「でる」の使い方、ほかの品詞の結びつき

日本語コロケーション辞典 テストバージョンです。
青空文庫 約12,000作品を対象に、品詞単位で分別し、ほかの品詞との結びつきを一覧で表示できます。
分析対象が50年以上前の作品であるため、用例にも古さを感じます。これを解決するため、今後新しい文章を追加、もしくは入れ替る予定です。
プログラムを用いて生成しているため、不適切なキーワードが含まれる場合があります。
ご了承ください。(これについても精度を上げていきます)
動詞

~ でる[動詞]
知つてる  なにを言ってる  何が住んでる  壁は落ちてる  雨が降つてる  其悠然が駈つこしてる  魚を分けてる  碁を打ってる  格好ったら、背負ってる  方が当ってる  背中へ張りついてる  無茶ばっかりいってる  所帯を持ってる  とこへ行ってもおとなしくしてる  外で待ってる  ひとだって困ってる  吹き流しと来てる  礼子ちゃんは寝てる  母さんも眠ってる  おんぶしあってる  ハイキングとしゃれてる  何、おいたしてる  苦労してる  苦労はしてる  ンか持ってる  大事にしてる  莫迦にしてる  空家ばっかり探してる  ンかしてる  お兄ちゃん泣いてる  秀ちやんは泣いてる  ままで、むにゃむにゃ云ってる  僕もつてる  何を考へてる  思つてる  火鉢をもらつてる  うまい水もわいてでる  批判をなさんとしてる  気分や、生きてる  から齷齪するだけ馬鹿げてる  活力多く生きてる  活力を失ってる  準備が出来てる  競争が始まってる  それ以上聞いてる  往って待ってる  何云ってる  何かぶつぶつ言ってる  実を盗んでる  食つてる  言つてる  自然に滲みでる  しめ木にかけてる  餓死から身を守ろうと戦ってる  ためにされてる  今七時間働いてる  屁でもはなてる  こちらをむいて立ってる  何かと思ってる  馬鹿にしてる  弁護してやってる  興味をもってる  正月から小田原にずっと行ってる  一人で淋しくて困ってる  好意をもってる  君だってきいてる  一軒家が立ってる  襟巻をして、そして、持つてる  溜息がでる  涙がでる  水にうつればそよいでる  もの着てる  みんなが考えてる  向でおいでる  旅へでる  今さしてる  色がしてる  テンテコ舞をしてる  議員なんどしてる  世話してる  番してる  戻りに遊んでる  豆が芽ぶいてる  たか動いてる  経営してる  こだったら、と言ってる  基本は出来てる  偶然にそうなってる  練習をしてる  野球をしてる  あなたは飽きてる  甲子園に出てる  グラヴは持ってる  烏賊を採ってる  僕が使わせてもらってる  自分で作ってる  手がのびて来ようとしてる  口座に入ってる  気合を入れてる  なにをしてる  交互に食べてる  毎日なにをしてる  ちょっと離れてる  看板が出てる  姉も、ぜひ来てくれと言ってる  小さな島から来てる  招待されてる  性格にも合ってる  学校を出て働いてる  同級生たちは、どうしてる  陽に焼けてる  ときすでに終ってる  みんな出払ってる  どこかへいってる  外国へいってる  勉強してる  仕事をしてる  体質は、すこし変わってる  肌を出してる  馬鹿だと思ってる  視線にも出てる  ことを嫌ってる  わけではないけれど、冷たいとか気どってるとか、あるいは、すましてる  祐一は、すこし変わってる  ほうが、よっぽど変わってる  町へいってる  浮輪は覚えてる  宅配してもらってる  水着はよく似合ってる  恰好悪いよ、恥ずかしいよ、愛し合ってる  デスクに張り付いてる  現場要員になってる  私は感じてる  夫婦は愛し合ってる  私がそう思ってる  元気でやってる  海を感じていたい、なんて言ってる  一年じゅう焼き蛤を売ってる  プールがあって、いちおうは洒落てる  みんな来てる  それで食べてる  空手を教えてる  ヴィデオが出てる  写真が出てる  セックスばかりしてる  男なんかいらないと言ってる  好きにしなさいと言ってる  パンを食べてる  町を歩いてる  恵子さんも言ってる  恵子さんは言ってる  風呂に入ってる  将棋が写ってる  ここが気にいってる  いま使ってる  私に教えると言ってる  彫りの深い、黙ってる  ところへ行ってみたいと思ってる  私は埋まってる  姿勢でも長く続けてる  ものが落ちてる  ベッドなら落ちてる  のも立ってる  勉強は進んでる  県道からすこし引っこんでる  家をでる  普通に泳いでる  どこかで遊んでる  新聞を読んでる  手がこんでる  のを持ってる  みんなお前を可愛いと言ってる  姉ちゃんが待ってる  顔にまで塗ってる  何を言ってる  兄さん、怒ってる  それは、わかってる  ばかにしてる  興味を持ってる  雑誌部へなら、はいってもいいと思ってる  ちゃんと判ってる  脱線してる  共鳴してる  悪口を言ってる  冗談ばかり言ってる  紹介状、持ってる  卒業してる  二十を越えてる  お前は、そんなにしょげてる  そうに言ってる  心地になってる  春秋座から手紙が来てる  お祖母さんが附いてる  中から持ってる  籍を置いてる  飴を食ってる  火を吹いてる  囃子を行ってる  児だが、言ってる  札が附いてる  此処らで啼いてる  屹度饑に泣いてる  研究をしてる  私ン所に明いてる  ものとばかり思ってる  君も心得てる  雪江さんに極ってる  薄赤くなってる  何を為てる  夢中になってる  のと言ってる  天麩羅を喰ってる  大抵年を喰ってる  ベタリと坐ってる  物を言ってる  戯言でも言ってる  接近したがってる  一体新内をやってる  清元をやってる  下女の聴いてる  のを待ってる  何だか分ってる  花がさきみだれてる  めえはできると思っていばってる  からいばってる  時計にしてる  光があふれてる  飯を食ってる  下にうずくまってる  腰弁になってる  何が下卑てる  なにをいってる  喧嘩をよさせようと思ってる  みな制服を着てる  喧嘩をしてる  伯父さんは酔ってる  ぼくなぞは生きてる  難儀してる  事情が重なってる  豆腐屋をしてる  大切なのは人間だってしじゅういってる  きみを殺すといってる  面をしてる  命令にしたがってる  使いになってる  横を向いてる  悲鳴をあげてる  退校させるといってる  巡査が立ってる  なにしろふとってる  助役でいばってる  商売をやってる  親父にふりまわされてる  下を這え、立ってる  なにをいうか、ぐずぐずしてる  工事問題が起こってる  同志会をしょって立ってる  ために生きてる  顔をしてる  捕手をやってる  奔走してる  火傷をしてる  それは間違ってる  ぼくにはわかってるよ、わかってる  なにをそんなにおこってる  はりにひっかかってる  キャッチボールをやってる  薬をもらいにきてる  金をためていばってる  血が活きてる  魂が残ってる  ふしぎがってる  力を入れてる  豆腐を売りまわってる  なにをやってる  今度からピッチャーをやってる  魂がこもってる  青木を買いかぶってる  方向がきまってる  力を入れてつきだしてる  新聞紙を敷いて座ってる  おまえさんもきてる  草に座ってかつ飲みかつ語ってる  なにをぐずぐずしてる  一ぴきはいってる  ことをわすれてる  ことばかりを考えてる  惧してる  中にはこういってる  最初からわかってる  医者の子からわいろをもらってる  まねをしてる  どこかにかくれてる  ッ切っ先がさがってる  あだ名されてる  このごろ不良少年があるといってしきりにさがしてる  玉杯をうたってる  わきにつきでてる  ぼやぼやしてる  方を見てる  私持ってる  気にしてる  状態をつづけてる  ことをいってる  ものを書いてる  友達が待ってる  ところへ来てる  写生をしてる  口をしめてる  おれにかかってる  戦場へでもでる  覚平さんのさしいれはすんでる  からないがすんでる  それもすんでる  人がなくなり売りにでる  大学をでる  間柄をさいて喜んでる  ぞろぞろ教室をでる  譬喩がでる  事歴を学んでる  学校をでる  外へでる  床をでる  本を読んでる  腹からでる  火のでる  伯父覚平で、叫んでる  ものもいわずにふさぎこんでる  ものを見て喜んでる  ぼうなどを見て喜んでる  中に飛びこんでる  不良少女と遊んでる  門が少し明いてる  首に掛けてる  眼が眩んでる  寒い裏から流れでる  くしやみがやたらにでる  嚢にみてる  一軒一軒がわけて作ってる  政府から借りてる  おやじは眠ってる  平均に働いてる  考えが間違ってる  のにもてあましてる  生で食べてる  毛がおつたつてる  傍観してる  道はわかってる  死にかかってる  何と言ってる  鬼だと言ってる  ぐにひいひい泣かせてる  帰朝してる  解つてる  蝉の鳴いてる  あいたり、しまったりしてる  濠端まででる  靜かさが少しく長くなると、どうして遊んでる  何かを摘んでる  母は猶立働いてる  水は青黒く濁つてる  あてがつてる  呼吸してる  七八人一人も起きてる  静かさが少しく長くなると、どうして遊んでる  母はなお立ち働いてる  水は青黒く濁ってる  会話をやってる  着物をあたためてはあてがい、あたためてはあてがってる  ことがなくうろうろしてる  死に顔美しく真に眠ってる  ことなしに、よろしく頼むといってはいるものの、ただ見る眠ってる  話を聞いてる  顛末を語り合ってる  いつかこわれてあけ放しになってる  話を話し合うてる  妻もうとうとしてる  八人ひとりも起きてる  店を持ってる  威勢よく伸びてる  端に聳えてる  一区域内に集まってる  動き方をしてる  誇りとしてる  記念として残ってる  純血が保たれてる  生活してる  一番多く用いられてる  形式化してる  勢力のなくなってる  母語としてる  使用されてる  サーヴィスをしてる  目がぎょろりとしてる  形成してる  定住してる  於いて成功してる  生活様式を作り出してる  物を産み出し、またすでに生れてる  日を立てたりしてる  今残ってる  巨像の倒れてる  エジプトに流れ込んでる  何か付いてる  利権を買ってる  退散してる  悪戯をしてる  ボロがでる  ぼんやりと来てる  想像してる  興味をもつてる  喋つてる  やうに考へてる  不完全に切れてる  守をさせてる  おふくろは云ってる  病院に行ってる  誰かが待ってる  子を抱いてる  何か生きてる  散歩にでる  散在してる  煉瓦とで出来てる  中にもぐってる  於てなされてる  各地で行われてる  放置されてる  地面にもぐってる  ものを持ってる  甕を備えてる  抱擁してる  展べられてる  身につけてる  眼を見開いてる  建設されてる  余生を楽しんでる  払つて外へでる  痛手でも受けてる  奥に秘めてる  世界にとじこもってる  意見を持ってる  人から見られてる  男嫌いだと言われてる  書類をいじってる  二人が愛し合ったと言えば、なんだかばかげてる  農業をやってる  ことが分ってる  心に残ってる  ウイスキーにさほど酔ってる  身に受けてる  記憶に残ってる  素っ裸にされて、打ち震えてる  一心に思いつめてる  方でも、なにかに憑かれてる  炬燵にでももぐり込んでる  気で来てる  雉子が啼いてる  とつぷりことづぶりこで寝てる  づぶりこで寝てる  きらきらしてる  麦刈りしてる  天上面してる  ぼんやりしてる  蒟蒻玉見てる  空見てる  光つてる  渦を巻いてる  狐がまた来て覗いてる  腹逼つて、ねらひを定めてる  年月見馴れてる  云つてる  信頼しきってる  艶が出てる  酔いかけてる  上から差出てる  手になってる  席に侍ってる  ひとがしてくれてる  夢でも見てる  涙さえ浮べてる  おばさんと呼んでる  あちらに住んでる  顔を洗ってる  それじゃあ、ただうんうん云って聞いてる  大丈夫にきまってる  戦争に行ってる  事を話してる  のは、ことによると死にに上ってる  から早く聞かせろと云ってる  何か云ってる  当人死んでる  何を云ってる  萬朝報にでる  遠方と来てる  ことを考えてる  一つ図書館をやって見たいと思ってる  披けて見てる  面白いことを考えてる  時代だと思ってる  世相に浮いてる  手紙を抱いてる  人が足りなくて騒いでる  資格を持ってる  順ぐり居眠りしてる  自信なんぞ持ってる  仕事は生きてる  彼は云ってる  話がでる  万策つきはてる  何の夢見てる  カアカアつて啼いてる  あれ泣いてる  歌つてる  合奏してる  月様何してる  星様何してる  日なたぼっこしてる  往ってる  心配してる  三尺ばかり開いてる  人々が集ってる  オバサンゴトと呼んでる  素質を持ってる  今でも遣つてる  今でもやってる  色をさしてる  太古を夢見てる  色にみとれてる  やうにわきでる  こになれば、しみでる  ふしにこぼれでる  なかに咲きいでる  こみちにうかみでる  やみにうかみでる  のふけるにつれてまざまざとうかみでる  なかをすべりでる  くらがりにはひでる  ほとりにふらふらとまよひでる  なかにさきいでる  君はいってる  口論してる  何をいってる  二枚残ってる  本を欲しがってる  刎ねて来て、最も困ってる  ことしてる  まごまごしてる  ちょと逃げてる  ことを、云ってる  それで云ってる  何だかかってる  仏国革命に現われでる  一人で飲んでる  歯齦からゆるみでる  血が流れでる  ものが迸りでる  人間が多少ずつは持ってる  哲学的背景がまったく欠けてる  何がっていってる  ここでやってる  病気が悪るくなるにきまってる  あなたの思ってる  俺の酔ってる  俺が酔ったまぎれに泣いてる  飯なんぞもぞもぞと食ってる  俺は惚れてる  追従にいってる  ことを悲しんでいないと思うと間違ってる  ぬいさんに惚れてる  ひそかに泣いてる  妾を持ってる  ものだと思ってる  お父さんは思ってる  台所で働いてる  ことも判ってる  今空いてる  間、何やら考えてる  影の写ってる  底まで澄みきってる  今じゃもう濁ってる  私はこうしてる  水も澄みきってる  今ではもう濁ってる  お母さんは買い被ってる  お話してる  何を笑ってる  澄子の笑ってる  八畳を借りてる  煙草を吹かしてる  後片付けをやってる  却って迷惑がってる  苦学をしてる  萎縮してしまってる  何をしてる  机を使ってる  納まり返ってる  御馳走ばかり食べてる  物ばかり食べてる  噛ってる  彼はただ笑ってる  腹が空いてる  相当には働いてる  初めから変人だと分ってる  何をなすってる  挨拶をしてる  こともあるし、黙ってる  仲間入りしてる  夢をみてる  から面白いので、みてる  彼が、酔ってる  愉快になってる  両方立上って殴り合おうとしてる  どくどく流れ出してる  皆で、倒れてる  ことをしてる  意識を持ってる  足が汚れてる  澄子が思ってる  袴をつけてる  間接療法をやってる  額を冷してやってる  呆気にとられてる  頭を冷し続けてる  台にのってる  頬辺を支えてる  いつまでも眺めてる  萠え出てる  天井から下ってる  一日病院につとめてる  ごろごろしてる  空を見てる  落付いてる  気がしてる  気を取られてる  先月から滞ってる  学校に出てる  下宿屋にはいられなくなってる  学生の持ってる  人だと思ってる  雨がまたじとじと降り続いてる  雨がまだ少し降ってる  鬱憤もまだ消えずに残ってる  本当の憤りの籠ってる  方を向いてる  滑稽だと思ってる  中村がそう云ってる  洗濯物をしてる  私真面目に云ってる  腹をでも立ててる  様子をじっと窺ってる  髪を結ってる  自分を見つめてる  薄すらと流れ出してる  物の動いてる  形で、なおじっと立ちつくしてる  上に坐ってる  歯をくいしばってる  眼を覚してる  顔を出したり入れたりしてる  枕をなおしてる  いつまでも愚図愚図してる  庖丁を握りしめながらつっ立ってる  お母さんは、泣いてる  朝靄のかけてる  魚の泳いでる  自然を磨きこんでる  澄し込んでる  んですが、もう死んでる  爪が深く喰い込んでる  影を含んでる  帯を結んでる  類名のもでる  貰ひたがつてる  いつまでも喜んでる  つてくれてる  さがつてる  何を食べてる  今頃どうしてる  やうに売つてる  位貰つてる  ふかやさめがつきあたってる  お前はふるえてる  書記になってる  ものになってる  九十億気圧以上になってる  ビルデングになってる  そもそも誰だかわかってる  列からはみだしてる  頃から来てる  告白病にかかってる  貴女が考えてる  顔には泣いてる  とくにして探し回ってる  何を解こうとしてる  恋慕してる  顔を持ってる  地位に立ってる  先生を勤めてる  こちらを見てる  帷が下がってる  批評ばかりし合ってる  空は重々しく垂れかかってる  医者から宣告せられてる  面接してる  研究してる  距離を測ってる  涼しいこととでも思ってる  気分とを帯びてる  日を送ってる  気分が漂うてる  なかで頷いてる  爾がくっついてる  石膏像が立ってる  墓穴を掘ってる  彷徨してる  存在してる  喜びが萌してる  蔵してる  鬩ぎ合ってる  からいつか書き替えたいと思ってる  さりげなく漂うてる  からざる統一作用が働いてる  者が働いてる  予想してる  合致してる  一致してる  本性となってる  ただちに徳に適ってる  現在にのみ立ってる  錯誤が横たわってる  愛に関しては多く論ぜられてる  脈搏が波打ってる  力がこもってる  分裂してる  情意とは相背いてる  対立せしめてる  茫然として生きてる  そこに立ってる  人格を求めてる  基礎を置こうとしてる  魂が宿ってる  恋をしてる  証券を保ってる  充実してる  歓喜にみちてる  死を弄んでる  ヴントを読んでる  秘密が潜んでる  なかに潜んでる  神秘が潜んでる  変つてる  人はほんとにわかつてる  星がいっぱい輝いてる  星が輝いてる  のは、ことに一際輝いてる  荷ってる  一生懸命になってる  平気で飛んで、すっくとつっ立ってる  ケメトスが飛んでる  悪口言ってる  便所にいってる  ことを思ってる  下よりこぼれでる  性を受けてる  ことを云ってる  とぐろを巻いたりしてる  眼やにをつけてる  角突きあってる  緊張しあってる  多くは遊んだり読んだり観たりしてる  そこに来てる  わきから見てる  人々が集まってる  隙をねらいあってる  誰しも持ってる  無視してる  使用してる  彼にとっては、如何にもはっきりしてる  ポーズをとってる  ものを読んでる  今晩皆で面白く遊んでる  ジャンヌがよんでる  母ちやま、わかつてる  話をしつてる  路が判らなくて困つてる  路が判らなくて困ってる  へちま垂れてる  なにしてる  何處さ泊つてる  こと書いてる  もの向けてる  默つてる  ツかながつてる  泊つてる  長がまつてる  ツかし見てる  何してる  淫賣でもしてる  ハアハア云つてる  つて云つてる  頭してる  貰つてる  めんこい顏してる  國ではどうしてる  文はどうしてる  一番働かされてる  ちよろまかされてる  一生懸命働いてる  八時迄も働いてる  から貧乏してる  ことにして置いてる  寢ぼけてる  何云つてる  手紙ば出してる  入口さ立つて待つてる  工合で、ひよつこり現れたり、見てる  やつて苦しんでる  かおべでる  背中ば出して、泳いでる  食はねえでる  由、呼んでる  みんなおべでる  たくさん死んでる  百人死んでる  五千人死んでる  自転車で買いだしにでる  熱まででる  相撲をとってる  僕ら見てる  一度は食べさせてくれたけれども、ほんとになくて困ってる  向きにできてる  処女なんて、とかいってる  ムッツリと思いつめて考えてる  私は生きてる  サチ子さん、まちがってる  それを聞いてる  風もひどく、飲んでる  われもてる  たくさんいらっしゃってる  孤児はなかなかすれてる  腹がへってる  それを言ってる  太陽がまわっていると言ってる  素人が言ってる  あたりにふるへてる  約束されてる  光にそびえてる  何処に起ってる  廊下を歩いてる  指一本欠けてる  やうに思ってる  隔ってる  今病気をしてる  母親が起きてる  目に見えてる  停止してる  それを起き上って見てる  熱心に聞いてる  椿が美しく咲いてる  自由を失はれてる  夢を見てる  涙にうるんでる  喧嘩を売られてる  お茶がでる  もんを持つてる  溜つてる  訴えが出てる  退屈してる  火花を散らしてる  なつたんだ、と訊いてる  邪魔をしてる  親玉みてえに己惚れてる  話をしてる  問題にしてる  使つてる  脈もしつかりしてる  ことばかり考えてる  ようなら、まずつき合えるとみてる  故障異議を申出でる  処以上に出でる  時化が来てる  線を引いてる  山から引いてる  憔悴してる  向うでも待つてる  催告が行ってる  手を切ると、先ず、けんが赤うなってる  肩入れはしてる  一寸間アが抜けてる  カツラを売ってる  みんな心配してる  名前が入ってる  センチメンタルになりすぎてる  とおりにしてる  仕事をやってる  完成模型がもう出来てる  海底は深く掘りなおされるにきまってる  測量が、すでに終わってる  噴火してる  罐に入ってる  パンからオイルがもれてる  映画ばかり見てる  影を見てる  アランが映ってる  三か月たってる  話を聞かせてもらってる  猿を甘やかしてる  宮殿にでも住んでる  みんなよろこんでる  町に住んでる  葉裏を見せてる  雀が囀ってる  合流してる  寮になってる  空を蔽われてる  若葉が少し残ってる  眼をつぶってる  枯死しかかってる  そこにたまってる  なにしろ、焼けて枯れてる  柴田巳之助が覚えてる  音をたててる  放射状に生えてる  眼が、生きてる  中空に突き立ってる  椎の木に、甘えてる  抵抗してる  驚異を秘めてる  安らかに眠ってる  彼等がしてる  露出してる  瞼にたまってる  枝葉を茂らしてる  大半枯れてる  蔭に飛んでる  ことがよくわかってる  顔はまるで生きてる  グヅグヅしてる  事は極まつてる  一寸間ァが抜けてる  お前のやろうとしてる  気の付いてる  竹林が続いて来てる  女に一度逢ってもらおうと思ってる  うどつかで苦しんでる  手紙に残ってる  いつまでも残ってる  さにはなれてる  道すじを辿ってる  問題を取扱ってる  空想家であったといってる  横臥してる  通学してる  ことなど語ってる  私が持ってる  境地に達してる  枕に垂れてすやすやと眠ってる  空に昇ってる  絵葉書はけっしてよくできてる  決心してる  シュルドを作ってる  出発しようとしてる  一すじに思ってる  根拠をさえ持ってる  思索が間違ってる  威力を持ってる  心は持ってる  スタイルさえできてる  ときであるといってる  私の持ってる  そこには光り輝いてる  渇仰してる  今どうしてる  うちひとりも生きてる  今あなたの住んでる  炭焼竈からでる  中から流れでる  定評となってる  不平をいってる  何となく総てを知りぬいてる  石に生えてる  何をぐずぐずしてる  全体何をぐずぐずしてる  いつまでぐずぐずしてる  二百万年たってる  下にかくしてる  大へん怒ってる  雨をやってる  霽れてる  物を云い合ってる  大事にしてあげてる  かやかや物を云ってる  さっきから喧嘩してる  達観してる  骨がころがってる  云ひ合ってる  虫が鳴いてる  代議士なんてやってる  錦町になってる  幾つもうようよしてる  色がとけてる  どんどん降ってる  嘘を云ってる  雪が降ってる  童話がいってる  朝早く来て寝てる  事してる  年をとってる  から見てる  から寝てる  綿でも詰ってる  ニコニコ笑ってる  酒呑んでる  方が洒落てる  威勢に驚いてる  家に縮こまってる  野暮天がのさばってる  研究者なんて働いてる  何をやってる  溜飲を下げてる  実情が分かれば、がたがた言ってる  ワープロは売ってる  みんな、覚えてる  大局を見失うに決まってる  何をとぼけてる  石原慎太郎聞いてる  何をわめいてる  スタインバーガーだと浮かれてる  葬式がでる  鬼がでる  蛇がでる  業界に打ってでる  世にでる  300MIPSはでる  姿をひねてる  君金持ってる  呼吸が合ってる  京都で待ってる  肩入れしてる  三百円残ってる  から大分利子をまけたってる  十年ほど居てくれてる  時計遅れてる  なかにたまってる  居眠りしてる  ボタンがとれちゃってる  いま皆外へ出てる  遊ばせ言葉と来てる  筋が通ってる  莫迦にされてる  眼はもってる  雪を見てる  なにぼやぼやしてる  今日こうしてわざわざ来てる  嘘を言ってる  新聞記者に惚れてる  ことを言ってる  私の言ってる  僕いま勤務時間中をサボってる  うまい人だったら、踊ってる  商売にしてる  節季はもう過ぎてる  二階までにおってる  ものごとにいちいちこだわってる  威力におそれを成してる  いちばん悲観してる  写真やってる  辞職を申出でる  無断で休んでる  ゆうべ眠り薬のきいてる  膏となって滲みでる  皮肉にでる  密書を読んでる  一番船のでる  悲哀やひるみが湧きでる  みんなねてる  魔がさしてる  庭はきしてる  法題にはなつてる  桃割にゆつてる  目からでる  免状を持つてる  そばで聞いてる  巡業してる  手があいてる  中で割れてる  お客と話し込んでる  行燈をとぼしてる  習つてる  なかったように思ってる  時に似てる  それから一パイやってる  タマを打ってる  コースへでる  ちゃんとこちらにはわかってる  世界をでる  舞台へでる  軽業をやってる  ことは思ってる  ことを云って待ち兼ねてる  それからずっと寝てる  確に寝てる  ふっくりしてる  ゃちょっくら見舞ってやってる  雨が降ってる  ようになって泣いてる  ようになってる  歩きにでる  風の死んでる  蠅はぶむぶむと窓に飛んでる  自然に住んでる  ぜんに生えてる  平つくばつてる  草を吹いてる  遠くの空で吹いてる  彩色されてる  海草の焚けてる  闇に鳴つてる  草地に生えてる  近く抱いてる  リズムがよく現れてる  響をきいてる  私が分ってる  可愛い顔をしてる  自分の思ってる  例のをやってる  ものをいってる  それだから、こうしてる  何かまるで変ってる  オッ死んでる  旦那が死んでる  一人で死んでる  人の死んでる  裏口が開いてる  辺で待ってる  僕は生きてる  ちゃんと掃除して待ってる  から資金を貸せだの、困ってる  別荘を持ってる  独り住居してる  東京に向ってる  呼出しを食ってる  当にしてる  事ばかりいってる  夜中は待ってる  信造が待ってる  姓としてる  僕に負いてる  どこに棲んでる  道を学んでる  お前さんは酔ってる  ぼんやりと見てる  玉乗りに凝ってる  枕許を走ってる  ざざんさと寄せてる  照つてる  香ははずみ、闌けてる  影が持つてる  包囲されてる  魂を持ってる  彼から何かを盗まれてる  んだなといろいろ考へてる  何万両貯めてる  のを嬉しがってる  事なら喜んでる  籠をもってる  わたしだってよく似合ってる  ちゃんとわかってる  わたし黙って坐ってる  どこかに働いてる  満足してる  組合に入ってる  毎日毎日頼んでる  指環をはめてる  あわをじっと見てる  顫へてる  汽車の通ってる  煙が上がってる  爺が立ってる  きり、ふるえて泣いてる  花を嗅いでる  面倒をみてる  安心しきってる  感傷に囚われてる  半数以上持ってる  幾日もかかって弄ってる  針箱を引き寄せて坐ってる  手で育てられてる  一兼子さん自身でそうしたいといってる  裏書きされてる  面倒を見てる  万事お任せしてる  一家を持ってる  お客様だからと断ってる  彼はじっとしてる  一緒に暮してる  感謝してる  戸籍上私生児となってる  心が動いてる  空想に耽ってる  屹度あなたに似てる  占領したがってる  負さってる  眼が絶えず動いてる  保護してる  間にはいってる  物になってる  光を受けてる  顔は、笑ってる  揶揄ってる  玄関に並べられてる  顔を伏せてる  子供を見守ってる  前に沢山散らかってる  糸に繋がれてる  平べったくなってる  方をじっと見てる  唇から覗いてる  お母様に馴れてる  やあ来てる  一面に曇ってる  兼子もそう云ってる  電気の光りに輝らされてる  躊躇してる  清徹さに満ちながら曇ってる  余り拘泥しすぎてる  それらにまつわってる  昔からやりつけてる  俺を何と思ってる  何を考えてる  余り長く黙ってる  何かすねてる  喫驚してる  幾代が今更怒ってる  のと云ってる  彼女は坐ってる  極り塞がってる  兼子がこう云ってる  自分が慕われてる  ぼんやり眼を見据えてる  玄関につっ立ってる  前をぶらついたりなんかなすってる  依子はすやすや眠ってる  針を運んでる  三田に住んでる  お前は本当に思い込んでる  空想を楽しんでる  大変急いでる  上に屈みこんでる  皮膚のたるんでる  上に並んでる  箸を掴んでる  皮膚がたるんでる  手筈やが潜んでる  ただ一人で考え込んでる  あなたを呼んでる  そ言はせてる  神經が疲れてる  左側の空いてる  入院してる  來してる  隱れてる  茫うとしてる  女はどうしてる  笛吹きが笛を落してさがしてる  吉とんとんなにしてる  ほうがいいにきまってる  同居してる  いっしょに出かけてる  ふたりでこうしてる  男性が来ているかもしれない、と思ったりしてる  ことを気づかってくれてる  あいをやってる  演奏もしてる  研究されつくされてる  出版されてる  ここに入ってる  コレクターが、狙ってる  なかに入ってる  レイベルも、残ってる  ここにそろってる  流行してる  びっくりしてる  ここに住んでる  日本に住んでる  ちゃんと真空管が並んでる  血が怪しいと思ってる  あたりを覚えてる  八月に入ってる  避暑に行ってる  落着いて坐ってる  君の考えてる  悪病患者視してる  憤慨してる  何処か知ら脱けてる  んだと思ってる  慈くしむとか云ってる  先生避暑にでも行ってる  外へ出てる  歩き振りでやって来てる  金モールになってる  唯貧乏してる  貧乏してやってる  ことばかし云ってる  十年来続けてる  恐ろしいことになってる  実例も見て来てる  ことになってる  余り閉口してる  ことではないと思ってる  病人が出来て帰ってる  室も明いてる  彼の飲んでる  飼育されてる  治療を受けてる  主眼としてる  自爆されてる  風流とを兼ね具えてる  豪華さを具えてる  一杯つまってる  付属してる  坊市場と云われてる  閉鎖放置されてる  頭に深く刻まれてる  念を置いて生きてる  行つてる  落着いて坐つてる  君の考へてる  惡病患者視してる  何處か知ら脱けてる  貸家搜しに出かけようとしてる  十年來續けてる  閉口してる  歸つてる  飮んでる  組織イになってる  事いってる  四辺を見てる  鼠でも死んでる  ように出来てる  下に踏み付けてる  ア因果だと思って諦めてる  俺を憎んでる  決心は付いてる  下にもってる  通り、うたってる  話をきいてる  人を扱いつけてる  それで怒ってる  なに、云ってる  今日苦しんでる  操縱されてる  講演をやってる  二六新報社で待ち合わせてる  刑をしょわされてる  一円ばかりもってる  三田先生だって私たちがこんなに思ってる  矛盾してる  死ぬのを待ってる  カキが頑張ってる  風吹いてる  先だって後だって、わるいにきまってる  姉ちゃんと何話してる  こと話してる  どっか専門学校へ行ってる  誰かおいてる  三田先生おとなしく引っこんでる  貴方に惚れてる  平気で着けてる  通つてる  後に生き残つてる  墓が見えてる  ものが動いてる  風で揺れてる  跟けてる  坊主が踞んでる  家は空いてる  万灯を持って飛びはねてる  おいら今考えてる  銃を持つてる  押へてる  急所を外れてる  のを待つてる  爆撃機にさへ乗せてもらつてる  部屋に住んでる  群つて咲いてる  弦月が照らしてる  命令してる  千草八千草さきみてる  吸はして寝てる  何か考へてる  馬を持ってる  集会所に行ってる  人波を見守って立ってる  腹が減ってる  ことは分かってる  話のでる  びんと撥ねてる  おれが来てる  台詞をすつかり覚えてる  図面を持つてる  のぞき出てる  ひそかに巣くってる  蹲まってる  昆虫を待ち受けてる  水滴を浴びてる  戌ってる  私につきまとってる  病気だと思ってる  現代離れがしてる  まり微笑しすぎてる  二人は始終逢ってる  先端にも触れてる  おばさまと愛し合ってる  話も、さらりとしてる  臀を据えてる  尊敬してる  そこに坐ってる  建物をおぶってる  鼻先をつきだしてる  口を利いてる  探偵されてる  彼から嘲笑されてる  きれいに咲いてる  上方が折れ朽ちてる  仄見えてる  緑葉から覗き出てる  酒ばかり飲んで、寝たり起きたりしてる  研究題目へも取りかかりたいと思ってる  私が頷くと、酔ってる  ように投げ出されると、酔ってる  何か言ったり、互に囁き合ったりしてる  にこやかに微笑んでる  蛙が驚いてわめいてる  文化委員会から質問のでる  ゴム靴をはいてる  しんとしてる  間違つてる  先輩と威張つてる  十分優勢を占めてる  幣を頻りに論じてる  のは馬鹿げてる  養生にいらしてる  バアは開いてる  上に投げてる  区劃せられてる  秋が持ってる  もの、濁ってる  もの、澄んでる  わけは、わかつてる  そこにさうしてる  静かにしてる  一戸構えてる  小作に入れてる  ゃでいてくれればもうお父さんになってる  みんなまできいてる  これも折れてる  丹精なすってる  ために詫びてくれてる  商店をやってる  収入役してる  家へいって遊んでる  アラまた光ってる  方は持ってる  家を持ってる  ちゃっかりしてる  家へ行くと思ってる  お腹がすいてる  鰌が泳いでる  ものときめてる  感心してる  漁を待ち構えてる  どぎまぎしてる  ことが出来やしないかと思ふと、落ちついてる  やうになってる  繁吉は、弱りきってる  あかの浮いてる  彼女は、泣いてる  むづかって泣いてる  掌ってる  往ってやる、かまえをして待ってる  元来社交動物に出来てる  構へてる  上つてる  残つてる  人の生きてる  洞窟に棲んでる  唯一人で住んでる  たわごとをいってる  辛抱してる  そればっかり見てる  どこかしらに籠ってる  いやに納まってる  オオ寒い、まだ降ってる  うちは、しばらく、流れでる  方へ行ってる  ニイチェが云ってる  玄関を構えてる  瞑想人種に出来上ってる  母とが残ってる  ようにさえ明るくなってる  んだ、と聞いてる  どこだと思ってる  蝋燭だと云ってる  上になってる  酌が附いて飲んでる  桝を持ってる  んだといわれてる  会計をしてる  札が出てる  小松君起きてる  ペンキ屋同士が云ってる  何をお高く止ってる  前へ出るとペコペコしてる  ノドに流れこみ、起きてる  全然質がちがってる  駅をでる  苦笑してる  証明してる  首がするする伸びてる  温泉へ来てる  下痢をして困ってる  担任してる  発行されてる  掲載されてる  軽視されてる  重量を持ってる  翻訳もやってる  科目が残ってる  学校にぐずついてる  沢山講義を聴いてる  補助でも受けてる  いつまでもぐずついてる  いくら勉強してる  恩になってる  母さんはもう行ってる  身をもちくずしてる  鳥打帽をかぶってる  心に誓ってる  わたしは思ってる  何か云い争ってる  ものに、なってる  要約されてる  にこにこしてる  ことくらい分ってる  飲み代に困ってる  上になお飲んでる  どこに住んでる  飼つて見たらなどと考へてる  ことは馬鹿げてる  ことを訊いてる  力に犯されてる  歇つて薄明かりのさしてる  口もきかないで寝んでる  県から入ってる  目にあってる  黄いろになってる  いつまでも待ってる  煙突の出てる  ピストルぐらゐ持ってる  椎蕈つくってる  証拠だなんてまだ挙がってる  關心を持つてる  體わかつてる  タバコも、うまくなるって言ってる  ツル菜鍋とは変ってる  銀を被せてる  僕が附いてる  殘つてる  戀のおほくが眠つてる  影像は動いてる  精進してる  関係連絡を持ってる  ぼんやり向けられてる  誤解も手伝ってる  わきに向けられてる  ぼんやりわきに向いてる  足下を見てる  様子を見てる  働きをしてる  その男を愛してる  いふ話をしてる  ことを考へてる  頭をかかへて困つてる  想像を訊いてる  安心してる  女房を持つてる  両足水中に入れてる  論争してる  湯花がでる  犯人がでる  下へでる  人を打ってる  所へ始終逃げてる  雪ジョロがでる  雪女郎がでる  特に強くでる  から諦めてる  乞食でも知れてる  胡弓だのいってる  商売してる  餓鬼どもが飛込んで泳いでる  魅力があるにきまつてる  そのまま素直に立ってる  静と立ってる  素直に立つてる  靜と立つてる  旅行要心談がでる  ものに湧きでる  道に迷ってる  馬に乗ってる  ここを掘ってる  万象の萌え出でる  中学に行ってる  ようにくずれては燃えてる  胸輝いてる  悲しみにみちてる  手にはめてる  思出してる  本をよんでる  綺羅で、困ってる  厄介となってる  名で通ってる  勝手で長々と臥そべってる  毎次でも待ってる  何かになってる  お客に見せびらかしてる  一本だけが残ってる  病気が重くなってる  脂下ってる  一日遊んでる  父さまは持ってる  ところだけ白く残ってる  ことは分り切ってる  一は、分り切ってる  ことは当然にきまってる  しろについてきてる  穴を掘つてる  何をはいてる  一風変つてる  くつつけてる  姿をしてる  から五十日もたつてる  大木にからみあつてる  先に、少し打開けてる  宝をかくしてる  変なうはさがたつてる  父祖から伝えられてる  関係してる  乱読してる  下宿してる  裏書きしてる  記憶を呼び起そうとしてる  金を、使ってる  的に使ってる  今それを考えてる  幕でも垂れてる  光明を認めてる  あなたの仰言ってる  胃病でも患ってる  ぼんやり耳をかしてる  民衆を裏切ってる  結婚したいとまで云ってる  幼児をかかえてる  兄はもう救われなくなってる  ものをやってる  腹を立ててる  嫌になって、始終うとうと居睡りをしてる  へんにうすらいで、本当に見てる  魚がはねてる  坂田からじっと見られてる  それに眺め入ってる  瞑想に沈んでる  ことを考えこんでる  考えこんでる  僕が、輝き出でる  女をしってる  油桶のならんでる  自分は生きてる  体力を持ってる  温良さとを持ってる  抱擁力を持ってる  前につっ立ってる  中を、おとなしく歩き廻ってる  喜びをしてる  筆で太く書きしるされてる  限り大きく拡がってる  思い出に耽ってる  ぼんやりとしてる  食物を育て上げてる  齷齪してる  兄は云ってる  中を歩き廻ってる  紙巻をくわえてる  荷物を持ってる  足を早めてる  都会から窒息されかかってる  犬だな、と思ってる  顔付をのせてる  後をつけてる  肺病やみらしく痩せ細ってる  窒息されかかってる  もやもやと沸き立ってる  擾乱が、静まり返ってる  手が行き渡ってる  下宿にじっとしてる  集合室みたいになってる  形を具えてる  具体化してる  代価を得てる  労力を、支払ってる  苦しみをしてる  待ち焦れてじりじりしてる  買物をしてる  逃出してる  それはうねうねとしてる  今立ってる  自分を引入れようとしてる  何処へ行こうかと考えてる  眼を輝かしてる  何処かしらに湧き立ってる  舌なめずりをしてる  上に投げ出されてる  汚点を見つめてる  気持がこだわってる  身体を任してる  息をつめてる  ままどんよりと湛えてる  一面に並んでる  空もじっとりと汗ばんでる  室が開いてる  延子なんかしつてる  女に惚れてる  方が、また間違ってる  モンパルナスに出掛けて行ってる  影のこまかく刻み入ってる  感触を持ってる  僕に似てる  子供っぽく見てる  思いつきを持ってる  恋愛を求めてる  恋愛によそえて求めてる  恋愛だといって頑張ってる  二重になっていて、云ってる  の子一郎に似てる  三十歳までに出れば好いと思ってる  あなたをいつも苦しめてる  許嫁と思ってる  上では実によく似てる  女性が出来てる  子ばかりにこだわってる  規矩男に似てる  主人に似てる  夫人が云ってる  さっき規矩男を、なかなかしっかりしてる  当人同志も、どうやら気に入り合ってる  世話になってる  舞踊を封じてやってる  まゆみちゃんに捧げてる  御前の思ってる  どこか変えようかと思ってる  一枚無くなってる  世界に住んでる  両者は互に取組んでる  それを互に取組んでる  努力してる  二人とも待ってる  お前なに言ってる  呉絽を織ってる  魚に釣られてる  ッくらべをしてる  おれなんぞのでる  間違いだなどと言ってる  一服盛られたなんてようすもない、まるで、笑ってる  ッかし飯を喰ってる  ヒイヒイ泣いてる  山蟻が這ってる  事なんぞ言ってる  そのまま見詰めてる  裾になってる  前に立ってる  手を曳いてる  壜を持って待ってる  笑声なら与し易いが、泣いてる  皆腰を掛けてる  廻りを巻いてる  空を掴んで苦しんでる  凧をあげてる  あいになってる  のだと言ってる  用金がでる  金座をでる  月のでる  月のてる  からねえにもほどがある、順にやると言ってる  申立てをしてる  マゴマゴしてる  狩場に立ちいでる  面白ずくに踊ってる  卵が、なんぼか溜まってる  お月さまから兎が見てる  顔ばかり見てる  中に吹いてる忘れてる  顔忘れてる  傘忘れてる  顔してる  昼から出てる  港を見てる  お月さま出てる  麦踏みしてる  上から出てる  糸繰りしてる  河原さ出てる  さりとしてる  ことがわかってる  貴様のつらを見て笑ってる  そこに突っ立ってる  お前らのでる  幾部分汚されてる  隣に住んでる  ふだん考えてる  なによしてる  おせん伯母さん来てる  ツラあしてる  子分みてえにしてる  伝寺にきまってる  冗談なんぞをいってる  和蘭陀のかんてる  顔を隠してる  かくれんぼしてる  眼つぶつてかくれんぼしてる  お馬を見てる  姿にみとれてる  帰りを急いでる  めえなぜ黙ってる  例証として、最も多く読まれてる  構成されてる  火が燃えてる  当面してる  何か忘れられてる  錯綜葛藤してる  船をつけろと言ってる  沖に浮いてる  顛末をうったえでる  いやだと言うなら訴えでる  ちょっと休まして戴きましょうか、くたびれて困ってる  あいつ寝言を言ってる  ことをやってるが、知ってやってる  ことをやってる  骸骨と抱きあってる  魅いられてる  生命を取られようとしてる  二人で暮してる  一人ぼっちになってる  あいつ寝言を云ってる  魅られてる  生命を奪られようとしてる  多寡が知れてる  こいつアよっぽど振ってる  食い意地の張ってる  中へとりこめられてる  暖簾をかけてる  のがわかってる  火の粉を吸いこんでる  俺が訊いてる  調べがあがってる  弱味を握ってる  今朝ほどはわかつてる  つて訊いてる  けが残つてる  顔を覚えてる  さへてる  なにがわかつてる  軽蔑してる  ヒントが外れてる  人に頼んでる  見世物に出てる  蟻の這いでる  用意をしてる  それやわかつてる  いふ案内も来てる  しかし、考へてみると、近頃、少し、怠け過ぎてる  声は覚えてる  誰かを待つてる  なにを隠してる  中をうろうろしてる  お金は唸るほどもつてる  大学は出てる  ア材木が浮いてる  ところに突っ立ってる  さんがああおっしゃってる  路考に似てる  湯気を吹いてる  逃げ腰になってる  口癖になってる  芳太郎はまだ生きてる  そいつを捜してる  うえを眺めてる  からまだ行ってる  ぶんについてこいと言ってる  何が始まってる  雲にでも乗ってる  ほうへ通じてる  電話がいってる  ことでしょうし、行けば、捕まるにきまってる  そいつに弱ってる  きょうまでいろいろやってる  僕の云ってる  さっきから云ってる  それが分ってる  あなたの云ってる  鏖殺しにしてやるなどとふれまわってる  事に就いて話してる  家の潰れてる  釘づけになってる  刑罰をうけてる  踊りを踊ってる  犬に食いつかれてる  エ、うまくやってる  疑いをもってる  贔屓になってる  森閑としてる  田沢さんとこへ行ってる  良人はないと思ってる  子だと思ってる  温室やってる  訳はよく分ってる  出入りをやってる  大変よかったと思ってる  調和してる  ことはどう考えてる  気持は実によくわかってる  学生のやってる  利口さを見せようとして喋ってる  のきいてる  ひとやってる  田沢さんが来てる  雄鶏遊んでる  元気で遊んでる  舟に積んでる  月夜を忘れてる  滑つて走つてる  飯は寝てる  飯より、立ってる  ように、ふっくり盛りあがって焚けてる  バタをけちけちしてる  妻が立つてる  人が待つてる  狂人共が暴れてる  先刻から待つてる  大分焦心つてる  心を動かしてる  声を聞きたいと思ってる  浅瀬に洗ってる  子供を抱いて来てる  着物を着てる  夜に放てる  メスを持ってる  毎日掃除をしてる  紙片が貼りつけられてる  柱に下ってる  特別扱いをしてる  上で初めて、空いてる  キヨが、打震えてる  莨を吸ってる  何か考えてる  おばさんから閉めだされて、悲しくて悲しくて、泣いてる  貯金までさせて下されてる  伯父さんから学費も貰ってる  相手にしてる  真実とが籠ってる  編輯を手伝ってる  別所が書きかけてる  それを酷しくやっつけてる  親戚から預ってる  フランス語に移されてる  預りしてる  おばさんに分ってる  嘲笑してる  負傷してる  就職もせずに遊んでる  みんなどつかへ隠れてる  どころはわかつてる  今掘つてる  会ひたがつてる  つて浮いてる  さし出してる  ことなら覚えてる  はたでみてる  楽しみにしてる  世の中に、有っても隠して持ってる  氾濫してる  寝間着は着てる  冗談口を利いてる  上にのりだしてる  中野さん、笑ってる  うっかりしてる  用心してる  地肌にひきつられてる  料理屋をしてる  時計、とまってる  時計がとまってる  追求してる  音楽を聞いてる  映画を見てる  ひとと逢ってる  マダムと逢ってる  肩をくねらしてる  ハンカチをのぞかしてる  自称してる  外交的手腕をいくらか持ってる  身をもたせてくねらしたり、なにか思い余ってる  先刻帰っていってる  僅かに覚えてる  ごつごつしてる  のっぺりしてる  誤解してる  恋人を持ってる  マダムから誤解されて、怒られてる  本能的に察してる  小女も帰っていってる  好き合ってる  さしたりしてる  それがぴったり絡んでる  愛してるのか憎んでる  彼はもう相当飲んでる  さばさばしてる  桜もそろそろ咲きかけてる  別に贅沢してる  一割五分も高く売つてる  百貨店も出来てる  程考へてる  花子のまえへでる  口を開いてる  皮ばかりに細っていってる  足のぶら下ってる  食堂にいってる  みんな片足にきまってる  中とは振ってる  足が落ちかかってる  習慣になってる  弁解してる  片方ぶら下ってる  以前からそうなすってる  別に困ってる  それを焚きつけてる  人国記にもいわれてる  やりくりしてる  耳にもしてる  萎縮してる  星が出てる  対立してる  襟元から見せてる  脂肪でぶつぶつしてる  無職者で、押し合ってる  押込みに、ふるえ上がってる  地酒でも食らってる  伯ッ様の考えてる  くそけなしにしてる  竹刀にも燃えてる  帳場をしてる  人がいってる  撒札が来てる  中心にしてる  ように思ってる  享楽してる  俯向いてる  代々生んでる  事を読んでる  ニュアンスを持ってる  有つてる  諍つてる  ステツキもつてる  ぐづぐづしてる  自然に流れでる  蜂何してる  製造して誇ってる  蝙蝠傘を提げてる  部屋へ帰って待ってる  やににやにや笑ってる  暑いには極ってる  人は瘠せてる  教師もうらなりばかり食ってる  君どこに宿ってる  城下だなどと威張ってる  言葉は使えない、分らなければ、分るまで待ってる  規則通りやってる  短冊を持ってる  油烟で燻ぼってる  毒気を持ってる  十三四人漬ってる  ものはしないに極ってる  国に流行ると思ってる  何しにはいってる  小使なんぞをしてる  鳥だって殺されるより生きてる  楽に極まってる  ように尖がってる  景色だと云ってる  絶景でげすと云ってる  おれもはいってる  江戸っ子でげすなどと云ってる  鉛がぶら下がってる  田舎者が思うに極まってる  好意を持ってる  それが少し込み入ってる  ように見せてる  弱虫に極まってる  汗をかいてる  はじめて鎬を削ってる  さもしい了見はもってる  方から気取ってる  真赤になってる  君に困ってる  今日は怒ってる  字引にあるばかりで、生きてる  一常識から云っても分ってる  生徒だけに極ってる  烏がとまってる  蒟蒻版を畳んだり、延ばしたりしてる  文章を作ってる  うち一つに極めてる  者ばかり揃ってる  事が極まればこうして、生きてる  今頃はどうしてる  渾名の付いてる  不順に極ってる  何だかやっぱり立ってる  上へ載せてる  それ相応に威張ってる  から何を云ってる  二分ほどちがってる  白切符を握ってる  義務だと思ってる  から化物が寄り合ってる  ところが狭くて困ってる  方が曲ってる  のではあるまいかと迷ってる  山嵐は頑として黙ってる  何もそんなに隠さないでもよかろう、現に逢ってる  大抵極まってる  電車が通ってる  謡をうたってる  河合又五郎だって相良でとまってる  見送りに行こうと思ってる  風を、よく、あらわしてる  ちゃんと逃道を拵えて待ってる  誰でもきっとだまされるに極ってる  盃を頂いてる  のだが、酔ってる  拳を打ってる  恐悦して笑ってる  体面にかかわると思ってる  町内をねりあるいてる  喋舌ってる  んだぐらい云うに極まってる  癖に、引き込めと、怒鳴ってる  無事で暮してると思ってる  芋責豆腐責になってる  団子屋行きを禁じられてる  返事を待ってる  端に立ってる  気楽にうたってる  づ、解れつ戦ってる  喧嘩は止せ止せと揉み返されてる  馬鹿がと思ってる  馬鹿にされてる  焼点となってる  害にならないと思ってる  胡魔化されると考えてる  落ち付き払ってる  九時過ぎに極ってる  宿屋で驚いてる  のをじっとして待ってる  職を持ってる  言葉を使ってる  袂を握ってる  袂へ入れてる  所に待ってる  人が住んでる  土地に住んでる  毛筆でもしゃぶって引っ込んでる  野だが並んでる  待ち焦がれておいでる  みんなマドンナマドンナと言うといでる  半々に住んでる  公と一杯飲んでる  刺身も並んでる  下を向いて考え込んでる  人間が住んでる  中で泳いでる  だれかに肖てる  勘定にいれてる  子供が殖えてる  これ事としてる  講義なぞをしてる  獨語をいつては泣いてる  やうに泣いてる  今頃はもう行きついてる  喰つてる  はてしもなく広がってる  流れ弾が埋ってる  火焔を発してる  場合、時として、見つめてる  場合は甚だ少なく、ともすると、見つめてる  ミサ子は馴れてる  誰かのこってる  沖本を好いてる  自分で来て見てる  風呂から床屋へまわってる  姉夫婦のやってる  髭を立ててる  会社に働いてる  大体何と心得てる  こっちを向いて書いてる  何だと思ってる  とき口を利いてる  みんな忘れてしまってる  講習会へ来てる  邦文タイプを永くやってる  ちゃうにきまってる  結婚してる  ところ勤めてる  バカにしてる  気になってる  腹をたてたりはよくやってる  十銭でたべてる  一番しぼられてる  ゆっくり相談してる  病気してる  だって分ってる  築地へなんか行ってる  名をつかってる  前に入ってる  わきに遊んでる  僕清水を怨んでる  名が並んでる  肋骨に打って、こんこんと噴きでる  一九九四号、起きてる  心ひそかにちかってる  雑談してる  恩に着てる  誠意を持ってる  私から金を引き出そうとしてる  緊縮されてる  小金を持ってる  手に託されてる  関係を気付いてる  ことをうすうす気付いてる  人から金を借りてるらしいが、それほど困ってる  数が次第に殖えてる  から借りてる  話題ともなってる  君は貢いでるか搾られてる  金を使ってる  噂にも上ってる  整理方法もつきかけてる  ように舞い立ってる  私を避けてる  金を借りてる  何か隠してる  世話を受けてる  関係方面に為されてる  話題になってる  素顔で押し通してる  一割で貸しつけようとしてる  今住んでる  皮膚が美しく冴えて澄んでる  こともあれば、醜く濁ってくすんでる  君は貢いでる  俺らこと捜しぬいてる  ぢの生きてる  今夜は持つてる  方へでる  曲り角へでる  奴さん、やられてる  犯人ときまってる  猛犬も飼われてる  猛犬がうろついてる  台湾へ行ってる  お父さんたら、からかってる  聖書持ってる  そいつはわかってる  抱へてる  頃どうかしてる  真似してる  の、やめてる  昇降機も停っちゃってる  んだと言ってる  閉鎖すると言ってる  誰が言ってる  くだすってる  我慢してる  腕にかけて言ってる  炭い掘ってる  心持をこらえながら、やってる  藁ん中に寝てる  ゴッソリ困ってる  ごまかせてる  言やあ変ってる  絵を商ってる  絵を描いてる  所でああしてる  気持になってる  永年生きて来てる  動物園へは行ってる  地図を持ってる  それを持ってる  甲羅を干してる  色彩で息づいてる  ーっと漂ってる  とぐろを巻いてる  日光に照らされてる  肌身につけてる  如く騒々しく群れてる  線が架せられてる  枝葉などが夥しく懸ってる  礫が白く乾いてる  地図ができてる  四枚ぐらいにまたがってる  畦へはいってる  誰か来てる  数を数えてる  今夜は酔ってる  んもあってる  人が来てる  みんなさっきから、うたったり踊ったりして、つかれてる  旦那が呼んでる  蟲が跳ねてる  おれをねたんでる  掛へべっとり附いてる  保存されてる  ビワがでる  ぱアツとしてる  一生懸命指してる  不足料金を払ってる  正札が入れ違ってる  大分酔ってる  窓ガラスがこわれてる  追跡してる  宝石を持ってる  肌につけてる  わしはしっかりしてる  事を言ってる  偽物をつかんでる  婦はなぜだろう、生きてる  氷柱が下ってる  沸上り湧立ってる  誰とかに肖てる  桟敷に溢れてる  子で踞ってる  のか、死んでる  交情でおいでる  坐りしてる  傾きを持ってる  ような、少なくとも待ってる  声を持ってる  幻にまだつつまれてる  大変弱ってる  機をつかんで立ってる  自覚してる  土籠に入れられてる  ことであると考えてる  金を出し出ししてもらってる  客商売をしてる  庄ちゃんだってなにかと言ってる  芝居へ行ってる  ところなぞへ行って、年中ぴいぴいしてる  泣き喚いても足りない思ひをしてる  内心苛立ってる  らんぷのやうに点つてる  ように突っ立ってる  から眼が肥えてる  何だって何か云ってる  恥をしのんで言ってる  坂はてるてる  支へてる  歸依してる  胡座をかいてる  腹を病んでる  偸んでる  一人として長く立つてる  態をしてる  帰依してる  胡坐をかいてる  下すってる  三芳君とこに行ってる  イクサしてる  先生が掛けてる  イイナズケになってる  不自由なすってる  かいになってる  精神を持ってる  手に入れたいと言ってる  本音だよと言ってる  結果言ってる  かたできてる  のは、やめてくださいと言ってる  子を引受けてる  津村さんごはん、食べてる  慾ばってる  カブってる  中つぎをしてあげてる  しかたなしにウロウロしてる  ガタがきてる  私にだまって取り出して、たこうとなさってる  病こうもうに入ってる  垂下げてる  暇なしに遣ってる  ようにできてる  巧く言ってる  皆目が覚めてる  いねえで困ってる  お側に坐つてる  リリイが曳いてる  浴室をでる  上に上ってる  裏側に住んでる  さつきから呼んでる  臭ひを嗅いでる  ちやんと持つてる  力瘤を入れてる  シヤキシヤキしてる  工場をもつてる  無理にきまつてる  そいつを渋々出してる  血がにじんでる  具体性だと思ってやってる  不信だといってる  商売をさせてる  客を取ってる  中に入れてる  放任してる  料理屋をやってる  帰つてる  いやに落ちついてる  眼が覚めてる  生憎汽車が動いてる  下宿人をおいてる  二円五十銭持ってる  母屋へ頼って来てる  それで分ってる  頭巾冠ってる  風呂が沸いてる  嫁さんに頼まれてる  喧嘩してる  ちょっと附いてる  ことをぬかしてる  高が知れてる  こと昔から云うてる  もう半分気が触れてる  定ってる  お蔭やと思うてる  恩受けてる  薬飲んでる  家にとじこもってる  がたぴししてる  外出してる  散歩をしてる  音を度々聞かされていたし、たぶん、手馴れてる  熟達してる  独力で立て直してる  直角に折れ曲ってる  どこも壊れてる  延び延びになってる  方に面してる  往来に面してる  額が少し禿げ上ってる  肩まで垂れさがってる  教訓でもされてる  丈夫ならそれでよいと思ってる  生計を立ててる  写生してる  枝は切り取られてる  盛り上ってる  ことにきまってる  庭はわりにゆったりしてる  学校に出かけてる  息絶えてる  玉をなしてる  加減に生え別れてる  今のびてる  どこをうろついてる  気配をそっと窺ってる  泰然自若としてる  応対してる  ことを深く思いつめてる  あちこち継のあたってる  昼間から独酌してる  冗談を言ってる  田舎にいってる  前に坐ってる  音色に聴き入ってる  平然としてる  読書してる  腹のすいてる  信吾に読んできかせてる  下に寄り添ってる  酒がはいってる  崖縁に立ってる  関係を断ち切ろうとしてる  二階に寝てる  下に寝てる  前に投げ出されてる  繃帯ごしに見ても、だいぶ大きく脹れ上ってる  信念にまでなってる  品物でふくらんでる  子供たちが集まって騒いでる  すべて皆アフォリズムを書いてる  普通に言はれてる  意味につきてる  理解からさまたげてる  叡智を持つてる  埋没から救はれてる  濟ましてる  意味してる  鑑賞してる  机に向ってる  中途半端になる、にきまってる  一定してる  訓練しようとしてる  動き廻ってる  卒直に言ってる  私に教えてる  ことを心得てる  当惑してる  往き来してる  何にもしないでじっとしてる  私にまで怒ってる  方をしてる  母まで怒ってる  母はまだ怒ってる  私にまだ残ってる  母が喜んでる  子供に似てる  隨分變つてる  女中とが、ごたごたしてる  興奮してる  ゆっくりやってる  色合をしてる  影が踊ってる  影も写ってる  手にしてつっ立ってる  変に硬ばってる  手真似をして脅かしあってる  下に押し入れてる  荷物の取散らされてる  中を走ってる  其処につっ立ってる  後からついて来てる  御馳走が並んでる  のか悲しんでる  つもりで言ってる  ところでまだ引っ掛かってる  そ食べてる  眼が如何かしてる  ナニ如何も仕てる  先陣を承わってる  ことをして遊んでる  会社に勤めてる  自生してる  四五羽飼おうかと思ってる  寄食してる  池を泳ぎ廻ってる  湧き水はしてる  ものだと言ってる  湧き水がしてる  固定してる  全滅してる  協力したいと言ってる  今建ってる  金儲けを考えてる  耕作されてる  ことを思いめぐらしてる  そのままになってる  右往左往してる  二人は焼け残ってる  後込みしてる  子供たちが少し残ってる  機械的に働いてる  すべてばかげてる  寐轉んでる  醉つてる  チヨツ莫迦にしてる  名村先生に惚れてる  コンパクト、持ってる  人生を割りきってる  混乱してる  ゅう放心してる  時期に来てる  看板を書いてる  ことをつぶさに心得てる  結局寿司屋が作ってる  客が作ってる  鉛筆がおちてる  金気がしみついてる  十七円ずつとってる  繁昌してる  地図売ってる  寝言をいってる  山へ行ってる  ぐあいはどうだと、訊いてる  次さん、来てる  油を売ってる  盛にふってる  自分の立ってる  上でかたまってる  少女と話してる  速記してる  下に出されてる  一言一言はっきりしゃべってる  演説をきいてる  両端に飛びはなれてる  同感してる  合図しあってる  運動シャツを着てる  ラジオを引こうとしてる  フェージャは間違ってる  五分過ぎてる  十二時すぎてる  横に並んでる  研究室が並んでる  椅子に並んでる  彼等が棲んでる  村へ這入り閉まつてる  気がきいてる  調節でもしてる  彼女に惚れてる  毛筆をつくってる  会話してる  ごまかしてる  約束してる  背中を流しにでる  フシギじゃないと思いこんでる  ため急いでる  三度四度と呼んでる  君達は生きてるも死んでる  いやに沈んでる  気持も親しくなるし、ただ逢ってる  気が合ってる  何をして暮してる  ことだとしてる  年とってる  室で、すやすや眠ってる  絵が書かれてる  あたりに生きて動いてる  包みをさげてる  布団にくるまってすやすや眠ってる  闇がたたえてる  お母さんに抱かれてる  気を奪われてる  そりゃあ、聞くまでもなく、いいというにきまってる  君達は生きてる  議論ばかり繰返してる  街に落ちてる  横になってる  色艶もよくなってる  こと、分ってる  様子でくっついてる  彼女とよく酔払ってる  かんかぐずってる  返事が分りきってる  扉が開いてる  ところを見ると、隠れてる  風に隠れてる  平野をひかえてる  人がつっ立ってる  片隅の空いてる  日が高くなってる  影法師が踊ってる  中にうつってる  子供たちが踊ってる  朝日のさしてる  働きにでる  相手にして溢れでる  何をそんなに魘されてる  街を歩いてる  花が咲いてる  棄教を申しでる  シベリヤへ来てる  ことをしつてる  穴をほつてる  前から十手を預つてる  何といってる  賢人でないから、悪くいってる  ブローカーをやってる  計画をたててる  チャンコ鍋と云ってる  弁当箱をぶら下げてる  ちょっと、しつこいけれども食ってる  フグチリを食ってる  フグを食ってる  伝統などと云ってる  ハキダメへ捨ててる  ます場面などがあると、ああ、やってるやってる  百姓が飼ってる  よそで飼ってる  フラフラしながらやってる  石ばかり打ってる  パチリパチリやってる  ヘエ、ねてる  戦争してる  酒ははいってる  ッかけられてる  追いつめられてチューチュー泣いてる  イタチだけなら恵まれてる  えこと考えてる  ものではなく、生きてる  人生はよくできてる  空中に浮いてる  ランチュウみんな生きてる  ことをやりつけてる  素姓がしれてる  葉ににてる  ネジバチ巻でパチパチやってる  なぞとやってる  板をぶちつけてる  小さなコタツに当たってる  今私の坐してる  書斎を借りてる  山奥で食ってる  うまい物を食ってる  風に考えてる  追跡されてる  ことを指してる  薬なぞ売ってる  ブラ下げてる  けが手がこんでる  幽霊がでる  雪女がでる  マフラーとよんでる  一歩門外にでる  タヌキがでる  新聞をよんでる  鼻唄がでる  効能書を読んでる  暖いというけれども、住んでる  魚のでるわ、でる  そこに住んでる  いま住んでる  バスがでる  風呂桶をでる  上で泳いでる  雨が止んでる  つて聞いてる  大将は出てる  愚図愚図してる  十九にしては更けてる  蟲が附いてる  から泣いてる  私もさ、思ってる  初手ッから立ってる  科が抜けてる  亡者じゃねえよ、活きてる  天井を見ているから、起きてる  惜がってる  見合いなんか済んでる  下に待つてる  綱を預けてる  うりでのろくさしてる  狂つてる  顔をみてる  あんたの忘れてる  ぢさん、持つてる  ものを持つてる  ものを、持つてる  肚は、とうにきまつてる  サンゴはいくつも持つてる  はいつてる  わしの今考へてる  気性もしつかりしてる  真珠、覚えてる  娘を覚えてる  毎日毎日、待つてる  想つてる  あんたが持つてる  シッポのでる  喫茶室になってる  通つて行つてる  そこを、すいすいととんでる  なにいってる  うちに、帰るで、おとなしくしてる  病院へいってる  一生けんめいに待ってる  しろ公を忘れてる  着物、綻びが切れてる  妻楊枝を削つてる  年を取つてる  泥が附いてる  通り知つてる  のを引入れてる  活動も馬鹿げてる  家で飲んでる  家なら好いだらう、借りてる  政党からでる  いがでる  部屋を立ち出でる  腹の空いてる  ものがでる  さまに教わってる  共、わかってる  貴方は思ってる  日のてる  月のどんなによくてる  御寝になってる  死ぬほど思ってる  アラ、笑ってる  出になったと見えてもうひやっこくなってる  光君に思ってる  私はよろこんでる  私売店をさがしてる  ヒビが入ってる  日がさしてる  風体で坐ってる  列車の止ってる  雪は凍ってる  山には、もうあきあきしてる  家に坐ってる  学校がはじまってる  一本後に出てる  僕のもってる  ことうたってる  虹が湧いてる  一つぶはいってる  ひかりにみてる  変つて来てる  宝塚へ行こうと言ってる  事をいってる  論文を書いてる  感激してぐったりしてる  ためだと思ってる  遠征を終ってる  光輝を垂れてる  ように看做されてる  今でも折々繰返されてる  御老中より高く聞えてる  智力上遥に劣ってる  鎬を削ってる  言を陳べてる  生活を営んでる  お台場にのってる  方から流れでる  ちやんとつかまつてる  くんくん言ってる  こいつは死にかけてる  わしの喰ってる  だい泣いてる  ものを書きかけてる  仕方なしに書いてる  ことをだらだら書いてる  顔までほてってる  遊びに行ってる  枝が折れてる  妾は止めてる  戸が開いてる  露西亜語をかじってる  黒なんぞ着てる  中にわきいでる  一歩もでる  のが切れて困ってる  任務がすむと思ってる  あたし、信じてる  ひとりもでる  おまえのこしかけぬれてる  戸棚に入ってる  からタカが知れてる  ここに持ってる  演ってる  くせに悠々してる  原稿だって、書いてる  願いだと云ってる  パンパン的に、考えてる  オレじゃないよ、と云ってる  社へでる  新人のでる  原稿料のでる  行つて足がでる  雑誌がでる  声がでる  ッぱつて外へでる  こと云ってる  目標にはしてる  牛かってる  足のかわがすりむけてる  御覧なさい、こんなになってる  谷みてる  支那さわいでる  どこにもあいてる  晩に燃えてる  戸のあいてる  ことは分つてる  省略されてる  皆もうこツちでは分つてる  願ひしてる  ことのないとも限らぬか、と考へてる  選挙にでる  予定ができてる  つもりにしてる  蔭ながらしてる  軽蔑されてる  モシャクシャしてる  ああ無情と云ってる  監督されてる  兄さんたちを置いてる  在郷には空いてる  人相をしてる  お前はどう思ってる  動機から出てる  生活をしてる  自信でも持ってる  毎日こうやってちょいちょい掛けてみてる  煤ぼけてる  二階で飲んでる  毎日飲んでる  本体から脱けでる  病院で射てる  僕も作ってる  人がでる  物をいってる  爆弾から立ち出でる  窓にでる  冠ってる  地球と違ってる  峡谷を湧きでる  気持に睡ってる  あれって云ってる  内職にやってる  シルシにきまってる  女学校をでる  おまえにも判ってる  熱のでる  湯疲れのでる  ハゲミがでる  一匁いくらとかで売れるって騒いでる  あたしが殺したとでも、言ってる  あなたが、どうだと言ってる  口髭をはやしてる  ほうをジロジロ見てる  いやになってる  宅、気にいってる  親子、どうかしてる  なんでもないって、言ってる  あたし、おこってる  たしかに、変ってる  西ドイツだなんて言ってる  邪魔してる  有江老人は、わかってるわかってる  一面を持ってる  夢二畫集を持ってる  住むこたならねえと云ってる  嘘を話してる  通りを云ってる  心から同情してる  頭がどうかしてる  影響をあたえてる  ブリツヂばかりしてる  みんな考へてる  使はれてる  今困つてる  是非共細君を呼んで死んでる  先刻医者に述べてる  あんたは疑ってる  室があいてる  捕手をしてる  自分ながら思ってる  たよりにしてる  身体をこわしてる  みさちゃん今日はどうかしてる  巡業に行ってる  返事がないので、まだ眠ってる  狸寝入りをしてる  ために、ちやほやされてる  若い男とうまくやってる  みさちゃんまだねてる  わたしもう生きてる  脅迫してる  なかにおつこちてる  百合が咲いてる  のって、じーっと見てる  部屋に行ってる  魂も任せてる  何を持ってる  十二分に持ってる  私をえらく思ってる  心になってる  のは間違ってる  のとわかれわかれになってる  何かを話してる  貯金しようと思ってる  呻吟してる  発揮してる  文通してる  ひなさんかわゆい御方私の持ってる  かたにはまってる  時からつかってる  行列をつくってる  工合にして暮してる  勉強しようとも思ってる  ものを抱いてる  時にはと思ってる  珠が落ちてる  んなせえといってでる  人を見ようと思ってる  脚洗ってる  扉が、どうして開いてる  おしきせを貰ってる  筆を揮ってる  室が空いてる  院長をしてる  告訴沙汰になってる  吾輩を覚えてる  訴訟を起してる  みなみつげてる  そばに立ってる  僕も随分やってる  抜んでる  誰にも黙ってる  のに好いてる  花火をあげてる  豹一を好いてる  方に見えてる  正体もなく酔ってる  ものは起きてる  右左っていってる  夕日うらてる  流麗巧妙に出来てる  古典をやってる  通りを行ってる  ものを持ち越して生きてる  規定されてる  凡そ五つのグループに分けられてる  一万五千ルーブリ持ってる  舞台裏だけ働いてる  賃銀標準ではらわれてる  五十ルーブリ位もらってる  かたで払ってる  前売切符を売ってる  技術がすぐれてる  筋書きで見せてる  のは、わかってる  保守性を示してる  芸術として待ってる  もとから紹介されてる  率直に示されてる  ピオニェールたちが暮してる  赤旗がヒラヒラしてる  花の咲いてる  上にも散ってる  誰かに云ってる  ストライキを売ったりしてる  イデオロギー的躍進がつつみこまれてる  民衆によってはっきり見られてる  原因になってる  朝日で云ってる  云々と云ってる  マルクシズム的イディオロギーをもってる  雄弁に語ってる  プロレタリア美術展がひらかれてる  先生今日はどうかしてる  二等にきめてる  調子が真面目くさってる  口吻を洩してる  ことを思い耽ってる  今日はどうかしてる  電車の動いてる  歩廊に立ってる  学校に行ってる  いつまでも歩き続けてる  閉ってる  中に書かれてる  住ってる  静ってる  いつまでもひっかかってる  中に寝転んでる  粗らに並んでる  みどりを恋してる  松山さんが死んでる  車夫はひねてる  風に思ってる  盛にやってる  権威さえもってる  活溌にやってる  村ソヴェトは持ってる  都会を養ってやってる  彼等ののってる  汁だけではなく、みがうんと入ってる  食堂へ行くと、またなかなか洒落てる  バシャバシャやってる  体を洗ってやってる  大衆遊戯などやってる  結核療養所になってる  工場を持ってる  子供連は、ではどうしてる  突立つてる  むらがつてる  うつかりしてる  合図をしてる  順番はとうに来てる  辺をうろうろしてる  いやに、黙つてる  意味をもってる  趣味以上にでる  企らんでる  誤解をしてる  事を並べてる  考へ込んでる  方がずっとよく暮してる  寸法が違ってる  立場で書いてる  なに違ってる  向を張ってる  世界が出来上がってると考えてる  杓子から出来上ってる  ところから始まっているじゃないかと云ってる  ヴントなどと違ってる  気が触れてる  私は思ってる  濠を深こうして睨み合ってる  発見しても黙ってる  気持よく伸びてる  超越してる  宙に迷ってる  顔を眺めてる  誰が弾いてる  から見守り鞭打ってる  僕は、汚れてる  んだ、汚れてる  何に使ってる  酔の出てる  間から見えてる  のか困ってる  僕は汚れてる  看板を借りようと思ってる  丸抱えで出てる  のか笑ってる  ように惹きつけられてる  中でどんなに悩んでる  身動きが出来ず、もがいてる  何度か出逢ってる  不自由して困ってる  たくさん持ってる  馬を駆けさせてる  梅子と話してる  北川さんも少しどうかしてる  花が少し残ってる  伸び出してる  勝手に言ってる  独語をしてる  度が少し曲りかけてる  もので出来てる  話にのってる  用をしてる  朝日がいっぱいさしてる  頼りにしてる  へんに考えこんでる  思いが絡んでる  船のでる  前で、生きてる  見聞きしてる  二十年も勤めてる  工合になっちまってる  お天道様がカンカンしてる  それがまた実にハッキリしてる  別嬪と来てる  確かに間違ってる  殺人事件に立会ってる  バカによく似てる  証言をしてる  証言でもさしてる  んかと思ってる  流石に、ひどく鬱ぎ込んでる  ことやらろくに判りもしないで頼んでる  贋金を拵えてる  だって云ってる  加減をいってる  腕なんか掻いてる  商店に勤めてる  辻堂さ、似てる  何か作ってる  肉を食べてる  体を引っ掻きむしり、ふざけてる  様子を見ていると、どうしたってふざけてる  ことを話してる  海へでる  なかよしこよしであそんでる  池におよいでる  うりにでる  ゃつめおっ死んだで、いきてる  めが、なんだかいってる  鼻もって、ながくたってる  煙突までとっついてる  わけしってる  かき方が少し気取ってる  召上ってる  大目に見て上げてる  呼吸が止まってる  虫虫が鳴いてる  ふうに鳴いてる  まばらにはえてる  こっちをみてる  死んでもいいといってる  そばにはえてる  なみだがでる  様に行かないで困つてる  柿を売つてる  十一時たっぷり十分過ぎてる  ピストル袋をつけてる  ざまをしてる  前からきまってる  しょっちゅう口にしてる  見世物にしてる  どれだけあるだろうと思ってる  手前のつけてる  靴を磨いてる  体がぐらぐらしてる  筋はあんまり使い過ぎてる  ようにしてる  あれをやってる  声に宿ってる  始ってる  だってしっかりしてる  元気かと思えばもうしょげてる  給料を払って手伝わせてやってる  風に言ってる  ことなんか話してる  ことでとっても困ってる  おれにはすっかりわかってるよ、すっかりわかってる  身にとってみれあ、生きてる  相当にしよつてる  迷はせてる  手紙でも書いてる  ことが分つてる  俺を好いてる  あたしを好いてる  ずっと前から決ってる  沓を打ってる  顋を撫で廻しながら抜いてる  かんかん遣ってる  馬鹿あ云ってる  上を這ってる  事ばかり云ってる  あれで分ってる  まり這入ってる  内、してやろうと思ってる  人は肥ってる  罎に這入ってる  異彩を放ってる  事ばかりやってる  昼間から、あのくらいやってる  皮を厚く被ってる  下がうなってる  両方共路になってる  十里くらいあるいてる  のは生きてる  それじゃ、なぜ黙ってる  昨日も聞いてる  何遍も喰ってる  人が待ってる  事になると思ってる  煮染んでる  野郎に決まってる  何時までも考えてる  識ってる  母から口止されてる  勘定してる  老人じみてる  かねの生きてる  思いをかけてる  後生大事に働いてる  手前の子と思ってる  田舎へ行くて言ってる  何とこそ言ってる  幾箇も考えてる  みんな起きて騒いでる  とうさんが見てる  十八円もかかってる  裏手のところが、まだすこし残ってる  なにも追い立てをくってる  次郎ちゃんは来たいと言ってる  もっと年でも取ってる  山から背負っておいでる  性に合ってる  潤筆料としては、少しあっさりし過ぎてる  お前たちも聞いてる  山羊をひっぱってる  さっきからわしを呼んでる  草だらけみんな咲いてる  こと言ってる  気が利いてる  毎日毎日モゾクサしてる  その後どうしてる  気の荒いにはブルブルしてる  悪いことをしてる  部屋借りなんぞしてる  己とが、どうかしてるとでも思ってる  明日から引っ込んでる  私はまた、どうせ死んでる  中に籠ってる  社会に生きてる  大望を抱いてる  んとかぎつけてる  山中なんかへ行ってる  皆さんがおいでる  いっさい飲まんと言っておいでる  急にでる  客席にでる  悪漢相手に苦しんでる  一所懸命ペコペコあやまってる  ゲンカしてる  軒なみに荒してる  気が立ってる  のは分りきってる  みんな、やられてる  大切にしてる  大男がニコニコ笑って立ってる  場所をかえようと思ってる  君うなされてる  ように光ってる  堅気になろうと思ってる  ようにされてる  いつはてる  薄日の射してる  寄すあんまり晴れてる  夕陽を浴びてる  なあに、もう生きてる  内に食えなくなって、のこのこ出て来るにきまってる  先へ行って待ってる  海に浮かんでる  毎日新聞を買い集めて読んでる  極楽へ行けるとお信じになってる  一本位は来てる  権右衛門は常にいってる  宿で寝てる  娘達に言ってる  体を持ってる  言葉は照れてる  姿を変ってる  兄弟をもってる  まさかに現れいでる  お櫃が並んでる  御用十手を呑んでる  二の足を踏んでる  采配を揮ってる  声を聞くにきまってる  ことが一々変り過ぎてる  首を斬って逃げてる  黒門町さんなんか、はらはらしてる  筋骨隆々としてる  ヒョロヒョロしてる  エところを狙ってる  たっぷりしてる  ボンヤリ突っ立ってる  事にきまってる  見物してる  喬さんはすっかり照れてる  見物して笑ってる  ことが一々間違ってる  ブツブツ言ってる  ゴロゴロしてる  ッ二つになってる  九郎方で暴れてる  帰りを待ってる  刃物を持ってる  そこまで参ってる  気が狂れてる  井上友一郎の住んでる  我を忘れてる  茫然としてる  入院したりなんかしてる  外に向いてる  自ら意識してる  眼付を持ってる  手伝いをしてる  内職にしてる  物珍らしそうに待受けてる  何かを思い耽ってる  夢をでもみてる  彼女が話し出すだろうかと思い惑ってる  推察してる  眼をやってる  僕はこう思ってる  もっと深く堅く結び合されてる  妻を持ってる  跡をでも追ってる  一心に見つめて、じっと凝り固ってる  真剣に考え耽ってる  過去として葬ってしまってる  私本当に困ってる  御飯を頂いてる  邪推してる  間黙り込んだりしてる  最後のは全く馬鹿げてる  一体松本君を愛してる  彼女はふいと向き直って、だいぶ後れてる  上気してる  据った輝いてる  昂奮だけが残ってる  小鳥が鳴いてる  鮒が浮いてる  ものが渦巻いてる  彼女を見てる  腹が空ききってる  っ放しにしてる  上眼瞼に隠れてる  心から松本君を愛してる  絶望してる  持論を持ってる  絶望して苛立ってる  森を掠めてる  こともよく分ってくれてる  ことも分ってる  私あなたを有難く思ってる  何もかも有難く思ってる  ことばかりを云ってる  光に照らされてる  昨日から非常に疲れてる  不平そうにぶつぶつ云ってる  解決を迫られてる  一夜から、じかにつながってきてる  晩酌をやってる  何だかひどく苛立ってる  私に怒ってる  綺麗にかき上げられてる  二度も聞いてる  光子さんに恋してる  所恋してる  女だと思ってる  ものとなってる  交際してる  ものかと考えてる  光子さんはどう思ってる  銚子に残ってる  妄念に弄ばれてる  沈湎してる  半ば上眼瞼に隠れて光ってる  方へ向けられてる  松本君を愛してる  ことがさし迫ってる  細君だと思ってる  草野さんだと思ってる  ことが振ってる  初めからみんな馬鹿げてる  心身がだらけてる  家へ行ってもう帰ってる  額縁の曲ってる  中を歩いたりしてる  一冊披いて読み耽ってる  ことまで口走ってる  成り行きにも向けられてる  いつまでも新聞を見てる  実行してる  眼に残ってる  五千円を越してる  圧迫とを感じてる  僕は考えてる  今ではもう恋してる  私はただ待ってる  押合ってる  所に潜んでる  前に浮んでる  酒を飲んでる  僕を憎んでる  心はひどく荒んでる  私は、じっと坐り込んでる  ちゃんと具合よくいってる  顏してる  意地惡してる  つたものばかり食べてる  うちをあけてる  寫眞が出てる  いくらで貸してる  何思ってる  嚏してる  いんねんでもつけてる  君の言ってる  山田さんが呼んでる  汗をだらだらと流してる  ことには馴れてる  車屋を呼んでる  電灯がともってる  マリイはあいてる  お金をもってる  ちょっと、似てる  家にかかってる  酒によってる  僕をつけねらってる  耳までさけてる  者にあってる  たい店にでる  店にでる  前に死んでる  マリイが住んでる  から来てる  星樣うすかつた死んでる  ばらばらになってる  危くなってる  薬を差出してる  障子にさしてる  高熱に襲われてる  何か話し合ってる  枕に変ってる  教室へはいってる  時教室さはいってる  机さ石かけはいってる  机代わってる  もう少し行ぐづどみんなして草刈ってる  なあに馬どこかでこわくなってのっこり立ってる  そごさ二人して巣食ってる  づど今ころみんな行ってる  風吹いでる  帳面さつけでる  一本立ってる  あすこでもつて飲んでる  よそで飲んでる  つたから、少し休んでる  家を、覚えてる  松とは、どうして過ごしてる  お粥でも啜つてる  さうに泣いてる  煩つてる  時計がうたつてる  好意を持つてる  要求してる  舞台でツンとしてる  機嫌を取つてる  北の方へ行ってる  ように云ってる  底がだいぶ空いてる  音を聞いてる  へん空いてる  かたちをしてる  ドンブラゴッコ、と云ってる  これをやってる  割合北から西へ外れてる  かわりほんとうに一生けん命かけてる  柔らかな実になってる  稲はもうよほど硬くさえなってる  ばかにしようと思ってる  だんだん喰み出してる  ほんとうに威張ってる  大丈夫こわくないと思ってる  気象をやってる  血がでる  左とはひどくちがってる  君たちは、ただまっすぐに歩こうとばかりしてる  風が吹いてる  ななめに吹きとばされたりしてる  風に吹かれて横にとんでる  月がでる  からそこから生れでる  おいらをまつてる  中へでる  愛情が湧いてでる  今頃云ってる  どこから出てる  雑誌記者は、どうしてる  んだといってる  みんなそういってる  アテツケにいってる  こっちを見てる  人がまちがってる  人はまちがってる  それを信じてる  者あ、わかってる  それぐらい、わかってる  チャンとわかってる  みんな気が立ってる  志願して出ようと思ってる  骨を折らせてる  アグネきってる  石を投げてる  なんだ、見てる  君みんな逃げを打ってる  ますます忙がしくなってる  のかといってる  からだが、だいぶ弱って来てる  医者にはかかってる  挺身隊に出て働いてる  カツギ屋をやってる  ためだといってる  俺のいってる  同情して、なんとかしようと話し合ってる  シュキを書いてる  ヘリクツを、こせえあげてる  メシを貰って食ってる  芝居打とうと思ってる  ようとかしてる  仕度をしてる  わが国が困りきってる  バクダンは使ってる  所でグズグズしてる  ズーッとつづけて来てる  泣きながら僕をけってる  入ろうとしてる  一人ぐらしだし、なんとかやってる  チンセイザイで、こうして眠っていてくれてる  今一つ受けてる  どっか盛り場にでも出かけて行ってやろうかと思ってる  それに、ああしてゴタゴタしてる  一人一人そう思ってる  目で見てる  連中なんかのいってる  それこれ思ってる  友達がやってる  ウソいってる  ブンカイそうじをしてね、こわれてる  顔だが、組んでやってる  心痛なすってる  御飯をあげてる  驢馬になってる  そこに立つてる  レコードをかけてる  習慣から脱けでる  用意ができてる  お粥をあがつてる  考へならわかつてる  咳がでる  みたいにしてる  店に坐つてる  眼覚しを直してる  つて云はれてる  云ひつかつてる  ことばかり考へてる  云はなくつたつてわかつてる  麓に群がってる  そこにすわつてる  えん麦をたべてる  こはがつてる  なにを焼いてる  らに住んでる  みたいにはしつてる  しり光つてる  両手でおほつてる  ランタンゆれてる  貂ははやしを出て見てる  畑仕事をみてる  ことも考へてる  つて言つてる  ひとかけでも落ちてる  仕事がすむまで待つてる  ことは、わかつてる  肥タゴを担いでる  この世につり上げてる  だれでも生きてる  きれいになってる  近く逼ってる  学資をやってる  二三本残ってる  のが付いてる  乱暴をいいすぎてる  それは生きてる  稼業をやってる  顔が利いてる  後悔してる  部屋をかしてる  パンパンにかしてる  お金もってる  気になれば持てるにきまってる  兄さんにもたれて、あまえてる  あげたいと思ってる  ドタ靴はかされてる  服装してる  なんでもないと思ってる  有志にしつこく推されてる  不思議がってる  ぼくは酔っ払ってる  鉱石をきりだしてる  これ幸いで、ききたいと思ってる  敬してる  どれぐらい、預ってる  心をもってる  憐れみたがってる  出版もさせてもらいたいと思ってる  大阪へ行ってる  警戒してる  人、まだきてる  門もふさがってる  門だけ開いてる  煙を吹いてる  ミナリしてる  腕輪もつけてる  あんたも、似てる  世渡りしてる  アイビキぐらいやってる  ワア、酔っ払ってる  寄り道してる  トントン拍子にいってる  はじめ西郷さんが待ってる  からかわれてる  全集を考えてる  賭に勝ってる  青木さんは、まだ、なにか、甘えてる  帰京してる  後援者がハッキリしてる  シッカリして、酔ってる  私をいじめてる  奥さん、働いてる  記代子はあいてる  私にきらわれてる  ぼくがいただいてる  ノドがかわいてる  お前さんたちが甜めてる  ッかけてる  ツバを吐いてる  地に吐いてる  人情がしみついてる  千円札が、来てる  目がさめてる  もっとタクサンのこってる  ボンヤリ外に遊んで待ってる  青木はどうしてる  力がそなわってる  それでいいと思ってる  アクセクしてる  なに言ってる  私事にも通じてる  なに、生きてる  ふだん吸ってる  ところをブラブラしてる  嘘にきまってる  会社はひけてる  家へ帰ってる  退院してる  ダンサーしてる  理窟は合ってる  私たちのやってる  観音様に似てる  そのまま同棲してる  ヤキモチやいてる  二が損してる  増長してる  花園をもってる  花束を卸してる  部屋を持ってる  当家にかくまっていただいてる  言葉で考えてる  二つ一しょに言ってもいいと思ってる  死ぬもんだか、見てる  泡もくらってる  体温がなくなってる  君にへつらってる  いつまでも、からみついてる  ア、なんて考えてる  あなたが憎まれてる  カギがかかってる  義務をもってる  要領だけを云ってる  ムリに生きてる  当人たち、生きてる  勝手に黙ってる  さがハッキリ増してる  倍ぐらい、稼いでる  お金つぎこんでる  男が死んでる  ぼくがでる  私、よろこんでる  オバアチャンも飲んでる  噂がとんでる  功を急いでる  数千万円はでる  道へでる  女の子が住んでる  社をでる  ウチに住んでる  前へ進みでる  ちょッとした呻きぐらい、でる  街へでる  髄から、憎んでる  墓地をでる  飼つてる  豪華極まって浸みでる  ペトロンがつきかけてる  不自由してる  敬語を使ってる  ネクタイが見つかると腐るほどもってる  ようなんて甘ったれてる  若い燕なんかもってる  瑠美ちゃん下へ行ってる  議員なんかをやってる  私お金もらってる  病院へでも入ってる  金に困ってる  共謀でやってる  貴女をやっつけると言ってる  梢さんはどうしても貰いたいと言ってる  葉巻を吸ってる  なに怒ってる  大変いやがってる  このごろ何か書いてる  清川は書けなくて困ってる  めそっこと来てる  御飯たきしてる  後半がだれてる  向うで覚えてる  看護婦さんが来てる  相談してる  五月も溜めてる  ことをしなくつたつて、大抵わかつてる  ビラなんぞを誂えられてる  慾張で、あの肥ってる  通り慾で肥ってる  ムーン破けてる  縁が切れてる  馴染には成ってる  惚合ってる  女房も持ってる  間待ってる  紋がぴったり揃ってる  紋が付いてる  葉茶屋を出してる  のが丸めて這入ってる  学校へ行ってる  能くこぼしてる  叔母が遣ってる  坊っちゃんだと考えてる  今利他本位でやってる  茫乎してる  べつに尽してる  兄さんは呆れてる  位置が間違ってる  大変込み入ってる  父さんから何返も聞いてる  好い加減に聞いてる  通り、遣ってる  壁を塗ってる  大分空いてる  事になってる  のは知れ切ってる  大分違ってる  伺がってる  平岡常次郎になってる  何所を見渡したって、輝いてる  饒舌ってる  ちゃんと分ってる  新聞へでも這入ろうかと思ってる  慣れっこに為てる  好い加減にやってる  三千代と思ってる  為なくっちゃ、生きてる  厄介になってる  始めから解ってる  事を悪いと思ってる  君は悪いと思ってる  虐待するとでも思ってる  時だけだと思ってる  みんな稼いでる  君読んでる  のらくら遊んでる  体躯をして立つてる  ア立つてる  処に這入つてる  フト鉦叩きがないてる  ことを覚えてる  ものを考え耽ってる  確かに分かってる  僕は覚えてる  さを夢見てる  事件が持ち上ってる  投資したいと思ってる  あなたにかけてみたいと思ってる  ピストルを持ってる  ブレシントンをつけねらってる  違いないと思ってる  恐怖を持ってる  讐とねらってる  馬車が迎えにやって来てる  商売にかじりついてる  店をやってる  結婚したいとでも考えてる  ボンヤリしてる  大金を持ってる  社長をやってる  一談判してる  容貌とをそなえてる  戸の開いてる  慴えてる  血の通ってる  暮らしをしてる  旦那に打たれてる  酒をなめたり、はしゃいだり、ふざけたりしてる  室、いつもとちがってる  ところに困ってる  自然に振舞ってる  自分できめてかかってる  電燈に輝らされてる  空が晴れてる  一緒に立働いてる  子供たちに話してる  足ぶみをしてる  そこに寄り集ってる  花火を売ってる  積ってる  嘘をも云ってる  彼女が考えてる  信用してる  布団を敷いて寝てる  彼は考えあぐんでる  江戸へでる  初めから落ちが判ってる  お礼のことづかりを云ってる  腰を掛けてる  物を買ってる  木札が附いてる  ア私活きてる  藤ちゃんに惚れてる  独語を云ってる  父だって歳はとってる  事を云ってる  真赤に錆びてる  一番舟のでる  中へ潜り込んでる  野遊びにでる  名前を忘れたり、はっきり分ってる  沈没してる  今自分が考えてる  自分の考えてる  小学校に通ってる  私を待ってる  最奥に横たわってる  なに感心してる  賃仕事してる  お前はずいぶん疲れてる  おれに似てる  きり覚えてる  ちやんと聴いてる  やつはどうしてる  鍵をかけて寝てる  とこで寝てる  止つてる  ちや、ませてる  顔色をみて暮してる  血をうけてる  そこらにうじゃうじゃしてる  あなたが云ってる  どこにでも売ってる  僕の言ってる  心酔してる  叔父さんち、飛び出そうと思ってる  京都へ来てる  事件を書こうと思ってる  興味もないので、こうして、ぶらぶらしてる  一生懸命一日も休まず働いてる  文壇進歩党がはびこってる  傘を取りに行ってる  ぼんやりなすってる  ましや思ってる  ことは判ってる  目に掛りたいとおっしゃってる  投書がはいってる  商売をしてる  一つ投書が来てる  京都へ流れて来てる  ジイドが言ってる  不足してる  中へはいって行ってやろうと思ってる  ちゃんと小説になってる  十年おくれてる  御馳走食べてる  嫌疑がかかってる  犯人だと言ってる  自白してる  スタンダールを読んでる  先斗町に住んでる  非難しながら、こっそり読んでる  線香のもうなくなりかけてる  まつぷたつに、われてる  角を折るにきまつてる  枠をでる  着で、挽いてる  やつて、かう挽いてる  底に跪いてる  此處で動いてる  何うしてる  上、跪いてる  何しろ痔が破れてる  空気獣だなんていってる  狐わなをこさえたりしてる  大変がもち上がってる  わしの見てる  火傷してる  手ににぎってる  鋭さを持つてる  時生きてる  血しほが流されてる  風姿をしてる  暗躍してる  消息が絶えてしまってる  提灯を出してる  夕陽の流れてる  家で働いてる  庭にだかれてる  膝くずしに坐ってる  いくらかはいってる  裏口がすぐ隣り合わせになってる  ちょっと出張ってる  樽神輿がまたかつぎ出されてる  そればかり狙ってる  けが籠ってる  それまでははっきりしてる  肉にきざみこまれてる  目配せしてる  底に潜んでる  お酒でも飲んでる  説のでる  願ひでる  俺のでる  地球かに照らされてる  建築中から抵当に入ってる  抵当に入ってる  チャンと待ってる  骨を折ってる  要素を持ってる  何を思ってる  良心がまるで曇ってる  持上ってる  光明が待ってる  女に似てる  表通りへでる  所へ押し入り、眠ってる  甚兵衛の縛られてる  鬼がつっ立ってる  山にもどりたくなってる  のは、思いつめてる  山間を走ってる  湖中に突き出てる  中途に生えてる  へんに震えてる  中がじめじめしてる  四方を取り巻いてる  旅館では、酔ってうっとりしてる  湧水を湛えてる  口から流出さしてる  どこかに秘めてる  覚悟してる  砂地に横たわってる  影法師がつっ立ってる  肩にかけてる  卵のはいってる  中に眠ってる  逆立ちして、ふらりふらり動いてる  真実と思ってる  私がぐったりしてる  麻痺してる  慾情のみはまだ残ってる  数十軒並んでる  血だらけに成ってる  泥になってる  私がぐずぐずしてる  裏から逃げようと思ってる  姉弟で遣ってる  和尚様は預かってる  諸方を流して慣れてる  金を持ってる  姿に成ってる  此処に落ちてる  汝の持ってる  もんだねえ、よく似てる  逢いたいと云って立ってる  ように眠りたいと思ってる  仕様がない、そうしてる  職人が這入ってる  達者だってこれ何時までも生きてる  奉公に行ってる  奉公をしてる  忰が行ってる  自分が縛られつけてる  旅へ出てる  処が無いに困ってる  按摩取に成ってる  己を待ってる  家は余程変ってる  一生懸命に成ってる  上に立つてる  つたもでる  亢奮し過ぎてる  一方に係ってる  お帰りなさいましといってる  黒板塀の立ってる  以上は生きてる  大事に思ってる  時から慣れっこになってる  わたしは生きてる  ずみまで見抜いてる  あなたにあてて書いてる  葉ちゃんはきらってる  木村をなんと思ってる  やつは少し骨張り過ぎてる  それが悪いって思ってる  ようにと思ってる  ばか者でさえがそうして行きたいと思ってる  水の上に浮いてる  わたしの持ってる  裏面を知り抜いてる  情夫を持ってる  木村は困りきってる  僕らが持ってる  内容を知りたいとは思ってる  ぼんやり立ってる  倉地の生きてる  お前さんほんとうに黙ってる  二人持ってる  泥を塗って喜んでる  成果があらわれてる  後悔がある、出来るだけ生きてる  日の光りを遮られてる  いつまでも子供扱いにされてる  葉になろうとしてる  幸福が待ち構えてる  方を眺めてる  方を窺ってる  何処からかじっと覗かれてる  薄黒く汚れてる  手にしてる  髯が生えてる  外に出て来てる  方をじろじろ見返してる  後ろに迫ってる  朝日を受けてる  露に濡れてる  ことを書いてる  故郷に帰ってる  葉に置いてる  姿が立ってる  ハンケチを持ってる  心を寄せられてる  心に映ってる  うち明ければいいのに、隠してる  神経衰弱になってる  半狂人になるほどのぼせきってる  中に立ってる  文句などを書いてる  彼からつけられてる  誰かに話しかけてる  語を聞いてる  そしてる  札の掛ってる  養子に来てる  非常に弱ってる  一生懸命になって訊いてる  厭だと言ってる  麻痺れると言ってる  麻痺れてる  どこも何ともないと言ってる  方を狙ってる  楽しいだろうと、いつもそう思ってる  何を慌ててる  大勢立ってる  刺青をしてる  ここいらで、よく釣ってる  河心へ乗ってる  から仏になってる  お前じっとしてる  んでしょう、恐しく騒いでる  どこへおいでる  私が獲って来てやろう、待ってる  病気で休んでる  五指を出でる  振りなんかしてる  本も読んでる  一生懸命にやってる  薬は飲んでる  ラジオにでる  パンは白いにきまってる  世間体をそうびくびくしてる  胚胎してる  清書さしてる  肥満しすぎてる  ぼんやり見上げてる  のかも知れないが、然し、待ってる  ぼんやり待ってる  君を叱ってる  感想を言ってる  愛用してる  静かに結ぼれてる  衷心から頷いてる  ことだと言われてる  彼女は深く頷いてる  密生してる  手入れしてる  おれだって、生きながら死んでる  訶んでる  そこに坐りこんでる  決意を含んでる  硝子戸がぼーっと白んでる  浪が打ってる  シッコでウンウン云ってる  モノスゴイ話がつながってる  二三日やってる  お前の子になってる  毎日何をしてる  お前が思ってる  お前を踏みつけにしてる  お前が云ってる  刀を見てる  居眠りをしてる  相談をしてる  月の光に浮出してる  さらさらと映してる  男が応じないので困ってる  子供を取上げようとしてる  ものかどうか迷ってる  子供がすやすや眠ってる  外に飛出したまでは覚えてる  病気を持ってる  子をふんだくろうとしてる  引取りたがってる  丈夫に育ててる  五六本はいってる  後れ毛をからみつかせてる  自家に戻ってる  頭にぬけてる  彼女は黙って聞いてる  どこか少しぬけてる  生欠伸をかみ殺してる  険を湛えてる  ときまってる  お前の考えてる  布団に寝てる  それが暫く続いてる  彼が云い渋ってる  一私を踏みつけになすってる  自分が分らないほどになってる  考えつめてる  心を見合ってる  どこか間違ってる  順々に考えてる  声に、聞くともなく聞き入ってる  灯が瞬いてる  私月を見てる  洋服に着かえてる  生活はどんよりとしてる  子供ばかりほしがってる  次から次へと産んでる  戸外に騒いでる  杯を取上げてぐっと飲んでる  お前、ふるえてる  一任されてる  訓育を受けてる  新らしがつてる  読書家がつてる  悪事と心得てる  教育を受けてる  同一に心得てる  麻布に住んでる  書棚に列んでる  お伽ばなしばかり読んでる  書物を読んでる  鼻汁を垂れてる  花が附いてる  窮屈がつてる  一つふっと咲いてる  穴があいてる  俺を待ってる  人間だけを見てる  何を書いてる  ことをくり返してる  仕合せだと思ってる  世の中には転がってる  今掃除しようと思ってる  んだとか云ってる  中に残ってる  自分自身にも聞かせてる  楽しみを見出してる  体裁に持ってる  退屈しきってる  なにをにやにやしてる  臆測をこね廻してる  忖度してる  顔をそむけてる  僕が持ってる  却って得意がってる  幽閉されてる  虚勢されてる  私たちには欠けてる  思いやりを寄せてる  さつまいもが沢山出来てる  静かに坐ってる  こちらを見上げてる  算用数字がやたらに並んでる  千葉に住んでる  どこかで飲んでる  底に沈んでる  今は出てる  金魚を置いてる  默想してる  黙想してる  今は死んだか生きてる  いくらかは出来てる  駅へと通じてる  本でも読んでる  ふんわりと浮き上ってる  私しゃ驚いてる  手を洗ってる  唄を歌ってる  半ば白い光りをあびてる  男の目覚めてる  不安にうるんでる  之だけを覚えてる  今働いてる  苛責とを深く感じてる  事務が残ってる  学校に勤めてる  左とに引張り合ってる  半ば生きてる  太陽がぎらぎら照りつけてる  蟻に取巻かれてのたうち廻ってる  庭で働いてる  母親が寝てる  政府から母親が貰ってる  いつまでも起きて待ってる  碁会所に入りびたってる  真面目に云ってる  空費してる  他に待ってる  濛々とこめてる  中にこみ合って、ごった返してる  教師をしてる  彼が勤めてる  ぼんやりつっ立ってる  手に持ってる  彼女が持ってる  透視を強いたりしてる  皆に知られてる  心はきまってる  顔付でつっ立ってる  それを本当に信じてる  一人で悦に入ってる  夕陽がぎらぎら映ってる  教員室に残ってる  ことは出来なくなってる  大勢人が居並んでる  大勢客が込んでる  ことを説き立てて、黙って微笑んでる  慍つてる  人に甘へてる  出口を探し求めてる  戸を閉めてる  しまつてる  漂はせてる  堕落してる  ことなんか考えてる  ばかに気取ってる  頃にはもう死んでる  推理と見なされてる  出入してる  交叉してる  切符を持ってる  暖簾のさがってる  上に寝そべってる  食物は禁ぜられてる  宙に見開いてる  ように息づいてる  類がきりっと整ってる  真中から分けてふっくらと結えてる  東京に踏み留まってる  末娘を持ってる  舞台に坐ってる  胸に懐いてる  まばらに突き立ってる  皆に知れ渡ってる  静かに住んでる  神妙にやってる  根がでる  反対にやってる  きれいにできあがってる  工科もよくできてる  看病に行ってる  暈をしょってる  ここに待ってる  植木屋で持ってる  外国じゃ光ってる  気運をこしらえ上げなくちゃ、生きてる  先生にしかられるにきまってる  一人だってじっさい笑ってる  から学校に行ってる  迷惑をかけてる  ために、書いてる  いちばん偉いと思ってる  うご厄介になってる  間が抜けてる  自分の住んでる  味の出るまできっとかんでる  鮒か、掬ってる  恰好まで心得てる  畑だから、じとじと濡れてる  裸で出張ってる  ぐい帯を上げてる  水が殖えたか、投出してる  人に抱えられてる  一件ものをうでる  畦に踞んでる  間違へてる  煽動されてる  わしゃ、すこし酔ってる  ネオンをやってる  だしにつかわれてる  ピストルが射てる  土地、ぽつりと立ってる  斜陽に輝らされてる  無事に生きてる  粉がふいてる  眉をひそめてる  ふりまはしてる  それも考へてる  言ひながら、泣いてる  行はれてる  みんなもつてる  あたしに隠してる  別に好奇心以上のものをもつてる  ガッチリしてる  遊び相手をしてる  つて言ふにきまつてる  疲れた顔してる  カケしてる  理由をならべてる  あらまし知つてる  ぢや、かうしてる  僕から何を求めようとしてる  べつたつて、死んでる  猿又はいてる  さっき足で蹴ってる  赤化宣伝ばやってる  のさ、分ってる  何に云ってる  何を見てる  何を話してる  コレやってる  パタパタしてる  身体が汚れてる  水さ入りたくねえッて云ってる  だってしてる  仕事がきまってる  めに合わされてる  毎日やられてる  不景気な面してる  ッかながってる  ブンなぐってやりてえと思ってる  この声聞いて震えてる  引ッ張り込んでる  兎が飛んでる  薔薇は生きてる  観念してる  胴と続いてる  楼主に対して繰り返してる  麦畑を持ってる  のと開いてる  心に止ってる  幾粒か食べてる  皮をかぶってる  ように考えてる  毛唐等あみんなそうしてる  方に行ってる  相棒も洒落てる  留守番をさせられてる  銀が泣いてる  坂田は生きてる  店へおいでる  話ばかり数えておいでる  損ばかりしといでる  黒焦げに干乾びてる  皮膚が焼け爛れてる  肋骨、折れ曲ってる  再現してる  死体がぶかぶか浮いてる  常時さらされてる  ぼんやり見えてる  声がしてる  俺にだけ言ってる  それは言ってる  世界中に向って、言ってる  薄目を開いてる  姉が泣いてる  おむつを洗ってる  体を休めてる  雑貨を商ってる  親戚から手伝いに来てる  年はだいぶ取ってる  から怖くないと思ってる  有様を嘲笑ってる  中にぶかぶか浮いてる  薪を置き並べてる  身を寄せてる  金は持ってる  眩暈がしてる  背中をひくひくやってる  かすかにさしてる  影を落してる  のをきらってる  そっぽを向いてる  そうとしてる  どこかへ駆け出そうとしてる  寝起きしてる  もっとも、立ち並んでる  亭主に死なれて困ってる  忘られてる  珍重されてる  呪いとなってる  価を持ってる  住邸となってる  顔を列べてる  そこらで売ってる  家に残ってる  若書きとして残ってる  今、残ってる  今日残ってる  家蔵になってる  柘植黙で通ってる  発揮されてる  ゴテ付いてる  くに俺がやってる  通称丸山軽焼と呼んでる  盛岡に住んでる  座右に侍ってる  神通力を持ってる  方向から出かけて来ると思ってる  なかで、がさがさしてる  童心を持ってる  住宅はどっさり建ってる  息子に離れてる  こと言ったりしてる  いじめられてる  為めに書いてる  ちや出来過ぎてる  ことなら何でも知つてる  露助に似てる  振りなんか見てる  證據立ててる  ぼんやり夢見てる  巧妙にできてる  ギツチリしてる  意味をもつて生きてる  勘ちがひしてる  苦勞はしてる  毎晩夜店を出してる  今はやめてる  蛙どもの群がってる  方角知覚を持ってる  汽車に乗ってる  逆に走ってる  面を持ってる  謎になってる  鍵になってる  錆がついて出来てる  構造されてる  兜を脱いでる  猫ばかり住んでる  たしかに猫ばかりの住んでる  精霊ばかりの住んでる  神田へでる  空中に描いてる  火がついて、ぐらぐらゆすぶれてる  人憶えてる  所で待ってる  温泉にでもつかつてる  横噛りで遣ってる  ことこところころ、よく鳴頻ってる  友達が当ってる  彼が眠ってる  発射されてる  鍵が締まってる  自分の活きてる  みんな寝てる  自分は寝てる  調べが済んでる  燒きすてる  あたしお腹がすいてる  輕蔑してる  人にやってもらってる  傷けられてる  みんな円くなってる  色変ってる  たいがい大穴がでる  大穴のでる  穴がでる  大穴がでる  穴のでる  午前中にでる  文句のでる  選手がグングンでる  今日芽がでる  ままフラリとでる  ハンストやってる  腹をならしてる  夢や聞いてる  さうにうなされてる  離れが、空いてる  川底に、まだ、潜ってる  跡をつけてきてる  石塔ぐるみ、背負ってる  のが、変ってる  一服やってる  面白いものが落ってる  ものあ、落ってる  きっこをしてる  こを着てる  己らを呼んでる  二階広間があいてる  親分が来てる  相談をやってる  名刺を貰ってる  たしかにカバンを持って行ったと言ってる  君を疑ってる  全部筋書を立ててやってる  カバンを忘れたと云ってる  営業してる  ように、逃げでる  公園へでる  どこをあるいてる  後生楽にできてる  いつまでやってる  やりとりは、始終、してる  シイさんといってる  素人ばなれがしてる  口をきられて、だまってる  マスクをかけてる  糸川がやけてる  道路工事をやってる  国もとへおいてる  ッこないにきまってる  一風呂あびてる  パンパンが待ってる  路へでる  順ぐりに読んでる  糸川復興りきんでる  口を利かなかつたので、喜んでる  悲んでる  違つてる  寢返りをうつてじたばたしてる  唆かされてる  伸上つた眞似をしてる  水をつけてる  室をでる  裸体が美しくなってる  ニコニコ笑顔で踊ってる  手のすいてる  方を養ってる  一人でやってる  妖気がこもってる  みんな死んでる  何がでる  ボンヤリ外へでる  ジッと立ってる  頭かって待ってる  世話をやいてる  これを抜いてでる  レコードがでる  アナウンサーは必ずこう附け加えるに極ってる  雨がふってる  ブウブウ云ってる  詩がのってる  手がもがいてる  蝶もとんでる  妾がでる  熱でもある、ええてる  逢つてる  猫柳の枯れてる  死體が浮いてる  錢をひき出してる  やうに怒鳴つてる  中に住んでる  家竝の混んでる  やうに啼いてる  顔が映つてる  何処に潜んでる  ペン画を描いてる  ステツキを持つてる  顔を描いてる  いちばん似合つてる  地に落ちてる  んじゃないと云ってる  侮辱されてる  着やがってる  風呂にはいってる  所持金みんなしらべるらしく、いつも持ってる  ブレーキがきかなくなってる  ただ程度を心得てる  金を預ってる  大金をあずかってる  百何十万円かはいってる  発展して行くにきまってる  言はれてる  新聞を見ていってる  気が狂ってる  電気ショックをやってる  全然イクジナシですよ。あなたが強いにきまってる  幻聴もでる  ウチで飼ってる  一しょに生きてる  失職してる  もの失職してる  論理について云ってる  大人になってる  答がでる  経験を積みたいと思ってる  紙が貼られてる  余計にへってる  みんな合ってる  あなたについていただきたいと思ってる  その男のやってる  ガラ空きになってる  失業してる  希望してる  あなたを待ってる  まま向うへ引渡してしまいたいと思ってる  みんなお分かりになってる  明瞭に分ってる  言葉だけでやってる  関係を保ち合ってる  名をかたってる  名前を使ってる  家に住んでる  事務員がズラリと並んでる  方だと言ってる  ことだろう、こう云ってる  ものと諦めきってる  品種改良向上と云ってる  音をあげてる  蟇口をにぎりしめてる  子にきまってる  苦悩の物語りでありました、と書いてる  競輪をやってる  王様が生きてる  配給されてる  誰かが悲しんでる  方が、どうかしてる  一ツとなってる  取締ってる  東天に漂ってる  心が苛立ってるとも浮立ってる  口をあけてうっとりしてる  君を待ち焦れてる  ことがなにかひっかかってる  君から逃げ出そうとしてる  私を愛してくれてる  灰に蔽われてる  祈念してる  金色に光ってる  眼をしてる  上へでる  稼ぎにでる  ソウミン祭と云ってる  古道具屋に売ってる  オカミサンのやってる  テーブルだが、食ってる  二レースだが、やってる  文学に凝ってる  冷汗をかいてる  一足外へでる  交通整理をやってる  ところに立ってる  主題を扱ってる  返事してる  顔を見つめながら聞いてる  床に坐ってる  帰りになってる  タネがないにきまってる  通風孔があいてる  仙台的にゆがんで黒ずんで吹いてる  タネになやんでる  ミコシがでる  速力がでる  中洲に住んでる  筋のゆるんでる  池へ倒れ込んでる  斜にかかってる  門に込合ってる  茄子を食ってる  襟を拭いてる  昼寝をしてる  横ッちょに曲って懸ってる  日中から気になってならないんで、直すか直すかと思ってる  そのまま閉ってる  背合せになってる  櫛をさしてる  疼むかして、小さく堅くなって、しくしく泣いてる  汝が使ってる  怪我をしてる  蒼にしていらあ、震えてる  んじゃあございません、駆けてる  周囲を駆けてる  ッこがはじまってる  私とで引受けてる  愛吉とで請合いましたと謂うと、蒼くなって怒ってる  酌をしてる  飾りものを食べてる  懇意になってる  位、凝ってる  ケケッケケッ、羽ばたきをしてる  舌を吐いてる  薄ぼんやり、どうしてる  ぺんぺん草の生えてる  引摺ってる  八口の切れてる  程とちってる  胸に掛けてる  御簾のかかってる  ようにでも思ってる  相場が極ってる  じゃじゃ馬ですねてる  団扇が乗ってる  亭主が食ってる  変だと思ってる  刻限が合ってる  寝床に潜り込んで待ってる  対手欲しやでうろついてる  棄ってる  絡ってる  お伽話を読んでる  今晩はどうかしてる  強情張つたなら、帰れると思うてる  方が待つてる  判つてる  突ッ立ってる  煙がでる  熔岩がでる  十一時半にでる  島外へでる  孔ができてる  谷をなしてる  番頭をやってる  神火茶屋に働いてる  ムリに動かしてる  さで持ってる  島にできてる  僕は急いでる  非常に急いでる  強情はってたら、返してくれるとでも思ってる  強情はったら、帰れると思ってる  ことはわかってる  方が待ってる  嚴存してる  拜んでる  切つて拜んでる  政治をやってる  実物を見てる  天から降って住みついてる  鏡の載っかってる  云つて騒いでる  数がいくらか減ってる  信心してる  経験を云ってる  実効を得てる  子供をつれて坐ってる  ツヤがでる  抱合から滲みでる  結果のでる  一ツになってる  ブラブラたれてる  のが出来てる  斧を持ってる  そッくり負うてる  熊に殺されてる  仕方なくやってる  分配されてる  有利につくられてる  天皇に殺されてる  これを握ってる  東になってる  コシラエモノにきまってる  両面人となって現れてる  アベコベになってる  近江に当てはめてる  熱心にこだわってる  自分の言ってる  フダン着てる  支配しやすくなってる  占領してる  重点をおいてる  拙者がきいてる  わからん風が吹いてる  斜陽をあびてる  お客を待ってる  パチンコをやってる  リクをやってる  映画にでる  舞台にでる  人顔の覗いてる  包みを下げてる  弄くってる  それを見てる  着物がしめっぽくなってる  そうに食ってる  一体幾日だと思ってる  俺は馴れてる  臭いがしてる  昂奮してる  仲人口を利いてる  杯を重ねてる  無駄食いに弱ってる  二人で話し合ってる  腕は持ってる  池部から改めて聞かされてる  病気されて遂に死なれてしまい、ごたごたしてる  中に引張り込もうとしてる  夢ばかりみてる  希望を投げかけていってる  灯明が消えてる  母の生きてる  俺の覚えてる  冷淡にしてる  火の玉でもつかえてる  魂が籠ってる  口には出さないが、そう思ってる  底に絡みついてる  腹に廻ってだいぶ酔ってる  波にでも浮いてる  首筋へ乱れかかってる  私にはようく分ってる  彼女は平然とそう云いきってる  一面に垂れてる  危いなと思ってる  神棚に投げ上げてる  賑ってる  ため却って道路がぬかってる  きりで、ひっそりしてる  ごそごそしてる  何に使ってくれようかと思ってる  火をつけてる  金盥をのせてる  広間にぎっしりつまってる  うちにうごめいてる  更可笑しいぞ、と思ってる  君達少しは持ってる  大丈夫かね、こう押しつまってる  留守をつかってる  敬遠しようとしてる  詮索してる  隙間から洩れてる  俺が思ってる  頭から血が流れてる  半分ばかり開いてる  何を起きてる  本気で祈ってる  泰然としてる  方に少し残ってる  計画んでる  却ってそれを喜んでる  斜かいに射しこんでる  域をでる  尽きはてる  太鼓をうってる  空洞になってる  唄になってる  失敗ったと思ってる  腕が上ったとほめられてる  寒稽古にでる  出世してる  夢中で考えてる  何言ってる  空ばっかり見てる  掩われてる  冬雪の降ってる  留守番をしてる  今でも覚えてる  友達みたいにして遊んでる  ところに住んでる  長靴を引きずってる  港務部へ出てる  情夫でも乗ってる  みんな達者にきまってる  そうだからと云ってかえりかけてる  母親はせわしがってる  からだけでもたててる  支度はもうできてる  女学校を出てる  ちやんとわかつてる  あなたからも愛されてゐると信じてる  君もどうかしてる  顔をするにきまつてる  合はせてる  何かしてる  手傳い人夫でもしょうかと思ってる  ピッケルを有ってる  時に燃えてる  懐ってる  お金が来てる  いくらかは来てる  冬あたりから来てる  ロシア人の住んでる  竹内さんさえ喜んで飲んでる  揃ひ過ぎてる  人生の縮図を見てる  新聞なぞにもよくでる  輸入ものがいいと思ってる  云つたつて知つてる  決つてる  水がでる  部屋をでる  探偵小説はかなり読んでる  廊下にでる  鉱物のでる  別館をでる  結論がでる  奥さんがゆすられてる  一千万もゆすられてる  毎日毎日疲れきってる  一本釘がぬけてる  誰も泊ってる  ことないにきまってる  者だときめてる  受け渡しをやってる  聞き耳をたててる  ノーコメントに一目おいてる  団体謁見にでる  遺書を読んでる  対象がでる  ためいきがでる  ぶとをぬぐにきまってる  毎日逢ってる  うまいにきまってる  みなさんが、といってる  なにをおっしゃってる  山チイに逢いなさいっていってる  艦長がなにかいってる  ここへ来てる  あたしはやらないといってる  内包してる  散布してる  事を考えてる  矢切村と云ってる  所へ這入ってる  村のものらもかれこれいうと聞いてる  手で持ってる  花を開いてる  母が言ってる  枝豆をあさってる  野菊が繁ってる  綺麗にえんでる  蜻蛉釣りでもしてる  田螺たたいて遊んでる  撫子薄紅つけてる  威厳がそなわってる  追手がかかってる  人は生きてる  娘さん、寝てる  真夜中ぐっすり寝こんでる  どこに行ってる  夢にうなされてる  反感を持ってる  敵にしてる  けさ加減を、計られてる  窓を見てる  トリゴーリンが来てる  息がはずんでる  点綴してる  靄が淡くとけこんでいって、ひたひたと湛えてる  着水してけろりとしてる  羽毛に蔽われてる  草葉をも染めてる  流動してる  流血とに喘いでる  いふ立前で押さうとしてる  鼻毛を抜いてる  やつてみてる  土地で成り立つてる  わしも、あつちこつちで聞いたり、見たりしてる  教へてくれてる  方向にばかり進んでる  花咲き出でる  心を持ってる  腹を出してる  内々嗤ってる  いやに厚ぼったくて、酔ってる  旅してる  問題を論じ合ってる  それを探し廻ってる  朱欒のなってる  態度を取ってる  引掛ってる  一瞬間立止って、何やら考えてる  様子が違ってる  様子がいつもと違ってる  笑みを洩らしてる  自分を急き立ててる  達子からじっと見られてる  信頼してる  影を投じてる  財産だって、もうとっくに無くなってる  私は心から信じきってる  自分の云おうとしてる  生活を送ってる  ためを思ってやってる  のだと思ってる  片山は云ってる  遠くを見つめてる  私を引き留めてる  白を切ってる  風になってる  彼の求めてる  疑問をくり返してる  ぼんやり聞いてる  絵を習ってる  私ね、思ってる  つまりは分ってる  昌作が黙ってる  ずっと前から無くなってしまってる  不足を出してくれてる  そうになってる  自分自身に怒ってる  アトリエに通ってる  ひた隠しにしてる  風に云い出したらよいか迷ってる  あなた毎日何にもしないで暮してる  日向に蹲ってる  当もなしに歩き廻ってる  寝る時間になってる  仕事もしてる  生活を長く続けてる  薄っぺらなのだ、ふやけてる  私思ってる  ことばかり書いてる  詩を覚えてる  今急き込んでる  ことに苦しんでる  心に喰い込んでる  ことにしてる  時なんかうまく使ってる  手伝いに来てる  心配して来てくれてる  頬が少し赤くほてってる  ばかにされてる  熱にうかされてる  事情になってる  材料にしてる  人と親しくしてる  出入りしてる  相手をしてる  光がうすくさしてる  ことをきらってる  行先がきまってる  据ってる  から覗いてる  ことも忘れてる  ものがまじってる  川村さんは酔ってる  元気そうに若々しくなってる  僕が請合ってる  注意してる  母が待ってる  僕のつとめてる  質問に応じてやったりしてる  余り疲れて寝入ってる  悪夢を見てる  邪魔しようとしてる  スパイにつけねらわれてる  枝葉をのばして、こんもりと茂ってる  生顔をうつしとってる  酒のまわってる  青年を探ってる  卑下してる  指跡の残ってる  河に流されてる  稼業をしてる  何だかちがってる  牧野さんが笑ってる  拳銃をもってる  胸にかかえて、つっ立ってる  写真にとってる  破片がちらかってる  自殺してる  限り読んでる  何処に住んでる  木も笑ってる  とこにねてる  椎の木に引っかかってる  今日はどうして黙ってる  凧をこわがってる  枝にかかってる  若葉のでだしてる  げだるまがひどく破れてる  竜がおどってる  ことも、もう忘れてしまってる  地面に横たわってる  なかに静まりかえって、うっとりと眠りかけてる  鬼ごっこをして遊んでる  のか死んでる  中に這入つてくれてる  心配してゐてくれてる  人家が建ってる  スキー道具を持ち出してる  道具を拵えてる  下に吹き寄せられてる  奉公してる  二百円ばかりはいってる  意志を通そうとしてる  思いを走せてる  専門学校に通ってる  三枚はいってる  清さんをからかってる  関係なすってる  四畳半が空いてる  苛ら立ってる  無理に押えつけてる  夜這いをするとでも思ってる  身も心も汚れてる  ことが間違ってる  書物に読み耽ってる  の、ばかげてる  議論してる  印象が残ってる  残照を受けてる  いつでも着てる  靄に包まれてる  スキーを楽しんでる  餅をやいてる  イギリス文学をかじってる  骨の埋もってる  私たちの通ってる  白堊で塗りつぶされたりしてる  向に聳え立ってる  名を持ってる  のが、出来上ってる  確実にわかってる  部屋として伝えられてる  特色とされてる  僅かに残ってる  自慢にしてる  記入されてる  ウィリアムを待ちながら立ってる  まばらに並んでる  白鳥の遊んでる  片野さんがとびこんできてる  一つ所に立ってる  何をねぼけてる  ぼんやり街路を歩いてる  街路を通ってる  場面を見てる  三年ばかりになるが、愛しあってる  清算されてる  相当にやっていけてる  ことではなし、もう分ってる  奴、取換えちゃいなさいって、いつも云ってる  目をつけてる  心持ゆすってる  形が歪んで、笑ったり踊ったり、生きて動いてる  人が起きてる  ところに起きてる  泥棒だとでも思ってる  とんちきめ、起きてるなら起きてる  電燈のきえてる  なんだ、泣いてる  片野さんはしっかと抱きしめてる  身も心も投げ出してる  光がさしてる  奉仕してる  お金をためようと思ってる  音がしてる  影が多く、奥深く黒ずんで、そしてちらちら笑ってる  調子がちがってる  まり思い惑ってる  ことにこだわってる  へんに深々と光ってる  上品にと取繕ってる  席がふさがってる  何か聞き入り見入ってる  折箱屋をやってる  五つ並んでる  身を慎んでる  二人とも楽しんでる  気をもんでる  誰々が来てる  みんな揃つてる  かぶりすぎてる  ノートはすつかり出来てる  細木君、わかつてる  きりしてる  稲さんに、惚れてる  裏があいてる  なんだ、開いてる  今は、何もかも話してる  ことはのみ込んでる  別居してる  話はわかつてる  云つて来てる  好意をもつてる  保根さんがもつてる  親友ですよ。お互に困つてる  ように登ってる  停滞してる  処女性を持ってる  作品が宿してる  ものばかりで出来上ってる  胸に思ってる  奥に映ってる  声に籠ってる  叫び立ててる  間に、潜み籠ってる  魂が住んでる  指全体が、生きてる  それきり黙ってる  干し芋を裏返してる  黄葉しかけてる  地質が損じてる  台所をきりまわしてる  茎から出てる  葉蔭で話されてる  忿怒を感じてる  株がころがってる  小枝をとって、煙ってる  番人をしてる  バラック生活をしてる  菜園を拵えてる  彼女を恋してる  ちょっと、拗ねてる  なぞを読んでる  ハンカチでも飛んでる  海象に似てる  チンと坐ってる  ところで話し込んでる  旧家から来ておいでる  気で、既に読んでる  隣室へ来ておいでる  部屋は空いてる  父親さんが生きてる  間に挾まってる  私も、そうも思って見てる  ちゃんと承知してる  俺も、まあそう思ってる  母親さんが生きてる  ところを話してる  何事も言わずに働いてる  イカモノが掛かってる  風通しは悪いと来てる  それから僕の持ってる  死ねば可いと思って待ってる  父親さんが可愛がってる  人が又余程変ってる  物置に成てる  福ちゃんッて、探してる  の寝てる  曾根さんが来てる  真似ばかりしてる  子供が酷く泣いてる  私だって疲れてる  髭なぞが生えてる  葉書の入ってる  私のように仕事にばかり追われてる  疾からそう思ってる  大変後れてる  アア吾家のは後れてる  下を流れてる  風邪を引いてる  調子が責めてる  俺も余程どうかしてる  動揺してる  各自家族を控えてると来てる  ダクンダクンしてる  洒落過ぎてる  ことばかりしてる  世話してくれてる  眼に見えてる  一人連れて行きたがってる  串談を言ってる  薬は依然として売れてる  まま垣根にこびりついてる  死ぬまでは死なないと思ってる  公の持ってる  僕のものにきまってる  宅でも困ってる  減つてる  凉んでる  帳面から顔をあげず、もう起きてる  出方一つに懸かつてる  活動してる  切迫してる  はつきりしてる  避難してる  乘つてる  しか皆憂愁に鎖されてる  搖られてる  交つてる  十號と呼ばれてる  混雜してる  目を拭いてる  默つてうつ向いてる  合つてる  危險視されてる  さうに浴びて立つてる  私たちの掛けてる  歩いてる者も、掛けてる  空に聳え立つてる  集結してる  今夜も働いてる  記事が大きく出てる  占有してる  窓からのぞいてる  方へ引き離して走つてる  通つて知つてる  手傳つてる  顏をしてる  光を投げてる  物色してる  先に着いてる  戰爭をしてる  形が似てる  國境は、一度閉されてゐたが、すでに開かれてる  船を待つてる  超過してる  散歩してる  滯留してる  愛着を感じてる  ことをいつて興じてる  樂しみにしてる  それを取り戻さうとしてる  部屋借をしてる  變貌してる  放射してる  調印させようとしてる  方へ進んでる  ソーセージと呼んでる  アブリへ逃げ込んでる  たかつて遊んでる  ドイツと組んでる  荷揚はすんでる  雪の降ってる  いつまでこうしてる  爪みがいてる  犬も吼えてる  先から麺類を断ってる  今聞いてる  お前はよく馴れてる  足でもどうか成ってる  ア金も持ってる  其処らに落ちてる  槍で突いてる  のは泊ってる  沢山金を持ってる  ますめえと思ってる  何が異ってる  己ア方で異ってる  根性が異ってる  から大福を売ってくれろと云ってる  大福餅をまけてくれろと云ってる  炭を担いでる  のしあがつてる  つて向ふへひらいてる  湯のたぎつてる  色に照つてる  大抵のながめはふさがれてる  中腹からかしらを出してる  宿屋が並んでる  手摺に生きてる  家を立ち出でる  ばかを言ってる  大分伸びてる  何だかこれから生れ変らうとでもしてる  筈だったって、そう云ってる  暇なんかには飽きてる  ウイスキーを飲み廻ってる  人だから、もってる  ヤニをこすりこすり、飲んでる  寝息をうかがってる  教員してる  話が変ってる  復た起きてる  先に考えて掛ってる  噂をしてる  毎日勉強してる  明日にも出掛けたいと思ってる  鶏が鳴いてる  叔父さんよりは老けてる  正太が熱く成ってる  豊世は恐れてる  俺は思ってる  貴方が買ってる  買被ってる  苦にしてる  了ってる  方が間違ってる  何事を為てる  ことを為てる  神主をしてる  母親さんの生きてる  尻に敷かれてる  交換してる  温順しく寝てる  気遣いだなんて言ってる  ように心掛けているんで持ってる  ところへ行って、転がってる  小さな男ばかり揃ってる  贔顧にしてる  処へ行ってる  一人残ってる  私を捕えてる  ことなんぞ言ってる  自分で困ってる  捨石を打ってる  証文が入ってる  もっと大きく考えてる  人達には解らんと思ってる  意味で言ってる  子供を連れてる  通り熟と黙って見てる  熟と黙って見てる  鉢植にして売ってる  眼を着けてる  彼方へ行ってる  平気でやってる  大に遣ろうと思ってる  ことをどう思ってる  叔父さんが寝てる  俺は寝てる  月を見てる  道具が残ってる  全力を挙げてる  為て貰ってる  正太に酷く似てる  留守居をしてる  正太さんが泊ってる  正太さんに着せてる  夢中に成ってる  病人を引受けてる  心地がしてる  家へ来てる  彼も考えてる  その間が切れちゃってる  小僧でもいってる  誰でもいってる  盛に書いてる  社会的に出来てる  予言してる  さっきから度々いってる  疵を有ってる  平気にすましこんでる  此とを分てる  相談し合ってる  ことをしようとしてる  からスプラクナクなど可愛がってる  私たちの言ってる  感違いしてる  英語で言ってくれてる  海底にでる  何をしておいでる  今誰が来ておいでる  在住してる  英国に咲いてる  年寄り染みてる  ものを気に入ってる  覚悟はしてる  僕あね、あきらめてる  腕前をもってる  朝っぱらから賭博でもしてる  暇を貰い申して帰るべえかと思ってる  彼等は一層仲よく弾いてる  今探偵小説作家になってる  いつでも酔払ってる  お土産を持ってる  吐露してる  勘はこけてる  癖、燃えてる  ぼんやり詰めかけてる  事は心得てる  ッていってる  剣舞をしてる  不見転と心得てる  なりはしてる  おかみさん、活きてる  憂慮って、立とうとして、酔ってる  いつでも困ってる  僕はもう生きてる  風かにやられるにきまってる  金でできてる  僕たちの話してる  あなたに物を言ってる  あなたに聞こえてる  んですか、聞こえてる  あなたに言ってる  先に見えてる  挨拶ぐらいは心得てる  わたしが本当に酔ってる  出を眺めてる  頭持ってる  思いでもしてる  柳橋とかに似てる  追っかけ廻してる  人に追っかけられてる  舟がきてる  舟足と、立ってる  ときから聞いてる  にこにこ笑ってる  宿をでる  水はあってもでる  川中島に出でる  働きに出ようと思ってる  私だって、ただ、ぶらぶらしてる  世界が輝いてる  中に、一際輝いてる  頭痛がしてる  片山さんに似てる  自由主義的だと見られてる  燗がつきすぎてる  歯をむきだしてる  一つ考え落してる  ことを思い出そうとしてる  宿泊してる  睥めくらをしてる  鉄砲を持ってる  通り持ってる  慄えてる  何か入ってる  心に育ってる  何やってる  僕もそう思ってる  通りだと思ってる  光とに満ちてる  みつき、目覚めてる  自分を取り巻いてる  弾薬盒が光ってる  ところに書かれてる  評議してる  暗闇になれてる  天井を染めてる  みんな君を待ってる  服をつけてる  顔つきをしてる  両端に控えてる  憲兵、動きまわってる  底にうようよしてる  私が眠ってる  上にじっとすえてる  螺旋形に回ってる  兵士らに遮られてる  前にのりだしてる  瞬間がきてる  自分は出て来てる  席を与えられてる  争奪してる  呼吸し脈打ってる  世界に生きてる  啓発されてる  破損してる  交差してる  顔がくっついてる  責めを帯びてる  自慢誇張してる  単調で色あせてる  連続が含まれてる  何物もないと思ってる  ようにしてできてる  ここに書いてる  私に残ってる  訴訟費用負担を言い渡されてる  正当に罰せられてる  健康を害してる  精神も弱ってる  廊下から一段高くなってる  アーチ形といわれてる  私がはいってる  中に深く刻みこまれてる  ような錆びてる  上に散らばってる  細断されてる  手足を切り離されてる  頭の欠けてる  燃え立ってる  ものが白く書かれてる  ために立てられてる  埃で厚くなってる  窓を開いてる  夢想してる  火で書かれてる  人でいっぱいになってる  錠をおろされてる  帯にさがってる  走り踊ってる  東を向いてる  鉄柵で続いてる  壁によりかかってる  ところにかくれてる  革とをつけてる  連中のまじってる  拘禁されてる  監察官殿と呼ばれてる  響き渡ってる  禁錮されてる  代表されてる  地面に伸ばされてる  背にあてられてる  湯気のたってる  私がつかまってる  天井にゆらめいてる  病室に移されてる  寝台に寝てる  力をかりたがってる  合図で、見てる  同情してる  不憫に思ってくれてる  彼女が歌ってる  六時半が鳴ってる  口をきいてる  目が光ってる  時、死にかけてる  二輪馬車で、編まれてる  馬車に乗ってる  音をただ聞いてる  首にさがってる  大字で刻まれてる  旗の立ってる  前部に乗ってる  彼がふりむいてそう話しかけてる  一日じゅうふさがってる  何をいったい考えてる  みな軽蔑してる  私にさし出してる  馬車を眺めてる  通行人が奪い合ってる  八時半を打ってる  鼓動もとまりかかってる  破れからしりがのぞいてる  頭は刈られてる  さをやってる  一段が残ってる  俺はもう老いぼれかけてる  やくざ者になりかけてる  はげかかってる  下にむきだしになってる  シャツだけで震えてる  彼らがいってる  気の毒に思ってる  それまでもし生きてる  頭に残ってる  社会に犯させようとしてる  衣をつけてる  かな手をしてる  溝縁にあぶらをひいてる  自ら感動してる  べつに怒ってる  自ら言ってる  復唱してる  ようであり、知りすぎてる  血に飢えてる  私が食べたがってる  監獄に雇われてる  一緒について来てる  身振りはこう言い添えてる  冷笑しかかってる  腕章をつけてる  富籤をやってる  のを探してる  考えがうなってる  広場とをとりまいてる  物を商ってる  用意してる  足ですりへってる  日があたってる  液体でもはいってる  死刑台で終わってる  考案されてる  自ら身を置いてる  あちこちでころがり動いてる  なかにはいってる  保存してる  錠前を開けてる  閂を切ってる  彼女にはまったく生きてる  下に燃えてる  片隅で泣いてる  こちらを見また眺め、話したり答えたりしてる  慰安を求めていて、死にかかってる  必要としてる  運命づけられてる  そこへ来てる  一端に具えてる  三時が鳴ってる  空中にうねってる  そこでなされてる  私の垂れてる  私は合わさってる  えりを切ってる  ごっちゃに積み重なってる  人々の、喚き立ててる  人民からいかに愛されてる  上っ張りを着てる  鉄柵にぶらさがってる  角となってる  一つぽつりと立ってる  横向きに座ってる  柱などに積み重なってる  顔でできてる  私は、眠ってる  打撃を受けてよろめいてる  叫び声をたててる  なかに横たわってる  懺悔をさせられてる  両手を縛られてる  頭からもぎとられ、ようやくできあがりかけてる  なにひとつ欠けてる  民衆をだまそうとしてる  カルタをやってる  屠殺されてる  二十二回と言ってる  仕事を恐れ恥じてる  何をなしてる  文学にうぬぼれをもってる  生命が賭けられてる  家族をもってる  男を奪ってる  愛惜してる  死にのぞんでる  寝台のならんでる  大声で叫んでる  子供と遊んでる  鐘をとりかこんでる  円柱の並んでる  どこを選んでる  自分の進んでる  死刑執行人と相並んでる  金を払ってる  おつとめなさってる  僕がもらってる  自転車に積んでる  何だか三四本生えてる  カフヱへ出てる  油断してる  白つぱくれてる  なつて流れでる  泛かびでる  事をまだ云ってる  戦争にでる  戦場へでる  精分が入ってる  大丈夫だと思ってる  人に殺される気遣えはねえとこう思ってる  襦袢まで湿ってる  大概わかってる  只事でないにきまってる  先生酔ってる  女は、もう死んでる  女でも引張りあげて、抱いて寝てる  好きでしてる  違ひをしてる  顔を見てる  ことにきめてる  僕なんか、擦り切れてるどころか、破けてる  袖口がだいぶ擦り切れて見っともなくなってる  暗示してる  もっと擦り切れてる  それから、酔っ払ってる  毛の薄くなってる  担当してる  音楽批評ばかりやってる  たきばかりしてる  喉元まで出かかってる  落着きを失いかけてる  前から言ってる  軽蔑しきってる  物を考えてる  思いをこらしてる  愛想がつきてる  動悸を早めてる  あっぷあっぷしてる  塚本さんにも知れてる  ≪俺はまったくどうかしてる  医者にみせなさいと、いつも言ってる  松並木を持ってる  迷信が残ってる  頭を震わしてる  胃弱を悩んでる  百姓をしてる  釘にさがってる  見物人たちが美しく着かざってる  顔が、なるほど、いきいきとしていて、笑ってる  手であやつられてる  自分で踊ってる  それについてまわってる  マンドリンをひいてる  ためにひいてる  お祈りをしてる  牛の立つてる  もちやがよく分つてる  物が入ってる  仕方が変ってる  ギュウと言わせてやろうと思ってる  懇意にしてる  今頃は驚いてる  やつばり星にまけてる  慄へてる  ドヂに出来てる  処で待つてる  弱つてる  何時から来てる  さんが来てる  会議室へ集ってる  成長くかかってる  溜息突いてる  中に光ってる  大分恐入ってる  頬髯を蓄えてる  様に固くなってる  世の中を何と思ってる  影になってる  下働きをやってる  材料にしようと思ってる  義士が動いてる  いっしょになってる  金がなくって困ってる  道也先生困ってる  のだなどと考えてる  男ばかりで出来てる  あなたが、そうやって、唱ってる  本物も欠けてる  本物が欠けてる  から模造もかけてる  悲観病に罹ってる  生活にですか、ええ、そりゃ困ってる  もう少し待ってる  人物専門家が出来てる  御の字をつけてる  崋山はいまだに生きてる  先に壊してる  あれを笑ってる  若い夫婦も交ってる  から今考えてる  三百枚も出来てる  洋服だと坐ってる  こうかやってる  資格があると思ってる  不平はないさありがたいと思ってる  ちゃんと出来てる  約束があるんで、待ってる  御覧、待ってる  文学書を読んでる  から三年になるが、まだ遊んでる  事が極ってる  もっと上手になってる  筆を執ってる  何だか自分一人御先走ってる  それにも拘らず、書いてる  楽んでる  竿頭を望んでる  方々に散れてる  善悪などを論じてる  利根利根といふてる  毎日大橋から出てる  海まで続いてる  運動を為てる  反撥しようとしてる  濛気に包まれてる  剪つてる  パンパンいはせてる  眼が覚めると、忘れてる  説教されたりして、いくら飲んでる  ショパンを弾いでる  小説書いてる  それがふるってる  人へそむいてる  自分でかすれてる  奴は生きてる  里へ行ってる  何か言ってる  月見草がよく咲いてる  お世話をしてる  湯タンポを支えてる  牛酪が入ってる  写真機を持ってる  ものにきまってる  先刻からいやに黙ってる  やつだけど、乗ってる  巡査を呼んでる  ア、怒つてる  しろ、しつてる  ほんとは可笑しがつてる  んだよ、見たがつてる  ヒト一倍食べてる  夫婦。いま鳴いてる  足は持ってる  喰べてひっくり返ってる  友だち、洒落てる  一面に鳴いてる  ツて鳴いてる  今でもウンウンうなってる  様子をうかがってる  感服してる  ベタベタしてる  部屋をかしてやってる  卵を孵してる  引掛つてる  人だかりがしてる  綱一本でぶらさがってる  みな一度は登ってる  莫迦にしょげてる  見世物小屋が並んでる  呑込んでる  お前を見たがって騒いでる  俺が附いてる  お客がわいてる  一人も言ってる  茶碗が降ってる  かい、有難いと思ってる  へん可愛がってる  懐中に持ってる  面をしているにきまってる  のは惜しいと思ってる  呼出しを受けてる  火事だと言ってる  喧嘩だと言ってる  屋敷に附いてる  本は終ってる  仕方が無いから、こうして坐って見てる  んなら解ってる  今私が読んでる  なにはどうしてる  調整してる  ちゃんと見抜かれてる  八万円払ってる  皮肉を言ってる  肺病薬を売ってる  ウクレレを弾いてうたってる  私と似てる  自動的に見すごしてしまってる  ストーリーをさがしてる  タイム・スリップしてる  仕事は、してる  営業はしてる  一番売ってる  林が出すって云ってる  ものをうってる  漁にでる  遠洋漁業にでる  相談に行こうと思ってる  キュウキュウ言ってる  ところを言ってる  調子に乗ってしまってる  おしまい、ぐずぐず言ってる  ちゃんと附いてる  渡りつけてる  皺が寄ってる  ッ黙ってる  何うかしてる  肩をてらしてる  一ぱい積んでよろけてる  カンテラみつめてる  こと、わかつてる  前に驚きあわてる  舌を出してる  姉ちやんが呼んでる  自然を眺めてる  ように消えてしまってる  条痕を探してる  妖気を湛えてる  決意を待ってる  所有してる  斡旋してまわってる  壁にめいりこんでる  垂れしぼんでる  何処でも起きてる  から一所懸命に直してる  ここに持つてる  上に出でる  川を持ってる  ように仕掛が出来てる  銀流しが剥げるにきまってる  ここへ捕まってる  道鏡法師に、似てる  やつが流行り出してる  解雇してる  つて我慢して働いてる  癖を持つてる  わしらの生きてる  夏から家におゐでる  仲に立つてる  嫌氣がさしてる  肉が勝つてる  私心配してる  特異性を持ってる  冗談を云ってる  彼女はそう云ってる  何かおこってる  声はまるで変ってる  死亡証明書を、持ってる  私のしってる  自分だけで考えてる  私の考えてる  寝室だけに住んでる  仄かに織り込まれて、捉え難く触れ難く、ただ脈々と漂ってる  芳香を漂わしてる  一様に咲き匂ってる  香を漂わしてる  キャベジがころがってる  そっちへ向いてる  窓をすっかりしめてる  逆立ちしてる  何だか死人にでも触ってる  何が入ってる  万事、心得てる  前でうろうろしてる  カウンターに居残ってる  皆うとうととしてる  数字が際立ってる  ゆらゆらと動いてる  一部をなしてる  一部分をなしてる  中から差出されてる  転ってる  眼を据えてる  彼が書いてる  帰りを待ちながら居眠ってる  自分につきまとってる  生命力がからみついてる  三匹生きてる  そばまでやってきてる  俺達若者は言ってる  娘を持ってる  息子を売ろうと考えてる  げんなりするほど喰って見てえと思ってる  病気が直るとせえ言ってる  目で見るだけで喜んでる  から我慢してる  何をなさってる  君あ、言ってる  あれほど言ってる  時は、参っちゃってる  まり聞かせないで下さいと言ってる  代価を、はたり取られてる  家にころげ込んで住ましてもらってる  そのままにして戻って来てる  先方で戻って来てくれと言ってる  さっきから僕に言ってる  わきに寄ってる  寄生虫が食いつぶしてる  事言って、えばってる  風になっちゃってる  みんな身体が歪んじゃってる  風になっちまってる  直しに行ってる  なんでもありゃしないと、これ程言ってる  僕が言ってる  それをしろと言ってる  腹をしてる  馬鹿になっちまってる  言葉がはやってる  力が弱くなっちゃってる  ウルトラになっちゃってる  気が附いてる  それを治さなきゃならんと思ってる  俺ぁ今言ってる  思いをして、働いて食べて行ってる  今言ってる  浮きあがってしまってる  私達から浮き上ってしまってる  俺の言ってる  売出してる  から、やってる  批難してる  ヒクヒクと生きてる  今してる  道鏡法師に似てる  一人縛られて倒れてる  畑になってる  看板を上げてる  みんな令嬢室と呼んでる  京都から北陸をまわってる  小母さんに睨まれてる  母さんにはわかつてる  ヴエランダで涼んでる  何時まで澄ましてる  騷を知らずに待つてる  毒がつてる  しそ話なんてばかりしてる  運命を持つてる  頃休んでる  名義で届出でる  姙娠してる  下宿なんかで、育てたくないと言ってる  好意を持っていてくれてる  匐いでる  輪廓を描いてる  朋輩に求めてる  先刻から大分傾けてる  物持つてる  顔さ書いてる  手巾を欲しがつてる  シツカリ握つてる  縁を拭いてる  何考へてる  事心配してる  化粧をしてる  趣味は飲んでる  乍ら滅法稼いでる  行動に出でる  みんな歌なぞ聴いてはゐない聴いてる  のだそれなのに聴いてる  顏さ書いてる  何考えてる  變つてる  クリストに似てる  いま新聞に書いてる  うちわでもつかってる  アメリカ辺りぢや出来てる  一着して、めかしてる  君のことを言ってる  江戸川君の良いといってる  ところが悪く、悪いといってる  私は、読みながら、読んでる  探偵小説を読んでる  段階をなしてる  まま放置されてる  息吹がかかってる  珍味とされてる  保有してる  十分骨は折ってる  壅ってる  くせまた持ってる  何ぐずぐずしぶくってる  づさへて路上へでる  扮裝をしてる  ことですが、そうでなく本当に泣いてる  自然に現れ出でる  入口が開いてる  なかでふるへてる  ところへお逃がし申したいと思ってる  口小言を言ってる  慰み物になってる  出世と心得てる  勝手におんでる  斜に分けられてる  頭髪が微笑み、短く刈りこまれてる  醸成されかかってる  喉が渇いてる  いやに、はっきりしてる  前後につっ立ってる  帰りで、没しかねてる  窓から外を見てる  公憤を、疲れてぐったりしてる  可愛い子供が出来ないと思ってる  肩を捉え、笑ってる  特別にして貰ってる  女給なんかに出てる  ちぐはぐになってる  後片附けをやってる  大学生から云われると、持ってる  一杯になってる  のが、間違ってる  無数に乱れてる  一歩ふみ出したいと思ってる  戸棚になってる  頽廃してる  左傾してる  笠にかかってる  衣類が取散らされてる  糸を引いてる  談笑してる  露の結ぼれかけてる  放任してくれてる  御機嫌をとってる  感謝で払われてる  実業家に囲まれてる  ポケットから覗いてる  腕を捉えてる  眼瞼の円く開いてる  カロリーに富んでる  一緒に住んでる  肩にずっしり喰いこんでる  書棚に並んでる  眼が開いてる  あんた、泣いてる  そりや、もう、とつくに切れてる  あんた待つてる  二階に来てる  そこから火の洩れてる  真中に立ち出でる  角のむいてる  壁に懸ってる  毎日見馴れてる  うまいことを言ってる  今日に至ってる  活動を始めてる  目下進捗してる  意気投合してる  肴にしてる  饒舌り合ってる  様子をしてる  深入りしてる  情報を得ようとしてる  仕事としてる  仕事をやってくれてる  提出されてる  ぽかりと開いてる  店に区切られてる  泥酔してる  へんに冴えてる  なにをなすってる  眼がもう笑ってる  金字が浮き出してる  女を愛してる  いやにはっきりしてる  小切手になってる  前に置かれてる  青木が考え込んでる  卓が並んでる  運動をしようと思ってる  おかしいわ、にらみっくらしてる  感じなども、変ってる  衝突事故を起してる  赤煉瓦が出てる  新聞は分ってる  お上を何と思うてる  乗り逃げしてる  ところが分ってる  かい、そのうち寄るやろ思うてる  匍いでる  天頂からでる  演説なぞは甚だしゃれてる  電報を掛けるとか何とかいってる  季になってる  クシクシ泣いてる  匂いは生きてる  のとは違ってる  地獄で鳴いてる  気味で、もう帰ろうと思ってる  のは極ってる  しかに死んでる  閑散を楽しんでる  設備されてる  多分にもつてる  一軒空いてる  うつらうつら夢をしばらく見てる  観照してる  狐が化けてる  稚児さんを見てる  静にしてる  ゆっくり寝てる  がらがら揺られてる  町へ行ってる  音を立ててる  お前を信じてる  外を通ってる  眉根をしかめてる  手綱を取ってる  話を綴ってる  色が変ってる  俺もそう思ってる  引上げようと思ってる  筋が引いてる  こっちをじっと見ているよ、睨めてる  子供は生きてる、生きてる  以上に出でる  母さんが立って見送ってる  町で待ってる  湿気で生きてる  溝板が浮いてる  骨を切って直すとか、やってる  御馳走になってる  何か違ってる違ってる  油絵でも見てる  言葉がわからなくて困ってる  親子三人だけで暮してる  転変を見せてる  灌漑してる  あすこに建ってる  ように、なってる  のといってる  中をのぞきこんで見たら、慣れてる  駄目だといってる  底で考えてる  中を覗いてる  女が覗いてる  これは生きてる  ここまで来てる  楽しみにして来てる  特別親しくしてる  焼け跡を歩き回ってる  口ではいってる  家が建ってる  橋が架かってる  東京から郵便が来てる  いつまでもこびり付いてる  ところを、見てる  眉間を撃たれてる  死体になってる  分れ道になってる  原っぱに、建ってる  三本生えてる  オヤジなぞと話してる  辺は慣れてる  茫然と考えてる  手で撫で回されてる  自分でも、生きてる  今では落ち着いてる  必死にやってる  みんなハッキリわかってる  ことに、決まってる  今登ってる  好きで、住んでる  トロトロと微睡んでる  娘が、どんなに喜んでる  何か、叫んでる  何を騒いでる  みんなで、騒いでる  家を建てて住んでる  家を拵えて住んでる  ことも、撃たれて死んでる  矢上山と呼んでる  二人が話してる  甲田は、また遣つてる  代用教員などをしてる  此學生と話してる  斯うしてる  今一圓だけ持つてる  何度も繰返してる  家賃は出さぬと来てる  福富と話してる  母として立つてる  此学生と話してる  記憶してる  統計が示されてる  それは分つてる  一枚づつ出してる  唱道してる  氣焔を吐いてよこしてる  チヨツト變つてる  注意を引いてる  方につづいてる  車では、もう乗ってる  お客たちもたいていうとうとと眠ってる  全速力で走ってる  煙突、ぎらぎら光ってる  うちひらけてる  何か話してる  安心をしてる  温和しくしてる  ツ、覚えてる  一等卒でさね、どうやってる  急所にあたってる  眼付で笑ってる  往来から板塀で仕切られてる  形に建てられてる  門を出たりはいったりしてる  背骨がつきぬけてる  隣家でも恐らくそうしてる  さに輝いてる  そのまま開き忘れられてる  街路に明るくともってる  大通りにつみ重ってる  下に巣くってる  女が、笑ってる  のか泣いてる  長火鉢から茶箪笥から釘に懸ってる  ぼんやり残ってる  せいにすればよいと思ってる  自分から繰返してる  馬鹿に手間取って、待ってる  人が沢山通ってる、実に沢山通ってる  皆よく似寄ってる  皆違ってる  愉快にのんびりしてる  どっか違ってる  一つ所を見つめてる  変梃になってる  家とがごったになってる  妻君と間違えられてやしないかしら、いやそう思ってる  ように投げ出されてる  ぼんやり日を送ってる  どこへ向いてる  瞬き一つしないで呆れ返ってる  中にくすぶってる  髪を撫でつけながら、眠ってる  だって、もう眠ってる  穏かに晴れてる  綺麗に振りかけられてる  向う側にずらりと並んでる  中へ探しに行こうかとこう思ってる  神尾主膳はどうしてる  井戸ん中へ入ってる  京都三条と言ってる  釣り上手に出来てる  捉めようとして探してる  それで隠れてる  ところへ連れて行ってやりてえと、こう思ってる  それを待ってる  両国橋をうろついてる  もんですか、ずいぶんふざけてる  いやにすましてる  狂言だとこう睨んでる  水を汲んでる  籠さんが呼んでる  お茶がつてる  お茶がってる  いまでもそう思ってる  フィルムを使ってる  予定だけはきまってる  検討してる  映画で慣れてる  時間でこんなに暮れてる  靴もどことなく似てる  用意は整ってる  賛成するにきまってる  私はいま褒めていただいてる  なかにずらっとならんで掛かってる  服でよければ、かなり出てる  ピースを着てる  旨として撮ってる  以前から思ってる  凌辱されてる  仕事にしてる  描写をしてる  女優がひとり写ってる  ひとり言をつぶやいてる  ナット・キング・コールを好いているとか、いつも聴いてる  下になってる  確かに良くできてる  とおりになってる  レコードをかけながら喋ってる  とおりに覚えてる  夾竹桃が咲いてる  催促してる  娘だと思ってる  パターンができてる  扶美ちゃんを見てる  数字を見たり書いたりしてる  いますでに、覚えてる  水中花を見てる  ひとつにつながってる  世の中が荒れてる  意味で役に立ってる  時代を生きてる  遊びにきてる  本名で、出てる  あなたはかつて聴いてる  優勝してる  音大を出てる  仕事をなさってる  かばきまってる  LPを聴いて、気にいってくださってる  席へ移って来て、弾いてる  雰囲気で聴いてくださってる  応募してくれるとわかってる  ポーズをとってじっとしてる  のを覚えてる  体が覚えてる  父から聞いて覚えてる  俺は待ってる  なにを待ってる  ことは覚えてる  経過してる  過去は懐かしくもなんともないし、いつもは忘れてる  すべては消えてる  どこも変わり果ててる  なにをなさってる  自分でしてる  なかで売ってる  朝起きると、はずれて倒れてる  私は覚えてる  律子には向いてる  ところ考えてる  支度を始めてる  シャツを着てる  母親は喜んでる  小説は、よく読んでる  私だつて遊んでる  布施さんはどうしてる  んだい、こてこて光らしてる  伯父が云ってる  ひとり感心しながら、うちしおれてる  借金をしてる  二十七になってる  脱けでる  くにに充ちみてる  いふ考へてる  たしかに顔は知れてる  芳公がまた打たれてる  んですけども、もうまるで生きてる  新聞にでる  ムクーッと柔かくいってる  絹にばかり描いてる  絹に描いてる  線にしましても引いてる  心をあらわしてる  弟子入りしてる  師匠をつかってる  跫音に何とも言えずよく似てる  先生に似てる  跫音が似てる  歩きつきが似てる  感染してる  くるくるしてる  うかんむりをかぶってる  ベゴ石め、へこまされてる  帯の、きちんとしてる  計画してる  巍然として聳えてる  賓如大佐も招かれてる  用意してきてる  秘蔵してる  冷りと光ってる  釣りをしてる  夫婦者に連れられてる  往復してる  僕は信じてる  洋服を着てる  平服をつけてる  同席してる  承認されてる  社交に馴れてる  空気を窺ってる  それから君達自身はどう思ってる  精鋭と見られてる  独りで自惚れてる  呂将軍は考えてる  誰が考えてる  加担してる  成行を楽しんで観てる  荘太玄夫妻に甘えてる  汪紹生も来てる  白塔に見入ってる  繻子に変ってる  表面温和にしてる  交りを結んでる  身も心も投げこんでる  懐ろに入れてる  んだよ、食いつきゃしないさ、慣れてる  どっちへ走ってる  ちゃんと了見をきめてる  お嬢さんに可愛がられてる  みんな憎まれてる  屋敷跡だといって伝えられてる  額が上ってる  角は違うと言ってる  一生を送って行きたいと思ってる  先生、どうしてる  実地を見届けてる  方がないと思ってる  ラジオが聴こえてる  放送局へ掛けてる  二人電車を待ってる  満足させてる  男ですよ。子供が苦しんでる  お金持つてる  とこ突かれてる  吻つとしてる  嫌はれてる  留守してる  知らん顔してる  嗾かされないでも考へてる  修業もしてる  一緒に働いてる  部屋を借りてる  沸つてる  書齋としてる  芸を持ってる  独言を云ってる  あんたは、どうかしてる  叔母さんこそ、どうかしてる  今日はもう好い、うんと酔ってる  タイプライターを打ってる  一に間違ってる  そこに集ってる  幹に止ってる  川へ飛び込めば、溺れるに決ってる  真っ赤になってる  コップを洗ってる  僕を撃ち殺そうとしてる  時代に住んでる  通しで疲れて眠つてる  花の白く咲いてる  孤立してる  蔽はれてる  塔を持つてる  つて突つ立つてる  上ではなつてる  日を待つてる  ことに決まってる  店でコツコツやってる  元気がでる  座敷に出てる  番をしてる  評判がよくないじゃありませんか、威張ってる  のは威張ってる  私が殺したと云ってる  戦争は始まってる  朝飯をやってる  大変旨く出来てる  すべて痩せて、すらりとしてる  でくでくしてる  能く出来てる  二本でも盗もうとしてる  何いってる  皮被ぶってる  妙だといってる  格子先に立ってる  双方が睨み合ってる  私に逢いたがってる  是非一度引き逢わせてくれといってる  其処へ貰われて行ってる  予定されてる  物語を聞いてる  取扱はれてる  凭つてる  高橋氏の隣りに住んでる  時に帰って来たよといってる  竹内さんのいってる  口癖にもいってる  車夫はいってる  家であったがと思ってる  人のいってる  木彫をやってる  名前の乗ってる  カチカチ言ってる  線を描きながら垂れさがってる  知らないといってる  ぐりかえって、溺れかけてる  ちゃんと帰ってる  腕が利いてる  知らないと思ってる  いま柳橋で斬合いが始まってる  三人で斬り合ってる  謡どころじゃありません、やってますぜ、やってますぜ、斬合いが始まってる  女房がやってる  音曲をやってみたいとこう思ってる  右に出でる  文化をもつてる  恩義を受けてる  油単のかかってる  器物は取り片づけられてる  馥郁と咲き匂ってる  枝先にぽかっと出てる  ことと馴れてる  自分のものとしてる  喜美子に寄せてる  藻が生えてる  それまでは、捨て置かれてる  香りをさせてる  ものかと迷ってる  二十年も生きてる  真面目だかふざけてる  しんから酔っ払ってる  適度に酔ってる  肱をついてふらふらしてる  喜美ちゃんを見てる  ちょっと毛の乱れてる  そこに投げ出されてる  間を当然とでも思ってる  大気に漂ってる  板ででも出来てる  それきりで、澄ましこんでる  町中に住んでる  腹が満てる  不足なく揃ってる  色をしてる  あたし信じてる  ひとを喰ってる  ちゃんと四人に通じてる  力をつけられてる  ことなんかいってる  蔓下ってる  はいされてる  誠実さがこもってる  秘密にばかり関わってる  下水工事の掘り返されてる  コンクリートで出来てる  支配されてる  彼と惚れ合ってる  僕は死のうかと思ってる  から死のうかと思ってる  難局に当面してる  死ぬとかいってる  君と一緒に死ぬともいってる  死ぬ意志をもってる  彼女もひどく困ってる  雲を見てる  蟻を見てる  取っつきを失いながら立去りかねてる  秘密を掴んでる  しっとり淀んでる  老酒を飲んでる  ひとことでいいといってる  のんきなことをいってる  冗談をしてる  たしかに葉山にいらっしてる  端に固まって、なにかコソコソいってる  いま、落ち着こうとしてる  いつまで食べてる  釣りでもしてる  魚なんか釣ってる  騒ぎになってる  想ひと来てる  奴に惚れてる  おなか、空いてる  兄さん寝てる  働らいて来てる  違つて来てる  人間が生きてる  タンボは無し、持つてる  酔つてる  なほに、惚れてる  おかみさん呼んでる  つて稼いでる  ボクは、しゃがみます、ピチピチしてる  レオノレ星座が出てる  ふくろふがないてる  タキスのそらもひかってる  お金が入ってる  みなお腹をすかしてる  いま、どうなってる  大勢目白押ししてる  先に立つてる  粘土が喰っ附いてる  波に洗われちまってる  負けにきまってる  ことはきまってる  こいつはまた変ってる  今、弱りきって死にかけてる  中で押えてる  方寸に出でる  ところにも走ってる  先刻からやってる  人が殺されてる  人に遣われてる  から拝見しましたと言ってる  あれ、降ってる  御無沙汰をしてる  大抵は死んでる  方向へ進んでる  復興されてる  曲線を見せてる  星をちりばめてる  街路に動いてる  赤熱してる  火焔との渦巻いてる  お金を出したいと思ってる  今戦争に使ってる  客の坐ってる  背を浮べてる  発達してる  ように肥ってる  物思に沈んでる  一升瓶をぶらさげてる  瓶容れを拾いあげ、じっと眺めて、残ってる  一升ずつ取りに行ってる  青空にくっきり浮き出してる  他人から見れば、やはり似てる  受け答えをしてる  轡をとってる  避暑に来てる  あまり馬ばかり乗り回してる  留守をしてる  会釈を交わされてる  神経をどれほど悩ましてる  小野田さんがいつも乗ってる  粗らに生えてる  なんしろ、駆けてる  真面目になり、怒ってる  間、借りてる  気になさってる  席を立ってる  穴のあいてる  円髷に結ってる  突伏して泣いてる  それッきりになってる  台なしになってる  鬚を生やしてる  だって、そういってる  俯向いちゃあ泣いてる  何だか狂人じみてる  犠牲だとあきらめてる  ことも聞いてる  姉様に肖てる  推ッつけてる  ものを考えてる  塩断もしてる  しょんぼりとしてる  責任を負ってる  妻たる者が、死にかかってる  洗湯の隣りに住んでる  陰が抱いてる  庚申さんなども実にはっきり見えてる  何が泣いてる  空をまわってる  立腐れになってる  ですよ。私は生きてる  硫黄をいじくってる  床が高いけれど、座ってる  杖が浮いてる  今ならまだやってる  商業でもしてる  隔つてる  鰻だと思ってる  手紙なんか書いてる  つて見てる  あたしに、ぶらぶら遊んでる  ピラピラをさげてる  彼は言ってる  実のなってる  紫色に腫れてる  どこか裂けるか、折れるかしてる  なにを食べてる  大人が言ってる  親孝行をしてやろうかと思ってる  奮慨してる  鼻血が出てる  煙管からのんきにふかしてる  お前さんがそうやってる  自分だと信じてる  多分に持つてる  普通に刊行されてる  心情が為してる  時日が経ってる  真実を信じきってる  熱意されてる  原稿紙になってる  定義を避けてる  本質から詩と呼ばれてる  属されてる  対象として描いてる  主観主義と考えられてる  記憶されてる  解釈されてる  対照が現われてる  静寂としてる  表徴されてる  対照づけてる  武器をもって向き合ってる  普通にレアリストと称されてる  如何に違ってる  生活上で、常に感じてる  こと、思ってる  人生に対して持ってる  主義者の持ってる  情熱深く燃えてる  ことを語ってる  実在に触れてる  人生観に立ってる  宣伝芸術を出してる  意味に解されてる  俗解されてる  初めから解りきってる  観照されてる  酒に酔ってる  感情と結びついてる  恋愛詩を書いてる  憫笑されてる  目的地は持ってる  正義感に燃え立ってる  気分になってる  認識と共に融け合ってる  観念されてる  一に解ってる  対語として用いられてる  月光に照らされてる  霞のかかってる  露出されてる  革命やを考えてる  わけを考えてる  近代都市を造れと言ってる  神経衰弱となってる  明白に解ってる  自国やよく知れてる  定見されてる  魅力を持ってる  所属に含まれてる  多分に持ってる  本務を持ってる  反対に向き合ってる  ことは解りきってる  意味を持ってる  「詩」と言ってる  牙をむいてる  燃焼されてる  主観性をほとんど欠いてる  根を張ってる  生命づけてる  主観を常に持ってる  山頂に立ってる  ものと考えられてる  浮世絵から啓示されてる  肩を張ってる  外観でごまかしてる  印象として描いてる  彼等に買ってる  誤解されてる  詩論に対して抱いてる  中心点に立ってる  だれにも解りきってる  濫用されてる  意味で考えられてる  書物にもなってる  凡そ二千枚にもなってる  出版を待ってる  温熱感に富んでる  京都に住んでる  美人が住んでる  詩人の住んでる  背後に住んでる  議論を読んでる  何処で売ってる  とき浮びでる  金がうなってる  何をってわかってる  おらあ、生きてる  奴等が持つてる  血溜りに倒れてる  突つ伏してる  神經過敏に瞬いてる  邊が開いてる  中に通ってる  何がはいってる  仏教の広まってる  葉にたまってる  けが、枯れ残ってる  繁茂してる  中に生き残ってる  ところから一段ひくくなってる  眼にためてる  芸奴になってる  娘に頼りきってる  千円余りになってる  一本欠けてる  発散してる  底に残ってる  扉をかたく閉め切ってる  腹をたててる  さらされてる  蔦子が何やら囁いてる  しゃくから出てる  家から長年出てる  それで困ってる  つくりをしてる  ひとたちが出払ってる  わたしがもってる  一軒持ちたいと思ってる  口を利かないで、うなずいてる  ように、かかってきてる  朗かに立ってる  眼醒めてる  者の、生きてる  土地に長く出てる  只今はどうしてる  ただ笑ってる  心を繋いでる  建築の立並んでる  西洋で受けてる  符号によつて書かれてる  訳出されてる  好評されてる  原詩そのものが持つてる  つて生きてる  価値を持つてる  影響を受けてる  詩を読んでる  引取って来るとかいってる  ほか浮気者だといってる  罪つくりに出来てる  誰だい、そこでピンピンやってる  一軒別に家さがしが始まってる  敵をたずねてる  何をこしらえてる  芸術をこしらえてる  面ばっかりながめてる  町並から走り出でる  ところへ置き持つてる  牛が啼いてる  南瓜咲いてる  子叱つてる  何掘つてる  楽しみに恵まれてる  顔とを合せてる  鶏を持てあましてる  びつしより濡れてる  雑巾がけしてる  下を掘つてる  数へてる  誰もが忙しがつてる  三味を弾いてる  運命を説いてる  あやめの露けく咲いてる  問はれて、生きてるから生きてる  蠅を見てる  地べたにすわり食べてる  青草はよい、遊んでる  虫がはうてでる  駐在所とぶらさがつてる  月は落ちてる  貞女といわれてる  酔興でやってる  先生、わかってる  しらふで話してる  奴はわかってる  ことを聞いてる  先刻からいってる  了見でやってる  商売でやってる  自負心から出でる  埃の立つてる  差出人は判ってる  珍らしがって騒いでる  所論し尽されてる  指摘されてる  非常に強く利いてる  主題となってる  煙が洩れてる  下に力一杯鳴いてる  菜種畠の遠く続いてる  潮を噴いてる  南国的漁村風景を描いてる  鶯が鳴いてる  動作を描いてる  塵芥にまみれて捨てられてる  表現されてる  含蓄させてる  窓から見晴しになってる  修辞的重心となってる  象景を画いてる  土蔵の付いてる  流れとなってる  対象されてる  幻覚から聴いてる  げに咲いてる  上に飛びあがって、けたたましく啼いてる  影を曳いてる  含蓄には欠けてる  構造がちがってる  遠望させてる  花が侘しく咲いてる  人が長く住んでる  羽蟻が飛んでる  閑居鳥が飛んでる  万象の死んでる  ように懐かしんでる  家なら知つてる  坂を越してる  へん、分つてる  ちやんと分つてる  鵞筆ばかり削つてる  遲れてる  邪魔だてをしてる  つて高が知れてる  曲を真似てる  暗記してる  僕だって脚本を書いてる  通り困り抜いてる  何しろ書きかけてる  日を受けてる  リトムに任せてやってる  偵察されてる  料理ができるけれども、生きてる  虚空にみてる  癒ってる  組合へ入ってる  かみさんまで来てる  おっさんの立ってる  先頭に立ってる  自転車おりてる  そこから云えと云ってる  五色に霞んでる  人間を慈しみ、生きてる  洋食屋になってる  小町紅は残ってる  棒になってる  人から消えてしまってる  三味線と合わせてる  奥に残されてる  順次新しい時代に及ぼしてみたいと思ってる  時代にもすたらずに永く続けられてる  のを喜んでる  一本も書くでしょうし、生きてる  岸本の持ってる  中へ陥ちたり、乗ってる  あなたに拒絶されたら生きてる  事をやってる  所が分ってる  精がでる  二人とも死んでる  敬二郎さんは喜んでる  ことを企んでる  わたし言ってる  膝をやられてる  おれの言ってる  中へ入ってる  ドアが開いてる  婆やは魂消てる  腹這ってる  だれかが威かしてる  電報を預かってる  おれに寄越してる  奴を嫌ってる  正勝くんも来てる  かんとも困ってる  雑穀問屋から借金をしてる  幾ら借りてる  百円近くになってる  さっきからそう思って見てる  菜の花が咲いてる  いま話してる  婆アちゃんになってる  足音がしてる  ものは、始終眠ってる  丈夫にしてる  何かしら残ってる  そりゃあ残ってる  そこらに動き廻ってる  気持さえしてる  佐野も聞いてる  細君を持ってる  自由に飛び廻ってる  匂いに似てる  寝顔を見てる  寝顔でも見てる  生々としてる  伸び上ろうとしてる  精神的に云ってる  今眠ってる  手先が太ってる  比較して見てる  庇護してる  群から圏外に出てる  僕も考えてる  らを嗅ぎ廻ってる  一人つっ立ってる  ちゃんと毛布をかけて寝てる  肩をまるめて、泣いてる  方を覗き込んでる  疑念もなく微笑んでる  顔を、一々覗き込んでる  坊やに惚れこんでる  縁側に蹲って涙ぐんでる  わきにかかへてる  マントを着てる  幽霊をつかまへてる  ごらん、ああ、とってるとってる  みんながりがりとってる  蝉が鳴いてる  つて鳴いてる  一生懸命に鳴いてる  沖はてるてる  ぼんやり微笑してる  愛想笑いを浮べてる  傍ら翻訳をやってる  以前から寄宿してる  階下を借りてる  相当に具えてる  米がはいってる  菜園を控えてる  陽光に照らされてる  こちらがからかわれてる  モンぺ姿は、青々と伸びてる  寄宿してる  表面を掠めてる  突風が荒れてる  遠慮してる  ところが少し損じてる  遠くから見合ってる  名を知られてる  田舎に行ってる  条件が揃ってる  しか忘れられかけてる  階級とに根ざしてる  私が言ってる  脱け出してしまってる  別棟になってる  相手になってる  隠退してる  決定してる  碁に耽ってる  僕がやってる  探索してる  それはもうきまってる  中に交って働いてる  頬骨が秀でて見えるくらいに痩せてる  新たに持って来て、空いてる  いつまでもじっと握ってる  諷刺してる  濡縁に屈んでる  腕を掴んでる  かんげえてる  それは、わかってるにはわかってる  組織そのものが誤ってる  水が生きてる  驚異、生きてる  教えを説いて聞かせてる  ところに来てる  お前を待ちきってる  ところに隠れてる  あすこで動いてる  ものじゃないと思ってる  江戸湾内を立ち出でる  立ち出でる  一人で喜んでる  岩間から湧き出でる  こちらは、ただ、入りたくないと言ってる  キチガイじみてる  鮮血が噴きでる  ことを怪しいと思ってる  どこかに来てる  一寝入りしようと思ってる  鼻面とって引き廻されてる  ロクデナシと云ってる  たくさんつけてる  ことだけやってる  承知してる  物を窺いて見てる  手紙を見たいと思ってる  ちょっと油断してる  みんな断りいうてる  ますいうてる  先きに立つてる  あなた知つてる  仕事してる  年中逢つてる  黨から何か言いつかつてる  今どつかで働いてる  アジつてる  事をしてる  尻ばつかり追つかけてる  人とでも仲良くしてる  貴島を追いかけてる  毛が生えてる  貴島に惚れてる  唯一人で暮してる  つてしまつてる  三四人なら知つてる  花が開いて搖れてる  んだとかでゴタゴタしてる  ひとりで酔ってる  科学実験してる  何を捜してる  五百なり初鰹女房日なしへいつけてる  機嫌を伺ってる  んだとおもってる  俺をよろこばしてる  みんな人いきれでホクホクしてる  初音サンとつきあってる  のやってる  裸体は見つけてる  着物きてる  もの食べてる  中心だと思ってる  メキシコ国境を流れてる  耳鳴りがしてる  から探してる  用たしてる  二人はもう出来てる  嫉いてる  気象に富んでる  広間へでる  裏へでる  みんな、はいるとじきに引越していって、空いてる  眼をくるりとさしてる  便利に出来てる  道具などがはいってる  なり深くなってる  本気で話してる  雨がじめじめ降り続いてる  小学校にも通ってる  上に伸び出てる  気持ちが惹かされる、馬鹿げてる  別に隙間風がはいってる  電燈の光りで投げられてる  不思議に思ってる  眼付が覗いてる  から、じっとしてる  蝦蟇を呑もうとしてる  影を探し廻ってる  お待ちになってる  晋作がはいってる  四尺ばかりの空いてる  押入の空いてる  液体を出してる  二三寸閉め残されてる  どちらか歪んでる  脂肪がしみ込んでる  因縁で結ばれてる  マダ生きてる  八犬具足で終わってる  称讃されてる  名を成さしめてる  調査が行届いてる  一発となってる  教科書にも載ってる  銃口を揃えてる  顔を出してる  古今馬琴の如く嫌われてる  説を立ててる  初めイツ頃で終わってる  ドコかに残ってる  伝唱されてる  ウカウカ読んでる  輪廓を掴んでる  愛想を云われて、喜んでる  いつまででも飲んでる  後へ送ってる  尻を撫でてる  いつまでめしを食ってる  活溌に出来てる  申しわけを聞いてる  話が持ててる  女めは泣いてる  着替もなくなってしまってる  一言二言挨拶をしてる  どこへ行ってる  善光寺本堂を立ち出でる  肩を持ってぶすぶすいってる  僕は一度あってる  もっとひねくれてる  人に思われてる  会社にでる  位置してる  もっとずっと、擦れてる  おなかがすいてる  人を愛してる  鍛錬ができてる  何を感じてる  蝦みたいに赤くなってる  女王に恋してる  善良に見られたがってる  ひきわり麦をねらってる  ここに来てる  ペテルブルグに来てる  小説を書いてる  それに伴うてる  物品が残ってる  動物を飼うてる  味おうてる  かわいい顔して寝てる  顔色でもうわかってる  得をしてる  心もたいていはわかってる  着物を持ってる  相当に苦しめられてる  きれいな子だといわれてる  精神が疲れてる  帯んでる  なにしに生きでる  屠蘇に酔ってる  何が這入ってる  五枚出来てる  紹介されてる  居所は分ってる  首を延ばして待ってる  免状でも持っておいでる  開きをするとでも思ってる  お願いしてる  切望してる  出版社に勤めてる  喧嘩でもなさってる  殊に知りたがってる  原稿を書いてる  探偵してる  こちらで思ってる  こと、考えてる  実験に使われてる  記録に取ってる  安心させようとなすってる  針仕事をしてる  悪いことでもして叱られてる  あたりに散らかってる  幾綴じにもなってる  半ば正体を失いかけてる  ふだん使ってる  めちゃくちゃになってる  火をつけたと仰言ってる  お腹が減ってる  なかに置き忘れられてる  反映してる  下宿屋をやってる  なかにつめこまれてる  場所馴れてる  脇息にもたれてる  おじさん、わかってる  みんな不実に出来てる  お湯は冷めきってしまってる  狸をきめたってわかってる  こいつも、少し出過ぎてる  男装が流行ってる  皮が落ちてる  靴が踏み付けてる  感心してきいてる  者もきいてる  これじゃ、まるで泣いてる  兄貴はまだ生きてる  嬢様あんた泣いてる  気性では、わかり切ってる  善悪をいってる  軍夫が沢山斬られて死んでる  タブウを読んでる  世話を焼いてる  大車輪になってる  アルバムなんか持ち出してる  関西落ちしてる  名前つけてる  何を黙ってる  仁科六郎を愛してる  君にやいてる  罪を犯してる  出会いになってる  阿難をいじめてる  自信もてる  夫婦をみてる  結婚なんか馬鹿らしくって出来ないと思ってる  あなたにふられてしょげこんでる  ぶんでいってる  ひとりして泣いてる  毎晩ベソをかいてる  新宿駅で待ってる  老人、やってる  老人やってる  襟元がはだけてる  ぼろをまとってる  いつまで泣いてる  何と思ってる  千代は捉えられてる  ちんばにへってる  種にしてる  おれがそのままぐずついてる  ちょっと相手をして、なにかひそひそ打ち合わせてる  囑託をしてる  問答をしてる  相当に酔ってる  肥満してる  重量がこもってる  ように握りしめてる  手首を取られてる  まわりにぐずってる  寝坊してる  尻に敷いてる  隠匿してる  嘉代さんが本当に信じてる  だしに使われてる  一輪二輪、散ってる  人が屈みこんでる  彼方に、じっと佇んでる  寫つてる  まらなくなるにきまってる  貴方が可愛くて可愛くてたまらなくなるにきまってる  妾はこう言うにきまってる  みんな悪口を言ってる  つやがなくなってる  フィギュアをやってる  筆は死んでる  ままになってる  衣裳を着飾っているばかりでなく、附き添ってる  あなたもそう感じてる  感傷に甘えてる  看板を出してる  街路につもってる  仕事を休んでる  何も熱く成ってる  ア大丈夫だと思ってる  アノ祖父ちゃんはね、恐ろしく怒ってる  祖父ちゃんが然う云ってる  疵が出来てる  物が這入ってる  旦那も待ってる  泣えてる  欺されたって泣いてる  事は聞いてる  騒ぎをやってる  ざえますよ、慣れてる  処が出来てる  百姓ばかり乗ってる  縁かと思ってる  ア侍だと聞いてる  引取られてる  瀧と云ってる  鉄砲時世に成ってる  メガネをかけてる  ここで寝てる  つけ通りにしてる  口をしてる  進奴こっちば向いて、立ち止まったが、しばらくキョトンとしてる  ことだと思ってる  裾を廻ってる  靄がたれこめてる  明るみが浮き上ってる  そこに落し忘れられてる  口をあけて、眠ってる  埃にまみれてる  怪我してる  のが落ちてる  だるいのをごまかしてる  一人で黙ってる  ことを仕切ってる  眼鏡をかけてる  鼠をとって食べてる  無我夢中で、わあわあ泣いてる  ばかかひねこびれてる  児だって婆さんだって、しじゅうやってる  頭を垂れてじっとしてる  何を呟いてる  胸に垂れてる  無心にかかってる  睫毛いっぱいたまってる  大勢いっしょにはいってる  婆さんを見覚えてる  ように、ぶら下ってる  君は恐がってる  子供を探してる  作り話にきまってる  鳥が鳴いてる  神秘に満ちてる  水音がしてる  やつがはいってる  どこかで鳴いてる  闇にとざされてる  声が聞えてる  便所にはいってる  女中も寝てる  そこにさし出てる  用意されてる  心意を凝らしてる  隅っこにも引っかかってる  ちょっと変ってる  差伸してる  前が空いてる  背広をひっかけてる  爪先がささくれてる  ちょっとやってる  物を売ってる  茂みに隠されてる  一生懸命に握りしめてる  のは、単に酔ってる  平衡を取り失ってる  玻璃とで出来てる  唇が薄くくっきりと際立ってる  穏かに聞いてる  いつのまにかうとうと眠ってる  斜にさし出されてる  後ろに長々となびいてる  向うに眠ってる  一面にかけてる  匂いがしみついてる  葉はただ濡れてる  四つん匐いなんかになってる  雫がたまってる  会費であげてる  大黒サマ、怒ってる  お祭をやってる  それを食ってる  何番がよくでる  ケムがでる  だんなゴルフ大会にはでる  冬の旅にでる  街で売ってる  一人で引受けていて、いつも倒れるまでは平然と笑ってる  木によりかかって立ってる  血を伝えてる  名残を留めてる  一端をなしてる  半ば傾いてる  風に揺れてる  半ば露出してる  社会的に虐げられてる  根本に屈んでる  蝌蚪をいじめて、遊んでる  黒曜石でできてる  中に入ってる  何か掘ってる  肋骨が埋もれてる  あすこへ行ってる  さんまだねてる  人鳥へ教えてる  信号してる  汽車を追ってる  猟をするか踊るかしてる  架橋演習をしてる  いまでも燃えてる  汽車へ乗ってる  切符持ってる  みんな集ってる  みんな探してる  ことなら、もう聞いてる、聞いてる  何だか、こうやってる  下男勤めをしてる  物を持ってる  お前、どう思ってる  何を間違えてる  抜け道を見つけてる  ジャガタラ薯そのものに、すっかりおどかされちゃってる  それに酔っぱらってる  迸り出でる  宿駅を立ち出でる  標榜して打って出でる  つぶつてる  教へてる  信號してる  獵をするか踊るかしてる  いつまでも燃えてる  切符持つてる  みんな集つてる  中にはいってる  みんな集まってる  歴史も変わってる  みんなさがしてる  花火は、生きてる  門先きに出てる  表をあけてる  様に覚えてる  地位に居ると聞いてる  合点してる  引合せを待ってる  暢気に済してる  君が感じてる  上に落ちてる  時代精神と思ってる  室に満ちてる  厄介に思われてる  返事をよこして、楽しんで待ってる  遠く家を離れてる  悶々しやしないに極ってる  浜菊の咲いてる  の燃えてる  風でもひいてる  渋川が呆れてる  仕向けは、解ってる  一人で悦んでる  時代におくれるとか先んずるとか云って騒いでる  少しなり読んでる  ひろがつてる  度胸だったが、聞いてる  何言うてる  ことを繰り返してる  空に浮んでる  ような光りを持ってる  金魚屋を尋ねてる  木川は怒ってる  鰭を張って、生きてる  二十八も点けてる  くしやするやらうと思うて、黙つてる  下がつてる  ことは、よう分かつてる  いやに澄ましこんでる  肢体から滲み出でる  お花畑を出でる  サービスにでる  みんな暗記してる  話を聴いてる  なかから脱けでる  ようとしてる  なつてくだすつてる  応接で待たされてる  友達に訊ねられてる  モーターで入らしってる  未練気にそう云ってる  宙に浮いてしまってる  あなたは変ってる  真似をしてやってる  お金を持ってる  はなしに笑いあってる  お前はどうかしてる  誰かに殺されてる  落第になってる  一人も厭きてる  神が祀られてる  殊に独房に入れられてる  しかと胸に抱いてる  根を下してる  未来は、常にも増して広々としてる  命を繋いでる  地球上に住んでる  景観を作り出してる  丘陵となってる  乳を垂らして立ってる  乳を仰いで坐ってる  創始者となったといわれてる  台座のみは残ってる  様式になってる  装飾を奪われてる  壁画が残ってる  まま立ってる  スタディウムと呼ばれてる  ようとして現れてる  低下してる  磔にされてる  下に立ってる  ように咲いてる  人物が飛んでる  幾人も飛んでる  ところ以上には出でる  犬吠に出でる  性がわかってる  お前がだまされてる  喉から洩れでる  白粉が着いてる  貴様酔ってる  家に待ってる  狙けてる  先へ行ってる  ことをまだ疑ってる  ザリ蟹を剥いてる  下を向いて考えてる  ことでも考えてる  一角にくっ付いてる  今見ようとしてる  壁に懸かってる  聖餐式を受けてる  陳列されてる  憲法司祭が付き添ってる  われわれの住んでる  襟が曲ってる  爺さんの連れてる  旅を続けてる  近くに来てる  五六本茂ってる  爺さんを探してる  白髮に似てる  程長く伸してる  筆と呼んでる  んだけれど、どうもうまくまとまらなくて困ってる  小説家がその考えてる  密閉されてる  脂にむれてる  無数に立迷ってる  覗き出してる  布団から覗き出してる  のと起き上ってる  昼間意識のはっきりしてる  色まで変ってる  徒歩通学をしてる  幾度交る代る吐き出され吸いこまれてる  そこらに眠ってる  方に畳み積まれてる  釘にぶら下ってる  カフェーなんかに入りびたってる  まわりにつけてる  反感を懐いてる  手紙を書いてる  前へと出ようとしてる  中に並んでる  洋服ばかり着てる  一ぱい咲いてる  一日燃えてる  ハンチング冠ってる  私、どうしても出てる  事言ってる  往来調べをやってる  野鼠を食ってる  師といえば敬ってる  おまえさんを見破ってる  おのれはどうかしてる  お迎えが来てる  考えでおいでる  旅衣裳の散らばってる  人を殺しにやって来てる  大砲を沢山持ってる  なに、ぐずぐずしてる  若い女を突き殺してる  わたくしもでる  むぼりんも遠くのそらで鳴つてる  やうだし湧いてる  つて浮きあがつてる  スクリーンでも見てる  端を発してる  蛇よ、どうも、おまへにからかってる  酸っぱいトマトをたべてる  方を生きてる  方ももってる  やうに赤くなってる  香ばかりでできてる  こっちも燃えてる  けらがばさばさしてる  すももを灼いてる  木炭かなんかを焼いてる  かんがへてる  稲をかけてる  ベルが鳴ってる  苔に座ってたべてる  三途の川へ行ってる  副虹のでる  それはもうきっとできてる  ごろごろ鳴ってる  葉がもうこんなに伸びてる  のとお訊きしましたら、分つてる  涙に潤ってる  つねさんだって初めからお互いに知り合ってる  攻めをやってる  仕合せだと言ってる  重々承知してる  省作はまただまってる  事はあきらめていたにきまってる  からもとより置きたいにきまってる  統一されてる  いつでも鳴ってる  年中行事になってる  酒を過ごしてる  活気がみちてる  これほど解ってる  昔よりいってる  宙に釣られてる  家じゅう顔合せて弱ってる  心も大抵知れてる  九時過ぎにはもう起きてる  体がふわふわ浮いてる  夢のように覚えてる  他国から稼ぎに来てる  家を見てる  美しい人の憂えてる  事は解ってる  考えばかりしてる  お互いに何もかも知れきってる  今度は判ってる  ようになってだまってる  おとよは黙ってる  向うは判りきってる  口出しせまいと思ってる  料簡は知れてる  から一筋に思いこんで迷ってる  関係からきてる  大半熱はさめてる  説明になってる  蚕籠を洗ってる  意に逆らうと思いつめてる  霧島が咲いてる  花などを立ち留って見てる  竹が見えてる  何をそんなに見てる  堂があんまり荒れてる  さっきからここへきてる  お互いにすねてる  哀れに鳴いてる  いくらありがたく思ってる  ちゃんときまってる  千五百円ばかりできてる  苦心は充分察してる  こといってる  面白がってる  人といわれてる  話をしてやりたく思ってる  薊は考えてる  世間でもそういってる  わが子をよく見ようとはしないで、悪く悪くと見てる  淫奔ものにしてしまおうとしてる  顫えてる  身上を持たせるといってる  理屈は尽きてる  劫が沸いてきてる  酒も醒めてしまってる  家のものに笑われてる  はまを抱いて泣いてる  さんを恨んでる  ここにこうして並んでる  二人は遊んでる  げに遊んでる  接待にでる  店へでる  三十人前ほどもでる  雇ひたいと申しでる  ちよつとね、ゆるんでる  仕上げに打ちこんでる  目の玉の飛びでる  迷路にきまつてる  話はハッキリしてる  人間は生きてる  女、きまつてる  目の玉はどつちを見てる  お金につまつてる  承知で、生きてる  なに似てる  つて心得てる  一人にきまつてる  アブレ者がそろつてる  ものを、踏みつけてる  折衝してる  酒を売つてる  従つてる  軽快、荒れてる  花がさいてる  女に飢えてる  男に飢えてる  利巧にきまつてる  何倍ぐらゐもうかる仕組みにできてる  山とつまれてゐるにきまつてる  アツラヘムキにでてる  毎日、お目にかかってる  息吹きに曇ってる  君臨してる  身体をうっとりと横たえてる  多く群ってる  多く似てる  息に揺いでる  日向にまどろんでる  眼の眩んでる  恐怖から悚んでる  一人で住んでる  喙に受けてる  息を入れてる  喫んでる  首にかじりついてる  心配するほど持つてる  人がしてる  顔見てる  思ひ出に生きてる  何焼いてる  後へ廻してる  何を握ってる  一緒に暮らしてる  のが間違ってる  所とかかり合いを持ってる  尻尾が出てる  お前さん達ア悪事をやってる  往来してる  答がずばりとでる  前へでる  ところへでる  史料を欠いてる  汗がでる  熱がでる  ボヤがでる  ぼくたちのやってる  三つ光ってる  空虚を走ってる  食堂に散らばってる  沈思してる  ターラントと載ってる  模様をつけてる  男から成立ってる  限りなくひろがってる  植物が生えてる  銃を持ってる  気抜けのしてる  彼女自身の生きてる  頬鬚の生えてる  おだやかに笑ってる  転倒したりまわってる  教授が話してる  中心に達してる  発掘にかかりあってる  親しみのある話しをしてる  頭にかかってる  三つの呪いがふくまれてる  中に動いてる  上に立ってる  眼を閉じたばかりの眠ってる  苦悩してる  牧師は弱ってる  彼等が話してる  何物かがあった渦まいてる  私を疑ってる  諷示には少しも悩まされてる  海岸から突き出てる  取引きされてる  あんたはほんとに生きてる  十字架を支えてる  どこに這入ってる  秘密にしてる  前につき出てる  猫をもつてる  綽名されてる  みんなからさう呼ばれてる  こちらを向いてる  剣をもつてる  命がけで追つたり追はれたりしてる  夢でもみてる  争ひで疲れきつてる  猫を持つてゆき、何やらどなり立ててる  らがすいてる  お金はもってる  おなかのすいてる  病気だったりして、ひどくこまってる  あっけにとられてる  紙をはってる  剣をさげてる  毛をなでてみてる  ものが、どんなにばかげてる  声がでなくて、涙ぐんでる  人たちのすんでる  のを、ねたんでる  身寄りもないので、ひきとられて育てられてる  まっ白に光ってる  根元に、吹き寄せられて積もってる  胸までたれてる  枕にして、すやすや眠ってる  ものを食べてる  砂浜が、ずーっと続いてる  太郎が寝そべってる  きれいにくくりあげられてる  チロを抱いてる  猫をこしらえてる  中で光ってる  キシさんは、踏みつぶされてる  貿易店をひらいてる  迷信にとらわれてる  こっけいでもあるし、泣いてる  チロは生きてる  昔から伝わってる  練習してる  ぼんやり見てる  毎日一緒に暮らしてる  自分が持ってる  おじさんはよく眠ってる  池ね、どうしてあんなに赤くにごってる  二つ持ってる  うまいものを味わってる  ものばかり、味わってる  くちばしだけが残ってる  地図など持ってる  ものばかり持ってる  元気になってる  なんで泣いてる  小僧にあがってる  鉄でできてる  少年にどなってる  帽子をかぶってる  覚悟をしてる  太郎が持ってる  きいきい鳴ってる  旅をしてる  山坂になってる  あぐらをかいてる  奇術師に化けてる  玄王に仕えてる  籠にかついでる  みかんをかついでる  人参をかついでる  家が並んでる  考え違いをしてる  遠慮をしてる  次には、試されてる  身体中に残ってる  から揶揄われてる  周平が黙ってる  本当だと思ってる  独り合点をしてる  丁度村田さんが来てる  横田からじっと見られてる  周平はじっとしてる  本箱とにぎっしりつまってる  相談があってる  真面目に聞いてる  僕も信じてる  大体だけじゃない、すっかり分ってる  それにきまってる  奥さんから贔屓にされてる  君が教えてやってる  引取ってる  初めから分りきってる  横田さんを選ぶにきまってる  誰かを取捉えてる  取締みたいにして雇われてる  妙にぼやけてる  得意然としてる  自任してる  想像を加えてる  身にまつわってる  心を動かされてる  運命にまつわってる  一本落ちてる  何かに追い立てられてる  気兼ねばかりしてる  理屈で考えてる  恋をなすってる  眼付が笑ってる  頭にはいってる  影を投げてる  お祖母さんが持ってる  下から覗いてる  いやに隠してる  写真を見たがってる  ように固くなってる  しかお祖母さんが持ってる  自棄くそになってる  うち明けてる  心に向けられてる  言葉を探してる  隆吉がしくしく泣いてる  釣魚に行くと云ってる  周平の黙りこくってる  時間ときめてる  途方にくれてる  朝は遅くまで寝てる  ためしにつけてる  横田が考えてる  何かを試されてる  何だか追い立てられてる  余り顔を伏せてる  うちに懐いてる  二つが余りに自惚れすぎてる  目に陥ってる  一人で思い惑ってる  それにきめてる  下宿に転がってる  決断をしかねてる  人々が居なくてひっそりしてる  東京に残ってる  引緊ってる  加減にきっと結ばれてる  巧に隠してる  芒と映ってる  独占してる  家にじっとしてる  駄目にきまってる  波に揺られ流されてる  空を流れてる  二階にじっとしてる  ことばかり多くなってる  考えをしてる  清朗明晰を極めてる  こちらを窺ってる  隆吉を抱いてる  子供を抱いてる  細字で認められてる  脱却したと思ってる  波にもまれてる  中を辿ってる  心地で、いつしかうとうととしてる  井上さん、まだ寝てる  涙がたまってる  後ろからじっと眺めてる  余り寝坊してる  自分に向けられてる  本気で云ってる  いい加減に弄ばれてる  同情を寄せられてる  隆吉が寝てる  外を一杯照りつけてる  子が生きてる  執着しすぎてる  顔付をしてる  眉をしかめてる  日記がはいってる  ただ澄みきってる  保子一人できめてる  今になってみると、馬鹿げてる  彼を見てる  影を背負ってる  周平は、持て余してる  さそうに澄み返ってる  大抵分ってる  感動してる  戍ってる  あなたと云ってる  保子が本当に怒ってる  畏敬してる  自分で分ってる  秘密を盗み取ろうとしてる  探偵にでもつけられてる  落着きを得てる  影響を与えてる  気兼ねでもしてる  お母さんはまだ生きてる  念に凝り固ってる  眼を見据えてる  ぼんやりと坐ってる  それを求めてる  みを湛えてる  彼女から凡てを知られてる  隆吉とが寝てる  風呂敷包みにはいってる  眼覚めてる  のか眠ってる  何かをしきりに考えてる  形を取り、そしてうとうとしてる  心もち見開いてる  報酬ばかりを貰ってる  支払いにさえ追われてる  艶やかに光ってる  綺麗に分けてる  煙草をくゆらしてる  何か考え耽ってる  銀行に出てる  毎日通ってる  底にこびりついてる  いやにひねくれてる  波を捲き返してる  方に刷り込まれてる  保子へ告げてる  横田が覗いてる  首を傾げてる  顔が赤くほてってる  眼をつぶって暫くじっとしてる  支持されてる  捨鉢に投げ出されてる  何かを信じてる  内心で苛立ってる  考え事をしてる  所がなくて、悲しくなって泣いてる  昼寝してる  背中にしがみついてる  のかと思ってる  お母さんは生きてる  挨拶をしようと思ってる  方に黙って坐ってる  間話してる  ことはよく分ってる  彼女が苛立ってる  自分をごまかしてる  自らごまかしてる  屯してる  残照が遮られてる  六七枚残ってる  何かひそひそ話し合ってる  壁にぶっつけてる  保子を恋してる  壁に面してる  点々と浮出してる  加減に弄ばれてる  轍から救おうとしてる  苦闘をしてる  電車道から奥へはいってる  斜左へ曲ってる  頤に終ってる  何か云おうとしてる  格で威張りくさってる  常識を逸してる  たしかになってる  自棄になってる  のか、諦めをつけてる  内々予防線を張ってる  きり立たなくなってる  熱を吹いてる  自ら云ってる  両方に似てるにきまってる  空気が澄みきってる  村田はなお決しかねてる  いい加減に聞いてる  ことは分ってる  中に浮べてる  魅惑で、一方が澄みきってる  布を垂れてる  ぼんやりともってる  呑気者と云ってる  変化をしてる  雲がむくむく出て来たり、曇ってる  妙にばさばさ乾ききってる  眉根まで通ってる  上半分が老けてる  半分に現われてる  此処にじっとしてる  響きに包まれて、ちらちら戦いてる  晩には、奥深く澄みきってる  一部に、凄いほど冴えてる  霜かに濡れてる  一時に湧き上って、捨て去ろうとしてる  顔をじっと見てる  それ御覧なさい、震えてる  方が黙ってる  あちらこちら往き来してる  清とこうして戯れてる  今晩あなたは酔ってる  足がふらふらしてる  心を投げ出してる  様子を窺われてる  心惹かされてる  自分を避けてる  何だか興奮してる  向うに来てる  僕が来てる  あなたが来てる  点々としてる  霧にしっとりと濡れてる  肩掛をしてる  人を見下してる  ことを云い争ってる  君に惚れてる  枯蓮の静まり返ってる  仕合せに暮してる  他家にやってる  気にかけてる  ことを少ししてる  一緒になってる  世話されてる  不機嫌に腹立ってる  襟から、痩せてる  彼女と向き合って坐ってる  中を整えてる  子供を教えてやってる  可なり聞いてる  大変可愛がってる  のが少しはいってる  苦学してる  それは分ってる  薄ら笑いを湛えてる  しまいかけてる  面に映ってる  態度をしてる  苛ら苛らしてる  面白いにきまってる  瞬きをしてる  折をねらってる  好奇心から彼等が煽ててる  井上、黙ってる  涙を流してる  ことも知られてる  私一人で困ってる  意識して避けてる  いつまでも黙って向い合ってる  腰を浮かせてる  肖像画をばかり探し求めてる  水にもぐってる  まばらに散り残してる  なだれ落ちてる  点々と写し出してる  周平が夢想に耽ってる  彼はすぐに、見開いてる  誰かにくっついてる  いやに黙ってる  家へは行ってる  色を帯びてる  街灯の光りが冴えきってる  のを云い出しかねてる  理解してる  恩を受けてる  眼から見られてる  涙が溢れてる  囚えられてる  何処を通ってる  耳にまで達してる  横田や保子へも伝わってる  火りが洩れてる  情交を結んで、それでしゃあしゃあとしてる  間に広まってる  裏通りを歩き廻ってる  ことを想ってる  こだわり方をしてる  雲の切れてる  奥に通じてる  茶箪笥から砂糖豆のはいってる  舌でも出して笑ってる  バスケットなどの散らかってる  それから衣桁にかかってる  片想いに想ってる  肩に置いてる  表面だけでうとうとしてる  足を伸ばしたり引込めたりしてる  間に伸び出てる  明りと消え残ってる  白粉を寄せて、ぐったり疲れきってる  保子へ書いてる  清へ書いてる  時日がたってる  噂が立ってる  ことも、きっぱり止そうと思ってる  あなたに逢ってる  動悸してる  頃行きたかったが、待ってる  周平は黙ってる  竹内を見つめてる  眼付が熱してる  美術に現われてる  問題に長く止ってる  者に囁いてる  口笛を吹いてる  睾丸を失ってる  途にさ迷ってる  頬と冷たく曇ってる  金縁眼鏡が光ってる  彼女の微笑んでる  何だかいやに考え込んでる  可なり進んでる  気持も進んでる  ことを苦しんでる  片足を踏み込んでる  いやに考え込んでる  何だか考え込んでる  反応作用を営んでる  波間に浮んでる  執拗に坐り込んでる  一人で考え込んでる  あなたが涙ぐんでる  顔をして考え込んでる  毒を流し込んでる  考えあぐんでる  眼を伏せて考え込んでる  何を黙って考え込んでる  懐に押し込んでる  ぼんやり考え込んでる  頃何を考え込んでる  方面にもぐり込んでる  珈琲を飲んでる  何かを考え込んでる  化粧瓶の並んでる  肉体的関係を同時に結んでる  精神生活を塞いでる  推選を頼まれてる  ぢしてる  ぱつぱとのろけ散らしてる  つてきいてる  卓につかまって、立ってる  すきもなく動いてる  一ぱい立ち上ってる  いま思出してる  すべてが語られてる  スプーンを持って立ってる  さっきから悄れてる  ことは聞いてる  このごろ流行ってる  ただ流行ってる  通用しないにきまってる  挨拶を申し上げてる  通り、生きてる  ここにいて、生きていると言ってる  ほんとうにおいらが死んでると思ってる  墓が出来てる  のか、生きてる  ものが生きてる  お前、うろついてる  七人あるけれど、また始まったって言ってる  ほんとうにおいらが死んでる  下から浮び出でる  女流から出でる  粉本を出でる  おやじはまだ寝てる  いたずらしてる  雲呑を喰ってる  さっきからそう言ってる  話はわかってる  正午もすぎてる  雨戸がしまってる  方をやってる  車懸りになってやってる  一枚のってる  気となってる  あなたは疲れてる  久我君、待ってる  窮してる  捜ってる  基礎にしてる  共同製作をやってる  久我を待ってる  みなきいてる  一人坐ってる  いつまでも喋言ってる  あなたにゃ、まったく、すまないと思ってる  小馬鹿にしてる  風にすましてる  あたしもそう思ってる  心意気はもってる  思想係だといってる  戸外へ抜けだしてる  人殺しじゃ、こりゃ、すこし行きすぎてる  葵にきまってる  葵に惚れてる  名が消えてる  神経過敏にしてる  なにを考えてる  なかでじっとしてる  二三日なにか考えてる  僕にはわかってる  いまきいてる  やつにしがみついてる  ピストルでも持ってる  附拍子を打ってる  みな持ってる  あいつだって持ってる  切穴が明いてる  現場へやって来てる  自分で知らしてる  ほうばかり見てる  承知でやってる  怨がかかってる  あたしお金もってる  尾行てるって言ってる  三百円はいってる  甘えかたをしてもいいでしょうし、生きてる  危くなってきてる  降参してる  号外がヒラヒラしてる  あたしお金をもってる  多寡をくくってる  手紙なんか出してる  目に逢わされてだまって引っこんでる  面になったねえ、歪んでる  羽ぶりをきかして遊んでる  餓鬼飲んでる  湯を立ち出でる  から、よこせといえばやらないとは言えないが、せっかくあたためて寝てる  人心を怯えさせてる  一つに入ってる  長屋木戸に立ってる  朝夕祈ってる  帰国だろうっていわれてる  憎しみ合いは、生きてる  冗談をいってる  上を案じてやってる  二の舞いをやりかかってる  あいよ、判ってる  時計を見てる  用意はしてる  防毒マスクを持ってる  マドロス君が焼き殺されてる  毛唐だと言ってる  餓鬼を背負って立ってる  ことはないにきまってる  嘉助め、うまくやってる  ところに転がってる  贔屓にされてる  は種があがってる  外には、出でる  病気でもしてる  のは、とても立ってる  規則になってる  肺はしっかりしてる  神聖な光りさえ帯びてる  必要を考えてる  うちで言ってる  さでも抱いてる  冗談まじりにさえ言ってる  江戸を離れてる  しこたま濡れてる  出先がわかってる  どこぞに落ちてる  三尋半を持ってる  死ってる  真上に載ってる  のも、倒れてる  なんだってそう潜ってる  親方、いけねえぜ、当ってる  野郎が揃ってる  肥桶臭くなってる  逆上ってる  誰だと思ってる  香をきいてる  障子に映ってる  あたしが嫌がってる  廊下を通ってる  おらあ勝ってる  人を喰ってる  金が温まってる  内に、ひょっこり浮いて出ると思ってる  あと二つ残ってる  願いも、聞き届けられるにきまってる  庄太が来てる  突鼻に住んでる  ものがぶら下ってる  美野さんが吊る下ってる  油が付いてる  美野さんが眠てる  冷や冷やしてる  立話をしてる  それをこつちが聞いてる  顔を知られてる  ぱに生えてる  それに収められてる  序ともなろうかと考えてる  重荷を持ってる  採録してる  夢は持ってる  いつまでも持ってる  皿に置かれてる  親愛感を持ってる  雰囲気が漂ってる  壮重になってる  幕が切って落され、咲き乱れてる  重みに静まり返ってる  富士山そのものだけを歌ってる  平面的でなく、掘り下げられ深められてる  の子はまさに孕んでる  理由に出でる  年を食ってる  どこだと心得てる  講釈でも聞いてる  仕事があり過ぎて困ってる  型になってしまってる  水を吹いてる  羽蟻みたいにかけてでる  山ん中に引込んでる  ウム、まるで死んでる  なに空いてる  笑つてる  姉に代れとまで拗ねてる  風をしてる  どこで鳴いてる  娘が覗いてる  歌をうたってる  髭があんまり、延び過ぎてる  逗ってる  道具ばかり捻くってる  みんな気狂だって云ってる  経を上げてる  から、ことによると生きてる  気が違ってる  旦那が祟ってる  価値がないと思ってる  帳場へ曝してる  ヴェニスに残ってる  人世だと思ってる  方針も立てずに、あるいてる  和尚さんだって、うつくしいと思ってる  なにつまってる  うすい雲が懸ってる  一巻が並んでる  加減に読んでる  所を、漫然と読んでる  なあに凹んでる  月々雑誌にかいてる  部屋をもってる  お前にきかなくても分かってる  なにいうてる  足がでる  汗はでる  自らもでる  誰がもでる  光源氏のもでる  意味から出てる  誰が、好き好んでやってる  三伝が生きてる  女将さんが呼んでる  関ヶ原へ行ってる  絹さんに参ってる  お前もどうしてる  途中から、乗けてくらっせえ、明いてる  学生が持ってる  中から縦に突刺してる  室へ行ってる  おしおきでも待ってる  今まで残ってる  一人で立ってる  やらかしますべいに、待ってる  突込んでる  どん開きになってる  工合がわるくなって困ってる  病人たちが慰め合ってる  附添いに通い、歩き廻ってる  君が怖い怖いとおもってる  君こそ寝とぼけてる  君はどうかしてる  位だから、見ちがえてる  女としみじみ話してる  朋友になってる  なに云ってる  是非いらっしゃい、でも住んでる  続きものを頼まれてる  位にわかってる  鈴虫が鳴いてる  ぜいたく言ってる  つくしも、しゃれてる  頭を洗ってる  矢張り囚へられてる  先きへ行って待ってる  地所があるとか言ってる  もの言っても黙りこくってる  目玉をぎょろりと開けてる  なんだい、ふるえてる  ほうへはいってる  ごみを焼いてる  熊笹の生えてる  非常に多くなってる  柱時計を見てる  脚絆をつけてる  床に就いてる  私の覚えてる  初めは、わくわくしてる  それがじかに響いて来たが、泣いてる  楠を切り取ってる  中からひとり脱け出でる  当時一家をなしてる  宿を立ち出でる  口をついて出でる  シャッポをぬいでる  形がよく似てる  花はこういってる  一人抱えてる  虐待されてる  咲き凋んで仕舞うかするに決ってる  梅めが笑ってる  おれも、呆れけえってる  ように、ぬうっと済ましてすわってる  のあ知れきってる  風は泣いてる  目を開いてる  一箱ごと持ってる  みんな結婚したがつてる  人を待つてる  から遊んでる  石を載せてる  内に待ってる  の子はなにしてる  つて、わかつてる  お前はもうわかつてる  何んだか、かうしてる  声は泣いてる  いやに、りゅうとしてる  おなかが空いてる  帰省中転がってる  食りつけてる  皆が持ってる  きりになってる  狐が乗ってる  郵便列車を待ってる  樽にでも腰かけてる  熊手をさしあげて威張ってる  それもわかってる  それはわかってる  ッかを使ってる  こと、わかってる  ごぜえませんが、そうまでおっしゃっていただいてる  駅からでる  友だちの沈んでる  作り事ばかり信じてる  いつまでお前はながめてる  山道には馴れてる  にゆつてる  花喰ひたがつてる  ころがつてる  お待ちどこかに泣いてる  自分もないてる  鳥もないてる  そこにもゐてふと鳴いてる  回転して、ついにでる  餌物を待ちすましてる  日向ぼっこをしてる  根を張ってつっ立ってる  力に依ってる  小さな羽虫が沢山引っかかってる  くるくる廻転されてる  何かを深し求めてる  ぐたりとなったまま、生きてる  域にまでふみこんでる  三四匹一緒に飛んでる  実在してる  身辺に感じ始めたと云ってる  スリが狙ってる  何を、思い出してる  牢番号も分ってる  者も、知れてる  牢番をしてる  肋骨を折って、寝てる  極印を残してる  香積寺に泊ってる  手も、かじかんでる  土をば耕してる  見張りをしてる  人違エにやきまつてる  辟易してる  前借してる  此方の困つてる  一人坐つてる  巴里行を申しでる  ことを申しでる  ちゃんと打ってる  方がどうかしてる  間眼がさめてる  相当に眠ってる  外に荒れ狂ってる  気味わるがってる  没落だと思ってる  破損しながらも立ち残ってる  確信してる  ものと、思ってる  カヨは考えてる  工事をしてる  中に生きてる  張り番してる  紙箱にはいってる  中にとけてる  仔猫が乗っかってる  中をじっと覗いてる  ぼんやり映ってる  肩に乗っかってる  写経にばかり凝ってる  衆議院議員になってる  桂介が勤めてる  何をそんなに怒ってる  カヨはもう、怒ってる  家名を担ってる  彼女は思ってる  粗らに立ってる  思いに沈んでる  繪を描いてる  絵をかいてる  切つて下げてる  大原女を写したりしてる  乳母車に乗つてる  牛乳を飲んでる  張さん、乗っけてやろうじゃないか、困ってる  何人かに訊いてみようと思ってる  それで逃げてる  一人でぶらぶらしてる  山奥に住んでる  魔法使が住んでる  ことも出来るし、生きてる  疲れきつてる  づもつて長くたつてる  あたりに立つてる  通り出かけようとしてる  人々が呆れ返つてる  鎖になってる  ことも停まってる  どこにもぐずぐずしてる  後悔に苦しめられてる  老人に似てる  丁稚の云ってる  俺がそうしようと思ってる  職業に似合ってる  目にかけまいと思ってる  私はそう思ってる  俺は生きてる  私どもが死んでる  もっとげびてる  人格者みたいに、もったいぶってる  バリバリ聞えてる  何を歌ってる  祖父から注意されてる  祖父が聞きたいと思ってる  祖父に笑われてる  夢中で眺めてる  何を弾いてる  老人は思ってる  もののはいってる  頑固に出来上ってる  端っこにうち捨てられてる  彼を好いてる  彼は眠りかけてる  尻尾を追っかけてぐるぐるまわってる  きらめきに答えてる  音楽をたいへんいいといってる  自分でもまごついてる  クリストフが悲しがってる  すてきだといってくれてる  心とじかにつながってる  顔にうかんでる  流浪してる  入口にすえられてる  稔り顎で使って来てる  病気をして寝てる  先祖から伝わってる  夫婦が借りてる  兄妹で行ってる  暮らしがつかねえでる  嘘とわかってる  おなりになってる  養女に行ってる  記憶に深く残ってる  雪ちゃんが言ってよこしてる  影響とを及ぼしてる  ように育ってる  祖母に、眠ってる  ように感じてる  しんの抜けてる  才分とを持ってる  だって、やってもらってる  病いを養ってる  志に燃えてる  野に立ってる  列が見えてる  ハンカチを振ってる  遊女になってる  思索してる  恭さんはどうしてる  州を抱いてる  ものが入ってる  ものがくっついてる  私と較べ垢抜けしてる  裁縫をしてる  重荷になってる  娘が弾いてる  お稽古に通ってる  彼女の笑ってる  彼女がいろを縫ってる  貝色してる  伴奏に使ってる  狼藉としてる  僕出てる  子供心に引きずられてる  感情がませてる  どこへ来てる  鈴子は思ってる  五人習いに来てる  緊張してる  高調してる  一等好きだと言ってる  君は青くなってる  汗臭く、立ってる  これ、まだ光ってる  素敵だなあつるみながら光ってる  出稼ぎに行ってる  脛も出してる  スリイ・ミッスをやってる  手伝いしてる  勉強はしてる  自分がぶらぶらしてる  用事で行ってる  私よりしっかりしてる  自分が浮いてる  息切れしてる  登りなれてる  歌をささやいてる  牛耳をとってる  衆とくっついてる  第一線に立ってる  侍立してる  肯定してる  自転車を並べて走ってる  チャームだって人が言ってる  から仲よくしてる  鵜船を見てる  一ぱい散らばってる  感覚はもう全く目ざめてしまってる  結婚しようとしてる  所を恥じてる  これも並んでる  息を飲んでる  長兄は悩んでる  咽喉にひっ懸けて苦しんでる  これはつるんでる  海に注いでる  お父さんはもう死んでる  くさび何処かに落ちてる  乃公が泣いてる  感情を害してる  黒鶏みてえになってる  一つ、売りに行って見べえかと思ってる  苗代とに挟まれてる  言論の自由を許してる  自分だけ許されてる  眼をかけてる  小作人を困らせでる  命を取りに来てる  此方も出来てる  から、黙つてる  逢いたいと思ってる  今どこまで追ってる  むやみに威張ってる  文句なしに魅せられるに決ってる  房下がってる  木さ房下がってる  みちをあるいてる  バリバリ白く燃えてる  こちらをのぞきこんでる  空中に浮かんでる  彼が黙り込んでる  自分より多く苦しんでる  うちに潜んでる  クラフトの住んでる  夢想に沈んでる  彼女が悲しんでる  空中にかかって浮んでる  二列に並んでる  一人で遊んでる  背にかついでる  背中から覗き込んでる  何を苦しんでる  ルイザはわなわなしてる  顔に装ってる  乳を吸ってる  芝居に行ってる  出稽古に手間取ってる  そばにやって来、その震えてる  圧倒されてる  期待してる  彼を眺めてる  胸に蓄えてる  支配してる  自分に定められてる  予感してる  そばに眠ってる  すれすれになってる  つなぎ合してる  自分に属してる  中に舞い立ってる  彼女の疲れてる  壁に群がってる  ことは禁ぜられてる  オルガンがひかれてる  蓆から出ると溺れてしまうと考えてる  間につづいてる  向うを向いてる  話をもってる  ほとりに落ちてる  風に動いてる  上りかけてる  横顔を見せてる  言葉に聞きとれてる  大切にしまってる  錯雑してる  一人立ちをしかけてる  贔屓にしてくれてる  場所を占めてる  深みへ落ち込みかかってる  橋をかけてる  間にできてる  方に掘られてる  馬車に乗りつけてる  話が合ってる  耳にし、ひきつってる  ろつかしてる  火の粉を散らして踊ってる  時、うとうとしてる  いかほど母親を愛してる  いかほどすべてを愛してる  幸福であるようにできてる  斜面につみ重なってる  大公に仕えてる  ものだと信じてる  綴り合わせられてる  ただ一人ぽつねんとしてる  自由精神を有してる  間に認められてる  彼に欠けてる  彼がもってる  困難になってる  六歳になってる  エルンストを抱いてる  内密でやってる  母をその働いてる  人々から尊敬されてるかを見て、また、光り輝いてる  役目を演じてる  お礼を言ってる  気を悪くしてる  服を着てる  卑怯者だと呼びたてて、恐がってる  喜び踊ってる  自分をきらってる  者から迫害されてる  何か言われてる  階段を降りかけてる  ますひどくやってる  金をもってる  から何をしてもかまわないと思ってる  二人がたがいに怒鳴り合ってる  中に蓄えられてる  女の子であって、その輝いてる  ようにぴんとはね上がってる  肩に垂れてる  彼は見られてる  食物を取ってる  笑顔を見せてる  母から見られてる  みずから食を節してる  父がふざけてる  足下に長々と横たわってる  範に習おうとしてる  インキ壺をひっつかみ、笑ってる  気絶しかかってる  生命に狙い寄ってる  扉が閉まってる  何か動いてる  ちゃんとささってる  中にはじっとすわってる  釘に掛かってる  友だちらに取囲まれてる  眠りかけてる  絵がはいってる  昼間見た生きてる  向うからはいって来ようとしてる  彼は逃げようとしたが、縛られてる  棒に掛ってる  寝室に寝てる  獣が寝てる  ため燃えるようになってる  他に向いてる  専心してる  むっつりしてる  快活にしてる  頬が濡れてる  クリストフ、眠ってる  ルイザに言ってる  弟どもが眠ってる  自分が恐がってる  さにとらえられてる  生命を奪おうとしてる  痲痺してる  永久に残ってる  ひいきにしてる  かなり狭くなってる  いっぱいになってる  大砲でも打とうとしてる  とおり素直にしてる  囚われとなってる  壁にぶっつかってる  書物に書かれてる  中に閉じ込められてる  名前をもってる  自分を愛してくれてる  ことはなく、印されてる  充満してる  捏粉でできてる  協奏曲をこね回してる  角も丸くなってる  弾奏されてる  間に残ってる  包丁で取ってる  ようにしてるので、またはっきり知れきってる  壁で隔てられてる  気にほとんど充ちてる  壁にすりつけてる  前にすわってる  ぎごちなくこびりついてる  風に揺られてる  彼は嘆いてる  道を信じきってる  枝や、光ってる  河に運ばれてる  歯形に切れてる  流れに洗われてる  皺も寄せず、脂ぎって光ってる  口と、光ってる  中に漂ってる  ヴェールを通して、あたかも高くを翔ってる  奔ってる  さに凍えてる  メルキオルを恐がってる  種になってる  図に乗ってる  威圧され、恐ろしいほど込み合ってる  舞台で演ぜられてる  それは演ぜられてる  でぶでぶ太ってる  充血してる  毛の乱れてる  彩色してる  いつか自分がなりたいと思ってる  そこに奏されてる  がらんとしてる  表題が待ち受けてる  音楽を好いてる  腕に抱かれてる  作曲してる  平素聞きなれてる  往来を歩き回ってる  插絵に見入ってる  夜になりかかってる  ぼんやり夢想してる  唇を震わして、始終つぶやいてる  老人が求めてる  上に掛かってる  こちらを眺めてる  夢中に眺めてる  何をひいてる  今から想像してる  知力がすぐれてる  四十歳を越してる  人たちのすぐれてる  堅固にできあがってる  十分報われてる  子供を寝かしてる  声高に考えてる  尻尾を追っかけてぐるぐる回ってる  星の閃きに答えてる  クリストフに向かって言ってる  りっぱに歌ってる  理解してくれてる  息吹き、また飛んだり這ったり跳ねたり泳いだりしてる  クリストフが考えてる  得意になってる  音楽をたいへんいいと思ってる  音楽に通じてる  一、馬鹿げてる  素敵だと言ってる  全然誠実ではないとわかってる  逸品を集めてる  子供の書いてる  ほとばしり出てる  竪琴を取巻いてる  字で浮出してる  彼は聞いてる  時は、燃えてる  狼狽してる  心痛してる  ことでもしてる  接吻を送ってる  祖父が立ってる  晩餐をしてる  子供は疲れてる  自分はまだ眠ってる  上に、相並んで結びつけられてる  竹槍を持ってる  好きに出来てる  仕方がねえと諦めてる  談合がぶてる  蘭さんと出来てる  宙宇に迷ってる  助けを求めてる  ように恐れ入ってしまってる  ことになってみたりしてる  母親はわかってる  おいらがこうして起してる  湊になってる  人生かしをして来てる  奴をもてあましてる  階級で行われてる  ちゃんとわかっていただいてる  歯噛みをしながら口惜しがってる  三昧境を出でる  手段に出でる  もので禁じられてる  規則で禁じられてる  崇拝されてる  做されてる  公爵へ向けられてる  隅で笑ってる  優越を有してる  愛情をたがいにもってる  経験とにおいて優ってる  取引をしてる  人が考えてる  皆が眠ってる  往来に向かってる  ゴットフリートを慕ってる  名誉をもってる  彼が受けてる  不自由をしてる  補助を与えてる  八十歳を過ぎてる  顔を見覚えてる  言つたりしてる  真白な引きつけてる  力なくぐったりしてる  何かに追っかけられてる  ルイザは黙ってる  壁にかかってる  そこに寝てる  祖父はじっとしていて、眠ってる  痣になってる  人は死にかかってる  眠りと争ってる  さにぞっとしてる  まらしてる  痙攣的に握りしめてる  自分を抱いてくれてる  何か尋ねたがってる  クリストフが尋ねてる  老人が眠ってる  飾りに覆われてる  日向に漂ってる  自然を覆ってる  自分が見られてる  笑草になってる  室もいっぱいふさがってる  書物を読み耽ってる  彼は話してる  自分が受けてる  皆を愛してる  人にわかってる  皆が考えてる  お前さんだってそう考えてる  頤鬚を剃ってる  礼も返さず、書きつづけてる  手にもってる  監理官がじっと見つめてる  どおり与えてる  犠牲となってる  クリストフがしっかりしてる  判断してる  施与を受けたり求めたりしてる  横目で見られてる  意見を述べてる  容赦もなく窺ってる  限定されてる  一撃が覆いかぶさってる  自分の書いてる  ものが、考えてる  ことよりいかに劣ってる  後に、書いてる  そのまま残ってる  彼がやってる  クリストフよりずっとすぐれてる  真面目にやってる  玩具にしてる  ことを悪く言ってる  自分のやってる  非常に求めてる  鼓動してる  盲目になりかけてる  彼がたえず燃やしたてられてる  現在自分が作ってる  足下にたえず張られてる  希求してる  観察されてる  ポケットから新聞を引出し、もったいらしく読み耽ってる  蔦にからまれてる  自分自身に向かって述べてる  同情をもってる  念を示されてる  時間がすでに来てる  一日を過ごそうとでも思ってる  だれかに待たれてる  渇望してる  友をもってる  音楽を教えてる  心に満ちあふれてる  君を愛してる  自分の持ってる  頭とをもってる  遠足地となってる  通り道に隠れて追われてる  そこにすわって、笑ってる  上に及ぼしてる  オットーに恋してる  実を捜してる  ぼくがどんなに震えてる  ことを忘れてる  ぼくから離れようと考えてる  木をつついてる  ように唸ってる  もととして建てられてる  のが嬉しいと、思ってる  方がすぐれてる  彼と連立ってる  向うにすわってる  微笑を浮べてる  勝手に歩き回ってる  目に会ってる  牢屋にはいってる  いっしょに連立ってる  一点に向かって駆け寄ってる  真似をしてる  方を眺めながら笑ったりささやき合ったりしてる  盗みをしてる  金をしまってる  的になってる  疑念がこめられてる  外に垂れてる  乱雑にこんがらかってる  草のはえてる  種となってる  ふうになってる  うちに眠ってる  輝きを帯びてる  笑したくてたまらながってる  ふり返りもしないでただ黙ってる  一生懸命骨折ってる  拍手してる  のを待ち受けてる  口をつぐんでる  聖書を読んでる  頭は運んでる  あてもなく揺いでる  彼女を恨んでる  子供らが遊んでる  ラインバッハに住んでる  者と交わって喜んでる  彼が苦しんでる  眠りから覚めて微笑んでる  廊下で、立並んでる  肩が怒りすぎてる  今頃停電なんて、どうかしてる  何か盗まれてる  牛の子が来てる  速力もでる  ゼミナールに出てる  機会をねらつてる  深志、眠つてる  僕たちにかくしてる  家庭教師をしてる  それに疲れてる  おめかししてる  自分の書こうとしてる  お姉さんが黙つてる  帰つて来てる  風にしてる  手紙だけ出したが、見てる  会つてる  いつまでもこびりついてる  もの、書いてる  名前は聞いてる  附添いに来てる  噴火口に咲いてる  つて、そう己惚れてる  勉強ばかりしてる  そいつは、黙つて秘してる  傾向をもつてる  区別してる  あんた、そんなに急ぐなら、できてる  踊つてる  腹をきめてる  二度失敗してる  先が見えてる  わたし、考えてる  餅やいてる  はつきりさせてる  おれはどうかしてる  ちよつと似てる  仕事を探してる  つてころがつてる  勉強ぎらいと来てる  やり繰りをしてる  いやにしんみり話してる  問題で、じりじりしてる  者が来てる  許可が出てる  病気について、多少、聞きかじつてる  ことがわかつてる  つて決心をしてる  脱しようとつとめてる  つて言われてる  ちやんと、なにもかもわかつてる  散歩に出てる  感心ばかりしてる  結核に侵されてる  歓迎されてる  こと言つてる  いつまでもゆれてる  上へかぶさつて来てる  不幸にするにきまつてる  友達の借りてる  花も咲いてる  吸つてる  のは、なかなかしやれてる  それは、読んだの覚えてる  準備してる  ものをどんなに軽くみてる  芽が出てる  生き甲斐を感じてる  多津はどうしてる  お母さんは、そんなにこぼしてる  襲つて来てる  名前は黙つてる  君のことは覚えてる  方を考えてる  両面をもつてる  性質をもつてる  幸福を祈つてる  お前ひとり沈んでる  アパートに住んでる  おやじやおふくろだと思い込んでる  銀座で稼いでる  新聞は読んでる  さつきから蜂がさわいでる  蜜蜂も、むろん死んでる  死去以来すべてが死んでる  光を吸い込んでる  往来で遊んでる  反感を含んでる  自分たちをさげすんでる  クリストフが楽しんでる  ように包んでる  いつかも、悲しんでる  私を呼んでる  他人が苦しんでる  ために苦しんでる  みずから苦しんでる  草を食んでる  女、死んでる  中に浮んでる  ルイザが悲しんでる  彼を害しようと望んでる  方をのぞき込んでる  不自由を忍んでる  着物をぬいでる  何をたくらんでる  苦悶を隠してる  喜びを見出してる  品などで、片付けると言っては取り出してる  楽しい日に生きてる  自分も向うから愛せられてる  動作で、もってる  うちにつなぎ止められてる  彼女が言ってる  上に散らかってる  前からわかってる  わきに離れてる  自分で言ってる  点綴されてる  気を向けてる  階に眠ってる  祖父に似てる  のにおびえきってる  丈夫に暮してる  のに役だってる  安閑としてる  自然だと思ってる  熱中しきってる  自分の気に入ってる  芸術に通じてる  興味を募らしてる  現在味わってる  知力が欠けてる  生存中に生きてる  ものだと考えてる  くよくよしてる  適用してる  形式でやってる  敵意を潜めてる  皆騒ぎ回ってる  愛とにあふれてる  メンデルスゾーンを奏してる  バッハを奏してる  二心をもって動いてる  確信をいだいてる  向うがすぐれてる  信仰してる  気味がこもってる  自分が求めてる  対象となってる  自負してる  彼らが信じまいとつとめてる  耳を傾けてる  気をとられてる  男は信じてる  のか、もしくは、信じてる  自分で思ってる  二人がすわってる  生物のうなってる  クリストフがじっとしてる  うちに動き回ってる  鼻をもってる  身をささげてる  彼を苛立たせてる  間黙ってる  顔全体を占めてる  力をもってる  許しを願ってる  クリストフにきらわれてる  皆のらくら者だと考えてる  身を疲らしてる  クリストフと話してる  彼らの言ってる  前途に見えてる  我慢しかねてる  正面にかかってる  誇張して考えてる  中に起こってる  んとしてる  何が起こってる  蛆虫のたかってる  身体から出てる  官邸へ行ってる  演奏してる  時間、投げ出してる  駄目になってる  雷に打たれて倒れかけてる  半端になってる  権利をことに多く持ってる  生物の群がってる  活動を、歩きながら踊ってる  回転してる  ようにふるえてる  窒息してる  牧場から発してる  興味を覚えてる  店を少しも片付けようともせず、また実際きれてる  下に寄ってる  上唇は開きかかってる  はいなかったが、見られてる  心寄せて見られてる  理由としてる  煉獄となしてる  ザビーネはことさらにそうしてる  中庭に残ってる  欠伸ばかりしてる  話を面白く思ってる  からながめられてる  顔をつき込んで眠ってる  金切声を出して、あたかも追っかけられてる  通りこしてかわされてる  気が向いてる  種を見つけるのにたいそう骨折ってる  自分でも困ってる  興味を感じてる  彼女と話してる  おしゃべりを聞いてる  彼女も見られてる  彼女が赤くなってる  景色に見とれてる  神をこしらえてる  ことにかかりあってる  膝にはさまれてる  靴から出てる  窓に、しまってる  こちらに差出してる  中は寝静まってる  ことが起こってる  背を向けてる  彼がじりじりしてる  まわりをうろうろしてる  邪魔になってる  嫉妬を感じてる  かわいがり、生きてる  人に好かれてる  クリストフに好かれてる  クリストフにもわかってる  義務と心得てる  復讐しようとしてる  粉屋をやってる  中に閉じこもってる  馬車で運ばれてる  腕に抱き取り、こわれやしないか気づかってる  権利をもってる  別々になってる  彼が怒ってる  図してる  私が見てる  彼女は疲れてる  眼が問いかけてる  のを恐れてる  彼から見られてる  彼女から微笑みかけられてる  恋にとらわれてる  将にせんとしてる  生命も消え失せてる  熱狂を多く恥じてる  負けなかったことを多く恥じてる  顔を見合すと避けたく思ってる  演奏しようと思ってる  教会堂へ行ってる  重大視してる  彼女は眠ってる  彼女がいだいてる  気に満ちてる  太陽から薔薇色に染められてる  気持をもって、残ってる  沈黙してる  自分を待ってる  掃除を始めてる  彼女から恨まれてる  涙の流れてる  涙で見えなくなってよろめいてる  中庭に面してる  彼に近づいてる  それはこう言ってる  うち明けようとしてる  彼が待ってる  どんなにか冷えきってる  彼に残ってる  明らかにわかってる  たいせつにしてる  自分が生きてる  クリストフに会ってる  彼を愛してる  自分一人残ってる  彼女が生きてる  こと、重々しく呼び起こしてる  足で押しやられてる  引越騒ぎのつづいてる  一品をもってる  接吻してる  意中を読み取られてる  世の中は悪くできてる  香りをようやく得てきてる  身体が横たわってる  彼が寝ころがってる  影が閉じ込められてる  胎内に眠ってる  律動をもってる  横柄にそりくり返ってる  歯並が見えてる  上にぶらさがってる  そこにとまってる  彼女は恐がってる  彼女はつかまってる  彼女は少しはだけてる  商店に働いてる  彼をとり巻いてる  光が、ぽつりと差してる  一面にたれさがってる  仄白く浮出してる  中を、ひっそりしてる  二人に生きてる  彼女はじっと見られてる  氷塊がころげてる  彼がぐずぐずしてる  音をまねてる  庭に咲き残ってる  二人とも同じくらいうれしがってる  事柄にも通じてる  それをもってる  数、ひっくり返ってる  終日つきまとわれてる  二人を結びつけてる  好奇心につきまとわれてる  上にすえてる  運命に苦しめられてる  心にたまってる  ザビーネを愛してる  彼女から軽蔑されてる  知友たちから誤解されてる  ように考えないから間違ってる  振舞を怒ってる  立腹してる  敵となってる  同様に間違ってる  彼にたいして隠しもってる  お前が間違ってる  ままお前を愛してる  お前を愛してる  お前をどう思ってる  彼が思ってる  ところを醜いと思ってる  何にも醜いと思ってる  本気で言ってる  私は言ってる  はいないとさえ言ってる  私をそんなに見てる  自分をながめてる  眼がぬれてる  彼は飽き飽きしてる  性質を知りぬいてる  クリストフのすぐれてる  同情さえいだいてる  そこに寝かされたが、もう死にかけてる  やりくりをしてる  負担してる  いっしょに過してる  心にかかってる  大騒ぎをしてる  立ち交ってる  心に満ちてる  同様に感じてる  野外遊歩をつづけてる  それを当然だと思ってる  あんたは思ってる  皆率直さを欠いてる  熱中してる  情婦へも移そうとしてる  終りに近づいてる  うちにもってる  彼女は見出してる  心が欠けてる  頭にもってる  二人が間違ってる  ほんとうだと信じてる  ために駆けてる  彼女の言ってる  小枝を伸してる  まわりに茂ってる  寒げにあたたまってる  停車場へもう行ってる  彼が待ちくたびれてる  自分を見守ってる  そこにすわってる  手を取り、縫ってる  唇の震えてる  君だってそう思ってる  こんどもまた、愛してくれてる  石段を降りてる  うち明けたがってる  酒場をぶらついてる  ままにしてる  淵から吸い寄せられてる  げにもがいてる  梱を背負ってる  前かがみになってる  身振りをやってる  大声にしゃべりたててる  咳をしながら黙ってる  舗石との映ってる  芽を出してる  雪の滴りが落ちてる  眼覚めかけてる  ためにも歌ってる  生活はどうなってる  だれでも信じてる  地平線に出かかってる  信心深くしてる  英雄になりたがってる  歓喜を感じてる  大変だ、活きてる  んだけれど活きてる  皆活きてる  不可えや、畏ってる  言句をいってる  特別に活きてる  何ね、そうか、濡れてる  風采を持ってる  人気はしっくり合ってる  目印の付いてる  趣味を持ってる  黒百合が咲いてる  八方へ散ばってる  おいら、直ぐ出掛けようかとも思ってる  お雪さん、泣いてる  上部を繕ってる  真中へ入ってやろうかと思ってる  敵が使ってる  三人巴になってごたごたしてる  今時分咲いてる  滝太郎を守立ててる  夜店をぶらついてる  仏様持ってる  位探してる  のが控えてる  おいら整然と旨くやってる  御寝なっていらっしゃると思ってる  国中捌いてる  真似はしてる  人相書の廻ってる  ことが籠ってる  から厭がられ切ってる  駒が汗ばんで立ってる  私ゃそこに湧いてる  競争をしてる  前だけれどもう思い切ってる  小田原をやってる  血道を上げて騒いでる  神様が住んでる  お前こっちへ掴んでる  ゃあかけがえのねえ女だと、拝んでる  書類を持ってる  程度まで分かってる  眼を持ってる  つまみ出して喰ってる  だめだろうと思ってる  彼奴は持ってる  僕が知りたいと思ってる  左右されてる  叩きのめしてやってる  手なずけられてる  船に乗ってる  薪を積むとて行ってる  蓆を垂らしてる  縦横に打ちつけてる  馬を駆けさしてる  兵士とが続いてる  腹掛をしてる  尻を端折ってる  角に、黙々として佇んでる  ラチェットさんに買って貰ってる  賞味してる  快楽に富んでる  負つてる  病気を抱いてる  解釈してる  到来してる  私を疑つてる  病氣を抱いてる  解釋してる  藏つてる  何人も入れないと云ってる  風に探してる  引用されてる  命だから、生きてる  それまで生きてる  フツリフツリと浮いてでる  指揮にでる  重要性を持ってる  荷わせられてる  中に最もはっきりしてる  感覚であって、最もぼやけてる  頭にはっきり刻みこまれてる  陸稲なんかが育ってる  五分芯ランプが下ってる  ギッシリつめかけて坐ってる  下で笑ってる  講さ入ってる  方に坐ってる  釣りにでる  四五桂のつづきを読んでる  四五桂を読んでる  ふるさとに住んでる  カッコウしてる  魚を釣ってる  中味のつまってる  何かやってる  客商売もやってる  婆サンに会ってる  血の附いてる  梯子口から顔を出してる  路を歩いてる  叔母が居睡してる  今夜どうかしてる  遊び事をしてる  のがウロウロしてる  此方を見てる  十何軒も出来てる  くつ附いてる  ピストル持つてる  人が泣かされてる  病気で寝てる  御不浄にばかり行ってる  蝙蝠傘で立ってる  つて考へてる  軍扇を引くばかりにして待つてる  足を出してる  方へ向いてる  どれもかなりしっかりしてる  いろいろ騒動が起ってる  変化してる  人だけまだ頑張ってる  歓喜に酔ってる  困惑してる  血を求めて飛び廻ってる  光に迷ってる  灯に憧れてる  うちに飛んでる  反撥し合ってる  葉が震えてる  首を垂れて眠ってる  ようで、また疲れてる  上に送ってる  遠慮を持ち合してる  壁に掛ってる  顔を埋めてる  妙に温くしてる  何処も起きてる  此処に待ち合してる  向うに立ってる  電車を待ってる  間に置いてる  卑屈に出来てる  用心をし絶えず脅かされてる  ビラを見てる  眼球が飛び出てる  悪意を持たれてる  懲戒してやろうと思ってる  男とを使ってる  その男を使ってる  君どうかしてる  駅に来てる  私達が話してる  影に立ってる  誘惑されてる  自分で云ってる  彼が佇んでる  標札を盗んで持ってる  火の噴いてる  肩章をつけてる  少佐なんですよ。あんまり若く見えるので、下げてる  店で働いてる  葉を拾い集めてる  所有主となってる  許しを得てる  卓上に置かれてる  姿態を戒めてる  汗を出してる  息もひそめてる  仲間に早く加わりたがってる  無理にそう言ってる  マッチをはさんでる  隙間もないほど立ち並んでる  ちょっと妙んなってる  ことに止まってる  煙草を吸ってる  女は持ってる  二回ほど見てもらってる  浅野は迷ってる  生意気になってる  子供が戯れに味わってる  浅野が勤めてる  田舎から預ってる  噂がたってる  噂が囁かれてる  姙娠されてる  間に置き忘れられてる  ふだん着になすってる  僕なんか、どんなに働いてる  田舎に預けてる  無鉄砲に背負いこみすぎてる  人中に出てる  人家がぽつぽつ建ってる  ちょっと考えてる  頬笑んでる  通だと思ってる  サラッと揚がってる  天ぷらが載ってる  雨の降つてる  ぱつちりと眼をあいてる  ツ違つてる  中から足を出してる  声を出して啼いてる  こと知つてる  庭に咲いてる  嬉しかつた、叱られると恐かつた、泣いてる  皆鳥が囀つてる  うまいこと知てる  重量で沈み出して、見てる  上唇におつかぶさつてる  幾千と居て鳴いてる  場末に住むでる  金魚の泳いでる  松露を掘ってる  落こちてる  それに酔ってる  だんだんスキッて来てる  もの、活きてる  今でも遣ってる  相違ない、少々血迷ってる  ここに寝転んでる  毒味は済んでる  雨の降ってる  眼をあいてる  母様、違ってる  談話をしてる  僕眠い時、うっとりしてる  何かいってる  ざあざあッて流れてる  引ぱって鳴いてる  んだけれど、離れてる  突立ってる  笠を被ってる  一団になってる  覗ってる  声を出して鳴いてる  トそう思ってる  皆あなたの思ってる  雀だって餌を与って、拾ってる  股になってる  獣とは思われないで、優しくされれば嬉しかった、叱られると恐かった、泣いてる  皆鳥が囀ってる  ようにいってる  上唇におっかぶさってる  身体がどうにかなってる  場末に住んでる  ッて呼んでる  谷間が集ってできてる  一ツあいてる  たしかに二月二十二日に死んでる  汽車のでる  酒ばかり飲んでる  つてもわかつてる  今仕事のかへりでくたびれてる  誰か泣いてる  年寄がないてる  つて、泣いてる  家を持つてあるいてる  私が泣いてる  ぢさん、ぬひめがまがってる  沢田君、敗けてる  んだよ、敗けてる  暁葉子が来てる  看板をあげてる  アッサリしてる  プロポーズしてる  ズッと長く泊ってる  大鹿さんが泊ってる  いくつも買ってる  手型はあるかも知れんが、拭いてる  壁にとび散ってる  選手から文句がでる  話をもちこんでる  改札をでる  喉の渇いてる  性欲に飢えてる  ものばかり欲しがってる  苔が生きてる  石が生きてる  芸妓に出てる  なかったかしらって、涙ぐんでる  暑い日が照ってる  狐でさえ食べてる  のか生きてる  うろつき廻ってる  匂いがしてる  徳兵衛さんは酔っぱらってる  狐も開けてる  名を呼んでる  狐がでる  広はよく眠つてる  後家を通してる  何でもよくわかつてる  死ねつて云つてる  問題をとりあげてる  あすこに光ってる  どこに光ってる  彼那に光ってる  水が流れてる  家と、少し離れてる  あれ分ってる  茶店を立ち出でる  京都へおいでる  ウスノロに出来てる  こっちがわかり過ぎてる  薬草を持込んで植えてる  一合戦だと言ってる  蕎麦が出来てる  宇津木、うまくやってる  勝手だと言ってる  残念がってる  島が浮いてる  有卦に入ってる  こから来てる  んと判ってる  茶の間で話してる  処が判ってる  往って遊んでる  眠りを護ってる  こちらを見守ってる  肩をそばめてつっ立ってる  一息と気張ってる  受験準備をしてる  木影に隠れてる  朝日の流れてる  匐い出してる  巷へ出かけようとしてる  くるくると巻いてやんわり垂れてる  人をかき分けて、まだ少し動いてる  すり合して、まだ残ってる  嫁にいってる  自分を窺ってる  向うにぬけぬけしゃがんでる  晒しにかけられてる  公がでる  永らへてる  赤ん坊が眠てる  あそこに動いてる  いつまでも拗ねてる  それを信じて、信じてる  事を悪く言ってる  あなたは黙ってる  些と酔ってる  子供は、急いで見て来て、やはり死んでる  矢張り笑ってる  かすかに動いてる  事務を取ってる  それができんと言ってる  一所懸命になってる  から成り立ってる  狼みたいに睨み合ってる  所でぶらぶらしてる  世界は支えられてる  僧正になってる  話があると言ってる  僕は起きてる  われわれは待ってる  レールモントフがどう書いていたか、覚えてる  おしに坐って、こつこつやってる  地主様然と坐り込んでる  毎朝食事にでる  何んかくっついてる  私死ぬまで覚えてる  事が覚らないから覚えてる  けが分らんさかえ考えてる  共思ってる  楽屋下でまってる  語語りを見てる  血迷つてる  一しよにでる  河原へでる  名前が表してる  売買されてる  地図が違ってる  手先でじゃぶじゃぶやってる  俊子は云って、まだ笑ってる  波が立ってる  漁夫達でさえ恐れてる  太陽の光りがじかに照りつけてる  海を見てる  のだが、つかまってる  調子で云い捨てて、まだぴんぴんしてる  言葉をじっと聞いてる  生活によっぽどよく触れてる  彼等が借りてる  たか消え失せてしまってる  霊が籠ってる  度を失ってまごついてる  下が切れてる  深呼吸をしてる  雲がかけてる  提灯がかかってる  なのは蚯蚓、ぬらぬらしてる  海を受けてる  んですか、通ぶってる  後ろにやはり聳えてる  私をねらってる  二三日きりとなってる  箪が出てる  俗に呼ばれてる  眼付をしてじっとしてる  のを、まじろぎもしないで見つめてる  海水着がぴったりとくっついてる  前に曝してる  日に焼けてる  一つきらめいてる  いつまでもくっついてる  匐ってる  二人で立ってる  はじから覗いてる  提灯はもう無くなってる  東京にも輝ってる  危く喉から出かかってる  月が冴えてる  方をじっと見つめてる  いやにひっそりしてる  不安さを覚え出してる  帽子を取ってる  足をぶらぶらやってる  何処かに立ってる  玄関でひそひそ話してる  のを聞いてる  気狂い扱いにしてる  俊子さんを想ってる  一生懸命に漕いでる  負けが込んでる  足を運んでる  濡んでる  砂浜に佇んでる  彼をつないでる  自由に泳いでる  それに含んでる  三百ばかり並んでる  みずから思い込んでる  死者よりいっそうよく死んでる  知力を好んでる  全ヨーロッパを通じて、住んでる  演奏に臨んでる  からしながらいけないと叫んでる  経験を積んでる  彼女は急き込んでる  背後で微笑んでる  敵意を含んでる  自分が叫んでる  圧迫を憎んでる  怨恨を含んでる  歩を運んでる  群れが飛んでる  弟が苦しんでる  にわかに、読んでる  歌にそよいでる  間待ち望んでる  顔に浮かんでる  一つ所に住んでる  退屈に苦しんでる  前にずらりと立ち並んでる  腹をえぐられてあえいでる  のぞき込んでる  半分死んでる  雪が融けて湿ってる  内心に咲き乱れてる  お前さんはそううれしがってる  自分自身にたいして語ってる  寛容にゆったりと落ち着いてる  僕の話してる  うちに何もかももってる  手に入れてる  うちに動いてる  それから恥ずかしがってる  他に生きてる  まま埋もれてる  形をなしてる  影から浮き出してる  そのまま謄写してる  衝突してる  ように言い聞かせられてる  ミサでも唱えてる  声に話しひそやかに食べてる  巡礼が奏されてる  うちに輝き出してる  四人で歌ってる  合唱的特色をことごとく除き去ろうと努めてる  誠実を欠いてる  鵜呑みにしたがってる  違いないと、前もって思い込んでしまってる  中で与えてる  彼らにたいしていだいてる  包括してる  から、まったく免れてる  誇張されてる  配合されてる  彼が言ってる  ものとせられてる  因襲を振りかざしてる  すべてが許されてる  閉塞してる  場合にゆえもなく使い古されてる  無駄になってる  歌は、程よく鳴いてる  貧血症に罹ってる  偽善と名づけてる  病癖をもってる  泥濘から外に出たと思ってる  魂をそなえてる  音楽に取り扱われてる  実感してる  不満を招いてる  真似をしたがってる  尊敬されてる  成功を博してる  二楽長をしてる  相当してる  言葉を聞いてる  下心からもったいぶってる  みずから演奏してる  口をぽかんと開いて聞き取れてる  間違いをしやすまいかと恐れてる  音楽を作ってる  客席で起こってる  反響を見出してる  指揮してる  聴衆に待たれてる  喝采してる  地下に埋もれてる  未来のために蓄えられてる  彼らは滅ぼそうと欲してる  虚偽を装ってる  賛美してる  趣味をもってる  生者よりいっそうよく生きてる  結論を述べてる  理解せんとして、いたく骨折ってる  クリストフから重視されてる  一つこしらえてる  批評家に委ねてる  マンハイムは、もってる  何かをもってる  交互になってる  主宰してる  利を得てる  多く個性をそなえてる  文学をやってる  ようになるだろうとわかってる  何をぐずついてる  好感をもってる  無邪気にやってる  クリストフから感心されてる  小路にうようよしてる  身をもがいてる  汚辱から脱しようと努めてる  しろ多く民族に属してる  穿鑿してる  頭脳を有してる  貨幣を測ってる  彼女をながめてる  才をもってる  面白みを味わってる  彼が話してる  みずから思ってる  代わりとなってる  ものをもってる  自分を恋してる  価値をもってる  ほんとうに与えてる  それを作り出してる  ことを行なって、ただ少しよく行なってる  口から聞き慣れてる  奥底に眠ってる  そのまま死んでゆこうとしてる  乖離してる  楽しみとしてる  彼に見せようとしてる  不快に思ってる  何を食ってる  諸君がいつもなしてる  肩書をになってる  浪費してる  加減されてる  うちに閉じこめられてる  音になされてる  世に知られてる  教えでも授けてる  浴してる  ドイツでかくも強く感ぜられてる  国民的光栄をになってる  武装の優ってる  才能をもってる  彼に似てる  権利だとしてる  礼拝してる  態度を示してる  脅威を常に感じてる  中にはいってきてる  運動みたいになってしまってる  光明をもってる  勇気をもってる  気息をもってる  同意してる  幻をかけようとつとめてる  人間になりたがってるとでも思ってる  頭を悩ましてる  ためにたがいに寄り集まりたがってる  狂人だと思わせたがってる  餌食を食いかけてる  あいつは怒ってる  あいつが嘲ってる  味方をこしらえてやってる  通暁してる  了解してる  上にうずくまってる  出し物となってる  今皆が話してる  家に留まってる  ことを言ってやりたいと思ってる  切符をもってる  彼は閉め切られてる  始末に困ってる  承諾したがってる  自分がすわってる  批評とを招いてる  女にいっそう向けられており、しかもいっそう厚かましく向けられてる  非常に恐れてる  非常に困ってる  現代ではいつもそうなってる  幻覚にとらわれてる  心ひかれて、そういう囀りをもってる  身振りや笑ってる  底に燃えてる  桟敷を共にしてる  的となってる  僕は思ってる  先生をしてる  顔、丸く出てる  縁取られてる  眼に映ってる  間に試みてる  会話をうかがってる  表面に躍りたってる  中にもってる  溌剌としていた、思ってる  喉をのぞかしてる  台詞を読み返してる  幼稚さとを共にそなえてる  心をこめてる  彼がひいてる  平淡さをもってる  不快を感じてる  鬘をためしてる  鏡をのぞいてる  私は困りきってる  毛がたれ下がってる  傲然と控えてる  点をうかがってる  敏才をもってる  ドイツ人に愛させようと努めてる  僕をからかってる  そこでしゃべり散らされてる  人に浴びせかけてる  微笑をたたえてる  顔、輝いてる  正面に止まってる  そばに置いてる  国を去ろうとしてる  あたりに立ちこめてる  彼女を乗せてる  外側で羽ばたきしてる  グリューネバウムたちはたいへん怒ってる  それに、どうせそうなるにきまってる  間抜けだと思ってる  遠くに行ってる  考えを補ってる  野心をいだいてる  称賛してる  表現してる  改作してる  混合してる  服をまとってる  弁護してる  皆がくすくす笑ってる  何を求めてる  落胆してる  万事うまくいってる  常識が欠けてる  不快を与えようとつとめてる  僕を思ってる  保護を受けてる  共謀をめぐらしてる  ルイザはからかわれてる  うちに踊ってる  彼が恋してる  広場をめぐらしてる  水の涸れてる  径で分かたれてる  後ろには、眠ってる  大砲が、眠ってる  まわりを取り巻いてる  お前にはよく似合ってる  侮辱してる  悪口を吐いてる  喧嘩を見守ってる  秘書官の言ってる  縁をたたいてる  うちにまだ多少残ってる  ガラス戸から見えてる  クリストフが恐れてる  一ページに長々と出てる  事件にそれとなく説き及ぼしてる  周囲に引かれてる  なんでも散らかってる  成功してる  意向を持ってる  困憊してる  証明したがってる  ために使われてる  感激を示してる  出席が知れわたってる  演奏されてる  状態になってる  そこにじっとしてる  建築足場などが立ってる  場所に来てる  仕事がつづいてる  母体に結びつけられてる  鋲付けされてる  愛着してる  自分の感じてる  彼らにはよく似てる  さを愛してる  教会で歌われてる  ようにみなぎらしてる  講義を受け持ってる  がっかりしてる  辞令をもってる  何か言わなければいけないと思ってる  ドイツで行なわれてる  フランスで行なわれてる  パリーに残ってる  寄宿舎にはいってる  それを隠してる  経験をもってる  素朴であるとともにまた悟ってる  自分のもってる  手きびしく語り得てる  規律に慣れてる  乱雑につみ重ねられてる  まま保存されてる  田舎に埋もれてる  倦怠してる  比較してる  理解されてる  心よく笑ってる  クリストフに公然と示してる  ことをなしてる  変化を添えてる  迫害を受けてる  手紙をもらってる  者に知れわたってる  恋愛的感情をいだいてる  彼が困ってる  彼がもがいてる  戦いを戦ってる  あくせくしてる  眼をもってる  長方形のぽかんと開いてる  隣室に、ぶつぶつ言ってる  行きたくない様子を示してる  ハスレルに出て行かせようとしてる  さまで来てる  前からベルリンへ来てる  紙の散らかってる  作曲をしてる  顔を赤らめ泣かんばかりになってる  ページや残ってる  自分にたいしてなされてる  青年が言ってる  耳を傾けながら、めくってる  心ひかれてる  注釈をしてる  前途に待ち受けてる  ハスレルが黙ってる  一言をも漏れなく聞いてる  自分を見すえてる  みずから自分を嘲ろうとでもしてる  非難してる  否定してる  消し去ろうとつとめてる  クリストフをながめてる  生命を失ったとでも思ってる  旅館で待ってる  彼はもう、待ってる  夜をいっそう暗くしてる  隅々までまた読み返してる  落ちかかってる  穏和さを与えてる  底まで開き示してる  みずからも感じてる  意識してる  小鳥の群がってる  世評を得てる  喜びを見てる  老人が死にかけてる  影が広がり始めてる  みずからこうありたいと思ってる  自分におもねってる  同僚らからもすっかり忘れられてる  誤謬を拾い上げたりしてる  批評界によく行なわれてる  げに笑ってる  日和見だと言われてる  出口で待ってる  調子で、待ってる  丘に囲まれてる  上にそびえてる  影に横たわってる  許しを乞うてる  真面目に言ってる  化け物を、もって行っちまえと怒鳴ってる  指図を待ってる  キメンとのはいってる  世に知れてる  シュルツ教授の若返ってる  町に閉じこもってる  諸相に通じてる  眼はこう言ってる  へとへとにならしてる  汗びっしょりになってる  ように待たされてる  胴体から分かれ出てる  通りをぶらついてる  自分の開いてる  不満足に思ってる  ほんとうに感じてる  箱に納められてる  ますます感じてる  音楽から得てる  快楽を見出してる  老人の泣いてる  不平を言ってる  指図してる  間を隔ててる  今から感じてる  クリストフが眠ってる  再発しかけてる  考えで、残ってる  心を痛ましめてる  葉の落ちつくしてる  向こうに見えてる  兼用されてる  野菜を選り分けてる  思い込みたがってる  お辞儀してる  口をきこうとつとめてる  彼が聞いてくれてる  相手に話してる  幸福に暮らしてる  娘にかまってる  不幸を忘れてる  執着してる  要求をことごとくなげかけてる  闇をも忘れるまでになってる  下に隠れてる  愛撫してる  彼女はながめられてる  声に出して考えてる  口をきこうとしてる  俺をどう見てる  彼が見てる  ものをあると信じたがってる  源泉となってる  一世界を創り出してる  彼が生きてる  圧迫されてる  筋骨をもってる  喧嘩を求めてる  上に鳴ってる  発射するばかりになってる  不正とを被ってる  者らが有してる  生涯とどまってる  そばにとどまってる  天地に息づまってる  冗談に言ってる  不随になりかかってる  ような行ないをしてる  彼女の信じたがってる  気の毒がってる  酷薄漢だとしてる  うちに、残ってる  胸につかえて言いたくてたまらながってる  彼女がすわってる  からんで伸びていて、ぶらさがってる  ように少し曲がってる  半ば開いてる  朝顔の実にさしてる  鳴き声などに交ってる  上に束ねてる  切符束とをもってる  小さなコーヒー壺がいっぱいはいってる  皿をそなえてる  車につけられてる  小屋に閉じこめられてる  人からながめられてる  顔で、禿げてる  まわりに残ってる  食卓にすわってる  没落してしまってる  自分の求めてる  気にもかけずに、ふさがってる  真似をしようとしてる  下士に率いられてる  彼はことに、踊ってる  相手がすわってる  気を配ってる  無駄にもってる  ように踊ってる  膝でこづいてる  半ば斧で切り取られてる  足下に横たわってる  クリストフを取り巻いてる  だれも見てる  皆がなぐり合ってる  鼻をつけてる  私が見なかったとでも思ってる  ナイフをもってる  私に見られなかったとでも思ってる  ロールヘンに惚れてる  彼がすわってる  ここに残ってる  知らせがいってる  心を寄せてる  自由が脅かされてる  網を張られてる  命令が発せられてる  前途に横たわってる  運転されてる  枝を離れて、静まり返ってる  今日受けてる  道程をまたたどってる  また下に残してる  ただ一人生き残ってる  人波に駆けながらぶっつかってる  手にさげてる  彼からながめられてる  今着物を着てる  発車しかけてる  岩公、まだ探してる  岩公は笑ってる  お前、泣いてる  数々を残してる  海辺に住んでる  笑い戯れてる  今は黙してる  垂れさがってる  何かが佇んでる  何本も取つてる  云へば、どつか似てる  笑ふにきまつてる  みんな忘れちまつてる  一番大切にしてる  なかに働いてる  広告が出てる  つて、そうおつしやるにきまつてる  ボク、じつと聞いてる  しかまだ残つてる  気持ちもわかつてる  ことだけ考えてる  つてわかつてる  やり方をみてる  口を利いたりしてる  なに言つてる  理くつを申してる  口止めをされてる  直接知つてる  籍はおいてる  新聞みてる  たいがいみてる  華厳は覚えてる  つもりで申しあげてる  学校なんか出来てる  それも休んでる  人が急いでる  どれか覚えておいでる  ワラビがでる  たか知つてる  どこまで、しよつてる  子供が出来てる  米なんぞを搗いてる  蘭学をやってる  間者に入ってる  ことばかり言ってる  どこまで、しょってる  悪いことも、考えてる  干渉してる  彼らが間違ってる  万人から賞賛されてる  身をかじってる  身体にはめ込まれてる  手に渡されてる  うちに陥ってる  闇に埋もれてる  空気をつんざき、うとうとしてる  品を盗もうとしてる  飲食店になってる  混和してる  顔をひきつらしてる  クリストフが落としてる  道を間違えて、やたらに歩き回り、ほんとに迷ってしまったと思ってる  眼を開いてる  憂鬱が残ってる  ラシャ商をしてる  大書店に雇われてる  交際をつづけてる  通路、押し合ってる  人混み、入り乱れてる  梱を並べてる  世話を求めてる  コーンの雇われてる  ために生き上がってる  中につめこまれてる  コーンから揶揄われてる  境遇がわかってる  今どんなに思ってる  習慣となってる  まり真面目に取ってる  作品を少しもって来てる  楽譜の示してる  僕をへこませるとでも思ってる  生命としてる  方が誤ってる  結果になってる  人が集まってる  ドイツ語を話してる  冗談にしてる  おかみさんが会いたがってる  作曲家から稽古を受けてる  現在甘受してる  パンを買わしてる  大通りをさまよってる  今晩は、どうしてる  議論されてる  言葉に交ってる  営利組合に属してる  金をもらってる  崇んで取ってる  崇拝にとらえられてる  提供してる  耳にしてる  流行になってる  げつくしてる  保守的になってる  茶番を見せてる  婦人を知りたくてたまらながってる  嘲笑されてる  ためにうとうとしてる  名前をどうしてもってる  入口にかかってる  態度を取り、また食うに困ってる  注意を凝らしてる  なかったけれども、じっとしてる  のを苦しがってる  背後に行なわれてる  彼は黙ってる  踊りをしてる  性質を帯びてる  音符も読めなかったので、どう考えていいかすこぶる困ってる  交響曲を、早く終えたいと思ってる  聴くようにできてる  食欲をもってる  胃袋をもってる  すべて限られてる  中に動き回ってる  偉人と言われてる  ためにできてる  攻撃し合ってる  忘られてしまってる  黄金時代はふたたび来かかってる  皆きらってる  趣味がいかに劣ってる  ために書いてる  幾つもの礼拝堂をもってる  理解できると思ってる  うちに浸ってる  波動をなしてる  散歩、などが取り扱われてる  文学をののしってる  彼らが描こうとしてる  無邪気に書きつけてる  つみ重なってる  欲求を生むと言われてる  みずから尋ねようとばかりしてる  半ば眠りかけてる  事としてる  誠心をもってしていたし、誤ってる  判断に縛られてる  小径に達しかけてる  彼らに最も欠けてる  一つ不足してる  無駄に終わってる  羅針盤を欠いてる  旧教的信仰をもってる  典礼に属してる  袋に入れて論じてる  罪を、償おうとでも思ってる  風邪にかかりはしないかと恐れてる  独立してる  公言してる  中に含まってる  中で行なわれてる  管弦楽のおののきによって、伝えられてる  ことを恐れてる  お伽噺をしてもらってる  欲求されてる  何がなされてる  光がちらついてる  理解を受けてる  みずから養ってる  手を待ってる  宝石を飾りたててる  惑乱さしてる  音楽にたずさわってる  人々がなしてる  喧騒を離れて黙々と勉めてる  一つずつほじくってる  大事に温めてる  パリー的だと言われてる  数欄を埋めてる  名声を博してる  数年来引きつづいてる  展開されてる  名前をつけてる  代表してる  中に萌え出てる  補助を受けてる  人気ばかりで湧きたってる  彼らのしかめ顔を示してる  鼻声を示してる  意見を掲げてる  錯綜によって、欺こうとしてる  精練されてる  父祖を恥じてる  彼らに残ってる  一人は、恋してる  調子をもってる  趣味になってる  痙攣を起こしかけてる  力はこもってる  それが起こってる  書物的文句をつけてる  子どもを設けてる  者が勝つにきまってる  比較されてる  まり友人を欺いてる  板ばさみとなってる  金を与えてる  彼女から欺かれてる  身を焦がしてる  身をさらしてる  頭に留めてる  顔を見馴れてる  心をのぞいてる  維持してる  唱道されてる  巍然とそびえてる  纏綿してる  探究してる  口にしてる  他人に譲ってる  代理となって感じてる  天井とともに映し出してる  ひそかに感じてる  だれがもってる  手中に渡されてる  批評家らが言い合ってる  芸術に欠けてる  発酵してる  活発であって、できるだけ輝かせ、できるだけ大きく見せようとつとめてる  性質を示してる  腐敗してる  臭みであり、もしくはそう見せたがってる  時でも、よくみがかれて光ってる  まわりに集まってる  傲然と差し出してる  椅子から椅子へと歩き回ってる  彼らが言ってる  現に言ってる  音楽家としては買いかぶられてる  世に広く知られてる  連中が、かつぎ上げられてる  ことも黙ってる  調子が合ってる  自分が交ってる  調子が狂ってる  稽古を授けてる  製造してる  帰化してる  アンヴェルスに住まってる  彼が異なってる  魂をもってる  ピアノにすわってる  自分でよくわかってる  あなたはふざけてる  あなたをとり巻いてる  話をしに来てる  教えに来てる  くせに、よく感じてる  クリストフは、思ってる  彼に思ってる  ために生まれてる  彼女はしかられてる  ことをやったりしてる  軽蔑なすってる  自分でも笑ってる  仕事に適してる  そのまま言ってる  私にもよくわかってる  自分の生きてる  ボドレーが語ってる  役をしてる  声を出してる  着物をつけてる  眼が冴えてる  彼から軽蔑されてる  重大さをしみじみ感じてる  論文で名高くなってる  有名になってる  意味とは異なってる  ベートーヴェン、などのよく知られてる  注目されてる  堕落したがってる  下に隠されてる  コレットを取り巻いてる  彼女から好まれてる  貴族をもって任じたりしてる  髯、よく似合ってる  揉み手をしてる  排斥したがってる  露骨にあばいてる  魅力とで述べてる  彼女らから必要とされてる  願いをもってる  通貨をたがいにかわしてる  リュシアン・レヴィー・クールをいつも迎えてる  時から馴らされてる  芝居をうってる  駆逐してる  他人が書いてる  名においてこわそうとしてる  鎌をもってる  熱狂的になってる  動きで、少し損ぜられてる  仕事にかかってる  ふうをしてる  物を突っついてる  暗誦してる  世話をしたがってる  一般に伝えられてる  通人を気取ってる  絶滅さしてる  肢体を実は脅かしてる  国家に取って代わらんと目ざしてる  うちに加えられてる  アテネ人だと見なされてる  服従してる  務めを持ってる  供さんとしてる  理性を失うまいとしてる  専制的性格になってる  光栄としてる  策を取ってる  ために働いてくれてる  破壊してくれてる  酷評してる  生き方をしてる  彼らに欠けてる  破壊してる  反乱さしてる  恐怖を説いてる  拘留所にぶち込まれてる  彼らがなしもしくは許してる  いじめつけられてる  身を売ってる  機嫌を取ってる  者を憎み、または働いてる  自分たちが眠ってる  他人が動きまわってる  自信してる  歓喜してる  前に平伏してる  ブールジョア階級が試みてる  知識欲をいだいてる  盛んにこね回してる  建設しようと企ててる  上に広がってる  最中に振り上げてる  空を抱いてる  世界に踏み広げてる  客間となってる  閑散でまたたえず働いてる  控え目にしてる  魂へ取りつこうとうかがってる  彼がなしてる  意向があると思ってる  生存権をもってる  鎮座してる  快活になってる  温情をそなえてる  節度をそなえてる  辛辣になってきて、聞いてる  突進したがってる  反抗してる  扉が閉ざされてる  楽しみに書いてる  時、なおつづけられてる  動悸を押えながら、寝そべってる  本気にしてる  グージャールはいかにも信じきってる  知ってるダヴィデを、求めてる  ヘレナを求めてる  不機嫌になってる  手腕をもってる  うちに満ちてる  孤立だと信じてる  耘ってる  犁を取ってる  中にうとうとしてる  人生が眠ってる  パンをかじってる  自分が感じてる  方がずっとすぐれてる  彼女に寄せてる  彼をきらってる  グラチアがひいてる  クリストフは恋してる  具現してる  言葉をかわしてる  パリーにとどまってる  神に祈ってる  精華が集められてる  それが満ちあふれてる  ことであり、満ちあふれて流れてる  争闘してる  彼は、うごめいてる  みずから意識してる  快楽を求めてる  みずからを感じてる  信条としてる  上に積み重ねられてる  中にうずくまってる  眉、輝いてる  平和に包まれてる  横顔を向け、聴きとれてる  二人で聴いてる  机に向かってる  深みにかかってる  名残りとも言うべき、うろついてる  蚕食してる  枝を広げてる  中にしめつけられてる  今までと変わってる  働きに倦んでじっと休らってる  窓に押しかけてる  格好なおびえてる  恐怖にさいなまれて黙ってる  死を夢みてる  魂をねらってる  彼を待ってる  際限もなく回ってる  ために、しがみついてる  さなどと戦ってる  足下にすわってる  病院に入れようとしてる  迷惑ばかりかけてる  肉がよく焼けてる  彼らが覚えてる  奮闘してる  生活力をもってる  何かを考えてる  者らに与えてる  方がまさってる  光に当たってる  暇を取ってしまったので、出て行こうとしてる  ように押し流されてる  ために聞き漏らされてる  苦闘してる  無心でひいてる  世界と闘ってる  仕事に疲れてる  微笑を浮かべてる  時間にはぴったり閉まってる  しかも疲れてる  靄に浸ってる  水蒸気とでできてる  大詩人から想像的生活を与えられてる  周囲を取り巻いてる  力をつけてくれてる  攻撃してる  ヘヒトがいないとわかってる  根にもってる  こちらをながめてる  眼で輝いてる  自分がおかしく映ってる  のを決しかねてる  本質的に異なってる  そうにしてる  部分から山脈で隔てられてる  燕が飛んでる  中に立て込んでる  人がいっぱい立ち並んでる  いじめられて憎んでる  市場をふさいでる  人々が望んでる  十二音脚をふんでる  歴史をもてあそんでる  詩人が病んでる  才能に富んでる  周囲に並んでる  罪悪が潜んでる  さをどんなに苦しんでる  周囲に集めて喜んでる  下に苦しんでる  興味を含んでる  素質を含んでる  陸軍省と相並んでる  頤、やさしく微笑んでる  遠くで刻んでる  ひそかに読んでる  クリストフが苦しんでる  競争者にさして喜んでる  都会に住んでる  胸にはらんでる  者を担いでる  彼を呼んでる  周囲にぎっしり住んでる  ことや楽しんでる  シャツが傷んでる  建物に住んでる  母親らしく遊んでる  周囲にずらりと並んでる  あなたに惚れこんでる  給料も取つてる  腕持つてる  三年配達を遣つてる  麻布本村町の含まれてる  光を放つてる  年を取り過ぎてる  控へてる  諂諛を並べ立ててる  座つて謹聴してる  涙に暮れて祈つてる  精神を刺してる  子を抱いて泣いてる  禿顱と話してる  老母が待つてる  片手に提げてる  安泰ならしめてる  悲惨を尽くしてる  余つてる  他人が困つてる  栄耀してる  泥水商売してる  不幸に陥つてる  女、又陥りかけてる  伜が生きてる  同情を持つてる  適合してる  詩集を見てる  アヽ私ヤ恋してる  お茶を濁してる  苦心してる  モウ入りかけてる  別嬪が立つてる  人間の面してる  私は寝たよりも醒めてる  風評が立つてる  工夫してる  仮睡などキメ込んでる  恋が潜んでる  維いでる  揚合には、尤も悩んでる  欲いつて頼んでる  負んでる  大丈夫、生きてる  三年五年と生きてる  私が訪ねて行ってる  沈黙、などを一々感じ取ってる  顔を映してる  モデルでこしらえられてる  小男で、剃り残してる  着手されてる  継続されてる  悲惨に会ってる  嗜癖をもってる  方面に欠けてる  我れを忘れてる  様子ありげに閉め切られてる  室、閉ざされてる  布が掛けられてる  大鏡、包まれてる  勇武を示してる  水辺にうずくまってる  一つそなえてる  間から伸び出てる  花咲いてる  幾世紀もの印象が強く刻み込まれてる  うつらうつらしてる  品をになってる  ばりくさってる  到着したくてたまらながってる  朝から眼をつけてる  襟元から押し込んだ、はだけてる  日光に透きとおってる  彼が登ってる  木に登ってる  三分間もじっとしてる  屈伏してる  一人で考え出してる  味方をもってる  神に罰せられてる  木の根をくわえてる  ために消えてしまってる  能力を受けてる  ことが、集まってる  習慣上から演奏を求めてる  涙をためてる  自分が奏してる  単調さとで眠らされてる  上ではすぐれてる  これら良識家らが信じたがってる  場合にのみ限られてる  良識をもってる  友人らに取り巻かれてる  申し込みを受けてる  二里隔たってる  邸宅には、光ってる  身を置いてる  信頼してくれてる  支払能力を気づかってる  人々、などをもってる  隣人からその持て余してる  事情に通じてる  心に隠してる  破滅の迫ってる  人たちは、脅かされてる  銀行に残ってる  彼は疲れてる  夕刊にのってる  彼ら二人を苦しめてる  相談にあずかりたがってる  皆から見守られてる  気遅れがしてる  腕にさわったりして、話してる  娘が話してる  追っかけ合ってる  下に眠ってる  子供が尋ねてる  手はたいへん震えてる  通りもひっそりとしてる  いっしょに泣いてる  土地へとどまってる  雫をたらしてる  アントアネットは震えてる  すべて生きてる  睡眠にふけってる  鍵をもってる  火を焚きつけてる  鼓動を打ってる  眼を覚ましかけてる  百姓が乗ってる  湯気の立ってる  豊かに暮らしてる  荷物取扱場に押し合ってる  前に入り乱れてる  古馬車を駆ってる  住居を構えてる  ポアイエ家から期待してる  人がぎっしりつまってる  教訓をたれてる  初めをくり返し、もうひき終えるにも終えられなくなってる  稽古を受けてる  招待を受けてる  それが押しかけて来てる  彼は引き留めたがってる  ふうを装っていたが、早く帰ってもらいたがってる  ますますむなしくなってる  初等免状をもってる  資格をもってる  蕩尽してる  冬を過ごしてる  零落してる  ときとするともう死にかかってる  必要に迫ってる  遺骸が休らってる  なんだと思ってる  借家してる  心を占めてる  刻苦してる  生きがいを感じてる  あなたのために苦労してる  私になんで生きてる  生涯を賭けてる  願望とでできてる  兼用してる  ポアイエ家から借りてる  ふうに暮らしてる  働きを強いられてる  胸に抱きしめられてる  注意を向けてる  それになりかかってる  思想から、いかに遠く離れてる  監視してる  上方にかかってる  町を示してる  姉を苦しめてる  がっかりさしてる  うちにしみ込ませてる  みずから決心してる  容認してる  ことを悔いてる  添い寝をしてる  弟が死にかかってる  精神中に起こってる  感情がうごめいてる  気がくじけてしまってる  姉から期待されてる  考えをもってる  人から好かれてる  念は欠けてる  支配せられてる  アントアネットがもじもじしてる  タン夫人から愛顧されてる  偽名を用いてる  人を見てる  結婚させようと考えてる  世界によく知れ渡ってる  心中に起こってる  不快がってる  身に担ってる  今に尋ねかけられるとわかってる  壁にぶつかってつぶされかかってる  消耗されつくしてる  気持がしてる  なかったし、また待ってる  一人が死にかかってる  悲しみ震えてる  室につづいてる  人がもってる  悪意をいだいてる  教育を引き受けてる  姉から遠く離れてる  毎朝待ってる  婦人であって、愛し合いながらたがいに離れてる  地で得てる  すべて埋もれてる  弟が話してる  悪口を言われてる  彼女を運び去ってる  クリストフを連れ帰ってる  いっしょに暮らしてる  霊を浸してる  中にとらわれてる  気を紛らそうとしてる  楽曲を聴いてる  信条となってる  準備に、すでにまいってしまってる  圧倒しつくそうと目論まれてる  ときにはもうわかってる  希望が残ってる  愉快さを与えようとしてる  天井に輝いてる  彼女はまったく疲れきってる  自分はただ疲れてる  弟からながめられてる  ように逃げ出してる  事物、あるいはまた、静まり返ってる  上で夢みてる  組織がこわれかけてる  衣をまとってる  遠くに浮き出してる  湖水に映ってる  ように笑ってる  皮肉になってる  のを感じてる  奥に鳴ってる  生活が多く結び合わされてる  のを感じて、おびえてる  床にはいってる  感情が鈍ってる  魂がとらわれてる  日を送ってたおりに見覚えてる  ほんとうに憤激してる  遠くへ行ってる  クリストフに会わせまいとしてる  自分を悩ましてる  腕を差し出してる  みずから自分を欺こうとしてる  首につけてる  ために、酔わされてる  意識を保ってる  誦えてる  うちに生きてる  一般に信じられてる  会釈をもたらしてる  ポプラが立ち並んでそよいでる  眼で見守った、いつも急いでる  乳房がぽつりとふくらんでる  母が呼んでる  茅屋の立ち並んでる  階に住んでる  今苦しんでる  私望んでる  だれが住んでる  返済証を求め、急いでる  下に逃げ込んでる  一人が読んでる  それを喜んでる  手紙を読んでる  幸福に感ぜられて、苦しんでる  悪意を苦しんでる  靄に包まれてそよいでる  奥に浮かんでる  面を泳いでる  中へ逃げ込んでる  あなたがふんだんに持つてる  ほんとうに、わかってる  から聞いてる  何だか尺度が違ってる  二三崩れ落ちてる  血にまみれて横たわってる  まばたきもせず、ただじっと見開かれてる  四方八方に向いて開いてる  のか、濁ってる  気持さえ失ってる  何処まで続いてる  四方八方に見開かれてる  眼病にかかってる  大体分ってる  死体となってる  空低く飛んでる  眼は、澄んでる  のでしょうか、死んでる  片鱗を露してる  それも持つてる  小間使のてる  目をかけてる  鉛筆をてる  がん張ってる  方へ通じてる  何だか彼を嘲ってる  風に斬られてる  横に生えてる  絹は腐ってる  名を書いてる  モヤモヤだけ浮いてる  わきに立ってる  足もとにおとしてる  かたまり雲が光ってる  機械は、わかってる  まり変にしてる  ピムキンとを見張ってる  わきに腰かけてる  足をまいてる  道具つかってる  六十ルーブリあとってる  げえな色してる  唇にはりついてる  手を動かして、散らばってる  何目算して頑ばってる  ところに下ってる  バタバタやってる  ぱずかしいみてえにあそこあ、さっぱりしてる  プウーンうなってる  つば吐えてる  ブローホフ村からやっと来て貰ってる  煙草まいてる  サスかついでる  二人は射てる  谷間から流れでる  席画を淡々と描いてる  何時でも草臥れてる  あてにして暮してる  びつこなんてこたア生きてる  お前は生きてる  口を衝いて出でる  堂の前に立ち出でる  鳴り物が入ってる  調練やってる  三十代は過ぎてる  お金を貸したがってる  暴利取締りが相当行届いてる  なぞりなぞり書いてる  葉っぱ描いてる  便宜上交際ってる  凡て優れてる  方が優れてる  珍重してる  ムカムカしてる  五分位に延びてる  煙草を持つてる  四六時中痙攣を起してる  恁うしてる  つて穴の明いてる  鼠穴が明いてる  電報に載つてる  一人此炬燵にあたつてる  云はず窓外を覗いてる  顔を向けて眠つてる  半分開けて寝てる  口だけ開けてる  喰み出してる  二十遍と繰返してる  白ツぱくれてる  拡張しようと考へてる  気味で寝んでる  海馬が泳いでる  女がまだ歩き出さずに見送つてる  新聞に載つてる  顏を向けて眠つてる  白ツばくれてる  擴張しようと考へてる  寢んでる  未知の離れてる  選良者らから腐敗されてる  声をもってる  空を映しながら広々として眠ってる  彼が見張ってくれてる  秘密をも知られてる  所有されてる  曲がり角をなしてる  楽書きされてる  まわりにぎっしりつまってる  空気をもってる  ここへ引きつけられてる  ことができてる  手がはいってる  写真で飾られてる  徳をそなえてる  あなたから観察されてる  君は思ってる  強者だと思ってる  上につみ重なってる  人がうようよしてる  パリーから遠く離れてる  森が波打ってる  意地悪さと闘ってる  ことはよくわかってる  あなたのために語ってる  言葉を繰り返してる  それをひいてる  あちらこちらに散らかってる  彼は、あたかも恥ずかしがってる  心が歌ってる  困窮してる  人に知られないで隠れてる  それよりもいっそう高くいっそう茂ってる  熱に震えてる  方向をたどってる  欲望をもってる  クリストフよりずっと劣ってる  思い出を帯びてる  写真に現われてる  聖牌がかかってる  宗教心から離脱してる  彼が話しかけてる  手をとってくれてる  みずから知らずにやってのけてる  オリヴィエを愛してる  アントアネットを愛してる  敬服してる  同情とを隔ててる  苦悩に待ち伏せられてる  消滅せんとしてる  自分を投げ出してる  僕は言ってる  ことが行なわれてる  重大に考えてる  克己をつとめてる  永続してる  ために、生きてる  炎が眠ってる  豊かに注ぎ込まれてる  もの軍勢を恐れさしてる  古来引きつづいてる  われわれをかじってる  迫害されてる  田舎にたくわえられてる  無関係で、ひたすら働いてる  封鎖されとらわれてる  役目をもってる  代弁をしてる  沈黙に包まれてる  活気だたせてる  押っかぶせてる  戦いが行なわれてる  響きをもってる  黙然としてる  懸命に争って奪い合ってる  夢に眠ってる  息を切らしてる  残存してる  破れ衣を脱ぎ捨てたがってる  中に隠れてる  名を僭してる  むるべき萌芽を捜し求めてる  進化をとどめんとしてる  夢に満ちてる  光明に向かって見開いてる  極東や、または消え失せてる  開通されてる  彼自身で言ってる  それをになってる  二十五年前から行なわれてる  ためになされてる  意志をもってる  うち開かれてる  小団をなしてる  宗教のみが有してる  眼に見せつけてる  戦いに導いてる  反動が起こってる  犠牲に生きてる  突進させられてる  通用してる  果たして理解してる  自然と戦ってる  多く慣れてる  真正面にふりかざしてる  尊重してる  フランスでなされてる  慢りとしてる  学問を作り出してる  彼らは生きてる  浮游してる  ために戦ってる  戦いをしてる  道を開いてる  両方より迫ってる  中にころがってる  結合さしてる  土地にかかってる  努力にかかってる  中に流れてる  うちにも、生きてる  接近させられてる  あとにも、衰えるどころかかえって強くなってる  釘を頬張ってる  窓から顔を出してる  調子を合わしてる  鼓舞されてる  欲求を、たえず押えつけられてる  首にまきつけてる  ためさらに痛められてる  悲痛との交じり合ってる  人生に欺かれてる  非常にすぐれてる  発見されてる  威光を帯びてる  光被してる  接近しようとつとめてる  供をしてる  みをもってる  名誉にかけても欲してる  助力を求めてる  贅沢をしてる  心地を得てる  喜びとしてる  十分幸福に生きてる  ことと思ってる  許しを求めてる  表面に現われてる  彼にたいして設けてる  義務としてる  立脚地を覆えしてる  彼らはあまりに高く止まって、実際になしてる  意見をもたれてる  傲慢が多く宿ってる  数段高くなってる  身となってる  調子で答えてる  音もなく焼きつくしてる  光明にたいしていだいてる  胸に秘めてる  団結してる  モンテーニュが言ってる  鼻にかけてる  キリスト教的偶像崇拝かを隠し持ってる  エゾープ誌がまとってる  崇拝してる  頭に置いてる  ほうを重んじてる  ほうを、より多くつとめてる  ことばかりを欲してる  焼きつくしてる  腰をもってる  観念をもってる  局外的集団を作ってる  武装さしてる  尊敬し合ってる  仕事に集まってる  警戒し合ってる  一つを書いてる  価値を知り合ってる  それの欠けてる  個人を押しつぶしてる  人生から隠退するにいたってる  従事してる  誠意を滅ぼしてる  人はきわめてよく生きてる  ときには、なにゆえに生きてる  戸を閉ざしてる  歯牙を失ってる  長所から来てる  世人が滅ぼさんとつとめてる  圧迫してる  結果をあまりによく知りすぎてる  征服されてる  皇帝をもってる  日がやって来てる  腐敗に生きてる  君はいったいどうなってる  生涯敗北に甘んじてる  内に秘められてる  雲霧に包まれてる  のしかかってる  眼つきをしてる  それゆえに、倒れかかってる  民衆と、歩きつづけてる  魂に満ちてる  仕事をもってる  秘密をもってる  憂晴らしを求めてる  徒からなってる  間に生えてる  天稟に導かれてる  没頭してる  外部に生きてる  出資してる  家に閉じこもってる  どれだけ苦しめてる  中にこもってる  事柄を感じてる  掌中に陥ってる  敵意をもってる  命を奉じてる  畜生どもよりすぐれてる  用うるにきまってる  拳固を恐がってる  教理問答だけになってる  涙を浮かべてる  血のたれてる  死刑執行人とを兼ねてる  叫びで満たしてる  糧としてる  身を養ってる  聖書に酔わされてる  常食としてる  のは恥ずかしがってる  工夫になってる  磁力を感じてる  髯に埋まってる  人に知られてる  憾みから来てる  愛情をもってる  的態度をしてる  すべてから離れてる  知力を常にのみつくさんとしてる  近く達してる  二人がたいへん困ってる  仕事をもって来てくれてる  彼が忌みきらってる  ユダヤ人どもをひきつけてる  知力すぐれてる  彼らは生きているし、生きてる  一生をささげてる  自由人となってる  自己流にこしらえ上げたがってる  民族より劣ってると思ってる  何が適してる  りっぱにしてる  自分からも欺かれてる  熱望してる  幻をまとってる  それをよりよく受け入れてる  だってよくわかってる  友の落ち着いてる  すべて働いてる  意識をことごとくそなえてる  完全さを、そなえてる  ためにのみ生きてる  人から遠く離れてる  音楽会にじっと残ってる  鍵のかかってる  言葉をささやいてる  下司野郎から侮辱されてる  自分のひいてる  表情を浮かべてる  リュシアン・レヴィー・クールがなんと言ってる  関係をにおわせながら話してる  僕に向かって言ってる  中に横たわってる  生長してる  制御しようとしてる  オリヴィエが負わせられてる  介添人らが考えてる  結果をもっとも気づかってる  葉をつけてる  賃を値切ってる  態度を示したりしてる  指揮をとってる  追っかけ回してる  げにながめてる  窮極に達してる  美とをもってる  笑いをもってる  もの手に委ねてる  花陰にすわってる  自宅から追い出してる  現在不満に思ってる  衒学趣味に、飽いてしまってる  生活から引退してる  炎を発してる  底に唸ってる  うちに呻いてる  西欧は燃えつきてる  僕が諦めをつけるとでも思ってる  平衡してる  四方ふさがってる  恋でもしてる  腹がすいてる  ものではないと思ってる  ときに好んでひいてる  音楽が愛されてる  実演されてる  愛情をいだいてる  流行に従ってる  から祭り上げられてる  彼をしりぞけてる  温厚さなどに満ちてる  神秘観が、きわめてしっかりしてる  彼が信じてる  倒壊しかけてる  神を信じてる  神をになってる  治癒を求めてる  習慣に基づいてる  教会が受けてる  ほうが間違ってる  これまで得てる  平気でくだしてる  接近してる  孤立して暮らしてる  まわりを回ったりしてる  娘に送られながら急いで逃げ出そうとしてる  音楽を聞かせ合ってる  征服してる  のを恥じてる  帷を投げかけてる  打撃を考えてる  分子から徴集されてる  麻痺されてる  包まってる  幾時間もじっとしてる  先をつづけてる  みずから語ってる  人に隠してる  私には生きてる  隠退するまでに残ってる  黄金を握りしめてる  自分だけを守ってる  主張などを恐れてる  志望をもってる  万人がもってる  自説にのみ凝り固まってる  のをつまらないと思ってる  彼女がはいってる  若い娘にたいしていだいてる  ことを馬鹿げてる  精神をもってる  のを当然だと思ってる  彼女と愛し愛されてる  何を欲してる  不能に陥ってる  結合してる  活動的生活から追われてる  だれにたいし言ってる  人たちに言ってる  ことをさせてる  アールカンどもにわいわい言われてる  何を待ってる  病衰してる  生命が逃げ去りかけてる  変させられてる  気おくれがしてる  正当だと、ついに思い込んでしまってる  念から酔っ払ってる  中を、あたかも眠ってる  真であると信じてる  ヴェール氏が属してる  夢想がよみがえってる  遊びにふけってる  ナポレオン崇拝者たらしめてる  フランスに結びつけてる  移住してる  名誉とでもしてる  他日返報してやろうと思ってる  精神力をもってる  主張してる  ときには、戦ってる  彼らが作ってる  僕がしてる  クリストフとなってる  書物に読みふけってる  死滅に委ねられてる  満潮とでなってる  それらをあまり見つめてる  垂髪をしてる  彼女がうっとりしてる  隅に縮こまってる  すべを心得てる  頭に置きすぎてる  戦争に酔ってる  法則としてる  国民の眠ってる  両国はもってる  固執してる  罪悪だと見なしてる  彼にもよくわかってる  準備されてる  根絶やそうとしてる  二人が言ってる  伝播してる  心を決してる  早晩戦いを始めようとしてる  人々が憎み合おうとしてる  向こうに建てられてる  皆一致してる  心を乱してる  軍隊に属してる  段階に達してる  うちでは衰えてしまってる  今日つまらなく生きてる  唯一の生きてる  ことは、よくわかってる  喜びをもってる  音楽を書いてる  幾段もの進歩をしてる  劇場から求められてる  オリヴィエが言ってる  上衣を置いてる  家で待ってる  金さえもってる  二人がもってる  がっかりしぬいてる  彼から一人残されてる  そこにごくおとなしくすわってる  心配させようとしてる  手が震えてる  ことだけわかってる  息が聞こえてる  微笑をさらに痛ましくなしてる  彼女が息づまってる  一人ぽっちにされてる  世話をしてくれてる  母を忘れてる  手をとられてる  家に伝わってる  質屋はしまってる  永眠してる  クリストフの来てる  町には、生きてる  今はもうなくなってる  皆無とをそなえてる  幻影に駆られてる  人々とが猛然と取り組み合ってる  炎に黙々と燃えてる  ドイツの歌曲を歌ってる  オリヴィエが住んでる  さらさらとそよいでる  眼で読んでる  二人が住んでる  上に住んでる  中心に、引っ込んでる  みずからおのれをさいなんでる  誠実さをうち込んでる  オリヴィエとが住んでる  屋根裏に住んでる  正当視して喜んでる  ここで苦しんでる  病に苦しんでる  喪に沈んでる  女の深く淀んでる  優秀者らが潜み込んでる  友人らが住んでる  ことを恨んでる  一人苦しんでる  いつものように微笑んでる  介添人らが笑いながら呼んでる  明らかに苦しんでる  一階に住んでる  ぼんやり天を仰いでる  愛してると思い込んでる  ものを望んでる  フランスに住んでる  馬鹿者どもが望んでる  彼女が微笑んでる  晩、この生きながら死んでる  偽札を掴ましてる  がりを焚いてる  皮ができてる  いやなつらをしてる  三枚持つてる  蝸牛が這ってる  ために這ってる  何を逃げて、這ってる  どこからどこへ這ってる  支持してる  体得してる  看病に疲れて眠ってる  自分がまだ生きてる  患者がまだ生きてる  空中を飛び廻ってる  俺自身がそうしてる  外は明るくなってる  災難として認められてる  ポッチリと黒く浮いてる  星、動いてる  側で見てる  心を解してる  ポツチリと黒く浮いてる  大勢の見てる  里春の寝てる  あっちこっちしてる  身顫いの出るほど嫌ってる  足へ入ってる  二刻前に死んでる  頼むとなんでもかんでもそうしてやらなければならんと心得てる  右うしてる  子守をしてる  朝草刈に行かうとしてる  行つて驛夫をしてる  貯金してる  程思つてる  情婦を持つてる  蟲ア啼いてる  疊み直してる  爐邊に起きてる  敢湯に入つてる  腹ア出てる  可いか困つてる  曲つてる  今頃怎してる  膩やらが浸みてる  何處を見てる  定の温しくしてる  今度七日遊んでる  七日八日見ねえでる  さうに屈んでる  行つて駅夫をしてる  虫ア啼いてる  何時まで寝てる  明日着て行くで、畳み直してる  炉辺に起きてる  娘子供とも寝てる  ものかと見廻してる  暮れかかつてる  何処を見てる  心で選んでる  さうに曲んでる  剥離してる  難渋を極めてる  人目を避けてる  水面に垂れてる  分岐してる  島々を浮べてる  ヒロシマを忘れてる  ように考え込んでる  裏手からはいって、立ち並んでる  室内にまで漂い込んでる  傘をさしてる  寄寓してる  そこから一段低くなってる  静止してる  廻転してる  血の気を失ってる  無心に見開かれてる  人間ならば、生きてる  握り合せてる  上半身にまとまってるだけで、折り曲げてる  眼をひたと見合せてる  鼠がはいってる  先へと延びてる  一人となってる  紙幣束のはいってる  伯母が暮してる  玉となってたまってる  紙幣がはいってる  会釈してる  面会したがってる  何かに取り憑かれてる  一ページにのってる  一人落ち着いてる  彼に会いたがってる  言葉が聞きいれられてる  人々には、よくわかってる  震動が通ってる  クリストフにたいして示してる  自分でも恥ずかしがってなくしてしまいたがってる  意図だとしてる  ことなら知りつくしてる  選挙論をもってる  選挙論よりずっと劣ってる  ことが悪く言われてる  ことを言わしてる  感情をいだいてる  まり興奮しすぎてる  ドイツにたいしていだいてるとされてる  彼らはいかにも打ち解けてる  ものだとされてる  ベートーヴェンについてなされてる  奴僕だとしてる  一ページに出てる  皆から遠ざかってる  駄目にされてる  一人の困ってる  終極に達してる  音楽ばかりで養われてる  者や死にかけてる  眠ることばかり考えてる  残骸をになってる  女から身を滅ぼされてる  変形されてる  欠点をそなえてる  まわりに引きつけられてる  空気中にうっすり残ってる  未来を隠してる  割れ目からのぞいてる  彼女たちの通ってる  偶像となってる  ひそかにうかがってる  彼を少しも恋してる  みずから好んでやってる  彼女に魅せられてる  人を苦しめてる  彼女に欠けてる  義理にしてる  眼を閉じてる  ものが演ぜられてる  面白そうだとわかってる  彼女を啄み始めてる  叔母から理解されてる  自分を撫でてくれてる  ことだけを言ってる  癌腫で死にかかってる  自分を啄んでるとわかってる  看過してる  信仰してると言ってる  社交界に出てる  いたずらに呼びかけてる  微笑をかわしてる  ことはどうでもよいとしてる  両手を差し出してる  人々から讃められてる  閑却されてる  気がして、疲れてる  欠伸を噛み殺してる  胸にしまってる  オリヴィエの信じきってる  オリヴィエが考えてる  誠意に満ちてる  心を向けてる  自分に落ちかかろうとしてる  遁走曲を奏してる  涙が流れてる  まわりに織り込まれてる  二人はたがいに愛し合ってる  恋に燃えてる  笑みに輝いてる  年上でしっかりしてる  人生がわかってる  交渉をもってる  顔に感じてる  理解し得てる  眼にだけでも見てる  一葉をも知りつくしてる  僕を連れ出してくれてる  介在してる  上にのっかって動いてる  天才をもってる  以上のものをもってる  念が交じってる  非常に喜んで与えようとしてる  恋愛のために激化されてる  幸福に輝いてる  周囲に起こってる  血から成ってる  悩殺してる  彼女から無視されてる  義務を帯びてる  お話ししてる  自分自身を忘れてる  出発してしまってる  僕から逃げようとしてる  手を脱すると思ってる  勲章を帯びてる  世辞を振りまいてる  気を使ってる  出発を待ちわびてる  最高峰に達してる  所有権を有してる  同勢となしてる  一人がこしらえてる  自分のものになし得ると考えてる  細君をもってる  赤味を帯びてそり返ってる  都に起こってる  現在にばかり生きてる  自分のなしてる  音楽を感じてる  彼女のまさってる  老嬢で終わりはすまいかと恐れてる  人のもってる  胸に描いてる  田んぼと言われてる  芸術的感情の欠けてる  寝室を隔ててる  表白されてる  表白してる  居を定めてる  実質となってる  単純さをもってる  疲憊さしてる  正確に言ってる  相手を吸い取ろうとばかり考えてる  響きをたててる  君たちをうるさがってる  話を交えてる  仕事を珍しがってる  二人を輝かしてる  恋愛のために地上からもち上げられてる  邪魔されてる  一瞬間も離れてる  支持し生かしてる  沈黙をじっと聞き澄ましてる  愛に駆られてる  それは、そうありたいと願ってる  ジャックリーヌが隠してる  ときとはたいへん違ってる  うちにとどまってる  横顔にでも基づいてる  観察してる  姿を揺すってる  人々にたいして、働いてる  文筆を執ってる  堅固さが欠けてる  色に染められてる  善意をいだいてる  差し控えてる  権利があると思ってる  倦怠を感じてる  未来をふさがれてる  空想に欺かれてる  名目にしてる  地歩を定めてる  立脚してる  慰めに来てくれてる  気持しだいにしてる  人から悪く言われやすまいかといつもびくびくしてる  あなたは生きてる  話に来てる  彼女はもう生きてる  形象がやたらにつみ重ねられてる  発声法をもってる  流行となってる  二年前からパリーでもてはやされてる  自分一人だけを演じてる  魂から形づけられてる  彼女が演じてる  反映が現われてる  皮膚の下全体に広がってる  半ば眠ってる  念をいだいてる  背は高くなく、痩せてる  讃めたててる  腹癒せをしてる  顔をながめてる  ためにしてる  手袋をつけてる  ふうに取り扱ってる  鼻をつき合わして、じっと待ってる  癖になってる  自分を苦しめてる  あなたがわかってる  彼がしてる  紐を解いてる  自分を虐げてる  声や、なぐられてる  強迫されてる  室に聞こえてる  中に輝いてる  役者たちが言ってる  人だってこんなになってる  役者たちが泊まってる  台辞を繰り返してる  彼女は覚えてる  お前にもわかってる  涙が落ちかかってる  自分が惚れてる  厭がってる  外壁に取りついてる  うちながめる、眠ってる  外国語で演じてる  霊感に接してる  信仰に満ちてる  否定してかかってる  あなたから遠く離れてる  影となってる  私たちを愛してくれてる  私たちを見てくれてる  仕方をしてる  ようにうれしがってる  私たちを取り扱ってる  さはよくわかるけれど、それだけ遠く離れてる  その他のもう死んでしまってる  役をくり返してる  不安をもってる  苦悶をのみ下してる  世に流行ってる  新しい光に包まれてる  生活とをもってる  人類が引きつづいてる  燃えつくしてる  自分がこう言ってる  娘となってる  彼女も死にかかってる  彼女を害してる  窒息さしてる  ほんとうに存在してる  二人で話してる  武装してる  頭をつき出してる  鏡を見てる  生活に適してる  生活にさえ適してる  前から容易にわかってる  毒されてる  新聞が書きたててる  職務としてる  敵をもってる  嫉視してる  憤慨さしてる  存してる  彼を忘れてる  彼に下されてる  四重奏曲に変えられてる  拙劣に書き直されてる  無断でされてる  上に書かれてる  競売してる  名前を隠してる  平らにしてくれてる  好意をいだいてる  オリヴィエはもう生きてる  あなたに加えられてる  趣味をそなえてる  あなたに下されてる  隘路に生えてる  人々に取り巻かれてる  そこに集まってる  庭をめぐらしてる  夫に愛し愛されてる  彼をかばってる  変化をきたしてる  自分たちと違ってる  ことばかりにこだわってる  祷りをたえず唱えてる  耳を貸さず、聴いてる  今自分がすわってる  町も脅かされてる  それを失いかけてる  自分をとらえてる  胎内に熟してる  彼女を結びつけようとしてる  義務などをもってる  道徳的価値とでも映じてる  権利を有してる  ように思われてる  自然から定められてる  穏和になってる  彼らは多少自惚れてる  情夫をもってる  情婦をもってる  覆いをかぶせてる  それを実際に感じてる  幸福そうに眠ってる  確固としてとどまってる  自分よりもしっかりしてる  魂がふたたび現われてきてる  オリヴィエに近づいてる  監視し合ってる  死を早めようと考えてる  死をねがってる  相手がいだいてる  すべて心を満たしてる  世にもてはやされてる  編み物をしてる  リラの植わってる  猫は、かわいがられてる  埃をそっと拭いたり、きまってる  魂を取り巻いてる  ページが開かれてる  数年間夢想してる  空想を追っかけてる  夢を笑いまた泣いてる  世界を恐れてる  ために、愛せられてる  途上に横たわってる  地平線をもってる  火によって、揺らめいてる  考えもせずに言ってる  彼を泣かしてる  ふうに愛せられてる  尊敬しすぎてる  あなたからよく思っていただいてる  尊重し合って、おたがいに信じてる  人はもっとも深く愛し合ってる  反対してる  中等教員をしてる  苦しみに満ちてる  運命をになってる  事業から金を儲けてる  女どもから金を儲けてる  自分で死にかかっていまして、残ってる  他人に隠してる  女が適してる  ようにあこがれてる  根をおろしてる  赧くなってる  初めから考えてる  ようになり、酔ってる  問題だけを考えてる  君をいじめてる  自分をあざけってる  僕は疲れてる  毎日あかずに繰り返してる  反対したりしてる  クリストフ、疲れてる  嚼してる  伝染しはすまいかと恐れてる  鋭敏になってる  心中になされてる  重荷となってる  不幸は往々にして愛し合ってる  セシルに託されてる  上品にやさしくなってる  掟としてる  ことを怒ってる  病気にかかってる  菩堤樹を歌ってる  服装をしてる  遊び戯れてる  今彼をながめてる  ように、たがいに異なってる  数世紀隔たってる  一団中にすわってる  群れを率いてる  贔屓にしてる  ドイツから放逐されてる  彼女を取ってる  釘を打ってる  今自分が覚えてる  日々を暮らしてる  妊娠してる  中で打ち震えてる  ことわたしは有難がってる  四人で、眠ってる  賛辞ばかりを読んでる  言葉で包んでる  彼が住んでる  自分を啄んでる  それを好んでる  話題を喜んでる  一人で駆け回ってたいへん好んでる  御馳走になりに来て、いつもよりおそくまで話し込んでる  それをもてあそんでる  のだったが、しかし苦しんでる  地方に住んでる  精神が望んでる  役に打ち込んでる  私を恨んでる  ことを拒んでる  君は望んでる  何を望んでる  幾日も黙り込んでる  頑丈だと喜んでる  僕は苦しんでる  底にでも沈んでる  苦しみを苦しんでる  自分一人だけが苦しんでる  ほんとうに悲しみに沈んでる  男がそんなにも苦しんでる  のは、苦しんでる  ように苦しんでる  人が喜んでる  ほうへかがみ込んでる  検査してもらってる  私は太ってる  鳥がうまく飛んでる  西蔵に棲んでる  饒舌つてる  何をたべてる  頂上を目指してる  鴉がパチパチ燃えてる  突兀とそびえてる  現在はどうなってる  円形になってる  宴席に出かけてる  世話をしてる  護符みたいにしてる  平素歩き馴れてる  道筋ははっきりしてる  一人持ってる  記事がでる  妙に出来てる  ジープを作ってる  見込でも立ってる  真実に遣付けようかと思ってる  事ア遣てる  無益にゃあ極ってる  金銭が落ちてる  隣家だって聞いてる  今飲んでる  皮を飲んでる  気を揉んでる  損ってる  職にあぶれてこうしてる  ここで待ってる  友に似てる  バクチを心得てる  置場所に困ってる  ぺえ詰ってる  証拠を見せてくれと言ってる  性分でやってる  誘惑を受けたが、待ってる  一人で淋しがってる  世辞にも、待ってる  心意気を買ってる  奴なら、とっくに、どうかしてる  川越親方グズグズしてる  ひとつ訪ねてやろうと思ってる  今頃はどうなってる  逆って出でる  商売がもってる  名人と思ってる  河童に似てる  人生は生きてる  胸をふさがせ泣いてる  狂亂してる  戀してる  から消えてる  力拔けてる  唯だじたばたしてる  もの、まゐつてる  愛のために底に忍び泣きしてる  涙がたまつてる  講義をしてる  良兼を放てる  三十ちらばってる  責任を感じてる  戯曲のもつてる  もののもつてる  現役作家として書いてる  作家のもつてる  意識して書いてる  しろを向いて立つてる  しろ向きにはなつてる  人間が聴いてる  セリフを読まなければならないのに、聴いてる  人物は待つてる  これはただ聴いてる  間を黙つてる  ドギツイものを求めてる  ところをもつてる  平気で取入れてる  いちばんはつきり現れてる  影響をうけてる  僕もいろいろ考へてる  見物も喜んで見てる  リズムをはかりながら読んでる  自由耕作がなされてる  四方へ延びてる  自然に負けてる  浸潤してる  後ろに聳えてる  除草をしてる  飲食してる  四方へ開いてる  家のこんでる  間借りでもしてる  身をよせてる  ア大変だが、待つてる  子供二人そだててる  煙草ばかりふかしてる  滑らかに拭きこまれてる  下にうすら閉じかけてる  ように飛んだり舞ったりしてる  ことなどはけろりと忘れてしまってる  君はまだあいてる  心に深く残ってる  胸に納めかねてる  好きになってる  遠くへやってる  酒はまだ残ってる  つけかけてる  紛議がもちあがりかけてる  堅気になってる  あたし酔ってる  いつまでも凝視し続けてる  あと、立ち並んでる  腑に落ちないで佇んでる  のをおぼえてる  僕は悩んでる  はい出してる  斜面に開けてる  砂原につき立ってる  白日に曝してる  逆さにつきささってる  宙空に浮いてる  そ威張つてる  鼻に掛けてる  監獄に這入つてる  まらむ顔をしてる  あどうかしてる  その他のものから出来てる  小説になってる  対照的に描かれてる  ここに裏づけられてる  直接現われてる  余命を保ってる  態度をとってる  対象をじっと眺めてる  表現法に依ってる  自分自身をもつき離して眺めてる  色合が躍ってる  日が照ってる  談判してる  何かを組立ててる  描出をねらってる  緊密さを求めてる  生動してる  枯死してる  息が持ちあげてる  窓掛が引かれてる  吾国によく知られてる  業としてる  精妙を極めてる  上に成立ってる  作者が拵えあげてる  的役目を帯びてる  現実と看做してる  体の持ってる  琵琶を持ってる  性質を持ってる  合計ではなくて、生きてる  搾取によって虐げられてる  反覆されてる  主となってる  なかに書かれてる  人々が待ちつくしてる  人を引きつけてる  前から彼等が住んでる  世界に沈んでる  海洋に浮かんでる  つて知つてる  事を感じてる  室井に押されてる  慾も持つてる  臨海亭でよくして呉れてる  つて汗を出してる  事も考へてる  ハツキリしてる  あなたに興味を持ちはじめてる  部下を持つてる  事なんぞ考へてる  中だけで追い詰め過ぎてる  何人かゐるけど、見てる  沖は荒れてる  つて行つてる  頭を悪くしてる  猿にでも似てる  つてさ、あんまり噛んでる  外知つてる  パンを持ってる  最後に取上げてる  なかに飢えてる  散乱してる  整理されてる  保温されてる  校門をでる  あたしを張ってる  掃除はできてる  大分興奮してる  からですよ。わかつてる  参拝してる  必死に取縋ろうとしてる  窮迫してる  衰弱してる  洋装をしてる  そこはまだ寝ずに語りあってる  座席に寝そべってる  兎に角、寝そべってる  気長く待ってる  而も、立ってる  方と寝そべってる  驚歎的に語ってる  享楽地としてる  在野的サロンとしてる  立到ってる  からぐずぐず働いてる  電車の走ってる  巣喰ってる  鯉とに戯れてる  胸に抱いてる  ひそかに覗いてる  関連をもってる  静粛に立並んでる  説もでる  腹聞ずとも知れてる  煙がまだ見えてる  賞賛してる  万事都合よくいってる  うちに閉じこもってる  定期収入をもってる  固着してる  彼は生きてる  話を繰り返してる  髪、とびだしてる  手を引いてる  未練にとらわれてる  慰みをやってる  苦悶にさいなまれてる  人生から傷つけられてる  主演してる  圧制されてる  方面に通じてる  一変さしてる  それを生かしてる  中にとどまってる  空瓶が残ってる  危険を冒してる  秘訣に通じてる  無用さとを感じてる  破壊すべしと称してる  周囲に唸ってる  革命党になってる  霊感を求めてる  数滴所有してる  不満とを噛みしめてる  身を染めてる  もっとも異なってる  役割をしてる  所有者だと見なされてる  胆力をもってる  事柄を考えてる  ほんとうに信じてる  乾燥しきってる  炭火が輝いてる  キリストを実際に信じてる  みな、信じてると思ってるばかりであり、あるいは信じたがってる  福音書に則ってる  ベルグソンに則ってる  革命家となってる  熱誠によって、そうなってる  精神によって、そうなってる  風に吹きなびかせられてる  人々を奮い起たせてる  慢ってる  愚昧で打ち負けてる  それをまっ先に信じてる  それを演じてる  無益だとわかってる  平素宣言してる  明察力をもってる  自分は書いてる  顧客を、かの疲れてる  血とでできてる  口実をもち出してる  人々や信じたがってる  人々、だまされてる  人々やだまされたがってる  彼らが演じてる  芝居から自分は離れてる  のを見てる  人々が演じてる  へたに捏ね交ぜられてる  野心をもってる  一流に加わってる  理解しようなどとは骨折らずに、話してる  人と聴いてる  呼吸音の交じってる  彼が考えてる  聴衆らが考えたがってる  奥底に、積もり重なってる  収入以上を費やしてる  芸術家から交際を求められてる  一時延期されて隠されてる  他よりもすぐれてる  観念をあざけってる  人々と隔たってる  ためにいらだたせられてる  気持をもってる  天国へはいりたいとあこがれてる  好奇心でやってる  習慣でやってる  彼を裏切ってる  愉快がってる  オリヴィエから心中を読みとられてる  ことをいつも考えていたら、生きてる  ことにぐずぐず引っかかってる  彼女はやはりつっ立ってる  者たちが論じたり叫んだりしてる  胸底に起こってる  それをも打ち拉いてる  必要をもってる  人々のもってる  濫用せんとしてる  いっしょに交じってる  懸念してる  甲板上で戦ってる  ことにかかってる  北を指してる  羅針盤を失ってる  ふうしてる  嫌悪してる  ことをびくびくしてる  魂を信じてる  物をつめ込もうとばかり考えてる  革命的観念から離れてる  有産階級からもっとも恐れられてる  人がしたがってる  ことばかり求めてる  目近にさし迫ってる  呑噬してる  事業よりもいかに劣ってる  流れに従ってる  本望としてる  渦巻をこしらえてる  あとにつづいてる  理想郷へ向かってる  偶然に信じてる  事変を願ってる  花のように彼方此方に浮き出してる  歌を歌ってる  何か言いつづけてる  卵形にもち上がってる  新聞にのってる  酩酊してる  言葉で、いっぱいになってる  不可能事を夢みてる  おりには、現に輝き出してる  中に燃えてる  しろ善くよりも悪くでき上がってる  羽搏きが通り過ぎてる  規定してる  瞥見してる  中に唸ってる  手にもって踊ってる  上をたたいてる  自分たちを分け隔ててる  確信しきってる  自分が疑ってる  名に酔ってる  みずから自分に話してきかしてる  ものやらあるいはもう起こってる  商いをやってる  ためにもなってる  責任を帯びてる  帰依させようと願ってる  無為に暮らしてる  文体で書かれてる  訪れを受けてる  拘束してる  言いなり次第になってる  仕事着をつけてる  ほうがすぐれてる  二つのガラス器にいっぱいはいってる  魂を閉じこめてる  母親が言ってる  彼の言ってる  皆努力してる  時代に生きてる  中にいつも閉じこめられてる  二人を浸してる  影に包まれてる  窓で切り取られてる  重荷をひいてる  光の消えかかってる  神様を信じてる  ように信じてる  きれいな眼をしてる  者となってる  了解をもってる  芝居を打とうとしてる  虚勢を張ってる  ように働いてる  中にじっと縮こまってる  彼がどう考えてる  生来そなわってる  実現してる  署名してる  オリヴィエに愛せられてる  魂をかじってる  地金でできてる  遺伝から成ってる  皆恐れてる  英雄としてる  考案されてるのに、ひいてる  眼をのがれてる  眼で見守ってる  ものだと、もしや思ってる  将に裂けようとしてる  僕と同じにしっかりしてる  空にかかってる  ことはいつも覚えてる  役にたててる  ところ何を考えてる  野次馬、ぶらついてる  革命家を気取ってる  予告されてる  彼らを押しつけてる  ただ一塊となってる  一塊りになってる  人垣を作ってる  屋根に上ってる  クリストフもまた待ってる  憤激してる  愛護してる  手を差し出してる  所へ遠く行ってる  相手を殺してる  ことにぐずついてる  ために冒してる  皆から知られてしまってる  君を待ち受けてる  何をなしたか、またどうされようとしてる  奥で、あたかも消えかかってる  霧に埋もれてる  争闘を見てる  室にじっとしてる  それが来てる  息をはずましてる  腰をおろしたが、じっとしてる  前に控えてる  あちらこちら遮られてる  身体は狩り立てられて逃げてる  段々になってる  密集してる  赤い石でできてる  戸口に捜してる  奥で笑ってる  頭に撫でつけられてる  首筋までもつづいてる  永久にうろついてる  半時間ばかり打ってる  猿轡をはめられて溺らせられてる  下敷きになってる  地下に横たわってる  天井を見つめてる  神経が痛められてる  中を歩き回ったりして、あたかも夢みてる  中に響いてる  みずから苦悶してる  悲嘆されてる  外套をかけてる  一人で話してる  クリストフはしゃべってる  壁に囲まれてる  花の植わってる  薔薇が巻き込まれてる  壁に接してる  半ば横たわってる  散歩したりしてる  底に隠れてる  自分に生きよと励ましてる  無理に押しつけてる  彼は落ち着いてる  様子で横たわって、あたかも眠ってる  危険人物だとされてる  人物だとされてる  話はたいていいつも、食べてる  自分が笑ってる  家にいるとわかってる  曲解ばかりしてる  仕事を広げて働いてる  枝をもってる  財産を有してる  年齢になってもなお、生きてる  一人として疑惑をいだいてる  疑惑をいだいてる  監視に取り巻かれてる  十分結合されてる  財産とをもってる  勢力をもってる  細君が属してる  活気に満ちてる  貫流してる  町を流れてる  喪に包まれてる  幻惑してる  まん中が擦りへってる  壁にはめ込まれてる  闇に包まれてる  街燈に、輝らされて光ってる  信仰をもってる  共有してる  数世紀来死滅してる  音楽を嫌がってる  身震いしてる  燈火もつけないでうろうろしてる  アンナからながめられてる  彼から見守られてる  光が輝いてる  唇をもってる  上にのせてる  燃えだしてる  火の移ってる  方をしてやってる  用を言いつけてる  ために干乾びてしまってる  噂となってる  熱烈に抱きしめてる  のならわかってる  理屈にかなってる  他にも恋してる  不条理を論じてる  彼女は見守られてる  影がさしてる  音楽がつづいてる  連帯責任を帯びてる  罪を負ってる  者と見なしてる  快楽を覚えてる  トルストイが語ってる  抑圧されてる  席に列してる  彼女がくり返し味わってる  精神が浸ってる  空、輝いてる  形をしてる  一つと合してる  畑に群がってる  汗にぬれてる  歩行や歌ってる  婦人たちが話してる  虫の群がってる  裂け目に、うようよしてる  昼間働いてる  草を食ってる  ように真面目くさってる  うそうなってる  眩暈をまだいっぱいたたえてる  中を読みとってる  鳥に啄み残され凍り残されてる  日曜服をつけてる  百日咳にかかってる  腰をおろして、踊ってる  仕事に通じてる  横ぎりながら、輝き凍ってる  動揺にうとうとしてる  優美さをもってる  反射してる  二人ともさし迫ってる  人魚が歌ってる  処に行ってる  綿をつめ込まれてる  寝床にねていて、眠ってる  上流人らが行なってる  卑劣を犯してる  面前でやってる  動作をでも見てる  様子を窺ってる  ほうを向いてる  雪合戦をしてる  アンナはうとうとしてる  疾患に侵されてる  招来されてる  だれよりもいっそう持ってる  うちに閉じこめてる  悪魔から煽り立てられてる  押え止めてる  顔に接してる  二人を隔ててる  ように燃えつきかけてる  君に何かと打ち明けてる  視線を避けて言い出しかねてる  ことを多く考えてる  うち建ててる  諸君をながめてる  方々に散らばってる  後見されてる  町に属してる  礼拝に列してる  存在を忘れてる  言葉をたどってる  注意をそらしてる  席が空いてる  家で起こってる  自分が握ってる  中に述べられてる  アンナに向かって言ってる  人に向かって言ってる  悪意の生じてる  獲物をねらってる  物語の起こってる  軛に否応なしに縛りつけられてる  奥底に積もってる  眼前にぶら下がってる  みずから誇りとしてる  人々から嫌疑をかけられてる  四方から監視されてる  そばにすわってる  顔と動いてる  手にもたれてる  休息したがってる  彼女からのがれたと思ってる  腰掛に落ち着いてる  アンナは眠ってる  居室につづいてる  謝肉祭、さし迫ってる  人々からあとをつけられてる  大目に見られてる  ように冷たくなってる  二人はたがいに遠く離れてる  手に握ってる  のを恐がってる  から寺院は閉まってる  影が印せられてる  ことを考え、来かかってる  下にじっとしてる  アンナが陥ってる  眼に見てる  本能と闘ってる  隣接してる  釘付けにしてる  信頼しすぎてる  気に止めてる  嘆願的なうっとりしてる  哀願してる  勝利を得てる  人々にたいしていだいてる  人間が受けたり与えたりしてる  檻に閉じこめられて嘆いてる  白目をしてる  額に縮れてる  舌を差し出してる  臓腑を抜き取られてる  人間が与えてる  是認されてる  犠牲に供えられてる  生気の欠けてる  崩壊せんとしてる  匐い回ってる  意志に導かれてる  霧がかかってる  蒼ざめた眼をしてる  風靡してる  一方はほとんどふさがってる  だれかに追っかけられてる  不安を覚えてる  雨を集めてる  颶風に舞いたってる  ように盛り上がって湧きたってる  急湍は笑ってる  夢の中で宙にぶら下がってる  律動に導かれてる  溶解してる  旅であると考えてる  星辰の群がってる  生まれる以前から存在してる  以前からでき上がってる  公衆が待ち受けてる  有機的法則をそなえてる  鋤を引いてる  意志を脱してる  世界を動かしてる  うちに広がってる  苦悩を喜んでる  君が望んでる  間は、あたかも死んでる  不幸に苦しんでる  富をつめこんでる  苦悶について富んでる  信仰が薄らいでる  向こう側に住んでる  君は苦しんでる  いちばん驚異に富んでる  影を吸い込んでる  社会全体とを運んでる  好奇心に富んでる  片隅に引っ込んでる  入り口にじっと佇んでる  仕事にかがみ込んでる  アンナは苦しんでる  そばに住んでる  大空に浮かんでる  町じゅうが死んでる  私の苦しんでる  私も苦しんでる  乗り遅れはすまいかと気づかって急いでる  菓子屋を営んでる  彼が生きてるか死んでる  自然は死んでる  だに目に残ってる  船は抑えられてしまうし、乗ってる  こッぴどい目に遭ってる  光さんに言ってる  私に言ってる  皆をアッと言わせた、ね、覚えてる  深川は分ってる  お前が繰り返し待ってる  談してる  新さんが案じてる  体が悪くて寝てる  ことばっかり言ってる  懐炉を当ててる  小説本ばかり覗いてる  気位が高くなってる  ピョコピョコ頭を下げてる  さっきから返事をしてる  夢中になって捜してる  続き合いにもなってる  縹致と言いよっぽどよく出来てる  私にゃ少し過ぎてる  世話にも慣れてる  方から廻してもらってやってる  出店を預ってる  二階に燻ってる  俺が隠してる  から俥屋に聞いて見るって、そう言ってる  自分でも言ってる  人はそう言ってる  もう少し借りときたいと言ってる  着物着更えてる  海に棲んでる  銭を払ってる  かたちが、できてる  歩きかたなんか、なかなか、できてる  長崎をでる  げんかんからでる  さんになってる  平素忘れられてる  両手をだらりと垂れてる  予告したがってる  まま消息不明になってる  何かを待ちうけてる  私自身が夢みられてる  夢にみてる  何かしきりに言ってる  応答してる  私を夢みてる  私を愛し続けてる  がちになってる  愛情もさめてる  復讐し合ってる  彼女が眠ってる  照代が眠ってる  ものは、起きてる  時と眠ってる  ひとりで眠ってる  試みをしてる  なにかに憑かれてる  光が流れてる  口を利くまいと決してる  照代の眠ってる  毛並は濡れてる  いちばん違ってる  丹前を引っかけてる  ひとの眠ってる  小首をかしげて笑ってる  言葉を待ってる  宙に浮いてる  ことは、はっきり分ってるし、ありありと見えてる  近時とりあげられてる  船を見張ってる  いぶ弱ってる  海みてえにぐらぐらしてる  もう少しは起ってる  フリント親分が見えてる  刷物みてえに、はっきりと見えてる  あんたが借りてる  奴らの狙ってる  みんな、残ってる  上にのっかってる  場所を変えてる  フリント船長って言ってる  大概いつまででも生きてる  何百ポンドと入ってる  海に出てる  そいつをすっかり握ってる  ピューを恐れてる  フリントを恐れてる  お前の見てる  舟みてえにぐずぐずしてる  うんざりしてる  水夫部屋に寝てる  通りにしてる  己の言ってる  ここに乗ってる  ぁ心得てる  仕事と言ってる  十本揃ってる  ぐうっと洗い流されてる  鋤で掘り出されてる  己がこう言ってる  評判を取ってる  それぁ己にゃわかってる  羽目になってる  母親がまだ生きてる  お前さんの行こうとしてる  みんなほろ酔い加減だったと思ってる  水夫らを撃ち殺したり、寝てる  怨みを持ってる  一人に言ってる  みんなに言ってる  潮を待ってる  時からわかってる  背にして立たせてる  医者だってお前にゃひどく怒ってる  己たちに掴まってる  船長になってる  排斥しようとしてる  会議を開いてる  事を控えてる  仕事はてきぱきしてる  十分心得てる  頭になってる  お前はおどけてる  底を見抜いてる  内通したがってる  一人だけ生き残ってる  手前たちと話してる  物覚えも悪いと来てる  命にもかかわってる  無理をしてやってる  物の挟まってる  歯みてえに突き出てる  アラダイスを覚えてる  骸骨になってる  あれぁだれかが悪戯をしてる  フリントが生きてる  やり口が間違ってる  臓を抉り出してくれようと思ってる  みんな酔っ払ってる  奴あ死んでる  男の死んでる  町にでる  小刀をくれないとしでる  ダイヤが踊ってる  八時過ぎてる  私もせめて、一目拝みたいと思ってる  名人って、大抵知れてる  事は分ってる  のも知れてる  幾干入てる  ア良く出来てる  執拗れてる  二尺ばかり開け放しになってる  想当ってる  知らん顔を仕てる  人が寝てる  貧乏には慣れてる  唯だ食って生きてる  滅多にありや仕ないから、食って生きてる  布団を被ってる  そこから声がでる  丘陵地帯へでる  右にでる  ハハア奴め何か企んでる  名がでる  会社だって、諦めてる  朝ッパラからサルマタ売ってる  ボンヤリ睨めっこしてる  ア相当パリパリしてる  ピクピクやってる  ションベンジジイを待ってる  好きでやってる  アイソがつきてる  風がぬけてる  クビですから、余儀なくやってる  血相変えて跳び上るにきまってる  ソバに坐ってる  好奇心で見たがってる  具ってる  ツルちゃんが待ってる  一人行ってる  何に持ってる  さ出入りしてる  力瘤ば入れてる  阿部さんも黙って坐ってる  得意になって、やってる、やってる  ッて、怒ってる  模範青年になってる  わし思ってる  煙ぶたがってる  フザけてる  なんで黙ってる  さ落ちてる  ッかくして歩いても、そんだら黙ってる  胸ドキッドキッてる  疲弊してる  みんな着せてやってる  ボヤしてる  糸をひいてる  彼奴等青くなってる  会をやってる  蛇吉が云ってる  野郎ジタバタしてる  誰が思ってる  ホテルに行ってる  小樽でグズグズしてる  ッて云ってる  応援で行ってる  苦しみば苦しんでる  信ちゃ喜んでる  書物を眺めたり弄ったりしてる  錯覚が交ってる  ことが云われてる  書物をもてあそんでる  ヤミ値で売ってる  爺さん婆さんのやってる  踏み込み濁らしてる  光を浴びてる  天に聴き入ってる  縁故のものから発生してる  自分を待ち受けてる  敵対してる  書物を並べてる  蓄積されてる  世界に与えられてる  のをながめてる  そこで終わってる  母親に似てる  だれに似てる  愛情に飢えてる  うちに積もってる  みな私の感じてる  跡が残ってる  悩みが印せられてる  二日ととどまってる  彼とはずいぶん異なってる  墨守してる  のを、あまりにしばしば聞かされてる  グラチアは属してる  スイスの濡れて震えてる  視力が曇ってる  中で生きてる  中に積もってる  網目形に区切ってる  中に映ってる  しなやかさを示してる  重畳してる  蜿蜒とつづいてる  使役し得てる  間を上っていってる  間に輝いてる  縁無し帽をかぶってる  小声で歌ってる  日光とにくっきり浮き出されてる  そこに当たってる  あなただけを見てる  彼女とやはり異なってる  二か月前と変わってる  笑みをしてる  クリストフが押えかねてる  活気づけられてる  民族的特質を与えてる  挙措を有してる  調和のとれてる  衣を快くまとってる  グラチアが取り巻かれてる  ように取り巻かれてる  夕陽を受けてる  向こうに開けてる  半ばくずれてる  土地が歩き出してる  線をしてる  囲壁が、踊ってる  照り渡ってる  波に打たれてる  燃えたってる  うちにうなってる  それは眠ってる  火をもってる  異にしてる  幾世紀となく積もり重なってる  真実を求めてる  真実をもって働いてる  魂とを隔ててる  誠意をもって深く求めてる  見出したがってる  実行に適してる  知力をもってる  友人らが送ってる  別れを告げてしまってる  鍵を握ってる  別に社交界を求めてる  あなたによくわかってる  あまり人と違ってる  自分に媚びてる  色艶をしてる  彼らと話してる  息もたえだえになってる  彫像のこわれかけてる  光線に貫かれてる  情を含んで笑ってる  乳房をくわえられてる  打倒されてる  美に輝いてる  手に御せられてる  もっとも多く失ってる  禿鷹と闘ってる  天をののしってる  生活を共にしてる  彼女から愛されてる  数年間蓄積されてあふれてる  利害だけを考えてる  芸術を貫いてる  中によみがえってる  彼が信じたがってる  思い出が死んでしまってる  役目を変えてる  間をうろついてる  私をながめてる  渋面してる  現在私をほめてる  幻をかけてる  破壊してしまってる  荒らしまわってる  足場が立てられてる  四方に入り乱れてる  仕事におもむいてる  隣人のやってる  ようにでき上がってる  機関を締め直そうと競って働いてる  建設者とが共に働いてる  私はあまりに年老いてる  自我をうるさがってる  アネモネの交じり咲いてる  半ば横になってる  音楽会が開かれてる  あなたがなすってる  恋でもなすってる  あなたにたいしていだいてる  不幸とを共に醸し出してる  三十年来彼女らがなしてる  心を用いてる  今日戦ってる  六交響曲をやってる  動きを見せてる  もっとも広く知られてる  調和さしてる  王党だと思ってる  生涯結びつけられてる  体躯をもってる  行ないをしてる  聴衆が落ち着いてる  メディチ礼拝堂を売ってる  村役場に雇われてる  所にじっとしてる  存命してる  鬼火が燃えてる  チェロをひき覚えてる  実現できないとわかってる  ために、いっそうひどくなされてる  滞在してる  あなたの望まれてる  更新してる  果実となってる  蟻どもが祈ってる  原始時代から鎗を交えて戦ってる  喧騒してる  疑念をいだいてる  廊下で待ってる  食事室になってる  輝きを浮かべてる  炎が燃えてる  ほうへ差し出されてる  時代に課そうとしてる  勝利を信じてる  エマニュエルは話してる  薪になってる  賞揚してる  傷口をもってる  クリストフから観察されてる  握手をかわしてる  微笑を送ったりしてる  面会できないと答えてる  風格は、たがいに取り組み合ってる  遺伝的欲望にさいなまれてる  下に荒立ってる  眼つきを求めてる  友にたいしていだいてる  彼にたいしていだいてる  エマニュエルから遠く離れてる  幻影がもってる  考えめぐらしてる  彼がそう考えてる  人の信じてる  何が違ってる  君はよく似てる  身体をしてる  男だと思ってる  君は考えてる  恋をでもしてる  学校にじっとしてる  それをなんと言ってる  理由を捜し求めてる  好奇心から常に狩りたてられてる  生気とに満ちてる  彼女を信じてる  熱情に欠けてる  わが家を去って、よくわかってる  彼女が隠したがってる  悲しみをもってる  彼から察せられてる  事柄を話してくれてる  席にじっとしてる  自分たちを結びつけてる  節義を重んじて、散らかってる  中へはいらせたが、散らかってる  安楽さがまったく欠けてる  室が示してる  女に取り巻かれてる  諧調に包まれてる  それから、泣いてる  感じに打たれてる  雀がさえずってる  自分をもっともよく愛してくれてる  一人で暮らしてる  印刻されてる  上を翔ってる  因襲を重んじてる  顔をそばだててる  停車場から登りになってる  ますます容態が悪くなってる  愛で愛し合ってる  町と眠ってる  下で居眠ってる  遠くから見ると光り輝いてる  木陰に居眠ってる  子供たちの眠ってる  咳をしてる  息をはずませてる  相手の考えてる  うちでは、常に働いてる  人をきらってる  初めきらってる  階段を上ってる  二人はいかに接近し合ってる  あなたにはよくわかってる  犠牲にしてる  鍾愛してる  ただ本能で感じてる  女主人にささげてる  ことを忘れてしまってる  害悪を行なってる  心を悲しませてる  パリーを発って、残ってる  旅館に残ってる  下り道となってる  精通してる  けが、なお残ってる  欲求がことごとく注ぎ込まれてる  これで償ってる  香りに浸ってる  人気を漁ってる  機会をねらってる  ことにあると言ってる  皆なしてる  襦袢をつけてる  合体してる  関心になってる  能力に添ってる  策略とが、小気味よく混じり合ってる  彼女が惑わされてる  利用されてる  幕が張られてる  若者が冒してる  感化力をもってる  青年らに教えようとしてる  祖国を脱してる  耳を貸してやり、少しも焦れてる  精神が逃げ出してる  情事を行なってる  批判してる  手足を伸ばして横たわってる  上に漂ってる  重荷を平然とになってる  外に出てる  人が認めてる  回復しようとしてる  自分を恐がってる  ふうに生きてる  合図を待ってる  信号はされてる  行進してる  それを感じてる  クリストフが信じてる  世間にもてはやされてる  昼食をしてる  処置し得ないとでも思ってる  私よりずっとすぐれてる  オリヴィエがこう言ってる  ものを返してる  拳をしてる  芸術家たちに与えてる  のを憤ってる  頭にいただいてる  自己を押し広げたがってる  大人となってる  遺憾に思ってる  者に結びついてる  大地をよみがえらしてる  悲鳴をあげさしてる  自分がもってる  病気を装ってる  間になお残ってる  情愛にあふれてる  自分によりかかりたがってる  息を凝らしてる  つぎにそれでもなお言いすぎてる  地位を占めてる  形が残ってる  慰安を求めてる  理解しようともせずに聞き入ってる  炬火もいかに遠くなってる  偶然事にかかってる  武装警戒をしてる  それらに負うてる  石灰となってる  だれか気づいてる  いかほどたがいに補い合ってる  敵だとされてる  彼らは少なくとも生きてる  死文に等しく思ってる  時代に属してる  すべてが光り輝いてる  人生がまとってる  覆面をはぎ取ってる  空を満たしてる  蜜蜂が歌ってる  クリストフとを結びつけてる  手にはまってる  一方は眠ってる  ふうをしようとし、眠ってる  午後まで残ってる  責任をもってる  腰をおろしてる  一つをひやかして尋ねてる  自分から進んで話してきかしてる  風俗を変えようと試みてる  風靡しかけてる  慰安を見出してる  二人はこう思ってる  人を押しやり追い払ってる  私を生きてる  感情に満ちてる  げつくされてる  紙片の散らかってる  間の空いてる  小鳥が飛び回ってる  表情までも似てる  者の飼ってる  空に輝らされてる  いかほど倦み疲れてる  保護されてる  他人を苦しめてる  絶望しきってる  女にほしがってる  行動が引きつづいてる  宗教家から解放されてる  蹂躙されてる  冒涜してる  理解しようと心がけてる  のがもう聞こえてる  外部から見てる  名で飾られてる  音楽堂で催されてる  霧がたなびき始めてる  生涯を包み込まんとしてる  沸騰してる  主宰者から解放されてる  細君とがまだ生きてる  祈祷してる  祈祷を聞いてる  書物をもってる  ほうをすぐれてる  眼でながめられてる  小声で話してる  気を失ってる  室で何もかもひっくり返してる  戸口に置かれてる  家に置き忘れてる  愛想さや故意にぐずついてる  もっともいきりたってる  クリストフはもうきかなくなり始めてる  近代音楽全体をねらってる  現在だれにとって生きてる  苔に食われてる  熱情が歌ってる  生を愛してる  領域からあふれてる  あとまでもまだ残ってる  苦痛が待ち伏せて窺ってる  美人に似てる  前に差し出てる  身を任せてる  さも死にかかってる  愛に満ちてる  瞬間にもたがいに愛し合ってる  今日俺は疲れてる  ぼんやり口を開いて聞いてる  組み打ちをしてる  肉体にくっついてる  成分でできてる  意味を告げてる  下界に起こってる  温情に満ちてる  日光に震えてる  四肢をもってる  岸に居残ってる  私は生まれかかってる  覆面をぬいでる  憎悪でくろずんでる  ひそかに悩んでる  社交界を好んでる  身を投げ出して微笑んでる  利己心を欠いでる  伝統が沁み込んでる  ほうを好んでる  憂いに沈んでる  彼の愛しまた苦しんでる  自分たちが喜んでる  彼女が苦しんでる  道へ進んでる  身をつないでる  それを弄んでる  眼、いつも微笑んでる  陰謀家と呼んでる  穴をのぞき込んでる  新聞をむさぼり読んでる  急速に進んでる  魂を包んでる  柔らかい和声とに富んでる  果実を孕んでる  昔母から弟ほどかわいがられなくて苦しんでる  時とすると一方が、咳き込んでる  中に逃げ込んでる  おりに微笑んでる  俺が引っつかんでる  直接に通じてる  われわれを隔ててる  いっしょにしてる  台石に刻まれてる  文学界に認められてる  ためにはまず、積もり重なってる  壟断してる  木クリストフはなおつっ立ってる  行動をになってる  実質をもってる  記載されてる  個人を目がけてる  群れに立ち交じってる  企図してる  五月の風になびかしてる  影を追ってる  畳をいじって働いてる  居してる  餅をこね廻してる  後頭部から肩へ引っかついでる  岳神ともなっていて呉れてる  瑕もあらば、看よ、看よと、いってる  化粧をされてる  二つになってる  ショボショボに縮んでる  みんなとても悦んでる  それは済んでる  言ふことは良く分つてる  江さんを叱つてる  性格が似てる  僕が生きてる  何んとかなるにきまつてる  口を利いてもひそひそと、黙ってる  髪、ぴかぴか光らしてる  ばたばた泳がしてる  羽毛が生えてる  マダムは若く見せてる  いっしょに食べてる  青筋を浮べてる  壮年が立ち上り、振り上げてる  杯を挙げてる  破片を掃きよせてる  四方八方を見てる  袖口から長く出してる  わけで、一杯やってる  顔を伏せて、ほんとに泣いてる  一言も発せず、ただ眺めてる  どろどろに濁ってる  灯のちらちら映ってる  泡を立ててる  蛸入道を怖がってる  蛸を釣ってる  鯉を釣ってる  弁別出来なくなってる  ミシンも踏んでる  一つ家に住んでる  あれに覗き出してる  殼がぶよぶよしてる  感じは、誤ってる  花の群がってる  お嬢さんに似てる  五本立ち並んでる  樽ロケットをでる  名をとって呼んでる  ことを覚えようと思ってる  錦嬢とあってる  文学でと思ってる  ヒステリーになってる  眼を剥いてる  浅草と云ってる  温泉のでる  手がでる  きらきら光ってる  人間共が通ってる  掃除口を閉め忘れてる  隅でもないかと、きょろきょろ探し廻ってる  店が閉め残されてる  悪魔が化けてる  大通りを通ってる  帽子となってひかえてる  悪魔の化けてる  帽子とが駆けっこをしてる  めくら滅法に逃げてる  ぐーっと飲んでる  岸に立って騒いでる  へそを押えてる  運動論から出来てる  字が附いてる  上米さへ喰うてる  ことは、よう分つてる  腹しもてる  提灯持つてる  こと考へてる  しまへう、しなはれで、よう似てる  乘り移つてる  ヂツとしてる  乘りよるわいとおもてる  千兩二千兩儲けてる  綿を詰めてる  酒飮んでる  顏して住んでる  一日オピアムばかりやってる  百草だのを売ってる  ものとでも思ってる  旅館へ来てる  芹が出てる  そり使つてる  ところ、覚えてる  値が出てる  洟を垂らしてる  手伝つて貰つてる  田地を売りたがつてる  ひとり、頼まれてる  香の籠ってる  釣をしてる  まわりをぐるぐる廻ってる  前後左右に動き廻ってる  花が咲きかけてる  腹の中までも呑み込んでる  真面目に考えてる  親友を持ってる  友達があってもしっかりしてる  吟味してる  雑誌を持ってる  結局駄目にきまってる  なにを自惚れてる  どこが優れてる  二三度云い合ってる  母がもじもじしてる  裏通りを歩いてる  俺達が預かってる  精神的に汚れてる  母から押えられてる  そりゃあ、分ってる  浜地さんならよかろうと思ってる  敏とは愛し合ってる  顔色を窺ってる  浜地を愛してる  敏子を愛してる  平常を知りつくしてる  そのまま持ち続けてる  一度読み返して、考えてる  帰りを待ちわびてる  板をけずってる  編物をしてる  中に閉じ籠ってる  幸福が隠れてる  一つ生れようとしてる  僕だって自分に呆れてる  子供のことを云ってる  心が汚れてる  ものだから、弱ってる  光が美しく輝いてる  髪を結いかけてる  幾日だと思ってる  室に寝てる  美代子はすやすや眠ってる  蒟蒻を取り代えてみましょうか、煮立ってる  髪を梳いてる  手に渡ってる  意識しながら、出来るだけ縮こまってる  繋ぎとめられてる  辺まで進んでる  中で遊んでる  澄しこんでる  五分間も黙って坐りこんでる  二階家の並んでる  病気で苦しんでる  裾から遠く霞んでる  霧にてる  昼寝をむさぼってる  家をすけてる  出発してる  犬が吠えてる  市場にでる  さから脱けでる  死期が迫ってる  列を正してる  気分がいいと感じてる  容態が悪いと思ってる  大変気分がよいと感じてる  大変悪いと思ってる  妙に気遣ってる  二三ヶ月分もたまってる  通知を受けてる  皆不義理をしつくしてしまってる  家へ預けられてる  腹を据えてる  調子でそう云ってる  枕頭に散らかってる  其処にぽつりと置き残されてる  気持で、散らかってる  興奮なすってる  障害を来してる  時期にさしかかってる  ものにじりじり絡みついていってる  苛ら立たせてる  一歩離れて考えれば、馬鹿げてる  僕にもよく分ってる  ことを思ってしてくれてる  死ぬかと思ってる  ように祈ってる  僕の生きてる  君だって、そう思ってる  何だか恐ろしくなって、もう云い止めさせようと思ってる  上半身をくねらしてる  眼をつぶって仰向してる  責任がかかってる  僕を待ってる  紙幣になってる  電燈をまじまじと見守ってる  何気なく見つめてる  片隅に坐ってる  吉岡はすやすや眠ってる  医学専門学校へ通ってる  学資を出してやってる  それを云い出しかねてもじもじしてる  好意を押しつけようとしてる  宣告を与えられてる  生きようと思ってる  疲れが現われてる  斜にさしてる  影にちろちろ泣き後れてる  中に浮出してる  敏子さんは厚っぽくふくらんでる  一心に考え込んでる  一心に何やら考え込んでる  事情が潜んでる  落込んでる  いくらでも馴れてる  貴方も疲れてる  おなかが痛いって寝てる  すきやきして遊んで待ってる  費い込んでる  菜を命じ、ちびりちびりと飲んでる  脱穀をしてる  ねじが緩んでる  ぢが緩んでる  味のでる  から、覚えてる  者は濁ってる  結婚しようと思ってる  姉さんも待ちかねてる  あたいおぼえてる  穂が出てる  さかんに咲いてる  力なくのびてる  笑いに似て咲いてる  手もやせ細ってる  大切りに切ってる  昔からかかってる  老婆になってしまってる  洒はやってる  蝗を追ってる  りぼんをひらつかせつつ走ってる  血を洗ってる  気もみしてる  ふたりは話しながらもひそひそと語り合ってる  おれの生きてる  犬は戯れて躍ってる  餌をあさってる  上をおおうてる  りこくり居眠りをしてる  白波をかすませてる  庭に騒いで遊んでる  小言幸兵衞のもでる  突堤で待ってる  風呂は空いてる  ために出来てる  月賦で買っては変えてる  男は振ってる  死人で、生きてる  外人は、見てる  女を嗅ぎつけてる  今頃サラセンで踊ってる  手が這入って来てる  いらいらばかりさせてる  もんだろうって考えてる  姿勢になって踊るべしっていわれてる  死にたい死にたいといってる  山口からいわれてる  一晩立ってる  汁ばかりを吸ってる  汁ばかり吸ってる  財布を狙ってる  どこにしようかと思ってる  生活なんて、分ってる  それやよく分ってる  速度を、同じだと思ってる  不幸ばかり狙って生きてる  話が聞きたいっていってる  あれは変ってる  うかうかしてる  放送権まで握ろうとしてる  考えごとをしてる  頃、生きてる  顔に出てる  あたしひとりなら、まだまだぶらぶらしてる  塊ってる  頑強にいってる  俺ひとりでどう立ち上ろうと知れてる  初めから罅の入ってる  今頃瞞されたと思って口惜しがってる  あたし聞いてる  ちょっとはどうかしてる  君と逢ってる  知らないで、ただわいわいいってる  今でもはっきり覚えてる  もんだと思ってる  電気もまだこうして点いてる  質問してる  パンを買ってる  感動もせずに聞いてる  底でも縫ってる  酒でも飲んでる  お菊さんが待ってる  ところにもしゃもしゃと生えてる  上を迷ってる  顔が売れてる  今一人来てる  お供すると言ってる  奴に追っかけられてる  停船してる  指を切ってる  血が染んでる  厄介かけてる  からそれでまあやってる  うつまらなくなってしまってる  一つとなってる  授業が続けられてる  読耽ってる  悲しみを浮べてる  陶然としてる  悄気たりしてる  積してる  難民はさし迫ってる  蝟集してる  扉を閉してる  伝説とを持ってる  時代からのものとされてる  称があったと伝えられてる  跡形だけを止めてる  上海に逃げこんで来てる  衝に当ってる  目下救済を受けてる  放送をさせられてる  ターバンを巻いてる  蘇州河岸に立ってる  草双紙類がずらりと並んでる  上海に流れこんでる  牌を弄んでる  租界に住んでる  きっとどこかで無事に残ってる  話を書こう思ってる  診察してる  変に錆びついてしまってる  体臭を分ち合ってる  用事が出来てる  返事が来てる  二通きてる  中途で放り出されてる  恩顧を受けてる  徳としてる  見当がつかずに困ってる  用件で来てる  態度を見てる  下で働いてる  思い浮べてる  担保にはいってる  盃をあけてる  手をやって、引いてる  すり切れてる  覗きだしてる  重みは始終馴れてる  どこかにつながってる  闘士たちが、怪しく入り乱れてる  ここも行詰りになってる  ままに残ってる  背骨にくっついてる  何か怒ってる  整然としてる  期待でもちこたえられてる  脂を浮かせてる  ぼんやりと聞いてる  中を見入ってる  一人で男々しく働いてる  湾曲してる  夕明りを湛えてる  空をくっきりと切取ってる  空には、奥深く晴れてる  眼を上げると、あんまりよく知りすぎ馴れすぎてる  上から蔽いかぶさろうとしてる  それが随分たまってる  何かしらに働いてる  唇をわなわなと震わしてる  うちに、散らかってる  中江が黙ってる  顔付とを見てる  煙草をふかしてる  前に並んでる  純情を包みこんでる  熱気に喘いでる  茫然と佇んでる  脂が吹き出してる  書斎に閉じ籠ってる  何となく私を煙ったく思ってる  一緒にうろうろしてる  排気してる  犯人にきまってる  峯吉にきまってる  勘違いをしてる  苺が出てる  顔して見てる  口をあいて眠つてる  給仕してる  変に気取つてる  ところを気取つてる  それは覚えてる  ものを背負ってる  球に似てる  中へ入って踞んでる  つて踞んでる  稱つてる  光景を眺めてる  人たちはうとうとしてる  連中はどうしてる  鼻汁を垂らしかけてる  元気に茂ってる  こと、はっきり分ってる  生涯、おぶったり抱いたりしてあげると、いってる  屋敷内に住んでる  大変取急いでる  彼女を淡く包んでる  ただ並んでる  幽霊を抱えてる  書面全体からくる生きてる  氷つてる  火葬にしてる  草原でも焼き払ってる  怨霊が迷ってる  岸によろよろとそびえ立ってる  尺八を吹いてる  どこに眠ってる  いつでも言ってる  祖母の話してる  大分発表してる  ままのを着てる  紫になってる  理屈を言ってる  煙ッぽくなってる  斑らに明るくなるので、晴れてる  私の立ってる  湯は始終わいてる  真直にすーっと伸び上ってる  前足を縮めてる  西空に傾いてる  苔も剥げ落ちてしまってる  のか、黒くよごれてる  いたずら書きはされてる  ここに立っていてくれてる  空を仰いでる  人形によく似てる  腹鼓を打ってる  空に黒く浮き出してる  手招きしながら踊ってる  枝にとまってる  椋鳥がとまってる  枝に上ってる  隠居に化かされてる  腹鼓をうってる  傘を持ってる  草刈ってる  何処かで、のっこり立ってる  こっち向いて、だまって立ってる  火たいで待ってる  ぃに食ってる  何処かでのっこり立ってる  火たいて待ってる  紋になったり、ゆれてる  きものをそらで編んでる  歯ブラシとがぶら下ってる  何いれてる  目玉ばっかり動かしてる  二十日鼠まだ生きてる  昼間は暮してる  親たちは骨折ってる  遊び場へ行ってる  資金をつかってる  無料であいてる  インド人をひどく使って儲けてる  茶を飲んでる  いらしつてる  一緒に見えてる  研究論文を書いてる  こはしてる  それや、わかつてる  感違ひしてる  お袋の住んでる  財産は要らないと言ってる  上り過ぎてる  セセラ笑ってる  俺のしてる  形になってる  此処へ来てる  ムチャクチャにこぐらかってる  不足を言ってる  月評を書いてる  連中ずいぶん酷く言ってる  身体もこんなに弱ってる  金で食わして貰ってる  勘定をしてる  修業だと思って、やらして貰ってる  ズーッと見て貰ってる  しかし、荒れてる  身体あ腐っちゃってる  これで一応出来てる  のは、わかりきってる  身体が参っちゃってる  死ぬ目に逢ってる  血が附いてる  頭も悪くしてる  私はこれ程言うてる  みんな追っかけられてる  奴を追っかけてる  店に通ってる  ちゃんと覚えてる  温気とに燃えてる  さに燃えてる  大丈夫生きてる  火が渦巻いてる  ものがぐるぐる廻ってる  真赤になって渦巻いてる  燃え上ってる  余りお世話になってる  仙台で降りればよかった、と思ってる  みな中庸を得てる  ものにしてる  調子がととのってる  灰をかきならしてる  自分自身に言ってきかしてる  結婚問題が持ち上ってる  新緑になりかかってる  花はちらほら咲きかけてる  秋田洋子が勤めてる  仕事をさせられてる  怪しげに光ってる  人たちが仰言ってる  待ち伏せしてる  彼が少し酔ってる  作法だけを心得てる  愛を夢みてる  敵はもう勘づいてる  毎日歩哨に立つてる  涙が流れでる  一茶がうたつてる  りりと照らしてる  トマトを眺めてる  モー角が生えてる  畑にかくれてる  ツ啼いてる  雀に聞いてもかくしてる  ドンドン叩いてる  金も出てる  今、流行ってる  受合や言うてる  のはよく分かってる  のが間違うてる  争議を起してる  先頭やないか、負けるに決まってる  皆、儲けてる  事やったら、よう分かってる  位分かってる  田村へ行ってる  人が持ってる  了解を得てる  縮小されてる  歪曲されてる  運命を持ってる  揶揄してる  ところから来てる  人をふやしてる  変にきいてる  ことを已にやってる  結束を計ってる  仕事だけはやって行こうと思ってる  君がこっそり貰ってる  キット考えてる  可哀相に置いてけぼりばかり食ってる  方が分ってる  んと入ってる  大分宿代を滞こらせてる  便所へ行ってる  他人の働いてる  ことにしたいと思ってる  ウマク宣伝してる  日給いくらだと思ってる  棒みたいに立ってる  倍以上も貰ってる  悲観してる  誰かに参っちまってる  蒼白になってる  画策してる  矢張り分ってる  躍起になってる  工場長は云ってる  一点に向ってる  理屈だって云ってる  事務所に行ってる  宣伝をしてる  対策はやってる  馳け廻ってる  女だってことが分ってる  一もみしてる  ア駄目だと云ってる  眼をすえてる  ストライキなど、望んでる  絵なんぞ書いてる  埼ちやんは、どうかしてる  つて向いてる  正面から静かに眺めてる  待遇してる  みな寝てる  約束になってる  話をし合ってる  僕が起きてる  旅館に泊ってる  感じが、冷たく、しゃちこばってる  精一杯に押し隠してる  いつかは打ち明けるにきまってる  嫌いかがはっきりしてる  微笑してる  酒場に働いてる  高木さんから無視されてる  音とも分らないが、コトコト叩いてる  中を叩いてる  仲に立ってる  お家がならんでる  人をつれて来てる  囃子がきこえてる  邸へもお出でる  外洋へでる  方が、安いにきまってる  云はうとしてる  死を考へてる  幻を描いてる  寢入つてる  緒子は起きてる  唄つてる  なつて、うるんでる  自分で、一寸もてあましてる  お母さんはどうしてる  紫色してる  つて泣いてる  思い違いしてる  幾つも書き散らされてる  わたしが見てる  名がほのめかされ、そして消えたり現われたりしてる  父へ持っていってる  ソロバンではじいてる  茂みがこんもりと高まってる  燃え立ち盛り上ってる  中に坐らせられてる  自分で打ち消そうとしてる  絵に似てる  マチエールを生かしてる  硝子戸になってる  犯人は分ってる  北村はやってる  心配をしてる  ふだん、困ってる  咀嚼しようとつとめてる  笑顔で控えてる  顔が、利いてる  女中風には装ってる  方向に向いてる  菅原へ話しかけてる  小さな花もあるが、既に大きくなってる  夏休みが、早く済めばいいと、思ってる  裏木戸と言われてる  御無沙汰してる  影に設けられてる  私は丁度向いてる  三人から注視されてる  教育してる  中にぴかぴか光ってる  方で黙ってる  方でも黙ってる  規定されてしまってる  片隅に寄り集ってる  丸がこんなに錆びてる  順一さんはどうかしてる  成長してる  燭台の乗ってる  火がちらちら揺ぐので、みよやは開いてる  せいか、多少静まりかかってる  一人がやってる  調子は、ずいぶん酔ってる  者は、帰って来るにきまってる  成年にきまってる  のを拵えてる  人間を歪めてる  方は少し飲みすぎてる  帯をぐるぐる巻きつけてる  体躯と、禿げ上ってる  方へ行って、開いてる  うまいものにかつえてる  却って元気になってる  のか、うっとりしてる  周夫妻がゆったりおさまってる  出世しようと考えてる  すべては、入り乱れてる  方は諦めきってる  山頂に薄くなびいてる  戸籍も無くなってる  戸籍面から抹殺されてる  戸籍も恐らく無くなってる  ただ盛り上ってる  弁当を食べようかと思ってる  者、坐ってる  火口を眺めてる  自由に散らばってる  木に、並んでとまってる  俺は考えてる  恩人だとも思ってる  半ばたゆたってる  印象が峙ってる  旅から帰ってる  私をからかってる  菅原にもかけられてる  幾度かくり返して行われてる  不正も、或は企まれてる  ために集まってる  通過してる  コースを辿ってる  人を溺らしてる  彼等は集まってる  腺病質らしいが、高く張ってる  利用してる  陽が高く昇ってる  半ばはいってる  上につき出てる  平素とはなんだか違ってる  抑制してる  受け応えをしてる  心構えは出来てる  らしてる  縁台に腰掛けてる  編物ばかりしてる  大勢いらしてる  今ちょうど、そうしてる  富子を説き伏せに来てる  松本が寝ついてる  小泉博士が来てる  反映がさしてる  釦をきっかりはめ、酔ってる  田島が黙ってる  はみな巻いてる  小説なども読んでる  山に住んでる  噴火口で、円く深く落ち窪んでる  ものを含んでる  平家建てが並んでる  酒に親しんでる  ことはきいてる  疎開してる  男とやってる  門をでる  夜更しをしたくないと思ってる  んじゃあるまいし、実際馬鹿げてる  うまいことをやってる  林とをどう思ってる  火を見てる  近いうちに此処を出ようかと思ってる  一体余り遊んでる  祕密にしてる  信仰は生きてる  見ものだと思ってる  先決問題だと思ってる  駄々をこねてる  あいつを食ってる  から知らねえと云い張ってる  前から毎晩立ってる  碇泊してる  尻押しをしてる  奴ですよ。使ってる  しこたまこしらえてる  金は、いくらでも出すと云ってる  連絡を持ってる  お湯を売ってる  敏感になってる  んと思ってる  ためにそう思ってる  はいんなさいって云ってる  俺からトットと出て行けと云ってる  ゃ真面目に云ってる  弾丸を使ってる  おらんでる  舞台に即してる  雛もてる  恰好だけれど、泣いてる  あくびをしてる  万もででる  勤めに着てでる  兵士とならんでる  僕等がねてる  海洋奇談をやってる  弁当持ってる  君持ってる  ものにはおぼえがないと言ってる  ものは、無くなるにきまってる  正気で言ってる  子供を買いかぶつてる  訳をしてる  同情を求めてる  あたし、すこし、考へてる  あんたとしてる  大庭さんが見えてる  火、よくおこつてる  胡しよう、出てる  あたしが来てる  誰に言ってる  主人公は勿論、もでる  お嬢さんを知らずに言ってる  樹は枯れかかってる  おかげだか、わかってる  底におぼれてる  夜風に吹かれて立ってる  壺を見上げて、ワイワイ言ってる  せいでどうかしてる  水正、まだやってる  何を言うてる  商売が成り立ってる  抱えをおかないでやってる  富士見へ行ってる  米を作ってる  ただ今までは悪かったと言ってる  水腫が来てる  一升買いしてる  銀ちゃん栗栖君を何と思ってる  体してる  叔母さんとこへ通ってる  人たちも働いてる  お父さんがぶらぶらしてる  うまいものはないと言ってる  あんたこのごろ何考えてる  岡惚れしてる  逢曳してる  さきまで見抜いてる  日照り雨が渡ってる  招ばれてる  わりにぴんしゃんしてる  からばつを合わせてへいこら仕えてる  色をかえて怒るにきまってる  ものを見てる  品質もまさってる  においがしてる  これでも考えてる  こともあり、かかってる  一つ考えてる  おいらもまだ考えてる  衣で包んでる  それを囲んでる  厳島に行ってる  笑い顔をしてる  間から出てる  末路はわかってる  みんな、ほめてる  ことは、わかってる  面をかぶってる  者にわけてやってる  みんなそっちへ行くにきまってる  私は操られてる  私を嘲つてる  進行してる  今年は投げてる  弟はどうしてる  理由はわかつてる  學試驗を受けてる  何だか生きてる  乙さんなら知つてる  事で揉めてる  花でも見てる  山登りもふっつり止めてる  形が違うてる  よう似てる  名前も住んでる  なに読んでる  それゃ、読んでる  偏見をもってる  一羽のこってる  んだい、おそろしく変ってる  時分からすきでやってる  くりのこってる  私にきまってる  ことはないっていってる  おはぎ、出来てる  方針はあるにきまってる  ものを集めようと思ってる  二つのつよく光ってる  作家はよくやってる  あれこれ考えてる  いまこれをしてる  目算をもってやってる  眼で微笑み合ってる  殊に荷物を持ってる  角農業をやってる  アメリカへ行ってる  所がいろいろ話してる  ものは揃ってる  田舎とは全く違ってる  愛着を失ってる  不平を感じてる  綿がはいってる  ものですから、ぐっしょり濡れてる  玩具になってる  皺を寄せてる  中を飛び廻ってる  毎日会社に勤めてる  枝葉が出てる  邸宅を構えてる  引続いてる  中で暮してる  外を駆け廻ってる  街路で働いてる  灯のともってる  何とうようよ巣くってる  不平を云ってる  立上ろうかどうしようかと、一寸思い惑ってる  芝居が初まってる  もやもやしてる  窓から見てる  彼を探し廻ってる  金を送ってる  嫁いってる  五十円六十円と送って貰ってる  逓信省に勤めてる  水洟をすすってる  屹度私から覗かれてる  娘と始終落ち合ってる  関係はどうなってる  面白いから、そうしてる  問答をくり返してる  まま眼を見張ってる  中だけに秘めてる  蒼脹れしてる  札の出てる  長年東京に住んでる  影なんかはなくて、媚びを含んでる  いよ、待ってる  縁は切れてる  鬱積してる  上に掛ってる  床の間にのせられてる  額にのせられてる  障子にはまってる  お前を苦しめてる  衰弱が重ってる  何を描いてる  何物かに裏切られてる  蔵されてる  君に描いて貰いたいと思ってる  花なんか可笑しくって馬鹿げてる  啓介は眠ってる  お前は淋しがってる  何処かどっしりしてる  木下君に描いて貰いたいと思ってる  感染ってる  皮肉で云ってる  病気をしてる  絵を見てる  それらを支えてる  球面で出来てる  一人遅くまで起きてる  ごまかそうとしてる  知らん顔をしてる  方がいつも勝つにきまってる  ことはしてる  戦には勝つにきまってる  それらのものに包まれてる  心には無くなってる  心にも無くなってる  審問をでも受けてる  何か憂わしげに思い耽ってる  襖が、こつこつと軽く叩かれてる  二つ浮いてる  身を横たえてる  ラッセルが残ってる  君がどうしてる  水に浮いてる  母に逢いたがってる  啓介は覚えてる  女も疲れてる  あなたは考えてる  中に揺られてる  ことが、生きてる  髪の毛、黒い光りを放ってる  あなたにも通じてる  やり取りしてる  間を飛び廻ってる  岡部君を持ってる  勝手に起きてる  眼がさめてる  其処に置かれてる  卑劣だと思ってる  二人共眠ってる  心が握ってる  皆眠ってる  君は、ただ待ってる  何か云い合ってる  静に流れ出してる  死を想ってる  魂は汚れて醜くなってる  後姿を見送ってる  皮下に汗ばんでる  岡部君が呼んでる  別に読んでる  解決を望んでる  子供も待ってる  うちに、待ってる  外へ来てる  夫を待ってる  アイソづかしを言ってる  人が言ってる  苦痛を叫んでる  足をしてる  一番可愛がられてる  温和しくなってる  評判となってる  今日行われてる  過程に跨がって作られてる  立場は各々違ってる  道を間違ってる  何処かに尚だ残ってる  誰でも心得てる  学説は古臭くなってる  綾羅に包まれてる  主張を持ってる  頭株に数えられてる  ものと思ってる  位階勲等を持ってる  実行的基礎を持ってる  初めから徳永商店に長く粘り着いてる  血が残ってる  低級小説ばかり読んでる  立身出世に繋いでる  活動力に富んでる  情味に富んでる  理解んでる  啣えて引込んでる  噴火坑上に踊ってる  クロンボを勤めてる  根柢に構わってる  満身に張切ってる  ため眠ってる  雨戸が下りてる  吸口まで滲み出して来ると、締めてる  総が下ってる  声ばかり聞いてる  のというは間違ってる  ように違ってる  海軍省が伏せてる  号外が最う刷れてる  姉さんたちに遊んでいただいてる  二人とも、けろつとしてる  つて坐つてる  膳が出てる  日本精器とかへ勤めてる  裕君は、どうしてる  百年二百年続いてる  墜すにきまつてる  別に逃げてる  お前の考へてる  ぢつとしてる  いやにすつとしてる  用意はできてる  風にとれてる  覚悟をきめてる  奥さんのしつかりしてる  むづかしいもの読んでる  参加を拒んでる  意見がでる  みんな、あんなによろこんでる  傍が恐いとか何とか云ってる  雨も降ってる  いつまでへばりついてる  みにしてる  子供らは入ってる  身辺を取捲いてる  ひとがいってる  小原東城にいってる  あそこに行ってる  そうこうしてる  ユックリ流れてる  手してる  北海道によく似てる似てる  仔馬あ見てる  銭あ、まだ足りてる  お祭りにゃ、ごっつおして待ってる  から灰は相当入ってる  僕あ言ってる  農政方面をやってる  青春を感ずると言ってる  代り立ち代りつめかけてる  歌うたってる  実習もさんざんやってる  君なぞは、見てる  アンカンとしてる  二年ばかし行ってる  んだなどと言ってる  正直に言ってる  ょうだん言ってる  シンケンで言ってる  これでずいぶん早く、もう、走ってる  つうんで、なぜだてんで、問いつめ攻め立ててる  こいつは酔ったまぎれに言ってる  タブラかされてる  喜助さんっ、そんな、酔ってる  壮六あ酔ってる  クシャミこいてる  ましに来てる  金吾をだましに通ってる  一升さげて来てる  血道をあげてる  吹雪いてる  ナニしてる  点々になってる  月が照らしてる  うつ伏せになって泣いてる  馬車で行ってる  赤ちゃん持ったりしてる  骨を折ってきてる  しか出来てる  金吾がこうして青くなってる  ちょっと見てる  馬鹿にふるえてる  目を見てる  今聞えてる  誰が鳴らしてる  たちがならしてる  小人がならしてる  あちこちしてる  心配をかけてきたので、もうすまないからと言うんで逃げ廻ってる  皆さんでおいでる  毎年おいでる  真面目に読んでる  御蔭だと云ってる  喰はしてる  想はれてる  本書に及んでる  水にも映つてる  いつでも見えてる  麥酒がいつも、冷えてる  我等の借りてる  位ゐに冴えてる  痕にたまってる  方に寄ってる  ところにぐずついてる  妹もなりたがるにきまってる  ッ母さんが来ると言ってる  承知するに定まってる  ッて、棄てられるに定まってる  年を取ってる  物アとっくに直ってる  年ごろだから、焼いてる  ぎゃア泣いてる  二階が明いてる  ア騒いでる  一様に黒く並んでる  島流しになってる  異彩を放てる  応援演説にでる  こほろぎ鳴きええてる  言をいってる  ことを聴いてる  萄酒はじけでる  暢気そうに睡ってる  俺の云ってる  水神様だと云ってる  爺さん、すこし、ぼけてる  私がぼけてる  書に通じてる  始末をしてる  尻尾が切れてる  嫁さんをもらわなくちゃなりませんが、どうかしてる  ように、可愛がってる  疲れになってる  十二時まわってる  兄さんにかわってやってる  俺が歩いてる  響応になってる  傍を通ってる  夜一人で通ってる  午睡してる  蟻の塔が出来たり、どうかしてる  男が揃ってる  時節を待て、よく判ってる  のは判ってる  失敗して困ってる  生命を投げだしてやってる  強請をやってる  ことでもやってると思ってる  これだと思ってる  これは判ってる  賽ころを揮ってる  廊下とんびでもやってる  商売もしてる  伴れて来てる  二人で宜しくやってる  跟いて来てる  なんだ、何もかも判ってる  ことをしやがってる  親切に云ってあげてる  ちゃんとあがってる  のだが、判ってる  から、きっと困ってる  粛正してやろうとしてる  事情じゃなかろう、ほれてる  何人か来てる  二人来てる  男をこしらえるなんて、ふざけてる  しまえと云ってる  どんだって、どうしてる  奥さんは、どうしてる  ためにやってる  大将はふざけてる  馬賊にでもなろうと思ってる  ちゃんと種があがってる  詞どおりにすると、云ってる  脂が入ってる  大事にしてくれると思ってる  俺は、どうかしてる  何時まで黙ってる  奥さまをもらいに来てる  匂を嗅いでる  から、休んでる  かってに遊んでる  三人で飲んでる  そうだよ、担いでる  音は何ぞと云ってる  喫ってる  傍から見てる  舞踏でもやってる  手足をびくびく動かしたり、坐ってる  先生も持て余してる  随意にびくびくやってる  方法をいろいろ考えてる  彼女のふざけてる  面影の残ってる  さっきから松原を通ってる  作用を持ってる  足の向いてる  魂がうろついてる  嘘を読んで嬉しがってる  出来上ってる  角が裂けてる  一本になってる  どてらに話しかけてる  責任でだいぶやってる  何だか馬鹿にされてる  どてらが云ってる  から、黙ってる  儲け口が転がってる  たくさん日が余ってる  身体が纏ってる  からん意味がだいぶ違ってる  坑夫になれると思ってる  汽車の動いてる  時分には、また生き返りたくなるにきまってる  真面目を話してる  血が通ってる  成語にもなってる  ようにでき上ってる  はずれからこっちまで突き通されてる  町の通ってる  領分を犯し合ってる  中を通り抜けてる  饅頭が多少残ってる  比較して見るとだいぶ違ってる  大事件じゃないくらいは分りきってる  赤毛布を着て立ってる  赤毛布を被ってる  から大丈夫と思ってる  男について何一つ好いてる  何を売ってる  塞ってる  空を背負ってる  中を、少し明るく通り抜けてる  仕掛にできてる  因縁で互に持ち合ってる  みんな根が生えてる  もので、はあ、はあ、と聞いてる  事も出来るにきまってる  人間はこうできてる  目に逢わせて嬉しがってる  がんと鳴ってる  ところだと思ってる  ように疲れ切ってる  厄介になりつけてる  馬かと思ってる  寒いほど黒くなってる  引ッ繰り返ってる  飯も食わず、どうして好いか迷ってる  大勢のやってる  夜が明けてる  残念に思ってる  脳天まで長くなってる  向だけは各々違ってる  道がくねってる  馬鹿となってる  心持になってる  名だと思ってる  生涯練羊羹ばかり味わってる  天職を帯びてる  真面目に書いてる  外で聞いてる  四つに分れてる  石塊をこつこつ欠いてる  一つでも預かってる  坑夫になってる  囲炉裏を取捲いてる  出方一同から、冷かされてる  囲炉裏へあたってる  平気で坐ってる  みんなこっちを向いて、光ってる  奴が揃ってる  距離がだいぶん詰ってる  鼻眼鏡で圧しつけてる  講釈をしないでも知れ切ってる  斜に曲ってる  陽気にうたってる  先を聞いてる  己もそう思ってる  寄席を聞いてる  側に坐ってる  さでは、やっぱり降ってる  雨はまだ降ってる  声を出して唸ってる  泥だらけになって、濡れてる  踊をおどってる  あすこに這入ってる  一番上に乗ってる  ぞろぞろ転がってる  毎日食ってる  虫は依然として食ってる  のがいっぱい詰ってる  シキへ連れて行くって待ってる  孔が開いてる  電車さえ通ってる  直こなされるにきまってる  上から抑えつけてる  何が這入てる  槌を使ってる  ばたばたやってる  初さんの立ってる  液体が動いてる  真中に転がってる  いつまでも煙が這ってる  鉱を落してる  眼先がつかえてる  落第するにきまってる  梯子が懸ってる  どこまで続いてる  指で提げてる  一遍初さんに聞こうかしらと思ってる  頭から暗闇に濡れてる  ように深く開いてる  底でも働いてる  何時間水に漬かってる  眸を漬けてる  誰でもそうにきまってる  底に死んで活きてる  安さんが生きてる  安さんさえ生きて働いてる  帆木綿にくるまって、ぶら下がってる  戸棚に這入ってる  今頃はしきりに敲いてる  倅だと思って敲いてる  余り眼を覚まして敲いてる  人を釣ってる  通学させてる  何しに、あんなに光ってる  シキに這入ってる  つまり自分が苦しんでる  単衣一枚で凌いでる  天辺まで引込んでる  向を覗き込んでる  坑夫の住んでる  みんな坑夫の住んでる  山が囲んでる  こっちを覗き込んでる  なかに屈んでる  親方の住んでる  幾通りも並んでる  病院をでる  そとへでる  覚悟が出来てる  爆発するに決ってる  処が疼いてる  血を噴いてる  足が痛んでる  んだか死んでる  ぞろぞろとでる  夜中にでる  りょう耳から流れでる  法事へいってる  風に結ってる  心に合ってる  近いうちにどっかへ一寸行って来たいと思ってる  海は見つめてる  気持はしないにきまってる  あすこで泣いてる  それがわかると同時にやたらにすれてる  海へ行くと云えばきまってる  ことはわかつてる  方よ、きまつてる  こと云つてる  光のまだ残ってる  空劃線を描き出してる  行列を作ってる  青空を仕切ってる  茫然と見とれてる  ベルンに来てる  展望してる  中に交ってる  二つ重なり合ってる  肩からのぞいてる  塀立してる  歩哨を承ってる  停車場で待ってくれてる  間を行ってる  糸の懸かってる  席に掛けてる  方に誘って、晴れてる  停車してる  皆一緒くたになってる  遊び場にしてる  半分雪に埋もれて立ってる  此処からは、晴れてる  車室にじっと坐ってる  私たちの立ってる  電車を動かしてる  岩角を畳み合せてる  湖畔を走ってる  奴が付いてる  無上の光りに輝いてる  一緒に搖れてる  如くに輝いてる  日が輝いてる  空にそびえてる  つたへてる  真中があんまり明きすぎてる  竹で出来てる  立派に生えてる  のは分ってる  女房を持ってる  顔で伸してる  ハンドルを握ってる  仕度は出来てる  半分燃えてる  迷惑してる  センチになってる  から起きてる  ようにつもってる  洗濯物を干し忘れてる  宙に吊されてる  故障となってる  印刷されてる  飲み屋に行ってる  雑誌社に勤めてる  道理で似てる  小杉喜久子に似てる  君は似てる  あなた似てる  なにを真面目くさってる  あとを続けてる  喪失してる  茶の間で話しこんでる  三つ四つ並んでる  大気が白んでる  鳴き騒いでる  波に乗っかってる  礼を聞かっせえ、待ってる  倦きはてる  雲雀が啼いてる  どこで啼いてる  ぢけてる  脊筋を、こんなに曲げて着てる  特別洟汁がでる  仕事にでる  活力にみちてる  機嫌にくらい酔ってる  味をもってる  恥をかいてる  そッくり半分残ってる  俺には分ってる  狂言まで決ってる  だれだってそんなこたァ分ってる  小倉君、分ってる  大切におもってる  俺はにらんでる  折本になってる  朝顔の咲いてる  勅使橋がかかってる  茫然してる  爪先も分らなくなった、そうして活きてる  口の開いてる  症が知れてる  死人がでる  銀座へでる  誰かが呼んでる  商店がぽつりぽつりと建ってる  読書に耽ってる  きれいな絵本に見入ってる  汗をにじませてる  荷物を引いてる  心にはっきり残ってる  それをお聞きしてる  退屈なすってる  教師が少くなってる  火が入ってる  陽が陰ってる  ですよ。陽が陰ってる  ことは乗り超えてる  者ではなく、心から寄りかかって来てる  毛先だけを軽く縮らせてる  彼女を支えてる  躑躅がよく咲いてる  躑躅が好く咲いてる  息をきらしてる  縁起がいいと言われてる  亀踊りをやってる  足を振り動かしてる  側を流れてる  あだなされてる  正覚坊が眠ってる  宗教撲滅運動やってる  ソヴェトで出してる  者がどしどし働いてる  五日週間で働いてる  瓶握ってひょろついてる  襤褸みたいにぶっ倒れてる  子供が実によく働いてる  可愛いピオニェールになってる  婦人労働者はしっかりしてる  プラカートがかかってる  祭日にしてる  強化をはかってる  指導勢力を持ってる  三年目になってる  念頭にもってる  ヤッキになってる  一流新聞タイムスが、書いてる  正月してる  音をさせてる  處に掛けてる  つた、然うして活きてる  帰えっておいでる  家が起きてる  光の見えてる  密着してる  着物に着換えてしまってる  番号がちがってる  顔付をした、まるまる肥ってる  挨拶を交わしてる  頭を下げてる  勝が出てる  眼玉がぎらぎら光ってる  三分の一ほど書いてる  一人で想ってる  内容だけが変ってる  居所判ってる  同棲してる  承知しきって、ようく解ってる  世辞を云ってる  升田は弱い弱い云いよるけど、勝ってる  これも酔ってる  将棋をさしてる  何かお捜しになってる  お前持ってる  山から山へ飛び移ってる  雷を鳴らしてる  山の上を飛び廻ってる  誇りにしてる  無理を来してる  襯衣を着てる  あちらに寝てる  齒はおまへに似てる  みそさざいなら射てる  酢糸とは、シャレてる  下へ降りてる  誰しも考へてる  女が踊ってる  首がのっかってる  盛に働いてる  美観と思われてる  ゴーリキーがとても褒めてる  一人トラクターで耕してる  魚スープを煮てる  ものを皮肉ってる  ボンヤリ書いてる  却ってスッカリ書かれてる  恋愛を書いてる  共同耕作は終っちまってる  集団農場へ入りたがってる  者はほざくにきまってる  いつだってほんとに生きてる  そこで云ってる  ように終ってる  九年コンムーナで暮してる  十年もやられて来てる  幾分儀式ばってる  風の吹いてる  梢に残ってる  中に群れてる  大空に見入ってる  大海を見渡してる  待構えてる  養殖してる  ちょっと北さんを恨んでる  ほんとうに私を待ってる  袴を着けてる  人が聞いてる  お父さんの喋ってる  街はぴかぴか光ってる  思いになってる  ダイヤモンドを持ってる  山なんか持ってる  駄目だっていってる  宮様になれると思ってる  服を持ってる  服は持ってる  の子はずいぶん変ってる  何をそうじろじろ見てる  お前の持ってる  お茶をこぼしてる  アアミンガアドさん、何で泣いてる  あなたの考えてる  ほんとうはありがたいと思ってる  つもりになってる  ミンチン先生が睨めてる  事を話してくれてる  つの星が光ってる  ちんちん煮立ってる  セエラさんは変ってる  人になりたいと思ってる  子供も持ってる  僕の持ってる  エミリイを、生きてる  着物は濡れてる  死ぬにきまってる  泥まみれになってる  皆はげらげら笑ってる  鋸屑のつまってる  これを持ってる  ために持ってる  宮様にいってる  自分のなすってる  顔をなさってる  パンを売ってる  あなたお腹がすいてる  雪で包まれてる  血でもひいてる  あなた大変疲れてる  お話をよく憶えてる  ベッキイを叱ってる  罪をなすりつけてる  皮を拾って食べてる  足がまるまるしてる  のが入ってる  燈火はすっかり消えてる  塵がたまってる  何かこそこそやってる  上座に坐ってる  ちゃんと解ってる  私はただ見えると思ってる  人達とは違ってる  所に立ってじろじろ見てる  方をありがたく思ってる  娘が生きてる  休みになってる  皆百合を摘んでる  娘さんでも住んでる  夕立を浴びてる  毎日キチョウメンにできてる  淫風うずまいてる  一休みしてる  メシを食ってる  ところに待ってる  マキ割りしてる  ラジオの鳴ってる  報道に欠けてる  裏づけ調査を行ってる  証言してる  不規則でずれてる  先生が待ちかねてる  安川久子嬢は云ってる  声をハッキリきいてる  声をきいてる  発射されたにきまってる  素ッ裸でせきこんでる  確実だと思いこんでる  生活を為すべきかと思い迷ってる  暮れかけてる  新聞を見てる  富永さんから金を引出そうとしてる  金を引出そうとしてる  心掛でやってる  思い惑ってる  ぴちぴちはしてる  謎をふりまいてる  私たちは互に愛しあってる  あたりに漂ってる  からあなたをいたわってる  あなたに引ずられてる  後をつけられてる  枝葉がこんもりと差出てる  空高く超然と照ってる  一鑿から像が生きてる  物を考え考え云ってる  意味はよく分ってる  土間に並んでる  日が暮れてる  顔を知られてるにはきまってる  強情つっぱったって分ってる  人馬鹿にしてる  あなたの持ってる  人ばっかり騙してる  脳膜炎を起しかけてる  あなたもそうやって坐ってる  駄目だと云ってる  上前をはねてる  なに講義してる  おっかさんが見えてる  顔ばっかり見つめてる  剥れちゃってる  立ちかけてる  車庫で、しっかりしてる  から悠然とかまえてる  上へ落しながら、悠然とかまえてる  反撥していれば、それだけ嬉しがってる  いつから赤旗を読んでる  研究時期に這入つてる  12回もでる  間違いなく詳しく載ってる  奥さんが来てる  いつまで便所にはいってる  宙吊りになってる  襲はれてる  小成したいと思ってる  先から煙の出てる  フランス語をやってる  夫婦になってる  公に許されてる  刑法に触れてる  法律に触れてる  引繰り返へつてる  電話をかけてる  俺に似てる  ソレに似てる  そりゃあ解ってる  変だって言ってる  感じがよく出てる  霧がさあっと流れてる  半年ほど積もってる  私たちは待ってる  最後まできちんと出来てる  呼び出しをくうにきまってる  なにやってる  ナナエは嫌がってる  景色を見てる  絶対、待ってる  ほか、しっかりしてる  カヌーを持ってる  天気図を見続けてる  気持ちが通じてる  山でぐるっと囲まれてる  目を閉じてる  授業中にすぐ寝てる  みんなやってくれてる  エリアからはずれてる  自由に飛びまわってる  私たちを見てる  ハツキは言ってる  テニスに狂ってる  コーチに好かれてる  ストロークをやってる  のかよくわかってる  人になってる  毎日夢を見てる  夢は、はっきりしてる  なかでも、起きてる  みたいに、はっきりしてる  明かりを消して、じっとしてる  ものすごくはっきりしてる  ふたつの世界に生きてる  いまここでこうしてる  眠ると、起きてる  ときと起きてる  お母さんは、なんて言ってる  しかたも、言ってる  私がなってる  私になってる  ふたりが考えてる  墓が欲しいと言ってる  可能性としては残ってる  私は思いはじめてる  まま生きてる  一人称になってる  三分後にはもう眠ってる  私自身もそう思ってる  たくさん残ってる  布団にくるまってる  いつのまにか直ってる  ガムがころころしてる  私に戻ってる  かなり遠くまで来てる  私たちを運んでくれてる  おなじ作りかたをしてる  ガムを噛んでいて、いいなあ、おいしいなあ、と思ってる  いま重なり合ってる  昔に戻ってる  ひとつに重なり合ってる  リカと、よく似てる  時間は流れてる  みんな家へ帰ってる  みんな覚えてる  空気も吐いてる  言葉で言ってる  いちばんすっきりしてる  ユリエって、覚えてる  リカは覚えてる  元気にしてる  お父さん、変わってる  逆戻りになってる  六年まえまで戻ってる  ユリエはいまでも生きてる  過去へ戻ってる  小学校四年生にまで戻ってる  逆に生きてる  猛烈に降ってる  クラス会へいってる  外を歩いてる  誰が来てる  紐が入ってる  ものすごく降ってる  いまでも動いてる  今日とほんとに良く似てる  今年はいつもとちがってる  ヒトミは、覚えてる  出来事がなかったら、忘れてる  心配はいらないと言ってる  別荘へいってる  地球は動いてる  どこで出来てる  風邪をひいてる  お母さんは信じてる  友だちを待ってる  手を叩いて喜んでる  トモは死んでる  コピーを取り出しては、読んでる  口に入れて噛んでる  三年まえに死んでる  こが住んでる  中でうたつてる  鬼灯がうたつてる  のばつかしよんでる  ア、怒ってる  ヤア降ってる  ア彼方は降ってる  神域をでる  小さな旅行にでる  威しにでる  旅にはでる  音のでる  斜面へでる  旅行にでる  そこをでる  入口へふと浮かびでる  船もでる  何度もでる  中で組んでる  答のでる  露路をでる  迎ひにでる  隣家をでる  後悔がはじまつてる  色彩にみてる  もの、光りみてる  男を探しにきてる  男を変えてる  やうに出来てる  祭りこまれてる  奥に、強く燃えてる  負債を持ってる  いつまでもぼんやりしてる  気持に浸ってる  嫌になり、生きてる  一体をなしてる  時や、切ない悶えに悩んでる  もんだ、しかし、ああ落ちついてる  眼をねむってる  そこにいるって言ってる  眼をつけてる  みんなも言ってる  おとめちゃんが燃えてる  柔らかい明暗もてる  遺伝されてる  匂ひ出してる  気になってへばりついてる  まじめに言ってる  お母さんもどうかしてる  焼跡を毀してる  其処に集ってる  平生から扶持を受けてる  既う充分解ってる  妻子を養ってる  店をでる  知恵がでる  形にこしらえちまっちゃ喜んでる  こうこしれえちゃ楽しんでる  世の中へでる  圓太はでる  あとへでる  与太郎のでる  圓朝涙のでる  目はでる  洒落に飛び込んで泳いでる  お化けのでる  術使いのでる  給金になってる  父さんさぞ困ってる  小噺しってる  クサクサしてる  退屈で困ってる  みんないってる  そりゃ分ってる  お願いするといってる  ところへ上がられたらせっかく入ってる  団子を頬張ってる  師匠だ多少は似てる  年期のかかってる  賞めてくれてる  昼寝もしてる  べったらに寝てる  師匠お株をやってる  鼻明かそう明かそうとかかってる  ここへきてる  何は行ってる  嘘だか、いってる  網羅されてる  熱意を欠いてる  意志に生きてる  詩を書いてる  茲に収められてる  多く書かれてる  終戦直後では、踏み切ろうとしてる  私自身でもまだはっきりしてる  線に跨ってる  本書に収められてる  風俗習慣などについて、誤ってる  あれこれ物色してる  進行しだしてる  其処に立ってる  闇を透し見てる  夕刊を拡げてる  翻訳小説を読み耽ってる  ようにくっきりとして、細長く消えてる  私はその伏せられてる  もっと露わな眼付を持ってる  関心さに包まれてる  草履にのっかってる  軽やかに垂れてる  足はすらりと伸びてる  触感を持ってる  何度もくり返してる  彼女からじっと見られてる  窓から外へつきぬけてる  其処に坐ってる  揶揄されてる  円満に出来上ってる  可なり欠けてる  多年馴れ親しんでる  郊外に住んでる  物を書いてる  空想で生きてる  めぐりしてる  連想されてる  時日をかけて考えてる  自分を書いてる  山腹をよじ登ってる  キリスト教の持ってる  口を拭いてる  女性関係なんかはないとしてる  負債に思ってる  いつか書いてみたいと思ってる  記録といわれてる  描写せられてる  徹底を欠いてる  扉にぶつかってる  ものを、多少は捉えてる  態度をきめてよいか迷ってる  芸妓があいてる  常々言ってる  一つとされてる  こんもりと茂ってる  却って風致をましてる  石像が並んでる  くよくよしないでやってる  門が閉まってる  工合で面白く生きてる  金が落ちてる  から、多少こざっぱりしたなりをしてる  ところへ行ってる  お父さんつて雨が降つてる  十年暮してる  何でも捕えようと思って慌ててる  小作人どもは、ワイワイ云ってる  心は眠ってる  羽織なんか着てる  旦那かって聞いてる  二十人も乗ってる  一人ずつ附いてる  俺と話しをしてる  お前は一体何だ、と聞いてる  何だって跟けられてる  労働争議をやってる  兄弟たちが闘ってる  あそこに集ってる  手薄になってるに決ってる  それに、決ってる  事でもしてる  何見てる  上から見てもゾッとするのに、負ぶさってる  病熱になやまされてる  何かを訴えてる  かたまりでもはいってる  沈黙を守ってる  君のことばかり考えてる  健全だったので、それでもち堪えてる  瞑想してる  凝視してる  探査してる  眉根によってる  私は少しおぼえてる  なつて騒いでる  畦に生えてる  こと言はんかて分つてる  どこが変ってる  指環はめてる  何のせてる  ぢやもう起きてる  何しろ乾いてる  火が廻つてる  作法を心得てる  留守にしてる  毎朝、わかつてる  チユーブが破れてる  らへてる  神経がどうかしてる  方へ、凝ってる  時が来てる  今日かと待ってる  禅に凝ってる  後ろから招いてる  方はだいぶ弱ってる  ここで思ってる  ことばかし言ってる  仏面になっちまってる  後を継いでる  面目をつかんでる  十本もさがってる  何だかうじゃうじゃしてる  繰り言ばっかり言ってる  生涯楽をさせようと思ってる  母さんの言ってる  ためにかかってる  同僚などもこそこそやってる  十五年も生きてる  快方に向いてる  目がさえて困るといってる  役者はなかなか威張つてる  幾度となってる  乞食してる  適つてる  負けに負けて売つてる  思いちがいをしてる  玩具にされてる  供給してる  外套を着てる  観透してる  のにきまってる  たしかに沈まない、きっと浮ぶにきまってる  外で鳴ってる  中で鳴ってる  此頃ぼやっとしてる  自動車に乗ってる  横着を極め込んでる  髮はどうだ、長くして分けてるか、それとも短く刈り込んでる  世話をして呉れてる  彼の立つてる  云つて特に懇意にしてる  時計を賣つてる  張つた顏してゐて、脅えてる  近くで待つてる  邊で待つてる  お前さんの着てる  僕の着てる  のを履いてる  足袋はどうだ、いつも穿いてる  斯う話してる  鞄をさげてる  時計を持つてる  一つ時計を持つてる  用意して呉れてる  警戒がうまく行ってる  面なんかしてる  から、そう言いたくないと言ってる  母が泣いてる  肖像を描いてる  鯉と遊んでる  あたしがつかりしてる  まさか道草を食ってる  者にゃ慣れてる  時から知り合ってる  みんなが黙ってる  推量は、当たってる  何を云いつかって来てる  黒門町へ帰ってる  御用を承ってる  仕業だと、にらんでる  由利さんの死んでる  植込が生い茂ってる  斜めに深くおりていってる  洞窟にでもなってる  こをしてる  半ば土に埋ってる  地面にのっかってる  通りもう崩れかかってる  いやに固まってる  井戸枠に腰掛けてる  ぼんやり眼をやってる  茫と青白く光ってる  申上げてる  昔話に基いてる  叱られて泣いてる  古び廃れてる  額をもってる  斑点を交えて落ちてる  ゅっきゅっと拭かれてる  あすこが開いてる  ことをされてる  房子を云いこめてる  一日中馳け廻ってる  茶の間にじっと坐ってる  馬鹿みたいになしてしまってる  おののかしてる  西瓜をかじってる  前に置いて眺めてる  変にびくびくしてる  座敷からさしてる  眉根をぴりぴり動かしてる  うちに渦巻いてる  焦燥してる  松木が生きてる  笑顔を続けてる  深みへ吸い込んでる  縁側に屈みこんでる  ため残暑になやんでる  お前が行ってる  てんてこまいで忙しがってる  犯人はわかってる  明日までにはつかまるにきまってる  報告がのってる  新聞にはまた大きくでる  五十銭出してる  日劇でもうやってる  相談しようと思ってる  評判で弱ってる  芝居をしてる  トリオと心得てる  始末に弱ってる  割に入ってる  大江美智子の出てる  客は入ってる  領域を犯してる  アゲられてると出てる  時効ものと分ってる  ビュー/″\言ってる  女の子等の残ってる  換へをしてる  味を買ってる  畜生何言ってる  皆相当あはてる  調子やってる  三時迄やってる  僕の思ってる  二百円前借してる  駅食堂で待ってる  四方山話してる  手紙が来てる  食堂でポツンと待ってる  万才をやる、酔ってる  レコードかけたりしてる  愚談してる  撮影してる  軍隊が取りまいてる  市街戦が始まらうとしてる  神田の歌ってる  これが又受けてる  横浜へ出さうとしてる  それから伊藤松雄を訪れ、話してる  二分も入ってる  から分ってる  ことをして喜んでる  表情してる  使はないと言ってる  伊藤松雄から斎藤豊吉が来てる  創作が入ってる  声をやってる  吹込み、待ってる  手違ひで向ふでは待ってる  こっちで欲しがってる  何て言ってる  屋井が待ってる  演出してる  外へ出ようと思ってる  一同あはてる  二円半もとってる  他よくなってる  のんきなこと言ってる  注文がきけないと言ってる  川口両人が来てる  畠へ出てる  炬燵へ当ってる  姉さんぐずぐずしてる  方はもうよくお知り申してる  何か落ちてる  足をどうかしてる  水天宮さまが見えてる  杉寛の腰かけてる  客が落ちてる  喰はれてくさってる  支度して待ってる  音をきいてる  こと繰り返してる  追っかけられてる  二三時か、と言ってる  音がして、寝てる  田坂具隆は確りしてる  口をあいて寝てる  料理人が来てる  入浴してる  セリフやってる  内田先生づっと見てる  初めっから出てる  何うかと思ったがよく受けてる  機嫌よく出て来てる  労れてる  迎へが来てる  白毛染をやってる  補助椅子も出てる  なぞは、洒落てる  顔で、よろしくやってる  仕込みに住みこんでる  何だか音がしたと思って見てる  もんには分ってる  チャッカリしすぎてる  看板、ひっくり返ってる  溝へおっこちてる  奴がたきつけてるにきまってる  みんな困ってる  だって、のましてる  あすこに立ってる  だって、立ってる  のがやっとついたって、とてもよろこんでる  ほこりがでる  名のってでる  抜け穴から外へでる  本道へでる  千本松峠へでる  火がでる  カーテンから外へでる  ようやというてる  猫女だといってる  拷問されてる  みんなきてる  何をぐずぐずいってる  山が吹きこぼれてる  白山が見えてる  ピウピウ吹いてる  野郎毎朝眼が覚めてる  お前さんが黙ってる  ようにしてあげてる  機嫌ばかり取ってる  小僧にでもやったらと思ってる  裏を覗いてる  隙を狙ってる  眼附をしてる  所に立ってる  横顔が似てる  頭から濡れてる  喧嘩ばかりしてる  母様はなぜそんなにチクチクばかりしてる  串談でやってる  香気を立ててる  重圧を加えてる  現実に生きてるその生きてる  於て行われてる  発展させられてる  機会にかかってる  ことは、云わずとも分ってる  現在行われてる  如何に多く押しつけられてる  彼等に生きてる  太棹も聴いてる  堕落しきってる  ゴルフをやってる  ないしょで見せたいといってる  仕事を持って来てる  仕事があって忙しいんで、困ってる  ちょっと待ちたまい、眠ってる  草根木皮で、ぷんぷんさしてる  おしまいはきまってる  犬が吼えてる、吼えてる  びどく暴れてる  亢奮してる  一端を強く裂いて除けてる  房がもう出てる  すかんぽだ、すっかり枯れてる  高麗丸が行ってる  昆布が散らかってる  梯子段だけでもってる  灯も近々と綴られてる  スウイスイと刈り立ててる  方はずしてる  振り振り客呼びしてる  中へはいってる  菫が咲いてる  四十雀が鳴いてる  から牡丹餅をこしらえてる  パンだな、焼いてる  原からうれしがってる  野に生えてる  そりゃあ誰か呼んでる  俺を呼んでる  江差追分とか呼んでる  草餅を揉んでる  燥いでる  そこらに倒れてる  モスタアはすでに死んでる  世話をしてゐて呉れてる  豆撒きしてる  買物位ゐはしてる  不審に考へてる  厭がつてる  動きかけてる  霊魂から責められてる  から君の持つてる  君の持つてる  激昂してる  すべて京都から来てる  間起きてる  今電報を待つてる  何しろ手紙を出してる  行違ひが出来てる  うちではたいへん怒つてる  帰りを待つてる  人の住んでる  呼びかけをもってる  広場に飾られてる  手に入ってる  豆がくっついてる  眼はどうかしてる  紅葉したりしてる  字が消えてる  もう半分以上こわれかけてる  猛獣と戦ってる  一頭だけたおれてる  毛皮のさるまたをしてる  採集してる  コントロールを考えてる  ものは見んでもわかってる  まじめにいってる  熟練に欠けてる  小説的にできてる  弾がはいってる  ぼくだってわかってる  責任をせおってる  島にとどまってる  目を光らしてる  物語はいつはてる  それを読んでる  うから、なんとなくふさぎこんでる  ぼくらが住んでる  からいつもふさぎこんでる  水上に浮かびでる  木蔭に休んでる  ちゃんとにらんでる  どこにひそんでる  沸立ってる  モーリアックが書いてる  人、ぼうぼう燃えてる  施設がなされてる  区別されてる  四方八方開放されてる  不良だと言われてる  遊びまわってる  厳禁されてる  憂鬱さに陥ってる  生捕りにしてる  ことによって、生きてる  鯉が放たれてる  諦観に達してる  他に見てる  厳守してる  不浄とされてる  嫌悪軽蔑されてる  神へ近づいてる  累積してる  亀と仲よく食べてる  匐ったりしてる  性質を見通してる  疑問で、ただのそのそ歩き続けてる  ここに着いてる  みんなから笑われてる  今かけてる  言葉を発してる  漁を楽しんでる  ボートの浮んでる  中に盛られてる  一番頭に残ってる  字がはいってる  そこで待ってる  部屋に坐ってる  ことを憤ってる  ものを見落してる  ものを、見落してる  何に囚われてる  己を捧げてる  声張りあげてせんど泣いてる  誰も驚きあわてる  茶菓がでる  時間ぎれを狙うてる  それで生きてる  肩肉の盛り上がってる  親方が呼んでる  歯軋りを噛んでる  発表されてる  昔話に終ってる  掌握してる  言葉使いが為されてる  熱量を含んでる  心中から湧きでる  痛感してる  あっぷあっぷやってる  モラールを求めてる  宣伝されてる  進展を夢みてる  はつきりと見られてる  報道がでる  お稽古も、やってる  部屋で待ってる  そこに落ちてる  先にやってる  太陽がてる  会を牛耳ってる  アルバイトにでる  街道へでる  余裕がでる  道から脱れてる  上流を溯ってる  舷へ乗り出してる  のには、軽くて、はやく射てる  苦戦して、弱ってる  目があいてる  新婦とが相並んでる  力を注いでる  櫟の立並んでる  楊柳の立並んでる  支那人を惹きつけてる  これを押し切ってる  工作が行われてる  修業してる  仏教はもはや生きてる  待望されてる  泌みでる  手紙でも持つてる  幾人もの女を持つてる  コオセットをはめてる  たしかにそう思ってる  真を欠いてる  隠居さんからお話を伺ってる  品物を入れてる  僕も困ってる  どこで売ってる  ようなのでそういうといってる  叢生してる  開拓に向けられてる  さらし木綿は滲みでる  口をすぼめて、滾れでる  すてき、よう出来てる  どこか明いてる  そんなら開いてる  無駄口を叩いてる  横取りでもしてる  物にしてる  汐に乗ってる  独りで焦れてる  今までいくどもいってる  ずり廻ってる  三進も行かなくなってる  俺がやってる  悪口ばっかりいってる  王様がいらしてる  子供だと思ってる  王様から預ってる  ひょっとすると、もう殺られてる  まり窮してる  解散させられると決まってる  いざこざはいわねえといってる  林はすこしあわててる  誰が持ってる  山木が持ってる  痴者だから、もうとっくにとっ捕まっているにきまってる  タキシードを着てる  形相をしてる  血眼になって探してる  ことで、と笑ってる  これで充分急いでる  盛んに飛んでる  有明荘を立ち出でる  窓をむいてる  腰に提げてる  覺えてる  中へ入り込んでる  文句を讀んでる  湯気のでる  事を考へてる  好きで出てる  先刻からあんなに頼んでる  日向ぼっこさせてる  胸に光ってる  あっち向に立ってる  窓からキラキラ日光がさし込んでる  寝台が並んでる  寝台に休んでる  何を怒つてる  添付されてる  馬車へのってる  おしゃべりに歩き廻ってる  馬車にのっかってる  寄り道にきまってる  のがなくなっちまってる  列に立ってる  ところにかたまってる  方から誰かがのび上ってる  女医者マリアが棲んでる  もので膨らんでる  一花ずつ咲き出でる  小作ソーギなんぞやってる  かいつだか、深く愛し合ってる  雨戸一枚を閉め忘れてる  ことにはしたが、愛し合ってる  神経が少しくたぶれてる  物影がさしてる  姿に重ってる  大勢混雑してる  叔母さんはじっと考えてる  叔母さんがたいへん手馴れてる  人だの、逢いたがってる  そこに籠ってる  客が立て込んでくると、ぶらぶらしてる  横目でちらりちらりと見られてる  飲み食いをしてる  勧告してる  天然色長篇映画が来てる  一対になってる  白布に包まれてる  ものが来てる  白無垢を着せられてる  何かで被われてる  ところが欠けてる  遺骨が無くなってる  方を喜んで食ってる  我慢して食べてる  中に浮いてる  餅を食ってる  酒の多少まわってる  なに云うてる  よそから人足がはいってる  一晩たってる  我慢して働いてる  景気がでる  はてしもなく続いてる  円天井に閉じ籠られてる  靄を作ってる  出口を持ってる  根を据えてる  何を笑い続けてる  気力つきてる  中に埋もれてる  日光の漲り溢れてる  五倍も大きくなってる  道場になってる  紙にぶらさげてる  客寄せにやってる  買つてる  パトロンと会うてる  ただ広くたまってる  平べったく、浮き出してる  死気に生きてる  地面に伸びてる  身を曝してる  手は伸びてる  自責の念を覚えてる  人間に許されてる  のは、実にばかげてる  棒で突っついてる  半ば気が狂ってる  火を燃やしてる  地面に埋ってる  半分ばかり吸ってる  独り頷いてる  者になってる  葦を焼いてる  火を燃やし続けてる  中華ソバを営んでる  申合せてる  自分は泣いてる  パパ、美しくできてる  術に達してる  上での生きてる  問合すと、年老いてる  方が気に入ってる  上は生きてる  ものと思い込んでる  自分で好んで、はいってる  実験をしてる  惜くないと思ってる  彼は落ちてる  茸などを食べ、ところどころに湧き出てる  絹をつけてる  ぼんやり眺めてる  年をとって死にかかってる  魔法使いの住んでる  鈍痛のこもってる  脂のぎらぎら浮いてる  中につっ立ってる  実を奪いあったりしてる  方、見上ぐるばかりに聳えてる  ものを蔽いつくそうとしてる  うちに、ぽつねんとしてる  自動車が来てる  それが光ってる  発作にでも駆られてる  表皮だけが汚れてる  遠くから見てる  煙を吐いてる  ことなどを考えてる  中などを、考えてる  戸は夜通し開いてる  食慾を持ってる  身内が軽々と澄んでる  三挺ばかり来てる  筈だ、もう疾くに出来てる  廓中のを、こうやって引受けてる  ッたって、預ってる  桟なんぞに乗っかってる  施を受けてる  袖に縋りゃ、抱えられてる  廓にこだわってる  何だか夢を見てる  電燈が映ってる  様子は分ってる  生命がなくなるとばかり信じてる  処とばかり思ってる  手放で揃ってる  忰は稼いでる  渡船を呼んでる  可愛がつてる  これでなかなか開けてる  世の中はうまくできてる  両方兼ねてる  注文してる  やつぱり世の中はうまくできてる  社会に出でる  毎日飛び廻ってる  ぼんやり過してる  ように、ぽつねんと居残ってる  近くざーっと捲き返してる  耳をかしてる  頭を揃えてつきさしてる  水へもぐろうと低く低く渦巻いてる  案内すべえと思ってる  旅客をけなし、遅くまで居残ってる  川に群れてる  鳥の飛んでる  カモがこないかなと考えてる  あなたたばこ持ってる  馬を売ってもよいと云ってる  たばこがきれてる  学校から火事がでる  蔭で覗いてる  水の上にええてる  有平糖でできてる  翅を生やして飛んでる  女房って、そう呼んじゃいけないって云ってる  誰を食わしてやってる  男に云ってる  あんが苦しんでる  将棋やめてしもたら、生きてる  もんは、指してる  人間が立つてる  冗談半分に云い争ってる  長火鉢にしがみついてる  から謝ってる  光を放ってる  身じゃないかも知れないと思ってる  ことが実際に起りかけてる  縁からぶら下げてる  それにきまってるとすれば、残ってる  隅に残ってる  星を眺めてる  欠点を持ってる  仕事も、長く放ったらかされてる  ぼんやり思い耽ってる  息をしてる  足かを伸してる  腹をつき出してる  偶像を抱いてる  濡ましてる  日向に写ってる  半ば離室になってる  平素愛読してる  一塊になってる  髪を乱してる  それを押えてる  眼を定めてる  星が光ってる  彼が黙ってる  身動もしないで、すやすや眠ってる  赤ん坊もまた疲れてる  いつまでも端坐してる  眼を開いたり閉じたりしてる  小さな花を一杯つけてる  ぼんやり見開いてる  字に曲げてる  根元を堅く結えられてる  執務してる  不思議なのは、離れてる  赤味のさしてる  枕頭にじっと坐ってる  そうですけれど、そんなに寝てる  薬とを取りに行ってる  微笑を浮べようとしてる  隅に押しやられてる  襁褓を取代えてやってる  引吊ってる  十時頃彼女は、寝てる  誰に似てる  父親に似てる  順一が眠ってる  ように、じっとしてる  腹からつんと出てる  臓腑が腐ってる  外へ投げ出してる  ように飛出してる  のか覚めてる  下を焚きつけてる  隅に眠ってる  くるりとしてる  疲れを覚えてる  痙攣を起してる  縁側に当ってる  敷布団が湿ってる  うわべだけぎらぎら光ってる  お腹は小さくなってる  あたりを見廻してる  何かを抱いてる  あなたが坐ってる  ものとが、ごった返してる  伏金を叩いてる  夜遅くぼんやりしてる  我知らず聴き入ってる  ぢまとまとまってる  何処からかじっと見られてる  児を見守ってる  務めをしてる  乳を上げてる  看護してる  ごらんなすってる  手に残ってる  身を支えながら震えてる  呆気に取られてつっ立ってる  空に傾いてる  何処までも続いてる  乱射を投じてる  硝子に映ってる  影を見つめてる  肉を引きつらして、泣いてる  出しっ放しになってる  下に据えてる  母性のみが持ってる  声を低めてる  彼はにじり寄ってる  胎内を見守ってる  中に飛び込んで、暫くつっ立ってる  秋子によく似てる  ただ怪しく張り切ってる  腹に宿してる  竜子を愛してる  腹の中に宿ってる  うまい物を食べさせたりなすってる  それを押しつけようとなすってる  一つ二つ輝き残ってる  ぼんやり考え耽ってる  下に、むっくりと脹らんでる  息を喘いでる  調子で向うから呼んでる  赤ん坊もぐっすり寝込んでる  腹膜で悩んでる  前を塞いでる  菌がいっぱいはえてる  夢をどうしても忘れかねてる  花が落ち散ってる  手入れなんかをしてる  天井につきぬけてる  私をじっと眺めてる  十分に働いてる  酷に寫されてる  慈愛に富んでる  なんだって二度もやって来るだろう、煩く云っていたらくれるとでもおもってる  いままですやすや眠ってる  僕にわかつてる  元来、そんなにしつかりしてる  しなやかであるが、抱いてる  複雑に生きてる  みんな魔のさしてる  感じが出てる  気持ちがきまってる  制服を着てるけど、じっと見てる  説教をしてる  家に来てる  母がいってる  どこからかけてる  会社勤めをしてる  から何度も見てる  あなたに頼もうとしてる  完結してる  何度も見てる  ところと、なんとなく似てる  紙と似てる  口説いてくださってる  すべてはうまくいってる  維持されてる  お仕事をなさってる  お話しさせていただいてる  お話をしてる  血を引いてる  所蔵されてる  美穂ちゃんに似てる  都電が走ってる  のも覚えてる  往ったり来たりしてる  結婚しない、と言ってる  顔して食べてる  美樹子さんに似てる  ヴェテランになってる  美樹子はそう言ってる  歩道に面してる  いつまでも黙ってる  何度か見てる  気持ちがよくあらわれてる  玩具を作ってる  人見知りしてる  あなたとヨシオは似てる  これだけしっかりしてる  ここに戻ると言ってる  俺も描いてくれ、と言ってる  あれでいかしてる  顔にも合ってる  貧乏小説にきまってる  話になってる  きみを見てる  安定してる  経験してる  母がかならず作ってる  のだと、いつも言ってる  石鹸を入れてる  いまこうして見てる  ヒントになってる  血が出てる  勃起してる  工事してる  午前中にほとんど終わると言ってる  電話してる  いくつか残ってる  ちょっと目を離してる  私が働いてる  ように見てる  話がいってる  ところで抱き合ってる  事情をかかえてる  足は濡れてる  軽快で洒落てる  すっきりしてる  影響してる  なにかを待ちかまえてる  ひとりで立ってる  都電を待ってる  油絵になってる  女性になってる  から続いてる  家を探してる  アパートを持たせてる  力説してる  絵は描いてる  仕事はしてる  ひとりで待ってる  アイロンをかけてる  絵は洒落てる  西瓜を食べてる  母を見てる  趣味で作ってる  私が引き受けてる  毎年、いってる  近くに住んでる  六階で呼んでる  お茶を飲んでる  充分に踏んでる  私が住んでる  ピーズを摘んでる  たかて、こないしてる  しろへ廻して小さうしてる  釜からでる  ちの思つてる  さうに呼吸をしてる  銀色をしてる  ほかた禿げてる  給仕をしてる  人は、まだ眠つてる  あたしに似てる  あんたに似てる  気持ぢやないにきまつてる  こと気にしてる  つて来てる  何かしら動いてる  心奪われてる  仕事に縛られてる  ことも、起きてる  底に籠ってる  凡ての閉じてる  夜を徹してる  二の腕に付いてる  坊ちゃんに惚れてる  若い女たちが見てる  相場はきまってる  ヨタだなんて考えてる  失踪してる  ものを拾って喰ってる  垣根に添うて点いてる  亡霊と向いあってる  何探してる  マッチを探してる  のをびくびくしてる  金だって循環してる  男と来てる  物あ覚えてる  みんながこう呼んでる  天元堂がのぞきこんでる  源サンがねころんでる  九九は覚えてる  外から首を突きだしてる  三時間ぐらい突っ立ってる  もっと力が欲しいと嘆いてる  五哩も駈けてる  遊び半分に駈けてる  人間をつれて走らせてる  犬をつれてる  ジイーッと立ってる  ゆずりたがってる  賭け将棋で食ってる  どこをのたくってる  細工物をやってる  物をこしらえてる  どこに隠されてる  角をひくと云ってる  から行かないと云ってる  お前が勝つにきまってる  フシギですよ。一回戦で負けてる  熱情のでる  帯がほどけてる  人の見てる  なに、切れてる  おかみさんが来てる  それあきまつてる  訴訟してる  きり縛られてる  物を考へてる  私に分つてる  君が借りてる  澤山のうろついてる  一つの空いてる  吃驚して立ってる  云ひ出して来てる  もんは、片づいてる  大変苦しがつてる  立派に途切れてる  心臓だけはしつかりしてる  当り前に打つてる  配達してる  磨きが掛けてる  鶏を飼ってる  恰度両極になってる  女と思ってる  底から出て来て、浮いてる  貴方を美しいと思ってる  写真をよく見てる  箸も持たずに生きてる  あれに似てる  ビク/″\してる  君は痩せてる  固守してる  一番よく出てる  てる人に酷く似てる  兄が死んでる  そこへしこってる  君の名まえを呼んでる  文学に親しんでる  表現技法とに限られてる  作者に許されてる  航海にでる  肉をもってる  きれいに燃えてる  これよりおきてる  何もないにきまってる  説明をつけてる  斯うやって見上げてる  かお色をしてる  気がするにきまってる  頭を持ってる  私怒ってる  間つきあってる  事にでもするかなと思ってる  観に行ってる  親友といえども、持ってる  会社で拵えてる  東京に行ってる  君演説をやってる  何か書いてる  車が早く廻るので、乗ってる  法はないと考えてる  足元で少しばかり鳴いてる  野糞を垂れてる  湯気が立ってる  古家をそのまま使ってる  室は空いてる  飯を掻き込んでる  穴はどつちを向いてる  気質もよく分ってる  自分でも、どうかしてる  芸者をしてる  死ぬ用意をしてる  ちゃんとなすってる  りっぱに守ってる  無理をなすってる  方へよりかかっていってる  誰からかつけねらわれてる  あたしをつけねらってる  誰かにつけねらわれてる  村尾さんと逢ってる  力を入れてやってる  瀬戸際におしつめられてる  岡惚をもってる  浮気をしてる  ひとを守ってる  注意をむけてる  歩いてるのか駆けだしてる  のか、もうだいぶ酔ってる  あたしを見据えてる  いやいやをしてる  日頃ひいきになってる  足もとがふらついてる  まんなかに坐ってる  芸者なんかしてる  頬をつつんでる  隙のぞいてる  どこかを見てる  暖くさしてる  翌朝自分の眠ってる  ように覚えてる  顔色を見てる  母に言ってる  刀抜いてる  刀を抜いてる  から臼につき、おしてる  ラトゥウルをどう見てる  からかつてる  突つ放して書いてる  みんな味方面はしてる  たか覚えてる  調子に乗つてる  研究を重ねてる  上にだいてる  村松さんが待つてる  のが休んでる  ぢれつたがつてる  帰つて来たら、もう寝てる  皆から呼ばれてる  見境が無くなってる  ことをよく知っていながら、酔っ払ってる  朝から酔っ払ってる  砂利を投げ散らしてる  内山に附き添ってる  ソバを食べてる  石鹸箱を持ってる  買物籠を提げてる  朋子がじっと附き添ってる  念も交ってる  自分では、いつも、もうやめようと思ってる  自分で笑ってる  饒舌になってる  後々までしつこく覚えてる  ことをはっきり覚えてる  相手をなすってる  内山さんに仕えてる  ひと、酔っ払ってる  宙に見据えてる  死ぬがいいし、生きていたければ生きてる  穴が開いてる  から朋子は、眠ってる  歌を口ずさんでる  一本頼んでる  木管でひいてる  京都に似てる  妨害をしてる  出征してる  やつぱり出入してる  嫁づいてる  ドーランは持つて来てる  助手をして下さつてる  ことでまだ揉めてる  うちへしよつちう来てる  ちよつとかうハキハキしてる  石屋さんなんかをみてる  娘さん識つてる  識つてる  応接、空いてる  面倒にしてる  肩を怒らしてる  あそこへ勤めてる  想像をしてる  女中部屋が空いてる  酔つて云つてる  なにを考へてる  あなたを責めてる  ときよりも、こつちへ来てる  断念しかけてる  みんな水が出てる  つて、勘づいてる  なに云つてる  思つて、考へてる  字に似てる  喪服を着てる  一方にぶらさがつてる  例外扱ひにしてる  限つてる  ものに、驚いてる  威張つて云つてる  投資をしておいでる  その間ヲヂちやんと遊んでる  問題で、あんなに騒いでる  犠牲者がでる  酒がでる  だれを流して荒れ狂ってる  へんになってる  駄文ばかり書いてる  迷児にでもなってる  底を含んでる  噛へ込んでる  手で遊んでる  間を繋いでる  人を呼んでる  ぢかんでる  價値を感じてる  筋肉にでも集めてる  飾つてる  何を泣いてる  椽に立つてる  手から弄り直してる  手に持つてる  拵へてる  小山は話しをしてる  二人の立つてる  事をみのるが考へてる  はつきりと開いて見据えてる  蓄へてる  飯を食べてる  樣に生れ付いてる  手から發行されてる  胴上げでもされてる  彼方を向いてる  横んなって寝てる  たづねて仮にわかてる  雪に熱てる  父もてる  中に墜ちて困ってる  宿へ着いて食おうと思ってる  煙筒を出してる  海岸に沿って流れてる  沈没したに決まってる  採用されてる  上座に控えてる  支払が余り延びてる  アルメニア地方に伝わってる  なかに書いてる  洞窟内に祭られてる  鉄柵でふさがれてる  一心に見入られてる  陋屋に住んでる  つて、もう落ちかけてる  野菊の咲いてる  彼女が向いてる  山内に敗けてる  これだけわかつてる  大西つて知つてる  呆やりしてる  お前たちのは、踊ってる  畳を嘗めてる  高尚ぶってる  内弟子になってる  人が見てくださってる  んだとさ、すっかり忘れてる  そこがあいてる  辛棒してる  居眠りなんかしてる  人間はないと思ってる  涙を出してる  二人並んで立ってる  旦那を愛してる  韃靼人が泣いてる  人間にはもうこりこりしてる  坊主の持ってる  女の持ってる  赤児の持ってる  爺の持ってる  岸に砕けて遊んでる  デカデカとでてる  鑑察してる  それを話してる  椅りかかってる  ブラブラしてる  使丁の立ってる  道を考えてる  特別に悲しんでる  カンガルーの跳んでる  葉がそよいでる  バラック小屋を見、ぎっしり立ち並んでる  腰掛に、はみ出てる  三十度も傾いてる  なかに、ぽつりぽつりと建てられてる  軒を連ねてる  荷物を背負ってる  麦の伸びてる  花、ひっそりしてる  支柱で支えられてる  蔓から群がり垂れてる  軒先に持ってる  心は深く繋がれてる  心持ち斜面をなしてる  横手にひかえてる  たくさん咲いてる  植木鉢なんかに植わってる  植木屋はみなそうしてる  わたし一人で、生きてる  移動してまごついてる  瞑想に耽ってる  幹は無くなり、残ってる  精一杯に伸ばしてる  子供じみてる  今ごろどうしてる  庭あるいてる  仕事をやめてる  小説に書いてる  池のおもにてる  空は晴れてる  にこにこ独り笑いをしてる  性質は似寄ってる  私がじっと眺めてる  返辞一つしないで、ただしくしく泣いてる  返辞に迷ってる  大丈夫だよ、黙ってる  酒気のさしてる  真剣になってる  球を撞いてる  電燈がともってる  雲にさしてる  月かげの淡くさしてる  気持で、寝静まってる  中から月がでる  この間から行く行くって云ってる  事は云ってる  人が落ち合ってる  朝鮮へでも行こうかと思ってる  事も無かろうかと思ってる  倍になってる  代から贔屓にしてやってる  呉服屋が儲け過ぎてる  剣呑になってる  ために稼いでる  たくさん並んでる  何にもしないで遊んでる  坂井では定めて騒いでる  二年も見てる  わされてる  ものとなされてる  全部に被いかぶさってる  濾過してる  決心をしてる  対照させられてる  パンを焼いてる  嫗にさも肖てる  笑ひがどうも、生きてる  星をみてる  人ジッと見てる  ジッとみるのよ、怒つてる  西へ向いて靡いてる  拡大してる  足がしびれてる  火も落ちてる  若葉を出してる  小枝が垂れ下ってる  上にぴたりと据えられてる  能力を持ってる  お上さんがどう思ってる  呪縛してる  靴下が少し汚れてる  一つ持って来てる  一つ持ってる  ナイフを持ってる  爪切り鋏を持ってる  二冊持ってる  一組持ってる  両方とも持ってる  加減に坐ってる  服用してる  物を見てる  噴火口がどうなってる  底のぐらぐら沸き立ってる  一部に、ぐらぐら沸き立ってる  口を利けず、じっと見つめてる  赤熱の光りは淡くなり、ただいぶってる  海苔巻などを頬張ってる  起伏してる  私に残されてる  煤煙に黒ずんでる  女みたい顔してる  心臓が鳴ってる  動悸がしてる  私、うまくやってる  ぐりぐりができてる  ところに出来てる  電燈が消えてる  マア、だいたい読んでる  小説が騒々しいのによく似てる  ようだって言ってる  婆様も、弱ってる  嫁御に行ってる  がきも、生きでる  丘裾を、担いでる  留守宅を預ってる  虚心坦懐に振舞ってる  原稿として出来てる  砂糖砂糖と騒がれてる  切つてる  言つて横道にまごついてる  言るにきまってる  何処をやってる  此の間中のと、また違ってる  のをやってる  真面目に聴いてる  くせ、じっとしてる  野田さんやなんか、どうしてる  ことを、何とか思ってる  恰好してる  写真なんか集めてる  モツコで捕つてる  どこかしぐれてる  何、いとしゅうて泣いてる  一生嫁に行かねえで待ってる  死ぬ方が間違ってる  直立さされてる  少年の立ってる  私が行き合わしてる  どこぞ咲いてる  近所に咲いてる  目に残ってる  税を納めに来てる  お酒ばかり飲んでる  野良へでる  洒落がでる  此方へ行きしてる  おはよう。せいがでる  そこだけ湿って黒ずんでる  欝そうに黙りこんでる  電気器具を拵えてる  配電会社に勤めてる  周囲に与えてる  煙草など吹かしてる  方向を持ってる  華かに謳われてる  小さな店舗を出してる  市井的気分を愛してる  眼を光らしてる  一廻りし、戻ってきて、まだ起きてる  空想的に見開いてる  屏息してる  端に坐ってる  手に曲ってる  こちら側に坐ってる  雲の上に寝てる  油の煮立ってる  伏さってる  目玉をぎょろりとさしてる  世に出てる  それを考えてる  そばにぴたりと付き添ってる  木にかけられてる  広場に拵えられてる  なにかしんしんと考え耽ってる  放心してる  たくさん飼ってる  兵隊になってる  ちゃんと心得てる  おれは気に入ってる  世の中に生きてる  手を放てる  お茶を入れてる  ムリしてる  大謀網もやってる  源泉にきまってる  手筈になってる  沖へでる  人も、たぶん死んでる  無心に遊んでる  云はれてる  器量にひかされて来ると自惚れてる  男に惚れてる  亭主を持つてる  お前をほしがつてる  かんばんまで遊んでる  洗濯してる  思つて待つてる  先どれほど生きてる  砂利だけを煮てる  アスファルトはもくもくと煮立ってる  上から斜めに下されてる  葉を出してる  砂利の煮えてる  犬歯で軽く押えられてる  萠え出してる  室内がぼうっとしてる  酒を飲んだりしてる  笑みを洩してる  伸び上ってる  ように這ってる  無数に重なり合ってる  小便をひっかけてる  小便をやってる  抽出をかき廻してる  やつが、ぐらぐら煮立ってる  中に煮立ってる  地面から公孫樹はつっ立ってる  空に伸び上ってる  ロマンスの潜んでる  もの持ってる  一寸顔を出してる  のは馴れてる  ことをすると、思ってる  まさか、惚れようと思ってる  円持ってる  のはいいけど、寝てる  金なら持ってる  あれほど言うてる  みな困ってる  おれの言うてる  そこへ行ったら売ってる  品はわかってる  今うちへ来てる  ところで、坐ってる  おれのしてる  ものなんか、持ってる  キリキリ舞いしてる  おれが探してる  おなか空いてる  母ちゃん今頃どないしてる  帰り待ってるにきまってる  母ちゃん心配してる  なんや、怖がってる  なんや、ふるえてる  警察だと判ってる  用はきかなくても、判ってる  顔をさらしてる  のを、黙って見てる  色がまだ濡れてる  一銭も持ってる  泳ぎを知ってる  留置場へはいってる  毎日泣いてる  ちょっと顔をだしてる  眠りを待ってる  今でもやりたいと思ってる  おれもそう思ってる  男だと言ってる  不変歌を作ってる  歌を作ってる  歌人扱いにしてやろうと思ってる  完了してる  雑誌をとってる  調子を失ってる  だんだん乱れて来てる  詩形を持ってる  浜べにならんでる  なぎさにならんでる  卵がならんでる  しげつたやしがならんでる  雲がならんでる  店を預ってる  模様のはいってる  夜店に出てる  監督にいってる  仕事をして動いてる  君のことをいってる  たくさんそろってる  貝殻のはいってる  貝殻を磨いてる  蝙蝠傘を翳してる  前で話してる  行つて待つてる  しか待つてる  先生がどつさり持つてる  性質を持つてる  つて男泣きに泣いたなんか振つてる  何処を歩いてる  私はもう黙つてる  行違ひで貴方を恨んでる  なに窮してる  みんなやせてる  のかしら、それとも眠つてる  出品してる  不快を抱いてる  默祷してる  病氣をしてる  事を書いてる  私を好いてる  袖口が綻びてる  水でもかけられてる  お呼びなすってる  なんでも、いくら惚れてる  二人しょってる  二人老母が附いてる  望みで生きてる  栗がなってる  からここに来てる  太鼓で捜してる  久しぶりに生きてる  良人が迎えに出てる  右手をくじいてる  礼をいわれてる  あっちへ行ったといって、立って見てる  態にしまってる  一桁上を行ってる  何が来てる  侍さんがねじ込んで来てる  五百両も持ってる  胴へ巻いて持ちまわってる  勝手に振られてる  十手をいただいてる  所望なのは生きてる  伊田君が受取ってる  男と女だって、生きてる  もう少し残ってる  仕立物どころをこしらえて上げてる  何でもないなあ、解ってる  戸さんにして貰ってる  閉口したと見えて、よく覚えてる  職業も持ってる  ことをしないにきまってる  ときさえすればいいと思ってる  本よんでる  お詫びを云ってる  熱心にやってる  上滑りしてる  中でなにかぶつぶつ呟いてる  校正をやってる  外に向けてる  折にぶつぶつ呟いてる  泡を吹いてる  上にかかってる  程度にぐつぐつ煮たってる  熱をあげてる  胸中に秘めてる  それから一二度逢ってる  別所がやってる  石ころにしがみついてる  生活にはいりかけてる  闇に没してる  君が酔ってる  エキストラとして手伝ったりしてる  そこから物を言ってる  のはくすぶってる  横行してきてる  コンクリーで出来てる  らに多くて、ぼたりと落ちてる  着してる  李が住んでる  誰か人が住んでる  木が立並んでる  神戸に行ってる  あいたいと思ってる  家で借りてる  ようにとまってる  手を作ってる  ところに生えてる  芽生がそのまま朽ちてる  細胞全体をうるおしてる  財布をもってる  のまでが見えてる  蕾をもってる  コロコロころんでる  問題を話し合ってる  委員会なんか開いてる  つて帰つておいでる  ほかで進んでる  酔が錆び付いてる  勝つたも考へてる  喰べてる  ものとして、云い出でる  手を持ってる  鉄砲を持たせてる  事だけは遣ってる  代り姉さんも負けてる  年始状位まだ出してる  以上はまた来るに極ってる  今嫁いてる  先刻から待ってる  っ子になってる  親類付合だとか何とかいってる  何しろ六十以上になって、少しやきが廻ってる  焼が廻ってる  汽車の停ってる  暇があったら、もしかすると寄るかも知れないから、帰ったら待ってる  虫が食ってる  送籍願が這入ってる  藤さんが貰ってる  位慾張ってる  慾で淋しがってる  人は大方まだ生きてる  婢はもう起きてる  位困ってる  賄なってもらってる  家作を有ってる  だって放って置いてる  世間から見れば随分変ってる  みんな自分だけは好いと思ってる  用意は出来てる  島田さんもああして困ってる  金を取られるに極ってる  外部ばかり飾って生きてる  毎日牛乳も飲んでる  一所に住んでる  発展してやろうと思ってる  最初からそう言ってる  から休もうと思ってる  運転手にまでなり下ってる  一帯が青く見えてる  壁に取り巻かれてる  大空を眺めてる  日の光りに輝いてる  上から真逆さまに、むくむくとしてる  上に寝ころんでる  それまでには出来てる  靴を穿いてる  ぼんやり突つ立つてる  お前何してる  ひつそりしてる  さつきまで見えてる  やうにして坐つてる  君達、儲かりすぎて困ってる  変だよ、こわれてる  進歩にかかってる  みたいにこってる  アにをしてる  真赤に灼けてる  あたし頸飾を掛けてる  のを、待つてる  川が流れてる  嘘を吐いてる  所に明るくともっていて、寝静まってる  猫などがうろついてる  無気味にぎらぎら輝いてる  親しみを持ってる  梢から洩れ落ちてる  音を立てずに出来るだけ早めてる  こんもり茂ってる  夜遅く歩き馴れてる  いざこざ云ってる  夜更けに通り馴れてる  燃えつきかけてる  肺病にかかって寝ついてる  葦が生い茂ってる  両方に高く生い茂ってる  葉を押し分けて通ってる  天井の少し開いてる  きらきら輝いてる  母に尋ねてみようと思ってる  好感を持ってる  好感を持ち合ってる  連絡してる  燈火が、ちらちら瞬いて招いてる  提灯を売ってる  うち続いてる  足を止めてる  話をしてきかしてる  光の流れてる  音が響いてる  ずっと前から其処に坐り通してる  光のさしてる  片手に下げてる  腕を抱えられてる  足が痛いと云ってる  僕に残ってる  食膳に向ってる  花火をあげてやってる  所から覗いてる  街路にうろついてる  伸び出てる  若芽の伸びてる  蒼空が澄みきってる  雪が白く光ってる  山ばかり見てる  光が多少洩れ漉してる  下手に出てる  上手にうろついてる  浴衣を引っかけてる  一面に生い茂ってる  形が浮出して、近寄ってみると、ひょろひょろと伸びてる  此奴俺を恐がってる  道に迷って困ってる  所々にこんもりと茂ってる  草原に出てる  夜道をしてる  濺いでる  七八本立並んでる  から、持つてる  みんなも聞いてる  掲示板にも出てる  解釈に困つてる  四人も待つてる  一人楽をしてる  碌でなしにきまつてる  お前さんどうかしてる  愛情にきまつてる  やあ角が生えてる  大騒ぎしてる  上に乗つてる  手が待つてる  何をふさぎこんでる  出身を物語ってる  彼は苛立ったり打沈んだりしてる  絨毯が敷きつめられてる  打撃を受けてる  銀瓶に残ってる  駿馬を買いたがってる  紙ではられてる  物思いに沈んでる  のを聴いてる  振りをしてる  水が揺れてる  かしらに立てられてる  戸迷ひしてる  やくざ者に見られてる  むきに出来あがつてる  団子をくはへてる  頭はしつかりしてる  箍はえらくゆるんでグラグラしてる  何もかも知つてる  阮東を見すえてる  要求されてる  なかに咲いてる  梢にかかってる  から伝わってる  夜、さめざめと泣いてる  中敏と、すやすや眠ってる  喚起しようとしてる  それに気圧されてる  子をあやして楽しんでる  自分で働いて、かろうじてやっていってる  僕が青いと思ってる  反感をもたれてる  から次ぎへと湧きでる  ゆうべから来てる  からだを休めにいらしつてる  あたし、くたびれてる  なにをなさつてる  ごと考えでる  そいつばり勉強してる  ベチャクチャしてる  文句を云ってる  目算は出来てる  そうに云ってる  血統を引いてる  部落では騒いでる  八ヶ嶽だけに住んでる  かわいい目つきをしてる  犬に食わしてる  のどがかわいてる  だれか住んでる  火がよく燃えてる  お空にのびてる  こちらをみてる  失せ物がでる  おしきせを飲んでる  老人が笑ってる  独りで淋しくって淋しくって困ってる  椀ぢやありませんかといつたら洗うてたべてる  窓に引かれてる  前がはだけてる  枕に埋めてる  どん底だ、と思ってる  胸にすがりついてる  二人が抱きあってる  南さんは泣いてる  ものが、なくなってる  それは、お互に愛し合ってる  仲、濁ってる  おれが思ってる  爪を磨いてる  うすい髭がはえてる  晴れかけてる  水にうつってる  晴ればれとしてる  精神はどんよりとしてる  ちょっと出来すぎてる  のを押し隠そうとしてる  いちばんぼんやりしてる  僕が立ってる  真中にぽつりとさめてる  張り渡してる  これを見てる  酒にもくたぶれてる  爪がつやつや光ってる  正夫の寝てる  たくさん夢をみてる  おれはばかばかしくなって、もう寝入ってる  彼があまり黙りこんでる  はなしがでる  旦那のしってる  毛皮を着てる  外形美として見てる  ことは見てる  どこで織ってる  いたずらに肥えてる  歌になってる  湯に行ってる  のは知れてる  いやにしょげてる  当人同士はできてる  病院にはいってる  しらばっくれてる  ちゃんと材料は上がってる  ア画を描いてる  雲を描いてる  下宿などをしてる  ちゃんと種は上がってる  暑い家に寝てる  東京から来てる  羽生で待ってる  当分おりまいし、困ってる  このごろ少しやってる  手紙を上げてる  相手ができてる  校長が可愛がってくれてる  それから来てる  部分を占めてる  んだなんて言ってる  たくさん戦場に咲いてる  雑誌をやってる  咲き出でる  世界だと思ってる  方まで続いてる  ちゃんと真っ直ぐに立ててる  図体が大き過ぎて、見っともない面してる  のが来てる  割れないでる  句から滲みでる  思ひ出してる  何かつかへてる  山で稼いでる  経読んでる  からじゃなくって、起きてる  みんなもう寝てる  そん歌聞いてる  歌なんか唄ってる  マキ君、聞いてる  笑い声が聞えるので、ひょいと見ると、寝てる  經驗に富んでる  コスモスの咲いてる  うつつで遣ってる  松のいっぱい生えてる  ここらをあるいてる  公表されてる  詩が書かれてる  斷定されてる  旗が立つてる  李やの咲いてる  木の間で吹いてる  乾からびてる  光線のさしてる  日光の射してる  やうに霜枯れて寂しがつてる  色女が泣いてる  土堤ばたに死んでる  いつぱい生えてる  罪人たちの言ってる  何事かおっ始まってる  ゅうて笑ってる  あっち向いてせっせ磨いでる  途中で揚がってる  欠員ができて困ってる  腹がきまってる  貴方がたにはわかってる  今日はだいぶしゃれてる  夢中になって論じあってる  堅守してる  隅でかけてる  眼を輝かして、語りあってる  唆かしてる  雀がとびこんできて、べちゃべちゃ囀ってる  調子で云ってる  明かに分りきってる  社長をしてる  印象は、暫く話してる  志望などを述べてる  りこくり居眠りしてる  虚を窺ってる  言葉が見つからなくてまごついてる  顔をつんとすましてる  コップを拭いてる  彼女が黙って聞いてくれてる  知ってるだけでは分らない、うまくしてやられてる  裏からじっと覗いてる  知らないといって笑ってる  人々から目をつけられてる  近眼鏡をかけてる  マダムに惚れてる  腰を落して、きょとんとしてる  大任を帯びてる  奥さんが引受けてくれてる  笑顔をしてる  冗談をあびせてる  言葉にしっくりはまってる  涙にぬれてる  頃学校へは行ってる  君から話があってる  前に思い浮べてる  瓶の並んでる  小悪魔なんかと呼ばれてる  いたずらにふかしてみてる  汗を流しながら耕してる  窓から覗いてる  光につつまれてる  午すぎには帰ってる  人が持って来てる  そこはおっとり出来てる  一人として関係してる  流用してる  暗示でも受けてる  ちょっと元気づいてる  ことを思い出してる  思案にくれてる  転地してる  味ってる  無視されてる  電話室から戻ってくると、苛立ってる  無理に押し隠してる  転地なすってる  酒にでも酔ってる  ぼんやりして、もう忘れてる  時折届けてる  社員をしてる  貸ししてる  碁をうって待ってる  関心をもってる  問題となってる  聞えよがしに囁いてる  整理されたり云い落されたりしてる  それこそ、ばかげてる  金はまだ持ってる  瞑想にでも耽ってる  橋の濡れてる  笑みを浮べてる  みんな起きてる  駒井さんは、泣いてる  畑地を掘り返してる  土を掘り返してる  方だけです、そう云い合ってる  味方してる  真実だと思ってる  そのまま明朗さになってる  綱がいいと云ってる  あなたから嫌われてる  のか好かれてる  あちこち擽ってみてる  上でうとうとしてる  あなたの属してる  立候補してる  ことであるか、言ってる  あなた自身にも聞いてる  微光がさしてる  伯父さんたち一門でやってる  更年期にも近づいてる  顔立もみなりも整ってる  恋愛をやってる  水面すれすれに、ぶくっと浮いてる  毛穴を汗ばましてる  どころが分らなくなって、ぐずぐずしてる  御返事をさしあげたいと、いろいろ聞き合せてる  両手を合せてる  手を合せてる  片足つきこんでる  自らそれを楽しんでる  離屋に住んでる  ごとを云ってる  缺けてる  私思つてる  空想にたぶらかされてる  配給券を配りにいつてる  肥つて、ふざけ散らしてる  物もないし、寝てる  犬を引きつれて歩き廻つてる  んだよ、遊んでる  下にでも蹲んでる  今、考へてる  んだから、穿いてる  鶏を追つかけまはしてる  から、落つこつてる  慈悲心に富んでる  俺達より勝れてる  揺下つてる  雑種犬と名づけてる  其上に少々抜けてる  道、分ってる  ことんなってる  母さん工合わるがってる  判明しないので困ってる  自分の借り切ってる  階段を昇っちまって、またいつの間にか帰っちまってる  満腹しちゃってる  これを持つてる  俺がごまかしてる  後へ戻ろうとしてる  供が待ってると云ってる  六つ残ってる  今日お餅を搗いたなりで、まだ洗わないから、がさがさしてる  喫べてる  私がねむってる  馬喰ふでもやってる  上で書いてる  一ばん進歩してる  学問をしてる  さに弱ってる  使命をあたへられてる  やうと思ってる  知合いも連れずに来てる  土堤うえの道路にでる  道にでる  意識にいれてる  しずかさにあふれてる  町にしばりつけられてる  活躍なさってる  途中でも、まだ見おくってる  お話中だと言ってる  あたしが叱られてる  うち山ン中にひっこんでる  前に立つてる  行つて遊んでる  工夫しようとしてる  一軒人の住んでる  んだよとってる  はじがこんなに黒く尖ってる  兄さん、わざと大きく吐いてる  はじがこんなに黒く尖つてる  お題目を呟いてる  合掌してる  後にしたがってる  二男が来てる  情夫が迎えにでる  本国をでる  谷間へでる  言葉がでる  野郎死んでる  いまでも覚えてる  帰つておいでる  今でもおぼえてる  そこに並べられてる  所謂純文学にたずさわってる  使用を受けてる  傀儡になりすぎてる  抽象的になりすぎてる  状態を保ってる  技巧がすぐれてる  からお酒肴が来てる  人も相変らずよく来てる  花魁に使われてる  湯が沸いてる  ぐる急所を心得てる  馬鹿を尽してる  支度をしてる  人車は来てる  祝儀を戴いてる  名代部屋に戦えてる  俯伏し、眠てる  ところを見ると、眠てる  平田さんと別れちゃ生きてる  八千代さんからまで借りてる  お前さんなんぞに借りてる  香奠なら生きてる  何だか飲んでる  武やん生きてる  ことばかりいってる  気持が滲みでる  平生惡口をいひ合うてる  ことに極つてる  此晩蕎麥粉を挽いてる  濟んでる  それをただ容れてる  而も常に容れてる  処々に作ってる  感性だけで生きてる  跳梁してる  彼等が住んでる  だって行ってる  あたりに立ち並んでる  怪物が住んでる  神オルムーズドに仕えてる  ように積まれてる  ここに敷きつめてる  レコを待ってる  足音きこえてる  いるかいらないかを聞いてる  貴様が書いてる  去年から散々味噌を付けてる  皆焼いてる  光がいっぱいさしてる  木を見てる  くに光ってる  そこに立って、いっぱい咲いてる  枯木が残ってる  ままで、さびしく立ってる  釣りをしたりしてる  両方見くらべてる  いつまでああしてる  赤ん坊をだいてる  赤ん坊をだきしめて、さめざめと泣いてる  私をゆすぶってる  柿がなくなってる  ところにひきとられてる  みなだまってる  髪の毛がのびてる  マントをきてる  身体じゅう毛がはえてる  靴をはいてる  笑顔ひとつしないで、じっとしてる  外にはおおぜい待ってる  雪のふってる  血肉を持ってる  偏見で腐ってる  のをこわがってる  若僧といちゃついてる  何を拭いてる  もんにしてる  ことだけ覚えてる  女主人公だと思ってる  三十分も喋ってる  嫉妬してる  誰かと話してる  今、話してる  なり大きくなってる  家に飼ってる  それをむしゃむしゃ食べてる  先端に聳えてる  秋に分れてる  網を張ってる  ホテルが開かれてる  仕事をやり続けてる  小言を言われてる  暇を貰ってる  手をあけてる  先方から倦きるまで、まあそっとしておいてやってる  スパイをさせてる  無心に眺めてる  手はだらりと任せられてる  さらさらと流れてる  二色になってる  朝夕それを眺めてる  果実を結んでる  絵と似てる  さっきから馬鹿にぴくぴくしてる  仕組みになってる  プレートからはなれてる  誰だって残虐性をもってる  人を待ってる  證據だてる  二分は持ってる  ピクピクしてる  何に似てる  傍に突っ立ってる  船員で、若いと来てる  喉を鳴らしてる  死を待ってる  丈けでも間違ってる  総てを呪ってる  大切なことを訊いてる  方がいいに決ってる  女から搾ろうとしてる  張番してる  全で変ってる  皆で食ってる  骨頂さ、だがね、生きてる  皆ここに棲んでる  薬を飲んでる  ところにも落ちてる  寒い寒いって啼いてる  きまり悪がってる  屁理窟ばかりおっしゃってる  手紙がはいってる  次郎ちゃんは、いつもびくびくしてる  默ってる  自分で出かけて来るとか言ってる  ご飯はそんなに食べてる  次郎ちゃんも、もう行ってる  次郎、まだ残ってる  申訳ないと思ってる  商売でもやろうと言ってる  顔、どうかなってる  父さんが呼んでる  意味が解ってる  正解のでる  本気でやってる  私人としてヤミをやってる  人前でやってる  密室でやってる  たこをあげてる  たかなって、いってる  あながあいてる  お宮へいってる  うそいってる  二ひきできてる  一様に並んでる  動作が繰返されてる  穂が光ってる  石高まで判ってる  位借りてる  中を通ってる  警察にでもつかまってる  何を怒ってる  何処に待ってる  武者修行してる  奉公人だと思ってる  複雑してる  あとをつけてる  いつまでも借りてる  ッて、待ってる  前を何と心得てる  誰か待ってる  ウ貰ってる  菰敷いてる  待伏をしてる  目を塞いじゃあ待ってる  蒲団に坐ってる  背後に立ってる  もの、はらはらと思ってる  だって、あの、待ってる  継母が着いてる  養子になってる  継母もどうして洒落てる  女だってね、云ってる  承知をしてる  方だと思ってる  お前さんも恋しがってる  もの、そりゃこうして動いてる  大概さきが分ってる  狐が鳴いてる  今頃は虐められてる  お父さんどうしてる  投網を持ってる  花子から預かってる  家に籠ってる  かたわら居酒屋をやってる  色を湛えてる  ただ円く大きく見開かれてる  馬鹿正直に待ってる  青草が生えてる  そちらへ行ってる  賭博がはやってる  はじに建ってる  ほのかにさしてる  夜は更けてる  明滅してる  宗吉が黙ってる  一本あったので、そう呼ばれてる  茂助さんが来てる  半眼に開いてる  祠が乗っかってる  側に聳え立ってる  袋にはいってる  伝統が根深く残ってる  沼に浮かんでる  中から、うっすらと積もってる  胴着をつけてる  遊びにまぎれてうっかりしてる  毛並みがつやつやしてる  大事に可愛がってる  馬がひどく暴れてる  悪魔だからといったって、困ってる  腹の中に住んでる  幽霊になって出て来られた、と思ってる  程度にがっちりと力強く立ってる  居住してる  二つ揃ってどっしりしてる  どこかでまた起ろうとしてる  灌木が深深と茂ってる  味方もなくなると言ったが、生きてる  染が出来上ってる  中から射撃しようとして狙ってる  戦争をしてる  outofdateになってる  季節の後れてる  こともずいぶん荒れてる  あてにしてる  目に遇ってる  愚痴をいってる  もんか、ぐずぐずいってる  癪に障ってる  あいつは生きてる  本当だ、生きてる  夙くに見えてる  ことがあるって、待ってる  兇器で殺られてる  由蔵が殺られてる  一つ残らずなくなってる  ごちそうをこしらえてる  ごちそうをさらって行ってる  酒盛りをしてる  側にぐったりと眠ってる  自分の縛られてる  白黒さしてる  縄で縛られてる  向こうに取落としてる  人間のこしらえてる  一生悪いことをしないと言ってる  ごちそうが出来てる  花が咲き乱れてる  のっぺらぼうになってる  二人ぬけしてる  子供をだまかしてる  皆がきいてる  道を歩いてる  つてものを恐がつてる  日拂ひで借りてる  一般的に論じてる  目にあわせるにきまってる  気分は出てる  空想してる  ひとりでぶつぶついってる  父さんが待ってる  お客様ではないと言ってる  方がいいって言ってる  母さんって言ってる  権田原先生が待ってる  お祖母さんも待ってる  どちらをやってる  いやに考えてる  受籠にはいってる  時分から岩がどのくらい動いたか、わかってる  ぺたが少しはれてる  小遣を持ってる  方がいいと思ってる  誰にもらってる  むようにしてやろうかって、言ってる  乳母や、おこってる  乳母やの考えてる  ほんとうにそう思ってる  乳母やはそう思ってる  僕は、ちっともひねくれてなんか、言ってる  僕の考えてる  こととが、まるでちがってる  みんなに負ける、だから偉くないって、そう思ってる  ことで、負けるって考えてる  お菓子をもってる  校長先生は、いつもそう言ってる  次郎ちゃんの言ってる  こと、もうわかってる  やうにできてる  心に懸ってる  鋤鍬を執って働いてる  起臥してる  邪魔となってる  酒臭い息を吐いてる  ここだって空いてる  自分を嘲ってる  吊革にぶら下ってる  中があいてる  役目が務まると思ってる  どこが酔っ払ってる  極東交易商会に勤めてる  社長から重用せられてる  時、思ったより酔ってる  小僧が背負ってる  かさに掛って怒鳴り立ててる  時、ずらりと立並んで重り合ってる  人だかりのしてる  皆が見てる  好奇心に駆られてる  横風に歩き出してる  歯をむき出してる  ネクタイに光ってる  ダイヤを加えてる  生徒などが交ってる  其処に起き上ってつっ立ってる  看護をしてる  評を取ってる  犯罪性を嗅ぎつけてる  色とが籠ってる  白ばっくれてる  一生懸命に想ってる  道を塞がれてる  後ろについて来てる  円陣をなしてる  同僚等も、一杯込んでる  周囲に立並んでる  前に立並んでる  緊張し過ぎているといってる  バスは通ってる  ストライキをやってる  電車動いてる  すきでやってる  下屋敷まで出来てる  出口が無いと見えて出してくれ出してくれって云ってる  飯喰わねえでも生きてる  星のてる  そこにてる  我世すゞしとてる  素裸でいるにきまってる  百姓が住んでる  典馬が呼んでる  きのうから登ってる  そこに、隠れてる  守りをしてる  風してる  顏が映つてる  何んしてる  何いうてる  祟つてる  んを待つてる  ちの嫁はんにしようとおもてる  駒ちやんに言うてる  旦那に言うてる  遲かれ早かれ、かうならはるには極つてる  倚つてる  耳をすまして聴いてる  どこが間違ってる  ペテンでないと思ってる  方にしようかと思ってる  辛抱し聞いてる  覚悟も、まあ、してる  つて云ふにきまつてる  話は聞いてる  あたしにはよくわかつてる  やつて遊んでる  女学校なんか出てる  世間を知りすぎてる  間も起きてる  下女探してる  工場さ迄貸し付けてる  胡麻こ擂ってる  山へばかり行ってる  だれか見てる  娘と金を引き換えだなんて言ってる  金のなる木を植えてる  から言ってる  金は貯まってる  筋で出してる  金袋しょってる  仲だし、むしろ喜んでる  蓮台を持ってる  足を粘り取られてる  顔を見合せてる  中にじっと屈みこんでる  其処此処に立ってる  愚鈍にできてる  弁髪を付けてる  狂暴になってる  ことをしてやろうとあせってる  余裕を見せて、ねらってる  牛をあしらってる  方面に見られるが、最もよくまとまって現れてる  下に着込んでる  血の付いてる  葱もてる  焔が燃えてる  なかにかくれてる  小便をさしてる  水面に鳴いてる  何だか船から喚んでる  職分は尽きてる  皆汚れてる  些と考えてる  事知てる  鼓して辛くに見てる  自分にことわらないで、あがりこんでる  小屋あ建って、住んで、寝てる  晩に跳びしてる  なんだ、こんなに掘れてる  助に代って答えてる  姉さんに似てる  人に会ってる  掌を合してる  きょうは生きてる  ことだから逃げないといってる  通は、どうしてる  志願してる  雨でも降り出すかと思ってる  樹の立ってる  対ひ合って話し合ってる  窃盗を働いてる  口を捜さうとしてる  おれは狙われてる  誰に狙われてる  ここに隠れてる  根拠地へ出張ってる  みんな生きてる  のが、もう咲いてる  講義にでる  パンをかじりながらワイワイ云ってる  饒舌らしてる  講義を長々とやってる  監禁されてる  子供の持ってる  初めから年一回ときまってる  おれは見られてる  おれが預けてる  話をしたがってる  一回はたいてい逢ってる  中からおれをじっと見てる  耳垢をためてる  中でむんむんむれてる  忘れものをしてる  手短かにしてる  気儘にやってる  嘘になるにきまってる  帽子が古ぼけてる  おれが生きてる  精神も、ひどく疲れきってる  崩れかけてる  上に持ち上げてる  彼だって忘れものをしてる  嘘らしく見せかけて喜んでる  おぼろ月夜してる  夜ばかり続いてる  行列ア続いてる  涎掛見てる  此鳴物が附いてる  重みを含んでる  自分で運んでる  ゆっくり足を運んでる  瀬戸際に臨んでる  膝をくるんでる  調子に変ってる  ように愛してくれてる  胸底に秘められてる  具体化されかけてる  黄色っぽく浮出してる  中に持ってる  向う側に腰掛けてる  答えを待ってる  宝を抱いてる  余り思いつめてる  石塀になってる  上に流れてる  時計が違ってる  この世に生きてる  囲碁に耽ってる  京都大学に通ってる  一番振ってる  喜びに躍ってる  銀座通りを歩いてる  余りにこにこしてる  肱をつき出してる  興に乗ってる  なり遅くまでうとうとしてる  から起き上ってる  中を片附けたりしてる  不思議そうに眺めてる  格子がはいってる  身元調べを受けてる  答えを返してる  ものが残ってる  只一人でつっ立ってる  氣取つてる  貝をひろつてる  燃えうつってる  中に穿たれてる  膝に抱いてる  視線を落してる  はつまり分ってる  鬢からのぞいてる  誰かにつけ狙われてる  自分をつけ狙ってる  うちに、酔ってる  室ほどさっぱりしてる  落付き払ってる  東京に出て来たので、どうなすってる  名古屋に帰りたがってる  二三年すっかり堅くしてる  方々にたまってる  花笄などを眺めてる  小さな風呂敷包をもってる  頃酒はたってる  発展をなしてる  重みも増してる  食事をしてる  みなみとつがれてる  調子で囁きあってる  鹿爪らしく控えてる  私を見送ってる  川に溺れてる  同様に思ってる  落込むと分ってる  なまかじりしてる  日差を受けてる  植ってる  半ば隠れてる  偵察してる  前に坐って、どうしようかと迷ってる  上になげ出されてる  筆致が浮いてる  中で考えてる  反抗的に、差出されてる  手先を任してる  光をあびてる  背中に添えられてる  場面から何かが見落されてる  それを書いてる  日陰になってる  一重羽織をつけてる  それらが程よく整ってる  彼はまじめくさって、考えてる  恐縮してる  車窓から頭を出してる  方へ流れ出してる  私を押えてる  深交を持ってる  静葉はやっていくと、すっかり酔っ払ってる  世界に暮してる  旧跡を持ってる  ふだんはのろのろしてる  僕が使い残してる  空想ばかりしてる  計画を立ててる  雑作にむすんでる  蝶々がとんでる  懐がふくらんでる  ところで儲けてる  人よせが始まってる  奴を穿いてる  半分になってる  性格がよく出てる  中にばかり育ってる  手に持つて讀んでる  幅を利かせてる  わしらとは違ってる  お父さんから聞いてる  あれを纏めようとしてる  疲労れたとみえて眠ってる  マダラが浮いてる  押し出し所に湧きでる  ダカレケダカ、と云ってる  友輩で知合ってる  一雪の習ってる  処で張ってる  段取になってる  事のはじまってる  続きでも知れてる  首を伸ばすわで、幸いあいてる  矢野は酔ってる  二人とも気取ってる  くり返ってる  宙に釣られて、ふらふらしてる  露助は、どうしてる  頸筋をみつめてる  ちやまに似てる  ぼんやり憶へてる  ちや、老けてる  こいつをかけてる  においをさせてる  さっきから窺いてる  珍珠蘭が枯れてる  方へ走ってる  隅で小さくなってる  親方怒ってる  募集してる  俺がなってる  くせに、考えてる  由公でも抱いてる  麦が泣いてる  夫婦が、そうおとなしくくっつきあってる  東京にお出でる  ストライキをやろうとしてる  いま言ってる  ことわかってる  からにしたいと思ってる  がまんしてる  人がちらちらしてる  事が出てる  藥を待つてる  守してる  皿をもってる  はいないといってる  そこでいってる  のかしってる  真青に澄切ってる  私はだまってる  癖が付いてる  せいせい言ってる  坊主を揉んでる  母さん、まだ眠ってる  大切に持ってる  ヒドイことをしてる  みんなにそう云われてる  シャツなど汚れてる  大変気取つてる  ぼんやり考へ込んでる  箝を掛てる  立竦んでる  え目に逢ってる  目に逢ってる  一ぱいやってる  用事で来てる  雪になってる  内から燈が射してる  のが、すこし離れて乗ってる  親切に言ってる  のか曇ってる  宵闇に浮び出てる  天井からぶら下ってる  皆黙ってる  お湯がわいてる  大変安くなってる  縁側に立ってる  別に怒ってる  隅から伸び拡がってる  丹念に読んでる  そこに近々と微笑んでる  此那に折れてる  あなたから愛されてる  彎曲してる  足先が冷えきってる  者もあり、歩き廻ってる  三浦さんが至急逢いたがってる  配置を乱して一方へ片寄せられてる  思想を持ってる  もっと道化てみろと、囁いてる  心持ち微笑を浮べてる  半分ばかり残ってる  二人肩を並べて立ってる  身動きも出来ないほど押し込められてる  拠り所を持ってる  実行にとりかかってる  間をうすうす感づいてる  告白がなされてる  相談されてる  バラックが建ってる  真実を言ってる  ウイスキーを飲んでる  ことを近頃いろいろと思い悩んでる  塗料がくすんでる  飴屋が売ってる  鼓をうってる  信は、守っていてくれてる  さそうにもあり、張り合ってる  頭なんか分けてる  かみさん持ってる  黄昏を感じて細くなってる  ものが出来てしまってる  物を握ってる  少年の濡れてる  あいつらが周章てて騒いでる  あとは分ってる  何しろ月給でやってる  現在持ってる  拾い読みしてる  気がしようと、そうして生きてる  濡みを帯びてる  子供となってる  面倒をみてやってる  耳に残ってる  盃を挙げてる  気兼ねをしてる  霊が笑ってる  生ましておいてくれてる  朗かに吹き鳴らしてる  それを為しかねてる  唇をかみしめて考えてる  風邪をこじらして寝ついてる  大変悪いことをしてる  足を投げ出してじっとしてる  鯉が出てる  煎餅を投げてやってる  縁に立ってる  僕達がこうしてる  耄碌してる  祖父があんなに怒ってる  学校で待ってる  君だってことが分ってる  涙を一杯ためてる  自分を憐れんでる  そうにないほどどっしりと構え込んでる  手にして読んでる  中に飛び込んでる  たか、使ってる  日が経ちますと起きてる  ぴちぴち動いてる  指をしてる  私を見つけてる  船がでる  から日常忘れられてる  如何に悲しみ苦しんでる  戰つてる  夢に魘されておびえ泣いてる  武井の持つてる  みんなこうして働いてる  こたつがはいってる  ものがはいってる  かねでできてる  きょろきょろしてる  やつだって、いってる  そよ風そより吹いてる  鳶がとろり啼いてる  露がたまつてる  百合咲いてる  一人死んだと出てる  りやしづかな夢を見てる  色がならんでる  そこに、写ってる  途端に生きてる  先へ来てやむをえず尖ってる  子供を負ってる  石が立ってる  感得を述べてる  ように眠ってる  廊下を、実際に夢みてる  雑草に蔽われてる  にらめっこしてる  いくつか浮いてる  谷間におちこんでる  魔物が住んでる  ように立ち並んでる  翼で飛んでる  眼玉を持ってる  水がゆったりと流れてる  腹に茂ってる  城の前に広がってる  寝床にすやすや眠ってる  鏡に照らされてる  ものが転がってる  月の照ってる  ように寝てる  あたしゃお前さんが思ってる  のは、知れきってる  けがをしてる  実験をやってる  化物とむきあってる  ことばかりやってる  科学者だなんて言ってる  変装してる  らになってる  身につけて、かくしてる  いらいらしてる  から一時間もたってる  ように、すっかりつめたくなってる  おまえはえらくこうふんしてる  逮捕状をもってきてる  長靴だが、古ぼけてる  しまうまでは見えてる  おれを追いまわすにきまってる  ことがのってる  証人になってる  金貨が見えてる  やつは、きっとぐるっとまわって、開いてる  きみはいったい、どうしたいと思ってる  へんをうろついてる  ドアを叩きこわしてる  顔で、やけにいそいでる  さで飛んでる  部屋をひっかきまわしてさわいでる  くしゃみがでる  デパートならはいるにもでる  デパートをそっとしのびでる  便船がでる  警察署をでる  四回もでる  けが人がでる  おまえだって、泣いてる  せいを出してる  ちゃんとはいってる  風邪なおって起きちまってる  どこかにあるにきまってる  何区とかハッキリ分ってる  みんな会ってる  興味を持つてる  中に持つてる  苗づいてる  教育し得ると考へてる  本然性を矯められてると書いてる  目的としてる  今尚好んで讀んでる  あいつ、何時の間にか着ちまってる  登つてる  あれでなかなか分ってる  夫人はさすがよく分ってる  あれは分ってる  ぼく、ふざけていってる  団長なんかやってる  たしかにどうかしてる  お許しが出たら、ついて行きたいと思ってる  ここに集めてやってる  お話がでる  觸らされてる  処を得てる  頂上に登ってる  突進してる  大袈裟に考えてる  さをきそってる  名を掲げてる  そのまま使用してる  洋室とがじかに接してる  襟のずり落ちてる  ものを秘めてる  歯のかけてる  夜更けに戻ってきて、なんだかしくしく泣いてる  店を出したがってる  食意地が張ってる  機械でも食ってる  方はまあ、どうにかやってる  耕ってる  踏潰して怒ってる  美晴子さんが遊んでる  張つて組に分れて遊んでる  雉の子と住んでる  麦鍋が泡立つて煮え零れてる  中に咲き匂ってる  今私は取扱ってる  個々のものそれ自身について云ってる  眼を通してる  含有してる  思考してる  苦しみ一方が楽しんでる  苦しみもしくは楽しんでる  毎日キチンキチン読まないと生きてる  仕方なしにやってる  下の人は握りすぎてる  アならないでしょう、しぼるだけしぼって、握りしめてる  スパナーを持ってる  同居して、働いてる  奴で、握ってる  のが分ってる  私がねてる  夫婦を狙ってる  酌をさせるにきまってる  ように乾いてる  私、狙われてる  から酔っ払いがきてごてついてる  店にでも寝てる  中井は、どうしてる  んだから惚れてる  男が入れ代ってる  常連が飲んでる  虎の子全部貢いでる  順調に走ってる  六十ヤードごとに立ってる  関係を持ってる  揣摩臆説が行われるんで困らされてる  非常にうまくやってる  玉になってる  挙動のそわそわしてる  いまこれこれだと話しかけてる  外に立ってる  事件をどう取扱ってる  胴元をやって暮してる  ストレーカの受けてる  大に違うにきまってる  どこかをうろついてる  何んだといってる  警部もいってる  想像が当ってる  声を挙げたので振り返ってみると、来い来いをやってる  用もねえのにうろうろしてる  大金を賭けてる  君が許すまでは黙ってる  横わってる  おかげを受けてる  厩舎に残ってる  勘定書を持ってる  推定が当ってる  一室にじっとしてる  家庭を持ってる  勝負のほてりの残ってる  軒燈の光りの浮いてる  二三度繰返してる  裏通りを透して見てる  明るみがさしてる  影から覗いてる  差し出てる  電柱の立ってる  何かを見つめてる  眉根をきっと寄せてる  歯並をむき出して笑ってる  髪を振乱してる  大気を濁らしてる  無数に迷い出してる  私にぴったりとくっついてる  一時間も読み続けてる  柾目を見せてる  ことを繰返してる  奴だなと思って見てる  照されてる  光がぱっとさしてる  倚ってる  雨曝しとなって掛ってる  人の下ってる  階段を駆け下りていったが、さてどうしようかと思い惑ってる  知らない顔をしてる  私はじっとしてる  其奴らが懐いてる  静かな夜で、重く澱んでる  ように生きてる  慈愛がこぼれでる  はいがつてる  つりをしてる  合図をしあつてる  なんどもさけびたててる  みかげ石でできてる  クロはどうしてる  ぼつこでもしてる  ぢこめられてる  ターマンはせめてる  クロはだいじにされてる  もちやにしてる  物をもつてる  僕がもつてる  いまターマンがもつてる  ピストルをさしつけてる  あかりがさしてる  ターマンがあけたがつてる  ピストルをもつてる  鍵をまはしてる  見物だけにきてる  酒によつてる  頭をなでながら考へてる  ことが、よくわかつてる  生きのこつてる  考へこんでる  笑つて、なにかたくらんでる  もちやにしてあそんでる  人間のすんでる  たつしやでる  海にでる  ほとぼりを吐いてる  金でも借りてる  ボーナスまで待ってもらって払おうと思ってる  売買をしてる  さきで止められて泊ってる  扇持ってる  憑絡ってる  先方がこうでる  一肌ぬぎましょう、とこうでる  すべて現れいでる  ヤス子はハッキリと申しでる  声のでる  あなた、酔ってる  私は酔ってる  あすこにぶらさがってる  眼をぱちくりやってる  世話あしてる  世話あさしてる  おらいつでもよく洗ってる  上に浮いてる  股火をしてる  麦飯を焚いてる  飯がぐつぐつむれてる  半ば開き残されてる  涎が垂れてる  腕や、ぷりぷりしてる  胸や、張りきってる  のが有難えと思ってる  皺を寄せて差出してる  火影に坐ってる  汗が冷えてねっとりとしてる  実のはいってる  中に少し残ってる  月の光りが流れてる  うちにじっとしてる  あれ、もう飲んでる  四五本小杉が並んでる  肩や、ぽっつり脹らんでる  一つになって屈み込んでる  ものであるにきまってる  ときからゴリラをみてる  狂人とでも思ってる  菌がでる  外にでる  森をでる  絶壁上へでる  家でもまってる  芸術に志ざしてる  いま白人種にでる  烈風へでる  ケルミッシュ君に惚れてる  のもあれば、曲ってる  欲張りどもに聴こえないかって言ってる  三上君をお愛しになってる  ぶんにいい聴かしてる  化石などがでる  おいら、生きてる  糸で引っぱって躍らせていると、うっかり生きてる  おいでを、じっと待ってる  核心からでる  探検家がでる  蝋燭がぽっかりともってる  蒲団を叩いて膨らましてる  ところで、済んでしまうに決まってる  声で話してる  乳くり合ってる  一たい何をしてる  首をしめてる  お前さん何してる  靴下を売りたがってる  妙に沈んでる  何を読んでる  一代記を、読んでる  割烹旅館になってる  心持ち眉根を寄せてる  ことは、たいてい忘れてる  水面上に出てる  目にばかり逢わされてる  横目を使ってる  敬遠されてる  ダンスをやってる  須賀邸に集まってる  のか怒ってる  椿がこんもりと茂ってる  葉が僅か散り残ってる  密談してる  和歌を作ってる  風邪でもひいてる  先生からお便りがあった、そう仰言ってる  先生からお誘いを受けた、そうも仰言ってる  ちょっと面白く出来すぎてる  話は、面白く出来てる  気持ちを抑えてる  ことはだいたい感づいてる  話が伝えられてる  流布されてる  六時には待ってる  酒を飲み、飲んでる  酢で黄色くなってる  飲み屋で飲んでる  私をすりぬけてでる  ハゲになってる  ハサミできってる  筈がないにきまってる  便りを待ってる  血のでる  雨降ってる  毎日はいりに行ってる  理くつばかり言ってる  幾ら安くたって、生きてる  骨まで痩せてる  そりゃあ、生きてる  銭なら、まだ残ってる  馬小屋さ寝てる  女房にしてる  牝馬を奪ってる  底までわかってる  上さ立ったりして乗ってる  金で持ってる  胎内をさしぬき、もし流れでる  長火鉢にかかってる  ウイスキーがはいってる  意識を失ってる  死体にじかに繋ってる  自分を絡めてる  室は取り散らされてる  酒場を開いてる  妾奉公をしてる  公共営団に勤めてる  同居さしてる  斜めに向いてる  彼女はもうすっかり酔ってる  彼女は言ってる  かば不能になりかかってる  焔にまかれて倒れてる  どこか硬ばってる  ものを持ってると、生きてる  鏡台などがこじんまりと並んでる  路に迷ってる  みんな約束済であいてる  豆乳を買って食べてる  後で濁つてますが、平常はよく澄んでる  ちよつと、見て来よう、もう起きてる  迎へに来てる  弟が来てる  ぢが来てる  恰好をしてる  鶯が啼いてる  何かへよ、きまつてる  旦那の生きてる  生活態度から離れ落ちてる  新カント主義を以て終ってる  沢山ガヤガヤ云ってる  身体中を掻いてる  僕に判ってる  ちゃアんと揃ってる  ように澄んでる  ぶりと降りてる  仕合せをしてる  朝明りにほんのりしてる  おれは未だに覚えてる  岡を背負ってる  百姓村とは少し違ってる  蜩が鳴いてる  風が滑ってる  背高く咲いてる  のん困るからと云ってる  ように鳴いてる  牛を洗ってる  やつを洗ってやってる  のも気がつかずにやってる  のだ上ってる  利助もいつの間にか帰ってる  音がすると思ってる  世にえらいと云われてる  都合許り考えてる  道がわかんねえで困ってる  みんな言ってる  山が物言わんばかりに生きてる  辻斬がでる  イスを立って進みでる  社交場へでる  一番前へでる  ハダカだから、だいてる  星がでる  行商をやってる  私も酔ってる  当家をでる  土蔵をでる  壁一重隣に住んでる  イエ給料でやってる  たいがい勝ってる  砂原にでる  返事がぶてる  お前たちなぞの立ってる  自分に言ってる  さっきから来て待ってる  三月は来てる  蓬が青々としてる  吾家で使ってる  ことを言って、たまげてる  平助さんなぞはそう言ってる  名は生きてる  庄屋を勤めてる  上に載ってる  ように具わってる  過去は生きてる  みんなあすを待ってる  宣教師も来てる  異人の言うなりになってる  弓にばかり凝ってる  順調に行ってる  どっちかをやられると聞いてる  お前、生きてる  京都に集まってる  機運の動いてる  相談をすれば、笑われるにきまってる  方に住んでる  荷もたまってる  相手ときまってる  やり方が間違ってる  筋を見のがしてる  いくつもあいてる  石がころがってる  的のでる  トグロをまいてる  御馳走をならべて食ってる  二人とも出払ってる  村をでる  言葉にでる  ヒョウタンから駒がでる  ミネが住んでる  兄さんが考えこんでる  難儀を楽しんでる  時は、怒ってる  葉を拡げてる  夕日が赤くさしてる  河面を眺めてる  ことなどを言ってる  ことを感じてる  どこかにまだ生きてる  ひそかに窺ってる  頭髪にかこまれてる  威厳がこもってる  提灯を持ってる  なに、酔ってる  物を指してる  カミナリも戸惑ってる  玄関へお吐きになってる  代からやってる  悪事をしらべてる  足どりをきいてる  抱えを置いてる  父母はすでに死んでる  署へでる  殊に深く刻みつけられてる  何処かで鳴いてる  みい、まだ照ってる  野良に出てる  こと考えてる  おらにはちゃっと分ってる  おら一人知らねえとでも思ってる  働えてる  おらもなあ、そのうち逃げ出そうと思ってる  開墾されてる  雨に叩かれて飛び出てる  荒地は肥えてる  青りきってる  おらが生きてる  仕事ばかりしてる  一本聳えてる  力で稼いでる  ふだんボンヤリしてる  ナニ、酔ってる  クサレ目の生きてる  アルバイトしてる  のを黙って見てる  道楽してる  塀ができてる  アルバイトをやってる  苦にならないから、やってる  何万円も持ってる  女にあいてる  山になれてる  谷で待ってる  中にまじりこんでる  ところで死んでる  土をかんでる  マチガイですよ。シッカリ握っでる  谷へでる  寺をでる  女をさがしにでる  陽光に焼き焦がそうとしてる  吸収しようとしてる  食べ頃になってる  畑に出てる  それはもう、諦めてる  兄さんが来てる  焼酎をやってる  それぞれ違ってる  計画されてる  脈搏を失ってる  言葉をつまらせて震えてる  窓にさしてる  大工を見はれと言ってる  日本の役に立ってる  シナの役に立ってる  お月さまが照ってる  路がどう曲ってどう上ってる  御願まで懸けてる  悪口を云ってる  下でやってる  西洋人が住んでる  おれは草臥れてる  御飯がふいてる  庭を掃いてる  省作もいよいよ起きねばならんかなと、思ってる  朝寝をしてる  今時分までねてる  びが少し腫れてる  横目に見てくすっと笑ってる  声に鳴いてる  実が沢山なってる  よそ見をしてる  畑に立ってる  召集を避けてる  皆の働いてる  器械的に動いてる  人たちが働いてる  外で働いてる  襷を掛けてる  嫁には過ぎてる  いやにつくってる  株に肥えてる  東へ向いてる  綽々として刈ってる  笑いをやってる  自分を思ってる  心に思ってる  歩いてる人もあろう、こもってる  話はなかなかわかってる  嫁になってる  臼へ入れてる  アに惚れてる  光を持ってる  芋をたべてる  事をしゃべってにぎやかしてる  口では浮いてる  ように振る舞ってる  はたで見てる  おれを思ってる  隣でも待ってる  細目にあいてる  四人高笑いに話してる  お互いに思い合ってる  幾百回考えても、つながれてる  だめと思ってる  稲刈りから見れば休んでる  目がはや潤んでる  火を放てる  我よりとりはなてる  彼等を放てる  人とを分てる  貪慾を世に放てる  涙のでる  十までのみこんでる  別荘で殺されてる  ところにグズグズと手間どってる  木やりを歌ってる  一等車ばかりがつながつてる  女が乗つてる  随分乗つて遊んでる  アンマにでる  笛をふいて流しにでる  一パイ飲みにでる  ハバカリにしゃがんでる  表へでる  肩をもんでる  うまい物も食ってる  オカズだって知れてる  ボンヤリ待ってる  んで吠えてる  ッ母さんが殺されてる  志乃さんも、そう云ってる  ビリとやってる  ウチへのみに来てる  ワケにもいかないから、困ってる  ッて聞いてる  対い合ってる  から暫く眠つてる  鉄瓶がかかってる  鳥が落ちてる  執拗さでくやしがってる  団扇に似てる  馬車馬と考えてる  ページでも繰ってる  蠢動してる  ウエスで握ってる  冗談半分にやってる  年は寄ってる  アいけないとすっかりわかってる  白水君を持ってる  付属部分として働いてる  三日後になってる  んだから、おくれてる  無感覚とを、鈍く感じてる  サンパン止めになってる  代わり食ってる  私たちもいただいてる  肉ばかり食ってる  あんたはそんなに黙ってる  暴化だろう、だから気づかって待ってる  うちに帰りたいと思ってる  だんだん話したり、聞いたり、見たりしたりしてる  監獄にはいってる  ろまで、ぼうっとしてる  熱に浮かされてる  小火を消しでもしてる  人間だと思ってる  運命になってる  善人ぶってる  愛を持ってる  自分を縛ってる  人をも縛ってる  資格もないと思ってる  船乗りをしてる  部分を引き受けてる  おれの考えてる  けさ帰って来てる  見方をしてる  どこか似てる  チャンス取りに泊まってる  今帰るかと待ってる  そこへ上がってる  女房でも持ってる  今ドックにはいってる  夜店を出してる  万寿が帰って来るまで待ってる  掃除してる  ブリッジに立ってる  デッキを歩いてる  彼と、向かい合って立ってる  つけを守って、やめてる  さっきから大分やめろといわれてる  腕をたくし上げて待ってる  ソラ怒鳴ってる  者に貸しつけさせてる  条件がそろってる  解決で残ってる  船を持ってる  横浜まで来てる  病院へやってもらいたいといってる  ところに立ちふさがってる  地球が円くできてる  それは実はもうおそすぎてる  ボーイ長へ話してる  ひとり言をいってる  お菓子とが待ってる  万寿のかかってる  監獄へ続いてる  顔つきをして残ってる  切り黙ってる  ことは、まるで違ってる  ためには、グズグズしてる  皆素人素人してる  船長を連れて行ってる  赤になって憤ってる  顛倒してる  虎の子みたいに抱いてる  けんかでもしてる  嗜好を持ってる  ことを、忘れてる  ペン罐をたたいてる  話で、おもてを持てさせてる  男は持ってる  負けになるに決まってる  握りつぶす権利を持ってる  相談でもしてる  大体君がビクビクしてる  決定権を持ってる  船長が言ってる  命をすててかかってる  愚弄してる  奴隷と思ってる  尻馬に、乗ってる  正月をしたいと思ってる  立派に、引っかかってる  物価が上がってる  覚悟を持ってる  ことは、もう言わなくてもわかってる  汗で働いてる  今とは変わってる  六人サロンへ来て待ってる  からぬことが待ち受けてる  道が異ってる  それで悩んでる  人間は苦しんでる  人はあんなにはしゃいでる  航海学を読んでる  免状を受けようともくろんでる  今ちょっとチーフメーツさんが呼んでる  室蘭に休んでる  僕らは休んでる  んで、急いでる  そこで飲んでる  一人も、休んでる  宿屋に来てる  眼をしばたたいてる  真顔で云ってる  ところに居残ってる  実を拾ってる  仕事に来てる  日が初めてだし、逢いたがってる  どこもひっそりとしてる  挙措動作も、はきはきしてる  前から識ってる  気に留めてる  夢想に耽ってる  君枝にまでうすうす知れてる  身を持ち崩しかけてる  盆地をなしてる  雑誌など見てる  動き、舞ってる  而も翔ってる  見送ってぼんやりしてる  首筋にかかってる  虫を食べてる  ように、眺めてる  返事で打消そうとしてる  方法を考えてる  木にぶらさがってる  雰囲気にばかり住んでる  草原で遊んでる  から、うかうか遊んでる  ちょっと涙にうるんでる  表に立ってる  何をそんなに考えてる  櫛を持ってる  人が立ってる  後から伺おうと思ってる  気持ち、判ってる  相手に嫌われてる  傷を負ってる  ものが立ってる  裾に繰り広げられてる  街路においても、酔ってる  雑菌がはいってる  周さんももう酔ってる  潮風に吹かれて船室外をぶらついてる  俺に向って訴えてる  眼もかっと見開かれると、怒ってる  月が出てる  宝物を発き盗もうとしてる  穴を掘ってる  両極端に別れてる  オヤジの生きてる  オマンマにありついてる  包みを背負ってる  十一時をうってる  オルゴールが鳴ってる  シンが疲れきってる  ガン張ってる  主人がよんでる  先生今何をしておいでる  話をしておいでる  質流れになってる  クルリクルリと廻ってる  飾菓子になってる  方がハッキリしてる  なんの足しになると思ってる  五人も寄ってる  チョコレットを食ってる  画が描けるとでも思ってる  そこで聞いてる  俺はとにかくまだ生きてる  三人ぐらい生んでる  男爵から捜査ねがいがでる  鮮明に浮かびでる  道具だと思ってる  乞食男爵一味が狙ってる  お金を隠しておいてる  腹をうちあけて助け合ってる  授ってる  生れつき授ってる  ところをズケズケ云ってる  それを存じてる  女中めが惚れてる  日数が短くなってる  家探しに行ってる  ことが起ってる  殆ど連続してる  無我夢中でやってる  二ツずつ包んでる  東京へでる  天狗がでる  片棒担いでる  部分がぬけてる  ツリアイがとれてる  タケノコを食ってる  日がきまってる  人間は殺してる  道にかなってる  易者になってる  余になってる  用にもかなってる  取り立てをやってる  だんだん立派になってる  兄でこりてる  鬼から借りてる  運が向いてる  結婚なさってる  タケノコをどうやって食ってる  カラになってる  タケノコを使ってる  ほかにも使ってる  マンナカの欠けてる  直はこう云ってる  断言してる  トンビをきて黙って坐ってる  加十は生きてる  松の木が立つてる  祝詞によくでる  用ゐてる  展開してる  関心を持ってる  一つ宛置いてる  お前さん若し持つてる  お湯へ這入つてる  出しをしてる  本を讀んでる  あれはあまり凝り過ぎてる  おじさんとして恐れられてる  彫り師に当たってみろといってる  ことはねえかといってる  からだから沁みでる  内密にやらせましょう、っていってる  血筋引いてる  屋敷じゅうをうろうろしてる  店を張ってる  がらを待ってる  知恵を借りたいといってる  あとは言わいでもわかってる  奴と踊ってる  お客様が待ってる  ボヤボヤしてる  茉莉に借り切られてる  あんた茉莉に借り切られてる  医者が来てる  尻ばっかし振ってる  あんた今夜茉莉に借り切られてる  料理屋と思ってる  誘惑されると思ってる  秤ではかってる  みなチャッカリしてる  トラックに乗ってる  一日五十円月給取ってる  こと、判ってる  ことばっかし考えてる  フライが唄うてる  こと後悔してる  夜明ししてる  あたいお金持ってる  モリモリ儲けてる  応接間に使ってる  友達、来てる  日々を送ってる  子だと言ってる  ところから電話掛けてる  ショボショボしょげてる  眼に会うてる  ママと呼んでる  劇場から溢れでる  新聞雑誌読んでる  手にしみこんでる  シャボン水をお飲みと言ってる  皆が言ってる  前から毎日お針に行ってる  ことですが、いってる  たんですかって、きいてる  目を放さずにいろといってる  だれと思ってる  社交的色彩を放てる  から、いってる  重ねばかりも食べようかといってる  ロシアに極ってる  自分の有ってる  意味が違ってる  土台になってる  ちゃ混ぜになってる  大動機になってる  其奴の垂れてる  思想が狂ってる  俺のやってる  事も出来ずに迷ってる  世の中を渡ってる  欠乏してる  底から自ら溶けでる  ここが空いてる  言葉を覚えてる  一歩一歩前進してる  圧力を受けてる  君がやってる  資金が出てる  何に向いてる  僕たちが聞いてる  どっちに向いてる  一日中何をしてる  退屈ばかりしてる  風につぶしてる  それを眺めてる  そうに眺めてる  それに含まれてる  それが分っていながら、わざと白ばくれてる  ぜんまいでもはいってる  あんたがどうしてる  色目を使ってる  酒を飲んでしまうにきまってる  ように言ってる  ごまかされてる  くねくねさしてる  愛子こそ、酔っ払ってる  君はよく心得てる  あとでけろりと忘れてる  君が酔っ払ってる  酒屋でも呆れてる  謀反気を起してる  ふだん言明してる  ことが言われてる  口はひどく臭くなってる  舌はざらざらに荒れてる  そばに突っ立ってる  ここにこうしてじっと突っ立ってる  俺はじっとしてる  水は腐ってる  気骨を持ってる  誰からか引っ張られてる  ことは分らない、と言われてる  何にでも溺れたがってる  たくさん参加してる  顔を挙げてる  時からずっと立ち続けてる  眼には一杯涙ぐんでる  道行きとしゃれてる  においがしみてる  ときから変に思ってる  穏かにさしてる  何かぶつぶつ云ってる  洋菓子を食い飽きてる  回復を喜んでくれてる  五十歳を越してる  苦労を続けてる  雀が鳴いてる  お座敷をつとめてる  棒をむりやりに押し進めてる  装飾だと自惚れてる  角膜にだけ浮いてる  主としてる  生活を長くやってる  浮動してる  気持を感じてる  寒い風に曝されてる  終端に持ってる  誰と来てる  毎日顔を見てる  与太をとばしてる  依田を殴り倒してる  みんな間違ってる  浮気なんか、ばかばかしいって云ってる  清元を楽しんでる  夢を一杯つめこんでる  ビタミンをほしいよほしいよと云ってる  お湯がこぼれてる  どっち向いてる  から、そろそろ出かけようっていってる  ちげえねえっていってる  右門様がどなれとお命じになってる  ましといってる  ほうを改めてくれてやったと、こういってる  ひとりにきまってる  城へひとっ走り行ってこいといってる  二本くっついてる  ゃばの風に吹かしてやろうといってる  特にいわんでも解ってる  エライものだと思ってる  ドクトルになってる  お世話になってる  男だと思われてる  誘掖されてる  幕物を書いてる  憲法となってる  勢力も持ってる  ナドトいってる  餘つてる  皆が折角待つてる  服藥はしてる  餘程切迫してる  そして今は何をしてる  日和下駄を穿いてる  幸福に暮してる  家ぢや待つてる  眼鏡を掛けてる  袷を着て暑がつてる  毎日我儘許りしてる  縫つて下すつてる  亂れてる  善事をしてる  お世話を頂いてる  貴女と話してる  平生考へてる  自重してる  喧騷に充ちてる  職業に就いてる  蔽さつてる  石を濡らしてる  結はしてる  晝寢してる  樣な、かつがれてる  何か怒つてる  挨拶してる  自分自身を嘲つてる  草履を穿いてる  歌つて聞かしてる  荷が重くて屈んでる  力なく沈んでる  何か叫んでる  ひで洒落れてる  間をわかてる  煙のでる  一ぺん表通りへでる  考えがでる  説がでる  幽霊のでる  うちにもでる  幽霊ではなく、生きてる  うずうずしてる  何軒小屋が開いてる  下へ流されていったに決まってる  あそこでわいわいいってる  仲間だといってる  クリさせてる  クリやってる  駕籠呼んでこいといってる  大学へ行ってる  三輪がしっかり持ってる  ちょっと行ってる  かな、と端然と坐ってる  娘も聞いてる  きょうは張りきってる  ぇッ、決まってる  焼酎が冷えてる  逐電したかってきいてる  とおり愚痴から先へいってる  話ゃちゃんと筋道が通ってる  家人だなといってる  相場が決まってる  そやつと決まってる  座頭だなといってる  葉がプカプカと浮いてる  とぐろでも巻いてる  夜勤に出かけてる  口は裂けてる  髭なんか生やしてる  人さまに笑われるといってる  気違いになってる  手にかかってる  下手人だと思ってる  隅に立ってる  夜も昼も入り浸ってる  ことは定まってる  身代を買い執ってる  父さんを待つてる  背負してる  笑い位自慢にしてる  服薬はしてる  忖度されてる  頬に乱れてる  マア自重してる  圧迫を感じてる  喧騒に充ちてる  つて寝てる  蔽つてる  中を片付けてる  感を抱いてる  様な、かつがれてる  毎晩神に祈つてる  あれでいくら取つてる  ほえるなといってる  隠れもしやしねえといってる  やつあ気に入らねえといってる  べっぴんだといってる  出どころをかぎつけてこいといってる  これへ出せといってる  雲を踏みはずしたといってる  気味わるく黙ってる  穴が通ってる  好きで書いてる  鼠が暴れてる  下を働かせて、いただいてる  夜業をやってる  気をつけて見たが、隠れてる  二人とも殺されてしまうに、きまってる  まねしてる  ことをきいてる  ものがいえねえといってる  様子を見てこいといってる  いっしょに歩いていたひにゃ、じゃまされるに決まってる  ひと回り見物しようぜといってる  めえなんぞは知らねえに決まってる  そうだといってる  あしざまにいってる  赤ん坊だったら、生きているに決まってる  あとのを運ぶに忙しいといってる  いねえで、はええところしたくをしろといってる  いっぺん寝かせといってる  ゲタゲタ笑ってる  何をぱちくりやってる  赤子を代わって抱いて、おとなしくついてこいといってる  なにをぱちくりやってる  ゃできのいいやつが二つそろってる  だまし罪ゃ入牢と決まってる  いっしょに運んでつぶしちゃならねえと思って、わいわい騒いでる  たくさんねえといってる  顔をしなせえといってる  日本橋から始まってる  ものがきまってる  相場がきまってる  ほうへ向いてる  化け駕籠だといってる  霊験あらたかなあごをなでてやるといってる  みんな落ち残りだといってる  ひね橙ばかりだといってる  大急ぎに行ってこいといってる  いつまでひねってる  初めから分つてる  妾落語聞いてる  蒲団なんか敷いてる  妾等が生きてる  所に遊んでる  破門になってる  それをいってる  何が降ってると思ってる  江戸じゅう雪が積もってる  背中に背負ってる  それをきいてる  共焼きになってる  災難に会ってる  袋ひもになってる  湯気をたててる  三枚ばかり買ってこいといってる  から、ひとり足りねえといってる  節鳴りしてる  黒死病患者が出でる  社会にでる  並木道へでる  二十分後にでる  おまえにいってる  寺格はどのくれえだかといってきいてる  昔から相場が決まってる  夢想から湧きでる  じゃまをするに決まってる  元締めをやってる  おまえさんにおわかりか、といってきいてる  食い意地が張ってる  敬と張りあってる  皮が突っ張ってる  あっけに取られてる  何にもしないでグズグズしてる  藁使われるばかりも損してる  頭のとがってる  夕御飯たべてる  頭のとがつてる  前に行ってる  原口君もいくらか借りてる  人の持ってる  出席しないと言ってる  ところ来てる  指をでる  馬がでる  牛がでる  みんな寝るに決まってる  人に頼まれて寝てる  どこに売ってる  薬屋にきまってる  物狂いになってる  ところへ泊まってる  角兵衛たちみんな着替えを持ってる  めえと、騒ぎだすに決まってる  日だかといってきいてる  何刻だと思ってる  者がいってる  ゃ気がたってる  不思議だといってる  だれだと思ってる  ひとり者にきまってる  ものさ、しょってる  人間だといってる  そいつらと張り合ってる  おれは待ってる  ことがあったら、尋ねてみろといってる  から、出直さなくちゃならねえといってる  あにいといってる  履物をそろえてる  ウ似てる  ふみが言ってる  あなたがパッとしすぎてる  トオサンも考えてる  猫だと思ってる  筒ぬけになるにきまってる  八千代サンを愛してる  事務所を持ってる  タカが知れてる  喫茶店で向いあってる  男が惚れてる  失敗だったと思ってる  運命もつきかけてる  数が知れてる  上で云ってる  法本を信じてる  チャルメラを吹いてる  千万以上とふんでる  ドテッ腹にとびこんでる  六區に分てる  新刊を扱ってる  ようにそう言ったが、べつに怒ってる  今普請してる  米がないと云ってる  米を持ってる  餓え死にしてる  感心してやってる  あなたと話してる  飯炊き婆と思うてる  幾らでも持ってる  ただ余けいに取ろうと思うてる  だってあんなに、そわそわばかりしてる  東京へ行ってる  草をひいてる  から、ぐっすり眠ってる  何だか灯りを振ってる  船長泣いてる  妹でも扱ってる  場所も分ってる  私もどうなってもいいと思ってる  いつまでも知り合いになってる  叔母が帰ってる  働きもよく似てる  そいつを散じようと心掛けてる  やつぱり下宿代を溜めてる  現金を持つてる  初めから行商をしてる  さりしてる  そこから溢れでる  暗号を読んでる  眼が似てる  スキャンダルを起したりしてる  結婚させたがってる  許嫁気取り、しょってる  こっち見てる  もっさりしてる  煙草をたいてる  四方八方束縛されてる  名前は明かせないと言ってる  点に、案外張り合いを感じてる  おれだって、無論いいと思ってる  芝居になってる  独身で通してる  まましょぼんと坐ってる  みじめにしてる  批評出てる  汗をためてる  劇評がのってる  上に乗っかってる  千万長者になれるなどと言ってる  陰に引っ込んでる  夢は来てる  漁でもしてる  九月を待つてる  けふのてる  ものを着てる  言葉なんて生きてる  おやつが待ってる  逆に行ってる  話も出てる  兩手を出してる  つてとりこんでる  尻さやに押してる  鬚もてる  免かれて残ってる  湖水を見詰めてる  窄らしくは思はれないに極つてる  臭い煙が流れでる  事が分ってる  器械的にしゃべってる  水夫たちをよび集め、がたがたふるえてる  男が、こっそりようすをうかがってる  みんなが喜んでる  やうになり、書いてる  芸術的モーションを抱いてる  現在辿ってる  空っぽになっとってる  永年お役に立ってる  甥がこんなに大きくなってる  御飯ができてる  お世話してくだされてる  私は有難いと思ってる  重役に訴えでる  本を並べてる  自動車工場に働いてる  雑誌を出してる  室だけきっちり分れてる  学生と暮してる  ターニャは並んでかけてる  幼稚園時代から共学でやって来てる  のまで見てる  男の子が、どんなに確りしてる  キャベジ・スープをたべてる  ワーニカがだまってる  そこへおちてる  防寒靴をぬいでる  小鳥はさえずってる  平和に暮してる  ひょっとすると、かえって悪くなってる  ぼそぼそ言ってる  ページを、せっせとほっつき回ってる  百姓たちが来てる  棺桶へ突っこんでる  君はやっかんでる  何を呼んでる  木、まだ睡ってる  姉さんだといってる  豫定されてる  決定されてる  故に生きながらへてる  目がでる  活き活きと描かれてる  畳がズタズタになってる  染物が入ってる  髢が載ってる  事なんか云ってる  ボーイに仕立てて飼ってる  昔に腐っちゃってる  迷信が這入ってる  空一面に残ってる  だってニコニコしてる  そはしてる  雇はれてる  しきたりになってる  どっちを向いてる  いい加減を言ってる  自分でおどろいてる  陽の射してる  猛烈に吹き出してる  自慢してる  推察が当ってる  自宅で使ってる  手拭だと判ってる  頸に纏い就いてる  四十分も違ってる  時刻を示してる  頸に喰い込んでる  不満を持ってる  うちに慣れると思ってる  隅っこへ連れ込んでる  年代などは忘れてしまってる  咽喉を突いてる  東海道線へでる  土器のでる  時から聞えてる  鏡餅は堅くなってる  鬼ごっこをしてる  窓があいてる  着物一枚着てる  縄で結わえ着けたりしてる  川になってる  家族を携えて住んでる  荷物を運んでる  横から日本橋へでる  小島の浮かんでる  中へ走り込んでる  煙を噴いてる  展望台となってる  人が住まって、生きてる  大勢腰かけていたりしてる  終止点となって飛び上ってる  上を通ってる  噴煙の出てる  信頼は行き亘ってる  名前が付いてる  海が横たわってる  エトナに登ってる  病人がでる  貞さんのもってる  けんかしたり怒ったりしてる  髪もゆってる  フォークにさしてやいてる  家でおとなしくしてる  頭がよわってる  みんなそろってる  なにを笑ってる  誘惑をするって聞いてる  ことで泣いてる  日いってる  看病してる  きみ、つかれてる  このごろジョンさんといってる  こと起ってる  かあさんがいってる  ぼく持ってる  あたしおねえさんみたいに、ぐずぐずしてる  それや、わかってる  熱心に読んでる  ゲラゲラ笑い合って、握り合ってる  のと違うやろか、生きとってくれてる  なんや、まだたいてる  友達持ってる  沢山はいってる  いつまで鏡にへばりついてる  死ぬことだけを考えてる  みんな悪く云ってる  変に読んで通がってる  人間ぎらいだと云ってる  意見ぐらい持ってるにきまってる  お談義あそばしてる  生活をもってる  はいかん、と云ってる  宙にういてる  至情に富んでる  住居を定めてる  旅をつづけてる  金を持つてる  誰も見てる  なかをうろついてる  悪者でもうろついてる  人たちが見廻つてる  誰が持つてる  お前が持つてる  争つてる  まりをかしくてよく似てる  豚を隠してる  鳴きまねをしてる  らつてから、開いてる  悪魔が封じこめられてる  うに信じてる  食ひあらされてる  あたりがしいんとしてる  遠くからながめてる  肥つてる  羽がはえてる  一心に考へてる  わたしがあまり長く生きてる  二百年も生きてる  から、少しはなれてる  表面へでる  軍服ばかりを着てる  絶え間なく流れでる  音無川から流れでる  汗のでる  背に立つてる  ものは掴めるが、ああ、やってる  血が流れてる  随いて走ってる  方角に出てる  立派にやってる  目まいがして、ああ、こないしてる  皆が待ってる  言ふと、しでる  動物にはすでる  琉球語ではすでる  言ふから、すでる  つてすでる  四なぜ、すでる  様に、すでる  屍に入ると、すでる  用語例が、すでる  とりもなほさずすでる  此すでる  言ふよりは、すでる  為にすでる  何を織ってる  正気で云ってる  可哀そうに、死んでる  好尚もぴったり合ってる  一文もよこさないに決まってる  男の立ってる  以上、そうなるにきまってる  縁がきれてる  それ見なはれ、大きかろうがな、じっと見てる  乗り飽いてる  海上へでる  たらに寝てる  土木工事をしてる  ものにしたいと思ってる  日があったっけ、覚えてる  思い出がこもってる  のんべら坊としてる  いいとも思ってる  様に作られてる  から何かしら考えてる  中中にまきちらして置いたらと思ってる  人達もまってる  用もたまってる  人は思ってる  私の思ってる  事はまるで思いきったほど忘れてる  私達にはしゃべってる  急にだまりこんで考えてる  貴方のもってる  近くなってる  長唄をならってる  斯う思ってる  貴方今日はどうかしてる  様にはなるにきまってる  のがやっぱりあたってる  マア私の思ってる  私をどう思ってる  道に落ちてる  から思ってる  着物そっくり着て見たいと思ってる  のをまってる  ぎらしたりしてしまってよういに思ってる  私をいじめてよろこんでる  麗らかさうに話頭を転じたが、話してる  つて声を張りあげてる  否を鳴らさうとせき込むのであつたが、あはてればあはてる  栃木と言ってる  手を合せて拝んでる  原稿用紙睨んでる  読み方してる  配達させたいと思ってる  前でやってる  お前さんが働いてる  ウンザリしてる  亭主がとか云ってる  宿六が待ってる  クタクタになってる  身にあってる  解答をたのしみに待ってる  オレの見てる  不義理が重ってる  一生を捧げつくしてる  独りでくよくよ想ってる  進歩してる  ものから来てる  どこかに持ってる  肉を硬ばらせ、ひからびてる  気配を窺ってる  酒を飲まして貰ってる  それも分ってる  ことだって誤解してる  もっといってる  客がきてる  遺産をもてあまし飲みつぶしてる  首をつきこみたがってる  島村を信じてる  平素疎遠にしてる  内に潜んでしまってる  君なんかよく分ってる  僕は全く困ってる  餉台にしがみついてる  そちらに行ってる  小女は眠ってる  眼を覚して、困ってる  自分自身を試してる  君には分ってる  ところにうろついてる  額が狭くて、打震えてる  放送局に勤めてる  いらしてる  もっと綺麗になるだろうと思われるくらいに肥ってる  逢いたい人が来てる  連絡されてる  宮崎はなお、転ってる  破片を蹴散らしてる  時間を費してる  きれいになで上げてる  腰掛の並んでる  体臭のしみこんでる  仄白く浮出して、ゆらいでる  室で飲んでる  全部だから、散らばってる  言いぐさに似てる  本人は云ってる  大の字になって威張って死んでる  鼻汁のでる  潜伏してでる  言わずもがなで、食ってる  思つて余り馬鹿にしてる  イキリ立つてる  昔に忘れてる  事を、云ってる  感じが違ってる  陸湯のでる  つてもとめどなく流れでる  家に使ってる  家であがるって待ってる  何をそんなに考えこんでる  私の隣りのまだ空いてる  線路工夫してる  長靴、持ってる  日さんが照ってる  港をでる  気のたってる  つもりでおっしゃってる  想像なさってる  千ポンドも送ってる  特に博士から頼まれてる  蝿を殺してる  生意気云ってる  ときは、叱られてる  徹夜でもしやしまいか、こっそりやってる  今頃どの道通ってる  中から洩れ出でる  中に握られてしまってる  無言で向ひあつてる  貰はうと思うてる  時分から居馴れてる  十分に出来てる  手につながってる  街頭をうろついてる  蘇州河にぎっしりもやってる  誇張して感じてる  心臓が弱ってる  神経が疲れてる  世界を持ち続けてる  張浩に逢いたがってる  仲間にはいりたがってる  珈琲をすすってる  それから、ごたごた散らかってる  先方に知れてる  気味が現われてる  田舎から来てる  女をもてあつかってる  そ向けてる  多方面に知られてる  囁きふらしてる  何かを待ってる  明朗に輝いてる  肺を病んでる  潜居してる  嘱託になってる  大気を満してる  騒音と異ってる  蔑視してる  側に控えてる  それによって生きてる  綺麗に晴れてる  そんなら知つてる  鳥が飛んでる  標準でやってる  埃をかぶって忘れられてる  説明されてる  お前らねらわれてる  月三円出すといってる  石炭が切れてる  捉われてる  中に彷徨いてる  霊が勝ってる  斯うして生きてる  仏を信じてる  人間生きてる  ちょっと行方をさがしてる  いつでも、せっぱつまって、くるしまぎれに言ってる  口紅を、そんなに赤く塗ったりして、げびてる  大丈夫だって言ってる  念がいってる  いつでも酔っぱらってる  きょう、どうかしてる  鳩だって、鳴いてる  半分以上残ってる  返答でないと思ってる  桂子さんが慌ててる  瓶に入ってる  あんたその男にまいっちゃってる  此処でやってる  あんたは染まり過ぎてる  作用してる  身慄いして逃げてしまうにきまってる  社会がはたして来ると思ってる  婦人記者を探してる  私に附いてる  罠に引っかかってる  私苦労してる  あんたを呼んでる  あんた達の望んでる  花が生きてる  おかみさん、生きてる  花が生きてるか、死んでる  肩もてる  やり方を真似てあてこすってる  言つて騷いでる  のも入り込んでる  悦に入つてる  一緒に生きてる  つて解つてる  各自違つてる  君の見てる  夢は見てる  自分を欺いてる  躍如としてる  弟扱ひにでもしてる  自分を虐めてる  何う見てる  當つてる  皆當つてる  尻に布かれてる  不愉快な思ひをしたりしてる  手附をしてる  滿足してる  一つ解つてる  不安にしてる  失つてる  野心を抱いてる  採用してる  關聯してる  日一日近づいてる  僕自身を見限つてる  野心は持つてる  君はさうしてる  方々案内してる  五間も、離れてる  隨分振つてる  さま味はうとしてる  工夫ばかりしてる  頃活動寫眞を見てる  お客はこんなに来てる  ツちや砂利を投げてる  狙つてる  彼處に立つてる  肥後守を売ってる  蛇を持ってる  夫婦の着てる  暦に出てる  面倒を見てもらってる  話、ほんとに儲かると思ってる  ころへあがってる  亭主を欲しがってる  お前にぜひとももらってもらいたいと言ってる  ゅう皆を担いでる  たくさん入ってる  脳へきてる  湯も沸いてる  河出から出してる  化身だといってる  仕掛になってる  梟なんか可愛がって飼ってる  歯をむき出して笑ってる  そのままに似てれば似てる  気にかかってる  杖を持ってる  耳が鳴ってる  ことをしてるから笑ってる  プリムロウズといってる  大変美人だといってる  ここに立ってる  互の言ってる  今はどうなってる  方とよく似てる  真逆様になってる  あなたは言ってる  中に数えられてる  あいつに惚れてる  あなたのやってる  私のと似てる  恭やしく控えてる  口髯ぐらい生やしてる  鞄を持ってる  誰か知らんと色々考えてる  墓碑なら書くよ、生きてる  ア解ってる  衛養に富んでる  綺羅星をいただいて咲きみてる  働らかされてる  六両も借てる  腰を息めてる  方が持ってる  皮ばかしにやせてる  別れする、生きてる  二重に被ってる  浅間山麓を迂廻してる  日がかっと照ってる  悠長に立ち昇ってる  お前のおいでる  ひと鏡もってる  僕にも来てる  フーム胡瓜つくってる  わる口を云うのよ、ひろがった足してる  立鍬なんか使ってる  芽をつんでしまってる  まさか行こうと思ってる  午前だぐらい分ってる  電気はまだか、薄暗くなってる  光の残ってる  興奮してぴくぴく躍ってる  何度もくり返されてる  何かしら興奮してる  紙片のはいってる  父は酔ってる  お礼を云ってる  変に赤茶けてる  灰色がかってる  癇癪を起してる  父はまだむしゃくしゃしてる  一生懸命に云い続けてる  真赤に煮えくり返ってる  釜を持ってる  鉄屑でも拾ってる  私に話しかけてる  いつまでつけっ放しにしてる  そうにそう云って、よろよろ立ち上りながら、燃えつきようとしてる  解決されてる  髯を剃ってる  髯が伸びてる  髯が剃られてる  のと伸びてる  苦労を嘗めつくしてきて弱りはててる  不精髯がもじゃもじゃ生えてる  それに気付いてる  彼から聞かされてる  自由にして欲しい、残してる  後々までそう云い続けていたし、そう信じきってる  それを指し示してる  東から西へぐるぐる廻ってる  だんだん調べてみると、動いてる  方はじっとしてる  星を指してる  一つところに浮いてる  応対をしてる  何をびくびくしてる  寺田さんを尋ね廻ってる  寺田さんを探し廻ってる  カフェーに出てる  母が云ってる  家だってことが分ってる  ちゃんとしてる  振りぬいてる  わきから聞いてる  化粧を直してる  柱にかかってる  上に盛り上ってる  新の出てる  レストーランになってる  そこへ出てる  姉さんも行ってる  七時に待ってる  これくらいなら持ってる  所々に置かれてる  声低く話してる  エプロンをつけてる  せいか、ずっと年取ってる  愉快そうでそして威張りたがってる  落付けてる  背骨まで、ぐにゃぐにゃになってる  舌が廻りかねてる  苦労してるか分ってる  勤めをしてる  カフェーなんかに出てる  内職をしてる  幻を追ってる  眼付で覗いてる  これはまだ少し曲ってる  平素一方を向いてる  毎朝寄ってる  ぼんやり坐ってる  ねじ向いてる  眼付を感づいてる  清がつけ廻されてる  あたし毎晩泥棒につけられてる  近いうちに引越そうかと思ってる  居合してる  纒ってる  戸を開け放しておきたがってる  当時新聞紙にのってる  一日火鉢にばかりかじりついてる  仏壇を拝んでる  三四本も並んでる  小僧に住み込んでる  カフェーを休んでる  屋根をみてる  頂戴って云ってる  行く先がわかつてる  負目を感じてる  おれに隠してる  童話が行ってる  犬ころとまちがえてる  こをやったりなんかしてる  くせに、ませてる  苦労して生きてる  我慢はしてる  しょっちゅう病気してる  から来てまだ寝てる  風呂へ行ってる  からやってる  好きで、きどってる  だって、きどってる  女とも寝てる  八となってる  万年も生きたいなんて云ってる  肉がはいってる  コップ酒皿においてる  二階借りしてる  事を云うてる  大阪から仕入れてる  そうにふとってる  背中にしょってる  酒を呑んでる  電気ブランを飲んでる  人にさせてる  気もちが分ってる  ゃあおれはちょいちょい会ってる  家にゃあるに極まってる  礼なぞいってる  ぐウぐウ鳴ってる  けが、まだ残ってる  ッちゃ火にくべてる  田を持ってる  警板が鳴ってる  高張提灯が消えてる  はなしをしてる  なにを読んでる  声してる  獣を追駈けてる  横流しをしてる  地面は凍てついてる  上の空でいってる  私は嫌われてる  死病に罹りたいと思ってる  当分は持ち合ってる  今斥候長になってる  お父さんの生きてる  代りおれの持ってる  それよりか黙ってる  病気を怖がってる  事は、生きてる  財産はどうなってる  今少し持ち合ってる  お父さんも喜んでる  事いうてる  事は覚えてる  別品やというて誉めてる  まり人が込んでる  腹位捕って喜んでる  内心縄張内を荒らされてる  お前のに来てる  対手にしてる  フランス語を習ってる  頃狙われてる  かいそいで流れてる  風呂場を見てる  王おしてる  八おしてる  一〇一ひでる  朝食ができてる  から乗ってる  岩の見えてる  変装しわざと老人に見せてる  変色してる  掛け物落ってる  跡が、くっきり附いてる  たかの知れてる  様子ぶってる  そいつの言ってる  はじめから、言ってる  自己弁解には聞き厭きてる  上にひろげて置いて、読んでる  あたりめえだ、惚れてる  己の待ってる  神経を尖らしてる  多勢刑事が張り込んでる  塔に登ってる  調子になって来てる  参加してる  前でも、ただもうペコペコこいてる  事やっていると思ってる  方は行ってる  ズーッとやってる  人など、どうしてる  ポーと光ってる  一番うまく行ってる  だまあってる  ネバられてる  はじめっから馴れてる  ひっぱくしてる  投資しないかと言ってる  今いろいろ言ってる  やり方もハッキリして良いと思ってる  恋愛なんて言ってる  これも良いと思ってる  心配して言ってる  考え方そのものを間違ってる  矛盾を犯してる  学資にまわしてよいと言ってる  政治運動に駆けまわってる  俺あ言ってる  ように嫌ってる  花引いてる  から私には答えられないと言ってる  先生は言ってる  反動しかけてる  房代も行ってる  これは黙って捨てて、めくって、ウロウロ見まわし、合ってる  ダイヤが入ってる  年も合ってる  昂奮しすぎてる  コカイン相当にやってる  それに依って問い合せぐらいは、もう来てる  フルート吹いてる  全部ダランとぬいで垂れてる  手でつかんでぶらさがってる  柳子さんは生きてる  今自分が見たり聞いたりしてる  ことが起きてしまってる  ノコノコ歩いて行ってる  ピストル、持ってる  あい子にとても似てる  屁理屈を言おうとしてる  冗談言ってる  軽蔑しちまってる  奥さんを亡くしてる  考えで、死んでるとか生きてる  ガラスで出来てる  ピストル持ってる  あんただって血を売ってる  自由意思で売ってる  ホントは笑ってる  気を落ちつけようとして弾いてる  今広島で死にかけてる  うまい事言ってる  後見してる  百まで生きてる  腎臓が悪いと思ってる  筋肉がどうにかなっちゃってる  絶対に無いと言ってる  房代さんに、あの、惚れてる  月さんは、もう昇ってる  考えで、死んでる  君はもうとうに死んでる  何か呼んでる  月さんは冷たい、もう死んでる  茫とかすんでる  海はあんなに光ってる  それは案外違ってる  一人でつっ立ってる  わたしは云ってる  気持で云ってる  日の照りつけてる  間にうねってる  支配されきってる  永遠に歩き続けてる  どこまでも続いてる  ところから見下してる  余り日が照ってる  わたしがこうしてつかまえてあげてる  高等小学校に通ってる  上にさし出てる  皺寄ってる  中から、出たりはいったりしてる  蓆からはみ出してる  離れ離れに腰かけてる  奥で考えてる  中に刻まれてる  虫が飛んできてる  三十分も見つめてる  何だか蜘蛛の糸ででも出来てる  息をしかかってる  其処に横たわってる  朝日の照ってる  あたし、いつも笑ってる  あたし、じっとしてる  顔から形から、生きてる  ためになったと思ってる  真正面に見向いてる  家をもってる  口許とを歪めて、怒ってる  影を湛えてる  頃、始終つけ狙ってる  相手が撞いてる  様子が残ってる  あたし迷ってる  共通してる  遠慮ばかりしてる  独りで笑ってる  肉に刻んでる  直立してる  かげがすべってる  西のそらは青じろくて光ってよく晴れてる  どんどん空を吹いてる  アハハハハハばかを言ってる  吉さんはどうしてる  批評してる  我武者羅を通してる  ことは書いてる  帽子を見てる  コレハ決シテ何処カノ帝都ニアッタ実話ナドヲもでる  生活をしろと云ってる  なにを云ってる  ヘン、云ってる  矛もてる  夜叉矛もてる  剣もてる  瞬間には忘れちまってる  お互いに解ってる  お互いに解り切ってる  桜を見てる  お互いに話し合ってる  宗教をもってる  それ親鸞さんがおっしゃってる  一緒に苦しんでる  花が咲き出でる  怪我までしてる  ぎわに知らせにでる  奴が来てる  伊勢崎九太夫が来てる  心霊術に凝ってる  場合を心得てる  タバコを吸ってる  皆さんが仰有ってる  笛を吹いてる  感じだったと云ってる  心霊術をほめてる  日本一だと云ってる  客ひきしてる  熟練してる  からポツポツ取り片づけにかかってる  父にしては出来すぎてる  雲も浮いてる  ポカリポカリ浮いてる  伝統を持ってる  中に溢れてる  大陸は老いてる  篠を突いてる  一箇も見えてる  五六町内に跨つてる  自殺を強ひてる  水を盛り上げてる  四方に浮いてる  騷ぎも壓せられてる  支配して鳴つてる  疊が浮いてる  箪笥が浮いてる  夜具類も浮いてる  哀嘆してる  集合してる  精神奮興してる  大水害に泣いてる  のを何と見てる  牛を牽いてる  苦んでる  から高が知れてる  水の溜ってる  六町内に跨がってる  五分ぐらいずつ増してる  一頭も残らず起ってる  自殺を強いてる  壓せられてる  支配して鳴ってる  畳が浮いてる  逃げ隠れしてる  精神興奮してる  肩に負うてる  人生は苦しんでる  東西新聞もふみ倒されてる  俥屋は待ってる  鯉を捕ってる  あなたを待つてる  手品師が死んでる  灯火が点いてる  手前達ァ為ってる  水入れに付いてる  別邸内に住んでる  曲つてでる  つて効果がでる  作家はこれから随分でる  概念とされてる  冒険を企ててる  一番早く読んでる  何度やってる  露呈されてる  折にふれて書いてる  人に読んで貰いたいと思ってる  つて気取つてる  つて目かくしされてる  愉快愉快体がふわふわと飛んでる  年代であるから、分ってる  独り論議をやってる  読売でいってる  筈はないといってる  論がでる  のを着てる  土間に下りて見てる  ものが小さく成って入ってる  貴女は思ってる  ようにそう云ってる  本も持ってる  万事トントンに行くにきまってる  面倒見てもらってる  魂を拝んでる  芸談が、次々とでる  それで死んでる  ことが解ってる  児に生れてる  原稿書いてもらってる  ネエ、いくらか変ってる  さっきからネゴトばっかり言ってる  ッて、からかってる  旦那が来てる  シッポがでる  子守を追っかけてる  美と来てる  ばかにびくびくしてる  眼筋痲痺を起してる  訓練も引受けてる  僕も一寸つかれてる  まりよく寝てる  デカデカと出てる  新聞じゃ相当騒いでる  障子の開いてる  兄さん、分かってる  ことも考えてる  体にいけないって云ってる  学課が見通せて判り切ってる  婆さん、又行ってる  子守してる  手先でもつとめてる  うまい事してる  樂に坐つてる  人が死んでる  軒端にこぼれてる  火をもしてる  日樣がでる  ブンブン飛んでる  ナニいってる  俺の考へてる  お父さんなぞと呼ばれると、生きてる  非常にだぶついてる  飽和されてる  スプリングコートはしやれてる  柏村次郎には相当誉められてる  着用に及んでる  善玉に書く、と云ってる  のを書いてる  ムチャ書いてる  蕎麥を打つてる  瓦斯燈の出てる  諸国をわたりあるいてる  方角がちがつてる  海になれきつてる  波があれてる  船にのこつてる  うたがつてる  ものをかぶつてる  冠をかぶつてる  引上げられてる  金まうけをたくらんでる  南へでる  十軒ばかりならんでる  魔物がすんでる  しづんでる  花が垂れてる  水際に生えてる  ところへ、並んでる  国立出版所に働いてる  家畜小舎に似てる  監督やってる  今わいわいいってる  リベラリストは、いつもこういってる  現在われわれの持ってる  意見をもってる  参政権を持ってる  自由をもってる  文化部で働いてる  日本に知られてる  椅子におちてる  全体たっぷりしてる  気を入れてやってる  村長をやってる  ゴトゴトやってる  手をつかってる  ソヴェト政府から出てる  寒暖計が下ってる  人がたかってる  棒をもってる  まんまでつめかけてる  演説してる  信吉の働いてる  一つとこで働いてる  職業紹介所から団体契約で来てる  ボーとしてる  地べたに生えてる  木を伐ってる  バタを売ってる  金をつかってる  手元へとびついて来て、持ってる  一ルーブリ五十カペイキと云ったって云ってる  外方を向いてる  一緒に停ってる  もんと思ってる  旅券もってる  お前は持ってる  汽車が動いてる  機械が動いてる  靴磨きをやってる  台をたたいてる  塩梅にこうやって働いてる  みんな一様に暮してる  いるか、またあまってる  時間が短くなって来てる  引んむいてる  こぼれで食ってる  ために続いてる  コマを持ってる  中へ入れてやってる  二斤貰ってる  手帖もってる  首をふってる  威光を封じてる  煉瓦砕きしてとってる  忙がしくやってる  庭がすっかり暗くなってる  上靴をひっかけてる  知ってるのにわざと訊いてる  入道のもってる  約束で借りてる  ちょっとよそのとかわってる  裾を濡らしてる  若い男をつかまえくどくど云ってる  間へ持ってる  物馴れてる  ごまかそうとかかってる  ゴッタかえしてる  けじめをつけてやってる  下を向いてる  女裁判官ぐるみソヴェト裁判そのものをてんからなめてる  大勢がかたまってる  お前ここに働いてる  みんなそっから来てる  二十年働いてる  仕事場じゅうに満ちてる  煉瓦砕きをやってる  仕事やってる  道ばたから眺めてる  さしならず結びついてる  仕事をつづけてる  ピオニェールの出してる  社会主義競争をやってる  会員になってる  胸へくっつけてる  手鑢をかけてる  歯だして笑ってる  食堂にかかってる  自由意志だって新聞で云ってる  壁新聞に出てる  結びめが可愛くつったってる  金色に閃いてる  モスクワ河を眺めてる  下で寝ころがってる  説明をしてやってる  曲馬がかかってる  満足そうに見下してる  肱から手の平を出してる  わきから眺めてる  ポケットへつっこんでしまってる  紐がとけてる  後で云ってる  上にのってる  煙草の煙をはいてる  室へ射してる  まんま引っぱり出されてる  床板がめくられてる  戸口につめかけてる  考えかたで建てられてる  頃は預けてる  喋くってる  煙草工場へ出てる  社会主義がどんなにうまく行ってる  ために働いてる  私達は餓えてる  ブラくってる  写真機械をもってる  確につめてる  二八パーセントも殖えてる  エナメル皿にのっかってる  ぎりでカランとしてる  支給されてる  半分だけ入ってる  蟻みたいに働いてる  端をはじき出してる  奴等、怒ってる  態度がうちこまれてる  信吉はもうしゃがんで掘じくりながら笑ってる  信吉は笑ってる  糞をしてる  ものを掘り出してる  プロペラが唸ってる  シーンと聞いてる  モスクワは暑く、かわいてる  みんな暫く黙ってる  監督してる  よみ直しをやってる  前へ一層深くひらきかけてる  食糧問題と結びついてる  ことも覚えてる  モーターは唸ってる  グーロフがかけずりまわってる  信吉は働いてる  気が揃ってる  年じゅうブツクサ愚痴ってる  締金がたまってる  何か考えながら働いてる  ポケットじゅうを探りながら怒鳴ってる  数人が腰かけてる  原因が示されてる  作物を出し渋ってる  オッ払われたか、覚えてる  ボリシェビキ的に置かれてる  疑問をもってる  こともってる  物をもってる  ことが許されてる  何か書きつけてる  落着きはらってる  お前さ、少なく書きすぎてる  キッチリ働いてる  管理してる  イガミ合いをさせようとしてる  三十分はとっくに経ってる  方向に、向けられて行ってる  任務について話してる  ブツクサ云ってる  上で腐りかけてる  社会全体がのしあがって行ってる  心にのこってる  腹にいれてる  白雲が浮いてる  サヤサヤ揺れてる  テーブルにころがってる  紙をきりぬきつづけてる  何仕度してる  幾世帯も住んでる  劉の住んでる  のぞきこんでる  工業技術は進んでる  仕事台で並んでる  一まわりすんでる  力を入れて漕いでる  靴下だの持ち込んでる  人みんな頼んでる  一人一人馬車へでものっけて運んでる  飛行機が飛んでる  唇を噛んでる  テーブルが軋んでる  點けてる  臥たりしてる  子供を見てる  境から輝きでる  昼出てる  そにもう出てる  笊見てる  思てかだまされてる  烏が来てる  烏ア南瓜をながめてる  烏も見てる  ちや畑を見てる  頬に浮出してる  菜の花ばかり咲いてる  助手をしてる  お伽噺でも聞いてる  彼をも心から可愛く思ってる  高等学校へ通ってる  小学校へ行ってる  恰好よく並んでいながら、よく見てる  家事万端をみてくれてる  から二階をかりてる  借りが出来てる  仲違いになってる  身装をしてる  毎週三度ずつ教わりに行ってる  あたし達困ってる  乳を飲んでる  途を進んでる  お金を持つてる  なかに湧きでる  涙もてる  花から月の光ってる  嫁をもらってる  掻をしてる  ピカソでも論じてる  愁歎場を演じてる  お前に肖てる  青年にしては晒され過ぎてる  家霊は言ってる  息を吐いてる  お父さんはどうしてる  うちで遊んでる  文句がでる  そうにまで思ってる  呪を作ろうと思ってる  短刀をにぎってかまえてる  ちゃんともってる  針の光ってる  私しゃ心から御前に惚れてる  昔からきまってる  力を信じてる  兄さんも困つてる  ランプ室をでる  調査にでる  迎ひに出てる  關係してる  辛抱して食べてる  糸となって流れでる  犯人だと云ってる  燃焼してしまってる  中に描かれてる  なかに描かれてる  生命を保ってる  身を投じてる  失敗に終ってる  一人称で取扱われてる  そこに述べられてる  変革期にさしかかってる  性格探求を怠ってる  憧憬してる  五十円以下で済まそうと思ってる  将来を案じてる  二人食べて来てる  一時間壱円で、淋しかったのでてる  木立が残ってる  餌を売ってる  六台もそろってまわってる  力がでる  おなかすいてる  手伝いなんかに行ってる  ために生れてる  土をほじくってる  かまをつくってる  のさ、つくってる  うち時計をつくろうかと思ってる  から学校へ行ってもいいと思ってる  縄張りだよって、どなってる  おじぎをしてる  お金をわたしてる  誰もみよりがないっていってる  大声で呼びながら飛んで来るし、とにかく変ってる  大学へあげてねっていってる  おとうさん感心してる  ことだって話してる  子だっていってる  階下で呼んでる  事ばかり考へてる  べろべろしてる  柴が燃えてる  男も間違ってる  日を暮らしてる  足にもうつってる  ポマードをぬりたくってる  やきもちをやいてる  のか、からかってる  体をかいてる  犬をなんで飼ってる  埃がくっついてる  臭いがうつってる  息がかかってる  みんなからばかにされてる  目をつけられてる  二階にあがってる  私は隠れてる  どこかに隠れてる  ウイスキーをつがせられてる  陽やけしてざらざらしてる  密談のしめくくりをしてる  胸がむかついてき、残ってる  何か言ってごたごたしてる  流布してる  かねをもってる  ものだと、少しは自惚れてる  こはい眼で見てる  こと云つて何時まで起きてる  それや無論、わかつてる  何時か、知れるにきまつてる  かばうつろになってる  それも白っぽく枯れてる  楓に似てる  シカモアは枯れ朽ちてる  葉が茂ってる  旅に出たとなってる  水に浸ってる  壁龕になってる  汽車が走ってる  特にこう出来てる  大道で売ってる  ところ比較的好意を寄せてる  油を売りに来てる  人もかなり住んでる  広場へでる  露西亜バレイを踊ってる  たいがいきまってる  ふくろに這入ってる  いぎりす産に限ると言われてる  レムにきまってる  おかみさんには判ってる  彼女にきまってる  広告がふるってる  のをしてる  何を言い合ってる  致命的であり得るにきまってる  何だか遺言を書いてる  あくびしてる  皆げらげら笑ってる  帯が落ちてる  ばかに曲りくねってる  ぽちぽちがじっとしてる  つもりで走ってる  人が渡ってる  デリケイトに出来てる  子供が走ってる  なかばかり走ってる  バアのむこうに控えてる  ひとりでにやにや笑ってる  何しろ相手が生きてる  んでる、並んでる  巡査にきまってる  足あとを遺してる  名だけ洒落てる  はずはないとでも思ってる  世界じゅう諾威語をしゃべってると信じてる  こっちがへらへら笑ってる  時代だったにきまってる  真似事をしてる  一たいなにを騒いでる  んだが、そんなに心得てる  Paris,Bohemiaになってる  紙が附いてる  君があっと驚いてる  包囲して光ってる、笑っている、唄ってる  姿が似てる  鉛筆を舐めてる  仇敵にしてる  物をしてる  沈思三番してる  下からちらと覗いてる  客を惹いてる  十何年もやってる  先に寝てる  月を眺めたりなんかしてる  飽きあきしてる  横断したり眠ってる  毎晩きまってる  公衆に開けてる  浴かってる  ところに建ってる  んだと説いてる  手記してる  引きも切らずに出たり這入ったりしてる  いま巴里へ来てる  苦労を積んでる  口へ押し込んでる  陽に光ってる  CAPAを翻してる  黄から出来上ってる  闊歩してる  みな走りながらしゃべってる  こと、殺気立ってる  掟になってる  天鵞絨なんかを付けて通がってる  廻りくどいが未だにやってる  窓通いをやってる  三倍も通いました、なんて言ってる  たくさん蒐めて威張ってる  活躍してる  ふたりずつ腰かけてる  頭がぐらぐらっとなってる  夕方にきまってる  闘牛だけはそっとして置いてる  みんなが言ってる  涼しいにきまってる  前から発売してる  それさえ見てる  いま小出しにしてる  紅布をかけてる  みんなちょん髷を結ってる  往生してる  砂にまみれてる  西班牙酒をあおってる  アルゼンチンあたりから留学してる  黄塵を上げて荒れ狂ってる  本格でないほどに思われてる  残留してる  はじめから切符を諦めてる  呶鳴ってる  牛をあつかってる  周囲を駈けめぐってる  狂喜して躍り上ってる  ように猛り狂ってる  頃ではもう黙ってる  みんな面白がって見てる  感覚は持ってる  馬鹿には生きてる  拍手しちまうといってる  最善を尽してる  どこを見てる  砂を同時に見てる  見物席に見入ってる  これだけ集まってる  社会を作ってる  劇場にかかってる  乾て貯めてる  白眼んでる  識別して悦んでる  雑沓に紛れ込んでる  残忍性に富んでる  海を眺めてる  靴あとが見てる  一しょに売ってる  護謨糸に吊るされて踊ってる  尖端にぶら下ってる  茶色に染まってる  下へ曲がってる  二つ光ってる  酒表と戦ってる  断髪してる  夕陽の燃えてる  何が起ってる  表面に浮いてる  袋とが人眼を引いてる  男に渡してる  筋切れがしてる  娘は待ってる  席を離れて踊ってる  停電を、怒ってる  先に行ってる  不随意筋ばかりで出来てる  鼻眼鏡を吊ってる  から構成されてる  得票表を作ってる  これがどうもよほど変ってる  効用化してる  独逸から出稼ぎに来てる  いま積もってる  感触でしびれてる  アドレスしてる  原因に過ぎないとされてる  下に揺れてる  動きがとれなくなるにきまってる  灰色にぎらぎらしてる  名から来てる  波状に光ってる  噪ぎ立ててる  想定されてる  切符代を取ってる  スケイティングをやってる  片隅に威張ってる  発音が似てる  片鱗が潜んでる  世界中を浮かび歩いて遊んでる  後からあとからと続いてる  人を探してる  向うでもやってる  ヴェイルを垂らしてる  人が笑ってる  案内するにきまってる  これでまだ動いてる  沈澱してる  地べたに笑ってる  銀蠅で覆われてる  文身してる  身代を潰すと言われてる  こともなくスラスラとつらなりでる  一歩外へでる  陰で云ってる  から空気を吸ってる  一人だって云ってる  十万円ためたと言ってる  無効になってる  証紙を売ってる  たしかに売ってる  方向にむいてる  知恵が足りないと来てる  向うぢやとてもよろこんでる  から、待つてる  氣が咎めてる  挑戰してる  お世話してる  山にてる  ぐさめかねつさらしなやをばすて山にてる  パツと咲いてる  ひと通り揃ってる  四拾円くれたと思って威張ってる  お出でと云ってる  日、食べてる  信用なさってる  それから持つてる  庄さんはいつてる  燐光を放ってる  毛をかき上げてる  中心としてる  舟の動いてる  亜鉛板とで出来てる  煙が出てる  窒息してしまってる  立朽れしてる  何かしら似通ってる  身体とにたまってる  資本に生きてる  処に覗いてる  飄々とうろついてる  お客さんが眠ってる  眼をつぶって、じっとしてる  一心に見つめてる  初めから酔ってる  漁りに来てる  一歩を、見出そうとしてる  晴々としてる  我儘を通してる  人が来て待ってる  頭に映ってる  心機一転を求めてる  翹望してる  言葉が途切れて長く黙ってる  惜しげもなく投げ出されてる  気品を帯びてる  女だし、分ってる  ことまで考えてる  身を投げようとしてる  二句が残ってる  世界を背負ってる  金槌で打たれてる  男はよく眠ってる  襟から覗いてる  一本くわえてる  人はどうしてる  人と逢ってる  ぼんやり考えてる  ことにうとくてぽかんとしてる  ところまで見通してる  ことを見守ってる  空気を吸いに来てる  店に出てる  まま坐っていたが、だいぶ酔ってる  足が続いてる  闇が続いてる  あたしは眠ってる  あたしが起きてる  あたしがこうしてる  しりごみしてる  顔色をみてる  頭と笑ってる  それを避けたがってる  ガードになってる  大川沿いに作られてる  電燈がぽつりぽつりと光ってる  目深にかぶってる  ジプさんをやりこめてる  誰かに恋してる  応酬をしてる  ジプさんがどうしてそう凹まされてる  敵意でも持ってる  図書館に勤めてる  学問に通じてる  一足一足ふみしめてる  酔が残ってる  後ろから見やってる  一つになってる  遠くにぽつりとしてる  縁に蹲ってる  空が澄んでる  生に喘いでる  人を思い込んでる  何だか沈んでる  ただ電燈がぽつりぽつりついてるだけで、低く黒ずんでる  吸はれてる  みんな母に似てる  父の生きてる  恩寵に預つてる  薄らあかりに吹いてる  かい夕日のてる  畑で泣いてる  かい日のてる  頬にあてて考へてる  通りすぎ、ひそひそと話してる  あいい、わかってる、わかってる  電車が早いにきまってる  花子さんが待ってる  廊下へでる  人でこんでる  整理などもうできてる  考えを言ってる  売買になってる  嘘をやってる  作り話をおっしゃってる  そこに転がってる  中から頭を出してる  たくさんはえてる  お爺さんは怒ってる  中にはもう涙ぐんでる  勾配をなしてる  肌目を見せてる  たしかに祈念をこらしてる  中に坐ってる  中にとじこめられてる  ものを、もってる  幾つもならんでる  芽をはぐくんでる  事も分りよいし、分つてる  ぼくは生きてる  跡がグッとへこんでる  功を積んでる  尻からシッポでも生えてる  そこに生えてる  其処に見えてる  指導員やってる  今日ら、少し煮えてる  運びがうまく行ってる  ノベツ歌ってる  理屈言ってる  ばさま手を出しちゃってる  コリコリやってる  麦い蒔いちゃってる  ギリギリまでやってる  三時に起きてる  世話あ焼いてる  お前はどうしようと思ってる  事では泣いてる  気い失ってる  火をみてる  一日半日寝てる  兵隊に出てる  どっちに居てもええなんて言ってる  シャンとしてやってる  戦あしてる  俺が始終言ってる  さいせんを巻き上げられてる  やる気でやってる  みんな、働いてる  んが働いてる  モグモグしてる  坊主、ねてる  なにを見てる  ぺがいないんで、腐ってる  眼が少し変ってる  裏にでる  ハワイをでる  云はないで、立つてる  所以か、乃至、吐くので生きてる  俺の見てる  菫が泣いてる  御免蒙つてる  間にはよく知られてる  頃何だか苛ら苛らしてる  底にうろたえてる  医者も云ってる  苔に蔽われてる  何事も行われていないと思ってる  創作をやろうとあせってる  邪魔ばかりしてる  汽車にでも乗ってる  日に当ってる  癖となってる  歩み方に懸ってる  一人で転ってる  前に置いて黙ってる  風を装ってる  僕は黙ってる  兄一人妹一人で、育つて来てる  前を通り過ぎてる  いふ生活をしてる  それから、ずつと、かうして働いてる  歌なんか作つてる  方を忘れてる  申訳に咲いてる  チュリップがどんなに咲いてる  研究でもやってる  エトルリヤ各地に湧き出でる  大抵ハンカチにきまってる  アタマは生きてる  目星は付いてる  失笑がでる  君はどうしてる  つなぎに言ってる  自分で生きてる  裾に、ぽつりと建ってる  半ば腐りかけてる  千代乃が出かけてる  兄さんもうすうす感づいてる  劃されてる  霧にしめってる  しっとりしてる  石山と親しくしてる  雑用などをしてる  御免なさいと言いながら、少しもあやまってる  ことは、待ってる  幾個残ってる  たぐい、売ってる  視力のこもってる  用がふえて来てる  姓が異ってる  療養所にはいってる  売り物に出てる  買収しようとかかってる  千代乃を愛してる  配置されてる  中に潜み隠してる  眼差しに宿ってる  苛ら立ち、そしてなにか思いつめてる  へんに疲れてる  後悔なすってる  ここがすいてる  のか、甘えてる  中に入れられてる  席を欲しがってる  細字でぎっしりつまってる  決意の籠ってる  一人ぽつねんとしてる  がらがらダイスを振ってる  他を言ってる  顔付きをしてる  世間話でもしてる  恋愛でもなすってる  茶菓が出されてる  前途に残されてる  代り、なにか思いつめてる  心棒が通ってる  なにがはってる  簡素に出来てる  あちこち物色してる  敏子が勤めてる  それを見落してる  客が込んでる  三浦姓をついでる  のか憎んでる  女中頭に、すえようとたくらんでる  利害関係がひそんでる  空気がいささか重く淀んでる  目を注いでる  波江さん一人でもってる  本場風だといってる  注意も惹いてる  時間を奪おうとしてる  失業者がうようよしてる  女とくっついてる  女を搾ってる  金がなくて困ってる  ことを、なつかしく思い出してる  まま、起きてる  自暴自棄でしてる  室をとっておいて貰ってる  微風がそよそよと吹いてる  波に映ってる  七八本立ってる  根が出てる  時から、よく知り合ってる  旦那にもってる  密談などに来てる  澄したりしてる  頭が禿げかかってる  自分では、度々酔ってる  風に伝えられてる  火がともってる  飛してる  ところから却って、生きてる  方に向いてる  瞼はしてる  小波がたってる  一念に凝ってる  上から釣をしてる  それからまたぶらついてる  想いをよせてる  そうに話してる  本気で惚れてる  存在を、呪ってる  何をふさいでる  提灯をふり回してる  おかしいなんていってる  次から次へ、寝てる  二階を借りてる  彼女がでる  ように歩んでる  そりゃあ然うだろう、惚れてる  ガタガタふるえながら、はいってる  身体をこすりながら、はいってる  春ちやんに惚れてる  姉さんもそうやって働いてる  海坊主が、かさなり合って寝てる  刎ねてる  漁をしに行ってる  上を泳いでる  毛虫が這ってる  手にも着いてる  お辞儀と極ってる  のらこいてる  多くは年老いてる  存在を信じてる  枕を並べて眠ってる  座敷に並んでる  弄してる  所謂もでる  位なら生きてる  金ばかりつかうてる  自分一人の持つてる  田君まだ起きてる  障子があいてる  胡坐をかいて見てる  其様ことあ考へてる  おいらあしよつちう知つてる  有がつてる  皆がうすうす知つてる  軍夫が放てる  幾筋も流れてる  ビショ濡れになってる  柱ばかりが立ってる  央に陣取ってる  皆元気付いてる  喋べり捲ってる  カード箱が投出されてる  談柄にのみ限られてる  炭火を焚いてる  縄襷を掛けてる  泥だらけになってる  泥塗れになってる  権威を持ってる  書庫に収められてる  収蔵されてる  設立されてる  用意とは自ずから異なってる  泥となってる  足下に踏まえてる  無残に転がってる  散乱ってる  且各自が囲んでる  金鉱のでる  屋上へでる  艇から外へでる  感じがでる  気ばやいのにおどろいてる  お湯につかってる  忙殺されてる  友達が言ってる  ところで走ってる  名前を知られてる  わたしや休んでる  



前後の言葉をピックアップ
輝か    照る  輝る  てる  輝明  昭明  照井  照枝  照夫


動詞をランダムでピックアップ
繋っ盛り上げ吹きまくる数え切れ取り集めおわらせつんざく探し当てほれこむ見つけ出せるほざけ問う吹き出さはげ説き付けるついてまわるまるめこみ受けとろ負かうけあえ
形容詞をランダムでピックアップ
嬉しき赤黒てあつく青黒くまばゆくっあわからさやけし磯臭ぶあつひくしちいさくねばり強手ごわくやかましきしわく甲斐甲斐しくものめずらしつたなう気まずなまめかしゅう