「僅か」の使い方、ほかの品詞の結びつき

日本語コロケーション辞典 テストバージョンです。
青空文庫 約12,000作品を対象に、品詞単位で分別し、ほかの品詞との結びつきを一覧で表示できます。
分析対象が50年以上前の作品であるため、用例にも古さを感じます。これを解決するため、今後新しい文章を追加、もしくは入れ替る予定です。
プログラムを用いて生成しているため、不適切なキーワードが含まれる場合があります。
ご了承ください。(これについても精度を上げていきます)
副詞

僅か[副詞] ~ 1
僅か乍らも  僅か許  僅か十四軒  僅かしか残  僅か百俵二人扶持  僅かしか  僅か半日で  僅か二  僅か七八夜の  僅か五六日の  僅か二三千騎をもって  僅か二百二  僅か百年を  僅か七  僅か半年  僅か三ヶ月の  僅か三四回に  僅か數里隔  僅か半月ほど  僅か五十幾年の  僅か二十銭  僅か五百余人  僅か十六銭  僅か二三千萬の  僅か飛行船程の  僅か四年間学校へ  僅か八億円ほどに  僅か七〇円二銭の  僅か五人の  僅か前に  僅か八七一  僅か四五年の  僅か三号  僅か七億に  僅か旬日の  僅か四寸ばかり  僅か半時間程  僅か三尺ばかり  僅か一字  僅かづつの糸を  僅か三四人の  僅か十五分か  僅か一粒でも  僅か十二三種の  僅かづつ  僅か三四間  僅か二里ばかりの  僅か数年  僅か数行で  僅か一センチほどの  僅か一センチほどという  僅か数本の  僅か十町  僅か二週間島を  僅か十四五町も  僅か五六人の  僅か五六人  僅か四十七噸の  僅か二尺ばかりの  僅か数篇の  僅か二週間を  僅か一カ月の  僅か二尺ばかり  僅か四兩の  僅か八百ばかりの  僅か百二十二年前  僅か二十石五人扶持  僅か二日位の  僅か一円九十五銭で  僅か八ヵ月足らずの  僅か三時間許  僅か十人足らずの  僅か数度  僅か一年  僅か光が  僅か数百人  僅かしかお  僅か五ヵ月経験  僅か二三十年の  僅か一日の  僅か三行か  僅か十行二十行の  僅か四五年ほどの  僅か五隻の  僅か一年ばかりの  僅か三本  僅か数日  僅か一二ヵ月の  僅か数十年の  僅か二三十万の  僅か一年半ばかしの  僅か七八丁しか  僅か三百両の  僅か十九歳の  僅か四十二歳  僅か四五十年  僅か數尺に  僅か百二三十円  僅か五  僅か数十年間に  僅か旅籠町を  僅か八文  僅か十四の  僅か一二分の交渉  僅か二尺に  僅か三厘ほど  僅か一月の  僅か二週間で  僅か三十年餘の  僅か九人かも  僅か六ヶ月の  僅か十日内外さへ  僅か二三枚の  僅か三分間くらいの  僅か一分間の  僅か五分  僅か半日の  僅か十分の一ほど  僅か八百キロの  僅か十分足らずの  僅か四五年あとに  僅か五円ばかりの  僅かバケツ一杯ぐらいの  僅か三日で  僅か二尋位の  僅か三日間で  僅か数秒間の  僅か七ヶ所を  僅か半年位ほか  僅か二箇月で  僅か一哩半位の  僅か東京駅から丸ビルまでの  僅か二三日の  僅か十五六の  僅か一時間足らずにて  僅か四銭ぐらいでは  僅か一週間ばかりの  僅か一厘  僅か三莖の  僅か十年にも  僅か五百石の  僅か五人  僅か百円の  僅か分秒の  僅か三箇月ばかり  僅か五六年  僅か十二露里  僅か二三カ月見なかった友の  僅か五分間にて  僅か一本の  僅か六ヶ月目  僅か四百哩を  僅か七八人の  僅か十六人の  僅か十五六歳の  僅か三囘位しか通は  僅か二年の  僅か十五  僅か三回位しか  僅か二日餘分に  僅か二十字の  僅か七十名  僅か幅一メートルの  僅か三尺計りの  僅か二千足らずに  僅か一千五百尺ほどの  僅か三里  僅か三十文の  僅か十二人の  僅か三週の  僅か二十円足らず  僅か三四寸の  僅か数日を  僅か二三円の  僅か三千両の  僅か四五人  僅か一町足らずの  僅か一町  僅か三十三尋と  僅か二三日で  僅か十八歳で  僅か一  僅かここ数日の  僅か数語しか  僅か二百円ばかりの  僅か三万円余りの  僅か十円ばかし  僅か地上百メートルで  僅か二分間で  僅か一杯の  僅か一つの  僅か一つと  僅か三四十分の間に  僅か一ヶ月で  僅か三年に  僅か二位の  僅か一寸か  僅か一語の  僅か一日に  僅か一坪半の  僅か半年で  僅か二ヶ月  僅か数年の  僅か二ヶ月ほど  僅か一合の  僅か七百円  僅か七十年の  僅か三  僅か十二名  僅か数日に  僅か一日か  僅か一日  僅か数十艘に  僅か小学校を  僅か数丁の  僅か三四日の  僅か十五里の  僅か四  僅かしか語  僅かしか殘  僅かこればかりの  僅か三歳でも  僅か十八町  僅か六里を  僅か七アルペントばかりにしか  僅か六畳か  僅か大衆の  僅か四五ペエジの  僅か一年の  僅か四五カ月  僅か二分や  僅か半年の  僅か三十年  僅か五十枚  僅か二三尺  僅か二十七で  僅か三十秒後  僅か一二歩で  僅か八ヶ月  僅か三里隔  僅か半日ばかり  僅か三日ばかりの  僅か千円ばかりの  僅か十数回  僅か殆ど  僅か二十年足らずの  僅か三年ばかり  僅か十五の  僅か六ヵ月足らずしか  僅か二通か  僅か四里の  僅か一艘の  僅か卅年の  僅か七十銭の  僅か十年を  僅か十一二歳の  僅か百年位で  僅か一二瞬間の  僅か一歩  僅か五万ばかりの  僅か以前まで  僅か十七八歳の  僅か十年か  僅か百年ばかりも  僅か一万五千石の  僅か七十キロほど  僅か十分  僅か六七里の  僅か一旬の  僅か半数に  僅か一年修業年限が  僅か五十通  僅か三つしか  僅か十何時間で  僅か数頁に  僅か片端だけでも  僅か水が  僅か七八時間の  僅か数日の  僅か三年後に  僅か十分足らずで  僅か十五年位の  僅か幾文の  僅か三四センチを  僅か一町くらい  僅かしか光が  僅か三つや  僅か六町さきの  僅か六千噸の  僅か五分間許  僅か数ヶ月に  僅か二三年の  僅か数分の違いで  僅か八町の  僅か三四軒の  僅か三四人  僅か一日しか  僅か十坪に  僅か百両や  僅か一隻に  僅か一時間足らずの  僅か十六則で  僅か一字の  僅か二十分ぐらいの  僅か百馬力の  僅か百八十噸の  僅か五分とも  僅か何日かの  僅か一冬の  僅か一万三千ポンド以下と  僅か紳士八名に  僅か十四五の  僅か五六米の  僅か五六間  僅か十五里以内の  僅か昔の  僅か二年ばかり  僅か二つ  僅か三円か  僅か三円ばかりの  僅か半年ほど  僅かづつ払  僅か百年ばかりの  僅か一国  僅か一代を  僅か十間位しか  僅か六千年の  僅か六十人に  僅か三十分の距離で  僅か一尺余りの  僅か八つの小学生  僅か二年か  僅か数間の  僅か三四年の  僅か七人  僅か一週間で  僅か二三尺に  僅か昨日  僅か二三滴の  僅か五時間の  僅かづつ前に  僅か上下二筋の  僅か三百年の  僅か數秒を  僅か五分の一を  僅か三つばかりの  僅か一年しか  僅か三四年にしか  僅か二両か  僅か一円五十銭なのだ  僅か十八坪か  僅か一室の  僅か一ヶ月分を  僅か七八歩も  僅か九貫目の  僅か半月ばかりの  僅か二畳ばかりの  僅か三十円の  僅か七十人からの  僅か數百字の  僅か二十銭で  僅か八百円位で  僅か二十一の  僅か三十人余り  僅か十五センチの  僅か六十一歳で  僅か十九人  僅か数カ月の  僅か六月では  僅か一二年は  僅か三年後の  僅か二年前の  僅か四年前  僅か三年九ヵ月しか執筆発表期間を  僅かしか発達  僅か五千円ほど  僅か米粉  僅か二メートルぐらいの  僅か五年の  僅かこれだけの  僅か十六七の  僅か三ヵ月  僅かしか儲けなかった人に  僅かかい  僅か二三年に  僅か八歳の  僅か六尺に  僅か一二例外を  僅か六ヶ月  僅か三両  僅か六七戸の  僅か二年で  僅か十日の  僅か数秒の  僅か十粁を  僅か十四五騎ばかり  僅か二人  僅かづゝの当意即妙式  僅か十人の  僅か四銭か  僅か半時間か  僅か三日か  僅か長針の  僅か拾銭を  僅か一秒の  僅か六畳一間の  僅か二十二円の  僅か半年余りの  僅か十五六畳  僅か氷ぐらいの  僅か三パーセント位しかなかった小学校入学率は  僅か三間で  僅か二度しか  僅か一昨日の  僅か百餘年を  僅か四五日の  僅か三十七歳ばかりの  僅か二ヵ月  僅か今から  僅か四五丁  僅か五十四年の  僅か三十二三歳で  僅か原稿用紙三枚半の  僅かこれ  僅か三十種か  僅か一坪の  僅か三年の  僅か三万円の  僅か二円の  僅か二十六冊ほど  僅か二日  僅か十七歳の  僅か一時間ばかりの  僅か十数戸の  僅か數行  僅か二三びきの  僅か一円なにがしの  僅か十日間で  僅か二三泊の  僅か二疋だけ  僅か二冊の  僅か五年足らずの  僅か四呎ぐらい  僅か一昼夜の  僅か一ヵ月  僅か十数点  僅か一ヵ月あまり  僅か五六日で  僅か何か  僅か一筋の  僅か一時間の  僅か数行の  僅か幾分と  僅か五六十圓を  僅か一部の  僅か二人の  僅か十銭ばかりの  僅か一両日の  僅か二日で  僅か一瞬の  僅か五千呎位  僅か八年經  僅か十一ヵ月目に  僅か三日の  僅か一ヶ月あまりの  僅か九歳の  僅か九つ  僅か一時間  僅か二月に  僅か二歳に  僅か四十八萬兩で  僅か四十八萬圓の  僅か八十五間の  僅か二千九百圓の  僅か修繕費を  僅か上眼使いに  僅か二十分許  僅か十年あまりで  僅か八十人に  僅か一二ヶ月の  僅か数万の  僅か一列車ほどの  僅か一パーセント  

僅か[副詞] ~ 2
僅からしく  僅かほころばせ  僅か残っ  僅か飲んだ  僅か散り残ってる  僅かございました  僅か出しまし  僅か離れた  僅かなる  僅かなれ  僅か揺れた  僅かし  僅か見える  僅かしきゃ居ない  僅か學んだ  僅かだった  僅かなり  僅か離れし  僅か覚る  僅かゆく  僅か遅れた  

( ~ )僅か( ~ )
誠に僅か  ごく僅か  たとえ僅か  極めて僅か  これ程僅か  極僅か  これから僅か  もう僅か  まだ僅か  僅かとろり  かえって僅か  ところどころ僅か  たとい僅か  それほど僅か  最も僅か  せめて僅か  より僅か  後で僅か  何と僅か  僅かなめく  

名詞

僅か[名詞] [絞込み: の~は~が~を~すべて ]
僅かにそれは八九百年の星霜を閲したに過ぎない  僅かに玉ころがしや  僅かに一首遺つて居るのみであるが  僅かな給金で亭主を見継いでいるとかの  僅かに清閑の所産を誇  僅かな施設しか賠償として撤去しない  僅かなる日陰を択って歩いて行った  僅かな話のうちに僕は判りました  僅かに千人近い客席を持つ  僅かしか残つてゐない  僅かに貧しい細毛が所どころ昔の激烈な争いを物語りながら枯れかかって生えていた  僅かに半通だけが遺っている  僅かながら爪を立てる  僅かに全体の輪郭だけを残して  僅かに野原の茎の一片を取つて  僅かに四辺を照して呉れた  僅かに数巻の詩文集と数幀の山水とのあるばかりである  僅かに今日の千円未満であらう  僅かにその跡らしいものだけを残して  僅かにその跡らしいものだけを殘して  僅かに見えていた  僅かな路の間も電線に注意したり  僅かの宅の中に子供等を詰め込む  僅かに暖かい着物を着  僅かなものしか与へられないで  僅かしか行われてやしません  僅か白くあとは泥に滲んで落ちている  僅かに残った  僅かに慰められた  僅かに草鞋の端が濡れる  僅かに演習というような形で直接能力の訓練を目的とした  僅かに立つてゐた  僅かをのぞいて  僅かなつてで家を見つけてくれた  僅かばかりの土地を耕している  僅かな耕地の名ばかりの収獲もすみ  僅かな時間を言うてゐたらしい  僅か覗いてゐた  僅かな日数ではあったが  僅かに六七歩にすぎない  僅かの間にも余程様子の変った  僅かに善光寺の本堂においてこれを見る  僅かながら立体的の円みをつけ始めると  僅かにおたかの心を慰めた  僅かずつのお金を出しあっても  僅かにその命脈を延ばす  僅かに覗かれる  僅かな木影や土塀の陰を盗み出して  僅かに官立大学の一部が女子学生を入学させていたが  僅かに日本文学における社会性の欠如について関心を示してきた  僅かに輸入されただけであった  僅かに東宝の製作品の一部で試みているだけである  僅かにお君の肌のほてる  僅かに救っている  僅かに引止めた  僅かに仕事という点を自分への口実にする  僅かに慰めていた  僅かに三十歳を越えたばかりの  僅かに心貝忠篤氏の硬骨振りが目に止まっているばかり  僅かな銭金にゃ代らないよ  僅かな信者を作り  僅かに十二歳の時に彼の天才を示してゐる  僅かに新作と為しつつあるには  僅かに残る  僅かばかりの田がある  僅かの流域をのぞいては  僅かにヒマラヤの雪のとけ出た  僅かな時間をもてあましてしまふ  僅かにのぞき出てる  僅かな間隔を常に乱さず  僅かに文筆勞働に依  僅かな荷物を一ツ一ツ運ぶ  僅かに茜色に光っていた  僅かばかりの木虱を見つけると  僅かな用心で隠れ場所をつくる  僅かの滴りを  僅かに持ち  僅かな作者から美が出る  僅かばかりの個人がそれを助けようと  僅かばかり並べられた  僅かに逃れた  僅かばかり水田のある  僅かに赤味を帶びた色に照るだけです  僅かに片笑いだけした  僅かに頼れる  僅かに得た  僅かに記念物として保存されている  僅かにこれと抗すべき  僅かにすすって  僅かなその配置の差などがあるには  僅かばかりの青みが深い所でその黒の基調をなしている  僅かな焚木でも事足りる  僅かに九十リットルしか残つてゐませんでした  僅かに見えてゐたが  僅かに残っている  僅かに讀んだ  僅かばかりの給金をやっていたが  僅かでも志すという  僅かではありましたが  僅かな余光を浴びて頂きの  僅かに眠る  僅かにただ三部しか売れなかつたといふ  僅かな時期に於ける  僅かに慰めて  僅かに一日しか籠らない  僅かに京都附近の空閑の荒地を求めて住みついた  僅かにお互に手を握つた  僅かばかりの才能を空費して  僅かに菲の葉ぐらいかかっていて  僅かな田地も汝の有にならない  僅かに両国から亀沢町に至る  僅かばかりの宿賃をとどこおらせている  僅かばかりしか戸を開けません  僅かの時間しかそこにはいないで  僅かに糊口を立てていたので  僅かに二三十間だつたといはれるが  僅かに開けられた  僅かにフロックコートだと想像させ得る  僅かでも立派なところを持って居るならば  僅かなあらわれも悪意で苦しめる  僅かながら味うことが出来る  僅かな着換え丈でも相当にある  僅かの物を取りためると  僅かな解怠  僅かしか欠かないと  僅かに少數を數へるに過ぎない  僅かに袖垣一つを隔てているにすぎなかった  僅かでも時間があったら  僅かにもれ出る  僅かにかき  僅かに汗疹を凌いだ  僅かに慰めるほどの  僅かに一本二本と咲き始めた  僅かに使ひ残した  僅かではあるが  僅かな見聞を披瀝した  僅かに四十五円と云う  僅かに潤いを与えて居る  僅かに恋恋の情を慰めていた  僅かな隙間を窺って  僅かに諾く  僅かに持ち上げながら  僅かな光を投げているに過ぎなかった  僅かな光も小屋を離れるにつれて  僅かな本しか持たず  僅かな野菜何といふ單純な朝餐であらう  僅かに斯ういう  僅かに覚えてる  僅かにレモナーデの液体が残っていた  僅かに魚塩の利を保つに  僅かに十ヶ國内外になつてし  僅かに身體を支へて悲憤の眦を裂きます  僅かに支へる  僅かに身を防ぎましたが  僅かな間に見違えるくらい  僅かな商いを能くまアなさる  僅かに聲變りの響を留めてをります  僅かに妥協しました  僅かなベルギー産の葡萄から作った  僅かに日本紀の中に散見する  僅かしかおれないから  僅かに地震の神を祭って  僅かに身一つ辛くして  僅かにその苦しい心を慰める  僅かな行李の移動でも直ぐに発見されて  僅かしかたたない  僅かでも不仕合な人々に与える  僅かに気を持ち直した  僅かの時間に物語った  僅かに鼻をふん  僅かに七週間で強敵を屈伏せしめて  僅かに数年のうちに彼我戦力の差に隔りを見た  僅かに数匹で一斗瓶底近くまで呑みほしては  僅かな土地城池を守つて居つたに過ぎない  僅かなるたくわえにて購いし  僅かな流動物で辛うじて生命を繋ぎとめている  僅かな髪を束ねた  僅かに七銭か八銭しか賃銀を与えず  僅かに優越感の満足を与えられていた  僅かに指を屈するばかりしか  僅かな調度を置いて  僅かに嫉妬心を冷笑に換へさせた  僅かな皇室費を横領しようとしていた  僅かの間居た  僅かな貯金と較べて  僅かに三年乃至四年の相違を生ずるのみで  僅かでも純粋に近い我を保って  僅かに余光を洩  僅かな財産もだんだん減るばかりなので  僅かに残っていた  僅かに残ってる  僅かに半歳の間に完成したとは思われない  僅かな期間にあれだけの工事を仕あげた  僅かに五十六人となつてしまひました  僅かしかありませんでした  僅かに三人の者を選びました  僅かに風をふせぎながら  僅かに東京俳友の消息を聞いて  僅かに仏像が残っている  僅かに覗きうるだけの  僅かに紀州街道に沿うて  僅かな里ぶちを払って預けられた  僅かな望みを繋いだ  僅かばかりの感受性とをもって  僅かに需用を充たしたが  僅かの貴いものも次第に石化して行き  僅かな心づけが  僅かな時間を得ても  僅かの間に彼女の心臓は痛ましい迄に虐待された  僅かな卑劣な手段でその苦悶も隠せなくな  僅かに俤を止めてゐた  僅かばかり文句を変更する  僅かな弟子があるので  僅かな努力にもすぐに喘ぎ  僅かに生気を示していた  僅かな微動にもちらちらと揺いで  僅かな流動食を嚥下しても  僅かに洩れて  僅かな水液しかはいらないで  僅かな流動食も喉に通り  僅かな言葉しか交さなかったのに  僅かな瞬間のようでもあれば  僅かばかりの小魚を釣るにも及ばない  僅かなことにも大笑いする  僅かに信州上田市に五重の塔が遺つてゐる  僅かの部分を毎日飽く  僅かに強める  僅かに零を値するのみ  僅かにそれと認められる  僅かに明治生命と商業会議所と今の一号館と二号館があるばかりであった  僅かに京橋辺の灯が見えた  僅かにこらえて来た  僅かの空でそれと知る  僅かに一二滴を貰ふと云ふ  僅かにこの危機を脱出した  僅かしか残っていなかった  僅かな藥禮を受けて  僅かに舟の頭を対岸に向けた  僅かしか見えない  僅かに機械蕎麦位で我慢をして来た  僅かばかり生えかけていた  僅かに文化サークルが組織されかかっていたばかりであった  僅かの人数が散らば  僅かに奥の方に小窓が在るので  僅かな財産も全く使ってしまった  僅かに遊戯を共にして楽しむという  僅かに二人か三人で片付ける  僅かな距離にあるのに  僅かな間とはいえ  僅かに助かりました  僅かに三四篇また現われた  僅かな年貢の金に詰ってしまった  僅かに脇をあけたが  僅かに覗いている  僅かに板で仕切られているに過ぎない  僅かに医院であることを示している  僅かに青空を残している  僅かにその痕を残しているに過ぎない  僅かに口辺の線が歪められた  僅かに敵に当っていると云っても  僅かな響きを立てて  僅かの暇さへあれば  僅かに二三寸の小さな鮎が溯って来る  僅かに二三寸の小さな鮎が溯つて来る  僅かばかりの小遣銭をくれていうに  僅かに一坪ほどの床めいた  僅かに通れる  僅かなことで結びついただけであった  僅かな響きを立て  僅かな褐色の粉がこぼれてゐるだけで  僅かに光りを採るばかりの  僅かな皮肉に包まれたやみ  僅かに踏まれたばかりで  僅かに夕照の名残をとどめてゐるだけで  僅かな詞をまじへるだけな  僅かにその片鱗が理解出來るにとどまる  僅かな用事以外にどれだけの話が出来ます  僅かばかりの野菜を植え試みようとした  僅かに手紙の往復がある  僅かにおげんの眼に光って見えた  僅かな所持金もなくなり  僅かな人々にしか耐へられない  僅かな名残りを惜しませただけでありました  僅かな憐憫の情を催さない  僅かな慰めを受けて居た  僅かに残つた数人は人目を忍んで  僅かに手療治位にて幸に平癒せんとしつつありしが  僅かに下剤を用いなどして  僅かに湧いて  僅かな報酬を得る  僅かな送金とでくらしていた  僅かばかりのおこづかひを  僅かな建物の差配役というところに納ってしまいました  僅かに滅びずに  僅かに小さく残つてゐるばかりで  僅かしか貰ってはいなかったし  僅かにその茎を育てた  僅かに照らしている  僅かな白雲が微に流れて  僅かに胴と続いてるだけの  僅かな本を相手に暮らしていた  僅かに北の方の一部分を除いた  僅かな金の力で近づける  僅かに顔をあげた  僅かに頂上の圓みに凝  僅かに口にその返事を稱ふる  僅かな傾斜を登つてゆく  僅かに一夜その家へ入つて妻と別離を惜み  僅かに謝恩の心を致した  僅かにあけた  僅かに兩手の出る  僅かに枝先を刈り取る  僅かにその下部に丸く輪をなした  僅かに安定を保っているに過ぎない  僅かな間隙を求めて  僅かに発見し得た  僅かな時間を生命と致して  僅かな然し根強い生命力を性行為に集中します  僅かでも乱れ  僅かに三日間なりしに  僅かに昔ながらの山人の片鱗を見る  僅かに見えてゐる  僅かに三吉を力にして  僅かに夜が明けたかと思う  僅かに兄弟の力を頼りに細々と煙を立てる  僅かに三つか四つの柚を見つけ出す  僅かに生き残っている  僅かに三十二戸に減ってしまったと云います  僅かに大通りに面した  僅かに残光が窓枠の四角な形を切り出していたが  僅かに一日の休養さへも意に任せさせぬ  僅かにその口唇に上った  僅かに保護されて来た  僅かに深い反射の色が残った  僅かに木小屋が一軒残った  僅かに一粒しかないとしたら  僅かに徒刑三年ですから餘程輕くな  僅かに一二囘の喧嘩の事實を以て其者の權利を奪つて終ふ  僅かに殘つてゐた  僅かに二句にして  僅かに肉の焼けこげがついているだけで  僅かしか持たなかったと  僅かな人影があちこちに見分けられる  僅かに三〇キロに過ぎない  僅かな休みを楽しむ  僅かに倫理と芸術と両立せないで  僅かに五十仙か八十仙しか取らないじゃないか  僅かな観測に誤りが無いとすれば  僅かに異状を示した  僅かの呼吸にある  僅かに五十仙か八十仙しか取ら無い  僅かに貧困を脱出する  僅かに一つの浴槽にやつと間に合ふ  僅かに貧困を脱出するた  僅かに動かす  僅かな部分にすぎない  僅かな遺品を整理して  僅かばかりの給料を蓄えてはいなかった  僅かに三年間ほど文壇に居り  僅かな金に貯蓄した  僅かしか助からないけれど  僅かに力無し土手の上の線路の側を人は徘徊し  僅かに聲を立て  僅かに頷いて  僅かに一歩を踏み出した  僅かにその名を歯の外には洩らさなかったけれども  僅かばかりの賃仕事をして居た  僅かな時間を偸んで父母の目を避けながら  僅かに唯口髭だけ残っていたとか云う  僅かに一年ばかりの間にどのくらいここにも罪悪や悲劇の行われているかを知り  僅かに唯口髭だけ残つてゐたとか  僅かに一年ばかりの間にどのくらゐ  僅かに一撫ですると  僅かに生存を維持するだけの  僅かに四町か五町の道を歩いても  僅かに浜からここまで来てさえ  僅かにがんりきを得ただけで  僅かの紙切れに感謝する  僅かしか迫って来なかった  僅かに新劇のことを語る  僅かばかりの文化的な小ギレで装飾している  僅かかもしれないが  僅かしかいない  僅かに死の一歩手前で助かった  僅かなグループの中にもスパイがいる  僅かに刹那の火花からトマトの肌触りを感じる  僅かの間にそれをせしめるという  僅かな隙を見て  僅かに水面から滑めらかな背を露はしてゐる  僅かに九十銭に過ぎない  僅かながら湿りを含んでいる  僅かに仰がれた  僅かに二三両しか持合せがないので困っている  僅かにふくらんだばかりの  僅かに三十五方里を有するに過ぎない  僅かに十日許り東京に参って居た  僅かに一回の公判で終いとなり  僅かに屋根の大棟に煙抜きらしいものがあるだけである  僅かに外援の支持に頼りて  僅かに一日の休安を保つを得ると  僅かな青空を残すのみとなった  僅かな者しか知らなかった  僅かの間を利用して  僅かに水兵の石炭積みの苦痛が一行だけ述べられてある  僅かに二杯ずつより与えられないという  僅かに山の手の一部を残して  僅かにこの三品ではあったが  僅かな品もたちまち引張り凧でからからになり  僅かな余裕も犠牲にしようという  僅かに当時の百分の一くらいが用いられるだけで  僅かな日数ではあったけれど  僅かに生き残った  僅かに売上高の一分七厘にすぎなくなり  僅かの時間の勉強でもこれを長年続けるならば  僅かしか語つていない  僅かな隙間から覗く  僅かに普通の知友關係とバーやカフエの女給などがまじつているだけだ  僅かな生甲斐のように感じられます  僅かしか殘つていない  僅かに二篇十冊だけであって爾余は我が小説史上余り認められない  僅かに連絡を保たしめる  僅かに二日の月が都留の山の端に姿を見せているばかりです  僅かに原稿のネタになるしか  僅かばかりより来てゐなかつたので  僅かな休息の時を採ると  僅かに前面を打開かれた  僅かな手懸りを求めて行く  僅かな量にすぎなかった  僅かに其白布の右端を取っただけで  僅かに持つて生れた  僅かに三百メートルを越えない  僅かに似たる  僅かに最後の十五分間で間に合う  僅かにそれと匹敵できた  僅かにそこに殘つてゐた  僅かな事で二時間汽車の乗後れをしてから  僅かに虚偽の淵から脱ける  僅かに雨露を凌ぐに足るだけの  僅かに二票より得られず  僅かしか要りませぬ  僅かばかりに売却し  僅かばかり書き集めた  僅かに見ゆる  僅かな学費で東京遊学を志す  僅かにその面影だけを残してゐる  僅かに一枚の経帷衣をつけて行くに過ぎざる  僅かに余裕を発見した  僅かに馬から下りて  僅かに十町という観念があってした  僅かばかり燃やされた  僅かに洩すのみで  僅かに三人で大きな邸に住まわねばならぬ  僅かにさう  僅かに二千八百石の旗本に過ぎない  僅かに建武中興の程度に止めてしまい  僅かに残されている  僅かの間でやめてしまいました  僅かに〇・五%に過ぎない  僅かに雨露をしのぐに足るだけの  僅かに半年の間に呑み干してしまった  僅かな売りあげではあせらざるを得ぬ  僅かなことで殺されたりして  僅かな金で暮してきた  僅かな財産はすぐに減っていく  僅かな貯蓄は残り少なになるし  僅かな機会をも遁さなかった  僅かな金で満足していた  僅かな慰安を捜求めてあるく  僅かな猶予をさへ惜むかの  僅かにうなずいた  僅かな間に著しく進んで来た  僅かに昔の麻の着物の心持ちを遺していた  僅かな同部落の者のみを友とし  僅かなつくろいを除いて  僅かに比較的重要だと思う  僅かに上流の家だけに使用せられていた  僅かな板切れに粘土を塗り附けて  僅かな人々が洩れている  僅かにその日を送っている  僅かに古い小遣帳ぐらゐを殘し  僅かに數葉の繪葉書しか殘つてゐない  僅かに三度しか能樂堂に足を踏み入れた  僅かに案内の少年があけて呉れた  僅かに眞の老年に達し得るかと思ふ  僅かに私たちの中に前夜の私たちを蘇らせた  僅かにくっ付いている  僅かに幅一間もあらうかといふ  僅かに五インチに過ぎまいと思われます  僅かの間ではあったけれども  僅かに一条の小径あるのみで  僅かの日子ではございますが  僅かな金のある  僅かに壮年の一歩を踏出された  僅かに棺の中へ首を突込んだ  僅かな安全地帯に立入って  僅かに高田市あたりと思われる  僅かに葉が落ちてから  僅かな道路を隔てた  僅かなる浸潤の痕を見るのみである  僅かな野を越えて  僅かずつの智力を要する  僅かに記憶していた  僅かに認める  僅かの人工重力しか掛っていない  僅かに是れ  僅かに眉毛が幾分うすくなつてゐる  僅かに南に寄った  僅かに綻ばして云った  僅かに雨露を口に受けて  僅かな間休む  僅かばかり西に離れて  僅かに雨露によって渇を凌ぎ  僅かばかりその枝を引き撓めると  僅かにわかっているだけでも  僅かな棚を作る  僅かな穀粒などは当てにしてはいない  僅かな間にめっきり少なくなっている  僅かばかり庭をひろげて  僅かな間だが地堺の欅の樹に来て啼いた  僅かな仲間限りで色々と呼んで見た  僅かな人の機智考案によった  僅かな削除の後に発売を許された  僅かに辻占売一人と乞食三人としか広い東京市の街頭で発見されなかったと  僅かに一パーセントしかなかったというので  僅かに高い程度のものに引き下げられる  僅かに生命を維持し得るだけの  僅かな隙間に挟み込まれた  僅かな銭を持って  僅かに一升を酌みあった  僅かにそれを噛み殺してしまって  僅かに細い通路を残しているばかりであるが  僅かばかりの田圃を小作している  僅かばかりの席をつくってくれたが  僅かに感じられる  僅かにその好学の渇望をいやしていた  僅かしか光がさしこんでこない  僅かにそれと黒く見える  僅かにりんかくが見えるばかしだ  僅かに周囲が見える  僅かの時が経てば  僅かにひと月にみたぬ  僅かに心を動かす  僅かに保存し  僅かな間のようでもあった  僅かに一度いった  僅かに一年足らずの間に私は氏にどれだけ文芸に関する薫陶を受けたか知れない  僅かな望を繋いだ  僅かに動いているだけであった  僅かに動かし得る  僅かに七年しかたっていない  僅かに前脚の掌が私の腕の筒袖に触れただけで  僅かに自分達の餓えを凌ぐ  僅かな人々と相会して  僅かな微動にも緊張した  僅かに自分の周囲の小さな部分を明るくして  僅かばかり並べられてあるばかりで  僅かな体力が再び彼にかへるにつれて  僅かな感じでも引き出す  僅かに上靴と寝間着と夜帽しか着けていない  僅かに十五枚を手に入れるばかりであった  僅かの間の交際ではあるけれども  僅かに残つたビールを飲みながら  僅かに七八丁離れた  僅かに聞き得た  僅かに一間ばかりある小河の橋が落ちて居る  僅かに二三十分も眠ったかと思う  僅かに六十人を収容するに足る  僅かに八哩を隔てて  僅かな間ではあるが  僅かに口を切るや  僅かな日数ですんだ  僅かに九牛の一毛に及びませぬ  僅かの間でしかも不規則な眠りは却て恐ろしい夢を齎すに過ぎない  僅かに三十両ばかり返した  僅かに岩と浪との間を行くので  僅かにその生活を維持してゐる  僅かに十七枚の小冊子に過ぎないが  僅かばかりな塩を父親の家から分けて  僅かな金で困つてゐる  僅かな隙間に耳を押し当てて  僅かばかりこびりついて居るだけだった  僅かな人家がちらちらと見えていた  僅かな補助を受けました  僅かでも余裕があると感じられる  僅かに傷つけた  僅かに山間の不自由な場所に逐い込められている  僅かしかいなかったが  僅かに電車の通れるだけの  僅かの磨滅の重なり合いが  僅かに參圓五拾錢を費して  僅かしか描かれていないかを示す  僅かしか具えていない  僅かに慰めてゐる  僅かにそれと分かる  僅かなその遺産でどうにか修学だけは済ましたものの  僅かな金で月々こんなみじめな思ひをさせられるなんて  僅かな金の融通のために仕方なく手離したので  僅かに驚異の心を寄せるばかりだ  僅かにその隙間からすつかり  僅かに土佐藩の一士人を傷つけたという  僅かに劇場の看板と番付絵にのみその名残を留めぬ  僅かに脳裏を掠めた  僅かに五戸に過ぎなかったという  僅かにその一割に過ぎない  僅かばかりの痩せた  僅かにその残年を送っている  僅かにアントニイがエヂプトで現つを抜かしてゐた  僅かなものが積もり積もって  僅かに彼女独りがしっくり樹葉に覆い隠されてしまう  僅かに鼻下と下顎とに少量の鬚を有するを  僅かな雲だと思った  僅かに残した  僅かに苦しみを紛らせていた  僅かな時間を割いて  僅かでも惑わせない  僅かばかり覗いていた  僅かな余韻も聞き逃すまいとする  僅かに生え遺った  僅かの通行人にまじって  僅かばかり母からもらった  僅かに相手を傷つけたのみで  僅かな感動にも頬から血の気が去りました  僅かなはずみに刃を合わす  僅かな親しみある  僅かな世襲財産を残しただけで死んでいった  僅かな余裕を見出して  僅かに一町歩の天地の間から見た  僅かに一町歩の植民地問題とは訳が違う  僅かに自分の時間でせめては本だけでも読んだりして  僅かに1cmに過ぎざるを見れば  僅かに頭をのぞかした  僅かによく未来を想察する  僅かに手を延ばして  僅かに一条の活路を死路の内に求めて  僅かに新聞で読み  僅かに二三度を数ふるのみ  僅かに洩らす  僅かに水の如く仄めいてゐる  僅かに要領だけ聞きとれたに過ぎぬ  僅かに水の如く仄めいてゐた  僅かながらでも分担しなければならぬ  僅かに黒くなった  僅かに赤色を残して  僅かな酔いが却ってその恐怖を甚しくする  僅かなものを贈っておいた  僅かに二坪ばかりの芝生がある  僅かに関一重越えて来ると  僅かな二行の裡にもその詩人の不幸な宿命をいつか見出していた  僅かに日本の南満租借権が九十九年に延長されたという  僅かな資本では割り込む  僅かな料金でその貸本を借り  僅かな微妙な動かし  僅かな粥と一汁一菜とで足りた  僅かに覚えている  僅かに余命を保ってる  僅かに芽を出したに過ぎない  僅かしか持たない  僅かな紙数のうちにわざわざ言及する  僅かな材料でお話する  僅かに傳へられて居つた  僅かな小遣銭まで取りあげられて  僅かに消し残した  僅かに血が滲んではゐるけれども  僅かな池の水が外界との連絡を絶つとする  僅かにくちばしをきった  僅かな同志の間にでも異様に立ちのぼった  僅かに十六郷を含めた  僅かなお高でかくまでする  僅かに土量の両鰭に於てのみ覗くを許している  僅かに残っている若やぐ  僅かないのちの重味にさえ堪え兼ねている  僅かなしなを見せた  僅かな配慮で足りる  僅かな一部を残して  僅かな埋め  僅かに逡巡の色を見せるという  僅かに骨の一部が隆起し  僅かに数洲に於ける  僅かばかりの火薬と弾丸とを持たせ  僅かにその形骸を止むるに過ぎない  僅かに残りたる  僅かにそこだけがちがっているばかりだからである  僅かに形骸だけはのこっていた  僅かな一瞬間に過ぎないのに  僅かな土地を有つて居る  僅かに漂ふ  僅かながらある  僅かに焦げて居た  僅かしか残つてゐません  僅かな家財道具は勿論彼が自分の生命としてる  僅かしか入って居ない  僅かに頭の一端を遠望する  僅かな雨の爲めに死ぬ  僅かにその最もいい部分が西行から芭蕉へと受け  僅かばかり生きる  僅かばかりの楽しみがある  僅かに二合の合成酒が配給されたのみ  僅かな安堵を覚えながら  僅かに誘い出した  僅かに一本の支流秋川を合わせるのみで  僅かしか発達していませんでした  僅かしか芽生えないで  僅かに逆らう  僅かな身振で  僅かな日数であつたに過ぎまい  僅かながら自分についた  僅かな被害だけで難を免れました  僅かな実費で診てやっても  僅かに覇者の佐たるに過ぎざりしに由る  僅かの間に全く川原を浸して流れて居る  僅かにしがみついている  僅かにしがみついてゐる  僅かの距離しかないうちのゆずり葉の下の壕にかがんでいた  僅かな粗食と果物類を主にとり  僅かな銭取の  僅かに五點の差を出でぬと  僅かな空氣を動かし去つた  僅かな兵士に依って守られていた  僅かしかあり  僅かに賃銀不払いの戦術を持続する  僅かに下のように考えるからである  僅かに我我と一歩を隔てた  僅かな日数で健康体に回復した  僅かに麻衣を重ねていたに過ぎないという  僅かな扶持を幕府から支給されて  僅かの財産しか持たず  僅かしか儲けなかった  僅かに下のやうに考へるからである  僅かな書物を書いた  僅かに六尺に足らぬ  僅かに行列のおもかげを薄の穂にとどめたり  僅かに巖にせかれて落ちて行く  僅かに成つたネ  僅かばかりの時を送らうとして  僅かに見えるばかりである  僅かな家財しか持っていない  僅かにヂュパンの出て来る  僅かに名物という名残りをとどめるにすぎない  僅かに五六寸の違いに過ぎない  僅かの掛金で済むし  僅かしか働かないならば  僅かに八分の一にすぎない  僅かに紙袋を缶詰に改めただけの  僅かばかりの涙が顔の中にながれました  僅かしか書いてありません  僅かな日当くれるだけで  僅かに紅ゐを  僅かに其處だけに渦卷く  僅かにこの幾品かの藥品が守つてゐる  僅かに一合を越えぬ  僅かに表はれてゐる  僅かに上に昇らうとする  僅かに自分のしりへに陸が續く  僅かに手近の三保の松原が波の光の上に薄墨色に浮んで見える  僅かにその傍の明治神宮の境内に幾分の面影を偲ぶ  僅かに枝に見えそめた  僅かな平地を持つた  僅かな平地は一つの小さな流に沿うてや  僅かに西がかつた方角とが開けてゐて  僅かに私たちの腰をおろして休んでゐる  僅かな麥のために費す  僅かな金を得ると  僅かな芝生があり  僅かに一週間たつかたたぬかの  僅かなものに過ぎなからうが  僅かに百両でわが輩の首が継がるとあれば  僅かしか知らず  僅かに糊口を凌ぎつつ  僅かにその承諾は得てしかど  僅かに職を得たりと喜べば  僅かな間しか留らなくなった  僅かな一撃の下に崩壊してしまった  僅かにではあり  僅かな月給に生活する  僅かに故人の一生の輪廓を彷彿せし  僅かに新しい人生の歩みが始まるとも  僅かな積立をすれば  僅かに逃れたり  僅かに鉱毒被害民の事情を知るに過ぎざるなり  僅かに一家数口を糊するに過ぎざるあり  僅かな海外出品者をもつて  僅かな会見ですべてを知る  僅かに過ぎない  僅かに天才的感性がその片影を留めてゐるに過ぎない  僅かだから書いた  僅かばかりの焼けかたでこともなく消えてしまった  僅かな人たちが働かないで  僅かに八年の年月を閲したばかりであるのに  僅かに一部分殘つて居りますけれども  僅かしか与えられない  僅かな休暇だけではとても辛抱ができず  僅かなので大天井岳に登って引返す  僅かでも危険だと思われる  僅かに少量の干  僅かな粗末な家具が新生涯の首途に伴う  僅かに生き  僅かのモヒ剤を煙草に交ぜて吸う  僅かにそのかぶってしまった  僅かの間なのに辺りの金目垣は定かには見えないほど  僅かに暮らしを支えていた  僅かにキラリと顔覗かせてくる  僅かにいよいよ上がっていく  僅かに自分で自分をこう慰め人に顔を見られる  僅かに素描の下描などで私は其を想像するに過ぎなかつた  僅かに素描の下描などで私は其を想像するに過ぎなかった  僅かに立川の農事試験場の佐藤澄子さん其の他両三名の親友があったに過ぎなかった  僅かにその一部分を知ったばかりである  僅かに抑えていった  僅かに八年の和銅五年に奏上した  僅かに八年を隔つるに過ぎざる  僅かに柩車を駆る  僅かに短歌を六號活字にしたる  僅かなりともそういう文学上の力を再び我ものにした  僅かでも大体の通った  僅かな村落を形造っている  僅かに黄色が残っていた  僅かに単調を破る  僅かに山層のかたちを見せ  僅かに身を入れる  僅かに自分を慰めなければならぬほど  僅かだけれども道が近くなるので  僅かに頭の位置をうごかす  僅かに気配だけ揺らめいた  僅かでもいい心持で本をお買いになるだろうと  僅かな席をつくってくれた  僅かな私財は全部研究費に注ぎ込んで  僅かばかりな誠実が叫び出した  僅かな擦り傷を負った  僅かしかない大きさの差を珍らしがったり  僅かに一分か一分五厘あけた  僅かな小さい追想に伴う  僅かに口辺に漂わす  僅かに秋の夜中の寂寥と冷気とから二人を元気づけていた  僅かに生々しい焼肉を食っていた  僅かに慰められる鬱した  僅かにこの地上の人間的苦しみをさえ征服出来ずにいる  僅かに路上で血みどろになって戦っている  僅かでもポッと赤味を漂わせたり  僅かにその何パーセントかを光として利用する  僅かなアンカの暖で辛うじて避けようとする  僅かに七十八銭の日給を得ていた  僅かに七十銭や一円の賃銀しか与えられない  僅かしか出なかった  僅かにそこい  僅かに二輪だけ花の紅く残った  僅かな俸給で生活して行かねばならないので  僅かな動揺を与へる  僅かばかりの平地がある  僅かに倒れ  僅かに隠れる  僅かな隙を見出す  僅かに載っているが  僅かにポンツクを逃れて  僅かにその間に体を容れて  僅かです其うちで屡々来る  僅かなものを必死と食い貪る  僅かばかりの嫉妬の気持さえ感じない  僅かずつ触れる  僅かではあったが  僅かに床柱に花が投げ込まれていた  僅かに察せられる  僅かの現世的経済の基礎を必要としただけで  僅かの時間を行燈のもとでひっそりと芸術にささげる  僅かに一日を支えていた  僅かな燈光で私の顔を見入った  僅かな太陽の光を取囲んで  僅かな測定の誤差があっても  僅かに残照の紅みを反射する  僅かしか持っていない  僅かに百銭に過ぎないので  僅かな工作を施せば  僅かにその一二の例に過ぎないが  僅かな言葉を洩らす  僅かをやうやうの思ひで  僅かな動きがあるらしい  僅かに自分の家へ帰る  僅かに結びつけてゐる  僅かに口頭で歌をとりかはすだけで別れる  僅かな三十一文字で複雑な感情を簡潔に余す  僅かずつながらにしろ  僅かな力で把手を捻じられた  僅かばかりの条件によつて直接に決定される  僅かに色づいて  僅かに見える  僅かに半坪ほど食い込まして  僅かずつ平にして  僅かに茶碗に一杯の水で口を漱いで  僅かな地面しか残さなかったという  僅かな一穂をとったからとて  僅かな違いを示す  僅かに慰めてくれた  僅かに前人の蹤を脱したのに過ぎない  僅かな語でもつて  僅かな財産を相続する  僅かに三四分程開いて  僅かに星明りにてペンを走らすのみ  僅かな言葉で多くのことを云い  僅かながら解りかけて来た  僅かな平地に日当り悪そうな三階建が立ちかかっていた  僅かにのぞいている  僅かにかむっている  僅かな街頭の涼風をはらませる  僅かに月は声をかけてやりましたが  僅かにもれるばかりの  僅かに腹部を波動させるだけである  僅かな白雲が東の方に見えます  僅かに自然発生的にその道に赴き  僅かに今昔物語や吾妻鏡にその霊妙なる放れ業の記事を止めているのみで  僅かだけ首を動かして  僅かばかりの隙間が出来て  僅かにみえるほど  僅かな事情の差があったら  僅かな歩み方に懸ってる  僅かに二階の窓が開いているので  僅かに生彩を保つ  僅かに黒姫山麓のホンの一部に過ぎぬなれど  僅かに苦笑しようと思ふ  僅かに二三人にとどまる  僅かに前篇を讀んだだけで止めてし  僅かに肩を並べ得る  僅かに昔の夢をなつかしんで  僅かに一年半ばかり同じ教室に机を並べたばかりだつたが  僅かに最後の審判を免れてゐる  僅かに清淨なものと思つてゐた  僅かなジヤガイモ畑の開墾で右の掌に血まめが三つばかり出来た  僅かに面影を残しておる  僅かにしてし  僅かの間に人柄を知る  僅かに正気を取りもどすと共に  僅かが残るだけです  僅かでもあるかもしれないとの  僅かに伝統を遺して  僅かに余裕があって  僅かな鮨をたべ  僅かに明るい光の射す  僅かに四十四年に過ぎない  僅かの人々に送られて  僅かな範囲にしか届かない  僅かな畑がある  僅かに自分を慰めて  僅かに頭をもたげた  僅かに鈍い黄色に染めている  僅かずつ金を積んで来ているのに  僅かばかり知っている  僅かに二三分時で互に發車したが  僅かに腰を下し得た  僅かな素振や  僅かにその一部をうか  僅かに五六時間あるのみ  僅かに恰好をつけて  僅かな金の工面にも齷齪してる  僅かに馬士歌の哀れを止むるのみなるも改まる  僅かながらも資本をおろし  僅かな額で兄の慰藉料や姉の身代金などから差引いた  僅かに生理的なごまかしをつけ  僅かな音にも眼を覚ました  僅かな感情冒険だの偏奇の誇張などにエネルギーをついやしている  僅かな例外を除いた  僅かな時間を費すだけで  僅か程下げてから  僅かに比叡と比良の頂に白紗を纏ふたごとく殘つてゐたが  僅かに客體が客體として成立ち得るだけの  僅かな自家の同人の数を算へたりした  僅かに社会の圧迫に対抗し  僅かに総数の三十二分の一にしか当っておらぬ  僅かに二千〇六十四人に過ぎなかった  僅かに南方の或る一部に居る  僅かに二倍八分弱にしか当らない  僅かに十二年前のこの年に於いて  僅かに七人四分弱にしか当っていなかった  僅かに一割八分を増す  僅かに九十二人の用務を弁じ  僅かに二千六十四人しかありません  僅かに柳原の一部に住んでいる  僅かに海岸や島嶼の漁師部落に稀にあるだけでありますが  僅かな職を得んが  僅かになったので  僅かなゆるみをねらつて  僅かな主張を部分的に発表する  僅かに十分間で全手術を行い得る  僅かばかりの石を入れた  僅かに三百にすぎない  僅かな生活費で自分の家を支へて居るかといふ  僅かに睡り  僅かばかりは例外がある  僅かについと竿先をあげて  僅かにこぼれ落ちる  僅かな額の貸金の請求を葉書に朱筆で認めて寄越した  僅かに鬱憤を洩らすので  僅かに一語を発した  僅かに部分的の改造に止めた  僅かの力でもって  僅かに休息を求めてゐる  僅かに七八歩あるいただけだが  僅かに一年を保つに  僅かだったかもしれない  僅かに人畜の生命を保ち得たのに過ぎない  僅かにこらえて  僅かに水面の白いのが見えるばかりである  僅かな睡眠の中にも必ず夢を見る  僅かに一身を入るるに足る  僅かに濁つた  僅かな外気に当るか  僅かに匍匐して入る  僅かに身を屈すれば立って歩むに足る  僅かながら出る  僅かより知られてゐなかつた  僅かに悟り得た  僅かに地を平らして  僅かに婦人の品位を保つに足る  僅かしか通らないのに  僅かの資本で今の所に文房具店を開き  僅かな俸給を書き入れて  僅かな間だけ燃える  僅かな部分をしか占めない  

~ 僅か[名詞]1
羅紗売りより僅かばかり  詩も僅かに  軒下の僅か  七八夜の僅か  木炭も僅かしか  地方には僅かに  一角に僅かながら  光が僅かに  三十両は僅かに  村落が擁する僅か  簷が僅かに  彼が僅かに  脚の僅かに  晩年の僅かを  末で僅か  間は僅かに  樣に僅かに  ことが僅かに  断絶も僅かに  ナチス文学が僅かに  努力は僅かに  感じを僅かに  彼女を僅かに  人で僅かに  中でも僅かに  クリストは僅かに  あそこここ取り集めて僅かに  峽間が見えて僅かばかりの  氷がとけて流れ出る僅かの  二時間といふ僅か  水面から僅かに  道を通って僅か  ヤグラ嶽の頂きが僅かに  他にもつと僅か  位の僅かの  棚に僅かばかり  以って僅かに  天井より僅かに  時に僅かばかり  電燈が僅かに  交つて民家と僅かばかりの  顔が萎びていて僅かに  籠めた僅かばかりの  香気を僅かに  それに僅か  自分で採ってきた僅か  ガソリンは僅かに  峰が僅かに  のいを僅かでも  それも僅か  夕映えの僅か  死前の僅か  里數にしても僅かしか  さを僅かに  種類も僅か  己の有っていた僅かばかりの  金は僅かに  それは僅かに  人が僅かばかりの  十名にも足らない僅か  記憶に僅かに  これは僅か  扶助でもらって僅かに  それが僅かでも  今始めて僅かながら  人は僅か  眼ざしなどが僅か  食料品商売から得る僅かの  収入は僅か  書斎とは僅かに  づれを僅かに  空が僅かに  差が僅かに  葉で僅かに  彼女の僅か  絵葉書などを取り出して僅か  家賃は僅かに  植木が僅かに  のは僅か  注意の僅か  進げますると僅かに  葉を僅かに  リキュール杯が並ぶまでの僅か  旅情は僅かに  底には僅かに  末年には僅かに  彼女の僅かばかりの  童子が僅か  失礼だが僅か  平次は僅かに  収穫の僅か  立籠つた者は僅か  其他の僅か  金は僅か  人物の僅か  妾は僅かに  身に戻っている僅かの  満州事変から僅かに  家は僅かしか  妾の僅か  白髪交りの僅か  一日十五六時間働かして僅かに  ものは僅かに  ことながら僅か  自分の僅か  めいめいが僅かばかりの  換算しても僅かに  良人の僅か  彼方から僅かに  戸数の僅か  俸給と僅か  私たちの僅か  のは僅かに  物資も僅かしか  同行者として僅かに  新聞社で僅かに  頃は僅かに  苦心をして僅かに  縁から僅か  考えと僅かばかりの  疎通せしめて僅かに  幅は僅かに  雇人達への僅か  為めに僅か  十分とは懸らない僅かの  喉から僅かに  日に僅か  面影が僅かに  命まで奪って僅かばかりの  國分寺で僅かに  殆ど無窮大なるに比して僅かに  考のみ僅かに  なかに僅かに  向うに僅かに  のを僅かに  上の僅かの  同居人から僅かに  中に僅かしか  此処から僅かに  今では僅かに  げが僅かばかり  田舎にもって居た僅か  夏ばかりの僅かの  舞台面を僅かに  声がかりで僅かに  二三年してから僅かに  ために僅か  たつは僅かに  膝法師が僅かに  娘達は僅かに  笠とが僅かに  二三指に僅かに  片隅などの僅か  下流から僅かに  私に僅かばかりの  灯があればこそ僅かに  上に僅か  棟近くにある僅かに  ものが僅か  道が僅かに  空は僅かに  高瀬が僅かばかりの  詩作によって僅か  郷里からの僅か  中に僅かに  分家が僅かに  月給といっても僅かしか  焚火で僅かに  甘皮一枚で僅かに  路端の僅か  私は僅か  人類の僅か  云へば僅か  歸り僅かに  建立して僅かに  首までをば僅かに  幹は伸びるに任せておいて僅かに  頭には僅かに  根は僅か  規律が僅かでも  不在は僅かに  表情は僅かに  噴出した僅か  風呂じゅうをさがし廻って僅かに  密貿易や僅かの  私の垂らしてやった僅かばかりの  さは僅かに  予をして僅かに  微笑は僅かに  屋根は僅かに  方に僅かに  藥が僅かに  方は僅かに  中で僅かに  これは僅かに  月給も僅か  サン・ヂャン・ド・リュズまでは僅かに  一年の僅か  彼女たちの僅かの  庭と云っても僅かに  糸が僅かに  ことは僅かに  眼を僅かに  死との僅か  ひまの僅か  芳公が働いて来る僅か  手許にある僅か  北へ僅かに  なかの僅かばかりを  経済的には僅かしか  星の光りも僅かに  一座も僅かに  助は僅かに  ホンの僅かばかり  夜間の僅か  往来は僅かに  僕は僅かに  家賃が僅かに  東京にゐたならば僅かに  こっちへ参りまして僅か  これやの僅かばかりの  数は僅かかも  傀儡は僅かに  歳は僅かに  江戸までは僅かに  侍に渡す僅か  中央に僅かに  中には僅か  頭に割れば僅かに  一様に僅かながら  姿が僅かに  僕が僅かに  大正十年は僅かに  北方に僅か  高石老人は僅か  粥が僅かに  商店にあった僅か  夜の僅か  今日では僅かに  間の僅か  カメラ穴の僅か  今僕の僅か  筆に成るは僅かに  自分たちは僅かに  裂け目について僅か  位の僅か  標高といっては僅かに  臨終には僅かに  流行だけが僅かに  予は僅かに  襦袢ともに僅かに  雪五郎父子の僅かに  邸を僅かばかりに  句の僅かばかり  屋根越しに僅かに  終りの僅か  盛りを過ぎて僅かに  身には僅かに  事については僅か  悲惨を免れて僅かに  上松までは僅かに  鯨は僅かに  火鉢に僅かばかり  一語を僅かに  小栗は僅かに  身の僅かに  それだけが僅かに  水谷からの僅か  座を立った僅か  水谷から送ってくる僅か  飜訳の僅か  相手に僅か  時間にすれば僅かに  それが僅かに  定は僅かに  洗濯と僅か  ようにも僅か  手内職などをして僅かに  百姓は僅かに  一人だけが僅かに  枯葉が僅かに  間に僅かに  ホンの僅かの  距離にすれば僅か  筑波は僅かに  ここへ持って来た僅かの  両手ですくいあげられるほどの僅か  門前の僅か  庭へは僅か  九州には僅か  解釈に僅かずつの  老人が僅かに  君は僅かに  唇を僅かに  時ばかり僅か  巣を載せる僅か  岡つづきの僅か  十月一日には僅かに  初任給より僅かに  炭が落ちかかって作った僅か  それまで貯えてあった僅か  声をあげて泣こうとして僅かに  掻分けて僅かばかりの  私塾に通って僅かに  扉からも僅かしか  闇に僅かに  雪あかりで僅かに  それに沿った僅かばかりの  おばさんは僅かに  閉ぢる僅か  船を追うて来た僅かばかりの  生命を僅かに  ことが僅か  神経が僅かに  刺激によって僅かに  間隔が僅かに  類の僅か  生存している僅か  品物は僅かに  命脈を僅かに  用具は僅かに  巣の僅か  道具が僅かばかり  自分は僅かに  名前の僅かに  私の僅か  今より僅かに  さが僅かに  幽霊塔から僅かに  転覆は僅かに  タイタニックから僅かに  復るには僅か  人は僅かに  現今では僅かに  調味料として僅かばかり  世間には僅か  口から知った僅か  コレ位の僅か  事が僅かばかり  生活の僅か  前額を僅かに  泊まり客は僅かしか  アトの僅かの  如何に僅かしか  能力を僅かしか  明治四年八月より僅かに  今から僅かに  口にして僅かに  青木さん夫婦は僅か  傷口から滴り落ちた僅か  一人が僅かに  当時ホンの僅かに  家屋は僅かに  労働者中既婚者は僅かに  乗客は僅かしか  日傘と僅か  自身は僅かに  感じを起させられないほど僅か  羽根が僅かばかり  私にも僅かばかり  果に僅か  エネルギーの僅か  中心地から僅かに  日数にしては僅か  残つてゐる僅かの  並列して僅かに  有様は僅かに  枝を僅かに  定には僅かに  政治活動を僅かながらでも  私も僅かに  上に僅かに  ところに僅か  縁先には僅かに  隙に僅か  目差との僅か  報酬は僅かに  保吉の僅かに  此の僅かの  貰つて来た僅か  自分の僅かばかりの  非常に僅か  ここで僅かに  長浜から僅かに  かたふんぱつ勉強二十余万の僅か  閉ぎて蒼穹は僅かに  心に僅かに  わたしに残れる僅か  押出して僅か  忍池に面した僅か  灌木との僅か  肩には僅かに  結果は僅かに  ここでとれた僅か  紅色だけが僅か  反則者に僅かばかりの  金箔の僅かに  地所といっても僅か  速記を読んでいくと僅かに  払ふは僅か  感が僅かに  平希也など僅かに  其が僅かながら  裏が僅かに  人も僅かしか  言葉の僅かの  配給にめぐり合い申せば僅か  之は僅か  読者は僅か  ためだけに僅かばかり  影法師に僅か  ジャーナリズムが僅かしか  非常に僅かしか  種類の僅か  それに僅かに  近代詞に僅かに  十数年を僅かながら  町は僅か  ことを書かして貰って僅かばかりの  連中を僅か  あなたには僅か  鶏骨に僅かに  三日目に僅か  枝と僅か  そこの僅かの  差は僅かに  興味を与えるは僅かに  天才とは僅かに  冬でも僅かに  数百年小大名より僅か  輸送にも事欠くばかりに僅か  といつても僅か  興味を与へるは僅かに  水が僅かに  髪結が来るまでの僅かばかりの  峡のかげに僅かに  友人は僅か  玉汗は僅か  罹災以来転々として持運ばれてゐる僅かばかりの  ポオは僅かに  ところで僅かに  一月一人三円五十銭くらいの僅かの  数と申せば僅かに  千分の三十二に対して僅かに  まつた僅かばかりの  開墾しても僅か  谷間あたりに僅かに  時間こそは僅か  生命をば僅かに  量は僅かに  梢ばかりが僅かに  渦卷を作りながら僅かに  着物だけが僅かに  海を受けた僅かの  山を負うて僅か  山畑の僅か  月見草の咲く僅か  哀願して僅かに  病室には僅か  小早川隆景の僅か  大学の僅か  在任したは僅かに  借家の僅か  想像して僅かに  革命から僅かに  困難で僅かに  形而上的共犯者の僅か  衣類を借りて僅かに  彼は僅か  ときの僅か  さは僅か  髪の僅か  休暇も僅か  彼に僅かでも  水量は僅か  島から僅かに  縫針仕事をして僅かに  案外に僅か  心情を僅かに  者は僅かに  これに先立つ僅かに  餞別の僅か  小坂部も僅かに  今回分は僅かでも  空には僅かに  その間に僅かに  ことによって僅かに  数分も費して僅かに  空気が僅かに  身体が僅かに  偽善者の僅かばかりな  温かみこそ僅かに  沈黙して僅かに  酒によって僅かに  自分達は僅かに  平一郎にとっての僅かの  さを僅か  三田土護謨工場へ通って僅かに  通しに働いて僅かに  父の僅か  秋山の僅か  渡つた静寂に僅か  麓に僅かに  書物に僅かに  点は僅かに  先生は僅かに  世間と僅かずつ  感情が燃えぬけた僅かの  部分は僅か  のが僅かに  家事に疲れた僅かの  制慾剤ルブリンで僅かに  切窓から射す僅か  孔が僅かに  ものを僅かしか  ところは僅かに  ものは僅か  それを僅かに  折惡しくて僅かに  自分等が僅か  間に僅かずつながらに  軒に遮られて僅か  左様な僅かばかりの  足がかりは僅かに  葉は僅かに  四十度なりに僅かずつ  各人に割り宛てれば僅か  量が僅か  歌をうたうかというだけの僅か  私を僅かに  定価は僅かに  これくらゐ僅か  家と僅か  それまでの僅か  目が僅かに  事々が僅かながら  ところでも僅か  頬かむりから僅かに  岸に到れば僅かに  灯が僅かに  周囲に僅かばかりの  運命の僅か  わたしの僅かばかりの  印籠は僅かに  添へて僅かに  於て僅かに  掛りが僅かに  灰文字となって僅かに  こいつも僅か  それに較べると僅か  そこに僅かに  其生涯は僅かに  土手と並んで僅か  自分達の僅か  ことに僅かに  前の僅かの  労働をして僅かずつ  海面からは僅かに  停車は僅かに  飜譯によりて僅かに  町今は僅かに  餉台とで僅かに  釘なんか叩いて僅かに  夜になると僅か  水面を僅か程  雲は僅かに  風に僅か  人数が僅かに  全国を通じて僅かに  六尺五寸棹で僅かに  享保十一年より僅かに  十万人に対して僅かに  国民が僅かに  一人で僅かに  数は僅かに  世間に対して僅か  目の僅か  誌上に僅か  後には僅かに  外出先で行うた僅か  図書館は僅かに  悶して僅かに  魚梯から僅かに  死後一週間目に僅か  校長は僅かに  上海から僅かに  陰影に僅かに  三人合わせて僅かに  水に突き出してから僅かに  道糸は僅か  餘命は僅かに  一回に限られた僅かの  雨戸の僅かの  日は暮れて僅かに  窓からは僅かに  小児ならば僅かに  文學も僅かながら  事を僅かに  種類は僅かに  一カペイキ半は僅か  食物が僅かしか  一家を支える僅か  身につけて来た僅かの  今迄の僅か  毎朝の僅か  ホンの僅か  関心の僅か  

~ 僅か[名詞]2
く僅か  どうやら僅か  その僅か  ほんの僅か  其の僅か  ごく僅か  極めて僅か  この僅か  名高い僅か  とても僅か  恐らく僅か  きわめて僅か  これ程僅か  如何に僅か  又僅か  如何程僅か  まだ僅か  もう僅か  どんな僅か  たとえ僅か  始めて僅か  初めて僅か  未だ僅か  小さい僅か  実に僅か  亦僅か  極僅か  かえって僅か  勿論僅か  まことに僅か  至って僅か  今や僅か  ごくごく僅か  こういう僅か  いかにも僅か  こんな僅か  より僅か  なく僅か  最早僅か  りん僅か  甚だ僅か  案外僅か  仮令僅か  唯僅か  どんなに僅か  せいぜい僅か  極極僅か  もし僅か  そんな僅か  どうせ僅か  どれほど僅か  共に僅か  

複合名詞
今日僅か  僅か一メートル四方  至つて僅か  學僅か一ヶ年餘  透鱗はじめ僅か  僅か一寸位  前後僅か三四回  僅か数ヵ月  僅か五  僅か五丁  僅か一  真田勢僅か  僅か百人  幅僅か二間あまり  僅か一万五千人  あと僅か五時間後  僅か十五日位  僅か三十年  後僅か  時僅か五歳  一つ僅か  あと僅か  僅か二  こと僅か  以来僅か三ヶ月  その後僅か  幅僅か  乍ら僅か  言つて笑つて僅か  かも一ヶ年中僅か  つて僅か  僅か一円九十五銭  もの僅か  九万中僅か  往復僅か五  手勢僅か五百騎  こと僅か九日  僅か三十字足らず  戸数僅か  僅か八百キロ  あと僅か九時間  あと僅か五時間  あと僅か二時間  ところ僅か二時間  ところ僅か一時間  歸つて僅か二夜  此時僅か  帰つて僅か二夜  外僅か数尺  僅か二十四歳  僅か三年前  人口僅か十六人  手兵僅か  僅か三百  者僅か  僅か四日  僅か五厘  僅か一万五千足らず  僅か一萬五千足らず  僅か二年前  なほ僅か  時僅か  僅か二十一尺  芭蕉僅か  下拙僅か  僅か四人  僅か十分  残り僅か  僅か三本  あと僅か五会場  ところ僅か  あと僅か五會場  生活僅か  僅か二分  生年僅か二十八歳  これ僅か  僅か二三章  当時僅か  月収僅か  年僅か  當時僅か  こと僅か十五分間  一日僅か三十円  一週間僅か四時間  僅か二三人會つた  全国平均僅か二割七分七厘  同勢僅か二人  僅か一時間  標高僅か  享年僅か二十七  こと僅か一二歩  僅か十七八歳  あと僅か一粁  もの僅か五十通  結婚後僅か  僅か三寸  地上僅か三万呎  僅か二日目昨日  其夜僅か三人  僅か三秒  逢會僅か二分間  懷中僅か  殘金僅か六錢五厘  彼自身僅か  これ位僅か  一女僅か  僅か数秒  正南僅か  東方僅か  僅か十一節  一週僅か二時間  僅か二日後  僅か数銭  この間僅か  僅か三人  帰朝後僅か  二十町歩土地代僅か八百円位  配下僅か  平均僅か  総計僅か八人  日給僅か三フラン  僅か三哩  僅か十五歳  僅か数ヵ月前  僅か何割  一語僅か  僅か二里  頂上僅か  僅か二年位  その間僅か  僅か七  上僅か一尺  とき僅か  会費僅か六十銭  僅か五六五二尺  行程僅か  一時間僅か五町  僅か数日  僅か五ヶ月  われら僅か  僅か五分前  創立後僅か  発行僅か一ヵ月  僅か千五百円  僅か三十分  僅か五十四年  さ僅か  たけ僅か  こと僅か五  日給僅か一円なにがし  表高僅か四萬六千石ぐらゐなもので  生長僅か  一回僅か五ドル  僅か三日後  年歯僅か二十八歳  僅か二ヶ月  一叢二叢僅か  年僅か四十五歳  僅か二三年  僅かきり  僅か四五町  数僅か  百二十年間僅か  収むるものは僅か  こと僅か二十里  総計僅か  年歯僅か  放流鮎僅か  間僅か  人事僅か  水上僅か  



前後の言葉をピックアップ
わすれる  忘れる  忘れろ  わすれ草  ワズ  ワズカ  わずか  僅か  ワズシテタダ  ワズニ


動詞をランダムでピックアップ
わせ飛べる打砕い見回る入り込めよかまけ瀕し誘き秋めか慰める化しおぼしめす掻き分けとびわたるふきでる洩らさ渡せまかり出る売り出し飛びまわら
形容詞をランダムでピックアップ
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