「うし」の使い方、ほかの品詞の結びつき

日本語コロケーション辞典 テストバージョンです。
青空文庫 約12,000作品を対象に、品詞単位で分別し、ほかの品詞との結びつきを一覧で表示できます。
分析対象が50年以上前の作品であるため、用例にも古さを感じます。これを解決するため、今後新しい文章を追加、もしくは入れ替る予定です。
プログラムを用いて生成しているため、不適切なキーワードが含まれる場合があります。
ご了承ください。(これについても精度を上げていきます)
形容詞

~ うし[形容詞]
斯うし  何うし  恁うし  さうし  がさうし  もさうし  正しうし  貧しうし  乏しうし  ふかうし  完うし  しまうし  逞しうし  空しうし  ものうし  然うし  からうし  此うし  ここにこうし  のぞみうし  靈智うし  はさうし  逞うし  美しうし  はかうし  たかうし  而うし  あいうし  虚うし  承合うし  左うし  久うし  空うし  虚しうし  忝うし  如何うし  晦うし  めうし  カイロうし  やっとこうし  おとなしうし  怎うし  辱うし  ア然うし  留守うし  催うし  晝暗うし  水深うし  終うし  しかうし  曠うし  頭重うし  其うし  かさうし  久しうし  卑うし  うさうし  なしうし  かのかうし  斉うし  尠うし  ついとうし  くそうし  狹うし  寛うし  うごうし  つてうし  がきんちょうし  銭うし  何故かうし  心うし  やすうし  むなしうし  廉うし  色白うし  ドうし  さやうし  さらうし  時うし  芍藥うし  右うし  ともうし  しろうし  什うし  月白うし  ましうし  冷うし  どぉうし  卑しうし  止うし  麗しうし  温和うし  よりうし  すべてうし  欲うし  

~ うし[形容詞]
唯かうし  時偶一日かうし  自由をうし  心をうし  道をうし  二人かうし  ものをうし  頼りもうし  必しもさうし  同様かうし  つてかうし  程かうし  旁らかうし  十分かうし  且かうし  二かうし  張つてかうし  うどかうし  生命をうし  ぐるもうし  何かさうし  ことばはうし  みんなかうし  つまりかうし  笑はうし  姉をうし  香はうし  君よかうし  変つてかうし  何千年かかうし  青春はうし  むきにてうし  二度ばかりさうし  皆かうし  元かうし  理性をうし  今一面かうし  海邊鵆昨日こそうし  時をうし  

うし[形容詞]
うしても此  うしても振り返つて  うして今日  うしてそれ  うしても妾  うして姉  うして次  うして此処  うしてさよなら  うして皆  うして我々  うして忽せ  うして私  うして晴れやか  うして快活  うしてゐること  うして一  うして心  うして他  うして母  うしてツカ  うしても束  うして此  うしても剥しておくん  うしても諦める事  うしてお前  うして胴巻  うして江戸  うして金  うして斯様  うして和尚  うしても廿  うして八  うしても遁  うして之  うして草履  うして海  うしても疳  うしても俺  うして僕  うしていれば大抵  うして歩いているの  うして汽車  うして友人  うして人間  うして三  うして余  うして何  うして彼  うして思ふさま  うしてゐ  うしてゐる間  うして題名  うして自分  うして眺めてゐるうち  うして悲しみ  うしても馬車  うして俺  うしてさ  うして出るの  うしても忘れる譯  うしてゐるうち  うしてひとたび  うしてプログラム  うして來  うして元気  うしてふしぎ  うして居るところ  うして二  うして起きたり寢  うして林檎  うして戸外  うしてゐる内  うして遂  うして翌日  うして中  うして一月  うして皇子  うしたか  うしてもペ  うして大  うして夕ぐれ  うして暮して行けるか見当  うしてそれら  うして見る見る焼け  うして居る自分  うしてこれ  うしてみんな  うして特許  うして君  うして森厳  うして働いてゐるの  うして育つて行くうち  うしても世界  うして訂正  うしてゐるの  うしなひて文字  うしなひて物事  うして滅入りながらも彼  うしてとも角  うして見るから  うしてゐるだけの事  うして地中  うしても推察  うしても自家  うしても想像  うして森林  うして使用  うしてこの世  うして口  うして吾  うしてどこ  うして曰く  うして僅か  うして立ちあがつた  うして彼等  うして向き  うしてるところ  うして擦つた  うしてズシリ  うしても苦行  うしても彼  うして食物  うしても聽  うしても太一  うしてもつかまへること  うしても彼等  うして左  うしてゐると滝本  うしても自分  うしてもラツキー  うして酒  うしても私共  うしても嫌  うして書く人  うして歩いてゐる間  うしてゐる中  うして数  うして手  うして夫  うしくつ  うして博士  うして部屋  うしても合点  うしてわたし  うして居るうち  うしても日本語  うして座  うして五  うしても是  うして裏  うしても東京  うして彼女  うして立つてゐ  うして二月  うしてお世話  うして爰  うして居  うしても心  うして肩  うして入れかはつ  うして眠り  うして涙  うしてかう覚え  うして幸福  うしても言  うしてあんなめくら  うしてかうもねむり慾  うしても前者  うしてボン  うして不満  うして妙  うして氏  うして居るからこそ現状  うして今  うして書くこと  うしても一緒  うして世  うして牌  うしても老人  うして永久  うしてあいつ  うして終ること  うしてツ  うして置く方  うしがお月さま  うしあたい  うし小屋  うしていても何だか  うしていく日  うしても私  うしてくるしんでゐるの  うしても奴等  うしても捕へること  うして嫌  うして斯  うしても学校  うして受  うしても斯  うして来てゐるん  うしとりま  うしても効き目  うしてやつ  うして起きて机  うしてそこ  うして奔放  うして牛歩  うして神  うして犯人  うして発見  うして箸  うしても浴衣  うして完全  うして頻繁  うしても気  うして病室  うして寝て居ると種種  うして残  うしてわりあひに意義  うしても先秦時代  うして育つて來  うしてたとへ一  うして茲  うしても三  うして知って居るの  うしても葉茶屋  うしたって金策  うしてもなん  うしてあなた  うしたって指  うしても割腹  うして仇  うしても仇  うして歩けやア  うして足  うして来たか  うして横根  うして奥  うしてね此処  うして妹  うしている所  うしなすったか  うしても是非  うして貴方  うして馬  うして上る事  うしても帰る事  うしてもあたし  うしても筆  うしながら自分  うして必要  うして努めて彼  うしているの  うしてもつと纒  うしてトルストイ  うして究竟  うして四  うして人類  うして出來  うしてぼろ  うして始めてP  うしてこんな場合  うして見るともっと  うして冷  うして喪  うして見ると人民  うして死んで了  うして買  うして人  うしてもそこ  うしても未練  うしても思うよう  うして先生  うして話していること  うして明方  うしてもそれ  うしても顔つき  うして興味  うして法廷  うして輝く肉体  うして無事  うして急  うして眼  うしても諒解  うしても僧侶  うしても変  うして帰  うしても誰  うして七  うしてゐる為  うして家庭  うして底  うして云  うして眼前  うして御存じ  うしてッ  うしても死病  うして居るの  うしてはい  うしても身  うしても無理  うして此様  うしてゐるところ  うしてもチツチツチツ  うしても反対  うしても閉  うして話  うして心配  うして暫  うして知  うしても他国  うしても恋人  うしても厭  うしても医科  うして沁  うして結婚  うしても小説  うして葵  うして縛り放しにされている意気地  うして急いで竜  うしても云  うしていつか  うして絹針  うしても脱  うして出來上  うして藝  うしても君  うして劇  うしてもみのるに出勤  うして集まつた  うして矢  うして身  うしやう  うしてもみのるの仕事  うしてもみのるの藝  うしてあれ  うして嵐  うしても駄目  うして家々  うして立つ能  うして大小  うして妻  うして始めて挨拶  うして揃  うして投げてゐるグラス  うして静か  うして石  うしてペン  うしても僕  うして遺失  うします  うしてると川  うしてるの  うして彼方から  うして上  うして天  うして主要  うして鋭敏  うしてあるところ  うしている時  うしても昔  うして誰  うして死んでいる女  うして納めが二  うして俄  うして帰る大勢  うして気楽  うして何処  うして肉  うして殿  うして女  うして寢  うして馴  うして此頃  うしてもお許し  うしても死  うして雨  うしても他  うしてぢ  うしても出來  うしてもだめ  うしても向う岸  うしてわかつたか  うしても靜  うしてかう物  うして挨拶  うしてぼや  うして此處  うして彼ら  うしておれ  うしてなん  うして久しぶり  うして歸  うして葉  うしても醫者  うしても文學  うしても遣り遂げるといふ決心  うして本  うして仕えるほか  うしても支那人  うしても之  うしても如何  うして立派  うしても若い  うしてるうち  うして呉れと云  うしても胸  うして歩けば仲  うしても他人  うして其処  うして睡られそう  うして食べるだけの自由  うして消えるもの  うして人々  うして月  うしてあと  うして晴々  うして御前  うして禮  うして朝  うして拜  うして同室  うして牢  うして居るもの  うして枝  うしてサラ  うして默  うして多く  うしてぐる  うして居る事  うして凡て  うしてしきりなし  うして牢獄  うして狩野川  うして天城  うして午後  うして新鮮  うして蜻蛉  うしても往来  うしても博奕  うして証拠  うして其様  うしても谷間  うしても永年  うしても支那  うして白髪  うして想像  うして無  うして此罪  うしから  うして倨傲  うして生きてゐるの  うしてあんな悪ふざけ  うしてゐるわけ  うしてチビチビ  うして窓  うしているわけ  うしていりゃア  うして暮し  うして恁  うして夕暮  うして天津  うして別  うして十  うして自ら  うして楡  うして日毎  うしてもこれ  うして居ると云うの  うしても盗賊  うしても職  うしたってそれ  うして是  うしてアグネス  うしろ  うして娘  うして出て行く後影  うして火  うして地  うして強烈  うして寝ている方  うしてカテリイヌ  うしても活動  うして居られるの  うして京子  うしても二  うして平和  うして毎日  うして醉拂  うして入れ變  うして並んでる二  うして返事  うして生活  うして見ると俺  うしてひそか  うしても思ひ出  うしても諾  うしてゐると教壇  うして当り前  うして置けばいくら  うして妾  うして易々  うしてをれるの  うして待つて居れと強  うしてここ  うして太平  うしなかった  うして食べる物  うしそう  うして身分  うしてもイヤ  うして先  うしてゐる所  うしても多く  うしたって貴方  うしてこれら  うして生きてゐること  うしてモニカ  うして老境  うしてわし  うしてゐるより他  うしとお知らせ  うしてもエヴァンス  うしても発見  うしても船室  うしてお話  うして立ちながら一  うしても見境  うして比較  うして飾りもの  うして茶屋  うして関東  うして御飯  うして土地  うしてつぶやく  うして微笑  うして巨財  うして不安  うして復  うして春  うして半年  うしても今日  うして出かけて来るの  うして打込んだり切  うして立ち替つたの  うして疣  うして放し飼  うして仕方  うして出来る丈  うしても人  うして学校  うして幾  うしても何  うしても判然  うしてやるん  うしてと問  うしても變  うして其那  うして万端  うして異様  うしているわたし  うしてもさつき  うして新橋  うしても名前  うして坐りこみながら眼  うして塔  うして捲き何  うしても余  うして虎  うしても婚礼  うして這入る事  うしてアノ  うしても浦子  うして置く訳  うしても尋常  うしても医者  うして探り当てる事  うして錠  うしても明日  うしても男  うしても権田  うしても生涯  うして紛失  うして幽霊  うしても夏子  うしなはれ山  うしていさせてちょうだい  うして出て来るもの  うして住み処  うしても満足  うしてといふ  うして渠  うしても承知  うしても腹の中  うして和睦  うして破の能  うしてすわっているの  うして人通り  うして下  うしても歸  うしなへる山  うしてどれ  うして五月  うして居ると襯衣  うして居ると後  うしても千  うして犯行  うしても踏み込んで探検  うして植民地  うして武装  うしても会えなかった  うして話しをすると云うこと  うして亂世  うして話しするといふ事  うしてる所  うして見ると第三者  うして見ると君  うして見ると所謂  うして見ると謎  うして見るとこ  うして見ると衣類  うして見ると人  うしても都会  うしても此処  うして御座  うして枯萱  うしている男  うして二箇  うして龕  うして居る間  うして新聞配達  うして汝  うしてちよい  うして皆んな  うして称  うしても羽織  うして音  うして見ると日本  うして生きているの  うして居られるわけ  うして旦那  うして苦  うしてゐると何だか  うして順々  うしてぼんやり  うして醉  うしても彼女  うして飛び出して來  うして送つて  うして貰  うして獨  うして散つて  うして惶  うしても見えるというの  うして呉れるん  うしている方  うして女中  うして償うかと云うこと  うして無駄  うして独り  うして中臣氏  うして鳥  うして平静  うしていつ  うしてくれること  うして小児  うしても話さなかった  うして種々  うして鷹揚  うして腹  うして呉れるの  うして薄倖  うして其  うして丘  うして家  うしても皮肉  うして村  うしてスポイト  うして行くこと  うして持ち出して來  うして相互  うして別々  うして論じてゐるの  うして浦上  うしても先  うしてゆく勤勉  うして貰えること  うしても切炭  うして飛び降りるん  うしさうに  うしなひて大宮  うして生存  うしてあるの  うして事件  うして回収  うして親切  うして黄海  うして覚えてゐる位  うして手紙  うしていて自然  うしても売って遊び  うしてお母さん  うしているか  うして電灯  うして温順  うしていれば気  うしても女学生  うして見れば年  うしているん  うしていても際限  うしても雪  うしてブラ  うしている内  うしても出世  うしても主人  うしても不思議  うしてもお前  うして民  うして旅  うしてオメオメ  うして見ると今日  うして生きてるの  うして見るとあなた  うして其時  うして活きてると思ふだけ脈  うしてもお話  うしていきり  うして入るの  うしても顔  うしても廊下  うしても音  うしても見物人  うしても滝  うして防衛  うしても人格  うしても西洋人  うしてぶざいくな  うして平安朝  うして運命  うして船腹  うしても児童  うしながら馬鹿  うしてゐる方  うしてゐると足音  うして尾行  うしてワラ  うしても相手  うして依怙地  うして老人  うして卵  うしてつかまって了  うしても院長  うしても苛酷  うしても間違い  うして一緒  うして罠  うしても貴方  うしても我慢  うして生きて行く積り  うして散文  うして用意  うして潰れてゐるの  うして足早  うして一様  うして語  うして来るところ  うしてくれるのだい  うしてゐるとき  うしても見当  うして恐る可  うして生きておいで  うしてほんと  うしてさツ  うして宗教  うして見ると空  うしてトニィ・フェルナンデ  うして鑑別  うして両方  うして手ごろ  うして癇  うして駈けて母  うして何時  うして歩いてゐると云  うして相手  うして暮してゐるうち  うして呉れといふの  うして金具  うしても冬子  うしても入りぐち  うしても青野  うしても川口  うしてもツ  うしてゐる時  うしてもホテル  うしても阿部  うしても約束  うして一致  うしてしまふこと  うしなはれて戀  うして雑念  うして主  うして不可能  うしてかんし  うしても行方  うして思ふ様  うして恋  うして純情  うして始めて安心  うして問題  うして參  うして格子戸  うして坐に在る間  うしても健全  うしてもそれら  うして貴女  うして百  うして重  うして独逸  うしても構  うして東京  うしてそ  うして居る場合  うして進んで來  うして融通  うして居ると日本  うして何等  うして居る時  うしても今夜  うして戸袋  うして遊ばして置いちゃ損  うしても此方  うしなひて犬  うしてこちら  うしてしつかりと口  うして外  うしても爽  うして己  うして遊び  うして千  うしているもん  うしてわが家  うしてゐるといふ  うして猫  うして勵  うして唯  うしてるよりや家  うして遣つて  うして歩いてゐ  うしてチヤ  うして智恵子  うしてかの偉大  うしなひしもの  うして木彫  うしてあれば三  うして鼻  うしては自分  うしほあみ  うして呑ますの  うして暮しているん  うしなひ機  うしさふらふひと  うして着用  うして書いてゐるの  うして見ると余  うして書く程  うしても村  うして睡つて  うして迂闊  

名詞

うし[名詞] [絞込み: の~は~が~を~すべて ]
うして徒らに組織立て  うしてその晩はホテルなどに集つて一晩ぢう踊りあかす  ウシを駆る  ウシを追いやってしまう  うして室はもう充分暖たまつて居りました  うして自分の考へ通りなものが写つて来るだらう  うして霧は低く降りた  うして姫に白孔雀の羅と金の立琴とを呉れた  うして此側に意味のある  うして今なほ木の香新らしく嫖客の胸を打つても  うして草のうへで日向ぼこして  うして猫の額程の土地が遣り取りされ  うして水が流れてゐる  うして田舍の新聞へ偶に自分の名が出ると  うして母に育てられた  うして母の母に育てられた  うしてこの娘を育てなければならぬ  うして母親の死んだ  うして釣鐘は遂にゴーンゴーンと鳴り出してくれなかつた  うしてその何處へいつても  うしてらッし  うして父は奈々子が此世を去る  うして障子のもとで獨り荷造をした  うして此邊には何處にも碌な菓子は無いのだといつて  うして勘定書を命じた  うして字の異なるを  うしてその邊の外人居留地かも知れない  うして娘達に別れると  うしてこんどはこんな小説まがひの  うして今女に話しかけ  うじて數年の辛勤一頓し  うして作る  うしてそれが鳩ちやんのためになる  うして味方の兵を集めました  うして左の手に持つた  うして手に捧げた  うして障子にとりついて  うして患者の爲に何かしてゐる  うして胡瓜の音で他を焦らして死んだ  うして再た思ひ出した  うして仕事をしてゐる  うして床につく  うしてばらばらと頁を繰る  うしてゆつたりと耕地防風林の中に入つてゆく  うしてゐた  うしなけアなんねえべ  うして弟の相手になつてやつてゐる  うして花の精のやうに美しい微笑を浮べて  うして其の次ぎの  うして人目を驚かす  うして果しない  うして終ひには焦れつたく  うしてその二つの心が共にあゝした  うして結末に向つて効果をもたらせてゐるが  うして自分の枕もとの懷中時計を取らうとして  うしてその咳はなかなか止み  うしてオキシフルの壜を手にした  うしてその麓のなだらかな勾配に沿うて  うして看護婦たちは彼の病室のドアをすう  うして昨日のことが一昨日のことより昔のやうに思へる  うして英語などで人としや  うして自分で煖爐の前にしやが  うして出れば  うして同じ放  うして夕方へとへとになつて歸つてきた  うしてこの頃は一人きりでゐる  うしてその晩娘と行く  うして路易は自分のこれまでにした  うしてひどく悲しさうにしてゐた  うして物寂びた  うしてメフィストフェレスを圧倒する  うして女は又男の眼を睨み  うして今では地獄の番犬になり  うして児をおどせば  うしてみれば  うしをとる  うして同じアパートの煩さい  うして自分でもそれをよく知つてゐる  うしたらお前の箪笥の上の抽出しに入れて置く  うして少年のやぶれた  うして專ら此派の爲に都合の好い例證だけを擧げてあるから  うしなひたる  うして人つ子ひとり通らない  うして雲を見下してみた  うしてそばへ寄つて見ると  うして機械が動く  うしてゐれば  うして出来る  うして道をかきわけてゆく  うして同じ模様を描き  うしなどが集まって来ているので  うして此優しい靜かな昨日の浦を前にして  うして手の平でこす  うして佐渡の土産に十も買う  うして穴がすつかり埋められてしまふと  うしてとらせる  うして錢湯にゆく  うしてこんな商売をしてゐる  うして上衣の隠しを探ると  うして両手に眼を擦  うして而て質は異る  うして見れば  うしなつてゐる  うして革命家をこころざしてからは  うしなつた男のすがたほど汚いものはないと思ひます  うして今頃は田舍は田植の最中であることが思はれた  うして森の侵入者を追ひ返さうとしてゐる  うして暫らくして  うして熄み  うしてゐる  うしてるところへ一人の兵たいが来て  うしたいといふ  うして願をかけてゐる  うしてお話しながら歩いてゐると  うして地下の岩漿は右の裂け目に沿うて  うして目方と価とが記された  うして實に佗びしい他人を感じる  うして分解的に語は造られてはゐない  うして旧語序によつて出来た  うしがこういった  うしがきた  うしもうもう  うしてしづかに浪を見てゐると  うしてこの精悍の乳房をしつかりと  うして日光が遠くにかがやいてゐるけれども  うしてこの幽邃な世界のうへに夜は青じろい月の光がてらしてゐる  うして柳は風にふかれ  うしてびしよびしよに濡れてし  うしてただなんといふ  うして蛇つかひの吹く  うして荷揚げ機械のばうぜんとしてゐる  うしてこんなむしばんだ  うして遠い海草の焚けてる  うして昔それをただいい氣もちになつて愛讀してゐた  うしてそんなモデルに相應しい  うして話の記載の何頁かを置いて  うして口を塞いでゐないと  うして上へ上つて暗い眠りに落ちた  うして鳥がかうした  うして婦人といへば  うして鳥を飼つてゐる  うしてゐるだけだから  うしてあの婦人より外の女が隣にゐた  うして自分に話しかけはしないだらうかと思ふと  うしてあすは芥子の花の落ちる  うして翌る日にはもう去つてゐない  うして女は赤い鳥を飼つてゐた  うして活字の上で記憶してゐる  うして温泉に出懸けて行く  うして式後二三日してから  うしてズボン吊を掛けながら  うしてこの途方もない空想こそ詩人に与へられた  うして苦しんで  うして不名譽な弱さと思へる  うして婆さんの部屋の戸を力一ぱい叩き出しました  うじて井ほらせけるに  うして矢張り発展の途上にあります  うして空前の隆盛を見せた  うして其のある時代の社会層が築き上げた  うして其謡曲と云ふ  うして其の俳優を人形の様に見せる  うして外の歌舞伎と並んで  うして今日迄の新劇運動を一通り知るには  うして力を一つにしながら  うして草も燒ける  うして朝毎にスープが上つた自分は日に日に伸びるとも  うして庭の隅つこの小さな畑ででも其の芽がだんだん莖となり  うしてあゆみををしへてゐるか  うして舞いこんだ  うして此の目録以後に新しく出  うして其の學問は其の家から傳授を受けなければ  うして其の外に支那から傳へられて  うして殘した  うしてこの色々の祭を見くらべて行く  うして農家では田植ごもりとも  うして裸になつて相撲を取り  うして御社にも灯明を上げ  うして西洋人同志ではてんで意味もない小さな言葉のきれつ  うして日一日と暮らしてゐる  うして同輩だの先輩だの若い女だのに接触して  うして傍に眠てゐる  うして湯氣を噴出する  うして其コンゼクエンツを檢査する  うしてインコンゼクエンツに堪へざる  うして朝廷へ出すべき  うして百姓を育て  うして外國とは交通しないから  うして自分の衷にい  うして自分自身に通れば  うして巷の雜閙の中にゐながら  うして多くの誠實な眞面目な讀者を持つてゐる  うして心竊かにその孤立を望んで  うして首をのべて  うして自分のこの小さい經驗を根據にして  うして美的の悟者も遂には一種の倫理的活動に轉移して行かなければならない  うしてその炎の奧にはこの小さい拘泥を卑しむ哲學者の心が笑つてゐる  うして歸つたら寢る前にこれを書いて置かうと  うして最後に湖畔の月光の中に獨歩しながら  うしてその實もつと人を愛してゐた  うして自分はいつまでも悄然として頭を垂れてゐる  うして誘惑を探しに出かけて行け  うして各聯の上下二句を誇張を交へたるのみによつて  うして釋尊の求道に似た  うして世界を縁として自己を考へる  うして世界と社會との問題が自らその中に含まれて  うして唇を噛んで  うして神性の具現に對して  うして長く觀照の生活に預る  うして表現を唯一の目的とする  うして現實の中に生きて  うして夢にのみ生き  うして社會の大多數が優秀なる藝術を理解し得ない  うして其處には本當に我等の學ばなければならぬ  うしてトルストイの他の著作を讀むに  うして多くのものを並び  うしてこの途を進む  うしてその相違はあらゆる意味に於いて  うして汝は不善であるといふ非難に對する  うして現在の生活の自然を破る  うして自分で自分を煽動して  うして翌日になると  うして自分の實行生活は根柢を得  うして征服し  うして飛躍せる  うして全人格の立場を高き處にとれるが  うしてその倫理書中に羅列された  うして自覺せる  うして此等の色々の思想を根柢に於いて  うして自分自身の生涯を考へる  うしてその占領した  うして病者の膿を持つた  うしてその白い襞の中に裸なる青年を包みながら  うして出離の要求は明滅しながらも  うして兩者の生活の色調を根本的に區別する  うして生涯を空過した  うして人と人との接觸に關する  うして異教的なトルストイが基督教徒らしく他人を愛せ  うして最後に神に於ける  うしてトルストイがフランシスのやうな愛の生涯に入り得なかつた  うして此祈りは何時聽かれるかわからない  うして隱者の生涯を記録して  うして翌朝は薄暗い中に起きて  うして明日の戰に備へる  うして内心に行はれた  うして其中から最も適當な表現の手段を選擇して  うして宗教及び哲學はこの全體的經驗を描寫し  うして此微笑の顏は屹度いいに違ひないと  うして眞正に無價値なる  うして手が疲れた  うして此の如き無理解を公言して  うして此矛盾を自覺してゐる  うして休息を許さない  うして著者の生活と文章とは苦しいがために緊張してゐる  うして大抵の批評が間違つてゐる  うしてその人がその人自身の思想をばまるで發展させずに  うして批評家のタレントの少い者ほど平氣で批評を書いてゐるので  うして作家が自分にとつて有益であるかないかの一點からのみ批評の價値を量る  うして當つてゐても  うしてこの記録は外部に於ける  うして心の弛緩してゐる  うしてこの不愉快を感ずる  うして或日彼は又何時もよりもひどく此暗礁に觸れた  うして凡てを通じて遊戲の氣分を失はないと  うしてそんなことは一度だつてないと安んじて答へる  うしてこんな場合に於いては  うしてあの敬重すべき  うして求むるところなき愛の眼を以つて見れば  うして日の光が月の光にかはらうとする  うして貧弱な肉塊が突然土方に躍りかかつた  うして今迄通りの交渉で満足する  うして人々はどつと一時に笑ひころげた  うして舞台へ歩いて  うして多くの伝説を生み  うして返事も差上ない  うした味は試されない  うして四月中ばに自分は上野駅を立つて  うして自分は暗々裏に小さい蟻の贔負をした  うして自分は東京へ帰つて来た  うして最後までゆけば  うして其信仰の末が今に及んでゐる  うして後になる  うしてこの密房の天井はいちめんに鼠の巣となつてし  うして時はすぎる  うして心が暗くなり  うして港の波止場に訪ねくる  うして勞働者の群がつてゐる  うして電車を降りた  うして最後に日本のやうな所へ及んで  うして其又反動する  うして日本で出  うして此東洋文化を西洋人が吸收して  うして自分の文化と之を一緒にして  うして日本の文化が日本の文化らしいものを作り上げた  うして其上更に專門の高僧から許可まで受け給うたといふ  うして後醍醐天皇は玄惠法印に講釋をさせられます  うして講釋をさせられるといふ  うして龜山上皇が親から國家人民に代はられると言うて  うして日本の前には國難が横つて居つた  うして日本は神國だから尊いといふことを言つて居ります  うして日本は神國であつて日本は特別な國體だといふ  うしてその以前から武家といふやうな下層から頭を持ち上げて  うして是は不思議にも大覺寺統即ち南朝といふやうなものと關係を持ちまして  うして體裁を作らうと考へた  うして後年再び告白の要求を痛切に感ずる  うして讀者はその後に書いた  うしてその視野の範圍内の田圃はすべて御領地となつてゐた  うして紫ばんで来た  うして東の瑞泉寺山に涌き出した  うして白帝城下の名も彩雲閣の河原に錨を下ろし  うしてロヨラの生れた  うして自ら立つて  うして歌の功徳を呑みこませた  うして九月もいつか二十日ほど過ぎた  うしてその文学なる  うして一つ教科書に代る代る二人で仮名をつけて  うして夜が更けて  うして離れを借りてゐた  うしてこの淋しい心を抱いて  うして人と話をする  うして冬空の星の如くにそれ自らも凍りついてゐるので  うしてその懊悩に青ざめ  うして癖のある  うして生きてゐる  うして無言で外へでた  うしてうねりの高い暗い海の波浪の音にとりまかれながら  うして所々に露出した  うして此人達から新築のホテルに関する噂を聞いた  うして扉を開けかけてから振り返つて  うして慾念を露出し  うして行き先が分らなかつた  うして室生さんはいつもさう  うして人を招く  うして歯の抜けた  うして起る  うして銀箔地へ家々の定紋を書いてばれんをつけたまといが  うしはき  うして終日これといふ仕事もしずにぶら  うしてあの人によつて  うしてその筋書通りに人形を操つて見ましたが  うしてその香を聞かず  うして伊勢に行くまで  うしていらつしやい  うしばかり調子はずれの歌をうたった  うして柔道の受身を用ひて  うして同じ東京に居ながら  うして蒲団のなかへこの儘もぐり込んで  うして顔に似合しからぬ  うしてあの方を輕蔑してる  うして置く  うしてはゐられなくな  うじて呼吸をし  うして材料の選擇に惱んでゐる  うして家まで送つて下さつたから  うして物覺えのよい但馬守がまだ半年にもならぬ  うして乱酔舞踏に終るので  うして其傾向と勢を一つにした  うしてテーブルのところへ帰らうとして  うして良人の歸つて來る方をぢつと見詰めてゐる  うして義男の顏を横に見ながら  うして毎日お互を突つ突き合ふ  うして墓地の中を歩き廻つた  うして義男を喜ばせる  うして其邊に取り散らかつた  うして日中の暑熱に何も彼もぢつと息を凝らしてる  うしてみのるが想像した  うして秋の淋しさは人の前髮を吹く  うして自分の傍から急に道連れの影を失ふ  うして却つてこの人に捨てられた  うしてみのるに面會してくれた  うして逢つてる間にその人の口から出た  うしてその隱された  うして木偶見たいな  うして云う  うして後から私も化け込んで  うして日光といふものは斯うして七色の光から出来て居る  うして根よく天日に晒して  うして成立してゐるとも見られる  うして僧に一辺の回向を頼む  うじやうじやしてゐる  うして麹町の家に来てみると  うしとやさしと思えども飛び立ちかねつ  うして日を逐うて  うしてその羽根楊子へ湯呑の水をひたしながら  うしてその狂ひの  うして松田はどうすると  うしてゐたら  うしてその御笑ひ  うしたえきぞちしずむを  うして春も逝いた  うして千恵は今晩とはまつたく  うして刹那に一切を了解した  うしてその上に乱落する  うして理由までちやんとこし  うしてその上に亂落する  うして耳を澄ます  うしてお立ちになつてらつしやいますと  うして言ひ出した  うしてこの辛辣な観察の中に我々は矢張り多くの反省しなければならぬ  うして改善の可能性のある  うして日本全体の旅館を正しい意味に於ける  うして日本をより多く愛する  うして寛いだ  うして尠くとも  うして四代五代将軍時代に輩出した  うして時を過ごし  うして覺えず  うしほの恋のたはぶれくれの  うして夜はくた  うして自分とおなじ風の性向の人のまざまざとした  うしてその殘して行く  うしてお互に己の欲する  うしてすうと  うして隱れん坊をして  うして僅に悲しみ  うして今更にあなたの頬のやつれに  うしてなほ低くつけ加へます  うして一散に私の心はあなたへと走せかへります  うして瞬をすると  うしてその鬪ひが  うして一つことばかりを繰り返して  うして其の弁護士は斯う結びました  うして學校の教場内に竝列した  うして家の潰れ  うして近くにゐた  うして其處は多く兒童の集る  うしてこの水田の東西南の三方は比較的に堅い地盤を以て圍まれてゐる  うして子供とほこりの群は畑道から畑道へ移つて行く  うして行列の進行は一時止る  うして長く立留つて読経しなければならないかと  うして力の弱い国民が同じ国民としての働きができる  うして物を与へ  うして出来上つたものが非常に間違ひない  うしてその虫は凱歌を挙げて  うして片方の手でポケツトを探す  うして家を明けて出て  うして車を寄せて  うしてお呉れ  うして引被いて  うしてその戀を添ひ遂げた  うして接吻を了ってしまふと  うして終にはこの夢が恐しくなって来た  うじつとしては居られなかつた  うしてドレスデンの國有文庫に殘つてゐた  うして太鼓の縁に押しつけられたりする  うして光に飽き  うしてときをり彼女たちは不思議な手つきをした  うしてその崩れた  うして震へる  うして樂しんで來た片品川峽谷の眺めは矢張り私を落膽せしめなかつた  うして一万何千名の御歴々がパージから解放され  うして船醉してゐた  うして肌に着けても  うしてりやい  うして年取つて黒く萎びた  うして教員室から教場へ来る迄の  うして劇しく  うして鋭くて愛想気のない蓑田先生の宿を訪問する  うして自分の将来に見るべく聞くべき  うして縁側の籐椅子に凭れて  うして亭主に仕えるという  うして母子二人のわびしい生活がはじまつた  うして杉村や高山らとの接觸の面が深く廣くなるに  うして自分たちの現在について一層の確信を持つた  うしなくてはもう体が続かないと  うして議會も國民と全く同じ事をやつたに過ぎない  うして愛情にみちた  うして気楽になれば  うして首尾よく仕遂げたうへは  うした所を考へて見て  うして馬車で走つてゐる  うして最後に自分が近頃書いた  うして平生あなたがかう  うしてまう  うして早く起きなければならなかつた  うして今後進むべき  うして前代を倒して  うして前に在りました  うして之を保存された  うして孔子を其宗教の教祖にする  うして魯と云ふ  うして魯が新しい法を立てると  うして他の國を魯と區別して居る  うして今後も着  うして風通しの悪る  うして島の産で無ければ蹄を痛めて  うして靜かな夜を想像して  うして腹の膨れるといふ  うして一つの鞄と一つの風呂敷包とを兩手に提げて  うして剥皮して  うして升すと  うして自分の家にも栽ゑて見たいといふ  うして自分の方がえらいのであると云つて著述して居ります  うして佛教の目録は完全に出  うしてその校正が終ると  うしてその起源に關する  うして歴代攝政關白の家になる  うしてその結果が出て  うして春秋三傳から申しますと  うしてそのやうな気持のなかにどういふ  うして貰はねえと安心して働けないから  うして仕合せに子供まで出来て暮してゐようた  うして石になつてしまへば  うしてベンベンとして他人が良い様にして呉れる  うしてこの歳はもうみんなには仕事のなかに芸術を感じ得る  うして忌はしい  うしてその一方の鳥が羽をゆさぶる  うして払つてもどうしても動かずに  うして汽車に乗  うして愛國心なども有る  うして學校を出てからの  うして小學校へ入學してからでも  うして成る  うして方則に順應する  うして此れが  うして雨曝しになつて小さく鎭座して居る  うしい黄櫨染の御袍も拝される  うじのなごりと思い候えば  うして自身をいためつける  うして予の寢臺を見捨て  うして一定の時間に藥をのまねばならぬといふ  うして歸つて行く  うして自分自身に對して恥ぢた  うしてその悲しむべき  うして拔いて  うして其の眞黒な管からはウヰスキイのもつと  うして成程腹にたまる  うして殆んどまた容器の半分位にまで達した  うして靜かに世間の悲しむべき  うして予が神樣に向つて何度も何度も繰返して  うして抱いて見ると  うして夜昼責め続けました  うして酒徒としての私にはやや差し障り  うしてその従兄の八高生から引つ  うして走る  うして風呂へゆく  うして眞夜中の潮が滿ちて  うして夜ぴて母と小供は走る  うして狂人らしい様々な事を口走つた  うして目を瞑つて居る  うしては机へ肘を懸けて  うして畑の方へ吹き  うして無邪氣な顏をならべた  うして此の峽谷を出る  うして淺薄な自分が果して絶對に金錢の誘惑を排斥し得るかといふ  うして名状し  うして兎に角胴腹や足の太いなりに組み立てた  うして此の異樣な人物は書記室に隣した  うして餘りに曲のないのに氣が付て椅子を少し後へずらしてすつと  うして養家を離れては  うして其一事を以て佐治君を慰めようかと  うして稍恢復した  うして白米に至る  うして兩者の間に値打の差別があると思ふか  うして其旅行に事件が加はれば  うして正味が幾ら有るかと聞く  うして自分を見て  うじやうじやと重なり  うじやうじやゐる  うしてその茶席の軒へ額でも提灯でもべた一面に懸けるが  うして安心してる  うして旅にまで出て  うして天狗がゐた  うしてその痛みを感じようとする  うして萩原さんにはあなたの平靜な部分が氣に入らぬかも知れません  うして其の羊羮といふものを一片喰べてみたくてたまらなかつた  うして入口の敷居を跨ぐ  うして玉の輿とはよく言うた  うしてこの蒐集には東洋芸術の遺品も又相応にまじつてゐる  うして其処から足を最初の室に踏み入れると  うしてこの自信が此処でも亦更に確められ得た  うしてこの不安ながたがたした  うして頂ければ  うして其自尊自大と云ふも  うして心配してくださるから  うして久留島さんまで送り届けて  うしたる党与を  うしては居られずと思ひ  うしなひしをさ  うして深く黙した  うしたる黨與を議會に有せず  うして気が飢ゑ神が疲れた  うしに見えたり  うして結婚へと君を強ひる  うして今はどうしてトランプをしない  うして左の掌へ五文六文と勘定をして  うして封を披く  うして今度は口の中で低く聲を立てて讀んでゐたが  うして叔父の源太郎が監督者とも付かず  うして今度は口の中で低く声を立てて読んでゐたが  うして今度結婚する  うして胸から腹の方にかけて少し白いところがあるの  うしておほきな  うして夜の暗につつまれて  うして女王の部屋の方へと飛んで  うして見ようと  うして最後に絶命した  うして自分の訊きたい  うして今日も雨はふらず  うして気のせゐか  うして根気を出した  うしてその幽かな哀調の色に執し過ぎて  うしてその淡緑色の小さい毛虫のやうにしみじみとその私の気分にまみれて  うしてその眼は一瞬の怒に  うして穴の土を手のさきでならして  うしてアレと驚いた  うして例のやうに四つ又へ詫を頼んだ  うして厩へ行つて馬の食ひ振を見て居る  うして四つ又が持て  うして四つ又の前へ對して  うして松山から買つた畑を讓つてもらつて  うして椋鳥が群をなして  うして夕陽の沒する  うしにされた  うして跫音がすると  うして兩側の街燈の美しく輝き始めた  うして第二は言ふまでも  うしのこくにも  うして結婚の日取も定ま  うして女は悲しさに堪えなければならない  うしてその母親がこんなことを言ふ  うして男が悲しんでゐる  うして罪を求めすぎたとは  うして全ては行はれた  うして造りつけの板椅子の上へなんとなく腰を下してし  うして喧ましい  うして酷くし  うしてこの惨めな遁走を励ます  うしたしつとりとした曇り  うしてをれる  うしてその試みは成功したといへる  うして自動車や電車の響に絶えず驚かされながら  うして花の散り終るまでには  うして夜の時刻が更けて行く  うして別の方から出なほさう  うして紙幣を数へて見て  うして最後に斯う云ふ  うして部長の審問の仕方の巧妙なのに感心した  うして水を貰ふ  うして旅籠屋ならびに農業に精出した  うして西洋美術の本筋をそのレアリズムに認めて居られたらしく考へられた  うして樹立に出  うして赤彦君はつづいて  うして實は國とか民族とか申します  うして君主も貴族から解放されます  うして君主が政權を專有して居りましたが  うして天然と同じやうな景色を作つて生活を樂しまうとした  うして内部の養生をして行かうといふ  うして逞しい空想力といふものがある  うして椋原孔明氏は蹉跌の回が重なるにつけて  うして全ての残雪が谷の底からも消え去る  うして興味に燃えながら  うして醫員がタオルで手を拭つてゐる  うして浮腫のある  うしてその事によつて遊戲をする  うして住んでいますとね  うしてみち子に悟られない  うして物をも云はず足音荒く僕の室を出て  うして自分たちは国家のためにやつてる  うして新生涯を夢みながら  うしてその汚點に對する  うして器物のもつ  うして土味を實によく見せてくれてゐる  うして自分の狙つてゐる  うして御苦勞にもロクロの時から故意に歪ませたり  うして苦労して居る  うして御自身も少しづつ和歌をお作りになられて  うして後はからりとして  うして恩に着せる  うして将軍家のお顔を仰ぎ見て  うして長明入道さまを将軍家のお歌のお相手として御推挙申し上げた  うして舌をお出しなさいました  うして和歌も出来ず  うして将軍家はそれに依  うして御継母に泣きつかれて  うして将軍家のお覚えも殊にめでたかつた  うしてそのやうな叛逆の動かぬ  うして御父祖に宛て  うして三浦左衛門尉さまの手柄顔なる密告に接しても  うして何事もなかつたやうに静かに御酒盃をおふくみになられました  うして御自分のお考へだけでどしどし京と御交通なさいますので  うしてあてもなく海上をさまよひ歩き  うして将軍家に対してはさらに見るに  うして自分が自分の職務に對し  うして其の發見によつて却て益自分自身の生活に不合理と矛盾とを深くして行く  うして前の日と同じ色の封筒に同じ名を書いた  うして其處に或動かすべからざる  うしてこんな事を考へてゐた  うして其他の眞に私に不便を感じさせ  うして朝夕熱心に歯を磨き出した  うして歯を磨き終ると  うして洋行させた  うして語るべからず  うしてこの遊戯が流行した  うして斯ういふ思ひもかけぬ  うじてどよもしながら  うして他所へ行くだらう  うしてその數がふへる  うして比較して見る  うして春どんに抱着いた  うして正吉と同じ町の故郷へ帰らなければならなかつた  うして正月が来たら  うして此處で皆草の山に埋  うして表題を少しひねつてつけて見た  うしてトルストイの射止めた  うして茶碗に罅が入る  うして山の神が次第に尊ばれて来て  うして人の心理を変化せしめる  うして寢ながらにして  うじつとしてはいられなかつた  うじや困るな  うじがわきますぜ  うして湯屋は向う側にあるから  うして其処を鋭く刺した  うしてお話をする  うして方々探してあるいてゐた  うして遅れちやあいけない  うしてベルの音の微に響く  うして自分をそんな死人に擬して  うして翌日帰つていつた  うしがもとにはいと子君伯母君二処居たり  うして主人が居る  うして或る一定の浴衣地等々を町の乗りものなどでも散見する  うして同志と為る  うして始めから仕舞迄意見の交換を遣つて居る  うして其意見が悉く奇拔なひねくれた  うして放火犯人として捕へられた  うして村人達に卑しめられる  うして晴天の下に白い濁りをもつて  うして無言に青空ばかり仰いでゐる  うしては居られませぬ  うして若しさうだとすれば  うしてその顏がまつ  うしてその合ひ  うしてその雛の箱は今夜一晩過ごしたが  うしお染の横きりの細形の体にはたまらなく似合う  うして走り廻る  うしてそれぞれの立場の利益を擁護し  うして如何なる時代の如何なる階級の民衆によつて創り出されて来たかといふ  うしてこの国民の翼賛運動に対して芸術家はどういふ風に協力しなければならないかといふ  うして食事の味も以前と少しも変りなく味へる  うしてその機会を利用して  うして其心持の外に私は何も有つてゐなかつた  うして東京に帰つて来た  うしてかう  うして振り廻しつ  うして振り冠つて三つ四つ打ち下ろした  うしてはまた離際に横なぐりに  うして肝煎のはやり  うしてうまく祖父をかついだ  うして一切を忘れながら  うして庭先の萩のしげみに身を忍ばせて  うして置きまし  うして海辺の松とより他に見てゐる  うして沢田が居る  うして御両人並んで  うしてその折々に浮んで  うして死といふものをみつめてゐる  うじやしい  うしてこの非常線を突破してしまいました  うして外の木の若葉がもう若葉といはれぬ  うして西暦の千二百四十六年七月から十一月まで五ヶ月の間蒙  うして家を親類から返して  うして東西南北へ以て三遍づつそれを撒きます  うしなくては動機と金とを一しよに擲つた  うして跳り上がつて槲の木の杖を持つて  うして裏を返せば  うして委細構はず大跨に  うしてその後からシユウといふ泡の消える  うして東京の方を本として居る  うして何某の内の柿を取  うしてその蒲団は年が年中敷き  うしてその籠の傍には羽子板が一つ置いてある  うして梟の事をば俗にフルツクといふ  うして秋の半ばやや夜寒の頃になると  うしなふに至る  うしてその地を立ち去らうとした  うして師匠を家に送り込んで  うしてその日の買入物を持つて  うしてやをら父親の脇の下に肩を入れて  うして此も大きな聲で鳴いたと  うして糸薄の中には疎らに赤松が聳えて居る  うしとや亡き人の秋に心をとどめざりけん  うして素戔嗚が投げたにしても  うして重なる  うして宮の階段を上りながら  うして弁信のおとなう  うしてサムボリスムなる名称のきまるまで  うしと思ふに消えぬ  うして世間に出られる  うして勉強なす  うして奥さんを可愛がつて看病してあげた  うして人々の注意も惹かず  うして追ひ出されでもしない  うして最後の一人の女は冷静なる居士にダンスを申込み  うしてゐるから  うしてゐたので  うしともいはじか  うして息を大きくして  うしてもらひたい  うしていふまでもなく各々の入りみだれた  うじやとゐる  うして其折を外さず  うして其立派な善行を行ふ  うじが繁殖して  うじの功労は古くから知られていた  うじが繁殖する  うじがきれいに膿をなめ尽くして  うじを飼育繁殖させる  うじがきたないのではなくて人間や自然の作った  うじがその全力を尽くす  うじが成虫になっては  うじもこの世界から姿を消す  うじや蚤などのようなものが群集した  うしてその狂態を活写すべく  うして呼応と言ふ  うして其學才は當時の人に拔出て居りました  うして勢ひに任せて  うして一番階級の下な修養のない腕つ節の強い者が勢ひを得る  うして天子も室町の足利の第に行幸される  うして神道に關する  ウジがたかり  うして見つめてゐる  うして教えを乞うてみた  うして立ちあがると  うしてこのピカデリー劇場にはかう  うしてその作品を書く  うしてもなんにもならない  うして大勢の船員が働いてゐた  うして姑の意を迎へないでする  うして学校時代からの私たちに一日も早く成りたいと  うして少年の周囲で声張上て万歳を唱えてゐる  うして日本で第一流の天才と云つてよい人は富永仲基であると思ひます  うして此人の出所も大分はつきり分る  うして佛教發達の歴史を考へるかといふ  うして最初お釋迦さんの考へた  うして如是我聞と聞かなければならないと悲しんだといふ  うして時期を待たう  うし動いて窓の方へ寄り  うして縒つた蔓が出来た  うして用語例と言ふも  うしほに語り  うして穫れた  うして夕方になる  うして白堊にしておくと  うして太政官の屍體は村葬で送られた  うして自分の当り狂言の古蹟を尋ねる  うして馬場のひとりごととは千里萬里もかけはなれた  うして相談に水をさしてやらう  うして鉄瓶の胴腹をピンピンと指先ではじいた  うして此処にね転ぶと  うしは先の日まみえ  うしなふ  うして後方へ帰つてきて  うして国事に関係ある  うして其転変から醸し出される  うして其が実現せられるに  うして其等の人々と文雅の交りをしてゐる  うして言ふかも知れない  うし来つた調子の独立した  うしておほ  うしてソクラテスに帰依する  ウジをわかしている  ウジがブツブツと毒液を吐いている  うして出発した  うしてその仕事を補佐し  うして同氏を技師として遇する  うして各地に栄えた  うして髭にも触れる  うしてソファの中にぐつたりと身を落した  うしてその抽出しに  うしてひよつくり讀みあてた  うしてその時こそは彼の愛情の對象が消えるのみならず  うして百姓の老夫は故もなく余を見ては  うして子供と一つになつて泳いで見た  うして其水に立ちながら  うして谿は藥研の底のやうな形をして  うして會計のところへ行つて少しばかりの金を借りて  うして捨て惜しむ  うして作つてゐた  うして生みおとされた  うしてその日の米鹽すら充分でない樣な朝夕をずつと數年來續けて來てゐた  うして飮まれる  うして其處に見出でた  うしていま自分の前に横たはつて居る  うしてその頃小生の詠んでゐた  うしてぼんやりしてゐる  うしてお爺さんに逢つてよろしく言つて下さい  うして音もなく泡だつてゐる  うして靜かにしてゐねばならぬのであらう  うしはきゐたりし  うして温泉に浸つてゐる  うして舞ひ戻つて来れば  うして世と人と自然を憎み  うして故郷の家をのがれ  うして歌はれる  うして全発想に深い影響のある  うして其詞を押し出して  うして其が二様に現れた  うしてその抜け  うして寒天に凍るばかりの  うして其の方法は二つある  うして其の夢の覺め際に肺病に取つ附かれたといふ  うして復東京へ戻  うして春が来た  うしてやうやく  うして孔子の教を載せてゐる  うして教へとした  うしてその間に所謂成象といふものを自得して  うして總ての古來の著述を判斷して  うして自分の必要な題目によつて勝手に著述をした  うしてあらゆる應用の方法を論じた  うして纂輯する  うして地方志が一般史の材料になる  うして小さな手荷物を砂利の上に卸して  うして手荷物を膝に載せて  うして左の袂を引つこぬく  うして馬車から降りて  うして荷物の埃を叩いた  うしては唯もう客にはお世辭をよくするまでの  うして兎に角縁のすれた  うして野中の道を又馬車に揉まれつ  うして店のことや老いた  うして遂賑かさにひかされて  うして其瞬間に今まで動搖して居た  うして味をつけ加へれば  うして後に入るが  うじつと坐つてゐる  うして一つ時暇をつぶさないと  うして末の娘はその夕方から熱を出して  うした引つ  うして聴くと  うして玩具の仏法僧鳥をばあそこの店で売る  うしてその菊の籬の尽きる  うして両腕を垂れた  うして心のなかには色々な事を考へる  うしなつて戻  うして添へられた  うして研究する  うして爭うて  うして機發の状の如くす  うして其の批評は殆ど一々適中して居ると  うして悄らしく首をあげたが  うして麻油の頬つぺたを舐めた  うし増えているばかりだった  うして歓談を尽して  うして真中のマダムが一人でさっさと降りて行ってしまった  うしてその光と影の中でさまざまな人物を出  うして他は著者自身の實際の事歴を經として叙述した  うして其處に此の小説の本旨が却つて一番強く且つ深く達せられたに  うして事がひとりでに運ぶ  うして闘病との間断なき一連続に過ぎなかつた  うしてそのはいからと言ふ  うして体の中に這入ると  うして散文でも定つた散文がありますが  うしと言ふ  うして引つ  うして火星へロケッ飛んで行くの  うして祝福の詞を述べた  うして日本の土地から出る  うしのうて  うして和尚はときいた  うして宇宙的な安住を考へさせ  うしてその舊さに滿足を感じ  うして愛を豐かに持つ  うして貰えば  うして分析によりて得られた  うして強ひて  うしてご覽なさい  うしてお雪さんはといふと  うしてそんな遲い  うして内心いささか報恩などを期待してゐる  うして陸に上つて来た  うして浦島は亀の甲羅にくつついて  うして森閑としてゐる  うしてへんに嫋々たる余韻がある  うして安心して  うして狸汁にされるといふ  うして敏捷できかぬ  うして爺さんの家へとどけてあげる  うして愛嬌がある  うして結婚後十数年経過してゐる  うしてお爺さんがあらはれると  うしてご自身を慰めてゐる  うして溜息ばかりついて  うして浦島は龜の甲羅にくつついて  うして實地に臨んでみると  うしてへんに嫋々たる餘韻がある  うしてあの慘めな敗北を喫する  うして顏色も惡く  うして結婚後十數年經過してゐる  うして晴れ晴れと微笑しながら  うして直会なる新室のうたげを行うた  うして面会日の札まで誰かが盗んで  うして實際に筆を動かしはじめてみると  うして書き出しの四五枚を漸くまとめ得たかと思ふ  うして毎晩うんと旨い物を食べてやる  うしてお元氣にしてゐて下さる  うしてフランス語の改良についての相談を王から受けると  うして今日迄八回それが改修されてをります  うしてドイツ語との比較が試みられた  うしてそのとき私が一つの試煉でもあるかの  うして髯を剃らせて居る  うして拇指を出したりした  うして川を見おろして立つた  うしてランプを以前の釘に掛けて  うして又店先で茫然として往來から遠くを見渡して居る  うして徐ろに走る  うして器量一杯の支度をする  うして女房へ妙に手眞似をする  うしてその整頓せられて出た  うして縮図してゐる  うしてなほ南へ進む  うしほを浴びる  うして買ふ  うしてその中堅分子を先頭に押し出してくれる  うして驚き易い私の皮膚と靈はつねに螽斯の薄い四肢のやうに新しい發見の前に喜び  うして夜は觀音講のなつかしい提燈の灯をちらつかせながら  うして甘酸ゆい  うして雨乞の思ひ思ひに  うして彼我の家庭を擧げて  うしてこの中の資格は處女に限られ  うして街の水路から樋をくぐつて來るかの小さい流は隱居屋の涼み臺の下を流れ  うして朱欒の花の白くちる  うして迎ひの  うしてかくれんぼの息をひそめて  うして棟木のかげからぬるぬると匍ひ下る  うして乳母の胸に犇と抱きついては  うして顫へてる  うして魚くさい見物のなかに蠶豆の青い液に小さな指さきを染めて  うして彼方此方の秣や凋れた  うして縁の赤い黒表紙の讚美歌集をまさぐりながら  うして潮の引いた  うして汐の靜かにさしてくる  うしてその翌年長崎旅行の途次汽車の窓から見た  うしてこの家の舊い  うして軟風のいらいらと葱の臭を吹きおくる  うしてその日から非常に晝の太陽を恐るる  うして若鷲の巣立ちを思はせる  うしてそのテエマを芸術的に最も力強く表現する  うして現実曝露の悲哀を感ずるといふ  うして重荷を担ふて  うして灰色の砂丘に坐つてゐると  うして霧のふかい谷間の墓をたづねて行かうね  うしてとりかへしのつかない  うして洋燈のうす暗い廚子のかげで先祖の死靈がさむしげにふるへてゐる  うして乞食どものうろうろする  うしてひつそりとしなをつくりながら  うしてあらゆるものから推理的に突き進んで行く  うして雜念を拂ふ  うして片方に寄り重なった  うして時間を過ごしてゐて  うしだけんど田地も六七段有るし  うして白壁の天守閣が無言で立つてゐるとしたら  うして鉄瓶には一本お銚子がいれられてゐた  うして田舎の人の差し出す  うして乱に及ぶなどといふ  うして雑話が出たら  うして日常瑣事の世俗の雑談ばかりした  うして海浜のすぐ近くに網がいくつも立てられてゐて  うしてこの扁柏林に就いては  うしてわが国の模範林制と呼ばれてゐる  うして電燈に頭をぶつけて  うして死後岩木山に祭られてゐるといふ  うしてその原稿を売らなければ生きて行けないといふ  うして山を登つて行くにつれて  うして小泊に於ける  うしてこんなものでもたいてい大劇場に於て當時の名優に依つて演ぜられた  うして以心伝心に同じ哀憐の情が三人の上に益々深められてゆく  うしてその葉その根の尖まで光り出す  うしてその四肢が常に鋭角に動く  うしてその家の表へ供へた机の上の團子を猫がくはへ出して  うしでも売る  うして津下にばかり金を遣はせては  うして個人的なことを思つてゐる  うして物をつかんでいらつしやる  うして家風を美にするに在り  うして寢椅子を縁側に出して  うして涙を持たぬ  うして道子の華な世界に引き込まれながら  うして京都迄の小一時間に所謂水上瀧太郎廢嫡問題なる  うして肉刀をとり  うして約卅分は過ぎた  うして新聞記者といふものに對して  うして作者が此の小説に失敗した  うしてその爲に餘計者にされる  うして他人の雅號を用ゐる  うして冷くな  うして批評的能力を缺いて居る  うして斯ういふ  うしてその儘お寺の石垣に押つけてし  うして此の行方を知らないといふ  うして夜の明けぬ  うして自分でランプを机の上へもどして  うして砂糖の實の噺をして  うしてぢいつとして居たが  うして明るく心を出した  うして遣る  うじやうじやと雲のやうに渦巻いてゐる  うして揺籃の中へ坊やを寝かして  うじやうじやさせてをりますからね  うして復活祭の前の晩になると  うしなきやならなかつた  うしなくつちやなりませんよ  うじやうじやと喰らひ  うして結婚前に何人の心的經驗にも此種の不貞不純を絶對に犯さないで居られる  うして其文の拙なれば  うして銅像迄建てられた  うして鋪道のある  うして桃や李やの咲いてる  うして忘却の錨をとき  うして忘却の錨を解き  うして人間どもの生活する  うして磯草の枯れた  うして草木の祭祀に捧げる  うしてべにがらいろにぬられた  うして海岸のけむつた柳のかげで首なし船のちらほらと往き通ふ  うして芥燒場の泥土にぬりこめられた  うして丈の高い野茨の上を飛び  うして荷揚機械のばうぜんとしてゐる  うして色の黒い娘たちとあてもない情熱の戀でもさがしに行かう  うしてほら貝みたいな瞳だまをひらきまつ  うしてパノラマ館の塔の上にはぺんぺんとする  うして朦朧とした  うして現實のものから消えて  うして砂原へ天幕を張り懶惰な日にやけた  うじやうじやしてつまらぬ  うして涙の出るほど  うして音楽を研究なさる  うして此処へ来た  うして最後にあたへられた  うして惡戲好な村落の若者の爲にぢらされた  うして自分の務に赴きました  うして自分自身の噪ぐ心を落付けさせたい  うして家へ歸るまでは何だか足がふら  うしがいけない  うしてゐておくれよ  うして哲學がむつかしいと一般に云はれる  うして徳川流の兵法談議がほぼ完成を見た  うして後其宅窟を審察して  うしてバトンを渡す  うして田園にゐる  うして囚はれてゐる  うして行つて見るまでも  うして周三は四日ほどの徒勞を重ねた  うしておきみは下唇を血の出るほど  うして周三を警察に叩き込み  うしてその上へ乗りながら  うしてその機微を知らぬ  うして天地しづかに夢に入る  うして其句の意味は斯ういふ  うして当来の念々は悉く刹那の現在からすぐ過去に流れ込む  うして戦争の展開する  うして或る時は気の毒になる  うして向後独逸が成功を収めれば収める程  うして此変化は既に独逸が真向に振り翳してゐる  うして美と正義を一致させ  うして本当の意味でもう一度それを評価の階段中に入れ  うして此影響はたとひ  うして成効してゐる  うして今独逸を縦横に且獰猛に活躍させてゐる  うして其内で西洋の批評家の誇張が一番少ないと思ふ  うして其戦争から真に強固にして  うしてビスマークは彼の要する  うして其価値によつて此主義の存在が保証されなければならない  うして自分で把手に手をかけて  うしとくれ  うして女がゆく  うして悄然と御燈明をあげにゆく  うして魔気のふかい女の素はだかの感覚から忘れた  うして薔薇いろに  うしてお互に往来する  うじやアありません  うしてその奇怪な体内には恐ろしい妖力を持つてゐる  うして火の鈴を取り上げて  うして垂線をはなる  うして而して  うじてこれをつくれり  うして其を持ち  うして其口は十分な律文要素が加つて居た  うして人間死して  うして多く神となつて了うてゐる  うして帰れば  うして後から出た  うして其ほかひ  うして下栗あたりでもあるかなど  うして其代りに物部氏伝来の方式の用ゐられて来た  うして其詞章の作者を抽き出して  うして死に到るあり  うして桜の命乞ひをした  うして姑らくしてから  うして長椅子にべたりと腰を下して  うして孤島に逗まつて  うして老僧を通ひ  うしてともに靜になりし  うしてこの三の物の間に秩序は造られ立てられき  うしてキリストの兩性を信ずるに及び  うして萬物を造り  うしてロシアに止まつてゐたら  ウジに似た  うして地べたに転げ落ちないでゐられようといふ  うして久し振りに会つてみると  うしてその古代の習俗を今に止めてゐる  うして唱へる  うして峨眉山もどよむ  うして鵜の目鷹の目であらを見出し  うして國會を通過して  うして金融を絶つて  うして人民を狂亂させて  うして人民を脅迫して  うして百姓の農業を妨害し  うして之を内務大臣に見せた  うして其費用は取るぞ  うして最後にリユックサックを脊負つた中年の日本紳士がついて  うして風呂に入つて汗を流したいといふので  うして寢ころんで  うして小杉さんは東京へ出ると  うして最後に溜飲を下げて  うして仙人の道を求めてきた  うして今年こそは及第して  うして神が来ると  うして去る  うして流行してゐる  うして組織の違ふかむからなど  うして音が徹る  うして立つ  うしのようにあばれる  うして行けば  うして目の前でチヨンと鋏を一つ鳴らして見せた  うして隔つた人々に追ひすがる  うして爪先をそろへて歩きはじめました  うして違はざらんことを信じて居る  うしてその少女が暗い裏通りの怪しげなホテルの中へ這入る  うしてこの自負心強き民族の如何に偏狹なる  うして到る  うして襤褸をまとつた  うして由藏夫婦は村を追ひ出された  うして二月程過ぎた  うして親爺もたうとう身動きも出  うしなひし  うして物を異にする  うして大本営に於ては天皇陛下が終戦の聖断を下し給うた  うして断末魔よりも深い苦痛の声をもつて  うして有所方面に落ち激つ  うして狐憑の女が他愛もなく狂ひ出し  うして彼我の家庭を挙げて  うしてこの中の資格は処女に限られ  うして町の水路から樋をくぐつて来るかの  うして迎への人力車がその銀の輪をキラキラさして遙かの山すその岡の赤い曼珠沙華のかげから寝ころんで見た  うして外へ出て  うして貴族種だから上品な所がある  うして直むきになる  ウジがわく  うして老人の居る  うして美しい文句は浮びません  うして恥しさの余りの笑ひが  うして船が引上げられてる  うして自分を見た  うして水際に生えてる  うしてお秋さんは何處まで行く  うして籐椅子に腰かけながら  うして月日が九鬼の死を遠ざければ遠ざけるほど  うして母からも離れて  うして自分をごまかす  うして扁理はやうやく  うして自分の足もとに散らばつてゐる  うして夫人はいかにも自信あり  

~ うし[名詞]1
耕夫のウシを  百姓のウシを  椿とさうして  自分もさうして  母もさうして  かさをうし  重荷ひくうしの  ことならさうして  時かうして  ままさうして  濺ぐはげしい光を浴びながらさうして  つまり何時までさうして  一人かうして  現在かうして  ごとに入れてめかかうして  んださうして  開戦以来にうし  半分かうじの  家もさうして  海月やうみうしなどが  以上もうし  我をうし  誇りをうし  考へをうし  ずしやうじん  あなたとかうして  みんな度をうし  近所のもみれうじや  畑にうしが  海岸だかうして  腕をさうして  歩きにでるさうして  やうに羽ばたきながらさうして  恐れださうして  知つてるさうして  始めからずつとさうして  御車のうしや  ひとこともうし  垂んとしてさうして  さうになるかうして  ことださうして  ふきかうして  母であるかうして  私などもさうして  三寸下るうしの  土着してさうして  異様なさうして  朝貢をさしてさうして  自分とかうして  隙間風にも消え去るものの如くさうして  君はだうして  舳にうしは  カニューレでからうじて  上かうして  病菌でうじや  世の中をうしと  みちのうしの  夜半迄さうして  朝のうし  儘かうして  誰ももうじ  一つしやくり上げてさうして  四疊半にさうして  しかしかうして  二人してかうして  そんならさうし  整理してさうして  假想してさうして  手なんかかうして  のださうして  目もうじの  と腹を叩いてみてさうして  プツと吹き出してさうして  自嘲一句詫手紙かいてさうして  端へさうして  やうなさうして  竹籃を掛けてさうして  やうにうじや  人間がうじや  思つてかうして  氏のうして  心なごみきかうしては  チャルメラ聴けばうし  モウかうして  近古のさうしに  己もさうして  朝間になったさうして  対かうして  麥が刈られてさうして  鯛のうし  兎かうして  勝手なさうして  皆かうして  もめんだうを見て下さつてさうして  祭からうじて  菟道弓のウジという  彼はもうじ  ざつくばらんに話し合おうじや  区別がつかんようじや  言触しうし  チヤントかうして  前後四時間かうして  ときわたしがうしか  海とさうして  人命をうし  野べをうしとや  身をうしと  自分でもさうして  チヤーンとかうして  あはれともうしとも  今度だけさうして  澤山うじやうじやと  随一はうじ  またたく間にうじが  それにうじが  ためのうじを  ためにうじが  まきやうじや  談話のてうしも  掃除一ツしやうじや  上ツてしまわうじや  ちや何一ツ出来やうじや  あら海のうし  私はみつけるかうして  一番下劣なウジの  これをうし  神名のうしなども  其とさうして  一人でウジを  そこにウジが  主人をうし  一時間前後もさうして  頃までさうして  此河野のわたりをうし  逃走五度さうして  のかうして  腰折一首かくまでに濁るもうしや  現はしてさうして  無言でさうして  普通でさうして  力をうし  眼をうし  ためもうし  身をうしの  主人をうしの  ちよいかうして  馬をうし  ぢつとかうして  帶を締め直してさうして  滑かにさうして  うしちやかうして  可憐なさうして  幹でも眺めてゐようさうして  麝香のにほひを感じながらさうして  旅に出かけて行かうさうして  ものをぬりつけたかうして  温和でさうして  時にも慌てず騒がずかうして  真面目なさうして  音がしてさうして  怨を含んださうして  一方にうじや  あぶら虫でうじや  疾つくにさうし  うじやうじやと  のか知らないかうして  つてゐてさうしてべにが  街上にうじや  數次かうして  散々に叱られてさうして  頭のてうしが  やうなてうし  自信をうし  ネーかうして  アにさうじや  唇からうじて  一日さうして  込こまれて死んだウジに  やつとかうして  數百人入れてさうして  用ひてさうして  拵へてさうして  隠忍自重してさうして  土ほこりを立ててうしの  クソからウジが  巧みなさうして  気をうし  

~ うし[名詞]2
さうし  然うし  さうじ  逞しうし  同じうし  久しうし  おとなしうし  空しうし  ついとうし  そのうじ  同時にうじ  等しうし  とどうじ  大人しうし  ひとしうし  

複合名詞
うしろ  いちばんうしろ  うじぶんたち一団  金持アうしろ  一體何うし  何うしよう  斯うしよう  すべてうしろ  うしろ手  斜めうしろ  うしろむき  うしろ樓門聳ゆ  斯うし  ごろうじろ  うしろ楼門聳ゆ  うじむし  うしろ側  らうじ  うしろ向き  手拭うしろ  吹ちようし  五足六足うしろ  うしろ影  銭うし  一番うしろ  一寸うしろ  頃うしろ  一歩うしろ  ためうしろ  ときうしろ  うしろ二本  うしろ半分  海ウジ  うしろ向  一ばんうしろ  うしろ向け  うしてこ  うしろだて  三尺うしろ  三度うしろ  ウジ虫め  りやうじゆせん  完うしよう  時うしろ  うしろ楯  逞うし後半  天保八年三月十八日自彦崎至長尾村途中うし  屍うじ  一つうしろ  峯うしろ  ウジウジ  何うし  ウジ虫  うしろ髪  何うしたらい  うしよう  図うしろ  うしろ横  うしろ巻き  うじぶん  めうし  あれはめうし  辱うし  ごろうじろわれ金  今日うし紅  ウシイン  うしやう  花田ウジ  二三歩うしろ  かすみうしろ  恁うしよう  うじみと言  うじみの様  うじゃじゃけたようにふくれてるんです  ぇえカイロうし  うし小屋  うしたま  完うし  舞衣うしろ手  うしろざま  神尾うじ  長岡うじ  うしろ備え  ごろうじ  うしおのよう  うしろ下り  何うしたんだい  ア斯うしよう  ア何うし  斯うしろ  うしろ鉢巻  うじょうじょと  南うしろ北  旦那何うし  何うしたんぢ  うしろつき  濤声うしろ  うしろ戸  完うし国力  さうし  斜うしろ  俊成はさうし  斉うし  催うし候処  うしろ袈裟  ア何うしますえ  宇之助さん何うし  うし料理  うしろ法衣  うしたる  うしなつ  うしさ  弘法寺うしろ  山店安房上總うしろ  うじッ  うじょうじょしているではありませんか  うしろがちきち  これごろうじろ  本日うし  うしろ指  うしろ形  うしたみ  神うし  江清うし  マア怎うしよう  何うし居つた  了うし  じきうしろ  七八間うしろ  ウシロ  うしちや  うしろ襟  うし給  エサウシ山下  エサウシ  数十間うしろ  是非さうし  斯うし給  うしろ藪  うじょうな気性  うし君  うじゃじゃけてはいないいい心持  うしろ斜め  ろばうし  もの何うし  うしろへま  イブラヒム君うしろ  うしろ頭  斯うしちや  一足うしろ  左うしろ  うしろあたり  ちいうし  うじめ  てごろうじろ  ウジ蟲  うしろ幕  うしはく国  うし梟  うし紅  うし紅物  うし紅珊瑚  うしろ東寄り  みんなうしろ  草穂うしろへま  ひとりうしろ  さうしてこ  うしていざ  はるかうしろ  うしろ指一本  一点うしろ  半分うしろ  てこうし  時期さうし状態  うしろ頸  うじようじ  うしろ山  うしろ髮  うしい  うじやう  うしてる間  うしろ歩行  ホウシ  うしろ帯  チョコウジ  チョコウジゾウリカタアシナンダンダイキラバキレ  うしろかげ  うしろかな  途中うしろ  うしろ気味  うしろめだき風情  うし腰  うじゃじゃけている  うじゃじゃけていたというわけでもない  鼻隆うし  うしろ背  うしお腹  ウジ弓  ウジさ  ちやうじ  みんな嘘何うし  プツリうしろ  行列うしろ  ようごろうじ  うしろ小手  うしホシ違い  うしゃがったか  うしゃがったんだッ  うしお年  半井うし  オヤ浦原さん何うし  うしろむき曲打  うじょうっぱりでしたから  うしかい  うじょう  五間うしろ  うしろ影一  うじゃじゃけているに違い  うし共  うし柱  マア何うしろツ  やらいうし  二足三足うしろ  さうしちやつた方  うしろ突  幾足うしろ  今何うし  澤山うじ  うしろ目  うしやうがく  毎日うしろ  あしろかうしろツ  厚ウシ  眞淵うし  頃何うし  うしろ鉢  うし別  うし此処  うし間延び  うじゃじゃけていたけれど  心浄うし  ひようし  斯うしたこ  ツイうしろ  圖うしろ  うしろ簾  卑うし礼  うしろ立  放題うじゃじゃけていた最中  ななめうしろ  相良うじ  一二度うしろ  瞬間うしろ  ら何うし  萬朝うしろ  二三度うしろ  うしろ矢  うしてつ  上何うし  うし日常  うし森  うし鍛冶場  此うし  一等うしろ  夜うしろ  はんぶんうしろ  斯うしてる間  うしちや二三日  心もちうしろ  蛆ウジ  一重うしろ  クスネたこうじ  久うし  ひと足うしろ  姉さん何うし  うじ蟲  侍さん何うしたんだい  一米うしろ  うし一  うしろ指ひとつ  うしはく  うしろ付  家鴨うしろ  糸さうじ  牛蛆牛婚うし  一〇一うしろ  間うしろ  うしろ泉水  キョロキョロうしろ  恁うし  怎うしたんだい兄樣  怎うし  怎うしたんだい兄様  自ら卑うし自ら小  足うしろ  一あしうしろ  うじさん顔  うしはく山  欲うし  



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宇崎  鵜沢  宇沢  雨山  憂し    牛頭山    宇志  うし


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