「月」の使い方、ほかの品詞の結びつき

日本語コロケーション辞典 テストバージョンです。
青空文庫 約12,000作品を対象に、品詞単位で分別し、ほかの品詞との結びつきを一覧で表示できます。
分析対象が50年以上前の作品であるため、用例にも古さを感じます。これを解決するため、今後新しい文章を追加、もしくは入れ替る予定です。
プログラムを用いて生成しているため、不適切なキーワードが含まれる場合があります。
ご了承ください。(これについても精度を上げていきます)
名詞

[名詞] [絞込み: の~は~が~を~すべて ]
月のほ  月や出でにし  月は形は見えないが  月を眺めている  月が出て  月が硝子越に差し込んで  月のような色をして昇っている  月と私達との間に置いて  月の三十日までには約束のものを届ける  月をまかせて  月を雲に任せようという  月のやうに美しく悲し気に光つて居りました  月は凝とた  月と星とのために心ゆくばかり  月の清光に歌うたふ  月の彼方に没したるなり  月に浮ぶ  月に咲けるは  月を見てゐる  月がくわう  月からこぼれて  月に見おくる  月がおもむろに昇る  月を眺めてゐたが  月を見あげながら  月にむいて  月がついてくる  月がある  月の凩の菜葉のかげ  月がのぼつて何をまつでも  月を過ぎて  月の光に御心をすませていらっしゃる  月の隈ない美くしさに君の御事を思い出されて  月の美くしさにさそわれて  月はもう南の御庭をわたって  月によすと  月の入りかけて居る  月の光をかくす  月の光が少し仄に出て来ると  月見る奥山にとめ来し  月に歩して  月が経って  月へいばりして  月がまうへに  月のよろしさをよろこびながら寝た  月が暈をかぶつてゐる  月がのぼる  月が照らしてくれる  月のぼる  月へひとりの戸はあけとく  月がまうへの  月は暈きてまうへ  月をかすめて  月がのぼれば  月や星のことなどには割合に精通してゐるらしいので  月が出れば  月が出ると  月が出ない  月の光りに浸された  月が浮かんでいる  月を欲して咬み合う  月が出る  月を迎へ乍ら魚を待つ  月のはばかりへちつてきた  月へならんで  月かげいつ  月のたたへてゐる  月をみて  月がぼる  月が出た  月がうら  月が晴れてきた  月はさせどもふくらうな  月のさし入りて  月のある  月を見て  月がこぼれる  月を眺めていますと  月も過ぎて  月へうたふ  月が青葉のむかうから  月のへちまの水がいつ  月へ汲みあげる  月のさやけさ酒は身ぬちをめぐる  月が昇る  月がまろい  月が冴えすぎる  月へゆれつつ  月がさえ  月のあかるい水くんでおく  月の落ちた  月はもう出てゐる  月の冴えたる野をもどる  月がかたむいた  月を感じてゐる  月も出てきた  月が昇ってきて  月に照らされて  月を屋根に脊負つてゐる  月に照らされ  月が明るく照らしてゐた  月がさしこんでゐた  月に面テを曝す  月がさしこんで流れてゐた  月の照らした  月を眺めてゐた  月の影を更に深めてゐた  月がうらへかたむけば  月は風情ある  月によつて長安百尺の樓に上る  月よ傾かざれ  月を得て  月が出てゐて  月の町をひとりたんぼ道へさしかかった  月がねぼけた  月の影やどし  月は息を吐きかけた  月にき  月にさしつけて  月が冴えた  月は西に白けて  月のせゐでもあり  月によつて長安百尺の楼に上る  月も雲があつて冴えなかつた  月を背負うて戻る  月を観て  月はかう  月が来た  月を観た  月が出てゐるにはゐたが  月の光を浴びながら  月のぼればもろもろの花がめざめるがごとく  月が高く赤道の山にかかった  月はやどらず  月にかはらぬ  月をいただきて行く  月に夜あけの空は晴れわたり  月が帆柱の先にかかる  月が輪のような姿をみせ  月に濡れた  月と溶け合つた淡い影の中を手伝ひの  月は中天に在る  月の在りかは  月の下で物色して  月の下で見た  月の出る  月も冴えなかつた  月の例句は多すぎるほど  月のやうにわたしのからだをとりまく  月のやうにはてしの  月をかくれ  月に照らされる  月のながれに生きる  月をあさる  月をとらへようとする  月のほほゑみ  月はしどろにわれて  月のほとりにふらふらとまよひでる  月の沼によどむ  月に釣られる  月が出ていたけれど  月の上旬にきまっていた  月が出ていた  月は天辺に出でて  月を延ばしております  月の光の中でベートーヴェンはピアノに向かって坐った  月のゆふべを  月に嘯く  月の二十六日にベートーヴェンは死んだ  月にうき  月を捉へむとする猿猴の愚と大に異なるあら  月のその雑誌の表紙にどこかで見た  月を恋人とし  月の表面に起こる  月の中にある  月の表面に長いかげをおとします  月と地球の距離がわかっており  月へむかって  月のコペルニクス山を崩壊させる  月もお暈を召してた  月が出ました  月はすこし欠けていましたけれども  月に向うて  月をおきて  月の夜にゆるる  月に二三返は  月のように静寂な水の面貌を浮べていた  月のように縮んだ  月の光りと  月に引つかける  月にかざしてみた  月に開いてゐる  月に浮れて  月と同棲してゐたので  月は高く澄んで冴えた  月は川面に其清光を涵し  月の光はくつきりと地に印して  月の光を受けて  月は益々冴えて  月を仰ぎ  月に向て酒氣を吻と吐いた  月は高く澄んで  月は川づらにその清光をひたし  月の光とでまるで様子が変わり  月の光はくっきりと地に印して  月はますますさえて  月に向かって  月が見えました  月に十円や十五円の内職をする  月を見ている  月を見ていると  月は輝いて居るではありませんか  月の澄み切  月を眺めて居ります  月を眺めて  月を見上げました  月や星に迷信を許さず  月を視詰めてゐた  月の光りに  月の光りかしら  月の光りを浴びて  月を見上げた  月の光の下に敷き延べられた  月の光に映えて散つてゐる  月の光に映えます  月光りでは顔は解りません  月の光に映ります  月が出るだらう  月が見える  月のおぼろな路地を抜けてほど  月よりも遠く見える  月の光でよく見えた  月の晩には遅くまで窓によりかかっていたり  月の光が彼女の心をかきむしる  月の行方をお葉は見る  月はくさむらの消え  月の觸手薔薇の陰影のじふてり  月も七月に入って  月を越して  月の光が寒さと共に大地へ音もなく浸み徹るだけであった  月を越えた  月のみありて  月いでて庭白く酒さめて  月の光に網代の笠を仄めかせながら  月を踏んでは住み馴れた  月も満たず  月を眺めたい  月を眺めさせられている  月を迎える  月に臥し  月に故人を忍び  月ほどの記録に徴しても  月も黙  月いざよへるなり夏の草山とになひて  月の射した  月の下で背の高い一本の短い刀を差した  月が明るいので近路をして  月の下に廻った  月の光であろう四辺が明るくなっていた  月が良いから月を見ながら送ってやろうと云うので  月の下に隈をこしらえていた  月がちょっと顔を出しました  月はいいました  月がすきとおる  月は真っ黒な雲の中にその顔を隠してしまいました  月が空の上でいった  月が懸かっていた  月がのぼつてゐなかつた  月が中空に輝いていたので  月の光を浴びて  月の光をヒラヒラと縫って  月の光が遮られて  月の光を奪うばかりに  月の光を青々と刎ねて  月こそあったが  月の位置が変化すると  月が昇っていた  月が昇った  月はひとりで夜空に浮かんだ  月から湾の入口に向かって  月は暗い海の上空に浮かんだ  月が光を注ぐ  月とチューブ波との関係が密かに結ばれている  月の光がさえぎられ  月がけしかける  月が哄笑している  月が正面にまわった  月の光を受け  月の位置が高くなったから  月が照らした  月が君臨している  月の明かりを受けて  月の光を受けていた  月もしたら  月が昇ると  月が位置を変えると  月の位置の変化とともに深い息をして生きる  月と星の夜空を仰いだ  月と星が踊った  月の光が青じろく山の斜面を滑っていた  月のあかりといっしょにすうっとさした  月がそらにかかっていた  月のあかりで見ると  月を写していた  月の影響でも目方の変りは百万分の一を超える  月を見るかな  月に二俵はどんなに節約しても食べてしまった  月の光をながむれば  月ほども分らなかつた  月に八罐のチャスターがいったとしたら  月を描こうとしても  月は画面へ決して現われないでしょう  月は東にかかり  月のあかりがうつっていた  月の十五日に叡山に登った  月の二十一日に法然の庵堂へ参って  月のあかりがうつってゐた  月や星を觀るにはいい場所であらうと思はれた  月のころに登つてこの寂しい鳥の聲に親しみたい  月の朔日が来ると  月が現れると  月に一度か二度こんな処へまわって  月に見積って  月のおぼろな光のなかを男と女と戯れながら歩いてる  月のかがやく  月の末には別府を去ります  月のない河のほとりの草の闇に螢なども飛んでいました  月に二人の美しい若い娘を失った  月が出ています  月が明るいために星の位置ははっきりわかりませんでしたけれども  月に三十五円もあれば  月に化けた  月に三十五圓もあれば  月の中の日で仲が良いとてそれに決められた  月の冴えた  月にぼやっと菅笠ほどの影が出来て  月が真暗になって  月映に流るるは  月のひかりはさざなみにさらに満しぬ  月の眉引に鶴は啼くなり  月のひかりは噴きいでぬ  月しろの流と移る  月のありかは見えながらおぼめき  月のおもてに  月のごと大きなる  月が澄む  月ほど前から私に戻  月の空に更けたり  月さえ闇に隠るる  月をうけた  月のせいもあろうか色の白さは玲瓏といいたいくらい  月を浴びて  月に思わず眼を吸われている  月の光をうけた  月を眺めているが  月に隈どられた  月が出たので  月より白く消えてゆく  月の光の下にしょんぼり立った  月の光にあわれな  月の光が燐のように凡ての光る  月を見ていた  月の光りで  月はおぼろに白魚の声色屋のこまちゃくれた  月に本が一二冊買える  月の明るい町に出ると濁った  月の影をひいて隣りの  月に鏡をかたぶけて見た  月の雑誌にしっくりした  月もまだ寝わすれている  月がおどけていた  月が墓地に出ていた  月の様に流れ行く  月に小二十円の費りが入ると  月が登る  月からがして  月は表通りの屋根にかくれ  月が魔窟のてっぺんにのぼって  月の殘つてゐる  月に及んだ  月は地球から二十四万哩すなわち地球の半径の六十倍の距離にある  月の目方をはかってみた  月を仮に地表へ持ってきて計った  月に思いつく  月というしめくくりの  月がするすると登っていた  月に一円しか小遣を支給されない  月に数百万部の雑誌を売っている  月に照されて  月が川にも土手の草の上にもあった  月を不調和と感じない  月の光照り添いて  月が澄めば  月は白きまでに冴えて  月がほんのりと浮いていた  月の創作欄は全部戯曲を並べるといふ  月に飛行し  月の光で弾いた  月にひかる  月の夜に生れたという  月の光などに比べては  月の色がみえる  月が空にあった  月が白く浮び出てゐる  月が出たのであらう  月の光がさした  月ばかり経ってから  月ばかり経って  月ほど経って  月を看るかも  月の盈虧には何らの関係もなくかへつて太陽の位置より算出せし  月が見えるだろう  月の代りに向うの円い燈が明るく点るだろう  月が立つ  月は冬でもまつ  月のやうに皿が光る  月のとび出した  月くらくともし  月はかくる  月の光が一面にさし  月の明るみに出ていた  月の冴え  月がさしていた  月の下旬に阿波へ戻る  月が出てゐた  月の光りは  月もかくれてしまったわ  月の色には早くも夜らしい輝きができ  月の夜に眺めた  月のように高くぶら下がっています  月の光が暗いのでちっとも見つかりはしない  月の光りの  月の凡そ半分を村の仮宿から此処に移つて奇体な原始生活を営む  月を呪ふ  月の光りのうへに  月のありかを  月の光りの如き  月に不安の雲をかけようとするか  月の光の中を泳いで  月は行手の山の蔭に沈まうとしてゐるらし  月の曇らぬ  月を信仰する  月の暈を目がけて飛んで  月とすれすれの高さで漁場の櫓が悄然と聳えてゐた  月の十七日には八牧の屋形を攻めほろぼし  月の二日を命日とさだめ  月お仲姉さま畑の中でしやなりしや  月は擽  月はおぼろに川しぶき  月もおぼろ月夜で青いこと薄桃色のハンカチになにか書かれてあるか知ら更けゆく  月がさす  月の出た  月のない夜は馬鈴薯よどうか誰にも言はずにお呉れ  月はのぼりぬ  月は黒ずんだ  月の光をふり  月の光に明日といふ黄花のさゆり透きみえて  月を浴び  月の光に漂ふは  月の光を隱したり  月を映してみる  月か二た月たつと  月の長さのいろいろと違つてゐる  月と星の光が雪に映つて  月は明るく光つてゐました  月はやはり輝いて居り  月は出ている  月が高く明かるく懸かっている  月の影はそこへもさし込んで  月の光りにまじりながら狂い騒いでいた  月のひかりはふるえて動いた  月のひかりが部屋のなかへさし込んでいた  月はわれわれのゆく  月の光りが  月の面を横ぎって流れていた  月の光りがさした  月は雲のあいだから皎こうと輝き出て  月に吠え付いていますよ  月が雲間に隱れて  月が雲間に隠れて  月を経るにつれて  月の内には出ないだろうよ  月を見つめている  月は足元の頼りともならず  月へ向いて  月が溶け  月の薄い光りを捉える  月の晩にはサイプレスの黒い影を踏みながら  月の光りを集めていなさいますね  月の光にぼかされて  月の光の中の下に夢見る  月の光が射していた  月を観ていた  月は未だ上らず  月は中空にさえて  月のぼんやりした光りによって  月を見ながら  月の明かるい廊下に腰をかけていた  月のひかりで窺うと  月を見る  月がうつっている  月や森を凝っと見ていると  月もやれば  月かかったけれどこんな風にして  月は来に  月に光っている  月の位置もだいぶ変って  月に咲いた  月が廂から衝と出た  月が出たのに  月がその裡に宿ったろう  月も呑んで  月は抱く  月が出ますと  月の出には颯といって  月に背けた  月を浴びて飛ぶ  月の夫人がそれを聞いて  月の光が一面にさして  月のでる  月のてる  月が出て動く  月のさえた  月の光にさらされています  月に繁盛をいたし  月は夢みて寝ぼけた  月を織りました  月は帰りを急いでる  月が射して  月が傾いて  月を眺めて居ますと  月の色へよろめかせて行った  月にニッコとしたであろう  月も見えず  月はもう空に懸かってはいるが  月が朧ろに照らしている  月に照らして  月に浮かれて  月が天上に輝いている  月が照っている  月を見るにつけて  月や星をながめる  月を見てよめるすむ  月に思ひとまりぬ  月は見るべかりける  月が一個の青い月だと考えてみられい  月には波立ち  月がぱっちりと輝いた  月の曇った  月の如く  月の星宿を行くが如く  月が三回盈欠する  月が一旦円くなり  月を越すと  月がそれらを照らしている  月を眺め  月に新奇ならざる  月の明りに照らされ覗かれて  月を仰いでいた  月を見やれ  月ではござらぬか  月費したものを償ふだけの  月のさしている  月の光の中にかがやいている  月に透かしてみると  月は後からさしている  月はまだ出ていない  月が温泉の山の後からのっと  月は光を放たず  月に近きは銀の如く光り  月を鎖してほの  月に対してすうっと立つ  月の下では結構なことばかり起る  月やまたはこうした気持にまためぐり合う  月は次第にうすれて行った  月のようなまんまるな顔付をした  月が次第に蒼白く輝き出た  月から三十円稼いでみせるわ  月を見れば  月の光は玻璃窓を洩れて  月が射した  月があった  月の光がおびただしい街燈の輝きの底に閃めいている  月が十五夜にあたる  月が出てれば  月の微かに差している  月に千円ずつ小遣銭を貰っていた  月に千円ばかりあげる  月に二割までは保証すると言う  月に二割の利子は確実に殖える  月に四万儲かる  月に一割で貸しつけようとしてる  月の光が籐椅子の縞を彼女の白い肘に染めてゐる  月が射し  月を観る  月の中旬に寒気が俄に募った  月の重なるに  月は出るけれども  月が奇体に平べったくなって  月のあかりもつめ  月が黒い横雲の上からしずかにのぼってきました  月からこぼれた  月かと視れば  月もささなかったって云う  月を塗る  月にさそはれて  月とかで優れて  月とは立たない  月もお見えにならなかったのに  月の中程になってしまった  月がたって  月も晴れてゐた  月が怖しい  月のひかりに映し出される  月の明るい夜には表へ出る  月のない暗い宵を選んで出る  月のひかりが白く照り  月を仰いで  月がよく冴えてゐる  月といはず  月はあざやかに昇つてゐた  月のひかりの前に一層美しくみえた  月の前にひき出して  月の光のような微白い光があった  月が山巓に顔を出した  月の光に遠望すれば  月に向って  月に下坐  月が映すとも  月の影がさしたほど  月のかかった  月もぶらぶらしてゐたかと思はれる  月の中旬に死んだ  月の風情をそこなってはと  月と日とのようなかがやきをもった  月に奥床しいかざりの女車に召して  月のどんなによくてる  月も末になった  月に一二度は先生のお宅に伺ったが  月の光り  月が集まった  月の十日を過ぎて引つ越したので  月ほど居たが  月のあかりがぱつと青くなりました  月のあかりもなんだか白つぽくなりました  月よにしつ  月はもう青白い霧にかくされて  月がのぼった  月のあかりがぱっと青くなりました  月のあかりもなんだか白っぽくなりました  月はもう青白い霧にかくされてしまってぼおっと  月つづくことになる  月もある  月が香った  月にふたりか三人の逗留客があるにすぎないが  月が葛籠笠をかぶりおるわい  月が笠をかぶった  月の笠の予言した  月が入用と印刷し  月が小さく寄り添っている  月お芝居を休まして  月に文藝春秋へ小説を書かされ  月の光に銀色にひるがへりながら  月はもう余程高くなり  月は異なれど  月の光に銀色にひるがえりながら  月は中天に懸ていて  月を仰だ  月は稍や西に傾いた  月は煌々と冴えている  月でも見ながら  月は煌として冴えていた  月のさしのぼる  月は廂に映じ  月を見ても  月のまわりを一周して  月になぞらふべきなり  月を黒い霧にかすめた  月に遊んでいた  月で千を越えていました  月に二千ドルを見積もっているという  月は高倉の千木を浮かべて現れた  月から眼を放さずに立っていた  月へ眼を向けた  月のように黙っている  月は欠けるであろう  月を見た  月の光りに咲き出た  月の下を鳴り続けた  月と星とに祈っていた  月のように長くちらちらとゆらめいて  月は田鶴のように冠物を冠っている  月と星とを見るに  月に一度はかなくっちゃあ気がすまない  月が大きくなるにつれて  月の差す  月は怖ろしいほど冴えていた  月と一つ燦く  月と過す  月さして夕となりぬ  月てりしろがねのちひさき  月させる  月を生みけ  月おとうとふたり笛ふいて  月を見ながらあるいた  月の光は川の水に流れて  月があるが  月が明るく射していた  月の光の下に見えていた  月のうちに十倍も集める  月の光で読もうとした  月の光も役に立たぬ  月の光をそれに反射させて読む  月も経つと  月は見えないが  月ののぼるに従って  月を賞し  月にうそぶいていた  月とも思われる  月の世界の人たちのつい近くをひょうひょうと雪のようにあかるくとんでいる  月はちがっても  月もさえてゐた  月の明るい夜なぞどんなにい  月のひかりにこころがうたれて  月に吠える  月がうかんでくる  月の光がてらしてゐる  月が登つてゐる  月をうかべてゐます  月の影をみた  月に暈がかかって  月を見ると  月が射していた  月にやった  月の周囲にぼうとした  月が森の上森の上胡爪のやうに青い月青い月蛙は水田でお囃しだ  月の光にぼかされた  月の光に浮き出た  月の光に晒された  月のいい晩を見はからって  月の光に輝いていたからであります  月が雲間から洩れて  月の明るく照らす  月をおおうと  月を残していたが  月を避けた  月が燃え立つた  月の光が明方のやうに明るく輝いてゐた  月の五六日にあるべき  月が射してゐた  月の光の射した  月の表を霧のやうな雲が飛んで  月は庭の隅にある  月のかげに  月に弾く  月はそのそこの底のいと深くに住らん物のやうに思はれぬ  月と水のかげと  月のかげ  月は空に帰りて  月すむ田面に落らんかげ思ひやるも  月さすたよりとなるにはあらで  月の光までさして  月の光りに照らされて凍てついた  月も又この星の光りさえも  月をかくして暗くなつてし  月落ちてのち春の夜を侮るにあらねど  月も這入  月が落ちたからとて  月のもときみ心なきほ  月うすき今宵の春のおもひに  月の明りにしどけなく乱れて踊る  月は何処にある  月であらう  月は死霊のやうに通つて行く  月の中には兎が見え  月の光が透って来る  月が頭の上に出て  月がうつり  月は少しく興さめて  月は在明にて光をさまれる  月を打仰ぎつつ  月を指さして泣いたので  月の光りが在った  月を眺めながらも  月のかくれ  月も落ちた  月の栄え讚えんに  月の内には数える  月が見渡す  月は低く三越の建物の横手に見える  月を観  月の昇りかけてゐる  月を見ながら歩けるほど  月を見るには  月を見ながら歩く  月がうつるので  月をながめながら  月や映し  月も葉の中から出  月を招くやなど  月に映って  月に一度くらいしか会わなかった  月よりも大きくなる  月も見えなくなる  月の半分ぐらいになった  月をはるかにしのいでしまった  月までの距離の何十倍ぐらいかのところまで近づいた  月の側を通り越し  月に関する天文放送を始めていますから  月に関する観測を放送すると言う  月が怪しい運動を始めていますから  月がどうかしている  月が怪しい運動をしているから  月のことまで心配させられてたまる  月のことを熱心に研究して  月に注意していただきとうございます  月に特にご注意下さい  月の面をごらん下さい  月を御注意下さい  月のことばかりを言出す  月の出よと  月が上った  月の面を眺めた  月は異常運動を始めた  月の運動のことを呼ぶ  月さえ怪しげな運動を始める  月が空にかかっていて  月らしいものが浮いている  月のようなものが出て来ましたよ  月の形をしている  月が二つもある  月をみていると  月はだんだんと両方へ離れていく  月がモロー彗星の方へ近づき  月のために軌道が曲ってしまった  月の軌道もちがった  月がすこし異状をおこしかけていた  月の影響がはいって来る  月の小遣を差引いて  月の前に柱を直す  月に影を別ちしが  月の形見を空に眺めて  月に竦み立っていた  月の光は玄徳の膝の辺まで映している  月が鞠のように飛んで  月の十五日にそこへ出かけて行って見たが  月の光をたよりに川上の水面を睨んでいると  月に顔むけて  月に三度ずつ長崎屋へ送っていたが  月の四分の一や三分の一の日数はかかろう  月の光にすかして眺めていたが  月はなっから  月を示すには  月を表徴する  月を見仰ぐ  月が煌々と照つて居る  月の出ぬ  月の光で立ち読みをしていたが  月がでると  月の光で泉水の上下を眺めていたが  月の出を待つ  月も前から付けこまれる  月を待っている  月の十二日に沖に漁にまいりました  月の光でぼんやりそれらしい物がいると見ただけの  月の光に照らされながら  月がもう高くなつて居た  月の光を篩して  月に明るい草の上を歩いた  月はひそやかな  月が水を照らした  月に吹かれては  月に一円女中に払えば  月が西空にかかっていた  月の差すべき  月が赤くつてい  月が靄でかすんでゐる  月のやうな広告球を見てゐると  月が星のなかにあります  月は海の上に低く下りて  月の方に流れゆく  月の輝きに金いろに光っていた  月はまだ落ちていず  月も凍るし  月がかかつてゐた  月の表面のような冷涼たる趣きを呈し  月の光が反射して  月の彼の運命が勝負の中に織りこまれて来る  月はし  月が夜空に輝いているに似ていて  月の上空へ達する  月の表面にある  月の面が大きく弧線をえがいてうつった  月の上へ落ちてくる  月の面の前後に叩きつけて  月の面にふれた  月の光で照らされている  月の光で照らされているという  月のために影になっている  月はよく動くから  月の上を走り出した  月の怪物があんたを見つけたら  月の中にウサギが住んでいると思っている  月の表面に足をおろして歩く  月の世界にそんな建造物があろうとは思わなかった  月の世界に住んでいる  月となった  月が地球を離れる  月の表面からとび散ってしまったが  月の表面から消えてしまった  月に対して一番近くなっている  月はかわれど  月に進歩する  月がでた  月の光りでは  月の光りを  月の光りで見たら  月はもうだいぶ昇って  月を仰いでいる  月が私を眺めているぞと  月に二千円はいり  月に一度か二度に過ぎなかった  月にも姿らしい其の門の橋を渡懸けたが  月が変ると  月がいいのである晩行一は戸外を歩いた  月を見せる  月が左岸寄りに影を落していた  月に小川から大河に流れ込み  月が映しました  月と太陽との引力のために起る  月や太陽が絶えず東から西へ廻るにつれて  月に閃めく  月が一杯に射した  月のうちに運びたいと思ふ  月をながめてゐたので  月の反射を怖れて  月にかざして見せた  月の光りに照らしながら  月の十五日には村の家々の軒に立たれ  月の十五日の勤行にはただの一度もおつれになった  月の十五日になっても  月の光を浴び  月が出て来て  月は暈をかぶつてゐるが  月が練兵場を照らし  月の紅提灯は納涼に成る  月が静かに登って来た  月がちょうど雲にかくれた  月がちょうど雲にかくれていた  月のひかりが室のなかへ半分ほどはいってきました  月蒼く水煙る  月を見て帰った  月に積もると  月を仰いだ  月の光もはっきり見えなかったが  月を重ねた  月の位置が移ったからであろう  月がかかっていて  月の光に曝しながら  月の光にも照らされず  月は澄みきった  月を眺める  月に迫り  月を眺めた  月も揺れまたたく  月の光が廊下に流れ込んで居た  月とまばらにとぶ  月に三日目とか四日目に離れた  月が照す  月の光のとどかぬ  月と兎ついて居  月に一度お灸をすえに  月が変って  月が太陽の光によりて始めて輝くが如くなるべし  月が墓地に冴えてゐた  月が小さく空に懸つて  月がでていましたが  月とスッポンの差があって  月の光が薄れかけた  月の夜など谷にむかってわ  月が恋人のかたちに似てゐるといふ  月の出ている  月の光りを透かして見えた  月の光の中に氷結した  月の下からオドロオドロしい  月を仰ぎながら  月がさしてゐる  月の光にかはらうとする  月を描く  月を描かれる  月へ入って  月が出ねえで  月の光でよく見えました  月の夜などには遊んでいました  月に一回は徹夜して  月の世界に帰る  月の世界へ帰さぬ  月や星はちらりとも見えなかった  月の全輪がこつぜんとして  月の神を感じて居り  月の神に花をさしあげる  月がかなしいのかい痩せき  月お星の繼母の話が終らぬ  月に進み  月でも聞くと思う  月を遠く沖合の空に眺めて  月の内に枕が上らない  月に薄雲がかかったので  月に影ある  月も映り  月が見えれば  月に甚だしくなり  月は照るらし  月のさしてゐる  月の映れるが如し  月の光りが射してゐた  月を眺めたりした  月が傾いてゆくからな  月を呑みて  月は老梅の梢に在り  月に白き豊胸露はし  月を砕いて流るるもいとすが  月に泣きたる  月に向ひて  月を拝みてぞ泣きし  月の樹蔭に憩える  月を向うの仕舞屋の屋根に眺めて  月ある町中へつッ立つと  月がかくれて  月さえやや照し  月に瞳を見据えたが  月が西の空に懸って  月の光りを浴びて居る  月は西の空に傾いていた  月が多いと祝ふ  月の末頃には必ず帰京の途に就くとの  月に三十円もあれば  月の色は冴えて来る  月にかがやく  月を背に負ひて  月を経たれど  月は過ぎ去りたり  月はもう中天に漂っていた  月はいつまでも中庭の上に見えていた  月が漂う  月はもう庭先をはずれて  月の光に溢れ  月ばかりも経つと  月が傾ひて  月を見もつて行きました  月をもめでし  月を見  月のない空に星が群れている  月のあかりで時間の見当を定めた  月が出ましたよ  月が幾つにも見えた  月を仰いでゐた  月が懸  月が悠やかな弧を描いて  月を思ひ出したりしてゐた  月が風に吹きかえされたかの  月をおおっていて  月のしずくをあびて  月の引く  月の光にきらめく  月が移り  月をながめていた  月にどれくらい収入がある  月があるの  月のはじめから古陶磁の展覧会をやっているが  月に向かっている  月の光をうけて  月ほど仕事から遠のいて  月も変りました  月の光がぼんやりしていた  月は中空にかかっていた  月の出を見て  月のようにはにかんでいる  月の光のやうな薄暗い灯の点いた  月の光のような微暗い燈の点いた  月の光が透きました  月が現われる  月に凍てた  月に割って  月の形はどんなだと聞かれれば  月が眉のようだという叙述を本人はperceptualと思って述べていても  月の光に照らされて  月が幽かにしかし鋭く光っている  月の光がさしてる  月が出てゐる  月が出ようと  月に照らし出された  月が塞ごうとするかの  月の光が差し込んできて  月と葭を描いた  月がかさなり  月へ懸ったではありませんか  月の面にも別に穴などは開いていません  月を賞す  月必ず應を垂れ  月は替れども  月の名が落ちてゐるが  月のひかりは冴え渡っているので  月の明るい夜道をたどって来ると  月ほどを過ぎた  月の陰になって  月に一度か二度ぐらいは出席する  月同じく眠る  月同じく照らすという  月に対しては歌う  月に光るが如き  月の姿は見えませんでしたが  月の空へ突きとおって見えた  月が上つてゐる  月の出には墨を塗つてしまふ  月の大半は東京のその別荘で暮していました  月に一週間か二週間しかその家に滞在していませんでしたので  月が昇ると共に  月のような青じろい天体の眼と長い髪とを見た  月の昇る  月になつて雨が降りだした  月がさした  月に七八分も利子を出す  月の一日と十五日には御神酒を上げ  月が昇っている  月と日だけは今でも忘れる  月に六度ぐらいは馬を引いて  月に五六度はお泊め申したいと思って居りますが  月が替ってから  月に雲の掛る  月を曇らせますと申すは  月になります  月の事に就いて詠みました  月の光に浮出してる  月の光をさらさらと映してる  月の光を受けた  月の光で見ると  月の光を見て  月を見るなら  月の陰になつて暗い紫灰銀色の空気に沈んでゐる  月は見えなくな  月の光でぼんやりと見えました  月の光が氷っている  月を記してない  月を傳へたものとすれば  月が照らしているからだろう  月の光で見た  月があたっているかららしい  月はもう大分傾いて  月の余光の中を急速によぎって  月に向った  月で白く光る  月の中から抜け出して来た  月の光の下でロマンチックな少女の眼で認められた  月が顔へあたって  月は西へ廻って  月がありますが  月の光があたっている  月の光の中で延びたり縮んだりしていたが  月の光の中で伸びたり縮んだりした  月の光は当っていなかった  月の光がどうしたという  月を待乳の山に望み  月にも雪にも何の風情も増さばこそ  月の光の中に立った  月の光があたって  月に向う  月の光の中をタキシードを着た  月の光にかざしながら  月はいよいよ物凄く冴えかえり  月の光の中に浮き上って  月に照らされた  月は西に傾き  月の光をつらつらに照りかえす  月に顔をふり向け  月が空からそれを見ている  月の光に見渡された  月があがっていた  月は一度も顔を見せなかった  月が顔を見せない  月に一度はきっと海の上を見舞うにきまっているので  月を観てゐるに  月へ出た  月にする  月のかげする  月が十日ごろ街は師走の八百屋の玉葱芽をふいた  月が柿の木のうへ寝床へ日がさす  月も水底に旅空がある  月のあすはかへらう  月がいつしかあかるくなれば  月へ萱の穂の伸びやう旅はゆふかげの電信棒のつくつくぼうしつきあたれば秋めく  月がビルの間から今日の足音のいちはやく橋をわたりくる  月を死の  月を入れ寝るとする生えて  月のあかるさ旅のめをとのさざめごと鳥とほくとほく  月は澄みわたり  月がありました  月の光が射しておりました  月も星も見えません  月をわずかに木の間から隙き見する  月の某の日を以て當に死ぬべきぞ  月の幾日にして  月に名のある  月の光もささず  月の光がさしていて  月の頃ほどには來ないのでしてな  月が山々に曳いた  月が投げたる  月に紫の影を照らす  月を仰ぐ  月に照返  月を忘れるなよ  月を仰ぐと  月は何知らず冷やかに照って居た  月に三度易えるとは  月が出でなどするが  月の中を雪が散った  月の浮いて映るがごとく  月に咲いたる  月の影が宿りません  月の影さえ見えたらばと  月に二十三ルーブリしか貰ってないのに  月の出を目がけてやる  月がもう出  月は出たかい  月は地平線をはなれ  月を追ひかけるひい  月が違いますけれど  月の面を掠めて  月の光に照らされた  月の露を湯に浴びる  月照らぬ間に斬って  月は何処の森の端にも見えなかった  月が重っていた  月が一月へ入ると  月はもう五月に入りかけていた  月が四月へ入って  月は可也にあった  月に一度くらいは急度蠣殻町の方へ出て来る  月に二三度出て行け  月が凍っている  月にほえる  月を手に取ろうとしたと  月の面がまざまざと磨き  月や星の光もぼやけ  月をながめる  月のない闇夜を選んで  月も星も山も川もなんでも動いていない  月が地球のまわりを環をなしながら  月の初めと半ばとの二度に分けて  月の末になると  月に発表された  月に幾回三越に行くという  月がさえて  月の瀬近傍に発火演習を遣る  月に一会以上諸処に催おされて  月に加わって来た  月が掛っていた  月が大空の真中に在った  月のために昼のように明るく照らされていた  月の光はあまり明かで何物かが其処に流れて行く  月の光が冷ややかに彩っていました  月をぼんやり眺めている  月にこんな大した魔力がある  月が静かな夜を残る  月がいつもとは違った  月の光が当って  月が出ましたら  月は聴き  月は頭上にあるでせう  月はゐて  月はその時空にゐた  月の光を見てあれば  月が登つて来ました  月が差し込んで  月程して  月を想ひ  月に何度かしか回って来ないほどの  月の光の中にゐる  月の雫が太く一本下界に落ちて  月の雫が太く下界に直立した  月の澄んだ  月の下を風に吹かれる  月がぼんやりした  月の下を旅館の東側へ往った  月が懸かった  月が動く  月の前を通り去った  月の最中というのを心得ていましたから  月が冴えねば  月に月宮殿をあく  月が懸っていた  月に暫く見入っている  月の光が青白く雲を照らしています  月のあかりが水色にしずかに降り  月の光に透かして見ると  月現はれ  月の見える  月によりまたその年によっていろいろの声が聞かれるであろう  月の天候を予測する  月と日の算え方を主としていて  月と揃える  月かというと  月の楽しみが消え薄れて  月は神無月ともいって  月を以て挙行せられる  月の亥の日を用い  月だったというのに  月の姿によって日を算えていたので  月というのに  月の盈ち  月がかわるという  月を目あてにして  月の形を見てきめた  月または神祭月といって  月なるにもかかわらず  月の初めの五日ときめた  月のサンバイサンとはどういう関係にあり  月も満月の宵は価値を認められ  月を以て全く新亡者の供養に委ねてしまわなかった  月に一度だけ逢う  月に一度と男神の言う  月に三度は逢いましょうと言った  月だから亥の月の亥の日を用いた  月の午の日を節句の日にした  月の方が重んぜられた  月を待つ  月だけは三体になって  月が弥陀の三尊のお姿をお示しなされるといって  月までが蒼褪めて  月の光が蒼茫と空地に流れているばかり  月において一古廟の中に遊ぶ  月に書いた  月に石川達三が中央公論に発表して  月に宮本の第一審判決があり  月に東條内閣は辞職して  月まで私の住んでいた  月には巣鴨拘置所だけを残して  月まで中央公論につづけて  月が雨を帯びた  月にはたまに読経料を少々送つたりしましたが  月が天に上つてゐると  月が懸つてゐる  月の姿を見ねばならない  月の滴に濡れる  月の映れるを見る  月を載せて  月を入れて  月の夜影に見奉れば  月の影を眺めて  月を語つた私は桜を語らねばならない  月が有るから透して見ると  月の森より  月は朧に川しぶき花は咲けども  月を重ぬるはや三月日に日に草ははぐまれて葉ゆらぐ  月の光は玉を綴り  月に一册か二册は缺かさず  月が又来た  月の光りさえ  月が悲しげに砕けて捲かれる  月を切り抜いて見せる  月にまで行けますかね  月までの距離を一とするとですね  月に向って行ったのに  月へ向って行く  月に一度位の割合で商用のためにニュウ・ヨークに出かける  月を仰いでいると  月を遮る  月のよいのに浮かれて  月が明るいので何うする  月の光のさしてゐる  月澄みわたるいつぞやの野宿をわがいのちをはるも  月の澄みわたるなり  月がさしいる  月の出を眺めてる  月という時分が来ると  月を数えると  月が軒口までさし込んでいる  月も経って  月もる窓を引たつれば  月と名がつきや  月が三角に山ほととぎす茶の樹畑にや茶摘み唄この日の永いに姉さまよ菜の花畑にや子守り唄夜は明け  月よ月もつゆ空つゆたれる  月もお星も晴れて  月は十五夜まんまるだ月の花暈被て  月が射すわい  月はてらてら何照らす  月の提灯お空がくらいよ月さんよお空に提灯つけなさい  月が出ても  月のよくさえた  月はさえにさえている  月の西山に没するや  月の西山に没する  月が斜つかいに  月の下で協議を開く  月を見上げていた  月に夜を更かし  月と河鹿を賞する  月にも団子なるべきかな  月いでて後の帰る  月に輝く  月が山野を照していた  月は武蔵の市ざらし  月のいろを浴びて  月は照らねえ  月に入ってから  月をどうがなして  月を見あげながら呟くので  月が満ちたり欠けたりする  月に一度は必ず本家へ金を貰いに行く  月も星も見えない  月から月へと進んで行った  月の光に冴えた  月の消えるまで起きていた  月に駈ける  月が覗く  月に脈うって  月の景色を見る  月は早く傾いたけれど  月が中天へ来ぬ  月ほどもたつて  月から滾れ落ちる  月と見  月しらみわたる  月こそかかれ  月に向つて吠えわめいた  月には売らんです  月を観るに  月に句を按じ  月が見られたりして  月みる加茂川の浅水色のみだれ  月にくらしの蓮の花船経にわかき僧のみこゑの片明り月の蓮船兄こぎかへる  月うすき今宵しら蓮色まどはずや荷葉なかば誰にゆるすの  月を歌にただある  月が中天へ来ない  月の空を行く  月の照る  月は出でざるに  月がもうだいぶ寒空高くこうこうとかかっていた  月の白さでひどく冷え込んだ  月がさえていた  月のようにほほえんで見せた  月に三百や四百の金が手回らんようなら首をくくって死んで見せる  月の光がたよりになった  月が瓦屋根の重なりの上にぽっかりのぼった  月はだんだん光を増して行って  月を見やった  月の光が顔にあたる  月をながめながら考えていた  月の光で清められたかと見えた  月を見入っていた  月の輪郭がだんだんぼやけて来て  月の光が宿った  月を静かなものにして置きたい  月が近いとは感じても  月未だ円かならず  月は空階に満ち  月を翫ぶの  月の二十日前後と産婆に言われている  月から計算してみて  月の光りが落ちていた  月に一度位は兄と往来していられたので  月に三四十円もあったら  月に二度の命日には必ず回向に来ると云う  月をあとに見ながら  月や太陽の引力によつてわが地球が受けるひ  月を眺めながら  月の光もなく夜の暗さも見えないから  月を眺めてくらす  月が湖面に青白い光をそそぐ  月の光をすくった  月が鋭く輝いています  月に入った  月ではあるが  月であると思われるであろうし  月ばかり行っている  月の影の歌に幽り宮月のかげせし  月に一度くらいは通るので  月の仰角を目測する  月及び太陽の引力によって引き起こされる  月の宝石だの結婚記念などのあった  月とを描く  月の光の下に巧い  月に三四冊買える  月のあかりで大へんなつかしく光っていた  月だか太陽だか判然しない  月に三度か四度で済む  月は早くも末になった  月に十円ずつの割で成し  月の暈のように細君の言外まで滲み出した  月に八百円ある  月を追って益悲境に沈んで行った  月の記を附して置く  月にかかる  月のない暗い夜を待った  月かそこいらだつたのに  月だけ待つて  月だけ待つても  月を鏤つて御足の台とする  月を乗せて  月の光にすかし見れば  月に一度ずつ東京へ仕入れに出て来て  月もあると  月が明るく竹むらを照して  月がさしたり  月の光をも盃に受けて  月の槇の戸に光殘さず洩れて  月を負いたる  月のみぞひとり澄めりける  月に向かえる  月はようやく傾きて  月に翳しつつ  月に或る文学雑誌に発表した  月のように我身を照す  月が照していた  月の光は崖下の櫛比した  月がさしている  月がかわった  月の好い晩ここの家で酔い  月のまわりに更に大きい暈がかかって  月が鏡になれば  月の夜ときたら  月の光が冴えきっていた  月が曇ったりする  月の光が千里を照らすというほど  月の光が一面に降り  月もやがて出る  月が出て来た  月の光の流れてる  月の光で一目に見渡された  月が照っており  月の光を斜め半身に受けて  月の光のさしてる  月の光の中に出たりした  月の光に浮かされて  月の光が多少洩れ漉してる  月が明るく輝っていた  月は銀のやうな光をあたりに漂はせた  月が来る  月が変る  月に十幅は欠かさず  月も宵にはあるべし  月に三つくらゐは  月に二三回暢びりした  月の影を見た  月に跪き  月のみどりの葉がくれに  月の輝くがごとし  月の大きさほどに禍の姿が見えた  月が一つ赤あかと空にかかっていた  月を眺め出した  月の鎌なりにかかっている  月に99フランかせぎたい  月の照りそめてゐる  月の光が落ちてゐた  月の光の浸  月は射しながら  月が氷の樣に沼の眞上に照つてゐた  月の光が落ちる  月の光はさしています  月の光は当たっています  月約三万円の収入をあげており  月に一度位は女房とやがてできるであろう  月がさすと  月の十五日だと思います  月に向って投げる  月の色を見て  月が出ると見えて  月は寒さの深まりを照らしている  月の鑑賞の権利を一人占めにした  月のもと船は南に進み  月はその一片をかかげ  月が南の海を照らす  月もいさましけなる  月にもならんでなあ  月に一度か二度そこへ行って来る  月ほどの間にまた別なことに打つかった  月の色香をかんじ  月にちしやちしやと  月はじめてこの藪と水との細路であの月影を發見した  月の光にうたれた  月ほんのりした  月を洗ひ清めてゐるよ  月は自然の幽靈であるから一つの眼のうちにこもつた  月の齡を眺めようし  月の前に出よう  月は精靈を伴とする  月が大きく照りわたる  月の前にたつた  月の幻燈會の入口だと思ふが  月が太平洋をはなれると  月はひつそりとして淋しい人は月の祭を好ましく思ひ  月の夕わたしは外へ出る  月の色をゆるゆると愛して  月をさへぎりほ  月に洗ひ清めた  月にうつぶく  月の光で一筆書く  月があたって  月が出ていて  月はかなりふくらんで  月の光の中に浮び出た  月の朔日と十五日には必ず参詣を怠らなかった  月でも出た  月の方に青ざめた  月の二十五日には昼過ぎにもひぐらしが鳴いた  月の十三日には関東ではあまり聞かぬ  月と眠ら  月は波上を照せども  月なきもまた花なきも何かあらん  月の光に照されて  月に嘯むきて  月がこの噴行艇のそばへ廻ってくれば  月の上に着陸する  月といえば  月の上に着陸するときいては  月の上へ着陸できる  月の上へ降りた  月の上に降りた  月の上に降りられる  月の上には空気がありませんね  月の上に降りれば  月の上へ降りて  月の世界へいってから  月の上に安全に降りられる  月の上を歩いてみる  月に着陸させる  月に向けろ  月に着陸の用意をせよ  月の世界へ下りる  月の世界を歩きまわっている  月へ上陸する  月の世界への上陸が失敗したり  月の上へ降りれば  月の表面に下りられる  月の陸地が見えているよ  月の世界は光の帯のように見える  月は丸いものと思っていたのに  月の世界は死んでいる  月の世界の光景をながく見ていると  月の世界をのぞいた  月の面にはいっている  月の世界への第一歩をふみだすぞ  月の大地に立って  月にすんでいると考えられる  月にすんでいる  月に来れば  月に来た  月との間の引力を利用せる  月から帰って来たのに  月の上に置いて  月に来る  月の引力に引ッ張られて来る  月や地球に比べると  月の世界ならばまだきっとあるだろうというので  月の方をえらんだ  月へ来るよりか  月を追うて  月の光が射してきた  月の光が朽ち腐れて  月の下を透して見た  月の陰になった  月が不意に入って  月にあかるい谷地へおりてゆく  月の下で飢に惱みながら  月の下に不思議なものの影をこしらえていた  月の光がさしている  月も入っていた  月の光を脊に受けて  月には障る  月の給料をもらい  月が溶けている  月でも見ようか  月を負うた  月も曇を拭つて照つてゐた  月はその唄売等の姿を照してゐた  月になる  月に一度の公休日の時とか二三ヶ月に一度私の家の近所へ店の用事で来た  月に一ツずつ生命があっても足らない  月を映し  月の光は敷居の直ぐ側まで射して来ていた  月を越えて  月が黒雲を下りる  月には夜店を出さない  月のあいだも彼らの店先を飾って  月が昼のように明るく照らしていた  月のひかりが庭の八つ手の葉を寒そうに照らしていた  月に一遍ぐらい急にむらむらとなって  月は雨に隠れ  月を打ち仰ぎつつ  月と菊とに田三反等の数句に過ぎざるべし  月に対す  月は東に日は西に裏門の寺に逢著す  月の曇る  月は東に日は西に春の夜や宵曙の其中に畑打や鳥さへ鳴かぬ  月を印す  月もすむ  月のさし出づるころで都にある  月も立たぬ  月を澄ます  月のむら雨に托鉢をめさるるごとく  月が出たよ  月と顔を合せた  月ほど延着しているという  月の光はくまなくて秋風のみぞ身にはしむ  月がほんのりと夢のように浮かんで  月に語り明かそうと思えば  月と記してあり  月とは舊三月を指すから  月が出たな  月映して影もかたちもなき人ぞ汲む  月が照り  月の光は地に満ちていた  月でも更ったらと  月にはどう云ふ  月からは牢獄の手入れをして  月の中で俄に大胆不敵な相貌に変って来た  月へ行った  月の光をうけている  月の光でひと筆書く  月の光が斜めに床の上へさしこむ  月とかからなかったし  月が出たら  月が出かかったので  月の光で読んで見ました  月の光がさしかけて  月の光が射し  月の岬の高台にあるので  月は畳の目を一尺もうごいたが  月が白く映した  月がその梢に忍び寄っている  月が目にとまった  月も花もない荒野に似ている  月を見つけた  月が流れ  月に泣きつ  月を見たり  月ばかりになりますと  月の十九日に西安に入り  月落ちて闇の夜ぶかに  月のように見劣りがするという  月がさして居ら  月はまだ出ていなかった  月の光がななめにさしこんできた  月のあいだにたんとお金を持って帰れと言いつけた  月が佳いから歩るいて送る  月が木間から蒼然たる光を洩して  月の光を遮った  月の光を浴びたからでも有りましょう  月はなくても空は真暗というほどではない  月に流す  月がのぼろうと  月だかがついていた  月を浮かべていた  月は鋭く冴えて  月が曇らされてしまう  月を求めずとも  月を遠慮なく眺める  月だといってしまうと  月の事はもう天へ預けておいて  月落ちかかる  月が天に一つころがっている  月を私は巴里で見た  月に立つ  月の月末報告を作るべき  月の初めの頃に一日だけ休む  月がさし昇って来ましたから  月ささぬ闇を境にわかれて  月に五円宛得をしてゐる  月の光りで見えた  月がのぼりつつあった  月を見たなあ  月は十二月という二桁の月もあるから  月に眼鼻を書いた  月の風情して  月を祭る  月の露吸ふ力もない  月の美しい影を輪にして沈む  月を頸に掛けつと見えたは  月のように見えた  月ほどまえ  月が水に映った  月を捕えてやろう  月の露吸う  月があがつてゐた  月かもといふからには  月は飛んでも  月の出を調べてみたが  月が年が寄つたので  月の光が洩れて来てゐる  月は西の空に冴えて居て  月の光によってそそられた  月の光が洩れて来た  月は朝になっても  月の光がいかにもめでたくいかにも柔しくまどろんでいる  月の光を照り返して  月の光が彼の身うちの情熱を暖めでもした  月が雲間にかくれて  月と云ふ  月は月で事は足り居ます  月はその爪みがいてる  月は射す  月に照られて  月におほ  月を観て遊ぶ  月の燻しになりました  月に消え消え飛ぶ  月の遥かになりました  月の光はしたたれり  月の光に白萩の夜はこぼれて  月の光がみちたよ  月も見て  月は黄いろに光らぬ  月ほど働いても  月しろ沈みゆく  月の面となり  月さしながら稲妻す  月が覗き込み  月の光を遮らない  月の光りにも  月を相手に一杯やりながら  月に対する吾人の詩情を幻滅させる  月はミルクをかけた  月があると  月にかけた  月にうつる  月に新しい母がきた  月に二度がせいぜいで詰らない  月に一二度くらいはどちらからともなく電話で話し  月はまだ出でぬに歩む  月のあきらかな夜には風露の蕭蕭と音する  月が掛かり  月を睨みながら  月が堤の松の上に高くかかっていました  月のひかりは霜を帯びて  月を蹈んで散歩す  月を吹き落とし  月はさやかに照り  月を眺めていると  月の面に小皺がよるばかり  月の光が薄暗い水に落ちてきらめいて見える  月が家並の後ろの高い樫の梢まで昇ると  月は二つしか戯曲がのらないので  月の方を指さしている  月でも浮び上る  月の落ちかかる  月に半月ずつの暇を貰いたい  月がひよつこり  月の水をくみあげて飲み  月が逃げて  月の光りをふるはせると  月の方へ向けて  月の光りを浴びながら  月に一回ずつの催しを始め  月の葉ぼたんへ尿してゐる  月の薄く現はれた  月は暗さうに切口を輝かし  月もその間から顏を出して  月と白い雲がじつと動かずに凍てついて居る  月に一度とか二度とか宮内省の方へ勤める  月が空に残っている  月のあるべき  月の出たほど  月がこの窓からは蔭になりますけれども  月を売る  月を生きてゐる  月の夜逍遙遊するに  月は西に沈む  月の障子のあかるさで寝る  月が寝床をのぞいてゐた  月がぽつかり  月を感じつ  月へ見送つて  月へごろりと寝る  月へふたりを見おくる  月の夜の蛇にも咬まれたが  月冴えてくる  月のあかるさはそこらあるけば  月が落ちる  月おくれ雑誌を貸してくれた  月は落ちてる  月ありとも見えねど  月のうちに願い  月がでて  月がわかい者にはどくです  月は東に日は西に春風や堤長うして  月が天心にかかっている  月が冴えて  月に三度は明神へ参詣します  月のうち三度は三輪の神杉を拝みに行く  月は三輪山の上を高く昇っているのに  月の至つて軟らかで脆いことを想像すると  月は漢堡でこし  月に就いての  月の世界へ行つてゐるからさ  月に乘つからせない  月に乘つからうとしてゐるの  月を救つてとらせようぞ  月をつかまへようとしたが  月もあるにはある  月がかがやき渡っても  月の朔日にはきっと写真を写してね  月のうちの日と所とをきめて  月の二十一日にかかる  月もありましたしね  月も沈み話がとぎれると  月円きに乗じて  月の色の物凄くなりける  月の光を受けてゐた  月は我等の祈願の光明ぞとばかりに感ぜられ  月ばかり箱根にいつてゐた  月が昇つてゐた  月の歌をうたつて  月を写す  月のさそへば  月のおとし  月の夜となりぬ  月に寄せる  月がどの辺にあったか  月がよく冴えている  月も花も入用のない身になったけれど  月が高く天に在って  月が見えるだろうか知ら  月の晩にここで聞かしてもらいたい  月があっても  月に一分の利息を上げる  月が出ていました  月が出たが  月の光が落ちていて  月が暮れて  月こそあれ  月の光にキラつかせている  月にそむいているが  月の光からのがれていたが  月がわずかばかり西へまわった  月の光に染められもせずに  月が接吻けているからであろう  月の光を吸い寄せている  月の傾いた  月の光にぼけてはいたが  月の光を吸っている  月はいつの間にか家の背後へまわったからでもあろう  月の光に濡れて  月の光が降りそそいでいて  月が四人を照らしている  月の光を故意と避けて  月の光が敷き充ちていて  月の光のみちていて  月の光でほの  月が雲の中を通ったからであろう  月が雲から現われた  月の光で同じ真珠色にぼかされていた  月の光が降りそそがれているし  月の光にそむいて  月の光が蒼白く注がれ  月の光をはねたからである  月の光をさえぎっているので  月の光に生白く光らせ  月の夜が紅色に染められ  月はありません  月の光の銀色になるにつれて  月は高くのぼりました  月のさす  月の投網に引っかかって  月の国の姫にかしずく  月の兎の餅を拾って食べた  月の姫の寵愛の笛をこの私めが拾う  月の世界にくらべては  月の国の仕返しを受けますよ  月の姫の御殿に劣らぬ  月もだいぶ上った  月の光を仰いだ  月の国へ帰る  月の光から身を隠すよ  月に小笛を見られる  月の使者達を眺めた  月の国へあなたを運ぶよすがともならない  月はすでに天心をまわり  月がかかっている  月を振仰いで見ました  月の方に見  月にばかり見  月が相変らず  月の光が触ると  月があると見えて  月の色はもうろうとしてこの水気の中に漂っていた  月はまだ残っていた  月の光はいっそうあざやかになった  月の街道をステツキを振りながら歩いて行くと  月を定めて  月の光がすべっている  月ばかりつまらない日を過している  月ばかり中国の方の田舎に帰っていた  月ばかり前時々会っていた  月は月全体が性にあわない  月が川の上のあお黒い空に浮きあがってあらわれ  月ほど前にここを通った  月を越し  月をいっぱいうけて  月があがった  月にすかして見ると  月でも出てゐると  月に走り始めた  月が中空にかかっている  月に十円の大金を支払っても  月に一度ぐらいは見廻りに行って  月の利息二割で貸しつける  月の光の愛撫に依り  月に少なくも一度はある  月は中空に円く澄んでいました  月の収入でその月の支払いがいつでも足りない  月と月との間ぎわ  月が空にある  月に青光りして  月ほど経ってから  月ばかりで病人はとうとう死んだ  月ぐらいかかると云うて出て行きました  月の下の白い天守閣がユラユラと傾いて崩れて行った  月が流れ輝いて  月に一回あって  月はなかつたが空は一面の星で外は案外に明かつた  月たつうちに廊下も柱も戸棚もすべて拭きこまれるべき  月もささぬ  月の波映の  月ともいえようか  月もぼやけて来たし  月にでも誘われ出たか  月を見て飲もうよ  月浚いをたびたび観に行った  月を踰えて梅雨に打込むの  月か知らないけれども  月の半端の分を纏めて  月もそろそろ上る  月の光が洩れて  月の上る  月があって  月の光で明らかに認める  月のない夜ではありませんでした  月ばかりたつた  月の光が斜めに青じろく射している  月の光で川の様子を見ながら参りますと  月の光に一方の壮い  月に照添うに  月も三月も気ままにいた  月とすっぽんほど違うが  月をこえた  月に吠ゆるに似たりと  月の夜に折りゆきし  月ほどよく濡れし  月かなこほりたる  月がありません  月の入るべき  月が東の空に出ています  月の上らない  月のように冴え渡って行く  月を背にして歩んで来る  月をめあてに尋ねて参りましょう  月を観ている  月をながめて  月に立っている  月はまんまろく  月はいま蒼き暈きる  月の宮居にまでも届こうという  月が東から登って  月の光をも漏らさぬ  月といっても  月の光も漏らさないほどの  月の光を白衣に受けて  月の出るて  月の微光をながめ得るほどには  月が隈なく照しています  月の光りがさすわいな  月に背を向けて  月に乗じて行く  月は相変らず  月の光で物を見るほどになりましたわい  月の光の洩れる  月に心を寄せる  月も見つ  月の引力に因りて  月はまだまだ過労の様子が見られ  月の光が洩れて出でました  月あることを聞いたが  月の光も隠れておりました  月が上る  月の曙を眺めて帰る  月を恋ひつつ  月の光に暗い勾欄の奥からは緋の袴をした  月を砕いて流れています  月の夜の河原に見咎め得べき  月を見るの  月の光を見る  月が澄みわたりましても  月は姿を見せずとも  月を浴びた  月の光もまためぐって  月をながめている  月が紅く見える  月の色が変ってきました  月が紅くなろうとも  月の紅く見えた  月はありながら  月がもう落ちてしまって  月もはや落ちて  月を越えてやまざれば  月までに財産を消費し  月に配し  月に二三度は外國人などを招いて  月に一二囘もどるだけと言う  月が夕焼けの雲の間から照りはじめた  月が照つてゐた  月が霧島の谿をも照らした  月が水の如く澄んでゐた  月も星もまつたく  月は霧の海を照らし  月は薩摩潟を照らしてゐた  月をながめた  月の夜であつたらうと思ふ  月も星も一部分しか見る  月が二度かさなる  月のない宵がこの大海の中の小陸地をひっそりと区ぎッている  月と眺められ  月が冴えている  月が改まる  月をながめて帰る  月を恨んでいる  月に空しく恨みを寄せている  月を経てや  月が都留の山の端に姿を見せているばかりです  月というものを見た  月が欲しいと云っているぐらいに聞き流していた  月が照っているばかりであった  月は盈つればかくる  月に一二回は必ず切り取らなければ  月に一二回は鋏で切ってとる  月に一二回として一年分まとめても  月の光がぼんやり落ちている  月にうかぶ  月上りかかれど  月の光を水と見て  月が船縁を照らしていた  月の光りで透し見ると  月の影も添う  月の浪越すばかりなり  月のひかりは地に落ちて  月がよいので出かけて来たといふ  月が雲にかくれたり  月を観たり  月をひとりで観て寝る  月の明るくあけはなち  月を拝していた  月に悩まされた  月に向って膨らみながら  月のない暗い花園の中を一人の年とった  月が昇ったと見えて  月が東の空に出て  月の光澄んだ  月の光が霞のかかった  月の姿があった  月の神はさらに議論を続けました  月の神はかようにして  月の神と犢の神とが人知れず顔を見合わせて  月の神と犢の神がこれを破った  月の出づるに先立って  月の出ない  月を迎えに出る  月に一回レッスンに来て頂いてますの  月には千鳥と風流がられた  月の名所になつてゐる  月の光を受けて黙って歩いている  月の光が竈の所にさし込んでいた  月はまだうつらぬ  月の影鏡にひらく  月を浮ぶる  月にしらべつ  月の消えか  月さす閨に丸寢して  月も秋よりや光澄むらむ春日野の白き葉はさながらに君の色なれ湖の小舟棹さし  月の入方に漂ひて  月の光のほのめけど  月はさせども身じろがず  月は舟とも見ゆるかな  月の影踏んで  月を形見にてしるしなき戀をもするか  月の影ある  月に泣いたは  月を迎ふら  月は曇れる  月の入る  月たつたがなかなか来なかつた  月ほどつづいた  月を見てという  月もやどらず  月に八十リラずつもうけましたが  月が上ったと見え  月の給金を上げるよ  月も凍てついた  月が隠れたから  月があがったので  月を砕いて流るる  月は冲天にある  月の光で朧気に立札の文字を読むと  月の都を立ち出でて  月は涅槃の雲に隠れ  月の明かるい夜にはかの嘶きが  月の光りを浴びつ  月の白光の波のまにまに打ちつづく  月に一二度は清三はきっと出かけた  月が照った  月に光る  月の初めに金沢へ行ったという  月はしだいにあきらかになった  月の中ごろに蒲団と本箱とを羽生の寺から運んで来た  月は向こうのひろびろした  月は互いに争う  月が向こう岸の森の上に出て  月の光の中に出ている  月が美しく埠頭にくだけて  月がやや傾きかげんとなってさしていた  月に五六たび音信があった  月に二回は渡った  月が白い雲に隠れたりあらわれたりして  月の二十一日にもらいたいという  月の俸給を受け取る  月ほどまえだった  月の見頃はすこし過ぎますが  月はどこかにある  月を越えると  月の光を含んで  月の下に金髪を揺るがし  月の光を感じようと  月を思いがけずうつしていた  月に二回ずつ来て  月にも打つや  月に経よむ  月の船琵琶抱く  月の辻月ももり  月の色まで変ってるかも知れない  月を見上げ  月を同時に仰ぎつつ  月も行きやしない  月が金色の帯を一すじ流していた  月に一度ぐらいやったの  月は私どものまわりにある  月の光でその文字面をちらりと眺め  月の光は深い渦巻の底までも射している  月にいちど家へかえるだけである  月はやさしく天に咽喉を鳴らしも  月の雲をどよませ  月は射そそぐ  月のあかりに照らされてゐる  月のあかりに照らされて  月のひかりのひだりからみぎへすばやく擦過した  月はいま二つに見える  月のその銀の角のはじが潰れて  月は熱かるべくとも  月しろのやさしく刷いた  月は出ていない  月が毎晩訪れて  月をかすめる  月は崇巌なパンの木の実にかはりその香気もまたよく凍らされて  月は日本海の雲にかくれる  月がおぼろな赤いひかりを送ってよこし  月のひかりがまるで掬って呑め  月が出ようとしてゐるので  月はあかるく右手の谷に南中し  月はいたやの梢にくだけ  月の死骸があらはれる  月のあかりには十字になった  月のあかりの汞から咽喉だの胸を犯されない  月の惑みと巨きな雪の盤とのなかにあてなく  月も七っつもってゐる  月の錫のあかりをわづかに  月の座の雲の銀巨きな喪服のやうにも見える  月も凍ってさ  月のあかりは浸  月には地球照がありく  月に向つて輝きながら傾いた  月の下から酩酊した  月の光を頼りに歩いてきましたが  月はまだ上らず  月は中庭の赤松の梢を屋根から廊下へ投げている  月も来る  月と御題をあそばすも  月に嘯き  月も雲間を漏れ出でて  月は隣家の低い森の上に傾いて  月の光を受けている  月の様子を見て  月があり  月の空へ高々と振らせた  月がおりて来たり  月が美しく輝いていた  月の顔とも相通ずる  月を塗るであろう  月とともに担ぎ出す  月がようよう上って  月のいい夜道を歩いたりして  月の光が射してゐたので  月を憶ひ  月が強く青い滑かな夜の空を昇つて欅の木の梢からおすがの  月に百円のゴルフをたのしむ  月が冷たい光を空から投げてゐる  月におびえて  月が流れて行った  月にその温度の日が最も多いという意見に思いちがえられる  月の内でその月の平均温度を示していた  月の光をあてに空腹にゆるんだ  月が寒い光を水際の巌の上へさし込んできた  月の光を乱すと  月は次第に西の空にまわって  月のあかりはどこかぼんやりありましたが  月は水線に玉を沈めて  月の夜に虹が出たり  月のやうに見えた  月にうつりました  月に一遍夫婦揃って  月の光のとどかない  月にうかされ  月の光にみせられた  月がひよつこりと懸  月も晴れ渡る  月に独り覚めた  月ももう終りに近づいてゐた  月になって  月は薄絹に掩われた  月が淡く見える  月の出頃にはやみましょう  月が町を照す  月が入りかけている  月の出のように真珠色の涙が下瞼から湧いた  月に一度位荒日がある  月がちょうど昇りかけて  月が枝頭へ昇る  月が沈んだ  月が空にひっ懸かっていた  月が流れると見えた  月も出る  月を見ようね  月の光を見ました  月が射しておりました  月の最終の日だということに妙な憚りを置いて  月に十円ばかりあげる  月が覗いていた  月の光を運んできた  月を仰ぎ仰ぎ歩いていたが  月に二三十枚の原稿を野村の所へ届けて  月の光りが射す  月の光りが冴えていた  月の陰った  月はその空の上にかかっていなかったが  月浚いさえも休んでいるという  月ほど経ちますとね  月にあざやかに照らされていた  月の明るいのが便利でもあり  月の光りに透かしてみて  月ばかり経たねえ  月の末に親が病気だというのを口実にして  月ほども無事にすぎた  月ほどかかって  月を見るなど  月よしと云えど  月の光りに見かえると  月はやはり竹槍を担ぎ歩いていた  月の四日にはきっと両国の橋番の小屋へ行って  月の四日のところに釈寂幽信士と戒名が見えた  月の四日の仏に関係をもっているらしいと  月に一度ぐらいずつ見廻ってくるから  月の光りがさし込んでいた  月は水平線の彼方に落ち  月ほどは一人も来ねえ  月の晴れた  月に唯物的に腐敗堕落して行く  月の白い営庭の向うの獄舎へ提灯が近付いて  月と霜に冴え渡った  月の俸給を一円借りて  月ほど前にお店者らしい四十格好の男がたずねて来て  月がその駕籠の上をぼんやりと照らしていた  月こそ変れ  月のない晩に思い切って  月の二十三日の夜には又もや大雨が降り出した  月は其月の一字をよみ込んだ  月ほども逗留して帰った  月の二十一日に江戸を出発する  月も出ていて  月にオネヂと謂う  月というのを感吟して  月がぼんやりと顔を出した  月を自分の家でおとなしく眺めている  月が明るいので見失う  月に照らされて見えた  月のひかりに妨げられて  月の下にさまよっていた  月ほど前に東両国の質屋へ押込みにはいった  月ほど経て  月の雫を受けて  月に進みたればにや  月に観惚れる  月のない空に無数の星の光りがきらめき出した  月の俸給を貰った  月ほどの後に死んだという  月の上半に右両村内に生じた  月の鏡小春に見るや  月の半頃にはやがて外部にも洩れて  月が出ている  月はその秋めいた  月のひかりを眞正面に浴びて  月に一度くらいは実家へ立ち寄る  月のない夜ではあるが  月やあらぬ  月に何程ぐらい残る  月に六遍も遊んで  月のなかば頃に一人の男がたずねて来て  月が朧に映す  月を視た  月の見せてくれる  月は漏斗の底の様子を自分の光で好く照らして見ようとでも思ふらしく  月のささぬ  月に一度でも親や妹の顔が見られれば  月の世界に居る  月の光が昼間まで照り残っているという  月にかがやいて  月も宿らずと  月に道見えて  月が終りましても  月に一度ぐらいは甲州屋へ通って来た  月が懸って  月の光を廂で覆うて  月は格子にある  月に蒼ざめて覗き  月を酌もうよ  月の影冴えて  月にも苫を伏せ  月に提灯入らず  月に地を這う  月に積ったら  月に小鼻を照らされた流しの  月は雲の底に淀りしている  月が棟高く廂を照らして  月の光が射した  月のひかりで認めた  月に透かして視ると  月のひかりにうかがうと  月にもならないのに  月ほど前に東京へ帰ってきて  月という題がある  月というほど  月の句を考えはじめた  月を眺めて居たという  月が木葉がくれに  月を右に見ながら  月は葉隠れになった  月が隠れて  月の光や粉砕す  月の光は点のように外に漏れぬから  月が明るく照して居るから  月に映じて  月という題があって  月に一二返ぐらい繰り返していたが  月を銀で出して  月に七円ぐらい国から貰えば  月に一度こちらから清に家賃を持たしてやると  月ばかり続いていた  月を無事にだんだんと重ねて行った  月が満ちた  月は東京の月よりも丸くて大きいように感じた  月の前に考えて  月を吐いてかかっていた  月に何度となく同じ事を繰り返しているらしかった  月のない坂を上って  月のない空を眺めた  月が変ってから  月の光のヌメランとする  月は懶く喫つてゐる  月の心になんの慰愛もあたへはしない  月は待つてる  月が明るみます  月の下とはいえ  月はいつか澄んでいた  月が淡く樹間に透けて見えた  月のひかりが洩れて  月のかかっている  月が出ていたから  月の懸った  月は山の端を放れて  月に眺めて  月の射す  月が落ちて  月かと思う  月に風なき野となんぬ  月の上ぼる  月の金いろが  月の光のかげにある  月の昇ろうとする  月であったとしたら  月が西にまわって  月の十七日に陸奥国岩瀬郡に配流せられまして  月の二十一日には全く危篤に陥り  月が傾いたとかいふ  月に乗じて  月が顏を出し  月にしろ  月に時々そうして桂子に逢う  月の光りを飛び散らして  月あがり双六雲の羊口わる烏野原と小川足柄山ふしぎな人形自動車五つの色ねむり  月青いかげ秋風ほんとにしないけど  月をつつみに行く  月が照る  月がちらりと顏出した  月はあかるい月はさくらの花の散りしくうへに  月の雫かと思う  月のいやさかりゆく  月がさします  月が砂に映った  月のありつつ  月を見ると言って出掛けた  月となるであろうと  月はなけれど敷板の霜に寒い影を映しながら  月をみて慰めかねつです  月の出の光が山の膚を透すかして  月が出ましょう  月の光のこぼれる  月が真白い霜にさえておりました  月が降りてゐます  月がこはれます  月から生れたでせう  月が射すらしい  月が聞くと言わるるから  月はこの欄に一文をよせておられる  月見れば千々に物こそ悲しけれ我身一つの秋にはあらねどといふ  月が匂ふ  月の月影に紅葉吹きおろす  月が光り出した  月の月影は紅葉吹きおろす  月なぞを見て  月というものを見る  月のさやけさとをながめて  月に乗って  月をめがけて  月に乗り得ないとは信じていない  月に抱きつく  月の方へ走ると  月には至り得る  月に至る  月の色を砕いて  月があの方角から出る  月からも引張られている  月の引力はだんだん加わりつつある  月の運行によって空間を引摺られていくには  月の方へ進む  月でも見たら  月との引力の平衡点に吸込まれて  月とに釘付けされた  月もあります  月を眺めあかさん  月の十三日には上野の精養軒で青揚会が開かれた  月の五日には観  月も風立つた  月の光に細長い鍵盤を仄めかせてゐた  月が地球を廻る  月やどーかーといい  月を越え  月のきれいな時にはきっとわすれられない  月もすりゃ  月は三円だったのが段々殖えて  月に五日や六日日庸された  月の二十日か二十五日間を失業するという  月の光が格子にさして  月に笛を吹いている  月の世界の鳥獣映像すと聞けり  月の光の水の面なる葦のわか芽に顫ふ  月はなほ夜の氛囲気の朧なる恐怖に懸る  月の色半死の生に悩む  月はしたたる  月の出ほのかにほのかに音色ぞ揺る  月のでしほ  月が光を添えた  月の鎌の形をしており  月に面していても  月の不合理な混乱が支配している  月から地球を見れば  月を見たと  月と土星の輪がある  月の世界を探険してこようと思う  月の世界にこれまでいった  月がなぜあんなに冷えてしまったかという  月の世界へいって  月には生物がいない  月は冷えきっているし  月の世界には生物がいるに  月の世界には生物がいるなどと考えている  月の中にウサギがすんでいて  月の生物をさがしてみる  月の間を往復し  月の世界を見物する  月の距離四千二百万キロメートルの往復を二十日ぐらいでやってしまいたい  月の世界をらくにおうふくさせてくれる  月の世界につくには  月に近くなった  月からの引力がちょうどつりあっていて  月の中間にある  月までの距離を一とすると  月の方へも落ちない  月に五日間をと求めている  月から回ってくる  月に恵まれる  月の顔を見る  月が顔を出している  月が隠れるまでに  月の表面からだんだんと地球の方へ近よって来ます  月の軌道より外へ出ている  月はだいぶん高く上って来た  月の引力圏内にまで入ってゆきました  月に引かれて  月は既に宇宙艇をやや右に通り越している  月の引力を受けていた  月を選んで  月は野の向こうに昇って  月の深遠な光明に身をひたして居ると  月は出でて  月が澄めば澄むほど  月の面に雲がかかって  月は落ちて  月ほども過ぎた  月と過ぎ  月の出にも間があろう  月が浮く  月の出にも間があり  月のねえ夜もありやす  月の晩には白浪を揚げ  月が経ちまた幾年か年が経った  月から不思議に妊娠って産み落とした  月が出たばかりで  月の光を全身に浴びた  月の光が蒼茫と前庭一杯に射し込んでいた  月の光に隙かして見ると  月が二人の真上にあった  月のうちを半々に岡崎町と采女の馬場に宿分していて  月も流転のかげぞ  月ああけふも  月の数だけ十二本もらってくる  月がさぞ美しく渓を彩るであらうと思はれる  月がおぼろに見えて  月の朔日十五日には二人三人呼び  月がでる  月の光りにかがやいて見える  月が澄みわたってくる  月も清く明らかになる  月と泥と言おうか  月もあるし  月とは流れ去っては  月は過ぎてゆく  月もつづいて  月の上って来る  月の上つて来る  月の上つて來るのを待ちつけた  月の光に欺かれて  月は森の後ろに隠れてしまった  月の下に置くべき  月の光りを浴びる  月の光りを忍んで  月が落ちた  月ぐらいはいつのまにか立ってしまう  月でもほのかに空に浮かんでいたら  月の光を背に浴びていた  月が動いている  月の光を吸いながら  月の光はくだけているばかりか  月が明るく水がきれいなので睡らないで  月の位置がある  月もだんだんかけてくると  月が上っていました  月をながめたが  月をながめているけれども  月をながめるか計られない  月に心を傷められると  月はいよいよ照り  月を見ようとの  月が上り出した  月は花林を照して  月を見し  月に嘯きながら  月の色は変りません  月と海とを聴衆に見立てて  月に浮かれ  月は正にヴァエア山巓に在った  月が上っている  月と殆ど同じ明るさに光る  月は遅く出た  月の武蔵野ほどに趣が激変して  月も射す  月に浪が懸ります  月の光で動いたら  月が射すよ  月が一ツ出ています  月の上へ蛇のように垂かかった  月へ投げつけた  月が漏る  月の夢を見る  月の出を待った  月に描き直されたればとて  月に預けて際立たぬ  月に袖を重ねて  月を見るにさえ  月のたちまち雲に隠れて  月の雫がかかった  月も隠れましょう  月が沈んで  月聞き馴れた  月を経るに従って  月の陰をこしらえている  月が滑り出て  月の光にその目は一層凄惨な影を宿していた  月の光のように仄白く浮出してる  月の光に血が交ったら  月が上って来ましたね  月に五人の血を吸って  月がしずかにのぼってくる  月のあかりだけになった  月が銅いろになった  月を宿してい  月の映った  月が波の上に出る  月かくす雲花散らす  月の光がほのかに当たっていました  月から眼を離そうともせず  月が一番美しく輝く  月に奔ったというが  月が落とした  月の光に透かしてみると見える  月に関係のある  月の住民たちの身体を見る  月と地球との横断を試みたい  月の世界へ逃げかえった  月の光に透かしてみると  月か瀬の者だというので  月であったか其処らの荒れたる  月の下を家へ遁帰った  月の前を歩行いて消えた  月の中空に雲を渡る  月の終わりになると  月の下に生白く光るは  月の蒼白い光が横からぼんやり射し込んでいたが  月が池の水に映っている  月が冴え渡って居るから  月が後から照して居るので  月が照って居るという  月がさしこんできた  月の光をたどって見ると  月の光で見えた  月は生憎雲をかぶつて  月の光がさすと  月の光がいっぱいさしてる  月の光をとおして  月の光で見る  月の光がつみかさなった  月の光がうすれて  月の出を見出でて  月がでてゐる  月をみるとは  月もみられる  月ほつかりと  月なのでききとれない  月は音もなくのつそりとでてゐた  月なんか見てゐる  月になんどという割合で便りや小包が届いたのに  月がほの  月といふものは一年のうちに四月しかねえでごわす  月に生れた  月に架けた  月が顔を出していた  月のあたり走り行くは  月の光におひにけり  月には厭ふい  月の前に時雨過ぎたるあだ雲をはらふならひは  月ばかりは何の変事も起らなかった  月ほどまえに  月の十日や半月ぐらい大手をふって  月がまだ残っていた  月もたちました  月若き生命の森の夜の香にあく  月に接吻された  月は変わって  月に大体二度しか出ない  月は朧ろに霞んで  月は輝くのに  月の周囲を盛んに飛行させ  月の光をあびて  月のこのお十三夜には枝豆をいただくから  月に流れて  月は違いますなれど  月のように光っていた  月の幾日か俺には分らない  月の宿なぞと負け惜しみをいいながら  月を晴れてみる  月の夜であることを知りました  月の夜といっても  月かとたずねられると  月やくを流す  月を愛する  月の齢を数える  月というもののあらゆる粋と美とが発揮されてくる  月にあってのみは  月ではありませんか  月を見てやる  月を見るとか  月をながめるとかいった  月の色が変って見えるという  月の光さえも神経を青ざめさせた  月もはるか足の下にして飛んで行きます  月の光があるでもなければ  月に決まって  月の十一日にも新規の品が三十六本仕上がりました  月にしばしば聞く  月は益々冴え  月の光に生れて  月の光が残って居る  月を見たい  月の光にはいつもほのかな香いがあるが  月に高く重吹くに  月をちらりと見た  月を心に描いて来た  月は雲の裏にあった  月を漁師の掌の上に落した  月は令子の部屋へさし込まなかった  月は輝きを放つ  月の光と大洋の濤が暗く響いて来た  月がヌーッと頭を出して  月の中に十幾度となく往復しているが  月に幾度となく話はしていたけれども  月が明るく照らして  月の下の夜道をそんなことを語り合いながら  月に一回午後に訪問を受けていた  月はまだあがらず  月が雲をかぶって  月もまえであるが  月にもなる  月が不明なので事件前か後かわからぬし  月を越してから  月の明暗する  月に入りて  月はその一切れに入って  月と紅い火星とが少しの軋りの  月の数だけの枝ある  月の数にこじつけた  月の光がガラス戸の外一面に流れ  月の二十五日に権田時介が茲へ連れて来た  月ののぼらぬ  月の中天にかかる  月のない夜に行われた  月の白い道ばたに屈み込んだ  月より白い彼の面をのぞいて  月の光だけはかすかに十字架を照らしている  月の光の中をかすめる  月の光の落ちた  月の光の中に次第にこちらへ歩いて来る  月の光の中に石ころが一つ転がっている  月の光の中の風景はいつか無数の男女に満ちた  月の光はもう落ちていない  月を見上げて  月にそれぞれ五円や三円づゝ小遣はせびれる  月を背負った  月は出でうすぐもは淡くにほへり  月を断ち切る  月の坂道ややふけて  月の影を颯と映そうという  月のまわりに円く出る  月のまわりに出来ると  月の面が雨雲で覆われた  月から来る  月あまりになるのに  月が野の果に出た  月が薄靄の罩めた野面を隈なく照らして  月が山の端から青白い顔をして覗いている  月がうっすりと刷かれていた  月の雫のように清水の玉が滴り落ちる  月に日に栄を増して行った  月の光が部屋の入口まで射し込んでいる  月に一二度ぐらいずつ袋戸棚から出して  月の光りに照らし出された  月に十円ずつ出しとくれやす  月に二度ずつ出て居る  月の光りを照り返した  月の光りにさらしながら  月に入りては  月と雪とにてらされて  月もでてゐる  月から下座をやめて  月のいい晩もあった  月の面に雨雲がもったりとかかった  月と経たない  月がひょっこりと浮び出して  月に旅人が宿る  月の変りますと  月の影にも繭の筋は見えけり  月よりひびく  月ありとせんか  月より響く  月を愛で  月のあやめ草あやめも知らぬ  月にきらりとした  月の形も見えない  月をうたひ  月に誓う  月の光に葡萄鼠の色をした  月の夜をこんなところに彷徨いている  月を抽いて  月の光は霜に映って  月の間に持ち上った  月の光にぬれた  月は淋しい思いをしながらも  月は低く懸って  月明るき古城を背にして  月が西の空に落ちた  月なんぞは出なかった  月や太陽を見たり  月も少し明ければ  月の九つ以上も滞った  月の稽古を必要とする  月の光が青い棒を何本も斜めに投げ込んだ  月を見つける  月の十日に母さまが御墓まゐりを  月に一二度の便り  月あるを恨みしが  月は雨に隠され  月も星もある  月の夜は変り  月が上って来た  月に当る  月の光が差して  月の光が差した  月の出ていない  月が出たらしい  月の中に二三度もあります  月のいい日に香椎の山で会が持たれて  月の世界へも行きました  月の照ってる  月が私の歩いて行く  月へ向かって  月から射し下ろして来る  月へ行く  月が欠けるに  月へ登ってしまった  月ほどの間に私がやや健康を取り戻し  月が少し西へ傾きはじめた  月の方へ登ってゆきます  月の方へ昇天してゆく  月が傾くのに  月の光が明いと云う  月の光の明さとは違う  月の光がさす  月が上がって  月の光を浴びてたたずみながら  月がかがやいていました  月は時と人とをして  月を見ざりしかど  月は曾て古への人を照らしたりき  月に乗じて浮かれ出した  月の広野原を歩みながら語り出すと  月を隠してしまい  月は隠れたけれども  月が隠れたね  月が出ていてくれた  月が姿を隠しても  月を踏んで  月の関ヶ原をさまよい尽して  月の夜の道行とまでなったが  月の何日に位するかは  月が明い時寺の門を叩いた  月に啼く  月の光もまた朧なる風情を想像せしめて  月かくす花のこえだのし  月のなかなる  月に日本従来の生活に馴れ  月は未だ暮れきれぬ  月と海とさ  月は美しく静かに照つてゐた  月の世界にもゆけ  月とお話も出来さうに思はれた  月の光のやうに光つてゐた  月も同じやうに七郎の頭上で輝かしい歩みを運んでゐた  月に向つて微笑むだ  月の光の下に拡がった  月は傾いて  月の澄み  月と無数の星とがキラキラと輝いて居る  月が開く  月がすすり泣いている  月も皆既なり  月らしい影も見えない  月へ月へと吸い付けられる  月の世界というで  月に落ち  月に近くなるとともに  月の引力に曳かれたからで  月にはそんな生存した  月のアルプス山に於ける  月にも人類が生存していたに  月がこの一隊を祝する  月に十圓の手宛を貰つて居る  月が出してある  月のおもてに靡かせる  月いかばかり  月はこうした澄んだ  月に托して  月も後に博物館で伎楽舞楽能楽の面の展覧会があって見に行った  月では準備ができ  月あの女と一緒にいろと言う  月に十二ルーブリずつ出していたが  月と結婚する  月もいっしょに暮らさぬ  月の雫に袂を沾ほされる  月に発表せられた  月の光りに代りかけていた  月の光りに輝らされた  月がぎらぎら輝いて見えた  月が見えてきた  月が冴えてるに  月の光りと変って  月が冴えてい  月の影に瓜が踊る  月の光を湛ふるかと見れば  月を践んで来る  月の初めから居るが  月は出でぬ  月にすかして  月は海の如き碧き空に浮びて  月がグングンと西に流れていた  月のやうな反射をぢつと眺めてゐる  月はなれて  月の名にたつ  月が沈む  月の仄白い微光が漂っている  月の光であるいは曙の光で読んだ  月のない星の輝いた  月が雲間から出て  月もあって  月を眺めようとの  月も見がてら  月が出戻った  月に一度ぐらいはお見えなさりやす  月をお見せ申して  月が見せられますか  月を二人占めにするなんて  月がかがやいていようという  月が嵐の名残のちぎれ雲と戦っていた  月は嵐の名残の雲を払いつくして  月を眺めていましたよ  月とがいみじくも流れ去った  月が朦にぼけた  月の光に人の影らしいものが見えて来ました  月が上がりかけました  月の光が明るく輝いていました  月の下の白いもやの中から聞こえてきました  月ほどの後に再び不快と言い立てて  月は陳士成に向って  月はすでに西高峯の方面に隠れ去った  月が空にあったが  月の光に燻銀のように薄光っていた  月があるからであった  月の光を全く遮り  月はあったが  月ぞやすらふ  月が輪を構成せねば  月は電子であるとすれば  月であるゆえ恐る  月も落ちてしまった  月いかですむ  月が下がってきた  月が下がってきて  月が大きくなるって  月が二つあるが  月がなくなって  月だけがのこるという話さ  月が二つあって  月が一つなくなったればこそ  月が近づくと  月のかけらの層にさえぎられ  月がすきつとか  月とオリオンとの空をじつとながめ  月の下にはまつ  月のあかりでまるで螺鈿のやうに青びかりみんなの顔も俄に淋しく見えました  月を見上げている  月に誘惑されて行って帰らない  月もはいってしまって  月は上の空にて影や消えなん  月が出てきて  月が重なるまで  月がたち  月の朧ろに霞んだ  月が見えない  月のいる  月が出ずに  月待つ里を思ひやれ  月のさし込んだ  月に這入  月は君が病気のため厄月ではないかと或る友人に驚かされたけれど  月が涼しく照して  月こそと用意して  月と日が同じ形で空にかかっている  月ならん手枕かしぬ  月が上ってきて  月のおぼろげならぬ  月に別れた  月が描いてあって  月の行方を空にまがへて  月の影や見ゆると  月の末には毎年福島の方に立つ  月も末になる  月のかわるまで待てという  月も照らそう  月はまだ出なかったが  月も上った  月と相場が定つて居るのに  月の顏を出す  月と相場が定ツて居るのに  月の顔を出す  月の光に見た  月がようやく照り出して  月をはるかに思ひやるかな  月が空にあって  月のすむ  月が一段明るくなった  月がさしてきて  月をながめながら語っている  月がすっとはいってしまう  月の光がちょうど花散  月もちょうど雲の中へ隠れていて  月が出てきた  月の光のさす  月をながめているであろうと思うと  月がすごいほど白いのを見て  月の見る  月の顔だけがきらきらとして前にあった  月と日を掌の中に得た  月が明るくなって  月がはなやかに上った  月と花とを同じくば心知られん  月の美しく静かなもとで昔をお忍びになって  月の二十幾日に譲位のことが行なわれた  月のさし込む  月を入れまし  月もこそ入れ  月の光に花のなびく  月が明るくさし出したので  月の光が西の妻戸の開いた  月がはなやかに上ってきた  月が高く上った  月いづれの谷に影隠しけん  月に二度より逢いに行く  月が雪の上にさした  月を言ったりする  月の光にいっそうよく見えて  月はいよいよ澄んで  月の影ぞ流るる  月は出ても  月の光あって  月もさす  月にも何の風情を増しはせぬ  月に三度だけは大宮を御訪問申して  月が選ばれた  月が朧ろに出て  月の光を頼りに唐館の奥へ進み行き  月の光を頼りに一筆書残し  月も日も刻も  月が明るくさして  月は曇らないであろう  月がないころであったから燈籠に灯がともされた  月で脱ぐ  月でもあったから  月が明るく中天に上っていて  月に照された  月があがつたせゐか  月を見あげる  月の光にお美しい竜顔がよく拝された  月が出てきたので  月と花とを隔てずば  月に三度の一の日を除いては  月に一圓とは要らなかつた  月と日の光がさしてあたりを照らしています  月の十四日に今までの家を離れて  月の光のさし入った  月の末にも書けない  月の中旬が来る  月に百両じゃあ食えねえ  月の明りではるかに白く海が見え渡り  月を最もお好みになる  月がややおそく出る  月が重なって  月が出ますほどの  月や星の座を変えさせる  月の高く上る  月に参入された  月が重なるにつれて  月を見ず  月が上ってきた  月をながめたりなさるって  月がまだ上がらない  月が上がってきて  月に向かっていると  月がやや高くなって  月が青い冷たい光を投げていた  月や両袖などをトンカチンと打ちつけた  月のさし入る  月の光のある  月の顔と向かい合っている  月と我々との距離だけの隔りを持っていると  月だけが前の流れに浮かんでいる  月にながめ入りながら  月の形が明瞭に見えた  月がふと雲間から現われた  月の光のもとにあざやかに立って  月すこし暗かりける  月と日とを合算し  月より翌月まで蕎麦のようにつづく  月に暈あるは  月が音もなく海に沈む  月があるよ  月の光に眼も鼻もないのっ  月が暈をかぶれば  月は昼より明るく照らすので  月はあまりに明るくて困りましたよ  月がたてばたつほど  月は天にあり  月にも水にも知らせません  月にかがやかしている  月が美しい程度に霧をきている  月の光のさし込んで来た  月は招いても  月をそれでお招きになろうなどとは  月には縁がある  月が出てくれれば  月の光で見た目が誤っておりませんでしたら  月の霧の夜明けが思い出されるから  月に一回とか二回とか会合を開きまして  月は明るく座敷の中を照らして  月が派手に光を放って  月は静かに一廻りして  月の如くその顔は一片の雲に蔽われて  月も絵のように見えた  月は霧にさえぎられて  月の冴えてかかった  月を慕ふかな終ひにすむべき  月が美しく見えた  月の霞んだ  月も世に住みわびて  月がだいぶ高くなるまで  月だに宿る  月を見ていてはいけませんよ  月を長く見ます  月の二十幾日に女二の宮の裳着の式が行なわれ  月にもお詣りをなさいまして  月に偶うて発し  月はまるで塵埃の中で育った  月につけ  月の初めにと催促をして来た  月を休んだばかりで  月に父が急死した  月が澄んだ  月が明るく出た  月が変わって  月の景色を喜んで  月を見ると言い  月の明るい夜などに琴を弾いた  月の明るい夜ごとに老いた  月と花とを同じくは心知れ  月を哀れと見ぬ  月をながめ見ん  月の影宿す  月が寒く美しく照り  月がその物干  月の照り渡つた物干  月が三峯の上に出て  月が已にその美しい姿を高社山の黒い偉大なる姿の上に顕はして居て  月の光に黒く出て居る  月の光にさも感に堪へぬといふ  月の光の満足にさし透らぬ  月の光の地上に織り出した  月は明らかに其田池を照して  月に似もやらぬ  月には月に翫ばれざる  月の光も見えず  月の在る  月に幾日か弓袋を持った  月の隅田川を船にて帰られた  月の夜に柄になく散歩を誘いに来ました  月に酔う  月に魅せられて  月の夜に見えぬと  月はよく見えなくて  月ほどして  月が後れた  月が更ると  月と炭団ほどもちがふ  月や太陽を勝手なある  月や太陽が三十メートルさきの隣家の屋根にのっかっている  月の顔ばせもしばしばその前方の心なき帽子の雲に掩蔽される  月のように夜路を照らすというほどでも  月が東の方にのぼって  月の湖上をうっとりと眺めていると  月の光がぼうっとしているので  月が良いから毬を蹴ろうじゃないか  月もヒューマニズムの問題はほとんどすべての雑誌にとりあげられている  月も団欒す  月ののぼる  月を指す  月もみるだらう  月に光った  月には上る  月ほど前のことださうである  月に幾つかは目にふれる  月を以て満十五年になるというので  月は遂に海水に触れ  月の光にきらめいて  月の光をたよりに帰ってきますと  月のわたる  月の光を浴びた  月が蒼々と澄んでいる  月もさやかなり  月がかかり  月に酔い  月はいよいよ高く上って  月とに酔うては進みつつ行くと  月を避ける  月を浴びる  月に歩んでいる  月に浮かれて来ましたか  月に輝いて  月がおぼろに出ると  月はほんのりと庭の白沙を照らして  月の光の射している  月が雲の奔流に乗って  月が隠されてしまったので  月の光が地面に落ちた  月の景色のめでたさに思はず  月の光が猶ほ  月の夜は斯る楽い  月の六の日に開かれるから  月の軌道が俄然地球に接近したという  月はますます地球に接近する  月の光が池の面を黄色く彩りますと  月のダリヤ生な眼色は燐火を吸ふ  月のダリヤ赤い唇に寐息を吸ふ  月の世界青い樹陰にもの憂い光り  月はひろびろと青い猫夜は叫ぶや  月に小雨が降り出した  月に小雨が降り出してほの  月の間死身になつて心を鞭つた襲ひくる  月に紅がさして日になる  月は雲間を出でて  月が雲の中に入って  月にうそぶいてから  月の表面に近くなると  月の重力の方が大きくなります  月とかの方へ引きつけている  月の重力にくらべると  月の引力が釣合っている  月とかからない  月がぐるぐるまわっている  月の関係がそっくり似ている  月も見え  月の数も多からぬに三度までも猫を捨てたる  月の世界のけしきがだんだん近寄って来ました  月の世界の真白な砂の上に立っておりまして  月の世界に来た  月の世界の一日は人間の世界の五万日になる  月の世界から見ると  月の御殿に這入って  月の世界はいいところだとリイは思いました  月の世界から見た  月の世界では月姫がリイを待っておりまして  月の世界からいつも私たちのする  月の世界から遠眼鏡で見ているかも知れません  月が差し入る  月の光から抜け出た  月を踰えてその父母尋ね来り  月の輪郭をかすませ  月の淡い空に竜巻している  月を左眼とし  月の夜に入りて  月の終りに首相と会見して  月にも属せず  月のないのにじれる  月のやうに霑むで居た  月減ずる時甚だ欝悒し  月ほどのお暇を願って  月が登り  月が登りかけている  月が団扇のように木の枝に懸って見えた  月の下にすぐ見えてきた  月の光に青ざめて  月をめでてゐる  月ほどすぎた  月はもうどちらの側の高地をもまったくはっきりと照していた  月が昇っていて  月の出とほとんど同時に霽れていた  月できめてある  月はだんだんと高く昇った  月からわたし見る  月は依然として照っていた  月も彼の眼には入らなかった  月をここに賞し  月を見返る  月に笑めるか  月を負ひて歩むは  月の光に振向ける  月は照れども心の闇に夢とも現とも覺えず  月より外に立聞ける  月も數へ盡して  月に比べん  月の影ならでは訪ふ  月も見えぬ  月と来月とはこれまでのいわばしきたりを変えて  月に現れる  月の影を見ても  月に一度は必ず来る  月の幾日は説教日の定めもあり  月を越ずしてしる  月のよい晩になると  月を眺めて悲しむ  月を見ずにはゐられませぬ  月の都の父母は少しの間といつて  月の都の人々を捉へて下さいませ  月の人々は空を飛ぶ  月の人々の持つて  月が射している  月さえ遠慮して見なくてはならないほど  月に光りを奪われた  月のほうへ顔を向けた  月に五へんくらゐ  月を美とし  月が描いてある  月を見て泣く  月の奴めもいちだんと気味わるう光り出して参った  月を眺めて泣く  月の光の中を流れて伝わった  月にうたう  月もなく推量してたどって行くと  月も星もない闇の夜で雪催いの秩父颪がビューッと横なぐりに吹いて来る  月が差し上った  月の十四日と三十日には賑やかな市さえ立った  月が照って  月の出は遅くなった  月があらわれて  月さす夏の夜きかむ  月ふれ千人の姫に星ふれ  月あると同車いなみしとが  月に一定のお小遣しかくれず  月が重なりや  月に一二度づゝは鍵を持つて  月の光のとけこんだ  月を見ながら歩いて行くと  月の光の隈なくふりそそぐ  月の宿賃をフイにした  月のさやかに照るを  月は冴えに冴えて  月はまともに照らす  月は中天に昇っている  月の光を正面に向けた  月のように青く光った  月と雲とが見えた  月の大ミソカが迫り  月の光の冴えた  月の光を見い見い  月が私の頭に映った  月を見たよ  月の光を見ると  月を見てから  月がすぎて  月が遍く照らす  月の光を含んでいる  月の光が射さぬので  月の光に照らされつ  月のかげよりふる  月に淡く消える  月と日のむかしをしのぶ  月はまだ登らない  月の光がちらちらともれて来た  月は冴えに冴え  月の光が落ちている  月があるから  月でもいい晩の方がまだし  月になってからでも  月は見る  月をみる  月のいで  月が昇りかけたと見え  月の方を向いて  月のドンヨリした  月に二つ三つはかかしませんが  月は私どもにとって忘れられない  月に一度来ぬ  月がまつ  月がちようど新憲法実施一周年にあたる  月かを過して  月の光を面に浴びて  月が代ってから  月が変ったら  月さえぬれど  月を背にし  月さす窓に見る  月も顔を見なかった  月が時々木の間を洩れて  月の光にすかしてみると  月の光のかからぬむこうの  月の五ノ日に物書が通ってくるが  月の円さ位のものがあって  月が替わる  月に一度もあるか  月もずるをきめていた  月に二三度くらいは行く  月に二つや三つは必ず見る  月の十三日に短いその生涯に終りが来た  月は物凄いほどに冴えていた  月が冴え渡っているので  月のひかりを受けているので  月の下をあるき出した  月のひかりだけでは果たして尾白であるか  月は北国の月の青さで丸さで照り返しても  月は明かつたが  月のおもを投箭のやうにかすめ  月のかがみは  月の光にてらされた  月がやっとのぼった  月が西空に傾いてる  月も雲がかけて  月の明るい空に黒く浮き出してる  月の光りを受けて  月にうかれて  月は射そ  月が俄かに意地悪い片眼になりました  月はあるが  月には焼夷弾が落ちて  月も出ているらしかった  月を見ては  月を越したら  月の末にお嫁入りする  月がこわれて見えなくなる  月がなくなるなんて  月の一つがこわれる  月は高くかがやいていた  月が地球にぶつかったら  月がとびあがった  月の一つがなくなったら  月の海水に働く  月が一つなくなった  月ばかり前に絵葉書をたつた  月があらたまつた  月が水音をちこち  月のじれったい戯れがある  月の上ってくる  月が赤く天心にかかって  月が明るくて火口の光はただわずかにそれと思われるくらいであった  月に三度の公休日にも映画ひとつ見ようとせず  月の光がお節の眼に浮んで来た  月のない夜がもっけの倖いとなり  月の客と澄まして視  月の日課なる馬太伝の中には神の王国に就きて  月のみ徒らに光る  月はのぼつてゐるが  月がはつきりしてゐる  月だつたが庭のすずかけの梢の向うにまるで置いた  月を裏山の峰にして  月その月の営業の繁閑並びに収益の多少に準じ  月をながめてゐましたので  月でもながめる  月はかすむ  月が照らしてる  月の売上げの多額なところへ便宜を計るという  月の夜を漕がせた  月はよく冴え  月の影は見えつつ  月に一千円以上の品物が売れる  月を見つ  月が出るまで待っていよう  月が出ます  月が出ても出なくても  月の光でもピカピカ光る  月のいい晩なんかそのかげで  月と共にグングン増えて  月に照らされても  月のひかりは高い梢にささえられて  月はまた明かるい光りを  月の下に眠っていた  月に供える  月の下に五町八町はひと目に見渡されたが  月のまえに寝ぼけた  月の下に立って  月の前に蒼白く光っていた  月は霜を置いた  月の下に黙って立っていた  月をみあげた  月の精が宿っているかとも思われた  月はいよいよ明るくなって  月は高い車蓋を斜めにぼんやりと照らしているばかりで  月に背いた  月は車のなかへ夢のように流れ込んで  月の陰を仰いだ  月は白い真玉のように輝いて  月は俄に陰って  月が過ぎた  月の夜と日が流れた  月が出て来る  月の字は日の誤なるべし  月は皆日のあやまれるにや  月に三度か五度花街に足を踏み入れたに  月でも眺める  月でも眺めて  月の光りに透かしながら  月の光りに照し出された  月の光りで  月の光りを帯びて  月が昇つたらまたその方へ歩く  月は葉桜の繁みから薄く光って見える  月が経っても  月も月かは花も花かは朝の戸に倚ればかつ散る  月にむせぶか  月のさせば  月ふめばそぞろさびしき名はうせて  月のぞきけり別れ居る  月も忘れがたかり色あせし  月の出窓にくちづけし  月の下に見えていた  月ほどした  月に三回はいやでも浜に入って来ら  月のかげ見れば  月の光があった  月の光に世高が牆の上にあがってきて  月の光があって  月の光に透して見た  月の光のほのかに射した  月の下を運河の岸に出て  月に白衣の姿も拝もう  月に鳴く  月のたよりがございます  月の社會部會の開かれる  月の光りはなく  月に数えるしか  月を眺めて泣いてばかりいる  月の光りで見たという  月も見にけり  月づきなしくずしにでも返してゆきたいと思う  月の光が蒼白く照らしている  月の光を上半身に浴びて  月とスッポンの違いになる  月とスッポンの違ひになる  月と解く  月の経済も大凡きまっているし  月を見ました  月の光が眠る  月も光を失ったほどの  月の光にすかして  月の表面の凹凸の模様を示す  月空しく樹頭に在り  月の費用にあてんと思ひをりしに  月の晩をブラブラ同行した  月の明りを受けて  月が灌いでいて  月になんか憑かれたって知らないよ  月無かるべし  月や花の中に恋しい人などを見出し得るといふ  月は早い月なのでもう可なり上っていた  月の光に照らされながら歩いている  月は今は真上から静かにさしかけていた  月の影見れば  月と比例して  月こそ異れ  月に一度あるか  月が雪催いの空に懸かっているばかり  月の光につくづくと見た  月の光で透かして見たが  月の出を待つてゐる  月に戯れる  月の反射的な光りの  月の反射を受けた  月の給料のほかに十円くれました  月を盥の水に映すのに  月は盥の中に丸く映っている  月と盥に事よせて語っているので  月のようなものが心の一角に引きかかっています  月あり星あり  月の明かるい海の上に小舟をうかべて  月がぼんやりと田圃路を照らして  月を頼りにして  月の廿五日の午前何時には東京を出発するといって  月は霜をふらした  月ほど経つ  月がぼんやりと弱い光りを投げて  月ばかりで正気にかえった  月が座敷中にその光を広げている  月の光で地上にまでも引いている  月のように見える  月のように見えるほど  月の光が肌まで浸  月の夜を其処まで送って来た  月の森に向って  月が暈を帯びて  月が暈を帯びた  月はまだそう高くはのぼっていませんでしたし  月がのぼりました  月の正体をみてみたい  月の世界までとびました  月の世界の人たちの言棄をずいぶんよくときました  月の人にはとても住めまいといいはりました  月の世界だけに人間が住んでいるとおもっている  月の世界をながめていました  月の世界へあそびに  月の夜はこの納屋の屋根から霜になるであろう  月の在所を見定めて  月を拝んだ  月はずっと低うなったが  月は山の端を放れた  月のうらを行くと思う  月が黒部谷を照らして  月が薬師の北尾根の上に出ていた  月に照らされていた  月も待つてゐる  月の光に照らし出された  月はなほ半腹の其の累々たる巌を照らすばかり  月のうらを行くと思ふ  月がまだのぼらず  月を見るより  月を汲んで  月の光を掬つて置くと  月を見に  月のほめ  月の気勢も留めぬ  月を捧げて立てる  月は西に傾いたが  月とか花とか風とかいう言葉には関西のアクセントそのままのものが残っている  月は一つなれども更科や田毎の月は見る  月の光りがささない  月が車室のちゃうど  月がやはりあそこから現れて来る  月から圓朝は毎月初代圓生のお墓参りにゆきはじめた  月は変れ  月とつづいた  月澄まんとしたが  月浴びてありがたく辱く映しだされてきた  月の出のように顔全体をかがやかす  月詣りはじめて  月を渡る  月に進歩し  月におびえでもした  月は成功しない  月は理解されるのに  月も星たちも丹念に仕上げをされていなければならず  月も星たちもともに社会的タイプにまで引上げてやるだけの  月満ちけん  月丸ぬしに見付られ  月に粲めく  月は見よ  月も見よ  月だ世界を夢に導き  月だそれでいい  月と少し暑くるしい靄との中に何か偉大な美を包んでゐる  月の光に見ると  月の光りを受けると  月に一ぺんくらゐ  月の世界へ行かせようという  月のようなものが青白い光を放って映っていた  月のような形が見える  月の方に転換した  月の面を仰いで  月や星を見る  月だなあわたし火星の童謡ができたわ  月なんかに着いたら困つてしまふぞ  月に一度二度ずつ祈祷会めいた  月に薪が何把炭が何俵の勘定までせられ  月はあれど提燈ともして待ちたり  月の影冷ややかに松にかかれり  月にみなぎり  月はいよいよ冴えつ  月は三たびかわりぬ  月は三たび移りぬ  月に背きつ  月に幾たび琴を教えて  月と一時に沈ったと申しましょうか  月ならずして  月は一道の幽光を射て  月の初めより避暑におもむけるなり  月は蒼白き面を照らして  月の発つ  月を以て祝する  月を出したので  月を見てる  月なんぞ見て  月を弄ぶ  月に先立て  月の末にでもなったら  月などの新婦人連に大いに助力して貰う  月は告発されている  月のその日を相抱いて祝った  月は面会にも来れまいが  月に三度下げて貰える  月の初めまで下痢で通した  月はまだ一度も運動にそとへ出ない  月が出ますから  月に似ているかも知れない  月に一二本ずつ渡される  月がさしたら  月と関係をもち  月に三度位は必らず上げる  月の下に黒く淀んでいた  月ほど前から都の町をさまよっている  月ほど前に初めて都に入り込んだ  月を掬おうとする  月に祈り  月に一度ずつは城主自身が必ず参拝を怠らなかった  月かなの感ありです  月に十円の手宛を貰っている  月の光がこの谷間に射し入った  月はその晩も遅くなって上った  月の光はこんもりとした  月の光は明るくなったり  月の光も薄くこの山の端に満ちた  月の光も泄れた  月の上るは  月が消え  月に照らしだされた  月が浮きあがった  月に向きあっていた  月との重心があるが  月が悠々と地平から離れる  月や焦れて  月や出てても  月お月さま見てたりや  月の下で銀盤のようにけぶり光っていた  月が眺められるでしょう  月がよく見えます  月の光の色をまざまざと思いおこし  月は屋根のむ  月の光がそこにさして来ている  月はその三笠の一仕事を片づけたら  月に二三度ずつお母様をお出しになった  月満ちて玉の如き男子を生み落しけるが  月ももたぬかもしれぬ  月の中旬イルコックはニュージーランド川に一隊のさけがくだりゆく  月は午前の二時にならなければ出ない  月のように凝っと  月に三日間働く  月の出に色も潤みだしたらしい  月の夜影を踏んで遠ざかり行く  月に傾いている  月をつなぎ合わせた  月の光の中を遠ざかつて行くのに  月が体に降りそそぐ  月が光っている  月の光がぼ  月はないが星がきらめき  月はある  月は太陽と同じ方からのぼるかも知れぬ  月は入り日の上の白い光であるかも知れぬ  月は満月となって  月に仔牛も鳴かず  月が寒く照っていた  月の光がかすかに射し入っていた  月の暁近く濃霧にうるむ  月の間に置いてありますから  月は明鏡の如く清く照っていた  月は見えなかった  月の光で青白くキラキラ光つて居た  月の光が煙っている  月の光が一面に降り注いでいた  月の二十一日に学校が終りますから  月に到着する  月の通ってしまった  月に行きあたらなかったから  月この方の苦しさを感じる  月は生活できる  月の明かるい湖畔をさまよっていた  月が私の真夜中の仕事を眺めている  月の光ですかして見ると  月がもう始まっていたので  月の面を掠める  月は夜になっても見えなくなったが  月が出ているか  月が沈むまで  月の下端がまさに触れようとしている  月の円の一端がついに隠れると  月がすっかり沈んだ  月がちょうど海から昇る  月がとつぜん厚い雲に蔽われたので  月を隠し  月がまだ昇って  月ほど危篤の状態で寝こんだが  月になりますよ  月は天心に達して傾きはじめたが  月の薄黄色の光が室内を照らしている  月に照らされながら  月があったので  月がそいつを照らしている  月がそいつを照らす  月を見ていられました  月に昇ってゆかれた  月を見ては亡くなられた  月を見ていられますと  月が輝いた  月が澄みきっていました  月の光りが滴り落ちている  月がだんだん昇ってきて  月が毎晩曇って  月の光りとが  月が晴れ  月と河とで取巻く  月を仰ぎ見て  月が俄かに象に訊く  月がわらって  月は沈んだ  月のひかりが隈なく照り渡っていたが  月の二十四日に結果が発表される  月の光で鶏をみていました  月はだまって過ぎて行く  月とも思われない  月に一度位の割に西洞院へ使ひに  月の光りも  月が浮び  月の影法師だと云はれて見ると  月の女神アルテミスにも比較せられた  月ばかり貰ひ  月ばかり呉れて  月早くといふ快を味はひたくて  月からになる  月も逗留している  月もいた  月の光が照っている  月の光が遮られている  月が落ちていた  月が中天に懸かって  月が落ちてゐた  月は来にけり  月の光りがさしていた  月はどこにある  月も変る  月も十五に影を宿すであろう  月の光を杯に酌みて  月の光に凝りて  月はさやかに照りて  月を仰ぎつ  月を仰ぎぬ  月を背にして立てば  月さえにさえて  月を仰ぎしが  月の光は冷ややかに貴嬢が姿を照らせり  月は雲をきれてくまなく  月がひっかかり  月はボロボロと光りの  月に飛ぶ  月のない代りに雪の夜にでもなったら  月は夜うしろの山からのぼります  月の姿は見えないの  月はやすい株を上げておくから  月は輝いて  月があるので助かります  月は十日を中心に七度一二分になっています  月は熱を出しませんでした  月でも眺め  月を仰ぎながらも  月に照らされている  月が中天にかかつて密雲にとざされ  月の夜に牛車に乗って行くと  月がくだけ  月の下を駈けつけた  月の面を二三羽の雁が鳴いて通った  月の方を見た  月の光に浮いていた  月に透して見た  月の面に紗のような雲がかかっていた  月を撫でてみる  月をそぞろに仰いだり  月を眺めたりなんかしてると  月が引っかかって  月がかかってい  月に背中を向けていたので  月の光の中へ出た  月の光の漲っている  月の光を砕いて  月に陰気になって行った  月が光っていました  月とか半年とかいういい  月にかかった  月にしかならぬ  月も星も光るのにな  月の光を切々とすくう  月ばかりほど転地していた  月の景色の妙なるにもかかわらず  月が鮮やかに映していましたが  月に二三度はお手がつく  月は西に落ち  月の光が漂よっていた  月が半島の山の骨をあざやかに見せていた  月にして  月に一度は集る  月のひかりに照らされて  月は落ちかかって  月は鏡のように澄んでいる  月が鮮かにさしのぼった  月の光が水のやうに流れてゐた  月の在所を行手の丘の上に突き止めて  月を指差して  月が洩れて  月を仰ぎ仰ぎ  月の凄いほどいい  月の好い夜にそれをゆくりなくも思ひ出し  月をながめながら詠んだ  月をながめていますと  月がひどく冴え渡った  月を眺めたいと思ったが  月のねむる  月の明るい夜に家根の上に立ったり  月の明るい夜にその人形が幾つも現われて  月に二千円の損失だという  月の孤独の清光が誰れの目にも附く  月の旅に嘗めた  月の明るい庭を眺めるので  月のやうな麗人であることを思はしめる  月は尾花とねたと言ふ  月の光りとを  月を目掛けて  月は隈なきをのみ見る  月が横切る  月は沈んでも  月が出かかった  月が出たぞ  月の光りを照り返しています  月の光りに輝いて  月の光りに輝いて残っておりました  月の光りを見ながら  月がちょっと冴えたのに  月があるので  月に生きつつあるとまで言いたくなる  月の十一日を楽しみにして待つて  月のひかりもかをる心地こそすれ  月の光はへだてざりけり  月は見るべかりけるながむれば思ひやるべき  月をやど  月たけて光を貫ける  月も曇りに  月の光のみがありしにかわらぬ  月の影ぞあらそふ  月にとはばや梅の花あかぬ  月かたぶきぬぬばたまの夜はふけぬらし  月のよい夜時々天から大きな釣瓶が繩をつけて下ろされる  月が高く昇り  月にたった一度だけ女を楽しむ  月が一輪浮んでいるだけです  月のいい夜で池には鯉や金魚がたくさん遊んでゐた  月はまだ上らない  月の出をながめている  月に黒く逃げてゆく  月の光にそむきいて  月の光をたよりにして  月を一瞥しながら  月にほのめいた  月にひるがえって  月の下ではあるが  月にひるがえしながら  月の光にぬれながら  月はなおさら目にはいらなかった  月の光を払って  月も風もさえぎられて  月がございましたから  月は照す  月にも一昨日持って来たと  月こそ違うが  月の夜に変った  月がさすので  月はだんだん小さく青じろくなり  月がのぼり  月の出に生じろき百合の根は匂ひいで  月はきぬ  月の出の橋の擬寶珠に手を凭せ  月の夜に鳴く  月の中央公論に載  月が地平の上にさし  月に個人主義の立場からして  月から懐妊して  月の夜を雪降るらし  月の下なる七つ森のそのひとつなり  月をうけし  月の下なる七つ森のその三つなり  月の下なる七つ森のその二つなり  月の下なる七つ森のなかの一つなり  月の下なる七つ森のはての一つなり  月の世界へ飛んで行かないとも  月に吠えてゐるた  月の水の様にかがやく  月だと思って  月の光の中の雪とオパアルと日向で見る  月の光の中に舞ふ  月など見て  月を見ずやと指して  月の寿座には御承知のクリエータア・ダンデイ・フオリイズ・レヴュウ団が公演され  月照れば月もる  月の夜は蒼白い微光がさす  月の光に浮かされて浮び上がっている  月の山のようにくねらせて  月が動くにつれて  月に一ぺんぐらいはお湯にへえってん  月の光に透して歩いた  月の光に浮きあがらせていた  月をつかまうとする  月の夜だの稗をつく  月なりとも心ありて眺めたら  月の見どきなり  月みざる人はもはや戸さす  月は人の多くめでざる  月をかしと思ふなり  月已に落にきとみえ  月の光りに溶け  月の同じ日になると  月からきたとり  月から来た  月が自分の体を照らして  月に訴えた  月は物思い顔にじっと自分を見ていたが  月のことなどを思っていた  月がながめた  月は声をかけてやりましたが  月はどうかして  月は灰色の海の上を見下ろしながら  月はやさしくたずねました  月は青白い顔で海豹を見ました  月は海豹に言いました  月に向かって頼みました  月はこの言葉をきくと  月は言って  月は海豹にした  月の下でこうして踊り  月の下の霞んだ  月が手を伸ばして  月は太鼓を負って  月は太鼓を海豹に渡してやりました  月を題材にして  月と共に星が最も多く歌はれてゐるが  月の歌が最も多く詠まれてゐる  月を疱瘡面の醜男にし  月への思慕を失つたことの一理由であるかも知れない  月を見たといふ思ひがした  月を忘れて居たので  月を忘れてゐた  月に対していかに無量の感慨を寄せてゐるかも  月に対して無関心になつてゐた  月に心をひかれた  月がどれほど巨大に見えたかは  月が非常に大きな満月の如く印象される  月が非常に小さな物になり  月が閑却される  月の詩情を奪つてし  月とあれば  月の世界にゆけとおっしゃる  月は見えながらも  月の方へゆく  月の世界には黄金が捨てるほどあると聞いたが  月の世界まで尋ねて来られましたネ  月の世界の生物の話を聞く  月の地中深く穴居生活をしている  月の人間に囲まれて  月の住人が急いで  月の世界の黄金塊をギッシリ積むと  月の世界に落ちて来た  月が角笛とほ  月いとなぐさめ  月は其そこの底のいと深くに住む  月は空に還りて  月の順にだんだん話していく  月の出るには  月のひかりが差込んで  月は昔から東洋人により多く喜ばれる  月を歌ふが  月よりも太陽を際立つて喜ぶ  月が黒い杉の森と森との間の稲田の上に昇つてゐた  月が望まれる  月が出さうな  月は更にうつくしさが増す  月と星とが一点の雲のない空に燦いていて  月までの雑誌を皆出して貰って  月の光を語らせる  月は休む  月書く分の先になってしまうけれども  月になりました  月は去月配給しなかった  月を見ん  月にまとめて  月は河原へ出ると  月はお幸のやうな常識に富んだ  月の光をうけてくろずんで咲いて  月がいいので歩いてきますと  月の青白い光が流れていました  月のいい晩にやってきた  月の出は晩いときいたが  月が西の煉瓦塀にかくれるまで  月の明りを浴びて  月に向いた  月の青いけむりの  月をじっと眺めました  月は本当に今山へはひる  月がそらにかかっていました  月のひかりがはらわたの  月がうろこ雲からぱっと出て  月や雲の工合をながめていましたが  月に百石ぐらい油をつかうだろうかなんて云った  月はまたうろこ雲のなかにはいりました  月がうろこ雲からぱつと出て  月や雲の工合をながめてゐましたが  月に百石ぐらゐ油をつかふだらうかなんて  月はまたうろこ雲のなかにはひりました  月の光のみが輝いてゐた  月の光が作り出した  月の光りで見てゐると  月といふものがどれほどに親しまれてゐたのであらう  月の感じがよく書かれてゐる  月の日記と云つてい  月の光がことに有難かつたのであらうが  月のことに拘泥してゐる  月の歌が月並の平凡に見られて来る  月の光との間にはさまれて  月に二度以上もひろ子の店を訪ねる  月に向つて漕いて居るのでばしやり  月に向つて居た  月の光によつてうすらに見える  月の光に照されて居る  月を眺めていました  月も忘れられません  月のあかりに澱んだ  月が太陽より大きく見えたり  月に薪を取り込んで  月が木曾の山の彼方に登ろうとして  月の夜で  月が去り  月の光に照らされたる  月の無い暗い空に星が燦然と輝いて  月の影のさした  月が出ていましたから  月は陰など言うが如く  月にどのくらい食いこみになりますか  月を過した  月の光の朦朧と射した  月の眉がきりりと寄ると  月が照れば照ったで  月が拝め  月のない外は墨を流した  月の光に浮んでいた  月の運行に準じて  月が建物の肋骨にかかっていた  月の光が滲んでゐた  月がありますのね  月に何回となく集まって  月を見つめた  月に虫の音の集くにつけ  月の光を沿びて砂利の交つた砂路を歩いてゐた  月の光にほの  月が唐黍の広い葉に射してゐた  月の光が海岸を靄立たして見えた  月の光の漂うた  月の下で愁嘆場を出している  月の出らしい  月の出を眺めながら  月を仰ぎて  月の光が照らしていた  月は短い廂から少し縁側へかけて  月が冴えて居た  月を見て居た  月が廂から二尺ばかり離れて居たが  月は廂へ隱れて見えなかつたのであらう  月の光を宿す  月の下に轉がつて寒さは怺へられぬ  月の美しさを種々と賞めてゐるだけな  月の美しい晩に起つた  月のひかりに黄ろく  月の輝き渡った  月の傘の如く八方に放った  月に変った  月がグングンと西へ傾いた  月の沈んだ  月のひかりを浴びて  月の明かるい宵であるにも拘らず  月の光りにひらめかしながら  月の傍へ忍び寄つて  月を掴んだ  月をこちらの手からあちらの手へと持ち  月は得たりとばかりに  月が輝やいてゐる  月の下をすれすれに飛び過ぎる  月があったが  月が姿を現はした  月のみが高い天上から十字架を照らしてゐるばかりで  月がのぼりかけたらしく  月の光との交錯する  月はみがきあげた  月とたたぬ  月やそこい  月も天心からそれに耳傾けるかと思はれるばかり  月の光りに照り透されてゐる  月のはじめより造りかけて  月が青白い光りを  月もやがて出るであろう  月が真上を少し外れた  月のような位置からその自分を眺めている  月が出てるじゃないの  月は中天にあるから  月は三日ほどあります  月の仕事をしている  月の感銘がどっさりあるでしょう  月はなかったと思います  月が変っても  月が出てゐるのでせうが  月が銀色の淡い光を波上に投げ  月の影も消えはて  月に二十五円ほどなのださうです  月の光が射しているのに  月があらたまるとともに  月と続稿をのばしている  月の夜が續きました  月は番小屋の短い廂から覗いて居ます  月の位置が移るに  月の光が疎く成つたと思ふ  月を見に来い  月は射さぬが  月も病人を装って  月でも変って  月がてつてゐます  月が下界を照らしていました  月に照らされて見える  月に心身の自由を妨げ  月に一度は連絡機がくる  月かかるかも知れない  月が雪のうえに輝いていた  月は梢に見えながら  月に二度公休しるわ  月に霜凍てて  月に閃めきたる槍の穂先霜を浴びて  月の影に透しながら  月を蔽いて広がりたる  月の光に消えたり  月の影冷かなりし  月の影窓より漏れて  月の明り畳に失せて  月の形かからむとして  月を隠して  月は峰の松の後になりぬ  月は今その裏になりぬ  月が照らしていた  月や二た月では極まるまいと思います  月も氷るという  月がでました  月の巻をしらべてみても  月がかはつたら朝夕の銚子を二本と増してやらなければならない  月に向つて吠える  月が出てゐないね  月を見てくれ  月が真丸に出て  月に迫る  月を宿せども見えぬ  月の沈む  月と戀寢覺め夜深き窓の外しばし雲間を洩れいで  月は戀にも似たりけり  月に悲む荒獅子か檣折れて  月の影さえて  月にほひ  月を呑む  月にほゆる  月の流れ入る  月がもう下弦になりました  月の光が差す  月も得堪えぬ如く  月が沈んだでは  月は夜の九時頃もう西にまわっていて  月の風情などはせわしい心のときは気をとられない  月の末夏ぶとん届けます  月の青々とした光りに照らされた  月に一杯出勤した  月の光をうけながら  月と雨とを眺めながら  月がさして居ります  月が早く落ちて  月が庭木をひとしお暗く浮き立たせながら  月の冴える  月がぼっかり  月でも出  月どころか小雨がしょぼしょぼと降り始めた  月とか星月夜とか銀河とかいふ種類のものが極めて少數にあるだけで  月は銅色をして居て  月程前勤めに行ったという  月の出しほの  月の下に今あり  月をその口より我に示せる  月は最も地球に近ければその天は諸天中最小の天なり  月の沈むは  月の地球にむかへる  月によりてあらはすを例とす  月を閲せり  月に当局を喜ばした  月で手に取る  月が草より出でて  月をこそ見れ  月のやうに浮んでゐる  月が劇のセツテングのやうにぶら  月おくれに女の雑誌が出て  月の夜となりました  月の光のうごきの  月の明るさを告げている  月の光があります  月の中旬以後になりました  月の光にてらされて  月とに向って居り  月なき空に淡路島も見え分かず  月の中へ浮んで  月の色に燃えた  月もあんなにまわって  月の壁から川床の小石までゆさぶるので  月の光を避ける  月満たずして  月に歳に募っているという  月や雪や花などをぼんやり見入っていると  月に分つ  月の寒をはややはら  月この放  月にもかしこを照すをゆるさざる  月のエオスをその妾と見  月の末に当るので  月と昔の人が風流を感じた  月の動きに時間の推移を感じながら  月はどうなるでしょうねえ  月が五日で丁度八時すぎの田舎道に照して居ります  月は明るく蛙が鳴いているの  月のうちにこちらに引上げて来るなどという  月に入ってからはね  月の冴え渡った  月の數だけを握つてあげる  月の數だけの筋をつける  月照らす梅の木の間に佇めば  月にはフーフーと音をたてて  月の占多少のヴァリエテをもって  月がさしたら泣くでせう  月に一度や二度は着る  月を数えても  月の出  月待つてみて  月の光りを受けない  月の光りが流れてる  月の末に東京へ帰った  月に一度ずつは必ずこの木の下を通る  月に二度もしくは三度ずつ必ず先生の宅へ行く  月の神とが目を洗う  月の神が保食の神を殺す  月の方に送るも  月の頃にてもすべての食物を貪り  月と見ゆるなら  月退りて中間を隔てし  月との間なる火焔界に向ひて昇り  月の斑點に關する  月の斑點の眞の原因に到達する  月の斑點は月の各部における力の相違にてこの相違は各部その完全の度を異にし  月を指して  月の地球に面する  月の爲ならず  月を以て算する  月が出かかつたと見えて  月が静かにちぎれ雲の上で踊つてゐた  月の前を掠めて飛ぶ  月が出かかつたのであらう  月の明るい宵などに自分の穿つた  月高く空にかかり  月が明日地球と衝突するという  月は地球の周囲のその軌道にある  月に及ぼす  月の撹乱力を正確に計算しなければならなかった  月は海にぞ入る  月を見てぞ  月のうへより漕ぐふねの  月は海よりぞ出でける  月の影は同じことなるべければ  月までなりぬる  月におひたる  月あかければいとよくあり  月の光のみが輝いていた  月が赤く森から出る  月の色は前よりも猶白くなって  月の前を横ぎる薄雲ほどの微かな陰翳が美しい顔にかかり  月がありますから  月が仄白く空に懸った  月が明るく輝いて  月が輝いていましたので  月が煌々と輝いていた  月が懸っている  月の光の青くさえた  月の光の中に浮いてゐる  月に二回は閣令休暇があり  月の淡い光りが  月の光を仰ぎ見ました  月にぎらぎらかがやきました  月がその天辺にかかりました  月のあかりの中でこと更顔を横にまげ  月の光を見た  月が見えたかとおもうと  月の夜になれば  月の夜になると  月がいつのまにか出ていた  月が出てる  月の光をたよりに石の下を掘り  月もおぼろにくもれるは  月にすかしてながむれば  月のようなうす黄色い光をかすかに洩らしていた  月に光っていた  月がラグビイの球に似た  月に輝いているけれども  月の光が磨硝子のように消されて  月が朧ろに暗い空に懸っていた  月がぼんやり空に浮んでいた  月に向かって夢見る  月の光も屋根に遮られて  月の光に照らして見たが  月が空に懸かっている  月の光が部屋の中へ射し込んでいる  月はまだ出ない  月はまだ昇らず  月が昇ろうとしている  月の光りに透きとおる  月を浮かべ  月の光に白み渡ったが  月の光りが射し込んでいた  月の白茶けた光りが  月の二十六日から興行する  月を負うて歩いてるので  月は東の山にのぼり  月の初めに子供らを伴れて  月がゆら  月は星を呑んで  月は其夢みる  月までも屆くかと  月円く現れて  月のごとをりふしを遠く行きぬ  月に寄せて  月に思ふ  月は弓張る  月の初めに子供らを伴れて来た  月までも届くかと  月の初めに来た  月が冴えていた  月の下で別れた  月のひかりを仰ぎながら  月が夢のように鴨川の水を照らしていた  月と水明りとに照らされた  月の七日の旅立ちとでも決まれば  月の世界がどういうところだかということを話したら  月に二三千人の凍  月の盈虚あり  月の或時に於て自らにして張る  月によつて増減し  月がさしちんちろりんがないてゐた  月もでぬ  月は次第に傾き  月が差しても泣きやまない  月明るき宵は縁に出て  月に鳴くなり  月の六かはり秋ふけわたる  月いづあすはよき日と思はれければ  月の涼しさまた庭のうちに榧の樹あり  月の明りにくれば  月の冴えたる夜なりければ  月を山かもさふる  月照る庭ゆ瀧見すら  月さす那智の白瀧は谷は隔てどさむけ  月にあひける  月かもたもとほり榛が林に見し  月すさまじく冴えたり  月を眠れる  月が静かに真っ暗な部屋のなかにさしこんでいた  月の光で刃を調べた  月が風に吹かれている  月の明るい町に出てゆくと  月の影をひいて  月に三十円も送れば  月もまだうすく光っていた  月のように流れて行った  月とか星とかの詩を読んでくれたけれども  月が三角だと書き  月が消えた  月は何処かへ消えて行った  月を探しに行く  月が放り込まれた  月も忘れて生きている  月が盗まれた  月の光りは消えた  月を神様にしている  月が真ん円く空へかかった  月に翳すと  月が当たって  月ばかりが後を照らしている  月に曝された  月が明るいので敵勢が見える  月でも捕えようとする  月の光がぶつかった  月が瓦を照らしている  月の明るい更けた  月にきらめく  月が上から射している  月の光を蔽うたので  月は招きつべかりけり  月が代って  月をみて楽しむ  月を見て楽しむという  月もあり  月のひかり明るくなる  月がまた薄暗くなりました  月はいよいよ暗くなる  月がまた明るくなった  月また薄暗くなる  月のひかり  月の影に翔込む  月がかかる  月ほども続けて飲んでくれないかと言う  月ほどもどっと床に着いていたが  月も落ちて  月の光の射さない  月に雲が懸った  月の面を通っていた  月の光の工合であろうか舟の周囲は強い電燈を点けた  月にぼかされた  月と水が見えて  月に雲が懸  月の面を通つてゐた  月の光の工合であらうか  月がぼかされた  月と水とが見えて  月の光りが射し込んでゐる  月は再び雲に隠れて  月があるし  月を観賞したりしていたが  月ぬす人もいづ  月のいづればよ  月之抄とは名づくる  月之抄の序文を見ると  月之抄の序文でもわかる  月の光が浅緑をつけたばかりの  月の光はその塀に打った  月の光に彩られていた  月の光にぼやけて見えた  月の光にさらされて  月の下をぞろぞろと歩いている  月の光は木立に遮られて  月の光が朦朧としていた  月の光の下を溶溶として流れた  月の光がその簷にあった  月に遠吠えする  月の姉なる  月の光と町の鈍い軒燈の混りあった  月の面を掠め  月の方が動いて行く  月の影がさしている  月の光を堰いた  月をよめる  月のように浮かんでいる  月のまへのしらべは  月があつたのか知ら  月の昇りかけている  月だなアと長吉はしみじみ思った  月の光にも一向気のつかない  月は形が大分小くなって  月の出が夜ごとおそくなるにつれて  月はやがて人の起きている  月のいいあの晩に約束した  月の夜に連れられて来た  月にてらされた  月に一度ほどたちよる  月の影を見る  月も星も包み果てて  月の黄なる灯よ汝があまき光もて死と一つ穴にやどる  月よわれ  月を力づよき女神としておがむと  月の酔いをあたえよ  月のうたに狂わせ  月の火に狂わせよ  月のひかる  月はまたも松と樫のひがしの方の葉のおもてを  月は世界のつち  月の火のようにふしぎに輝いていた  月のひかりがあなたのうしろの苔にも光っているではないか  月の光る  月が松の上に昇って  月の光ってる  月の光にあちこち跳ねながら  月が出  月を拝めと  月を拝んでいるのに  月も無事に拝んだ  月を祭りし  月を拝んでしまった  月を拝んだか  月が暗くなって来た  月を半分隠して仕舞った  月も再び明るくなる  月のひかりが鮮かに鎧の露を照らした  月を見あげていると  月をたよりにそこらを尋ねあるくと  月も中ごろになると  月をすくうと  月か三月ほど過ぎて  月でみな立去ってしまった  月のいいのに浮かされて  月の下に芒や芦の穂が白くみだれている  月に浮かれて出て  月のひかりに照らされた  月のひかりに透かしてみた  月に吹き楽しむ  月のひかりは霜をおいた  月の瀬を越す  月黒うして  

~ 月[名詞]1
一と月だけ  冬の月が  宵の月を  今宵の月を  十六夜の月の  永劫の月と  それは月の  永劫の月の  ゴンドラの月に  十一日の月が  葉からこぼれる月の  つて出て月が  お出ましになって月の  涙に曇って月の  此の月の  十六夜の月は  暁の月に  峰の月  山に月  利国は月が  ここでわかれる月へ  節分の月が  大根が月の  今夜の月はよ  冬の月でも  春の月でも  どこかに月が  十九夜の月が  酔ひしれた月が  口調から察しても月や  空には月が  若葉の月はよ  さや月  水底の月の  やつぱり私は月が  十五夜の月は  ふくらうの月が  #冴えかへる月の  ボタ山の月が  誰も来ない月は  ほろ酔の月の  さは月の  どこかに月の  寒山拾得は月を  たそがれてきて月が  十三日の月を  まともに月が  ゆふ月が  今夜の月は  ことをんなと月が  柿の木のむかうから月が  十月十日の月が  ひでの月が  方に月が  小僧とは月の  側は月を  つり鐘を月が  それぞれ店先へ月が  店先へ月が  肋骨が月の  せつかくの月も  やつと月が  虫が鳴きしきり月がよ  夜は月が  十三夜の月が  十日あまりの月  星と月と  願はくは月よ  かくて月  二十日あまりの月が  緑酒に月の  牧瀬は月に  コツプを月に  水色の月が  折から昇る月を  有明の月が  新らしい月が  おだやかに昇る月を  空ゆく月の  自転車は月の  菜の花や月は  夜に入りて月  涼しげな月が  仏の月は  国の月にか  なごりの月に  前に月  風も月も  風はとだえて月が  空なる月の  損つた娘つこを月の  おぼろな月の  先刻おぼろな月の  山から月の  酔眼に映る月の  なかの月の  なかにかすみゆく月を  夜の月の  うぶ毛の月の  髪の毛はひるの月  9欝金色の月に  ような月が  鳳凰を引く月は  生れ出る月を  水中の月を  次の月の  あとは月と  大西洋から月へ  背戸だ月も  ガラスに月の  玲瓏たる月に  こゑは月の  何でも月に  明方の月の  朧な月の  ランマンと咲いて月は  唇にわけてもわけても月は  人は月に  花を月に  通つてゐない月の  圓の月に  宵ながら月は  高潮と月の  外よりは月の  一と月も  窓に月が  間から月を  花やかに笑うべき月  秋の月は  無心に月を  今私達が月を  ホツと月を  太陽や月や  今迄月を  剣が月の  窓から月が  私は月の  値段をひやかしに行かなかった月は  葉が月の  一食附きで月に  次の月も  誘惑ほのかなる月の  不平を生んで月も  山寺に来て見れば月のみ  醒山のはに月  門に入ってくる月  配所の月を  空に月を  白須賀灣頭の月に  窓の月に  一と月ほどの  黄なる月  盃を持ったなりに月の  勝は月の  其処は月の  治左衛門が月が  木立が月の  舊暦八月十五日夜の月がの  彼は月を  湾に月が  のっぺらぼうの月  それに月や  顔を月が  星が出て月が  水中から月と  水に月と  匂が月の  雪と月の  山の月を  つぎの月の  討議されるという月の  後一と月ほども  あとから月を  二十日の月は  面だけに月の  成程月や  月末に隠れた月が  彼等は月に  春の月の  顔が月に  文吉は月  十五日を月の  週刊朝日の月  それに月の  谿夜の月  泉石萠黄の月の  むら雲に月の  墓地は欠けゆく月の  魚は住まずも月が  一と月ほど  宵の月が  久しぶりの月に  冬に似る月の  うちに月が  中へ月より  西に廻った月の  前で月の  星よ月よ  れいの月は  ところにも月が  事は月に  二十日の月が  空にひっかかった月からが  透明な月が  彼は月の  林檎から月に  終りの月という  東山から月が  塾生は月に  火入りの月を  半輪の月を  年も月も  廿日あまりの月が  有明の月は  有明の月に  半ば欠けた月が  はるかに月に  野原の月に  打出ヶ浜の月の  空を仰ぐと月が  中は月の  一と月ばかり  十一月の月の  峰上の月を  雖称つきじ月の  夜は月は  水に映つた月の  太平洋が月の  時あり月はか  まっ青な月の  ような月の  櫛か月の  縁日は月の  九月の月も  夜もふけそめてから月が  満身に月の  首は月の  闘ひ月を  反射する月の  明るみ渡つてゐるだけで月の  悲しみも知らぬ月の  今宵の月に  中に月と  水みずした月の  夕の月  夕の月は  ふるさとの月は  硝子にさす月も  馬鈴薯よ月の  中で月の  阜に月は  たましひは月の  終に月は  一と月か  他の月は  外には月が  一部分は月の  瞬間に月は  庭で月に  彼女は月を  二日の月を  眉形の月と  二日の月は  昼の月へ  樣な澄んだ月が  曾て月の  花が月の  欄干に凭れて月を  廿四日の月は  喬生は月の  晝の月を  上の空に月が  遠景をなしている月や  結局一と月  服曾比猟する月は  松をすく月の  四日頃の月を  時ならぬ月が  日も月も  そうな月  水の月の  甲虫が月を  外の月の  政は月に  #アノ朝の月  逢はれない月は  日とか月の  満足を感じて月に  夜は月  星も月も  春の月が  雲を出た月に  花が月に  美人とが月に  夜となり月が  広沢の月を  夜は月の  心にもあらぬ月を  独ぞ月は  葉越しの月の  葉越の月  雲を出たる月の  会合は月に  そこからさしこむ月の  上に月が  窓から射し込む月の  日に月に  佐助は月を  綺麗な月では  十六夜の月は  はずれから月が  枝は月を  一枝は月に  白金色の月は  今しがた沈んだ月の  草間がくれの月が  銀色の月の  とたんに月が  んだ月の  次の月が  私は月に  出資してくれたら月に  夏らしい月も  夏の月が  漸次に月の  ファゼーロが月が  ぶとをしめなおし月の  花と月の  雲を出でたる月かと  雪とか月とかで  下弦の月が  二た月とは  二た月も  姨捨山に照る月を  無事に月が  秋の月が  今夜の月も  やうに月の  夜の月は  今夜は月の  十七夜の月が  彼処で月に  樹も月も  光を失った月を  夜の月に  闇黒に月の  昼の月の  空仰げば月  中で月と  ようにかがやく月に  十日比の月が  外に月の  百の月が  二た月ほど  二た月ほどの  桃いろの月がの  桃いろの月が  廿三夜の月が  三国ヶ嶽の月が  前の月の  火星は月より  距離だけからいえば月の  一と月  形の月  今宵は月は  それも月の  銃身は月の  一に月に  噴騰して月を  ように月を  馬は月に  今宵の月は  大兄は輝く月から  空の月へ  彼方の月の  爾は月の  刺青は月  戸外の月の  河に流れた月の  奴国の月は  奴国の月を  上に月の  中に月は  黄昏の月が  さくらびと鼓うつなり月の  ほととぎす海に月  時鐘うちぬ月の  二心こそ月を  春の月  平太郎は月を  平生であったら月が  空も晴れて月が  下弦の月の  一と月の  窓際で月の  夜半になって月が  孔明は月の  山にかくされた月とも  萌黄色の月の  月見月に照らされると月の  夕方の月が  光がてらしてゐる月の  墓場には月が  墓場の月でも  優美の月を  僕等は月の  十二月という月では  秋になって月を  真紅な月が  窓になって月が  眼を月に  西に落ちかけた月の  旗野良かへり出た出た月が  往って月の  雲間から洩れた月の  水に濡れて月の  雲間からもれた月の  空には月も  雲は月を  朝の月を  朝の月が  外には月の  葉へは月が  やうの月の  空なる月と  これにぞ月の  明ぬれば月は  正面に月の  桜人皷打つなり月  春の月を  湯に月  匂ふ月の  琴柱のくばり月  聯想させる月で  すつかり晴れて月の  紫がかった月が  空ゆく月を  縁側で月を  眼くるめく月の  一とき久遠劫なる月の  庭松の月を  まんまるな月が  静に月を  灯火が月を  わたくしが月を  浪へ月が  山に出る月を  幾秋の月や  節の月じゃ  鋏に月を  穂末に月を  緑が月に  屋根を越した月の  曰く厠から月に  多忙なので月に  太陽も月も  さは月を  地球から月までの  一昨日から月に関する  明晩の月に  望遠鏡で月の  明晩の月を  地球からは見えなかった月の  変な月の  はじめの月と  火星の月  方の月  方の月も  二つの月  方の月が  火星の月を  二つの月は  不思議な月  うちから月の  曉の月に  有明の月の  払子で月を  一痕の月が  とき宙天一痕の月が  先の月の  勉強でも月の  前の月は  顔を月の  歌で月を  そうに月の  ん圓い月が  日暮まえから押しだして月の  三味線をひいたり騒いだりしながら月を  連中は待ち切れなくなって月の  嶺で月の  それが月の  彼は月に  さし昇る月を  夜空の月に  夜に入るも月は  上弦の月が  不断なら月の  すこやかに月も  死滅した月の  二た月の  身体に月の  いつの月でも  そすると月に  ゆべしや月は  らんかんに月を  方に月の  のは月の  噴射ガスが月の  ガスを月の  ここは月の  地球から見た月は  装甲車は月の  何十万とも知れぬ月の  空気は月の  急に月の  地球や月に対して  二人でも月に  雪にも月にも  欠け間から月を  五月の月に  これは月と  遲い月に  遲い月が  一と月や  顔をして月を  水面の月の  万年筆いれを月に  半面を月の  闍利さまは月の  中に月の  方に月は  練兵場の月がよ  十六日の月が  十八日の月が  二十日過ぎの月の  一つ二つ起こらない月は  いつかも月の  擂鉢山の上で月を  量は月に  余震は月を  光も月の  余震が月を  地震のあった月の  星と月との  對し月を  雲に浮ぶ月を  銀色の月が  星や月も  空に月が  夏になると月に  戸をあけて見たら月が  十日餘りの月が  朝になって月の  春の月と  欠けの月と  蛍色の月の  ッと月の  石灰色の月の  青褪めた月の  背後の月の  ボンヤリした月の  十日餘りの月を  光が月の  景年先生なども月を  九月の月へ  葉蔭を洩れる月の  五月一と月の  人ではなく月の  姫を月の  三十一日の月  水に映った月  まつりに招かれる月の  場合は月の  原稿整理を月の  窓の月は  日に増し月に  声が月でも  二十日近くの月を  折から月に  昼の月も  僕はある月の  濁水に月の  窓に月の  夜が更けて月が  一面に月の  中なる月の  背にして月の  此様に月が  一と月でも  雲が飛び月が  片側は月の  二た月ばかりも  私は月を  さよふけて月を  伏見の月を  口をあいて月を  時の月を  時の月の  十九夜の月  雪にさす月の  いつまでも月を  千円にもならない月が  内に月も  霧がかかって月の  頬が月の  美くしい月が  私に向って月の  我々が月の  トランクが月の  折柄空に月は  五日ばかりの月が  隙間を月が  夕陽が消え月が  光清らかの月に  橋となりまして月へ  橙果色をした月の  河上の月を  十六夜の月を  夜九月十五夜の月  五日頃の月  利生の月  下に月の  人静かにして月  時に見た月とか  花を見て喜び月に対しては  月秋の月  冬の月  白露の月に  忘られ果てた月の  太陽や月の  何が月に  心は冴えたる月の  心の月を  松に残して月を  茫と月の  冷い月の  水に映る月の  鶴吉は月の  ような月  山の端の月の  始め何れも月を  會戰の月を  確かに月  あやふやな月の  まま茫然と月を  そこに月の  光と月の  窓には月の  刃に月の  顔に月が  それを月の  底には月が  味ふ落ちかかる月を  きつつきかたむいた月の  うしろから月の  葉の鳴る月が  つくつくぼうし柿の木のむかうから月が  山ばかりなる月の  落葉するほつかり覚めてまうへの月を  草が咲いてゐる月が  人の来る月へ  松の木の月が  木そこに月を  寝床まで月を  信濃の月が  どこにゐる月の  車を止めて月を  口には月の  木がくれてのみ月を  山の上の月を  なつたり月を  某の月の  空や月の  田毎の月の  如くに月を  胸をそろへて月を  石にも月の  在処を月に  山の端に月が  鴎が月を  空に傾いてる月の  闇にも隠れん月  晩は月は  十二月の月も  それも月が  家庭では月に  猛虎が月に  真如の月を  婦人は月に  春休みは月の  句会は月に  旧暦十七夜の月が  黒板塀に当っている月の  繊い月を  日の出と月の  時美くしい月が  應報として月の  今夜の月が  時に月は  間に月は  身をすくめ月は  夜中には月が  一と月程  巡査さんも月に  昼にも月の  時にも月の  今晩の月の  方に傾いた月が  独言つつ月も  前へ屈んだ月の  直垂に月が  紙に捻って月の  葉越の月の  電燈の月も  日が暮れて月が  不気味な月に  明かな月が  上に月  あなたは月の  日や月や  数を月と  何もせずに過ぎた月かと  十月という月は  亥の月  三大師と称して月の  人たちは月の  今日から月が  重要視せられる月  サの月の  他の月も  所謂盆の月を以て  亥の月の  午の月の  日よりも月の  友だちが月に  同様に月を  二十三夜の月だけは  今宵の月が  夕栄えが褪め月が  戸外は月の  十三夜ごろの月が  お盆の月には  通路の月より  眼で月の  村雨が月の  汐を汲み分けて見れば月こそ  是にも月の  桶に月の  是も月  桶にも月が  天の月は  車に月を  桶に月を  樹間を洩れて来る月の  故郷の月は  匂も満ち渡る月を  白銀の月の  著書が月に  一痕の月の  吉田の死んだ月が  引力は月の  地球から月へ  宵から月の  今夜の月を  今夜は月が  大空を仰げば月の  ひとり波音につつまれて食べて寝て月が  後の月という  豆の月  畑一ぱいに月が  花に月が  腐れりや朽ちる月も  霜に月  軒ばに月  月ア田舎も照らす月と  空ゆふべの月よ  つゆよ月も  十五夜まんまるだ月の  十五夜の月が  腰をかけて月を  九日の月の  ここらあたりに月と  秋は月の  二階座敷に打ちつどうての月  武蔵野の月は  花にも月にも  放射線科へは月に  玉川布ざらし月は  武蔵野ばかりにゃ月は  有明の月を  空にある月が  助は月に  月から月へと  様な月が  点々として月の  兎が月に  是一と月ほども  昼間の月の  グラスを月と  うちふるへ月  まともに稼いでいては月に  花にうそぶけば月こそ  常の月には  渡口は月を  つて照り渡れる月に  暁の月  二人に月  一つの月に  灯は消え月は  夏の月の  おぼろにさし込む月の  心は月の  西に回って行く月を  一つ一つにも月の  全開せず月  水は月の  故国の月を  十五夜の月  朦朧とした月の  陰暦十四日の月を  ひとり配所の月を  にしんの月の  名のつく月に  秋の月では  肩の月の  前を月に  カントによれば月  これまで生れ月の  雲と月とを  お家が月の  ほのかに消えてゆく月の  分だけなら月に  友達へは月に  推察は月の  収入は月に  日を重ね月を  運転すると月に  脱稿した月の  うきよの月に  斜めに差している月の  銀の月を  宛積立の出来る月も  出來る月も  虫がすだいたり月が  寢覺の月の  夜中に月が  ここで月を  馭者は月に  さし上る月の  庭を月が  庭じゅうに月が  中にはいったり月が  田舎の月の  点々とした月の  それに月も  僕は月の  霧が晴れて月が  一峰や月の  手に月の  利鎌の月を  肉眼で見る月の  鎌なりの月が  鎌なりの月を  破れから射す月の  先程の月の  上にも月の  クリーニング請負によって月  僅二三が月の  明らさまなる月が  桐に月が  冬の月は  象が月の  梅に月は  風と月の  空行く月も  二た月にも  母は月に  娘たちを恐れたであらう月は  運轉者がせつせと月を  船長は月の  火であるが月は  燈明臺ではないか月が  靜かに月の  場は月の  木の間に月が  田舍の月は  人は月の  鮮かなる月の  幽かな月の  木の間の月に  身の上や月に  真下が月の  ピエロオさんペンを貸しておくれ月の  望遠鏡でのぞいてみた月の  お前たちが月の  本艇を月に  針路を月に  着陸しようとする月の  のが月の  下の月の  うえから月を  わしが月の  これは月の  火星人たちが月に  地球人が月に  火星と月との  飛空機が月から  上に置いて月の  ように月に  引力を打消して月の  火星は月や  火星から月へ  竭んで月の  者が月の  一条の月の  簷下へ出て月の  文六ちゃんは月の  冬の月の  窓からさしこむ月の  石碑は月の  破れから月の  霜夜の月  宿こそ月を  私達は月に  真珠色の月が  朱雀門の月の  茂みにも月の  境遇であるから月に  波間の月の  五日の月が  以外の月には  旧暦八月の月が  後の月は  峰いくつ崩れて月の  干鱈さく女隠れ家や月と  衣がへ月に  宿菜の花や月は  雁田毎の月の  顔花散り月  端山に月を  われからの月も  円らかなる月の  一角を仰いで月を  徒費しないで過す月は  三密の月を  地蔵が化けて月の  底に月の  薄らと月が  樹立を射る月の  霧に月  山の端の月と  浅茅が原とぞ荒れにける月の  差込む月の  元和元年春姑洗之月と  姑洗之月とは  水に月  家は月が  物干へ出て月を  朋は月に  昔は月を  何の月には  次の月には  ような澄んだ月の  一と月と  物忌みの月  軒の月が  四日前の月の  闇に月の  闇に月が  暁かけて月の  夜寒児や月に  野茨の月の  二た月ばかりに  きよらの月  傍の月の  あばら骨に月が  一は月の  伊太利の月に  七ツ星だか月  如く流れて月を  仲秋の月は  頃の月  一年の月が  八月の月を  退屈を感じて月の  五人に月  忘却されたる月が  完全に忘れられたる月を  色にも月の  此の月に  二人に較べれば月と  朧な月が  陰の月  峰の月の  闇夜に月を  莟に月  窓から月の  崩御ましまししは月の  真赤な月が  帰途に行く月  二桁の月も  色ある月の  真夜中の月の  雫する月の  十一月の月が  下の月という  山に出でし月かもと  方々から頻りと月の  それは月が  節穴から月の  空に月は  燈明が月の  吉野の月も  下の月と  歌俳諧にでも月は  寒の月  童話の月  童は月を  真珠いろの月が  童のつむりにも月の  七日八日の月も  顫ふ月  大空は見る見る月の  ように月が  紛れ射す月の  人は月を  散歩に出かけます月は  十四日の月に  薄に月は  のは月に  秋の月と  冷笑い顔の月が  眼で月を  雨に月に  梢から月を  倚って月を  梢に砕けた月の  麗はしい月でも  これに月  十三夜の月は  窓をあけたら月が  清明の月を  ボタ山のまうへの月とな  上下する月の  大口を月の  尿する月  透明な月の  顏が見えなくなるに連れて月は  時分に月が  おりから月の  星を売り月を  梅雨の月が  九日の月が  水を月を  夜明けの月が  洗つていつた月が  風が出た月の  どこでも歩かう月が  松をはなれない月の  ぱいの月が  海峡の月  夜は晴れて月がよ  いつまでもねむれない月が  かみさんが月  どこに月  見えて顧みすれば月  中秋の月が  天はうすら曇って月は  地球が月に  おれは月の  來た月が  鼻が月の  ぼつて月を  天気もいいし月も  日と月が  五日の月も  夜中になって月も  夜の月  人静まりて月の  繊細い月の  四隣は月の  七日の月は  二た月ばかり  峰の月といふは  夏の月を  桃青気違を月の  どこかには月が  前月の月の  三日の月  天上一片の月に  時に月が  今宵は月が  のは月という  二十五両貸して月に  空が澄んで月が  三味を抱えて月に  娘は月の  四辺は月の  雲切れがして月が  空に月こそ  欄干が月の  ように月の  真珠色の月の  空は月の  門口は月の  立ち木が月の  中に月が  酸漿色の月  火の粉と月との  紙に書いて月の  きわが月の  二人は月の  四つ現われていない月は  静かな月の  ひとは月の  山の端にさしでた月の  清らかな月の  ような月を  ような月にばかり  繁みを洩れた月の  趙荘を出ると月の  五月同様虔しまねばならぬ月で  顔をあらわす月が  その間に月が  今日一日で月が  最後の月は  ッぱは月の  仮泊して月を  ところへ月の  中には月を  きゅうに月の  ころになると月が  裏には月  月と月との  唐変木どもとは月と  一と月ぐらい  梢に月が  写生旅行は月に  糸に架かった月とも  冥途の月を  自分は月に  幾日の月か  木の間から月の  あたりに月が  反射した月の  外は月の  近く半弦の月が  障子には月の  二十六夜の月を  今晩は月が  間から射す月の  明けの月の  身分は月と  病犬の月に  雨後の月ほど  冬の月かな  天蓋をかかげて月を  松の木に月  興に浮かれて月を  山に月の  のが月に  松原の月の  背を見せて月に  軒ばの月も  三月十二日の月  かすかな月の  天に月  雲間の冴えた月を  陰暦十六日の月が  名所の月を  磯の月を  尾上の月の  都の月を  流れが月を  空にかかる月は  本有心蓮の月の  真向に月が  白衣に月を  時あって月が  上に横たわる月の  向うを見ろよ月が  年に配し月に  終戰の次ぎの月に  所へは月に  水の上にも月が  ここでは月も  夜更けまで月を  ために月も  二月という月が  どこかには月の  下弦の月  維納の月を  二日の月に  二日の月が  妻が月が  かけの月の  先に月の  阿波で漕ぐ月を  寝床から月を  私にまで月の  山に落ちる月が  中秋の月を  ここらの月は  妻より月に  朧に見える月の  #此と月と  鼻に依って月の  後に月の  冬の月には  輪郭に月の  しんとして月の  水に映らふ月の  黄金の月を  空知の月に  影さす月も  磯に流したり月の  袖をかたしきて月は  大和田の月は  七日の月の  隱る月を  浪間の月を  殘れる月の  扇もて月の  戀しとて月に  西へと行く月を  夢にや月を  小舟跡絶えて月は  朧夜の月に  月たち二た月  一と月は  山に照る月を  水たまらねば月も  母親は月に  音も月も  藤さんは月の  徘徊しようとする月に  川中島の月を  本来ならば月の  まんまるな月の  澄明な月の  四月の月の  水車の月に  夜ごとの月は  十日ばかりの月が  そこには月が  前夜は月が  月給を月の  一路いそいで月の  配所の月  二十日過ぎの月は  靄が月の  ヴェルサイユの月の  何処かに現れた月を  学問所へは月に  これは月に  山畑は月にも  さや月に  端居かな月の  人集まりぬ月の  茫とかかっている月を  太陽と月を  面には月が  うちは月に  雲を洩れる月の  シンとは月の  らにとけのこる月は  ひのきはみだれ月は  二十五日の月の  ゆつくりと踏み月は  声も聞える月の  今度は月が  残りの月  どこにも月は  秋は月  ことは月の  東もけむりだしたので月は  澱みにかはってゐます月が  柏が鳴るといふ月の  そこから月が  はりになって月は  萱や月は  十三日のけぶった月の  ここで月の  リングもあれば月も  脚二十日の月の  盲ひ凍えた月の  銀斜子の月も  斜子の月を  巻積雲のはらわたまで月の  駒鳥もとまってゐる月には  ような月に  二十四日の月は  ような月は  そには月に  窓の月の  官邸の月と  粧ひ凝らす月と  破れ庇の月に  上にばかり月の  梢にばかり月の  十四日の月の  雲間にはまろい月が  中秋の月の  姿を月とともに  晝間見る月の  天窓には月が  昨夜御殿場旅館階上の月を  会費が月に  会費は月に  七八日頃の月が  上を月の  昨夜は月の  犬が月に  日が立ち月が  二十日ばかりの月が  面に映した月の  霜置く月の  天心の月に  繞した月の  中に浮いた月の  山から月に  蟹は月に  まんまるい春の月が  黄色な月も  霜の月に  十月といふ月も  一と月を  昼の月が  昼の月を  雨も月の  モスクワの月が  六日比の月が  明け方の月が  金の月が  謝礼は月に  間から冴えた月が  風が月の  晩は月の  そとは月が  家の月  書き入れにしている月  冬の月に  晩は月が  一と月ほども  犯罪は月の  主人が月に  かけの月は  一と月ほどは  清次は月に  工夫して月の  落葉して月の  萩と月という  こずえに月が  何分にも月の  十五夜の月の  縁側から月を  表は月の  朧の月の  雅運日に月に  秋の月  谷間の月を  戸は月  十七夜の月は  風呂代だとか引くと月に  二人で月を  翼ある月の  それは月に  眼の月  深夜の月の  今夜の月の  浪の月の  杯の月を  霜の月の  皎とした月の  新地の月に  影なら月に  硝子戸越に月  一と月にも  一番に月という  題で月と  脇に挟みながら月の  風に吹かせながら月を  葉隠れの月を  往ても月は  それへ月が  葉隠れの月の  黄色に実りて月が  波は月に  会に月という  最初は月に  真丸な月を  学生は月に  それまでは月に  苛い月ばかり  張のある月を  静かな月を  京都の月は  格好をした月を  煙草とりいで月は  汚辱に浸る月の  手を月は  やうな月が  上に冴えた月の  真白な月が  位置は月の  紅なりけり月の  光をまぜた月の  日と月との  露と月の  四歳で月までも  夏始めのある月  花を見ても月を  鶉が鳴いて月が  将軍家海辺の月を  尻尾から月が  手風と月  百合芒と月  病氣で月が  雲のかげ月が  薄あかりに月が  やうなる月の  私たちは月を  夜の月と  名にし負う月の  田毎の月とも  湖水に月が  湖水に落ちて月が  黒ん坊は月から  納戸に月が  梅の月が  十日の月が  ざよふ波のゆくへ知らずも月  お前は月なぞを  地球と月の  地球と月との  地球と月とに  地球と月と  おまけに月も  それが月を  初めの月は  間から月の  珍らなる月の  氛囲気に月は  薄らに沁みゆく月の  雲間に月  三笠山の月が  夜の冴えた月と  一つは月の  どちら側が月に  いろいろな月の  地球から月を  地球の月と  地球から月の  二人が目ざす月の  遠くはなれて月に  引力と月からの  そこから月までの  方へも落ちなければ月の  休暇も月に  午前三時に月が  五分後に月が  望遠鏡で見た月の  ピントが月の  あとは月に  六月の月を  はじめの月の  夜々の月の  後の月を  ょの月が  幽かに月が  幾月か月が  春の月ばかり  四季を通じて月の  夜空の月  死骸を月が  その後思ひきや月も  笹竹を月の  今夜の月と  夜中に起きて月を  時は月が  ーれ月の  約束したが月は  折からさし込む月の  週と月とは  三人は月の  障子に月が  斜めに月の  数万の月が  上が月  一と月ぐらいは  昼の月でも  ときは月の  光の月  河原が月に  河辺にたつと月の  高峰の月を  山とか月とか  松島の月を  物蔭から月の  それだけで月は  今晩あたり松島の月を  芳てんをめぐる月は  今晩の月を  夜に月は  今度は月の  尾花が靡けば月も  二十六夜の月の  薄曇りの月の  雲の月に  中空の月も  下界から見る月の  幾とし月  一団が月の  間へ月が  夜明けの月の  黄いろな月が  日や月が  山の上に昇った月から  綺麗な月は  薬を盗んで月に  硝子戸に月が  怪物が月に  人類に先んじて月と  何日の月  雲の蒸す月の  音楽が聞え月が  初冬の月が  上から月が  花は月の  雲と月の  弘法様も月も  二日頃の月が  寢ながらにして月を  月ほつかりと月が  ほのかな月  うしろに月は  だれだらう月なんか  ぴるまだが五日頃の月が  弦の月が  姨捨の月を  人間の生れる月といふ  外の月に  東京の月とは  空払ふ月の  水まさ雲にもる月を  その後幸い一と月ばかりは  側には月が  七日ばかりの月で  淺く月  清淨の月に  朧夜の月の  春の月は  姉妹の月は  影装置を積んで月の  皓々と月  ことに月と  あとの月の  豆名月の月の  部分において月の  今日は月の  天地蕭条として死にたくなる月という  朝寝をしたわい月の  ましく月の  殿御ところがり月を  信州川中島の月の  外が月の  野外に流るる月の  何時何刻の月かと  銀様は月に  相手になって月を  湖上の月を  島の月を  事件の起つた月  節穴から差してくる月の  其所には月の  売れ行きも月  黒驢馬とは月の  海面に砕ける月を  十六夜の月に  海との月を  雲を出た月は  手紙こそ月の  手紙でこそ月に  七日ばかりの月が  一年のある月と  校長は月に  いぶきみな月の  任命は月が  うろこ雲が浮かび月は  貴族風の月と  其年の月の  年々の月の  心は月ぞ  一すじの月の  山みちには月の  坊さんが月を  工合に月が  姉から月に  十二夜の月を  霜夜の月の  幻の月の  日や月の  太陽や月から  既望の月が  町は月に  表を覗くと月ばかり  東京に月に  私たちは月と  不恰好な月が  某の月に  えびらに漏る月の  山見えて月より  滝の上に月  花を賞し月を  ほととぎす鳴くやさ月の  日も月の  絶間に月が  酔ふて月を  夜は更けて月の  横にたなびいて傾く月の  最初の月の  今の月が  十月十一月十二月正月二月これだけの月は  下宿料が月の  最少限二た月の  中には月の  仕事の月を  夫れも過ぎては月に  一度の月  明らさまに開いて月が  太陰暦の月に  裏に月の  經驗は月の  ことも月に  晩秋の月の  山の端に沈みかけた月の  谷川に月の  瞬間から月へ  それが月から  シラノが月へ  君は月へ  十一時四十七分が月の  魂は月の  魂は月へ  どこまでも月の  裏山に月が  今の月は  沿岸の月の  雲が月を  本来は月の  景物として月が  松本まで月の  雨夜の月に  黄き月を  空に月の  そこの月の  そツと月に  扉に月が  まん中で月が  いまみれば月も  月へ月へと  若旦那様これが月の  突進して月に  飛行船が月に  俄に月の  管理人から月に  隈を分けた月の  托胎の月  銀泥の月が  穂先を月の  なかに落ちゆく月  花袋の月は  中の月では  山の月に  宗祇の月を  #星と月とを  空に懸った月の  二た月では  晩飯で月に  夏の月  明るみが月の  それへ月の  鉛色の月の  枝に月  寂寞の月を  方は月の  氷の如き月は  上で月が  灘山の端を月は  おぼろな月が  それ以上もはいる月が  なんにもはいらぬ月も  人に月が  湖の月を  ロシアの月は  歳と月とが  あちらの月の  これも月の  星はあるが月の  頂に月が  無言で眺めている月に  あけの月ぞ  數多の月が  原子の月は  電子の月  二つの月が  地球に月が  ガラスにあてるばかりにして月と  窓は月の  庭に月の  ふうに月を  月夜に出れば月に  うちに月も  心も知らず行く月は  十七日の月が  十六夜の月の  雲が出て月が  かげを見れども行く月の  時分になって昇った月の  五月といふ月に  五月といふ月は  皇子は月と  そひたる月  哀れを知るも入る月の  所に霞んだ月が  ふかなほの見し月の  弓張の月  見物には月の  陰暦十五夜の月も  山の端に月の  樂しい月と  ほのかに月の  隔つる雲の上の月を  しめやかな月の  二人は並んで月を  明け方にかけて月の  時は月も  迷ひなん月の  十三日の月が  朧ろな月の  源氏と月の  宿に月を  空なる月もこそ  あとで月が  藤がかかって月の  二十幾日の月が  はるかに見し月の  夜半の月  冬の澄んだ月が  冬の月を  頭つきなどが月の  空澄む月の  伏家に月も  うちに月の  水に映る月は  そちらの月の  女性は月  顔の月  ことに忌む月でも  窓から月を  そつと月を  上に懸つてゐる月を  かすみだに月と  左右から月と  二十日の月の  かなりに月が  音は月や  中秋の月に  灯入りの月や  蚊を追いながら月を  方になった月の  座敷で月に  十幾日かの月が  木が月の  山の端の月に  さに月の  西の月の  深更になるにしたがって澄み渡った月は  昨夜の月は  悲しみは月が  今夜は月も  晩は残んの月が  光を月に  これでも月は  これだって月には  雲間を破って月が  ほのかな月の  人が月に  ころの月が  明けの月が  八日の月が  仮睡んでいた月は  影を置く月も  十二月の月の  空行く月を  氷に宿っている月が  山より出でて行く月も  雲のかかった月の  十六夜の月が  大空の月だに  いっしょに月を  一人で月を  程損になる月が  中で育った月の  杉は月を  朱い月が  ことなら月の  大礼のあった月を  夜になって月が  女房たちだけで月を  尼君は月の  中にめぐるともたれかは知らん月の  夜の月を  山の端に入るまで月を  空さりげなく澄める月の  ヤグラ岳の月に  十六日の月は  山中の月の  今しも月の  自分は月の  昨夜の月に  魂日に月に  月には月に  兄さんは月に  兄弟両人して月に  緒方が月の  舟に月  樹が繁っていますから月は  旧暦の月が  時とは月と  つもりでは月や  水谷八重子の月の  夜で月が  倶に見る月も  円な月が  シヤナアンは月を  いやな月  玲瓏と月の  うつとりと月を  今宵は月も  海原の月の  思い出の月では  海と月とに  天上に月も  お松は月を  まともに月を  そぞろ心で月に  そなたも月に  木蔭を洩るる月の  秋も月が  それが月に  五日の月は  南縁の月の  其夜は月の  此処は月の  山王台の月の  庭辺に月の  吸ふ月の  江戸町に月の  一月二十五日ここに輝く月の  あと二た月の  物いふ死顏した月に  ダアワは月の  こんどは月の  重力と月からの  地球とか月とかの  引力と月の  そばを月が  博士は月に  向うに見えている月の  美事な月の  うちを出て月の  出来事を月の  有様を月の  朧ろな月が  無心で月を  光の増したり減じたりする月を  委員連中は月の  何の月にも  眼差は濡れた月の  猴は月  家が月の  十三夜の月を  三叉は月の  四ペンス銀貨をやらなかった月は  霧が月の  前の月から  十四日の月が  騒人は月を  前に月を  音亙りて月  夜毎の月も  軒もる月の  南蛮人の月を  盛衰動亂も月を  そこへ月の  障子戸に月が  戸外は月  大空の月さえ  子の月  師走の月は  なんでも月に  下に月が  乱世ともならば月を  宵なので月も  夜毎に月の  かげから月が  土佐で詠むさよふけて月を  水の月  美女に月  風ふくあけぼの染に月  父は月に  暈をかけた曇りない月を  乙女は月の  秋の月の  蒼ざめた顔を月は  往来へ出て月の  冴え冴えとした月と  綺麗な月が  影で月を  一と月に  歴史的な月が  ころ都にて習いおぼえし月の  前には月の  微かな月の  うちへは月の  昼の月に  湊川にて月と  雨でも月が  霜夜の月は  霜夜の月を  山より月の  ボヤッとした月が  ヌーッと昇って来た月に  足もとを見られた月に  夕飯つきの月に  二月という月は  #どもにとって忘れられない月  郵便船さへ月に  なんでも月が  それぞれいく月かを  夜はふけ月さえ  兵士は月を  代官所から月の  ぼうとした月の  十一日の月は  正面から月の  月が出て月が  玩具の月が  真赤な月の  北国の月の  肺患のなほらない月  噴煙が月の  暈をかむった月に  いくつも過ぎた月の  狸は月に  私が月に  徳蔵は月に  日と月と  天中の月は  あれは月  まわりを月が  二つの月の  一方の月が  凉しい月が  二人へり月は  山が月が  うに信濃の月  水音の月が  太陽と月の  向こうから月の  十五夜あたりの月が  縁先に出て月を  五日頃の月が  光輝は消えて月のみ  後悔の月はの  コロラドの月なんかの  十一月の月も  相手は月に  上機嫌で月を  んで月でも  陽気に月を  斜めに月が  所には月に  夜の月が  變らず月は  空には月の  さし昇る月の  帰りは月が  あざやかな月を  今夜の月に  晦日の月という  大空には月の  十三夜の月の  手持ち無沙汰に月を  八月九日の月は  千枝太郎はだまって月を  泰親は陰った月の  二た月が  因て疑ふ月は  といつても月に  つて一杯やりながら月でも  ソレを月の  交る月の  中にゆらめく月の  後ろから月が  五日頃の月は  歳が経っても月が  世の月も  こほる月に  ゆふ月の  夜や月  二人いづれば月  窓を月  酒場の月も  老木が月の  里の月を  そこには月の  それを引きだして月の  朧ながら月が  下に月に  几帳に宿る月の  ことは月に  私が月を  夜の月も  ことなど月に  晦日の月と  銀色の月を  百マイルばかりに亙って月も  まわりは月の  夜半輪の月  半輪の月  徃きて月を  仲秋の月  霽れた月の  むとせしが深更に至り月を  深更に至り始めて月を  此夜十三夜の月  夜暖にして月  中天から月の  雨後半輪の月  帰途始めて月を  中秋なりといへど思ふに月  十六夜の月を  蒼然として月の  靄をふくんだ月の  木の間よりもり来る月の  発表の月と  其夜の月の  晩い月が  顔を持ち上げ月の  無言で受け取って月の  婦人が月の  地に月の  云へば月の  芸妓とは月の  蒲鉾形の月の  名残惜しげに月の  たかだかと月が  ぼんやりと月の  彼方へ月が  星と月の  一輪のかすれた月を  姿が月を  中を透して月は  空の月の  夏の月も  十三夜の月はずつと  其山腹を射る月の  中を透かして月は  酒で月を  用心に月の  十七日の月の  十七日の月は  田毎の月は  大空を昇る月の  五月の月は  真如の月  銀紙の月  二た月に  前後から月  彼方より月の  折から月  十日ばかりの月の  今宵は月  永遠に置きかへようとする月  此の月と  大空にかかる月は  まんまろの月が  夜空には月も  進路を月の  照りわたる月の  のだ月や  火星を調べるには月が  これが月の  ぼつた月  頃では月に  相手に月に  まん丸な月が  片破月の  急に月に  それから月に  林端に上れる月は  さし入る月は  天ゆく月を  巫女の月  国栄えむと月は  ぎに月を  水に宿る月より  南楼の月を  #輩も月に  二た月ばかりの  例の月  五冊ずつ月に  放免の月  円はなるほど月に  小楊枝は月に  松林に月が  水の月を  秋の月かなの  十九夜の月の  宵の月は  透間から月の  まん丸い月が  枝に月が  ここからも月が  二階にさした月の  横になり月を  波打際までゆくと月の  私一人が月の  私たちは月の  墨絵の月や  きょうの月  朧夜になった月の  上弦の月に  間を出た月の  さし込んだ月の  銀の光りで月を  柳田君の引かれた月の  絶壁が月の  空には月は  外は月が  愛の月は  舖道の月を  大空に月は  夜を月に  間から射すのみで月は  葉は月の  甘蔗畑が月に  朦ろな月の  ロケットが月に  肝腎の月に  五月という月が  肩が月の  三月の月に  ものか月を  お母様は月に  宵に月が  梢から月の  頭を上げて月を  急に月が  三日の月を  四日の月を  五日の月を  十日の月を  十一日の月を  雲間を逃れ出た月の  前の月に  星より月より  夜も月が  嘘にしても月の  アルテミスは月の  三月初旬の月の  夏二た月の  今日まで月に  このごろは月が  一と月からに  深夜で月は  一年前の月の  それに月が  猟する月は  空には月  今宵は月の  杯は月の  頭をあげて月を  それに月は  秋は入る月に  そうな月が  箒に乗って月に  送金の出来ぬ月は  何日ぶりかの月が  一片の月は  管制でも月が  意味ある月  心で眺めて待っている月の  秋の月でも  窓で月を  トタンが月に  深夜の月は  水に映った月が  者は月の  騒ぎが消えて月の  頭数が月の  顔を月に  雨戸が開いて月が  木の間洩る月の  中天に月  中天に冴え渡る月を  中空に冴えわたる月を  巴里の月が  朧ろの月が  蒼々と月の  朧ろの月  陸橋に月が  気に月を  それを月と  ばいに月が  眼に月が  一と月とか  記憶せぬが月に  雲が月に  一と月にしか  一と月ばかりほど  十日ごろの月が  今でも月に  奥に月の  おぼろの月の  姿は月の  づる張って月  弓絃をはりきった如き月が  山にてる月を  ひまから月が  一人でも月を  ぐさめかねつさらしなやをばすて山にてる月を  戸をあけて月を  中空にある月の  尾花は月と  萩と月の  此方が掘り月を  眼からは月の  日が出て月は  山に月が  間を洩る月の  眼を開いて月の  ゆうべは月が  夜ありけり月の  日に生き月に  幾つの月を  梅をもる月の  さくらは見ゆれども月の  木の間の月は  ままに月を  むかしかも月の  哀れなれ月を  高根に月  山の端には月が  昔の月にとは  河原に月  空に月  くしげ二上山に月  おりからの月の  遠くの月の  空をみたしている月の  裾を月に  行く手の月の  鬣に月の  半面に月の  峰の月は  記念すべき月  前の月にも  霜柔かなる月の  ふりつづく月は  星や月の  碓氷山上の月を  褪紅色の月が  黄銅の月の  空からのぼりはじめた月が  家畜花やかな月が  つた波止場の月に  木の葉が月の  生等は月を  社會は月を  月を見れば月と  雨もり月  過去が月の  溝を月の  間から洩れる月の  ブラ下つて水面の月を  人々が月の  むかしより月を  あきらかなる月の  冬の月こそ  四時の月  海上の月を  空から月が  畑から月が  中から月が  のを月が  僅かに月は  海豹は月に  みんなは月の  詩人等が月を  多くの月の  星は月よりも  抒情詩に月よりも  空の月を  何年ぶりで月を  久しぶりに月を  詩人に月が  酒と月と  空は月は  あれは月の  一行は始めて月の  意外なる月の  物珍らしい月の  クヌヤという月の  是れにぞ月の  肝腎の月の  隙間から月の  詩人は月を  一般人は月よりも  武蔵野の月が  窓に射す月が  張つた天井を透して月が  まんまるな月は  フヂエがいなくなったら月に  つて居た月は  十日の月は  電気会社では月に  盂蘭盆の月  のを月の  間を離れた月を  ページにも月の  歌がかうも月の  八月十五夜の月の  八月十五夜の月が  老婢は月に  舟は月に  今まで月に  山は月の  うちに月は  太平洋上の月の  ぼくにとっては月の  金波照り行方知れぬ月の  日が輝き月が  月が去り月が  土間らしい月の  顔が月の  しずかにさしのぼる月の  燻んでしめった月が  香都良川には月が  桑は月の  雲にぼかされた月の  赤味のある月の  火入りの月の  火入りの月に  體つきをして月を  腰を懸けて居たから月が  娘は立つて居るので月は  斯んな月の  あそこで見る月は  ランプの月の  西に傾いた月の  わたしは月を  両手で月を  彼が盗んだ月を  すきに月は  麗らかに月が  山蔭から月が  中で月が  今夜は月  二た月や  銀いろの月の  地球や月の  こは月の  道子は月の  姿で月を  空は晴れて月が  十六日十七日と思える月が  詩の月  何という月  裾にさす月が  おしの月は  のは月が  あれがよみ出したる月の  ゆうべ等は月の  それから月の  海の月を  蕎麦に月は  後の月  きれいな月  コトリと鳴って月の  のではいく月  断雲からもれる月が  雲間の月を  小路の月に  親は月の  境内の月の  影ここまでは届かず月の  末なれば月の  幹に月を  それは月も  山から月が  今日は月が  此夜は月も  雲間から月が  金星は月を  すゞしく月を  影見れば月は  砂原の月に  漣織りて月  後には月に  日を呑み月を  砂漠の月に  ガラス窓から月の  日本語で月が  頃の月は  宵に落ちる月の  蚊帳にさす月の  八日ごろの月や  十一時頃西に傾いた月が  星と月ばかり  大抵は月ばかり  太陽と月と  蒼然とした月が  今に月でも  ものは月とか  六三そは月の  多くの月を  而して月は  神話によりて月と  りきといへる月は  日によらずして月により  その間幾多の月を  猿猴が月で  大阪船と月も  夜も月をこそ  あちこちに月の  ふちをきらめかして月の  下駄に月の  ザル下げて月の  久しぶりで夏めいて月も  夕べの月とに  窓を覗きたれど月  大空の月の  深夜で月ばかり  街をぬけると月が  愛着が月に  灯入りの月が  ことには月の  時を月に  幾千の月  二七日にも月にも  做し月の  会が月の  暁の月と  次の月は  木炭で月の  夜晴なるべき月には  風ある月には  のでなく月を  沙の月より  口笛を月の  あと一と月  平吉とが月の  先生は月に  私を慰めてくれた月や  神と月の  倉にからになる月が  一一四火を月の  斑點は月の  さきには月を  ヂアーナを月と  ダンテは月の  二週か月に  算し月を以て  二十幾夜の月が  十八夜前後の月  地球に及ぼす月の  みなそこの月のうへより  のはに見し月  程に月  ひさかたの月に  旧暦十六夜の月が  代り空の月の  銀色に輝く月が  欠けの月の  窓にさしてる月の  一ぱいで月に  扇をかざして月に  窓をあけて月の  林が尽きて月が  ために月に  日で月に  十八九日あたりの月が  朧ろ朧ろの月の  深夜の月  一緒に月の  一所に月を  空の月と  隙から月の  其靜かな月を  眤と月を  詩情晩冬の月に  其静かな月を  十三夜は月が  彼等に月の  冬期には月に  一月に月の  節や月の  肉は月によ  伊部徳利に月が  森のうへから月が  さこよひは月も  麥のはたけの月に  ていはひてし月の  まどかなる月  こよひの月の  尻さやに押してるよひ月の  もの葉に月  そ人ぞも月に  冬の月かも  林に見し月を  蚊帳にさす月を  ため果さざる月が  空があって月が  例の月は  紙船が月の  三角の月とか  四囲は月の  肥満った月が  火を燃やす月は  賭け金で月を  煖炉に月が  人間どもは月も  太陽や月を  後に残ったは月ばかり  そこだけは月が  これにても月は  時には月を  情緒をかなでて月を  一つの月でも  盂蘭盆の月の  鎌の月の  五日ばかりの月も  影になった月の  雲が月の  前には月に  今まで月と  なつた月の  先には月が  #歴史的事件がかさなった月は  信濃では月と  宮島へ月  朝の月  杖つくにぞいらね月の  つて此書を月之  きれいな月の  像が月の  雲があって月の  ように暈された月の  迅いので月の  西へまわった月の  一と月程は  娘は月に  夏有明の月を  乳房が月の  人のながめし月は  二度見られない月  糸は月の  長吉は月の  はる船が月に  心とすます月を  暗黒が来て月が  焔をともす月の  今われなんじ月を  頭を月の  胸を月の  前夜の月の  ヴェールが月を  円の月は  光は月の  胸にかがやく月の  わたしは月の  花から月の  海豹どもが月の  一緒に月を  毎年親子四人が欠かさずに月を  ことしの月も  李は月を  お前は月を  表の月も  初秋の月の  師走の月の  河原を照らす月の  ナムアミダブツと月の  

~ 月[名詞]2
ない月  その月  よい月  あの月  まるい月  なき月  惜しい月  ふうふう月  さびしい月  赤い月  ゆうぜんと月  其の月  おそい月  あまりに月  よろしい月  それほど月  眩しく月  うつくしい月  先ず月  新しい月  明るい月  良い月  小さな月  しろい月  大抵月  この月  まさか月  幽月  蒼白い月  蒼い月  間もなく月  すでに月  遅い月  いい月  大きな月  丸い月  青い月  大きい月  著しい月  同じ月  大き月  じっと月  長い月  白い月  まさに月  細い月  黒い月  黒く月  もう月  涼しい月  おなじ月  どの月  やはり月  淡い月  殊に月  青白い月  小さく月  今に月  いつも月  ある月  冷たい月  こうした月  美しい月  丁度月  ふと月  どうせ月  生憎月  さだめし月  好い月  しばらく月  さしたる月  冷たき月  高く月  余り月  円い月  うす月  清い月  ようやく月  青じろい月  なく月  たまたま月  ぼんやり月  良き月  やがて月  まるで月  いよいよ月  どういう月  度々月  かるい月  たしかに月  ちゃんと月  小さい月  多分月  かねて月  ちょうど月  まだ月  淡月  去る月  そのまま月  はじめて月  高い月  段々月  恰も月  そんなに月  颯と月  或月  とみに月  空しく月  うすく月  清々しい月  たぶん月  まあ月  はや月  やすい月  すぐ月  つと月  次第に月  はっと月  忙しい月  少し月  なぜ月  ポッカリ月  青き月  多い月  そんな月  おも月  せめて月  そういう月  暑月  寂しい月  果して月  うすい月  かなしく月  ほろほろ月  いつしか月  薄い月  うらわかき月  近い月  快い月  実際月  さながら月  たとい月  もし月  別して月  新しく月  若い月  たのしく月  どうして月  荒涼たる月  恐い月  水っぽい月  いざ月  明い月  どんな月  暗く月  寒い月  どうしても月  初めて月  もう少し月  弱い月  あんな月  ほんに月  すずしい月  てんで月  大層月  まるきり月  何分月  げに月  むなしく月  あいにく月  いつのまにか月  広い月  いっそ月  わざと月  ほそき月  さやけき月  ほとんど月  少なくとも月  忽ち月  わざわざ月  ちょっと月  濃い月  すくなくとも月  恐らく月  再び月  ものすごい月  どうやら月  多し月  こんな月  折しも月  白く月  ところどころ月  依然として月  無論月  ただただ月  蒼く月  あかるい月  暗い月  じっさい月  ちらりと月  だんだん月  あまり月  あんまり月  うまい月  いかなる月  しきりに月  必ずや月  いかに月  にわかに月  こんなに月  遠く月  黄色き月  遠い月  浅く月  たしか月  およそ月  そのうち月  徒に月  物淋しい月  徐々に月  かれこれ月  さきほど月  いったん月  それ程月  きっと月  生々しい月  楽しい月  やっと月  たどたどし月  鈍い月  ゆっくり月  悪い月  悩ましい月  かの月  ものがなしい月  とたんに月  未だ月  いつの間にか月  ほんとに月  夜もすがら月  ひもじく月  あくる月  紅い月  早い月  淋しい月  とりわけ月  こまかい月  凄い月  大きく月  如何にも月  いわゆる月  短い月  黄いろい月  また月  特に月  鋭い月  ギラギラ月  ことさら月  始めて月  すっかり月  かなしい月  如何なる月  よく月  全く月  もっとも月  可笑しい月  ぶらぶら月  幸い月  四角い月  何と月  小さき月  既に月  おもしろく月  つめたい月  近き月  唯月  早く月  さ月  美しく月  又月  少なくも月  たいてい月  時々月  逸早く月  にがき月  

複合名詞
一ト月  何月何日  夕月  月五円  月様  ひとり月  月かげ  われ月  まんまるい月  月さん  雨月官女  雨月  雨月忍び出  歩月人迷野  月天  斷雲斜月爲君愁  断雲斜月君  月たち  宵月  地べた月かげ  昼月  つて月  づもりまんまるい月  ふくらうに月  顔月  何月幾日  妙月長者  二タ月  屹度一ト月位  日かげいつか月かげ  今夜水楼先得レ月  折柄片破れ月  神楽月  漣月君  涼月高  月哉一〇  毎夜月  雲泥月  海風吹断月如環  月の  月そ  指月堂君来訪  指月堂君  月拾何圓  何年何月何日  幾日幾月  侍女月小夜  月小夜  峯月照一江水  月事  月ごと  昭和12年10月  きりぎりす月  月樣幾つ  月樣  月中  つた月  夜月  産月  月明らか  月様何  鈴木寿月君  寿月君  何月号  月十円  月さま  月おぼろ  先々月  月あまり  月分  滿月  いま月  神有月  月一回  月十五円  月八日臨終正念  国加月庄  一八四九年一〇月七日  月神  あと月  幾月  月宮殿  犬月かげ  月黄  庭さき月  月ゆゑに光  影月  野菜月  月朴の木  月暈  月經  月一万円  法月弦  法月様  青年剣客法月弦  法月  法月一学  法月一学殿  月仄か  月始め  月二回  月一円  月六斎  月明り  臨照院相誉迎月大姉  五分月題  月待事  月始  守住月華  月目  法月さん  父法月一学  あら法月さん  法月氏  月はじめ  法月殿  番頭法月一学  月三回  干支生れ月  先々月この世  月落烏啼霜満天  月落ち烏  何月何日ごろ  逢崎賞月  昭和27年12月  さわぎはげしければくまなき月  月花  月魄  はじめ法月弦  右ハ当月何月分慥ニ頂戴  印寅何月何日印鑑  生み月  一ト月居続け  月某日  その後一ト月  月夏  月新聞  月世  月一石づつつくってあちこちへ四五升づつ  月六石  月十石  月十二石  月ぐらし程度  仇花月  月さん昔  月さ  月お前  冬月師  ぱりとしたお月さま  そ月  幾週間幾月  帰つて月  月こ  幾年幾月  月四五十円  幾月ぶり  四ツ手駕月  法月さま  論法月弦  月湖  二タ月目  先々月号  月末  月半ば  月顔  月三月ヴァイオリン  月ぐさ  月兎  月雨降り  月さん一雨降り  月さん雲  月さん影法師  月石山寺  月瀬田  姿月  月さまひとり旅わが子  息女弥子吟松院冷月居尼  月氏漢土  法月家  僧月照  月照  月照船頭  終身月照  いつか月  山家月  月波中上  月御油  兄月蟾  月はやり  数月籠城  月様いくつ  月様餠つき  十六夜月  月さまいつ  翌晩月  月桜  春雲月  何年何月生れ  二タ月あまり  月千円  月二割  月一割  1885年10月7日丁抹  1906年10月  11月號  同年10月  1922年12月  いつか一ト月  月初め  買つて月  月がい  月四円  一ト月あまり  月景色  失つた月  月姫  時月  何月何日何時  月よ  鷄聲茅店月  月天子山の  月天子  月宮  呉牛月  月なかば  月始按司添  月奥様  月二百円  月台  月百円  月なみ  一両月  月縁  月月  月八阪  月とき  山ほととぎす月  給料月二留  月七留  月二ルーブリ  月三ルーブリ  長日月  月一本ペース  月一本  平均月三冊程度  人月  九七年一〇月開設  一〇月以前  誕生月  九八年一〇月  月見月  月かげさし月  月球  月蛙  月一  月雲簾  じき月  月雪  月死  月さし入り  一枚一枚月  月後  月ぎめでも年ぎめでも  指月ヶ岡  昭和一二年一〇月  月虹  趙月  眉月  哀れ月  冬月落ち  腐れ月  霰うつ声砂月涼そ  月薔薇羽  月交代  湖月抄  月初  八両月  何月ごろ  月ぎめ銀二朱  数月  セイタカコスモスセイタカコスモスセイクラベオテテヲアゲテモトドカナイタカイナタカイナカテナイナワタシノセイデハカナハナイ月  月さん十五夜さんまんま  十幾月  月二回休業  日精月華  月ざらい弁当百二十人  月四圓五十錢  月三圓  月四円五十銭  月三円  月倉庫  月人  月人たち  月人一名  月人隊  月人部隊  とき月  月經ナキ少女ニ育兒  月照寺  最高月  長年月  月迫  月といつて  月邨  初め月  月始まり  月長石  月六百留  月号  十四夜月  月皎  平均月  月某日彼  月城大村広陽神原苔山東原方僊三木翠山山本紅雲  位月  先々月十九日  田月  頃田月堂  田月堂  一つ月  月楚々  月三十円  月天子ほのか  月天子山  なり月天子氷雲  詠月  雲月  月金  いくら月  月蕪村  月さまいくつ十三  桜月  照月寺  月小  庵以来幾月  月某日某所  月一度  月一回ぐらゐ  秋篠月清集  清む月  月清集  ざよひの月  月位  月令式主題  月十三日  月六日  月東山  日の出月  月十八円  月有二閏日一  月朧  普通月  月不足  何月目  月題  たくさん月  林園月令  月歸途  月松林  月九日芝増上寺  歸途月  月入り  月滿御前  昨年11月17日  森円月  月ちんば  何月  人静月  月その他いっさい  月秋  三潭印月  月五回  六月月  月待日待  月待  私月  加藤鬼月  月水金  酒月園丁長記  酒月  二タ月未決  酒月園丁長  酒月悦子  日比谷公園園丁長酒月守  一ト月二タ月未決  一ト月二タ月  丁長酒月守  酒月秘書殿  酒月守  酒月以外  乙亥正月二日  一九一八年一〇月号  松村月渓  木ぎれ竹ぎれ月  なか月  ほろぎかよ日かげいつか月かげ  光ちよろちよろとかげとかげ月  鉦たたき月  一針づつ月  舞月  弓張り月  滿月位  月一輪  朧ろ月  雁月三更  月三月  五両月  月いくら  月六十円  まま何月  月済製場  道化うた月  江南月如鏡  変月  やつぱりあなたがいつまでもあの月  むと月  月雪花  国六千月  一万一千月  月二十五日  月いくらお父さん  日待月待  月送り  月油  神祭月  月五千円  月党  月七日  月一審判決  月初旬  月選挙  韻月  大正何年何月何日  何月何日出頭  月銀座  月ア田舎  月ゆ  月狂  幾月振り  凭つて月  雁月三更越山併得能州景  月照遺品  月照一行  月照入水  師走月  月待ち  月三日止  月六才  一八九六年一〇月二五日  月二十五日東京市  有明月  二月  破れ月  月ぢ  やつぱり月ぢ  月二十日  守月姫宮  月春  一人くだり船昨夜月かげ  明り月  襲白百合月  月枝折戸  川月こよ  月經閉止三箇月  鹿門月照開煙樹  曉月  暁月  來翫月人何處  創立數箇月  二タ月後  宮月  契月  月今日  月二十三日午前十一時五十分出生  月二十三日  あと一ト月  月しづこ  何年何月  月ぎめぢや  月毎  月一万部  あまり月  氷つた月  月以来  先々月大阪  芳月軒  涼月  晴波涼月汽声閑  風花雪月望中  風花雪月  万里雲晴月一輪  月村村  月木の間  月火木金  一ト月前  月前  月定め  月許  月滿  月八分  伴月  月限り  月落ち  月誰そ  月天心  いざよふ月  暮月  月あるじ  我月  月蝮  月百姿  月余り  まま月  月令  子何年何月  湯月  円月堂  薄暮円月堂  月祭り  月尊  かたわれ月  夕月さし  霜ふり月  月半  月参講  月じゅうわたし  ヤレ月  月五圓宛徳  隠士月叟  月叟  月叟様  祝月  一ト月近く  落下傘月  月ゆゑ  月ゆゑつ  もの月  月炎  さ薄月  何月ぶり  月はか  処月明らか  月さゆ  月傾き風きゅう  女化稲荷月朧夜  イエ月  月晦日  月黒クシテ雁飛ブヤ高シ  月鼈  月夕ぐれ  づまれば月  鵜沢柳月  素月  月星  ひとり月江  月二三回  指月  灯かげ月かげ  ところ月  漣月老  のぼる月  月照さん  月二  月四角  月三円五十銭  月雲間  乞食月僊  月僊和尚  残夢月  釣月軒  宗房釣月軒  月ぎめ  月十二回  月今宵  月今宵晴れ  一ト月たち  二タ月たち  皓月  斎月  祭り月  十一・十二両月  月税  月梅薫朧夜  月全体  露月  オ月ドン  月みそ  月くら  月中隣楽響  澄月  頃月  石月平馬  石月  石月様  石月平馬こと  月一つ  西国奇談月廼夜神楽  月留め  一九一四年一〇月号  月五日京都池田屋  月三日  月八十円  つて月三百二十五円  月三百円  月三百なにがし  ッ旦那月  月一日  月二十八日付支倉喜平刑事事件審理上必要  うず月  月君  ココ数月  月十五圓  月華  酔月  友月  友月上人様  後身友月  僧友月  月五十円  当時売上げ月二万円程度  へん月  ぐる月  何年何月ごろ  月以上  得月  月騒恨  月うち  虫喞凄涼夜月  一八九二年一〇月一五日  何年何月何日生  夕月榛  月しみ  先々月ベルギー  月十四日  月いっぱい  年7月20日初版発行  年6月30日新装版発行  小林繁雄2004年12月13日作成青空文庫作成ファイル  月一万  月め  先々月晦日  身なり月  月圓  月朧擧羽  月沒  月波  月波根  さし出づる月  歸ぐかあはれ月波根  らん月  月ただくらがり  月たち二  年8月15日発行  年5月10日40刷改版  年12月25日78刷  鈴木厚司2005年1月27日作成青空文庫作成ファイル  教師月  みな月  革命月  ここ一ト月  月石色  月通つてアングル  秋来見レ月  月波楼  月渓  月片側  月陽炎  辻月  勤王僧月照  月照上人  月照上人様  月三度  雲月斎玉兎女史  雲月斎玉兎  雲月斎玉兎女史こと  雲月斎玉兎女史一流  毒婦雲月斎  雲月斎玉兎嬢ことウノ子さん  二タ月目位  日本料理店胡月  胡月  月七円  げん月  び月月  幻怪月  月照上人十三囘忌辰相  經レ月  月印紫蘇  ぎだよといふ月  てい月  月蒼々白狼河北  月斜め  懐月堂  年8月入力  多羅尾伴内2003年7月24日作成青空文庫作成ファイル  この間契月  月九十円  月いくらぐらゐ  月さやか  昭和23年11月号  一筋月  七年幾月  はつきり何月何日ときまつ  月餘  酔月情話  月朦朧  明治六年某月  斎藤月岑  月灘桃色  月一両  月あまり江戸  月成勲  出代り月  艶しき月  アラ月  月三十五円  何月何日何貫目  月泄りか  スタコラサ月  寝ぼけ月  世帯主月三百円  月手当  月二十五円  月二十円  月十六円  月二千円内外  月千二三百円  氷月  月府玄蝉  月府  月ずえ  月空  空月  月今宵月  月みたい  ンフルサトノ宿モル月ハ我ヲワスルナ  月もと數  月三千円  みな月半ば  おとぎばなし雪月花  月子供  昨夜月  月毎評判記  月宵鄙物語  月霜  滞在数月  月星日  月宛銭  一九一〇年一〇月  太陰月  当時月  一九二七年一〇月二日  月借銭  月一割三歩  月五日  月陰  何月何日同行何人  遊び月  月六千円  月七千円  一ト月余り  月二十両  月よみ  折返し月  江潭落月  斜月沈々  路知らず月  月丑の日  香浮動月黄昏  月二三度  月八円  月支給額  月さまいくつ  二タ月三月  亮るい月  大変月  今夜月  ころ月  船中月心  船中月  月水  恰度月  月半ば過ぎ  月落ち星  しの月  月答  月四十錢  月○日  夕月ごろ  月以外  年9月15日  年2月23日  小林繁雄2013年7月1日作成青空文庫作成ファイル  瑞心院妙月大姉  月まわり  月様いくつ十三七つ  月上鴉黄  月そのもの  月近く大和  月一ぱい  月二十八日昌造氏  月翁  画僧月僊  谷口月窓  月窓  月七日付  断食月  月九十何円  月づつ  月水濠  ゃるお月様  フランス共和暦八年霧月十八日  月界  月常住  屹度月經期  月二留  1945年11月1  1946年11月9日  12月初旬  11月初め  月のち  ば幾月  オトナシク月  月ぎめということになるてえと  月四十両  月十両  懐月堂等  月界探検  月宮号  飛行船月宮号  明治四〇年一〇月増刊号  月經期  幾月目  月二十五ルーブリ  屹度月  濺ぐ月  湖月  餅月  此頃湖月  月ぐらゐゐるつて話  月暮し  月四五百圓  十五円ほか月  九一さん月  高台寺月心院  月心院  月讀命  月靄  昭和24年11月  月魂呆け  月火水木  いざよひの月  月樵  ため厄月  行つて月  眺むる月  合はん月  風雨雪月夕陽等  月中望嶽八葉  月鎌  御忌月  結婚月  月四圓  月大磯  パス月  臥待月  忌月  月廿五日  月十五日  ここ数月  月チト  出づる月  酒孤舟棹月時  孤舟月  一〇月五日  こと月心院  峨眉山月  ソノ月  月ニ二度位ズツ評定所  月心院内  年一〇月一日  月涙  月二十八日夜  大師達理月沙  月沙  月窓妙珊大  月字  誠月妙貞  文化十二年乙亥正月十三日  月こよ  月今宵云々  月あざやか  饑ゑて月  ここ幾月  月徘徊  つて一ト月目  月四回  月狂生  扨本月一日大洪水  川霞薄月  星移り月  月どこ  輝女月  天涯倶見月団欒  月十日附権中納言経房  二タ月ぐらゐ顔  月十一円  月さん十五夜  月さん御機嫌さん婆  月さん妹  月さん暈  月三分  柳月  処月  さっき月  むると月  月姫様  月ぎめの人  月女神ルチナ  月女神浪人都  月中幸運  指月禅師  月かすか  月天子蒼竜  月氏国王  月精馬  東西月  昔狂月坊  狂月  尻月  弥月  何月何年  静夜月  何月何日の出來事  大正十年某月大阪  経月  冬月毎  月二三冊  お前さん月  何年何月何日誰  星月  願人冷月  是月白井孝右衛門  月これ  呂月娥  月娥怪しん  月娥父  月娥  月娥夫  月八日某々二君  月十六日  月ヤ  月浪  乙亥正月記EOS  月丸  三男月丸  其時月  月十日  片氏月姫  牙氏月姫  む薄月  む月  月掛け香  月ぢうに  そりゃあ月  幾月め  月ぐさの  乱月前調千里  君三両朶嬌影三分月  湖月抄本  月待草  月一円五十銭  月二円  正月一ト月  丁度一ト月  我邦モ日ニ月ニ開明ニ進ム  帰り月  月勉強  月二十二日  月十八日  踊り月  月さまさ  月夜月  バン月  昭和22年12月  月無し燈無し夜自ら明らか  冬月  晩月  月百五十円以上  月百五十円  月何千円  四十円位月  紅月莪  両面月姿絵  弟月  兄月  怪月  月枯葦  桃月  月二十円位はか  月姫殿  娘月姫  愛女月姫  月姫共  月僅  一ト月以上  収入月  ところ月三回  何月何日晴  大概月百圓  つて幾月  月竝  つた法月俊郎君方  法月君方  法月君  どんづまりで月九十銭  何月渡し  草夕月  づる月  月小屋  例祭月  先々月あたり  大江千里月  幾月越  月がけ  尾根ぎわにほのかに月  煙つた月  月延べ月延べ  得月楼  毎夜月あきらか  ほど月  此夕月おぼろ  月佳  月千代ヶ崎  月中溝渠  帰途月中忽雷雨  ハ金五拾円申受候月  月無し  月黯澹  待合嶺月  夜月さ  月中漫歩  一日いくら月幾分  幸雄2002年5月7日作成青空文庫作成ファイル  数月前  菊池契月論12  待月  菊池契月論  いま菊池契月  菊池契月氏  契月氏  契月氏自身  契月論  旧姓細野契月  月川艶子さん  月川ツヤ子さん  頬張月  月一杯  合計月  昇つた月  月鼈雲泥  月ヴィオリン  いつか祭月  春待月  月丸花瀬  霎時月  月哉  松柏月  月五ルーブリ  二タ月ぶり  二タ月振り位ひで小田原  西域月氏  月薄紫  月東  ほか月  月松  月照師  晩あまり月  午後十一時すぎ月  月六円  月一紅屋  月さま薄ぐもり  霜枯れ月  月薄  中月天心  きのうあたり夕月  菊池契月筆  月川家  それ以来幾月  月二回位  月三百円位  月三千円生活費  大体月  十筒月  月畄守  限り月  月五百法  月二千法以下  月千法以下  月さんぽ  月さんいくつ  月様桃色  毎晩月  月様わたし  云々月落烏啼霜満天  月一杯遊び  御難月  幾月もの間  鈴木厚司2005年1月17日作成青空文庫作成ファイル  ふけ月  粋月  食品月令  蝶子さん月  月章  月十銭  先々月浩翰  月清入道  横井時冬茶話指月集  雲一片月  こと月  斯ンナ月  三十八年幾月  月曾良  月在天  月風  月いま  月穿潭底  水仙月  さくらびと月  水ヒアシンス月  月森  氷上月  月様イクツ  先々月西森  月經費  月譜  むる月  月程後  月借着  月ども  ちの月  月さし  白雲月  月あな面白  月かげ冴  月がまん  就中月  ジク来ツテ月  月天心都大路  月暦  病気月  月御覧  生れ月  月平均四十二円六十四銭  月二人  月きのう  月今  月私  むりのやうになってわたくしもそのけむりだか月  ほうら月  風さん月  昭和5年10月発行  丁度月  矢張り月  月八日御地  ぱりお月さま  一九二九年一〇月四日  だるまさん月  創刊以來月  昭和15年12月7日  危く月  それぞれ月  月七十円以上貯金  月ぎめをやっているそうでした  月ぎめというところに一寸気  かく月  月めくり  ル月六日  月海上  月釵  集月蔵  なん月後  やつぱり月  夕月波  光すゞしき夕月  眸月  月銀輪露  月江上  月照り風  哀樂月  きぬ月  ひも夕月  月變ら  月百円以上償還  月小遣  先々月県下  月料  月嚠喨  九月  月嶋  やつぱりお月さま  月さまがた  2422太陰月  月半ば以後  一ヶ月二タ月  月安息  一〇二月  月暈七色  月初めオミット  月当番  一〇月号  日なみ月なみ数  月三囘  月六度  坪当り月五銭  北越月令  月さんわたし  月さん五  砧月  月布野  月誰  海門山滿月寺  月ぐらゐ仕事  月花共  月讀  質月球  三曲ダンテ月天  六九月  月とい  當時月  月經佐比持塞  月槻  君筑波槻弓月讀  月勝  てる月  桂川月  月氏  飛檐或時素月  月百冊  時素月  斜月三星洞  月五歩  こと数月  ハワイ時間月  購読料月三十円  ため月  千鳥月  一九二二年一〇月一日  妊娠後二タ月  月齡  鐘撞男月  月江  ゑとほぎめにませば月  あらむと月  月かも人  月缺  月二円二十銭  月船君  大集月蔵経  さ月  月冠  おりふし夕月  寒流帯月澄如鏡  寒流帯月  月がかり  月がけ貯金  月ささば  何月何日何時何分  二タ月振り  梅柳中宵月  月十五ルーブリ  真夜中ごろ月  月・日  月五拾円  



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尽きよ  撞き  つき  附き  尽きん  尽き  突き  従き  付き  付きもの


動詞をランダムでピックアップ
かんじる移っふきとび見つめ備わる立ち止ろムキになれ欲ばり託た託し閃け驕れちぢまれ怖じけ許せよ嬲れはこべるとり上げよ打込ま替ら
形容詞をランダムでピックアップ
目ざといくちおしい痛々しいあじきない白から雄々し酷う仲良く凛々しにぎにぎしくひさしき狭ききざっぽ太くっ気ぜわしかっ口やかましい安っぽく青黒めざましく