「かなた」の使い方、ほかの品詞の結びつき

かなたに戦ふ　　カナダから当地へ来て　　カナダから来たという　　かなたに見える　　かなたにほとんど影を失いかかっている　　かなたこなたに撒きちらせ　　かなたへあゆみ　　かなたの生活の方がはるかにいいと心から思う　　かなたへ出かけて行った　　かなたを指さし　　かなたに横はつてゐる　　かなたに立っている　　かなたを見る　　かなたへ去らず　　カナダのタール教授が来て　　かなたの往来にあたって聞いた　　かなたの村の方へといってしまいます　　かなたの圃の上を飛んでいる　　かなたから歩いてくる　　かなたに催されている　　カナダにもあるから　　かなたの空へのびてゐる　　かなたから次々に来ては　　かなたよりくる　　かなたを向きたる　　かなたに取り残された　　かなたに包みこませてしまう　　かなたに陰つてゐた　　かなたから聞えて来る　　かなたを通り　　かなたを指差したならば　　かなたの鎮守の森を左手に畦道を伝って　　カナダの大湖水が来る　　かなたを見ると　　かなたこなたにあるが　　かなたに小塚ツ原の女郎屋の裏手が見え　　かなたに小塚ッ原の女郎屋の裏手が見え　　かなたの柵と山際との境を越えて　　かなたに隠れていた　　カナダとの間の島々のなかをぬけ　　かなたの岸辺に屹立する　　かなたには驟雨も來てゐたらしい　　かなたの河口へ突出した　　かなたに鏡が崎も望まれて　　かなたには僅に空の晴れた　　かなたはと見ると　　かなたには白い雲も起つてゐた　　かなたの心は燃えるの　　かなたの心は燃える　　カナダ及び北アメリカに送る　　カナダのバンクーバーにいた　　かなたに堤防が見えた　　かなたに川がある　　かなたの果にある　　かなたの空とその下の赤い貨車の列とをのぞいた　　かなたに動かぬ　　かなたの電車線路の上とをかわるがわる眺めた　　かなたの外国を考えた　　かなたはかすんで　　かなたにある　　かなたに傾いて　　かなたに沈みました　　かなたのふるさとをしのんだ　　かなたこなたとルンペン性を発揮して　　かなたへうつしやる　　かなたに小さく見える　　かなたにはいつて　　かなたに夕立雲はかくれてゐる　　かなたに赤赤しい　　かなたとの関係が正常化されたと考える　　かなたの遠い異国からやって来た　　かなたの雲霧の中をながめていたら　　かなためぐれるベンチにはかつて獅子とも虎とも呼ばれ　　かなたの岩を眺めながら　　かなたに東雲が見えた　　かなたへ遠くツグミの群がとび立った　　かなたからはじまる　　かなたに見えがくれする　　カナダの国境に近いほうへ出かけて行った　　かなたに八月の日光に照らされた　　かなたの空をながめました　　かなたの山の背こなたの　　かなたの丘の後ろにわかい赤楊の林がありましたが　　かなたは日蔭に咲きて　　かなたは解し　　かなたに向けそめたるは　　かなたは常にして　　かなたを私情なりとし　　かなたの實に逢ひて　　カナダの方へ伸びた　　かなたにほの　　かなたに探し求めようとするとは　　かなたの岸のしげみに隠れた　　かなたに思念される　　かなたさえ見とおせ　　かなたに夕日の影は跡形もなく消えうせて　　かなたから靴の音が聞こえて来た　　かなたに遠ざかっていた　　かなたに遠ざかって消えてしまった　　かなたの黒いすぎ林の頭に寒い西北の風が吹いて　　かなたへと消えていってしまった　　かなたにも漏れてや　　かなたも気味悪げにこなたを見たるが　　かなたに靡きこなたに動きして　　かなたの岸の草になげわたる　　かなたに狐火の燃える　　かなたこなたに漂う　　かなたを眺めたりした　　かなたこなたにて宝合せをせらるる　　かなたの空を馳せ　　かなたにそびえる　　かなたに去りました　　かなたに見えければ　　かなたに向かう　　かなたからくる　　かなたの緯度経度をわたる　　かなたの大陸へ渡って行くという　　かなたをさして飛んでいってしまいました　　かなたで花火が開けば　　かなたへ隱れて　　かなたに迷ひ　　かなたへ連れていかれました　　かなたに消えると　　かなたすこやけき　　かなたよりあやしき鐘の声すなり　　かなたよりかつては聞かぬ　　かなたおもてもこなた　　かなたの空に飛ぶ　　かなたの地平線が炎のように燃えて　　カナダの安全さに馴れてしまって　　かなたから自分を迎えにくる　　カナダへ帰ります　　カナダから来た　　カナダの叔父にひきとられる　　カナダのヴァンクゥヴァから短い便りをよこした　　カナダに籍が移って　　カナダへ引きとった　　カナダへ国籍が移されて　　カナダへ着いた　　カナダからの数せきの船は食糧を満さいして来ました　　かなたに往きしかな　　かなたよりさと身隱れて　　かなたに遠山がうすく青くかすんでいた　　かなたに居る　　かなたに点る　　かなたは一面に血潮ながれて　　かなたにけふも見よ　　かなたは忍びかに雨ふりいでぬ　　かなたの林に落ちこなたの　　かなたの林をわたる　　かなた遠く響く　　かなたの萱原に身を横たえ　　かなたでは高く羽ばたきをして　　かなたで汽笛の響がする　　かなたにひらひらと舞いのぼる　　かなたを指さした　　かなたから押し寄せて砕けて　　かなたにも浮世があるといふ　　かなたには群らがっていた　　かなたに焚火をかこむ　　かなたに黒く棚びいて見える　　かなたでうなるだけで　　かなたに見えない　　かなたに去っている　　かなたに眺め入りながら　　かなたこなたに池のやうに溜つた雨水の面は眩しいばかり澄渡り　　カナダにい　　カナダの男との他に五人の若いフランス人が居たが　　かなたの花畑の裏の障子がさらりと明く　　かなたの空でないている　　かなたまでも続いていた　　かなたに現われ　　かなたの小さきベンチの脚に射せる　　かなたの街の薄ら明をさしのぞき　　かなたの吉里の室の障子が明け放してあった　　かなたを見つめました　　かなたにその姿を隠してしまいました　　かなたからはもう桃色の春の雲がこっそり頭を出してのぞいている　　カナダにおいてはその処分に困って　　かなたへ飛んで　　かなたに空一ぱいの不思議な大きな蒼い孔雀が宝石製の尾ばねをひろげ　　かなたで濡れている　　かなたに小名木川の瓦斯タンクらしいものが見え　　かなたの国境の山々をながめていますと　　かなたの山を見ました　　かなたは黄河の流域にある　　かなたを見ますと　　かなたの往来を走って行く　　かなたの往来を見ますと　　かなたに消えてしまった　　かなたの往来を走ってゆく　　かなたは笠の下から見透すが　　かなたの国々の者たちにも知らせてやりたい　　かなたへむきて　　カナダのある　　かなたに広い世界を認める　　かなたより笛してうかび　　かなたにひびく　　かなたには恋慕びと苦悩に抱く　　かなたはあたたかに物売る　　かなたの国にあこがれながらも　　かなたのふるさとを思い出しました　　かなたにもとかくにうしろめだき風情ありて　　かなたで鶏が啼く　　かなたを思いやる　　かなたには自分を待ってる　　かなたには大きな浪が打っている　　かなたが夕焼けして　　かなたに消えてゆきました　　かなたへいってしまった　　かなたにてもお幸さんといひた　　かなたより迎ひの　　かなたはなほも立寄りて　　かなたはこれも早推した　　かなたを赤き電車のせは　　かなたの空を染めて沈みました　　かなたに見えた　　かなたに消してしまいました　　かなたを走っていく　　かなたに消え去りました　　カナダにたいする合衆国の食指のうごきが　　カナダの割譲をもとめるという　　カナダが自ら合衆国に併合される　　カナダの北境を探険するという　　カナダのグロッコも居た　　かなたから生まれはしないかという　　かなたにはいつでも茫漠たるシベリアの野の幻がつきまとっている　　かなたにかくれて　　かなたにありありと完全に消えてしまう　　かなたに存する　　かなたの森の中から学校の屋根が見える　　かなたに海の見える　　かなたには灰色の海が物悲しく見えて　　かなたより来たり　　かなたと思はるる　　かなたに渡りて　　かなたより今の我を呼ぶならずや　　かなたこなたと歩き　　かなたに沈み去った　　カナダとある　　かなたで時々カチャンと物を取り落とした　　かなたで聞こえる　　かなたには大崩れができて　　かなたの湯殿に母も弟の思へる　　かなたの岸も再会の得られる　　かなたに縒りかけて　　カナダで掘　　かなたへ去つてゆく　　かなたに広大な沃野を発見する　　かなた身じろぐ夜の精を見んと　　かなたに展開されていた　　かなたに村の灯火が望まれた　　かなたから飛んでくると思うと　　かなたへ消えてしまって　　かなたに沈む　　かなたより聞こえぬ　　かなたに走りゆけば　　かなたに走り下らんとする　　かなたにかすんでしまって　　かなたにうすれようとする　　カナダへ帰っていくからでした　　かなたの星うけて　　かなたにかへりみぬ　　かなたの森に住む　　かなたにあり　　かなたの馭者は渋い顔をして　　かなたのうす明るい雲切れのした　　かなたに没してゆく　　かなたにあらはれて　　かなたに投げ入れて　　かなたに落つる　　かなたにきて見ればいづ　　かなたに赤児の泣き声きこゆればこなたには　　かなたに向かえり　　かなたこなたと歩み　　かなたより上り来る　　かなたにありて　　かなたに浮かべる　　かなたに立ちて　　かなたより現われ　　かなたなる暗きあたりを相並びて歩めり　　かなたに芸の命ずる　　かなたの空をながめて　　かなたにつづく　　かなたの人を憶っている　　かなたより夏油の川は巌截りてましろき波をながし　　かなたにてきらめく　　かなたこなたを指ざしながら　　かなたにソレントがかすんで　　かなたの障子を開けば　　かなたとばかり晩靄の間に眺めて　　かなたの山にありと　　かなたからごうごうと轟いてくる　　かなたに昇ると　　かなたに落ち　　かなたで奢っていようがいまいが　　かなたを見ている　　かなたこなたへ飛んでいる　　かなたにひとかたまりの雲が湧き出した　　カナダの国境附近の産になる　　かなたに輝く　　かなたの道の上に小さくなりました　　かなたの空を黒く鎖ざしてゐたが　　かなたこなたを見廻したが　　かなたこなたへコンパスを歩かせている　　かなたの坂を上り果てし武男の姿小さく見えたりしが　　かなたに向かいて消えぬ　　かなたを望みいし　　かなたの坂の口に武男の姿見え来たりぬ　　かなたの襖すうと開きて　　かなたに立ちて話しおれる　　かなたを望めば　　かなたより攻撃にかかりぬ　　かなたこなたにほの　　かなたの家の縁さきに剣をとぎつつ　　かなたを思いやりて　　かなたに屋根のみ見ゆる　　かなたに坐して　　かなたには漢水の小波が朝日を受けて躍っている　　かなたに見透かさるるも　　かなたは青がかった　　かなたの山々の間にある　　かなたから忽然として現われた　　かなたこなたを見廻らすほどに　　かなたこなたを見めぐらすほどに　　かなたへと消えていった　　かなたにしかないと考えられた　　かなたには小さな川がある　　かなたの森をさして　　かなたの森のやみの底からひろがってくる　　かなたの雲のあいだに例の白点が消えてしまった　　かなたを注視すれば　　かなたの森をさして飛び去った　　かなたの森に鳴くは　　かなたに駈け去って行った　　かなたへ駈け去ってしまった　　かなたにて藤をまとへる　　かなた行きして　　かなたこなた食ひ捜して歩いてゐる　　かなたの帆も同じくこちらへ帰る　　かなたの空を慕って飛んでゆきました　　かなたこなた食ひ　　かなたに去りぬ　　かなたより亡者や吹き込みし　　かなたに立つ　　かなたこなたと歩みつつ　　かなたに白き君を見る　　かなたに死にうかぶ　　かなたを恋ひぬれて　　かなたに風炉釜の煮えの　　かなたに横たわる　　かなたへ垂れ下がっています　　かなたこなたに咲く　　かなたの灯火に目をつけ　　かなたに罪びとひとりひねもす齒がみなし　　かなたに一つの澄みき　　かなたに一つの澄みきった　　かなたの空に仄かに見える　　かなたこなたと眺めわたされる　　かなたにふたたび白堊の城は現はれ　　かなたこなたに青々と伸びたを視　　かなたに拡がっている　　かなたには悪魔の尿溜がある　　カナダの演奏旅行に出発するという　　かなたの金獅像語るは　　かなたはキネオラマのごとく燈点き　　かなたに光り　　かなたの星即ち聖なる愛がこれらの美しき物をはじめて動かせる　　かなたに下立たぬ　　かなたこなたにありていたくわめき　　かなたこなたより異なる　　かなたの岸にいたれるに　　かなたの溪間に火の中より出でたる如く　　かなたこなたに跳ぬる　　かなたに着かざるに　　かなたに忽ちこなたに　　かなたに侶とゆく　　かなたにこなたに　　かなたなるは我等と同じ方向にゆけども　　かなたこなたに角ある　　かなたをうか　　かなたに遣はし　　かなたに罪人を鐡鉤にかくる　　かなたこなたに呟く　　かなたこなたの頬を噛み　　かなたこなたに動かし　　かなたにゆく　　かなたにめぐらして　　かなたにありしは　　かなたに止まれる　　かなたに傳へらる　　かなたにむかひ　　かなたに今もありしなるべし　　かなたこなたにわが顏をめぐらし　　かなたに山腹のみづか　　かなたをみせしむ　　かなたを望むをうるに　　かなたこなたに身を寄する　　かなたにひとりの天使ありて　　かなたにひ　　かなたこなたに星あらはれぬ　　かなたにひかれ　　かなたは我に默せといひ　　かなたにめぐれるなれば　　かなたに下に落るをおそれぬ　　かなたにもむかはしむ　　かなたこなたの魂みないそぎ　　かなたに近づく　　かなたにうたふ　　かなたにむかひて　　かなたに進めるに　　かなたの岸の花と新しき草をはなれし　　かなたに歸るにおよびて記せ　　かなたより歩み來れる　　かなたの岸に花を摘む　　かなたに虹立ちて居り　　かなたにのがれいでよ　　かなたに求めねばならぬ　　かなたの實在者即ち實在的他者に歸屬せしめられるとともに成立つ　　かなたの一歩の後退となり　　かなたの世にはじめて咲き出るであらう　　かなたの世の音づれを傳へる　　かなたの生との間に存する　　かなたは無言なれば　　かなたこなたへ追ひ廻す　　かなたをかばひ　　かなたに昇れば　　かなたの消息を唖に求めよ　　かなたにてさながら輝く　　かなたに認めざるほど　　かなたにはウリッセの狂しき　　かなたに燃え　　かなたこなたにては光衰ふるごとく　　かなたにて新しき一の光はさきの諸靈と同じく哲理神學に精しき靈の一群より出　　かなたから聞き取った　　カナダの民族について記している　　かなたには青々としていねの葉がしげっている　　カナダからいくらでも出る　　かなたにまで連れてゆく　　かなたになった　　かなたのこととなっては　　かなたはアラヴ泥どどどどどうと押し寄せて　　かなたに消える　　カナダのソヴェト農業視察団がめいめいの車室でウイスキーをなめている　　かなたからさし招いている　　

海のかなたに　　わたしども夫婦はカナダから　　道のかなたに　　霞のかなたに　　街のかなた　　微風とともにかなたへ　　河のかなたの　　河のかなたへ　　水平線のかなたを　　なほ雲煙のかなたに　　窓のかなたに　　町がカナダにも　　海原のかなたから　　父はかなたを　　はるかなかなたに　　雲のかなたに　　はるか雲煙のかなたから　　山脈中のかなた　　田圃のかなたに　　グリーンランドとカナダとの　　水平線のかなたには　　水平線のかなたはと　　峯のかなたには　　扉のかなたには　　軍隊をカナダ　　堤防のかなたに　　野のかなたの　　原っぱのかなたの　　原っぱのかなたに　　鉄橋のかなたは　　海のかなたの　　沖のかなたは　　沖のかなたに　　頃からかなた　　うばひとりてこなたかなたへ　　山のかなたには　　山のかなたに　　畑とのかなたに　　中国のかなたとの　　海面のかなたの　　まなこうちつむりかなた　　軒のかなたに　　密林のかなたへ　　鉄橋のかなたから　　霧のかなたに　　幕のかなたに　　都会のかなたの　　影がかなたの　　永遠のかなたに　　傾斜地のかなた　　筆鋒をかなたに　　六間もかなたの　　百里のかなたに　　霧雨のかなたさえ　　時甲板のかなたから　　早二三間のかなたに　　廊下のかなたに　　声はかなたにも　　鉄柵のかなたの　　づる朝絵日傘をかなたの　　蒼空をかなた　　道路のかなたを　　広場のかなたに　　下をかなたに　　光微かにかなたに　　南極のかなたに　　雲のかなたから　　雲のかなたの　　三百四十メートルのかなたで　　人にたすけられてかなたへ　　扉のかなたに　　云へかなた　　林のかなたより　　海のかなたから　　ひとりでカナダへ　　前にカナダから　　礼奴さんがカナダの　　レエヌをカナダへ　　波のかなたに　　玉置山のかなたより　　レースのかなたに　　汽船會社支店にもカナダの　　国のかなたは　　海のかなたにけ　　宮のかなたは　　光水気を帯びてかなたの　　林のかなた　　畑のかなたの　　林のかなたでは　　空のかなたで　　天空のかなたに　　幾世紀かのかなたに　　大洋のかなたから　　雲のかなたにも　　裏庭のかなたの　　三間のかなたには　　木蔭のかなたに　　まゆ墨色のかなたの　　闇のかなたで　　地平線のかなたに　　庭のかなた　　男とカナダの　　眼の届かぬかなたまでも　　林のかなたに　　匐ひ来りてかなたの　　間よりかなたの　　黍畑のかなたを　　石垣のかなたに　　沖のかなたからは　　輸出国たるカナダにおいては　　一間ばかりかなたへ　　天鼓のかなたに　　枝のかなたで　　遥のかなたに　　混濁のかなたに　　海のかなたは　　海のかなたより　　太郎はかなたの　　路のかなたに　　花崗岩のかなたの　　人智のかなたに　　吐息のつらねかなたより　　浜のかなたは　　空のかなたの　　関のかなたで　　地平線のかなたを　　島のかなたには　　海のかなたが　　海のかなたへ　　杜のかなたを　　夕焼けのしたかなたの　　真一文字にかなたを　　代償としてカナダの　　六人ともカナダの　　中にはカナダの　　スクリーンのかなたには　　影像のかなたに　　心當にかなたと　　小橋をかなたに　　口をかなた　　山のかなたより　　足ばやにかなた　　忘却のかなたに　　電文にはカナダと　　廊下のかなたで　　鎌沢山のかなたには　　娑婆のかなたの　　片糸をこなたかなたに　　忘却のかなたへ　　小道のかなたに　　生活でカナダにおける　　帳のかなた　　平原のかなたに　　地平のかなたの　　雲はるかのかなたから　　空のかなたへ　　伊豆連山のかなたに　　声のみ聞こえてかなた　　砂山のかなたより　　記憶のかなたに　　秋をかなたの　　橋のかなたにか　　前途雲煙のかなたに　　ところに出てかなたを　　山脈のかなたの　　れつ天のかなたに　　むあらそひを闇のかなたに　　野にあゆみかなたに　　谷のかなたに　　大空のかなたに　　中をかなた　　紗絹のかなたより　　遥かなるかなたに　　窓からかなたの　　丘のかなたに　　遠く百里のかなたの　　尾根のかなたより　　手のかなた　　韮山をかなたとばかり　　処もかなたの　　煙霧のかなたから　　硫黄ヶ岳のかなたに　　千里のかなたで　　海のかなたを　　家作がかなたの　　遙かかなたに　　横手のかなたに　　山のかなたの　　渉りてかなたの　　時谷を隔てしかなたの　　双眼鏡をとってかなたを　　一括してかなたより　　軍艦旗はかなた　　父はかなたに　　心をかなたに　　山のかなたは　　とき空のかなたから　　忙はしくかなた　　忙わしくかなた　　無限のかなたに　　青空のかなたへと　　地平線のかなたにしか　　森のかなたには　　だちょうはかなたの　　蒼茫たるかなたの　　森のかなたの　　愛憎のかなたに　　風よかなたの　　ように凝っと動かぬかなたの　　木立のかなたに　　木立のかなたへ　　ガラスのかなたにて　　池のかなたより　　とくにしてかなたに　　卓のかなたに　　墓のかなたより　　身を回らしてかなたに　　時檣のかなたに　　身を起こしてかなた　　青草に座りてかなたに　　まり海のかなたを　　煙のかなたに　　渺茫たるかなたに　　地平線のかなたへ　　遙かかなたの　　塀のかなたに　　土手のかなた　　ゆきぐもる空のかなたに　　雑音のかなたに　　塔とかなたに　　鷓鴣の飛びゆくかなたに　　葉のかなた　　それのかなたに　　洞窟のかなたには　　千三百キロのかなた　　何か恨むべき見ずやかなたの　　鎗尖のかがやきはかなたの　　河岸のかなたは　　刃はかなたに　　日はかなたの　　汝等をかなたの　　民のかなた　　彼等はかなた　　獄を過ぎてかなたの　　能はずしてかなた　　手をもてかなたに　　一一四われ目をもてかなたを　　ソビリアのかなたの　　橋をわたりてかなたに　　部下を分ちてかなたに　　身をかなたに　　鋒をかなた　　一八われ頭をかなたに　　一〇八汝のかなたに　　わたつみのかなたより　　ピレネイ連山のかなたに　　事のかなたに　　息通ふかなたに　　中にてかなた　　六九汝大海のかなたに　　指ざしてかなたを　　心をとめてかなたに　　ところを求めてかなた　　聲をかなたに　　ためにかなたに　　火を恐れかなたに　　三〇我見るにかなた　　火をおそれてかなたに　　小川のかなたに　　對面なるかなたの　　流れのかなたに　　ことをかなたに　　火のかなたに　　川のかなたの　　岬のかなたに　　青空のかなたに　　姿でかなたの　　前進はかなたの　　超越するかなたの　　生とかなたの　　なほもかなたは　　間をかなた　　路を誤りてかなたに　　浪のかなたにて　　光のかなたにて　　ガーデのかなたには　　六千哩のかなたに　　聖徒のかなたにて　　イスパニアのかなたに　　障子のかなたから　　ウラン鉱はカナダから　　それを超えたかなたにまで　　高架線のかなたに　　炎をかなたに　　歴史のかなたの　　原のかなたは　　高原のかなたに　　日本人とカナダの　　

なつかしいかなた　　余儀なくかなた　　そのかなた　　どうかなた　　深いかなた　　遠きかなた　　遠いかなた　　遥かかなた　　はるかかなた　　高きかなた　　突然カナダ　　もしカナダ　　たちまちかなた　　まさにかなた　　早くかなた　　薄暗きかなた　　ふたたびかなた　　もしかなた　　いまだかなた　　既にかなた　　未だかなた　　忽ちかなた　　あたかもかなた　　遠くかなた　　即ちかなた　　見よかなた　　はじめてかなた　　すぐかなた　　

きよらかなた　　右舷二千メートルかなた　　去年カナダ　　かなた至上高點　　カナダライ　　かなた松が枝　　かなたはるか　　遥かかなた　　五間かなた　　かなた田端辺　　カナダ群島　　カナダロッキー　　かなた野　　かなた陸上　　麥生かなた　　カナダライ的　　あまりカナダ　　カナダ経由　　カナダ人　　かなた天路の　　かなた翡翠　　むかなた　　被衣千里かなた　　今度カナダ政府　　かなた檳榔樹　　かなた下手　　かなたカメロット　　かなたシャロット　　はるかかなた　　カナダ割譲　　カナダ海岸　　カナダ大学　　人々皆かなた　　かなた山　　かなた雲　　カナダ号　　カナダ號　　滑かなため　　カナダ栗鼠　　ぐる声かなた　　今かなた　　いまかなた　　数十キロメートルかなた　　嘆きかなた　　砂壌かなた　　カナダ等　　かなた遙　　北カナダ　　かなた烟　　一二九かなた　　みなかなた　　一四七かなた　　一三二かなた　　我等かなた　　一二〇かなた　　遠くかなた　　三九かなた　　星かなた　　九三我等かなた　　汝かなた　　一群かなた　　五四かなた　　合つたカナダ生れ