうへ通って行った  奥の部屋へ通って行かれる  奥の座敷へ女と一緒に寝に行くという  奥の部屋で私娼と飲んでいる  奥の間で遊ばせておいた  奥にlawがある  奥の牧場に行って  奥の方から押し流された  奥の間に駈け込んで  奥からこみ上げてくる  奥へとわけて行けば  奥に踏みまよっていた  奥からチーズの缶を取り出した  奥の室に光りがあった  奥を探り  奥に富士は籠りつ  奥から慌てふためいて駈け出してくる  奥へ消え失せた  奥へ甲州金を取りに行った  奥ほど大木の茂りを見せ  奥に数寄を凝らいた  奥からでてきて  奥から身体の大きなキチンとした  奥から飛ぶ  奥から聞えると  奥の硝子窓をガチャーンと破壊した  奥の仕切を押し開いたが  奥の仕切をサッと開いた  奥の深い大森林に取り巻かれた  奥に納めているので  奥の部屋に案内する  奥の寝所の蔀も下ろされた  奥を読んでいましょう  奥の書院へ案内して来た  奥へおとずれた  奥へ引き籠った  奥が取り込んでいますよって  奥に立って往き  奥へ入って行かねばならぬという  奥の書斎へみちびいてくれる  奥の土蔵も店からは離れて  奥には奥がありますよ  奥の殿から下へ下へと放逐されて  奥に於ては随時不信の徒をとらえて行われている  奥は鉄の扉に距てられて  奥の物音はいかな  奥へ去ったが  奥の方へソロソロと歩み出します  奥の方はそれだけでは納まりません  奥に酒呑童子が住んでいた  奥の土蔵から店のお客様の前まで品物を運んできて  奥の部屋へは召されませんでしたが  奥へ召されて  奥からは締めだされて  奥の気配を気にしてい  奥にひ  奥へ出入りする  奥へ出入りなさいません  奥の間へ通る  奥にはいれば  奥で歯ぐきが打ち合っていた  奥に黙然としている  奥にかくれた  奥に会う  奥と表が一しょになっていた  奥の間のふす  奥で交わされた  奥に向って  奥に通った  奥の方にいた  奥の三室へ赴く  奥から米ビツの底までひ  奥の方で何かが目覚めてくる  奥の八畳の間へ来て  奥へどこまで行っても  奥に恐竜夫人が寝こんでいらっしゃるだろうが  奥の恐竜洞へいった  奥へ急行する  奥へのみこんで  奥は広くなっており  奥にはいったが  奥へ集った  奥へ奥へとはいっていった  奥へあがりこんで  奥へ飲み下した  奥のこかげの石の上に寝てしまいました  奥の自分の部屋に忍び込んですつかり  奥へ出入を許されるだけであった  奥で賭場を開いている  奥の部屋に二ツしかれているだけだ  奥の知れない  奥から二人の若者が現れた  奥で生れた  奥へ気楽に踏みこみ  奥におりまして  奥へ招ぜられたが  奥まで流れこんで来る  奥の三畳へなげ込んだ  奥に持つてゐる  奥に十畳の茶の間と六畳の小部屋があり  奥に円い目玉がギラギラ光っている  奥のお座敷が空きましたから  奥へ来てみると  奥の一室で言い争っている  奥の間で私と周信さんの言い争っている  奥の部屋へ参る  奥の部屋まで見物にでかける  奥の部屋へ姿を消したのに  奥の間へ誘って  奥からでできたから  奥のハナレに身を隠す  奥の方へグングンと入り込んで出て来ねえから  奥に仕えるらしい  奥の方から出て来て  奥を振返りました  奥にござる  奥から恐らくその年齢と調子を合せて  奥から時々庄谷の眼がこちらの顔を撫でる  奥の方へ導いて  奥には下部を石垣で築いた  奥の方に在る  奥で切れの長い目をぱちぱちさせ  奥にもぢかにつながつてゐる  奥でぢつと線を引いた  奥にちらついてゐた  奥に隠し  奥まで訪れがとどかない  奥へ通って来た  奥におさめてある  奥から召次の者が来て  奥の間を借りている  奥の八畳の座敷で父と頻りに何か話していた  奥へ曲りこんでをり  奥へ通じる  奥の離れにばかりいたから  奥からグッと半円を描いて  奥へ引込む  奥の町の方へバタバタと駆け抜けようとし  奥は深い谷と暗い空に開いている  奥遠くはるかに筑波神社の刻の太鼓の音ドー・ドー・ドーと遠波のように響く  奥でおこる  奥の谷へ転げ落ちる  奥の夜空に目をやって  奥の間などに通ずる  奥でワーッと人々の騒声がして  奥から直ぐ戸口の辺に迫っているので出られぬ  奥へ通じ  奥への道を一散に走って消える  奥へ走り去る  奥の吉村と睨み合って立った  奥でワッワッと罵り叫ぶ  奥へ行って休みましょうね  奥へ行きましょう  奥の方へ歩き出しながら  奥の間に去る  奥の間の方へ連れて行きながら  奥の間あたりの屋根に命中して  奥の間へ通じる  奥から煙と共に転げ出てくる  奥に誰か居るか  奥の間が燃えはじめたらしい  奥の方へ連れて行かれた  奥から私の女が出てきた  奥へ呶鳴ると  奥へ分け入る  奥へ引つ込んでしまつた  奥に向つて叫んだ  奥から細君が呼んだ  奥からかすかに聞える  奥へはひりました  奥へ引つ込んだ  奥へ引つこんで  奥で誰かがじっと息をこらして聴き  奥を誰かが高く歌を歌いながら通ったと思ったら  奥では一盃飲みながら  奥の方へ押入り  奥より出て参り  奥から鳥渡姿を見せている  奥の一間へ通した  奥から主人らしい男が仏頂面をして出て来て  奥を覗いて呼んだ  奥の居間に引ッ込んだ  奥の一間でしきりに書物の手入をしていた  奥の方でドタンバタンと音がするから来て見れば  奥に朦朧と人影が現われた  奥の方にかくれる  奥まで走り込むほど  奥から現れたれば  奥の方の縁台に腰をかけて  奥の木立から軋みめぐ  奥は知られる  奥では寝つかない  奥へ落ちて行った  奥へさして落ちて行く  奥の方丈や別殿のほうへ駈けこんで行った  奥へこけ転んで行った  奥へ呼びつけていた  奥の聖像を見る  奥に望んで  奥より銃声聞ゆあはれあはれ自ら死ぬる  奥遠きひびき  奥の農家へハガキを書いた  奥の部屋へ入って行くと  奥へ行っていた  奥のデスクで丸山捜査主任と打合せをしていた  奥の書斎から咳声がきこえたと思うと  奥の八畳に入って行った  奥へ奥へと彷徨っていた  奥から竜神村へ逃げ込んだ  奥に変にこびりついていた  奥を覗く  奥を去来していた  奥へ引き返していった  奥の小部屋で焼酎を飲んでいた  奥へ届いた  奥から弁信を迎えに来た  奥へ逃げ込みました  奥も表もありはせん  奥に甲信の境なる  奥へ消え行かれた  奥へ入ってしまう  奥へ取次いでもくれなかったし  奥を辞して  奥にいます  奥の人へ催促していた  奥から退がって来た  奥となりゆくが  奥ふかく死蔵されてしまった  奥が住居になつて居り  奥の御邸を御造作なされ変えて  奥であろうとは想像する  奥からは緋の袴をした  奥へ八重の鍵でもかけて  奥などで見る  奥より勝手向きの便利をよくし  奥に引込んだ  奥に泊まった  奥はこういう調子に出来ているので  奥で吹いていた  奥を見に行った  奥に拱んでしまった  奥へかくれてゆく  奥もよく見ずに  奥の灯を指した  奥の誰も人の来ない  奥で五人の大の男を手玉に取った  奥へはいッてあたりの様子に気をつけて見たが  奥へ引っ込んでしまった  奥の方で何かわななき出した  奥から取り出した  奥の書物庫へ案内してもらいたい  奥で働いてゐる  奥から幽かに見えた  奥の方に腰かけていた  奥へバタバタと駈け込んだ  奥の間へ通って行った  奥に隠しておいたが  奥の別なる  奥の三畳の襖をぴったりと立て切って  奥へ片付けてしまった  奥の三畳で何者にか刺し殺されていた  奥へはいって寝込んでしまった  奥の方から用談のはてたらしい  奥として畏る  奥は依然として大なる現実として残れり  奥を一ト晩貸して  奥へおとずれていた  奥の女あるじの居間に通された  奥に籠った  奥へお成りの  奥へふれこんだ  奥へ消えこんだ  奥へとつづく  奥の方の地温が著しく高いのはラジウムが発する  奥の下歯が俄に痛み出した  奥の上歯が揺ぐ  奥に入って  奥には誰もいぬ  奥の室へ往ってみた  奥に幻聴を起させた  奥へ奥へと響き進んで行く  奥を見ますと  奥へおいでになってはいけません  奥の御部屋でしばらく御休みくださって  奥の部屋へはいった  奥の間からきこえてきた  奥へ通ってゆく  奥でピアノの音がしていて  奥の部屋へ持ちはこぶと  奥の部屋からピアノを運び出し  奥の方へ背中をむけ  奥に一室と二階に二室ある  奥へ追いやる  奥の室に坐りこんで  奥から道を横切って  奥の茂みに蒸された  奥の細道のような楽屋廊下を通って  奥の方へかけて行きます  奥への取次を頼まるる  奥は小笠原少斎預りと定まり居り  奥の正面に引っ込んだ  奥の住いだと云った  奥へ通さずにしまった  奥に青白い紫陽花が気味わるく咲きかけるばかりで  奥へ仕えていた  奥ぶかい路地の突きあたりにあって  奥で見え隠れしている  奥へはいってゆく  奥まではいり込んだ  奥に席をうつし  奥においていた  奥から東勝寺の山門へむらがり出て来て  奥にでも仕えていた  奥へ棄てに行く  奥へ送って行く  奥のほうのからす  奥の方からまた食物の匂が湧き出して来る  奥の方までも眺め  奥などをのぞいて歩く  奥へ伴れて行き  奥の一間で衣類なぞを検てみたが  奥から碁石を一つ借り受けた  奥まで通した  奥へやって  奥へすっ飛んで知らせる  奥へ隠され  奥へでも行ってしまえば  奥の方へ行ってしまいますと  奥に三年籠り  奥に隠れて行った  奥から小使らしい五十男が出て来た  奥に一家はその落魄の身を落ちつけた  奥の一間はこざっぱりした  奥にしまってあった  奥で父親の謡がいつも聞こえた  奥に思いもかけぬ  奥に引っ込んだ  奥に入れてしまって  奥の座敷へと請された  奥では話し声が聞こえていた  奥まで聞こえたという  奥でこれを聞き  奥に墨いろを  奥へかくれ  奥へ悄々として帰った  奥で柿作りのかたわら寺普請の奉行でもさせておく  奥へひきこもられていた  奥の廊へ入りかける  奥に捜し求めて  奥の公宗はすぐ観念した  奥のぬり  奥の突当りに  奥に席を取った  奥の方へ追いやられて  奥の方へつれて行く  奥の廃屋に住んでいる  奥から義経の声がして  奥へ行き  奥へ舁入れた  奥の方へ小姓を以て通じて  奥から出した  奥といったが  奥へ行かれる  奥といっても  奥の女中と出逢う  奥と表の間の廊下の御鈴口という所で出逢う  奥へ送る  奥に捨てて置いた  奥にあったという  奥から急いで出ていって  奥へふん  奥の方へ乱入して行く  奥の部屋から引き出されたらしい  奥の部屋へ集まりました  奥の部屋を見た  奥にいつまでも寝そべっていた  奥の崖下にあった  奥に何か在り  奥の方へ引張り込んでいった  奥の方へ分入ってみると驚いた  奥へ乱入しようと致しましたが  奥の方をそっと指さして  奥にかすんで見える  奥へでもはいつてし  奥に向ひ  奥へ飛び込んで行く  奥から玄関に出る  奥の塵溜の傍で生れた  奥に何か催しがあるらしく  奥を見こんで  奥の円座にいる  奥の方からやってきたので  奥に金の力を看破したと  奥のホールの奏楽場に妾達を案内しました  奥に動いている  奥で眼をパチクリさせていると  奥から出てきました  奥の方の燈の光をすかし  奥のひらめきに打たれて  奥の野天にある  奥で小さな飴色の火がかなりしばらくともってゐた  奥へはいつていき  奥からゴマ塩頭のツルツルと滑つこい皮膚を持つた  奥に粘板岩の石碑もくらく鷺もすだけば  奥へ行こうとする  奥から大きな声でラジオのニュースが響いている  奥へ引っ込んでて  奥で人の騒ぐ  奥はまだ蝦夷地のままといって  奥へ遠くかくれてしまった  奥で爺の左近のかしずきを受けながら  奥にばかりいると  奥で自分だけがこんなにしていて  奥にはガレージがあり  奥に控えている  奥へ逃げ去る  奥を承知しながら  奥とも違い  奥へ乱入の気色と見えました  奥の間めがけて  奥なんぞは知らねえ  奥でその話を聞いていたので  奥へささげて行った  奥から下された  奥の方から出て  奥を思はせて  奥へ奥へと歩いて  奥にはいろうとは  奥から下草を分けながら  奥の奥までを見ぬきたい  奥に腰かけて飲んでいる  奥が熱くなった  奥の横手山に棲む  奥に水源を持っている  奥に何があるか  奥へちらり見えて  奥でわらつた  奥に冬籠りをすべく  奥の山のことなんぞをくわしく話し出される  奥へひっこむ  奥の部屋に閉じこめられ  奥に火が光り  奥に遊びつつ  奥を見て  奥の墓地の中から聞えて来る  奥の広間へ年順にずらりと畏る  奥へついて行った  奥にしまいこんだ  奥まで濛々とはいって来る  奥にひびいた  奥で鑿岩機を操っていた  奥の方からふるえる  奥の見えない  奥の真暗な横坑にふさぎ込められていた  奥から坑口へ向って流れ出て来た  奥にのこっていた  奥に御屏居だっていうこってすぜ  奥の書院で法華経の写経をしていた  奥からただちに討って出て  奥の一室へおちつくまで  奥から看護婦が白い上っぱりをもって来てくれた  奥のもっと黄色い柱列を入って行って  奥に貼りついて  奥に貼りついた  奥を扱いた  奥へ行くほど薄れた  奥にまだ貼り付いている  奥の方に潜んでいる  奥には苦痛の絶える  奥に隠れて行く  奥の方にあった  奥の間の主人主婦の世界は徳川時代とそんなに違わない  奥の六畳間で電気を暗くして  奥の六畳間に上げて  奥の六畳間で勘定して  奥の六畳間にひとりで遊ばせて置いて  奥で揚物をしている  奥の六畳の隅に寝ている  奥の間に入って寝ました  奥に居る  奥ではもりもり山姥が三郎を食べる  奥の方の寝室でこの家の細君が何か歯ぎしりに似た呻き  奥へ届いていた  奥に隠されてゐて  奥の方で開けて眺めている  奥の座敷の方へ往きました  奥の室へあげて  奥に潜んでしまった  奥に一種の傷を受けざるを得なかった  奥の室にある  奥の室を覗いてみると  奥の室にはいってみた  奥は真白に海水着の跡がついていた  奥で静かに息をしていた  奥で不安な気がした  奥へ潜み込んでしまった  奥に押込んでおこう  奥へはいってる  奥に恐ろしい閃きとなって映った  奥までしみ通っていった  奥に通じてるらしい  奥から保子の面影が浮んできた  奥では讀むらしい  奥では読むらしい  奥に疲れた  奥の居間の方へずんずん行ってしまいました  奥の八畳の居間に坐っていると  奥へ取次いだとみえて  奥へ案内されて  奥の戸棚へ押し込んでしまいました  奥に突っ込まれていた  奥に冷たい凝塊の残っている  奥へ御案内申して  奥へまわった  奥にも台所にも見えないと云った  奥にお話をしていらっしゃいます  奥へ行ったらしいと云うので  奥には可なりに広い空地があって  奥へころげ込んだ  奥へ逃げ込んでしまった  奥の方でがさりという  奥にかくれていて  奥の三畳にうとうと眠っている  奥の三畳にかくれた  奥も定めて  奥へ招じ入れようとすると  奥の六畳間に仰向けさまに倒れていた  奥の方に何かつかえている  奥の方に何か書いた  奥の横六畳に二間の床があると  奥の六畳が稽古場になっているらしく  奥から小女が泣き声をあげて駈け出して来た  奥の八畳の座敷に逆さ屏風を立てまわして  奥から亭主も出て来た  奥から五十ばかりの女があわてて出て来て  奥の壁を背にして  奥の階段を駆け上がった  奥にとどまっている  奥にも多少のスペースがあり  奥までいき  奥に彼らはならんですわった  奥に戻った  奥から机のあいだを歩いて来た  奥へ歩く  奥に男のふたり連れがいた  奥から中年の女性が出て来た  奥の部屋には卓袱台があり  奥へと入っていく  奥の部屋の襖の前まで歩いた  奥には区役所の高層建築の垂直の壁があるだけだ  奥へと長くのびる  奥には我からおもはゆいばかり咲かんとして  奥を透かして  奥が見えなかった  奥へ開いた  奥へひきあげていった  奥の方からず  奥の四畳半の部屋に閉じ籠っております  奥の静かな座敷へ通した  奥にはなにか紙のようなものが押し込んであるらしいので  奥の下座敷の六畳に寝て  奥の下座敷へたずねて行こうとすると  奥へゆくと  奥から五十ばかりの亭主が出て来て  奥の土蔵前へ案内させた  奥であらい羽搏きの音がきこえた  奥からお父っ  奥の間の仏壇から火が出て  奥の用にも身を入れて働く  奥や二階のひと間へ不義者がそっと連れ立ってゆく  奥に閉じ籠った  奥へ引っ返して駈け込んだ  奥にうずまいて漲っていた  奥に深く秘めてはおられる  奥へ引っ返された  奥から妹夫婦の揃った  奥なる貧しい壇の阿弥陀像へまず拝をしていた  奥を出た  奥から流れつたわってきた  奥まで捜せ  奥へ来いよ  奥にかくれて  奥へはいってゆくと  奥の方に住んでいて  奥へまっしぐらに飛び込んで  奥の小座敷へ通されて  奥の小座敷へかつぎ込んで  奥へ響いた  奥の仏壇の抽斗から一通の手紙を持ち出して来て  奥の土蔵の戸前をあけさせると  奥に閉じ  奥の横六畳の座敷へ通った  奥に善昌という尼が住んでいる  奥にありながらも  奥に隠してしまった  奥を覗かせてくれと  奥をうかがう  奥で様子を窺っていて  奥から十四五の可愛らしい前髪が出て来た  奥は空地になっていて  奥の縁側で蚊いぶしをしていると  奥へ引っ返して  奥の出口へ垣根を結ってしまった  奥を見まわった  奥の垣根に引っかかっていたのよ  奥の方へすたすたと歩いていった  奥の方の橋構まで進んで  奥へかけこんだ  奥から別の人間を引張ってきた  奥に寝ていた  奥にのみこんだ  奥から駈けてきた  奥の方からどやどやとびだしてきた  奥へいって手伝ってこい  奥へいってみろよ  奥にひっこんだ  奥から駈けだしてきた  奥ふかく逃げこんでしまった  奥へおはいり下さい  奥の方でうめいた  奥へ進んでゆく  奥から姉の書置を発見した  奥へ連れ込んで  奥の一と間で秘密の祈祷をうける  奥の方のことは何も知らない  奥の間へはいってしまわれたが  奥へ呼んだ  奥へちょっとお出でくださらぬか  奥へ行くよりも  奥の襖を蹴放す  奥の八畳の間へ逃げ込んで  奥の唐櫃にしまい込んであった  奥の座敷へ通させて  奥では内風呂にはいります  奥の人たちも車湯へ行く  奥から母親が出て来まして  奥から見ていたらしい  奥から湧き出してくる  奥の密談を一々ぬすみ聴いていた  奥に一種の不安が微かに湧き出して来た  奥にうずくまっていた  奥に埋められていた  奥の小さい池のほとりには古い弁天堂のある  奥にはいって行ったが  奥に秘められていた  奥の便所へ通うには  奥まできこえて  奥をゆびさした  奥とのあいだの障子は取り払われて  奥を見かえった  奥へ入り込んだ  奥から女中のお鉄が茶を持って来た  奥へ連れて行った  奥へはいって来た  奥からは容易に人の出てくる  奥に飼ってあるが  奥にかくれている  奥には何がある  奥で午飯をくっていると  奥に大きい桃の木が一本あった  奥を離れた  奥に雲霧を破った  奥から飛び出して来たので  奥へ引き摺って行きました  奥の長火鉢の前で浴衣の縫い直しをしている  奥で何か跳ねる  奥の方で何か跳ねている  奥で今跳ねている  奥へゆきかける  奥に寝ていますよ  奥に寝ていたので  奥にいますよ  奥では針仕事でもしていたらしく  奥へ引き摺り込もうとすると  奥を貸して貰うぜ  奥に身を忍ばせると  奥からふらりと出て来た  奥へ追いやって  奥の間へ通して  奥へ通して貰った  奥へ積み重ねてある  奥の火鉢をとり下す  奥の二つの火鉢から十万ほどのヘソクリをとりだして  奥の茶の間で会社の饗応がある  奥の間で神様に対座する  奥の間に羽目板にもたれて  奥へのりこんで  奥に十人ばかりの子供をあつめて  奥へ駈け込もうとする  奥の台所から釣り竿と魚籠を持ち出して来た  奥へほうり込んで置いてください  奥へ覗きにゆくと  奥から女の泣き声が洩れてきこえた  奥坐舗へ立入る  奥の間を覗いて見れば  奥坐舗の障子を開けると  奥の間の障子を開けて見ると  奥の間の方を睨詰めた  奥坐舗の方でワッワッと云う  奥坐舗を窺いて見ると  奥坐舗へ這入りて  奥坐舗の障子がサッと開いた  奥坐舗を出ようとする  奥坐舗へツイとも云わず  奥で御用をしていた  奥坐舗へ還ってしまった  奥坐舗へ還  奥へ連れ込んで行くらしい  奥から出て来たので  奥の家主をたずねた  奥の溝口家からも皆かけ出して来た  奥の間で多左衛門と何かの密談に時を移して帰った  奥にも多左衛門の姿は見えなかった  奥の間へ呼びあつめて  奥には庭伝いで行ける  奥の座敷へ連れ込んだ  奥の怪我人には挨拶をせずに帰るから  奥へはいってしまうと  奥へすすんで行くと  奥のことは判りませんが  奥に寝ているとの  奥からようよう出て来た  奥で暫く差し向かいで話して居りました  奥の襖をあけて  奥から亭主が出て来た  奥の瞳は美しく澄んでいる  奥まで一通り繰り返して  奥の四畳半に岩蔵が寝ていました  奥に似つかぬ  奥に円丘を高く築いて  奥へ引き抜いてゆく  奥なる山中の一庵において静かに朝夕する  奥は知れている  奥へすすんで行く  奥の奥の道までをきわめた  奥の主人にことわった  奥の方へと進んでいった  奥の部屋をしらべたいと思いますが  奥のほうへととんでいく  奥にひそめられたる  奥ふかくかくしているので  奥へふみこんで  奥へはいりこんだ  奥の部屋で息子の石松が寝て居る  奥へ言う  奥の方へつづく  奥の一軒には年造という若い大工の独り者が住んでいたが  奥へ呼び入れて  奥で幾匹かの野良犬が吠えたけっている  奥をのぞきながら  奥の障子をあけて出た  奥へ踏み込んで行った  奥へ忍んでゆくに  奥で話している  奥のひと間へはいって  奥へ逃げ込んでしまったので  奥の間に寝かされていた  奥で女の泣き声が微かにきこえたので  奥へ入り込んだが  奥には茶の間らしい六畳の間がある  奥から亭主の茂兵衛が出て来ましたから  奥に井戸がある  奥へ入れたっ切りで  奥の方へ通っていて  奥で木の音がきこえる  奥のずっと奥に入って  奥へ乗りこんで行った  奥の小座敷へ案内した  奥から突きぬけて  奥にふんぞりかへ  奥にも春がきました  奥ふかく又輝やける  奥の障子をあけて  奥にむかって  奥に置いてある  奥の暗い行燈の下で夕飯を食っている  奥から不安らしい眼をして覗いていた  奥に埋葬した  奥でクックと含み笑いをしていたが  奥にまた門があって  奥へ運ばせて  奥へ入って行きますと  奥にやって行きました  奥の方の部屋に行って  奥の方に祭壇があって  奥にはひとりの男が衾をかぶって転がっていたが  奥へはいってしまった  奥で寝ておる  奥の間の方へ推し隠してしまった  奥へ進むと  奥の方で働いていた  奥にまた引っ返ってしまう  奥の茶の間に案内していった  奥の越知と云う  奥に引っ込んで  奥には可なりに広いあき地があって  奥には火の番の藤助の家がある  奥から納所が出て来た  奥から音羽まで登るには  奥の古土蔵のうちへ案内して  奥に逃げ込んだが  奥へ落ちて来た  奥の間では鄭衛の調べを弄している  奥の山里のように聞えますけれど  奥のほうを見まわしている  奥の手洗所へはいって行った  奥を巡回して居りましたので  奥のほうをすかして見る  奥の階段の下までゆき  奥に逃げこんだ  奥の棚の上にある  奥にかくれてゐる  奥だけあって  奥に遠ざかって行く  奥に控えていた  奥に浮いて来る  奥で座敷へ払塵を掛けていた  奥から茶や莨を運んで来たので  奥の方から足音がして  奥から縁伝いに運び出されて  奥に集めた  奥に映っている  奥の方まで見える  奥に雑談以上のある  奥へ行って尋ねる  奥へ来ると  奥の方を眺めていた  奥の方で鈴を振る  奥はしんとして静まり返っていた  奥からの何物かを待ち受けた  奥の方で聞えた  奥から窺った  奥のお医者の許へやつて参り  奥の御用をさせて戴いております  奥からは蚊やりの  奥の方に坐っていなければ  奥の方はおゴムさんなんぞに任せ  奥の方こそお金さんに手伝わせなくっては  奥の寒村だから自然と山や谷を飛び歩く  奥へ入つて昼寝したり  奥を覗き上げた  奥の間に箪笥からお桐の衣類を出して  奥へ奥へ捜って行った  奥までがらんと空いている  奥に住居の縁側が見えた  奥にまで雨脚がとおっている  奥に煤けていた  奥に隠れ住み  奥の将軍家のお顔を伺ひ見ましたら  奥におひきこもりでございました  奥にひきこもつて居られたとは  奥へお越しなされて  奥へおいでなされて  奥のお庭の八重桜まで例年になく重く美しく咲いて  奥におつとめの  奥の笑ひ  奥へお引き上げになられました  奥へまゐりましたが  奥に伺候して居りましたので  奥へ御注進にまゐりました  奥に居りましたので  奥へお引き上げになつたさうで  奥にまで忍び込んで  奥でお草子などごらんになつて居られる  奥の女房たちを召集めて和歌の勝負をお言ひ  奥に寝かされに連れてゆかれてしまった  奥へ走  奥の方の嫁入支度を見て  奥からお菊がいそいそと出て来た  奥へ起って行った  奥に彫り付けられている  奥の土蔵へ行った  奥からうやうやしく捧げ出して来ると  奥の座敷へ行った  奥の様子をさぐると  奥から例によって家附娘のマス子夫人のヒステリックな罵声が聞えた  奥の方に薬があるから  奥の方を探してみた  奥へ奥へと深く入込んでおりますから  奥まで見たいと思っていましたから  奥に灯が見えるでございましょう  奥の部屋で何やらヒソヒソ言っているらしかったが  奥へ消えて行って  奥は知らねども見ゆる  奥は知らねども  奥の間へいろいろな書附けをした  奥へあるいていった  奥にかけこんで  奥の防毒室には瓦斯がほとんど入ってこないという  奥の戸棚から大きな掛図を小脇にかかえてきて  奥のほうに半分うずもれていた  奥にぶつかって  奥へ進めた  奥に遊んでいて  奥ではスイモノともいっている  奥へ嚥みこんで  奥ふかいことを形容した  奥まで歩いて行って  奥の寝室へ引立てた  奥の寝室へ隠れた  奥へ立ち去つた  奥へ認印をとりに行った  奥から印鑑をもって来る  奥へ来な  奥の間へやってきた  奥の方を向いて  奥の間にも引込まず  奥の部屋で女中と笑って居る  奥の方から重い足音が聞えてきた  奥の方へ引込んだ  奥に倫敦の紅い灯火が滲んでいた  奥の許しを五十円で売買したと云って  奥の奥までも泌み透して行く  奥の奥の深い処に在る  奥の押入の前に立てた  奥にグルリと捲き上った  奥から参りました  奥にはにほふ  奥の方に気を配りながら  奥で眼をくるくる廻していた  奥からは端唄の三味線をさらっている  奥に火の光を見つけ出して  奥までも掻き  奥におります  奥からカビが生えて  奥の間に閉じ込めて  奥の間に帰ってきた  奥の間から次の間に通る  奥の間から出て来た  奥の間へつかつかと一人で入って行った  奥から吉兵衛さんが正五郎を叱りつけた  奥へ飛んで入ったが  奥のほうにひっ込んで睡込んでしまった  奥に飛び込んで行った  奥からとびだした  奥から音をたてて飛びだした  奥の離れです  奥に坐っている  奥にきょとんと坐っている  奥には何かしら神秘的なものがある  奥があります  奥まで入り込んでいるとは  奥からここまで出て来た  奥より出で来る  奥の方からして  奥へおはいりになり  奥にしまってある  奥のひそかな不安や焦躁をまぎらしている  奥に蔵して死んだならば  奥に刻みこまれていた  奥の茶の間から主婦の声がした  奥から太い声がした  奥に根強くきざみ付けられていて  奥へはいってしまいました  奥へしまい込んだ  奥の間へ通って来た  奥で女を押さえようとする  奥のほうへ引きかえそうと努めた  奥へ引きずりあげた  奥のとある楼から今しがた出て来た  奥は秋本荀竜の邸になっているが  奥から雉の啼き  奥で素気ない様子で坐っていた  奥でチラチラと火花を散らして燃えている  奥へ注がれた  奥から響いた  奥の方へ隠している  奥に槍を持ったさも  奥まで滲み込んだからで  奥の方へ辿って行った  奥へ続いていた  奥の湯槽を透し見ながら  奥で顫えてでもいるとみえて  奥に臥っとりますわい  奥へ通じて  奥の方はとうに埋立てられ  奥とを往ったり来たりしている  奥を究めるに  奥へ駈けこんで行くし  奥へ這い込む  奥を見定めようとする  奥に三味の音の聞ゆる類にあらざるを以て  奥からは深いため息が漏れる  奥に感ぜられる  奥にこみ上って来る  奥の植半へいって  奥へきたり  奥へはいって来ました  奥へ走り出した  奥の屋台に控えて  奥に黒い塚がある  奥の細道を旅した  奥がわからない  奥へ下らんとして  奥が崖に突き  奥まで行つて見た  奥に博多節の三味線と歌がかすかに聞えてくるかもしれない  奥で息をしながら  奥の料理場へ行けば  奥に逃げ出し  奥の方に引込ませて  奥にその毛皮の外套を見かける  奥に駆け込んで隠れた  奥から呼び立てた  奥へ入つてゆきました  奥の間に行くと  奥から来ていますの  奥に焚き  奥からコトコトと一杯出て来る  奥に静かにかくれてしまった  奥だからこんな茸はよく知ってますよ  奥へ奥へと入つて行きましたが  奥で犬が吠えていた  奥を覗くと煤けた  奥まで馳けぬける  奥は大竹藪が十丈の翠りを春の日に曝している  奥へ二三間遠退いて  奥ぶかくにある  奥にあるという  奥の方に石棺らしいものが二つ並んで見えていました  奥の方のにはまだ石の蓋がどうやら原形を留めた  奥ぶかくから漂ってくる  奥などをし  奥などに生きている  奥のほうにまだいくらか残雪が何かの文様のようにみえる  奥のほうでもって  奥のほうで微かにごおっという音を立てながら  奥から古代の風景が君の前にひらける  奥は光も暗しスキーはとく過ぐれど  奥の方に隠れた  奥から大太鼓を持ち出す  奥からは娘さんや小母さんやお婆さんまで列をつくって出てきて  奥のわたくしの小屋はその栗林のまんなかにあるので  奥の方まで出かけるが  奥に本山と云う  奥から賑やかな音が起っている  奥の沢へでて  奥になるほど  奥は病気だからお目には懸れません  奥の小座敷の方で聞えべ  奥も小座敷も私は知らんが  奥には密に女を軽蔑してゐる  奥まではいり込み  奥ふかく納まわれてあったが  奥へ気を兼ね  奥から声がかかったので  奥の茶の間に片手枕で寝ころんだり  奥へ突き進んで  奥へ行ってみましょう  奥へと言ってのぞき込んだ  奥に人がいるに  奥につかえで出てこなかった  奥から一種の唸り声を発した  奥まではいって  奥に何か震へる  奥へはいりました  奥の一間を片付けて  奥にはいった  奥に引込んでいなさい  奥にかけ込んだ  奥で大ぜいわい  奥の間のまんなかには細長い腰掛が一つ置いてあった  奥を貫く  奥へ進んで行く  奥ざしきとはいっても  奥のほうに向けている  奥のかれの  奥の方へ駈込みながら  奥には鼓がぽんぽんと鳴って居る  奥に往き  奥ではいう  奥に住む  奥や水の中で発見せられた  奥の方へ入りこんで見ようと思う  奥とかにその娘がいたという  奥に潜んで  奥に鬼童という者の住む  奥へ行かれた  奥なる深山には山丈といふ怪獣あり  奥の行止まりになっている  奥が行抜けになって  奥の切立って  奥なる高助と云ふ  奥で山に遁げこんだ  奥暗い原始林の中へ消えて行った  奥が何となく心を引くので  奥で咳をしていた  奥から馳け出して来る  奥で呼んでいらっしゃる  奥ふかくみえて  奥へ這入って行って  奥へ這入って  奥の座敷の縁に座蒲団を持ち出し  奥へ母親を呼びに行き  奥へ引つ込み  奥の病棟の方へすたすたと歩きだした  奥の間に食事の支度ができていた  奥の方をみながら  奥へ上がりました  奥で泣いている  奥にしている  奥へはいってまいりました  奥の様子を窺っていますと  奥の一間に立ちこもっていた  奥へ小急ぎに行った  奥へ通っていきました  奥の座敷を見ると  奥の方は陽も射さぬほどだった  奥でなにやら妙なことが起きた  奥迄も反響した  奥へはいこんでいった  奥にこごまっている  奥まで行くかも知れませぬからな  奥に野郎の住み  奥のどこからもご番所へ届いていねえ  奥にちらつかさせて  奥から姿を見せた  奥へ引っ張り込んだ  奥の帳場の下にあった  奥には黄い  奥が熱くなる  奥へはいっていくと  奥の祈祷所の中からいぶかり  奥のお座敷をこしらえて置きましたから  奥の座敷に手入れをして  奥の間の方へ消えて行ってしまいました  奥の間に不時の珍客を案内した  奥の間へ泊めて  奥の間のことまでがハッキリと米友の頭に再びうつって来ました  奥の間ではいけないけれども  奥の間がいけないから  奥の一間にいる  奥の間の二人をどうする  奥の一間のひっそりかんとした  奥の一間の平和をかき乱さんが  奥というところへいらっしゃい  奥の間とも呼んだ  奥の間とは違うけれども  奥の方に当る  奥へ踏み込んだ  奥へ引籠む時刻が早目になった  奥のほうにちげえねえからね  奥のへやから駆けだしながら  奥の間へ立ち去ろうとしていた  奥に消え去りました  奥の部屋から這出して来た  奥仕えのお腰元のお蘭というべっぴんが思いついて  奥へはいってみると  奥に入ったが  奥へ消えていったかとみえたが  奥のへやへはいると  奥になお道がある  奥を借りるぞ  奥にゃ突き当たりの  奥にはもう一間あって  奥から女がさっきのままの姿で静かに立って来た  奥に舞台があって  奥で眠っても踊っても構わない  奥の方に聞こえた  奥をながめると  奥に席を占めた  奥に引っ込ました  奥に書物をしまい込んだ  奥から声を出し  奥からやってまいった  奥には盛んな火の上に鍋がかかっていた  奥に聞こえる  奥に遠くなっていった  奥に騒ぎがもち上がっていた  奥に行ってすわり  奥の室へ引っ張っていった  奥に飛びのき  奥のへやへ駆け込んだ  奥から出てくると  奥へ通るぞ  奥をのぞいている  奥へそそがれているからには  奥へどんどんと急ぎました  奥に湯沸かし場があって  奥に怪しい影が見えました  奥へ駆けこんでいった  奥から人影が浮き上がりました  奥から人影が浮きあがりました  奥をさしまねきました  奥へ消えました  奥仕えの祐筆であるというのに  奥までつづいて  奥と表とごっちゃになって  奥へもめったには参られませぬ  奥への出入りさえもきびしく止めてあるという  奥へぬけると  奥の茶の間のまんなかにすわっている  奥に冬眠しているという  奥にきらきら光って  奥へとおって行きました  奥からきれいな宝石でかざった  奥を睨みながら怒鳴った  奥へ跳り込もうとする  奥なりけれ  奥を蔽うて  奥から出して来てくれた  奥からスタスタ出て来た  奥の間にシヨンボリ坐つている  奥はカーテンで仕切られて見えず  奥の球台に腰をかけ  奥の居間に行ける  奥の壁の方を向いて  奥へ連れて行く  奥から喧嘩の物音とアサのわめき  奥から鉄造が出て来る  奥の方へ手で合図をすると  奥の間からアサが取り乱した  奥へ押し込んでしまひ  奥の方へ歩み  奥の方に何があるかは  奥へ奥へと進んで見た  奥へ突き当たって  奥の室とも云う  奥の間の方へ行こうとするに  奥へ入って見ねばならぬ  奥の室に居る  奥へ手を廻し  奥へかくしておけ  奥の客院へ導かれた  奥に突進して  奥へ潜入してゆく  奥には何が蓄積されたか  奥に秘める  奥へ鳴り続いてゐる  奥から提灯を持ち出してきて  奥から持つて来た  奥へ押し込んだ  奥へなだれ込んだ  奥だから何だかぱっとしない  奥に花が写った  奥に閉ざされている  奥にあばれている  奥へ消えて行く  奥へ入りました  奥から掘り出されでもすると  奥が浅いと思う  奥にくすぶって  奥の方に気味の悪い眼がギヨロリと光つてゐました  奥へ跳び込んだ  奥の部屋でスケツチ箱の蓋をあけてゐた  奥まで炭焼が這入っている  奥は深い湖の底を覗く  奥に覇を唱えている  奥の方にたぎる  奥へ八尺許の口を開いている  奥に朝日岳の雪がちらと見えたのみで  奥には不帰谷の落囗が岩壁に穿った  奥の方へ引張られて行く  奥ノ平に出た  奥へ進むには  奥にこそ此様に人気無くはしてあれ  奥の方へ去り  奥から逼り上って  奥にほそぼそと消えていたり  奥を照らす  奥から出るに  奥の方では医者が来て  奥から寒いでしょうと云って  奥へ駆け込んだ  奥に深く鎖された  奥から落ちて来る  奥から細い眼を出して  奥に若い娘がぼんやり立っている  奥の方から小さな革のサックを出して  奥の方へ通り抜けると  奥の方に閊えてしまった  奥へ入っていきました  奥から声をかけて  奥へ怒鳴った  奥へ入って行ったが  奥ふかくささった  奥の奥だけあって  奥の仕事場でぢつとこの声をきいてゐた  奥まつて何も為さず  奥の人々の間にちょっとざわめきが起こった  奥にもどっていって  奥の扉が開いた  奥から見える  奥に菩提寺がある  奥の方へ案内しました  奥へはいってくれ  奥へいってください  奥へいこう  奥の方を見ていたが  奥の方へ歩いていった  奥に最新開店の花やがございます  奥からばたばたと白い服を着た  奥へかけこむと  奥まで深い呼吸をして  奥で唱えていると  奥を明け広げた  奥の藪畳の蔭にある  奥には咲く  奥に黒百合がある  奥の部屋の古びた  奥へ蹈込むと  奥は驚くべき  奥があるよ  奥へ導かれる  奥へ入るには  奥から慌しく顔を出して  奥に端近く端座して  奥の奥まで見すかされ  奥で激しく鳴っている  奥でちらりと笑った  奥に水の音がかすかに聞える  奥には言い知れない  奥へ帰つて来ました  奥の方にその部分の階段だけが浮いて見えた  奥へ声も身体も意識もだんだん縮んで  奥にも一つ見える  奥の方へ声をかけた  奥で奇蹟的に健康をとり戻し  奥の喫茶店へ連れて行く  奥の間のベルが喧しくジジーンと鳴るであろう  奥の方から役人ワイトマンが佩剣のベルトを腰に締めつけながら  奥を手で教えました  奥を手で教へました  奥の亭へ逃げ込んだ  奥に大きな寝所のついた  奥に浮かんでる  奥まではいってきた  奥のほうに聞こえていた  奥に鳴ってるが  奥から生活を清め  奥にしまいこみ  奥の方に聞える  奥へひきあげなさいよ  奥へ奥へと分け入った  奥に一本の樟木が見え  奥の方の座敷に寝かされて  奥の方にあります  奥につづいていた  奥に石の鳥居がある  奥に這入って行くと  奥で行って  奥から座布団をもちだし  奥からなにやら盆にのせて運んで来た  奥の部屋にモトムの寝る  奥を詮議せずに立去ったらしい  奥に腹をふくらまして  奥に小さな王国がありました  奥には何百年となき古い木が立ち並んで  奥の奥に大きな樫の木があります  奥に坐つてゐる  奥に神聖無垢なあなたが永久に留る  奥の方をのぞき込むと  奥へ進んでいる  奥へつき進んだ  奥の方に突込んであった無機化学の教科書を引張り出して  奥まで光つて居た  奥で何やら唸  奥に行くと  奥へ行きますから  奥の方で彼の祖父が舌を鳴す  奥に開いていて  奥にこもっているので  奥までも追っかけてきた  奥の方へきえていきました  奥に竈が築かれていて  奥の楽屋に隠れてでもいるかの  奥の奥で人を寄せつけない  奥の隣家には海軍の尉官が住っていた  奥の心の臓にきざみつけて  奥に将来を期待される  奥の八畳に病床が温かそうにしつらえてある  奥が知れぬほど  奥には慧敏な目がぎろりと光っているが  奥の湯元温泉に約二週間ばかり滞在していた  奥に何かしら重い感じがとれなかった  奥の奥まで理解したにもかかわらず  奥にこびりついていた  奥がしいんとして  奥が怖いことある  奥に理解された  奥の権作と申します  奥へ行かしやる  奥の一室に入れり  奥の広間にいた  奥の大鏡にアリアリと映っていた  奥には墓あり  奥で天井と床が一かたまりに見えるほど  奥では哀願している  奥へ行ってみると  奥の方に出せずにいる  奥を見透している  奥に響きをたててる  奥の暗い所にはいり込んだ  奥の間で密談していた  奥へ話して  奥に欅の梢が群らだって見えている  奥の一棟をその用意にかからせた  奥の一棟を借りきって  奥の間の床柱に座を占めた  奥の間に向って消えてなくなった  奥の室へ連れて行く  奥の室で人を遠ざけて  奥の室で長い間話しこんでいったりするだろう  奥の室へゆきました  奥の奥まで見通そうとする  奥の楓の陰に埋めて  奥の方へとはいって行くと  奥に丸太小舎が一軒ある  奥へ行きかける  奥から出て来ます  奥へはいって行くと  奥に向かって開く  奥へ奥へと分け入りながら  奥がはっきり見えない  奥の書院に据えた  奥の行燈の火を消しに行った  奥に勤めていたが  奥をさぐれ  奥に朱の褪せた  奥に稲荷の祠を持ち  奥の方へ逃げた  奥で飲もう  奥の座敷で酒宴をしている  奥へ踏み込まれようとしたが  奥で止める  奥へ進んで行った  奥まで行った  奥で酒を飲んでいた  奥に蕎麦屋があるので  奥にちらつく  奥の広間の窓のみ開きありき  奥から取り出された  奥の室の寝台に寝かされていた  奥で笑ってる  奥にすわって  奥にいかなることが起こってるかを知る  奥に彼女を認めた  奥に一挺のピストルが見えた  奥に起こっていた  奥へパルチザンを追っかけた  奥へ呑み下して  奥へ早足に這入って行った  奥のほうの人は静かにそれをおさえる  奥に投げ入れた  奥が空々しく鳴つてゐるだけなので  奥のほうは暗くて気味が悪いと夕顔が思う  奥の寺へおいでになりました  奥の座敷から洩れてくる  奥のほうの室にいる  奥に立ててある  奥の女は答える  奥のほうへ膝行って行く  奥にあるくるる  奥をのぞかせたくないと考えた  奥から顔を出して  奥の坪庭に向いた  奥へ奥へと進む  奥から囲炉裏ばたへ飛んで出て来て見た  奥の方へ通り抜け  奥の方へ通った  奥までも行き  奥の方では大騒ぎする  奥から行燈を運んで来る  奥の部屋の方へ香蔵を誘った  奥にひらけていた  奥の方から来て  奥の上段の間にいた  奥で子供らを寝かしつけている  奥の霊廟の前にひざまずき  奥に二人三人の人間の着物の袖か裾かが白くちらちらと動いて見えました  奥のほうへ寄って乗った  奥へ押し込まれて  奥の方に当たってやや大きなのがあるとも言ってある  奥へと導かれる  奥のほうへ寄っている  奥の隅々まで顕わに見えた  奥に今度のことを書いた  奥に源氏の告白による感想が書かれてあった  奥に書かれてあって  奥へ身を引いて  奥から巣鴨滝の川へかけての  奥の細道は言っているが  奥の細道の言葉を借りてくる  奥には秋の草野が続けられてある  奥にはあって  奥へ進み行き  奥から蹌踉出して来た  奥へ罷り通る  奥のほうへはいり  奥の室から吹き通う  奥のほうへはいってしまった  奥に引き入ってばかりいる  奥へもはいらずに  奥にかげなきは  奥からようやくにして取り出してきた  奥に頭を下にして寝そべりながら  奥から飛び出してきた  奥まで微笑を送ったりしてる  奥には鍵をかけた  奥の方の押入を開けると  奥を究めて  奥の郡に人も通い  奥の所に袿姿で立っている  奥の方にどっさりつるしてある  奥に引立てられて  奥の部屋の方に森夫らのけんかする  奥の厨子の中に長いこと光った  奥を物静かにする  奥へはいらなければ  奥も知らるるという  奥のほうへ往った  奥のかたがたからお出しになった  奥の深さがわかって  奥に乗って  奥のお居間においでになった  奥に貫かぬ  奥へいざってはいった  奥へ合奏をお勧めする  奥の間のほうへ声をかけて  奥からかすれた  奥のほうに静かにして  奥のほうの少し上がっている  奥の方で何かパチパチ音がしました  奥の方へ逃げて行きました  奥へ走って行きました  奥へ入つて行きますと  奥の方へ走つて行きました  奥のほうからいざって出た  奥へ導いて  奥で聞きました  奥へ引込んで出て来ませんでした  奥ふかく隠して置いたという  奥のほうから来客のある  奥へ皆が引っこんだ  奥へ申し上げてください  奥へ消息を書いた  奥へ寄って  奥のほうの仏前には灯を明るくともし  奥のほうへはいって  奥のほうに向こうを向いてすわっている  奥のほうの几帳の蔭に来ている  奥にしまっておいた  奥の寝床に移されかけている  奥の間にはいっていった  奥で私が最初の幼時を過ごした  奥のほうへいざって行こうとした  奥のほうに中の君のいる  奥へ知らせに来た  奥の床の間に置いてある  奥から湯女たちの笑う  奥に婆羅門の寺院が聳えている  奥で廻転している  奥の煤けた  奥へ奥へと進んでいった  奥にまで日本人に反抗すべしという  奥の密室へ来た  奥の扉を押して進んだ  奥へ御入りある  奥へと云ふ  奥へ押しやる  奥に座敷と寝間とが三つ割になつて間取られてある  奥は目なし壁にしきられて  奥のほうへはいって寝た  奥のほうにも泣き声が幾いろにも聞こえて  奥の三畳へ視線をやって  奥の二人卓で向きあって  奥の二人は気がつかなかったが  奥の長椅子にフェルナンデスと並んで掛け  奥のほうへはいって行く  奥のほうに向いていた  奥のほうへ引っ込んで  奥に一つの包物あるを  奥に通して  奥の一室へと案内される  奥の方に身を隠して  奥へ引っぱり込まれた  奥に引っぱり込んだ  奥に嬌羞に近い微笑を示した  奥にはカーキ色の服ともシャツともつかぬ  奥から小さい眼をぱちぱちさせて  奥の壁につきあたると  奥にふかく垂れ下っている  奥に消えた  奥に何がある  奥の方から手をあげて悦ぶ  奥へ入れておく  奥へ引っこんだ  奥へ行つたと思ふと  奥に探り  奥から富士の大きい写真を持ち出し  奥で光る  奥へ聞えて来ます  奥の間を漢学の先生に貸し  奥の二間の襖をはずすと  奥に掘  奥へお這入りです  奥へも行かずに立っていられます  奥の方の又奥迄人を尋ね  奥の方から幽かに明の漏れる  奥ふかくは入った  奥に黒耀石を刻んだ  奥のところに何ともいえぬ  奥の荒むしろの壁を突き破り  奥には第二の瑣暗い室がある  奥には第三の全く暗い室がある  奥へ奥へと私を引きずり込もうとしている  奥まで来てくれた  奥へ夢中で駈けこんでしまった  奥の庭へみちびかれた  奥の間へみちびかれた  奥の間へみちびかれて  奥に入れて  奥へはいつた  奥へ引き摺って行き  奥へ奥へとたどって行きました  奥へとおせ  奥の間の仏壇が留守して居る  奥の方に子供でも生んで寝て居るらしい  奥の間で伯父とお雪伯母とが次の様な話をして居た  奥の間の縁側に出ると  奥の間でいつも何事かひそ  奥の室から見渡される  奥に小さな祠を守つて居た  奥から盆に茶をのせて持つて来た  奥の食堂と仕切つてある  奥は窺う  奥に光る  奥の雪降り  奥にして  奥へ通しません  奥に入ってしまった  奥でお会いする  奥の方を眺めて居る  奥に限りのない広さから来る  奥の山の洞穴の底に埋もれて  奥の間へ参入して  奥の居間で密談となりました  奥の福慈岳の姿はいまや山の祖神の前に全積を示しかけて来た  奥に潜って見えたりする  奥の綾むしろは暖く  奥へ伝わっていった  奥へいった  奥の一室に寄宿していた  奥の書斎の方へ行った  奥の方からゆったりした  奥へ誘った  奥に埋めよう  奥をさがせば  奥に広河原という温泉場がある  奥がしびれる  奥は何処にある  奥なぞにもいない  奥遠なる  奥なる観念を遮るに足りし  奥に闖入し  奥の方に番頭が一人居眠りをしています  奥の部屋から二三人の子僧が出て来て  奥からへんに眼をぎらぎら光らして  奥の方の壁に大きな鏡が嵌めこんであった  奥の方を見ると  奥の石畳みの  奥へ逃入りたまふに  奥の代はりになる  奥として待遇ふほどに  奥を究め  奥に自己の本体はあって  奥にちゃんと立ち退き  奥へ往くにしたがって  奥から出るというに過ぎなかった  奥の室には縁があって  奥の一室は和尚が少童のころまだこの家の豪勢なときに誦経に来て  奥ぶかく物凄いものがある  奥から借用の洋傘を持って来てみた  奥に隠れて  奥から上って来る  奥で微笑していた  奥の食堂の方を透かす  奥に複雑に目醒まされた  奥でプロペラの顫える  奥の方には防空壕があった  奥の部屋をさした  奥の書斎に運ばせて  奥から洩れてくる  奥から馳けて来た  奥を覗き  奥の床几にさがしていた  奥の燈火は消え  奥へ届けられていた  奥の女性に仕立てて  奥へ来てからも用いている  奥へ招じてゆく  奥を貸してくれい  奥ふかい城中へ通ってしまった  奥の内緒へもどって行った  奥へ進もうとすると  奥へ消えてしまった  奥の繁みまで一応退避して  奥に離れがある  奥の阿片をうめた  奥へふみこむ  奥へ埋めた  奥の女中を制御するにも  奥へと進んで見る  奥で手の鳴る  奥を見つむる  奥には過ぎし  奥の間にひっこんだ  奥の方に消えている  奥でそういう結論に立っている  奥で聴いていた  奥の間を覗いて見ると  奥へ蚊帳吊って  奥の長屋に住んでいる  奥に燻っていたに  奥を透かして見ると  奥の離れへ行った  奥へ駈けこむと  奥へ渡る  奥へ立ちながら  奥の一室に導いた  奥へ入れましたか  奥のカーテンの蔭にまでつづいている  奥の扉を打ちやぶって  奥にそんな逞ましい  奥のほうに二人を嘲笑する  奥にもまばらに零れ  奥へまで長い視線を注いでゐるが  奥の澱みが漂うてきた  奥へヒョコヒョコ身体を運ぶ  奥の繁みへ転がり落ち  奥に雲雀の音が停滞してゐた  奥の方から蠢いてきて  奥の気配と自分の動悸と二つ一緒に感じ初めた  奥を遥かに望み  奥にひそかな物音が蠢いてゐる  奥にも綺麗な星が煌めきだした  奥へ逃げていつた  奥へと這入つてきた  奥の暗がりが覗けて見えた  奥へ歩いて行く  奥に腰を落ち着けてから  奥では常にキャッと悲鳴をあげ  奥の声音もなく膨れあがりとびかかってきた  奥における鳥の行動や水底の魚の往来が手に取る  奥の山家に住んで居る  奥へお通し申せ  奥でガヤガヤ話し声はするが  奥の方から専斎の声が聞こえて来た  奥から老人の眼が冷たく鋭くキラリと光った  奥の座敷に坐っていたが  奥へ忍び込んだ  奥の襖を手早く開けた  奥の襖をまたあけた  奥の正面にあたって何やら大勢蠢く  奥から下手な謡を細々うたわなければならなかった  奥では困るから  奥より秋の日のような清く温き光が照して  奥や台所を探していたが  奥へ遁世した  奥に潜みおって  奥で自然消滅する  奥へ奥へとわけて行くと  奥へ風呂敷包みをつみかえ  奥に大切に仕舞って置かれた  奥まで一人で散歩して見たが  奥へ駈けこんでいった  奥に湾入して  奥へ白帆の姿が消え去るほど流されて  奥まで徒に探した  奥の奥に低く塗りこめられて  奥の横に割れた  奥の松の沢の山家へ泊まった  奥の果てまで連なっている  奥へ去ってしまった  奥の方に入ってゆきました  奥の雨戸を繰りやって  奥へくる  奥でお寝みな  奥の方から冷たい風が吹いて来て  奥でちょっと音がしたって  奥のガサガサする  奥の窓の所へ行き  奥の床板に開いている  奥を見こんでいる  奥を掴む  奥で考えてると  奥の採炭場の近くまで遠退いていった  奥に覚えると  奥から駈け出して来た  奥へと進んで行った  奥に過去の社会の重い暗い感情を内部のものとしても持っている  奥を覗いて見た  奥の八畳から呼ぶ  奥は部屋一杯に人立がして  奥で子供と一緒に寝ていたが  奥の間へ入って見たり  奥へしまい込もうとする  奥へ着替えにたって行った  奥の奥をきわめた  奥まで深く這入ると  奥にじっと見据えられると  奥にしまい込み  奥で待っていなさるよ  奥に閃いている  奥に消えゆくなどみつめたる  奥は日の光届きかねたれど  奥に逃げこみ  奥に深い悲しみを宿した  奥の方へはいってゆきました  奥の方の物置室の座板の下に畳を敷いて  奥の六畳の方を振返ると  奥では咽ぶ  奥からほの見ゆる  奥の方からは後からも後からも異った  奥へは行っていない  奥まで沁み込む  奥から白い布をさらした  奥に聳立している  奥の方の家をよって泊った  奥に焼き付けようと思っているらしい  奥の室で飲んでいた  奥の室の私達にもすぐ分った  奥の室にはいると  奥の室で飲んでる  奥のひとに口説きかけたら  奥までも行けるだろう  奥へ奥へと逃げ去  奥の襖を開けて入って来る  奥の廊下に足音がして  奥でベルが鳴り出す  奥で何か物音がした  奥でコトコト物音がする  奥の襖を開けて  奥へ消える  奥へ出て行く  奥から足音が此方へやって来る  奥の襖をサッと開ける  奥の廊下に消える  奥を気にしながら  奥から走り出して来る  奥の方の右側の窓際のところへ座席をとる  奥の方へと荷馬車の通う  奥の八畳に寝ている  奥の小座敷で逢った  奥の八畳に閉じ  奥の方へ行かないと見つからないという  奥で晩酌を始めた  奥へ出し  奥へつれて行き  奥の三畳に寝かされた  奥には座敷の設けがあって  奥には一種の不安が忍んでいた  奥から声をかけた  奥にまだ錬りきれずにゐるので  奥の之を作る  奥に浮いている  奥に松山を控えているだけ  奥に流れてをるちひさい  奥の部屋へ入った  奥に隠されてしまった  奥の方に丘があって  奥に消え去ってしまう  奥には大きな岩石が据えられて  奥には樫や椎の立木がこんもりと茂って  奥までしみこんで  奥になっていた  奥へ進み寄つた  奥の方へ窪んで  奥の座敷へ呼んで  奥で商売をされている  奥へ引きこんでしまった  奥へ退いて行った  奥の奥の原因は果して何処にあるだろうか  奥の方で母の声がした  奥の方へ走り込んだが  奥の方へ引っぱって行こうとしました  奥の手術場に連れ込みました  奥へ飛んで来て  奥より楓は燈台を持ちて出  奥にいきいきとしてまたたいている  奥に波のように起伏した  奥がこんなにもひっそりとしている  奥まで行く  奥の一間に請ぜられ  奥にも暗いかげがあり  奥がじいんと滲みる  奥の裏秩父に接する  奥の突あたりの  奥まで入った  奥の大広間に案内されて行く  奥の片隅にゲーム取りの女と一人の学生とが腰掛けていた  奥から茶を汲んで出て来た  奥に入りながら  奥へ沈み込んでゆく  奥の方に呼ばわった  奥でかすれた  奥に熱い涙が湧いてくる  奥に引っ込んで居って  奥まで来て下すって  奥の高原に入りこんで  奥で高原地の百姓したいと言うんで  奥を案内してくれると言う  奥の野辺山へんを見て  奥の良さそうな所に別荘でも建てて  奥で百姓する  奥で高原地の農業やりたい  奥でカラマツなどを種から育てて見たいと思っている  奥を開いて見べ  奥に笑声をひびかして歩きながら  奥へ蒲団しけい  奥の寝所で寝ている  奥から出てきながら  奥の仏壇の有る  奥のうす暗い室に引つ込んだなり  奥に押込んでおくと  奥にほのぼのとよみ返って来るではありませんか  奥にいつもチラホラ彼が影をさしていた  奥には熱涙が潜んでいる  奥のつめの所に一竝び細く杉の木立の立ち續いてゐる  奥の番場といふ二部落に湧いてゐます  奥に聞えよがしにいう  奥に女を隠した  奥へ落ちて来られた  奥にも三年坂の不安が微かに宿っていた  奥のうす暗いところで麻を績んでいた  奥には黄色い灯が微かにゆらめいて  奥を探ってみる  奥へ迷い込んだ  奥の書院めいた  奥へむざと踏み込んだので  奥に屍をさらす  奥には決心の光りがひらめいた  奥の書院へ通されて  奥には蝋燭の火が微かにゆらめいて  奥から一人の侍が出て来た  奥へ引っ返したかと思うと  奥に切ってある  奥にござるよ  奥へまいって  奥へ立って行ったが  奥の方へ進んでゆくと  奥にかくれ住んでいて  奥を見透かしているらしいので  奥へ呼び入れた  奥にはつつみ切れない  奥からかの狐があらわれた  奥には大きい奇怪な石が横たわって  奥にしみ込んで忘れられない  奥に久方ぶりの燭火の幽かにまたたく  奥の間の中仕切が開け放しになっておりましたから  奥の間の様子を見に行ってみますと  奥から持出された  奥に隠しておいた  奥の方に建られた  奥の二番へ御案内申しなよ  奥に若い獅子の住居を訪ねた  奥まで土足で押し  奥の方へ連れ込んで行った  奥へし  奥に金銀でふいた  奥の奥の大広間へとおりました  奥の方から出て来たが  奥との境になった  奥のほうへ入って行った  奥の間へつづく  奥の奥のずーッと奥の愛妓八重と差し向かえる  奥でインターナショナルの奏楽が聞えはじめた  奥の方で少い婦人の声がした  奥の方暗く行詰った  奥まで迎いに来ぬ  奥の方へ十里も広がって響きます  奥へと言ひて呼び入れけると  奥役だって何ともそんなこたァいわなかった  奥から召されてきた  奥の八畳の室に起居している  奥からここまで来た  奥ふかい庭が見おろせた  奥の八畳にお裁縫に通って来ている  奥の壁までさし込む  奥の洋館などが見えて来る  奥らしく続いた  奥の洞穴のような離れで営まれていた  奥のふかい石じき道を歩いていて  奥へは入って来なかった  奥に理想村をこしらえて  奥の椅子にふかくかけている  奥の方へ行ってみた  奥に四畳半がかくれ  奥にうけとっている  奥の座敷に広々とつった  奥をのぞく  奥へ入ろうとした  奥から上京した  奥の実家へ帰り  奥になって  奥の茶室にすわった  奥の茶室へ引っこんで  奥へ帰って  奥の居間に待っている  奥の居間のほうへ近づいていた  奥へはいらなかった  奥へ通られて  奥の若松屋惣七の寝間へ行って  奥の茶室兼帳場へ来ていた  奥の惣七の居間へあらわれた  奥の居間へはいって行くと  奥の座敷へ案内した  奥の座敷へはいって行った  奥の茶室へ行ってみると  奥の座敷にすわって  奥へつれて行った  奥へ迷いこんだ  奥の八畳の間に床を敷いて寝かされて  奥の小座敷へはいって来た  奥までしみこんできて  奥へ引っ込んで見えなくなっていた  奥の茶室兼惣七の帳場へ通って行った  奥の茶室を出て行こうとした  奥から下げられて来た  奥と下のあいだの廊下にしょんぼり立って泣いている  奥の部屋へ通ると  奥の茶室へはいって行かなかった  奥で掌を合わせて  奥まで歩き  奥の八畳が啓介と信子との室となり  奥の八畳が病室に代った  奥に冷たい矢を受けた  奥がかすかに痛む  奥に逃げ込んでいた  奥が暗くなってきた  奥の方へ引込んでいって  奥へはいり込んで  奥で痰を絡んだ  奥が熱くなってきた  奥へ消え去った  奥の部屋をふりかえった  奥の間をのぞく  奥ゆるしをとった  奥へ飛び込んだ  奥の方へ曲って入りこんでいる  奥に貼りつけられた  奥から銃声が響いた  奥の深い窓際席に坐り  奥でちょっと考えていましたが  奥の暖炉を指していいました  奥の戸口に歩みよって  奥へ行かない  奥へ相談に行き  奥から飛んで  奥にひきこんで  奥まで入って来ない  奥へ廻ると  奥の離座敷に上等の客を留める  奥の間へ消えた  奥へ行こうよ  奥へ行かうよ  奥の離れで娘の梅代に肩を揉ませながら  奥へ呼んでみた  奥で神さんと口喧嘩をしてゐる  奥で瞬きをし続けてゐる  奥の部屋へ通され  奥の方へ入って  奥しいからでせう  奥の方へ指先を当ててみると  奥を熱くしました  奥にはかすかな圧迫があって  奥の実在方面を覚る  奥でもこんな御馳走がたべられる  奥には又いろいろの秘密があります  奥の方へ行って  奥へ駈けて行ってみると  奥の方まで忍んで行って  奥の方へもたびたび忍んで行く  奥の方へ行かなくなりました  奥でピアノの音がきこえると  奥の縁側へだしぬけに投げ込んだ  奥からも大きい蛔虫が発見されて  奥には一種の暗い影がつきまつわっているらしい  奥へ押し込んでしまった  奥に大きい平原があって  奥の産婦もひとまず落ちついたので  奥には和泉屋市兵衛殿と記し  奥の方でなさいよ  奥に半年ほど積もってる  奥で発しながら  奥へ向かった  奥の壁に立てかけてあった  奥に建っている  奥に人の気配があった  奥の窓へ歩いた  奥にむけて歩き  奥のほうへ歩いていく  奥にむかって立ち  奥へむかった  奥が絶えず語っていた  奥に誰れか耳をそば立てている  奥の常磐へあがった  奥のまたその奥が果しも  奥へ奥へと引き込んでいく  奥の方では何だか赤いものが動いている  奥から赤毛布が飛び出した  奥へ引き込んで  奥の方を見ていた  奥の方から婆さんが出て来て  奥の方へ吸いつけちまう  奥へ詰って来た  奥でもさぞ暑かろうと思われる  奥から駆けて来た  奥の方へ歩いて行ったら  奥の方を透かして見た  奥へ這入ったなと  奥へ奥へと這入って行くと  奥が鳴った  奥で教育を受けた  奥が詰って  奥を向いて  奥を振り向いて  奥の小柴垣の中に充ちた  奥の六畳に通るや  奥で呼んでいますよ  奥よりして供えた  奥ふかい処に勤めてゐたせゐか  奥の方に姿が見えたにしても  奥の方へまでのし込めた  奥に浅い紺碧のいろを  奥に風が渦巻いて  奥へ奥へと汽車は走って行きます  奥までいい道があります  奥まで木を引き出す  奥へ入ってしまい  奥の方へ入ってしまい  奥が晴れると  奥へくい込んでくる  奥の小屋を経て  奥に達すると  奥の方に押していた  奥の家のまたその最も奥にある  奥へは行き  奥の間で何だか女の啜り泣く  奥でコロコロまわしている  奥のほうヘシッカリ両手を合わせると  奥のまた奥では儲かる  奥をみつめた  奥には煤びれていたっけ  奥へ入っていってしまった  奥から師匠の声といっしょに聞こえてきた  奥に埋もれ切った  奥を覗かせる  奥の潤みを  奥に花さき朽ちる  奥はさういふ  奥にゆきぬ  奥の方に白石が坐った  奥に一日坐り込んでいた  奥の間には遠ざかつて  奥の方にゆくと  奥の方へドンドン入っていった  奥の奥にまた一つの大きい答がある  奥の方には明るい広間が見える  奥から声が出てくる  奥に静養している  奥の窓の方に歩いていった  奥の入口のところに膝を組んでかけ  奥のゴザ一枚はいつもジットリ穢れでしめっぽい監房の中を歩きながら  奥にキラリと光る  奥に続いて居る  奥までしみ透って  奥にも取り入りつ  奥へ帰り入る  奥の間よりのこのこ出で来たり  奥に思いがけなき四阿あるなど  奥の小座敷でおとっさんと何か話していたわ  奥でちょいとい  奥より出で来たりし  奥の一間には母子の問答次第に熱しつ  奥より出で来し  奥に一種鋭き苦痛を覚えし  奥に吸い込まれた  奥の部屋へ引張っていった  奥の方にいい席がございます  奥には必ず正しい真理が存立する  奥からその友人と語る  奥に笑い  奥の一間には鉄柵の扉がついていて  奥まで吸いこみたいと思った  奥はなかなか広くなっている  奥に固く凍りついていた  奥に何か少年には窺ひ知る  奥の国へ連れられてゆく  奥の部屋へ行くと  奥にも最後の決心を秘めていない  奥から土鍋と青い野菜とを持ち出して来て  奥を睨んでいたが  奥へ届けて貰うたらのう  奥には大きい古池が薄月の下に黒く淀んでいた  奥にしみ付いて離れなかった  奥にひらめかないでは  奥へ引っ返して行った  奥へ通ったが  奥から薄白い煙りがうず巻いて湧き出したかと思うと  奥までも沁み込んで  奥に寝かされている  奥には小さい古びた  奥を透かしながらささやいた  奥まで蹈み込んで見ようではないか  奥の方でも衣ずれのような音が不意にきこえた  奥に在る  奥の方の隠れ家のように見えた  奥で煙草盆の灰吹を叩く  奥から歩いて来た  奥の方を窺う  奥の方に釣された  奥に起った  奥にも達磨が置いてある  奥ふかく遊びにいく  奥から中年の男が駆けだしてきて  奥に隠れていて  奥に収っておく  奥へおしこんだ  奥にしまっておけば  奥に姿を消した  奥へゆこうとして  奥へ歩いていくが  奥へ引返し  奥へはいっていった  奥でせせらわらって  奥のひと間へひっこんだ  奥のドアから現れた  奥の部屋へいきましょう  奥の一間へ入っていった  奥の部屋から苦しそうなうめき声がもれてきた  奥のひと間へ入った  奥でわらうと  奥の方にしまい込んで置いて  奥の仏間へ駆けて行って  奥に勝手と便所とが並んで在った  奥ではあり得ない  奥の部屋には万年床が敷いてある  奥へはいらない  奥にまで達しうる  奥の方へふれてくる  奥へ駈け去つてしまふ  奥の方に休んでゐる  奥へ這入  奥に縄をつるして  奥の帳場へ消え込んだ  奥から声だけきこえた  奥の酒と女のある  奥にまで突き入った  奥のおん目見えをゆるされ  奥へばたりとこの文放  奥の室から紙幣の束を持ってきた  奥の居間にもどって来て  奥からひっぱって来る  奥を眺めふける  奥で夕靄につづき  奥から鉄砲の音がきこえてくる  奥へ歩き去つた  奥に自然のままの表情がある  奥へ走り込んだ  奥から古びた  奥をいたくさせる  奥の方まで冷え入って  奥に二階へ通ずる  奥の階段のほうへ行く  奥へ二棟立ち並んでいる  奥でよこになるから  奥の木を引っぱる  奥までちゃんと描いている  奥がかわいて  奥の部屋に引つ込んで  奥で休んでゐるんでせう  奥は十畳の畳を敷いた  奥から奥へ通路をつけながら  奥のお湯に入れていただいておった  奥の奥に隠しております  奥のドアーを排して現われた  奥に消えて行った  奥には小さい棚があって  奥に行ったが  奥へ歩み寄った  奥のほうの寝台にはわらがしいてあり  奥に一まつのくゆるがごとき  奥へ逃げ去っている  奥の方へあるき出しました  奥に共同の先祖があった  奥へ来て貰いたいって  奥が肌白く見えて  奥を訪れた  奥の間に通つて見ると  奥から顔だけ出した  奥にエロティックに近い甘さがある  奥のほうで考えた  奥の方に箸をつきこみながら  奥をさしたが  奥の可愛いアトリエへ遊びに行った  奥へひきさがって  奥の方をすかして見たが  奥へ入るほど  奥が知れない  奥へ入って行く  奥へ奥へ入って行くと  奥の方には五万噸の大船渠が浮いている  奥の室へ去って  奥に閃く  奥の薄暗い納戸の蔭でお里がしょんぼり涙ぐんでいる  奥の室で母と自分と妹と三つ枕を並べて寝る  奥の方へ通してくれないか  奥へ入ってしまった  奥に善良さが微笑んでいる  奥で奔湍のように煌めき  奥の方にぼんやり人生が見えている  奥に善平は烈火のごとく打ち腹立っていたり  奥にかくされた  奥に秘められた  奥にも部屋があるらしいが  奥でカルテを見ている  奥で主人と暫く話し合った  奥に涼香漂い  奥の白絹に書かれてある  奥のほうへ駈けていった  奥へはひつて見ると  奥に別の舞台が出来てゐるといふ  奥から飛んで来た  奥へ送った  奥の方へはいって行った  奥の部屋へ帰って行かなければならない  奥の空地の近くまで木がなくなった  奥の方の空地の所まで来て  奥のうすくらいところで両手をポケットから出して  奥の八畳の座敷中央に火鉢と座布団があって  奥の四畳半で読書していると  奥にネルロが吸いこまれてしまって  奥へつづいている  奥から街の中へ流れて行くまでの  奥から私たちを呼びに来たら  奥の座敷は見えない  奥とを見比べた  奥に吉光の短刀を秘して置いた  奥をしらべていたらば  奥からきこえていた  奥の小さなしもた  奥の間にお針か何かしてゐたりして  奥の間へ押入る  奥の座敷で書類と睥めっ  奥の方なる中津川にて鉱を採りし  奥の大椅子に身体を埋めた  奥にうずく  奥に進み  奥の薄暗い部屋に退却して  奥にこもつて唸り  奥からゐざり出て  奥で寝た  奥の間で寝てゐます  奥の一間にはひる  奥の間に飛んで行き  奥の方から銅羅が響いて  奥の座敷に接待の用意が出来ると  奥の間へ導かれた  奥からのこのこと出てきて  奥を指して  奥で寝んでいた  奥に突っ込んであった  奥に大勢の仲間がいて  奥で密談をして  奥に引っこんでいました  奥だけ幽にともれていて  奥に入んとするを  奥の間に進み入る  奥の室と云えるは  奥の間へ行て御覧なさい  奥に作用している  奥の方からヌビア人らしい黒ん坊の子供が跣足で駈けて来て  奥は廃園といったような感じのする  奥の伏姫を観察して見  奥には強い決意の色が閃いていた  奥へ取って  奥から取出した  奥で壁に突当っている  奥で壁につきあたり  奥に何かある  奥へ入ってみましょう  奥へ進めば  奥へ駆  奥へ駆込めば  奥の方へ深入りさせた  奥へいらっしゃるの  奥に人の気配がしたと思うと  奥で仕  奥にあったかも知れません  奥にとんで行きました  奥に巣籠っていた  奥を想う  奥にその解答はある  奥のお火鉢を綺麗に掃除した  奥の半ペラ原稿紙をあけ  奥にもある  奥の三畳がつまり私の初めて見つけ出した  奥でも眺めたら  奥で考えながら  奥で感じながら  奥から眼を見はったが  奥にあったが  奥の奥に深徹してゐるかについて  奥の間よりは直ちに犀川をのぞむ  奥を深めて  奥にこぢんまりした  奥に一個の存在として生きている  奥の処にごッつりした  奥のレクトル・エケクランツの家で手に入れたという  奥に実在していた  奥ふかくしまいこむだろう  奥の方へ移って行き  奥で念仏を唱えている  奥の窓から彩色硝子をとおして覗く  奥の侍女が来て  奥へ急いで通られた  奥から笑いを転がし出して  奥へ彼女を伴れ込もうとしたという  奥の狼はすぐにその歯をあらわすであろう  奥に高遠の理想を持って居れど  奥の部屋に通されて  奥の部屋に引返し  奥の正面にはピアノが一台装飾的に据えてある  奥に謹直らしい眼を光らしている  奥には網が網臭く積まれ  奥のカーテンをまくって  奥の一間に入りますと  奥の部屋に臥転んでいると  奥に移りますと  奥の方へと歩いてゆきました  奥へ案内しかけたが  奥から答える  奥には九人の少女の髑髏が転がっていた  奥から彼がささやく  奥の奥と言う  奥ふかく進んでゆくと  奥からは光りが洩れる  奥の私の居間へホトケの位牌や遺骨を運びまして  奥を手でさぐりあう  奥に月のある  奥に大きな青桐の木があった  奥から一人があらわれて  奥に一つの櫃を発見した  奥へまで射しはじめた  奥へ行くにしたがって  奥に隠れていた  奥を探りにはいった  奥へ踏み込んでしまった  奥へは白昼も立ち入る  奥の室から湯殿へ行く  奥に蛟か蟒蛇のようなものがわだかまっていて  奥ふかく住まわせて  奥へ案内されました  奥へ深く突き透った  奥の間へ案内されると  奥の壁の下に小さい人間を見いだした  奥へ女がすべり込んで往くけ  奥の奥の山奥まで行きました  奥に住んでいました  奥の方に寝ている  奥から九太を呼ぶ  奥へは踏みこんではいけない  奥から流れ出る  奥の土藏が三つ額をあつめてゐる  奥を金槌で打たれてる  奥の六畳と玄関の三畳の間とをぶっ通しにして  奥の一室に通って  奥にチラチラと焚火の光りが見えて来た  奥の石の神様を祭ってある  奥の部屋に寝ていた  奥へ駈け込みました  奥の方へズンズン這入って行きますと  奥の方を一心に見詰めながら  奥へ進み入って  奥の方へ来る  奥をゼイゼイと鳴らした  奥まで隙いて光っているだけに  奥にはゆかず  奥には下駄を造る  奥へ往った  奥の方には岩を穿って  奥にひたと寄り添ってきました  奥ににじんできました  奥から金盥の中に傾けた  奥の御殿へ行かれる  奥でぜいぜい鳴った  奥ふかく食いこんでのこって  奥からぶらぶらと出た  奥の方六畳の襖を開けて  奥に来ている  奥の方にはまだ一枚扉があって  奥に来てゐる  奥の住居では大抵行灯を点していた  奥に入ってしまいます  奥を散歩していますと  奥の夜は静かに深更へと深まっていた  奥より閃めき出  奥から聞こえた  奥の方まで並んでいる  奥の方から羽二重を引裂く  奥に粘膜があります  奥の行止りの処に赤い看板が見える  奥の方へ逃込んで行った  奥の方の料理部屋らしい処で声がする  奥の方へ歩みさった  奥の方へ行ってしまいました  奥へ行ったか  奥には大切なものや危険なものがある  奥へ連れていった  奥から機械人間が出て来た  奥へすすんでいくと  奥の外国の学術雑誌の合本を入れてある  奥から氷室検事がとびだしてきた  奥の中間のところにある  奥へすすんだ  奥の方へ歩きだした  奥の奥にひそんで居る  奥へそわそわと引っ込んで行った  奥の深い処までその自分の想像をはたらかせない  奥が痛い様になるほどいそいで読んで  奥に迷い込んで行く  奥の肱掛椅子に腰を下して  奥に涙が溜つたとき焼跡は優しくふるへて  奥に涙が溜る  奥の奥のその奥にある  奥に涙が溜った  奥に二坪許りの空地が有りまして  奥へ入って見ますと  奥から流れて来る  奥に引込む  奥では彼の時の様に小鳥が囀り  奥に潜んで居て  奥のいたちの家にやって参りました  奥の机の上に小さな石油ランプが一つかかっているだけだった  奥のほうの廊下から一人の紳士がゆっくりと出てきました  奥へ口をつけて  奥の室にひっこんでいます  奥のお座敷にのべておきましたよ  奥で黒い瞳が見つめていた  奥の温泉への登り口がどこかその辺の篠原の間についていた  奥の室へ往って寝るから  奥の室へ入って  奥の室の方からびしゃびしゃと云う  奥は向うさ  奥の麦畑の方から刈り取った  奥に追い込んだ  奥の使いに行きました  奥へそう云いに行った  奥の時計が遅れている  奥の座敷から茶の間へ酒席を移して  奥の部屋に寝た  奥の部屋を借りて  奥のお婆さんに聞えなければ  奥と呼んだに  奥の方へ歩いて  奥のはうに  奥の方からちらと顔をのぞかせて  奥にわらひ  奥の方へ引込んで  奥の襖もあけ放して  奥の三畳に一人の婆さんが横向きになって坐っている  奥ふかい全体にまだ衝撃の余波がのこっていてとれない  奥の大きい屋敷は建っていず  奥の座敷のすぐとなりの売った  奥に自分の家というようなもの持つ  奥へ歩いて行ったら  奥の方から赤ん坊の泣き声がきこえた  奥に行った  奥に這入ると  奥にでもいる  奥にぬけて  奥からこみあげて来る  奥にしみていく  奥に走って行った  奥へ探しに  奥からけたたましいジャズが鳴り響き  奥からこみ上げて来た  奥に突っ込んである  奥の方へ押し込んであるので  奥から射して来る  奥まで二十二間を計るまでに  奥へと進んだ  奥に近づくに従って  奥の方へ歩き出した  奥に洋々たる流れの姿を示してゐるではありませんか  奥の一間へ連れて行った  奥の居間へ呼ぶ  奥の座敷に金屏風を立てて  奥の居間に籠りきって  奥の室に布団が敷かれた  奥で瞳をこらしたが  奥に通された  奥に物足りなさが感じられた  奥に甘酸っぱいものを感じて  奥からかすかに答えた  奥がすっぱくなって  奥に覚えた  奥に奉公する  奥とのさかいに銀いぶし  奥を振り返りながら  奥でぐうというような音がして  奥の八畳に徹夜の寄り合いが開かれている  奥と台所で同時に燈火を吹き消した  奥から雪隠の中までほとんど夜っぴてのぞきまわったが  奥との通路の暖簾口にあった  奥をうかがって  奥の垂幕に消えて行く  奥の垂幕のかげに  奥の幕が左右にさっと開いて  奥の垂幕からかけ上がって  奥には人影が見えぬのに  奥にゆきますと  奥の大卓子の支配人が彼女にかるく会釈をかえした  奥の三面鏡にはたえまなく  奥の部屋で待ってるよ  奥のテーブルへ一人残つてゐた  奥にぽたりぽたりと鈍き光りが滴る  奥で自動車のラツパが鳴  奥へ奥へと歩き  奥の方からさびた  奥の方に向かって叱る  奥の本殿からうすぼんやりと光が流れて  奥に仂いているからに  奥の方に向かって  奥に走りこんだ  奥から何とも知れない  奥の方にはかなりりっぱな座敷があるらしい  奥でお浜と寝たっけ  奥の八畳の間に書帙や書画帖などが曝してある  奥まで土間が通っていて  奥まで土間が通つてゐて  奥で汽車は川を渡つて清里駅に着く  奥の赤い金襴の帷帳を引き開いてみると  奥の方はだいぶ傷んでいる  奥へ逃げ込む  奥の眼をしばたたく  奥に何かあり  奥で眼を神経的にぱちぱちさせるだけで  奥に小さな眼をいつも鋭く光らせている  奥にはいつもきびしさがある  奥にい  奥に反軍思想があるとは  奥の方から先生の声がきこえたので  奥に何か知ら  奥へはもう一歩も足踏みをさせられなかつた  奥に忍んでいる  奥に忍んでゐるのであらうと察しられます  奥に何者がかくれているかを探しだそうとした  奥まで入りこんでいる  奥に面した  奥からコーヒーの香がぷーんと匂ってきたからである  奥へとびこんだ  奥のほうに何か騒動が起こっているに  奥へとびこんで  奥へいってみると  奥に入った  奥から三十ばかりの女中頭らしいのが出て来て  奥ふかくしまってあるという  奥へ引き返すと  奥の方に放牧の牛を見に行った  奥へ低く飛んでかくれた  奥に潜むか  奥の奥からにじみ出す  奥の方から出ている  奥へ引こむことにした  奥に灼きつけられた  奥の二階の部屋に案内された  奥に突きとめようとする  奥に漂う  奥をのぞいてみると  奥へうつりました  奥へ入って行って  奥でめざまされる  奥の奥まで作家の筆がたっぷりとふれられてゆくか行かないか  奥が私の気に入っている  奥まで本気に描き込んでいて  奥からある  奥のほうに向け  奥に光っている  奥から見つめて  奥に何かきびしすぎる  奥から何かの力で引きもどされた  奥にも空いたのに  奥にいるという  奥に病人の寝床が見えた  奥の方へ引込まして  奥の間にて喜びの酒酌み交し居りし  奥に立て  奥の室で話していた  奥の間で信子の仕度を手伝ってやっていた  奥の間の気配に心をやったりした  奥の奥座敷へ通って  奥の吉蔵の居間へ案内した  奥に心が控えていて  奥と呼んだ  奥があり  奥からふしぎな力を感ずる  奥にあるといわれる  奥ふかくにくるまで  奥しれぬ洞窟がある  奥がつうんと痛くなる  奥に湖水でもある  奥ふかくのものに心をひかれ  奥ふかくへと消えた  奥までじいんと知覚が失せてくる  奥の将軍家のお顔を伺い見ましたら  奥の間をのぞいて見ると  奥と店との間に一の池ありて  奥の柱に凭りかかれり  奥から鈴江があたふたと出て来るなり  奥の方へ姿を消した  奥の間へ飛び込んだ  奥へ逃げ出そうとした  奥へと消えて  奥に仄見える  奥へ駆け込むと  奥から村近くへ出て来ると  奥に戻っていって  奥へ奥へと登って行きました  奥に秘められて  奥の方へ小走って行った  奥に階子を設く  奥に兵営が出来  奥へ小ぢんまりと引こ  奥にもう夕方のかげがひろがる  奥に柔らかく奥ゆきのある  奥のロビーの方を指しながら  奥に行く  奥で一ぱい飲みながら考えていた  奥へ入りかけた  奥におさまっていた  奥にぼんやりみえる  奥の間に脊髄病の入れ墨男が居て  奥や二階に通されるという仕  奥の一室を借りて住んだ  奥におさめ  奥へ声をかけると  奥までかえって行った  奥で捕獲した  奥の離座敷を志した  奥の痛いのはなおり  奥がひらいて居りますし  奥の机でこれを書きはじめました  奥へでもゆく  奥の室のテーブルの下へ入れたら  奥へかがまりこんで  奥に上る  奥の方に一路の降るべきが見えたり  奥の方を伺える  奥の方を望みつつ  奥を喰み破られて  奥には六畳の小坐  奥の方へ駈け込みし  奥の方に主屋があった  奥がきりきり痛んでいた  奥の部屋へ行って見ると  奥のはるかな片隅で考えながら  奥に眼眸が静かな光りを湛え  奥でぴくりとして  奥とが住居になっているらしい  奥をじっと覗き込んだ  奥を見入っていた  奥に彼等の宝庫が今も眠つてゐる  奥の細道のあとを辿って  奥に当る  奥で喋っている  奥じゃ変に亢奮して  奥のひろい  奥の間に音絵を呼んで  奥へ続いた  奥の一室に連れ込まれた  奥へ取り次いだが  奥の畳を敷いてある  奥に坐っていた  奥に不思議な世界が静かに千年の昔から横わっている  奥で呼吸をした  奥には山人住めり  奥の方なる林の中より若き女の穉児を負い  奥にて弥之助が聞きつけし  奥に住める  奥の方に美しき娘機を織りていたり  奥の座敷には火鉢ありて  奥にて手も足も一つ一つ抜き取られて死していたりという  奥の方に寝させたるが  奥に残っていて  奥へ入つて行きます  奥に起たせ  奥の暗がりの中に色泥の剥げた  奥の天人像に向って  奥から出る  奥にテニスのゴム毬ぐらいの銀色に光る  奥の六畳へ是非とも茶の間を通つて行かねばならぬ  奥に横たわる  奥の茶箪笥か何かの抽出から出して来た  奥へ上ると  奥の方へ進んだ  奥で話した  奥で信じていた  奥へ突き進んで行こうとする  奥の間に針仕事してありし  奥の方へは聞こえず  奥の一間に限られたれば  奥の間へ通りしに  奥へ通すとは  奥に勤めていたので  奥に使われる  奥に勤めていた  奥に勤めている  奥の口へ覗きに出た  奥の口でりよは旅支度の文吉と顔を見合せた  奥を下がった  奥でこっそり自己弁解した  奥から聞えて来たので  奥の眼は小さくしょぼしょぼして  奥のほうに向って  奥の小さい眼を精一ぱいに見開いて  奥から吹いて来る  奥の方でコックがものを云っている  奥で匕首のやうな白い歯を見せて  奥がふかくなって  奥へ行ってみよう  奥へ向かって  奥には障子のはいっている  奥の方へ逃げこんだ  奥のところへもどってきた  奥の穴へころがりこんだ  奥の座敷に寝ている  奥であった死神の仮面をかぶった  奥に小さい二畳があるばかりであった  奥に真黒な茶壺がならんでいて  奥のひそひそとした  奥に沁み込むまでながめたい  奥に忍び込んだ  奥に認める  奥にその伝法堂の見えている  奥で得られた  奥の六畳へはいって  奥でしめやかに静かにとめどもなく涙が流れるという  奥の方から本郷の方へと陸続と避難して来る  奥へ来て見るが  奥へむりやりに強心剤を注ぎこまれる  奥の大きな邸の前へ行った  奥が深く暗い書庫に向って  奥の方に入られてしもうて  奥へ声をかくるに  奥で巨鼇の背に座った  奥が夜の宝石のように輝いた  奥に何かがポッと点火された  奥の方から何かの囁きがかすかに伝わる  奥の事務を執っていましたが  奥へ奥へと逃げ込んで行く  奥から浴衣姿の年とった  奥の方で動いているが  奥は暗くなって  奥の奥に川の源がある  奥に走り去る  奥をちらりと掠めて過ぎた  奥に白い頭を尖らした  奥の奥に隠れている  奥へ行きましたよ  奥の正面にまた門はある  奥に伸びてゐた  奥から走  奥にまた狭い土間があって  奥の室にはいり  奥の間に呼び寄せ  奥へ引上げる城主に向って平伏し  奥の座敷でお妾を相手に酒を飲んでいる  奥にわけ入った  奥に眼を光らせてはいって行き  奥に連れて行き  奥も住み  奥にいりぬ  奥の二階にゐると  奥に一匹の猫がいる  奥に消えて  奥からのぞいている  奥に何か解くべからざる  奥へ奥へと沈みゆく  奥から読経の合唱が聞こえる  奥の方に入るに  奥からあたかも大河の流れる  奥で裂く  奥から黄金色の光がおぼめいて来た  奥に当って  奥にこそ纐纈城はある  奥の細道の心境を旨とするかの如き  奥の襖が開いて  奥がコンモリと仰がれる  奥の間で話してゐる  奥まで沁み透るほどに  奥をすかして見る  奥へ運んでいった  奥から人波をかきわけながらぜいぜい  奥の方へにげさった  奥へと案内した  奥から姿をあらわした  奥の方へすすんだ  奥へいくと  奥の牢の方かもしれない  奥の方へとはいっていった  奥の方から外国なまりのある  奥には高声器が見え  奥に原因ある  奥の小間にはお俊がいた  奥が急にむずがゆくなって  奥の高知の港へ着いた  奥でかすかに響いてゐる  奥のほうに飾りましょうか  奥から起って  奥に誰かが彼より先にはいって  奥から半病人の都築明を乗せた  奥の食堂の方へ向って歩き出した  奥の間の長火鉢の前に坐っていられまして  奥で針を働して居る  奥に笑って居る  奥まで彷徨い歩いて見たい  奥へ突込んできて  奥へ突っ込んできて  奥まで洗いたい  奥の土が輝いた  奥へ吹きこまれ  奥に使われている  奥にその仮寓を尋ねて行った  奥へと進んでいった  奥の小さな通路は次の中庭へ通じている  奥からはかぶさる  奥の薄暗がりの中に立っていた  奥では弄花が始まった  奥で三度御飯を食べると  奥のお客さんにお茶を一ツあげて下さい  奥を指差す  奥から火鉢が出る  奥に燈がいさり  奥で調子を取る  奥で輝いている  奥の方へ姿を消してしまった  奥の離室の方から賑かな楽しそうな笑声が聞えています  奥まで入って  奥の方に馳けていった  奥の方へ這入っていった  奥から声があって  奥では市長がニコニコ笑っている  奥の壁際にある  奥からバネ仕掛のように垢ぬけのした  奥に反りかえっている  奥の方へ去ると  奥で一生懸命に考えている  奥の部屋に閉じこもり  奥の部屋へ行って  奥の書斎に案内した  奥の部屋でまごまごしていたって  奥より鳴きていづなり  奥から鳴いて出  奥の日夜銃声の絶えない  奥でお目にかかりましたな  奥に二個荷造りした  奥の部屋へ運ばせてしまった  奥の部屋へ運びこんだ  奥へ運ばれた  奥に隠されている  奥の障子をあけて出  奥まで踏み込んだ  奥よりお妙は行燈をとぼして出  奥をみかえりながら  奥よりおいよ  奥をうかがい  奥を窺おうとする  奥の間より毛布を持ち来らせ  奥の方へ引込むな  奥になる  奥になると言いますね  奥に晩秋の夕陽の烈しくさし込み  奥の八畳の縁さきで涼みながら話していた  奥まで進み入った  奥の室を見た  奥の室と茶の間の境になった  奥の室と茶の間との境になつた敷居の上に細君が頭を此方にして  奥から聞えた  奥の細道にも見える  奥に坐ると  奥にかくれ  奥なる所にあるを  奥へ持ち出しますから  奥にみつけた  奥の蔭に立っていた  奥をたづねて  奥の方へめりこんじゃったら  奥から姉が嫁してきた  奥に諷い  奥の縁側から駈あがった  奥の縁側へあがった  奥の室の隣室には平兵衛の居間があった  奥に潜められている  奥を極めんとて這い込んだが  奥を極めなかったので  奥は埋めてしまい  奥へ入っていってしまいました  奥の鏡のところでかたまっていた  奥に伝統の場所を得て納められている  奥に仕へ  奥へ眼を遣った  奥を歩き廻って  奥に蹲って  奥から受付台の方へ歩いて来ながら  奥で娘さんが顔を赤くして笑っている  奥にはいり  奥の縁側の方へ頭をやって寝ていた  奥もわからぬ程立ち並んで  奥は暗の森藪は汝の足をとり  奥から下ってくる  奥の方に丸い乳房が月のように浮かんでいる  奥の座敷の炬燵へもぐ  奥のもっと深い感情が潜まされているとも考えられよう  奥までが明く見え  奥から鳴り出す  奥から拍子木の音が長い間を置きながら  奥にむかつて叫びました  奥ふかくて先がしれないが  奥へ立て  奥で苔の採集を仕事としている  奥の室から出て来た  奥からのびあがって  奥の室へ通じる  奥の室を出た  奥へ引こんだ  奥へ奥へと行く  奥へ往って薛の郎がい  奥へ往って舅と姑に挨拶した  奥へ押込んでおいた  奥にしまい込んでおいた  奥のひと間へ呼び入れられて  奥の八畳の間に毎夜の寝床をならべる  奥にも立木のあいだに母屋らしい大きい建物がみえる  奥の木立ちの間に一つの燈籠の灯がぼんやりと浮き出した  奥の広い座敷で酒宴を催す  奥へ通しました  奥の座敷で手を鳴らす  奥へゆきますと  奥では焦れて  奥へ通されました  奥の一と間へかつぎ入れて寝かせました  奥から俳諧師の野水が駈け出して来まして  奥の方へ逃げ込んでしまった  奥に養われる  奥に七間の家があります  奥から舌たるい言葉が出た  奥に窺い寄らんとする  奥の方にその本を入れて置いた  奥の方へはいって行けば行くほど  

~ 奥[名詞]1
心の奥に  心の奥へ  礼子が奥から  巷の奥には  巷の奥の  夜の奥から  胸の奥が  落葉ふる奥  袂を払って奥に  玉虫は起って奥に  隠れ家の奥から  円覚寺の奥の  鳴戸の奥を  嵯峨の奥の  心の奥を  承知して奥に  路地の奥に  山の奥の  中の間から奥の  楢木立の奥の  春山の奥から  裏山の奥の  庭も奥も  門番だからと申して奥へ  ピッシャリ締めて奥へ  殿様は奥へ  飯島が奥から  飯島は奥へ  善藏は奥へ  源助は奥の  裏口から奥へ  深山の奥までと  是から奥へ  連られ奥へ  案内を頼んで奥へ  草履取が奥の  駐車場を奥まで  わき道の奥で  窓の奥に  台所の奥に  夢幻の奥へ  藪の奥へ  山の奥へ  お母さんが奥で  ようにして奥へ  それを持って奥へ  ひとが奥から  顔をして奥から  ヒョイと奥へ  と腹を据えて奥へ  私も奥で  之を持って奥へ  部屋は奥の  紙入の奥に  屋根に遮られて見えない奥の  森の奥の  霧の奥に  店の奥には  手塚はわらって奥へ  洞窟の奥にや  高山の奥より  谷隈の奥に  腹の奥から  台所へあがり奥へ  心を奥へ  緞帳の奥から  怫然として奥へ  渋皮の奥  戸棚の奥に  座を立つて奥へ  胸の奥の  幌別郡カルルス温泉の奥に  路次の奥の  親分は奥の  庭園の奥  ように奥の  食堂の奥の  掛け声が奥の  手代は奥へ  丁寧に奥へ  視覚の奥に  胸の奥に  引き出しの奥から  宮殿の奥を  船室の奥  船艙の奥に  襖の奥から  うちに奥の  小石川の奥まで  鏡の奥に  片手に奥から  足駄を借りて奥に  入り江の奥より  路次の奥に  店から奥の  それが奥から  心の奥の  箱の奥の  声がして奥へ  私たちは奥へ  二三度曲って奥の  王城の奥の  穴の奥に  家の奥へ  棚の奥に  口の奥から  胸の奥にと  鼻の奥まで  橋の奥の  喉の奥から  口との奥に  顔の奥に  耳の奥に  五体の奥の  神経の奥に  ぬいさんが奥から  立上って奥の  口籠りながら奥の  それを奥の  カーテンの奥に  参差の奥に  事の奥に  店先の奥から  空の奥へ  神殿の奥に  格子の奥から  神殿の奥なんかに  店の奥に  二階の奥の  提灯の光りで奥の  林の奥から  林の奥に  鳴りかたをしなければ奥へ  のどの奥だけ  露路の奥から  帳の奥に  森林の奥の  丘の奥が  砂煙りの奥へ  森林の奥へ  下女に奥の  襖の奥の  洞窟の奥の  茅野雄は奥へ  山岳の奥に  スクリーンの奥の  スクリーンの奥へと  砂浜の奥に  砂浜の奥を  湾の奥  スクリーンの奥から  湾の奥に  湾の奥を  湾の奥へ  湾の奥の  チューブの奥に  居間の奥に  錯覚の奥に  部屋と奥の  受話器の奥に  オフィスの奥の  チューブの奥へ  林の奥  すべて技術の奥にまで  心の奥から  一宗の奥を  浄土の奥に  尼僧は奥から  山の奥に  洋品店でも奥の  言葉の奥の  眼窩の奥で  小石川の奥から  木立の奥の  庭の奥へ  生活の奥の  問題を超えた奥に  突抜いた奥の  生活の奥へ  孤独の奥には  耳の奥が  路地の奥は  世田ヶ谷の奥へ  樹蔭は奥へ  咽喉の奥へ  入江の奥  鈍色の奥に  胸の奥  口の奥には  瞳の奥に  微かなる奥に  住吉村の奥  心の奥で  方たちは奥に  スッと奥の  札を持って奥の  時雨堂の奥を  紀州の奥でも  草を分けて奥へ  コッソリ蜂須賀家の奥に  ザワッと奥の  襖際に居並んでいる奥  ここに居並んだ奥  床下から奥へ  立柱から奥の  畑の奥や  鼻の奥を  納戸の奥から  昼でも奥の  露路の奥に  言葉の奥には  ポケットに奥  姿が奥へ  ぱいに奥へ  万座山の奥へ  店の奥の  窓の奥の  谷の奥で  豆棚の奥から  駒は奥へ  眼鏡の奥に  眼鏡の奥で  妻君は奥の  妻君が奥から  クッションの奥へ  眼鏡の奥から  庭の奥に  駐車場の奥へ  ハイラムは奥の  弼斉憲の奥に  上杉家の奥を  暖簾の奥に  案内せられて奥に  露次の奥に  そこに待たせておいて奥へ  仏壇の奥の  山の奥へでも  洞穴の奥から  女の奥に  屋敷の奥に  屋敷の奥か  間に奥の  廊下から奥の  喜撰風呂の奥でも  びっくりして奥の  喜撰風呂の奥に  根岸の奥の  紀州の奥にでも  駕から奥へ  代々木荘の奥へ  松平家の奥へ  長屋の奥へ  自己冷嘲の奥には  神棚の奥を  穴の奥から  穴の奥へ  店の奥では  暗闇の奥に  机の奥から  頭の奥の  一つ心の奥からの  彼は奥の  たましひの奥の  木立の奥  小者が奥の  廊下の奥が  眼鏡の奥の  家庭の奥へ  二人について奥の  白山の奥に  桜花の奥より  私は泣きながら奥へ  路地の奥とは  北方へ転じた奥  太郎が奥の  マブタの奥に  花にかくれて奥が  岩の奥に  伊那の奥から  がむしゃらに奥へ  子房の奥の  孔の奥の  突風の奥に  つもりで奥へ  舞台の奥に  三吉は奥へ  箱の奥に  歯の奥で  入口と奥とでは  家の奥の  わたしを奥の  札幌円山公園の奥の  ズッと奥へ  木立の奥や  私の帰るまでは奥に  だれから奥を  水茶屋の奥へ  屋敷の奥を  四国屋の奥に  静かに奥へ  ソロソロと奥の  あそこの奥の  からだの奥まで  十畳らしき奥の  此方へと奥の  車の奥を  玉砂利が奥  役宅の奥へ  杉木立の奥を  奥へ奥へと  洞窟の奥に  洞窟の奥へ  とば口から奥へ  孫兵衛も奥から  洞窟の奥から  往き還り奥の  土間の奥を  空の奥で  田舎の奥へ  意識の奥に  万山の奥とも  住宅地の奥の  女が出て来て奥の  お客様が奥で  ひとりが奥から  秋草を植えこんだ奥の  気色をかえて奥へ  テュルリー宮殿の奥から  たくさん押入の奥に  京都嵯峨の奥  事件の奥の  中音に吟じながら奥へ  林の奥を  それを越えて奥へ  小径を奥へ  森の奥を  森林の奥まで  女は奥へ  深山の奥の  あたふたと奥へ  私は奥に  片品川の奥へ  場から逃げだすと奥の  棚の奥を  峻嶺が奥へ  方は奥へ  おれの奥の  森の奥から  スタスタと奥へ  陽気な奥の  病室にあてた奥の  胸の奥を  温習かけた奥の  かたの奥に  底の奥に  館の奥の  茶屋の奥へ  それを持つて奥には  留が奥の  入口の奥は  車の奥  近眼鏡の奥に  飛石伝いに奥へ  娘は奥へ  草叢の奥に  闇の奥へ  頭の奥が  目黒の奥まで  せきはしよんぼりと奥へ  一人は奥に  祭つてある奥の  やうな奥の  せきは奥から  仕事場の奥で  室の奥の  私を奥へ  先に立って奥の  舞台の奥へ  下の奥に  暗闇の奥へ  暗闇の奥の  喉の奥に  小径の奥へ  シトシトと奥へ  森の奥へ  日本の奥までも  田村麿が行かなかった奥の  清水谷の奥まで  露地の奥に  丞は奥へ  きょうは奥の  衣類を着替えて奥から  太郎を奥に  門先から奥の  女たちが奥へ  商家の奥の  二人を奥へ  私を奥の  彼の奥の  心の奥には  山の奥  あさひは奥の  庭をひかえた奥の  とき林の奥の  露地の奥の  山の奥から  山谷の奥に  深山の奥  葛籠笠の奥  雑木林の奥へ  やみの奥を  繃帯の奥から  頭巾の奥に  自然科学の奥は  密林の奥に  秘密の奥に  仕事場と奥とは  態度で奥へ  累世朝廷の奥に  廊にたたずみながら奥を  後園の奥へ  一人は奥へ  廃寺の奥に  歯の奥まで  心の奥では  胸の奥で  深山の奥に  花ずいの奥に  鼻の奥  いまいる奥に  心の奥からの  穴原の奥の  かすかに奥から  国男さんは奥で  呂布も奥へ  閣の奥へ  王忠を奥に  客として奥に  竹籔の奥の  竹籔の奥を  待合の奥で  舞台の奥から  松山さんだけ奥に  臥牛山の奥へ  玄徳を奥に  木の間の奥を  屋根が奥の  諸君は奥の  竹の奥で  ひとりが奥へ  彼について奥へ  東郭の奥へ  さの奥に  魂の奥の  顔で奥から  公園の奥を  隙間の奥には  畑を越えて奥  九郎右衛門めは奥の  丸窓の奥から  城中の奥へ  韓玄を斬るべく奥へ  ぷっと怒りを含んで奥へ  広場の奥の  咽喉の奥の  吉池の奥の  そとのみ消えて奥  鼻の奥の  喉の奥で  真暗な奥の  眼の奥で  森の奥で  今日だけは奥と  雨の奥を  世話をしていた奥に  闇黒の奥から  九郎方の奥  書院作りの奥の  屋敷の奥へ  右をして奥へ  ように奥から  みんな一人残らず奥へ  部屋の奥に  つて下宿の押入れの奥から  土蔵の奥に  鍵をつかって奥の  峰伝いに奥の  穴の奥の  われ目を奥の  頭の奥で  面を沈めて奥の  奥へ奥へとは  墓地の奥の  木の奥や  御用部屋の奥の  六人が奥で  土蔵の奥まで  ょろ松は奥から  入口が奥へ  八畳つづきの奥の  上下左右と奥との  玄関から奥へ  玄関から奥へは  それには奥から  柴垣の奥の  胸の奥から  ような奥  ガラス戸棚の奥に  廊下の奥に  沢の奥の  酒場の奥は  頭の奥に  がらんとした奥の  夢の奥から  闇の奥から  口腔の奥まで  本棚の奥へ  気軽に奥へ  倉庫は奥の  牛込の奥へと  秋田氏に導かれて奥の  教会の奥に  足を洗って奥へ  家人は奥の  女が奥から  峡の奥より  番頭は奥に  アね奥の  こころの奥から  二十丁も奥に  五助は奥の  穴の奥が  中を奥まで  穴の奥で  田舎家の奥に  声が奥の  抽斗の奥へ  じきに奥の  母親は奥で  それを奥へ  鳥は奥の  前から奥へも  鳥は奥から  陰気な奥の  三服ふかしてから奥の  庄が奥から  叔母に睨まれて奥の  屋敷の奥の  叔父は奥へ  母親を奥へ  丸山は奥へ  頭が痛むと言って奥で  庄は奥の  宵から奥で  本堂の奥の  まま氷袋をつけて奥で  頭が痛むと言って奥へ  自分ら夫婦のに決められた奥の  支流和田川の奥を  山の奥にも  案内して奥へ  上を跨いで奥へ  荷物を奥まで  のは奥の  風呂から出て奥の  それは奥の  入口を塞がないで奥へは  シベリアの奥に  其方今宵は奥へ  土間から渡って行く奥の  帳場の奥へ  茶の間の奥の  位置も奥の  町の奥に  小夜子を奥へ  二方庭に囲まれた奥の  声を聞きつけて奥から  庸三は奥の  山上さんの奥に  矢庭に奥へ  古木の奥を  野々宮君の奥に  二つの奥に  空の奥に  頬の奥を  植木屋の奥の  二重瞼の奥で  小僧が奥から  侍は奥へ  丁寧に奥の  納戸の奥で  林の奥の  用地の奥の  これは奥の  これは奥に  死骸を奥へ  人々が奥の  練馬の奥へ  熱海の奥に  木立の奥に  四川省の奥で  右手の奥の  婆さん己は奥へ  旦那が奥の  ッと奥に  ッと驚いて奥へ  腰が抜けて奥へ  上州の奥に  沢の奥には  御堂の奥に  他人が見られない奥の  野原の奥へ  円天井の奥の  魂の奥から  辺から奥へ  芸術の奥には  駒沢の奥の  本町の奥の  岸和田の奥の  悲鳴をあげて奥へ  母は奥へ  清滝の奥や  墓地の奥まで  情緒の奥に  店へ駆け上ると奥へ  折から奥で  坐り直って奥の  女中とに迎えられて奥に  戸棚の奥へ  黄昏の奥を  なつてゐる奥の  儘部屋の奥の  肺の奥から  店の奥へ  ソプラノ嬢をぶらさげて奥の  雑音の奥の  座蒲団を出し奥には  眼の奥の  庭園の奥に  顔つきで奥の  鏡の奥を  洞の奥へ  洞の奥で  十間ほど奥へ  別荘の奥に  青梅の奥で  洞の奥に  谷の奥の  谷戸の奥へ  巣の奥に  恵那の奥の  谷の奥に  荻窪の奥で  居間の奥は  サト子を奥の  翁はあわてて奥へ  姿にて奥より  手を取りて奥に  娘は奥より  店の奥まで  面の奥で  代り自分も奥へ  通りぬけると奥は  皺の奥まで  いつか墓地の奥へ  早稲田の奥に  云ふなりに奥の  目の奥には  女の云うなりに奥の  黒田家の奥に  尾張中納言宗勝の奥の  畑を奥へ  袖の奥へ  林の奥で  用箪笥の奥から  離れの奥の  腹の奥の  段の奥へ  空の奥の  人形を奥から  好きな奥の  板場の奥から  板場の奥に  板場の奥の  お母さんは奥の  穴倉の奥の  土管の奥まで  わしも奥へは  店員は奥の  改札口を奥へ  それが奥にも  庭口から奥へ  ふたりは奥の  室の奥に  路地の奥を  枝とをすり合せて奥へ  それ以来東沢の奥で  障子の奥から  中庭を見下ろす奥の  床を延べてくれた奥の  記憶の奥を  ミジンも見せずに奥の  雑木林の連なっている奥へ  後一時カルカスカ郡Kalkaskaの奥へ  柄の奥に  胸の奥まで  中禅寺の奥へ  所へ奥から  手を取って奥へ  出になったから奥を  小平を奥へ  溜め息をして奥の  私たちを奥の  高橋より奥には  格子戸の奥の  林の奥へ  父上も奥の  汝竹藪の奥に  彼女は奥へ  歳男は奥に  唐紙を開けて奥の  スルリと奥へ  入口の奥の  騒ぎを聞きつけて奥の  山科の奥に  部屋の奥の  眼玉の奥まで  とめは奥から  門の奥を  露路作りの奥の  ロビイの奥に  股の奥まで  めたと喜んで奥の  蜿蜒闇の奥に  幌の奥へ  咽喉の奥を  娘さんは奥へ  岩洞の奥には  脚山の奥から  花落葉ふる奥  青葉の奥へ  心の奥が  歴史の奥から  人たちは奥へ  王宮の奥の  戸袋の奥へ  一つ距てた奥に  林の奥へと  関の奥  驚破と奥で  中を奥へ  伯爵の奥の  庭の奥の  眼の奥には  霞の奥に  額の奥に  ょうな胸の奥に  口の奥に  綿の奥に  土間の奥が  お茶屋の奥の  頭脳をかかえて奥で  二里ほど奥に  父親は奥へも  印判屋の奥の  ミシン台をすえた奥の  廊下の奥の  沖の奥は  山王様の奥が  劫火の奥に  秘密の奥も  窓の奥からは  中庭のある奥の  七兵衛ら三人は奥から  梅次郎は奥へ  木材を押し込んである奥の  槍をほうり出しておいて奥の  火口の奥から  のを奥の  舌打ちして奥を  顔をして奥を  新吉は奥へ  店も奥も  先へ奥に  たまに奥へ  国は奥の  テラスから奥に  三人で奥の  帳の奥の  名前の奥に  牛込の奥まで  島の奥の  皆な奥で  樹が奥  家から奥の  空き箱の奥の  墳墓の奥に  ジョホール州の奥の  森林の奥に  二人は探りながら奥の  奥の奥まで  墓の奥まで  物の奥を  格子の奥では  格子窓の奥の  喉の奥まで  闇の奥に  背後の奥  召集が奥の  土間の奥に  家も奥が  室は奥の  室の奥を  門の奥から  門の奥で  腮の奥から  半分廂から奥へ  課長が奥を  断続してきこえて来ている奥からの  廊下の奥を  北村と奥に  気軽に奥の  背後の奥を  皿を奥の  のを持って奥から  倉庫になった奥を  足柄上の奥の  櫟林を奥へ  さと奥へ  谷中の奥に  ノドの奥が  廊下の奥  馬車の奥で  玄関を奥へ  台所から奥へと  渦の奥の  社殿の奥から  木立ちを押しのけ押しのけ奥を  林の奥まで  林を分け奥へ  足早に奥へ  地下道の奥の  斜めに奥へ  玄関傍きの奥へ  僅かに奥の  近視眼鏡の奥で  座を立つて奥の  金井が奥の  少年は奥の  クラスは奥の  押入の奥から  喉の奥の  僕は奥の  笑顔の奥の  性格の奥に  眼睛の奥を  肺の奥に  土居を奥の  筒ぬけに奥へ  今宮さんは奥へ  誰も進んで奥へ  下屋敷の奥には  竹藪の奥から  木葉ごろがあつまって奥で  ひとりが奥に  喫茶店になっている奥の  ために奥の  事務所の奥の  オツネを奥の  月明りのとどかない奥の  ポーチから奥へ  地階の奥の  さっき塞っているといった奥の  自分の奥に  黒塗的な奥の  詞の奥には  母も奥から  縁先に立つと奥に  暗やみの奥で  ような奥の  老人が奥へ  膳をつくって奥へ  箸を置いて奥の  為造と奥の  鳥居の奥から  やうにして奥へ  そこへ奥から  祖父は奥から  露地の奥からも  作品の奥に  奥の奥には  笑ひながら奥の  離屋になった奥の  闇の奥で  植込みの奥で  胸毛の奥まで  経験自身の奥を  助は奥へ  父は奥に  僕が奥へ  跟いて奥まで  横口の奥が  敷石を奥へ  春日山の奥へ  露地の奥から  眼の奥から  保留して置いて奥へ  僧は奥を  襖を明けて奥へ  手首の奥に  飛石づたひに二人を奥に  不思議に奥  推察をもつと奥  木曾の奥から  路地の奥から  店の奥で  平野の奥へ  年月納屋の奥に  中にも奥から  体操場の奥の  州掛川の奥へ  ことにおくれて往きぬ奥の  田の奥は  食堂から奥の  立上って奥から  店先から奥が  鼻の奥が  それが奥の  頭の奥には  私は奥の  南佐久の奥の  一緒に奥の  建増した奥の  歎息して奥へ  横町の奥に  信雄等が奥へ  田圃へ出て見ると奥の  笠の奥に  心の奥にまで  大学を以てしても奥を  微笑をたたえて奥の  心の奥まで  私の奥の  表情づける奥の  くめは奥に  七は奥に  どなたも奥に  尻目に視ながら奥に  指図で奥の  弥助は起って奥へ  親分を奥へ  しずかに奥へ  和泉屋の奥の  それにつづいて奥へ  寺の奥に  声が奥から  庫裡の奥から  娘は奥の  金庫の奥へ  ボーイ達も奥に  一里ほど奥の  駒込の奥に  一町ばかり奥へ  言葉の奥に  細君は奥の  ように奥へ  後なので奥は  睫毛の鎖している奥を  身を起して奥へ  胸の奥にでも  木立の奥から  僧院の奥の  呉服屋の奥から  板じきの奥に  葭簀の奥を  人を奥へと  帳場の奥から  鼻の奥で  椅子の奥へも  ケースの奥に  店の奥は  画を奥の  眼の奥が  椅子の奥に  翼の出張りにつれて奥の  枝の奥は  洗濯場の奥を  安楽椅子の奥により  喉の奥を  生命の奥の  霞の奥の  交番の奥の  男を奥の  不審に思って奥の  妹を奥の  正門から奥の  障子の奥に  弘は奥の  背景の奥から  宮殿の奥に  蔵の奥に  森林地帯の奥に  湖岸から奥へ  内儀だけ奥に  交番の奥へ  露路の奥には  何か奥の  正夫の寝てる奥の  姿が奥に  顔だけ奥へ  障子が奥から  店と奥との  世田谷の奥から  想像し得られぬ奥の  菓物屋の奥の  環の奥の  寝室の奥は  荷物部屋の奥に  楽屋の奥へ  咽喉の奥から  洞穴の奥に  世界の奥へ  心境の奥の  西洋蘆の奥の  繁みの奥の  塞の奥の  本堂をからにして奥へ  一里ほどの奥に  山地の奥に  雑木林の奥から  家ではあるが奥に  納戸の奥に  ことを奥の  彼は奥を  時は奥へ  すきに奥から  眼の奥に  彼女を奥の  仙台は奥の  近眼鏡の奥から  からだの奥から  棒に奥へ  砂糖屋の奥に  人心の奥を  男が奥の  すずめは奥から  原始林の奥を  菰を押して入ると奥は  戸の奥は  板為切の奥に  板為切の奥から  鼻の奥も  根拠地の奥の  新一を奥の  新一の寝ている奥の  翌晩は奥の  二人は奥の  新一は奥の  私は奥へ  寝床は奥の  老婆は奥の  伴れて奥の  障子を締めて奥の  闇の奥が  これは奥が  山の奥へと  ドアから奥へ  事がらの奥の  魂の奥に  山の奥とは  杉は奥から  杉は奥へ  三日月茶屋の奥に  輝政は奥へ  際の奥に  声が奥では  寝室の奥に  座敷の奥の  カウンターの奥の  ポーチの奥に  踊り場の奥に  台の奥から  金殿の奥  小鳥みたいに奥へ  燈火のついた奥の  道場から奥へ  山門から奥を  城内の奥まで  砦の奥の  どっちから出て行こうと奥の  サッサと奥の  スタスタと奥の  欣二が奥の  歩きつきで奥の  わきへどけて奥の  上手扉の奥の  棚の奥の  室の奥へ  それまで奥の  告げに奥の  方から奥の  書生を奥の  老人は奥の  花の見える奥の  直樹とは奥の  独りで奥の  種は奥を  飛び石伝いに奥へは  舞台の奥で  長屋の奥にも  路地の奥の  森の奥では  妙義の奥の  妙義の奥に  船屋の奥には  信濃の奥に  みな下の奥の  逗留客は奥の  あづまの奥に  主人が奥の  白子屋の奥へ  喉の奥へ  光のあふれる奥の  三番をぬけて奥の  眼玉が奥の  咽喉の奥に  八畳の奥は  ほんとうの奥の  室町将軍の奥に  二里も奥  窓が奥の  瞳の奥を  三吉も奥の  ものを奥の  お仙も奥の  丹沢山の奥へ  丹沢山塊の奥に  丹沢山の奥へ  咽喉の奥が  小径の奥の  玉川の奥から  涙の奥から  青葉の奥を  倉の奥へ  門から奥を  白壁も奥に  杉木立の奥に  眸の奥で  只今と奥へ  二階へ通ずる奥の  駐在所の奥の  これも奥へ  飾屋の奥の  老母も奥の  プイと奥への  香代が奥から  雪が奥から  言ひながら奥から  笑声が奥から  息を殺して奥の  築山の奥の  入江の奥へ  草地の奥の  玄関の奥へ  三間以上も奥の  家中の奥の  根岸の奥  鶯谷の奥の  地面の奥で  雑木林の奥の  手に回った奥の  暗雲に奥へ  本丸の奥の  高野の奥の  店と奥の  まちっと奥の  庭門から奥の  雄弁になって奥へ  山を奥へ  家々の奥の  者も奥の  妙に奥や  大名の奥に  巌窟の奥  姥子の奥に  櫟林の奥から  雑貨店の奥の  ツそり戸棚の奥に  道路から奥へ  農家の奥から  濡れ縁をめぐらしてある奥の  矢来の奥の  仕方なし奥へ  そこここのくらみの奥に  一パイに溜まっている奥の  墓所の奥の  懐中の奥に  釜の奥の  留守でも奥の  黒眼鏡の奥の  警察の奥の  露路の奥を  抽斗の奥に  北の奥に  喉の奥だけ  黒眼鏡の奥から  一構の奥に  縁側伝いに奥の  楢林の奥で  小金井の奥の  林は奥まで  雲の奥に  墓の奥に  廊下の奥へ  船の奥の  沈没商船の奥へ  格納庫の奥  からだの奥で  旧姓奥村の奥と  声をかけても奥に  山の奥を  こちらの奥の  竹籔の奥にて  笑い声も交じって奥で  細君が奥から  三鷹の奥に  丞は奥の  御岳山の奥の  木立を分けて奥の  小径を行くと奥の  高野の奥に  返事をして奥の  私たちは奥の  青葉の奥の  席を立って奥へ  店頭と奥とを  崑崙山脈の奥の  社内の奥を  茂みの奥に  二人で奥に  往来から奥の  手の平ほどの奥に  店から奥が  諸相の奥に  葉桜の奥から  家の奥に  心の奥より  メイ子が奥に  一人で奥へ  上にて奥へ  人心地で奥へ  廊の奥へ  わたしは奥へ  深山の奥へ  二人は奥を  月夜段の奥までも  白根の奥に  声で怒鳴りながら奥から  陰影の奥に  庭の奥へと  裏庭の奥から  線が奥へ  庭の奥を  邸の奥の  背後に奥の  笹家の奥の  ものの奥に  娘と奥の  直ぐに奥へ  客の奥へ  娘とが奥へ  スタンドの奥の  抽出の奥を  天雲の奥に  部屋の奥へ  奈良田の奥へ  自宅の奥に  大書院の奥へ  支配人が奥から  クラブ館の奥に  ジュリアは奥に  ノックをして奥の  義貞のいた奥の  南河内川上郷の奥へ  彼女は奥に  三里も奥へ  奥には奥が  海舟邸の奥の  教団の奥の  本殿の奥に  教団の奥は  大部屋から奥の  方は奥の  三身三剣の奥の  昔大江山の奥に  商店の奥を  私が奥の  のに奥で  一人も奥の  甚吉さんが奥へ  これも奥からは  心配そうに奥の  私は奥  筈の奥に  浅虫家の奥の  唇の奥で  座敷の奥に  あと退りに奥に  老人は奥に  冗談をたたいて奥に  前を通らなければ奥の  仏壇の奥から  身体の奥の  死体を吊るしておいた奥の  穴の奥は  密林の奥へ  胸の奥へ  ラウダは奥から  案内もまたず奥へ  咽の奥へ  公園の奥の  子供だけが奥へ  覆面の奥に  本邸の奥で  左近の奥の  二ツの奥の  それと入れちがいに奥から  能登半島の奥で  風が奥まで  亭主を奥の  寝所にも用いる奥の  案内されて奥へ  周信が奥の  ワケではないのに奥の  周信さんとが奥の  それを盗みに奥へ  目黒の奥の  目黒の奥から  姿を見せずに奥の  お客さん方には言ってはいけないと奥からの  娘は奥を  皺の奥から  彼を奥の  空地の奥には  つて顔形の奥の  下から出して奥の  近眼鏡の奥で  何かしら房一自身の奥にも  建物の奥に  音羽の奥に  式台から奥へ  木立の奥を  卯木も奥の  早足に奥から  守田は奥の  顔をおさえながら奥へは  台所から奥へ  花道揚幕の奥から  台地の奥は  揚幕の奥  叫声が奥で  悲鳴を上げながら奥の  ヒョイと奥の  不意に奥で  足音は奥から  門より奥へ  柵門を通って奥への  門をくぐり奥へ  飛上って奥の  揚幕の奥で  ツイと奥の  フィと奥の  妙を立たせて奥の  陸の奥の  二里ほど奥へ  五弓氏が奥へ  木立の奥へ  博士は奥へ  音が奥から  高崎からずつと奥へは  沈黙の奥で  二人とも奥の  藤は奥より  中庭の奥から  彼を迎えて奥の  主人は奥を  支倉は奥の  草むらの奥の  むらの奥まで  熊笹の奥から  心の奥は  女の奥の  河内の奥の  大和の奥の  千早の奥へ  二里余の奥の  早川主膳を奥へ  照つてゐる奥の  森の奥より  猿ども森の奥  伊豆の奥に  警官が奥の  寝室と奥へ  十津川の奥から  恍惚の奥の  眼の奥を  私達は奥の  訪れは奥へ  障子を蹴開いて奥へ  中国路の奥へ  そこの奥を  金蔵の奥  嵯峨野の奥の  霊域の奥  白根の奥から  勾欄の奥からは  箱の奥へ  大名の奥などで  話は奥  戸棚の奥は  抜け穴の奥を  ふところの奥に  眸の奥も  ッて奥の  長年が奥へ  楽屋の奥の  富山の奥で  中の口から奥へ  戸棚の奥から  靄の奥から  廊下の奥から  郡上平八は奥へ  ズイと奥の  戸の奥に  平吉は奥の  古館の奥を  表から奥へ  一里余の奥に  館の奥へ  隧道の奥の  右の奥の  三河の奥の  多摩川の奥の  マダムにしたがって奥の  女性がやって来ては奥へ  煙草を吸いに奥から  姿勢で奥へ  嘉代さんが奥へ  上り口の奥の  茂みの奥から  城山の奥の  左手の奥の  子供にても奥へ  わたくしどもに奥への  家は奥の  加賀さまの奥へ  領家の奥に  谷の奥から  諸家の奥に  北条一族の奥にでも  陳列棚の奥などを  藤を奥へ  番頭を通して奥から  小僧を奥へ  小僧は奥へ  場を立って奥へでも  絹が立ち上って奥の  三鬼山の奥に  杉垣の奥の  郁治は奥から  小路の奥に  飲食店の奥の  抽斗しの奥に  ころには奥で  庫裡の奥の  裏二階の奥に  押し入れの奥に  無理に奥の  宮城の奥まで  吉野の奥から  縞目の奥に  宮は奥へ  河内の奥へ  河内の奥で  がたを奥に  其所を通って奥の  キャフェの奥に  案内人が奥の  一つ森の奥から  用人は奥に  主人自ら鄭重に奥へ  世子が奥へ  式日は奥の  外我々が奥の  六回だけ奥へ  世子を奥へ  世子は奥へ  スタンドの奥から  これより奥へ  わたしたちは奥の  間の奥に  原っぱの奥の  間を潜り抜けながら奥の  ビルデングの奥  洞穴の奥の  思い出の奥に  山の奥へでもは  椽側から奥に  椽側から奥へ  植込みの奥を  ロフォーデンの奥の  現象の奥に  かすみの奥に  路地の奥へ  たまの奥の  感情の奥の  遠くへ萎んでしまひ奥で  窯の奥には  日射しの奥に  一里も奥の  スダレの奥から  省作は奥へ  夕靄の奥で  陸羽の奥は  屋の奥へ  やかたの奥で  河内の奥は  河内の奥にばかり  白骨の奥とも  返答によっては奥へ  長江の奥なんぞは  階下の奥の  カフェーの奥の  野中弥一宅の奥の  貞さんも奥で  これは奥から  村の奥の  半島の奥を  半島の奥へ  扉の奥に  横とびに奥へ  屋台の奥に  屋台の奥の  十里も奥の  法師温泉の奥に  信濃の奥の  書棚を覗いて奥を  芭蕉が奥の  床下の奥まで  女達の奥で  塊の奥の  河内の奥に  むらさきの奥に  河内の奥から  植込みの奥の  上顎の奥に  上顎の奥を  水は奥へ  意識の奥の  唇の奥に  アルプスの奥の  女房が奥の  私は奥で  抽斗の奥の  イエスは奥へ  鉱石戸棚の奥へ  果肉の奥に  二人を奥の  睫毛の奥に  後について奥へ  保子は奥の  姿が奥の  頭の奥へ  電車道から奥へは  一時間も奥に  おかみさんが奥から  おかみさんが奥の  竹が奥へ  七は奥へ  わたしも手伝って奥の  押入の奥に  粂は奥へ  縁伝いで奥へ  十右衛門は奥へ  和吉は奥にも  襖を閉め切った奥の  階子を降りて奥へ  七もつづいて奥へ  路地の奥には  彼女はきゃっと云って奥へ  社の奥に  気疲れで奥の  蝶と共に奥の  客を奥へ  みよは奥の  わたくしが奥へ  声を聞いて奥から  横へ奥に  エレヴェーターの奥の  廊下を奥へ  彼女は奥の  斜面の奥に  敷地の奥に  カウンターの奥に  店の奥にも  カウンターの奥まで  大部屋の奥から  声に奥から  美枝子は奥の  ルームの奥は  まきさんが奥から  衝立の奥が  案内して奥の  主人は奥の  前を通って奥へ  宵に奥の  間には奥の  土蔵の奥や  次郎兵衛は奥に  露路の奥へ  貌心の奥に  吉野の奥へ  道場の奥  尊氏は奥を  伊賀甲賀の奥まで  あとで奥へ  河童を奥の  向島の奥の  音が奥へ  向島の奥に  女は奥の  七は奥の  わたしは奥の  戸帳の奥を  露路の奥の  墓場の奥の  善昌が奥から  国も奥で  庭にむかった奥の  おととし頃から奥の  楽術を奥の  ボーイが奥へ  のどの奥に  客間から奥に  ゴルドン兵曹のはいって行った奥の  ケント兵曹が奥から  信心ものを奥へ  四日目からは奥の  無言で奥の  久次郎を奥へ  こっちが奥へ  式部は奥の  ところだと奥へ  割合に奥が  颯爽として奥へ  因業おやじが奥から  者が奥へ  茶店の奥の  千倉屋の奥の  千倉屋の奥に  堂の奥には  弁天堂の奥に  七を奥へ  声が奥まで  七は伸び上がってだしぬけに奥を  台所と奥との  豊は奥を  孫十郎が奥で  草の奥から  清水山の奥へ  女は起って奥へ  不承不承に奥へ  わたしも奥に  小屋の奥に  七は奥から  寝所になっている奥の  押入の奥へ  勝手に奥へ  みな驚いて奥へ  家の奥から  二階を降りて奥  廻わり窃かに奥の  顔色をして奥  そうに奥の  ツイと奥  文三は奥  母親は奥  それに奥  幸いにして奥  介抱して奥へ  夫婦が奥から  夜に尋ねて来て奥の  左衛門を奥へ  店にも奥にも  幸八を奥へ  親類一同を奥の  介抱しながら奥の  裏庭の奥に  山林の奥へ  武家屋敷の奥の  かぜを引いたと云って奥に  近眼鏡の奥の  端から奥まで  寺の奥を  路の奥に  別殿の奥へ  水分の奥  吉野の奥は  琵琶の奥の  廊下を奥の  一行は奥へ  部屋から奥へ  事実の奥に  宇宙の奥に  頭巾の奥  ぶんが奥へ  袖は奥に  医者を奥へ  芒の奥で  女房が奥から  弥助は奥を  京が奥から  小屋の奥へ  信次郎は奥から  草の奥へ  露路の奥は  草原の奥へ  者はあわてて奥へ  金右衛門は奥の  屋敷の奥で  用心しながら奥へ  京都風に奥の  一言も下さずに奥へ  平屋の奥の  青山の奥の  僧房の奥へ  日森の奥の  四百里ほど奥へ  女中が奥の  腹の奥に  大空の奥  それが奥に  死骸は奥に  住は奥から  墓地の奥に  咽喉の奥で  桝形の奥に  それより奥へ  興安嶺の奥の  彼は奥へ  女は奥で  今まで奥の  手を添えて奥の  通り庭の奥の  それっきり中戸の奥に  時仏壇の奥から  高知県高岡郡の奥の  黒沼伝兵衛が奥から  本所の奥から  墓場の奥に  山奥の奥へ  代官屋敷の奥の  酒場の奥の  広間の奥の  板土間の奥の  島の奥に  山の手の奥だけ  背景の奥に  米は奥で  そこへ奥の  睫の奥に  一筋に奥の  質問の奥に  一丁ほど奥へ  上り口と奥へ  遠くの奥の  廊下を踏み鳴らして奥の  頭の奥から  家の奥からは  肝腎の奥の  夏とは奥の  源を奥へ  ひろ子は奥へ  スカートをひるがえして奥へ  睡眠の奥にまで  永年棚の奥に  御堂の奥にまで  立木の奥に  腰をかけて奥の  お仙が奥から  雑作に奥へ  土蔵の奥から  菊は奥へ  十太夫に渡して奥へ  引出しの奥の  山の根を奥へ  ッと奥まで  多比の奥へ  長屋は奥から  芳野山霞の奥は  霞の奥は  妻だ取乱しもせず奥に  副官が奥の  頭は奥の  坑道の奥に  解剖を奥へ  利根の奥に  紀州日高郡の奥では  智慧の奥  まま室内の奥まで  部屋に続いた奥の  其儘部屋に続いた奥の  杉並木の奥に  客間へ残して奥の  花の奥の  冥途の奥の  奥の奥の  鞍馬の奥から  障子の奥からは  小路を入った奥に  森の奥に  臓腑の奥までも  身支度に奥へ  大切に奥の  涙を拭きながら奥の  取次に奥の  女中は奥に  吉兵衛さんは奥の  五郎は奥へ  宿屋の奥の  一方の奥に  合点長屋の奥の  しげみの奥へ  座敷の奥へ  腹掛の奥へ  路地の奥で  杉林の奥の  玄内は奥の  闇黒の奥で  座敷の奥で  内陣の奥で  内陣の奥へ  内陣の奥から  水底を奥の  これより奥には  内陣の奥に  そこを通って奥へ  脳の奥まで  横穴を奥の  拝殿の奥の  甚八は奥の  咽喉の奥まで  三人は奥で  頭痛がするとか言うて奥に  横山町までも届いてゐたといふ奥の  店と奥とを  耶馬渓の奥を  ゃっきゃっと笑いこけて奥へ  八丁堀合点小路の奥の  胸の奥からは  酸ッぱいものが咽喉の奥に  蘆葦茅草の奥に  山続きで奥が  後をしたひ奥へ  籔で奥が  籔の奥まで  ズーッと奥に  身体を奥の  馬車の奥に  楽屋の奥に  襖の奥へ  声で奥から  荷車が奥から  簾の奥に  くには奥  雨の奥から  軒下から奥を  われわれ人間の奥  玄室の奥  山の奥などを  山の奥などに  門の奥の  松林の奥から  主人側では奥から  山口部落の奥の  土佐長岡郡の奥に  住居としてあてられている奥の  警察の奥から  ッと奥の  拙者の奥の  水上の奥に  寛大の奥には  家の奥まで  宝蔵の奥  銀三は奥へ  頭を下げて奥に  お前は奥に  世紀の奥を  知らぬ顔して奥へ  松源の奥には  不意に奥から  木立も奥  豊後の奥では  巌窟の奥に  洞窟の奥や  岩穴の奥とかに  早口沢の奥に  比叡山の奥に  前年駿州田代川の奥へ  安倍郡大川村大字日向の奥の  大井川の奥  知頭郡蘆沢山の奥に  谷で奥の  谷の奥が  吉野の奥で  開墾場から奥  木立の奥が  いつでも奥で  清ちゃんが奥から  佐久の奥から  老婆が奥から  小諸の奥に  気持の奥の  右門はすましながら奥へ  家ですから奥と  わたくしは奥へ  者をすら遠ざけて奥の  仲みせを奥へ  土壁の奥は  門の奥に  時を移さず奥へ  心臓の奥迄も  どこまでも奥へは  墨田の奥まで  河岸の奥に  だれの奥に  巣窟の奥の  まぶたの奥が  ようにして奥の  嵯峨の奥という  これを奥の  納戸と奥の  構造的に奥の  軍兵は奥へ  うちの奥の  ばらばらと奥の  ところは奥の  山門の奥に  そこのたな奥に  曳摺って奥の  加賀様の奥  たよりに奥へ  座を下って奥に  八文字屋の奥から  先へたって奥の  道の奥に  壁の奥に  道の奥にゃ  電燈の輝いている奥から  桟敷の奥に  客間の奥を  彼は奥に  ドイツの奥から  空気の奥に  冬が奥の  冬は奥から  かっこうで奥から  倉の奥を  倉の奥に  広場を奥へ  横堀の奥へ  詰め所の奥に  渡殿の奥を  のは奥  路地を奥へ  火の見の奥  ような奥に  郊外の奥に  店の奥を  恋の奥なり  むばかり底広がりに奥を  塔の奥から  塔の奥へ  横から奥の  一人は奥の  傍から奥へ  往来の奥の  カーテンの奥へ  袖口の奥の  茲より奥には  此の奥が  顔を見た奥の  戸を叩き破っても奥へ  城の奥へ  香港の奥の  アムバムを奥から  アルバムを奥から  神秘の奥に  挙動の奥に  銀幕の奥へ  城の奥の  丘の奥へ  ちりの奥から  年じゅう研究室の奥に  武蔵の奥の  下の奥の  悲鳴を挙げて奥へ  素通りをして奥の  可なり奥まで  黒部川の奥に  斜に奥へ  小川谷の奥に  右手の奥には  滝倉谷の奥に  側面に沿うて下ると奥ノ  住居の奥を  妻が奥から  影の奥に  瞼の奥から  竹格子の奥に  懐の奥の  二つほど奥の  坊さんと奥へ  鬼がふいと奥から  縁側からも入った奥に  しんぞうの奥  北岳は奥の  ものと思はれます奥  時廊下の奥の  室の奥から  俵の奥の  牛込の奥に  気を取り直して奥の  看護婦たちはあわてて奥へ  繰返し胸の奥で  石滝の奥には  名残に奥の  処を奥へ  口の奥は  亭主は奥から  花屋の奥に  石滝の奥では  大槻が奥から  耳の奥で  ロイド眼鏡の奥で  夕靄の奥に  すすきの奥に  胸の奥には  一しよに奥へ  泪の奥へ  雛壇の奥  襖の奥に  アリュウシャン群島の奥じゃ  心の奥  事務室らしい奥の  田舎の奥で  露次の奥の  地平線の奥に  敷物をたたんで奥に  はるか山の奥の  ここは奥の  夜霧の奥に  表紙も奥も  臍の奥  一丁ばかり奥に  書店の奥に  廉一重の奥で  ほうきをかついで奥から  小屋の奥を  インドの奥に  森の奥には  長火鉢の奥に  何百里も奥へ  本箱の奥の  松林の奥まで  洞で奥の  洞穴の奥で  独言きながら奥に  助手が奥へ  あたりからはずつと離れた奥の  中庭の奥に  聖殿の奥に  室の奥までも  洞穴の奥は  大夫は奥の  楽屋は奥の  ままに奥へ  近眼鏡の奥には  日光の奥の  離室になっている奥の  文明の奥の  ハヽヽヽヽ何に奥が  小鹿野の奥の  粟野の奥へ  声で奥の  目の奥で  場席の奥の  主人と奥の  それじゃ奥へ  大谷風呂の奥の  最後に奥の  叙述の奥に  海霞の奥に  枡に入れて奥から  存在の奥の  物置の奥が  距れている奥の  鷹揚に見て奥へ  女達は奥の  本陣油屋の奥の  旅籠尾張屋の奥の  三人は奥へ  嘉門が奥の  料理屋の奥で  小路の奥の  四層の奥の  オーレリーの奥の  人家の奥から  一言も発しないで奥へ  引き出しの奥に  のどの奥へ  喉の奥が  坊の奥の  女房は奥へ  戸口の奥に  社会の奥を  金兵衛も奥から  んは奥の  一か月もかかって奥へ  民は奥から  広間を奥の  眉をあげながら奥の  清内路の奥までも  囲炉裏ばたから奥の  普請場の奥に  吉左衛門は奥の  本陣の奥の  民は奥で  本殿の奥の  病房の奥に  車の奥へ  広場を通って奥へと  それも奥に  ことも奥に  一目に見通される奥の  目白の奥から  ここに奥の  唐館の奥へ  ズカズカと奥へ  人々は奥の  接触をせずに奥に  同情して奥へも  坑道の奥から  駅馬車の奥に  客間の奥の  劇場の奥まで  ほうは奥を  播磨の奥の  御嶽山麓の奥に  四里半も奥へ  社殿の奥を  ほかは使わない奥の  二十三里も奥へ  心の奥も  声は奥の  ものは習い始めると奥の  車の奥に  御簾を隔てた奥の  世の奥に  人が奥へ  御簾の奥へ  畳の奥の  森のもつと奥の  人を奥へ  草むらの奥で  大坂城の奥  硯を借りて奥へ  室には奥へ  ふうで奥へ  帳台の奥の  襖の奥や  引出しの奥に  自然の奥に  水など飲ませて置いて奥へ  浴場の奥から  街角の奥に  指差した奥を  露路の奥にまで  箱根の奥の  天地の奥  襖のあいている奥の  ベッドのしまってある奥の  フェルナンデスが奥の  知世子は奥の  姫君が奥の  不審を起こさせまいと奥の  姫君は奥の  持仏棚の奥に  山の奥で  客様を奥に  自分は奥の  無理矢理に奥へ  公園の奥へ  コートの奥には  図書室の奥の  目が奥へ  鉢を出しに奥へ  現実の奥に  茶店の奥から  髯の奥で  一丁目はずれの奥  平家の奥へ  梅林の奥に  格子の奥  水菓子屋の奥に  くちびるの奥に  日光の奥で  小屋の奥の  ブラシを掛けながら奥へ  一室の奥には  深みの奥へ  アナマロにみちびかれて奥の  ヒダの奥まで  風呂からあがって奥の  オレは奥の  山辺を奥へは  橿ヶ岡の奥の  主屋の奥の  蔵の奥へ  唐紙一重隔てた奥の  伯父達は奥の  衝立で奥の  理想探求の奥は  頭部を奥に  胆吹の奥の  夜の奥の  紹興の奥の  菅原を奥へ  魂の奥を  湯河原の奥に  銹びた鉄材の積み重ねてある奥を  山の奥は  谿合いや雑林の奥なぞにも  自然界の奥に  朦朧と煙った奥に  庫の奥に  下水道の奥の  水をおとす奥  人情の奥を  現象界の奥に  林は奥へ  私のいる奥の  参右衛門の奥の  ものは窺い知れざる奥  用を察し奥から  右の奥に  ままに行えと言って奥に  つたずつと奥の  どっか空の奥で  寺の奥の  見通しの奥を  大身の奥の  千代田城の奥へ  吹上の奥の  坊介にみちびかれて奥へ  ズッと奥に  密林の奥の  境内の奥へ  火の奥を  火の奥には  障子から奥の  のは奥から  人が来ては奥の  物のある奥の  喜太夫が奥へ  博士を奥の  十室から奥へ  十室から奥の  アリシア区の奥に  扉は奥の  蒼空の奥へまで  静かな奥へ  篁の奥の  篁の奥へ  塊まりながら奥の  暗闇が奥の  向うの奥を  竹藪の奥に  ころ闇の奥にも  家の奥へと  破れ目から奥の  ボックスの奥に  ヘソの奥では  耳の奥の  森の奥における  泰助は奥の  熊野の奥の  叮嚀に奥へ  とたん頭巾の奥から  写山楼の奥へ  西丸の奥へ  遙か奥の  あて編笠の奥から  弟の奥では  玄関の奥の  青梅の奥の  渓の奥まで  岬の奥に  宇佐美の奥へ  乍ら戸棚の奥まで  秋霞の奥の  股座の奥の  樽の奥  箕輪町の奥の  肩から奥の  小舎の奥へ  自分で奥の  一きまりをつけて奥へ  入海の奥の  戸口の奥の  襟の奥を  採炭場の奥に  盤坑の奥から  盤坑を奥へと  存在の奥に  料亭の奥の  面の奥を  生命の奥に  細君は奥で  箪笥などの据わった奥の  静かな奥の  奥の奥を  江の奥へ  用箪笥の奥に  叔父さんが奥で  林の奥は  家屋の奥に  咽喉の奥では  杉並木の奥から  大抵三峰あたりより奥へは  腸の奥まで  青葉の奥から  一ノ瀬部落の奥に  叢の奥から  大西とが奥の  几帳の奥に  几帳の奥の  蝦夷の奥までも  混って奥で  それに従って奥へ  食器を抱えて奥へ  そこから奥の  道を奥の  病気で奥の  土産を奥へ  六畳の奥の  段梯子を上がって奥の  店をゆき抜けると奥には  弥太郎は奥から  ページの奥に  蒼空の奥に  左手の奥には  表からは奥に  手探りに奥へ  眼窩は奥の  署長は立ち上って奥へ  格子戸の奥で  小僧手代は奥の  手を掴まえて奥の  ヒョロ子を連れて奥の  番頭はふるえ上って奥へ  そちたちは奥へ  楓は起って奥に  店の奥が  軽井沢の奥まで  大家の奥にも  多野郡の奥の  山を奥まで  受附に差出して奥の  お上さんが奥から  早稲田の奥まで  落窪の奥へ  北海道の奥の  へんから奥の  ここから奥を  中の間といふ奥の  八支店の奥の  笑の奥には  母さんは起って奥へ  澤の奥の  五六町入り込んだ奥の  しぶきの奥に  顔を見ながら起ち上がって奥へ  胸の奥にも  婆は奥の  婆も奥から  藻は奥の  須弥壇の奥には  千枝太郎を奥へ  そちも奥へ  庭伝いに奥の  空き屋敷の奥に  草の奥に  むらの奥から  那須野の奥へ  原の奥には  松林の奥に  枕元に在る奥の  ビックリして奥の  処の奥の  そこから奥へ  箪笥の奥へ  柚子を連れて奥の  妾を奥の  ーッと奥の  屋根裏の奥の  路の奥で  底知れず奥の  伊香古の奥から  美津子は奥の  駒沢の奥から  隣の奥  垣の奥の  駒沢の奥  庭木の奥の  草履でふんで奥へ  そこから奥へは  九州の奥に  縁側から立って奥へ  向いの奥  山陰の奥から  帳場である奥の  小石川の奥へ  げんをきいてから奥へ  鼻の奥に  せい様の待っている奥の  帳場になっている奥の  高を奥へ  磯五のいる奥の  磯屋の奥  朝になって奥から  帳場の奥の  こころの奥で  円山の奥まで  距離の奥に  長屋の奥に  土間をつっきった奥の  免許皆伝の奥  山にさえぎられた奥の  夏雲の奥へ  窓の奥で  押入の奥の  私も奥から  裏通りの奥の  座敷の奥まで  上野も奥へ  電気のついていない奥の  豆腐屋は奥で  心が奥  現象の奥の  島さんを奥へ  山の奥でも  山の奥には  留守に奥の  気管の奥からも  村の奥に  もつと奥の  高原の奥の  経路を奥へ  ミヨコは奥の  ヒトミは奥の  廊下を奥に  間取りの奥の  間取りの奥へ  二階の奥へ  編集室は奥の  続きが奥の  方で奥へ  腰障子の奥の  入口から奥の  蒼穹の奥に  鼻の奥へ  一足ぶら下げて奥から  ように見えるほど奥へ  銅脈の奥で  槐の奥に  牛込の奥の  富商の奥より  城中の奥の  大家の奥  邸宅の奥の  黒味の奥に  二里半ほど奥へ  池の奥の  鹿島岳の奥が  真川の奥の  頭を奥に  芸ごとの奥に  石川五右衛門も奥へは  主人が奥から  誰もいない奥の  圓朝は奥を  本箱の奥には  お前の奥に  瑪瑙質に奥の  為事の奥は  目くばせして奥に  品川の奥に  豆腐屋の奥に  櫟林の奥の  百メートルばかり奥へ  答の奥の  高等係室の奥の  日光が射し込まない奥の  石炭置場の奥に  気を許して奥へ  レンズの奥に  ツカツカと奥へ  大波の打ち返す奥の  山木が奥へ  山木が奥の  双眼鏡の奥に  方をして奥へ  直感の奥には  監房の奥から  パンス・ネエの奥に  肺の奥まで  繩のれんの奥から  目の奥に  くせ胸の奥に  海の奥の  手をひかれて奥の  庵の奥を  小坂部が奥へ  侍従も奥へ  塩冶の奥へ  庭の奥には  塩冶の奥の  無言で奥へ  式代して奥へ  小坂部に付き添って奥へ  闇は奥までも  建物の奥を  南佐久の奥へ  屠場の奥の  屠場の奥に  芝原水源地の奥に  連山の奥  机のひきだしの奥に  ようにひきだしの奥へ  机の奥に  黄竜の奥の  ヴェールの奥で  チャンウーは奥の  あいつも奥へ  抽出の奥の  為吉は奥の  通りから奥に  街の奥の  露路の奥では  それから奥へ  思念が奥へ  苦悩の奥にまで  襞の奥の  遥かな澄んだ奥の  杜の奥へ  形の奥にまで  女官は奥の  高原の奥を  遠景の奥で  高原の奥から  山門の奥へ  眼玉の奥を  外気の冒さない奥の  おれは奥  画面の奥まで  庫の奥は  奥から奥へ  ドアーの奥に  ドアーの奥には  急ぎ足で奥に  堂の奥に  堂の奥へ  北地の奥の  手を引っぱりながら奥の  襟元の奥が  気先きを折られながら奥の  母が奥から  笑ひながら奥に  渋みの奥に  噂を聞いて奥から  侍臣が奥を  豚小屋の奥の  流は奥へ  水門の奥に  奥へ奥へ  紅玉湾の奥の  女将は奥の  感触の漂う奥の  己達は奥の  ように置き放しで奥へ  瞳の奥で  彼は見向きもせずに奥へ  舞台の奥にて  書窓の奥には  人工蜃気楼の奥に  女が入って来て奥で  幕が上がると奥に  店の奥  嘉助が奥から  暖簾の奥へ  高祖頭巾の奥の  茶屋の奥の  眼窩の奥に  玄関を上がって奥へ  二人につづいて奥の  ところの奥の  それが終えると奥へ  和蘭客屋の奥の  眼窩の奥の  木立が残ってる奥の  オツベルは奥の  父が奥の  玄関の奥に  雪を落して奥へ  部屋一つ隔てた奥の  それに奥の  陰つた座敷の奥とを  書架の奥に  書物机の奥を  それより奥の  明和年中大滝村の奥の  背負つて壕の奥に  穴の奥  照さんは奥の  鈴さんは奥の  壁の落ちかかった奥の  頤で奥を  頭痛がしたので奥で  丹波の奥の  井上さんと奥で  早や奥に  無遠慮に奥の  虚と思えば奥の  心理の奥に  富山の奥の  道を奥へ  ポケットの奥から  十尺ばかり奥で  脱けて奥へ  身を翻して奥へ  小路を奥へ  洋杖を奥の  あなたは奥へ  ときカーテンの奥に  口の奥で  細胞の奥に  地の奥を  昨日も奥の  テーブルの奥の  懐の奥  アジアの奥の  手紙の奥にも  水族館の奥でも  窓の奥から  左手の奥に  ハアトの奥の  煙草屋の奥の  残滓の奥の  猪名川の奥を  畑の奥に  中軸の奥に  深林の奥に  サイマ湖を奥へ  ポケットの奥  うえの奥の  茶の湯は奥に  飛鳥の如く奥の  納壺の奥には  ママが奥から  七面鳥が奥の  案内で奥の  十二軒の奥に  云つて私を奥へ  内田が奥から  白髯の奥から  ポウト・サイドの奥の  洞の奥からは  草むらの奥から  シベリアの奥へまで  墓の奥から  穴の奥には  終南山の奥に  うしろから奥へは  屋敷の奥  らは奥へ  耳の奥へ  遣戸の奥へ  これも驚いて奥から  世田ヶ谷の奥に  控室より奥へは  柳小路の奥の  下駄を脱ぎ散らした奥の  案内されて奥の  一番の奥の  騎兵を突き飛ばして奥へ  勝手知った奥の  二里三里の奥へ  白峰の奥へ  あたり咽喉の奥から  表から奥を  芭蕉の奥の  咽喉の奥  くちびるの奥の  傷の奥  時に奥の  千駄谷の奥を  駒沢の奥に  作物の奥より  木闇がりの奥から  ズーッと奥の  ズッと奥の  地階の奥へ  玄関と奥の  事の奥の  喉よりも奥から  鏡の奥の  殿堂の奥から  奥の奥からは  林の奥では  木小屋の奥の  原野の奥が  赤ちゃんとは奥の  子を抱いて奥の  灯の点いている奥の  麦畑の奥は  美津さんが奥へ  君は奥の  三人一緒に奥の  道の奥と  これも奥の  溜池の奥の  津軽の奥の  土間の奥の  銚子を取りに奥へ  自己解体の奥から  敷地の奥の  障子も奥の  肉体の奥  ことの奥に  鼻の奥から  どこか奥の  渋谷の奥に  茣蓙を取りに奥に  築山の奥に  見本を奥へ  大広間の奥から  影の奥から  入口より奥まで  手探り手探り奥へ奥へと  それらの奥に  小児が奥で  砲台の奥に  二階の奥に  中野の奥  知ら心の奥に  次郎はふとんの奥から  昔大名の奥に  閑山は奥へ  巷路の奥  竈の奥から  いろは寿司の奥の  黒やみの奥へ  闇黒の奥を  地主が奥の  道の奥の  右側の奥の  鳶色の奥に  そこへ奥で  空洞の奥の  寂とした奥の  半ほどから奥の  ズッと奥まで  川俣溪谷の奥で  蔓つてゐる奥の  館内防空壕の奥  泣き顔になって奥へ  反対に奥の  まぶたの奥に  瞼の奥に  案内を乞うと奥の  事件の奥に  宇宙の奥まで  ハイロがわめきさけんでいる奥へ  帆村が奥へ  面全体が奥へ  路子は立ち上って奥に  抽斗の奥  国境平の奥の  繁みの奥へ  言辞詩歌の奥に  絵の奥の  下に沿って奥へ  網膜の奥に  金屏風立てて在る奥の  ポーズの奥に  肉体の奥で  テーマの奥の  顔を奥の  咽の奥から  人生哲学の奥に  床几は奥にも  球を奥の  小径の奥に  男と奥の  藍川館いうたら奥の  大町の奥の  自分の知らない奥が  氷の奥から  コンゴの奥  渓谷の奥に  崩壊場所の奥の  連嶺の奥に  氷嶺の奥  彼らを奥へ  引戸を押して奥の  中でして奥の  びっくりしちゃって奥へ  両人が奥へ  杖にして奥へと  庵の奥へ  番頭は奥の  足音を盗んで奥へ  此処は奥の  廻廊の奥に  開成山の奥に  方へ奥へ  音の奥に  手では奥の  夫人起つて奥に  憤然と起つて奥に  湯をとりに奥へ  案内顔に奥へ  男は奥や  岩穴の奥に  中野の奥まで  櫟林の奥で  綿の奥へかが  角により奥の  バダバダと奥の  色は奥の  用箪笥のあった奥の  二階と奥とが  空の奥を  国民服を着て奥で  男は奥じゃ  養策は奥の  養策が奥から  徳市を奥へ  女中が出て来て奥へ  渓谷おのおの七十里の奥より  北の方附馬牛の奥に  山々の奥には  深山の奥にて  谷の奥にて  老女にて奥の  階段の奥の  表情で奥の  二畳から奥の  結婚の奥に  一うねりして奥へ  庭の奥で  思想界の奥へ  窮屈を奥の  乞ひて奥の  留守に奥へ  細川長門守興建の奥に  高家衆大沢右京大夫基昭が奥に  寄合衆酒井亀之進の奥に  一しょに奥を  ロイド眼鏡の奥の  食堂の奥に  帽子の奥の  箕山の奥に  はじめいた奥の  地下道の奥  若王子の奥の  瞑想の奥で  機会に奥の  煙の奥の  峨眉山の奥へ  遙か奥に  瞳の奥が  物の奥の  蒋介石は奥へ  焼跡の奥の  簾の奥から  ことを努めながら奥の  奥の奥に  大急ぎで奥に  頭の奥を  峡の奥に  廊下が奥に  幾は奥から  才兵衛を奥の  吉野の奥に  植込みの奥に  吉野の奥も  母親は奥に  仕事場の奥の  ホールの奥の  門を鎖しかためて奥の  遥かの奥から  横穴の奥から  絹の奥に  霧の奥から  仮面の奥の  渦巻きの奥に  非常に奥が  濛気の奥にこそ  遥かの奥の  人穴の奥の  思い出の奥で  大半は奥の  コンモリした奥から  使者とは奥の  闇の奥を  硝子盤を奥へ  廊下づたいに奥へ奥へと  兄が奥から  マリ子を入れてある奥の  地下道を奥の  口孔の奥には  心持の奥に  茶店へ呼ばれて上った奥の  念が奥  汲江の奥の  州の奥の  舞台の奥の  城中の奥から  信州の奥から  麻布の奥に  音のし出している奥の  硝子窓の奥で  格子の奥に  自由に奥まで  壕の奥の  壕の奥へ  旗本なんぞの奥に  街路を奥へと  中庭の奥の  廊下の奥からは  肩を叩いて奥を  夢耳の奥で  徐ろに奥の  近藤女史は立ちあがって奥へ  刑事が奥の  神妙らしく奥の  子供が奥で  番兵は奥の  山の奥より  支の奥の  支の奥で  人をよんで奥の  荷物をまきあげ奥の  山の奥まで  妙は奥に  妙も付添いて奥に  抜き足をして奥を  そうにおいよを見返りながら奥に  勿体をつけて奥の  藪の奥に  手探り足探りに奥まで  左側になった奥の  釣した奥の  なつた奥の  暗闇の奥から  ハゲ天の奥に  仁和寺の奥  深淵の奥に  一町も奥の  里ばかり奥に  一古物商の奥を  岩殿寺の奥之  箪笥の奥から  金歯の奥に  なかを走って奥の  平三郎も続いて奥の  家族関係との奥に  穴の奥を  停留場を行った奥に  嫂と奥へ  幕府の奥に  伊達家の奥へ  森林の奥を  洞穴の奥へ  ズーッと奥へ  百姓は奥の  峡流の奥から  襟がはだけて奥の  仏壇の奥までが  家の奥は  男が奥に  シベリアの奥で  女が奥の  戸がついていて奥の  アルハラの奥  ドアの奥へ  茂みの奥へ  盛装して奥に  母さんも奥へ  つぎは奥の  正面の奥にも  一緒に奥へ  増右衛門はよろこんで奥へ  祖母は引っ返して奥へ  案内で奥へ  見舞ながら奥へ  家政の奥に  

~ 奥[名詞]2
渋々奥  再び奥  その奥  一寸奥  急ぎ奥  どうぞ奥  まっすぐ奥  のこのこ奥  もう奥  しばらく奥  どんどん奥  最も奥  ずっと奥  ずんずん奥  丁度奥  荒々しく奥  つくねんと奥  この奥  いつも奥  遥か奥  もっと奥  程なく奥  何時も奥  いつのまにか奥  ひときわ奥  すばやく奥  薄暗い奥  これから奥  とっとと奥  更に奥  すっと奥  やがて奥  こんな奥  ふかき奥  あの奥  どことなく奥  早く奥  同じ奥  何気なく奥  暗い奥  ちゃんと奥  間もなく奥  一旦奥  深い奥  なく奥  余程奥  未だ奥  近い奥  黙然と奥  遠い奥  いそいそ奥  いよいよ奥  そろそろ奥  さらに奥  ドンドン奥  しきりに奥  まだ奥  そのまま奥  すぐ奥  すこし奥  一々奥  絶えず奥  そっと奥  早くから奥  いい奥  少し奥  いったん奥  突然奥  よく奥  いきなり奥  段々奥  もう少し奥  まだまだ奥  ない奥  すたこら奥  少しく奥  猶奥  さっさと奥  直に奥  きっと奥  わざわざ奥  つと奥  尚も奥  遠く奥  だんだん奥  必ず奥  まったく奥  ちかく奥  ちょっと奥  愈奥  どの奥  まあ奥  しめて奥  ようやく奥  直ぐ奥  遂に奥  ふたたび奥  こそこそ奥  相当奥  どう奥  なおも奥  まして奥  其の奥  幽奥  深く奥  何かと奥  幸い奥  しだいに奥  素早く奥  多く奥  実に奥  次第に奥  常に奥  快く奥  はじめて奥  高い奥  いわゆる奥  大きく奥  あんまり奥  なにしろ奥  淋しい奥  予め奥  よい奥  とんと奥  早々奥  たいてい奥  みだりに奥  かなり奥  果して奥  どうか奥  愈々奥  忽ち奥  おどおど奥  どしどし奥  一度奥  ほんのり奥  もそっと奥  あんなに奥  さっそく奥  ずいと奥  仲よく奥  深き奥  ぐいぐい奥  そのうち奥  慌しく奥  又奥  いっそ奥  あやうく奥  今や奥  いっそう奥  一層奥  よっぽど奥  よく奥  頑として奥  或奥  やっと奥  ここら奥  つっと奥  みるみる奥  ちょうど奥  うっかり奥  そんな奥  よほど奥  かく奥  又もや奥  ちらりと奥  だいぶ奥  あんな奥  ぐんぐん奥  大方奥  やっぱり奥  やや奥  ぷいと奥  とうとう奥  どうも奥  何だか奥  余り奥  あらく奥  直ちに奥  とたんに奥  そう奥  いざ奥  白い奥  忙しく奥  時々奥  明るい奥  すっかり奥  ゆっくり奥  なるたけ奥  

複合名詞
奥二階  いちばん至奥所  奥向き  奥儀  矢張奥  奥庭  いちばん奥  奥座敷  奥太一郎  奥氏  二里奥  つた奥  一切奥座敷  奥まつ  奥附  三つ奥  心奥  奥御殿  奥さあん  せいは取りあえず奥  二三町奥  奥所  舞台左手奥  一番奥  奥座  奥旨  張つた奥座敷  奥勤め  奥牢  一里奥  奥蔵  奥廊下  奥坊主  仕切つた奥  奥なに  奥大将  一歩奥  奥隅  とき奥  奥玄  奥穂高  奥岳  最高峰奥穂高  主峰奥岳  奥用人たち  奥甲賀  二里奥  ズンズン奥  時奥  奥サン失礼  なほ奥  奥利根  云つて奥  路地奥  奥白根  奥郭  奥あたり  奥むめお氏  大将奥座敷  奥がた  奥町  奥ニ迷フ  奥庭ニ  立ち上り奥  奥域  奥房  それ以上奥  露路奥  至奥  奥どなり  露地奥  奥年寄  奥女中  振り奥  奥むき  奥役  奥いっぱい  五腺奥  アノ時奥  まま奥  ア奥  奥飛騨  奥常念  奥働き  奥家老松浦頼母  奥医師  奥医師玄達  奥家老  奥眼  奥サン  凡そ七八軒奥  奥伊豆  極意皆伝奥許  奥右  あまり奥  一等奥  奥さん然  奥院  スット奥カラ出テ来タソウデス  奥納戸役  奥室  奥用人  国師奥仙丈二山  奥上州方面  奥秩父  一重奥  とめさん奥  奥妙  奥街道口  マア奥  上つて奥  四五町奥  奥下手  奥処  廊下奥  スタスタ奥  奥民図彙  奥民図彙時代  奥女中たち  一ばん奥  奥鞆町  奥倉庫  三四尺奥  奥森  更奥  一寸奥  ぼんぼん奥  あいだ奥  ぐつと奥  隔つる奥  曲つて奥  絶奥  右奥  舞台奥  秋奥  奥湯河原  通つて奥  ひとつ奥  日奥医師  奥蔵院  上手奥  懐中奥  是ヨリ三十一町奥  奥むめおその他  みどり奥  下手奥  奥中央  奥女中上り  奥女中姿  一つ奥  奥蔵前  奥儀秘伝書  奥ほのか  モウ一つ奥  それぞれ奥  一切奥  奥店無差別  四里奥  奥御簾  奥ン処  奥女中風  奥曲輪  殿医奥医師  奥小姓  宮中奥  ナニ奥  奥庭づたいに奥  廊下づたいに奥座敷  廊下づたひに奥座敷  きの奥座敷  さ奥  屋敷奥  正面奥  左手奥  右手奥  奥はるか  右奥遠く  揚幕奥  全部奥  奥遠く  奥納戸  右奥屯所  七歩右奥  妙奥  左奥  右奥下方  一人奥  奥大和  奥金剛  一日奥  島奥  是非奥  奥壁  奥儀秘伝  奥儀伝授  奥曲輪  一番奥の  奥信濃  ズーウト奥  わたくしども奥女中  始め奥  いちど奥  奥武蔵  遥か奥  左手正面奥  一たん奥  通り一人奥  頃奥  奥入り  昼頃奥  がたぴちさせいっさんに奥  八日奥座敷  奥づまりに画室  奥サン方  西方八里奥  奥上州  奥目  奥州浜街道  あと奥  それぎりで奥  唯今奥  奥正面  帳場奥  皆奥  奥女中同士  一遍奥  一二丁奥  アノ奥  アノ一番奥  一棟奥  つて奥  奥モ住ミウシト云ヘリ  通り奥  一ツ奥  奥郡  奥朱  奥ゆ印刷  奥二畳  奥へそ  お前奥庭  代り市村奥  今度奥  奥在家  角奥  奥日向  奥在所  路地奥住い  奥様似  私奥  奥浄瑠璃  十余町奥  奥僧正谷  奥那須  日光奥白根  言つて奥  旨奥女中一統  奥隣  境内奥  奥さ  庭奥  奥勤メ腰元  奥祐筆  奥祐筆松坂甚吾  南町奉行所奥大白州  奥拡がり  いま奥  奥上手  サア奥  奥大日  ぎられて奥  奥仙丈岳  奥木挽谷  奥上能瀬沼  餓鬼奥鐘  奥不帰  今一つ奥  奥部屋  奥はん  露次奥  奥樣  家郷奥能登  奥能登  奥座敷上段  かなり奥  奥女中連  奥掛り  奥家老下田治兵衛  伝つて奥  六人づれで奥  奥筋  幕府奥詰  奥女中絵の島  遥奥  奥三味線  奥役人  奥役人ヤキモキ  上野公園奥  只一人奥  みんな奥  奥炭庫  奥千丈山塊  ズット奥  向島奥  二媚奥竈一  奥六郡  三里程奥  奥寝殿  奥詰銃隊藁人形  日高郡奥  者奥  将軍家渡二御中泉一先献二御膳一暫有下於二奥之間一大御所  づつと奥  足跡奥  手の者奥  けさ奥  奥医師専斎  柳営奥医師  奥詰め  奥書き  奥遙  奥堂  一皮奥  日奥  奥仙丈山塊  奥仙丈  奥仙丈方面  大分奥  奥湊  ドカドカ上手奥  奥女中江島  人物十倉奥造  十倉奥造  奥造  奥パプア  文字通り奥  奥ひろき入江  奥はさ  アノ奥座敷  奥南岳  奥坊主組頭  廊下づたいに奥  一段奥  奥十数里  一・二五奥穂高頂上  奥穂  奥穂頂上  奥穂高取付き非常  無事奥穂高絶頂  くせ奥  渓奥  輿入後奥台所  迅雷一声奥  ひとり奥  床づたいに奥  一足奥  尾張奥町機場唄一おいで  尾張奥町  払つた奥  奥城  一里あまり奥  奥漢鉄路  六町奥  行つて奥  といつて奥  奥なんど  蛇柳ハ高野山上大橋ヨリ奥  奥そこ  咽頭奥  奥武蔵辺  奥意  遼陽占領奥軍  奥寄り  三里奥  奥氷室尋  間奥  三人奥  部屋奥  底奥  奥三郡  奥社  人たち奥  手探り手探り奥  二三寸奥  奥ウ  奥むめ  楳太郎奥陸元二郎様左右EOS  奥床  奥八畳  奥熱地  西南奥支那  奥四川  奥アマゾン  其至奥  御殿奥女中  場面奥  一人一人奥  奥路  上奥  それぎり奥  今宵奥  人間心奥  奥狸穴  毎日毎日奥  過日奥  一遍奥  五里奥  奥会津  奥みと落付き  奥品  一渡り奥  奥夷  奥里  奥里氏  奥千本  奥瀞  奥の  奥勤  木立ちの奥  みな奥  



前後の言葉をピックアップ
  おく    奥出雲  邑久      オク  措く  奥利根


動詞をランダムでピックアップ
苦しも離せるふざけ気張るどよもし反しはずれよ言い合い連立てききあわせ浮べる潤ん昇れるしこめる採りあげる立並ん吸い取っ残しとおりすぎおくりこむ
形容詞をランダムでピックアップ
物憂したっと香しぽい清清しいがまんづよく厳しから淋しゅう淋し重苦しく易き数多かっ目出度いけ好かなく懐しいえぐし青白ごつく薄暗くあつけりゃ