「われ」の使い方、ほかの品詞の結びつき

日本語コロケーション辞典 テストバージョンです。
青空文庫 約12,000作品を対象に、品詞単位で分別し、ほかの品詞との結びつきを一覧で表示できます。
分析対象が50年以上前の作品であるため、用例にも古さを感じます。これを解決するため、今後新しい文章を追加、もしくは入れ替る予定です。
プログラムを用いて生成しているため、不適切なキーワードが含まれる場合があります。
ご了承ください。(これについても精度を上げていきます)
動詞

~ われ[動詞]
頭がわれ  二の腕まで露われ  仏画に表われ  枝のかげにわれ  しどろにわれ  棚と、われ  死骸が露われ  瓶がわれ  頭蓋骨がわれ  これもわれ  口をわれ  意味が露われ  かぎり思ふとも、われ  全面に表われ  ことが露われ  紋章が表われ  外部に表われ  二つにわれ  中にわれ  門口へ露われ  磔柱が露われ  橙色が露われ  ビーイングによって棲まわれ  外容に表われ  禁制破りが露われ  二重にわれ  人が見われ  当てがわれ  尋るにわれ  新聞等に表われ  宛がわれ  ここへ囲まわれ  洒落にわれ  真ん中から二つにわれ  ぐさぐさといくつかに小さくわれ  信念が表われ  微塵にわれ  棟に棲まわれ  表章が表われ  底をわれ  中には、何とか露われ  余に送るべく取り計われ  肌が露われ  作に見われ  分明、知りつつもわれ  面に表われ  地面がぱっとわれ  岩がわれ  それから胴中がわれ  畑地をわれ  否か、当てがわれ  一役を当てがわれ  四五日などと云って、承われ  只今彼所にて承われ  一言を承われ  まつぷたつに、われ  ぷたつに、われ  八つに、われ  めちやめちやにわれ  四つにわれ  ふたつにわれ  自分が助われ  エネルギーとして表われ  前に表われ  顔つきに表われ  形に表われ  耳のわれ  男性に表われ  機械に表われ  勾配をなして露われ  画布に表われ  窓硝子をわれ  動機が表われ  全然外部に表われ  外に表われ  一つ当てがわれ  水戸と承われ  血の気が表われ  財産を振われ  二ツにわれ  所が比較的はっきり表われ  ようには計われ  歴史に表われ  仕事を当てがわれ  情愛だけが表われ  情が表われ  ものが露われ  師匠から当てがわれ  七では、当てがわれ  中に表われ  恋を重ねて露われ  甕はわれ  一つ一つの怪談に表われ  弊害が表われ  一部に表われ  ローマ字などが表われ  者には嘲われ  嫁に娶われ  御家人たちから、よく日ごろ嘲われ  んにわれ  表情が表われ  いま当てがわれ  奉公をして居りましたら返せますか、承われ  今承われ  沈黙もわれ  女は、われ  英魂未だ葬われ  下に、ゑみわれ  破片にわれ  雪をわれ  色が表われ  部屋を当てがわれ  天下一を呼ばわれ  ところが表われ  房がわれ  底に追ひ遣らるるなれど、われ  怪物に、いきなり掠われ  大風にでも振われ  中に囲まわれ  メチャメチャにわれ  彼方に、ぽっと射し露われ  幾体かにわれ  捨札に表われ  ようにわれ  のものに表われ  實驗的に表われ  さが表われ  動揺が表われ  姿が表われ  顔に表われ  浦にわれ  当がわれ  前がわれ  焦点がわれ  壁土もわれ  熔岩が露われ  察知するにいたり、このよろこびをわれ  表面に表われ  亡者が露われ  腰に露われ  顔へ露われ  外へ見われ  これらよりもずっと著われ  日のひくれがたわれ  注視をわれ  姿にわれ  さをわれ  声のわれ  つややかに露われ  為に妨げられ遂に全く見われ  中に見われ  唱歌に見われ  皇天ことにわれ  そぶりに表われ  窓ガラスが大方われ  四つぐらいにわれ  結果として表われ  地辷りも露われ  大地はわれ  蜜をわれ  いつまでも執われ  玄関に出ておりますとわれ  健康が疑がわれ  悪事が露われ  氷がわれ  写真面に表われ  人はわれ  外見に表われ  態度とに表われ  目に表われ  途中で疑がわれ  妻を当てがわれ  国学もわれ  まっぷたつにわれ  ものとして表われ  發明發見が表われ  問題として表われ  かけらにわれ  まことにわれ  窓ガラスがわれ  気もちよくわれ  程にわれ  統計に表われ  地表に表われ  箇性の表われ  急にわれ  心遣いが表われ  皿がわれ  瀬戸物をわれ  敵味方にわれ  愼しむべし、われ  巧妙にしつらわれ  手にさわれ  座敷で洩れ承われ  顔を装ったものの、露われ  それらに表われ  白波二つにわれ  日はわれ  吐息に表われ  輝きをわれ  如くにして表われ  陰口となって表われ  靄にかげろわれ  わりにわれ  ごとにわれ  下手さにわれ  ビンがすぐわれ  要点だけを承われ  よう疑がわれ  体中に露われ  上に表われ  人間に表われ  殿様に承われ  容貌に表われ  形が表われ  乱雑になげだされ、われ  執政に疑がわれ  おとなしかりしにわれ  憐れに破われ  

名詞

われ[名詞] [絞込み: の~は~が~を~すべて ]
われは一時の間に汝をインドラニーに運ぶべし  われ歩み来し  われはわが想ひの  われは涙なす  われはかく双手さしのべて  われは巌頭に立ちて叫びぬ  われに返った  われは思へり  われの確信する  われを忘れて  われから姉妹の縁切って  われは死して  われもひとを恨めば  われは聞えず  われえ喋るなよと云うたに  われと二人とも切殺して  われも笑って返す  われに語りぬ  われは心破れぬ  われを信徒となし  われはうらぶれてこ  われは住はむ  われを見じ  われとも知らず  われは言葉なく法を説くなり  われは清見寺のふもとにさすらへる  われいかにきくべき  われは枕によりて  われは戸をおしあけて  われは磯邊の石に打ちより  われ常にこれを恨みとしき  われには祷るべき  われは今に於ても幾たびか思ひぬ  われは此処彼処にさまよう  われにのみ集まってくる  われもわれもと雷同した  われをわすれて  われにある  われにかえった  われがねのようにどなった  われに聞こえる  われがあった  われにこそこそと疎開小包をつくるより  われの創意に係る  われは妹思ふ  われはゆくゆく汽車の窓はるばるときや  われはゆくゆく汽車の窓なにか知らねど泣きた  われとわがワイシャツを裂き  われに与えんとならば  われは既に万有造化の美に感ずるの  われは世の俗韻俗調の詩人が徒らに天地の美を玩弄するを  われは美くしきものに意を傾くる  われや切なきもの妬みする  われをさびしがらせよ  われに来よ  われから隷属に屈している  われにみせよ  われはきくもゆる  われは抱けり  われに帰った  われな人のようにも見え  われはそを知らむことを求む  われとわが足音を高くする  われを忘れて叫び  われを忘れている  われは心ならずも己が家の人々とも意志疎通せざるか  われもてるいためる  われとわが心を引き立てて  われなものをだしにして  われの呪ふべき  われに参加する  われにせまらんとすなり  われは仮相の作者にすぎざるなり痺れる  われに強制された  われにも懐かしい気がする  われも人も手を取り合って落ちて行こうよ  われを忘れた  われを忘れ去る  われとわが空虚のうちを慰め潤おし  われながら意気地なしと思いながら  われはまた胸をうつて  われも亦インノセンスといふ  われなんじらを孤児として遺さじ  われなんじらに告ぐ  われ失せたりし  われと共に喜べ  われ誠になんじ  われになしし  われになれ  われになさざりし  われおくれじと伸びてゆく  われでもあり  われまことになんじ  われまだ年若かりき  われあひまじれり  われ再びこの暗く繁れる  われにとりて  われこの風光に負う  われこの不可思議なる天地の秘義に悩まさるるに当たり  われ実に一呼吸の機微に万有の生命と触  われいかにしばしば汝に振り向きたるよ  われはこの経過を唸かず  われはこの損失を償いて  われは思想なき児童の時と異なり  われは汝の声音中にわが昔日の心語を聞き  われをして  われ知ればなり  われまた汝を見るあたわざるの  われと共にこの清泉の岸に立ちし  われながらわれのごとくには思われなくなった  われは幾百年の昔を眼前に見る  われは感じぬ  われは古き物語の村に入るがごとき  われにかえって号令を下しました  われこそ体当りで怪塔ロケットの舵をこわそうと  われにかえったらしい  われに一台の飛行機があれば  われもかれもが  われ若かりし  われながら憤慨した  われ知らず立ち上がってしまう  われこそ一かどのパリジャンになり切ったと思っているのに  われながら厭な気がした  われは華厳経を守護する  われはたとい死刑に行わるるとも  われしらず襟元をつくろい  われな人間の事がこの頃の新聞に多く見受ける  われながら少し気もひけるが  われではありませんか  われその栄えを見るに  われその栄を見るに  われに非なる  われに愛なる神の摂理として感ずる  われにかわゆく思われて  われにかつ責任を感じずにはいられません  われになりました  われもまた病む  われも世を呪えや  われにもあらず  われは邪魔扱いにされて  われは見き  われかかはらず  われをとがめ  われ知らず動いた  われとわが頭を抑えたる  われの間にあまれる  われの果は知らず  われを恨み  われも行かんと思えるは  われにはまつわるべき  われという可愛き者の前に夢の魔を置き  われに遠ざかれる  われを疑う  われを思う如くなるべし  われと始めて逢える  われに語る  われは昼の試合のまたあるまじき  われを顧みもせで  われも従う  われは鞍を敲いて追う  われは肺を逆しまにして  われは益追う  われは鬣をさかに扱いて  われより先に倒れたる  われに帰りたる  われに帰りたるにあらず  われに去れという  われを追い  われに帰りて見れば  われは何を誓える  われの渝るべくもあらず  われとわが心にちぎるも  われを憐れと思え  われを着飾り給え  われを載せ給え  われを忘れて呼んでしまった  われからいうべく  われにみすぼらしくなって来る  われな最後を克明に描いている  われながらぎこちなく黙々としている  われながら卑屈だと思った  われながら感心していたぐらいだし  われながら満足出来る  われながらも浅ましいほど高い利率を課して来たのに  われながらうっとり出来る  われを忘れてしまったので  われも懐ししと思いたり  われもまたしばしばくらべ見つ  われ取って捨てぬ  われよりさきに庵の枝折戸にひたと立てられたり  われは餓えまじきを  われも知らず  われ少しく語るべし  われをば庇いしなりけり  われは思わず身の毛よだちぬ  われはかつてかかる  われ覚えておらず  われに返りました  われは信ぜず  われにもそれを近代性が彼女に与えた  われとわが不覚を罵りながら  われを忘れかけた  われながら感心しかねるといふ  われを疑らざるを得ない  われながらよろしとうなづくもあらねば  われをすね  われを戀にやぶれたる  われは心耳心眼を研いで  われひとり行くせちに行け  われに驚く  われを去らずけり  われに要あらじ  われや金とり初めの日の本の震後の桜花の真盛りの今日停電の電車のうちゆつくづくと都の桜花をながめたる  われや桜をまともには見ず  われが見にける  われに咲き  われになく彼にあり  われその青年の前途を卜せん  われは命の渦卷の中にあり  われとわが誰なるをも知らず  われは生きたり  われは戰慄す  われ何故に愛するかを  われは愛す  われは思考す  われは詩人なるか  われは歌ふ  われは生き  われは萬物を愛す  われを害し  われはその男女を愛す  われは命の熱き味を知る  われもあまりの悲しさに河岸の手摺に身をもたせたが  われは盃をあげ  われは求める  われは大風の中を濶歩して  われにとりては  われにもあらで興奮を覚えた  われは言いぬ  われはその顔色の励しきに甚だしくおびやかされたり  われはまず推量して  われは問いぬ  われに奇異の感を懐かしめたる  われは野獣の吼ゆるがごとき  われはある  われに衝突したりしと  われは再び起きあがりて  われはあわてて  われは暫くなんの思案もなかりしが  われを恐れし  われは今や再びかの不可解の運動を見たり  われその一を欠く  われに力をつけよ  われと我が鼓膜に気がつく  われは定め  われにも覚えがある  われな声をだして  われもうたひぬ  われをわれ知らざりき  われのいつか覺えしおけさをどりぞ  われにかはりかんしやく  われをもちされ  われを柩に入れて  われの船出を見送る  われにもあらず浮かれ出して  われにして  われになった  われがあはれ子を恋ふる  われをいた  われ既にわが身の上の事としいへば  われとは小説を掲げ  われのみ唯一人今に浮身を衆毀の巷にやつす  われも新進作家の列に数へ入れ  われを顧み  われは既に人にも語りし如く  われは直に仏蘭西滞在中及び帰航の船中にものせし  われはこの喧嘩相手甚よろしからずと思ひ  われもその当時は甚眤懇の間柄むげにもその請を退けかね  われその頃外国語学校支那語科の第二年生たりしが  われは尾崎や川上とは異なりてかの  われを伴ひ行きぬ  われを戴きて  われもまた露伴子と共に決して人後に落つる  われをば桜痴居士福地先生に紹介の労を取られし  われをば一間に控へさせけるが  われはまた一段下りて  われは今夕図らず  われはここに榎本氏請人にて歌舞伎座へ証文を入れ  われは破  われをば竹柴七造といふ作者の預  われはここに初めて団菊両優の素顔とその稽古とを見得たり  われはいかにかして  われは里昂の銀行を辞職し  われは初めて北米に遊びて  われは聴衆の中にわが身と同じく黄いろき顔したる  われを見て  われよりは二年ほど上級なりし  われを誘ひゆきたり  われは既に国に帰りて  われにふる  われから命を落すまい  われながら茫然とした  われを忘れて仰いでいると  われは始めに染汚の慾情を以て入り来りし  われは是よりわが感得したる  われは欲す  われともなく心をときめかして  われにも見える  われともなくそぞろな気持になって  われともなく立ち上って  われに見えた  われとわが胸を十字に掻い傷つけ  われは妹想う  われをよぶ  われに腕の力ありとて  われより事の端を開き  われよりその実の例を示すに若かず  われに交わりを求むることなおわが朋友を慕うがごとくなれば  われたるところの損益を論ずる  われに万両の金あれば  われは三階を建つると言い  われを害せ  われよりアバタを言い触らすとは  われを世の嗤い  われもまた洒落よう  われに策あり  われは何と答えんかと  われも籠れる  われより男は年下なれば  われから信用を剥いで除けた  われもわれもと紹介状を書かせにくる  われながら浅ましい姿になり果てました  われを留めた  われに聞えた  われがあり  われとわが手をバチバチ叩いて  われを忘れていっ  われながら自分の演説にはほれぼれするという  われは檀弓真鹿児矢たばさみて  われとわが声に泣いてしまって  われこそ天下の豪傑たらんとする  われを恥かしめたりと  われにもなく頸すじまで真っ赤にして  われを忘れて見惚れていた  われを見  われを見詰むるじゃ  われは草鞋のままにてあがりこみ  われを知りたく思った  われと一週間ともに起居して  われにも似合わぬ  われのみ簑を着して  われこそとあつかましく自己推薦をする  われに一人の勇将あり  われは劉備玄徳なり  われに告げようという  われに与えよ  われもまた兵を以て助けん  われにつづけっ  われ生れけるかひありて  われこの土に生れたり  われを忘れてしまった  われにかえる  われを欺いた  われに内応した  われをそこへ案内せい  われには神明の加護がある  われには神の加護あり  われをさして強盗とは聞き捨てならん  われに従って耶馬台を通れ  われに玉を与えた  われに従った  われの手に触れた  われのために爾の夫を死体となした  われの爾に与えたる  われの心のように整うている  われは爾に代って  われに与えよ  われは耶馬台の衣を好む  われのために爾の与えた  われは爾の夫を阿久那の山へ葬ろう  われを爾の宮にとどめよ  われは爾を欲す  われは爾らと共に耶馬台の宮にとどまるであろう  われも呼べ  われは爾のためにこの部屋を飾ら  われを赦せ  われをわれが爾を愛するごとく愛していた  われに命じた  われは彼らに爾の部屋を飾れと命じた  われは爾を呼びに来た  われと共に酒宴に出よ  われを伴え  われに酒を与えよ  われの酒盃をとれ  われは不弥の歌を爾のために歌うであろう  われは耶馬台の兵を動かすであろう  われの力を恐れている  われは爾のごとき強き男を見た  われを呼ぶは  われも聴く  われを助けて  われとの義盟にむすばれたが  われを引き戻さんとなれば  われに何を説こうという  われを朝敵と呼ぶであろう  われに対する感情もいくらか緩和されてくるであろう  われな草花のようなこの平民の声を保存する  われを召捕らん  われを陥  われながら関羽はそう思った  われ帰らんとする  われは関羽を討つ  われに弓をひくも  われにかえると  われにもまだ年若い人の低い声がした  われを用いず  われを欺こうとする  われに備わるからには  われを始め  われとわが身を恥じ  われを救うや  われながらおかしくなったとみえ  われとわが心さへ変り易きをも悟り得たり  われに負はせ  われを見たるが如く  われに投げ掛けしは  われも来たり  われを呼ぶなり  われも諸共に行か  われをば見棄て  われに向ひて  われと共に東にかへる  われを見れば  われすゑてものの涼しき色めづる君うらさびしわが家のあとに家つくると  われ寝ねさせぬ  われいつく母夕ぐれのさびしき池をわかやかに  われの領なる花なれば  われとわが心さへ變り易きをも悟り得たり  われは貧かりき  われは君を愛す  われが一人でよう行かん  われに弓を引いたも  われに向わんとは  われを忘れて見入りかけたが  われにいった  われに降って  われに百千の水軍あり  われもし  われとわが身内の毒の鬱積に苦しんで  われの求めてやまざる  われは東京を戀しと思ひしに  われがね  われこそは呉に彼ありともいわれた  われから馬をすすめ  われとわが心を圧しつぶして  われながらなる  われの飲料眼にも頬にも酔あらはれぬ  われ喚びかねつ  われぞ病む  われは后のおん料の牡丹もきら  われもまじりて  われは死ぬべく  われはここにぞ立て籠る  われは瘋癲病院の冷き城に立て籠る  われは歩める  われは他の遊ぶを遊ぶ  われのみぞ知る  われに恩売りし  われは思ひき  われ知らず陥る  われもこうの花も咲いていた  われはうみに  われに思えた  われにもなくその理性と反対なことを口にだしていた  われを見離したか  われに当る  われは汝と栄辱を倶にし  われな声で啼き去った  われは今熊本の戦争に往く  われも知らねど  われに告げずという  われも一しょに往くべし  われも往くべし  われに日を送り  われが卿を失い  われが殺せしと言わるるとも言い開くべき  われから獅子の口へ飛び込んで来た  われに復った  われは吾れ  われから恐れ入ったと申す  われの話に加わっておった  われを吹いて  われに寂しく此方へ聞えて  われにおしへし  われにふく  われにもどり  われ知らず馳せ出せば  われながら呆れる  われにも気の毒の次第と謂わざるべからず  われにも覚えぬ  われに怪をなす  われとした  われらして馬忠の首を持ち  われ出でず戦わず  われを誘わんとする  われより偉く見える  われに返って  われ悪くてでひと撲いだなあ  われもわれもとゾロゾロと遠島船へ乗りうつる  われあ生み落とされた  われは秣草をうんと喰らつた犢牛のやうに肥え  われあよく寢くさつたそれをみる  われが目のさめる  われあおもふ  われあ大え男になつたそこらの尼つ子がふりけ  われも行けかれも行けと  われにも震える  われは剣を見ずわが見るは  われが三年まえから移って来て  われと一緒に働いています  われの知らない  われの見た  われもそう思った  われにかまわず  われを謀らんとする  われに一言あらんとは  われは勅をうけて  われ今勅を畏み  われは申耽  われから攻め下って  われ到底この人に及ばずと  われは人を派して  われながらこう嘆声を発している  われをあざむいたな  われを動かさんと  われの追撃を誘っている  われこそと名乗りでて  われは敢えてその困難に当る  われから追う  われの伏兵を恐れたからです  われから避けようとしても  われなお忍ぶ能わず  われを誘う  われながらあさましいなりになりました  ワレに憐れみを寄せたまえ  われも學びの  われもこの秋の傾く  われは牧島村長の小高き阜の上の家に宿りたりし  われは新開の別路を択べり  われ憂ふるところのものありとすれば  われは知らざるなり  われは唯里程の概算をうるの  われ既に扶桑衆美の勝地にあり  われを愚弄する  われは寧ろ外界の諸識別を遠けて  われは一々彼等を迎接せざりしかども  われ依ほ  われとわが心に説明した  われながら並外れて  われながらまことに始末におへぬ  われだったことは否めなかった  われからぼやつく  われこそ一番のお気に入りだと競争を始める  われながら上できだと思った  われを求めざりし  われをたずねざりし  われのおかげで林太郎は助かったぞ  われから作っている  われを負うて  われもはや生けるにあらず  われにまた残された  われ尤も之を憶ふ  われを忘れていました  われながら苦笑するくらいの  われの眞實至聖の詩篇に流さんとする  われと共にあるの  われに与へる  われは思へど  われ常にさきになりて  われその濃情を愛す  われながらあまり上品では無いと思いながら  われの誇るべからざる  われもしかりき  われももとせのあいだ眼しい  われとわがからだを敵に擲げつくる  われは知る  われはこの国の女を好まず  われとの間なる蝋燭の火は幾度か揺れたり  われもまた度度しかく感じたりき  われに遺したる  われはかれの  われは何時にても起つ  われながらこの人物試験は落第であると観念した  われもまた湯気にかこまれ  われ立ち濡れぬ  われながら働く  われと吾が胸に矢を放つて見る  われな自尊心の表情のように思われる  われともなく筒ぬけた  われともなく切口上になったが  われにかえり  われともなく焦  われともなくこんなポーズをとってしまう  われと思ふや  われのみならず  われの憤りに似ずとはいはじ  われは坊主頭に顱巻して  われに悲く  われさうになりました  われこそは観音也とのたまう  われはあつぱれ明治二十四年の出色文字と信ず  われながらの至らざる  われながらの孤独感や虚無感などを凝  われを慰め  われからすすんで  われともなくそう云った  われに酔ふべく  われとわが屁で黄色く染まったに  われから望んだ  われおくれじとこみ入れば  われに冷き意志を与え給え  われが時代によっては違う  われには理解出来ない  われな物語の到る  われえ其所を片付けて  われとわが足もとをみて  われはやさしきひとなればよるも  われは巡  われ知らずドキッとした  われにもなく何もかもつくり  われながら大それた  われを待ち  われが存在を否定しようとした  われ生きて詩を作ら  われをしみじみ風が出て来て  われにうなだれました  われおもふに  われは逍遙子が花に慈なるに過ぎて  われは此評の殼を噛碎きて  われは且らく烏有先生に代りて  われは其意を取りて  われ豈其意を取ら  われは且く  われはこれより逍遙子が上をいはむ  われは唯その一切世間の法に説き及ばざるを  われは敢て形而上論をなさず  われは無邊際の大洋を渡る  われも亦た左右なくその客觀を評したる  われは時文評論の無理想より立て  われはハルトマンが現世紀の有理想論を鈔して  われその由りて  われは恐る  われは記實の功徳を疑ひし  われを見ば  われは早稻田文學中に聚りたる衆美を見  われに示すに  われは頃刻も躊躇せずして  われも亦た疑  われ嘗て文を學ぶ  われ豈衆我を排せ  われは他の衆我をして  われに衆我を容れて  われ未だこれに當るに遑あらずと  われは唯記實と談理との後先なく並び行はれむことを  われは談理を獨人佛人の流を酌む  われ未だ曾て談理を斥くべしといひし  われ未だ輙ち  われはかいなでの詩人に向ひて  われはまた我が談理を以て美を觀ることの初發心を作る  われは空理を後にして  われ非せし  われは逍遙子が我を以て共に醫道を語るに足る  われは固より譬喩の跛足になり  われは唯逍遙子が劇藥なる批評の道を用ゐ  われは我が記實の務をなすに  われは沒却理想の公平を願ひて  われは沒却理想の愛憎を離れて  われも亦た公平ならむと願ふものなり  われは論理を守りて  われは敢て衆理想皆是なり  われは世界に想絶無なりと説かず  われは未だ大理想を得ざる  われはおもむろに記實の事に從ひ  われ未だ沒却理想を信じて  われ嘗ていはく  われを以て烏有先生なりとし  われを以て胸に一系の哲理ある  われは烏有先生にあらず  われは哲學系統を有する  われは哲學系統なくして  われもレツシングも文壇に立ちて  われを烏有先生なりとて讃歎するや  われに徴塵ばかりなる  われは無理想をシエクスピイヤが本體とせず  われも強ひて  われは當初これを評して  われは逍遙子が既に指し示したる  われは沒却理想を面相といふを非なりとして評論する  われは今此權利を用ゐざるべし  われはこれを不問にして棄ておく  われはシエクスピイヤが作皆沒却理想なりとい  われはシエクスピイヤの傑作を沒却理想なりとすれども  われはこれがために戲曲にして  われ我が立脚點にありて  われは烏有先生をして  われは乃ちこれを實とするに至ら  われはいふ  われは唯反問して  われにおくり  われに防禦せよといひて  われ若し猶矢石を放ちて  われは影護き  われは此題の逍遙子に嫌はるべきを知れり  われは又此題の逍遙子が論を指して  われは沒理想を無理想と解して  われはこれを評するに  われは絶無ならざる  われは本來無ならざる  われは此篇を讀みて  われは前段なる  われは逍遙子が十餘年を期したる  われは現世の象後には體ありて  われはプラトオ論者にあらざれば  われに宣らせ  われは先づ逍遙子の具足したる  われを以て人を誣ふる  われはこれより逍遙子が對絶對及對相對の兩生涯に及ば  われは唯此腹稿主義の山房論文の逍遙子に向ひて  われは逍遙子が如く  われは衆理想の象の沒却理想の體より出  われにおなじやうなる詰問をなし  われは果して逍遙子に對して  われ若し我草紙にて無意識哲學を講ぜ  われ若し我草紙にてこれを鈔せむか  われ常に敵手をして  われは姑く  われはひとり逍遙子が問の眞面目なりや否やを疑ふのみならず  われ豈逍遙子が如きシエクスピイヤに邃き  われその作者を知らずといへども  われその作者の技倆のすぐれたるを  われは始より逍遙子が詩の質と詩人の技倆とを詩人の哲學上所見若くは實感のうちに求めたるを知ら  われはこれに對して  われはしばらくこれを諾して  われは將にその不必要なることを言ふを  われはその不可なる  われは逍遙子が絶對に對する  われはその説明の當れりや否やを評する  われその心理上に不可得なる  われはいづ  われをば何人もえ倒さじ  われは前段にて逍遙子が一歩を動かす  われは我比量界にありて  われは必ずしもハルトマンが全系を確信せずして  われはレツシングと共にわが比量界にありて  われに五大洲を睥睨する  われに洽くとつ國人に告げ知らすべき  われは此書のあまりに大册にならむことをおそれて  われまことに忌む  われも奇兵を出  われ知らずもらす  われになって来た  われは何をかなすの原なすわざも無く年や経ぬべき  われも知りたれど  われに返ったらしく  われに聞える  われながら浅間しくも思はれる  われを世に類いなき  われにすら聞かれぬ  われも見つ  われを強い自信と名誉をもって待っていた  われにも恨ある  われに下されよとて  われとわが咽喉をかききって  われを味わおうと  われながら矛盾した  われは少なくなる  われながらせつなく思うばかりだった  われに見える  われもうらぶれし  われを打見ていぶかりて  われをしも  われをしも憂ひ  われにも懐しきわたしの浄土がある  われにかえって童子に向って云われました  われはた君がねくたれを  われなシグナルはほっと小さなため息をつきました  われはこの花に対して魂魄既に花心にありと  われは花なき邦に生れて富める  われ知る蓮無ししかいふ  われは今天を棄てて下りゆく  われながら微笑させられました  われを催した  われやという唱え  われとしも  われな赤ん坊に加えようとした  われにもなく身にしみ渡る  われ知らず熱くなったが  われながら驚くほど  われにもなくはっとなって  われにもなくあおりたてて  われ知らずはっとなった  われにもなく異常な興奮にがたがた震え始めた  われにもなく我武者にすり入って  われにもなく頭を上げて  われにもなくふとぐらつきかけたが  われにもなく震えていた  われながらどうしていいかわからない  われを誘うほどだった  われをうつ  われを忘れし  われにも精も根も尽き果てた  われを目の前にありありと見た  われに優しいこととは思わなかった  われを慰む  われながらわけが分りません  われながらをかし  われの瞳をめしひ  われの骨をきずつくにより  われは帰らず  われとわが頭を握り拳でもって  われを忘れていた  われ劣らじと四方八方からワンサワンサと押しかけ来たり  われまどひの  われすでに菫を白く見し  われを召す  われなれぬ千鳥なく夜の川かぜに鼓拍子をとりて行くまでいもうとの  われにその子五つのをととなり  われおなじ十九のおもかげをうつせし  われもろしと知りぬ別れかね  われはねが  われは睡りつつ歩む散らばれる  われを呼ぶ  われ縦令王者にえらばるるとも  われながら葉子ははっと思った  われにもなくただわくわくとせき込んで来た  われながら驚くばかりだった  われにもなくそこにべったりすわり込んでしまいたくなった  われにもなく駆けよって  われにもなくその思い出に浸って行った  われにもなく侵して来る  われにもなく冷ややかな微笑が口じりをかすかに引き  われながら夢中であてがった  われにもなく鋭く働く  われ知らずすすり上げて泣いていた  われにもなくそれまでそこに突っ立った  われに描いてみたい  われにもなく倉地が傘を持つ  われにもなく急におびえが出た  われに飢え疲れていた  われながらいじらしい気持と通ずる  われながら噴きだしたくなる  われは小さき足の医者なり走りに走りて  われを喫せしめた  われと我が生命を断った  われと我が命を断たしめる  われは聞く  われに返さじ  われがそれをやつて見ろ  われ知らず思い出した  われを裏切りて  われのみをあしざまにののしり  ワレはなんにも言わねども  われながら不思議に思はれる  われに任せよと言いし  われにもあらで  われははからずも賊の挙動をしたるなりけり  われはそもそもいかにしてかかる  われにあらざるを覚えき  われを据ゑ置き  われは零落の身を恥らひて  われ又何をかい  われを傷けんとおもうは  われに百円づつみ抛出  われは此輩に会ふ  われは眠りの成らぬを  われを見ていづれより来ませしぞと  われは極めて狂人に同情を有する  われは迷信とのみ言ひて  われは敵の砲兵陣地乃至は軍艦の射程外にあって  われしらずぽつと血ののぼる  われに返つた  われには怯ぢず羽根つらね浮きてあそべる  われは横綱らしく強いところを見せようとして  われの腕はむなしく相手の頭の上を通過し  われを留むるやと問ひしに  われに神仏の加護がある  ワレに味方して  われはこの人格を維持せんが  われを無理矢理にここへ連れ込んだ  われに与えて  われは呪い死にに死なねばならぬか  われより苦痛が反射せぬ  われにつれなきを知らず  われも病気と思う  われに父母なしと云うがごとく  われに子を生む  われは父母のために存在するか  われを追うてくる  われと吾が肝の潰れる  われよりも暖にして  われのはれやかな  われに憑きた  われながらみっともないと思い  われとわが身を生き埋めにするか  われにも覚悟の胸を決めていた  われから命を縮めた  われを欺き  われは極樂の露を吸ふ  われは笑ひて  われより出でて  われをわすれて見とれていた  われを忘れたい  ワレやモリ上りは一方には中間の乗鞍のクラにのるという  われから墜ちて行って  われともなく固く抱きしめていた  われのみの小さな感情で怒る  われとわが心に言ひ聴かせてゐる  われがひよつとして病みわ  われにも来て  われがよく働いとる  われの思ふ  われも嫁を貰うても苦しまんにやなるまいがな  われや何故わしがものを云ふと直ぐ意地になる  われにや云ふまいて  われが思ふ  われやどうしてさう頑固ぢやらう  われや此の世がそれで渡れると思ふか  われに示さずや  われが分ならずた  われよりも美しけき  われはこれ塔建つるもの滑り来し  われやがて死なん  われとは何かを考へる  われに会うたる  われに少年は縋る  われながら未熟の見える  われに帰って  われに思うというだけの  われからの月もすむ  われもわれもと勇み立った  われもわれもと踊手の数を増すばかりで  われが説くには及ばなかつただらうと  われもわれもと勇み立つた  われと見て  われに美しい僕の夢想を花束に編んで  われは斯のごとき人を知る  われに聞く  われとわが頭のあたりにワナワナとふるえる  われな風景も捨て  われなようすをしている  われはわが愆をしる  われこそ何するだ  われは牛小屋でくすぶってりゃ  われのような不具の阿呆を誰が兄に持つ  われが殿衆は藤五郎さまじゃに粟田口より石また曳きゃる  われには弁えがつかぬかよっ  われに返ると  われはその美に心をひかれた  われは早く起き  われは池畔の熊笹のうえに腰をおろし  われは呟く  われに与えた  われに匹敵する  われはその金口の外国煙草からおのが安煙草に火をうつして  われは秀才らしく最前列の席に腰をおろし  われには机のしたで調べる  われは彼の眉間の皺に不覚ながら威圧を感じた  われはそれを思い  われも笑った  われはフランス語を知らぬ  われはしばらく思索にふけった  われはこの有名な新進作家の狼狽を不憫に思いつつ  われは池畔の熊笹のうへに腰をおろし  われはその金口の外國煙草からおのが安煙草に火をうつして  われは彼の眉間の皺に不覺ながら威壓を感じた  われはそれを思ひ  われはしばらく思索にふけつた  われはこの有名な新進作家の狼狽を不憫に思ひつつ  われはし  われにしおれかえっている  われなようすをしていた  われなようすを見ると  われに取り乱した  われかえるような爆笑が起こる  われながら気が滅入ってしまう  われなようすをした  われでもあった  われ学ぶ者ならず  われは理想詩人なる露伴が写実作者の領界に闖入して  われの三人が助かった  われは常をとめ  われもかひなく驚きて  われは情ある  われと共にせよ  われを石とせよ  われを後にして  われは隱れ  われ疑ひの  われは明けぬる  われになりまして  われも有ましたので  われな小ざるはいっこうに温まってこなかった  われにも優れたる  われに回り切れない  われとも非ず呟いていた  われはここにも一人いた  われに返る  われを疑い  われに泣く  われは飢ゑたりとこしへに過失を人も許せ  われに打ちくだかれた  われな青ざめた  われにかえってそう考えた  われを淋しがらせよ  われはさながらわれにもあらず  われとわが不気味な胸の鼓動に耳を傾けるだけだつた  われもかう  われは吹く  われはたどりぬ  われはあゆむ  われは知れり  われはきく  われぞ知る  われの思のひとりし  われのものごゑまた見えて  われはもや倦みも死なまし  われとわが醸みにし  われは来ぬ  われはえ知らず  われから観ると  われとわが頭に打ちつけたといたしますれば  われに就いて  われに囁き  われに優しく言い聞かせ  われの暴い  われにもなく其処から数歩離れた  われにもなく其處から數歩離れた  われをとどめた  われに思って  われかつて笛吹きし時たけたかく伸びし  われながら雄々しくしているに  われながら馬鹿げ切っていると思う  われ知る人や逍遥しつらん  われにつきまとう  われな母親たちが種属保存の本能の命ずるが  われながらこんな繊細な感覚があった  われはけふゆくしづけ  われに声かけて  われとわが足音を聴きつ  われを知らで  われから狂言を組んで  われとわがあたまを剃り  われを恨むる  われこそ一着と競泳しながら  われな一家を追かけました  われとわが左手首にしばりつけ  われは汝に礼拝す  われを七条のプラットフォームの上に振り落す  われを去る  われを封じて  われも請ひて  われから革足袋の片方を上げて  われから逸って  われから火山の火口にとび入って  われからひきうけて来た  われから世良田へまいりながら  われより三代の後の子に嘱す  われから望んで  われから目企む  われから紊したくない  われからいった  われながら合点がいかない  われながら見  われとわが声の響きにぎょっとした  われもわれもと一つ教会へ押しかける  われとわが心をあざむこうと努める  われ劣らじと声をはりあげて歌っている  われながら趣味の良いものではありませんし  われが斬ったか  われから先に駒を下りて  われから姿を現わして来  われに回り  われから後退りして行った  われな姿で帰って来て  われながら統御しかねるほど  われから心の底におし潜ませた  われから棄てて引きあげねばならぬ  われながら疳に障ってか  われもまた兵を備えてじゃね  われながらむかむかして  われにもどった  われもわれもと押しかけて来る  われながら驚き呆れて居ります  われとわが人生の崎嶇を味わいみる  われから捕吏に身をまかせて  われもしようが  われに帰り  われに返って泣く  われからその棲み  われな者をいたずらにまた悲しませよう  われに洩れてくる  われともなくお腰をよせて  われに返  われから近づいた  われにもあらぬ  われ泣きぬれて蟹とたはむる頬につたふ  われも引きたし怒る  われを笑はしめざりへつらひを聞けば腹立つ  われも真似しぬ  われのこころを焼き  われをなつかしくなるごとき  われのみ知れるごとく思ふ  われの怒りいとしも顔あかめ怒りし  われと共に小鳥に石を投げて遊ぶ  われ見送りし妻の眉かな敵として憎みし  われも引きたし  われともなく鋭い叫声をあげた  われともなく昂奮して  われから招いた  われから仕かけるには似るがの  われがあるが  われもいでたつ  われにもいたましい心の疵がある  われに一万円の大金を授け給えよ  われも彼も争って  われ往きて彼亡ぶる  われとどまれば彼もまたとどまり  われ大いに怒り  われ帰ればまた水につれて  われは汝に不動金縛りを掛ける  われになる  われながらどうしてこれで食つて行けている  われでやりきれない  われに救いあれ  われはさびしく琥珀もて客を待つめり  われを見たわさ  われながらへんてこな心もちになりましたよ  われながら禁ずる  われな負傷者をいたわってやる  われを刺し殺し  われに返って見ると  われを尽大千世界の王とも思わんとは  われは一日の安きをむさぼりて  われつとむるといへども賞をまたず  われに思し召されて  われながら何うにもならない  われに絵の具のあせたるが  われは心酔せる  われは歩して  われは自から問ひ  われまたさにあらじ  われから寄手のわなへかかってゆく  われな者たちを見あきるほど見て  われからも乳母か侍女かのような侍きになり  われから下タ手に出るなどは  われから言った  われから我が子を質子に連れてくる  われから肩を振りほどいた  われな作家さえ出て来ぬともかぎらない  われも多年人を求むる  われと見ましょう  われは日本の柱なりという声を聞かずにおられませんよ  われを忘れてしまいました  われがねの如き大声を発した  われながら呆れて  われに売却の悪癖あるが  われに於いて  われを嘲弄せんとする  われは隣組常会に於いて  われながらいやになり  われとわが身を削る  われよりしれ  われを侮り  われに猶用うべき力あり  われは雄々しき兒なりしか寂しさ知りて  われは散る  われは花とぞ散りぬべき  われから爲りし新尼の白雪降れる  われは璞の石に碎けし  われまだ君の眉を見ず見しは  われの顏相らず知るは  われの悲しむは過ぎ行く  われ深い遊戯をつくり出した  われな末路の一つを見いだし  われを呼ぶを感ず  われは笑ふ  われから馬にムチ打って  われから頻々と使いを派し  われでならなかった  われな瓦礫の町にすぎない  われ知らず発する  われをのせて置くとある  われな母親は十八歳になる  われな女を見守っていました  われながら見とれるほどの  われを忘れて歩いていた  われにつらしと思っていた  われを出し抜いて  われも聞いている  われもその馬狩りを企てては  われを忘れるほど  われしらず時間を過ごしてしまった  われ解したりと言ひてもよかるべしと存じ  われは運命に順ふの  われに思ふ  われはただ一人恋うて  われも汝をかくすべき  われな姿がいたずらに試験官の笑いをかった  われに母あり  われとともに住まん  われより捨て去りしは  われの小なりし  われははなはだ世間を知らず  われから押し  われから根も土も捨てて  われもわれもと上表して  われから突ッ立って  われから跳び  われを忘れて見送った  われは御者日の暮れぬ  われの家われと焼くが  われながら風采が上がった  われを愛せ  われのみ愛なればなり  われに何かせ  われに救い  われも許していた  われを忘れる  われを道具にして遊ぶ  われとわが手で額を撫でてみました  われながらマズい  われもわれもとあとを続いて  われを忘れておりました  われに貸せといふ  われにはなにかせんとぞ嘆きける  われもまた出て去る  われを覚えず吉里の枕もとに近づき  われを離れる  われとわが寝  われから上洛すべきでしたが  われから進んで打ち壊している  われから世へあかす  われから恭順をとなえて  われから攻勢に転じ  われから立って  われながら穢ないと思い  われを忘るるの余裕を与えられている  われに追従して来なければ  われにかえりました  われより以上の物臭がある  われを忘れて憤りたたしめた  われとわが身体に愛着の念を起こす  われ見てえな  われな動物に対して心から軽蔑を感ずる  われな声がして  われをとどめる  われは来るなという  われも俺もと皆が頼んだ  われに返りう  われを忘れてながめていました  われが耳は打ぬいたろう  われを忘れてながめてゐました  われは曙にさまよふ  われは珊瑚の色したる  われは自ら憐んで描きぬ  われにも家あり  われは黙々として妄動す  われにかへるので  われにかへり来むかも  われを忘れていたが  われこそ法然上人の嫡子なり  われをかけていた  われが読まれた  われからわが心にそむけようか  われから死所へ急いでくる  われから進み寄って  われに属する  われに益する  われながら変なことになってしまった  われとわが額を壁に打ちつけ  われは花にして  われ未だころあいを知らず  われ老憊したり  われを売る  われは心裡に神を念じて  われとわが生命の焼ける  われな姿をさらして  われ怒りて視る  われを誘われた  われには何度だまされたか知れねえぞ  われよりはるかに超えておる  われに幸いしている  われしらず呟いた  われから驀進して  われから降伏をねがい出たと仰っし  われもなく泣き伏している  われを忘れて駈けよった  われと我が若い命を縮める  われいつぞや一睡さめての  われながら鬱々の感にたえません  われこそ挙げんと  われにもあらぬふるえが  われな身の上の女性がここにおりますがなあ  われから追ン出る  われに見られていたほどだった  われから京都を捨てて出  われを誰よりもよく知って  われな状態になっていた  われに咲いた  われといったような得意ぶりを御覧なさい  われとわが拳固をもって  われをいぶかり  われならずはがねの槌は手にあれどながしづかなる  われならず検土の杖はになへども四方にすだける  われながら巧い  われの行きし  われかにかくに手を拍く  われを暈めかす  われはわが怠惰を諫める寒月の下を往きながら  われはながめぬ  われを思うて  われ知らずふらふらと立ち上って  われとわが心に問ひかけてみましても  われながらその薄志弱行にはあいそがつきまして  われに答えしやを知らざりき  われをして死せしめ  われをも人をも忘れしごとく  われも倶にかへり  われも片隅なる一榻に腰掛けて  われ知らず話しいりて  われをもす  われはその夜家にありて  われも菫花売る  われにでもあらで  われは堕ちじと  われは年若き人と二人にて来たれど  われを知りたれば  われはゐる  われの歌他びとならぬこのわれの歌我が歌はをかしき  われの心を蹴ら  われを歌い  われとわが心をはげまして讀む  われを送りしかの  われな誇りをいたわらなければならぬ  われは彼れを尊敬す  われを隠す  われを認められ  われはあわれな  われ若し生まれざれば  われも後生の雲はれて  われかし  われながら足繁く通った  われながら熱心だったと思う  われにすすむる  われは好むと  われとわが咽喉を掻きむしる  われも今は同じく吸ふなり  われも今は踏むなり  われはヴェルレエヌの如くにカッフェーの盃をあげ  われは世に最も幸福なる詩人となりぬ  われは崇め祭るべき  われは仏蘭西語にて物書く  われ今当時の事を顧れば茫として夢の如しといはんのみ  われまた当時の如き感情を以て物を見る  われは当初日本の風景及び社会に対しても勉めて  われは或一派の詩人の如く銀座通の燈火を以て直ちにブウルヴァールの賑に比し  われは舶来の葡萄酒と葉巻の甚高価なるを知ると共に  われは西洋の小説を読み  われを嫌悪せしめ  われは決して華々しく猛進奮闘する  われは唯自らおのれを省みて  われは主張の芸術を捨てて  われは現時文壇の趨勢を顧慮せず  われに近きものを求めて  われは忽ちこれを捨てて顧みざりき  われは唯西洋の文芸美術にあらざるも  われは今自ら退きて  われが家庭の親達を入学試験の受験責任者にする  われの素肌に沁み  われはあえかに人の世の旅路に迷ふ  われは見ぬ  われは泣かずして  われもわれもと探険に出かける  われと我が胸へ合わする  われと入口の障子を閉してしまいました  われにもなくほっと安心の吐息を洩らした  われにもなく立竦んだ  われながら馬鹿らしいナンセンスのように思われて  われも来るか  われにもなく身顫いを禁じ得なかった  われから火に入る  われも行け  われもちった  われにもなく彼は息が詰り  われの故郷にあなれば  われあ何を書えた  われも手伝え  われに訊くが  われは此処に神はいづ  われといふ小さきものを天地の中に生みける  われを待ちかね寝し  われ知らず起って  われを捉へて詰り  われながら老いたりと感ずる  われは二階なる南の六畳に机を置き  われは心窃に赤痢に感染せしなるべしと思ひ付くや  われの戯れにいひけるを  われと共に連れ立ちて  われ生れて煎薬といふもの呑みたるは  われは朝な朝な八重に誘はれて  われその年の秋母の許を得て始めて  われも一夜大久保を去りて  われその身の衰行くを知るにつけて  われは早くも心挫けて  われのみは予め夜露の肌を冒さん  われは誠に背も円く前にかがみ  われは俄に老の楽の新なるを誇らんとす  われは唯この迷ありし  われも今まではかく思ひゐたり  われしらず道徳論をかつぎだして  われしらず鼻じろむなるべし  われをこととひ燃えけるを  われな虫を仰  われな老人はすっかり言いきれなかった  われははじらう  われにひびいた  われな筋立てを含む  われな人々の喜びをそこなってしまう  われな顔付を見ると  われはすでに詩中の人にもあらず  われもまた秒を縮め  われは知らぬ  われを残して  われはいかなる事物に同化したとも云えぬ  われを苦しめてならなかった  われはすなわち漢人の拙なる  われはわが胸に君を掻きいだきゐるがごとき  われを味ってみたかった  われは天に行く  われな蔓草までも威厳をもって  われの深いところがあって  われながら迂  われながらはずむほどに  われは僧なり  われにそしりの  われみづからがくる  われ思はれ  われの心知れば  われの詮なきつかれ  われみづからが苦しみの壺といったような悲しみの歌を読むと  われに立ちかへり  われを責むるや酔ざめの寂しき悔は知らざれど似たる  われに告げこし  われを忘れて見とれておりますと  われはひとしおその人の事気にかかりて  われとわが皮膚を傷つけた  われでもある  われな女も牢を出てから  われに喰せよ  われともなく私は感嘆の聲をあげた  われに返るほど  われながら自分を叱りつけたくな  われにかえつた  われこそ一番がけに長助殺しの犯人をひっくくろうと  われながら不思議に思ふ  われこの雲を日和雲と名づく  われながらいやになっちまいます  われにも小動物はきりきりとねずみ舞いしながら  われながら目きき違いのあまりに大きすぎた  われはおんまへに禮拜す  われを忘れたもののごとくに  われ知らず繰返へす  われながらちっとあっけなさす  われもおれもと十人ばかりの相手が現われてまいりましてな  われながら情けないことを一同に言い渡したので  われこそ三国一の花婿的を射止めようと  われしらず逆上しちまう  われとわがうしろ背をその柱に結わいつけた  われともがいて  われこそその一の子分と巻き  われこそ宰相の御意にかなおうといわぬばかりに  われながら不快を感じた  われな子供の後ろ姿を見送りました  われながら自慢してやりてえんだ  われながら勘がよくなるとみえ  われながら解せませぬ  われしらずおびえたに  われにも悲しい声をあげながら  われの肉われをして  われけふの  われが樂欲の墓場をうかがふ  われを恋にやぶれたる  われ有るに非ざれど  われながら情なく思った  われにちかひぬ  われながら見すぼらしい  われにくれてやるからな  われをさ  われ知らず許し  われは何時死ぬべきか  われもわれもと銀座へ出てくる  われにも彼のテント店は雨にたたかれて  われにかえってアメリカ人をなかへ案内した  われに千両負うた  われ今汝を雇わん  われ能わざるなり  われ今審らかに能くす  われまた見んと欲す  われに示すべし  われ今宝あり  われに賜い  われに宝を賜うがごとし  われなお知らず  われとわが心を叱る  われとわが心に尋ねて見たが  われをこめて聞えて来る  われをこめて  われの不幸を嘲り笑う  われが身になって  われの貞操を責め抜いたに  われの身になって見て  われはこの集の愛読者に罪を得  われははるかに劣るという  われじく  われながら制しきれぬ  われに微笑んで答えた  われかと思えば  われがいるかいないか  われと我が足をぶっつけて  われだとお思いなすって  われを泣かしむ  われを喜ばしむ  われを酔はしむ  われはいかなる国にも斯くまで心地よく消行く如き  われいまだその原本を見るの  われに涙のいちじるく  われは獅子なれば  われのなすべき  われがあって  われを忘るることもできざる  われに触るる  われも又さながらにその壺に入る  われは壺を凝視す  われはわが頭に本より生れぬ  われは又わが心に本より死なぬ  われとわが身を彼は責める  われを忘れて打ち込む  われとわが想像力の貧しさを語る  われとわが心に問いかけながら  われながら見下げ果てた  われは戯れを  われの血はながれ  われの額きずつき  われとわが姿を変へる  われいかでこの翁を忘れえんや  われこの翁を懐う時は遠き笛の音ききて  われには昨日のようなる心地す  われもよくは知らず  われにその情見ぬく  われはもはやみずから忍ぶ  われを見おきて  われに笑いました  われな女だったのだと気附いて  われながら少しく脱線であると思う  われに許せよ  われとわがはらわたを破り  われは嵐にさからって  われを抱き入れる  われのさだめ  われより若きものへ自信つけさせたく  われより後に来る  われは死なじ  われを見捨てた  われは打ち負かされている  われはこんなに苦しんでいる  われは死せる  われを見捨てんとする  われのうちにあるとするならば  われは悟った  われは息をつき  われとわがあたまをがーんとなぐりつけた  われとわが胸をしめつけた  われの情趣を誘うた  われぞ益田のいける  われも改良に同意せん  われながら是認し  われぞ古り行く  われも一句を認めて  われは騰りて  われ既に勇氣おとろへ暗憺として長なへに生きるに倦みたり  われは波宜亭の二階によりて  われは汝の妻死ぬるとも  われは尚悔いて恨みず  われこの新道の交路に立てど  われは心の檻に閉ぢられたる  われの欲情する  われの生涯を釣らんとして  われはもと無用の人これはもと無用の書物一錢にて人に賣るべし  われの認識は空無にして  われの破れたる  われを富ます  われを誘いました  われのみぞ見ん  われもなく鉄砲を打ちかけた  われも迷ひなん月の見る  われは春日の曇り  われもわれもと再勤を願って来た  われながら一滴の涙なきを得ない  われは忘れ  われは踏むまじく  われを捕えて  われは汝の奧にはるかなる影とあらはる  われは咲きにほふと  われは絶入ら  われは處女の荒まじさを愛す  われはそこへ行かむ  われも頼まん  われは汝を恐れない  われを消してしまう  われはそれ以上をなし得なかった  われは戦い  われは歌うであろう  われにまで還元する  われもわれもとはなやかな御祝い品の来る  われ劣らじとする  われに親しみ  われいかでかかる  われを思ひの  われは星をちりばめ  われをあふれり  われに黄色の吸盤をもてる  われはあまりに哭きたり  われは泣くなり  われもわれもと希望する  われのみや浮き世を知れる  われもしかこそ声も惜しまね  われつねに一本の鉛筆を懐中す  われ飽きはてぬ  われに俯向いた  われに物寂い  われは西洋伝来の催眠術を利用して  われから世間の荒波に乗り出すからは  われぞ巣守りになるべかりける  われながら変わった  われやかへりて  われながら怪しく恥ずかしい変わり  われながらあさましいことであると思いつつ  われ劣らじと製作に励んでいた  われが子供の時代にはその物凄い名に小さい魂をおびやかされた  われもわれもと婿に取りたがるという  われは宇宙の間に於ける  われながらあさましく思はれる  われも其話しの  われとは大分はなれて居た  われも出た  われも思はず立つて  われを迎ひに来て居たので  われを待つ  われはありと  われながらまことに目出度い心持に溢れ  われもまたうきふるさとをあれはてばたれ  われから捨てて  われにかけ  われかかっているからばかりでは  われともなく吐むねをつかれた  われかくて浮き世の中にめぐるともたれかは知らん  われながらもあき  われも是よりぞ知る  われに申し  われに返つたといふ  われとわが眼を疑った  われを描写する  われを主として辿る  われこの答へを聞かんが  われはこの観念を以て我文学を愛す  われはその玉容をたのしむ  われながら無作法もまたはなはだしいと感じつつある  われのような学生あがりの  われな老人は一言もなくうなだれている  われは不軽ぞかれは  われも荷物を肩にかけて山東会館内管理部の隣に移れり  われいなみて従はず終に高粱の上をわれらの居処と定めぬ  われはそれほどにこれを苦とも思はず  われは覚えず涙ぐみたり  われは怒気は最早頂上に達せり  われはその後より続きて  われはなるべく情を押えて  われは室内に帰りぬ  われはもとわが職務の上においてかつ一個の好奇心においてなるべく長く従軍せん  われは市街の不潔をも嫌はず食料の高野豆腐凍  われは部長殿と談話の顛末及び帰国を決心したる  われを軽蔑せしが如き  われも共に帰らん  われも聞く  われは田に立つ  われはよどまず  われを教育して  われがこの人民と競争して  われな神経のたかぶった  われとわが心に媚びる  われながらよくもそんな記憶がのこつてゐた  われとの間に惹き起されたる  われには何時にても起つ  われを疎んずる  われの足らざるを  われに如何なる誤算があつたにせよ  われを戦争に引きずり込んだ  われにほかならぬが  われとわが背中へ背負い込み  われとの愛を邪魔する  われはその爲めに生れて  われを忘れてゆら  われは一人で一向楽しんでいない  われのために道をゆずるぐらいの  われにかえってふりかえると  われは万木凋落の期に当りて  われ聞く李将軍臥虎を射て  われの方が早くここにあると呼ばわる  われは後にあって  われ泣きぬれて蟹とたわむる  われを取り集めて  われは平木の沢の主なり  われとわが身体をうちつけた  われを知らぬ  われも実父も共に呆れ  われその道を好むと  われは君を活かし置かな  われに差し迫った  われは汝に殺されるべし  われも人も同様に沸騰した  われ思はねど人妻は七年六とせいとなま  われもとて肯かざりしに  われながらいや気がさすくらいだった  われながらあいそが尽きた  われだと思い  われで一切のものが制服文化の内に吸収される  われ老圃に如かずといった  われより先例を出す  われその罪なくして  われは敵を相くる  われとともに住む  われも人も肩を軋って後れじと  われながら不孝の悪態を愧ぢずには居られない  われながら不孝の悪徳を愧ぢずには居られない  われはその多きに苦しむ  われも夫人も花の色の盛りを過ぎては  われ必ずこの猴を奪い  われも人もことごとく悲しむべきである  われながら分らない  われに返ってみると  われながら思い出しきれない  われとわが脾腹へあてようとした  われにもなく持っている  われしらず示す  われは草に青い花を咲かせ  われもまたキリスト教徒なりと自白し  われとわが手で両丸くり抜いた  われを助くる  われが見られる  われに含む  われに汝の暮し様を語れという  われまた以て然りとなすと言った  われは人間のゴリラであると飛んでも  われを軽んずるより  われは鶏の羽色が四季に応じて変るを  われに彫ら  われを害してはならぬ  われに打たるる  われに渡せと命じた  われは一日繁昌すべき  われ稼いでこの金を母に還した  われと同類の汝がわが食物を得る  われは野に子供と共に旗ふり遊ぶ  われに知恵を授け給え  われは沖繩の紺碧の海を思う  われをみてとり  われもつものにことたれり  われは就中八百屋お七の恋に同情を表する  われとし読みてうなづかば足るべき  われなれど夕となれば  われおくれこし  われに知らぬ  われを照すは御冠の珠欠くる  われを問ふやみづか  われにをしへし  われや夕雲を見る  われに遅れ  われより出でむ期しる  われ深く翁を徳とす  われながらみっともない形で女のひとに逃げられた  われののがれてあれば  われながらみつともない形で女のひとに逃げられた  われのこもった  われは汝と生死を共にして  われを忘れ  われを忘れて口ずさみつつ  われはうたはむ  われにあたへしは  われに随ふ  われなれどわれをし  われはゆかじ  われを罪人と呼びたまふこそうれしけれあやめもしらぬ  われに思ひのある  われは焼け  われは夢路を越えてけり  われは処女となりにけり  われをいふらし  われの吹く  われに命はある  われに告げこぬ  われは道なき野を慕ひ思ひ乱れて  われひとりたどる  われにあたへよ  われはぬぐ  われのみぞしる  われはわけても  われながら考えのないことをした  われの播種く  われもまたかくて坐れり  われはなほかくて坐れり  われこの魍魅の白き穂波蹈み夕月におほ  われ浮くとさとりぬ  われを眠らしめし  われを遶りて躊躇はぬ櫂音ひびく  われながらお話にはならない  われにもしこの後また退転の念が生じた  われはなりぬる  われが七年もいて  われに封建世俗に行いすました  われながら解し  われ思はねど人妻は七年六とせいとなまみ  われは決して恋のため人のために死す  われから靠れて  われは知らぬに  われは見  われがわが夫に粧はずして  われは数冊の古書の外に一体のマリア観音を蔵するに過ぎず  われは室生犀星の陶器を愛するを見  われは唯わが性の迂  われは又子規居士の短尺の如き  われを目して  われは古玩を愛し  われ豈君王の楽しみを知ら  われも早く年とりて  われはかかる  われはひそかに聴きていと  われまた畏れて立ちつくせるに  われながらアイソのつきる  われ知らずこの女に気が置かれ  われをも加えた  われいかでたやすく疑い得べき  われにいず  われに天職ありと  われの堪え得べき  われをこの泉の潯に導きしより  われを思い  われの忍び得る  われなき世こそ治子の眼にはかくも映るなるべし  われはいかん  われと共に恋の泉をくみたまわずや  われますます自ら欺かんと企てぬ  われにも君にも永くいやし  われに限り  われを思う  われは勇みて  われは北極の氷と化し  われは永久の別れを信ぜざるなり  われは一目見しかの旗亭の娘の君によく肖たると  われの耐うる  われ初めてこの深き悲哀を知り  われに還った  われともなく声のした  われは吾が悲恋を湊中すべき  われの身のうへおぼるる  われ知らず立ちあがって  われは御用で来ているのに  われは決して少女とともに隣家へ行かざりき  われはただちにこの家を辞して  われ必ずこれを断ちきらん  われとわが寂しさを噛みし  われをもって  われもわれもとお金を払って  われもわれもと一円出して  われもわれもと番頭を押しのけて  われもわれもと駈け付けましたが  われながら確とはわかりませぬ  われも許しておりましたが  われも許して居りましたが  われは恨みを抱いて  われは今世に望む  われはむしろこのElegyを書かん  われも一つやってみようという  われながら不思議な生き方をして  われの事なるべし  われも見まねに頬冠りをなんしける  われとわが身の浅間し  われともなく檣舷へのぼって  われに返ってから  われながら僕は自分の心が弱いのにはアイソがつきる  われに数倍する  われに依らしめ  われから強ひて出かけて  われながらまたあはれにも思はれて  われとわが身に斯くいふ  われの斯くして在るはいづれ  われよ血の如き薔薇よ悲しみと共に歩めかし  われの靜けさに薔薇の紅ゐも病めるがごとし  われに海青し岩角よりのぞく  われの帆よりも高々とそびえて  われに履かする  われの近づけよ  われのこころのさびしかる  われに喰はせよ  われとわが惱める魂の黒髮を撫づるとごとく酒は飮むなり酒飮めば涙ながるるならはしのそれも獨りの時にかぎれり  われも寢む醉ひ果てては  われの居る  われながら年若いあはれな乞食を想はせられた  われもわれもと手を振って  われながらぞっとする  われと同じ苦しみに悩む  われはけふゆく  われを思わ  われにも思った  われに誠の心があれば  われも櫻の木の下に立ちてみたれども  われは思ふ  われやさびしくもふたりの涙はながれ  われのかしまだつ遠見にうかぶ  われぞゆくゆく葉うらにささくれて  われこの停車場に來りて口の渇きにたへずいづ  われの望める  われは瘠犬のごとくして  われこの長き橋を渡る  われは狼のごとく飢ゑたりしきりに欄干にすがりて  われの背中を觸れゆく  われは燒石を口にあてて  われに辛くかなしきすももの核を噛ま  われを嘲けり  われは指にするどく研げる  われにつらき悲しき君が影としも  われおもしろし興ありて  われのあり  われながら美事な物語ができた  われながら昔の人の心地こそすれ  われながらの口語らしい臭ひが  われながらは一首に律文情調の漲る  われは来にけり  われよりも頼みて  われを忘れて抱きつき  われは万人に敵する  われながら胆太きに呆れたり  われとはなしに堕落して  われながら興さめて  われながら暫しは顔も得上げざりき  われは遂に悲哀の淵に沈み果てなん  われながら日頃の雄々しき心は失せて  われをあざみけりこのこともとし  われはその文にダルケと名乗る  われとわが胸に質してこたえにつまる  われを感じた  われ知らずよろこびで  われながら大芝居になり  われとわが命をけずる  われから家を追ん出た  われながら愛想がつきるほど  われながら得意になっている  われは此の鳥の来るを見れば  われ顧みてうら  われまたも出  われにのみ吾嬬川をわたる  われながら足許の気づかはれる  われながらギゴチないものを感じ  われな花魁の末路などに涙がたりの眼は腫らしても  われにもあらず打たれてしまった  われ過ぎることを避けます  われを生け捕るなどと企てると  われを誘ひ  われはこの精舎のいかなる訳ありてかかる  われその頃より友人に教へられてかの  われながら箸がつけられなかった  われのみ土地を掘らんとす  われを忘れて歌っていました  われもひとも生きもんだ  われとわが襟でもって  われな存在であるとも思った  われとともにうたい  われしもの之を事の持前というに  われたりと思うべからず  われがたし  われたりといわんか  われから死を求むる  われから野良犬の群に入りぬ  われも頸輪を棄て  われまた意恨なきにあらず  われ直ちに往きて  われは行かでやみぬ  われも会得したり  われとく猜しぬ  われに好き計略あり  われに木伝ふ  われを射んとはしたりけん  われも途すがら考ふるに  われその必死を救ひながら  われから咽喉を噛みはべり  われも久しく試さねば  われいまだ他を見し  われを遮り  われを打たんず  われも他さへ亡きものにせば  われに意恨も  われもこれより気強くならん  われはこれより大王に見え  われを見るより  われを恐れて  われは車に繋けられたれば  われから宝珠を棄てて  われ誤てり誤てり  われ実に爾に誑られて  われ遂に討たれ  われを狙ふて  われを射んとしたりしかど  われも信ぜしが  われを欺きしも  われその厚意に愛で  われまづ往きて  われ奪へり  われは物言はむとして  われよりも多弁にして  われとの心を取りて  われをこそ見  われは知らず  われのわがあたたかき肉のうちに籠れるを信ずるなり  われは白き毛布に包まれて  われも歩む  われは此の時むしろ数理学者の冷静をもて  われをさびしと思ふな  われのわが温き肉のうちに籠れるを信ずる  われにおなんなさいます  われも痛むと泣きつつぞ  われちまふ  われながらおかしいと思う程  われもかうの  われを見殺しにした  われを話して  われを臥床に呼びて  われを忘れおわる  われと良人を争い  われよりあせりて  われは真一文字にわが分をかせぐ  われは生きたりと言い  われを抑えて  われも二十の花嫁の時ち  われながら恐ろしいとはッと思って改むるほどの  われを捨てて  われながらびっくりいたし  われとわが身をしかり  われを武男に讒したるにあらずやと疑いつ  われ知らずあと叫びて  われより医師を促すまでに怠らず  われも腰かけて  われに怒りしほど  われに怒らざるも  われも飲みて  われを持したるなりき  われを送りて  われは斜めにその右翼に向かいて  われに迫らんとする  われを忘れつ  われを引き回す  われに向かいつ  われをもたぐるを覚えつ  われを失いぬ  われとわが良心の前に悔悟の膝を折る  われを呼び  われとの間を前にも増して  われながら恐ろしく苦き一念の抑うれど  われは東に病みて  われは相思う  われも死なざりしぞ  われを思いくくる  われとかの両人の間にさらに人ありて  われから進み  われ知らず言いて  われに返り  われは停止した  われに草乞ふ  われもこそう  われすでに家庭に火を放てり  われながら自分の狡猾さに驚いたほどの  われを要求している  われとは形がちがっていた  われもわれもと宝探し屋がふえて  われがねのような声を張りあげて  われがねのような声で怒号した  われがねのような声で怒鳴った  われから墓へ急ぐ  われさうな痛みを与えた  われはメエルハイムと倶に大隊長の後につきて  われをも引合はさせて  われに請ひぬ  われはこの末の姫の言葉にて知りぬ  われも浮きつ沈みつ流れゆくを  われに会釈しぬ  われもこよひは  われのみ継きゆくをり  われは外国士官といふをもて  われに勧めぬ  われも正剣解いて  われは訝りつつも  われも急ぎて追付き  われはたやすく惑ふも  われに渡し  われはゼエ・ストラアセなる館をたづねて  われは心ともなくその面を見しに  われをばはや見忘れやし  われに釈き  われに語りはじめぬ  われ老たれど  われにあだし心おこさせ  われよりの願と人に知られで  われは背戸のふし垣ふみこえて  われは立ちすくみぬ  われは噤みぬ  われは柿はとらじを  われはえ堪へず  われに貸しおきつる  われはメエルハイムとともに大隊長の後につきて  われをも引き合わさせて  われに請いぬ  われはさきよりこなたを  われも愛でた  われもこ  われのみ継きゆくおり  われは外国士官というをもて  われにすすめぬ  われに向いて  われをも組に入れたまえ  われはいぶかりつつもしたがい行きぬ  われもいそぎて追いつき  われはたやすく惑う  われをばはや見忘れやしたまいつらん  われを煩悩の闇路よりすくいいでたまいし  われとてもその直なる心を知り  われにあだし心おこさせたまわず  われよりの願いと人に知られで  われとわが身を責め  われなものの姿と計らず  われも香の烟に咽びつつ  われは今日まで差したる  われもしたが  われながら愕くべきほどだった  われは蕨を採り行くに  われもわれもとオシャベリ姫をのぞきこみます  われもわれもとしゃべります  われなどれいを御ともにしてあるいて居る  われは二人の司令長官をうしない  われはおん身と戦う  われはつちを掘り  われの家畜は新緑の蔭に眠りて  われはしない  われを嘲けるごとく  われを見る  われを忘れて調子づく  われを見よと言わぬばかり  われ知らず乗り出して  われはこの後のことを知らず  われがさっき参詣して来た  われはその手に火と刀を執りて  われとわが眼に欺かれた  われを護り  われな牛乳配達にすぎなかったけれど  われにおもって  われを示し給いて  われも携え来りし  われも徒爾に帰らぬ  われは徒爾に哭して  われは今やこの父を失えるも  われを導いて  われは漸く墓門を出でたり  われも人も尽きぬ  われにかへる  われにも咲いて  われに背くとも  われに優しく笑みかける  われで見る  われすでに厭き足りぬと思いた  われにかく  われ貴嬢に願うの  われは貴嬢が乞わるる  われすでにこの三通にて厭き足りぬと思いたまわば  われ貴嬢に願うべき  われには少しもこの夜の送別会に加わらん  われに送りぬ  われもみなかの国の民なるべきか  われに解し  われを見たれど  われのごとき年ごろの者なるべし  われしばしこの二人を見てありしに  われまたほほえみて  われに問えり  われはあきれて微笑みぬ  われを見て笑みつ  われはしばしこれを見送りてたたずみぬ  われには恐ろしき場処となれり  われを引き止めて  われその故を解し得ず  われいかでためろうべき  われに問いたまいたれど  われは思う  われにも要なき品なれば  われもはやこの一通にて厭き足りぬと思いた  われも二郎もかかる  われには遅く来たれり  われは一日も早かれとまちぬ  われ進みて文まいらすべき  われとても貴嬢が弁解の言葉ききて  われに渡しければ  われは覚えぬ  われまず二郎がために杯を挙げて  われもすでに耳熱し気昂れり  われを寿きて  われも耳をふさぎぬ  われはたやすくこれを信ずるあたわざる  われを顧みて  われに与えずや  われは帆綱に腰かけし  われは二郎の顔を仰ぎて問いぬ  われに負きし挙動など忘れはて  われこの時二郎に向かって  われを導きて  われを顧みてほほえみつ  われも今卒かに彼を論評する  われは桃青を俳道の偉人として尊敬すると共に  われならなくに一層肩肘を張り  われを忘れて見詰めていると  われながら不審げにきょとんとするが  われの接吻をうける  われながき旅よりかへり  われひとりああわれのみひとり海の青きに流れ入るごとし  われはやさしくありぬれど  われの生ける  われは青草に座りて  われはおとなくねむりゆく  われこの芝草に坐す  われはさりえず  われにやさしい趣と云って  われを忘れてわ  われならで誰かは植えん  われに眼力ありとばかり  われを捨て  われをあはれと鈴麦の花さく傍を通ひ  われに思われる  われに迫る  われ知らず凄動した  われは己が生涯のあまり清くない事を心得てゐる  われは人を傷け害ふ  われは日頃約翰様に帰依信仰してゐる  われ真にかく願ひ奉る  われは龍の子であるといって  われながら感心している  われながら呆れるくらい  われもわれもと鬼退治に行きたがったのに  われ投げ入れしゴム輪の車潮なりにいたくおびゆる  われは天符を受取って  われは毎日奔走尽力して  われは久しくこの地にあって  われな事どもをそれからそれへと言い出して  われ知らず少し上ずった  われに与へて  われからたじろぐ  われから好んで  われと思ふや  われな架空性に陥り  われと吾が眼をえぐり出し  われから迷う  われは常住日夜共に生存競争裏に立つ  われに打壊す  われを遠ざかって行く  われをわすれて見とれていました  われのみ知りてすぐる  われのみ高しとする  われひとり嗅ぎそめて  われはなほわれはなほ心をさなく  われひとり見いでつる  われひとり見いでつる  われをそのごと清しとな正しとなおもひた  われはただ強ひて  われはさは強ひて  われこそ今し妹の骨ひろひにと  われもまたほ  われかき抱き  われもすがりぬ  われもまた色あかき桃掌にしつつ  われに寄り  われひとり食べ  われははた胡瓜の棚に身をひそめ  われも長じて二十歳の春にあへれど  われはただつねにおそれぬ  われもまた爲ではかなはじ  われは恐れき  われのただ凝視めてありし  われはかの君をぞ思ふ  われを笑へる  われはまた汝が首を擁きしめ  われはまた春をぞ思ふ  われは愛しぬ  われはただ路傍に俯し  われはただロンドンに言葉なく顫へて恐る  われ知らずぶるぶるとかすかな身ぶる  われからとそれに参加した  われながら愚かしい意見だとは思ったが  われな爺さんに逢った  われも始めて  われがとがにはあらざるを  ワレのような小僧に何がわかるか  われのみがある  われはいたく怖れかなしむ  われの肉身の裂かれ  われは畜生の肢體をおそる  われの過ぎ  われはおそれかなしむ  われともなくわれ自身を逃れ出して行く  われもわれもと大空に匐い上って  われもまた上人にならひ  われもまたこの山里に露の身をしばしおかなと思ひけるかも来て見れば  われも思ひぬ  われ食めば妻子のかて減す  われも病の床をはひいでて晴れゆく  われ住み得るか  われ老いて門の外さへも出で得ずなりぬ  われ生きむとは忽ちに風に木の葉の散る如く  われなりにけり  われにふさはし  われを忘れてしゃべった  われな生活に入ってきてくれ  われながらい  われを父とは生れ來ませし  われながら閉口して申し上げる  われは海の子白波の騒ぐ  われな獣物などの姿をながめた  われな海豹をなぐさめてやりたい  われに中村香峰といふ友ありき  われには既に妻あり  われを不忍池畔の一酒樓に導きぬ  われ逝く水に對して  われが野呂間だからなんて怒  われがにや解らねえから  われもうなづき  われに悲しいことのように思えて来た  われのからだを借りて  われでせ  われから蹴散らす  われの突ん出る  われあ妙う隠し立てをするぜ  われあ何だな俺を出し抜いて  われもそう思うか  われを忘れて見とれた  われ知らずはね起き  われに思える  われながら懷しいので  われをいつくしみ  われ未だ曾て食ふべき  われを愛でいつくしみ  われ常にこれを想ふ  われは我が父を父とし  われはわが無邪氣にしていた  われ亦信じて疑  われは我が母の涙を見たる  われは聞き  われは假名文字の書多く好みて讀みしが  われはただにその人々の作品の嬉しかりしのみならず  われはわが不才を知れば  われ又更に冷笑を以て自らをなぐさめん  われは我が心を失はんとしたり  われ常に思へり  われとわが胸を腕の力かぎり抱きしめながら  われに帰ると  われを忘れて叫んだ  われに返ったが  われと我が姿に飽かず見惚れてゐた  われにも思えた  われしらずうしろをふりむいた  われをわが忘るる間なし道行けば  われ知らずうすら笑いした  われとわが物を盗む  われとわが牝馬を盗んだ  われとわが手に咬みついたり  われながら上出来だつたと思はれたので  われから悦に入つた  われに接近す  われにも吹き  われしらず身じろぎする  われなもののように感じられて  われ生まれて神仏を信ぜず  われとわが罪を露はし  われに諛ひ寄り来る  われに縁談あり  われ何となく心危ぶみて  われに頼み入る  われを見送る  われも竹矢来の外の群集に打ちまじりて  われ其の男に向ひて  われ聊かも悪びれず  われにも膝を崩させて  われを見下したる  われに一礼し  われを伴ひ入り  われを本堂の内陣に誘ひ  われを主人とは思ひ居らざるにやあらんずらん  われ思はず方丈の窓を引き開きて  われを見つめつ  われはお奈美様をこそ主人とも慕ひ  われ早くより察し居れり  われを遮り止めつ  われも其の真似をするが如く  われは只管に恍惚として夢の中なる夢の醒めたる  われとわが耳に入りて  われ行かんユートピアへと叫んだ  われに与えたまえ  われを指さしあざけるか  われながら感心するよ  われは文覚の為に悲しむ  われに笑顔向けたまうは  われ嬉しく思い染みぬ  われは節つけて唄い出しぬ  われに鞠歌を唄わし  われは莞爾と笑いぬ  われにもあらで走  われをば睨みし  われを憎むとは覚えず  われに言えりし  われに咲重なる  われには笑顔見せたまわざる  われ嫌うにあらねど  われはおさなき心に思いき  われはまた彼方に縋りぬ  われを流眄にかけたるが気に懸りて  われを導きぬ  われはまた蒲団に乗りて  われは据えられぬ  われ伴われて見に行きぬ  われを引留めて  われは舞台に見向きぬ  われ思わず笑いぬ  われも立ちぬ  われはただ茫然としてせ  われを呼びたるは  われは恥かしからざりき  われは恥しと思わざりき  われは傲然として答えたり  われはその顔を見たり  われは黙して  われに座を設けし  われは摺抜けて  われは黙して言わざりき  われは考えぬ  われをば宙に舁いて乗せつ  われは小親の名呼ば  われは肩掛の中に口籠りぬ  われは此方に居て  われは振放たんとす  われは心に恥じたりき  われは目を瞑りて  われはうかうかと見送りしが  われは思わず小親の顔見られにき  われはまず青楓の扇の地紙開きたる  われは立放れて  われは思わず涙ぐみぬ  われは故郷の知人に対していささかも恥ずる  われの俤眼前を去らず  われは出逢いつ  われをば認めつ  われは聞くに堪えざれば  われは逆らわで頷きぬ  われも渠に対しては威なきものとなれるなるべし  われは遂にわが惜しき小親の名語りたり  われは笑いぬ  われは真顔になりぬ  われも初めは現在小親の疑うごとく  われは堪えず  われは悚然として四辺を見たり  われは答にためらいたり  われは哀なる鞠唄うたいつつ  われは胸いためぬ  われはその膝おさえたり  われもまた心着きぬ  われは独り自由にものおもわ  われは心着かざりし  われは流に沿うたりき  われは思わず歩を留めぬ  われはわが小親と別るるこの悲しさのそれをもて  われに似たる  われは昨日の我ながら嗚呼函關の紫も昔のあとぞ遙かなる  われはた泣か  われも浮世のあらし吹く  われ今山上に立つといった  われは恐ろしくして  われででもある  われ美しき筆路を習ひ  われすなはち  われ斯く彼の旨をうけて  われはわが言の彼に累をなすをおそれて  われいまだ汝を見し  われさらに汝に告げず  われまた彼の事を語らじ  われ何ぞわが心を汝に祕むべき  われその問に答へしに  われ行くをねがへばなり  われわが顏を彼の顏のあたりに低れて  われこの教へを徳とする  われその處にいたり  われよく心をとめて望み見しに  われ聞けどもさとらず  われこの思ひの成れるを疑  われ未だ女につきて  われ名づけて東京の六大眺望と稱す  われにかへり  われは先覺者なりといふ榮光にそそのかされただけの  われともなしに退り行き  われも拙き身を忘れて  われも身と心とを救ひしなり  われもこの新しきに入らん  われは藝術を輕く見たりき  われは藝術を第二の人生と見たりき  われ第二の王國をうたはむ  われは泣きつ  われ斯くいへり  われよく汝等の顏をみれども  われ思ひをほかに移さずといふに似た  われ高きに達するをえん  われみるに堪へざりき  われ語るよりなほはるかに泣くをよろこぶ  われ第一の段を踏みし  われ大いなる好意を持てり  われかたく誓ひをたてて  われかの重荷の下にひしがれ  われもせず  われ送るとて汽車にのり来る  われに聞えて来ましたが  われ知らず飲み  われな歴史をもっている  われは之を心性の上に於て云ふ  われに屬する  われの外にある  われながら大人げない次第だと思ふ  われに確乎たる決意あり  われは必らず彼等の中に潜める  われは日本の文学史に対してこの一種の虚無思想の領地の広きを見て  われは彼等の無政府主義なりしや  われは女学子の社界改良の熱情に一方ならぬ  われは寧ろ十返舎の為に泣ざるを得ざる  われは爰に預言者の声を吟味し  われも亦た元禄文学に対して常に遺憾を抱く  われは一々之を参照する  われたる数字にして  われとわがと響きたればなり  われ大いなる恩惠を受けて  われ既に悉く認めたれど  われ思ひ出づれども才足らざれは記し  われこの小かなる  われに何の関りあらんや  われな人民がこれほど分裂生活をしている  われな道徳を補充しなければならぬ  われとわが生存を危くするほど  われとわが寂然たる生命を笑ひ  われも人も秋に鳴く  われからそのような悪い運命におちこんだ  われも想像し得られる  われに学ばうとするであらうか  われに思ったかして  われの試験が通らん  われさえ指す  われもいやまさりければ  われを忘れて見とれている  われなどいう  われな姿をひとめ見て  われとわが顔にあいそをつかして  われも寄る  われな急死も知らず  われは百両の金持なる  われはさっきからお前様たちの話を残らず聞いていただ  われもこもれり  われも人なり  われは神を信ぜず  われにありては  われな溜息のように見た  われながら噴き出したくなる  われは是等の論者が利を算する  われからめでて歩く  われ未だ生を知らず  われひとりとめゆきて涙さし  われながらうまくできた  われには人造人間戦車隊がある  われだけにや伝へられた  われの戀魚の血のしづく光る  われはもう帰んな  われの家でも心配するずら  われは中中力があるな  われに朽ちている  われに聞えましたので  われのかなしさにわれはなくなり  われながら情けない響きを闇の中へ伝えていった  われ生きてあり  われとわが呼吸を聞いてみると  われ生れて卅三年はじめて婦人の情味を解し  われ知らず叫んだ  われの立場においてなされる  われの力に対する信頼がある  われはわれを去って  われが発する  われが自己の現実を語る  われがわれを知るという  われはいかにして  われはわれを全体として知る  われと知られる  われも信じ  われは正覚を聞かないであろうという  われは仏法をあがめ  われは玉女の身となりて犯せられ  われこそ先に踏みこむ  われに伏せた  われを殺す  われを支配しているからであるまいか  われながら意想外であったと思うにつけ  われ往かむかの  われならなくに土をもて  われとわが清浄心のむせる  われながらわれを憐れむ  われから難行道の達成にあるいている  われを歌う  われながら否まれない  われながら小説の出生とはへんな運命のものだと思う  われから心身を沈めてはゆけないらしい  われもわれもと始め出す  われに返って振りむくと  われを画に帯びていたまでの  われは天地の外にこそ住め  われにひとしくあらん  われは願ふ  われに求む  われに糧を與へにし  われは竟にこの香世界を去らざるべからず  われとわが股を抓ってみたくなる  われも見る  われな男は魔女のまじないにうたれた  われその甘き口の人に到る  われに剣を与えよ  われに脚とき馬をあたえよ  われにかがみて  われに剣をあたえよ  われにあし疾き馬を与えよ  われは露のしたたる  われにその身を与えし  われよく知る  われは聞くたが  われはひそかなる足音をきく  われは木立ちの奥まで隈なく探してあるいたが  われをおどす  われの薬じゃあ療治は届かないぞ  われに取っては  われの神経を刺戟しなくなった  われの素人眼にも殆んど疑うの  われに提供してくれるので  われは捕吏に追われている  われの持っている  われの禍いを逃がれるより  われが早くに竈へ火をかけたればこそ  われも今ごろは手枷や首枷をはめられているであろうと言う  われのまどいを離れた  われに挨拶していたが  われが遼陽の城外にゆき着いた  われから考えますと  われをこれほどにいたわってくだされた  われのアマチュアが続々押掛けて行って  われの世話をしてくれました  われが写真に夢中になっている  

~ われ[名詞]1
於てわれの  ぐ水にわれは  蔭にわれ  己れにわれ  機織はわれに  主に奉る如くわれも  下にわれは  何物もわれを  兵器を投げ棄ててわれとも  手にはわれが  われもわれもと  巌はわれを  非はわれに  中でわれがねの  訳語はわれの  水にもわれ  さやげどもわれは  さにわれは  日にわれは  おんみの心をわれに  ことのはをわれは  花をわれは  ゴールはわれを  興奮してわれを  舞踏にわれを  そはわれ  其処で始めてわれに  かたわなあわれ  終焉をみ送るわれぞ  陥穽を愛せりわれの  何者かわれに  疑いそのものとなってわれを  痛快味がわれと  羊を見いだしたればわれと  仰せのごとくわれに  木のわれ  風光はわれに  極にいたればわれ  生活はわれながら  腹が立つてわれながら  それはわれこそ  フとわれながら  ものをわれ  それをわれに  われは見きわれは  さなわれかか  瞳はわれ  君とわれは  君とわれの  女ならずばわれも  御身のわれを  御身とわれと  声にてわれに  後より呼ぶわれを  合点行かぬわれは  騎るわれは  ことのわれに  枕辺にわれ  ランスロットはわれに  罪はわれを  あとのわれに  ランスロットとわれは  一人誓えるわれの  ために死ぬるわれを  衣にわれを  中にわれを  豹一はわれにも  幸福さにわれを  豹一はわれを  佐古はわれを  味はわれ  芝茸はわれ  もの食わでもわれは  ことはわれも  慈悲心鳥のわれには  歌どもにさへわれながら  物事たくみになりゆきわれと  ゑがきがたしおろかやわれを  人はわれを  道とほりたりわれ  桜花見てありとわれに  憂鬱はわれを  桜はわれに  眼を病めるわれや  さくら狂人のわれが  けむ狂人のわれに  真因がわれに  雑魚寝よりわれの  フェルナン・グレエグわれは生きたりわれは  男はわれを  美をわれは  力をもってわれに  林檎をもてわれに  わたしがわれに  綱のわれと  うたへばわれも  かくばかり思ふとわれを  まなざしのみを見しわれの  此儘にいづくへなりとわれを  悲しみをひたにつつみて行くわれを  僕はわれを  われなあわれ  母なるわれに  生田葵山とわれとは  先生はわれを  一年ほどわれは  模様なればわれは  差遣されたればわれも  これと共にわれは  君も行きて見ずやとてわれを  事に関してはわれも  伴はれしわれは  口添を待ちわれは  稽古となるやわれは  めんとするにぞわれは  申上げわれをば  九月となりてわれは  中学校にてわれよりは  もとにわれを  頃かと覚えたりわれは  づれよりわれは  ふぶきのこえわれを  力士がわれに  これを諭すはわれより  魂胆がわれを  妻も籠れりわれも  名を唄われわれより  血気熾んとわれから  輩がわれも  ために励ましているわれと  七名十名ずつとわれこそ  盧植はわれを  盧植もわれに  さにわれを  眼が光ってわれを  わが家たずねてわれと  なにをわれに  百難をわれに  爾はわれを  爾はわれに従って  彼はわれの  女はわれに  奴隷はわれに  大神はわれの  死体はわれの  爾はわれの  衣はわれの  部屋をわれに  部屋を飾れとわれに  のはわれ  爾はわれと共に  傍へわれを  爾はわれに  盃をわれに  命よりわれの  幼少からわれも  君もわれとの  其許はわれに  曹操がわれに対する  謀叛してわれに  兵馬がわれに  汝はわれを  痛をわれに  始てわれを  綱をわれに  天方大臣に附きてわれも  八月雲すわれを  欄にわれ  三本木千鳥きくとてひそめきてわれ  少女と誉めぬわれ  細指はわれの  慘痛をわれに  來てわれを  むかし関羽がわれに  馬精兵に対するわれの  猫のかげだわれの  日にもわれは  ありったけのわれが  孫権はわれと  匂へるわれの  丈伸びてわれ  ここちしてわれは  あはれ最後の戦ひにわれは  渚のつづくまでわれは  はらからなるをわれの  そはわれの  金泥をもてわれ  天もわれを  物の数としていたわれ  思い立ちをわれに  途にして過ちあらばわれが  上はわれが  これでわれに  吾れわれは  吾れわれの  かなしみをわれに  風のわれに  あけび藪へわれより  ものをわれは  友みなのわれより  麥畑でわれ  貧乏だがわれは  上でわれ  其處にはわれが  なんだとわれ  剣を持たずわれ  我れわれの  我れわれが  我れわれと  我れわれも  彼はわれを  敵がわれを  上はわれから  戦いはわれから  物識よわれも  あやとこそ思ひしわれも  一夜をわれは  此際燈火はわれを  而してわれは  彼れわれが  接吻をわれと  生活がわれながら  境がわれから  メリコフはわれに  ところはわれながら  われはわれの  之を以てわれは  事のみ考へるわれの  舌触りにわれは  裸体をみつつわれも  気疲れでわれとも  人をまことのわれと  心重きはわれのみ  我思ふわれの  ひそかにわれを  庭をみてわれにも  いふにわれ  鳥渡吾れわれには  勿れわれは  者ぞかしわれ  瞬間にわれ  私はわれにも  古市加十はわれを  ところを備えてわれを  詩を作らしむわれ  中おのれを責めつつ歩くわれを  二家はわれを  分際よりわれを  逍遙子はわれを以て  逍遙子のわれを  逍遙子はわれに  是を以てわれは  書をわれに  逍遙子がわれに  上はわれも  賜をばわれ  世の中にわれは  いかりはわれも  声のわれにすら  相手がわれ  片端しから振われ  ナイフでわれと  まことやわれも  呆け見ゐたりけむわれを  勢猛にわれを  須利耶さまはわれに  池はわれ  胸はわれ  古藤は始めてわれに  ようになってわれに  葉子はわれにも  渇欲をわれにも  葉子はわれ  心はわれにも  語尾はわれにも  下にわれを  昔のわれを  人々がわれに  住居なれども住まれけりわれを  唇がわれにも  千恵はわれながら  千恵はわれながらを  杜はわれと  それがわれながら  君勇はわれにも  殆んどわれを  鶴雄はわれを  お客がわれ  空仰ぎ泣くわれ  十九のわれ  歌を見ぬわれを  恋われあやぶみぬ病むわれに  人とわれ  恋をわれ  荒野をわれは  清涼剤をわれは  衣光りわれは  胸はわれにも  執着を見いだしてわれながら  夢心地からわれに  葉子はわれながら  方向にばかりわれにも  ようにわれに  前後を忘れわれを  朝もわれに  事をわれ  力をわれに  やつとわれに  窕子はわれを  顏がわれながら  一身をわれに  人を殺せしはわれ  力のわれに  これにてわれを  鴨鳥見て立てるわれには  つたのはわれながら  天がワレに  富をわれに  人のわれに  容赦なくわれを  気候はわれよりも  春日遊行おおわれわれの  僧院に入ってわれと  心中してわれから  ところにわれは  形はわれの  情熱にわれを  氷のワレや  チンセイはわれに  有様ぢやわれも  何もわれにや  兄弟でもわれや  一かけをとり来てわれに  らん奇蹟はわれが  列はわれよりも  足はなゆれどわれは  何かを考へるわれとは  ここでわれに  今のわれを  足跡人生ひてわれに  花やかたわれからの  歌詞にわれが  今朝こそわれは  煙草をわれに  大学にもわれに  學にもわれに  樣こそすれとふためきてわれかの  今こそわれは  白鮠のわれもか  慕へるわれを  祖父のわれにも  椅子にもたれてわれの  ひとのわれに  墓に刻むべきわれは  うち注げりわれは  あてもなやわれの  かくてなやめどわれは  星ほのかにもわれは  おぼろげながらわれぞ  棒とりながらわれぞ  天幕いつまでかわれの  なかをわれの  胸へだてわれは  ちの我れわれから  撥をわれと  今夜死ぬるとわれに  私はわれに  一条をとりてわれ  身はわれながら  みちやいくたりゆきしわれ  いちにちわれと  足早に逃れて行かうとするわれを  倏忽とわれを  後代のわれに  右馬介もわれから  コオロギがわれ  鉛華はわれに  ッとわれに  土地をわれから  夫やわれの  言葉はわれながら  ヒョイとわれに  衝撃を感じてわれに  天皇はわれとも  白砂にわれ  鬮引くごとしわれも  悔ありわれを  心いためばわれも  時のわれの  誰が見てもわれを  言葉ひょっとしてわれのみ  昔のわれの  口真似もしきわれと共に  停車場にわれ  木の下にてわれを  なにゆえにわれを  つて言つた言葉がわれながら  彼女はわれを  英気勃々としてわれながら  爽快らしくわれから  彼女はわれから  吾こそませわれこそは  來りてわれを  夢なるかわれかの  野人のわれは  水にわれは  蘇へりわれから  浪も葬りて思へばわれは  觸れずしてわれ  聲のわれを  醉ひしわれは  瓦のわれを  物をわれも  思案にわれを  我れわれを  なかばをばわれ  笑止やわれは  世ならばわれは  願はくばわれを  母はわれとともに  らをうらやみて捨て去りしわれの  姿をわれから  床を蹴ってわれから  新吉はわれを  没薬をとりてわれに  そはわれのみ  子供らがわれを  研究にわれを  夢中になってわれを  鎖もわれには  善吉はわれを  彼はわれから  天下にわれより  現実のわれに  ジョバンニはわれを  首をまげたりしながらわれを  ジヨバンニはわれを  刺戟でわれにか  當座はわれながら  心はわれにか  茫然とわれを  一歩のわれの  崇敬とはわれに  羞恥とはわれに  軽蔑とはわれに  間に連なれりわれ  天候もわれに  蝶はわれと  それならばわれ  人間味を帯びたわれがね  細みちにわれを  索めたるわれ  銅を探らんわれ  みちを泣きつつわれの  心地をもつてわれは  息絶ゆるとわれは  彼女はわれ  挙動をもてわれに  間接にわれを  額を埋めわれをも  巨勢はわれ  群に入りてわれも  上にわれは  弱きに甘えふやけゐるわれの  神は歩むべくわれに  一人だけがわれに  今考えるとわれながら  雲をわれは  空気をばわれも  如何となればわれは  如何となればわれ  昔日の如くわれを  現在のわれを  ぐるを以てわれは  のとわれは  私はわれを  後ろへ廻してわれと  姿を見出してわれにも  藤吉はわれに  遠吠えとでわれにも  与惣次はわれに  のかわれながら  夜なりわれといふ  藤吉もわれ  戯にわれを  芸者もかうありたしとわれの  土用に入るやわれは  時もわれのみは  八重はわれを  ことばもてわれを  ふぐりをわれは  これはわれも  相中に寝ていたかわれは  今までわれを  駒井甚三郎はわれながら  百人のわれに  涙をうけよとやわれ  涙もうけよとやわれ  うつつのわれに  今日のわれを  秋風ものをわれに  ブドリがわれを  破片でわれと  したたかにわれに  血を流しわれは  語のみがわれ  ものはわれながら  集へわれ  おろかやわれを  なつてわれも  のがわれながら  愛をわれに  何でもわれに  眼はわれにも  彼はわれ  看護婦たちは始めてわれに  人はわれに  宝をもってわれに  天女のわれに  蔵せるをわれ  貞阿はわれと  人間がわれと  絵姿はわれを  姿はわれを  夜景はわれを  出板なるべしと思はるれどわれ  当惑げにわれと  きよらにわれの  父はわれ  のはわれながら  死がわれの  らん君よりもわれぞ  改良し得べくんばわれも  所作がわれながら  物ごとに改まれどもわれぞ  はりたよりなくわれは  物に感ぜしやわれは  牙を鳴らしてわれの  空無にしてわれの  思想かなわれの  行く末はわれのみぞ  軍艦へ向けていわれも  雲路にわれも  空に見よわれは  浮き木に乗りてわれ  柱はわれを  君し思はばわれも  大臣家からもわれも  彼等をしてわれに  大河はわれを  これよりぞわれは  醉ひしれてわれは  圓太郎はわれに  篠原分けて来てわれ  人をわれ  人々はわれ  弟とがわれを  中空にてぞわれは  幸運をわれから  あだ名をわれに  下駄がわれ  心はわれながらも  道夫はわれと  これを聞きたるばかりにてわれは  今までわれは  蹶然袂を振つてわれは  時に際してわれは  職務はわれを  曹長のわれを  言へばわれも  誇り居しはわれも  おれ泣きてぞわれは  これかれのわれに  君とわれとの  ものだわれは  女はわれ  亀がわれの  づさひてあらむ心とわれ  信吉はわれながら  孔子もわれ  死者にして知るあらばわれは  天に来りてわれとともに  その間にわれも  市十郎はわれに  久助はわれを  奉行与力たるわれに  おとながわれ  目をしてわれと  孤客たるわれを  これはわれに  鼠もわれを  朝夕ごとにわれに  腰巻を取り帰ってわれに  鼠に向いわれと  ひれふりありあそびわれは  ハンナがわれに  きゅうにわれに  いくらもあるがわれは  友とわれと  なさけいのらぬわれ  君待たせてわれ  水蘆いとうたけのびてわれ  昨日よわれに  子かわれにを  君やわれや  なりにけるかなわれに  光明のわれより  途端にわれを  想い出にわれを  君笛を吹けわれは  林檎をわれに  花鳥のわれに  ろのわれ  塵にわれは  ほかたのわれは  花影にわれは  狂へりとわれを  め怒をわれの  たち帰り悪をわれの  河波よわれに  ふさのわれに  ことはわれの  場しよを過ぎわれの  泉に就きぬわれも  窓辺にわれは  歌はあらじわれ  入海にわれ  歌もてわれを  め覚めたるわれを  みちぬればみをつくしとぞわれは  昨日のわれも  心とわれ  ばやわれは  主張にわれから  色をわれは  土にし咲きてわれは  #むわが知らぬわれの  みな子と生れしわれが  玩のわれを  如何にしてわれは  主催者粛として立ちわれ  後はわれ  中にわれをも  姉妹なりと言わんもわれ  青年はわれに  われを思いわれを  招ぐさまはこなたに舟を寄せてわれと共に  自ら欺かれてわれに  吃驚してわれに  金十郎はわれとも  此大世界にわれは  子のわれの  我れわれは  さにわれも  蒸気ポンプがわれも  ケベックを取るよりもわれは  還暦といふわれながら  兄さんとはわれの  ものをとわれも  たんかなどきったわれと  前のわれよ  息のわれの  巨岩のうへのわれに  今考へればわれながら  うねりはわれの  草履をわれに  面にしわれの  年ごとにわれの  ゆふぐれわれと  部屋にわれの  ばやなわれを  彼はわれにも  仄かなよろこびを否み得ぬわれと  むすずろにもわれは  君やわれ  都にわれの  ほしさに呼ばへるわれぞ  汽車のはしりてわれの  日かなわれ  鞄をさげてよろめけどもわれは  轉車かなわれ  ひそかにわれの  世人のわれも  身の凍るらし感じてはわれ  君ありわれの  坂やわれを  若菜を摘めばわれながら  景樹のわれながらは  川原にわれは  土倉氏出阪せばわれよりも  ことを思いてわれながら  かくてぞわれは  至つたわれわれの  足柄山に入りぬべくわれ  そとにわれにのみ  靴音を聞きつけるとわれながら  私たちはわれ  現実生活に執われ  生兵法にわれを  意外なるにわれは  参事官はわれに  かげを落してわれとともに  意物に見われ  其事に見われしもの  明白に見われが  張三に見われたりと  李四に見われたりと  これこそわれから  今よりわれも  それにてわれも  心はわれ  根を齧りてやわれを  扇をわれ  路傍に立ちてすすり泣きわれは  彼等はわれよりも  可しわれは  天行のごとくわれも  内にしのび入るわれは  為事するわれを  一人いふわれも  音がしてわれ  木槿にわれも  前にわれを  そばにつきてわれに  出で来たりてわれと  夫死してもわれは  鏡を見てわれながら  心に浮かびわれと  事まで取り出でてわれを  武男がわれに  叔母はわれに  空よりわれを  二大鉄艦巍然山のごとくわれに  手ありてわれをも  戦地にわれは  母とわれとの  婦人がわれにも  世にわれを  武男はわれとかの  死を待つわれを  物見遊山もわれから  幾がわれを  前に立ちわれを  首領はわれがねの  四馬剣尺はわれがねの  頭はわれ  人もわれも  取出でてわれに  扇の尖もてゆびさしてわれに  メエルハイムはわれに  文を取り出でてわれに  さきもてゆびさしてわれに  部屋から逃げ出してわれと  そうだとかいわれも  ことはわれながら  齒がみをなしてわれ  彼はわれに  善平はわれ  私はわれと  扶けわれを  人間がわれに  恋人としてわれに  以上三通にてわれ  嬢がわれに  時は過ぎ去りてわれ  今はわれ  嬢もわれも  この世にわれと  意はわれに  二人はわれを  唐突なるとにわれは  妹はわれを  叔母はわれを  順序をわれに  嬢はわれも  われに渡しければわれ  ようにわれは  杯をわれに  二郎もわれも  十蔵はわれを  杯を干してわれに  倚りわれは  若者なるをわれ  二郎はわれを  詩はわれにと  爾のわれの  渚にあるはわれ  震はせおそるるかわれは  ものをふりそそぐわれは  梢はかわきゆきわれは  もとにわれは  わしはわれを  片恋のわれを  気持ちがわれ  脈々としてわれに  始めはわれも  男はわれ  さをわれに  出口にわれを  これをわれから  考えをわれに  夕かなわれのみ  酸ゆき日のなげかひをわれ  一言のわれを  さはわれの  露ふみてわれこそ  汝を見ればわれも  今もわれ  背にわれ  しらしらとわれに  君はわれと  恐怖乳母なれどわれは  頭よりわれを  他人にてわれこそは  夜景にわれは  私はわれからと  心に活きるわれのみが  戸山少年はわれに  警部はわれに  狼のきたるによりわれは  石英の腐りたるわれが  物ぞとわれも  国内にわれ  いのちたもちてわれも  さがのわれ  国にわれ  身とわれなりに  九月十七日音痴なるわれに  譬喩でわれながら  水油はわれがにや  急にわれに  日のわれの  さなかにわれも  閑山はわれに  イエニーはわれを  ところがわれながら  限り無くわれを  肩を敲かれてわれに  国にわれと  杓子までがわれも  元気でわれ  其処までわれを  手先のわれを  血振ひしたるわれは  威丈高にわれを  茶碗に取りてわれに  眼付にてわれを  人なになればわれを  心にもわれ  老実だちてわれに  仙冠者をわれ  女はわれを  交りしをわれ  見物みな立ちたればわれも  親がわれに  筋向いなりとわれは  継母とわれは  一目見るよりわれをば  面を背けてわれは  口つけしはわれ  自在はわれに  姿とこしへにわれは  道をわれ  詩人を學びわれも  夜のわれは  一一七さればわれ  願はくはわれかの  希ふにあらずばわれ  構造をばわれ  なすともわれ  らくはわれ  したでわれにか  勵まされてわれも  詩歌はわれに  三かくてわれ  願はくはわれ  顏をばわれ  對してわれ  涙大息とともにわれかの  表札がわれも  日なりわれは  家のわれは  意なるわれと  形をわれ  どこで止るやらわれながら  雖もわれ  時はわれと  いかまでわれはへに  さきにわれは  彼等はわれに  愕然としてわれに  光景にわれを  陽子はわれながら  自分をわれから  血のしづくわれの  これがわれの  むかしのわれの  #さにわれは  後悔はわれの  かくのごときわれを  われはわれを  われがわれを  われと知られるわれとの  自覚的なわれよりも  動物的なわれが  #全体的なわれ  教法をわれも  分野にわれこそ  奮闘はわれながら  立ちにしわれ  われながらわれを  於てわれに  聞召せとわれは  世をもわれは  人はいふわれも  わざわいをおくれわれに  歌はわれ  声をわれは  歌をわれは  われ声をきくわれは  我れわれに  我れわれから  

~ われ[名詞]2
先ずわれ  決してわれ  更にわれ  ふとわれ  げにわれ  憂きわれ  ようやくわれ  なくわれ  全くわれ  すなわちわれ  どんどんわれ  まさにわれ  懐かしくわれ  やっとわれ  はっとわれ  まったくわれ  寂しくわれ  長きわれ  切なきわれ  はじめてわれ  露われ  いかでわれ  やがてわれ  およそわれ  われとわれ  このわれ  突然われ  何ともわれ  ようようわれ  なしわれ  あたたかくわれ  またわれ  一際われ  暫くわれ  まずわれ  さらにわれ  なきわれ  本当にわれ  初めてわれ  思わずわれ  小賢しいわれ  敏われ  よくもわれ  ひたすらわれ  もうわれ  はてはわれ  たとえわれ  まことにわれ  殆どわれ  普通われ  なんとわれ  ほとんどわれ  唯われ  もしわれ  いよいよわれ  にわかにわれ  空しきわれ  世にわれ  いわばわれ  忽ちわれ  どうもわれ  まだわれ  つらわれ  さながらわれ  すこしわれ  遠くわれ  かつてわれ  ついわれ  次第にわれ  亦われ  ことごとくわれ  しばらくわれ  必ずわれ  夙にわれ  暫しわれ  何でわれ  凡そわれ  ふっとわれ  早くわれ  再びわれ  同じくわれ  最もわれ  うらわかきわれ  またもわれ  おそきわれ  既にわれ  然るにわれ  よりわれ  よくわれ  もちわれ  がたきわれ  むしろわれ  さびしきわれ  いったいわれ  ほっとわれ  よしわれ  悉くわれ  ないわれ  空しくわれ  見よわれ  憎われ  何ぞわれ  そのわれ  時にはわれ  たちまちわれ  さもわれ  深きわれ  若しわれ  一度われ  なおわれ  しかしてわれ  実にわれ  角われ  ややもすればわれ  フラフラわれ  もちろんわれ  いざわれ  すぐわれ  極われ  そういうわれ  そうわれ  わかくわれ  若くわれ  もはやわれ  りんわれ  兎角われ  かくわれ  吾がわれ  ことにわれ  しきりにわれ  ましてわれ  まっ先にわれ  なれなれしくわれ  とてもわれ  すっかりわれ  抑われ  日に日にわれ  いぶせきわれ  互いにわれ  希くはわれ  うつくしきわれ  ちっとわれ  無くわれ  恭しくわれ  改めてわれ  逸早くわれ  心からわれ  かえってわれ  よしやわれ  心細くわれ  同時にわれ  誠にわれ  著われ  勿論われ  どうしてもわれ  いくらわれ  単にわれ  

複合名詞
われら  あっちいまわれ  われ月  われ浴  二月二日われ  十月二十日落葉われ  顕われ  アレマアわれ  雪あかりわれ  われ山  われら七人  聲曲われ  われひとり  石造われ  われ時  われ軍曹  われひと  露われ  われ六とせ  われ身  われ都  われら三人飛行機  われ鐘  われ等  ガブリエレ・ダンヌンチオわれ  われ勝ち  われら互  人われ  われ逢状  われら文芸  エイリイわれ  われがち  われら学究  われら兩人  われらソ連  われのち  われら凡庸  われ鉦  われら海底都市住民  われら海底都市  われらトロ族  われら何  われ東道  われ幾たび  われら二人  われ想像  われ二部村  づればまた地われ  今われ山路  われ針  われ今  汝今われ  時われら  われ勝  われ浄土宗  われ一人  夏われ  われ衢  われ正覚  とらわれ  昨日今日われ  われ想  捉われ  皆われ  玉われ  われら電気労働者  損われ  われ庵  われ俯向き  われ摩耶  摩耶われ  われ知らず食堂車  われ庭鳥  われら最後  われら北種  今日われら  皆われら  われら根岸人  われ筆  われら日本  仲間われ  われ動  われ独り模範村  われ占はん  われ自らわれ  われ事  われら青春  一切われ関  われ眞先  われら子供時代  われ母  われら今  フェルナン・グレエグわれ  われとわ  われ高山  われ敢  われ幼少  掩われ  時われ  われら終日  われら痴者  われら田舎  われら同様  われ佐渡  われ天王寺表  われ人共  構はずわれ  われ森先生  夜われ  頃われ  われ講釈  歿後われら後学  われ日  夕われ  われ亜米利加  中われ  朝八時頃われ  当日われ  面々自らわれ  われら聞  後われ遠国  日われサンジェルマン  われら芸術主義  大正五年われ  われ銭湯  われこれ  われ御曹子  われ惟  ときわれら  われ知らず自分  われ日本  われら父上  しきわれ  今われ  ワレ信州ニカクレモナキアバタ面  われ年甲斐  われ日本一  ごろうじろわれ金  揶揄われていらしった  われらここ  われら三名  われら恩  デニー博士以下われら  われら地球人類  われら人類  われら火星人  われ籐椅子  われら命  われ密詔  われ冀州  われ今日  公布われ  われら三人  一われら  われ味  われ許都  今われ彼  われ禰衡  必竟われら  われら日本人  われら自身  われ高覧  今日われ  われ恋  われ葵  日われ  朝われ黒髪  われ幸  われ自分  われ帝王  われ自ら  われ徒ら  われさき  われ知らず手  子供われ等  われ戦い  われら四人  われ少年  われ今宵  袖口われ  唇君われ  われ少女  われ云  口われ  こころわれ  かいわれ葉瑞木  われここ  われら武門  汝われ  われら漢朝  われ独り  閭樹顕われ村見え  生前われ  われら一同  われ聖徒  われら笑  われ等人間  時われ汝  われ罪びとの罪  これわれら  われ老い  われ自身  われ蜀  われ奇兵  われ先  われ先帝  われら古参  ごとわれ  われらマルモ探検隊  われら地球人間  われ鳥島  われ虹  寝床われ  睡眠われ  雖われ  燈火われ  われ燈火  人生われ  われ人生  自然われ  われ自然  美術われ  われ美術  者われ  われ是等  われ之  鬼われ  われ新  われ彼  われら中国人  われら臣民  われ人  われ一人プロレタリア作家  キリストわれ  ひびわれ  真実われら  われら勤労大衆  われ先づ  われ履  匙われ  午後われ  激論われ  墓碑銘われ  われら同志  秋山われ  われ世の中  われ方丈  われ一絶  われ理髮  われ圖ら  われ此處  牝牡われ  レ・シダリーズわれら  子規居士はじめわれら  頃われら仲間  覘われ  吾われ  われ死  われ警察  われ知らず鍵穴  われらみんな上陸  われら一組  われ石  銃後天われ  むわれ  われ其小説三派及梓神子  鐘われ  われ山房  われ逍遙子  逍遙子われ記實  われ汝  われ是  われ其質  われ縱令逍遙子  われ嚴  われ此文  われ答  われ窃  われ乃ちこれ  和尚われ  われ形而上  われ諾  われ將  われシルレル  われ斥  われ甥  われ藪  われ留守中  揶揄われ  営われ  われ知らず何  嗤われ  それ以来われ  われら接唇  悦われ  われ曾つて英人  われ橋上  われ憮然  われ此際  われら人間  われ知らず葉子  われ知らず大胆  曾つてわれら  いまわれら  われら不断  風景画われら  アフリカ土人いまわれら  われ知らず二足三足  もみづりて電信棒われいまここ  足われ  われ知らずその後  われら杞人  われひそか  われ所  われ知らず日  われら破れかぶれ  子われ  小川われ村の  しら萩われやしろ百合  われ先づ云  鳩われ夕ぐれ  われ眼  すさびのあととめられな桃われ  われゑにしの神  恋われ  われら自ら孤寂  われ空  われ汝ら  嘆きわれ  疾駆われ  われ見送り  ざはやなれはくらやみにわれ  神われら  われ知らず  われ等ひと度  從來われ  實際われ  われめ  われ知らず心  われぢ  罅われ  われの  むかしわれ蒼海  われ知らず幸福  われそのもの  味われ  以後われら貧乏  われら文士以上  二つわれ  われら日本民族  われら以上  われ関  皆んなわれ  かたわれ  なほわれ  いまわれ  われわが身  われら仙骨  われひと共  われ六  古人われ  われら式  われ斯  われ言葉  夜中われ  われら飢  われ山上  みんなわれ  われたち  われらプロレタリア文化  後われ  われ二大家  あはれわれ  われ多言  われら願はく小狗  われ生涯  地われ  われ水上  われら願はく狗兒  かたわれ月  桃われ  われそう  了われ  われ知らず権  声われ  玉ふたつわれ  われゆゑ  われ世  廻われ  われ屋根  われら十六人  われら日本船員  われら世界人類  昔われら  われ箱根山下  われら雑輩  われらども  われらお送り  われら主従  われら末輩  われら皆  すべてわれ等  われ知らず頭  われら青二才  われら先達  われら上士  われらシップ  われら同業者  長年われら  われ六七歳  見舞ひでわれ知らず興奮  われら山家武士  喜造われ  半分われ  為われ  噛われ  われら君側  われら探題職  みなわれ  煙われ  さわれ饑ゑてある日  友われ  秋われ  われら笛吹  われら供奉  われら警固  われら郷党  われら宮方  様子われ  會われ  頬われ  われら武者  われら弓取り  俘われ  われ君  われ知らず前  責われ  滲ハ良好ニ行ワレ  われら事  われら折々人  所以われら  われら家臣ども  天われ  われ地  今一度味われ  等われ  われ露原  われ生れ北  われ山繭  われさ  千代もとわれ  是時われ  われ汝等  われら皆裸  われら武人  われら武者ども  われら輿側  一われ  加藤われら  われ曰く  われ勇者  家われ  迎われ  われ陀羅尼珠  のちわれ  われ一人悄然  われ知らず日蔭者  われ知らず溜息  われ識ら  われら朝臣  われら将卒  十一月われ筑水  われら荊棘  謂われ  ひだわれ  われら弓矢  われら東国  後われら夫妻  われら一家  われら夫妻  われ藁半紙  われら楠木党  われら以外  われら会下山  われら一族みなここ  われら将士  われら端武者  われ十八  われ一代  われら見世番  われら幼少  現在われら日本人  われら盲人  われん  纒われ  あはれわれ死  われら萬金  われら茶人  われら完器  われら貧人  われらみな  われら御家人  一言われ  日主人われ  如われ  永劫囘歸むかしわれ翅  われ病  心われあらめ  住われ  われら大和民族  われ今国  われ次第  歳月われ  われ多年  花われ  宛然われ  われ元  事われ  三年前われ  われ京伝  邪宗門秘曲われ  調子われ  われらいま  墓われ  南極星下われ  アアわれここ  われら明治  ころわれ  われ髪  われ自らバレン  われ家  われら両人  外われ  われ復肴饌  一日われ芝辺  われ近頃人  仏われ  われ知らず布団  児共われ  われもと力  われら一類  われら附  われら秘蔵  われら守護  われ高尚  われひとり旅  われ産  われ知らず声  われひとりピエロ  われ今生  われみずから露  形勢われ  今われら  聖像われ手  われ山寺  恒藤権右衛門はみごとわれら天誅  われ時折東京  一夕われハドソン河上  われ迎  われえさ  われら町方同心  諛われ  われ知らず身  われ知らずそば  淫樂われ  のわれ  肉われ  呑気さうにわれ  われ知らず右  われら侍  われら石垣  われらお互い  われら凡人ども  われら一族  われら補佐  いちばんわれら  われら神州  つてわれ  三度われ  われ知らず隣席  われ方便  われら庭前  半ばわれら  われら国歌  者われら  われら敢  われ知らず三里  われら町家  われ文化部  惜毛われ  ふだんわれ  われ等二人  われ成仏  一歳われ  われら靈智  われ今ここ  らんわれ  ときわれ  われ等凡人  われら巨万  われ完璧  われら一部  われら模擬飛行機  叩つくしわれ  さんわれ  校庭われ  独りわれら一個  われら平民  われら薄倖  われら不幸  われら今日目のあたり  われら木曜会  われら一行十四名和田校長  われら記者  われ習  はらからわれら  他日われ  われら自分たち  たるわれ  われ歐羅巴  われら人民  われ罪人  われ劣らめ  われら近代  われら従軍者  われら新聞記者一  われら先着  われら一団  われ先づ口  つてわれら  TOKYOわれら  TOKYOわれ  われら民族  われ残つて  一踊りわれ  ときわれ等  むかしわれ等  われら降参  われら竜族  われ昨夜夢  われ啖  エブリスわれ  喫われん  われ穴  われ尊公  上帝われ  上猴どもわれ一  妃曰くわれ穢虫  われ言信  われら風情  われ笑  われ門前  われら五百人  狗われ  事露われ  われ安心  父われ  われら四十五  われら学生  われ稀代  われ貧  われなつ  彼われ  われ舟  われ夢  われ何  われ知らず病人  神われ  桃われゆ  酒われ  われ京  われ咀  五月雨われ  染紙われ  朝われ愛着  ワレ物  一ふしわれ  貝われ  巌陰われ  われ喜  われ哀  ぐらむわれ楽  千鳥われ  われ命  姉われ  われやまとはん  われ今秋  高楼われ  われ諸君  われ美  われ師  われなほ  諷われ  われ治子  われ知らず四辺  われ近ごろ  われ易  設われ  供物われら  われ知らず涙  隠匿われ  星われ  われ等及  われ等沢庵  われ等労働者  汝らわれ  われ浮世  われ軒  われら家族  憂慮われ  われ素足  む友醉はずわれ  われら夢  われら三年  我われ  二子山附近われ  君われ  われ幼  われら一歩  斗らわれ  われ奈翁  いつかわれら  われら坊主  われら一足先  われ知らず高揚  冬われ  放蕩無頼われ  われら頃日二  われ先陣  われ國府臺  われ知らず表面  みずからわれ  われら町人  われなほ土地  われ形  形われ  詞友われ  われ曹二匹争はず  われ怎麼  われ曹  われら猿  われ猟師  われ一矢  聴水われ  われ曹彼  今われ曹  われ曹三匹更  矢われ  われら心  われら僅か  がらわれ  脈うちわれら  われら静か  みちよわれら  多淫われ  われら現前  われら大声  われら血まなこ  哀われ  われひとり主人中将  われひとり家  無病息災われ  われ知らず催し来  われ出づるか  一時われ  安堵われ  大学われ  われら地球人類  われら地球人類以来  今回われら  われら世界  即時われら  われ知らず襟  われ獄  われら同志友人  コノ者ニ伴ワレ  われ等有色人種  最初われら人間  みんなわれがち  われ一個人  われ下界  われ性  われ舟夫  甞つてわれら  われ武田博士  桃われ髪  われ俗物  われ此  われいま汝  就中われ  われ非力  われら植物研究者  一年中われら  切那われ  われら口々  われらみな十蔵二郎  われらみな樫  われら急  われら母子  ものわれら  われら乗り  われいつ  われ二郎  われら大股  われ聞き覚え  われ語  われら少年  われひとりひとり  蛇われ  われなべ  われ尾州  われらみずから風  われら特有  われらみずから  われ等ここ  ツイわれ  偶われ  雨われ  われ棺  われ待ち  われら人力  われ持  われひとり殘  われらいま黄金  十八われ  われ倶樂部  五十三われ  われ入り  われひとり涙  思われ  兄弟われら  われ鹽原  われ旅行  われらみな主  死相われ  われ知らず垂  われら銃後  われいね  今年われ六十八老衰頓  六十七年われ  われ荷車  九月一日天われ  九月七日われ死  われら眷族  帝力われ  われら凡夫  老若男女われさき  われ知らず使  われ碁  われ圖  ワレ等  害われ  われらいつ  あれわれら  われらなり  われ知らずそれ  われ曾  われ等はらから  われ等父  われ知らず言葉  われら忠誠  われらザポロージェ軍  吾われ人間  われ知らず顔  日われら  われら鍾愛  われ知らず眼  われ知らず肩  われら宿  われ生得  われ生  われ等夫婦  われ胸  われ乱心  われ此時  われ半面  われ不審  われ此等  われ余り  われ其男  われ些  われ平生  われ長崎  われ言句  われ心  ことばわれ  餌われ  われ物心  われ木戸  キトわれ  爺われ  われ行  親われ  親ハヤわれ  われ偶  われ忘  われ足疾  園われ  将来われら  われ晴空  上われ  われ知らずくすり  過去三十年間われ等  われら今高華  一曲われ正路  九われ何  六〇われ低地  六三われ  七八われ面  五一われ懸垂  われ永遠  九われ  五七われ  六〇われ  六九われ  一五われ  三九われら  四二われ  われこ  われら平和  彼等われら  詩人われ  一二六われら一日こ  五一汝等邑民われ  われかく  五七われ答  われ全智  われ來  一八われ  三九われ彼  われ兩度  われ自ら來  ことわれなほ明  五一われ  時われ詩人  二一われ四方  時われ手  われ口  四八われ彼  われ後  七五われ顏  一〇八われ導者  ためわれ間  われ天意冥助  われ鏡  われ導者  一〇八われ  われシビリア  われ火  一二〇われ詩人  われ牝獅子  一八われ頭  一三八われ心  二一われ身  大体われ  われよみ  われら愛誦詩  狂言われ  折われら  二一われ右  六〇われさき  三度われ手  一二九われ終り  われアンテノリ  八一われ澤  われ顏  九六われ喉  一〇二われ眞  一三二われピーア  われ天  一一七われ名  われら誰  われ此罪  ときわれ神  一〇八われ名  五四われ  時われ身  二四われ  九われこれ  ためわれ世  われテー  われ罪  八四われ  われ洗禮  一三五われら  われ神  われ夫  われ肉體  われ過去  一〇五われ手  一二九われ智  われ冠  六九われ岸  一二六われ肉  われ死者  九六われ福  われ輪  われ三十五歳  われ眞  一〇五われ法王  われ乍らびっくりもの  現在われ  三これわれら  渇われら  雲われら  九われら  われら誓  徳われら  六六われら  五曲われ世  六われあきらか  九三われ  輝われら  われ律法  二一われ寺院  ことわれら  われら彼  われらみな汝  四五われ  われなほ一  三六われら  彼われら  一〇八われら  一八われ永遠  ムーゼわれら  ためわれ  六われら  われ茨  一三八後われ皇帝クルラード  われ先見  五一われ身  六六われ回顧  われらの  われら神  一二われら  一五〇われ不朽  一〇二われ  内面われら  みなわれら  われ色  一一一すべてわれら  われすべてこれ  一二三われら  われトマス異本  五一われ未來  われら聖徒  われらとい  九〇われ神  九三われらかく神  一三五われ在世  われピエートロ  われペテロ  四三われゑひにけり  五〇われ  廻われ右  政権一度われら  われ知らず唇  こちら向けわれ  われ獨  われ爾  責すべてわれ  夜われら十人  亡われ  われ貴国  横われ  我われ一同  われア親爺  心われ  罪人われら  われ守備  枕ぐ旅人われ  われすべ  來われ  立ち廻われ  われら小倉袴  図われ  われら求道  われ慈悲哀愍  われ知らず時間  われ知らず問題  われら酔  われら庶民  われ若年  われら儀  われッ  われ此景  われら此  われ暗黒  われ声  われ従軍記者  われ四人  われ親子  



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ワルワーラ・ドミトリエーヴナ  ワルヲムリニ  ワルンスドルフ  ワルウ  ワルーフ    割れ  割れよ  われ  割れ


動詞をランダムでピックアップ
填る資せよ引き分けよいわす綯わ合う振分けん並べ立てよ凪ぎさらせる倦んうしなっ悪たれ叩き起し奪わ飲み干そ呆れるつき合せ従っなだれ込ん
形容詞をランダムでピックアップ
にがにがしくせまくひもじゅう水臭きいとわしいすばしこかっていたから蒸し暑いひさしき舌たるいボロ似合しく女々しゅう古し無しあさましきいじましい気味悪かっ図太く